JPS63221893A - 有機性汚水の処理方法 - Google Patents
有機性汚水の処理方法Info
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- JPS63221893A JPS63221893A JP62052069A JP5206987A JPS63221893A JP S63221893 A JPS63221893 A JP S63221893A JP 62052069 A JP62052069 A JP 62052069A JP 5206987 A JP5206987 A JP 5206987A JP S63221893 A JPS63221893 A JP S63221893A
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- Japan
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- tank
- sludge
- activated sludge
- nitrification
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Activated Sludge Processes (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、し環系汚水、下水、各種廃水等のリン酸イオ
ン(Po4’−)を含む有機性汚水の処理方法に関し、
特に生物学的硝化脱窒素工程と膜分離工程を備えた処理
方法の改良に関するものである。
ン(Po4’−)を含む有機性汚水の処理方法に関し、
特に生物学的硝化脱窒素工程と膜分離工程を備えた処理
方法の改良に関するものである。
従来、有機性汚水の活性汚泥処理法においては、活性汚
泥と処理水を分離するためには沈殿池が採用されていた
。
泥と処理水を分離するためには沈殿池が採用されていた
。
しかし最近では、沈殿池を設けることなく、活性汚泥ス
ラリを直接限外濾過(UF)膜等で固液分離するという
方法が、中水道およびし尿処理の分野で実用化されるに
至った。
ラリを直接限外濾過(UF)膜等で固液分離するという
方法が、中水道およびし尿処理の分野で実用化されるに
至った。
特にし尿のような高濃度のpo、’−とNH,を含有す
る有機性汚水を生物学的硝化脱窒素処理したのち、UF
膜によって活性汚泥を分離し、SSを全く含まない膜透
過水を活性炭吸着処理後水和酸化ジルコニウム等の粒状
物によって残留するpo、3−を吸着除去するというプ
ロセスが実用化された。
る有機性汚水を生物学的硝化脱窒素処理したのち、UF
膜によって活性汚泥を分離し、SSを全く含まない膜透
過水を活性炭吸着処理後水和酸化ジルコニウム等の粒状
物によって残留するpo、3−を吸着除去するというプ
ロセスが実用化された。
また、UFll*透通水に高濃度に残留するPO4″−
をAl塩又はFe塩によって凝集除去するという方法も
提案されていた。
をAl塩又はFe塩によって凝集除去するという方法も
提案されていた。
しかしながら、前記従来のいずれのプロセスも次のよう
な重大な問題点が未解決であり、より優れたプロセスの
開発が望まれている。
な重大な問題点が未解決であり、より優れたプロセスの
開発が望まれている。
■ po4”−がUF膜によっては全く捕捉されないた
め、し尿処理の場合にはUF膜透過水のP04ト濃度が
500〜700■/lと著しく高濃度であり、水和酸化
ジルコニウムなどのpo、’−吸着剤が短時間に飽和し
てしまう。
め、し尿処理の場合にはUF膜透過水のP04ト濃度が
500〜700■/lと著しく高濃度であり、水和酸化
ジルコニウムなどのpo、’−吸着剤が短時間に飽和し
てしまう。
この結果、P04ト吸着剤の頻繁な再生を必要とし、維
持管理が面倒で運転コストが高額になっていた。
持管理が面倒で運転コストが高額になっていた。
■ 吸着されたPO,”−を脱離させてpo4’−吸着
剤を再生するため、NaOH溶液をP04ト吸着剤に接
触させるが、この結果高濃度のNa、、PO4を含んだ
再生廃液が多量に発生してしまう。
剤を再生するため、NaOH溶液をP04ト吸着剤に接
触させるが、この結果高濃度のNa、、PO4を含んだ
再生廃液が多量に発生してしまう。
従来法ではこの再生廃液の処分法として、Na5POn
を晶析し、遠心分離機によってNa5PO,結晶を分離
するという操作を採用しているが、運転が煩雑であり、
装置コストも高額となっていた。
を晶析し、遠心分離機によってNa5PO,結晶を分離
するという操作を採用しているが、運転が煩雑であり、
装置コストも高額となっていた。
■ po、”−吸着除去法を採用せずに、A1塩又はF
e塩によりP04′−を凝集除去する方法を適用した場
合には、AI(Off) xlAIPOt、 Fe(O
H) 3+ FePO,などの難脱水性の金属水酸化物
系の汚泥が多量に発生するという大きな欠点があった。
e塩によりP04′−を凝集除去する方法を適用した場
合には、AI(Off) xlAIPOt、 Fe(O
H) 3+ FePO,などの難脱水性の金属水酸化物
系の汚泥が多量に発生するという大きな欠点があった。
本発明は、このような従来プロセスの問題点を根本的に
解決することを課題としており、具体的には、 (al Po、3−吸着除去工程を不要にするか、も
しくはPO43−吸着除去工程の再生頻度を非常に少な
くする。
解決することを課題としており、具体的には、 (al Po、3−吸着除去工程を不要にするか、も
しくはPO43−吸着除去工程の再生頻度を非常に少な
くする。
(bl 金属水酸化物系のいわゆる凝集沈殿汚泥の発
生を皆無にするか、もしくは従来より大幅に減少させる
。
生を皆無にするか、もしくは従来より大幅に減少させる
。
ことを解決課題とするものである。
本発明は、有機性汚水にマグネシウムイオンを添加した
のち、前段に脱窒素部を備えた生物学的硝化脱窒素工程
にて処理し、該生物学的硝化脱窒素工程から流出する活
性汚泥スラリを膜分離するとともに、前記生物学的硝化
脱窒素工程の前段の脱窒素部から余剰活性汚泥を引き抜
き汚泥処理することを特徴とする有機性汚水の処理方法
である。
のち、前段に脱窒素部を備えた生物学的硝化脱窒素工程
にて処理し、該生物学的硝化脱窒素工程から流出する活
性汚泥スラリを膜分離するとともに、前記生物学的硝化
脱窒素工程の前段の脱窒素部から余剰活性汚泥を引き抜
き汚泥処理することを特徴とする有機性汚水の処理方法
である。
以下に本発明の作用を、一実施態様を示す図面を参照し
ながら、po、3−を含む有機性汚水の典型例であるし
尿を例にとりあげて説明する。
ながら、po、3−を含む有機性汚水の典型例であるし
尿を例にとりあげて説明する。
図示しないスクリーン等で除渣されたし尿1にマグネシ
ウムイオン(Mg”″)2、例えばMgトを解離する化
合物(Mg(OH)z、 MgO,MgC1g、 Mg
SO4など〕を、し尿1中のpo、’−4度に対して、
好ましくはモル比で1.0以上添加し、混和槽3でよく
混和したのち、例えば第1脱窒素槽4、硝化槽5、第2
脱窒素槽6などからなる硝化液循環型の生物学的硝化脱
窒素工程の第1脱窒素槽4に流入させる。
ウムイオン(Mg”″)2、例えばMgトを解離する化
合物(Mg(OH)z、 MgO,MgC1g、 Mg
SO4など〕を、し尿1中のpo、’−4度に対して、
好ましくはモル比で1.0以上添加し、混和槽3でよく
混和したのち、例えば第1脱窒素槽4、硝化槽5、第2
脱窒素槽6などからなる硝化液循環型の生物学的硝化脱
窒素工程の第1脱窒素槽4に流入させる。
この時、し尿1中に高濃度(およそ800〜1200■
/ 1 as PO4”)に含まれるPO4トは次の沈
殿生成反応を起こして固相に転換される。
/ 1 as PO4”)に含まれるPO4トは次の沈
殿生成反応を起こして固相に転換される。
NHa” + Mg” + PO4,” →N11.
MgPO,↓この反応は、M g ! −2の添加を受
けたし尿が、混和槽3において混和される過程で速やか
に進行し、さらに第1脱窒素槽4において滞留する間に
上記の沈殿生成反応が充分進行し、NHaMgPOa沈
殿結晶の熟成も進む、この場合、第1脱窒素槽4内には
高濃度のNH,”が存在するので、上記のNIIJgP
Onの沈殿生成反応が充分右辺に進行するのである。
MgPO,↓この反応は、M g ! −2の添加を受
けたし尿が、混和槽3において混和される過程で速やか
に進行し、さらに第1脱窒素槽4において滞留する間に
上記の沈殿生成反応が充分進行し、NHaMgPOa沈
殿結晶の熟成も進む、この場合、第1脱窒素槽4内には
高濃度のNH,”が存在するので、上記のNIIJgP
Onの沈殿生成反応が充分右辺に進行するのである。
しかして、第1脱窒素槽4内のNH4MgPOa結晶を
含んだ活性汚泥スラリの一部(生物学的硝化脱窒素工程
で発生する余剰活性汚泥にほぼ相当する量が好ましい)
を、余剰汚泥7として系外に引き抜いて処理するが、例
えば汚泥脱水工程8に供給して、脱水し、脱水ケーキ9
と脱水分離液10とを得、脱水分離液10は生物学的硝
化脱窒素工程の硝化槽5などに供給して処理する。また
、第1脱窒素槽4の他の大部分の活性汚泥スラリは隣接
する硝化槽5に流入し、し尿1中のNH+−N、 B
OD 。
含んだ活性汚泥スラリの一部(生物学的硝化脱窒素工程
で発生する余剰活性汚泥にほぼ相当する量が好ましい)
を、余剰汚泥7として系外に引き抜いて処理するが、例
えば汚泥脱水工程8に供給して、脱水し、脱水ケーキ9
と脱水分離液10とを得、脱水分離液10は生物学的硝
化脱窒素工程の硝化槽5などに供給して処理する。また
、第1脱窒素槽4の他の大部分の活性汚泥スラリは隣接
する硝化槽5に流入し、し尿1中のNH+−N、 B
OD 。
CODが生物学的に酸化される。
硝化槽5においては、N 11 、− NはN0X−N
に酸化される結果、源側のN11i−N濃度は数〜10
■/l程度と非常に減少するが、本発明者は実験の過程
で次のような興味深い現象を見いだし、本発明の思想に
到達した。
に酸化される結果、源側のN11i−N濃度は数〜10
■/l程度と非常に減少するが、本発明者は実験の過程
で次のような興味深い現象を見いだし、本発明の思想に
到達した。
すなわち、本発明者は、当初、NH,MgPO,微結晶
が硝化槽5において、長時間NH2−Nがほとんど存在
しない環境条件下で滞留すると、NH,MgPO,ff
i結晶が、 NHaMgPO4↓ NHa” +Mg”+ PO4
,’−の化学平衡式に従って右辺に進行して再溶解して
しまい、その結果、いったん固相に転換されたP04″
−が再溶出してしまうのではないかと懸念していたので
あるが、実験の結果、予想をくつがえして、NH4Mg
POa結晶はわずかしか溶解しないことが見いだされた
。
が硝化槽5において、長時間NH2−Nがほとんど存在
しない環境条件下で滞留すると、NH,MgPO,ff
i結晶が、 NHaMgPO4↓ NHa” +Mg”+ PO4
,’−の化学平衡式に従って右辺に進行して再溶解して
しまい、その結果、いったん固相に転換されたP04″
−が再溶出してしまうのではないかと懸念していたので
あるが、実験の結果、予想をくつがえして、NH4Mg
POa結晶はわずかしか溶解しないことが見いだされた
。
この原因は充分明らかではないが、NII4MgPO,
↓がゲル状の沈殿〔たとえばA I (OR) sが典
型例〕ではなく、表面積が小さい結晶状であること、お
よび硝化槽5から硝化液11が第1脱窒素槽4に多量に
循環されるので、NHJgPOn↓が再びNH3−N濃
度が高濃度の環境に接するためではないかと考えられる
。
↓がゲル状の沈殿〔たとえばA I (OR) sが典
型例〕ではなく、表面積が小さい結晶状であること、お
よび硝化槽5から硝化液11が第1脱窒素槽4に多量に
循環されるので、NHJgPOn↓が再びNH3−N濃
度が高濃度の環境に接するためではないかと考えられる
。
なお、前述したように、余剰汚泥7を、硝化槽5からで
はなく、前段の第1脱窒素槽4から系外に引き抜いて処
理するようにした構成は、本発明の重要ポイントの一つ
である。なぜならば、第1脱窒素槽4においてはNHa
−MgPO4↓は再溶解しないので、他の場所から引き
抜かれた余剰汚泥よりもNIItMgPO4含有率が高
くなっているからである。
はなく、前段の第1脱窒素槽4から系外に引き抜いて処
理するようにした構成は、本発明の重要ポイントの一つ
である。なぜならば、第1脱窒素槽4においてはNHa
−MgPO4↓は再溶解しないので、他の場所から引き
抜かれた余剰汚泥よりもNIItMgPO4含有率が高
くなっているからである。
次ぎに、硝化槽5内の活性汚泥スラリは第2脱窒素槽6
に流入し、残留NOX −NがNtガスに還元されて除
去されたのち、流出する活性汚泥ステ1月2をUF膜、
精密ヂ過(MF)膜などを装着した膜分離工程13に供
給して固液分離し、SSゼロの極めて清澄な膜透過水1
4と濃縮スラリ15に分離し、濃縮スラリ15は第1脱
窒素槽4にリサイクルされる。
に流入し、残留NOX −NがNtガスに還元されて除
去されたのち、流出する活性汚泥ステ1月2をUF膜、
精密ヂ過(MF)膜などを装着した膜分離工程13に供
給して固液分離し、SSゼロの極めて清澄な膜透過水1
4と濃縮スラリ15に分離し、濃縮スラリ15は第1脱
窒素槽4にリサイクルされる。
膜透過水14は清澄であり、し尿1中のBOD。
COD、 T N、 PO43−が高度に除去されて
おり、処理水として放流あるいは有効利用することがで
きるが、少量のPO4”−が残留してくる(10qr/
β程度)ことがある。したがって、必要に応じて膜透過
水14を、Zr01 ・nHto、 Ti0z ・nH
1o+ Fe0OH。
おり、処理水として放流あるいは有効利用することがで
きるが、少量のPO4”−が残留してくる(10qr/
β程度)ことがある。したがって、必要に応じて膜透過
水14を、Zr01 ・nHto、 Ti0z ・nH
1o+ Fe0OH。
AhO*などの公知の各種PO4’−吸着剤と接触させ
、残留PO43−を除去しても良い。また、膜分離工程
13に流入する活性汚泥ステ1月2又は膜透過水14に
、AI系又はFe系の凝集剤を添加して残留PO−−を
凝集除去するようにしても良い。
、残留PO43−を除去しても良い。また、膜分離工程
13に流入する活性汚泥ステ1月2又は膜透過水14に
、AI系又はFe系の凝集剤を添加して残留PO−−を
凝集除去するようにしても良い。
このように、残留P04″″を吸着除去又は凝集除去す
る場合でも、本発明では、有機性汚水中のPO43−の
大部分をNllN11J* (一部はMg+ (PO
4) zの形でも除去される〕および活性汚泥細胞内に
とりこんで除去することができるので、PO43−吸着
剤又は凝集剤の所要量を従来法よりも激減させることが
可能であり、またpo、、”−吸着剤の再生頻度も極め
て少なく、再生廃液の発生量も大幅に少なくなりその処
分も容易である。
る場合でも、本発明では、有機性汚水中のPO43−の
大部分をNllN11J* (一部はMg+ (PO
4) zの形でも除去される〕および活性汚泥細胞内に
とりこんで除去することができるので、PO43−吸着
剤又は凝集剤の所要量を従来法よりも激減させることが
可能であり、またpo、、”−吸着剤の再生頻度も極め
て少なく、再生廃液の発生量も大幅に少なくなりその処
分も容易である。
図示例の本発明のフローに従って、本発明の効果を実証
するための試験を行った。
するための試験を行った。
神奈川具Z市し尿処理場に搬入されるし尿を、目開き1
龍の微細目ロータリースクリーンで除渣し、表−1の水
質を示す除渣し尿を得た。
龍の微細目ロータリースクリーンで除渣し、表−1の水
質を示す除渣し尿を得た。
表−1除渣し尿水質
この除渣し尿にMg (OH) tを1000■/1添
加し、5分間攪拌混和したのち、硝化液循環型の生物学
的硝化脱窒前工程(活性汚泥M L S S 1500
0■/l、滞留日数8日間)に供給して生物処理を行っ
た。硝化液循環量は、処理した除渣し尿流量の25倍に
設定した。
加し、5分間攪拌混和したのち、硝化液循環型の生物学
的硝化脱窒前工程(活性汚泥M L S S 1500
0■/l、滞留日数8日間)に供給して生物処理を行っ
た。硝化液循環量は、処理した除渣し尿流量の25倍に
設定した。
この生物学的硝化脱窒前工程から1日およそ5〜6 k
g Dry 5olidの余剰活性汚泥が発生したが、
第1脱窒素槽から余剰活性汚泥相当量の活性汚泥スラリ
を引き抜き、DAM系(ポリ・ジアルキルアミノ・エチ
ルメタクリレート系)のカチオンポリマーを2.0%t
o S5添加したのち、遠心脱水機に供給し、水分82
〜83%の脱水ケーキを得、脱水分離液は硝化槽にリサ
イクルさせた。
g Dry 5olidの余剰活性汚泥が発生したが、
第1脱窒素槽から余剰活性汚泥相当量の活性汚泥スラリ
を引き抜き、DAM系(ポリ・ジアルキルアミノ・エチ
ルメタクリレート系)のカチオンポリマーを2.0%t
o S5添加したのち、遠心脱水機に供給し、水分82
〜83%の脱水ケーキを得、脱水分離液は硝化槽にリサ
イクルさせた。
次に、第2脱窒素槽から流出する活性汚泥スラリを、分
画分子量4万のポリオレフィン製チューブラ型UF膜モ
ジュールにポンプ圧入し、クロスフローフィルトレーシ
ゴンを行った結果、膜透過水11.2//i・日が得ら
れ、膜透過水の水質は表−2に示すように良好であり、
放流可能であった。
画分子量4万のポリオレフィン製チューブラ型UF膜モ
ジュールにポンプ圧入し、クロスフローフィルトレーシ
ゴンを行った結果、膜透過水11.2//i・日が得ら
れ、膜透過水の水質は表−2に示すように良好であり、
放流可能であった。
特に、PO−−が表−2のように良好に除去されている
ことは、し尿中のPot’−が、Nl(JgPOnの沈
殿生成および活性汚泥細胞内へのとりこみによって除去
されていることを示唆するものであった。
ことは、し尿中のPot’−が、Nl(JgPOnの沈
殿生成および活性汚泥細胞内へのとりこみによって除去
されていることを示唆するものであった。
表−2膜33過水の水質
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、次のような重要な
効果を得ることが可能である。
効果を得ることが可能である。
■ UF膜によって活性汚泥スラリを固液分離する従来
法の最大の問題点であるr po、、’−の除去」をど
うするかという点を非常に効果的に解決できる。
法の最大の問題点であるr po、、’−の除去」をど
うするかという点を非常に効果的に解決できる。
■ 難濃縮脱水性の凝集スラッジがほとんど発生せず、
したがうて汚泥の処理が容易である。
したがうて汚泥の処理が容易である。
■ 膜透過水に対してpo、”吸着工程を設ける必要が
なく、もし所望に応じて設置する場合でも、該吸着工程
へのPO−一流入負荷が従来法の数十分の−になるので
、吸着剤の再生頻度が極めて少なくてすみ、また吸着剤
の再生廃液の発生量も大幅に少なくなり、再生廃液の処
分も容易になる。
なく、もし所望に応じて設置する場合でも、該吸着工程
へのPO−一流入負荷が従来法の数十分の−になるので
、吸着剤の再生頻度が極めて少なくてすみ、また吸着剤
の再生廃液の発生量も大幅に少なくなり、再生廃液の処
分も容易になる。
図面は本発明の一実施態様を示すフローシートである。
1・・・し尿、2・・・マグネシウムイオン、3・・・
混和槽、4・・・第1脱窒素槽、5・・・硝化槽、6・
・・第2脱窒素槽、7・・・余剰汚泥、8・・・汚泥脱
水工程、9・・・脱水ケーキ、10・・・脱水分離液、
11・・・硝化液、12・・・活性汚泥スラリ、13・
・・膜分離工程、14・・・膜透過水、15・・・濃縮
スラリ。 特許出願人 荏原インフィルコ株式会社特許出願
人 株式会社 荏原総合研究所代理人弁理士
薬 師 稔代理人弁理士 依 1
) 孝 次 部代理人弁理士 高 木 正
行図面の浄書 手 続 主甫 正 書(方式) 昭和62年6月18日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第52069号2
、発明の名称 有機性汚水の処理方法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 名 称 (040)荏原インフィルコ株式会社4、代
理人 7、補正の内容 (1)明細書第13頁第6行の「図面」を、「第1図」
と補正する。
混和槽、4・・・第1脱窒素槽、5・・・硝化槽、6・
・・第2脱窒素槽、7・・・余剰汚泥、8・・・汚泥脱
水工程、9・・・脱水ケーキ、10・・・脱水分離液、
11・・・硝化液、12・・・活性汚泥スラリ、13・
・・膜分離工程、14・・・膜透過水、15・・・濃縮
スラリ。 特許出願人 荏原インフィルコ株式会社特許出願
人 株式会社 荏原総合研究所代理人弁理士
薬 師 稔代理人弁理士 依 1
) 孝 次 部代理人弁理士 高 木 正
行図面の浄書 手 続 主甫 正 書(方式) 昭和62年6月18日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第52069号2
、発明の名称 有機性汚水の処理方法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 名 称 (040)荏原インフィルコ株式会社4、代
理人 7、補正の内容 (1)明細書第13頁第6行の「図面」を、「第1図」
と補正する。
Claims (2)
- (1)有機性汚水にマグネシウムイオンを添加したのち
、前段に脱窒素部を備えた生物学的硝化脱窒素工程にて
処理し、該生物学的硝化脱窒素工程から流出する活性汚
泥スラリを膜分離するとともに、前記生物学的硝化脱窒
素工程の前段の脱窒素部から余剰活性汚泥を引き抜き汚
泥処理することを特徴とする有機性汚水の処理方法。 - (2)前記汚泥処理が汚泥脱水工程であって、得られた
脱水分離液を前記生物学的硝化脱窒素工程へ供給するも
のである特許請求の範囲第1項記載の有機性汚水の処理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62052069A JPS63221893A (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 有機性汚水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62052069A JPS63221893A (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 有機性汚水の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63221893A true JPS63221893A (ja) | 1988-09-14 |
JPH0511520B2 JPH0511520B2 (ja) | 1993-02-15 |
Family
ID=12904526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62052069A Granted JPS63221893A (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 有機性汚水の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63221893A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0852498A (ja) * | 1994-08-11 | 1996-02-27 | Ube Chem Ind Co Ltd | アオコの除去及びその異常発生を抑制する方法 |
US6406629B1 (en) | 1999-07-20 | 2002-06-18 | Zenon Environmental Inc. | Biological process for removing phosphorous involving a membrane filter |
US6485645B1 (en) | 1999-07-20 | 2002-11-26 | Zenon Environmental Inc | Biological process for removing phosphorus involving a membrane filter |
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JPS5949896A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-22 | Ebara Infilco Co Ltd | 有機性廃水の処理方法 |
JPS61181594A (ja) * | 1985-02-08 | 1986-08-14 | Kurita Water Ind Ltd | 窒素含有廃水の処理装置 |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP62052069A patent/JPS63221893A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0511520B2 (ja) | 1993-02-15 |
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