JPS63107069A - フローティングゲート型メモリデバイスおよび不揮発性メモリセルの製造方法 - Google Patents
フローティングゲート型メモリデバイスおよび不揮発性メモリセルの製造方法Info
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- JPS63107069A JPS63107069A JP62184661A JP18466187A JPS63107069A JP S63107069 A JPS63107069 A JP S63107069A JP 62184661 A JP62184661 A JP 62184661A JP 18466187 A JP18466187 A JP 18466187A JP S63107069 A JPS63107069 A JP S63107069A
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- Japan
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- region
- type impurity
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/17—Semiconductor regions connected to electrodes not carrying current to be rectified, amplified or switched, e.g. channel regions
- H10D62/213—Channel regions of field-effect devices
- H10D62/221—Channel regions of field-effect devices of FETs
- H10D62/235—Channel regions of field-effect devices of FETs of IGFETs
- H10D62/314—Channel regions of field-effect devices of FETs of IGFETs having vertical doping variations
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/60—Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
- H10D30/68—Floating-gate IGFETs
- H10D30/681—Floating-gate IGFETs having only two programming levels
- H10D30/684—Floating-gate IGFETs having only two programming levels programmed by hot carrier injection
- H10D30/685—Floating-gate IGFETs having only two programming levels programmed by hot carrier injection from the channel
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- Non-Volatile Memory (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野J
本発明は不揮発性メモリセルおよびその製作方法に関す
るもので、とくにフローティングゲート型不揮発性メモ
リセルおよびその製作方法に係わるものである。しかし
て本発明はEFROMにもっとも関連するものであるが
、その他の関連する形式の不揮発性メモリセル、例えば
EEFROM等にも適用しうるちのである。
るもので、とくにフローティングゲート型不揮発性メモ
リセルおよびその製作方法に係わるものである。しかし
て本発明はEFROMにもっとも関連するものであるが
、その他の関連する形式の不揮発性メモリセル、例えば
EEFROM等にも適用しうるちのである。
[従来の技術1
第1A図および第1B図は、従来公知のEFROMデバ
イスの構造例をそれぞれ示すものである。第1A図に示
すデバイスはソースおよびドレーン領域をプレーナ構造
とした例であり、また第1B図に示すデバイスはソース
およびドレーン領域を埋込み形式とした「アドバンスト
アレイ」型デバイスの例であり、このアドバンストアレ
イ型デバイスはテキサスインスツルメンツ社の発明にな
るものである (くわしくは米国特許fJS4,151
,021号、第4,184,207号、および第4.3
73,248号等参照)。
イスの構造例をそれぞれ示すものである。第1A図に示
すデバイスはソースおよびドレーン領域をプレーナ構造
とした例であり、また第1B図に示すデバイスはソース
およびドレーン領域を埋込み形式とした「アドバンスト
アレイ」型デバイスの例であり、このアドバンストアレ
イ型デバイスはテキサスインスツルメンツ社の発明にな
るものである (くわしくは米国特許fJS4,151
,021号、第4,184,207号、および第4.3
73,248号等参照)。
EFROMセルは通常、正の大電圧を制御ゲート10に
印加するとともに、ソース/ドレーン拡散領域14(本
例においてはドレーンとしてはたらく)にも印加するこ
とにより、その結果生成された熱電子が酸化物層11を
介してフローティングゲート12に注入されるようにプ
ログラムされている。このようなEFROMセルのプロ
グラム動作期間中に印加される電圧は、典型的にはたと
えば、ゲート電圧としてはVG=、12.5ボルトが、
ソース電圧としてはVS=0.5ボルトが、またドレー
ン電圧としてはVD=lOポルトがそれぞれ用いられる
。上記熱電子は高電界領域を流れる電流によって生成さ
れ、その一部はゲート酸化物層11を通ってフローティ
ングゲート12中に入る。 (なお「熱電子」とは、伝
導帯に到達するのに必要なエネルギよりも大きなエネル
ギをもった電子であり、こうしたキャリアの一部のもつ
エネルギは二酸化シリコンの伝導帯の下限値よりも大き
なエネルギであることが回部であり、そのため1通常の
電子とは異なって(それらのキャリアが散乱ブロヤスに
よりその余剰エネルギを失うに至るまでは)、誘電体中
を自由に移動することが可能である。) EFROMにおけるトランジスタのブローティングゲー
トは絶縁されており、そのため、上記のようにして注入
された電荷は長期間にわたって該ゲート内に保持される
。さらにまた。
印加するとともに、ソース/ドレーン拡散領域14(本
例においてはドレーンとしてはたらく)にも印加するこ
とにより、その結果生成された熱電子が酸化物層11を
介してフローティングゲート12に注入されるようにプ
ログラムされている。このようなEFROMセルのプロ
グラム動作期間中に印加される電圧は、典型的にはたと
えば、ゲート電圧としてはVG=、12.5ボルトが、
ソース電圧としてはVS=0.5ボルトが、またドレー
ン電圧としてはVD=lOポルトがそれぞれ用いられる
。上記熱電子は高電界領域を流れる電流によって生成さ
れ、その一部はゲート酸化物層11を通ってフローティ
ングゲート12中に入る。 (なお「熱電子」とは、伝
導帯に到達するのに必要なエネルギよりも大きなエネル
ギをもった電子であり、こうしたキャリアの一部のもつ
エネルギは二酸化シリコンの伝導帯の下限値よりも大き
なエネルギであることが回部であり、そのため1通常の
電子とは異なって(それらのキャリアが散乱ブロヤスに
よりその余剰エネルギを失うに至るまでは)、誘電体中
を自由に移動することが可能である。) EFROMにおけるトランジスタのブローティングゲー
トは絶縁されており、そのため、上記のようにして注入
された電荷は長期間にわたって該ゲート内に保持される
。さらにまた。
EFROMのフローティングゲートは当該デバイスの制
御ゲートとチャンネル領域との間に介在しており、その
ため、フローティングゲート上の電荷は部分的遮蔽効果
をもち、この遮弊効果により当該トランジスタの (制
御ゲートから見たときの)見かけのスレショルド電圧V
Tに変化が生ずることとなる。かくして、フローティン
グゲートに実質的な電荷が貯えられていないフローティ
ングゲー))ランジスタのみを導通させるのに充分な読
出し電圧を制御ゲートに印加することによって、他のト
ランジスタに影響を及ぼすことなく読出し動作を行なう
ことが可能となるのである。なお、このような読出し電
圧としては9例えばvD=1,5ポルl、VC=3ポル
)、VS=0ポルト等とすることができる。
御ゲートとチャンネル領域との間に介在しており、その
ため、フローティングゲート上の電荷は部分的遮蔽効果
をもち、この遮弊効果により当該トランジスタの (制
御ゲートから見たときの)見かけのスレショルド電圧V
Tに変化が生ずることとなる。かくして、フローティン
グゲートに実質的な電荷が貯えられていないフローティ
ングゲー))ランジスタのみを導通させるのに充分な読
出し電圧を制御ゲートに印加することによって、他のト
ランジスタに影響を及ぼすことなく読出し動作を行なう
ことが可能となるのである。なお、このような読出し電
圧としては9例えばvD=1,5ポルl、VC=3ポル
)、VS=0ポルト等とすることができる。
他方、EEFROMは9本質的には上記EFROMと同
等の読出し動作を用いるものであるが、ただしそのプロ
グラム動作はEFROMとは異なって、そのフローティ
ングゲートへの電荷の注入は、単に電界によって、薄い
誘電体膜からフローティングゲートにトンネル現象を起
させることにより行なわれるようになる。したがってE
EFROMのプログラム動作時に、ホットキャリアを生
成させる必要がなく、そのため2通常の場合ソースおよ
びドレーンはほぼ等しい電圧に保持されることとなる。
等の読出し動作を用いるものであるが、ただしそのプロ
グラム動作はEFROMとは異なって、そのフローティ
ングゲートへの電荷の注入は、単に電界によって、薄い
誘電体膜からフローティングゲートにトンネル現象を起
させることにより行なわれるようになる。したがってE
EFROMのプログラム動作時に、ホットキャリアを生
成させる必要がなく、そのため2通常の場合ソースおよ
びドレーンはほぼ等しい電圧に保持されることとなる。
フローティングゲート型メモリデバイス一般において最
適化の求められる主要条件のひとつはプログラミング時
間である。EPROMおよびEEPROMはいずれも高
速読出し、低速書込みデバイスであり、この種のメモリ
デバイスを使用するシステムの使用目的においては、書
込みのみの動作はあまり頻繁には行なわれないが、それ
でも、書込み動作があまりにも低速である場合には、そ
うした使用目的といえども、システムの効率に対する大
きな障害となりかねない、たとえば、汎用84にのEF
ROMに通常量は入れられているプログラム速度の仕様
では、メガピッ)EFROMのプログラミングには14
分かかることとなる。このように、相継ぐ世代のデバイ
ス間で、プログラミング時間の仕様も次々と苛酷なもの
となってきている。
適化の求められる主要条件のひとつはプログラミング時
間である。EPROMおよびEEPROMはいずれも高
速読出し、低速書込みデバイスであり、この種のメモリ
デバイスを使用するシステムの使用目的においては、書
込みのみの動作はあまり頻繁には行なわれないが、それ
でも、書込み動作があまりにも低速である場合には、そ
うした使用目的といえども、システムの効率に対する大
きな障害となりかねない、たとえば、汎用84にのEF
ROMに通常量は入れられているプログラム速度の仕様
では、メガピッ)EFROMのプログラミングには14
分かかることとなる。このように、相継ぐ世代のデバイ
ス間で、プログラミング時間の仕様も次々と苛酷なもの
となってきている。
EFROMにおけるプログラミングは熱電子の注入によ
って行なわれるものであるため、半導体チャンネル領域
には比較的大きな電界を発生させてプログラム動作を行
なわせるようにしなければならない、このことはすなわ
ち、この大きな電界を発生させるのに比較的高い電圧を
用いなければならないということことを意味する。さら
にまた、プログラミング電圧とプログラミング時間との
間で妥協をはかる必要もあり、チップ上であまりに高い
電圧を用いた場合には、破滅的な降伏を生ずる危険があ
るのみならず、そうした高電圧を生成させかつこれを伝
送するのには、それなりのオーバーヘッドが必要となる
。他方、与えられたデバイス構造に対して不当に低い電
圧を用いた場合には、プログラミング時間が過度に長く
なることとなる。フローティングゲート型メモリには。
って行なわれるものであるため、半導体チャンネル領域
には比較的大きな電界を発生させてプログラム動作を行
なわせるようにしなければならない、このことはすなわ
ち、この大きな電界を発生させるのに比較的高い電圧を
用いなければならないということことを意味する。さら
にまた、プログラミング電圧とプログラミング時間との
間で妥協をはかる必要もあり、チップ上であまりに高い
電圧を用いた場合には、破滅的な降伏を生ずる危険があ
るのみならず、そうした高電圧を生成させかつこれを伝
送するのには、それなりのオーバーヘッドが必要となる
。他方、与えられたデバイス構造に対して不当に低い電
圧を用いた場合には、プログラミング時間が過度に長く
なることとなる。フローティングゲート型メモリには。
比較的遅いプログラミング時間が一般に受は入れられて
はいるが、とはいえプログラミングの速度を高めること
はどのような場合においても望ましいことではある。
はいるが、とはいえプログラミングの速度を高めること
はどのような場合においても望ましいことではある。
本発明の利点のひとつは、EFROMデバイスのプログ
ラム動作をより高速なものとしたことにあり、とくに、
ゲートとソース/ドレーン領域との間に印加されるある
与えられた電圧に対して、現状において可能であるより
も高速で、プログラム動作を行なうことが可能となるよ
うにしたことにある、 従来のEFROMのもつ他の問題としては。
ラム動作をより高速なものとしたことにあり、とくに、
ゲートとソース/ドレーン領域との間に印加されるある
与えられた電圧に対して、現状において可能であるより
も高速で、プログラム動作を行なうことが可能となるよ
うにしたことにある、 従来のEFROMのもつ他の問題としては。
いわゆる「バイポーラ」効果の問題がある。この「バイ
ポーラ」効果については9例えばミューラーらの「なだ
れ倍増態における短チャンネルMOS)ランジスタJ
(Mueller at al、 ”5hort−Ch
annel MOS Transistors
in the Avalanche−Multip
lication Regime”、 23 I
EEE Transactionson Elect
ron Devices 1778.1982年)、
すなわち、npn寄生バイポーラデバイス(n型ソース
と、p5!基板と、n型ドレーンによって定義されるデ
バイス)はプログラム動′作中にターンオンして当該プ
ログラム動作を効果的に停止させることができる。この
場合、プログラミング条件は、当該プログミングのため
に熱電子が生成されるようにこれを設定し、これら熱電
子の一部が格子内の原子と衝突して付加的なキャリアを
発生させるようにする。かくて例えば、1個の熱電子が
そうした衝突の後、2個の電子と1個のホールを生成し
たとする。印加された電界下では、こうして生成された
ホールはソース接合部近傍の基板中に流入する可能性が
高く、このホール電流の密度は、その空間電荷がソース
/基板接合を順方向にバイアスするのに充分な高さの値
となり、このため、該ソース/基板接合がエミッタ/ベ
ース接合としてはたらくこととなって電子を発生する。
ポーラ」効果については9例えばミューラーらの「なだ
れ倍増態における短チャンネルMOS)ランジスタJ
(Mueller at al、 ”5hort−Ch
annel MOS Transistors
in the Avalanche−Multip
lication Regime”、 23 I
EEE Transactionson Elect
ron Devices 1778.1982年)、
すなわち、npn寄生バイポーラデバイス(n型ソース
と、p5!基板と、n型ドレーンによって定義されるデ
バイス)はプログラム動′作中にターンオンして当該プ
ログラム動作を効果的に停止させることができる。この
場合、プログラミング条件は、当該プログミングのため
に熱電子が生成されるようにこれを設定し、これら熱電
子の一部が格子内の原子と衝突して付加的なキャリアを
発生させるようにする。かくて例えば、1個の熱電子が
そうした衝突の後、2個の電子と1個のホールを生成し
たとする。印加された電界下では、こうして生成された
ホールはソース接合部近傍の基板中に流入する可能性が
高く、このホール電流の密度は、その空間電荷がソース
/基板接合を順方向にバイアスするのに充分な高さの値
となり、このため、該ソース/基板接合がエミッタ/ベ
ース接合としてはたらくこととなって電子を発生する。
こうした現象は、第1B図に示すような前記アドバンス
トアレイ型のトランジスタの場合とくに問題であり、そ
うした形式のトランジスタにおいては個々のトランジス
タ間を横方向に分離する厚い酸化物がないために、寄生
バイポーラデバイスの有効幅が甚だしい値となって、当
該寄生バイポーラデバイスがいったんターンオンした場
合には、メモリの1列分全体に電流が流れてしまうこと
となるものであった。
トアレイ型のトランジスタの場合とくに問題であり、そ
うした形式のトランジスタにおいては個々のトランジス
タ間を横方向に分離する厚い酸化物がないために、寄生
バイポーラデバイスの有効幅が甚だしい値となって、当
該寄生バイポーラデバイスがいったんターンオンした場
合には、メモリの1列分全体に電流が流れてしまうこと
となるものであった。
第9図はサンプルとしてのEFROMセルについて、2
種類の電流−電圧特性曲線(I−V曲線)を示すもので
ある0図中1曲線802は当該セルのプログラム動作中
の電流−電圧特性を示すものである。この電流−電圧特
性曲線902において、その急峻な部分901はターン
オン状態を示し、また比較的平坦な部分903は飽和チ
ャンネル電流状態を示す、さらに、急激に電流が下降し
ている部分904はゲートに対する熱電子の注入が行な
われて(その結果、スレショルド電圧7丁をダイナミッ
クにシフトさせ、したがって与えられたドレーン電圧に
対する電流を低減させる)状態を示すものであり、また
曲線部分305は寄生バイポーラ電流が顕著となった状
態を示すものである。
種類の電流−電圧特性曲線(I−V曲線)を示すもので
ある0図中1曲線802は当該セルのプログラム動作中
の電流−電圧特性を示すものである。この電流−電圧特
性曲線902において、その急峻な部分901はターン
オン状態を示し、また比較的平坦な部分903は飽和チ
ャンネル電流状態を示す、さらに、急激に電流が下降し
ている部分904はゲートに対する熱電子の注入が行な
われて(その結果、スレショルド電圧7丁をダイナミッ
クにシフトさせ、したがって与えられたドレーン電圧に
対する電流を低減させる)状態を示すものであり、また
曲線部分305は寄生バイポーラ電流が顕著となった状
態を示すものである。
なおプログラミングの動作点は、上記曲線部分804に
達するのに厳密に必要なドレーン電圧よりも高いドレー
ン電圧値にこれを設定して、プログラム動作の高速化を
はかるようにするのが通例である。かくて本発明の他の
利点は、寄生バイポーラトランジスタがより高いドレー
ン電圧でターンオンするために、プログラム動作点80
5を図示の電流−電圧特性曲線の高電圧部分905の任
意の点として設定することが可能であるということであ
る。言い換えれば、より高い電圧を任意に用いることに
より、プログラミング速度をさらに改善することが可能
となる点にある。なお、第2の電流−電圧特性曲線90
6は (比較用として)当該EFROMセルのプログラ
ミング後における電流−電圧特性を示すものである。
達するのに厳密に必要なドレーン電圧よりも高いドレー
ン電圧値にこれを設定して、プログラム動作の高速化を
はかるようにするのが通例である。かくて本発明の他の
利点は、寄生バイポーラトランジスタがより高いドレー
ン電圧でターンオンするために、プログラム動作点80
5を図示の電流−電圧特性曲線の高電圧部分905の任
意の点として設定することが可能であるということであ
る。言い換えれば、より高い電圧を任意に用いることに
より、プログラミング速度をさらに改善することが可能
となる点にある。なお、第2の電流−電圧特性曲線90
6は (比較用として)当該EFROMセルのプログラ
ミング後における電流−電圧特性を示すものである。
プログラム動作に関係するパラメータとして、プログラ
ミングの信頼度がある。すなわち。
ミングの信頼度がある。すなわち。
各ビットのプログラミング時間が適度に高速であっても
、ユーザにとって肝要なパラメータは正味のプログラミ
ング時間である。従来のデバイスにおいては1 ハス(
lアクセス動作)あたりについて所要プログラム動作の
100%よりもはるかに低いプログラミングを行なうよ
うにするのが通例であり、このためプログラミング時間
が大幅に長くなっている。すなわち、いま例えば各パス
について全ビットの80%が好適にプログラミングされ
るものとすると、メガビットメモリにおいてプログラミ
ングを完全に行なうためには6プログラム動作サイクル
がフルに必要になることとなる。プログラム/読出し/
プログラムの各動作からなるマルチプルサイクル方式(
いわゆる「ピットバンギング」方式)を用いなければな
らないことは、ユーザの忌み嫌うところである。
、ユーザにとって肝要なパラメータは正味のプログラミ
ング時間である。従来のデバイスにおいては1 ハス(
lアクセス動作)あたりについて所要プログラム動作の
100%よりもはるかに低いプログラミングを行なうよ
うにするのが通例であり、このためプログラミング時間
が大幅に長くなっている。すなわち、いま例えば各パス
について全ビットの80%が好適にプログラミングされ
るものとすると、メガビットメモリにおいてプログラミ
ングを完全に行なうためには6プログラム動作サイクル
がフルに必要になることとなる。プログラム/読出し/
プログラムの各動作からなるマルチプルサイクル方式(
いわゆる「ピットバンギング」方式)を用いなければな
らないことは、ユーザの忌み嫌うところである。
EFROMデバイス製作上の制約としてはさらに、基板
のドーピング濃度を選定するにあたって、メモリアレイ
中のフローティングゲートトランジスタはもとより1周
辺デバイスをもカバーするように選定しなければならな
いという制約がある。すなわち、バイポーラ効果を低減
させるべく、基板のバックグラウンドドーピング濃度を
単純に増大させた場合9周辺デバイスの被むるボディ効
果(基板効果)も増大するが、このことはそれ自体が好
ましくないのみならず、基板に対する寄生容量が大きく
なり、接合降伏電圧が低下し。
のドーピング濃度を選定するにあたって、メモリアレイ
中のフローティングゲートトランジスタはもとより1周
辺デバイスをもカバーするように選定しなければならな
いという制約がある。すなわち、バイポーラ効果を低減
させるべく、基板のバックグラウンドドーピング濃度を
単純に増大させた場合9周辺デバイスの被むるボディ効
果(基板効果)も増大するが、このことはそれ自体が好
ましくないのみならず、基板に対する寄生容量が大きく
なり、接合降伏電圧が低下し。
また洩れ電流が増大することとなる。こうした結果を回
避するためには、上記周辺回路をCMO3構成とする。
避するためには、上記周辺回路をCMO3構成とする。
すなわちNMO3とPMO5の両者を用いて電力を節約
するような構成とすることが、とくに望まれるところで
ある。
するような構成とすることが、とくに望まれるところで
ある。
本発明は、メモリセルの製作プロセスに銭大な妨げ、を
もたらすことなく、上記した諸点を同時に改善しようと
するものである。
もたらすことなく、上記した諸点を同時に改善しようと
するものである。
本発明はドーピングプロファイルを異なるものとした。
すぐれたフローティングゲート型トランジスタを提供す
るものである。すなわち9本発明においては、バックグ
ラウンドP型中エル形成のためのドーピングおよび所望
のスレショルド電圧VTを得ることを目的としたスレシ
ョルド電圧調整用ドーピングに加えて、チャンネル領域
下部においてソース/ドレーン拡散領域に対して横方向
に相隣る。より高濃度のP型ドーピングを行なうように
したものである。この場合1通常は当該メモリアレイ中
のフローティングゲートトランジスタのためのスレショ
ルド電圧調整用イオン注入を行なう段階で、相反する伝
導型の2種類のイオン注入を行なう、すなわち、まずP
型ドーピングによってより高濃度の浅いP型ドープ領域
を形成し、拡散性の低いN型物質、たとえばヒ素による
きわめて浅いN型ドープ領域を形成するようにするのが
好ましい、かくてチャンネル領域の表面におけるドーピ
ング(これによりスレショルド電圧VTが規定される)
はスレショルド電圧制御のための所望のレベルに保持さ
れるが、チャンネル領域の下部でかつソース/ドレーン
拡散領域に対して横方向に相隣る領域の不純物濃度は、
チャンネル領域ないし基板の不純物濃度よりも実質的に
高くなる。かくて、ドレーン領域の境界におけるドーピ
ングを高濃度とすることにより熱電子の生成が増大する
こととなり、そのため、与えられた印加電圧に対するプ
ログラミング時間も短縮されることとなる。
るものである。すなわち9本発明においては、バックグ
ラウンドP型中エル形成のためのドーピングおよび所望
のスレショルド電圧VTを得ることを目的としたスレシ
ョルド電圧調整用ドーピングに加えて、チャンネル領域
下部においてソース/ドレーン拡散領域に対して横方向
に相隣る。より高濃度のP型ドーピングを行なうように
したものである。この場合1通常は当該メモリアレイ中
のフローティングゲートトランジスタのためのスレショ
ルド電圧調整用イオン注入を行なう段階で、相反する伝
導型の2種類のイオン注入を行なう、すなわち、まずP
型ドーピングによってより高濃度の浅いP型ドープ領域
を形成し、拡散性の低いN型物質、たとえばヒ素による
きわめて浅いN型ドープ領域を形成するようにするのが
好ましい、かくてチャンネル領域の表面におけるドーピ
ング(これによりスレショルド電圧VTが規定される)
はスレショルド電圧制御のための所望のレベルに保持さ
れるが、チャンネル領域の下部でかつソース/ドレーン
拡散領域に対して横方向に相隣る領域の不純物濃度は、
チャンネル領域ないし基板の不純物濃度よりも実質的に
高くなる。かくて、ドレーン領域の境界におけるドーピ
ングを高濃度とすることにより熱電子の生成が増大する
こととなり、そのため、与えられた印加電圧に対するプ
ログラミング時間も短縮されることとなる。
かくて本発明の主たる利点は、プログラム期間中におけ
る熱電子の生成が増大し、そのために、与えられた印加
電圧に対するプログラミング時間も短縮されるという点
にある。
る熱電子の生成が増大し、そのために、与えられた印加
電圧に対するプログラミング時間も短縮されるという点
にある。
さらに本発明の利点は、寄生ラテラルバイポーラトラン
ジスタの働きが禅制されるという点にある。こうした利
点は、チャンネル領域の直下に付加的なポロンのドーピ
ングを行なうことによって導入された付加的イオン化不
純物の空間電荷密度により、ソース/基板接合に発生し
た電子のうち、横方向に拡散してバイポーラ動作の発現
をうながす電子よりも多くの電子が上方に向って拡散し
てチャンネル領域(この領域内ではそれらの電子は有用
な電子となる)に入ることによるものである。
ジスタの働きが禅制されるという点にある。こうした利
点は、チャンネル領域の直下に付加的なポロンのドーピ
ングを行なうことによって導入された付加的イオン化不
純物の空間電荷密度により、ソース/基板接合に発生し
た電子のうち、横方向に拡散してバイポーラ動作の発現
をうながす電子よりも多くの電子が上方に向って拡散し
てチャンネル領域(この領域内ではそれらの電子は有用
な電子となる)に入ることによるものである。
さらに本発明の利点は、基板のドーピング1度を増大さ
せても周・辺トランジスタのデバイス特性を劣化させる
必要がないという点にある。
せても周・辺トランジスタのデバイス特性を劣化させる
必要がないという点にある。
さらに本発明の利点は、書込み動作中には熱電子の生成
が促進されるが、読出し動作中にそれが増大することは
実質的になく、シたがって書込み速度を向上させること
によりデータの保持が劣化することがないという点にあ
る。
が促進されるが、読出し動作中にそれが増大することは
実質的になく、シたがって書込み速度を向上させること
によりデータの保持が劣化することがないという点にあ
る。
前掲ミューラーらの論文は、前記「バイポーラ効果」を
低減させるのに際して、チャンネル領域下部のP型ドー
プ濃度を高くすることの動部について論じている。その
第1778頁に記述されている「B型プロセス」は、き
わめて深いイオン注入(140keVで(推定によれば
)ポロンを1.2×10+2/crrr′のドーズ量で
注入する)を用いることにより、第2図に示すように基
板表面の下部において濃度が最大となる不純物プロファ
イルを得るようにしたものである。 (ただし当該ミュ
ーラーらの論文がアニール処理直後の(as−anne
aled)不純物プロファイルを示しているのかどうか
が不明のため、おそらくは上記不純物プロファイルは第
10図に示すようなプロファイルと直接的には比較でき
るようなものではないと思われる。ドーピングレベルの
最大値は140 keVのイオン注入直後の(as−i
mplanted)最大値が現われる筈の深さ近傍にあ
るものとして示してあり、したがってこれらミューラー
らが示した不純物プロファイルはイオン注入後のプロフ
ァイルであるかもしれないし、あるいはアニール処理直
後のプロファイルを不正確にモデル化したシミュレーシ
ョンであるかもしれない、)ただし第10図の例がミュ
ーラーらの論文の教示になるものよりも、実質的により
浅い深さにおける。実質的により高い最大値のドーピン
グを示すものであることは明らかである。また、このミ
ューラーらの論文には、P型イオン注入とともにスレシ
ョルド電圧調整用N型イオン注入を行なうことに関して
何ら示唆するものはなく、またNMO3形式の周辺トラ
ンジスタのドーピングプロファイルをメモリアレイ内ト
ランジスタのドーピングプロファイルとは異なった最適
化を行なうようにすることについても、何ら示唆すると
ころはない、さらに、ドーピング濃度が最大となる深さ
とソース/ドレーン拡散深さとの間の関係の重要性につ
いても、何ら教示するところはない、かくて本発明は、
上記諸点その他に関してミューラーらの論文を越えるも
のであり、その結果として実質的な利点を供するもので
ある。すなわち1本発明は例えばメモリトランジスタお
よびPMO5ならびにNMO5周辺トランジスタのすべ
てがそれぞれ別個に最適化されたドーピングプロファイ
ルを有し、しかもその製作プロセス工程のコストが最小
となるようにするものである。また拡散性の低いN型反
転用不純物を用いるということは。
低減させるのに際して、チャンネル領域下部のP型ドー
プ濃度を高くすることの動部について論じている。その
第1778頁に記述されている「B型プロセス」は、き
わめて深いイオン注入(140keVで(推定によれば
)ポロンを1.2×10+2/crrr′のドーズ量で
注入する)を用いることにより、第2図に示すように基
板表面の下部において濃度が最大となる不純物プロファ
イルを得るようにしたものである。 (ただし当該ミュ
ーラーらの論文がアニール処理直後の(as−anne
aled)不純物プロファイルを示しているのかどうか
が不明のため、おそらくは上記不純物プロファイルは第
10図に示すようなプロファイルと直接的には比較でき
るようなものではないと思われる。ドーピングレベルの
最大値は140 keVのイオン注入直後の(as−i
mplanted)最大値が現われる筈の深さ近傍にあ
るものとして示してあり、したがってこれらミューラー
らが示した不純物プロファイルはイオン注入後のプロフ
ァイルであるかもしれないし、あるいはアニール処理直
後のプロファイルを不正確にモデル化したシミュレーシ
ョンであるかもしれない、)ただし第10図の例がミュ
ーラーらの論文の教示になるものよりも、実質的により
浅い深さにおける。実質的により高い最大値のドーピン
グを示すものであることは明らかである。また、このミ
ューラーらの論文には、P型イオン注入とともにスレシ
ョルド電圧調整用N型イオン注入を行なうことに関して
何ら示唆するものはなく、またNMO3形式の周辺トラ
ンジスタのドーピングプロファイルをメモリアレイ内ト
ランジスタのドーピングプロファイルとは異なった最適
化を行なうようにすることについても、何ら示唆すると
ころはない、さらに、ドーピング濃度が最大となる深さ
とソース/ドレーン拡散深さとの間の関係の重要性につ
いても、何ら教示するところはない、かくて本発明は、
上記諸点その他に関してミューラーらの論文を越えるも
のであり、その結果として実質的な利点を供するもので
ある。すなわち1本発明は例えばメモリトランジスタお
よびPMO5ならびにNMO5周辺トランジスタのすべ
てがそれぞれ別個に最適化されたドーピングプロファイ
ルを有し、しかもその製作プロセス工程のコストが最小
となるようにするものである。また拡散性の低いN型反
転用不純物を用いるということは。
メモリトランジスタのP型ドーピング濃度の最大となる
点がそれだけ基板表面に近くできるということであり、
このことはさらに、そうした結果として(熱電子の生成
が増大するために)プログラミング速度が高くなるとい
う利点が得られることを意味するものでもある。
点がそれだけ基板表面に近くできるということであり、
このことはさらに、そうした結果として(熱電子の生成
が増大するために)プログラミング速度が高くなるとい
う利点が得られることを意味するものでもある。
メモリアレイ内トランジスタのスレショルド調整用イオ
ン注入は、好ましくは高温度工程を行なった後で、とく
にフィールド酸化工程(厚いフィールド酸化物の成長工
程)の後で、これを行なうことにより、&耳の積分値を
最小値とし、ひいてはポロンによる補償用イオン注入の
最大値が基板表面の近傍に現れるようにするのがよい。
ン注入は、好ましくは高温度工程を行なった後で、とく
にフィールド酸化工程(厚いフィールド酸化物の成長工
程)の後で、これを行なうことにより、&耳の積分値を
最小値とし、ひいてはポロンによる補償用イオン注入の
最大値が基板表面の近傍に現れるようにするのがよい。
スレショルド調整用イオン注入には、好ましくはヒ素を
用いて、D値を最小とすることにより9、沖]“の積分
値を最小とするようにするのがよい、すなわち本発明の
一実施例においては、ポロンのイオン注入の停止距離は
ヒ素イオン注入の停止距離よりも若干長いが(ポロンの
場合はほぼ1100オングストローム、ヒ素の場合はほ
ぼ850オングストローム )、これらの拡散性の相違
により。
用いて、D値を最小とすることにより9、沖]“の積分
値を最小とするようにするのがよい、すなわち本発明の
一実施例においては、ポロンのイオン注入の停止距離は
ヒ素イオン注入の停止距離よりも若干長いが(ポロンの
場合はほぼ1100オングストローム、ヒ素の場合はほ
ぼ850オングストローム )、これらの拡散性の相違
により。
注入後の拡散によってポロンの不純物濃度プロファイル
がヒ素の不純物濃度プロファイルに対して相対的に変移
することとなる。しかして、最終不純物濃度プロファイ
ル、すなわち完成時のデバイスにおける不純物プロファ
イルは当該デバイスの動作特性を規定するものであり9
本発明の一実施例においてはこの最終不純物濃度プロフ
ァイルは。
がヒ素の不純物濃度プロファイルに対して相対的に変移
することとなる。しかして、最終不純物濃度プロファイ
ル、すなわち完成時のデバイスにおける不純物プロファ
イルは当該デバイスの動作特性を規定するものであり9
本発明の一実施例においてはこの最終不純物濃度プロフ
ァイルは。
工EL、。、〉2工Aa−6゜%
となるように、すなわち、ヒ素の濃度がその最大値より
も50%小さくなる深さの2倍以上の深さにおけるポロ
ンの濃度が、その最大値よりも50%低くなるように、
該不純物濃度を選定する。より具体的には、上記最終不
純物濃度プロファイルは。
も50%小さくなる深さの2倍以上の深さにおけるポロ
ンの濃度が、その最大値よりも50%低くなるように、
該不純物濃度を選定する。より具体的には、上記最終不
純物濃度プロファイルは。
” >”−60% 〉”/l#−5oybとなるように
、すなわちポロンの濃度がソース/ドレーン領域底部の
接合部の深さめ2倍より小さい深さで、その最大値の2
分の1まで減少するように、該不純物濃度を選定するの
が好ましい。
、すなわちポロンの濃度がソース/ドレーン領域底部の
接合部の深さめ2倍より小さい深さで、その最大値の2
分の1まで減少するように、該不純物濃度を選定するの
が好ましい。
上記最終不純物濃度プロファイルに関して本発明の開示
するところは、 n+naxjz≦05μm1 す
なわち基板内においてゲート酸化物層/チャンネル領域
の界面の下へ0ないし0.5ミクロン深さの拡がり以内
の任意の個所における正味N型不純物濃度の最大値がo
neA工すなわちゲート酸化物層/チャンネル領域界
面におけるチャンネル領域内における正味P型不純物濃
度の1.5倍より大きい、すなわとなることである、
Itff、噸工、。5□+nlは好ましくはl’cl+
auの1.5倍よりも大きく、またI”sul+ (基
板の正味P型バックグラウンド不純物濃度)の2倍より
も大きくなるようにする。すなわち。
するところは、 n+naxjz≦05μm1 す
なわち基板内においてゲート酸化物層/チャンネル領域
の界面の下へ0ないし0.5ミクロン深さの拡がり以内
の任意の個所における正味N型不純物濃度の最大値がo
neA工すなわちゲート酸化物層/チャンネル領域界
面におけるチャンネル領域内における正味P型不純物濃
度の1.5倍より大きい、すなわとなることである、
Itff、噸工、。5□+nlは好ましくはl’cl+
auの1.5倍よりも大きく、またI”sul+ (基
板の正味P型バックグラウンド不純物濃度)の2倍より
も大きくなるようにする。すなわち。
かつ+ ”mar(x≦0.54m1 〉2(n
aub)・上述のような本発明の教示事項が実現される
かぎり、上記以外のプロセス手順を用いることにより9
本発明の教示するような所望の不純物濃度プロファイル
を得ることも可f@である。
aub)・上述のような本発明の教示事項が実現される
かぎり、上記以外のプロセス手順を用いることにより9
本発明の教示するような所望の不純物濃度プロファイル
を得ることも可f@である。
すなわち2例えばスレショルド電圧調整のための浅いN
型イオン注入には、アンtモニーヲ用いることとしても
よい0代りにリンを使用することも可能ではあるが、た
だしその場合は、ポロンのイオン注入のための、より大
きな注入エネルギを用いることにより、前述のようにチ
ャンネル領域下部に、より濃度の高い正味P型ドーピン
グが確実に行なわれるようにする。同様に、イオン注入
に用いるドーズ量や注入エネルギ、およびアニール処理
の時間や温度条件等は、これを広範囲にわたって変更す
ることが可能であり、これにより1本発明による構造を
各種の経路で実現することができるが、ただし記載の実
施例にはそれに特有の利点がある。
型イオン注入には、アンtモニーヲ用いることとしても
よい0代りにリンを使用することも可能ではあるが、た
だしその場合は、ポロンのイオン注入のための、より大
きな注入エネルギを用いることにより、前述のようにチ
ャンネル領域下部に、より濃度の高い正味P型ドーピン
グが確実に行なわれるようにする。同様に、イオン注入
に用いるドーズ量や注入エネルギ、およびアニール処理
の時間や温度条件等は、これを広範囲にわたって変更す
ることが可能であり、これにより1本発明による構造を
各種の経路で実現することができるが、ただし記載の実
施例にはそれに特有の利点がある。
第10図は本発明の一実施例においてNMO3周辺トラ
ンジスタについて得られたドーピングプロファイル(曲
11102で示す)およびNMOSフローティングゲー
ト型メモリトランジスタについて得られたドーピングプ
ロファイル(曲線1G4で示す)を示すものである。こ
の第1O図にはさらに別の曲線で原子ポロン濃度プロフ
ァイルnB (曲線108で示す)および原子ヒ素濃
度プロファイル(曲線108で示す)を示しである。な
おこの原子ポロン濃度は浅い深さで(本例の場合はゲー
ト酸化物層の下方的0.2ミクロンの深さ)補償されて
おり、そのため基板表面における濃度は、メモリセルの
消去時のスレショルド電圧VTを設定するのに所望のレ
ベル、 (すなわち、まだプログラムされていないセル
のスレショルド電圧値)まで低減されている。
ンジスタについて得られたドーピングプロファイル(曲
11102で示す)およびNMOSフローティングゲー
ト型メモリトランジスタについて得られたドーピングプ
ロファイル(曲線1G4で示す)を示すものである。こ
の第1O図にはさらに別の曲線で原子ポロン濃度プロフ
ァイルnB (曲線108で示す)および原子ヒ素濃
度プロファイル(曲線108で示す)を示しである。な
おこの原子ポロン濃度は浅い深さで(本例の場合はゲー
ト酸化物層の下方的0.2ミクロンの深さ)補償されて
おり、そのため基板表面における濃度は、メモリセルの
消去時のスレショルド電圧VTを設定するのに所望のレ
ベル、 (すなわち、まだプログラムされていないセル
のスレショルド電圧値)まで低減されている。
ただし上記曲線102は、NMO3周辺トランジスタの
スレショルド電圧VTを所望のレベルに設定すべく基板
表面における濃度をやや高濃度としたドーピングレベル
を示すものである。この曲線102は本発明の他の重要
な利点を表すものである。すなわち、EFROM製作プ
ロセスにおいては、NMO3周辺トランジスタのための
表面ドーピング濃度をメモリトランジスタのための表面
ドーピング濃度とは異なる値に設定することが通常の場
合必要である。かくて、相異なるスレショルド電圧VT
を有するイオン注入領域をパターン化する際に、単純な
マスクレベルを適宜用いることにより、メモリトランジ
スタに対してヒ素によるスレショルド電圧調整用イオン
注入を行なうのに (本発明の実施例において)使用す
るマスクが付加的なマスク工程を実際上必要としないと
いう利点が(!tられるものである。
スレショルド電圧VTを所望のレベルに設定すべく基板
表面における濃度をやや高濃度としたドーピングレベル
を示すものである。この曲線102は本発明の他の重要
な利点を表すものである。すなわち、EFROM製作プ
ロセスにおいては、NMO3周辺トランジスタのための
表面ドーピング濃度をメモリトランジスタのための表面
ドーピング濃度とは異なる値に設定することが通常の場
合必要である。かくて、相異なるスレショルド電圧VT
を有するイオン注入領域をパターン化する際に、単純な
マスクレベルを適宜用いることにより、メモリトランジ
スタに対してヒ素によるスレショルド電圧調整用イオン
注入を行なうのに (本発明の実施例において)使用す
るマスクが付加的なマスク工程を実際上必要としないと
いう利点が(!tられるものである。
【問題を解決するための手段l
かくて本発明は、メモリトランジスタの各々は、P型上
部を有する基板と、高濃度にドープされ、かったがいに
相隔ててチャンネル領域を前記P型上部中に画定する第
1および第2のN型ソース/ドレーン領域と、前記チャ
ンネル領域の上面を覆うゲート酸化物層およびこのゲー
ト酸化物層の上面を覆うフローティングゲートと、この
フローティングゲートの上方に形成され、かつ該フロー
ティングゲートから絶縁された制御ゲートとからなり、
前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間の界面
の直下において0ないし0.5 ミクロンの深さまで延
びる前記N型上部中における正味N型不純物濃度の最大
値が、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間
の界面における前記チャンネル領域中の正味のP型不純
物濃度の1.5倍以上である。フローティングゲート型
メモリデバイスを提供するものである。
部を有する基板と、高濃度にドープされ、かったがいに
相隔ててチャンネル領域を前記P型上部中に画定する第
1および第2のN型ソース/ドレーン領域と、前記チャ
ンネル領域の上面を覆うゲート酸化物層およびこのゲー
ト酸化物層の上面を覆うフローティングゲートと、この
フローティングゲートの上方に形成され、かつ該フロー
ティングゲートから絶縁された制御ゲートとからなり、
前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間の界面
の直下において0ないし0.5 ミクロンの深さまで延
びる前記N型上部中における正味N型不純物濃度の最大
値が、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間
の界面における前記チャンネル領域中の正味のP型不純
物濃度の1.5倍以上である。フローティングゲート型
メモリデバイスを提供するものである。
さらに本発明は、メモリトランジスタの各々が、P11
上部上有する基板と、高濃度にドープされ、かったがい
に相隔ててチャンネル領域を前記P型上部中に画定する
第1および第2のN型ソース/ドレーン領域と、前記チ
ャンネル領域の上面を覆うゲート酸化物層およびこのゲ
ート酸化物層の上面を覆うフローティングゲートと、こ
のフローティングゲートの上方に形成され、かつ該フロ
ーティングゲートから絶縁された制御ゲートとからなり
、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間の界
面の直下において0ないし0.5ミクロンの深さまで延
びる前記N型上部中における正味N型不純物濃度の最大
値が、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間
の界面における前記チャンネル領域中の正味のP型不純
物濃度の1.5倍以上であるとともに、前記基板中の正
味P型バックグラウンド不純物濃度の2倍以上である。
上部上有する基板と、高濃度にドープされ、かったがい
に相隔ててチャンネル領域を前記P型上部中に画定する
第1および第2のN型ソース/ドレーン領域と、前記チ
ャンネル領域の上面を覆うゲート酸化物層およびこのゲ
ート酸化物層の上面を覆うフローティングゲートと、こ
のフローティングゲートの上方に形成され、かつ該フロ
ーティングゲートから絶縁された制御ゲートとからなり
、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間の界
面の直下において0ないし0.5ミクロンの深さまで延
びる前記N型上部中における正味N型不純物濃度の最大
値が、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間
の界面における前記チャンネル領域中の正味のP型不純
物濃度の1.5倍以上であるとともに、前記基板中の正
味P型バックグラウンド不純物濃度の2倍以上である。
フローティングゲート型メモリデバイスを提供するもの
である。
である。
さらに本発明は、P型上部を有する基板と。
高濃度にドープされ、かったがいに相隔ててチャンネル
領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN型
ソース/ドレーン領域と、前記チャンネル領域の上面を
覆うゲート酸化物層およびこのゲート酸化物層の上面を
覆うフローティングゲートと、このフローティングゲー
トの上方に形成され、かつ該フローティングゲートから
絶縁された制御ゲートとからなり、前記基板の前記上部
は前記ゲート酸化物層の直下にあり、P型不純物物質の
原子と、N型不純物物質の原子との両原子を有し、前記
P型不純物物質および前記N型不純物物質は、該P型不
純物物質の濃度がその表面近傍の最大値よりも50%低
い値に低下する深さが。
領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN型
ソース/ドレーン領域と、前記チャンネル領域の上面を
覆うゲート酸化物層およびこのゲート酸化物層の上面を
覆うフローティングゲートと、このフローティングゲー
トの上方に形成され、かつ該フローティングゲートから
絶縁された制御ゲートとからなり、前記基板の前記上部
は前記ゲート酸化物層の直下にあり、P型不純物物質の
原子と、N型不純物物質の原子との両原子を有し、前記
P型不純物物質および前記N型不純物物質は、該P型不
純物物質の濃度がその表面近傍の最大値よりも50%低
い値に低下する深さが。
前記N型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値より
も50%低い値に低下する深さの2倍以上の深さとなる
ような垂直方向濃度プロファイルを有するようにしたこ
とを特徴とするフローティングゲート型メモリデバイス
を提供するものである。
も50%低い値に低下する深さの2倍以上の深さとなる
ような垂直方向濃度プロファイルを有するようにしたこ
とを特徴とするフローティングゲート型メモリデバイス
を提供するものである。
さらに本発明は、P型上部を有する基板と。
高濃度にドープされ、かったがいに相隔ててチャンネル
領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN型
ソース/ドレーン領域と、前記チャンネル領域の上面を
覆うゲート酸化物層およびこのゲート酸化物層の上面を
覆うフローティングゲートと、このフローティングゲー
トの上方に形成され、かつ該フローティングゲートから
絶縁された:tlImゲートとからなり、前記基板の前
記上部は前記ゲート酸化物層の直下にあり、Py!i不
純物物質の原子と、N型不純物物質の原子の両者とを有
し、前記P型不純物物質および前記N型不純物物質は、
該P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値よりも
50%低い値に低下する深さが、前記N型不純物物質の
濃度がその表面近傍の最大値よりも50%低い値に低下
する深さの2倍以上の深さとなり9.かつ前記P型不純
物物質の濃度がその表面近傍の最大値よりも50%低い
値に低下する深さが、前記ソース/ドレーン拡散領域の
深さの2倍より小さい深さとなるような垂直方向濃度プ
ロファイルを有するようにしたことを特徴とするフロー
ティングゲート型メモリデバイスを提供するものである
。
領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN型
ソース/ドレーン領域と、前記チャンネル領域の上面を
覆うゲート酸化物層およびこのゲート酸化物層の上面を
覆うフローティングゲートと、このフローティングゲー
トの上方に形成され、かつ該フローティングゲートから
絶縁された:tlImゲートとからなり、前記基板の前
記上部は前記ゲート酸化物層の直下にあり、Py!i不
純物物質の原子と、N型不純物物質の原子の両者とを有
し、前記P型不純物物質および前記N型不純物物質は、
該P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値よりも
50%低い値に低下する深さが、前記N型不純物物質の
濃度がその表面近傍の最大値よりも50%低い値に低下
する深さの2倍以上の深さとなり9.かつ前記P型不純
物物質の濃度がその表面近傍の最大値よりも50%低い
値に低下する深さが、前記ソース/ドレーン拡散領域の
深さの2倍より小さい深さとなるような垂直方向濃度プ
ロファイルを有するようにしたことを特徴とするフロー
ティングゲート型メモリデバイスを提供するものである
。
さらに本発明は、不揮発性メモリセルを製作するにあた
って、結晶シリコンの上部を有する基板を用意し、高ド
ニズ量のN型不純物をソース/ドレーン領域のほぼ所定
の個所に導入し、前記結晶シリコンの上部上に酸化物を
成長させると同時に前記ソース/ドレーン領域中に導入
した不純物を活性化させ、前記ソース/ドレーン領域へ
の不純物の導入工程と前記酸化物の成長工程によって、
中間領域をもって相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラ
インを画定し、この中間領域に不純物を導入し、活性化
し、拡散させることにより、前記基板の前記上部中、前
記ゲート酸化物の直下の前記基板の上部にP型不純物物
質の原子とN型不純物物質の原子の両者を存在させ、そ
の際、これらP型不純物物質とN型不純物物質のそれぞ
れの垂直方向濃度プロファイルが、P型不純物物質の濃
度がその表面近傍の最大値の50%に低下する深さが、
N型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値の50%
に低下する深さの2倍以上となるようにし、前記中間領
域の一部の上方にパターン化フローティングゲートおよ
び制御ゲートを形成し。
って、結晶シリコンの上部を有する基板を用意し、高ド
ニズ量のN型不純物をソース/ドレーン領域のほぼ所定
の個所に導入し、前記結晶シリコンの上部上に酸化物を
成長させると同時に前記ソース/ドレーン領域中に導入
した不純物を活性化させ、前記ソース/ドレーン領域へ
の不純物の導入工程と前記酸化物の成長工程によって、
中間領域をもって相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラ
インを画定し、この中間領域に不純物を導入し、活性化
し、拡散させることにより、前記基板の前記上部中、前
記ゲート酸化物の直下の前記基板の上部にP型不純物物
質の原子とN型不純物物質の原子の両者を存在させ、そ
の際、これらP型不純物物質とN型不純物物質のそれぞ
れの垂直方向濃度プロファイルが、P型不純物物質の濃
度がその表面近傍の最大値の50%に低下する深さが、
N型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値の50%
に低下する深さの2倍以上となるようにし、前記中間領
域の一部の上方にパターン化フローティングゲートおよ
び制御ゲートを形成し。
その際これら制御ゲートのうち複数の制御ゲートが前記
中間領域を横切るようにするとともに、さらに分gl領
域を形成して前記複数の制御ゲートが前記中間領域を横
切る個所にフローティングゲートトランジスタ領域を画
定し、その際、該トランジスタ領域の画定個所に前記フ
ローティングゲートが有する部分が、前記シリコンの中
間領域および前記制御ゲートから絶縁されるようにする
とともに、前記中間領域に不純物を導入し、活性化し、
拡散させる以前に、前記基板の前記上部がすでに少なく
ともI X 10IBatoms/crn’の正味P型
不純物濃度”subを有しているようにしたことを特徴
とする不揮発性メモリセル製作方法を提供するものであ
る。
中間領域を横切るようにするとともに、さらに分gl領
域を形成して前記複数の制御ゲートが前記中間領域を横
切る個所にフローティングゲートトランジスタ領域を画
定し、その際、該トランジスタ領域の画定個所に前記フ
ローティングゲートが有する部分が、前記シリコンの中
間領域および前記制御ゲートから絶縁されるようにする
とともに、前記中間領域に不純物を導入し、活性化し、
拡散させる以前に、前記基板の前記上部がすでに少なく
ともI X 10IBatoms/crn’の正味P型
不純物濃度”subを有しているようにしたことを特徴
とする不揮発性メモリセル製作方法を提供するものであ
る。
さらに本発明は、不揮発性メモリセルを製作するにあた
って、結晶シリコンの上部を有する基板を用意し、高ド
ーズ量のN型不純物をソース/ドレーン領域のほぼ所定
の個所に導入し、前記結。
って、結晶シリコンの上部を有する基板を用意し、高ド
ーズ量のN型不純物をソース/ドレーン領域のほぼ所定
の個所に導入し、前記結。
晶シリコンの上部上に酸化物を成長させると同時に前記
ソース/ドレーン領域中に導入した不純物を活性化させ
、前記ソース/ドレーン領域ヘノ不純物の導入工程と前
記酸化物の成長工程によって、中間領域をもって相隔て
たソース/ドレーン拡散領域ラインを画定し、この中間
領域に不純物を導入し、活性化し、拡散させることによ
り、前記基板の前記上部中、前記ゲート酸化物の直下に
P型不純物物質の原子とN型不純物物質の原子の両者を
存在させ、その際、これらP型不純物物質とN型不純物
物質のそれぞれの垂直方向濃度プロファイルが、該P型
不純物物質の濃度がその表面近傍の最大、値の50%に
低下する深さが、前記N型不純物物質の濃度がその表面
近傍の最大値の50%に低下する深さの2倍以上となり
、かつ前記P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大
値よりも50%低い値に低下する深さが、前記ソース/
ドレーン拡散領域の深さの2倍以下の深さとなるような
垂直方向濃度プロファイルを有するようにし、前記中間
領域の一部の上方にパターン化フローティングゲートお
よび制御ゲートを形成し、その際これら制御ゲートのう
ち複数の制御ゲートが前記中間領域を横切るようにする
とともに、さらに分離領域を形成して前記複数の制御ゲ
ートが前記中間領域を横切る個所にフローティングゲー
トトランジスタ領域を画定し、その際、該トランジスタ
領域の画定個所に前記フローティングゲートが有する部
分が、前記シリコンの中間領域および前記制御ゲートか
ら絶縁されるようにするとともに、前記中間領域に不純
物を導入し、活性化し。
ソース/ドレーン領域中に導入した不純物を活性化させ
、前記ソース/ドレーン領域ヘノ不純物の導入工程と前
記酸化物の成長工程によって、中間領域をもって相隔て
たソース/ドレーン拡散領域ラインを画定し、この中間
領域に不純物を導入し、活性化し、拡散させることによ
り、前記基板の前記上部中、前記ゲート酸化物の直下に
P型不純物物質の原子とN型不純物物質の原子の両者を
存在させ、その際、これらP型不純物物質とN型不純物
物質のそれぞれの垂直方向濃度プロファイルが、該P型
不純物物質の濃度がその表面近傍の最大、値の50%に
低下する深さが、前記N型不純物物質の濃度がその表面
近傍の最大値の50%に低下する深さの2倍以上となり
、かつ前記P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大
値よりも50%低い値に低下する深さが、前記ソース/
ドレーン拡散領域の深さの2倍以下の深さとなるような
垂直方向濃度プロファイルを有するようにし、前記中間
領域の一部の上方にパターン化フローティングゲートお
よび制御ゲートを形成し、その際これら制御ゲートのう
ち複数の制御ゲートが前記中間領域を横切るようにする
とともに、さらに分離領域を形成して前記複数の制御ゲ
ートが前記中間領域を横切る個所にフローティングゲー
トトランジスタ領域を画定し、その際、該トランジスタ
領域の画定個所に前記フローティングゲートが有する部
分が、前記シリコンの中間領域および前記制御ゲートか
ら絶縁されるようにするとともに、前記中間領域に不純
物を導入し、活性化し。
拡散させる以前に、前記基板の前記上部がすでに少なく
ともl X 1G’ atoms/cm″の正味P型
不純物濃度n□bを有しているようにしたことを特徴と
する不揮発性メモリセル製作方法を提供するものである
。
ともl X 1G’ atoms/cm″の正味P型
不純物濃度n□bを有しているようにしたことを特徴と
する不揮発性メモリセル製作方法を提供するものである
。
さらに本発明は、不揮発性メモリセルを製作するにあた
って、結晶シリコンの上部を有する基板を用意し、PM
O3周辺デバイスのほぼ所定の個所に、該PMO3周辺
デバイスの前記所定の個所を後続する諸工程後の不純物
濃度がN型l×10I6a toIms/crn”以上
となるレベルとなるのに充分なドーズ量のN型不純物を
導入し、NMO5周辺デバイスのほぼ所定の個所および
前記フローティングゲートメモリデバイスのほぼ所定の
個所における前記基板の前記上部中に、該NMO3周辺
デバイスおよびフローティングゲートメモリデバイスの
前記所定の個所を後続する諸工程後の不純物濃度がP型
8 X 10” atoms/crn’ないし3 X
10”ato鵬s/crn”となるレベルとなるのに
充分なドーズ量のP型不純物を導入し、前記NMO5お
よびPMO3周辺デバイスも複数の所定の活性領域をた
がいに分離するデバイス分離領域を形成し、高ドーズ量
のN型不純物をフローティングゲートデバイスのソース
/ドレーン領域のほぼ所定の個所に導入し、前記フロー
ティングゲートデバイスのソース/ドレーン領域の前記
所定の個所の上部に酸化物層を形成すると同時に、該ソ
ース/ドレーン領域中に導入した不純物を活性化させ、
前記ソース/ドレーン領域への不純物の導入工程と前記
酸化物の成長工程によって、中間領域をもって相隔てた
ソース/ドレーン拡散領域ラインを画定し、この中間領
域に不純物を導入し、活性化し。
って、結晶シリコンの上部を有する基板を用意し、PM
O3周辺デバイスのほぼ所定の個所に、該PMO3周辺
デバイスの前記所定の個所を後続する諸工程後の不純物
濃度がN型l×10I6a toIms/crn”以上
となるレベルとなるのに充分なドーズ量のN型不純物を
導入し、NMO5周辺デバイスのほぼ所定の個所および
前記フローティングゲートメモリデバイスのほぼ所定の
個所における前記基板の前記上部中に、該NMO3周辺
デバイスおよびフローティングゲートメモリデバイスの
前記所定の個所を後続する諸工程後の不純物濃度がP型
8 X 10” atoms/crn’ないし3 X
10”ato鵬s/crn”となるレベルとなるのに
充分なドーズ量のP型不純物を導入し、前記NMO5お
よびPMO3周辺デバイスも複数の所定の活性領域をた
がいに分離するデバイス分離領域を形成し、高ドーズ量
のN型不純物をフローティングゲートデバイスのソース
/ドレーン領域のほぼ所定の個所に導入し、前記フロー
ティングゲートデバイスのソース/ドレーン領域の前記
所定の個所の上部に酸化物層を形成すると同時に、該ソ
ース/ドレーン領域中に導入した不純物を活性化させ、
前記ソース/ドレーン領域への不純物の導入工程と前記
酸化物の成長工程によって、中間領域をもって相隔てた
ソース/ドレーン拡散領域ラインを画定し、この中間領
域に不純物を導入し、活性化し。
拡散させることにより、前記基板の前記上部中。
前記ゲート酸化物の直下にP型不純物物質の原子とN型
不純物物質の原子の両者を存在させ、その際、これらP
型不純物物質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃
度プロファイルが、該P型不純物物質の濃度がその表面
近傍の最大値の50%に低下する深さが、 +Mj記N
型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値の50%に
低下する深さの2倍以上となるような前置方向濃度プロ
ファイルを有するようにし、前記中間領域の一部の一ヒ
方にパターン化フローティングゲートおよび制御ゲート
を形成し、その際これら制御ゲートのうち複数の制御ゲ
ートが前記中間領域を横切るようにするとともに、さら
に分離領域を形成して前記複数の制御ゲートが前記中間
領域を横切る個所にフローティングゲートトランジスタ
領域を画定し、その際、該トランジスタ領域の画定個所
に前記フローティングゲートが有する部分が、前記シリ
コンの中間領域および前記制御ゲートから絶縁されるよ
うにするとともに、ゲートおよびソース/ドレーンを形
成して前記NMO5周辺デバイス領域内にNMOSデバ
イスをまた前記PMO3周辺領域内にPMOSデバイス
を形成し、前記NMO5およびPMO3周辺デバイスと
接触する絶縁金属ラインを形成して前記メモリセルアレ
イ内の前記フローティングゲートトランジスタのための
入力および出力回路を構成するようにしたことを特徴と
する不揮発性メモリセル製作方法を提供するものである
。
不純物物質の原子の両者を存在させ、その際、これらP
型不純物物質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃
度プロファイルが、該P型不純物物質の濃度がその表面
近傍の最大値の50%に低下する深さが、 +Mj記N
型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値の50%に
低下する深さの2倍以上となるような前置方向濃度プロ
ファイルを有するようにし、前記中間領域の一部の一ヒ
方にパターン化フローティングゲートおよび制御ゲート
を形成し、その際これら制御ゲートのうち複数の制御ゲ
ートが前記中間領域を横切るようにするとともに、さら
に分離領域を形成して前記複数の制御ゲートが前記中間
領域を横切る個所にフローティングゲートトランジスタ
領域を画定し、その際、該トランジスタ領域の画定個所
に前記フローティングゲートが有する部分が、前記シリ
コンの中間領域および前記制御ゲートから絶縁されるよ
うにするとともに、ゲートおよびソース/ドレーンを形
成して前記NMO5周辺デバイス領域内にNMOSデバ
イスをまた前記PMO3周辺領域内にPMOSデバイス
を形成し、前記NMO5およびPMO3周辺デバイスと
接触する絶縁金属ラインを形成して前記メモリセルアレ
イ内の前記フローティングゲートトランジスタのための
入力および出力回路を構成するようにしたことを特徴と
する不揮発性メモリセル製作方法を提供するものである
。
[実施例]
以下9図面を参照して本発明の詳細な説明する。ただし
本発明の適用範囲は多岐にわたるものであり、以下記載
する実施例は本発明を実施する際の単なる具体的な一例
であって9本発明そのものを特定するものではない。
本発明の適用範囲は多岐にわたるものであり、以下記載
する実施例は本発明を実施する際の単なる具体的な一例
であって9本発明そのものを特定するものではない。
以下の記載においては、第1B図に示したフローティン
グゲート型メモリトランジスタとCMO3構成の周辺デ
バイスとからなるEFROMをもって本発明の実施例と
して、その製作プロセスを説明することとする。
グゲート型メモリトランジスタとCMO3構成の周辺デ
バイスとからなるEFROMをもって本発明の実施例と
して、その製作プロセスを説明することとする。
1、出発材料としてはP型(たとえばρ=12〜15オ
ームψC■)で結晶方位<100>のエピタキシャル層
を形成する(このためには9例えば厚みを12〜15ミ
クロンとするエピタキシャル層をP+型基板上に形成す
る)。
ームψC■)で結晶方位<100>のエピタキシャル層
を形成する(このためには9例えば厚みを12〜15ミ
クロンとするエピタキシャル層をP+型基板上に形成す
る)。
2、温度900℃で水蒸気による初期酸化工程を行なっ
て、厚みが約350オングストロームの酸化物層を成長
させる。ついで、厚みが約1400オングストロームの
窒化物層を、LPGVD (減圧化学蒸着法)により
蒸着する。かくて得られた酸化物/窒化物複合層をパタ
ーン化してプラズマエッチした後、 (フォトレジスト
/窒化物/酸化物複合層をマスクとして用いて)N型不
純物によるイオン打込みを行なって、すなわち9例えば
リンを6 X 1010l2ato/crn’のドーズ
量および100 keVの注入エネルギでイオン打込み
を行なうことにより、CMO5周辺デバイスのN型ウェ
ルを形成する。
て、厚みが約350オングストロームの酸化物層を成長
させる。ついで、厚みが約1400オングストロームの
窒化物層を、LPGVD (減圧化学蒸着法)により
蒸着する。かくて得られた酸化物/窒化物複合層をパタ
ーン化してプラズマエッチした後、 (フォトレジスト
/窒化物/酸化物複合層をマスクとして用いて)N型不
純物によるイオン打込みを行なって、すなわち9例えば
リンを6 X 1010l2ato/crn’のドーズ
量および100 keVの注入エネルギでイオン打込み
を行なうことにより、CMO5周辺デバイスのN型ウェ
ルを形成する。
3、ついで残存フォトレジスト層を除去した後、酸化物
/窒化物複合層により保護されていない領域上に、たと
えば温度1000℃で水蒸気の雰囲気中により、厚みが
5300オングストロームとなるように「色反転」酸化
物層を形成する。つづいて前記窒化物層をデグレーズし
て除去した後、P型不純物によるイオン打込みを行なう
、すなわち例えばポロンを3 X 10t2atoms
/cゴのドーズ量および50keVの注入エネルギでイ
オン打込みを行なう。
/窒化物複合層により保護されていない領域上に、たと
えば温度1000℃で水蒸気の雰囲気中により、厚みが
5300オングストロームとなるように「色反転」酸化
物層を形成する。つづいて前記窒化物層をデグレーズし
て除去した後、P型不純物によるイオン打込みを行なう
、すなわち例えばポロンを3 X 10t2atoms
/cゴのドーズ量および50keVの注入エネルギでイ
オン打込みを行なう。
4、次に、残存する「色反転」酸化物層を除去した後、
タンク領域としての酸化物領域を (例えば温度IQQ
O℃でへ+5%Hα中で酸化させて。
タンク領域としての酸化物領域を (例えば温度IQQ
O℃でへ+5%Hα中で酸化させて。
厚みが350オングストロームとなるように)成長させ
、さらにP型ウェルおよびN型ウェル不純物の押込みを
2例えば温度1100℃でアルゴンの雰囲気中で700
分間行なう、この不純物押込み工程期間中に上記タンク
領域内の不純物は下方 (および横方向)に向って拡散
し、またP十型基板中の不純物も上方に向って拡散する
。この工程にょって、メモリセルアレイのバックグラウ
ンド基板不純物濃度が規定され、この不純物濃度は(本
例においては)はぼnaub = I X 10Il[
Iatoms/am″である、基板の最適不純物濃度は
、NMO5周辺デバイスによる必要条件およびメモリア
レイ中のフローティングゲート型トランジスタによる必
要条件との関連において選定する0本例の場合は9周辺
デバイスおよびフローティングゲート型デバイスの有効
長さはそれぞれL’ff1peripheryl々1.
5 ミクロンおよびLef/(,2゜。、)夕1.2
ミクロンである。また未発IJJの他の例においては
7例えば上記有効長さI−’eff(peripher
ylを1.2 ミクロンに減少させた場合、上記バック
グラウンド不純物濃度”aubは2 X 10[Iat
oms/cm″に増加する。一般にこのバックグラウン
ド不純物濃度n#ubは、上記の6例において規定され
る範囲よりも若干広い範囲内において、前記有効長さL
e/f(peripherylおよびLeta。1.。
、さらにP型ウェルおよびN型ウェル不純物の押込みを
2例えば温度1100℃でアルゴンの雰囲気中で700
分間行なう、この不純物押込み工程期間中に上記タンク
領域内の不純物は下方 (および横方向)に向って拡散
し、またP十型基板中の不純物も上方に向って拡散する
。この工程にょって、メモリセルアレイのバックグラウ
ンド基板不純物濃度が規定され、この不純物濃度は(本
例においては)はぼnaub = I X 10Il[
Iatoms/am″である、基板の最適不純物濃度は
、NMO5周辺デバイスによる必要条件およびメモリア
レイ中のフローティングゲート型トランジスタによる必
要条件との関連において選定する0本例の場合は9周辺
デバイスおよびフローティングゲート型デバイスの有効
長さはそれぞれL’ff1peripheryl々1.
5 ミクロンおよびLef/(,2゜。、)夕1.2
ミクロンである。また未発IJJの他の例においては
7例えば上記有効長さI−’eff(peripher
ylを1.2 ミクロンに減少させた場合、上記バック
グラウンド不純物濃度”aubは2 X 10[Iat
oms/cm″に増加する。一般にこのバックグラウン
ド不純物濃度n#ubは、上記の6例において規定され
る範囲よりも若干広い範囲内において、前記有効長さL
e/f(peripherylおよびLeta。1.。
91 のうち・より大きな有効長さに略々反比例する
ものとして計量化される。これは下記の関係により表わ
される。
ものとして計量化される。これは下記の関係により表わ
される。
5、ついで周辺デバイス形成部にモート領域(フィール
ド絶縁層によりたがいに分離された活性デバイス領域)
を常法により画定する。このためには9例えばLPCV
D法により窒化シリコンの蒸着を行な−った後、これを
パターン化してエッチすることにより、 (予定した)
活性デバイス領域を露出させる。しかる後、チャンネル
ストップ領域形成用のイオン打込み(例えばフォトレジ
スト/窒化物複合層をマスクとして用いて、 8.5
X1012ato■3/cr11’のドーズ量とし、注
入エネルギを100 keVとしてのポロンの打込み)
行なった後。
ド絶縁層によりたがいに分離された活性デバイス領域)
を常法により画定する。このためには9例えばLPCV
D法により窒化シリコンの蒸着を行な−った後、これを
パターン化してエッチすることにより、 (予定した)
活性デバイス領域を露出させる。しかる後、チャンネル
ストップ領域形成用のイオン打込み(例えばフォトレジ
スト/窒化物複合層をマスクとして用いて、 8.5
X1012ato■3/cr11’のドーズ量とし、注
入エネルギを100 keVとしてのポロンの打込み)
行なった後。
フォトレジスト層を除去して、モート領域上にフィール
ド酸化物層を (例えば温度800℃で水蒸気による酸
化を行なうことにより、厚みが8500オングストロー
ムとなるように)成長させる。
ド酸化物層を (例えば温度800℃で水蒸気による酸
化を行なうことにより、厚みが8500オングストロー
ムとなるように)成長させる。
6、次に埋込みN十型ソース/ドレーン領域を形成する
。そのためにはまず、フォトレジスト層のパターン化を
行なってメモリセルアレイにおけるこれらソース/ドレ
ーン領域の形成個所を霧出させ、これらのソース/ドレ
ーン領域形成個所における露出窒化物層に(アレイ内で
はフォトレジスト/窒化物複合層をマスクとして、また
周辺デバイス形成領域ではフォトレジスト層をマスクと
して)例えばヒ素を注入エネルギを50keV 。
。そのためにはまず、フォトレジスト層のパターン化を
行なってメモリセルアレイにおけるこれらソース/ドレ
ーン領域の形成個所を霧出させ、これらのソース/ドレ
ーン領域形成個所における露出窒化物層に(アレイ内で
はフォトレジスト/窒化物複合層をマスクとして、また
周辺デバイス形成領域ではフォトレジスト層をマスクと
して)例えばヒ素を注入エネルギを50keV 。
ドーズ量を5 X 10” ata+++s/cm”
としてイオン打込みを行なった後、フォトレジスト層を
除去する。
としてイオン打込みを行なった後、フォトレジスト層を
除去する。
かくて形成された埋込みN十型領域に対してアニール処
理(例えばアルゴンの雰囲気中において温度800℃で
100分間)を施した後、酸化処理を行なう (このた
めには9例えば水蒸気中において温度800℃で40分
間酸化させることにより、埋込みN十型領域上では厚み
が約4500オングストローム、他の部分ではそれより
もはるかに薄い酸化物層を形成させる)、 ついで上記
窒化物層を除去した後、短期間のデグレーズ処理を行な
って9周辺デバイス形成領域内のフィールド酸化物絶縁
領域およびアレイ内の埋込みN十型領域以外のすべての
領域から酸化物を除去する。(このデグレーズ処理は、
該処理によってこれらの厚い酸化物領域の相当部分が浸
食されないように、好ましくはこれを短期間の処理工程
とするが、ただし100ないし1000オングストロー
ム程度の浸食が生ずることがあっても9通常は問題はな
い、) 7、ついでグミイゲート酸化(例えば水蒸気中において
温度800℃で厚み350オングストロームに酸化物を
成長させる)を行なった後、これに引き続いてイオン打
込みを行なって、フローティングゲートトランジスタの
スレショルド電圧を設定する。このためには9例えば注
入エネルギを35keVとし、ドーズ量を3 X 10
Qatoms/crn’としてポロンを打ち込んだ後、
さらに注入エネルギを150 keVとし、ドーズ量を
7 X 10” atoms/crn’としてヒ素を
打ち込む、これらのイオン打込み工程により、さきに行
なったP型ウェルイオン打込みおよびそのイオン押込み
工程と相俟って、前述したような好適な濃度プロファイ
ルが得られることとなる。なお、上記イオン打込みには
アレイ内以外にはパターン化フォトレジスト層をマスク
として使用する。
理(例えばアルゴンの雰囲気中において温度800℃で
100分間)を施した後、酸化処理を行なう (このた
めには9例えば水蒸気中において温度800℃で40分
間酸化させることにより、埋込みN十型領域上では厚み
が約4500オングストローム、他の部分ではそれより
もはるかに薄い酸化物層を形成させる)、 ついで上記
窒化物層を除去した後、短期間のデグレーズ処理を行な
って9周辺デバイス形成領域内のフィールド酸化物絶縁
領域およびアレイ内の埋込みN十型領域以外のすべての
領域から酸化物を除去する。(このデグレーズ処理は、
該処理によってこれらの厚い酸化物領域の相当部分が浸
食されないように、好ましくはこれを短期間の処理工程
とするが、ただし100ないし1000オングストロー
ム程度の浸食が生ずることがあっても9通常は問題はな
い、) 7、ついでグミイゲート酸化(例えば水蒸気中において
温度800℃で厚み350オングストロームに酸化物を
成長させる)を行なった後、これに引き続いてイオン打
込みを行なって、フローティングゲートトランジスタの
スレショルド電圧を設定する。このためには9例えば注
入エネルギを35keVとし、ドーズ量を3 X 10
Qatoms/crn’としてポロンを打ち込んだ後、
さらに注入エネルギを150 keVとし、ドーズ量を
7 X 10” atoms/crn’としてヒ素を
打ち込む、これらのイオン打込み工程により、さきに行
なったP型ウェルイオン打込みおよびそのイオン押込み
工程と相俟って、前述したような好適な濃度プロファイ
ルが得られることとなる。なお、上記イオン打込みには
アレイ内以外にはパターン化フォトレジスト層をマスク
として使用する。
8、これ以降のプロセス工程は概して通常の工程に準す
るものであり、まず前記フォトレジスト層およびダミイ
ゲート酸化物層を除去した後。
るものであり、まず前記フォトレジスト層およびダミイ
ゲート酸化物層を除去した後。
ゲート酸化物層を成長させる(これは例えば〜プラスH
C’Lの雰囲気を用いて厚み350オングストロームに
成長させるようにして行なう)、ついでitのポリシリ
コン層を(厚みが350オングストロームとなるように
)被着した後、このポリシリコン層にPOCL:lをド
・−プし、必要に応じてデグレーズし、パターン化し、
エッチする。 (なお。
C’Lの雰囲気を用いて厚み350オングストロームに
成長させるようにして行なう)、ついでitのポリシリ
コン層を(厚みが350オングストロームとなるように
)被着した後、このポリシリコン層にPOCL:lをド
・−プし、必要に応じてデグレーズし、パターン化し、
エッチする。 (なお。
この半導体レベルはアレイ内メモリデバイスの70−テ
ィングゲートに用いられることとなる。)ついで層間誘
電体層を被着形成する(このためには1例えばLPCV
D法により温度800℃で酸化物を厚み250オングス
トロームに被着し、さらに窒化物を厚み 150オング
ストロームに被着する)。
ィングゲートに用いられることとなる。)ついで層間誘
電体層を被着形成する(このためには1例えばLPCV
D法により温度800℃で酸化物を厚み250オングス
トロームに被着し、さらに窒化物を厚み 150オング
ストロームに被着する)。
つづいてメモリアレイ部を7オトレジスト層で被覆し、
前記層間誘電体層を周辺デバイス形成領域から除去する
。
前記層間誘電体層を周辺デバイス形成領域から除去する
。
9、次に前記フォトレジスト層の除去およびデグレーズ
処理を施した後、第2のゲート層を(例えば厚みが40
0オングストロームとなるように)゛成長させる。つい
でポロンを (例えば注入エネルギを35keVとし、
ドーズ量を5XLQIIato腸s/am″として)全
面的にイオン打込みすることにより9周辺デバイス形成
領域におけるNMOSデバイスのスレショルド電圧を設
定し、さらにPMO5周辺デバイス領域のみに打込みイ
オンが衝突するようにマスクしつつ第2回目のポロンに
よるイオン打込みを (例えば注入エネルギを35ke
Vとし、ドーズ量を8 X 10” atoms/c
ゴとして)行なうことにより、当該PMO5周辺デバイ
スのスレショルド電圧を設定する。
処理を施した後、第2のゲート層を(例えば厚みが40
0オングストロームとなるように)゛成長させる。つい
でポロンを (例えば注入エネルギを35keVとし、
ドーズ量を5XLQIIato腸s/am″として)全
面的にイオン打込みすることにより9周辺デバイス形成
領域におけるNMOSデバイスのスレショルド電圧を設
定し、さらにPMO5周辺デバイス領域のみに打込みイ
オンが衝突するようにマスクしつつ第2回目のポロンに
よるイオン打込みを (例えば注入エネルギを35ke
Vとし、ドーズ量を8 X 10” atoms/c
ゴとして)行なうことにより、当該PMO5周辺デバイ
スのスレショルド電圧を設定する。
10、さらにフォトレジスト層を除去した後。
第2のポリシリコン層を(例えば厚みが3000オング
ストロームとなるように)被着形成し、POC’L3を
ドープし、デグレーズし、シリサイド(例えば厚みが2
500オングストロームのタングステンシリサイド)に
よるスパッタ被覆を行なう、ついで8MO3およびPM
O3周辺デバイスのゲートレベルに対するパターン化お
よびエッチ処理を行なう。
ストロームとなるように)被着形成し、POC’L3を
ドープし、デグレーズし、シリサイド(例えば厚みが2
500オングストロームのタングステンシリサイド)に
よるスパッタ被覆を行なう、ついで8MO3およびPM
O3周辺デバイスのゲートレベルに対するパターン化お
よびエッチ処理を行なう。
11、つづいて前記第2のポリシリコン層を再びパター
ン化した後、複合層に対するエッチ処理を行なって7レ
イ内の制御ゲート、層間誘電体層、およびフローティン
グゲートをエッチ形成する。このパターン化およびエッ
チ処理工程に用いるマスクレベルが有効な間に、ビット
線絶縁用イオン打込みを (例えば注入エネルギを70
ke Vとし、ドーズ量をI X 10” ato■
SaCゴとしてポロンを注入することにより)行なう、
なお、このイオン打込みによる打込みイオンは、ワード
線の長さ方向に沿う (すなわち前記埋込みN十型ソー
ス/ドレーン拡散領域に沿う)相隣るフローティングゲ
ートデバイスをたがいに分離する領域のみに衝突する。
ン化した後、複合層に対するエッチ処理を行なって7レ
イ内の制御ゲート、層間誘電体層、およびフローティン
グゲートをエッチ形成する。このパターン化およびエッ
チ処理工程に用いるマスクレベルが有効な間に、ビット
線絶縁用イオン打込みを (例えば注入エネルギを70
ke Vとし、ドーズ量をI X 10” ato■
SaCゴとしてポロンを注入することにより)行なう、
なお、このイオン打込みによる打込みイオンは、ワード
線の長さ方向に沿う (すなわち前記埋込みN十型ソー
ス/ドレーン拡散領域に沿う)相隣るフローティングゲ
ートデバイスをたがいに分離する領域のみに衝突する。
ついで残存するフォトレジスト層の除去を行なう。
12、つづいて1例えば酸素の雰囲気中において温度1
000℃で30分間、キャップ層としての酸化物層をポ
リシリコン層の露出面に(また、その傍らシリコンの露
出部分にも)成長させる。しかる後9周辺デバイス形成
領域の8MO3およびPMO8領域に対してパターン化
N型およびP型イオン打込みを行なって、必要とされる
2種類のソース/ドレーン領域を画定する。ついで残存
するフォトレジスト層を除去する。
000℃で30分間、キャップ層としての酸化物層をポ
リシリコン層の露出面に(また、その傍らシリコンの露
出部分にも)成長させる。しかる後9周辺デバイス形成
領域の8MO3およびPMO8領域に対してパターン化
N型およびP型イオン打込みを行なって、必要とされる
2種類のソース/ドレーン領域を画定する。ついで残存
するフォトレジスト層を除去する。
13、ポロン・リンシリケートガラス (B P SG
)層を(パッド酸化物層上に)被着した後これを焼き締
め、さらにコンタクト領域のパターン化およびエッチ処
理を常法により行なう、ついで残存するフォトレジスト
層を除去する。
)層を(パッド酸化物層上に)被着した後これを焼き締
め、さらにコンタクト領域のパターン化およびエッチ処
理を常法により行なう、ついで残存するフォトレジスト
層を除去する。
14、つづいて常法により金属を被着し、パターン化を
行い、エッチし、焼結し、さらに保護被膜を同じく常法
により被着し、パターン化し。
行い、エッチし、焼結し、さらに保護被膜を同じく常法
により被着し、パターン化し。
エッチする。かくして、あとはパッケージするばかりと
なった最終製品としてのデバイスが得られることとなる
。
なった最終製品としてのデバイスが得られることとなる
。
第2図ないし第8図は1本発明により製作したフローテ
ィングゲート型デバイスと9本発明によらない同等のデ
バイスとを比較してテストした実際の比較結果を示すも
のである。これらの図中、第2図ないし第5図は上述の
プロセスフローにおけるような二重イオン注入法を用い
てスレショルド電圧を設定し、かつ本発明による不純物
濃度プロファイルを得るようにしたデバイスにより得ら
れた比較結果を示し、第6図ないし第8図は、ただ1回
のみのポロンによるイオン注入(注入エネルギを35k
eV 、 ドーズ量を 1.5X 1012ato■
s/cm’として)を用いてスレショルド電圧を設定し
たデバイスにより得られた比較結果を示すものである。
ィングゲート型デバイスと9本発明によらない同等のデ
バイスとを比較してテストした実際の比較結果を示すも
のである。これらの図中、第2図ないし第5図は上述の
プロセスフローにおけるような二重イオン注入法を用い
てスレショルド電圧を設定し、かつ本発明による不純物
濃度プロファイルを得るようにしたデバイスにより得ら
れた比較結果を示し、第6図ないし第8図は、ただ1回
のみのポロンによるイオン注入(注入エネルギを35k
eV 、 ドーズ量を 1.5X 1012ato■
s/cm’として)を用いてスレショルド電圧を設定し
たデバイスにより得られた比較結果を示すものである。
かくて都合7種のテスト対象デバイスの各々は64KI
f′)EPROMj1M回路であり、それぞれほぼ第1
B図に示したようなセルを有するものであった。テスト
では、各デバ、イスには12.5ボルト、局ミリ秒のプ
ログラミングパルスを供給した。使用したプログラミン
グパルスは、フローティングゲートに充分な電子を理想
的に注入することによって当該デバイスの有効スレショ
ルド電圧を8ボルトか、その近くまでに上昇させうるち
のとして設定したものである。さらに各デバイスについ
て、上記のようにしてプログラムしたセルのすべてに相
異なる電圧値で読出し動作を行なわせてその測定を行な
い、当該デバイスのセルのうち何個にプログラミング失
敗が生じたか、またプログラムされたセルの有効スレシ
ョルド電圧はどれほどの値であったかを確かめた。かく
て第2図ないし第8図の各々のグラフは、テストの対象
とした上記デバイスの各々について、横軸上に示した読
出し電圧に対してターンオンした(すなわちプログラミ
ング失敗が生じた)バイト数(全部で8000バイト)
を示すものである。かくて図示のテスト結果の示すとこ
ろは次の通りである。
f′)EPROMj1M回路であり、それぞれほぼ第1
B図に示したようなセルを有するものであった。テスト
では、各デバ、イスには12.5ボルト、局ミリ秒のプ
ログラミングパルスを供給した。使用したプログラミン
グパルスは、フローティングゲートに充分な電子を理想
的に注入することによって当該デバイスの有効スレショ
ルド電圧を8ボルトか、その近くまでに上昇させうるち
のとして設定したものである。さらに各デバイスについ
て、上記のようにしてプログラムしたセルのすべてに相
異なる電圧値で読出し動作を行なわせてその測定を行な
い、当該デバイスのセルのうち何個にプログラミング失
敗が生じたか、またプログラムされたセルの有効スレシ
ョルド電圧はどれほどの値であったかを確かめた。かく
て第2図ないし第8図の各々のグラフは、テストの対象
とした上記デバイスの各々について、横軸上に示した読
出し電圧に対してターンオンした(すなわちプログラミ
ング失敗が生じた)バイト数(全部で8000バイト)
を示すものである。かくて図示のテスト結果の示すとこ
ろは次の通りである。
・第2図のデバイスにおいては、はぼ10バイトにプロ
グラミング失敗が生じ、プログラムされたセルのスレシ
、ルド電圧は約8.9ポルト以上に集中している。
グラミング失敗が生じ、プログラムされたセルのスレシ
、ルド電圧は約8.9ポルト以上に集中している。
・第3図のデバイスにおいては、はぼ0 (ゼロ)バイ
トにプログラミング失敗が生じ、プログラムされたセル
のスレショルド電圧は約5.8ポルト以上に集中してい
る。
トにプログラミング失敗が生じ、プログラムされたセル
のスレショルド電圧は約5.8ポルト以上に集中してい
る。
・第4図のデバイスにおいては、はぼ0 (ゼロ)バイ
トにプログラミング失敗が生じ、プログラムされたセル
のスレショルド電圧は約4.8ポルト以上に集中してい
る。
トにプログラミング失敗が生じ、プログラムされたセル
のスレショルド電圧は約4.8ポルト以上に集中してい
る。
中鎖5図のデバイスにおいては、はぼ1500バイトに
プログラミング失敗が生じ、プログラムされたセルのス
レショルド電圧は約8.7ポルト以上に集中している。
プログラミング失敗が生じ、プログラムされたセルのス
レショルド電圧は約8.7ポルト以上に集中している。
(ただし、このデバイスの場合、どのような理由により
かくも多くのセルにプログラミング失敗が生じたのかは
不IJ1であるが。
かくも多くのセルにプログラミング失敗が生じたのかは
不IJ1であるが。
その理由としては、当該デバイスの有効長さし、uが他
のものにくらべて長かったこと、およびそのより長い有
効長さLe/、が熱電子生成がいちじるしく減退する点
以遠に及ぶものであったこと等が考えられる。) ・第6図のデバイスにおいては、はぼ1400/<イト
にプログラミング失敗が生じ、プログラムされたセルの
スレショルド電圧は4ポルトよりもはるかに低い範囲に
集中している。
のものにくらべて長かったこと、およびそのより長い有
効長さLe/、が熱電子生成がいちじるしく減退する点
以遠に及ぶものであったこと等が考えられる。) ・第6図のデバイスにおいては、はぼ1400/<イト
にプログラミング失敗が生じ、プログラムされたセルの
スレショルド電圧は4ポルトよりもはるかに低い範囲に
集中している。
拳第7図のデバイスにおいては、はぼ7500バイトに
プログラミング失敗が生じ、プログラムされたセルのス
レショルド電圧は4ポルトよりもはるかに低い範囲に集
中している。
プログラミング失敗が生じ、プログラムされたセルのス
レショルド電圧は4ポルトよりもはるかに低い範囲に集
中している。
・第8図のデバイスにおいてはほぼすべてのバイトにプ
ログラミング失敗が生じている。
ログラミング失敗が生じている。
上記テスト対象としたデバイスにはさらに。
いくつかのプロセス上の小さな相違点がある。すなわち
、第2図、第5図、第7図および第8図の各デバイスを
製作するにあたっては、前述のプロセスフローにおける
ように、窒化物マスクを用いて埋込みN十型領域上に温
度800℃で厚い酸化物層を成長させているが、第3図
、第4図および第6図のデバイスの場合は、いずれも8
00℃で分圧酸化法を用いていること、また第2図およ
び第3図のデバイスにおいては、その製作に際してドー
ズ量を3 X 10I2ato腸s/crr?とするポ
ロンの注入とともに、ドーズ量を5 X 1G” a
toms/cm″とするヒ素の注入を行なっているのに
対して、第4図および第5図のデバイスにおいては、い
ずれもドーズil ヲI X 102ato諺s/cr
tfとするポロンの注入とともに、ドーズ量をI X
101012ato/crn’とするヒ素の注入を行な
っていること、さらに、第2図ないし第6図のデバイス
においては、その製作に際して前述のプロセスフローに
おけるように、ドーズ量をl X 10t2atoms
/am″とするビット前記絶縁用イオン注入を行なって
いるが、第7図および第8図のデバイスの場合は、その
代りとしてドーズ量4 X 10” ato■s/c
rrtとするイオン注入を行なっていること9等である
。
、第2図、第5図、第7図および第8図の各デバイスを
製作するにあたっては、前述のプロセスフローにおける
ように、窒化物マスクを用いて埋込みN十型領域上に温
度800℃で厚い酸化物層を成長させているが、第3図
、第4図および第6図のデバイスの場合は、いずれも8
00℃で分圧酸化法を用いていること、また第2図およ
び第3図のデバイスにおいては、その製作に際してドー
ズ量を3 X 10I2ato腸s/crr?とするポ
ロンの注入とともに、ドーズ量を5 X 1G” a
toms/cm″とするヒ素の注入を行なっているのに
対して、第4図および第5図のデバイスにおいては、い
ずれもドーズil ヲI X 102ato諺s/cr
tfとするポロンの注入とともに、ドーズ量をI X
101012ato/crn’とするヒ素の注入を行な
っていること、さらに、第2図ないし第6図のデバイス
においては、その製作に際して前述のプロセスフローに
おけるように、ドーズ量をl X 10t2atoms
/am″とするビット前記絶縁用イオン注入を行なって
いるが、第7図および第8図のデバイスの場合は、その
代りとしてドーズ量4 X 10” ato■s/c
rrtとするイオン注入を行なっていること9等である
。
スレショルド調整用イオン注入には、好ましくはヒ素を
用いてD値を最小とすることにより。
用いてD値を最小とすることにより。
JTの積分値を最小とするようにするのがよい。
すなわち本発明の一実施例においては、ポロンのイオン
注入の停止距離はヒ素イオン注入の停止距離よりも若干
長いが(ポロンの場合はほぼ1100オングストローム
、ヒ素の場合はほぼ850オングストローム)、これら
の拡散性の相違により、注入後の拡散によってポロンの
不純物濃度プロファイルがヒ素の不純物濃度プロファイ
ルに対して相対的に変移することとなる。しかして、最
終不純物濃度プロファイル、すなわち完成時のデバイス
における不純物プロファイルは、当該デバイスの動作特
性を規定するものであり9本発明の一実施例においては
この最終不純物濃度プロファイルは。
注入の停止距離はヒ素イオン注入の停止距離よりも若干
長いが(ポロンの場合はほぼ1100オングストローム
、ヒ素の場合はほぼ850オングストローム)、これら
の拡散性の相違により、注入後の拡散によってポロンの
不純物濃度プロファイルがヒ素の不純物濃度プロファイ
ルに対して相対的に変移することとなる。しかして、最
終不純物濃度プロファイル、すなわち完成時のデバイス
における不純物プロファイルは、当該デバイスの動作特
性を規定するものであり9本発明の一実施例においては
この最終不純物濃度プロファイルは。
jeB−8o%〉2工、4J−80%
となるように、すなわち、ヒ素の濃度がその最大値より
も50%小さくなる深さの2倍以上の深さにおけるポロ
ンの濃度が、その最大値よりも50%低くなるように、
該不純物濃度を選定する。より具体的には、上記最終不
純物濃度プロファイルは。
も50%小さくなる深さの2倍以上の深さにおけるポロ
ンの濃度が、その最大値よりも50%低くなるように、
該不純物濃度を選定する。より具体的には、上記最終不
純物濃度プロファイルは。
2工j> ZB−、。九〉2工A、−6゜、となるよう
に、すなわちポロンの濃度がソース/ドレーン領域底部
の接合部の深さの2倍以下の深さで、その最大値の2分
の1まで減少するように、該不純物濃度を選定するのが
好ましい。
に、すなわちポロンの濃度がソース/ドレーン領域底部
の接合部の深さの2倍以下の深さで、その最大値の2分
の1まで減少するように、該不純物濃度を選定するのが
好ましい。
」−記最終不純物漕度プロファイルに関して本発明の開
示するところは+ ”maxb5゜、S#、ml す
なわち基板内においてゲート酸化物層/チャンネル領域
の界面の下部0ないし0.5ミクロン深さの拡以内の任
意の個所における正味N型不純物濃度の最大値が、 1
1.)、工すなわちゲート酸化物層/チャンネル領域界
面におけるチャンネル領域内における正味P型不純物濃
度の1.5倍より大きい、すなわちとなることである、
”mazly<0.5urnlは好ましくは”chan
の1.5倍よりも大きく、またII、uII C基板の
正味P型バックグラウンド不純物濃度)の2倍よりも大
きくなるようにする。すなわち。
示するところは+ ”maxb5゜、S#、ml す
なわち基板内においてゲート酸化物層/チャンネル領域
の界面の下部0ないし0.5ミクロン深さの拡以内の任
意の個所における正味N型不純物濃度の最大値が、 1
1.)、工すなわちゲート酸化物層/チャンネル領域界
面におけるチャンネル領域内における正味P型不純物濃
度の1.5倍より大きい、すなわちとなることである、
”mazly<0.5urnlは好ましくは”chan
の1.5倍よりも大きく、またII、uII C基板の
正味P型バックグラウンド不純物濃度)の2倍よりも大
きくなるようにする。すなわち。
かつ’ nm@z(z≦0.5pml〉2(”s
ut+)上述のような本発明の教示事項が実現されるか
ぎり、上記以外のプロセス手順を用いることにより9本
発明の教示するような所望の不純物濃度プロファイルを
得ることも可使である。
ut+)上述のような本発明の教示事項が実現されるか
ぎり、上記以外のプロセス手順を用いることにより9本
発明の教示するような所望の不純物濃度プロファイルを
得ることも可使である。
すなわち9例えばスレショルド電圧調整のための前記浅
いN型イオン注入には、アンチモニーを用いることとし
てもよい6代りにリンを使用することも可使ではあるが
、ただしその場合は、ポロンのイオン注入のため、より
大きな注入エネルギを用いることにより、前述のように
チャンネル領域下部に、より濃度の高い正味P型ドーピ
ングが確実に行なわれるようにする。同様に、イオン注
入に用いるドーズ量や注入エネルギ、およびア千−ル処
理の時間や温度条件等は、これを広範囲にわたって変更
することが可能であり、これにより1本発明による構造
を各種の経路で実現することができるが、ただし記載の
実施例にはそれに特有の利点がある。
いN型イオン注入には、アンチモニーを用いることとし
てもよい6代りにリンを使用することも可使ではあるが
、ただしその場合は、ポロンのイオン注入のため、より
大きな注入エネルギを用いることにより、前述のように
チャンネル領域下部に、より濃度の高い正味P型ドーピ
ングが確実に行なわれるようにする。同様に、イオン注
入に用いるドーズ量や注入エネルギ、およびア千−ル処
理の時間や温度条件等は、これを広範囲にわたって変更
することが可能であり、これにより1本発明による構造
を各種の経路で実現することができるが、ただし記載の
実施例にはそれに特有の利点がある。
なお、前述のプロセスにおいて使用するポリシリコン層
は、必ずしも厳密な意味でのポリシリコンである必要は
なく、実質的に多結晶または非晶質(アモルファス)で
かつ成分の大部分をシリコンとするものであるならば他
の物質をもってこれに替えてもよく、その場合は、シリ
サイドやポリシリコン/シリサイドのサンドイッチ構造
等も考えられ、また現在のプロセスにおけるポリシリコ
ンの役割に準する蒸着性および電気的特性をもった将来
のサンドイッチ構造を使用することも考えられるところ
である。
は、必ずしも厳密な意味でのポリシリコンである必要は
なく、実質的に多結晶または非晶質(アモルファス)で
かつ成分の大部分をシリコンとするものであるならば他
の物質をもってこれに替えてもよく、その場合は、シリ
サイドやポリシリコン/シリサイドのサンドイッチ構造
等も考えられ、また現在のプロセスにおけるポリシリコ
ンの役割に準する蒸着性および電気的特性をもった将来
のサンドイッチ構造を使用することも考えられるところ
である。
以上本発明の実施例につき記載してきたが。
本発明によるデバイスおよび方法は、記載の実施例に対
して適宜追加ないし変更を行なって実施してもよいこと
はいうまでもない。
して適宜追加ないし変更を行なって実施してもよいこと
はいうまでもない。
[発明の効果1
以上に述べたように1本発明によるフローティングゲー
ト型メモリセルは、不純物濃度プロファイルを改善した
点をもってその最たる特徴とするものであり、このフロ
ーティングゲート型メモリセルを製作するにあたっては
、基板のバックグラウンド不純物濃度レベルを9例えば
イオン注入に際しては高いドーズ量を用い、事後のイオ
ン注入押込み(ドライブイン)工程では比較的低い押込
み温度を用いて基板を所定のドーピングレベル(102
)にドープした後、相反する伝導型の不純物(104,
108)の注入を2回にわけてイオン注入することによ
り、まずフローティングゲートトランジスタの不純物濃
度プロファイルのパターンを決定する。さらにボロン等
によりイオン注入(100を行なうことによって、チャ
ンネル領域下部に。
ト型メモリセルは、不純物濃度プロファイルを改善した
点をもってその最たる特徴とするものであり、このフロ
ーティングゲート型メモリセルを製作するにあたっては
、基板のバックグラウンド不純物濃度レベルを9例えば
イオン注入に際しては高いドーズ量を用い、事後のイオ
ン注入押込み(ドライブイン)工程では比較的低い押込
み温度を用いて基板を所定のドーピングレベル(102
)にドープした後、相反する伝導型の不純物(104,
108)の注入を2回にわけてイオン注入することによ
り、まずフローティングゲートトランジスタの不純物濃
度プロファイルのパターンを決定する。さらにボロン等
によりイオン注入(100を行なうことによって、チャ
ンネル領域下部に。
ソース/ドレーン拡散領域間の中間点近傍の深さに、よ
り高濃度のP型ドーピングを施す、さらに基板表面にお
いて、このボロンによるイオン注入を、ヒ素による浅い
イオン注入により9部分的に補償することにより、スレ
ショルド電圧を所望の値に設定する。また上記のように
、より高濃度のP型ドーピングを施したことにより、従
来プログラミングの制約となっていたラテラル寄生バイ
ポーラトランジスタ作用が抑制されるとともに。
り高濃度のP型ドーピングを施す、さらに基板表面にお
いて、このボロンによるイオン注入を、ヒ素による浅い
イオン注入により9部分的に補償することにより、スレ
ショルド電圧を所望の値に設定する。また上記のように
、より高濃度のP型ドーピングを施したことにより、従
来プログラミングの制約となっていたラテラル寄生バイ
ポーラトランジスタ作用が抑制されるとともに。
(ドレーン領域の境界により高濃度のドーピングを施し
たことにより)熱電子の生成が促進されることとなる。
たことにより)熱電子の生成が促進されることとなる。
かくて本発明は、プログラム期間中における熱電子の生
成が増大し、そのために、与えられた印加電圧に対する
プログラミング時間も短縮されるという効果をまず有す
るものである。
成が増大し、そのために、与えられた印加電圧に対する
プログラミング時間も短縮されるという効果をまず有す
るものである。
さらに本発明は、寄生ラテラルバイポーラトランジスタ
のsSが抑制されるという効果をも有するものである。
のsSが抑制されるという効果をも有するものである。
前述のように、こうした効果は、チャンネル領域の直下
に付加的なボロンのドーピングを行なうことによって導
入された付加的イオン化不純物の空間電荷密度により、
ソース/ドレーン接合に発生した電子のうち、横方向に
拡散してバイポーラ動作の発現をうながす電子よりも多
くの電子が上方に向って拡散してチャンネル領域に入る
ことによるものである。
に付加的なボロンのドーピングを行なうことによって導
入された付加的イオン化不純物の空間電荷密度により、
ソース/ドレーン接合に発生した電子のうち、横方向に
拡散してバイポーラ動作の発現をうながす電子よりも多
くの電子が上方に向って拡散してチャンネル領域に入る
ことによるものである。
さらに本発明は、基板のドーピング濃度を増大させても
周辺トランジスタのデバイス特性を劣化させる必要がな
いという効果をも有するものである。
周辺トランジスタのデバイス特性を劣化させる必要がな
いという効果をも有するものである。
さらに本発明は、書込み動作中には熱電子の生成が促進
されるが、読出し動作中にそれが増大することは実質的
になく、シたがって書込み速度を向上させることにより
データの保持が劣化することがないという効果をも有す
るものである。
されるが、読出し動作中にそれが増大することは実質的
になく、シたがって書込み速度を向上させることにより
データの保持が劣化することがないという効果をも有す
るものである。
このように本発明は、EFROMデバイスのプログラム
動作をより高速なものとするものであり、とくに、ゲー
トとソース/ドレーン領域との間に印加されるある与え
られた電圧に対して、現状において可能であるよりも高
速で、しかもプログラム動作を行なうことが可能となる
ようにしたものである。
動作をより高速なものとするものであり、とくに、ゲー
トとソース/ドレーン領域との間に印加されるある与え
られた電圧に対して、現状において可能であるよりも高
速で、しかもプログラム動作を行なうことが可能となる
ようにしたものである。
以上の説明に関連して、さらに以下の項を開示する。
(1)複数の周辺トランジスタおよび複数のメモリトラ
ンジスタを有し、該周辺トランジスタはNチャンネルデ
バイスからなるものであり、また前記メモリトランジス
タの各々は。
ンジスタを有し、該周辺トランジスタはNチャンネルデ
バイスからなるものであり、また前記メモリトランジス
タの各々は。
−P型上部を有する基板と。
・高濃度にドープされ、かったがいに相隔ててチャンネ
ル領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN
型ソース/ドレーン領域と。
ル領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN
型ソース/ドレーン領域と。
・前記チャンネル領域の上面を覆うゲート酸化物層およ
びこのゲート酸化物層の上面を覆うフローティングゲー
トと。
びこのゲート酸化物層の上面を覆うフローティングゲー
トと。
・このフローティングゲートの上方に形成され、かつ該
フローティングゲートから絶縁された制御ゲートとから
なり。
フローティングゲートから絶縁された制御ゲートとから
なり。
・前記ゲート酸化物層−と前記チャンネル領域との間の
界面の直下において0ないし0.5ミクロンの深さまで
延びる前記N型上部中における正味N型不純物濃度の最
大値が、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との
間の界面における前記チャンネル領域中のP型不純物濃
度の1.5倍以上であり。
界面の直下において0ないし0.5ミクロンの深さまで
延びる前記N型上部中における正味N型不純物濃度の最
大値が、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との
間の界面における前記チャンネル領域中のP型不純物濃
度の1.5倍以上であり。
・また前記基板の前記上部中における正味P型不純物濃
度の最大値が前記ソース/ドレーン領域の深さよりも浅
い部位にあり。
度の最大値が前記ソース/ドレーン領域の深さよりも浅
い部位にあり。
・さらに前記基板の前記上部が前記メモリトランジスタ
の近傍において有する正味P型不純物濃度のバックグラ
ウンド値が、当該基板の前記上部が前記N型周辺トラン
ジスタの近傍において有する正味P型不純物濃度のバッ
クグラウンド値とひとしいか、またはそれよりも大きい
ことを特徴とするフローティングゲート型メモリデバイ
ス。
の近傍において有する正味P型不純物濃度のバックグラ
ウンド値が、当該基板の前記上部が前記N型周辺トラン
ジスタの近傍において有する正味P型不純物濃度のバッ
クグラウンド値とひとしいか、またはそれよりも大きい
ことを特徴とするフローティングゲート型メモリデバイ
ス。
(2)前記フローティングゲートはそのいかなる部位に
おいても前記ゲート酸化物層よりも実質的に薄くはない
ようにしてなる前記第1項に記載のフローティングゲー
ト型メモリデバイス。
おいても前記ゲート酸化物層よりも実質的に薄くはない
ようにしてなる前記第1項に記載のフローティングゲー
ト型メモリデバイス。
(3)前記第1および第2のソース/ドレーン領域の各
々は、前記ゲート酸化物層の少なくとも3倍の厚みの酸
化物層により被覆されているようにしてなる前記第1項
に記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
々は、前記ゲート酸化物層の少なくとも3倍の厚みの酸
化物層により被覆されているようにしてなる前記第1項
に記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
(4)前記第1および第2のソース/ドレーン領域の各
々は、前記基板の前記上部の表面で実質的に露出され、
また前記チャンネル領域は、それぞれの前記ソース/ド
レーンにより周囲が画定されていない個所においては、
その端縁部において厚いフィールド絶縁領域により境界
が画定されてなる前記第1項に記載のフローティングゲ
ート型メモリデバイス。
々は、前記基板の前記上部の表面で実質的に露出され、
また前記チャンネル領域は、それぞれの前記ソース/ド
レーンにより周囲が画定されていない個所においては、
その端縁部において厚いフィールド絶縁領域により境界
が画定されてなる前記第1項に記載のフローティングゲ
ート型メモリデバイス。
(5)前記基板はその上部に少なくともl×101[1
ato■s/cm″のP型バックグラウンドドーピング
を施してなる前記第1項に記載のフローティングゲート
型メモリデバイス。
ato■s/cm″のP型バックグラウンドドーピング
を施してなる前記第1項に記載のフローティングゲート
型メモリデバイス。
(6)前記基板はP十型半導体上にP型としてエピタキ
シャル構造を有し、該エピタキシャル構造の上部には・
少なくともl X 1G” ato腸s/cゴのバッ
クグラウンドドーピングを施してなる前記各項に記載の
フローティングゲート型メモリデバイス。
シャル構造を有し、該エピタキシャル構造の上部には・
少なくともl X 1G” ato腸s/cゴのバッ
クグラウンドドーピングを施してなる前記各項に記載の
フローティングゲート型メモリデバイス。
(7)複数の周辺トランジスタおよび複数のメモリトラ
ンジスタを有し、該周辺トランジスタはNチャンネルデ
バイスからなるものであり、また前記メモリトランジス
タの各々は。
ンジスタを有し、該周辺トランジスタはNチャンネルデ
バイスからなるものであり、また前記メモリトランジス
タの各々は。
−P型上部を有する基板と。
・高濃度にドープされ、かったがいに相隔ててチャンネ
ル領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN
型ソース/ドレーン領域と。
ル領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN
型ソース/ドレーン領域と。
・前記チャンネル領域の上面を覆うゲート酸化物層およ
びこのゲート酸化物層の上面を覆うフローティングゲー
トと。
びこのゲート酸化物層の上面を覆うフローティングゲー
トと。
・このフローティングゲートの上方に形成され、かつ該
フローティングゲートから絶縁された制御ゲートとから
なり。
フローティングゲートから絶縁された制御ゲートとから
なり。
・前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間の界
面の直下において0ないし0.5ミクロンの深さまで延
びる前記N型上部中における正味N型不純物濃度の最大
値が、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間
の界面における前記チャンネル領域中のP型不純物濃度
の1.5倍以上であるとともに、前記基板中の正味P型
バックグラウンド不純物濃度の2倍以上であり。
面の直下において0ないし0.5ミクロンの深さまで延
びる前記N型上部中における正味N型不純物濃度の最大
値が、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間
の界面における前記チャンネル領域中のP型不純物濃度
の1.5倍以上であるとともに、前記基板中の正味P型
バックグラウンド不純物濃度の2倍以上であり。
・また前記基板の前記上部中における正味P型不純物濃
度の最大値が前記ソース/ドレーン領域の深さよりも浅
い部位にあり。
度の最大値が前記ソース/ドレーン領域の深さよりも浅
い部位にあり。
Φさらに前記基板の前記上部が前記メモリトランジスタ
の近傍において有する正味P型不純物濃度のバックグラ
ウンド値が、当該基板の前記上部が前記N型周辺トラン
ジスタの近傍において有する正味P型不純物濃度のバッ
クグラウンド値とひとしいか、またはそれよりも大きい
ことを特徴とするフローティングゲート型メモリデバイ
ス。
の近傍において有する正味P型不純物濃度のバックグラ
ウンド値が、当該基板の前記上部が前記N型周辺トラン
ジスタの近傍において有する正味P型不純物濃度のバッ
クグラウンド値とひとしいか、またはそれよりも大きい
ことを特徴とするフローティングゲート型メモリデバイ
ス。
(8)前記フローティングゲートはそのいかなる部位に
おいても前記ゲートs化物層よりも実質的に薄くはない
ようにしてなる前記第7項に記載のフローティングゲー
ト型メモリデバイス。
おいても前記ゲートs化物層よりも実質的に薄くはない
ようにしてなる前記第7項に記載のフローティングゲー
ト型メモリデバイス。
(9)前記第1および第2のソース/ドレーン領域の各
々は、前記ゲート酸化物層の少なくとも3倍の厚みの酸
化物層により被覆されているようにしてなる前記第7項
に記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
々は、前記ゲート酸化物層の少なくとも3倍の厚みの酸
化物層により被覆されているようにしてなる前記第7項
に記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
(10)前記第1および第2のソース/ドレーン領域の
各々は、前記基板の前記上部の表面で実質的に露出され
、また前記チャンネル領域は、それぞれの前記ソース/
ドレーンにより周囲が画定されていない個所においては
、その端縁部において厚いフィールド絶縁領域により境
界が画定されてなる前記第7項に記載のフローティング
ゲート型メモリデバイス。
各々は、前記基板の前記上部の表面で実質的に露出され
、また前記チャンネル領域は、それぞれの前記ソース/
ドレーンにより周囲が画定されていない個所においては
、その端縁部において厚いフィールド絶縁領域により境
界が画定されてなる前記第7項に記載のフローティング
ゲート型メモリデバイス。
(11)前記基板はその上部に少なくともlXl0”a
toms/cm″のP型バックグラウンドドーピングを
施してなる前記第7項に記載のフローティングゲート型
メモリデバイス。
toms/cm″のP型バックグラウンドドーピングを
施してなる前記第7項に記載のフローティングゲート型
メモリデバイス。
(12)前記基板はP十型半導体上にP型としてエピタ
キシャル構造を有し、該エピタキシャル構造の上部には
少なくともl X 10101Bato/ctn’ c
7)バックグラウンドドーピングを施してなる前記各項
に記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
キシャル構造を有し、該エピタキシャル構造の上部には
少なくともl X 10101Bato/ctn’ c
7)バックグラウンドドーピングを施してなる前記各項
に記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
(13) ・P型上部を有する基板と。
Φ高濃度にドープされ、かったがいに相隔ててチャンネ
ル領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN
型ソース/ドレーン領域と。
ル領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN
型ソース/ドレーン領域と。
φ前記チャンネル領域の上面を覆うゲート酸化物層およ
びこのゲート酸化物層の上面を覆うフローティングゲー
トと。
びこのゲート酸化物層の上面を覆うフローティングゲー
トと。
拳このフローティングゲートの上方に形成され、かつ該
フローティングゲートから絶縁された制御ゲートとから
なり。
フローティングゲートから絶縁された制御ゲートとから
なり。
・前記基板の前記上部は前記ゲート酸化物層の下部にお
いて −P型不純物物質の原子と。
いて −P型不純物物質の原子と。
−N型不純物物質の原子とを有し。
−前記P型不純物物質および前記N型不純物物質は、該
P型不純物物質の濃度 がその表面近傍の最大値よりも50%低い値に低下する
深さが、前記N型不純 物物質の濃度がその表面近傍の最大値 よりも50%低い値に低下する深さの2倍以上の深さと
なるような垂直方向濃 度プロファイルを有する ようにしたことを特徴とするフローティングゲート型メ
モリデバイス。
P型不純物物質の濃度 がその表面近傍の最大値よりも50%低い値に低下する
深さが、前記N型不純 物物質の濃度がその表面近傍の最大値 よりも50%低い値に低下する深さの2倍以上の深さと
なるような垂直方向濃 度プロファイルを有する ようにしたことを特徴とするフローティングゲート型メ
モリデバイス。
(14)前記P型不純物物質はこれをボロンとし。
また前記N型不純物物質はこれを主としてヒ素としてな
る前記第13項に記載のフローティングゲート型メモリ
デバイス。
る前記第13項に記載のフローティングゲート型メモリ
デバイス。
(15)前記N型不純物物質はこれをヒ素としてなる前
記第13項に記載のブローティングゲート型メモリデバ
イス。
記第13項に記載のブローティングゲート型メモリデバ
イス。
(1B)前記N型不純物物質はこれをアンチモンとして
なる前記第13項に記載のフローティングゲート型メモ
リデバイス。
なる前記第13項に記載のフローティングゲート型メモ
リデバイス。
(17)前記P型不純物物質はこれをポロンとしてなる
前記第13項に記載のフローティングゲート型メモリデ
バイス。
前記第13項に記載のフローティングゲート型メモリデ
バイス。
(18)前記基板の前記上部における前記N型不純物物
質の正味濃度は、前記ゲート酸化物層から充分隔たり、
かつ該P型不純物物質濃度がほぼ均一なレベルにまで低
下して位置において、5X1016atoms/cm″
ないし1.5X 10’ atoms/crn’とな
るようにした前記第13項に記載のフローティングゲー
ト型メモリデバイス。
質の正味濃度は、前記ゲート酸化物層から充分隔たり、
かつ該P型不純物物質濃度がほぼ均一なレベルにまで低
下して位置において、5X1016atoms/cm″
ないし1.5X 10’ atoms/crn’とな
るようにした前記第13項に記載のフローティングゲー
ト型メモリデバイス。
(19) 前記ソース/ドレーン拡散領域は前記ゲー
ト酸化物層の深さは0.4 ミクロンないし0.8 ミ
クロンの範囲内にあるものとしてなる前記第13項に記
載のフローティングゲート型メモリデバイス。
ト酸化物層の深さは0.4 ミクロンないし0.8 ミ
クロンの範囲内にあるものとしてなる前記第13項に記
載のフローティングゲート型メモリデバイス。
(20)前記フローティングゲートはそのいかなる部位
においても前記ゲート酸化物層よりも実質的に薄くはな
いようにしてなる前記第13項に記載のフローティング
ゲート型メモリデバイス。
においても前記ゲート酸化物層よりも実質的に薄くはな
いようにしてなる前記第13項に記載のフローティング
ゲート型メモリデバイス。
(21)前記第1および第2のソース/ドレーン領域の
各々は、前記ゲート酸化物層の少なくとも3倍の厚みの
酸化物層により被覆されているようにしてなる前記第1
3項に記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
各々は、前記ゲート酸化物層の少なくとも3倍の厚みの
酸化物層により被覆されているようにしてなる前記第1
3項に記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
(22)前記第1および第2のソース/ドレーン領域の
各々は、前記基板の前記上部の表面で実質的に露出され
、また前記チャ領域は、それぞれの前記ソース/ドレー
ンにより周囲が画定されていない個所においては、その
端縁部において厚いフィールド絶縁領域により境界が画
定されてなる前記第13項に記載のフローティングゲー
ト型メモリデバイス。
各々は、前記基板の前記上部の表面で実質的に露出され
、また前記チャ領域は、それぞれの前記ソース/ドレー
ンにより周囲が画定されていない個所においては、その
端縁部において厚いフィールド絶縁領域により境界が画
定されてなる前記第13項に記載のフローティングゲー
ト型メモリデバイス。
(23)前記基板はその上部に少なくともl X to
”atoms/cm’のP型パックグラウンドドーピン
グを施してなる前記第13項に記載のフローティングゲ
ート型メモリデバイス。
”atoms/cm’のP型パックグラウンドドーピン
グを施してなる前記第13項に記載のフローティングゲ
ート型メモリデバイス。
(24)前記基板はP串型半導体上にP型としてエピタ
キシャル構造を有し、該エピタキシャル構造の上部には
少なくともlXl0” ato■S/Cゴのバックグ
ラウンドドーピングを施してなる前記各項に記載のフロ
ーティングゲート型メモリデバイス。
キシャル構造を有し、該エピタキシャル構造の上部には
少なくともlXl0” ato■S/Cゴのバックグ
ラウンドドーピングを施してなる前記各項に記載のフロ
ーティングゲート型メモリデバイス。
(25) ・P型上部を有する基板と。
・高濃度にドープされ、かったがいに相隔ててチャンネ
ル領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN
型ソース/ドレーン領域と。
ル領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN
型ソース/ドレーン領域と。
・前記チャンネル領域の上面を覆うゲート酸化物層およ
びこのゲート酸化物層の上面を覆うフローティングゲー
トと。
びこのゲート酸化物層の上面を覆うフローティングゲー
トと。
−このフローティングゲートの上方に形成され、かつ該
フローティングゲートから絶縁された制御ゲートとから
なり。
フローティングゲートから絶縁された制御ゲートとから
なり。
・前記基板の前記上部は前記ゲート酸化物層の下部にお
いて −P型不純物物質の原子と。
いて −P型不純物物質の原子と。
−N型不純物物質の原子とを有し。
−前記P型不純物物質および前記N型不純物物質は。
末鎖P型不純物物質の濃度がその表面
近傍の最大値よりも50%低い値に低
下する深さが、前記N型不純物物質
の濃度がその表面近傍の最大値より
も50%低い値に低下する深さの2倍
以上の深さとなり、かつ
寥前記P型不純物物質の濃度がその表
面近傍の最大値よりも50%低い値に
低下する深さが、前記ソース/ドレ
ーン拡散領域の深さの2倍以下の深
さとなるような垂直方向濃度プロフ
ァイルを有する
ようにしたことを特徴とするフローティングゲート型メ
モリデバイス。
モリデバイス。
(26)前記P型不純物物質はこれをポロンとし。
また前記N型不純物物質はこれを主としてヒ素としてな
る前記第25項に記載のフローティングゲート型メモリ
デバイス。
る前記第25項に記載のフローティングゲート型メモリ
デバイス。
(27)前記N型不純物物質はこれをヒ素としてなる前
記第25項に記載のフローティングゲート型メモリデバ
イス。
記第25項に記載のフローティングゲート型メモリデバ
イス。
(28)前記N型不純物物質はこれをアンチモンとして
なる前記第25項に記載のフローティングゲート型メモ
リデバイス。
なる前記第25項に記載のフローティングゲート型メモ
リデバイス。
(29)前記P型不純物物質はこれをポロンとしてなる
前記第13項に記載のフローティングゲート型メモリデ
バイス。
前記第13項に記載のフローティングゲート型メモリデ
バイス。
(30)前記基板の前記上部における前記N型不純物物
質の正味濃度は、前記ゲート酸化物層から充分隔たり、
かつ該P型不純物物質濃度がほぼ均一なレベルにまで低
下して位置において+ 8 X 1010l5ato/
crn’ないし 1.5X 1010l6ato/cn
fとなるようにした前記第25項に記載のフローティン
グゲート型メモリデバイス。
質の正味濃度は、前記ゲート酸化物層から充分隔たり、
かつ該P型不純物物質濃度がほぼ均一なレベルにまで低
下して位置において+ 8 X 1010l5ato/
crn’ないし 1.5X 1010l6ato/cn
fとなるようにした前記第25項に記載のフローティン
グゲート型メモリデバイス。
(31) 前記ソース/ドレーン拡散領域は前記ゲー
ト酸化物層の深さは0.4 ミクロンないし0.8 ミ
クロンの範囲内にあるものとしてなる前記?!S25項
に記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
ト酸化物層の深さは0.4 ミクロンないし0.8 ミ
クロンの範囲内にあるものとしてなる前記?!S25項
に記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
(32)前記フローティングゲートはそのいかなる部位
においても前記ゲート酸化物層よりも実質的に薄くはな
いようにしてなる前記第25項に記載のフローティング
ゲート型メモリデバイス。
においても前記ゲート酸化物層よりも実質的に薄くはな
いようにしてなる前記第25項に記載のフローティング
ゲート型メモリデバイス。
(33) 前記第1および第2のソース/ドレーン領
域の各々は、前記ゲート酸化物層の少なくとも3倍の厚
みの酸化物層により被覆されているようにしてなる前記
第25項に記載のフローティングゲート型メモリデバイ
ス。
域の各々は、前記ゲート酸化物層の少なくとも3倍の厚
みの酸化物層により被覆されているようにしてなる前記
第25項に記載のフローティングゲート型メモリデバイ
ス。
(30前記第1および第2のシース/ドレーン領域の各
々は、前記基板の前記上部の表面で実質的に露出され、
また前記チャンネル領域は、それぞれの前記ソース/ド
レーンにより周囲が画定されていない個所においては、
その端縁部において厚いフィールド絶縁領域により境界
が画定されてなる前記第25項に記載のフローティング
ゲート型メモリデバイス。
々は、前記基板の前記上部の表面で実質的に露出され、
また前記チャンネル領域は、それぞれの前記ソース/ド
レーンにより周囲が画定されていない個所においては、
その端縁部において厚いフィールド絶縁領域により境界
が画定されてなる前記第25項に記載のフローティング
ゲート型メモリデバイス。
(35)前記基板はその上部に少なくとも1xiolB
ato厘s/cm″のP型バックグラウンドドーピング
を施してなる前記第25項に記載のフローティングゲー
ト型メモリデバイス。
ato厘s/cm″のP型バックグラウンドドーピング
を施してなる前記第25項に記載のフローティングゲー
ト型メモリデバイス。
(36)前記基板はP十型半導体上にP型としてエピタ
キシャル構造を有し、該エピタキシャル構造の上部には
少なくともl X 1010111atoms/cm3
のバックグラウンドドーピングを施してなる前記各項に
記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
キシャル構造を有し、該エピタキシャル構造の上部には
少なくともl X 1010111atoms/cm3
のバックグラウンドドーピングを施してなる前記各項に
記載のフローティングゲート型メモリデバイス。
(37)不揮発性メモリセルを製作するにあたって。
(a)結晶シリコンの上部を有する基板を用意し。
(b)高ドーズ量のN型不純物をソース/ドレーン領域
のほぼ所定の個所に導入し。
のほぼ所定の個所に導入し。
(e)前記結晶シリコンの上部上に酸化物を成長させる
と同時に前記ソース/ドレーン領域中に導入した不純物
を活性化させ、前記ソース/ドレーン領域への不純物の
導入工程と前記酸化物の成長工程によって、中間領域を
もって相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラインを画定
し。
と同時に前記ソース/ドレーン領域中に導入した不純物
を活性化させ、前記ソース/ドレーン領域への不純物の
導入工程と前記酸化物の成長工程によって、中間領域を
もって相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラインを画定
し。
(d)この中間領域に不純物を導入し、活性化し、拡散
させることにより、前記基板の前記上部中、前記ゲート
酸化物の直下にP型不純物物質の原子とN型不純物物質
の原子の両者を存在させ、その際、これらP型不純物物
質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃度プロファ
イルが。
させることにより、前記基板の前記上部中、前記ゲート
酸化物の直下にP型不純物物質の原子とN型不純物物質
の原子の両者を存在させ、その際、これらP型不純物物
質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃度プロファ
イルが。
P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値の50%
に低下する深さが、N型不純物物質の濃度がその表面近
傍の最大値の50%に低下する深さの2倍以上となるよ
うにし。
に低下する深さが、N型不純物物質の濃度がその表面近
傍の最大値の50%に低下する深さの2倍以上となるよ
うにし。
(e)前記中間領域の一部の上方にパターン化フローテ
ィングゲートおよび制御ゲートを形成し、その際これら
制御ゲートのうち複数の制御ゲートが前記中間領域を横
切るようにするとともに、さらに分離領域を形成して前
記複数の制御ゲートが前記中間領域を横切る個所にフロ
ーティングゲートトランジスタ領域を画定し、その際、
該トランジスタ領域の画定個所に前記フローティングゲ
ートが有する部分が、前記シリコンの中間領域および前
記制御ゲートから絶縁されるようにするとともに。
ィングゲートおよび制御ゲートを形成し、その際これら
制御ゲートのうち複数の制御ゲートが前記中間領域を横
切るようにするとともに、さらに分離領域を形成して前
記複数の制御ゲートが前記中間領域を横切る個所にフロ
ーティングゲートトランジスタ領域を画定し、その際、
該トランジスタ領域の画定個所に前記フローティングゲ
ートが有する部分が、前記シリコンの中間領域および前
記制御ゲートから絶縁されるようにするとともに。
(f)前記中間領域に不純物を導入し、活性化し、拡散
させる以前に、前記基板のnfi記上部上部でに少なく
ともL X 1010l8ato/crn”の正味PJ
l!!不純物濃度”su&を有しているようにしたこと
を特徴とする不揮発性メモリセル製作方法。
させる以前に、前記基板のnfi記上部上部でに少なく
ともL X 1010l8ato/crn”の正味PJ
l!!不純物濃度”su&を有しているようにしたこと
を特徴とする不揮発性メモリセル製作方法。
により定まる範囲内にあり、ただし上式中において’
Ltlf(ptriphtryl ’よ前記周辺デ/
くイスの有効チャツネル長さであり、 Lef/1ar
ravlは前記フローティングゲートデバイスの有効チ
ャンネル長さであるものとしてなる前記第37項に記載
の不揮発性メモリセル製作方法。
Ltlf(ptriphtryl ’よ前記周辺デ/
くイスの有効チャツネル長さであり、 Lef/1ar
ravlは前記フローティングゲートデバイスの有効チ
ャンネル長さであるものとしてなる前記第37項に記載
の不揮発性メモリセル製作方法。
(33)前記ゲート酸化物層の直下において前記基板中
に不純物を導入する前記工程(d)において。
に不純物を導入する前記工程(d)において。
前記P型不純物はこれをポロンとし、また前記N型不純
物は主としてこれをヒ素としてなる前記第37項に記載
の不揮発性メモリセル製作方法。
物は主としてこれをヒ素としてなる前記第37項に記載
の不揮発性メモリセル製作方法。
(40)不揮発性メモリセルを製作するにあたって。
(a)結晶シリコンの上部を有する基板を用意し。
(b)高ドーズ量のN型不純物をソース/ドレーン領域
のほぼ所定の個所に導入し。
のほぼ所定の個所に導入し。
(C)前記結晶シリコンの上部上に酸化物を成長させる
と同時に前記ソース/ドレーン領域中に導入した不純物
を活性化させ、前記ソース/ドレーン領域への不純物の
導入工程と前記酸化物の成長工程によって、中間領域を
もって相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラインを画定
し。
と同時に前記ソース/ドレーン領域中に導入した不純物
を活性化させ、前記ソース/ドレーン領域への不純物の
導入工程と前記酸化物の成長工程によって、中間領域を
もって相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラインを画定
し。
(d)この中間領域に不純物を導入し、活性化し、拡散
させることにより、前記基板の前記上部中、前記ゲート
醜化物の直下にP型不純物物質の原子とN型不純物物質
の原子の両者を存在させ、その際、これらP型不純物物
質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃度プロファ
イルが。
させることにより、前記基板の前記上部中、前記ゲート
醜化物の直下にP型不純物物質の原子とN型不純物物質
の原子の両者を存在させ、その際、これらP型不純物物
質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃度プロファ
イルが。
*該P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値の5
0%に低下する深さが。
0%に低下する深さが。
前記N型不純物物質の濃度がその表面
近傍の最大値の50%に低下する深さの2倍以上となり
、かつ 零前記PW不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値よ
りも50%低い値に低下する深さが、前記ソース/ドレ
ーン拡 散領域の深さの2倍以下の深さとなる ような垂直方向濃度プロファイルを有 。
、かつ 零前記PW不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値よ
りも50%低い値に低下する深さが、前記ソース/ドレ
ーン拡 散領域の深さの2倍以下の深さとなる ような垂直方向濃度プロファイルを有 。
するようにし。
(e)前記中間領域の一部の上方にパターン化フローテ
ィングゲートおよび制御ゲートを形成し、その際これら
制御ゲートのうち複数の制御ゲートが前記中間領域を横
切るようにするとともに、さらに分離領域を形成して前
記複数の制御ゲートが前記中間領域を横切る個所にフロ
ーティングゲートトランジスタ領域を画定し、その際、
該トランジスタ領域の画定個所に前記フローティングゲ
ートが有する部分が、前記シリコンの中間領域および前
記制御ゲートから絶縁されるようにするとともに。
ィングゲートおよび制御ゲートを形成し、その際これら
制御ゲートのうち複数の制御ゲートが前記中間領域を横
切るようにするとともに、さらに分離領域を形成して前
記複数の制御ゲートが前記中間領域を横切る個所にフロ
ーティングゲートトランジスタ領域を画定し、その際、
該トランジスタ領域の画定個所に前記フローティングゲ
ートが有する部分が、前記シリコンの中間領域および前
記制御ゲートから絶縁されるようにするとともに。
(f)前記中間領域に不純物を導入し、活性化し、拡散
させる以前に、前記基板の前記上部がすでに少なくとも
I X 10” atoms/cm’c7)正味P型
不純物濃度naubを有しているようにしたことを特徴
とする不揮発性メモリセル製作方法。
させる以前に、前記基板の前記上部がすでに少なくとも
I X 10” atoms/cm’c7)正味P型
不純物濃度naubを有しているようにしたことを特徴
とする不揮発性メモリセル製作方法。
(41)前記正味P型不純物濃度naubは9次式によ
り定まる範囲内にあり、ただし上式中において’ Le
/f(peripherylは前記周辺デバイスの有効
チャンネル長さであり、Le/f(a、□、)は前記フ
ローティングゲートデバイスの有効チャンネル長さであ
るものとしてなる前記第40項に記載の不揮発性メモリ
セル製作方法。
り定まる範囲内にあり、ただし上式中において’ Le
/f(peripherylは前記周辺デバイスの有効
チャンネル長さであり、Le/f(a、□、)は前記フ
ローティングゲートデバイスの有効チャンネル長さであ
るものとしてなる前記第40項に記載の不揮発性メモリ
セル製作方法。
(42)前記ゲート醜化物層の直下において前記基板中
に不純物を導入する前記工程(d)において。
に不純物を導入する前記工程(d)において。
前記P型不純物はこれをポロンとし、また前記N型不純
物は主としてこれをヒ素としてなる前記第40項に記載
の不揮発性メモリセル製作方法。
物は主としてこれをヒ素としてなる前記第40項に記載
の不揮発性メモリセル製作方法。
(43)不揮発性メモリセルを製作するにあたって。
(a)結晶シリコンの上部を有する基板を用意し。
(b)PMOS周辺デバイスのほぼ所定の個所に、該P
MO3周辺デバイスの前記所定の個所を後続する諸工程
後の不純物濃度がNy!lilxlOIlatoms/
crrfとなるレベルとなるのに充分なドーズ量のN型
不純物を導入し。
MO3周辺デバイスの前記所定の個所を後続する諸工程
後の不純物濃度がNy!lilxlOIlatoms/
crrfとなるレベルとなるのに充分なドーズ量のN型
不純物を導入し。
(c) N M OS周辺デバイスのほぼ所定の個所お
よび前記フローティングゲートメモリデバイスのほぼ所
定の個所における前記基板の前記上部中に、該NMO3
周辺デバイスおよびフローティングゲートメモリデバイ
スの前記所定の個所を後続する諸工程後の不純物濃度が
P型8X10’6atoms/crn”ないし3 X
10IIBatomS/crn’となるレベルとなるの
に充分なドーズ量のP型不純物を導入し。
よび前記フローティングゲートメモリデバイスのほぼ所
定の個所における前記基板の前記上部中に、該NMO3
周辺デバイスおよびフローティングゲートメモリデバイ
スの前記所定の個所を後続する諸工程後の不純物濃度が
P型8X10’6atoms/crn”ないし3 X
10IIBatomS/crn’となるレベルとなるの
に充分なドーズ量のP型不純物を導入し。
(d)前記NMO3およびPMO3周辺デバイスも複数
の所定の活性領域をたがいに分離するデバイス分離領域
を形成し。
の所定の活性領域をたがいに分離するデバイス分離領域
を形成し。
(e)高ドーズ量のN型不純物をフローティングゲート
デバイスのソース/ドレーン領域のほぼ所定の個所に導
入し。
デバイスのソース/ドレーン領域のほぼ所定の個所に導
入し。
(f)前記フローティングゲートデバイスのソース/ド
レーンの前記所定の個所の上部に酸化物層を形成すると
同時に、該ソース/ドレーン領域中に導入した不純物を
活性化させ、前記ソース/ドレーン領域への不純物の導
入工程と前記酸化物の成長工程によって、中間領域をも
って相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラインを画定し
。
レーンの前記所定の個所の上部に酸化物層を形成すると
同時に、該ソース/ドレーン領域中に導入した不純物を
活性化させ、前記ソース/ドレーン領域への不純物の導
入工程と前記酸化物の成長工程によって、中間領域をも
って相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラインを画定し
。
(g)この中間領域に不純物を導入し、活性化し、拡散
させることにより、゛前記基板の前記上部中、前記ゲー
ト酸化物の直下にP型不純物物質の原子とN型不純物物
質の原子の両者を存在させ、その際、これらP型不純物
物質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃度プロフ
ァイルが。
させることにより、゛前記基板の前記上部中、前記ゲー
ト酸化物の直下にP型不純物物質の原子とN型不純物物
質の原子の両者を存在させ、その際、これらP型不純物
物質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃度プロフ
ァイルが。
を該P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値の5
0%に低下する深さが。
0%に低下する深さが。
前記N型不純物物質の濃度がその表面
近傍の最大値の50%に低下する深さの2倍以上となる
ような垂直方向濃度プ ロファイルを有するようにし。
ような垂直方向濃度プ ロファイルを有するようにし。
(h)前記中間領域の一部の」:方にパターン化ブロー
ティングゲートおよび制御ゲートを形成し、その際これ
ら制御ゲートのうち複数の制御ゲートが前記中間領域を
横切るようにするとともに、さらに分離領域を形成して
前記複数の制御ゲートが前記中間領域を横切る個所にフ
ローティングゲートトランジスタ領域を画定し、その際
、該トランジスタ領域の画定個所に前記フローティング
ゲートが有する部分が、前記シリコンの中間領域および
前記制御ゲートから絶縁されるようにするとともに。
ティングゲートおよび制御ゲートを形成し、その際これ
ら制御ゲートのうち複数の制御ゲートが前記中間領域を
横切るようにするとともに、さらに分離領域を形成して
前記複数の制御ゲートが前記中間領域を横切る個所にフ
ローティングゲートトランジスタ領域を画定し、その際
、該トランジスタ領域の画定個所に前記フローティング
ゲートが有する部分が、前記シリコンの中間領域および
前記制御ゲートから絶縁されるようにするとともに。
(i)ゲートおよびソース/ドレーンを形成して前記N
MO3周辺デバイス領域内にNMOSデバイスをまた前
記PMO5周辺領域内にPMOSデバイスを形成し。
MO3周辺デバイス領域内にNMOSデバイスをまた前
記PMO5周辺領域内にPMOSデバイスを形成し。
(j)前記NMO3およびPMO5周辺デバイスと接触
する絶縁金属ラインを形成して前記メモリセルアレイ内
の前記フローティングゲートトランジスタのための入力
および出力回路を構成するようにしたことを特徴とする
不揮発性メモリセル製作方法。
する絶縁金属ラインを形成して前記メモリセルアレイ内
の前記フローティングゲートトランジスタのための入力
および出力回路を構成するようにしたことを特徴とする
不揮発性メモリセル製作方法。
(40前記正味P型不純物濃度ngu6は1次式により
定まる範囲内にあり、ただし上式中において’ Lel
f(pyipherylは前記周辺デバイスの有効チャ
ンネル長さであり’ Le//+。rraJj))は前
記フローティングゲートデバイスの有効チャンネル長さ
であるものとしてなる前記第43項に記載の不揮発性メ
モリセル製作方法。
定まる範囲内にあり、ただし上式中において’ Lel
f(pyipherylは前記周辺デバイスの有効チャ
ンネル長さであり’ Le//+。rraJj))は前
記フローティングゲートデバイスの有効チャンネル長さ
であるものとしてなる前記第43項に記載の不揮発性メ
モリセル製作方法。
(45)前記ゲート酸化物層の直下において前記基板中
に不純物を導入する前記工程(d)において。
に不純物を導入する前記工程(d)において。
前記P型不純物はこれをポロンとし、また前記N型不純
物は主としてこれをヒ素としてなる前記第43項に記載
の不揮発性メモリセル製作方法。
物は主としてこれをヒ素としてなる前記第43項に記載
の不揮発性メモリセル製作方法。
(4B)不揮発性メモリセルを製作するにあたって。
(a)結晶シリコンの上部を有する基板を用意し。
(b)PMO3周辺デバイスのほぼ所定の個所に、該P
MO5周辺デバイスの前記所定の個所を後続する諸工程
後の不純物濃度がN型I X 10”atoms/cr
n’となるレベルとなるのに充分なドーズ量のN型不純
物を導入し。
MO5周辺デバイスの前記所定の個所を後続する諸工程
後の不純物濃度がN型I X 10”atoms/cr
n’となるレベルとなるのに充分なドーズ量のN型不純
物を導入し。
(c)NMO3周辺デバイスのほぼ所定の個所および前
記フローティングゲートメモリデバイスのほぼ所定の個
所における前記基板の前記上部中に、該NMO3周辺デ
バイスおよびフローティングゲートメモリデバイスの前
記所定の個所を後続する諸工程後の不純物濃度がP型8
X1016atos+s/ctn”ないし3 X 10
” atoms/cmsとなるレベルとなるのに充分
なドーズ量のP型不純物を導入し。
記フローティングゲートメモリデバイスのほぼ所定の個
所における前記基板の前記上部中に、該NMO3周辺デ
バイスおよびフローティングゲートメモリデバイスの前
記所定の個所を後続する諸工程後の不純物濃度がP型8
X1016atos+s/ctn”ないし3 X 10
” atoms/cmsとなるレベルとなるのに充分
なドーズ量のP型不純物を導入し。
(d)前記NMO3およびPMO3周辺デバイスも複数
の所定の活性領域をたがいに分離するデバイス分離領域
を形成し。
の所定の活性領域をたがいに分離するデバイス分離領域
を形成し。
(e)高ドーズ量のN型不純物をフローティングゲート
デバイスのソース/ドレーン領域のほぼ所定の個所に導
入し。
デバイスのソース/ドレーン領域のほぼ所定の個所に導
入し。
(D前記フローティングゲートデバイスのソース/ドレ
ーンの前記所定の個所の上部に酸化物層を形成すると同
時に、該ソース/ドレーン領域中に導入した不純物を活
性化させ、前記ソース/ドレーン領域への不純物の導入
工程と前記酸化物の成長工程によって、中間領域をもっ
て相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラインを画定し。
ーンの前記所定の個所の上部に酸化物層を形成すると同
時に、該ソース/ドレーン領域中に導入した不純物を活
性化させ、前記ソース/ドレーン領域への不純物の導入
工程と前記酸化物の成長工程によって、中間領域をもっ
て相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラインを画定し。
(g)この中間領域に不純物を導入し、活性化し、拡散
させることにより、前記基板の前記上部中、前記ゲート
酸化物の直下にP型不純物物質の原子とN型不純物物質
の原子の両者を存在させ、その際、これらP型不純物物
質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃度プロファ
イルが。
させることにより、前記基板の前記上部中、前記ゲート
酸化物の直下にP型不純物物質の原子とN型不純物物質
の原子の両者を存在させ、その際、これらP型不純物物
質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃度プロファ
イルが。
寥該P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値の5
0%に低下する深さが。
0%に低下する深さが。
前記N型不純物物質の濃度がその表面
近傍の最大値の50%に低下する深さの2倍以上となり
、かつ 本前記P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値よ
りも50%低い値に低下する深さが、前記ソース/ドレ
ーン拡 散領域の深さの2倍以下の深さとなる ような垂直方向濃度プロファイルを有 するようにし。
、かつ 本前記P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値よ
りも50%低い値に低下する深さが、前記ソース/ドレ
ーン拡 散領域の深さの2倍以下の深さとなる ような垂直方向濃度プロファイルを有 するようにし。
(h)前記中間領域の一部の上方にパターン化フローテ
ィングゲートおよび制御ゲーを形成し、その際これら制
御ゲートのうち複数の制御ゲートが前記中間領域を横切
るようにするとともに、さらに分離領域を形成して前記
複数の制御ゲートが前記中間領域を横切る個所にフロー
ティングゲートトランジスタ領域を画定し、その際、該
トランジスタ領域の画定個所に前記フローティングゲー
トが有する部分が、前記シリコンの中間領域および前記
制御ゲートから絶縁されるようにするとともに。
ィングゲートおよび制御ゲーを形成し、その際これら制
御ゲートのうち複数の制御ゲートが前記中間領域を横切
るようにするとともに、さらに分離領域を形成して前記
複数の制御ゲートが前記中間領域を横切る個所にフロー
ティングゲートトランジスタ領域を画定し、その際、該
トランジスタ領域の画定個所に前記フローティングゲー
トが有する部分が、前記シリコンの中間領域および前記
制御ゲートから絶縁されるようにするとともに。
(i)ゲートおよびソース/ドレーンを形成して前記N
MO3周辺デバイス領域内にNMOSデバイスをまた前
記PMO3周辺領域内にPMOSデバイスを形成し。
MO3周辺デバイス領域内にNMOSデバイスをまた前
記PMO3周辺領域内にPMOSデバイスを形成し。
(D前記NMO3およびPMO5周辺デバイスと接触す
る絶縁金属ラインを形成して前記メモリセルアレイ内の
前記フローティングゲートトランジスタのための入力お
よび出力回路を構成するようにしたことを特徴とする不
揮発性メモリセル製作方法。
る絶縁金属ラインを形成して前記メモリセルアレイ内の
前記フローティングゲートトランジスタのための入力お
よび出力回路を構成するようにしたことを特徴とする不
揮発性メモリセル製作方法。
(47)前記正味P型不純物濃度n、ubは9次式によ
り定まる範囲内にあり、ただし上式中において・Lef
f(peripherylは前記周辺デバイスの有効チ
ャンネル長さであり’ Leff(arraylは前記
フローティングゲートデバイスの有効チャンネル長さで
あるものとしてなる前記第48項に記載の不揮発性メモ
リセル製作方法。
り定まる範囲内にあり、ただし上式中において・Lef
f(peripherylは前記周辺デバイスの有効チ
ャンネル長さであり’ Leff(arraylは前記
フローティングゲートデバイスの有効チャンネル長さで
あるものとしてなる前記第48項に記載の不揮発性メモ
リセル製作方法。
(48)前記ゲート酸化物層の直下において前記基板中
に不純物を導入する前記工程(d)において。
に不純物を導入する前記工程(d)において。
前記P型不純物はこれをポロンとし、また前記N型不純
物は主としてこれをヒ素としてなる前記第46項に記載
の不揮発性メモリセル製作方法。
物は主としてこれをヒ素としてなる前記第46項に記載
の不揮発性メモリセル製作方法。
第1A図および第1B図はフローティングゲート型メモ
リデバイスの基本構造を示す概略断面図、第2図ないし
第8図は末完IJ1により製作したフローティングゲー
ト型メモリデバイスと9本発明によらない同等のデバイ
スについて行なったテスト結果を示すグラフ図であり、
第2図ないし第5図は前述のような二重イオン注入法を
用いてスレショルド電圧を設定し、かつ本発明による不
純物濃度プロファイルを得るようにしたデバイスにつき
得られたテスト結果を示し、第6図ないし第8図はただ
1回のみのポロンによるイオン注入によりスレショルド
電圧を設定したデバイスにつき得られたテスト結果を示
すものであり、さらに。 第9図はプログラミングを行なっている期間中。 およびプログラミングを行なった後におけるEFROM
の電流−電圧特性曲線を示すグラフ図、第1O図はフロ
ーティングゲート型メモリトランジスタのうちNMO3
周辺トランジスタにより (本発明の一実施例において
)得られる不純物濃度プロファイルの一例を示すグラフ
図である。 10、、、制御ゲート 11、、、酸化物層 12、、、フローティングゲート 14.、、ソース/ドレーン拡散領域 102、、+ NMO3周辺トランジスタの不純物濃度
プロファイル 104、、、フローティングゲート型メモリトランジス
タの不純物濃度プロファイル 10B、 、 、原子ポロン濃度 10B、、、原子ヒ素濃度 出願人 テキサスインスッルメンツインコーポレイ
テッド 手続補正書(方式) 昭和62年11月9日 2 発明の名称 フローティングゲート型メモリデバイス及びその製作方
法3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 アメリカ合衆国テキサス州、ダラス ノースセ
ントラル エクスプレスウェイ 135004代理人〒
150
リデバイスの基本構造を示す概略断面図、第2図ないし
第8図は末完IJ1により製作したフローティングゲー
ト型メモリデバイスと9本発明によらない同等のデバイ
スについて行なったテスト結果を示すグラフ図であり、
第2図ないし第5図は前述のような二重イオン注入法を
用いてスレショルド電圧を設定し、かつ本発明による不
純物濃度プロファイルを得るようにしたデバイスにつき
得られたテスト結果を示し、第6図ないし第8図はただ
1回のみのポロンによるイオン注入によりスレショルド
電圧を設定したデバイスにつき得られたテスト結果を示
すものであり、さらに。 第9図はプログラミングを行なっている期間中。 およびプログラミングを行なった後におけるEFROM
の電流−電圧特性曲線を示すグラフ図、第1O図はフロ
ーティングゲート型メモリトランジスタのうちNMO3
周辺トランジスタにより (本発明の一実施例において
)得られる不純物濃度プロファイルの一例を示すグラフ
図である。 10、、、制御ゲート 11、、、酸化物層 12、、、フローティングゲート 14.、、ソース/ドレーン拡散領域 102、、+ NMO3周辺トランジスタの不純物濃度
プロファイル 104、、、フローティングゲート型メモリトランジス
タの不純物濃度プロファイル 10B、 、 、原子ポロン濃度 10B、、、原子ヒ素濃度 出願人 テキサスインスッルメンツインコーポレイ
テッド 手続補正書(方式) 昭和62年11月9日 2 発明の名称 フローティングゲート型メモリデバイス及びその製作方
法3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 アメリカ合衆国テキサス州、ダラス ノースセ
ントラル エクスプレスウェイ 135004代理人〒
150
Claims (2)
- (1)複数の周辺トランジスタおよび複数のメモリトラ
ンジスタを有し、該周辺トランジスタはNチャンネルデ
バイスからなるものであり、また前記メモリトランジス
タの各々は、 ・P型上部を有する基板と、 ・高濃度にドープされ、かつたがいに相隔ててチャンネ
ル領域を前記P型上部中に画定する第1および第2のN
型ソース/ドレーン領域と、・前記チャンネル領域の上
面を覆うゲート酸化物層およびこのゲート酸化物層の上
面を覆うフローティングゲートと、 ・このフローティングゲートの上方に形成され、かつ該
フローティングゲートから絶縁された制御ゲートとから
なり、 ・前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間の界
面の直下において0ないし0.5ミクロンの深さまで延
びる前記N型上部中における正味N型不純物濃度の最大
値が、前記ゲート酸化物層と前記チャンネル領域との間
の界面における前記チャンネル領域中のP型不純物濃度
の1.5倍以上であり、 ・また前記基板の前記上部中における正味P型不純物濃
度の最大値が前記ソース/ドレーン領域の深さよりも浅
い部位にあり、 ・さらに前記基板の前記上部が前記メモリトランジスタ
の近傍において有する正味P型不純物濃度のバックグラ
ウンド値が、当該基板の前記上部が前記N型周辺トラン
ジスタの近傍において有する正味P型不純物濃度のバッ
クグラウンド値とひとしいか、またはそれよりも大きい
ことを特徴とするフローティングゲート型メモリデバイ
ス。 - (2)不揮発性メモリセルを製作するにあたって、 (a)結晶シリコンの上部を有する基板を用意し、 (b)高ドーズ量のN型不純物をソース/ドレーン領域
のほぼ所定の個所に導入し、 (c)前記結晶シリコンの上部上に酸化物を成長させる
と同時に前記ソース/ドレーン領域中に導入した不純物
を活性化させ、前記ソース/ドレーン領域への不純物の
導入工程と前記酸化物の成長工程によって、中間領域を
もって相隔てたソース/ドレーン拡散領域ラインを画定
し、 (d)この中間領域に不純物を導入し、活性化し、拡散
させることにより、前記基板の前記上部中、前記ゲート
酸化物の直下にP型不純物物質の原子とN型不純物物質
の原子の両者を存在させ、その際、これらP型不純物物
質とN型不純物物質のそれぞれの垂直方向濃度プロファ
イルが、P型不純物物質の濃度がその表面近傍の最大値
の50%に低下する深さが、N型不純物物質の濃度がそ
の表面近傍の最大値の50%に低下する深さの2倍以上
となるようにし、 (e)前記中間領域の一部の上方にパターン化フローテ
ィングゲートおよび制御ゲートを形成し、その際これら
制御ゲートのうち複数の制御ゲートが前記中間領域を横
切るようにするとともに、さらに分離領域を形成して前
記複数の制御ゲートが前記中間領域を横切る個所にフロ
ーティングゲートトランジスタ領域を画定し、その際、
該トランジスタ領域の画定個所に前記フローティングゲ
ートが有する部分が、前記シリコンの中間領域および前
記制御ゲートから絶縁されるようにするとともに、 (f)前記中間領域に不純物を導入し、活性化し、拡散
させる以前に、前記基板の前記上部がすでに少なくとも
1×10^1^6atoms/cm^3の正味P型不純
物濃度を有しているようにしたことを特徴とする不揮発
性メモリセル製作方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US889454 | 1978-03-23 | ||
US06/889,454 US4979005A (en) | 1986-07-23 | 1986-07-23 | Floating-gate memory cell with tailored doping profile |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63107069A true JPS63107069A (ja) | 1988-05-12 |
JP2617477B2 JP2617477B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=25395122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62184661A Expired - Fee Related JP2617477B2 (ja) | 1986-07-23 | 1987-07-23 | フローティングゲート型メモリデバイスおよび不揮発性メモリセルの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4979005A (ja) |
JP (1) | JP2617477B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03102878A (ja) * | 1989-09-18 | 1991-04-30 | Seiko Instr Inc | 電気的消去可能半導体不揮発性メモリ |
DE4135032A1 (de) * | 1990-10-23 | 1992-04-30 | Toshiba Kawasaki Kk | Elektrisch loeschbare und programmierbare nur-lese-speichervorrichtung mit einer anordnung von einzel-transistor-speicherzellen |
US5596523A (en) * | 1990-10-23 | 1997-01-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electrically erasable programmable read-only memory with an array of one-transistor memory cells |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0426995A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
JPH05167078A (ja) * | 1991-12-13 | 1993-07-02 | Nippon Steel Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
US5293331A (en) * | 1992-06-01 | 1994-03-08 | National Semiconductor Corporation | High density EEPROM cell with tunnel oxide stripe |
US5379253A (en) * | 1992-06-01 | 1995-01-03 | National Semiconductor Corporation | High density EEPROM cell array with novel programming scheme and method of manufacture |
US20020118850A1 (en) * | 2000-08-02 | 2002-08-29 | Yeh Jer-Liang (Andrew) | Micromachine directional microphone and associated method |
US20080006637A1 (en) * | 2006-07-06 | 2008-01-10 | Rosa Maria Feeney | Apparatus And Method For Sorting, Holding And Laundering Articles |
Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS62101068A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-11 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4951879A (ja) * | 1972-09-20 | 1974-05-20 | ||
US4021835A (en) * | 1974-01-25 | 1977-05-03 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor device and a method for fabricating the same |
US4017888A (en) * | 1975-12-31 | 1977-04-12 | International Business Machines Corporation | Non-volatile metal nitride oxide semiconductor device |
US4377828A (en) * | 1980-12-01 | 1983-03-22 | Cubic Western Data | Ticket transport |
US4521796A (en) * | 1980-12-11 | 1985-06-04 | General Instrument Corporation | Memory implant profile for improved channel shielding in electrically alterable read only memory semiconductor device |
JPS57106079A (en) * | 1980-12-23 | 1982-07-01 | Toshiba Corp | Mon-volatile semiconductor memory |
JPS5833870A (ja) * | 1981-08-24 | 1983-02-28 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JPS60182174A (ja) * | 1984-02-28 | 1985-09-17 | Nec Corp | 不揮発性半導体メモリ |
-
1986
- 1986-07-23 US US06/889,454 patent/US4979005A/en not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-07-23 JP JP62184661A patent/JP2617477B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4979005A (en) | 1990-12-18 |
JP2617477B2 (ja) | 1997-06-04 |
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---|---|---|---|
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