JPS6234536Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234536Y2 JPS6234536Y2 JP1986159569U JP15956986U JPS6234536Y2 JP S6234536 Y2 JPS6234536 Y2 JP S6234536Y2 JP 1986159569 U JP1986159569 U JP 1986159569U JP 15956986 U JP15956986 U JP 15956986U JP S6234536 Y2 JPS6234536 Y2 JP S6234536Y2
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- lever
- feeder
- coupling
- lifting device
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Links
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 23
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 21
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B27/00—Work-feeding means
- D05B27/24—Feed-dog lifting and lowering devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、ミシンにおける送り金の制御装置に
関するものである。
関するものである。
従来の技術
従来のミシンの送り金は、縫製過程の間に、公
知のように、ほぼ四角形状の運動を与えられる。
すなわち、送り金は、下方の不作動位置から針板
の上方に上昇され、布地の送り方向に前方に動
き、引続いて、針板の下方に降下し、最後に、再
び出発位置に戻る。この場合、針の運動と、送り
金の運動とは、縫製品の前進送りが、針がその上
方運動の最上方領域内にある時に行なわれ、従つ
て、送り金は、針が上昇された際に、作業表面の
上方に突出するように同期して運動をする。定め
られた作業、例えば、停止、針の縫製作業などを
行なうためには、送り金の運動は望ましくないの
であるから、既に、より高く変位可能な針板ない
しは被覆板が提案されており、これらは、送り金
がその持ち上げられた作業位置にある時にも、ま
た、作業平面の下方、従つて、不作動のままであ
ることを配慮しているものである。しかしなが
ら、縫製作業の開始の前に、縫製品を縫製作業の
位置に準備するためにも、又は、縫製品の他の場
所での取扱いのためにも、作業平面の上へ突出し
ている送り金は邪魔となるので、既に、他の、送
り金が、その都度それによつて下降されることが
できる手動操作が可能である装置も知られてい
る。他方、縫製品の準備ないしは取扱いのため
に、押え棒が、その都度、押え棒が、もはや縫製
品を押圧しない程度に持ち上げられなければなら
ない(例えば、手、又は、ひざの操作によつ
て)。それ故、作業表面の上における縫製品の妨
害のない移動は、公知のミシンにおいては、押え
棒を持ち上げる装置の操作の他に、針板を持ち上
げる装置ないしは送り金を下降させるための装置
の操作も、また、必要とする。この方法は煩雑で
あり、何らの速やかな作業をも許さない。同様の
ことが、無論、押え棒の下降の後に、送り金が再
びその作業位置に持ちきたされなければならない
時にも、当てはまることである。
知のように、ほぼ四角形状の運動を与えられる。
すなわち、送り金は、下方の不作動位置から針板
の上方に上昇され、布地の送り方向に前方に動
き、引続いて、針板の下方に降下し、最後に、再
び出発位置に戻る。この場合、針の運動と、送り
金の運動とは、縫製品の前進送りが、針がその上
方運動の最上方領域内にある時に行なわれ、従つ
て、送り金は、針が上昇された際に、作業表面の
上方に突出するように同期して運動をする。定め
られた作業、例えば、停止、針の縫製作業などを
行なうためには、送り金の運動は望ましくないの
であるから、既に、より高く変位可能な針板ない
しは被覆板が提案されており、これらは、送り金
がその持ち上げられた作業位置にある時にも、ま
た、作業平面の下方、従つて、不作動のままであ
ることを配慮しているものである。しかしなが
ら、縫製作業の開始の前に、縫製品を縫製作業の
位置に準備するためにも、又は、縫製品の他の場
所での取扱いのためにも、作業平面の上へ突出し
ている送り金は邪魔となるので、既に、他の、送
り金が、その都度それによつて下降されることが
できる手動操作が可能である装置も知られてい
る。他方、縫製品の準備ないしは取扱いのため
に、押え棒が、その都度、押え棒が、もはや縫製
品を押圧しない程度に持ち上げられなければなら
ない(例えば、手、又は、ひざの操作によつ
て)。それ故、作業表面の上における縫製品の妨
害のない移動は、公知のミシンにおいては、押え
棒を持ち上げる装置の操作の他に、針板を持ち上
げる装置ないしは送り金を下降させるための装置
の操作も、また、必要とする。この方法は煩雑で
あり、何らの速やかな作業をも許さない。同様の
ことが、無論、押え棒の下降の後に、送り金が再
びその作業位置に持ちきたされなければならない
時にも、当てはまることである。
考案が解決しようとする問題点
本考案は、従来公知のものにおける上記のよう
な欠点を克服することができる新規なミシンの止
め金の制御装置を得ることをその目的とするもの
である。
な欠点を克服することができる新規なミシンの止
め金の制御装置を得ることをその目的とするもの
である。
問題点を解決するための手段
この目的を達成するために、本考案による装置
は、押え棒及び持ち上げ装置と、行程機構との間
に、下降の方向に負荷されている送り金のための
連結装置が設けられており、この連結装置によつ
て、押え棒の持ち上げの方向への持ち上げ装置の
操作の際に、同時に、送り金の行程機構がその作
動部分から解放され、従つて、負荷された送り金
は下降されるようにすることを特徴とするもので
ある。
は、押え棒及び持ち上げ装置と、行程機構との間
に、下降の方向に負荷されている送り金のための
連結装置が設けられており、この連結装置によつ
て、押え棒の持ち上げの方向への持ち上げ装置の
操作の際に、同時に、送り金の行程機構がその作
動部分から解放され、従つて、負荷された送り金
は下降されるようにすることを特徴とするもので
ある。
この構成のために、押え棒の持ち上げ装置によ
る持ち上げの際に、送り金が同時に下降されるこ
と、また、逆に、押え棒が持ち上げ装置によつて
下降される時は、連結装置が再び送り金の行程機
構のその駆動部分との連結のための準備に持ちき
たされることが保証される。
る持ち上げの際に、送り金が同時に下降されるこ
と、また、逆に、押え棒が持ち上げ装置によつて
下降される時は、連結装置が再び送り金の行程機
構のその駆動部分との連結のための準備に持ちき
たされることが保証される。
特別に目的にかなつていることとして、その連
結装置が、例えば、ひざによつて操作可能である
持ち上げ装置の操作要素の他に、追加して、別個
の、持ち上げ装置に影響を与えない、送り金の行
程機構の切り・入れのための手動操作要素によつ
て操作可能であり、一方、無論、ミシンにおいて
普通の押え棒の直接的な持ち上げ及び下降のため
の手動操作手段にも同様に影響を与えない装置が
有効であることが分かつた。
結装置が、例えば、ひざによつて操作可能である
持ち上げ装置の操作要素の他に、追加して、別個
の、持ち上げ装置に影響を与えない、送り金の行
程機構の切り・入れのための手動操作要素によつ
て操作可能であり、一方、無論、ミシンにおいて
普通の押え棒の直接的な持ち上げ及び下降のため
の手動操作手段にも同様に影響を与えない装置が
有効であることが分かつた。
実施例
以下、本考案をその装置の実施例を示す添附図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
第1図において、1は、ミシンの普通の上軸で
あり、この軸1は、エキセン及びリンクを介し
て、送り金3の水平の前進及び後進のためのしゆ
う動装置2を駆動する。上軸1によつて、更に、
カム円板4を有している、送り金3の垂直の持ち
上げのための行程装置6に対する駆動軸5を駆動
可能となつている。カム円板4は、垂直軸の回り
に旋回可能に軸承されたベルクランク7の一つの
腕7aによつて接触されている。ベルクランク7
の他の腕7bはフオークを形成しており、このフ
オークに、行程装置6の軸9の上に旋回可能に軸
承されている連結装置10の2本腕状の旋回レバ
ー8の一つの腕8aが係合している。軸9に対し
て平行な、この軸9の上に固定されている連結ヘ
ツド11の穴の中に、連結ピン12が軸方向に移
動自在に軸承されている。この連結ピン12の円
すい形の端部は、旋回レバー8の他の腕8bの中
の対応する開口と共同作用をするようにされ、一
方、連結ピン12の他端部には、ばね13が取付
けられているが、このばね13は、他端部におい
て、強固に軸9の上に取付けられている目板14
に支持されている。連結ピン12のこの他端部に
は、更に、放射方向にピン12から離れるように
突出している、ピン12に対して平行なスライダ
15の支持腕15aが係合している。このスライ
ダ15は、二重腕状の横けた15bを2個有して
いる。
あり、この軸1は、エキセン及びリンクを介し
て、送り金3の水平の前進及び後進のためのしゆ
う動装置2を駆動する。上軸1によつて、更に、
カム円板4を有している、送り金3の垂直の持ち
上げのための行程装置6に対する駆動軸5を駆動
可能となつている。カム円板4は、垂直軸の回り
に旋回可能に軸承されたベルクランク7の一つの
腕7aによつて接触されている。ベルクランク7
の他の腕7bはフオークを形成しており、このフ
オークに、行程装置6の軸9の上に旋回可能に軸
承されている連結装置10の2本腕状の旋回レバ
ー8の一つの腕8aが係合している。軸9に対し
て平行な、この軸9の上に固定されている連結ヘ
ツド11の穴の中に、連結ピン12が軸方向に移
動自在に軸承されている。この連結ピン12の円
すい形の端部は、旋回レバー8の他の腕8bの中
の対応する開口と共同作用をするようにされ、一
方、連結ピン12の他端部には、ばね13が取付
けられているが、このばね13は、他端部におい
て、強固に軸9の上に取付けられている目板14
に支持されている。連結ピン12のこの他端部に
は、更に、放射方向にピン12から離れるように
突出している、ピン12に対して平行なスライダ
15の支持腕15aが係合している。このスライ
ダ15は、二重腕状の横けた15bを2個有して
いる。
スライダ15の一つの側の上において突出して
いる横けた15bの腕は、第一の制御レバー16
の長手スリツトの中を案内されるが、この制御レ
バー16は、旋回レバー17に枢着されている。
この旋回レバー17は、他端部を、軸9に対して
横方向にミシンの架台(図示されていない)を貫
いて導かれている、回転可能に軸承された持ち上
げ装置19に対する操作軸18の上に回転不能に
取付けられている。操作軸18は、ミシンの前側
に、ひざによつて操作可能な操作レバー20を設
けられているが、このレバー20によつて、持ち
上げ装置19を介して、公知の様式で、押え棒2
1は上昇ないしは下降されることができる。第1
図から分かるように、押え棒21は、また、普通
のように、ミシンに設けられている手動レバー2
2によつて直接的に上昇ないしは下降されること
ができるようになつている。
いる横けた15bの腕は、第一の制御レバー16
の長手スリツトの中を案内されるが、この制御レ
バー16は、旋回レバー17に枢着されている。
この旋回レバー17は、他端部を、軸9に対して
横方向にミシンの架台(図示されていない)を貫
いて導かれている、回転可能に軸承された持ち上
げ装置19に対する操作軸18の上に回転不能に
取付けられている。操作軸18は、ミシンの前側
に、ひざによつて操作可能な操作レバー20を設
けられているが、このレバー20によつて、持ち
上げ装置19を介して、公知の様式で、押え棒2
1は上昇ないしは下降されることができる。第1
図から分かるように、押え棒21は、また、普通
のように、ミシンに設けられている手動レバー2
2によつて直接的に上昇ないしは下降されること
ができるようになつている。
スライダ15の他の側の上に突出している横け
た15bの腕は、同じように、第二の制御レバー
23の長手スリツトの中を導かれているが、この
制御レバー23は、その側部を制御レバー24を
介して、前側をミシンハウジングの中に軸承され
た操作軸25に連結されているが、この軸25
は、回転つまみ26を設けられている。
た15bの腕は、同じように、第二の制御レバー
23の長手スリツトの中を導かれているが、この
制御レバー23は、その側部を制御レバー24を
介して、前側をミシンハウジングの中に軸承され
た操作軸25に連結されているが、この軸25
は、回転つまみ26を設けられている。
前述のことから、連結装置10を介して、送り
金3に対する行程装置6が、連結ないしは解放さ
れることができ、しかも、以下にこのことを詳細
に説明するように、押え棒21及び持ち上げ装置
19に対する操作軸18を介しても、送り金3の
別個の手動による下降に役立つている操作軸25
を介しても、連結ないしは解放されることのでき
ることが分かる。
金3に対する行程装置6が、連結ないしは解放さ
れることができ、しかも、以下にこのことを詳細
に説明するように、押え棒21及び持ち上げ装置
19に対する操作軸18を介しても、送り金3の
別個の手動による下降に役立つている操作軸25
を介しても、連結ないしは解放されることのでき
ることが分かる。
第2図には、連結装置10が、その第1図に示
す種々の附属器具と共に連結された状態におい
て、斜視図によつて示されている。ばね13が、
連結ピン12を、旋回レバー8の腕8bの中の対
応する開口に係合させている。この自由に旋回可
能に軸9の上に軸承された旋回レバー8は、軸5
が駆動された際に、カム円板4によつてベルクラ
ンク7を介して前後に旋回運動に持ちきたされ
る。連結ピン12は、この旋回運動を連結ヘツド
11に伝達し、このヘツド11は、それ自体、行
程装置6の軸9に対応する旋回を生じさせる。こ
の旋回は、第1図に9aによつて示された、送り
金3を下方において保持している旋回腕を介して
送り金3の行程運動を生じさせ、この送り金3
は、旋回腕9aのその都度の下降旋回の際に、第
1図に示されるように、ばね9bの援助の下に、
再び下降されるが、このことは、目的にかなつて
いることである。
す種々の附属器具と共に連結された状態におい
て、斜視図によつて示されている。ばね13が、
連結ピン12を、旋回レバー8の腕8bの中の対
応する開口に係合させている。この自由に旋回可
能に軸9の上に軸承された旋回レバー8は、軸5
が駆動された際に、カム円板4によつてベルクラ
ンク7を介して前後に旋回運動に持ちきたされ
る。連結ピン12は、この旋回運動を連結ヘツド
11に伝達し、このヘツド11は、それ自体、行
程装置6の軸9に対応する旋回を生じさせる。こ
の旋回は、第1図に9aによつて示された、送り
金3を下方において保持している旋回腕を介して
送り金3の行程運動を生じさせ、この送り金3
は、旋回腕9aのその都度の下降旋回の際に、第
1図に示されるように、ばね9bの援助の下に、
再び下降されるが、このことは、目的にかなつて
いることである。
今や、第2図に示された連結状態から、送り金
3がその下降状態に持ちきたされ、そこに保持さ
れるべきであり、一方、同時に、押え棒21が、
その上方の行程位置に持ちきたされるべきである
ならば、操作レバー20の旋回(反時計方向の)
で十分である。すなわち、この場合、レバー17
は制御レバー16を図で見て左方へ押圧するが、
この押圧は、その長手スリツトに係合しているレ
バー腕15bによつて、スライダ15の対応する
移動及びばね13の張力の下における連結ピン1
2の移動によつて、その場合に、連結ピン12は
旋回レバー8との係合がはずれるという結果とな
る。それ故、前後に旋回する旋回レバー8と、連
結ヘツド11、従つて、軸9との間の運動連結
は、しや断される(第3図)。送り金3を負荷し
ているばね9bは、送り金3をその不作動の下降
位置に保持する。しかしながら、同時に、操作レ
バー20の操作軸18の対応する回転による持ち
上げ装置19の旋回は、押え棒21を持ち上げ
る。それ故、レバー20の只1回の操作運動によ
つて、ミシンの針板の上における縫い取り状態は
自由とされ、縫製品は、送り金3による妨害無し
に自動に動くことができるようになる。
3がその下降状態に持ちきたされ、そこに保持さ
れるべきであり、一方、同時に、押え棒21が、
その上方の行程位置に持ちきたされるべきである
ならば、操作レバー20の旋回(反時計方向の)
で十分である。すなわち、この場合、レバー17
は制御レバー16を図で見て左方へ押圧するが、
この押圧は、その長手スリツトに係合しているレ
バー腕15bによつて、スライダ15の対応する
移動及びばね13の張力の下における連結ピン1
2の移動によつて、その場合に、連結ピン12は
旋回レバー8との係合がはずれるという結果とな
る。それ故、前後に旋回する旋回レバー8と、連
結ヘツド11、従つて、軸9との間の運動連結
は、しや断される(第3図)。送り金3を負荷し
ているばね9bは、送り金3をその不作動の下降
位置に保持する。しかしながら、同時に、操作レ
バー20の操作軸18の対応する回転による持ち
上げ装置19の旋回は、押え棒21を持ち上げ
る。それ故、レバー20の只1回の操作運動によ
つて、ミシンの針板の上における縫い取り状態は
自由とされ、縫製品は、送り金3による妨害無し
に自動に動くことができるようになる。
図示された実施例において、レバー20がその
出発位置に戻つたならば、レバー20は、制御レ
バー16の対応する移動によつて、ばね13の作
用の下に右方へ、スライダ15及び連結ピン12
の一諸の移動の結果となる。その円すい形の先端
のために、この場合、連結ピン12は、強制的
に、再び、その前部において前後に旋回する旋回
レバー8の開口に係合し、これによつて、送り金
3に対する駆動軸5及び行程装置6が、再び、連
結されるようにし、同時に、持ち上げ装置19を
介して押え棒21も、また、再び下降されるよう
にする。
出発位置に戻つたならば、レバー20は、制御レ
バー16の対応する移動によつて、ばね13の作
用の下に右方へ、スライダ15及び連結ピン12
の一諸の移動の結果となる。その円すい形の先端
のために、この場合、連結ピン12は、強制的
に、再び、その前部において前後に旋回する旋回
レバー8の開口に係合し、これによつて、送り金
3に対する駆動軸5及び行程装置6が、再び、連
結されるようにし、同時に、持ち上げ装置19を
介して押え棒21も、また、再び下降されるよう
にする。
既に、前に述べたように、しかしながら、押え
棒21は、手動レバー22によつて直接的にも、
送り金3の行程装置6の影響を受けること無しに
上昇されることができる。伝導棒27の中に存在
する空行程のために、押え棒21の限定された高
い圧縮が、縫製品を介して持ち上げ装置19の上
に作用をすることはなく、従つて、持ち上げ装置
19が、行程装置6のその駆動による連結の解放
に導くことができないようにする。これに対し、
旋回レバー8と、軸9との間の旋回運動は、回転
つまみ26によつても、また、押え棒21の影響
無しにしや断されることができる。回転つまみ2
6(第2図)が反時計方向に、図示されていな
い、例えば、レバー腕24に対する止めにまで回
転されると、制御レバー23は、その長手スリツ
トに係合している横けた15bの腕によつてスラ
イダ15を移動させ、それ故、連結ピン12を連
結の解放位置へ移動させる。
棒21は、手動レバー22によつて直接的にも、
送り金3の行程装置6の影響を受けること無しに
上昇されることができる。伝導棒27の中に存在
する空行程のために、押え棒21の限定された高
い圧縮が、縫製品を介して持ち上げ装置19の上
に作用をすることはなく、従つて、持ち上げ装置
19が、行程装置6のその駆動による連結の解放
に導くことができないようにする。これに対し、
旋回レバー8と、軸9との間の旋回運動は、回転
つまみ26によつても、また、押え棒21の影響
無しにしや断されることができる。回転つまみ2
6(第2図)が反時計方向に、図示されていな
い、例えば、レバー腕24に対する止めにまで回
転されると、制御レバー23は、その長手スリツ
トに係合している横けた15bの腕によつてスラ
イダ15を移動させ、それ故、連結ピン12を連
結の解放位置へ移動させる。
ミシンの構造の種類に応じて、押え棒の持ち上
げ装置を送り金の行程装置に解放自在に連結して
いる他の連結装置も、また、設けられることので
きることを理解されたい。
げ装置を送り金の行程装置に解放自在に連結して
いる他の連結装置も、また、設けられることので
きることを理解されたい。
考案の効果
本考案は、上記のような構成及び作用を有して
いるので、操作要素の只1回の操作によつて、押
え棒の持ち上げと同時に送り金を下降させ、ま
た、押え棒の下降の際に、送り金を再び、その作
動位置に持つて来ることができるという優れた効
果を発揮するものである。
いるので、操作要素の只1回の操作によつて、押
え棒の持ち上げと同時に送り金を下降させ、ま
た、押え棒の下降の際に、送り金を再び、その作
動位置に持つて来ることができるという優れた効
果を発揮するものである。
第1図は、ミシンの押え棒及び送り金の連結装
置による制御のための本考案装置の1実施例の略
図風な斜視図、第2図は、第1図に示す連結装置
を介して相互に連結された押え棒、持ち上げ装
置、送り金、行程装置及び送り金下降装置を、連
結された状態において示す1例の斜視図、第3図
は、第2図と同様であるが、連結を解放された状
態において示す斜視図である。 3……送り金、6……行程機構、8……旋回レ
バー、9……軸、10……連結装置、12……連
結ピン、15……スライダ、15b……横けた、
16,23……制御レバー、17……レバー、1
8……操作軸、19……持ち上げ装置、20……
操作レバー、21……押え棒、25……操作軸、
26……回転つまみ。
置による制御のための本考案装置の1実施例の略
図風な斜視図、第2図は、第1図に示す連結装置
を介して相互に連結された押え棒、持ち上げ装
置、送り金、行程装置及び送り金下降装置を、連
結された状態において示す1例の斜視図、第3図
は、第2図と同様であるが、連結を解放された状
態において示す斜視図である。 3……送り金、6……行程機構、8……旋回レ
バー、9……軸、10……連結装置、12……連
結ピン、15……スライダ、15b……横けた、
16,23……制御レバー、17……レバー、1
8……操作軸、19……持ち上げ装置、20……
操作レバー、21……押え棒、25……操作軸、
26……回転つまみ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ミシンの送り金の制御装置において、連結装
置10が、押え棒21及び持ち上げ装置19
と、下降方向に負荷されている送り金3との間
に設けられており、この連結装置10により、
持ち上げ装置19の押え棒21の上昇方向への
作動の際に、同時に、送り金3の行程機構6
が、その駆動部分8から解放され、従つて、ば
ね負荷された送り金3が下降されるようにし、
また、押え棒21には、連結装置10の作動と
は無関係に、送り金3の運動とは独立にその作
動を許すようにする手動レバー22が設けられ
ており、更に、連結装置10が、連結ピン12
に係合しているスライダ15を有しており、こ
のスライダ15は、押え棒21の持ち上げ装置
19に対する旋回可能な操作レバー20と作動
的に連結をされており、この場合、旋回レバー
8と連結するようにばね負荷をされている連結
ピン12が、スライダ15による連結状態に応
じて、旋回レバー8との係合、又は、旋回レバ
ー8との係合からの解放に持つて来ることがで
きるようになつており、また、旋回レバー8
は、連結ピン12との係合位置においては、こ
れをミシンの駆動装置から与えられる振動運動
を連結ピン12を介して行程機構6の軸9に伝
達するようになつている制御装置。 2 スライダ15が、横けた15bを有してお
り、そのスライダ15の一つの側から離れるよ
うに突出している腕が、第一の制御レバー16
の長手スリツトの中を案内され、この制御レバ
ー16は、例えば、ひざにより操作される操作
レバー20を有している持ち上げ装置19の操
作軸18の上に強固に載置しているレバー17
に枢着されている実用新案登録請求の範囲第1
項記載の制御装置。 3 スライダ15の他の側から離れるように突出
している横けた15bの腕が、第二の制御レバ
ー23の長手スリツトの中を案内され、この制
御レバー23は、回転つまみ26を設けられて
いる操作軸25に枢着されており、この回転つ
まみ26は、押え棒21の持ち上げ装置19と
は無関係に、送り金3の行程機構6を、その駆
動部分8と連結させること及び連結から解放さ
せることに役立つている連結装置10と協同す
るようになつている実用新案登録請求の範囲第
2項記載の制御装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH1574/83A CH658268A5 (de) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | Verfahren und vorrichtung zum steuern des stoffschiebers einer naehmaschine. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6276977U JPS6276977U (ja) | 1987-05-16 |
JPS6234536Y2 true JPS6234536Y2 (ja) | 1987-09-03 |
Family
ID=4213602
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59043039A Pending JPS59174188A (ja) | 1983-03-23 | 1984-03-08 | ミシンの止め金の制御方法及び装置 |
JP1986159569U Expired JPS6234536Y2 (ja) | 1983-03-23 | 1986-10-20 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59043039A Pending JPS59174188A (ja) | 1983-03-23 | 1984-03-08 | ミシンの止め金の制御方法及び装置 |
Country Status (6)
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JP (2) | JPS59174188A (ja) |
AU (1) | AU558206B2 (ja) |
CH (1) | CH658268A5 (ja) |
DE (1) | DE3460585D1 (ja) |
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CN86107973B (zh) * | 1985-12-03 | 1988-08-03 | 三菱电机株式会社 | 缝纫机控制装置 |
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1984
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- 1984-03-22 AU AU26025/84A patent/AU558206B2/en not_active Ceased
-
1986
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CH658268A5 (de) | 1986-10-31 |
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DE3460585D1 (en) | 1986-10-09 |
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