JPS6233505Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6233505Y2 JPS6233505Y2 JP16989181U JP16989181U JPS6233505Y2 JP S6233505 Y2 JPS6233505 Y2 JP S6233505Y2 JP 16989181 U JP16989181 U JP 16989181U JP 16989181 U JP16989181 U JP 16989181U JP S6233505 Y2 JPS6233505 Y2 JP S6233505Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil end
- rotor
- coil
- spider
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 23
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 17
- 241000239290 Araneae Species 0.000 claims description 14
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シリース通風式回転電機の円筒形回
転子のコイル端の冷却効果を向上するようにした
コイル端の構成に関するものである。
転子のコイル端の冷却効果を向上するようにした
コイル端の構成に関するものである。
従来、回転電機の一端より冷却風を導入し他端
より排出するシリース通風式の回転電機におい
て、円筒形回転子のコイル端の冷却効果を向上す
るため、コイル端支えに通風穴を設けたものがあ
る。その一例を図示説明すれば次のとおりであ
る。
より排出するシリース通風式の回転電機におい
て、円筒形回転子のコイル端の冷却効果を向上す
るため、コイル端支えに通風穴を設けたものがあ
る。その一例を図示説明すれば次のとおりであ
る。
第１図において、１は回転軸、２はスパイダ、
３はスパイダ端に設けた仕切り、４は回転子鉄
心、５は通風ダクト、６は回転子コイル、７はコ
イル端支えで、断面Ｌ字形の環状円筒部より成
り、回転子鉄心４の両側に回転軸１と同心に固着
され、円筒部外周面にて回転子コイル６を支え、
７ａはコイル端支え７の円筒部内周面と外周面を
通ずる通風穴で、回転子コイルの直線部は回転子
鉄心４のスロツト内に挿入され端部はＵ字形に湾
曲してコイル端支え７の円筒部外周面にて支持さ
れ、通風穴７ａよりの通風により冷却される。８
は固定子鉄心、９は通風ダクト、１０は固定子コ
イル、１１はケーシング、１２はフアンである。
円筒形回転子は、回転軸１にスパイダ２を嵌着
し、そのスパイダ２に回転子鉄心４を嵌着し、断
面Ｌ字形の環状円筒部より成るコイル端支え７を
回転子鉄心４の両端に回転軸１と同心に固着し、
回転子鉄心４のスロツト内に回転子コイルの直線
部を挿入し、端部をコイル端支え７の円筒部外周
面にて支持する。冷却風は矢印で示すように、ス
パイダ２の間を通り、通風ダクト５より通風ダク
ト９を経て、ケーシング１１に入り、フアン１２
に吸引されて外部に排出される。一方、コイル端
支え７に設けた通風穴７ａより流入した冷却風は
回転子コイル６間を冷却して外周に出てフアン１
２に吸引されて外部に排出される。
３はスパイダ端に設けた仕切り、４は回転子鉄
心、５は通風ダクト、６は回転子コイル、７はコ
イル端支えで、断面Ｌ字形の環状円筒部より成
り、回転子鉄心４の両側に回転軸１と同心に固着
され、円筒部外周面にて回転子コイル６を支え、
７ａはコイル端支え７の円筒部内周面と外周面を
通ずる通風穴で、回転子コイルの直線部は回転子
鉄心４のスロツト内に挿入され端部はＵ字形に湾
曲してコイル端支え７の円筒部外周面にて支持さ
れ、通風穴７ａよりの通風により冷却される。８
は固定子鉄心、９は通風ダクト、１０は固定子コ
イル、１１はケーシング、１２はフアンである。
円筒形回転子は、回転軸１にスパイダ２を嵌着
し、そのスパイダ２に回転子鉄心４を嵌着し、断
面Ｌ字形の環状円筒部より成るコイル端支え７を
回転子鉄心４の両端に回転軸１と同心に固着し、
回転子鉄心４のスロツト内に回転子コイルの直線
部を挿入し、端部をコイル端支え７の円筒部外周
面にて支持する。冷却風は矢印で示すように、ス
パイダ２の間を通り、通風ダクト５より通風ダク
ト９を経て、ケーシング１１に入り、フアン１２
に吸引されて外部に排出される。一方、コイル端
支え７に設けた通風穴７ａより流入した冷却風は
回転子コイル６間を冷却して外周に出てフアン１
２に吸引されて外部に排出される。
ところで、上記のような従来の構成では、コイ
ル端支えの通風穴７ａに流入する冷却風は、機内
を巡回して温められた冷却風が流入していた。ま
た、通風穴７ａの横にはフアン１２が機内の冷却
風を吸引しているため、通風穴７ａの入口の圧力
が低くなり通風量が少なくなり勝ちであつた。し
たがつて、せつかく通風穴７ａが明いているにも
かかわらず、コイル端の冷却効果は十分でなかつ
たのが現状である。
ル端支えの通風穴７ａに流入する冷却風は、機内
を巡回して温められた冷却風が流入していた。ま
た、通風穴７ａの横にはフアン１２が機内の冷却
風を吸引しているため、通風穴７ａの入口の圧力
が低くなり通風量が少なくなり勝ちであつた。し
たがつて、せつかく通風穴７ａが明いているにも
かかわらず、コイル端の冷却効果は十分でなかつ
たのが現状である。
本考案は上記のような欠点を除去することを目
的とするもので、フアン側コイル端支えの端面に
仕切りを設けることにより、吸気口からの冷却風
がスパイダの間を通つて直接コイル端を冷却する
ようにしたものである。
的とするもので、フアン側コイル端支えの端面に
仕切りを設けることにより、吸気口からの冷却風
がスパイダの間を通つて直接コイル端を冷却する
ようにしたものである。
以下、本考案を第２図に示す一実施例について
説明する。なお、同図において、第１図と同一又
は同等の部材に対しては同一の符号で示してあ
る。本考案は、フアン側コイル端支え７の円筒部
開口端とスパイダ２の端面とを環状に閉じる仕切
り３を設けた。この場合、仕切り３は図示のよう
にスパイダ２を延長してこれに取り付けてもよい
し、又は、回転軸１に固着してもよい。このよう
な構成とすることによつて、吸気口からの冷却風
は、矢印に示すように、スパイダの間を通つて直
接コイル端支えの通風穴７ａに入り、まだ温めら
れていない冷却風が回転子コイル６を冷却する。
また、コイル端支えの通風穴７ａに達した冷却風
は、仕切り３によつてフアン１２による吸引を受
けないので圧力が低下することがなく、コイル端
のフアン効果が有効に働き、コイル間に十分冷却
風が流入する。したがつて、コイル端の冷却効果
は抜群に良好となり、回転電機の小形軽量化が可
能となる。
説明する。なお、同図において、第１図と同一又
は同等の部材に対しては同一の符号で示してあ
る。本考案は、フアン側コイル端支え７の円筒部
開口端とスパイダ２の端面とを環状に閉じる仕切
り３を設けた。この場合、仕切り３は図示のよう
にスパイダ２を延長してこれに取り付けてもよい
し、又は、回転軸１に固着してもよい。このよう
な構成とすることによつて、吸気口からの冷却風
は、矢印に示すように、スパイダの間を通つて直
接コイル端支えの通風穴７ａに入り、まだ温めら
れていない冷却風が回転子コイル６を冷却する。
また、コイル端支えの通風穴７ａに達した冷却風
は、仕切り３によつてフアン１２による吸引を受
けないので圧力が低下することがなく、コイル端
のフアン効果が有効に働き、コイル間に十分冷却
風が流入する。したがつて、コイル端の冷却効果
は抜群に良好となり、回転電機の小形軽量化が可
能となる。
以上述べたように、本考案に係るシリース通風
式回転電機の円筒形回転子のコイル端は簡単な構
成であるにかかわらず、コイル端の冷却効果を著
しく向上することができ、回転電機の小形軽量化
を可能にするという極めて優れた効果がある。
式回転電機の円筒形回転子のコイル端は簡単な構
成であるにかかわらず、コイル端の冷却効果を著
しく向上することができ、回転電機の小形軽量化
を可能にするという極めて優れた効果がある。
図面はいずれもシリース通風式回転電機の円筒
形回転子のコイル端の断面側面図を示すもので、
第１図は従来のもの、第２図は本考案の一実施例
に係るものである。 ２：スパイダ、３：仕切り、７：コイル端支
え、７ａ：通風穴。
形回転子のコイル端の断面側面図を示すもので、
第１図は従来のもの、第２図は本考案の一実施例
に係るものである。 ２：スパイダ、３：仕切り、７：コイル端支
え、７ａ：通風穴。
Claims (1)
- 回転軸１にスパイダ２を嵌着し、そのスパイダ
２に回転子鉄心４を嵌着し、断面Ｌ字形の環状円
筒部より成るコイル端支え７を回転子鉄心４の両
端に回転軸１と同心に固着し、回転子鉄心４のス
ロツト内に回転子コイルの直線部を挿入し、端部
をコイル端支え７の円筒部外周面にて支持し、コ
イル端支え７の円筒部に内周面と外周面とを通ず
る通風穴７ａを設けた円筒形回転子において、フ
アン１２側コイル端支え７の円筒部開口端とスパ
イダ２の端面とを環状に閉じる仕切り３を設け、
吸気口からの冷却風をスパイダ２を通つて直接上
記通風穴７ａに導くようにしたことを特徴とする
シリース通風式回転電機の円筒形回転子のコイル
端。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16989181U JPS5875465U (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | シリ−ス通風式回転電機の円筒形回転子のコイル端 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16989181U JPS5875465U (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | シリ−ス通風式回転電機の円筒形回転子のコイル端 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5875465U JPS5875465U (ja) | 1983-05-21 |
| JPS6233505Y2 true JPS6233505Y2 (ja) | 1987-08-27 |
Family
ID=29961856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16989181U Granted JPS5875465U (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | シリ−ス通風式回転電機の円筒形回転子のコイル端 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5875465U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7359649B2 (ja) * | 2019-10-31 | 2023-10-11 | 株式会社日立インダストリアルプロダクツ | 回転電機、及び回転電機システム |
-
1981
- 1981-11-13 JP JP16989181U patent/JPS5875465U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5875465U (ja) | 1983-05-21 |
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