JPS63159475A - モノアゾレ−キ顔料 - Google Patents
モノアゾレ−キ顔料Info
- Publication number
- JPS63159475A JPS63159475A JP61306225A JP30622586A JPS63159475A JP S63159475 A JPS63159475 A JP S63159475A JP 61306225 A JP61306225 A JP 61306225A JP 30622586 A JP30622586 A JP 30622586A JP S63159475 A JPS63159475 A JP S63159475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- pigment
- lake
- minutes
- diffraction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0025—Crystal modifications; Special X-ray patterns
- C09B67/0028—Crystal modifications; Special X-ray patterns of azo compounds
- C09B67/0029—Crystal modifications; Special X-ray patterns of azo compounds of monoazo compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B63/00—Lakes
- C09B63/005—Metal lakes of dyes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、鮮明性、着色力、光沢、耐水性、耐熱性等に
優れ、印刷インキ、塗料、プラスチック、文具用等に賞
用される赤色系新規モノアゾレーキ顔料に関するもので
ある。
優れ、印刷インキ、塗料、プラスチック、文具用等に賞
用される赤色系新規モノアゾレーキ顔料に関するもので
ある。
〈従来の技術及びその問題点〉
従来1式(I)
で示されるモノアゾレーキ顔料は、例えば式(II)で
示されるアミンを5℃以下でソアゾ化して得たソアゾ成
分と、式CI[l) で示される酸を苛性ソーダ水溶液に溶解して得たカップ
ラー成分とを、5℃以下でカップリング反応させて得ら
れた式(IV) で示されるモノアゾ染料の懸濁液にストロンチウム塩の
水溶液を加え、5℃以下で反応させてレーキ化すること
により得られていた。
示されるアミンを5℃以下でソアゾ化して得たソアゾ成
分と、式CI[l) で示される酸を苛性ソーダ水溶液に溶解して得たカップ
ラー成分とを、5℃以下でカップリング反応させて得ら
れた式(IV) で示されるモノアゾ染料の懸濁液にストロンチウム塩の
水溶液を加え、5℃以下で反応させてレーキ化すること
により得られていた。
こうして得られた式(I)で示される従来のモノアゾレ
ーキ顔料は、X線回折図において回折角度(2θ±0,
2°;Cu−に、)5.0に強い回折強度を有し、6.
4°、26.4°に中程度の回折強度を有し、7.8°
。
ーキ顔料は、X線回折図において回折角度(2θ±0,
2°;Cu−に、)5.0に強い回折強度を有し、6.
4°、26.4°に中程度の回折強度を有し、7.8°
。
13.9°、16.5°、 21.1’ 、 28.5
’に比較的弱い回折強度を有している。
’に比較的弱い回折強度を有している。
しかし、上記のX線回折パターンを有する結晶型(以下
、α型と称す)のモノアゾレーキ顔料は、現在上布され
ているC、I、ピダメントレッド57:lで知られるカ
ルシウムレーキ顔料に比べ耐水性は良好であるが、印刷
インキや塗料にした場合、鮮明性、着色力、光沢が劣り
、プラスチックの着色に用いた場合、耐熱性に劣るため
、実際に顔料として上布されるには至っていない。
、α型と称す)のモノアゾレーキ顔料は、現在上布され
ているC、I、ピダメントレッド57:lで知られるカ
ルシウムレーキ顔料に比べ耐水性は良好であるが、印刷
インキや塗料にした場合、鮮明性、着色力、光沢が劣り
、プラスチックの着色に用いた場合、耐熱性に劣るため
、実際に顔料として上布されるには至っていない。
く問題点を解決するための手段〉
本発明者等は、かかる難点を解消するため、式で示され
るモノアゾ染料の顔料化法について鋭意検討した結果、
当該染料を加熱した後、レーキ化すると、従来のα型顔
料とはX線回折ノ臂ターンを異にする、鮮明性、着色力
、光沢耐水性、耐熱性等に優れた新しい結晶型の顔料が
得られる事を見い出し、本発明を完成するに至った。
るモノアゾ染料の顔料化法について鋭意検討した結果、
当該染料を加熱した後、レーキ化すると、従来のα型顔
料とはX線回折ノ臂ターンを異にする、鮮明性、着色力
、光沢耐水性、耐熱性等に優れた新しい結晶型の顔料が
得られる事を見い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、X線回折図において回折角度(2I9
±0.2°:Cu Kg)4.9@に強い回折強度を
有し、18.4°、25.9°、26.8°に中程度の
回折強度を有し、11.1°、15.3°、21.2°
に比較的弱い回折強度を有することを特徴とする式(り
で示されるモノアゾレーキ顔料に関するものであ7る。
±0.2°:Cu Kg)4.9@に強い回折強度を
有し、18.4°、25.9°、26.8°に中程度の
回折強度を有し、11.1°、15.3°、21.2°
に比較的弱い回折強度を有することを特徴とする式(り
で示されるモノアゾレーキ顔料に関するものであ7る。
本発明のモノアゾレーキ顔料は、上記した様に従来のα
型顔料とは全く異なるX線回折/臂ターンを有する結晶
型(以下、β型と称す)の顔料であり、例えば従来と同
様にして得た式(■)で示されるモノアゾ染料の懸濁液
を、通常20〜100℃に加熱した後、ストロンチウム
塩の水溶液を加え、通常90℃以下で反応させてレーキ
化することに工す得られる。なかでも鮮明性、着色力、
光沢等に優れるβ型顔料が収率工く得られる点で、該染
料の懸濁液を加熱して23〜40℃に2〜20分間保持
した後、ストロンチウム塩の水溶液を加え、0〜40℃
で反応させてレーキ化する方法が好ましい。
型顔料とは全く異なるX線回折/臂ターンを有する結晶
型(以下、β型と称す)の顔料であり、例えば従来と同
様にして得た式(■)で示されるモノアゾ染料の懸濁液
を、通常20〜100℃に加熱した後、ストロンチウム
塩の水溶液を加え、通常90℃以下で反応させてレーキ
化することに工す得られる。なかでも鮮明性、着色力、
光沢等に優れるβ型顔料が収率工く得られる点で、該染
料の懸濁液を加熱して23〜40℃に2〜20分間保持
した後、ストロンチウム塩の水溶液を加え、0〜40℃
で反応させてレーキ化する方法が好ましい。
本発明で使用されるレーキ化用のストロンチウム塩とし
ては、例えば塩化ストロンチウム、硝酸ストロンチウム
、酢酸ストロンチウム等を挙げることができる。
ては、例えば塩化ストロンチウム、硝酸ストロンチウム
、酢酸ストロンチウム等を挙げることができる。
〈発明の効果〉
本発明に係る新規なβ型の赤色系そノアゾレーキ顔料は
、印刷インキや塗料等に使用した場合、非常に鮮明で着
色力、光沢、耐水性に優れ、更にグラスチックの着色に
使用した場合、耐熱性に優れるものである。
、印刷インキや塗料等に使用した場合、非常に鮮明で着
色力、光沢、耐水性に優れ、更にグラスチックの着色に
使用した場合、耐熱性に優れるものである。
〈実施例〉
以下に実施例、比較列および試験例を挙げ、本発明を更
に詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるも
のではない、尚、列中の部及びチは重量基準である・ 実施fpIJ1 2−アミノ−5−メチルベンゼンスルホン酸20.0部
を水200部に分散後、20チ塩醗22.0部を加え、
0℃に保ちなから30チ亜硝酸ソーダ25.1部を滴下
し、ジアゾ化してジアゾ液を得た。
に詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるも
のではない、尚、列中の部及びチは重量基準である・ 実施fpIJ1 2−アミノ−5−メチルベンゼンスルホン酸20.0部
を水200部に分散後、20チ塩醗22.0部を加え、
0℃に保ちなから30チ亜硝酸ソーダ25.1部を滴下
し、ジアゾ化してジアゾ液を得た。
次に2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸20.6部160
℃−1’水242部に分散後、48%苛性ソーダ水溶液
22,0部を加えて溶解してカップラー溶液を得た。こ
のカッグラ−溶液を0℃に冷却し、攪拌しながら上記ジ
アゾ液を滴下し、0℃で60分間攪拌してカップリング
反応を終了させた後、10%0%ロジンソーダ液60部
を加え、60分間攪拌してモノアゾ染料の懸濁液を得た
。
℃−1’水242部に分散後、48%苛性ソーダ水溶液
22,0部を加えて溶解してカップラー溶液を得た。こ
のカッグラ−溶液を0℃に冷却し、攪拌しながら上記ジ
アゾ液を滴下し、0℃で60分間攪拌してカップリング
反応を終了させた後、10%0%ロジンソーダ液60部
を加え、60分間攪拌してモノアゾ染料の懸濁液を得た
。
この染料懸濁液を15分間かけて30℃まで加熱した後
、同温度に5分間保持し、次いで塩化ストロンチウム水
和物42.1部を水150部に溶解した液を加え、30
℃にて60分間攪拌後、−を7.6に調整し、更に60
分間攪拌してレーキ化反応を終了した。レーキ化反応終
了後、80℃で60分間加熱攪拌してから熱時濾過し水
洗後、80℃で乾燥して黄味赤色のモノアゾレーキ顔料
粉末56.7部を得た。
、同温度に5分間保持し、次いで塩化ストロンチウム水
和物42.1部を水150部に溶解した液を加え、30
℃にて60分間攪拌後、−を7.6に調整し、更に60
分間攪拌してレーキ化反応を終了した。レーキ化反応終
了後、80℃で60分間加熱攪拌してから熱時濾過し水
洗後、80℃で乾燥して黄味赤色のモノアゾレーキ顔料
粉末56.7部を得た。
この顔料は、第1図に示す様に、X線回折図において回
折角度(2θ±0.2・: Cu−Ka) 4.9°に
強い回折強度を有し、18.4’、25.9c″、26
.8°に中程度の回折強度を有し、11.1°、15.
3°。
折角度(2θ±0.2・: Cu−Ka) 4.9°に
強い回折強度を有し、18.4’、25.9c″、26
.8°に中程度の回折強度を有し、11.1°、15.
3°。
21.2°に比較的弱い回折強度を有していた。尚、第
3図にこの顔料の赤外線吸収ス(クトルを示す。
3図にこの顔料の赤外線吸収ス(クトルを示す。
実施例2
で加熱した後、同温度に5分間保持し、次いで再”覧び
10℃まで冷却した後、酢酸ストロンチウム33.8部
を水200部に溶解した液を加え、10℃にて60分間
攪拌後、−を7.6に調整し、更に60分間攪拌してレ
ーキ化反応を終了した以外は実施例1と同様にして、黄
味赤色のモノアゾレーキ顔料粉末56.4部を得た。
10℃まで冷却した後、酢酸ストロンチウム33.8部
を水200部に溶解した液を加え、10℃にて60分間
攪拌後、−を7.6に調整し、更に60分間攪拌してレ
ーキ化反応を終了した以外は実施例1と同様にして、黄
味赤色のモノアゾレーキ顔料粉末56.4部を得た。
この顔料は、X線回折図において、実施例1の場合と同
様の回折角度にほぼ同様の回折強度を有していた。
様の回折角度にほぼ同様の回折強度を有していた。
実施例3
実施gAJ 1と同様にノアシカツブリング反応を行っ
て得られた染料懸濁液を25分間かけて70℃まで加熱
した後、塩化ストロンチウム水和物42.1部を水15
0部に溶解した液を加え、70℃にて60分間攪拌後、
−を7.6に調整し、更に60分間攪拌してレーキ化反
応を終了した以外は実施例1と同様にして、黄味赤色の
モノアゾレーキ顔料粉末55.0部を得た。
て得られた染料懸濁液を25分間かけて70℃まで加熱
した後、塩化ストロンチウム水和物42.1部を水15
0部に溶解した液を加え、70℃にて60分間攪拌後、
−を7.6に調整し、更に60分間攪拌してレーキ化反
応を終了した以外は実施例1と同様にして、黄味赤色の
モノアゾレーキ顔料粉末55.0部を得た。
この顔料は、X線回折図において、実施例1の場合と同
様の回折角度にほぼ同様の回折強度を有していた。
様の回折角度にほぼ同様の回折強度を有していた。
比V例1
実施例1と同様にノアシカツブリング反応を行って得ら
れた染料懸濁液を加熱することなく用い、これに塩化ス
トロンチウム水和物42.1部を水150部に溶解した
液を加え、0℃にて60分間攪拌した後、p)IQ7.
6に調整し、更に60分間攪拌してレーキ化反応を終了
した以外は実施例1と同様にして黄味赤色のモノアゾレ
ーキ顔料粉末57.0部を得た。
れた染料懸濁液を加熱することなく用い、これに塩化ス
トロンチウム水和物42.1部を水150部に溶解した
液を加え、0℃にて60分間攪拌した後、p)IQ7.
6に調整し、更に60分間攪拌してレーキ化反応を終了
した以外は実施例1と同様にして黄味赤色のモノアゾレ
ーキ顔料粉末57.0部を得た。
この顔料は、第2図に示す様に、X線回折図において回
折角度(2θ±0.2’ : Cu −Kd) 5.0
°に強い回折強度を有し、6.4°、26.4°に中程
度の回折強度を有し、7.8°、13.9°、16.5
°、21.1°。
折角度(2θ±0.2’ : Cu −Kd) 5.0
°に強い回折強度を有し、6.4°、26.4°に中程
度の回折強度を有し、7.8°、13.9°、16.5
°、21.1°。
28.5°に比較的弱い回折強度を有していた。尚、第
4図にこの顔料の赤外線吸収スペクトルを示す。
4図にこの顔料の赤外線吸収スペクトルを示す。
試験例1(平版インキ展色試験)
実施例1〜3又は比較例1で得られた顔料4.0部とイ
ンキワニス16.0部をツーパ一式マラーにて100回
転で3回線肉してインキを調製し、これを小型輪転印刷
機(R1テスター)を用いてアート紙に展色し、得られ
た展色紙の彩度(C*)を分光光度計にエリ、光沢(6
0’)を光沢針にエリ、濃度をブレタグ濃度計(反射濃
度計)にzりそれぞれ測定した。その結果を第1表に示
す。
ンキワニス16.0部をツーパ一式マラーにて100回
転で3回線肉してインキを調製し、これを小型輪転印刷
機(R1テスター)を用いてアート紙に展色し、得られ
た展色紙の彩度(C*)を分光光度計にエリ、光沢(6
0’)を光沢針にエリ、濃度をブレタグ濃度計(反射濃
度計)にzりそれぞれ測定した。その結果を第1表に示
す。
77′
第 1!!
実施例1〜3の顔料を用いたインキは、彩度が高く、光
沢良好、濃度大であった。
沢良好、濃度大であった。
試験例211料試験)
実施例1〜3又は比較例1で得られた顔料12部、メラ
ミンアルキッド樹脂(メラミン樹脂とフルキッド樹脂の
重量比=3ニア)52部、キシレン52部およびガラス
ピーズ120部をポリエチレン製ビンに入れ、ペイント
コンディショナーで1時間分散した後、上記メラミンア
ルキッド樹脂50部を追加して、更に10分間ペイント
コンディジ、ナーで分散し、がラスビーズを炉別して赤
色塗料を得た0次いでこの塗料を塗装板に吹き付けて焼
き付けた後、塗膜の光沢(60’)を光沢針にぶり測定
した。その結果を第2表に示す。
ミンアルキッド樹脂(メラミン樹脂とフルキッド樹脂の
重量比=3ニア)52部、キシレン52部およびガラス
ピーズ120部をポリエチレン製ビンに入れ、ペイント
コンディショナーで1時間分散した後、上記メラミンア
ルキッド樹脂50部を追加して、更に10分間ペイント
コンディジ、ナーで分散し、がラスビーズを炉別して赤
色塗料を得た0次いでこの塗料を塗装板に吹き付けて焼
き付けた後、塗膜の光沢(60’)を光沢針にぶり測定
した。その結果を第2表に示す。
第2表
実施例1〜3の顔料を用いた塗料は、光沢良好であった
。
。
試験例3(耐水性試験)
実施8i11〜3あるいは比較例1で得られた顔料又は
市販のカルシラ4レーキ顔料(C,I、I’グメントレ
ッド57:1)12部、ウレタン系樹脂84部、メチル
エチルケト712部およびスチールビーズ150部をポ
リエチレン製ピンに入れ、ペイントコンディショナーで
1時間分散した後、スチールビーズ150部して赤色イ
ンキを得た。この赤色インキを0.15−パーコーダー
を用いてナイロン製フィルム上に展色した後、このフィ
ルムの展色面上にろ紙を重ね合せ、これを更に2枚のア
ルミニウム板ではさんでクリツメ1め、水中で1時間煮
沸した後、重ね合せてあったろ紙をはがして、ろ紙上へ
の顔料のマイグレーションの程度をブレタグ濃度計で濃
度を計ることKより求めた。その結果を第3表に示す。
市販のカルシラ4レーキ顔料(C,I、I’グメントレ
ッド57:1)12部、ウレタン系樹脂84部、メチル
エチルケト712部およびスチールビーズ150部をポ
リエチレン製ピンに入れ、ペイントコンディショナーで
1時間分散した後、スチールビーズ150部して赤色イ
ンキを得た。この赤色インキを0.15−パーコーダー
を用いてナイロン製フィルム上に展色した後、このフィ
ルムの展色面上にろ紙を重ね合せ、これを更に2枚のア
ルミニウム板ではさんでクリツメ1め、水中で1時間煮
沸した後、重ね合せてあったろ紙をはがして、ろ紙上へ
の顔料のマイグレーションの程度をブレタグ濃度計で濃
度を計ることKより求めた。その結果を第3表に示す。
第3表
実施例1〜3お工び比較例1の顔料を用いたインキは、
C,I、ピグメントレッド57:1エリ耐水性が良好で
あった。
C,I、ピグメントレッド57:1エリ耐水性が良好で
あった。
試験例4(耐熱性試験)
実施例1〜3又は比較例1で得られた顔料6部、ステア
リン酸亜鉛2部から成るドライカラーをポリプロピレン
1200部とブレンドし、3オンメインラインスクリユ
一タイプ射出成形機を用い、成形温度280℃で滞留時
間0分と20分の条件でそれぞれ平板を成形し、3つの
色素(ΔE)を測定し、耐熱性の評価を行った。その結
果を第4表に示す。
リン酸亜鉛2部から成るドライカラーをポリプロピレン
1200部とブレンドし、3オンメインラインスクリユ
一タイプ射出成形機を用い、成形温度280℃で滞留時
間0分と20分の条件でそれぞれ平板を成形し、3つの
色素(ΔE)を測定し、耐熱性の評価を行った。その結
果を第4表に示す。
第4表
実施v7T11〜3の顔料で着色された平板は、色差(
ΔE)が小さく、それぞれ鮮明な赤色を呈しており、耐
熱性に優れていた。
ΔE)が小さく、それぞれ鮮明な赤色を呈しており、耐
熱性に優れていた。
第1図は実施例1で得られた本発明のモノアゾレーキ顔
料(β型)のX線回折図(2θ±0.2°;Cu−Xa
)、第2図は比較例1で得られた従来のモノアゾレーキ
顔料(α型)のX線回折図(2θ±0.2°;Cu−K
a)であり、また第3図は実施例1で得られた本発明の
モノアゾレーキ顔料(β型)の赤外線吸収スペクトル図
、第4図は比較例1で得られた従来のモノアゾレーキ顔
料(α型)の赤外線吸収スペクトル図である。
料(β型)のX線回折図(2θ±0.2°;Cu−Xa
)、第2図は比較例1で得られた従来のモノアゾレーキ
顔料(α型)のX線回折図(2θ±0.2°;Cu−K
a)であり、また第3図は実施例1で得られた本発明の
モノアゾレーキ顔料(β型)の赤外線吸収スペクトル図
、第4図は比較例1で得られた従来のモノアゾレーキ顔
料(α型)の赤外線吸収スペクトル図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 X線回折図において回折角度(2θ±0.2°:Cu−
K_α)4.9°に強い回折強度を有し、18.4°、
25.9°、26.8°に中程度の回折強度を有し、1
1.1°、15.3°、21.2°に比較的弱い回折強
度を有することを特徴とする式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) で示されるモノアゾレーキ顔料。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61306225A JPH0749539B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | モノアゾレ−キ顔料 |
US07/137,264 US5084106A (en) | 1986-12-24 | 1987-12-23 | Monoazo lake pigment |
EP87119109A EP0272697B1 (en) | 1986-12-24 | 1987-12-23 | Monoazo lake pigment |
DE87119109T DE3786336T2 (de) | 1986-12-24 | 1987-12-23 | Monoazopigmentlacke. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61306225A JPH0749539B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | モノアゾレ−キ顔料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159475A true JPS63159475A (ja) | 1988-07-02 |
JPH0749539B2 JPH0749539B2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=17954499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61306225A Expired - Fee Related JPH0749539B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | モノアゾレ−キ顔料 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5084106A (ja) |
EP (1) | EP0272697B1 (ja) |
JP (1) | JPH0749539B2 (ja) |
DE (1) | DE3786336T2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083051B2 (ja) * | 1987-03-16 | 1996-01-17 | 大日本インキ化学工業株式会社 | モノアゾレ−キ顔料 |
US5055564A (en) * | 1988-09-15 | 1991-10-08 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Modified crystalline monoazo lake pigment |
GB9004495D0 (en) * | 1990-02-28 | 1990-04-25 | Ciba Geigy | Production of pigments |
US6001167A (en) * | 1996-08-06 | 1999-12-14 | Engelhard Corporation | Pigment compositions |
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