JPS6243042Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243042Y2 JPS6243042Y2 JP4863679U JP4863679U JPS6243042Y2 JP S6243042 Y2 JPS6243042 Y2 JP S6243042Y2 JP 4863679 U JP4863679 U JP 4863679U JP 4863679 U JP4863679 U JP 4863679U JP S6243042 Y2 JPS6243042 Y2 JP S6243042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- substrate
- plate
- decorative
- insulation board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として天井板として用いるインシユ
レーシヨンボードを主材とした化粧板に関するも
のである。
レーシヨンボードを主材とした化粧板に関するも
のである。
従来、この種の化粧板は立体感を出すためにエ
ンボス加工等により表面に凹凸模様を形成してい
るが、深い凹凸模様を形成することが困難である
と共に、凹凸模様が板の繊維の圧縮変形に過ぎな
いため凹凸模様の凸縁及び凹縁が丸味を帯びて截
然とした立体感を醸し出せないものであつた。
ンボス加工等により表面に凹凸模様を形成してい
るが、深い凹凸模様を形成することが困難である
と共に、凹凸模様が板の繊維の圧縮変形に過ぎな
いため凹凸模様の凸縁及び凹縁が丸味を帯びて截
然とした立体感を醸し出せないものであつた。
そこで本考案は、截然とした立体感を呈し、し
かも反りを生ぜず、釘保持力に優れるため重量を
増す厚物の板材を用いることができる化粧板を提
供することを目的とするものである。
かも反りを生ぜず、釘保持力に優れるため重量を
増す厚物の板材を用いることができる化粧板を提
供することを目的とするものである。
次に本考案の図示の一実施例について説明する
と、本例は基板1と表面板2を用いるもので、基
板1は、厚さ約12mmのインシユレーシヨンボード
3の表裏両面に夫々接着剤を介して紙4,5を貼
着して方形板状に形成し、隣接する二側縁6,7
には中間凹部8、突出裏層部9をする本実嵌合用
雌実部10を形成すると共に、他の二側縁11,
12には中間凸部13、切欠裏層部14を有する
本実嵌合用雄実部15を形成している。一方、表
面板2は、表面に紙16を接着剤を介し貼着した
インシユレーシヨンボード17を前記基板1の表
面に合致する方形板状に形成すると共に、インシ
ユレーシヨンボード17にその裏面からの打抜き
により孔状打抜部18を形成し、この打抜部18
の形成後にインシユレーシヨンボード17の裏面
をサンダーにより平滑化している。即ち、この打
抜部18は第4図に示すように打抜いた侭ではイ
ンシユレーシヨンボード17の裏面に於いて打抜
縁部19が打抜時の圧縮変形によつて陥没してい
るので、この陥没した打抜縁部19が無くなる仮
想線20で示す位置まで前記サンダーでインシユ
レーシヨンボード17の裏面を削り取つて平滑化
し、打抜部18の占切口18′は後述点彩化粧層
22と同系色の化粧層24を塗装により形成して
いる。そして本例は、この平滑化した表面板2の
裏面を接着剤を介し基板1の表面に重合貼着して
板主体21を形成し、次いで板主体21の表面、
即ち表面板2の表面、打抜部18に臨んだ部位の
基板1表面にステイツプル塗装により点彩化粧層
22を形成し、板主体21の表層部周縁23にも
点彩化粧層22と同系色の化粧層24′を塗装に
より形成したものである。
と、本例は基板1と表面板2を用いるもので、基
板1は、厚さ約12mmのインシユレーシヨンボード
3の表裏両面に夫々接着剤を介して紙4,5を貼
着して方形板状に形成し、隣接する二側縁6,7
には中間凹部8、突出裏層部9をする本実嵌合用
雌実部10を形成すると共に、他の二側縁11,
12には中間凸部13、切欠裏層部14を有する
本実嵌合用雄実部15を形成している。一方、表
面板2は、表面に紙16を接着剤を介し貼着した
インシユレーシヨンボード17を前記基板1の表
面に合致する方形板状に形成すると共に、インシ
ユレーシヨンボード17にその裏面からの打抜き
により孔状打抜部18を形成し、この打抜部18
の形成後にインシユレーシヨンボード17の裏面
をサンダーにより平滑化している。即ち、この打
抜部18は第4図に示すように打抜いた侭ではイ
ンシユレーシヨンボード17の裏面に於いて打抜
縁部19が打抜時の圧縮変形によつて陥没してい
るので、この陥没した打抜縁部19が無くなる仮
想線20で示す位置まで前記サンダーでインシユ
レーシヨンボード17の裏面を削り取つて平滑化
し、打抜部18の占切口18′は後述点彩化粧層
22と同系色の化粧層24を塗装により形成して
いる。そして本例は、この平滑化した表面板2の
裏面を接着剤を介し基板1の表面に重合貼着して
板主体21を形成し、次いで板主体21の表面、
即ち表面板2の表面、打抜部18に臨んだ部位の
基板1表面にステイツプル塗装により点彩化粧層
22を形成し、板主体21の表層部周縁23にも
点彩化粧層22と同系色の化粧層24′を塗装に
より形成したものである。
このようにした本例化粧板は、打抜部18に臨
んだ部位の基板1表面と表面板2表面とで凹凸を
形成し且つこの凹凸が打抜部18によつているた
め表面が截然とした立体感を呈し、また表面板2
の裏面から打抜部18を打抜いてから表面板2の
裏面を平滑化しているので打抜部18の打抜縁に
於いて基板1と表面板2とに隙間を生ぜず美感を
呈するものであり、また基板1が表面板2を貼着
した際の接着剤の乾燥時の表面側への反りを基板
裏面に貼着した紙5によつて防止している。また
施工に際しては第3図に示すように、雌実部の突
出裏層部9を下地材25に釘26で打付け、隣接
する化粧板の雄実部15を雌実部10に嵌合する
ものであるが、この施工状態に於いては突出裏層
部9が裏面の紙5及び、紙5の貼着時の接着剤の
含浸固化により釘26の保持力を増大しているた
め表面板2により重量を増した厚物の化粧板に於
いても釘打施工を可能としている。また表面板2
は打抜部18を有するに過ぎないため一枚板と同
様に容易に基板1に貼着できて製作が容易化して
いる。
んだ部位の基板1表面と表面板2表面とで凹凸を
形成し且つこの凹凸が打抜部18によつているた
め表面が截然とした立体感を呈し、また表面板2
の裏面から打抜部18を打抜いてから表面板2の
裏面を平滑化しているので打抜部18の打抜縁に
於いて基板1と表面板2とに隙間を生ぜず美感を
呈するものであり、また基板1が表面板2を貼着
した際の接着剤の乾燥時の表面側への反りを基板
裏面に貼着した紙5によつて防止している。また
施工に際しては第3図に示すように、雌実部の突
出裏層部9を下地材25に釘26で打付け、隣接
する化粧板の雄実部15を雌実部10に嵌合する
ものであるが、この施工状態に於いては突出裏層
部9が裏面の紙5及び、紙5の貼着時の接着剤の
含浸固化により釘26の保持力を増大しているた
め表面板2により重量を増した厚物の化粧板に於
いても釘打施工を可能としている。また表面板2
は打抜部18を有するに過ぎないため一枚板と同
様に容易に基板1に貼着できて製作が容易化して
いる。
なお、本例では基板1表面及び表面板2表面に
夫々紙4,16を貼着しているので点彩化粧層2
2の塗装が容易で、該点彩化粧層22のひび割れ
等が生じ難い。
夫々紙4,16を貼着しているので点彩化粧層2
2の塗装が容易で、該点彩化粧層22のひび割れ
等が生じ難い。
上記のように本考案の化粧板は、インシユレー
シヨンボードの裏面に接着剤を介し紙を貼着して
基板を形成し、打抜部を設けたインシユレーシヨ
ンボード製の表面板を前記基板の表面に貼着して
板主体を形成し、該板主体の表面に化粧層を塗装
したことを特徴としており、表面をエンボス加工
等により凹凸模様を形成するものと異なり、基板
の表面と表面板の表面とからする凹凸が表面板の
打抜部によつているため截然とした立体感を呈
し、しかも基板が表面板の貼着による表面側へ反
ることを基板裏面の紙が防止し、該紙の貼着時の
接着剤の含浸固化によりインシユレーシヨンボー
ドの基板が釘保持力を増大するため重量を増す厚
物に形成しても施工に支障がない。
シヨンボードの裏面に接着剤を介し紙を貼着して
基板を形成し、打抜部を設けたインシユレーシヨ
ンボード製の表面板を前記基板の表面に貼着して
板主体を形成し、該板主体の表面に化粧層を塗装
したことを特徴としており、表面をエンボス加工
等により凹凸模様を形成するものと異なり、基板
の表面と表面板の表面とからする凹凸が表面板の
打抜部によつているため截然とした立体感を呈
し、しかも基板が表面板の貼着による表面側へ反
ることを基板裏面の紙が防止し、該紙の貼着時の
接着剤の含浸固化によりインシユレーシヨンボー
ドの基板が釘保持力を増大するため重量を増す厚
物に形成しても施工に支障がない。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は平面図、第2図は正面図、第3図は第1図のA
−A線矢視の拡大断面図、第4図は表面板の製作
状態説明用部分正断面図である。 1……基板、2……表面板、3……インシユレ
ーシヨンボード、4,5……紙、6,7……側
縁、8……中間凹部、9……突出裏層部、10…
…雌実部、11,12……側縁、13……中間凸
部、14……切欠裏層部、15……雄実部、16
……紙、17……インシユレーシヨンボード、1
8……打抜部、18′……切口、19……打抜縁
部、20……仮想線、21……板主体、22……
点彩化粧層、23……周縁、24,24′……化
粧層、25……下地材、26……釘。
は平面図、第2図は正面図、第3図は第1図のA
−A線矢視の拡大断面図、第4図は表面板の製作
状態説明用部分正断面図である。 1……基板、2……表面板、3……インシユレ
ーシヨンボード、4,5……紙、6,7……側
縁、8……中間凹部、9……突出裏層部、10…
…雌実部、11,12……側縁、13……中間凸
部、14……切欠裏層部、15……雄実部、16
……紙、17……インシユレーシヨンボード、1
8……打抜部、18′……切口、19……打抜縁
部、20……仮想線、21……板主体、22……
点彩化粧層、23……周縁、24,24′……化
粧層、25……下地材、26……釘。
Claims (1)
- インシユレーシヨンボードの裏面に接着剤を介
し紙を貼着して基板を形成し、打抜部を設けたイ
ンシユレーシヨンボード製の表面板を前記基板の
表面に貼着して板主体を形成し、該板主体の表面
に化粧層を塗装したことを特徴とする化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4863679U JPS6243042Y2 (ja) | 1979-04-11 | 1979-04-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4863679U JPS6243042Y2 (ja) | 1979-04-11 | 1979-04-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55148970U JPS55148970U (ja) | 1980-10-27 |
JPS6243042Y2 true JPS6243042Y2 (ja) | 1987-11-07 |
Family
ID=28932730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4863679U Expired JPS6243042Y2 (ja) | 1979-04-11 | 1979-04-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6243042Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-11 JP JP4863679U patent/JPS6243042Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55148970U (ja) | 1980-10-27 |
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