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JPS6316394B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6316394B2
JPS6316394B2 JP19262781A JP19262781A JPS6316394B2 JP S6316394 B2 JPS6316394 B2 JP S6316394B2 JP 19262781 A JP19262781 A JP 19262781A JP 19262781 A JP19262781 A JP 19262781A JP S6316394 B2 JPS6316394 B2 JP S6316394B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chloroform
yield
group
dissolved
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19262781A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5896096A (ja
Inventor
Hamao Umezawa
Sumio Umezawa
Osamu Tsucha
Tomio Takeuchi
Akihiro Tanaka
Hidenori Iwamoto
Shuichi Sakamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Microbial Chemistry Research Foundation
Original Assignee
Microbial Chemistry Research Foundation
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Microbial Chemistry Research Foundation filed Critical Microbial Chemistry Research Foundation
Priority to JP19262781A priority Critical patent/JPS5896096A/ja
Priority to AU85524/82A priority patent/AU551142B2/en
Priority to US06/395,463 priority patent/US4477443A/en
Priority to ES513827A priority patent/ES8308333A1/es
Priority to AT82303622T priority patent/ATE18055T1/de
Priority to EP84201086A priority patent/EP0134054A1/en
Priority to EP82303622A priority patent/EP0070170B1/en
Priority to EP84201085A priority patent/EP0132895A1/en
Priority to DE8282303622T priority patent/DE3269164D1/de
Priority to ES520906A priority patent/ES520906A0/es
Publication of JPS5896096A publication Critical patent/JPS5896096A/ja
Priority to SU833622804A priority patent/SU1209032A3/ru
Publication of JPS6316394B2 publication Critical patent/JPS6316394B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規なマイカミノシル タイロノライ
ド誘導体、さらに詳しくは、一般式 〔式中、Rは水酸基、ハロゲン原子、または式
【式】(式中、R1およびR2は同一また は異なつて水素原子、低級アルキル基、アリール
基、アラルキル基または炭素数5〜10個のシクロ
アルキル基を表わす。またR1とR2は互いに結合
して炭素数3〜20個のアルキレン基を形成しても
よい。)で示される基を表わす。〕 で示される19−デカルボニル−4′−デオキシマイ
カミノシル タイロノライド誘導体に関する。 前記における低級アルキル基は炭素数1〜6個
の直鎖状または分枝状のアルキル基を意味し、た
とえばメチル基、エチル基、イソプロピル基、ブ
チル基、ヘキシル基等である。またハロゲン原子
の例としては、塩素原子、ヨウ素原子、臭素原子
等が、アリール基の例としては、フエニル基、ナ
フチル基等が、アラルキル基の例としてはベンジ
ル基、フエネチル基、フエニルプロピル基等が挙
げられる。 本発明化合物はすぐれた抗菌活性、特にグラム
陰性菌に対して強い抗菌力を示し、抗菌剤として
有用な化合物である。 本発明者等はマクロライド系化合物について鋭
意研究した結果、マイカミノシル タイロノライ
ドの4′位を脱オキシ化し、19位を脱カルボニル化
した化合物およびさらに22位にハロゲン原子また
はアミノ系置換基を付けた化合物がすぐれた抗菌
活性を有することを見い出し本発明を完成するに
至つた。 本発明化合物は次の方法によつて製造すること
ができる。 第1製法 一般式〔〕においてRが水酸基である化合物
は構造式 で示される4′−デオキシ マイカミノシル タイ
ロノライドにクロロトリス(トリフエニルホスフ
イン)ロジウム〔C6H53P〕3RhClを作用させて
製造することができる。 この反応はベンゼン、トルエン、キシレン等の
有機溶媒中で、室温または加温下に、好ましくは
窒素気流下で行うのが好ましい。 第2製法 一般式〔〕においてRがハロゲン原子である
化合物は第1製法で得られる構造式 で示される19−デカルボニル−4′−デオキシマイ
カミノシル タイロノライドをハロゲン化するこ
とによつて製造することができる。 このハロゲン化は塩素、臭素、ヨウ素、四塩化
炭素、四臭化炭素、四ヨウ化炭素等のハロゲン化
剤を用いて、室温または冷却下、好ましくは氷冷
下で行うのが好ましい。トリフエニルホスフイン
および必要によりピリジンなどの塩基の添加は反
応を促進する上で好ましい。これらの添加剤の中
には溶媒を兼ねることができるものがあるが、必
要により、ピリジン、アセトニトリル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどの溶媒を単独または
適宜混合して使用してもよい。 第3製法 一般式〔〕においてRが式
【式】で 示される基である化合物は第2製法で得られる構
造式 (式中、Xはハロゲン原子を表わす。) で示される19−デカルボニル−22,4′−ジデオキ
シ−22−ハロゲノ マイカミノシル タイロノラ
イドと一般式 で示されるアミンとを反応させることによつて製
造することができる。 この反応はテトラヒドロフラン、アセトニトリ
ル、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド等の有機溶媒中で、室温または加
温下に行うのが好ましい。 次に本発明を参考例(出発物質の製造)および
実施例によつてさらに詳細に説明する。 参考例 1 (a) マイカミノシル タイロノライド825mgを8.3
mlの無水エタノールに溶かし、氷冷下で撹拌し
ながら、無水p−トルエンスルホン酸356mgを
加え、室温に戻した後、20分間反応させた。反
応液を再度氷冷し、トリエチルアミン0.3mlを
加えた後、減圧濃縮した。残留物を41mlのクロ
ロホルムに溶かし、10mlの飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液および
水で各1回洗浄し、クロロホルム層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。残留物を
40gのシリカゲルカラム上溶媒系クロロホルム
−メタノール(7:1)にてクロマト処理を行
い、マイカミノシル タイロノライド ジエチ
ルアセタールを得た。収量852mg(収率92%) (b) 上記(a)の生成物510mgを2.6mlのアセトニトリ
ルに溶かし、室温で撹拌しながら無水酢酸0.16
mlを加え、30分間反応させた。反応液を濃縮
し、トルエンでよく共沸し、過剰の無水酢酸お
よび酢酸を除去した後、50mlのクロロホルムに
溶かし、25mlの飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
および水で各1回洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧濃縮して、2′,4′−ジ−O−ア
セチル マイカミノシル タイロノライド ジ
エチルアセタールを得た(定量的)。 (c) 上記(b)の生成物574mgを無水塩化メチレン
11.5mlに溶かし、氷冷下撹拌しながら、ジイソ
プロピルエチルアミン590mgを加えた後、クロ
ロメチルメチルエーテル367mgを加え、室温に
戻し、1日反応させた。反応液を29mlの飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液中に注加し、クロロホ
ルム10mlで反応容器を洗いながら、その中に加
え、抽出した。さらに10mlのクロロホルムで2
回抽出をくり返し、クロロホルム層を合わせ、
15mlの飽和塩化ナトリウム水溶液および水で各
1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧濃縮して、3,23−ジ−O−メトキシメチル
−2′,4′−ジ−O−アセチル マイカミノシル
タイロノライド ジエチルアセタールを得た
(定量的)。 (d) 上記(c)の生成物641mgを30mlのメタノールに
溶解後、50℃で一夜反応させると、2′,4′位の
アセチル基が脱離され、3,23−ジ−O−メト
キシメチル マイカミノシル タイロノライド
ジエチルアセタールが得られた。収量509mg
(収率88%)。 (e) 前記(d)の生成物489mgを9.8mlの無水ピリジン
に溶解後、−40℃で撹拌しながら、ベンジルス
ルホニルクロリド185mgをゆつくり加え(約5
分間)、2時間反応させた。次いで−40℃のま
ま水0.02mlを加え、室温で30分間反応させ、過
剰のベンジルスルホニルクロライドを分解し、
減圧濃縮後、トルエンでよくピリジンを共沸し
た。反応液を25mlのクロロホルムに溶かし、10
mlの飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和塩化
ナトリウム水溶液および水で各1回洗浄し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮して、
3,23−ジ−O−メトキシメチル−4′−O−ベ
ンジルスルホニル マイカミノシル タイロノ
ライド ジエチルアセタールを得た。この物質
は不安定であるのでこのまま次の反応を行つ
た。収率約80% (f) 上記(e)の生成物588mgを12mlの無水メチルエ
チルケトンに溶かし、ヨウ化ナトリウム145mg
を加え、密栓し、80℃で20分間反応させた。反
応終了後、析出した固体をグラスフイルターで
過し、アセトンで固体を数回洗浄した後、減
圧濃縮した。残留物にクロロホルム20mlを加え
ると、再度沈澱が生じたのでこれもグラスフイ
ルターで過し、固体をクロロホルムで数回洗
浄後、クロロホルム層を8mlの飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、0.1Mチオ硫酸ナトリウム水
溶液および水で各1回洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧濃縮した。残留物を25gの
シリカゲルカラム上溶媒系シクロヘキサン−ア
セトン(7:3)にてクロマト処理を行い、
3,23−ジ−O−メトキシメチル−4′−デオキ
シ−4′−ヨード マイカミノシル タイロノラ
イド ジエチルアセタノールを得た。収量452
mg (g) 上記(f)の生成物452mgを9mlの無水ベンゼン
に溶かし、水素化トリn−ブチルスズ445mg、
次いで反応開始剤であるα,α′−アゾビスイソ
ブチロニトリル8.2mgを加え、窒素気流下、密
栓し、80℃で2時間反応させた。反応液を減圧
濃縮し、40gのシリカゲルカラム上溶媒系シク
ロヘキサン−アセトン(4:1)で展開し、ト
リn−ブチルスズ化合物を溶出(250ml流す)
した後、系をクロロホルム−メタノール(9:
1)に変換し、クロマト処理を行い、3,23−
ジ−O−メトキシメチル−4′−デオキシ マイ
カミノシル タイロノライド ジエチルアセタ
ールを得た。収量311mg(収率82%) (h) 上記(g)の生成物45.5mgを0.23mlのジオキサン
に溶かし、10%トリフルオロ酢酸水溶液2.3ml
を加え、室温で2日間反応を行つた。次いで炭
酸水素ナトリウム301mgをゆつくり加えて中和
し、1mlのクロロホルムで3回抽出した。クロ
ロホルム層を合わせ、1mlの飽和塩化ナトリウ
ム水溶液および水で各1回洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧濃縮した。4gのシリ
カゲルを溶媒系クロロホルム−メタノール−濃
アンモニア水(30:1:0.1)にて充填したカ
ラム上、同じ系で残留物を入れた後、系をクロ
ロホルム−メタノール−濃アンモニア水(8:
1:0.1)に変換しクロマト処理を行い、4′−
デオキシ マイカミノシル タイロノライドを
得た。収量26.0mg(収率73%) 理化学的性状
【表】
【表】 (ii) 赤外線吸収スペクトル(KBr) WN(cm-1) 2960 −CH3 2930 −CH2− 1730 −COO− 1680 >C=O 1590 −C=C−C=C− (iii) 無色無定形固体(アセトン−n−ヘキサンよ
り精製) (iv) 元素分析値(C31N51NO9として) C(%) H(%) N(%) 理論値 64.00 8.84 2.41 実験値 63.72 8.81 2.21 (v) 〔α〕25 D−12(c1.2、CHCl)3 (vi) 紫外線吸収スペクトルλMeOH nax282.5(ε=
21000) (vii) Rf0.39 ワコーゲルB−5(商品名) クロロホルム−メタノール(6:1) 実施例 1 4′−デオキシ マイカミノシル タイロノライ
ド344mgを8.6mlの無水ベンゼンに溶かし、窒素気
流中、クロロトリス(トリフエニルホスフイン)
ロジウムを懸濁させ、80℃で12時間撹拌しながら
加温した。反応液を過し、液1N塩酸9mlで
3回抽出し、さらに水層を10%水酸化ナトリウム
水溶液で塩基性にして、10mlのクロロホルムで3
回抽出した。クロロホルム層を合わせ、10mlの飽
和硫酸ナトリウム水溶液で3回洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去した。残留物を
溶媒系クロロホルム−メタノール(10:1)を用
いてシリカゲルカラムで精製し、19−デカルボニ
ル−4′−デオキシ マイカミノシル タイロノラ
イドを得た。収量166.1mg(収率51%) アセトン−n−ヘキサンより再結晶 理化学的性状
【表】 (ii) 赤外線吸収スペクトル(KBr) WN(cm-1) 帰 属 2970 −CH3 2940 −CH2− 1700 −COO− 1675 >C=O 1590 −C=C−C=C− (iii) 無色プリズム晶(アセトン−n−ヘキサンよ
り再結晶) (iv) 融点181−183℃ (v) 元素分析値(C30H51NO8・H2Oとして) C(%) H(%) N(%) 計算値 63.02 9.34 2.45 実験値 62.95 9.14 2.34 (vi) 〔α〕25 D+35゜(c1.0、CHCl3) (vii) 紫外線吸収スペクトルλMeOH nax282nm(ε=
23000) 実施例 2 実施例1で得られた19−デカルボニル−4′−デ
オキシ マイカミノシル タイロノライド88.7mg
を無水ピリジン4.4mlに溶かし、トリフエニルホ
スフイン92.2mgを加え、氷冷下に撹拌しながら四
ヨウ化炭素91.3mgを加え、氷冷下90分間撹拌し
た。反応液にメタノール0.06mlを加えて反応を停
止した後、溶媒を留去した。(トルエンでピリジ
ンを数回共沸して除去した。)残留物をクロロホ
ルムに溶かし、不溶物を去した後、クロロホル
ム層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、0.1Mチ
オ硫酸ナトリウム水溶液および飽和硫酸ナトリウ
ム水溶液で各1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、溶媒を留去した。残留物を溶媒系クロロ
ホルム−メタノールを用いてシリカゲルカラムで
精製し、19−デカルボニル−22,4′−デオキシ−
22−ヨード マイカミノシル タイロノライドを
得た。収量94.4mg(収率89%) アセトン−n−ヘキサンより再結晶 理化学的性状
【表】 (ii) 赤外線吸収スペクトル(KBr) WN(cm-1) 帰 属 2970 −CH3 2940 −CH2− 1710 −COO− 1680 >C=O 1590 −C=C−C=C− (iii) 無色針状晶(アセトン−n−ヘキサンより再
結晶) (iv) 融点209−210℃ (v) 元素分析値(C30H50NO7Iとして) C(%) H(%) N(%) I(%) 計算値 54.30 7.59 2.11 19.12 実験値 54.58 7.51 2.31 19.25 (vi) 〔α〕25 D+97゜(c1.0、CHCl3) (vii) 紫外線吸収スペクトルλMeOH nax282nm(ε=
24000) 実施例 3 実施例2で得られた19−デカルボニル−22,
4′−ジデオキシ−22−ヨード マイカミノシル
タイロノライド63.6mgを1.3mlの無水アセトニト
リルに溶かし、約4Mジメチルアミン−アセトニ
トリル溶液を0.24ml加えた。密栓を施し、80℃で
30分間加温した後、さらに0.24mlの前記溶液を加
え、30分間加温した。溶媒を留去した後、残留物
をクロロホルムに溶かし、クロロホルム層を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和炭硫ナトリ
ウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を留去した。残留物を溶媒系クロロホル
ムメタノール−28%アンモニア水溶液(25:1:
0.1)を用いてシリカゲルカラムで精製し、19−
デカルボニル−22,4′−ジデオキシ−22−ジメチ
ルアミノ マイカミノシル タイロノライドを得
た。収量47.8mg(収率86%) 理化学的性状
【表】
【表】 (ii) 赤外線吸収スペクトル(KBr) WN(cm-1) 帰 属 2980 −CH3 2950 −CH2− 1730 −COO− 1680 >C=O 1595 −C=C−C=C− (iii) 無色無定形固体(アセトン−n−ヘキサンよ
り再結晶) (iv) 元素分析値(C32H56N2O7として) C(%) H(%) N(%) 計算値 66.18 9.72 4.82 実験値 65.94 9.43 4.60 (v) 〔α〕25 D+74゜(c1.0、CHCl3) (vi) 紫外線吸収スペクトルλMeOH nax283nm(ε=
22000) 実施例 4 19−デカルボニル−22,4′−ジデオキシ−22−
ヨード マイカミノシル タイロノライド78.5mg
を1.6mlの無水アセトニトリルに溶かし、ジイソ
ブチルアミン76mgを加え、80℃で2日間加温し
た。溶媒を留去した後、残留物を4mlのクロロホ
ルムに溶かし、クロロホルム層を2mlの飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液および水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去した。残留物
を溶媒系クロロホルム−メタノール−28%アンモ
ニア水溶液(25:1:0.1)を用いてシリカゲル
カラムで精製し、19−デカルボニル−22,4′−ジ
デオキシ−22−ジイソブチルアミノ マイカミノ
シル タイロノライドを得た。収量59.5mg(収率
76%) 理化学的性状
【表】 (ii) 赤外線吸収スペクトル(KBr) WN(cm-1) 帰 属 2980 −CH3 2950 −CH2− 1730 −COO− 1680 >C=O 1595 −C=C−C=C− (iii) 元素分析値(C36H68N2O7として) C(%) H(%) N(%) 計算値 68.64 10.31 4.21 実験値 68.52 10.21 4.33 (iv) 〔α〕23 D+55゜(c1.0、CHCl3) (v) 紫外線吸収スペクトルλMeOH nax285nm(ε=
23000) 実施例 5 19−デカルボニル−22,4′−ジデオキシ−22−
ヨード マイカミノシル タイロノライド82.5mg
を1.7mlの無水アセトニトリルに溶かし、ピペリ
ジン52.3mgを加え、80℃で60分間加温した。溶媒
を留去した後、残留物を4mlのクロロホルムに溶
かし、2mlの飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およ
び水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶
媒を留去した。残留物を溶媒系クロロホルム−メ
タノール−28%アンモニア水溶液(25:1:0.1)
を用いてシリカゲルカラムで精製し、19−デカル
ボニル−22,4′−ジデオキシ−22−ピペリジノ
マイカミノシル タイロノライドを得た。収量
70.7mg(収率92%) 理化学的性状
【表】 (ii) 赤外線吸収スペクトル(KBr) WN(cm-1) 帰 属 2980 −CH3 2950 −CH2− 1730 −COO− 1680 >C=O 1600 −C=C−C=C− (iii) 無色固体 (iv) 元素分析値(C35H60N2O7として) C(%) H(%) N(%) 計算値 67.71 9.74 4.51 実験値 67.65 9.62 4.66 (v) 〔α〕22 D+42゜(c1.0、CHCl3) (vi) 紫外線吸収スペクトルλMeOH nax284nm(ε=
25000) 実施例 6 19−デカルボニル−22,4′−ジデオキシ−22−
ヨード マイカミノシル タイロノライド84mgを
1.7mlの無水アセトニトリルに溶かし、N−メチ
ルシクロヘキシルアミン72mgを加え、80℃で4時
間加温した。溶媒を留去した後、残留物を5mlの
クロロホルムに溶かし、2mlの飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液および水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、溶媒を留去した。残留物を溶媒系
クロロホルム−メタノール−28%アンモニア水溶
液(25:1:0.1)を用いてシリカゲルカラムで
精製し、19−デカルボニル−22,4′−ジデオキシ
−22−(N−メチルシクロヘキシルアミノ)マイ
カミノシル タイロノライドを得た。 収量77.7mg(収率92%) 理化学的性状
【表】
【表】 (ii) 赤外線吸収スペクトル(KBr) WN(cm-1) 帰 属 2980 −CH3 2950 −CH2− 1730 −COO− 1680 >C=O 1600 −C=C−C=C− (iii) 無色固体 (iv) 元素分析値(C37H65N2O7として) C(%) H(%) N(%) 計算値 68.49 9.94 4.32 実験値 68.27 9.83 4.51 (v) 〔α〕22 D+77゜(c1.0、CHCl3) (vi) 紫外線吸収スペクトルλMeOH nax284nm(ε=
25000) 実施例 7 19−デカルボニル−22,4′−ジデオキシ−22−
ヨード マイカミノシル タイロノライド94.3mg
を2mlの無水アセトニトリルに溶かし、N−メチ
ルベンジルアミン86mgを加え、80℃で3時間加温
した。溶媒を留去した後、残留物を5mlのクロロ
ホルムに溶かし、2mlの飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液および水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、溶媒を留去した。残留物を溶媒系クロロ
ホルム−メタノール−28%アンモニア水溶液
(25:1:0.1)を用いてシリカゲルカラムで精製
し、19−デカルボニル−22,4′−ジデオキシ−22
−(N−メチルベンジルアミノ)マイカミノシル
タイロノライドを得た。収量81mg(収率87%) 理化学的性状
【表】 (ii) 赤外線吸収スペクトル(KBr) WN(cm-1) 帰 属 2980 −CH3 2950 −CH2− 1730 −COO− 1680 >C=O 1595 −C=C−C=C− (iii) 無色固体 (iv) 元素分析値(C38H60N2O7として) C(%) H(%) N(%) 計算値 69.48 9.21 4.26 実験値 69.20 9.11 4.32 (v) 〔α〕23 D+32゜(c1.0、CHCl3) (vi) 紫外線吸収スペクトルλMeOH nax284nm(ε=
26000)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、Rは水酸基、ハロゲン原子、または
    【式】(式中、R1およびR2は同一また は異つて水素原子、低級アルキル基、アリール
    基、アラルキル基または炭素数5〜10個のシクロ
    アルキル基を表わす。またR1とR2は互いに結合
    して炭素数3〜20個のアルキレン基を形成しても
    よい。)で示される基を表わす。〕 で示される19−デカルボニル−4′−デオキシ マ
    イカミノシル タイロノライド誘導体。
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