JPS6276533A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置及びその製造方法Info
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- JPS6276533A JPS6276533A JP21451285A JP21451285A JPS6276533A JP S6276533 A JPS6276533 A JP S6276533A JP 21451285 A JP21451285 A JP 21451285A JP 21451285 A JP21451285 A JP 21451285A JP S6276533 A JPS6276533 A JP S6276533A
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- Japan
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- oxide film
- field oxide
- substrate
- film
- wiring
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- Local Oxidation Of Silicon (AREA)
- Element Separation (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は半導体集積回路装置及びその製造方法に関し、
特に高速動作を必要とする論理大規模集積回路に使用さ
れるものである。
特に高速動作を必要とする論理大規模集積回路に使用さ
れるものである。
周知の如く、MoSトランジスタで構成される論理大規
模集積回路では、一般に機能ゲート部に要するいわゆる
配線領域の方が圧倒的に大きい。
模集積回路では、一般に機能ゲート部に要するいわゆる
配線領域の方が圧倒的に大きい。
即ち、この配線領域の論理大規模集積回路に占める割合
いは、60〜70%にもなる。そして、1チツプに集積
されるゲート数が増大するにつれて、配F11総数及び
平均配線長が増大し、配FA領域は肥人生して行く。そ
こで、かかる配FAI域の増大によるチップサイズの拡
大及び平均配線長の増大に対づる対応策として多層メタ
ル配線プロセスがとられ、このプロセスは配線に柔軟性
、自由度を与えることから、電子計算様支援によるカス
タムLSIの設計に広く用いられている。その例として
は、ゲートアレイやスタンダードセルによる自D F、
U計が挙げられる。ゲートアレイでは、ゲート間接続に
固定された配線領域内で第1層へ2と第2層へ2を用い
て配線が行われる。一方、スタンダードセル方式も同様
であるが、二つのAj2配線の他に多結晶シリコンの配
線層が加わることもある。
いは、60〜70%にもなる。そして、1チツプに集積
されるゲート数が増大するにつれて、配F11総数及び
平均配線長が増大し、配FA領域は肥人生して行く。そ
こで、かかる配FAI域の増大によるチップサイズの拡
大及び平均配線長の増大に対づる対応策として多層メタ
ル配線プロセスがとられ、このプロセスは配線に柔軟性
、自由度を与えることから、電子計算様支援によるカス
タムLSIの設計に広く用いられている。その例として
は、ゲートアレイやスタンダードセルによる自D F、
U計が挙げられる。ゲートアレイでは、ゲート間接続に
固定された配線領域内で第1層へ2と第2層へ2を用い
て配線が行われる。一方、スタンダードセル方式も同様
であるが、二つのAj2配線の他に多結晶シリコンの配
線層が加わることもある。
ところで、多層メタル配線技術は論理LSIに45iプ
る配線の自由度を与え、配線領域の縮小化をもたらすが
、現在の典型的なCMOSプロセス(2,0−ルール)
でのゲートアレイあるいはスタンダードセル方式のLS
Iの1ネツト当たりの平均配線長は2mに達する。今、
この配線とシリコン基板の間の配、!容量を平行平板モ
デルで求めてみる。ここで、絶縁膜としての二酸化シリ
コンの比誘電率εr=3.9、膜厚を1.0uIrt1
配線幅を2−1配線長を2mとすれば、配線容量Cmは
約0.141)Fとなる。一方、平均ファン・アウト数
を3とし、ゲート酸化膜厚を500人、ゲート幅を2.
0譚、Pチャネルトランジスタ及びNチャネルトランジ
スタの総ゲート長を80ynと設定してゲート容ffi
Caを近似的に求めてみると、Ca=0.11pFと
なる。この例でもわかるように一つのゲートの総負荷容
量の内、配線容量の占める割合いは約60%と大きい。
る配線の自由度を与え、配線領域の縮小化をもたらすが
、現在の典型的なCMOSプロセス(2,0−ルール)
でのゲートアレイあるいはスタンダードセル方式のLS
Iの1ネツト当たりの平均配線長は2mに達する。今、
この配線とシリコン基板の間の配、!容量を平行平板モ
デルで求めてみる。ここで、絶縁膜としての二酸化シリ
コンの比誘電率εr=3.9、膜厚を1.0uIrt1
配線幅を2−1配線長を2mとすれば、配線容量Cmは
約0.141)Fとなる。一方、平均ファン・アウト数
を3とし、ゲート酸化膜厚を500人、ゲート幅を2.
0譚、Pチャネルトランジスタ及びNチャネルトランジ
スタの総ゲート長を80ynと設定してゲート容ffi
Caを近似的に求めてみると、Ca=0.11pFと
なる。この例でもわかるように一つのゲートの総負荷容
量の内、配線容量の占める割合いは約60%と大きい。
しかるに、ゲートの総負荷容量中で配線容量の占める割
合いはMOS集積回路で2次元的あるいは3次元的のス
ケーリングが行われても変わらず、ゲート遅延の支配的
要因となる。ここで、論理L31を高速化するためには
、上述の配線容量を低減することが重要となる。そして
、配線長が一定の場合、配線容量を低減させる方法とし
ては、■、絶縁基板上に素子を構成づる事。
合いはMOS集積回路で2次元的あるいは3次元的のス
ケーリングが行われても変わらず、ゲート遅延の支配的
要因となる。ここで、論理L31を高速化するためには
、上述の配線容量を低減することが重要となる。そして
、配線長が一定の場合、配線容量を低減させる方法とし
ては、■、絶縁基板上に素子を構成づる事。
■、シリコン基板と配線間の絶縁膜を厚くする事等の方
法が挙げられる。
法が挙げられる。
(発明の技術的背景〕
前記■の代表的な例としては、サファイア基板を使用す
るSOS <シリコン・オン・サファイア)構造のデバ
イスがある。しかしながら、この技術は配線容量を減ら
すために極めて有効な技術であるが、サファイア基板が
高価なため一般的でない。
るSOS <シリコン・オン・サファイア)構造のデバ
イスがある。しかしながら、この技術は配線容量を減ら
すために極めて有効な技術であるが、サファイア基板が
高価なため一般的でない。
そこで、安価なシリコン基板を使用して製造されるIV
IO3LsIに限って配線容量を低減化させる方法を挙
げると、前述の■となる。しかし、■の方法の場合、以
下に詳述する問題点を有する。
IO3LsIに限って配線容量を低減化させる方法を挙
げると、前述の■となる。しかし、■の方法の場合、以
下に詳述する問題点を有する。
従来技術でシリコンゲートのMOS LSIを製造す
る際、素子分離力としてコブシナ−法、あるいはLOG
O8と呼ばれる選択酸化法が使われる。
る際、素子分離力としてコブシナ−法、あるいはLOG
O8と呼ばれる選択酸化法が使われる。
この方法は、MOSトランジスタのソース、ドレイン領
域及びゲート領域を耐酸化膜で覆って配線領域どなる素
子間領域を選択的に熱酸化することで二酸化シリコンの
絶縁膜(シリコン酸化膜)を成長させるものである。こ
の酸化膜の膜厚は、酸化時間と酸化温度を調整すること
で厚くすることができ、基板と酸化膜上の配線体との静
電容量を低減させる事ができる。しかし、この酸化膜厚
を厚くすると、バーズビークと呼ばれる素子領域への酸
化膜の食込みが大きくなり、素子領域を狭める事になる
。逆に、素子領域間隔を狭めて高集積化をはかろうとす
ると、バーズ・ピークを押え込むことが必要となり、酸
化膜を厚くできなくなる。
域及びゲート領域を耐酸化膜で覆って配線領域どなる素
子間領域を選択的に熱酸化することで二酸化シリコンの
絶縁膜(シリコン酸化膜)を成長させるものである。こ
の酸化膜の膜厚は、酸化時間と酸化温度を調整すること
で厚くすることができ、基板と酸化膜上の配線体との静
電容量を低減させる事ができる。しかし、この酸化膜厚
を厚くすると、バーズビークと呼ばれる素子領域への酸
化膜の食込みが大きくなり、素子領域を狭める事になる
。逆に、素子領域間隔を狭めて高集積化をはかろうとす
ると、バーズ・ピークを押え込むことが必要となり、酸
化膜を厚くできなくなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、集積度を損
うことなく所定の領域のフィールド醸化膜のみ厚く形成
し、このフィールド酸化膜上の配線と半導体基板間の静
電容量を低減できる半辱体集積回路装置及びその製造方
法を提供することを目的とする。
うことなく所定の領域のフィールド醸化膜のみ厚く形成
し、このフィールド酸化膜上の配線と半導体基板間の静
電容量を低減できる半辱体集積回路装置及びその製造方
法を提供することを目的とする。
本願第1の発明は、MOS l−ランジスタ群が配量さ
れる素子領域部に半導体基板と接する底面が浅い第1の
フィールド酸化膜を設けるとともに、前記基板と接する
底面が第1のフィールド酸化膜の底面より深い第2のフ
ィールド酸化膜を航記第1フイールド酸化膜と一体的に
設けることを特徴とするもので、素子の集積度を損うこ
となく第2のフィールド酸化膜の膜厚を厚くするととも
に、この上の配線と半導体基板間の静電容量の低減を図
ったことを骨子とする。
れる素子領域部に半導体基板と接する底面が浅い第1の
フィールド酸化膜を設けるとともに、前記基板と接する
底面が第1のフィールド酸化膜の底面より深い第2のフ
ィールド酸化膜を航記第1フイールド酸化膜と一体的に
設けることを特徴とするもので、素子の集積度を損うこ
となく第2のフィールド酸化膜の膜厚を厚くするととも
に、この上の配線と半導体基板間の静電容量の低減を図
ったことを骨子とする。
本願第2の発明は、半導体基板にMOSトランジスタ群
が配置される素子領域部全体を覆う第1の耐酸化膜を形
成する工程と、この第1の耐酸化膜をマスクとして前記
半導体基板を選択的にエツチング除去する工程と、この
耐酸化膜をマスクとして酸化を行なう工程と、前記第1
の耐酸化膜を剥離する工程と、前記MoSトランジスタ
のソース・ドレイン・ゲート部を覆う第2の耐酸化膜を
形成する工程と、この第2の耐酸化膜をマスクとして再
度酸化を行い、前記素子領域部に前記基板と接する底面
が浅い第1のフィールド酸化膜を形成するとともに、前
記基板と接する底面が前記第1のフィールド酸化膜の底
面より深い第2のフィールド酸化膜を前記第1のフィー
ルド酸化膜と一体的に形成する工程とを具備することを
特徴とするもので、これにより本願第1の発明と同様な
効果を得ることを図ったものである。
が配置される素子領域部全体を覆う第1の耐酸化膜を形
成する工程と、この第1の耐酸化膜をマスクとして前記
半導体基板を選択的にエツチング除去する工程と、この
耐酸化膜をマスクとして酸化を行なう工程と、前記第1
の耐酸化膜を剥離する工程と、前記MoSトランジスタ
のソース・ドレイン・ゲート部を覆う第2の耐酸化膜を
形成する工程と、この第2の耐酸化膜をマスクとして再
度酸化を行い、前記素子領域部に前記基板と接する底面
が浅い第1のフィールド酸化膜を形成するとともに、前
記基板と接する底面が前記第1のフィールド酸化膜の底
面より深い第2のフィールド酸化膜を前記第1のフィー
ルド酸化膜と一体的に形成する工程とを具備することを
特徴とするもので、これにより本願第1の発明と同様な
効果を得ることを図ったものである。
〔発明の実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図(a)〜(e)、第2
図及び第3図を参照して説明する。
図及び第3図を参照して説明する。
(1)まず、例えばP型のシリコン基板1上に、第1の
耐酸化膜としてのシリコン窒化膜2をMoSトランジス
タ群が配置される素子領域部3全体を覆うように形成し
た。つづいて、前記シリコン窒化膜2をマスクとして前
記基板1を選択的図である。なお、前記素子領域部3は
、具体的には例えばゲートアレイあるいはスタンダード
・セル方式で設計されたMOS LSIの論理ゲート
が配列される領域である。また、図において、4は前記
素子領域部3同志間に位置する配線領域、5(口印)は
後工程で形成される第1八2配線6と第2Afl配線7
を接続するためのスルーホール、8(×印)は後工程で
形成される第1A、C配線6と多結晶シリコンからなる
配線9を接続するコンタクトホール、10は後工程で形
成される拡散領域である。次いで、前記シリコン窒化膜
2をマスクとして前記基板1を熱酸化し、フィールド酸
化膜11を形成した(第1図(b)図示)。更に、前記
シリコン窒化膜2を剥離し、基板表面を平坦化した後、
素子領域部3のMOSトランジスタのソース・ドレイン
・ゲート部(素子領域)3aを覆う第2の耐酸化膜とし
てのシリコン窒化膜12かる後、前記シリコン窒化膜1
2をマスクとして再度熱酸化を行なった。この結果、素
子領域部3には、前記基板1と接する底面が浅い第1の
フィールド酸化膜13aが形成された。一方、配線領V
i4には、前記基板1と接する底面が前記第1のフィー
ルド酸化113aの底面と比べて深いフィールド酸化g
!13bが第1のフィールド酸化膜13aと一体的に形
成されたく第1図(d)図示)。
耐酸化膜としてのシリコン窒化膜2をMoSトランジス
タ群が配置される素子領域部3全体を覆うように形成し
た。つづいて、前記シリコン窒化膜2をマスクとして前
記基板1を選択的図である。なお、前記素子領域部3は
、具体的には例えばゲートアレイあるいはスタンダード
・セル方式で設計されたMOS LSIの論理ゲート
が配列される領域である。また、図において、4は前記
素子領域部3同志間に位置する配線領域、5(口印)は
後工程で形成される第1八2配線6と第2Afl配線7
を接続するためのスルーホール、8(×印)は後工程で
形成される第1A、C配線6と多結晶シリコンからなる
配線9を接続するコンタクトホール、10は後工程で形
成される拡散領域である。次いで、前記シリコン窒化膜
2をマスクとして前記基板1を熱酸化し、フィールド酸
化膜11を形成した(第1図(b)図示)。更に、前記
シリコン窒化膜2を剥離し、基板表面を平坦化した後、
素子領域部3のMOSトランジスタのソース・ドレイン
・ゲート部(素子領域)3aを覆う第2の耐酸化膜とし
てのシリコン窒化膜12かる後、前記シリコン窒化膜1
2をマスクとして再度熱酸化を行なった。この結果、素
子領域部3には、前記基板1と接する底面が浅い第1の
フィールド酸化膜13aが形成された。一方、配線領V
i4には、前記基板1と接する底面が前記第1のフィー
ルド酸化113aの底面と比べて深いフィールド酸化g
!13bが第1のフィールド酸化膜13aと一体的に形
成されたく第1図(d)図示)。
以下、シリコン窒化膜12を剥離した後、常法により、
露出する前記基板1上にゲート酸化膜15を介して多結
晶シリコンからなるゲート電極16を形成するとともに
、厚いフィールド酸化膜13上に多結晶シリコンからな
る配線17を形成し、更に前記基板1にN+型のソース
・ドレイン領域18.19を形成し、半導体集積回路装
置を製造した(第1図(e)図示)。
露出する前記基板1上にゲート酸化膜15を介して多結
晶シリコンからなるゲート電極16を形成するとともに
、厚いフィールド酸化膜13上に多結晶シリコンからな
る配線17を形成し、更に前記基板1にN+型のソース
・ドレイン領域18.19を形成し、半導体集積回路装
置を製造した(第1図(e)図示)。
本発明方法によれば、第1図(b)の工程でMOSトラ
ンジスタ群が配置される素子領域部3全体を覆うシリコ
ン窒化膜2をマスクとして熱酸化を(テなうとともに、
第1図(d>の工程でM OS l−ランジスタのソー
ス・ドレイン・ゲート部(素子領域)3aを覆うシリコ
ン窒化膜12をマスクとして再度熱酸化を行なうことに
より、素子領域部3では基板1と接する底面が浅い第1
のフィールド酸化膜13 aが形成され、かつ配線領I
t1.4では基板1と接する底面が第1のフィールド醇
化H913aのそれと比べ深い第2のフィールド酸化膜
13bが形成される。その結果、第2のフィールド酸化
膜13bを厚く形成して第2のフィ−ルド酸化膜13b
上の配線17とシリコン基板1間の静電容量を低減でき
、論理LSIの高速動作を川面としている。
ンジスタ群が配置される素子領域部3全体を覆うシリコ
ン窒化膜2をマスクとして熱酸化を(テなうとともに、
第1図(d>の工程でM OS l−ランジスタのソー
ス・ドレイン・ゲート部(素子領域)3aを覆うシリコ
ン窒化膜12をマスクとして再度熱酸化を行なうことに
より、素子領域部3では基板1と接する底面が浅い第1
のフィールド酸化膜13 aが形成され、かつ配線領I
t1.4では基板1と接する底面が第1のフィールド醇
化H913aのそれと比べ深い第2のフィールド酸化膜
13bが形成される。その結果、第2のフィールド酸化
膜13bを厚く形成して第2のフィ−ルド酸化膜13b
上の配線17とシリコン基板1間の静電容量を低減でき
、論理LSIの高速動作を川面としている。
また、索子領域部3においてはフィールド酸化膜13a
の膜厚が薄くなってバーズご−クが大きくなることを回
避し、集積度を損うことがない。
の膜厚が薄くなってバーズご−クが大きくなることを回
避し、集積度を損うことがない。
つまり、従来第4図に示す如くフィールド酸化膜21は
大部分が一様に厚く形成され、素子領域22との境界近
傍のみフィールド酸化の影響でソース・ドレイン領域に
放物線状の大きな食込み部23が生じる。これに対し、
本発明によれば、第5図に示す如く配線領域4では膜厚
が厚い第2のフィールド酸化g113bが形成されるが
、素子領域部3では膜厚が薄い第1のフィールド酸化膜
13aが形成され、該第1のフィールド酸化膜13aの
食込み部31は従来と比べ著しく小さくなる。
大部分が一様に厚く形成され、素子領域22との境界近
傍のみフィールド酸化の影響でソース・ドレイン領域に
放物線状の大きな食込み部23が生じる。これに対し、
本発明によれば、第5図に示す如く配線領域4では膜厚
が厚い第2のフィールド酸化g113bが形成されるが
、素子領域部3では膜厚が薄い第1のフィールド酸化膜
13aが形成され、該第1のフィールド酸化膜13aの
食込み部31は従来と比べ著しく小さくなる。
更に、配線領域4のシリコン基板1をエツチングした後
、熱酸化を行なっているため、素子領域部3の第1のフ
ィールド酸化113aの上面と、配線領域4の第2のフ
ィールド酸化膜13t)の上面を略同−面できる。従っ
て、素第1、第2のフィールド酸化膜13a、13bの
夫々の上面の境界にあける段差もほとんどなく、配線1
7の加工に悪影響を与えない。
、熱酸化を行なっているため、素子領域部3の第1のフ
ィールド酸化113aの上面と、配線領域4の第2のフ
ィールド酸化膜13t)の上面を略同−面できる。従っ
て、素第1、第2のフィールド酸化膜13a、13bの
夫々の上面の境界にあける段差もほとんどなく、配線1
7の加工に悪影響を与えない。
本発明に係る半導体集積回路装置は、第1図(e)に示
す如く、素子領域部3には基板1と接する底面が浅い第
1のフィールド酸化1013aを設け、かつ配線領域4
には基板1と接する底面が前記第1のフィールド酸化膜
13aのそれと比べ深い第2のフィールド酸化膜13b
を第1のフィールド酸化膜13aと一体的に設けた構造
となっている。従って、前述した如く集積度を損うこと
なく、第2のフィールド酸化膜13上の配線17と前記
基板1間の静電容量を低減できる。
す如く、素子領域部3には基板1と接する底面が浅い第
1のフィールド酸化1013aを設け、かつ配線領域4
には基板1と接する底面が前記第1のフィールド酸化膜
13aのそれと比べ深い第2のフィールド酸化膜13b
を第1のフィールド酸化膜13aと一体的に設けた構造
となっている。従って、前述した如く集積度を損うこと
なく、第2のフィールド酸化膜13上の配線17と前記
基板1間の静電容量を低減できる。
以上詳述した如く本発明によれば、集積度を損うことな
く所定の領域のフィールド酸化膜の膜厚を厚くし、この
フィールド酸化膜上の配線と半導体基板間の静電容量を
低減できる半導体集積回路装置及びその製造方法を提供
できる。
く所定の領域のフィールド酸化膜の膜厚を厚くし、この
フィールド酸化膜上の配線と半導体基板間の静電容量を
低減できる半導体集積回路装置及びその製造方法を提供
できる。
第1図(a)〜(e)は本発明一実施例に係る半導体集
積回路装置の製造方法を工程順に示す断面図、第2図は
第1図(a)の縮小平面図、第3図は第1図(C)の縮
小平面図、第4図は従来の半導体集積回路装置の問題点
の説明図、第5図は本発明の半導体集積回路装置の長所
の説明図である。 1・・・P型のシリコン基板、2.12・・・シリコン
窒化膜(耐酸化膜)、3・・・素子領域部、3a・・・
素子領域、4・・・配線領域、13a・・・第1のフィ
ールド酸化膜、13b・・・第2のフィールド酸化膜、
17・・・配線、31・・・食込み部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第1図 第2図
積回路装置の製造方法を工程順に示す断面図、第2図は
第1図(a)の縮小平面図、第3図は第1図(C)の縮
小平面図、第4図は従来の半導体集積回路装置の問題点
の説明図、第5図は本発明の半導体集積回路装置の長所
の説明図である。 1・・・P型のシリコン基板、2.12・・・シリコン
窒化膜(耐酸化膜)、3・・・素子領域部、3a・・・
素子領域、4・・・配線領域、13a・・・第1のフィ
ールド酸化膜、13b・・・第2のフィールド酸化膜、
17・・・配線、31・・・食込み部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第1図 第2図
Claims (2)
- (1)半導体基板と、MOSトランジスタ群が配置され
る素子領域部に設けられ、かつ前記基板と接する底面が
浅い第1のフィールド酸化膜と、この第1のフィールド
酸化膜と一体的に設けられ、前記基板と接する底面が該
フィールド酸化膜の底面より深い第2のフィールド酸化
膜とを具備することを特徴とする特徴とする半導体集積
回路装置。 - (2)半導体基板にMOSトランジスタ群が配置される
素子領域部全体を覆う第1の耐酸化膜を形成する工程と
、この第1の耐酸化膜をマスクとして前記半導体基板を
選択的にエッチング除去する工程と、この第1の耐酸化
膜をマスクとして酸化を行う工程と、前記第1の耐酸化
膜を剥離する工程と、前記MOSトランジスタのソース
・ドレイン・ゲート部を覆う第2の耐酸化膜を形成する
工程と、この第2の耐酸化膜をマスクとして再度酸化を
行ない、前記素子領域部に前記基板と接する底面が浅い
第1のフィールド酸化膜を形成するとともに、前記基板
と接する底面が前記第1のフィールド酸化膜の底面より
深い第2のフィールド酸化膜を前記第1のフィールド酸
化膜と一体的に形成する工程とを具備することを特徴と
する半導体集積回路装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21451285A JPS6276533A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21451285A JPS6276533A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6276533A true JPS6276533A (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=16656948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21451285A Pending JPS6276533A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6276533A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5946577A (en) * | 1996-07-26 | 1999-08-31 | Nec Corporation | Method of manufacturing semiconductor device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6081838A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-09 | Nec Corp | 半導体集積回路 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21451285A patent/JPS6276533A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6081838A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-09 | Nec Corp | 半導体集積回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5946577A (en) * | 1996-07-26 | 1999-08-31 | Nec Corporation | Method of manufacturing semiconductor device |
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