JPS62285971A - シ−ラント組成物 - Google Patents
シ−ラント組成物Info
- Publication number
- JPS62285971A JPS62285971A JP61128833A JP12883386A JPS62285971A JP S62285971 A JPS62285971 A JP S62285971A JP 61128833 A JP61128833 A JP 61128833A JP 12883386 A JP12883386 A JP 12883386A JP S62285971 A JPS62285971 A JP S62285971A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- catalyst
- tin
- based catalyst
- molar ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sealing Material Composition (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
く技術分野〉
本発明はポリウレタン系シーラント組成物に関し、特に
硬化性において環境温度の影響を受けにくく、物性、作
業性の良好なシーラント組成物に関する。
硬化性において環境温度の影響を受けにくく、物性、作
業性の良好なシーラント組成物に関する。
〈従来技術〉
シーラントは、水や空気の洩れ止め、あるいはほこり止
めの目的に用いられる材料をいう。
めの目的に用いられる材料をいう。
ポリウレタン系樹脂を用いた二液型ポリウレタン系シー
リング材の基本組成は、主剤としてのウレタンプレポリ
マー、l−証イヒδむ1.てポリオール、可塑剤、充填
剤、触媒、老化防止剤等の混合−′物とから成っている
。従来このような硬化剤組成原料の中で、触媒としては
、オクチル酸鉛に代表される鉛系触媒か単独で使用され
ていた。
リング材の基本組成は、主剤としてのウレタンプレポリ
マー、l−証イヒδむ1.てポリオール、可塑剤、充填
剤、触媒、老化防止剤等の混合−′物とから成っている
。従来このような硬化剤組成原料の中で、触媒としては
、オクチル酸鉛に代表される鉛系触媒か単独で使用され
ていた。
しかし、オクチル酸鉛系に代表される鉛系触媒を使用す
ると、硬化性において環境温度の影響をうけやすく、環
境温度により物性、作業性に著しい差か発生するという
問題点がある。
ると、硬化性において環境温度の影響をうけやすく、環
境温度により物性、作業性に著しい差か発生するという
問題点がある。
また、ジブチルチンジラウレートに代表されるスズ系触
媒は、単独で使用すると硬化性が悪い。
媒は、単独で使用すると硬化性が悪い。
また表面タック、スランプ、発泡の点で問題か残り、使
用不可能である。
用不可能である。
〈発明の目的〉
本発明の目的は、従来技術における前述の問題点を解決
し、硬化性が環境温度によって影響を受けにくく、可使
時間の長い、接着性の良いポリウレタン系シーラント組
成物を提供することにある。
し、硬化性が環境温度によって影響を受けにくく、可使
時間の長い、接着性の良いポリウレタン系シーラント組
成物を提供することにある。
〈発明の構成〉
本発明はl液型以外のポリウレタン系シーリング材であ
って、触媒として、鉛系触媒と錫系触媒とを、鉛対錫の
モル比で、30:1〜1.2 : 1で有してなるこ
とを特徴とするシーラント組成物を提供する。
って、触媒として、鉛系触媒と錫系触媒とを、鉛対錫の
モル比で、30:1〜1.2 : 1で有してなるこ
とを特徴とするシーラント組成物を提供する。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明は二液型に代表される、−成型以外のポリウレタ
ン系樹脂であり、使用する触媒に特徴がある。
ン系樹脂であり、使用する触媒に特徴がある。
本発明の鉛系触媒としては、オクチル酸鉛、ナフテン酸
鉛等を代表的に挙げることができる。また錫系触媒とし
ては、ジブチルチンジラウレート、オクチル酸錫等を代
表的にあげることができる。
鉛等を代表的に挙げることができる。また錫系触媒とし
ては、ジブチルチンジラウレート、オクチル酸錫等を代
表的にあげることができる。
本発明の特徴は、従来単独で使用されていた鉛系触媒に
錫系触媒を併用し、しかも鉛系触媒と錫系触媒の比を、
鉛対錫のモル比で30:l〜1.2 : 1とするこ
とにある。1.2:1未満であると、発泡したり、スラ
ンプを発生し、30:1超であると、錫系触媒の効果が
少なくなるからである。
錫系触媒を併用し、しかも鉛系触媒と錫系触媒の比を、
鉛対錫のモル比で30:l〜1.2 : 1とするこ
とにある。1.2:1未満であると、発泡したり、スラ
ンプを発生し、30:1超であると、錫系触媒の効果が
少なくなるからである。
本発明に用いるポリウレタン系樹脂の構成はウレタンポ
リプレマーと硬化剤とからなり、必要に応じ、カラー、
添加剤(たれ防止剤、増量剤、可塑剤、光安定剤等)等
を配合するのが好ましい。
リプレマーと硬化剤とからなり、必要に応じ、カラー、
添加剤(たれ防止剤、増量剤、可塑剤、光安定剤等)等
を配合するのが好ましい。
ウレタンプレポリマーの主成分は、ポリオールとポリイ
ソシアネートとからなる。
ソシアネートとからなる。
本発明に使われるポリオールにはポリテトラメチレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール等のポリエーテル系ポリオール、ポリブタジェ
ンポリオール、ポリイソプレンポリオール等のオレフィ
ン系ポリオール、アジペート系ポリオール、ラクトン系
ポリオール、とマシ油等のポリエステル系ポリオールが
使用できる。また、必要に応じこれらのポリオールを数
種組合わせることもできる。
リコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール等のポリエーテル系ポリオール、ポリブタジェ
ンポリオール、ポリイソプレンポリオール等のオレフィ
ン系ポリオール、アジペート系ポリオール、ラクトン系
ポリオール、とマシ油等のポリエステル系ポリオールが
使用できる。また、必要に応じこれらのポリオールを数
種組合わせることもできる。
ポリイソシアネートには、トリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタン4.4′−ジイソシアネートおよびこ
の変性品、1,5−ナフチレンジイソシアネート、ビト
リレンジイソシアネート、インフォロンノインシアネー
ト、キシレンジイソシアネート等が使用できる。
ジフェニルメタン4.4′−ジイソシアネートおよびこ
の変性品、1,5−ナフチレンジイソシアネート、ビト
リレンジイソシアネート、インフォロンノインシアネー
ト、キシレンジイソシアネート等が使用できる。
通常、ウレタンポリマーは当量比で(ポリイソシアネー
ト)/(ポリオール)=]、4/l〜2.5/1、好ま
しくは1.871〜2.2/1で反応させてえられる。
ト)/(ポリオール)=]、4/l〜2.5/1、好ま
しくは1.871〜2.2/1で反応させてえられる。
可塑剤としては、ジオクチルフタレート、ジブチルフタ
レート等のフタル酸エステル系可塑剤、ジオクチルアジ
ペート、ジオクチルセバケート等の脂肪酸エステル系可
塑剤が好ましい。
レート等のフタル酸エステル系可塑剤、ジオクチルアジ
ペート、ジオクチルセバケート等の脂肪酸エステル系可
塑剤が好ましい。
〈実施例〉
以下に実施例を用いて具体的に説明する。
実施例1
第1表に記載の配合で硬化剤コンパウンド丁、■、■、
■を作成した。
■を作成した。
■は触媒として、オクチル酸鉛とジブチルチンシラクレ
ートを用い本発明例とした。
ートを用い本発明例とした。
■および■は触媒としてそれぞれ鉛系単独、錫系単独で
用い比較例とした。
用い比較例とした。
■は鉛系触媒:錫系触媒の比率を範囲外としてa較例と
した7 次に、トリレンジイソシアネート(TDI)とポリプロ
ピレンクリコール(NCO6度2.9〜3.3%)より
なるクレタンブレボリマー100部と第1表に示す硬化
剤コンパウンド■〜■300部を20℃で混合し、シー
ラント組成物として硬化した。
した7 次に、トリレンジイソシアネート(TDI)とポリプロ
ピレンクリコール(NCO6度2.9〜3.3%)より
なるクレタンブレボリマー100部と第1表に示す硬化
剤コンパウンド■〜■300部を20℃で混合し、シー
ラント組成物として硬化した。
以下の試論を行い結果を第2表に示す。
(+)スランプ試験
JIS A3758 5.3項によるシーラントの温度
環境下(50℃)でのたれ試験、たれ長さで示す。
環境下(50℃)でのたれ試験、たれ長さで示す。
(2)表面タック試験
20℃、71後指触により調べる。
(3)硬化性試論
20℃、7日後硬化状態を指触により調べる。
(1)発泡試験
直径10m/+++長さ50m/Inの塩ビ製円筒にシ
ーラントを充てんし、硬化後円筒よりはみたした程度を
調べた。
ーラントを充てんし、硬化後円筒よりはみたした程度を
調べた。
第1表
* 鉛分として201% 単
位重量部材 錫分として18wt% 第 2 表 組成単位重量部 i2表に示す如く、硬化剤コンパウンドm、■を使用す
るとスランプ、表面タック、硬化性及び発泡性に問題が
あるが硬化剤コンパウンドエ、■では問題は何ら見られ
ない。
位重量部材 錫分として18wt% 第 2 表 組成単位重量部 i2表に示す如く、硬化剤コンパウンドm、■を使用す
るとスランプ、表面タック、硬化性及び発泡性に問題が
あるが硬化剤コンパウンドエ、■では問題は何ら見られ
ない。
実施例2
第2表に示したシーラント組成物を使用し、接着試験を
実施した。接着試験はJIS 八5758に従い実施し
た。
実施した。接着試験はJIS 八5758に従い実施し
た。
被 着 体:モルタル板
プライマーコブライマーNo30(横浜ゴム■製)
養生条件:前養生 標準状態 7日間
後養生 50±3℃7日間
試験条件:(1)標準状態7日+50±3℃7日後試験
(2) (1) + 20±3℃水浸漬7日?麦試験
(3) (1) +80±3℃14日t&試験
結果を第3表に示す。
第 3 表
】
第3表に示す如く、硬化剤コンパウンドm、■を使用し
た比較例は硬化性が悪い為に引張不能であった。
た比較例は硬化性が悪い為に引張不能であった。
硬化剤コンパウンド■を使用した本発明例は、Tを使用
した比較例に比べて、接着性の上昇がみられた。
した比較例に比べて、接着性の上昇がみられた。
また本発明例は可使時間(ポットライフ)が比較例■よ
り2時間長く、約6時間であった。
り2時間長く、約6時間であった。
〈発明の効果〉
本発明のシーラント組成物は、ポリウレタン系樹脂の触
媒として、鉛系触媒と錫系触媒を特定の比率で併用した
もので、以下の効果を有する。
媒として、鉛系触媒と錫系触媒を特定の比率で併用した
もので、以下の効果を有する。
■ 硬化性が環境温度の影響をうけにくい。
■ 表面タックが減少する。
■ 可使時間か長くとれる。
■ 接着性が改良される。
Claims (1)
- (1)1液型以外のポリウレタン系シーリング材であっ
て、触媒として、鉛系触媒と錫系触媒とを、鉛対錫のモ
ル比で、30:1〜1.2:1で有してなることを特徴
とするシーラント組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61128833A JPS62285971A (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | シ−ラント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61128833A JPS62285971A (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | シ−ラント組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62285971A true JPS62285971A (ja) | 1987-12-11 |
Family
ID=14994530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61128833A Pending JPS62285971A (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | シ−ラント組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62285971A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1860131A1 (de) * | 2006-05-24 | 2007-11-28 | Sika Technology AG | Katalysierungssystem |
-
1986
- 1986-06-03 JP JP61128833A patent/JPS62285971A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1860131A1 (de) * | 2006-05-24 | 2007-11-28 | Sika Technology AG | Katalysierungssystem |
WO2007135187A1 (de) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Sika Technology Ag | Katalysierungssystem |
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