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JPS63155534A - X線螢光増倍管 - Google Patents

X線螢光増倍管

Info

Publication number
JPS63155534A
JPS63155534A JP61299984A JP29998486A JPS63155534A JP S63155534 A JPS63155534 A JP S63155534A JP 61299984 A JP61299984 A JP 61299984A JP 29998486 A JP29998486 A JP 29998486A JP S63155534 A JPS63155534 A JP S63155534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
ray fluorescence
small holes
phosphor
ray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61299984A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Ono
勝弘 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP61299984A priority Critical patent/JPS63155534A/ja
Priority to EP87118567A priority patent/EP0272581B1/en
Priority to DE3751762T priority patent/DE3751762T2/de
Priority to US07/134,157 priority patent/US4893020A/en
Publication of JPS63155534A publication Critical patent/JPS63155534A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K4/00Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/10Screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored
    • H01J29/36Photoelectric screens; Charge-storage screens
    • H01J29/38Photoelectric screens; Charge-storage screens not using charge storage, e.g. photo-emissive screen, extended cathode
    • H01J29/385Photocathodes comprising a layer which modified the wave length of impinging radiation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/02Manufacture of electrodes or electrode systems
    • H01J9/12Manufacture of electrodes or electrode systems of photo-emissive cathodes; of secondary-emission electrodes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はX線蛍光増倍管に係り、特にその入力面の改
良に関する。
(従来の技術〉 一般に、X線蛍光増倍管を使用した被写体観察システム
は、第9因に示すように開成され、X線管1の前方にX
線蛍光増信管、2−が配置され、被写体3を透過した変
調X線の入射によりこのX線蛍光増倍管、?−に得られ
る出力像を、例えば擾像カメラで観察してモニタテレビ
に再生出来るように構成されている。
即ち、X線蛍光増倍管、?−は、一端部に入力面4、池
端部にこの入力面4に対向して出力面5が配設され、動
作時には変調されたXaを入力面4で光学像に、更にこ
の光学像を光電子像に変換し、この光電子像を集束加速
して、出力面5に輝度増強された出力像を得ている。そ
して、この出力像を例えば撮像カメラにより観察するよ
うになっている。
ところで、従来のX線蛍光増倍管2−の入力面4は、第
10図に示すように、球面状に形成されたアルミニウム
基板6の凹面によう化ナトリウム賦活よう化セシウム蛍
光体の柱状晶7からなる蛍光体層8が形成され、この蛍
光体層8上に酸化アルミニウム層と酸化インジウム層か
らなる中間層9を介して光電面10が形成された構造に
なっている。
(発明が解決しようとする問題点) さて、被写体3のX線被爆を少なくするためには、被写
体透過X線を損失なく蛍光体層8に入力させて、その吸
収量を多くすることが要請される。
その点、X線源側に設けられるアルミニウム基板6には
、XI吸収が少ない方が良い。しかし、従来の入力面4
は、その構成上省略することは出来ない。又、蛍光体層
8については、X線吸収旦を多くするためには蛍光体の
柱状晶7を長くした方が良いが、柱状晶7が長くなると
、光の屈折回数が増加し、柱状晶7側面から他の柱状晶
7に伝搬する光の聞が増加し、解像度を低下させる。そ
のため、柱状晶7を余り長くすることは出来ず、400
μm程度が限度である。又、従来の蛍光体層8は、アル
ミニウム基板6の凹面に蛍光体を蒸着して形成するため
、柱状晶7がアルミニウム基板6の凹面側でアルミニウ
ム基板6の中心軸と交差する方向を向くように配向し、
その向きがX線の入射方向と交差するので、柱状晶7が
長くなると、入力面4の周辺部では、同一経路上のX線
で隣接する複数の柱状晶7が発光するようになり、解僅
度を低下させる。更に又、中間、賓9は、酸化アルミニ
ウムや酸化インジウムの蒸着層のため、層内に光の反射
点を多数持ち、解像度を低下させるなどの問題点がある
又、柱状晶7の蛍光体層8は、溶融した蛍光体層に比べ
て光の透過率が良くないため、感度向上が図れない。更
に、柱状晶7の蛍光体層8は、その表面にミクロ的な凹
凸が大きく、その上に形成した光電面10から発射され
る電子は、その初動方向が区々で、良好な集束が得られ
ないため、解像度を低下させている。
又、被写体3から発生する散乱X線や、入力面4付近の
真空外囲器から発生する散乱X線が蛍光体層8の柱状晶
7で吸収され、これがコントラストを低下させている。
これらを改良するために、例えば特開昭53−2180
5号公報に記載された発明において、隔壁によって区画
されて複数の開口部を有する重金属材料からなる蜂巣状
保持板と、この保持板の開口部に蛍光物質を充填してな
る入力蛍光面を有する蛍光増倍管が開示されている。し
かるに、この特開昭53−21805号公報に記載され
た発明には、蜂巣状保持板を電子ビーム又はレーザービ
ーム等により孔開は加工することが開示されているが、
この方法では、例えば12インチ口径の入力面用の蜂巣
状保持板を作るためには、およそ2600時間以上の加
工rf間を要し、非現実的である。
この発明は、上記従来の問題点を解消し、解像度低下を
防止すると共に感度向上を図ったX線蛍光増倍管を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、入力面を、エツチング等の方法によりwA
壁を細く、つまり開口比を大きくした多数の小孔を開け
た薄いメツシュ板を複数枚重ね合せることにより、頁通
した多数の小孔を作り、且つこの小孔は直径又はピッチ
が150μm以下と小さく、その長さは300μmある
いはそれ以上とし、その中に均一な蛍光体を充填するこ
とにより。
充分な空間解像度と極めて高いコントラスト及び低ノイ
ズを実現させたXIM蛍光増倍管である。
(作用) この発明によれば、被写体観察システムに使用した場合
、X線管から放射されたX線は被写体を通過し、この被
写体内で発生した散乱X線と共にX線蛍光増倍管の入力
窓に入射する。これらは、入力窓において発生した散乱
X線と共に入力面に到達する。この入力面では、X線管
の焦点の方向を向いた隔壁によって散乱X線を吸収し、
主XI!の比率が高くなったXtaが、隔壁によって囲
まれた小孔の中に充填された蛍光体を発光させる。この
蛍光体は充分な厚さがあるため、入射したX線をほぼ1
00%吸収させることが出来る。この蛍光体は溶解させ
ているため、極めて高い透過率を有し、高感度となる。
更に、上記蛍光体はほぼ連続した隔壁によって光学的に
遮蔽されているため、他の小孔まで至らず、クロストー
クを生じない。
これら蛍光体は、厚さ方向に大きさが変化した隔壁で囲
まれるでいるため、脱落等の欠陥は生じない。
以上により、この発明のX線蛍光増倍管では、中間的な
空間周波数帯でのMTFが従来の2倍にも改善され、極
めて高コントラストのX線画像を得ることが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明する。
即ち、この発明のxm蛍光増倍管は、第4図に示すよう
に構成され、真空外囲器10は、X線透過性金属材料よ
りなる入力N20と、この入力窓20に気密到着された
円筒状の金属よりなる胴部30と、この胴部30にコバ
ールからなる円筒状封着部材40を介して気密到着され
たガラスよりなる出力端部50とからなっている。
このような真空外囲器10の入力窓20の内側には入力
面60が設けられ、この入力面11−に対向して、出力
端部50内には出力蛍光面70と陽極90が配設されて
いる。又、真、学外囲器10の胴部30の内側には、集
束電極80が同軸的に配設されている。
動作時には、入力窓20に入射されたX線像は入力面6
0で電子像に変換され、この変換された光電子像は陽極
90と集束電極80により加速・集束されて出力蛍光面
70に至り、ここに高輝度の光像を出現させる。
ここで、この発明の要部をなす入力面60について、第
1図、第2図、第3図及び第5図を参照して詳述する。
即ち、入力面性は、第2図に示すように蛍光!600と
、この蛍光層600の凹面の表面に形成された酸化イン
ジウムを主成分とする保i11620と、この保ff1
FJ620上に形成された光電面630とからなってい
る。
上記の蛍光層600の製造に当たっては、ステンレス製
の薄板(図示せず)を、エツチング等により第3図に斜
視口にて示すように、蜂巣状のメツシュ板601に加工
する。この際、小孔603のピッチaは50〜150μ
mであり、厚さbは30〜100μmである。隔壁の厚
さWは2〜10μmにすることが出来る。
以下には、a=100μm、、b−50μm。
w=10μmの場合について説明する。即ち、上記のメ
ツシュ板601を略球面となるように加工し、これらを
第1図及び第2図に示すとおり10枚重ね合せることに
より、入力基板が構成される。
この際、隔壁602は第1図(a)に示すように、蛍光
ff600を貫通した多数の小孔603を構成する。こ
の小孔603は、メツシュ板601をエツチング加工す
るときに、同一の原画フォトマスクを作って拡大率を変
えて露光したために、そのピッチが少しずつ変えられて
おり、正ね合せて蛍光層600を構成した場合に形成さ
れる小孔603は、全体としてX線管1の焦点の方向を
向いている。
又、夫々のメツシュ板601は重ね合せたときに、例え
ばレーザービームにより部分的に小ざなスポットで溶接
している。そして、メツシュ板601のピッチの大きさ
は少しずつ異なり、全ての小孔603の隔壁602が揃
うように重ねであるため、その隔’1602は全体とし
て貫通した小孔603を形成している。
この小孔603内には、Naで賦活されたCs1等の蛍
光体を粒状にして充填し、630℃程度に加熱して溶融
させる。溶融した蛍光体は、冷却されて多数の細い柱状
構造の蛍光体柱604となる。冷却した場合に、熱膨張
率の差からこの蛍光体柱604はステンレス製の隔壁6
02の間で小さなギャップを生じるが、隔壁602は薄
いメツシュ板601を多数枚重ねており、夫々のメツシ
ュの隔壁602が脹らみを持っているため、これに囲ま
れた蛍光体柱604は脱落等を生じない。
このように構成された蛍光体層600の内側には、l 
n209を主成分とした透明な保護膜620がスパッタ
等により形成されており、この保I躾620上には周知
のC6−8bよりなる光電面630が被着形成されてい
る。
さて次に、上記のこの発明によるX線蛍光増倍管の作用
につき説明する。
既述のように、入力面60は、厚さ50μmのメツシュ
板601に100μmピッチで開口率が90%の孔を開
け、これを10枚重ね合せており、その中にCsIを溶
融しであるので、個々のCslは太さがおよそ90μm
で長さが500μmであり、それらは全てx8管の焦点
の方向を向いている。従って、X線管の焦点から入力さ
れる被写体を通って来たいわゆる直接X線605をほぼ
完全に吸収する。更に、被写体内で発生する散乱Xaや
入力窓20で発生する散乱X線は、隔壁602により吸
収され深部に到達し難い。又、開口率が90%と高いた
め、直接X線605の有効利用率は90%程度に保持出
来るが、これはCsI柱が長いためxPJ管のストツピ
ングパワーが大きいことにより問題とならない。
上述の直接X線605が個々の蛍光体柱604に入力し
た場合に発生する蛍光606は、隔壁602によってほ
ぼ完全に反射され、反射を繰返しながら蛍光体ff16
00の内側表面に達し、透明な保護膜620を通った後
、光電面630に到達して光電子を放出する。
上記のように、この発明によれば、蛍光体層600の厚
さdを500μm以上に例えば11000uにまで増す
ことが出来るため、直接X線605をほぼ100%吸収
することが出来る。
メツシュ板601の隔壁602の幅Wによる直接X1j
1605の吸収率は10%以下であるので、全体として
従来のX線蛍光増倍管でのX線吸収率が70%以下であ
ることを考えると、20%程度の改善効果を有している
。これにより、同−入射線量に対して約10%のフォト
ンノイズ低下をもたらす。
更に、各蛍光体柱604内で発生した蛍光606は、隔
壁602によりほぼ完全に全反射されるために他の蛍光
体柱604に至らず、いわゆるクロストークを生じない
。これにより極めて高いコントラストの出力像を得るこ
とが出来る。この事実を第5図を用いて具体的に説明す
る。第5図はX線蛍光増倍管によって得られた画像のM
TFを、入力面に換算して表わしたものである。
図中の(A>は従来のX線蛍光増倍管のMTFを示し、
(B)はこの発明のX線蛍光増倍管のMTFを示してい
る。既述の理由により、いわゆるクロストークが極端に
小さくなるために、20〜301 p/cmの空間周波
数においてMTFが2倍以上向上しており、この事実は
上記の通りコントラストが改善されていることを意味す
る。
又、小孔603のピッチが1100L1であるため、カ
ットオフ周波数は501 D/Cmとなっている。ピッ
チは更に小さく、例えば5C1m程度にすることも可能
であり、この場合にはカットオフ周波数を1001 p
/cmにまで増すことも出来る。
更に、蛍光体柱604は溶融されて均一に作られている
ため、高い光透過率を有しており、この内部で発生した
蛍光を有効に伝播させる。このことにより、高感度が得
られる。
又、薄い金属板をエツチング加工してメツシュ板601
とし、これらを重ね合わして入力基板を作っであるので
、安価な工業製品を実現させることが出来る。
(変形例) 第6図乃至第8図はこの発明の変形例を示したもので、
上記実施例と同様効果が得られる。
即ち、第6図はメツシュ板601として、決められた一
方の面からのみエツチング加工したものを組合わせて使
用した例であり、この補強のためにX線透過率の大きい
材質で出来た補強板640を用いる。この構造では、蛍
光体柱604が固定し易くなっている。
第7図<a)、(b)の場合は、同一サイズのメツシュ
板601を複数枚重ね合せて入力基板を構成し、その小
孔603の中にCsIを充填してなる蛍光体層600を
用いたxi!蛍光増倍管の例である。この変形例では、
製造が容易であり、低価格で高コントラストなX線蛍光
増倍管を実現出来る。
第8図(a)、(b)の場合は、メツシュ板601は前
述と同様にして作られている。そして、メツシュ板60
1を多数枚重ね合せる場合に、夫々の位置をランダムに
重ね合せである他は、他の変形例例えば第7図の場合と
同様に作っである。
この第8図(a)、(b)の場合の動作について述べる
と、直接X線605が蛍光体層600に入射してその一
部が蛍光体内で発光し、光606が発生し、これが隔壁
602でほぼ完全に反射し、他の隔壁602で同様な反
射を繰返して保護膜620を通過して光電面630に至
る。他の方向を向いた光も同様な振舞いを行ない、光電
面630に至る。ここで用いるCslは溶融されている
ため、極めて透過率が高いこと、メツシュ板601の隔
壁602はステンレスで出来ており、表面が光沢を有す
るように研冴されているため、反射率が極めて高く、多
重回数の反射にも拘らず、光606の減衰は極めて小さ
く抑えられる。又、隔壁602でのコリメーション効果
により、光の散乱つまり広い範囲に光が広がることは起
らない。
従って、従来のX線蛍光増倍管に比べれば、極めて高い
コントラストを実現出来る。
この変形例では、他の変形例の場合よりもメツシュのピ
ッチa及び隔壁602の厚さWを小さくしておくと、解
像度やX線利用効率が更に良くなる。そして、この変形
例では、メツシュ板601の7ライメントが極めて容易
であり、低価格化が実現出来る。
尚、上記の実施例及び各変形例において、メツシュ板6
01を例えばタングステンのような重い金属で作れば、
X線のコリメーション効果が更に良くなり、より鮮明な
画像を得ることが出来る。
[発明の効果〕 この発明によれば、次のような優れた効果が得られる。
即ち、被写体3内で発生する散乱X線及びX線蛍光増倍
管の入力窓20で発生する散乱X線を除去することが出
来る。この結果、画像のコントラストを高めると共に、
鮮明な画像を得ることが出来る。
又、蛍光体1ff1600内で発生した光は、隔壁60
2によるライトガイド効果により極めて効率良く、更に
他の場所に広がらないで光電面630に達し、中間的な
空間周波数例えば501p/cm以下のMTFを従来の
2倍以上に改善し、コントラストの高い鮮明な画像を得
ることが出来る。
更に、蛍光体層600は溶融して作っであるため、透明
度が良く、より感度が高いX線蛍光増倍管を実現出来る
又、蛍光体層600はメツシュ板601を重ね合せて作
っであるため、いくらでも厚くすることが出来、蛍光体
lG600内でのX線吸収率を100%まで高めること
が出来る。従って、同一の入力X線伍に対して、フォト
ンノイズを減少させることが出来る。
更に、蛍光体層1のO9+は溶融されているため、その
表面が滑らかであり、その上に形成された保!J162
0及びその表面に形成された光電面630は滑らかな表
面となる。従って、良好な陰ルとして動き、その表面か
ら放出される光電子は初動方向が揃い、電子レンズによ
ってより良く集束され、更に鮮明な画像となる。
このような効果を持つ一方で、例えばエツチングにより
薄板から形成したメツシュ板601を重ね合せて構成し
ているので、工業的に低価格で実現出来る効果を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はこの発明の一実施例に係るX線
蛍光増倍管の入力面を拡大して示す断面図で、(b)は
(a)のA−A’線に沿って切断し矢印方向に見た断面
図、第2図は同じくX線蛍光増倍管の入力面を示す断面
図、第3図はこの発明のX線蛍光増倍管の入力面の一部
を構成するメツシュ板を示す斜視図、第4図はこの発明
の一実施例に係るX線蛍光増倍管の全体を示す断面図、
第5図はこの発明のX線蛍光増倍管における特性を示す
特性曲線図、第6図乃至第8図はこの発明の変形例を示
す断面図、第9図は従来のX線蛍光増倍管の全体を示す
断面図、第10図は従来のX線蛍光増倍管における入力
面を示す断面図である。 601・・・メツシュ板 602・・・隔壁 603・・・小孔 604・・・蛍光体柱 620・・・保護膜 630・・・光電面 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図 第3図 第4図 第7図 第8図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入射X線像を入力面で光電子に変換し、この光電
    子を加速集束して出力蛍光面より電子工学的に増倍され
    た光像を得るようにしたX線蛍光増倍管において、 上記入力面は、多数の小孔を有する薄いメッシュ板を複
    数枚重ね合せて形成した多数の貫通した小孔を有する入
    力基板と、この入力基板の小孔に埋め込んだ蛍光体と、
    この蛍光体上に形成された光電面とからなることを特徴
    とするX線蛍光増倍管。
  2. (2)上記入力基板は、薄板からエッチング法により小
    孔を開けたメッシュ板を複数枚重ね合せてなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のX線蛍光増倍管。
  3. (3)上記入力基板は、同一の原画パターンを使用して
    光学的な拡大率を変えて小孔を開けた夫々の薄板を重ね
    合せてなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のX線蛍光増倍管。
  4. (4)上記入力基板が複数の薄板を重ね合せてなるとき
    、この入力基板の貫通小孔がX線焦点の方向を向くよう
    に、夫々の薄板のエッチング露光拡大率を変えたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のX線蛍光増倍管
  5. (5)上記入力基板の小孔は、そのピッチが150μm
    以下であり、その長さが300μm以上であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のX線蛍光増倍管。
  6. (6)上記入力基板の小孔は、その開口比が80%以上
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のX
    線蛍光増倍管。
  7. (7)上記メッシュ板は、重金属からなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至第6項記載のX線蛍光増
    倍管。
  8. (8)上記メッシュ板の小孔の隔壁の厚さは、少なくと
    も一方の表面においてその中央部よりも薄く作られてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第7項記
    載のX線蛍光増倍管。
  9. (9)上記入力面は、入力基板の小孔に蛍光体を溶かし
    込んでなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のX線蛍光増倍管。
  10. (10)上記入力面は、上記入力基板の小孔に蛍光体の
    微粒子を満たし、加温処理により溶融したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のX線蛍光増倍管。
  11. (11)上記メッシュ板は、その小孔の相対位置を揃え
    ることなく、任意の位置関係で重ね合せたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至第10項記載のX線蛍光
    増倍管。
JP61299984A 1986-12-18 1986-12-18 X線螢光増倍管 Pending JPS63155534A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61299984A JPS63155534A (ja) 1986-12-18 1986-12-18 X線螢光増倍管
EP87118567A EP0272581B1 (en) 1986-12-18 1987-12-15 X-ray fluorescent image intensifier
DE3751762T DE3751762T2 (de) 1986-12-18 1987-12-15 Röntgenbildverstärker
US07/134,157 US4893020A (en) 1986-12-18 1987-12-17 X-ray fluorescent image intensifier

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61299984A JPS63155534A (ja) 1986-12-18 1986-12-18 X線螢光増倍管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63155534A true JPS63155534A (ja) 1988-06-28

Family

ID=17879343

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