JPS6243888Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243888Y2 JPS6243888Y2 JP1982079221U JP7922182U JPS6243888Y2 JP S6243888 Y2 JPS6243888 Y2 JP S6243888Y2 JP 1982079221 U JP1982079221 U JP 1982079221U JP 7922182 U JP7922182 U JP 7922182U JP S6243888 Y2 JPS6243888 Y2 JP S6243888Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- side clutch
- shaft
- transmission case
- friction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 20
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 7
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 7
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 7
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 2
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は作業者が座乗する走行部と、その走行
部に昇降可能に装設する植付部とを備えた乗用田
植機などの移動農機の制動装置に関する。従来、
特公昭55−2241号及び実公昭49−40109号の各公
報に示す如く、サイドクラツチの切動作により摩
擦ブレーキ作動後にロツクブレーキを作動させる
技術があつた。
部に昇降可能に装設する植付部とを備えた乗用田
植機などの移動農機の制動装置に関する。従来、
特公昭55−2241号及び実公昭49−40109号の各公
報に示す如く、サイドクラツチの切動作により摩
擦ブレーキ作動後にロツクブレーキを作動させる
技術があつた。
しかし乍ら、前記従来技術は、摩擦ブレーキと
ロツクブレーキを三重軸構造でサイドクラツチシ
ヤフトに設けていたから、サイドクラツチシヤフ
トと外側のブレーキ軸部との間に嵌合させる内側
のブレーキ軸部は内面と外面を切削及び研摩加工
する必要があり、部品形状の簡略化並びに製造コ
ストの低下などを容易に行い得ないと共に、トル
ク伝達強度を補償すべくサイドクラツチシヤフト
の最低軸径が決定されるから、全体の軸径の縮小
が簡単に行い得ず、回転抗低力に変換する制動力
に過不足が生じ易い等の問題があつた。
ロツクブレーキを三重軸構造でサイドクラツチシ
ヤフトに設けていたから、サイドクラツチシヤフ
トと外側のブレーキ軸部との間に嵌合させる内側
のブレーキ軸部は内面と外面を切削及び研摩加工
する必要があり、部品形状の簡略化並びに製造コ
ストの低下などを容易に行い得ないと共に、トル
ク伝達強度を補償すべくサイドクラツチシヤフト
の最低軸径が決定されるから、全体の軸径の縮小
が簡単に行い得ず、回転抗低力に変換する制動力
に過不足が生じ易い等の問題があつた。
然るに、本考案は、サイドクラツチの切動作に
より摩擦ブレーキ作動後にロツクブレーキを作動
させて後輪を制動する装置において、摩擦ブレー
キのブレーキシユーをサイドクラツチギヤに一体
連設し、ミツシヨンケースに摺接させる摩擦ブレ
ーキのブレーキドラムをサイドクラツチシヤフト
に遊転軸支させると共に、ロツクブレーキの一対
の係合爪をブレーキドラムとミツシヨンケースの
対向面に夫々設けたことを特徴とするものであ
る。
より摩擦ブレーキ作動後にロツクブレーキを作動
させて後輪を制動する装置において、摩擦ブレー
キのブレーキシユーをサイドクラツチギヤに一体
連設し、ミツシヨンケースに摺接させる摩擦ブレ
ーキのブレーキドラムをサイドクラツチシヤフト
に遊転軸支させると共に、ロツクブレーキの一対
の係合爪をブレーキドラムとミツシヨンケースの
対向面に夫々設けたことを特徴とするものであ
る。
従つて、サイドクラツチギヤとサイドクラツチ
シヤフト並びにブレーキドラムとサイドクラツチ
シヤフトの二重軸構造により摩擦ブレーキとロツ
クブレーキを構成するから、切削及び研摩など加
工手間を従来よりも省き得、従来に比べて部品形
状の簡略化並びに製造コストの低下などを容易に
行い得ると共に、サイドクラツチシヤフトの軸径
に対し全体外径の縮小などを従来よりも簡単に行
い得、また摩擦ブレーキとロツクブレーキの制動
ストロークは単純に加算した値となり、各ブレー
キの制動ストローク調節並びに摩擦ブレーキの制
動力設定などを従来よりも簡単に行い得、従来に
比べて組立分解など取扱い操作の簡略化並びに制
動機能の向上などを容易に図り得るものである。
シヤフト並びにブレーキドラムとサイドクラツチ
シヤフトの二重軸構造により摩擦ブレーキとロツ
クブレーキを構成するから、切削及び研摩など加
工手間を従来よりも省き得、従来に比べて部品形
状の簡略化並びに製造コストの低下などを容易に
行い得ると共に、サイドクラツチシヤフトの軸径
に対し全体外径の縮小などを従来よりも簡単に行
い得、また摩擦ブレーキとロツクブレーキの制動
ストロークは単純に加算した値となり、各ブレー
キの制動ストローク調節並びに摩擦ブレーキの制
動力設定などを従来よりも簡単に行い得、従来に
比べて組立分解など取扱い操作の簡略化並びに制
動機能の向上などを容易に図り得るものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は乗用田植機の側面図、第2図は同概
略平面図を示し、図中1は作業者が搭乗する走行
部であり、エンジン2の後側にクラツチケース3
を取付け、前記エンジン2及びクラツチケース3
をボンネツト4で覆うと共に、前記エンジン2を
搭載する前フレーム5の後端にミツシヨンケース
6を、該ミツシヨンケース6の後端に後フレーム
7を一体的に夫々連設させる。また、前フレーム
5の両側に水田走行用前輪8を、後フレーム7の
両側に伝動ケース9を介して水田走行用後輪10
を夫々支承させると共に、作業者は座乗する運転
席11を後フレーム7の上方に取付ける。前記運
転席11前方で上記ボンネツト4後側にハンドル
12を設けると共に、ステツプ13を形成する車
体カバー14によつて前記ボンネツト4後面及び
ミツシヨンケース6上面を覆う。
る。第1図は乗用田植機の側面図、第2図は同概
略平面図を示し、図中1は作業者が搭乗する走行
部であり、エンジン2の後側にクラツチケース3
を取付け、前記エンジン2及びクラツチケース3
をボンネツト4で覆うと共に、前記エンジン2を
搭載する前フレーム5の後端にミツシヨンケース
6を、該ミツシヨンケース6の後端に後フレーム
7を一体的に夫々連設させる。また、前フレーム
5の両側に水田走行用前輪8を、後フレーム7の
両側に伝動ケース9を介して水田走行用後輪10
を夫々支承させると共に、作業者は座乗する運転
席11を後フレーム7の上方に取付ける。前記運
転席11前方で上記ボンネツト4後側にハンドル
12を設けると共に、ステツプ13を形成する車
体カバー14によつて前記ボンネツト4後面及び
ミツシヨンケース6上面を覆う。
更に図中15は多条植え用の苗載台16並びに
複数の植付爪17……などを具有する植付部であ
り、前高後低の後傾式の苗載台16を案内レール
18及びガイドレール19を介して植付ケース2
0に左右往復摺動自在に支持させると共に、クラ
ンク運動させる植付アーム21並びに植付爪駆動
軸22を介して植付ケース20に植付爪17を取
付ける。前記植付ケース20の下方に滑走体であ
る植付面均平用フロート23……を装設すると共
に、記植付ケース20の前側に支持フレーム24
を設け、トツプリンク25及びロアーリンク26
を含む三点リンク機構27を介して後フレーム7
に支持フレーム24を連結させ、前記リンク機構
27を介して植付部15を昇降させるための油圧
シリンダ28を後フレーム7に支持させ、上記ク
ラツチケース3を介してエンジン2出力をミツシ
ヨンケース6に伝達し、水田走行用前後輪8,1
0を略定速で走行駆動すると同時に、左右に往復
摺動させる苗載台16から一株分の苗を植付爪1
7によつて連続的に取出して田植え作業を行うよ
うに構成する。
複数の植付爪17……などを具有する植付部であ
り、前高後低の後傾式の苗載台16を案内レール
18及びガイドレール19を介して植付ケース2
0に左右往復摺動自在に支持させると共に、クラ
ンク運動させる植付アーム21並びに植付爪駆動
軸22を介して植付ケース20に植付爪17を取
付ける。前記植付ケース20の下方に滑走体であ
る植付面均平用フロート23……を装設すると共
に、記植付ケース20の前側に支持フレーム24
を設け、トツプリンク25及びロアーリンク26
を含む三点リンク機構27を介して後フレーム7
に支持フレーム24を連結させ、前記リンク機構
27を介して植付部15を昇降させるための油圧
シリンダ28を後フレーム7に支持させ、上記ク
ラツチケース3を介してエンジン2出力をミツシ
ヨンケース6に伝達し、水田走行用前後輪8,1
0を略定速で走行駆動すると同時に、左右に往復
摺動させる苗載台16から一株分の苗を植付爪1
7によつて連続的に取出して田植え作業を行うよ
うに構成する。
また上記ボンネツト4後側でステツプ13上方
に左右ブレーキペダル29,30並びにクラツチ
ケペダル31を夫々装設させる。
に左右ブレーキペダル29,30並びにクラツチ
ケペダル31を夫々装設させる。
第3図は走行駆動系統図であり、上記ミツシヨ
ンケース6の前部両側に前車軸32,32を介し
て前輪8,8を、また前記ケース6の後部両側に
伝動ケース9,9基端を夫々装設させ、伝動ケー
ス9,9先端に後車軸33,33を介して後輪1
0,10を軸支させると共に、前記ミツシヨンケ
ース6内部に走行出力軸34を設け、上記エンジ
ン2の出力を変速伝達する出力ギヤ35を前記軸
34に係合軸支する。また前軸駆動ギヤ36及び
後輪駆動ギヤ37を前記出力軸34に係合軸支さ
せ、前輪駆動ギヤ36にリングギヤ38を噛合
せ、差動ギヤ機構39を介してフアイナルピニオ
ンシヤフト40,40にリングギヤ38を連結さ
せると共に、フアイナルピニオンギヤ41,41
並びにフアイナルギヤ42,42を介して前記シ
ヤフト40,40に後車軸32,32を連結さ
せ、差動ギヤ機構39を介して左右前輪8,8を
駆動するように形成する。
ンケース6の前部両側に前車軸32,32を介し
て前輪8,8を、また前記ケース6の後部両側に
伝動ケース9,9基端を夫々装設させ、伝動ケー
ス9,9先端に後車軸33,33を介して後輪1
0,10を軸支させると共に、前記ミツシヨンケ
ース6内部に走行出力軸34を設け、上記エンジ
ン2の出力を変速伝達する出力ギヤ35を前記軸
34に係合軸支する。また前軸駆動ギヤ36及び
後輪駆動ギヤ37を前記出力軸34に係合軸支さ
せ、前輪駆動ギヤ36にリングギヤ38を噛合
せ、差動ギヤ機構39を介してフアイナルピニオ
ンシヤフト40,40にリングギヤ38を連結さ
せると共に、フアイナルピニオンギヤ41,41
並びにフアイナルギヤ42,42を介して前記シ
ヤフト40,40に後車軸32,32を連結さ
せ、差動ギヤ機構39を介して左右前輪8,8を
駆動するように形成する。
さらに前記の後輪駆動ギヤ37にサイドクラツ
チ入力ギヤ43を噛合せ、その入力ギヤ43をサ
イドクラツチシヤフト44に遊転軸支すると共
に、シフトフオーク45,45によつて軸方向に
摺動させるサイドクラツチギヤ46,46を前記
シヤフト44に遊転軸支させ、サイドクラツチ4
7,47を介して前記入力ギヤ43にサイドクラ
ツチギヤ46,46を連結する。そしてフアイナ
ルシヤフト48,48に係合軸支させるフアイナ
ルギヤ49,49を前記サイドクラツチギヤ4
6,46に常時噛合せると共に、伝動ケース9,
9に内設するスプロケツト50,50及び51,
51並びにチエーン52,52を介してフアイナ
ルシヤフト48,48に後車軸33を連結させ、
サイドクラツチ47,47を介して左右後輪1
0,10を駆動するように形成する。
チ入力ギヤ43を噛合せ、その入力ギヤ43をサ
イドクラツチシヤフト44に遊転軸支すると共
に、シフトフオーク45,45によつて軸方向に
摺動させるサイドクラツチギヤ46,46を前記
シヤフト44に遊転軸支させ、サイドクラツチ4
7,47を介して前記入力ギヤ43にサイドクラ
ツチギヤ46,46を連結する。そしてフアイナ
ルシヤフト48,48に係合軸支させるフアイナ
ルギヤ49,49を前記サイドクラツチギヤ4
6,46に常時噛合せると共に、伝動ケース9,
9に内設するスプロケツト50,50及び51,
51並びにチエーン52,52を介してフアイナ
ルシヤフト48,48に後車軸33を連結させ、
サイドクラツチ47,47を介して左右後輪1
0,10を駆動するように形成する。
又、前記後輪10,10を制動する摩擦ブレー
キ53,53とロツクブレーキ54,54をサイ
ドクラツチシヤフト44の両側端部に備えるもの
で、第4図の如く、摩擦ブレーキ53のブレーキ
シユー55をサイドクラツチギヤ46に一体連設
し、前記ブレーキ53のブレーキドラム56をサ
イドクラツチシヤフト44に遊転軸支させ、前記
ブレーキドラム56外周面をミツシヨンケース6
に常時摺接させると共に、前記ブレーキドラム5
6の軸方向の摺動によつて係脱するロツクブレー
キ54の係合爪57,58をブレーキドラム56
とミツシヨンケース6の対向面に夫々形成する。
そして前記ブレーキシユー55とブレーキドラム
56間、並びにブレーキドラム56とミツシヨン
ケース6間のサイドクラツチシヤフト44に、摩
擦及びロツク解除スプリング59,60を巻装さ
せると共に、摩擦解除スプリング59に比べてロ
ツク解除スプリング60のバネ力を大きくし、上
記シヤフトフオーク45,45を連動連結するブ
レーキペダル29,30操作により、サイドクラ
ツチ47,47切断後に摩擦ブレーキ53,53
を作動させ、該ブレーキ53,53の後輪10,
10制動後にこれと連動して連続的にロツクブレ
ーキ54を作動させ、後輪10,10を段階的に
制動して停止維持するように形成するものであ
る。
キ53,53とロツクブレーキ54,54をサイ
ドクラツチシヤフト44の両側端部に備えるもの
で、第4図の如く、摩擦ブレーキ53のブレーキ
シユー55をサイドクラツチギヤ46に一体連設
し、前記ブレーキ53のブレーキドラム56をサ
イドクラツチシヤフト44に遊転軸支させ、前記
ブレーキドラム56外周面をミツシヨンケース6
に常時摺接させると共に、前記ブレーキドラム5
6の軸方向の摺動によつて係脱するロツクブレー
キ54の係合爪57,58をブレーキドラム56
とミツシヨンケース6の対向面に夫々形成する。
そして前記ブレーキシユー55とブレーキドラム
56間、並びにブレーキドラム56とミツシヨン
ケース6間のサイドクラツチシヤフト44に、摩
擦及びロツク解除スプリング59,60を巻装さ
せると共に、摩擦解除スプリング59に比べてロ
ツク解除スプリング60のバネ力を大きくし、上
記シヤフトフオーク45,45を連動連結するブ
レーキペダル29,30操作により、サイドクラ
ツチ47,47切断後に摩擦ブレーキ53,53
を作動させ、該ブレーキ53,53の後輪10,
10制動後にこれと連動して連続的にロツクブレ
ーキ54を作動させ、後輪10,10を段階的に
制動して停止維持するように形成するものであ
る。
本考案は上記の如く構成しており、田植作業途
中に畦際等で旋回する場合、左右いずれか旋回す
る方向のブレーキペダル29又は30を踏込むこ
とにより、左右いずれかのサイドクラツチ47が
切断作動した後、そのサイドクラツチ47切断と
連動して摩擦ブレーキ53のブレーキシユー55
がブレーキドラム56に圧着し、前記ペダル29
又は30の踏込み力に比例した前記ブレーキ53
の制動力で旋回時に内方の後輪10を制動し、さ
らに前記ペダル29又は30の踏込み力を増大さ
せることにより、ブレーキドラム56が後退して
ロツクブレーキ54の係合爪57,58が互に噛
合し、旋回内方の後輪10を停止維持する。な
お、路上走行等において各ペダル29,30を同
時に踏込むことにより、各ブレーキ53,54に
よつて左右後輪10,10を上記同様に段階的に
制動できるものである。
中に畦際等で旋回する場合、左右いずれか旋回す
る方向のブレーキペダル29又は30を踏込むこ
とにより、左右いずれかのサイドクラツチ47が
切断作動した後、そのサイドクラツチ47切断と
連動して摩擦ブレーキ53のブレーキシユー55
がブレーキドラム56に圧着し、前記ペダル29
又は30の踏込み力に比例した前記ブレーキ53
の制動力で旋回時に内方の後輪10を制動し、さ
らに前記ペダル29又は30の踏込み力を増大さ
せることにより、ブレーキドラム56が後退して
ロツクブレーキ54の係合爪57,58が互に噛
合し、旋回内方の後輪10を停止維持する。な
お、路上走行等において各ペダル29,30を同
時に踏込むことにより、各ブレーキ53,54に
よつて左右後輪10,10を上記同様に段階的に
制動できるものである。
以上実施例から明らかなように本考案は、サイ
ドクラツチ47の切動作により摩擦ブレーキ53
作動後にロツクブレーキ54を作動させて後輪1
0を制動する装置において、摩擦ブレーキ53の
ブレーキシユー55をサイドクラツチギヤ46に
一体連設し、ミツシヨンケース6に摺接させる摩
擦ブレーキ53のブレーキドラム56をサイドク
ラツチシヤフト44に遊転軸支させると共に、ロ
ツクブレーキ54の一対の係合爪57,58をブ
レーキドラム56とミツシヨンケース6の対向面
に夫々設けたもので、サイドクラツチギヤ46と
サイドクラツチシヤフト44並びにブレーキドラ
ム56とサイドクラツチシヤフト44の二重軸構
造により摩擦ブレーキ53とロツクブレーキ54
を構成するから、切削及び研摩など加工手間を従
来よりも省くことができ、従来に比べて部品形状
の簡略化並びに製造コストの低下などを容易に行
うことができると共に、サイドクラツチシヤフト
44の軸径に対し全体外径の縮小などを従来より
も簡単に行うことができ、また摩擦ブレーキ53
とロツクブレーキ54の制動ストロークは単純に
加算した値となり、各ブレーキ53,54の制動
ストローク調節並びに摩擦ブレーキ53の制動力
設定などを従来よりも簡単に行うことができ、従
来に比べて組立分解など取扱い操作の簡略化並び
に制動機能の向上などを容易に図ることができる
等の実用的な効果を奏するものである。
ドクラツチ47の切動作により摩擦ブレーキ53
作動後にロツクブレーキ54を作動させて後輪1
0を制動する装置において、摩擦ブレーキ53の
ブレーキシユー55をサイドクラツチギヤ46に
一体連設し、ミツシヨンケース6に摺接させる摩
擦ブレーキ53のブレーキドラム56をサイドク
ラツチシヤフト44に遊転軸支させると共に、ロ
ツクブレーキ54の一対の係合爪57,58をブ
レーキドラム56とミツシヨンケース6の対向面
に夫々設けたもので、サイドクラツチギヤ46と
サイドクラツチシヤフト44並びにブレーキドラ
ム56とサイドクラツチシヤフト44の二重軸構
造により摩擦ブレーキ53とロツクブレーキ54
を構成するから、切削及び研摩など加工手間を従
来よりも省くことができ、従来に比べて部品形状
の簡略化並びに製造コストの低下などを容易に行
うことができると共に、サイドクラツチシヤフト
44の軸径に対し全体外径の縮小などを従来より
も簡単に行うことができ、また摩擦ブレーキ53
とロツクブレーキ54の制動ストロークは単純に
加算した値となり、各ブレーキ53,54の制動
ストローク調節並びに摩擦ブレーキ53の制動力
設定などを従来よりも簡単に行うことができ、従
来に比べて組立分解など取扱い操作の簡略化並び
に制動機能の向上などを容易に図ることができる
等の実用的な効果を奏するものである。
第1図は本考案の一実施例を示す田植機の全体
側面図、第2図は同全体概略平面図、第3図は要
部の走行駆動系統図、第4図は同部分拡大断面図
である。 10……後輪、47……サイドクラツチ、53
……摩擦ブレーキ、54……ロツクブレーキ。
側面図、第2図は同全体概略平面図、第3図は要
部の走行駆動系統図、第4図は同部分拡大断面図
である。 10……後輪、47……サイドクラツチ、53
……摩擦ブレーキ、54……ロツクブレーキ。
Claims (1)
- サイドクラツチ47の切動作により摩擦ブレー
キ53作動後にロツクブレーキ54を作動させて
後輪10を制動する装置において、摩擦ブレーキ
53のブレーキシユー55をサイドクラツチギヤ
46に一体連設し、ミツシヨンケース6に摺接さ
せる摩擦ブレーキ53のブレーキドラム56をサ
イドクラツチシヤフト44に遊転軸支させると共
に、ロツクブレーキ54の一対の係合爪57,5
8をブレーキドラム56とミツシヨンケース6の
対向面に夫々設けたことを特徴とする移動農機の
制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7922182U JPS58180768U (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 移動農機の制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7922182U JPS58180768U (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 移動農機の制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58180768U JPS58180768U (ja) | 1983-12-02 |
JPS6243888Y2 true JPS6243888Y2 (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=30088412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7922182U Granted JPS58180768U (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 移動農機の制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58180768U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940109U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-09 | ||
JPS552241A (en) * | 1978-06-20 | 1980-01-09 | Toray Ind Inc | Substrate for photosensitive resin |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP7922182U patent/JPS58180768U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940109U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-09 | ||
JPS552241A (en) * | 1978-06-20 | 1980-01-09 | Toray Ind Inc | Substrate for photosensitive resin |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58180768U (ja) | 1983-12-02 |
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