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JPS6261001B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6261001B2
JPS6261001B2 JP54106382A JP10638279A JPS6261001B2 JP S6261001 B2 JPS6261001 B2 JP S6261001B2 JP 54106382 A JP54106382 A JP 54106382A JP 10638279 A JP10638279 A JP 10638279A JP S6261001 B2 JPS6261001 B2 JP S6261001B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
herbicidin
methanol
culture
parts
substances
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54106382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5630907A (en
Inventor
Toyokuni Honma
Yasuhiko Kondo
Hiroshi Takiguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP10638279A priority Critical patent/JPS5630907A/ja
Publication of JPS5630907A publication Critical patent/JPS5630907A/ja
Publication of JPS6261001B2 publication Critical patent/JPS6261001B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新抗生物質ハービサイジンEおよび/
またはFを有効成分とする殺菌除草剤に関するも
のである。 新放線菌ストレプトマイセス・サガノネンシス
No.4075株の培養液中に生産される抗生物質ハービ
サイジンAおよびBが抗カビ活性、殺菌活性およ
び除草活性を有することはすでに知られている
(特開昭49−101523号公報)。 本発明者等は殺菌および除草作用を有する抗生
物質を更に探索すべく鋭意研究を重ねた結果、新
抗生物質ハービサイジンEおよびFを得、これが
優れた殺菌除草作用を有することを見い出した。 本発明の殺菌除草剤は、農園芸作物に寄生し害
作用を及ぼす広範囲の細菌類、糸状菌類に対し優
れた殺菌効力を有しており、稲のいもち病、もん
がれ病、白葉枯病、うり類のたんそ病、灰色かび
病やタバコ・モザイク・ウイルス等によるウイル
ス病害に対しても防除効果を示す。また、高等植
物の種子の発芽阻止、さらに水田において稚苗移
植後で雑草の発芽前に湛水状態で処理するとき、
移植水稲に何ら害作用を及ぼすことなく禾本科雑
草および広葉雑草を有効に防除することができ
る。一方、畑地において雑草の茎葉部に処理する
ことにより禾本科雑草および広葉雑草を有効に駆
除することができる。特にハービサイジンFは水
田の多年生雑草に対して卓越した防除効果を示
し、また、芝草の生育抑制剤としても有用であ
る。 すなわち、本発明の有効成分は農園芸用殺菌剤
としてのみならず、施用方法、薬量、時期、場所
等を適宜選択することにより、除草等の目的にも
使用することができ、これらの効果を別々にある
いは同時に奏することができる。 本発明の有効成分であるハービサイジンEおよ
びF物質は次の理化学的性質を有する。 1 外観
【表】 2 融点または分解点 ハービサイジンE 172〜173℃ 〃 F 150〜154℃(分解) 3 元素分析(%)
【表】 4 紫外部吸収スペクトル
【表】 5 分子量 ハービサイジンE 537(FDマススペクトル) ハービサイジンF 535(FDマススペクトル) 6 溶解性 ハービサイジンE:温水、温メタノールに可溶 ハービサイジンF:水、メタノール、エタノー
ル、アセトン、酢酸エチル、メチレンクロライド
に可溶 7 安定性 ハービサイジンE,Fとも酸およびアルカリに
不安定 8 シリカゲル・クロマトグラフイー 薄層クロマト用シリカゲル・プレート(ガラス
板、螢光指示薬含有、メルク社製)上で、クロロ
ホルム:メタノール(7:3)で展開し、紫外線
下で観察するとハービサイジンEおよびF物質の
f値は、それぞれ0.69および0.72である。 本発明の有効成分であるハービサイジンEおよ
びF物質は、これらの物質を生産しうるストレプ
トマイセス層に属する微生物を培養し、培養物中
にハービサイジンEおよびF物質を生成せしめ、
これらを採取することにより製造される。 ハービサイジンEおよびF物質を生産しうる微
生物の具体例としては、ストレプトマイセス・サ
ガノネンシスNo.4075があり、本菌株の菌学的性質
については、すでにジヤーナル・オブ・アンテイ
ビオテイツクス(J・Antibiotics)29巻863頁
(1976年)に報告されており、また本菌株は通産
省工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されて
おり、その微生物受託番号は微工研菌寄第1821号
である。また本菌株を人工的に変異せしめたスト
レプトマイセス・サガノネンシスM403、同
M403R、同m17−403株はハービサイジンEおよ
びFの生産性がさらに良好であり、これらの菌も
通産省工業技術院微生物工業技術研究所に寄託さ
れており、その寄託番号はそれぞれ、微工研菌寄
第4974号、第4975号および第4976号である。 本発明で用いる菌株は、他のストレプトマイセ
ス属の菌株にみられるように、その性状は変化し
やすく、例えば、紫外線、エツクス線、高周波、
放射線、薬品等を用いる人工的変異手段で変異し
うるものであり、この菌を人工的方法で変異させ
た菌株は勿論、ストレプトマイセス属に属する微
生物であつて、ハービサイジンEおよびF物質生
産能を有するものはすべて本発明に係る有効成分
に使用することができる。 ハービサイジンEおよびF物質生産のための生
産菌の培養法としては、前記菌株を、通常の微生
物が利用しうる栄養物を含有する培地で培養す
る。栄養源としては、従来ストレプトマイセス属
の菌の培養に利用されている公知のものが使用で
きる。例えば、炭素源として、グルコース、シユ
クロース、デンプン、グリセリン、水あめ、糖み
つ、大豆油などを使用しうる。また窒素源として
は、大豆粉、小麦胚芽、肉エキス、ペプトン、酵
母菌体、コーンスチープリカー、硫酸アンモニウ
ム、硝酸ナトリウム等を使用しうる。このほか、
必要に応じて炭酸カルシウム、食塩、塩化カリ、
リン酸塩等の無機塩類を添加するほか、菌の発育
を助け、ハービサイジンEおよびF物質の生産を
促進するがごとき有機および無機物を適当に添加
することができる。 培養法としては、一般抗生物質生産の方法と同
じく、液体培養法、とくに深部培養法が最も適し
ている。培養は好気的条件下で行なわれ、培養に
適当な温度は22〜30℃であるが、多くの場合、24
℃付近で培養する。ハービサイジンEおよびFの
生産は、振盪培養、タンク培養ともに5〜10日で
最高値に達する。 ハービサイジンEおよびF物質の検定にあつつ
ては、次の方法が用いられる。 薄層クロマトグラフ用シリカゲル・プレート
(ガラス板、螢光指示薬含有、メルク社製)に、
培養液を適当に希釈した試料を5マイクロリツ
ターつけ、クロロホルム:メタノール(7:3)
の混合溶媒で展開し、それぞれの標準品のスポツ
トとともに、二波長クロマト・スキヤナー(サン
プル波長258nm、レフアレンス波長380nm)にか
けて紫外部吸収を測定する。 ハービサイジンEおよびF物質を培養物から採
取するに当つては、活性炭、アルミナ、シリカゲ
ルなどの吸着剤、ダイヤイオンHP−20(三菱化
成社製)などの合成吸着剤、そのほかイオン交換
樹脂、イオン交換ゲル過剤などが使用される
が、以下に示す採取方法が最も効率的である。 培養液より、菌体そのほかの固形物をけいそう
土等の過助剤を用いて別し、つづいて液中
の有効成分をダイヤイオンHP−20に吸着させ
る。樹脂部を水洗後、含水アルコールを用いて溶
出する。溶出液中の活性区分を減圧濃縮してアル
コールを留去する。得られた濃縮液からはブタノ
ール、メチレンクロライド、酢酸エチルなどで有
効成分を抽出し、それぞれの有機溶媒を留去する
ことにより、有効成分の粗粉末が得られる。ハー
ビサイジン類のうち、F物質は前記の粗粉末をメ
タノールで再結することにより結晶状に得られる
が、E物質はシリカゲルクロマトの後にメタノー
ル再結で結晶状に得られる。 次にハービサイジンEおよびFの製造法を参考
例をあげて説明する。 参考例 1 ストレプトマイセス・サガノネンシスM403株
を、可溶性デンプン(ラスターゲンFK)2%、
大豆粉2%、グルコース1%、KH2PO41%、
CaCO30.3%、デイスフオームCB442 0.02% PH
6.5に調整してある前培養培地で3日、および1
日、27℃で培養し、可溶性デンプン2%、大豆粉
8%、グルコース1%、KH2PO41%、CaCO30.3
%、NH4Cl0.5%、MgSO4・7H2O0.02%、
ZnSO4・7H2O0.1%、デイスフオームCB442 0.02
%の本培養媒地に、その3%相当容量の種培養ブ
ロスを移殖した。本培養タンクは、内圧1Kg/cm2
に保ち、毎分等量の通気を行ない、溶存酸素を
2ppmになるよう撹拌を行なつた。培養温度は、
2日間30℃に保ち、3日目から24℃に下げ、培養
液中のグルコース濃度を1%に保つよう、グル
コースを添加しつつ13日間培養を行なつた。 ここで得られた培養液120に過助剤(セラ
イト)を10Kg加えて加圧過し、得られた液85
を、ダイヤイオンHP−20 8.5を入れたカラ
ムにSV4で吸着せしめて、このカラムを80の水
でSV4で洗浄し、つづいて10%メタノール80で
SV4で洗浄する。しかる後に50%メタノール80
でSV2でハービサイジンAおよびBを溶出し、そ
の後で90%メタノール20でSV2でハービサイジ
ンE物質を溶出する。ここでE物質を含有するフ
ラクシヨンは合計10になる。これを減圧下50℃
で0.5まで濃縮する。この濃縮液を0.5のメチ
レンクロライドで5回抽出し、抽出液2.5を得
る。これを250gのNa2SO4で脱水後、メチレンク
ロライドを留去し、油状物18.5gを得る。これ
を、クロロホルムで充填してあるシリカゲル250
mlのカラムに吸着せしめ、クロロホルム1で
SV1で洗浄、つづいて1%メタノール含有クロロ
ホルム1でSV1で洗浄する。しかる後に2%メ
タノール含有クロロホルム2でSV1で溶出す
る。その有効フラクシヨン2を減圧下50℃で留
去し、残査を10mlの酢酸エチルに溶解し、n−ヘ
キサン50mlを加えて冷蔵するとハービサイジンE
物質600mgが結晶状に得られた。 参考例 2 ストレプトマイセス・サガノネンシスm17−
403株を参考例1と同様にして5日間培養した。
ただし、本培養培地は、可溶性デンプン2%、脱
脂大豆粉2%、グルコース1%、KH2PO41%、
CaCO30.3%、生イースト2%、NH4Cl0.5%、
MgSO4・7H2O0.02%、ZnSO4・7H2O0.1%、PH
6.5である。 ここで得られたブロス30に2.4Kgのセライト
を添加して加圧過を行ない、液20をうる。
これをダイヤイオンHP−20を2充填してある
カラムに吸着(SV5)し、10の水で洗浄
(SV5)し、つづいて40%メタノール10で洗浄
(SV5)し、つぎに45%メタノールで溶出
(SV3)してG物質含有区分15をうる。つづい
て、70%メタノールで溶出(SV3)し、F物質含
有区分20をうる。 F物質含有区分は減圧下45℃で3まで濃縮す
る。これを3のメチレンクロライドで3回抽出
し、9の抽出液をうる。芒硝1Kgで脱水後、メ
チレンクロライドを留去し、500mlのメタノール
に溶解し、5gの炭末で脱色し、これを濃縮する
と12gのハービサイジンF物質が結晶として得ら
れた。 本発明の殺菌除草剤を調製するには、こうして
得たハービサイジンEおよびF物質をそれぞれ単
独あるいは混合して担体で希釈し、必要に応じて
他の補助剤を加えることにより、粉剤、粗粉剤、
粒剤、微粒剤、水和剤、水溶剤、液剤等に調製す
ることができる。もちろん精製の任意の段階で精
製を中止し、粗製物を有効成分とすることもでき
る。 ここでいう担体とは、有効成分の植物への到達
性を助け、または有効成分の貯蔵、輸送、あるい
は取り扱いを容易にするために殺菌除草剤に混合
される合成または天然の無機または有機物質を意
味する。 適当な固体担体としては、クレー、タルク、け
いそう土、カオリン、ベントナイト、炭酸カルシ
ウムおよび合成珪酸カルシウム等の無機物質、ク
マロン樹脂、アルキド樹脂およびポリ塩化ビニル
等の天然および合成樹脂、カルナバロウ、パラフ
インロウ等のワツクス等あるいは、くるみ、ナツ
ツ等の堅果の殻、大豆粉等があげられる。 適当な液体担体の例としては、たとえば、水、
エタノール、イソプロパノール、エチレングリコ
ール等のアルコール類、エチレングリコールモノ
フエニルエーテル、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル等のグリコールエーテル類、アセト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノ
ン、アセトフエノン、イソホロン等のケトン類、
テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテ
ル類、ベンゼン、トルエン、キシレン、メチルナ
フタリンのような芳香族炭化水素、トリクロルエ
チレン、四塩化炭素のような塩素化炭化水素、ケ
ロシン、軽油あるいは芳香族炭化水素を含有する
低沸点および中・高沸点の石油留分等があげられ
る。 適当なプロペラントとしては、たとえば、フロ
ンガス、液化石油ガス、メチルエーテルおよび塩
化ビニル単量体等があげられる。 乳化、分散、湿潤、拡展等の目的で使用される
界面活性剤は、イオン性でも非イオン性でもよ
い。適当な陰イオン性界面活性剤としては、たと
えば、リグニンスルホン酸のナトリウムあるいは
カルシウム塩、オレイン酸のナトリウムあるいは
カリウム塩、ラウリルスルホン酸ナトリウム塩、
ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウムあるい
はカルシウム塩等があげられる。 適当な陽イオン性界面活性剤としては、たとえ
ば高級脂肪族アミン、高級脂肪族アミン酸化エチ
レン縮合物等があげられる。 適当な非イオン性界面活性剤としては、たとえ
ば、脂肪酸のグリセロール、脂肪酸の蔗糖エステ
ル、高級脂肪族アルコールの酸化エチレン縮合
物、高級脂肪酸の酸化エチレン縮合物、アルキル
フエノールもしくはアルキルナフトールの酸化エ
チレン縮合物および酸化エチレンと酸化プロピレ
ンの共重合体等をあげることができる。 本発明の殺菌除草剤は他の成分、たとえばゼラ
チン、アラビアゴム、カゼイン、ポリビニルアル
コール、カルボキシメチルセルロースのような保
護コロイド剤、ポリリン酸ナトリウム、ベントナ
イトのようなチキソトロピー剤等を含有すること
もある。 本発明の殺菌除草剤は他の除草剤例えば、2,
4,6−トリクロロフエニル−4′−ニトロフエニ
ルエーテル;2,4−ジクロロフエニル−3′−メ
トキシ−4′−ニトロフエニルエーテル;5−tert
−ブチル−3−(2,4−ジクロロ−5−イソプ
ロポキシフエニル)−1,3,4−オキサジアゾ
リン−2−オン;S−(4−クロロベンジル)
N,N−ジエチルチオールカーバメート;S−エ
チル−ヘキサヒドロ−1H−アゼピン−1−カー
ボチオエート;2−クロロ−2′,6′−ジエチル−
N−(ブトキシメチル)アセトアニリド;2−ク
ロロ−2′,6′−ジエチル−N−(プロポキシエチ
ル)アセトアニリド;2−メチルチオ−4,6−
ビスエチルアミノ−S−トリアジン;2−メチル
チオ−4−エチルアミノ−6−(1,2−ジメチ
ルプロピルアミノ)−S−トリアジン;1−(α,
α−ジメチルベンジル)−3−(p−トリル)ウレ
ア;3−イソプロピル−1H−2,1,3−ベン
ゾチアジアジン−4(3H)−オン−2,2−ジオ
キシドあるいは殺菌剤、殺虫剤、植物生長調節
剤、肥料等と混合し、適用範囲を拡大し、省力化
をはかることができる。 本発明の殺菌除草剤の製剤例を次にあげる。文
中、単に部とあるのは全て重量部を意味する。 製剤例1 粉剤 ハービサイジンE5部とクレー95部とを均一に
混合し、粉砕して粉剤を得る。 製剤例2 水和剤 ハービサイジンF50部、クレー45部、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ3部およびポリビニル
アルコール2部を均一に混合し、粉砕して水和剤
を得る。 製剤例3 水溶剤 ハービサイジンE50部、ポリオキシエチレンノ
ニルフエニルエーテル2部、合成珪酸10部および
硫酸アンモニウム38部を均一に混和して水溶剤を
得る。 して水溶剤を得る。 製剤例4 液剤 ハービサイジンF10部、ナトリウムラウリルサ
ルフエート2部およびメタノール88部を均一に溶
解させて液剤を得る。 次に本発明の殺菌除草剤の効果を試験例をあげ
て説明する。 試験例1 キユウリたんそ病防除試験 直径9cmの素焼の鉢に土をつめ、子葉展開期の
キユウリ幼苗(品種:相模半白)を1本ずつ移植
し温室で本葉一葉期まで栽培したのち、スプレー
ガンにより所定濃度の薬液を茎葉に散布した。散
布24時間後にキユウリたんそ病菌
(Colletotrichum lagenarium)の胞子懸濁液を噴
霧接種して、温度20〜22℃、温度95%以上の湿室
に20時間放置後、24〜26℃の温室に移し、さらに
3日後に試験植物の葉面に形成された病斑数を調
査した。その結果を第1表に示す。
【表】
【表】 試験例2 茎葉処理除草試験 直径9cmの素焼の鉢に砂壌土をつめ、狭葉植物
の代表としてスイトウ、タイスビエ、メヒシバお
よび広葉植物の代表としてダイコン、トマトの各
種子を播種して約3〜5mm程度覆土した。鉢は温
室内のベンチの中につめこんだバーミキユライト
の中に埋め、給水はバーミキユライトを通じて間
接的に行ない、播種した植物を約2週間生育さ
せ、水和剤に調製した薬剤の所定濃度の薬液をス
プレーガンを用いて植物体の茎葉に直接散布し
た。散布後の経過を観察し、7日目に調査を行な
つた。その結果を第2表に示す。なお除草効果の
判定は下記の基準によつて得たものである。 茎葉枯死面積が無散布区の0〜10% 判定0 〃 10〜30% 1 〃 30〜50% 2 〃 50〜70% 3 〃 70〜90% 4 〃 90〜100% 5
【表】
【表】 試験例3 畑雑草発芽前土壌処理試験 直径9cmの素焼の鉢に砂壌土を充填し、狭葉植
物の代表としてスイトウ、タイヌビエ、メヒシバ
および広葉植物の代表としてダイコン、トマトの
各種子を播種して3〜5mm程度覆土した。覆土後
直ちに供試薬剤の懸濁液をピペツトを用い土壌表
面に処理したのち温室に移した。処理2週間後に
各雑草に対する除草効果を観察した。その結果を
第3表に示す。なお効果の判定基準は試験例2と
同じである。
【表】 試験例4 水田雑草湛水土壌処理試験 表面積200cm2、深さ10cmのプラスチツク製ポツ
トに水田土壌を充填し、水稲(品種:金南風)
2.5葉期の苗を1株移植し、多年生雑草の代表と
してウリカワ、ミズガヤツリ、クログワイ、およ
びオモダカの各塊茎を2ケ植え込み、狭葉雑草の
代表としてタイヌビエおよびホタルイの各種子
を、ついで水稲の種子を土とよく混和する。さら
にマツバイの生育株を1本移植し、最後に広葉雑
草の代表としてコナギ、アゼナおよびアブノメの
各種子を土とよく混和する。ポツトを水田状態と
して3日間温室内で栽培し、植物の活着後供試薬
剤の懸濁液を湛水状態で土壌処理した。処理3週
間後に各雑草に対する除草効果および水稲に対す
る薬害を観察判定した。その結果を第4表に示
す。なお効果の判定基準は試験例2と同じであ
る。
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 新抗生物質ハービサイジンEおよび/または
    Fを有効成分とする殺菌除草剤。
JP10638279A 1979-08-21 1979-08-21 Germicidal herbicide Granted JPS5630907A (en)

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CN113337553B (zh) * 2019-05-31 2022-10-21 中国医学科学院医药生物技术研究所 Herbicidin生物合成基因簇及其应用

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