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JPS63167512A - フイルタ調整装置 - Google Patents

フイルタ調整装置

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Publication number
JPS63167512A
JPS63167512A JP61315053A JP31505386A JPS63167512A JP S63167512 A JPS63167512 A JP S63167512A JP 61315053 A JP61315053 A JP 61315053A JP 31505386 A JP31505386 A JP 31505386A JP S63167512 A JPS63167512 A JP S63167512A
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JP
Japan
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filter
circuit
adjustment
characteristic
frequency
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Application number
JP61315053A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2522274B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Yamamoto
山本 喜寛
Tsutomu Kume
勉 久米
Nobuo Yamazaki
山崎 信雄
Bunji Hashimoto
橋本 文治
Koichi Otani
晃一 大谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP61315053A priority Critical patent/JP2522274B2/ja
Priority to AU81980/87A priority patent/AU604797B2/en
Priority to CA000553975A priority patent/CA1278054C/en
Priority to EP87119054A priority patent/EP0273365B1/en
Priority to DE3751750T priority patent/DE3751750T2/de
Priority to KR1019870014849A priority patent/KR970005295B1/ko
Priority to US07/137,719 priority patent/US4841461A/en
Publication of JPS63167512A publication Critical patent/JPS63167512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522274B2 publication Critical patent/JP2522274B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C1従来の技術 り0発明が解決しようとする問題点 E0問題点を解決するための手段 F0作用 G、実施例 G−1,一実施例の構成及び動作(第1.2図)G−2
,バイクオツド・フィルタの説明(第3.4図) G−3,フィルタの切換変更(第5〜8図)G−4,フ
ィルタ調整の具体例(第9.10図)G−5,他の実施
例(第11−15図)H1発明の効果 A、産業上の利用分野 本発明は、フィルタ調整装置に関し、特に2個以上のフ
ィルタが直列接続されて成るフィルタ回路についてのフ
ィルタ調整を行うためのフィルタ調整装置に関する。
B1発明の概要 本発明は、回路定数等を変化させてフィルタ特性を調整
可能なフィルタを少なくとも2個直列接続して成るフィ
ルタ回路を所望の最適特性に調整するフィルタ調整装置
において、少なくとも1個のフィルタの特性を他のフィ
ルタの特性の特徴部分に影響を与えないようなものに切
換変更可能とし、フィルタ調整時に該フィルタ特性を切
換変更することにより、フィルタ回路出力の特性を明瞭
化し、フィルタ調整を容易化するものである。
C1従来の技術 一般に、電子回路のチェック工程等において、フィルタ
回路のピーク周波数やディップ周波数あるいはカットオ
フ周波数等を所定の目標値に調整することが必要とされ
る。特に、アナログ集積回路(IC)内に形成された回
路においては、トランジスタ、抵抗、コンデンサ等の定
格値の相対比は精度を比較的高くとれるが、絶対値はI
C毎にばらつくため、精度を’I求さルるフィルタ回路
では上記調整が不可欠なものとされている。
このフィルタ調整は、−4aにフィルタへの入力13号
の周波数を連続的に変化(所謂スウイーブ)させながら
フィルタ出力を検出することにより、周波数特性曲線上
でのピークやディップあるいは力゛7トオフ・ポイント
等のようなフィルタ特性の特徴部分を見つけ出し、その
周波数が所定の目標値に一致するようにフィルタ特性を
変化させることにより行われている。
B9発明が解決しようとする問題点 ところで、複数のフィルタを直列接続して成るフィルタ
回路についてのカットオフ周波数やピーク周波数、ディ
ップ周波数等を調整する場合においては、該フィルタ直
列回路の周波数特性は個々の各フィルタの合成特性とし
て表れるため、上記ピーク、ディップやカットオフ・ポ
イント等のようなフィルタ特性の特徴部分の確認が困難
である。
また、特に集積回路(IC)内に設けられたフィルタ直
列回路の場合には、個々の各フィルタの調整が共通の調
整制御信号により同時に行われることが多く、調整動作
に応して個々のフィルタの周波数特性が同時に変化する
ため、これらの周波数特性の合成特性は複雑に変化する
ごとになって、上記ピーク等のフィルタ特性の特徴部分
の確認がさらに困難となる。このようにフィルタ特性の
特徴部分の確認が困難となると、フィルタ調整1.7度
が劣化し、また調整に要する手間や時間も増大し、好ま
しくない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、簡単な構成でフィルタ周波数特性曲線上でのピーク、
ディップやカットオフ・ポイント等の特徴部分の確認を
容易化し、[81整精度が高くとれ、調整時間も短くて
済むようなフィルタ調整装置の提供を目的とする。
E1問題点を解決するための手段 本発明に係るフィルタ調整装置は、上述の問題点を解決
するために、フィルタ調整が可能な少なくとも2個のフ
ィルタが直列に接続されて成り、少なくとも1個のフィ
ルタは他のフィルタの特性の特徴部分への影響を少なく
するようにフィルタ特性を切換変更可能に構成されたフ
ィルタ回路と、このフィルタ1liI回路の各フィルタ
にフィルタ調整データを供給してフィルタ調整を行うと
ともに、上記少なくとも1個のフィルタの特性を切換変
更制御するコントロール手段とを何し、上記フィルタ回
路のフィルタ調整を行う際に、上記コントロール手段に
より上記少なくとも1個のフィルタの特性を切換変更し
、上記フィルタ回路の出力特性における上記他のフィル
タの特性の特徴部分に基づきフィルタ調整を行うことを
特徴としている。
F3作用 複数のフィルタの直列回路の少なくとも1個のフィルタ
の特性が切換変更されて、他のフィルタの特性の特徴部
分が明瞭化されるため、フィルタ調整をより容易に行え
る。
G、実施例 G−1,一実施例の構成及び動作 (第1図及び第2図) 第1図は本発明の一実施例となるフィルタ調整装置を示
すブロック回路図であり、例えばテレビジョン受像機に
用いられる音声多重復調用IC等のアナログ集積回路1
内部に、調整対象となるフィルタ回路2 (例えば第1
のフィルタ2A及び第2のフィルタ2Bの2個のフィル
タの直列接続回路)が設けられている例を示している。
この第1図において、調整対象となるフィルタ回野2に
は、アナログ集積回路(IC)1の外部接続端子(所謂
ICのビン)3を介して、信号源4からの例えば正弦波
信号が供給されている。ここでフィルタ回路2内の2個
のフィルタ2A、2Bは、例えば後述するD A変(9
器14からの共通のフィルタ調整データに応じζそれぞ
れの回路定数、例えば定電流源の電流値等が変化し、フ
ィルタ特性が変化するように構成されている。また、少
なくとも1個のフィルタ例えば2Bは、フィルタ特性を
大幅に変えるよ・)な切換変更が可能となっており、こ
の切換変更されたときのフィルタ2Bの周波数特性は、
他のフィルタ2人の周波数特性の特徴部分、例えばピー
ク、ディップあるいはカットオフ・ポイント等に対する
影響を少なくするように設定されている。すなわち、こ
のフィルタ回路2の各フィルタ2人及び2Bの周波数特
性の一例として、本実施例においζは、第2図Aに示す
ような所謂トラップ特性及び第2図已に示すようなLP
F (ローパス・フィルタ)特性を想定しており、これ
らの合成特性2よ第2図Cのようになるが、フィルタ2
Bの特性を上記切換変更することにより、第2図Bの破
線に示すようにLPF特性のカットオフ周波数が高域側
に大きく移動して、フィルタ2Aのトラップ特性のディ
ップ部分がLPF特性の1lll過帯域内に完全に納ま
るようにしている。この切換変更時のフィルタ回路2の
合成特性は、第2図Cの破線のように、フィルタ2Aの
トラップ特性のディップ部分が明瞭に表れ、ディップ周
波数の読み取り等が容易にがっ精度良く行えるから、こ
のディップ周波数を最終的に所定の周波数f0に調整す
る際のフィルタ調整が容易かつK18度に行えるわけで
ある。
さらに、本発明実施例においては、フィルタ回路2から
の出力は、レベル検波手段である例えばAM検波器5に
送られて信号レベル(振幅)の検出がなされ、このAM
検波出力は、レベル弁別のための比較器6の一方の入力
端子、例えば非反転入力端子に送られている。この比較
器6の他方の入力端子(反転入力端子)には、所定の基
?VレベルV refが供給されている。比較器6は、
この基準レベルV、。、に対して上記AM検波出力が高
いか低いかをレベル弁別する。また、本実施例において
は、上記基準レベルV ratを、アナログIcl内に
予め設けられているFM検波器7のL P l・’(ロ
ーパス・フィルタ)部分から得るようにしている。ずな
わら、このFM検波器7にはフィルタ回路2からの出力
が供給されており、通常FM検波器の入力段に設けられ
ているLPF、すなわち入力抵抗−7Rと外付はコンデ
ンサ7Cとから成るRC回路によりその直流分を取り出
して、この直流レベルを上記基準レベルV、、、として
上記比較器Gに送っている。
比較器6からの比較出力(あるいはレベル弁別出力)は
、IC1内の内部バス10に送られる。
IC内部バス10に接続されたバス・デコーダllは、
外部接続端子12を介して外部バス2oとも接続されて
おり、この外部バス20ヒのデータと内部バスIO上の
データとを相互に変換するインターフェース回路として
用いられている。外部バス20からバス・デコーダ11
を介し内部バスlOに転送されたデータは、ランチ回路
13に一旦記憶された後DA変換器14でアナログ信号
に変換され、フィルタ特性調整信号としてフィルタ回路
2内の各フィルタ2A、2Bに送られている。上記外部
ハス20には、所謂マイクロ・プロセッサ等のCPU2
1、プログラムやデータ等が予め書き込まれたROM(
リード・オンリ・メモリ)22、データ等が一時的に書
き込まれるRAM (ランダム・アクセス・メモリ)2
3、及び後述するフィルタ調整用データ等を電源のオン
・オフにかかわらず記憶しておくための不揮発性メモリ
24が接続されている。ごれらのCPU2 L ROM
22、RAM23及び不揮発性メモリ24等から成るコ
ンピュータ・システムにより、フィルタ調整データを変
化させたときの上記比較手段からの出力に応じ°ζ該フ
ィルタ調整データを記1.なし、この記憶されたフィル
タ調整データに基づき最適のフィルタ調整データを決定
する一連のコントロール動作が実行される。
G−2,バイクオツド・フィルタの説明(第3図及び第
4図) ところで、IC内部に組み込まれるフィルタ2A、2B
等の構成としては、例えば第3図に示すような所謂バイ
クオツド・フィルタ回路構成がmmに多く採用されてい
る。このバイクオツド・フィルタは、演算増幅器(オペ
アンプ)31と積分容頃(コンデンサ)32とより成る
第1の積分器と、オペアンプ33とコンデンサ34とよ
り成る第2の積分器とを直列接続して構成されるアクテ
ィグ・フィルタであり、オペアンプ31の出力がオペア
ンプ33の非反転入力端子に供給され、オペアンプ33
の出力がオペアンプ31の反転入力端子に(i還され、
またオペアンプ33の出力が帰還率βの帰還回路35を
介し゛ζ該オペアンプ33の反転入力端子に帰還されて
いる。ここで、オペアンプ31の非反転入力端子及び各
コンデンサ32.34に対して、入力信号を供給するか
、接地するかを適宜に選1尺することにより、B P 
+r、LPF、HP F、トラップあるいは移相器等の
特性を実現できる。この第3図の例においては、オペア
ンプ31の非反転入力端子36に対して入力信号を供給
し、コンデンサ32及びコンデンサ34を接地するとと
もに、オペアンプ33の出力端子37より出力信号を取
り出すことにより、LPFを実現している。このLPF
の伝達関数は、s t  +−βS(1 となる。
また、オペアンプ31の非反転入力端子及びコンデンサ
34に対して入力信号を供給し、コンデンサ32を接地
するとともに、オペアンプ33の出力端子より出力信号
を取り出すことにより、s ! +1 s2+βg+1 の伝達関数を有するトラップ・フィルタを構成すること
ができる。
次に、上記バイクオツド・フィルタに用いられる一つの
積分器の具体例を第4図に示す。この第4図において、
上記演算増幅器(オペアンプ)の非反転入力端子41及
び反転入力端子42は、差動アンプを構成するトランジ
スタ43.44の各ベースに接続されでおり、これらの
トランジスタ43.44の各エミッタ間に接続された抵
抗Rtに、上記各端子41.42間の入力電圧に応した
電流が流れる。この電流と、トランジスタ43.44の
各エミッタにそれぞれ接続された定電流源の各電流r+
、T+ との和及び差の電流が、トランジスタ43.4
4の各コレクタにそれぞれ接続されたダイオード45.
46を流れ、これらの各電流に応じて表れる各ダイオー
ド45.46の端子電圧が、エミッタ共通差動(・ラン
ジスタ対を構成する各トランジスタ47.48の各ベー
スにそれぞれ供給される。これらのトランジスタ47.
48の共通エミッタは、21.の定電流源49を介し°
C接地されており、この亭動トランジスタ対のコレクタ
側を流れる信号電流はlx/I+ 倍に増幅される。ト
ランジスタ48のコレクタ出力はダイオード50a及び
トランジスタ50bより成るカレント・ミラー回lR5
0を介して取り出され、」−記積分容量となるコンデン
サ52を充電する。
このコンデンサ52の一端の電圧はトランジスタ54で
受けられて出力端子55から取り出される。
コンデンサ52の他端53に対しては、上述したように
入力供給あるいは接地がなされる。
この第4図の積分回路構成において、上記定電流源49
及びカレントミラー回路50の出力側の電流源51の電
流値I2を変化させることにより、第3図のバイクオツ
ド・フィルタの周波数特性における特性曲線が周波数軸
方向に平行移動するような変化が生ずる。本実施例にお
いては、後述するように、この電流値■2を制御するこ
とによってフィルタ調整を行っている。
G−3,フィルタの切換変更 (第5図〜第8図) これに対して、例えば上記LPF(ローパス・ソイルク
)特性のフィルタ2Bにおける特性の切換変更は、フィ
ルタ内部回路をスイッチ等で切り換えることによって、
フィルタ特性を前記第2図13の実線(カットオフ周波
数f ct)及び破線(カットオフ周波数f cz)に
示すように大幅に変化させるものである。この特性切換
変更を実現するためには、上記第4図の積分器構成にお
いて、積分容量であるコンデンサ52の容量値Cを切換
変更したり、入力段のエミッタ抵抗R6を切換変更し°
ζ相互コンダクタンスg、を変更したり、オペ゛rンプ
の利得に相当する上記電流値1.とI2の比を切換変更
すること等が挙げられる。
例えば第5図は上記積分容量を切り換える具体例を示し
ており、この第5121において、上記第4図の積分器
の回路構成中の積分器!(コンデンサ52)に対して、
スイッチ52,11とコンデンサ52c2との直列回路
を並列接続し、このスイッチ525.lを、通常時(フ
ィルタ調整を行わないとき)にはオン、フィルタ調整時
にはオフにそれぞれ切換制御することによって、」−記
LPF特性を切換変更している。すなわち、コンデンサ
52の容量値をC5とし、コンデンサ52.tの容量値
をC2とするとき、通常時にはスイッチ523wがオン
状態で、L P F特性のカットオフ周波数rc+は、
となっている。これに対してフィルタ調整時にはスイッ
チ528wがオフ状態となるから、カットオフ周波数r
czは、 ■冨 の第2図Bの破線に示すようなLPF特性に切換変更さ
れる。
次に、第6図の具体例においては、上記積分器の人力段
のエミッタ抵抗R1に対して並列に、スイッチSW*t
と抵抗Rt!との直列回路を接続しており、通常時には
スイッチs Wlffiをオフし、フィルタ調整時には
スイッチ5WIEをオンすることによって、上記相互コ
ンダクタンスg、を切換変更し一ζいる。従って、スイ
ッチ5Wll!をオフした通常時のカットオフ周波数f
clは、 となり、スイッチSW□をオンしたフィルタ調整時のカ
ットオフ周波B r cmは、 ■! tRtt となる。
また、第7図及び第8図の例においては、上記電流比l
x/Itを切換変更して上記利得を変更しており、先ず
第7図の例においては、上記定電流源49に対して並列
に、スイッチ495wと電流値I、の定電流fi49+
3との直列回路を、また定電流WAstに対して並列に
、スイッチStS□と電流値■、の定電流源511.と
の直列回路を、それぞれ接続している。各スイッチ49
、と515wとは連動しており、通常時に共にオフされ
、フィルタIJl整時に共にオンされる。ここで、各定
電流源49及び51は、通常、カレントミラー回IB構
成が用いられており、この場合、第8図に示すように、
各定電流fi(となるトランジスタ)49.51と共に
カレントミラー回路を構成する入力側のトランジスタ5
6に接続される電流値I2の定電流源57に対して、ス
イッチ58と電流値Isの定電流源59との直列回路を
並列接続し、このスインチ58を通常時にオフ、調整時
にオンするように構成すればよい。このとき、通常時の
カットオフ周波数fcIは、 t [c+=□ 2πCREII となり、スイッチ5WIEをオンしたフィルタ調整時の
カットオフ周波数rctは、 2πCRIT。
となる。
以上のような積分器の内部回路の切換は、上記バイクオ
ツド・フィルタを構成する2個の積分器の両方ルミこ行
ってもよく、また一方についてのみ行ってもよい。
また、このような内部回路切換による周波数の移動は、
LPFの場合のみに限定されず、他の種々のフィルタ、
例えばBPF、HPF、)ラップ・フィルタ等に対して
も同様に実現できることは勿−命である。
G−4,フィルタ調整の具体例 (第9図及び第1O図) 次に、上記フィルタ特性の切換変更を行っ′C例えばト
ラップ特性のディップ部分が明瞭化された後、このディ
ップ周波数が所定の目標周波数f0となるようにフィル
タ特性を調整する。このフィルタJハI整については、
例えば従来と同様に、入力信号周波数を変化(所謂スウ
ィープ)させたときのフィルタ出力特性曲m(周波数特
性面MA)に基づいて上記ディップ周波数を検出し、デ
ィップ周波数が目標値f0となるまでソイルタ特性を調
整しながら上記周波数スウィープを繰り返すようにして
もよいが、本発明実施例においては、第1図に示したよ
うに、簡単な構成で精度良くフィルタ調整が行え、調整
自動化を可能とし得るようなシステムを提案している。
このフィルタ調整システムの概要は、一定周波数で固定
された人力信号に対してフィルタの特性を変化させなが
ら、フィルタ出力のレベル検波出力が所定の基準レベル
を横切るときのフィルタ調整データに基づいて最適のフ
ィルタ調整データを求めることにより、フィルタ調整の
時間短縮、高精度化を簡単な構成で実現するとともに、
フィルタ特性の自動調整化を可能とするものである。
この最適フィルタjIil整データを求める動作につい
て、第1図、第9図及び第10図を参照しながら説明す
る。
先ず、フィルタ調整時におけるフィルタ回路2の周波数
特性は、上述したように一方のフィルタ2Bの特性が切
換変更されることによって、他方のフィルタ2Aの特性
が略々そのまま表れ、例えば第9図の実線に示すような
トラップ特性の特徴部分であるディップ部が明瞭に表れ
ている。このフィルタ回路2には上記信号fX4からの
一定周波数の信号が供給されており、このときCP L
J 21等のコンビニータ・システムより成るコントロ
ール手段が、バス・デコーダ11及びtC内部バス10
を介し、ラッチ回路13及びAD変換器14を介して、
フィルタ回路2内の各フィルタ2A。
2Bの上記定電流源(rオ)の制御端子等にフィルタ調
整データを送る。この調整データは、第9図の破線に概
略的に示すように、フィルタ2の特性曲線を周波数軸上
で一方向に(例えば図中の矢印方向に)徐々に移動させ
てゆくような一連のデータであり、このようにフィルタ
特性を略々連続的に変化させることは、従来における入
力信号の周波数を変化(スウィーブ)させることに対応
するものである。
これに対して、入力信号周波数は一定値f0に固定され
ているから、フィルタ2からの出力信号を上記AM検波
器5にてレベル検波して得られた出力は、例えば第1θ
図の検波出力のようになる。
すなわち、この検波出力は、第10図の横軸に示す上記
フィルタ調整データの変化に応じてレベルが変化し、略
々第9図のフィルタ特性曲線を、周波数f0を中心とし
て左右反転したような曲線が得られる。この検波出力が
上記比較器6の非反転入力端子に送られ、上記基準レベ
ルV□、と比較されることによって、第10図に示すよ
うな比較出力(弁別出力)が得られる。この比較出力の
反転スイッチング位置、すなわち上記検波出力が基準レ
ベルV rotを横切る時点における上記フィルタ調整
データを順次D−1Dbとするとき、トラップ特性のデ
ィップ周波数が上記周波数f0に一致するときのQ適調
整データは、上記各調整デー9D、 、Db の平均1
a (D−+ Dh ) / 2 ニヨリ求められる。
この最X!IiA整データは、上記第1図の不揮発性メ
モリ24に書き込まれ、電源がオフとなっても保存され
ている。そして通常使用時の電源オン等に伴う初期設定
動作の一つとして、不揮発性メモリ24に記憶されてい
る上記最適調整データをバス20.10等を介してラン
チ回路13に送り、フィルタ回路2内の各フィルタ2A
、2B等を最適の調整状態に設定するわけである。
このような構成及び動作により、従来の周波数スウィー
プ用の構成が不要となり、構成が簡略化され調整時間が
短くなるのみならず、特性曲線のモニタ等が不要で、フ
ィルタ出力が基準レベルを横切る点を比較器6で検出す
るだけの簡単な構成により最適のフィルタ調整データを
精度良く得るごとができ、さみにハスを用いた自動調整
への適用が容易に実現できる。
G−5,他の実施例(第11図乃至第15図)ところで
、上記フィルタ回路2を構成する各フィルタ2A、21
3の各フィルタ特性の徂み合わせについては種々のもの
が之えちれる。
例えば、第!のフィルタ2Aに第11国人に示す周波数
特性のBr’F (バンドパス・フィルタ)を用い、第
2のフィルタ2Bに第11図Bの実線に示す特性のLP
F (ローパス・フィルタ)を用いた場合に、これらの
合成特性は第11図Cの実線のようになってピーク周波
数f、の確認が困難となる。そこで、フィルタ1N整モ
ード時には、第2のフィルタ2Bの特性を上iホした実
施例と同様に切換変更し、第11図Bの破線に示すよう
に、カットオフ周波数を大幅に高域側に移動させること
により、第11図CのUl、Iに示すように、フィルタ
回路2の特性として第1のフィルタ2Aの特性が略々そ
のまま表れるようにしている。
また第12図A、B及びCは、上記各フィルタ2A、2
Bがそれぞれディップ周波数f0い rotのトラップ
特性を有する場合における各フィルタ2A、2Bの特性
及び上記フィルタ回路2の合成特性をそれぞれ示してお
り、第12図Bの破線に示すようにフィルタ2Bの特性
を切換変更してディップを例えば高域側に移動させるご
とにより、フィルタ回路2の合成特性にフィルタ2Aの
特性の特徴部分であるディップ部が熟々そのまま表れる
(第12図Cの破線)ようにしている。
さらに、2個のフィルタが共にBPF (バンドパス・
フィルタ)である場合や、BPFとトラップ・フィルタ
の!;ltみ合わせの場合等においては、BPFの所謂
Q値を低くし、第13図に示すように、急峻なピーク・
カーブ(実線)をなだらかなカーブ(@綿)に切換変更
して、他のフィルタの特性曲線を明瞭化するようにして
もよいつこのようなりPFのQ値の切換変更のための構
成例を第14図に示す。
この第14図において、前述した第3図のバイクオツド
・フィルタの各部と対応する部分には同じ指示符号を付
して説明を省略する。帰還回路35は、抵抗35□、3
5R1より成る分圧回t3により構成されており、抵抗
35R*がオペアンプ33の出力端子に接続され、抵抗
35□、35□の分圧出力が該オペアンプ33の反転入
力端子に帰還されるようになっている。さらに、上記Q
値の切換変更のための構成として、抵抗35111に対
して並列に、抵抗35□とスイッチ355.との直列回
路を接続している。このスイッチ35.、のオン・オフ
に応じて帰還回路35の帰還率βが切り換わり、Q値で
ある1/βが切り換わる。すなわち各抵抗35□、35
++を及び35□の抵抗値をそれぞれR,、R1及びR
1とするとき、上記スイッチ35、□のオフ時のQ値で
あるQ。F及びオン時のQ値であるQ。Mは、 Q、、= −□ R3 R+//Rz R、Iン。
R5+)ン。
となる。この場合、QoN>QoFとなろから、通常時
にはスイッチ353wをオンして所定の高いQ値のBP
Fを実現し、フィルタ調整時にはスイッチ355wをオ
フすることにより、7+’ l 、’1図の破線に示す
ようにQを低下させて特性曲線の曲率を大きくし、他の
フィルタの特性の特徴部分を明瞭化してフィルタ調整を
容易化するものである。
次に第15図は、本発明のさらに他の実施例として、フ
ィルタ回路2を構成する各フィルタ2A、2B毎にDA
変換器14A、14B及びラッチ回路13A、13Bを
それぞれ独立に設けた例を示している。他の構成は前述
した第1図の各部と同様であるため、対応する部分に同
し指示符号を付して説明を省略する。
この第15図の例のように、各フィルタ2A。
2Bのフィルタ調整データをそれぞれ独立に調整可能と
したことにより、フィルタ調整時には、一方のフィルタ
2Bのフィルタ調整データに対して所定のオフセントを
付加して前述したようなフィルタ特性の切換変更を実現
する。なおフィルタ調整が終わった後には、同−IC内
の素子の相対精度が高いことを考慮して、得られた最適
調整データを全てのフィルタ2A、2Bのデータとして
用いればよい。
なお、本発明は、上記実施例のみに限定されるものでは
なく、例えば3個以Fのフィルタの直列接続回路に対し
ても容易に適用できる。また、例えばHPF(バイパス
・フィルタ)のカットオフ周波数を低域側に移動させる
ことを含め、種々のフィルタの特性を大幅に切換変更し
て、他のフィルタの特性の特徴部分を明瞭化させること
ができる。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の変更が可能である。
H0発明の効果 本発明のフィルタ調整装置によれば、複数個のフィルタ
の直列接続回路からの出力のフィルタ合成特性に基づい
てフィルタ調整を行う際に、少なくとも−のフィルタの
特性を、他のフィルタの特性のピーク、ディップあるい
はカットオフ・ポイント薄の特徴部分に影響を与えない
ように切換変更しているため、上記合成特性には上記他
のフィルタの特徴部分が明瞭に表れ、フィルタ調整を容
易かつ精度良く行える。
また、本発明実施例によれば、簡単な構成で、フィルタ
1i1整を高い精度で短時間に行うことができ、自動調
整化への適用も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例となるフィルタ調整装置を示
すブロック回路図、第2図は動作説明のための周波数特
性グラフ、第3図バイクオツド・フィルタの一例を示す
ブロック回路図、第4図はこの第3図のフィルタに用い
られる積分器の具体例を示す回路図、第5図乃至第8図
はフィルタ特性の切換変更のための具体的構成例をそれ
ぞれ示す回路図、第9図及び第1O図はトラップ・フィ
ルタの調整動作の具体例を説明するためのグラフ、第1
1図乃至第13図はそれぞれ他の実施例の主要動作を説
明するための周波数特性グラフ、第14図は第13図に
示す実施例の要部構成を示す回路図、第15図はさらに
他の実施例を示すブロック回路図である。 2・・・フィルタ回路 2A、2B・・ ・フィルタ 10.20・・・バス 13・・・ラッチ回路 14・・・DA変換器 21・・・CPU 24・・・不揮発性メモリ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フィルタ調整が可能な少なくとも2個のフィルタが直列
    に接続されて成り、少なくとも1個のフィルタは他のフ
    ィルタの特性の特徴部分への影響を少なくするようにフ
    ィルタ特性を切換変更可能に構成されたフィルタ回路と
    、 このフィルタ回路の各フィルタにフィルタ調整データを
    供給してフィルタ調整を行うとともに、上記少なくとも
    1個のフィルタの特性を切換変更制御するコントロール
    手段とを有し、 上記フィルタ回路のフィルタ調整を行う際に、上記コン
    トロール手段により上記少なくとも1個のフィルタの特
    性を切換変更し、上記フィルタ回路の出力特性における
    上記他のフィルタの特性の特徴部分に基づきフィルタ調
    整を行うことを特徴とするフィルタ調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0467818U (ja) * 1990-10-24 1992-06-16

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JPS50140235A (ja) * 1974-04-27 1975-11-10
JPS60214617A (ja) * 1984-04-11 1985-10-26 Hitachi Ltd フイルタ集積回路

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