JPS63205520A - 質量流量計 - Google Patents
質量流量計Info
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- JPS63205520A JPS63205520A JP3697687A JP3697687A JPS63205520A JP S63205520 A JPS63205520 A JP S63205520A JP 3697687 A JP3697687 A JP 3697687A JP 3697687 A JP3697687 A JP 3697687A JP S63205520 A JPS63205520 A JP S63205520A
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- JP
- Japan
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- sensor
- tubes
- outlet
- pair
- flow rate
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は質量流量計に係り、特に被測流体の質量流量を
直接計測する構成とされた質量流量計に関する。
直接計測する構成とされた質量流量計に関する。
従来の技術
被測流体の流量は流体の種類、物性(密度、粘度など)
、プロセス条件(温度、圧力)によって影響を受けない
質量で表わされることが望ましい。
、プロセス条件(温度、圧力)によって影響を受けない
質量で表わされることが望ましい。
従来、被測流体の質量流量を計測する質量流量計として
は、例えば被測流体の体積流山を計測しこの計測値を質
量に換算するいわゆる間接型質鮎流但計と、間接型質缶
流量計よりも誤差が小さく被測流体の質量流量を直接計
測するいわゆる直接型質量流」計とがある。この種の質
量流量計では特に流量をより高密度に計測できる直接型
負債流量計として各々異なった原理に基づいた種々の流
量計が提案されつつある。また、その中2の一つとして
振動するセンサチューブ内に流体を流したとぎに生ずる
コリオリの力を利用して質量流量を直接計測する流量計
が開発されつつある。
は、例えば被測流体の体積流山を計測しこの計測値を質
量に換算するいわゆる間接型質鮎流但計と、間接型質缶
流量計よりも誤差が小さく被測流体の質量流量を直接計
測するいわゆる直接型質量流」計とがある。この種の質
量流量計では特に流量をより高密度に計測できる直接型
負債流量計として各々異なった原理に基づいた種々の流
量計が提案されつつある。また、その中2の一つとして
振動するセンサチューブ内に流体を流したとぎに生ずる
コリオリの力を利用して質量流量を直接計測する流量計
が開発されつつある。
発明が解決しようとする問題点
上記コリオリの力を利用して流量を計測する直接型・の
質量流量計においては、センサチューブをより小さな加
振力で振動させることが望ましく、また振動に伴ってセ
ンサチューブに作用する応力がより小さくなり機械的な
寿命の長いことが要望6 六 −弓□l + −
1 ゛さ、゛れている。。また、この質量流ω計においては
外119部振動の影響を受けることなく流量計測でき、
しかも振動するセンサチューブでの先端部分の振幅が過
大となってセンサチューブに無理な力が生じないことが
要望されている。
質量流量計においては、センサチューブをより小さな加
振力で振動させることが望ましく、また振動に伴ってセ
ンサチューブに作用する応力がより小さくなり機械的な
寿命の長いことが要望6 六 −弓□l + −
1 ゛さ、゛れている。。また、この質量流ω計においては
外119部振動の影響を受けることなく流量計測でき、
しかも振動するセンサチューブでの先端部分の振幅が過
大となってセンサチューブに無理な力が生じないことが
要望されている。
そこで、本発明は上記要望に応じた質量流量計を提供す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用
本発明は互いに一端が被1111流体の流入する流入口
と直交する方向に分岐し、他端が流出口と直交する方向
で接続されるU字状の流路を形成する湾曲部を有し、前
記夫々の湾曲部を対称となる向きで逆方向に延在させて
なる一対のセンサチューブと、前記一対のセンサチュー
ブの湾曲部中央を加振し前記一対のセンサチューブをそ
の固有周波数で振動させる加振器と、前記一対のセンサ
チューブの振動に伴う前記湾曲部の流入側、流出側の変
位を検出するピックアップとからなり、より小さな加振
力でセンサチューブを振動させるとともにfft +1
11寿命が長く外部振動の影響を受けることなく被測流
体の質量流量を直接4測できるようにしたものである。
と直交する方向に分岐し、他端が流出口と直交する方向
で接続されるU字状の流路を形成する湾曲部を有し、前
記夫々の湾曲部を対称となる向きで逆方向に延在させて
なる一対のセンサチューブと、前記一対のセンサチュー
ブの湾曲部中央を加振し前記一対のセンサチューブをそ
の固有周波数で振動させる加振器と、前記一対のセンサ
チューブの振動に伴う前記湾曲部の流入側、流出側の変
位を検出するピックアップとからなり、より小さな加振
力でセンサチューブを振動させるとともにfft +1
11寿命が長く外部振動の影響を受けることなく被測流
体の質量流量を直接4測できるようにしたものである。
実施例
第1.2図に本発明になる質量流量計の一実施例を示す
。両図中、平板形状のベース1上には直接型質m流量計
のセンサユニット2が設けられている。
。両図中、平板形状のベース1上には直接型質m流量計
のセンサユニット2が設けられている。
また、センサユニット2の矩形状の流路3はベース1よ
り垂立する支柱4.5により支持されており、ベース1
より所定距離離間している。流路3は、ベース1の平面
と平行に延在するU字形状のセンサチューブ6と、セン
サブニープロと180度の方向に延在するセンサチュー
ブ7とよりなる。
り垂立する支柱4.5により支持されており、ベース1
より所定距離離間している。流路3は、ベース1の平面
と平行に延在するU字形状のセンサチューブ6と、セン
サブニープロと180度の方向に延在するセンサチュー
ブ7とよりなる。
なお、センサチューブ6.7は夫々同一形状に形成され
ており、一方の腕部6a、7aは流入口8と直交する方
向で左右逆方向に分岐し、他方の腕部6b、7bは流出
口9と直交する方向で左右逆方向より合流している。
ており、一方の腕部6a、7aは流入口8と直交する方
向で左右逆方向に分岐し、他方の腕部6b、7bは流出
口9と直交する方向で左右逆方向より合流している。
また、センサチューブ6.7の腕部6a、7aが夫々1
80度の方向に分岐しているので、流入口3から流入し
た流体は夫々等しい流量に分流されて腕部6a、7a内
に流入し、湾曲部6c、7c。
80度の方向に分岐しているので、流入口3から流入し
た流体は夫々等しい流量に分流されて腕部6a、7a内
に流入し、湾曲部6c、7c。
腕部6b、7b内を通過して流出口9で合流する。
10は加振器で、一方のセンサチュー16の湾曲部6C
,の中間位置の下側に対向して設けられ、センサチュー
ブ6に所定の周波数の振動を加える。
,の中間位置の下側に対向して設けられ、センサチュー
ブ6に所定の周波数の振動を加える。
j 加振器10の構造は固定側(ベース′
1側)にコイルを設け、コイル内に可動側(センサチュ
ーブ)に設けられたマグネットを嵌入する構成である。
1側)にコイルを設け、コイル内に可動側(センサチュ
ーブ)に設けられたマグネットを嵌入する構成である。
従って、加振器10はコイルに電流を供給することによ
り磁界が発生し、これによりマグネットを変位させるよ
うになっている。従って、加振器10のコイルはマグネ
ットを動作させるため、線径の太いケーブルが使用され
ている。
り磁界が発生し、これによりマグネットを変位させるよ
うになっている。従って、加振器10のコイルはマグネ
ットを動作させるため、線径の太いケーブルが使用され
ている。
また、センサチューブ6.7の各腕部6a。
6b、7a、7bの下側に対向する位置にはピックアッ
プ11a、11b、12a、12bが設けてあり、各ピ
ックアップ11a、 11b、12a。
プ11a、11b、12a、12bが設けてあり、各ピ
ックアップ11a、 11b、12a。
12bは加振B10に加振されて振動するセンサfl−
76,7(F)各腕部6a、6b、7a、7bの変位あ
るいは速度を個々に計測する。なお、ピックアップ11
a、11b、12a、12bは夫々センサチューブ6.
7の腕部6a、6b、7a。
76,7(F)各腕部6a、6b、7a、7bの変位あ
るいは速度を個々に計測する。なお、ピックアップ11
a、11b、12a、12bは夫々センサチューブ6.
7の腕部6a、6b、7a。
7bのたわみを検出しやすい位置に設けられている。ま
た、ピックアップ11a、11b、12a。
た、ピックアップ11a、11b、12a。
12bとしては例えば固定側(ベース1側)にコイルを
設け、可動側(センサチューブ側)にマグネットを設け
る構成とされた電磁ピックアップが考えられる。従うて
、電磁ピックアップの場合、腕部6a、6b、7a、7
bが変位するとマグネットの変位量に応じた起電力がコ
イルより得られる。
設け、可動側(センサチューブ側)にマグネットを設け
る構成とされた電磁ピックアップが考えられる。従うて
、電磁ピックアップの場合、腕部6a、6b、7a、7
bが変位するとマグネットの変位量に応じた起電力がコ
イルより得られる。
ここで、上記構成の質量流量計における計測動作につき
説明する。
説明する。
一方のセンサチューブ6は常に加振器10により加振さ
れ固有周波数で一定の振幅をもって振動′しでいる。流
路3は流入口8.流出口9を支柱4゜5により支持され
る構成であるので、一方のセン−サチューブ6が振動す
ると逆方向に延在する他方のセンサチューブ7も同じ周
波数で振動する。すなわち、矩形状の流路3は流入口8
及び流出口9を中心として例えばシーソのように変位す
る。
れ固有周波数で一定の振幅をもって振動′しでいる。流
路3は流入口8.流出口9を支柱4゜5により支持され
る構成であるので、一方のセン−サチューブ6が振動す
ると逆方向に延在する他方のセンサチューブ7も同じ周
波数で振動する。すなわち、矩形状の流路3は流入口8
及び流出口9を中心として例えばシーソのように変位す
る。
なお、一対のセンサチューブ6.7が夫々同一の固有周
波数で振動するように一対のセンサチューブ6.7を対
称に配設してなるため、加振器10はより小さな加振力
によりセンサチューブ6を振動させることができる。ま
た、上記のように一対のセンサチューブ6.7が振動す
るとき、センサチューブ6.7が夫々流入口8.流出口
9より配管方向と直交する逆方向に分岐しているため、
流入口8及び流出口9に作用する応力は曲げ力でなく捩
り力である。この捩り力は流入口8及び流出口9の管全
周の肉厚全体で支えられることになる。このため、一対
のセンサチューブ6.7の両端に接続された流入口8.
流出口9等に局部的に過大な応力集中が生じない。した
がって、一対のセンサチューブ6.7と流入口8.流出
口9とのの接続部分での機械的強度が大であり振動に対
するセンサユニット2の機械的寿命はより延びている。
波数で振動するように一対のセンサチューブ6.7を対
称に配設してなるため、加振器10はより小さな加振力
によりセンサチューブ6を振動させることができる。ま
た、上記のように一対のセンサチューブ6.7が振動す
るとき、センサチューブ6.7が夫々流入口8.流出口
9より配管方向と直交する逆方向に分岐しているため、
流入口8及び流出口9に作用する応力は曲げ力でなく捩
り力である。この捩り力は流入口8及び流出口9の管全
周の肉厚全体で支えられることになる。このため、一対
のセンサチューブ6.7の両端に接続された流入口8.
流出口9等に局部的に過大な応力集中が生じない。した
がって、一対のセンサチューブ6.7と流入口8.流出
口9とのの接続部分での機械的強度が大であり振動に対
するセンサユニット2の機械的寿命はより延びている。
また、センサチューブ6.7はセンサチューブ6.7自
体のバネ定数とセンサチューブ6.7内を流れる流体の
質mとによって定まる固有振動数で振動している。この
ように、振動するセンサチューブ6.7内に被測流体が
流れると湾曲部5c。
体のバネ定数とセンサチューブ6.7内を流れる流体の
質mとによって定まる固有振動数で振動している。この
ように、振動するセンサチューブ6.7内に被測流体が
流れると湾曲部5c。
7Cではコリオリの力によって捩れが発生する。
センサユニット2はこの捩れ角度がセンサチューブ6.
7内を通過する流体の質量流量に比例することを利用し
て賀虐流堡を計測する。
7内を通過する流体の質量流量に比例することを利用し
て賀虐流堡を計測する。
ここで、第3図に示すようにセンサチューブ6が矢印で
示す方向に振動し一点鎖線で示す位置より実線で示す位
置に振られるときの1行程を考えてみる。
示す方向に振動し一点鎖線で示す位置より実線で示す位
置に振られるときの1行程を考えてみる。
第3図中、センサチューブ6の基端側より先端側にいく
ほど振幅が大きくなるため、センサチューブ6内を流れ
る流体の垂直方向の速度も先端側はど大ぎい。したがっ
て、センサチューブ6の先端側にいくほど流体に加速度
aがつき、また湾曲部6Cを通過した流出側の腕部6b
では垂直方向の速度が徐々に減少してい(ため、流体に
負の加速度aがつく。この加速度aに対して加速度の方
向と逆方向にコリオリの力F (−ma)が働く。
ほど振幅が大きくなるため、センサチューブ6内を流れ
る流体の垂直方向の速度も先端側はど大ぎい。したがっ
て、センサチューブ6の先端側にいくほど流体に加速度
aがつき、また湾曲部6Cを通過した流出側の腕部6b
では垂直方向の速度が徐々に減少してい(ため、流体に
負の加速度aがつく。この加速度aに対して加速度の方
向と逆方向にコリオリの力F (−ma)が働く。
したがって第4図に示す如くセンサチューブ6の流入側
と流出側では夫々反対方向に同じ大ぎさの力Fが作用す
るため、センサチューブ6に捩れが発生する。
と流出側では夫々反対方向に同じ大ぎさの力Fが作用す
るため、センサチューブ6に捩れが発生する。
上、下にセンサチューブ6を振り切った状態では垂直方
向の速度が零となり、捩れ角度θも零となる。また、捩
れ角度θはセンサチューブ6の速度が最も大きい中間点
で最大となる。このようなセンサチューブ6の変位はピ
ックアップ118゜11bにより検出されており、ピッ
クアップ11a。
向の速度が零となり、捩れ角度θも零となる。また、捩
れ角度θはセンサチューブ6の速度が最も大きい中間点
で最大となる。このようなセンサチューブ6の変位はピ
ックアップ118゜11bにより検出されており、ピッ
クアップ11a。
11bはセンサチューブ6の捩れ角度θを時間差の信号
として検出する。
として検出する。
なお、ピックアップ11a、11b、12a。
12bが電磁ピックアップの場合、ある基準の電圧から
他の異なる電圧に変化するまでの時間が流量に比例し、
この時間を計測することにより流量が求まる。
他の異なる電圧に変化するまでの時間が流量に比例し、
この時間を計測することにより流量が求まる。
センサチューブ6内を流れる流体の質量流量は第4図中
P+点と12点とがA−A軸を横切るときの時間差−Δ
tに比例しており、センサチューブ6の振動周波数には
関係がない。また、第5図に示す如く、ピックアップ1
18.11bによって誘起される電圧は正弦波として計
測される。また、第5図中線図工は流入側のピックアッ
プ11aの検出信号、線図■は流出側のピックアップ1
1bの検出信号で、線図I、Hによって両ピックアップ
11a、11bから発生する電圧の位相差、すなわち時
間差Δtが表わされる。
P+点と12点とがA−A軸を横切るときの時間差−Δ
tに比例しており、センサチューブ6の振動周波数には
関係がない。また、第5図に示す如く、ピックアップ1
18.11bによって誘起される電圧は正弦波として計
測される。また、第5図中線図工は流入側のピックアッ
プ11aの検出信号、線図■は流出側のピックアップ1
1bの検出信号で、線図I、Hによって両ピックアップ
11a、11bから発生する電圧の位相差、すなわち時
間差Δtが表わされる。
なお、両ピックアップ118.11bの位相差信号は整
形、増幅されたのち、時1i11fi分により賀mRw
に比例した電圧信号となる。さらに、この電圧信号は周
波数信号に変換され、出力回路(図示せず)より電圧パ
ルス信号及びアナログ信号として出力される。
形、増幅されたのち、時1i11fi分により賀mRw
に比例した電圧信号となる。さらに、この電圧信号は周
波数信号に変換され、出力回路(図示せず)より電圧パ
ルス信号及びアナログ信号として出力される。
また、他方のセンサチューブ7は上記センサチューブ6
より180度の方向に延在しているため、センサチュー
ブ7に発生するコリオリの力による捩れを検出するピッ
クアップ12a、12bの出力信号の位相も180度反
転して検出される。
より180度の方向に延在しているため、センサチュー
ブ7に発生するコリオリの力による捩れを検出するピッ
クアップ12a、12bの出力信号の位相も180度反
転して検出される。
このように、流路3内を流れる被測流体の質量流量を計
測するに際して、外部からの振動がセンナユニット2に
作用することがある。例えば大地方向の上下振動あるい
は配管の捩り振動が考えられる。これらの外部振動の加
振によりセンサチューブ6.7に発生する振動はセンサ
チューブ6と7で同位相となる。このため、センサチュ
ーブ6゜7の変位を検出する一方のピックアップ11a
。
測するに際して、外部からの振動がセンナユニット2に
作用することがある。例えば大地方向の上下振動あるい
は配管の捩り振動が考えられる。これらの外部振動の加
振によりセンサチューブ6.7に発生する振動はセンサ
チューブ6と7で同位相となる。このため、センサチュ
ーブ6゜7の変位を検出する一方のピックアップ11a
。
11bの出力信号と他方のピックアップ12a。
12bの出力信号との差をとることにより外部成分がキ
ャンセルされ、センサユニット2はコリオリの力による
出力信号の成分のみを検出できる。
ャンセルされ、センサユニット2はコリオリの力による
出力信号の成分のみを検出できる。
したがって、外部振動がベース1に加振されてもセンサ
ユニット2は外部振動の影響を受けずに質量澄酒を計測
することができる。
ユニット2は外部振動の影響を受けずに質量澄酒を計測
することができる。
第6.7図に本考案の変形例を示す。両図中、センサユ
ニット21の流路22は流入口23と直交する向きで接
続された分流管24と、流出口25と直交する向ぎで配
された合流管26と、分流管24と合流管26との間に
14−Jられた一対のセンサチューブ27.28とより
なる。
ニット21の流路22は流入口23と直交する向きで接
続された分流管24と、流出口25と直交する向ぎで配
された合流管26と、分流管24と合流管26との間に
14−Jられた一対のセンサチューブ27.28とより
なる。
一対のセンサチューブ27.28は両端が夫々所定距W
L離間した分流管24の左、右位置、合流管26の左、
右位置にエルボ34a、34b。
L離間した分流管24の左、右位置、合流管26の左、
右位置にエルボ34a、34b。
35a、35bを介して接続されており、この接続部よ
り中央側に延在する腕部27a、27b。
り中央側に延在する腕部27a、27b。
28a、28bと湾曲部27G、28Gとを有する。こ
の一対のセンサチューブ27と28とは夫々逆方向に延
在し、対称形状となるように湾曲部27cと28cとが
x−x’線上で重なり合っている。
の一対のセンサチューブ27と28とは夫々逆方向に延
在し、対称形状となるように湾曲部27cと28cとが
x−x’線上で重なり合っている。
なお、分流管24及び合流管26の左、右端部には口字
状の固定枠29.30が接続されている。
状の固定枠29.30が接続されている。
固定枠29.30は高い剛性材料で形成されていて、両
端の開口を閉塞するとともに分流管24と合流管26と
を強固に連結固定する。また、一対のセンサチューブ2
7.28の水平位置関係は第7図に示すように上、下方
向にずれている。湾曲部27cと280との間には、そ
の中央に加振器31が設けられ、加振器31の前、後の
対称位置にはピックアップ32.33が設けである。す
なわち、一対のセンサチューブ27.28は加振器31
により湾曲部27c、28cを互いに離間、または吸引
されて加振され、その振動による相対変位あるいは相対
速度はピックアップ32.33により検出される。なお
、センサチューブ27゜28は分流管24及び合流管2
6との接続部を中心として、すなわち各接続部を結ぶL
−L’線。
端の開口を閉塞するとともに分流管24と合流管26と
を強固に連結固定する。また、一対のセンサチューブ2
7.28の水平位置関係は第7図に示すように上、下方
向にずれている。湾曲部27cと280との間には、そ
の中央に加振器31が設けられ、加振器31の前、後の
対称位置にはピックアップ32.33が設けである。す
なわち、一対のセンサチューブ27.28は加振器31
により湾曲部27c、28cを互いに離間、または吸引
されて加振され、その振動による相対変位あるいは相対
速度はピックアップ32.33により検出される。なお
、センサチューブ27゜28は分流管24及び合流管2
6との接続部を中心として、すなわち各接続部を結ぶL
−L’線。
R−R’線を中心として加振される。
なお、一対のセンサチューブ27.28の振動を支える
のは分流管241合流管26との各接続部であり、この
接続部には曲げ応力でなく捩り応力が作用する。従って
、センサユニット21は振動に伴う捩り力を管全周の肉
厚全体で支えることになるため強度的に有利である。
のは分流管241合流管26との各接続部であり、この
接続部には曲げ応力でなく捩り応力が作用する。従って
、センサユニット21は振動に伴う捩り力を管全周の肉
厚全体で支えることになるため強度的に有利である。
また、加振器31は固有周波数の等しいセンサチューブ
27.28を加振するため、その加振力が小さくて済む
。
27.28を加振するため、その加振力が小さくて済む
。
ここで、流入口23より被測流体を流入すると分流管2
4内で左、右に等しい酢で分流してセンサチューブ27
.28内に流入する。さらに、流体は各センサチューブ
27.28を通過して再び合流管26内で合流したのち
流出口25より流出する。したがって、所定の固有周波
数で振動する一対のセンサチューブ27.28内を被測
流体が流れるため、センサチューブ27.28内を流れ
る流体の加速度に応じたコリオリの力がセンサチューブ
27.28に作用する。そして、Y−Y’軸を中心とし
た捩り振動がセンサチューブ27゜28に加わり、この
センサチューブ27.28の振動はピックアップ32.
33により検出される。
4内で左、右に等しい酢で分流してセンサチューブ27
.28内に流入する。さらに、流体は各センサチューブ
27.28を通過して再び合流管26内で合流したのち
流出口25より流出する。したがって、所定の固有周波
数で振動する一対のセンサチューブ27.28内を被測
流体が流れるため、センサチューブ27.28内を流れ
る流体の加速度に応じたコリオリの力がセンサチューブ
27.28に作用する。そして、Y−Y’軸を中心とし
た捩り振動がセンサチューブ27゜28に加わり、この
センサチューブ27.28の振動はピックアップ32.
33により検出される。
すなわち、ピックアップ32.33によって質景流吊に
比例する時間差Δtが出力電圧の位相差として検出され
、この位相差信号に基づいて被測流体の質量流量が得ら
れる。なお、ピックアップ32.33は夫々センサチュ
ーブ27.28のたわみが最大となる位置に設けられて
いて、センナチューブ27.28の変位を良好に検出で
きる。
比例する時間差Δtが出力電圧の位相差として検出され
、この位相差信号に基づいて被測流体の質量流量が得ら
れる。なお、ピックアップ32.33は夫々センサチュ
ーブ27.28のたわみが最大となる位置に設けられて
いて、センナチューブ27.28の変位を良好に検出で
きる。
また、上記センサユニット21では一対のセンサチュー
ブ27.28の相対変位あるいは相対速度を検出する構
成であるので、外部振動による変位、速度は一対のセン
サチューブ27.28間でキャンセルされてしまい、外
部振動の影響を受けずに計測できる。また、一対のセン
サチューブ27.28の湾曲部27C,28Cの中央で
加振しており、湾曲部270.28Gにおける振幅が最
大の振幅となるが、腕部27a、27b、28a。
ブ27.28の相対変位あるいは相対速度を検出する構
成であるので、外部振動による変位、速度は一対のセン
サチューブ27.28間でキャンセルされてしまい、外
部振動の影響を受けずに計測できる。また、一対のセン
サチューブ27.28の湾曲部27C,28Cの中央で
加振しており、湾曲部270.28Gにおける振幅が最
大の振幅となるが、腕部27a、27b、28a。
28bの長さ寸法が比較的短くしであるので配管振動(
特に捩り振動)が作用しても腕曲部27C928Cが大
きく振られることが無く、配管のねじり振動による計測
誤差及び接続部にクラック等が発生するといった強度上
の問題等も生じない。
特に捩り振動)が作用しても腕曲部27C928Cが大
きく振られることが無く、配管のねじり振動による計測
誤差及び接続部にクラック等が発生するといった強度上
の問題等も生じない。
また、ピックアップ11a、11b、12a。
12bとしては上記電磁式のものに限らず例えばフォト
カプラを固定側(ベース1側)に設け、フォトカプラの
スリットに嵌入するプレートを可動側(センサチューブ
側)に設けてなる光センサ式ピックアップを使用するこ
とも考えられる。この光センサ式ピックアップの場合、
例えば一方のピックアップ11aが腕6aの動作を検出
してから他方のピックアップ11bが腕6bの動作を検
出するまでの時間が流過に比例する。従って、例えば流
mがゼロのときピックアップ11a、11bは作動せず
、小流量のとぎ一方のピックアップ11aが作動してか
ら他方のピックアップ11bが作動するまでの時間が短
い。また、大流量のときは一方のピックアップ11aが
作動してから他方のピックアップ11bが作動するまで
の時間長くなる。
カプラを固定側(ベース1側)に設け、フォトカプラの
スリットに嵌入するプレートを可動側(センサチューブ
側)に設けてなる光センサ式ピックアップを使用するこ
とも考えられる。この光センサ式ピックアップの場合、
例えば一方のピックアップ11aが腕6aの動作を検出
してから他方のピックアップ11bが腕6bの動作を検
出するまでの時間が流過に比例する。従って、例えば流
mがゼロのときピックアップ11a、11bは作動せず
、小流量のとぎ一方のピックアップ11aが作動してか
ら他方のピックアップ11bが作動するまでの時間が短
い。また、大流量のときは一方のピックアップ11aが
作動してから他方のピックアップ11bが作動するまで
の時間長くなる。
発明の効果
上述の如く、本発明になる質量流量計は一対のセンサチ
ューブの湾曲部が対称となる向ぎで配され一対のセンサ
チューブの固有周波数を略同−となるようにしてより小
さな加振力で一対のセンサチューブを加振することがで
き、加振力の小さい小型の加振器を使用することが可能
になる。また、一対のセンサチューブが流出口、流入口
と直交する逆方向に分岐して接続されているので流入口
及び流出口における接続部に曲げ応力でなく捩り応力が
作用することになり、すなわち捩り応力を管全周の肉厚
全体で支えることができ、一対のセン豐ナヂューブの接
続部に過大な応力が局部的に作用させずに済むためセン
サチューブの振動に対する機械的な寿命をより延ばすこ
とができる。さらに、外部からの配管振動がセンサユニ
ットに加えられても外部撮動成分を容易にキャンセルす
ることができるので、外部振動によって計測誤差を生ず
る等の影響を受けることなく高精度に質!1流量を計測
することができる等の特長を有する。
ューブの湾曲部が対称となる向ぎで配され一対のセンサ
チューブの固有周波数を略同−となるようにしてより小
さな加振力で一対のセンサチューブを加振することがで
き、加振力の小さい小型の加振器を使用することが可能
になる。また、一対のセンサチューブが流出口、流入口
と直交する逆方向に分岐して接続されているので流入口
及び流出口における接続部に曲げ応力でなく捩り応力が
作用することになり、すなわち捩り応力を管全周の肉厚
全体で支えることができ、一対のセン豐ナヂューブの接
続部に過大な応力が局部的に作用させずに済むためセン
サチューブの振動に対する機械的な寿命をより延ばすこ
とができる。さらに、外部からの配管振動がセンサユニ
ットに加えられても外部撮動成分を容易にキャンセルす
ることができるので、外部振動によって計測誤差を生ず
る等の影響を受けることなく高精度に質!1流量を計測
することができる等の特長を有する。
第1図は本発明になる質量流量計の一実施例を説明する
ための平面図、第2図は第1図に示す質量流量計を流出
口側よりみた側面図、第3図はセンサチューブが振動す
るときの状態を説明するための斜視図、第4図は捩れ振
動するセンサチューブを先端側よりみた側面図、第5図
はセンサチューブの振動に伴う変位を検出したピックア
ップの検出信号の波形を示す絵図、第6図は本発明の変
形例の平面図、第7図は第6図中Y−Y’線に沿う縦断
面図である。 2.21・・・センサユニット、6,7,27゜28・
・・センサチューブ、6c、7c、27c。 28c・・・湾曲部、8.23・・・流入口、9.25
・・・流出口、10.31・・・加振器、11a、11
b。 12a、12b、32.33−・ビy’)7yプ。 特許出願人 ト キ コ 株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第S図
ための平面図、第2図は第1図に示す質量流量計を流出
口側よりみた側面図、第3図はセンサチューブが振動す
るときの状態を説明するための斜視図、第4図は捩れ振
動するセンサチューブを先端側よりみた側面図、第5図
はセンサチューブの振動に伴う変位を検出したピックア
ップの検出信号の波形を示す絵図、第6図は本発明の変
形例の平面図、第7図は第6図中Y−Y’線に沿う縦断
面図である。 2.21・・・センサユニット、6,7,27゜28・
・・センサチューブ、6c、7c、27c。 28c・・・湾曲部、8.23・・・流入口、9.25
・・・流出口、10.31・・・加振器、11a、11
b。 12a、12b、32.33−・ビy’)7yプ。 特許出願人 ト キ コ 株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第S図
Claims (1)
- 互いに一端が被測流体の流入する流入口と直交する方向
に分岐し、他端が流出口と直交する方向で接続されるU
字状の流路を形成する湾曲部を有し、前記夫々の湾曲部
を対称となる向きで逆方向に延在させてなる一対のセン
サチューブと、前記一対のセンサチューブの湾曲部中央
を加振し前記一対のセンサチューブをその固有周波数で
振動させる加振器と、前記一対のセンサチューブの振動
に伴う前記湾曲部の流入側、流出側の変位を検出するピ
ックアップとからなることを特徴とする質量流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3697687A JPS63205520A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 質量流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3697687A JPS63205520A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 質量流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63205520A true JPS63205520A (ja) | 1988-08-25 |
Family
ID=12484788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3697687A Pending JPS63205520A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 質量流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63205520A (ja) |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP3697687A patent/JPS63205520A/ja active Pending
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