JPS6239959B2 - - Google Patents
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- JPS6239959B2 JPS6239959B2 JP56094775A JP9477581A JPS6239959B2 JP S6239959 B2 JPS6239959 B2 JP S6239959B2 JP 56094775 A JP56094775 A JP 56094775A JP 9477581 A JP9477581 A JP 9477581A JP S6239959 B2 JPS6239959 B2 JP S6239959B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、核燃料物質の硝酸塩溶液をマイクロ
波照射して核燃料酸化物を製造する装置に関す
る。
波照射して核燃料酸化物を製造する装置に関す
る。
従来、核燃料物質の硝酸塩溶液たとえば硝酸ウ
ラニル溶液または硝酸プルトニウム溶液あるいは
両者の混合溶液からなる被加熱物にマイクロ波を
照射することにより、その核燃料酸化物たとえば
酸化ウラン、酸化プルトニウム等を製造する方法
が知られている。
ラニル溶液または硝酸プルトニウム溶液あるいは
両者の混合溶液からなる被加熱物にマイクロ波を
照射することにより、その核燃料酸化物たとえば
酸化ウラン、酸化プルトニウム等を製造する方法
が知られている。
この方法においては、硝酸塩溶液がマイクロ波
加熱で濃縮されて蒸発乾燥し、硝酸分が脱硝し、
ついには酸化物に変化するプロセスを経るが、こ
の脱硝プロセスの終了点を検知するには、次のよ
うな方法を用いている。
加熱で濃縮されて蒸発乾燥し、硝酸分が脱硝し、
ついには酸化物に変化するプロセスを経るが、こ
の脱硝プロセスの終了点を検知するには、次のよ
うな方法を用いている。
すなわち、脱硝終了点近傍になると被加熱物へ
のマイクロ波の局部的な集中が生じ、その部分が
局部的に過剰温度上昇を起して発光現象が生ずる
ので、この発光の光量を測定して脱硝終了点を検
出するというものである。
のマイクロ波の局部的な集中が生じ、その部分が
局部的に過剰温度上昇を起して発光現象が生ずる
ので、この発光の光量を測定して脱硝終了点を検
出するというものである。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、この場合脱硝反応は、350℃〜400℃で
終了するが、過剰温度上昇部は800℃以上に達す
るため、この部分は表面活性が低下して、核燃料
製造用酸化物としての品質が低下してしまうとい
う欠点がある。
終了するが、過剰温度上昇部は800℃以上に達す
るため、この部分は表面活性が低下して、核燃料
製造用酸化物としての品質が低下してしまうとい
う欠点がある。
本発明は上記欠点を除去するためになされたも
ので、水、硝酸蒸気、窒素酸化物の吸収域以外の
波長のみを検出し得る赤外線検出装置を用いて脱
硝反応の終了にともなう温度の急上昇を検出する
ことにより、脱硝プロセスを確実に把持して過剰
温度上昇を生ずることなく均一でより良好な物性
を有する核燃料酸化物を製造し得る装置を提供す
ることを目的とする。
ので、水、硝酸蒸気、窒素酸化物の吸収域以外の
波長のみを検出し得る赤外線検出装置を用いて脱
硝反応の終了にともなう温度の急上昇を検出する
ことにより、脱硝プロセスを確実に把持して過剰
温度上昇を生ずることなく均一でより良好な物性
を有する核燃料酸化物を製造し得る装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
すなわち本発明の核燃料酸化物の製造装置は、
核燃料物質の硝酸塩からなる被加熱物を吸納する
オーブンと、このオーブン内にマイクロ波を照射
するマイクロ波発振装置と、前記被加熱物から発
生する赤外線のうち水、硝酸蒸気、窒素酸化物の
吸収域以外の波長のみを検出し得る赤外線検出装
置と、この赤外線検出装置の信号により前記マイ
クロ波発振装置のマイクロ波出力を制御する制御
装置とを有することを特徴としている。
核燃料物質の硝酸塩からなる被加熱物を吸納する
オーブンと、このオーブン内にマイクロ波を照射
するマイクロ波発振装置と、前記被加熱物から発
生する赤外線のうち水、硝酸蒸気、窒素酸化物の
吸収域以外の波長のみを検出し得る赤外線検出装
置と、この赤外線検出装置の信号により前記マイ
クロ波発振装置のマイクロ波出力を制御する制御
装置とを有することを特徴としている。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明に係る核燃料酸化
物の製造装置の実施例を説明する。
物の製造装置の実施例を説明する。
第1図は本発明の核燃料酸化物の製造装置の一
実施例を一部ブロツクで示す断面図である。
実施例を一部ブロツクで示す断面図である。
符号1はオーブンであり、このオーブン1は雰
囲気を外部と遮断し、マイクロ波照射場を形成す
るための金属性容器である。
囲気を外部と遮断し、マイクロ波照射場を形成す
るための金属性容器である。
このオーブン1の下部端板1aには開口2が形
成され、この開口2を閉塞するようにターンテー
ブル状受皿台3が昇降自在に挿入され、オーブン
1の底面の一部を形成するように配置されてい
る。
成され、この開口2を閉塞するようにターンテー
ブル状受皿台3が昇降自在に挿入され、オーブン
1の底面の一部を形成するように配置されてい
る。
この受皿台3は被加熱物4を吸納するための受
皿5を載置してオーブン1内にだし入れするため
のもので、受皿台3の底面には該受皿台3を回転
しかつ軸方向に沿つて上下動し得る昇降回転装置
6が連結されている。
皿5を載置してオーブン1内にだし入れするため
のもので、受皿台3の底面には該受皿台3を回転
しかつ軸方向に沿つて上下動し得る昇降回転装置
6が連結されている。
一方、オーブン1の上部端板1bにはマイクロ
波発振装置7で発生したマイクロ波をオーブン1
内に導くための導波管8が連結されており、ま
た、脱硝プロセス進行中に発生するガスをオーブ
ン1内から排出するための排気管9がそれぞれ連
結されている。
波発振装置7で発生したマイクロ波をオーブン1
内に導くための導波管8が連結されており、ま
た、脱硝プロセス進行中に発生するガスをオーブ
ン1内から排出するための排気管9がそれぞれ連
結されている。
さらにオーブン1の上部端板1bの中央部に
は、被加熱物4が放射する赤外線のうち、波長
1.8μm〜2.5μmまたは3.5μm〜5μmまたは
8.0μm〜13.0μmの範囲外の赤外線を検知する
赤外線検出装置10が設置されている。
は、被加熱物4が放射する赤外線のうち、波長
1.8μm〜2.5μmまたは3.5μm〜5μmまたは
8.0μm〜13.0μmの範囲外の赤外線を検知する
赤外線検出装置10が設置されている。
また、この赤外線検出装置10とオーブン1と
の連結部分には、赤外線検出装置10へのマイク
ロ波漏洩を防止するための金属性の保護筒11が
設けられている。
の連結部分には、赤外線検出装置10へのマイク
ロ波漏洩を防止するための金属性の保護筒11が
設けられている。
なお、この保護筒11の直径および長さは、マ
イクロ波が保護筒を通過しないように、マイクロ
波の波長から定められるものである。
イクロ波が保護筒を通過しないように、マイクロ
波の波長から定められるものである。
また、赤外線検出装置10とマイクロ波発振装
置7との間には、信号線13,14により制御装
置12が接続されている。
置7との間には、信号線13,14により制御装
置12が接続されている。
この制御装置12は赤外線検出装置10からの
信号によりマイクロ波発振装置7から発振するマ
イクロ波出力を停止または制御するものである。
信号によりマイクロ波発振装置7から発振するマ
イクロ波出力を停止または制御するものである。
次にこの装置を用いた核燃料酸化物の製造方法
を説明する。
を説明する。
硝酸ウラニル溶液または硝酸プルトニウム溶液
あるいは両者の混合溶液の被加熱物4を受皿5に
所定量注入し、この受皿5を下降した状態の受皿
台3上に載置する。
あるいは両者の混合溶液の被加熱物4を受皿5に
所定量注入し、この受皿5を下降した状態の受皿
台3上に載置する。
そして昇降回転装置6により受皿台3を上昇さ
せ、受皿5をオーブン1内に収納する。
せ、受皿5をオーブン1内に収納する。
その後、マイクロ波発振装置7を動作し、発生
したマイクロ波を導波管8を通じてオーブン1内
に照射する。
したマイクロ波を導波管8を通じてオーブン1内
に照射する。
照射されたマイクロ波は、受皿5内の被加熱物
4に吸収される。
4に吸収される。
これにより被加熱物4は温度上昇を生じ、第2
図に示したように水、硝酸の蒸発および硝酸塩の
脱硝反応が起こる。
図に示したように水、硝酸の蒸発および硝酸塩の
脱硝反応が起こる。
すなわち、第2図において、被加熱物4にマイ
クロ波を照射した際、A点からB点の間の溶液
(被加熱物4)の沸騰が起こり水、硝酸の蒸発が
進み、その後、C点からD点の間で脱硝反応が進
行して酸化物になる脱硝プロセスをたどる。
クロ波を照射した際、A点からB点の間の溶液
(被加熱物4)の沸騰が起こり水、硝酸の蒸発が
進み、その後、C点からD点の間で脱硝反応が進
行して酸化物になる脱硝プロセスをたどる。
この脱硝プロセスが進行する間、被加熱物4か
ら放射される赤外線を赤外線検出装置10で検出
する。
ら放射される赤外線を赤外線検出装置10で検出
する。
なお、この時オーブン1内には、脱硝プロセス
で発生する水、硝酸蒸気、NOxが存在してい
る。
で発生する水、硝酸蒸気、NOxが存在してい
る。
水、硝酸蒸気の赤外線透過率は、第3図に示す
ような波長存在性があり、1μm〜1.8μm、2.5
μm〜3.5μm、および5μm〜8μmに吸収帯
がある。
ような波長存在性があり、1μm〜1.8μm、2.5
μm〜3.5μm、および5μm〜8μmに吸収帯
がある。
またNO×ガスの赤外線透過率は、第4図に示
すような波長依存性があり5μm〜6μmに吸収
帯がある。
すような波長依存性があり5μm〜6μmに吸収
帯がある。
一方、被加熱物4は第2図に示すように温度変
化して300℃〜350℃で脱硝反応を起こす。
化して300℃〜350℃で脱硝反応を起こす。
ところが、第5図に示すようにこの温度では、
被加熱物から放射される波長1μm以下の赤外線
は強度が小さいため、安定した測定はできない。
被加熱物から放射される波長1μm以下の赤外線
は強度が小さいため、安定した測定はできない。
しかしながら、本発明に係る装置では、1.8μ
m〜2.5μmあるいは3.5μm〜5μmまたは8.0μ
m〜13.0μmの範囲外の波長の赤外線を検出する
赤外線検出装置を用いるので、安定した脱硝終了
点の検知が可能である。
m〜2.5μmあるいは3.5μm〜5μmまたは8.0μ
m〜13.0μmの範囲外の波長の赤外線を検出する
赤外線検出装置を用いるので、安定した脱硝終了
点の検知が可能である。
一方、脱硝プロセス進行中に発生するガスは、
排気管9を通じてオーブン1の外に排出される。
排気管9を通じてオーブン1の外に排出される。
オーブン1と赤外線検出装置10は保護筒11
を介して接続されており、保護筒11の存在によ
り、マイクロ波の赤外線検出装置10内への進入
が防止され、赤外線検出装置10がマイクロ波に
よる雑音の影響を受けることがない。
を介して接続されており、保護筒11の存在によ
り、マイクロ波の赤外線検出装置10内への進入
が防止され、赤外線検出装置10がマイクロ波に
よる雑音の影響を受けることがない。
このように赤外線検出装置10により、被加熱
物4からの赤外線を検出し、被加熱物4が脱硝温
度以上でかつ発光が生ずる温度以下の所定温度に
達すると、マイクロ波発振装置7の発振を停止さ
せたり、あるいは出力を可変したりする温度制御
が行なわれる。
物4からの赤外線を検出し、被加熱物4が脱硝温
度以上でかつ発光が生ずる温度以下の所定温度に
達すると、マイクロ波発振装置7の発振を停止さ
せたり、あるいは出力を可変したりする温度制御
が行なわれる。
このようにして脱硝プロセスが終了すると、昇
降回転装置6により受皿台3を下降させて、脱硝
した酸化物の入つた受皿5を取り出す。
降回転装置6により受皿台3を下降させて、脱硝
した酸化物の入つた受皿5を取り出す。
しかして本発明の装置では、非接触でかつ、脱
硝プロセスで発生するガスやマイクロ波そのもの
による妨害のない安定した温度測定が行なえるの
で、被加熱物は、脱硝終了した後、発光が生ずる
ような局部過剰温度上昇が生ずる前にマイクロ波
発振装置を制御できる。
硝プロセスで発生するガスやマイクロ波そのもの
による妨害のない安定した温度測定が行なえるの
で、被加熱物は、脱硝終了した後、発光が生ずる
ような局部過剰温度上昇が生ずる前にマイクロ波
発振装置を制御できる。
なお、制御装置12は、たとえば赤外線検出装
置10で所定波長の赤外線を吸収した吸収帯の電
流をマイクロ波発振装置7の電源へ送つて、その
電源をON・OFFするかまたは電圧制御してマイ
クロ波の出力を停止したりまたは電圧制御してマ
イクロ波の出力を停止したりまたは調整したりで
きる電気回路を備えている。
置10で所定波長の赤外線を吸収した吸収帯の電
流をマイクロ波発振装置7の電源へ送つて、その
電源をON・OFFするかまたは電圧制御してマイ
クロ波の出力を停止したりまたは電圧制御してマ
イクロ波の出力を停止したりまたは調整したりで
きる電気回路を備えている。
また、昇降回転装置6は受皿台3を任意の回転
数で回転させたり、また軸方向へ上下動させるた
めに受皿台3の軸3aが図示していない可変速モ
ータに取り付けてギヤを機械的に変換して上下に
移動できるように構成されている。
数で回転させたり、また軸方向へ上下動させるた
めに受皿台3の軸3aが図示していない可変速モ
ータに取り付けてギヤを機械的に変換して上下に
移動できるように構成されている。
さらに排気管9は図示していない排気ポンプに
接続されオーブン1内を減圧に保ち、また被加熱
物4からの水分、NOx等の蒸発物を排気してい
る。
接続されオーブン1内を減圧に保ち、また被加熱
物4からの水分、NOx等の蒸発物を排気してい
る。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、マイクロ
波による加熱脱硝プロセスの脱硝終了点を被加熱
物の温度を安定させて確実に検出できるため被加
熱物に過剰な温度上昇を与えることなく脱硝プロ
セスを終了させることができる。
波による加熱脱硝プロセスの脱硝終了点を被加熱
物の温度を安定させて確実に検出できるため被加
熱物に過剰な温度上昇を与えることなく脱硝プロ
セスを終了させることができる。
したがつて、核燃料ペレツトを製造する際の圧
粉成形時ないし焼結時における好ましくない未脱
硝部分および過剰温度部分が生じることなく、均
一でより良好な物性を有する品質の優れた核燃料
酸化物を製造することができる。
粉成形時ないし焼結時における好ましくない未脱
硝部分および過剰温度部分が生じることなく、均
一でより良好な物性を有する品質の優れた核燃料
酸化物を製造することができる。
図面は本発明を説明するためのもので、第1図
は本発明に係る核燃料酸化物の製造装置の一実施
例を一部ブロツクで示す断面図、第2図は被加熱
物のマイクロ波を照射した際の反応カーブを示す
特性曲線図、第3図は水、硝酸蒸気の赤外線透過
率を示す特性図、第4図はNOxガスの赤外線透
過率を示す特性図、第5図は完全放熱体の温度が
300℃の時の放射される赤外線の波長と放射エネ
ルギとの関係を示す曲線図である。 1……オーブン、2……開口、3……受皿台、
4……被加熱物、5……受皿、6……昇降回転装
置、7……マイクロ波発振装置、8……導波管、
9……排気管、10……赤外線検出装置、11…
…保護筒、12……制御装置、13,14……信
号線。
は本発明に係る核燃料酸化物の製造装置の一実施
例を一部ブロツクで示す断面図、第2図は被加熱
物のマイクロ波を照射した際の反応カーブを示す
特性曲線図、第3図は水、硝酸蒸気の赤外線透過
率を示す特性図、第4図はNOxガスの赤外線透
過率を示す特性図、第5図は完全放熱体の温度が
300℃の時の放射される赤外線の波長と放射エネ
ルギとの関係を示す曲線図である。 1……オーブン、2……開口、3……受皿台、
4……被加熱物、5……受皿、6……昇降回転装
置、7……マイクロ波発振装置、8……導波管、
9……排気管、10……赤外線検出装置、11…
…保護筒、12……制御装置、13,14……信
号線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 核燃料物質の硝酸塩からなる被加熱物を吸納
するオーブンと、このオーブン内にマイクロ波を
照射するマイクロ波発振装置と、前記被加熱物か
ら発生する赤外線のうち水、硝酸蒸気、窒素酸化
物の吸収域以外の波長のみを検出し得る赤外線検
出装置と、この赤外線検出装置の信号により前記
マイクロ波発振装置のマイクロ波出力を制御する
制御装置とを有することを特徴とする核燃料酸化
物の製造装置。 2 赤外線検出装置には、赤外線入射側にオーブ
ンリーク防止用保護筒が設けられてなることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の核燃料酸化
物の製造装置。 3 赤外線検出装置は、波長1.8μm〜2.5μm
と、3.5μm〜5.0μmおよび8.0μm〜13.0μmの
波長範囲外の赤外線を検知し得ることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の核燃料酸化物の製
造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56094775A JPS57208496A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Method and device for making nuclear fuel oxidant |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56094775A JPS57208496A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Method and device for making nuclear fuel oxidant |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57208496A JPS57208496A (en) | 1982-12-21 |
JPS6239959B2 true JPS6239959B2 (ja) | 1987-08-26 |
Family
ID=14119467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56094775A Granted JPS57208496A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Method and device for making nuclear fuel oxidant |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57208496A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5531341B2 (ja) * | 2009-10-20 | 2014-06-25 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 | ハイブリッド加熱法による金属酸化物粒子の製造方法 |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP56094775A patent/JPS57208496A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57208496A (en) | 1982-12-21 |
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