JPS6230013B2 - - Google Patents
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- JPS6230013B2 JPS6230013B2 JP55057561A JP5756180A JPS6230013B2 JP S6230013 B2 JPS6230013 B2 JP S6230013B2 JP 55057561 A JP55057561 A JP 55057561A JP 5756180 A JP5756180 A JP 5756180A JP S6230013 B2 JPS6230013 B2 JP S6230013B2
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- Japan
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- treatment instrument
- ultrasonic
- body cavity
- oscillator
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Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、たとえば体腔内の周辺部の臓器を
超音波診断する体腔内検査用超音波スキヤナ装置
に関する。
超音波診断する体腔内検査用超音波スキヤナ装置
に関する。
近時、体腔内を超音波と観察系とを用いて観察
あるいは超音波診断を行うようにした装置が数多
く開発されている。その多くの装置は内視鏡を利
用したものが主流で、具体的には内視鏡挿入部の
先端部に超音波発振体であるマルチ振動子および
観察系を組み込んで構成される体腔内検査用超音
波スキヤナ装置などが知られている。
あるいは超音波診断を行うようにした装置が数多
く開発されている。その多くの装置は内視鏡を利
用したものが主流で、具体的には内視鏡挿入部の
先端部に超音波発振体であるマルチ振動子および
観察系を組み込んで構成される体腔内検査用超音
波スキヤナ装置などが知られている。
ところで、この種の体腔内検査用超音波スキヤ
ナ装置の処置系としては、挿入部に処置具挿入路
を設け、この処置具挿入路にたとえば穿刺針など
の処置具を挿入して病変部などを処置するように
なつている。
ナ装置の処置系としては、挿入部に処置具挿入路
を設け、この処置具挿入路にたとえば穿刺針など
の処置具を挿入して病変部などを処置するように
なつている。
そして、このような処置系を備えた体腔内検査
用超音波スキヤナ装置は、一般的に処置具導出口
とマルチ振動子の走査面とがかけはなれていて、
たとえば処置する場合にはマルチ振動子の走査面
を体腔内の病変部に密着させて超音波診断を行な
いながら処置具によつて病変部の深部を処置する
ようになつている。
用超音波スキヤナ装置は、一般的に処置具導出口
とマルチ振動子の走査面とがかけはなれていて、
たとえば処置する場合にはマルチ振動子の走査面
を体腔内の病変部に密着させて超音波診断を行な
いながら処置具によつて病変部の深部を処置する
ようになつている。
しかしながら、このように処置具をマルチ振動
子の走査面の走査範囲外において処置具の処置操
作を行なう形態では、表層部における病変部の処
置は観察系によつて観察することはできるが、病
変部の深部における状態は観察困難であり、処置
操作に際し危険が伴うという不具合を生じる。
子の走査面の走査範囲外において処置具の処置操
作を行なう形態では、表層部における病変部の処
置は観察系によつて観察することはできるが、病
変部の深部における状態は観察困難であり、処置
操作に際し危険が伴うという不具合を生じる。
この発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、処置の際における
処置具の先端を超音波画像にて表示できるように
して処置具操作の安全性の向上を図ることができ
るとともに病変部の立体的な診断を行なうことが
できるようにした体腔内検査用超音波スキヤナ装
置を提供しようとするものである。
で、その目的とするところは、処置の際における
処置具の先端を超音波画像にて表示できるように
して処置具操作の安全性の向上を図ることができ
るとともに病変部の立体的な診断を行なうことが
できるようにした体腔内検査用超音波スキヤナ装
置を提供しようとするものである。
以下、この発明の第1の実施例を図面を参照し
て説明する。第1図中1は体腔内検査用超音波ス
キヤナ装置2の操作部で、この操作部1には接眼
部3が設けられている。さらに操作部1には軟性
部4が接続され、さらにこの軟性部4の先端側に
は先端に先端構成部5を備えた彎曲部6が接続さ
れ、スキヤナ装置の挿入部7を構成している。そ
して、この挿入部7の彎曲部6は、操作部1に設
けた彎曲操作ノブ8の回動操作により必要に応じ
て彎曲変形できる構造となつている。また挿入部
7内には観察用光学フアイバ(図示しない)およ
び照明用光学フアイバ(図示しない)、送気・水
路(図示しない)がそれぞれ挿通していて、その
うちの観察用光学フアイバの一端は先端構成部5
の先端面に設けた観察窓9と連結している。また
観察用光学フアイバの他端は操作部1を介して接
眼部3と連結しており、直視型の体腔内観察用光
学系10を構成している。また照明用光学フアイ
バの一端は同様に先端構成部4の先端面に設けた
照明窓11と連結し、同じく他端は操作部1に接
続されたユニバーサルコード12内を挿通して光
源装置(図示しない)と連結できるようになつて
おり、先端構成部5の前方を照光する体腔内照明
用光学系13を構成している。つまり、接眼部3
から挿入部7の前方が良好な状態で目視できるよ
うになつている。さらに送気・水路の一端は先端
構成部5の先端面に設けた送気・水ノズル口14
と連結している。そして、この送気・水路の他端
は、操作部1を介してユニバーサルコード12内
を挿通しており、その挿通端が送気・水装置(図
示しない)と連結できるようになつていて、操作
部1に設けた送気・水操作部15の操作にもとづ
きたとえば体腔内に空気・水などを供給できるよ
うになつている。
て説明する。第1図中1は体腔内検査用超音波ス
キヤナ装置2の操作部で、この操作部1には接眼
部3が設けられている。さらに操作部1には軟性
部4が接続され、さらにこの軟性部4の先端側に
は先端に先端構成部5を備えた彎曲部6が接続さ
れ、スキヤナ装置の挿入部7を構成している。そ
して、この挿入部7の彎曲部6は、操作部1に設
けた彎曲操作ノブ8の回動操作により必要に応じ
て彎曲変形できる構造となつている。また挿入部
7内には観察用光学フアイバ(図示しない)およ
び照明用光学フアイバ(図示しない)、送気・水
路(図示しない)がそれぞれ挿通していて、その
うちの観察用光学フアイバの一端は先端構成部5
の先端面に設けた観察窓9と連結している。また
観察用光学フアイバの他端は操作部1を介して接
眼部3と連結しており、直視型の体腔内観察用光
学系10を構成している。また照明用光学フアイ
バの一端は同様に先端構成部4の先端面に設けた
照明窓11と連結し、同じく他端は操作部1に接
続されたユニバーサルコード12内を挿通して光
源装置(図示しない)と連結できるようになつて
おり、先端構成部5の前方を照光する体腔内照明
用光学系13を構成している。つまり、接眼部3
から挿入部7の前方が良好な状態で目視できるよ
うになつている。さらに送気・水路の一端は先端
構成部5の先端面に設けた送気・水ノズル口14
と連結している。そして、この送気・水路の他端
は、操作部1を介してユニバーサルコード12内
を挿通しており、その挿通端が送気・水装置(図
示しない)と連結できるようになつていて、操作
部1に設けた送気・水操作部15の操作にもとづ
きたとえば体腔内に空気・水などを供給できるよ
うになつている。
またさらに挿入部7内には、吸引路16と兼用
の処置具挿入路17が挿通されている。そして、
この処置具挿入路17の一端は、先端構成部5の
先端面に設けた処置具導出口18と連結してい
る。また処置具挿入路17の他端は操作部1に設
けた導入口部19と連結しており、この導入口部
19から処置具、たとえば穿刺針20が処置具挿
入路17に向けて挿入できるようになつている。
の処置具挿入路17が挿通されている。そして、
この処置具挿入路17の一端は、先端構成部5の
先端面に設けた処置具導出口18と連結してい
る。また処置具挿入路17の他端は操作部1に設
けた導入口部19と連結しており、この導入口部
19から処置具、たとえば穿刺針20が処置具挿
入路17に向けて挿入できるようになつている。
そして、この処置具導出口18の処置具挿入方
向の前段には、支持誘導体である可動片21が設
けられている。この可動片21は、基部側がピン
22を介して先端構成部5の先端面に回動自在に
軸支されている。そして、この可動片21の上端
面には、処置具挿入方向へ沿う支持・案内面23
が形成されており、この支持・案内面23にて処
置具導出口18から導出される穿刺針20の先端
側を摺動自在に支持するとともに回動にもとずき
先端側を可動片21の自由端方向に向けて案内で
きるようになつている。この可動片21の自由端
に超音波発振体であるマルチ振動子24が一体的
に設けられている。このマルチ振動子24は複数
個の超音波振動子24a…を直線的に配してたと
えば矩形状に構成されており、走査面25が処置
具挿入方向に臨んで配置されている。つまり、可
動片21によつてマルチ振動子24の走査範囲2
6内に処置具導出口18から導出される穿刺針2
0の先端が必らず走査方向と平行に位置する構造
となつている。この可動片21に、マルチ振動子
24とともに穿刺針20を所望とするたとえば体
腔内の病変部の細部に誘導する誘導機構27が設
けられている。この誘導機構27の構造形態が第
2図に示されている。この構造形態について説明
すれば次のようになつている。
向の前段には、支持誘導体である可動片21が設
けられている。この可動片21は、基部側がピン
22を介して先端構成部5の先端面に回動自在に
軸支されている。そして、この可動片21の上端
面には、処置具挿入方向へ沿う支持・案内面23
が形成されており、この支持・案内面23にて処
置具導出口18から導出される穿刺針20の先端
側を摺動自在に支持するとともに回動にもとずき
先端側を可動片21の自由端方向に向けて案内で
きるようになつている。この可動片21の自由端
に超音波発振体であるマルチ振動子24が一体的
に設けられている。このマルチ振動子24は複数
個の超音波振動子24a…を直線的に配してたと
えば矩形状に構成されており、走査面25が処置
具挿入方向に臨んで配置されている。つまり、可
動片21によつてマルチ振動子24の走査範囲2
6内に処置具導出口18から導出される穿刺針2
0の先端が必らず走査方向と平行に位置する構造
となつている。この可動片21に、マルチ振動子
24とともに穿刺針20を所望とするたとえば体
腔内の病変部の細部に誘導する誘導機構27が設
けられている。この誘導機構27の構造形態が第
2図に示されている。この構造形態について説明
すれば次のようになつている。
すなわち、図中28は挿入部7内に挿通された
たとえば柔軟性に富むワイヤガイドチユーブで、
このワイヤーガイドチユーブ28の先端は連結口
部29を介して先端構成部5内に設けたワイヤー
挿通路30と連結されている。またワイヤーガイ
ドチユーブ28の後端は操作部1内に固定的に設
けた固定筒31aと連結されている。そして、こ
のワイヤーガイドチユーブ28内に亘つてワイヤ
ー31が挿通されており、ワイヤー先端は可動片
21の接続部21aに接続されている。
たとえば柔軟性に富むワイヤガイドチユーブで、
このワイヤーガイドチユーブ28の先端は連結口
部29を介して先端構成部5内に設けたワイヤー
挿通路30と連結されている。またワイヤーガイ
ドチユーブ28の後端は操作部1内に固定的に設
けた固定筒31aと連結されている。そして、こ
のワイヤーガイドチユーブ28内に亘つてワイヤ
ー31が挿通されており、ワイヤー先端は可動片
21の接続部21aに接続されている。
一方、図中32は操作部1内に固定的に設けた
支持筒で、この支持筒32内には進退自在に周面
にラツク歯車33を有したラツク体34が設けら
れている。このラツク体34に上記ワイヤー31
の後端が接続されている。そして、ラツク体34
のラツク歯車33が支持筒32に設けた切欠部3
5を介し操作部1に設けた進退操作ノブ36と一
体に回動するピニオン歯車37と咬合している。
つまり、進退操作ノブ36を回転操作することに
より、ラツク歯車33がラツク体34とともに前
進し、ワイヤー31を軸方向沿いに一体に前進さ
せ、可動片21を軸支部を支点としてたとえば上
方向に向けてマルチ振動子24とともに回動させ
て、走査面25を体腔内の病変部に誘導すること
ができるとともにその移動した走査範囲内26内
に追従して穿刺針20の先端を誘導することがで
きる誘導機構27を構成している。
支持筒で、この支持筒32内には進退自在に周面
にラツク歯車33を有したラツク体34が設けら
れている。このラツク体34に上記ワイヤー31
の後端が接続されている。そして、ラツク体34
のラツク歯車33が支持筒32に設けた切欠部3
5を介し操作部1に設けた進退操作ノブ36と一
体に回動するピニオン歯車37と咬合している。
つまり、進退操作ノブ36を回転操作することに
より、ラツク歯車33がラツク体34とともに前
進し、ワイヤー31を軸方向沿いに一体に前進さ
せ、可動片21を軸支部を支点としてたとえば上
方向に向けてマルチ振動子24とともに回動させ
て、走査面25を体腔内の病変部に誘導すること
ができるとともにその移動した走査範囲内26内
に追従して穿刺針20の先端を誘導することがで
きる誘導機構27を構成している。
なお、図中38は各超音波振動子24a…の信
号送受用のリード線を束ねて構成されたケーブル
で、このケーブル38の端部は先端構成部5、挿
入部7を順次挿通して操作部1に設けた端子39
に接続されている。そして、この端子39に接続
コード40を介して超音波表示装置41が接続で
きるようになつている。
号送受用のリード線を束ねて構成されたケーブル
で、このケーブル38の端部は先端構成部5、挿
入部7を順次挿通して操作部1に設けた端子39
に接続されている。そして、この端子39に接続
コード40を介して超音波表示装置41が接続で
きるようになつている。
また、図中42は先端構成部5の先端に、先端
側がやや突出した状態で設けたフードである。
側がやや突出した状態で設けたフードである。
しかして、このように構成された体腔内検査用
超音波スキヤナ装置を用いて体腔内の周辺部の臓
器を超音波診断する場合には、超音波表示装置4
1、送気・水装置を接続した状態において、挿入
部7をたとえば口腔を介して体腔内に挿入する。
そして、接眼部3から観察しながらマルチ振動子
24を体腔内の病変部位に彎曲操作ノブ8の回動
操作にもとずき誘導する。こののち、マルチ振動
子24の走査面25を病変部にあたる体腔壁に密
着させることにより、走査面25にて高周波パル
スの反射エコーが順次受信され、超音波表示装置
41の電気的走査によりブラウン管43上に病変
部が断層像として表示される。
超音波スキヤナ装置を用いて体腔内の周辺部の臓
器を超音波診断する場合には、超音波表示装置4
1、送気・水装置を接続した状態において、挿入
部7をたとえば口腔を介して体腔内に挿入する。
そして、接眼部3から観察しながらマルチ振動子
24を体腔内の病変部位に彎曲操作ノブ8の回動
操作にもとずき誘導する。こののち、マルチ振動
子24の走査面25を病変部にあたる体腔壁に密
着させることにより、走査面25にて高周波パル
スの反射エコーが順次受信され、超音波表示装置
41の電気的走査によりブラウン管43上に病変
部が断層像として表示される。
ついで、マルチ振動子24を密着させながら処
置具による処置を行なう場合には、まず導入口部
19からたとえば穿刺針20を処置具挿入路17
に向けて挿入する。すると、穿刺針20の先端側
は、処置具導出口18から導出され、可動片21
の支持案内面20にて摺動自在に支持されるとと
もに前方のマルチ振動子24の走査範囲26へ走
査方向に沿つて導びかれ、その先端位置がブラウ
ン管43上の断層像とともに表示される。
置具による処置を行なう場合には、まず導入口部
19からたとえば穿刺針20を処置具挿入路17
に向けて挿入する。すると、穿刺針20の先端側
は、処置具導出口18から導出され、可動片21
の支持案内面20にて摺動自在に支持されるとと
もに前方のマルチ振動子24の走査範囲26へ走
査方向に沿つて導びかれ、その先端位置がブラウ
ン管43上の断層像とともに表示される。
こののち、ブラウン管43の表示と断層像とを
観察しながら、穿刺針20の先端を体腔壁の深部
である病変部に向けて挿入すれば、安全にたとえ
ば穿刺による処置操作を行なうことができる。
観察しながら、穿刺針20の先端を体腔壁の深部
である病変部に向けて挿入すれば、安全にたとえ
ば穿刺による処置操作を行なうことができる。
そして、この状態で病変部の穿刺部位を変える
場合には、進退操作ノブ36を回転操作して可動
片21を上方向に向けて回動することにより、可
動片21によつて穿刺針20の先端側がマルチ振
動子24の走査方向と同期的に上方向に誘導され
る。
場合には、進退操作ノブ36を回転操作して可動
片21を上方向に向けて回動することにより、可
動片21によつて穿刺針20の先端側がマルチ振
動子24の走査方向と同期的に上方向に誘導され
る。
こののち、同様にブラウン管43の穿刺針20
の先端の表示と、断層像とを観察しながら、穿刺
針20の先端を体腔壁の深部である病変部に向け
て挿入すれば、安全にたとえば穿刺による処置操
作を行なうことができる。
の先端の表示と、断層像とを観察しながら、穿刺
針20の先端を体腔壁の深部である病変部に向け
て挿入すれば、安全にたとえば穿刺による処置操
作を行なうことができる。
なお、上述した説明では、処置具を使用した場
合の超音波診断形態について説明したが、処置具
を使用しない場合の超音波診断形態で、挿入部7
を体腔内に挿入したのち、マルチ振動子24を進
退操作ノブ36にもとずき回動させるようにすれ
ば、病変部に対しての直角方向に沿う断層像、す
なわち一定方向の面に対しての断層像だけではな
く、病変部に対しての斜め方向からの面に対して
の断層像をも得ることができ、病変部を立体的に
捕えて立体診断を行なうことができる。
合の超音波診断形態について説明したが、処置具
を使用しない場合の超音波診断形態で、挿入部7
を体腔内に挿入したのち、マルチ振動子24を進
退操作ノブ36にもとずき回動させるようにすれ
ば、病変部に対しての直角方向に沿う断層像、す
なわち一定方向の面に対しての断層像だけではな
く、病変部に対しての斜め方向からの面に対して
の断層像をも得ることができ、病変部を立体的に
捕えて立体診断を行なうことができる。
そのうえ、このようにマルチ振動子24を回動
させる形態であれば、アングル操作だけでは超音
波診断できないたとえば食道などのような狭い体
腔内の超音波診断も行なうことができ、広範囲な
超音波診断を行なうことができる。
させる形態であれば、アングル操作だけでは超音
波診断できないたとえば食道などのような狭い体
腔内の超音波診断も行なうことができ、広範囲な
超音波診断を行なうことができる。
しかも、マルチ振動子24は先端構成部5の先
端から突設されているから、マルチ振動子24の
密着に際し、体腔内観察光学系10の視野を損う
ことはなく、観察しながらマルチ振動子24を正
確に病変部に密着させることができ、病変部を適
確にとらえることができる。
端から突設されているから、マルチ振動子24の
密着に際し、体腔内観察光学系10の視野を損う
ことはなく、観察しながらマルチ振動子24を正
確に病変部に密着させることができ、病変部を適
確にとらえることができる。
なお、この発明は上述した実施例に限定される
ものではない。たとえば上述した実施例では直視
型に適用したが、側視型にも適用することができ
る。その側視型の一例が第3図および第4図に第
2の実施例として示されている。
ものではない。たとえば上述した実施例では直視
型に適用したが、側視型にも適用することができ
る。その側視型の一例が第3図および第4図に第
2の実施例として示されている。
すなわち、第2の実施例はたとえば扇形形状に
可動片50を成形して、この可動片50に扇型に
走査するマルチ振動子51と案内溝部52とを設
け、このように形成された可動片50を先端構成
部5に設けた空隙部53に回動自在に軸支して先
端構成部5の側面に設けた開口部54からマルチ
振動子51の走査面55と案内溝部52とを臨ま
せて構成したもので、処置操作を行なう場合に
は、処置具挿入路17、案内溝部52を介して穿
刺針20を挿入して、その先端側をマルチ振動子
24の走査範囲26内に導びき、ついで図示しな
い進退操作ノブを操作することにより、可動片5
0をマルチ振動子5、穿刺針20の先端側ととも
に回動して、穿刺針20の先端およびマルチ振動
子24の走査面25をたとえば所望とする病変部
に誘導できる構造となつている。但し、9は観察
窓、11は照明窓、14は送気・水ノズル口であ
る。
可動片50を成形して、この可動片50に扇型に
走査するマルチ振動子51と案内溝部52とを設
け、このように形成された可動片50を先端構成
部5に設けた空隙部53に回動自在に軸支して先
端構成部5の側面に設けた開口部54からマルチ
振動子51の走査面55と案内溝部52とを臨ま
せて構成したもので、処置操作を行なう場合に
は、処置具挿入路17、案内溝部52を介して穿
刺針20を挿入して、その先端側をマルチ振動子
24の走査範囲26内に導びき、ついで図示しな
い進退操作ノブを操作することにより、可動片5
0をマルチ振動子5、穿刺針20の先端側ととも
に回動して、穿刺針20の先端およびマルチ振動
子24の走査面25をたとえば所望とする病変部
に誘導できる構造となつている。但し、9は観察
窓、11は照明窓、14は送気・水ノズル口であ
る。
なお、第3図および第4図において、上述した
第1の実施例と同一構成部品は同一番号を附しそ
の説明を省略する。
第1の実施例と同一構成部品は同一番号を附しそ
の説明を省略する。
また上述した第1の実施例では、挿入部を彎曲
部を有して構成したが、彎曲部は必らずしも必要
とされるものではなく、たんに可撓管を用いて挿
入部を構成するようにしてもよい。そのうえ、体
腔内観察用光学系も同様に必らずしも必要とされ
るものではなく、この体腔内観察用光学系を省略
するようにしてもよい。
部を有して構成したが、彎曲部は必らずしも必要
とされるものではなく、たんに可撓管を用いて挿
入部を構成するようにしてもよい。そのうえ、体
腔内観察用光学系も同様に必らずしも必要とされ
るものではなく、この体腔内観察用光学系を省略
するようにしてもよい。
以上説明したようにこの発明によれば、処置具
挿入路の処置具導出口の処置具挿入方向前段に回
動自在な支持誘導体を設け、この支持誘導体に超
音波発振体を一体的に設け、上記支持誘導体にて
処置具導出口から導出される処置具の先端部をそ
の超音波発振体の走査方向沿いに案内するととも
に走査範囲内に導きこの支持誘導体を誘導機構に
て回動して超音波発振体と処置具の先端とを体腔
内の所要部位に誘導するようにしたから、たとえ
ば病変部を超音波診断するとともに処置具にて処
置する際にあたつては、処置具の先端部が超音波
画像にて表示され、この表示を観察しながら処置
具を病変部の深部を処置することができる。
挿入路の処置具導出口の処置具挿入方向前段に回
動自在な支持誘導体を設け、この支持誘導体に超
音波発振体を一体的に設け、上記支持誘導体にて
処置具導出口から導出される処置具の先端部をそ
の超音波発振体の走査方向沿いに案内するととも
に走査範囲内に導きこの支持誘導体を誘導機構に
て回動して超音波発振体と処置具の先端とを体腔
内の所要部位に誘導するようにしたから、たとえ
ば病変部を超音波診断するとともに処置具にて処
置する際にあたつては、処置具の先端部が超音波
画像にて表示され、この表示を観察しながら処置
具を病変部の深部を処置することができる。
したがつて、処置具操作を安全なものとするこ
とができ、処置具操作の安全性の向上を図ること
ができる。
とができ、処置具操作の安全性の向上を図ること
ができる。
そのうえ、超音波発振体を回動できるようにし
たことにより、たとえば病変部を各種方向から超
音波的にとらえることができ、立体的な超音波診
断を行なうことができる。しかも、このように超
音波発振体を回動させるものであれば、たとえば
アングル操作だけでは診断できない体腔内の狭い
診断部位も超音波診断することができ、広範囲な
超音波診断を行なうことができる。
たことにより、たとえば病変部を各種方向から超
音波的にとらえることができ、立体的な超音波診
断を行なうことができる。しかも、このように超
音波発振体を回動させるものであれば、たとえば
アングル操作だけでは診断できない体腔内の狭い
診断部位も超音波診断することができ、広範囲な
超音波診断を行なうことができる。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す斜視
図、第2図は同実施例の誘導機構を示す断面図、
第3図および第4図はこの発明の第2の実施例を
示す部分斜視図および部分断面図である。 7…挿入部、17…処置具挿入路、21,50
…可動片(支持誘導体)、24,51…マルチ振
動子(超音波発振体)、27…誘導機構。
図、第2図は同実施例の誘導機構を示す断面図、
第3図および第4図はこの発明の第2の実施例を
示す部分斜視図および部分断面図である。 7…挿入部、17…処置具挿入路、21,50
…可動片(支持誘導体)、24,51…マルチ振
動子(超音波発振体)、27…誘導機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 体腔内に挿入可能な挿入部と、この挿入部に
設けられた処置具挿入可能な挿入部先端部に開口
する処置具導出口を備えた処置具挿入路と、体腔
内の壁部に超音波を走査的に発振して超音波画像
を提供する超音波発振体と、上記処置具挿入路の
処置具導出口の処置具挿入方向前段に上記超音波
発振体と一体的に設けられ超音波発振体を回動自
在に支持し、処置具導出口を経て導出される処置
具の先端部を超音波発振体の走査方向沿いに案内
するとともにその超音波発振体の走査範囲内に先
端を導く回動自在な支持誘導体と、この支持誘導
体を必要に応じ回動させ超音波発振体を体腔内の
所要部位に誘導するとともにその移動した超音波
発振体の走査範囲内に処置具の先端を誘導する誘
導機構とを具備したことを特徴とする体腔内検査
用超音波スキヤナ装置。 2 挿入部は先端部に体腔内照明用光学系および
体腔内観察用光学系を有してなることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の体腔内検査用超
音波スキヤナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5756180A JPS56156144A (en) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | Ultrasonic scanner apparatus for inspecting body cavity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5756180A JPS56156144A (en) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | Ultrasonic scanner apparatus for inspecting body cavity |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56156144A JPS56156144A (en) | 1981-12-02 |
JPS6230013B2 true JPS6230013B2 (ja) | 1987-06-30 |
Family
ID=13059233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5756180A Granted JPS56156144A (en) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | Ultrasonic scanner apparatus for inspecting body cavity |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56156144A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5920873Y2 (ja) * | 1980-05-02 | 1984-06-18 | 株式会社貝印刃物開発センター | 左右両効き用カツタ−ナイフ |
JPS56158646A (en) * | 1980-05-09 | 1981-12-07 | Olympus Optical Co | Ultrasonic diagnostic apparatus |
JPS5922534A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-04 | 富士写真光機株式会社 | 超音波診断可能な内視鏡 |
JPS6061001U (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-27 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
JPS61159904U (ja) * | 1985-03-27 | 1986-10-03 | ||
JPH0620455B2 (ja) * | 1985-09-28 | 1994-03-23 | オリンパス光学工業株式会社 | 体腔内超音波診断装置 |
JPH0620454B2 (ja) * | 1985-06-07 | 1994-03-23 | オリンパス光学工業株式会社 | 体腔内超音波診断装置 |
US4742829A (en) * | 1986-08-11 | 1988-05-10 | General Electric Company | Intracavitary ultrasound and biopsy probe for transvaginal imaging |
JPH01284234A (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-15 | Fuji Photo Optical Co Ltd | ファインダー用チャンネル付超音波プローブ |
JP4526298B2 (ja) * | 2004-05-14 | 2010-08-18 | オリンパス株式会社 | 超音波内視鏡装置 |
CA2657841A1 (en) * | 2006-07-24 | 2008-01-31 | Boston Scientific Limited | Positioning system for manipulating a treatment instrument at the end of a medical device |
-
1980
- 1980-04-30 JP JP5756180A patent/JPS56156144A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56156144A (en) | 1981-12-02 |
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