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JPS62273846A - フツ素樹脂被覆アルミニユ−ム材 - Google Patents

フツ素樹脂被覆アルミニユ−ム材

Info

Publication number
JPS62273846A
JPS62273846A JP11613286A JP11613286A JPS62273846A JP S62273846 A JPS62273846 A JP S62273846A JP 11613286 A JP11613286 A JP 11613286A JP 11613286 A JP11613286 A JP 11613286A JP S62273846 A JPS62273846 A JP S62273846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluororesin
chromate
resin
coating
paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11613286A
Other languages
English (en)
Inventor
忠彦 渡辺
勝則 野村
浜田 欣一
透 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP11613286A priority Critical patent/JPS62273846A/ja
Publication of JPS62273846A publication Critical patent/JPS62273846A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、フッ素樹脂被覆アルミニューム材に係り、特
に建材等に使用されるアルミニューム材の下地処理層を
改善したものに関する。
従来の技術 アルミニューム材は鉄材に比べ錆びにくいことと軽量で
あることから各分野で使用されているが、特に屋根材、
内外壁材、窓サツシ等の建材として良く使用されている
このような建材として使用されるアルミニュー人材は、
風雨等に曝されて長期間使用される場合のように使用条
件が厳しいと、その表面の腐食が避けられず、これを防
止するために表面防蝕処理を行なっているが、これでも
不十分であるためさらに表面防蝕性を高めるためと、見
栄えを良くするために、表面を樹脂膜で被覆して使用す
ることが行なわれている。
このような樹脂膜には屋外耐候性、曲げ加工性、耐薬品
性、耐溶剤性、耐摩耗性、撥水性、耐汚染性、非粘着性
、耐蝕性等の諸物性に優れているフッ素樹脂塗膜を用い
ることが行なわれている。フッ素樹脂塗料はこのように
物性が優れているため、例えばフッ化ビニリデン樹脂を
主体とするオルガノゾル塗料は、その塗布膜が焼付けら
れて均一化されるが、その軟化点が170℃にもなるの
で、その被覆層を形成する素材としてはこれに耐えられ
るアルミニューム板や亜鉛メッキ鋼板等の金属板が使用
され、これら金属板にフン素樹脂塗膜を形成したものが
長期メンテナンスフリー材料として広く使用される。
このようなフッ素樹脂塗膜は上記したように表面防蝕処
理を行った後設けられるが、この表面防蝕処理はフッ素
樹脂塗膜との密着性を向上させるためにも行なわれるも
ので、これにはアルミニューム板に不溶性のりん酸塩を
形成させる方法、アルミニューム板にクロム酸塩を形成
させる方法が行なわれている。これらのうち、クロム酸
塩処理法はその被覆膜が堅牢であることに加えて強い酸
化力をもつ6価クロムを含んでいるためアルミニューム
板表面の不働態化を促進し、防蝕効果を高める作用があ
り好ましい。
このようなアルミニューム板をクロム酸塩処理するには
、従来、アルミニューム板を脱脂してから表面を粗面化
する処理を行ない、この後クロム酸塩溶液にe:漬し、
乾燥させて表面をクロメート化してクロム酸塩処理層を
形成する。しかしながら、このクロメート化したアルミ
ニューム板に樹脂被覆膜を設けた構造のものは、そのク
ロメート層の膜厚がその膜量で30arg/ rd以下
であるため、アルミニューム板の表面防蝕性を改善する
というよりはむしろフッ素樹脂塗膜の密着性を改善する
ために施されるといって良いもので、しかもその処理条
件の設定が難しく、処理膜の防蝕性能及び塗膜の密着性
の再現性も良くなく、さらにこれらの性能が経時的に急
速に悪くなるという欠点もある。このようなりロム酸塩
処理層に対しては、通常の樹脂より粘着性に乏しいフッ
素樹脂、例えばフッ化ビニリデン樹脂は密着性が悪いた
め、クロム酸塩処理層にエポキシ樹脂のプライマーを設
け、これを介してフッ素樹脂を塗布することが行なわれ
ている。これはフッ素樹脂塗装亜鉛メッキ鋼板について
古くから行なわれていたことがアルミニューム板につい
ても行なわれるようになったものである。
ところが、エポキシ樹脂のプライマーは、通常使用され
るビスフェノール形エポキシ樹脂ではその分子構造中に
光に敏感な芳香環を多く有し、特に紫外線により分解劣
化し易い欠点がある。そのため、一般に20年以上の長
期耐候性を要求されるフッ素樹脂塗膜の場合には有機系
の紫外線吸収剤ではその性能の劣化を避けることができ
ないので無機系の顔料を塗膜に練り込み紫外線の透過を
阻止するほかに方法がないが、このような目的に使用さ
れる無機顔料はその種類及びその塗膜中の濃度が規制さ
れ、例えば原色に近い鮮やかな色調や半透明の色調のよ
うに紫外線を透過するような色調の塗膜は使用し難いも
のであった。
また、アルミニュームの薄板の場合には、これにエポキ
シ樹脂塗料を塗布して焼き付け、さらにフッ素樹脂塗料
を塗布して焼付ける等繰り返し加熱、冷却を行なっても
その歪みはそれほど大きくならないが、号ツシ等の成形
品である場合にはこれらの焼付けにともなう加熱、冷却
が繰り返されると著しい歪みが住じて寸法安定性の点で
問題となるので、一層でも塗布層を省略できることが好
ましい。
発明が解決しようとする問題点 以上のように、従来のフッ素樹脂被覆アルミニューム材
は、アルミニューム材をクロム酸塩処理してフッ素樹脂
被覆膜を設ける場合にはエポキシ樹脂プラマーが必要で
あるが、このエポキシ樹脂プライマーは耐候性に問題が
あるとともに、その焼付けにともなう加熱、冷却により
アルミニューム材に歪みを住じるという問題点があり、
その改善が望まれていた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は、アルミニュー
ム材にクロム酸塩処理層を金属クロム換゛算で90−g
/m2以上形成し、このクロム酸塩処理層上にフッ素樹
脂を主成分として含有するフン素樹脂層を有する被覆層
を設けたことを特徴とするフッ素樹脂被覆アルミニュー
ム材を提供するものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明のフッ素樹脂被覆アルミニューム材にはアルミニ
ューム単体のほか、アルミニュームを99重量%以上含
む合金もこれに含まれる。このアルミニューム材にクロ
ム酸塩処理層を形成するが、このクロム酸塩処理層はア
ルミニューム材をクロム酸塩溶液に浸漬することにより
形成され、その厚さは金属クロム換算で90mg/n1
以上にする。このようにするには、例えばクロム酸ナト
リウム、重クロム酸ナトリウム、炭酸、フン化ナトリウ
ム等からなるクロム酸塩処理浴に2分〜10分間浸漬す
ることにより達成できる。これは、従来のアルミニュー
ム材にクロム酸塩処理層を形成し、これにエポキシ樹脂
プライマーを設け、さらにフッ素樹脂塗膜を設けた場合
のクロム酸塩処理層の厚さ金属クロム換算で30B/ 
rdの3倍以上に当たる。
クロム酸塩処理浴の具体例としては無水クロム酸5g>
フン化ナトリウム4g、重クロム酸ナトリウム10g 
、硝酸6g、水75gのものも例示される。
このようにクロム酸塩処理層を厚くすることができるの
は、アルミニューム材はその加工性が優れていて表面被
覆層に無理な力がかかり難いこと、及びその表面に形成
されたアルミ酸化物とクロム酸化物が固溶体を作り、こ
れによりクロム酸塩処理層がアルミニューム材表面に強
固に接着されてクロム酸塩処理層の剥離が生じ難いため
と考えられる。これにより従来のエポキシ樹脂プライマ
ーを必要とすることなく、直接にフッ素樹脂塗膜を形成
できる。このようなアルミニューム材の材質による効果
は、亜鉛メッキ鋼板が十分な加工性を得られず、また表
面酸化物がアルミ酸化物のようにはクロム酸化物との固
溶体を形成せず、そのためエポキシ樹脂プライマーを必
要とするものと比べ、顕著な相違である。
また、本発明においては、フン素樹脂を主成分にするフ
ッ素樹脂層を有する被覆層を設けるが、このフッ素樹脂
塗料には、例えばフッ素樹脂を溶剤に分散させた、いわ
ゆる溶剤型ディスパージョンオルガノゾルが用いられる
が、これに限らない。
これらに使用されるフン素樹脂としては、テトラフルオ
ロエチレン(CI”a=CFz) 、クロロトリフルオ
ロエチレン(CF2=CFCj! ) 、ヘキサフルオ
ロプロピレン(CF、−CF=CFユ)、トリフルオロ
エチレン(CHF=CF2) 、フッ化ビニル(C11
2=CIIF)及びフン化ビニリデン(CF2 = C
Hz )等の合フッ素モノマーの単独重合あるいは他の
モノマーとの共重合によって得られる含フツ素ポリマー
の全てが含まれる。これらのうち例えば樹脂中のフッ素
の含有率が20〜6(l量%のものが挙げられるが、こ
れには例えばポリフッ化ビニリデン(樹脂中の〕・ノ素
含有率59重量%)、フン化ビニリデンとアクリルとの
共重合体(7/3の共重合比)(樹脂中のフン素含有率
50重量%)、ポリフッ化ビニル等が挙げられる。この
フッ素樹脂には熱硬化性のものも使用される。
上記フッ素樹脂には、他の樹脂も併用することができ、
これらにはアクリル樹脂等の熱可塑性樹脂、熱硬化性ア
クリル樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、イソシアネート
化合物が挙げられる。さらにシランカップリング剤及び
チタネート系カップリング剤のそれぞれ又は両者の1種
又は2種以上をフッ素樹脂100重量部に対して0.0
1〜10重量部含有させることもでき、この他に着色顔
料、体質顔料、可塑剤、有機溶剤、界面活性剤、消泡剤
等一般に塗料に使用されている添加剤も単独又は2種以
上組み合わせて併用することもできる。
上記の熱可塑性アクリル樹脂としてはアクリル酸エステ
ル及びメタアクリル酸エステルの重合体あるいはこれら
の共重合体が挙げられる。この場合エステル基としては
メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、n−
ヘキシル、ラウリル、ステアリル等が挙げられる。共重
合体中これらのエステル基は1種又は2種以上含まれて
いても良い。
熱硬化性アクリル樹脂としては分子中に橋かけ構造を作
るような官能基(カルボキシル基、水酸基、アミノ基、
メチロール基、エポキシ基等)を持ったモノマー、例え
ばアクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタク
リルアミド、N−メチロールアクリルアミド、アリルグ
リシジルエーテル、グリシジルメタクリレートの群と、
スチレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル
の群の2つの群から選ばれた2種以上の七ツマ−を共重
合して得られるポリマーが挙げられるがこれらに限定さ
れるものではない。
上記のフッ素樹脂塗料は、上述の如く上記のフッ素樹脂
のほか他の樹脂やチタネート系カップリング剤あるいは
シランカップリング剤を含有しても良いが、その塗装通
性を考えると、フッ素樹脂に例えばポリフッ化ビニリデ
ン樹脂を使用するときには、その100M量部に対し熱
可塑性樹脂あるいは熱硬化性アクリル樹脂を10〜10
0重量部、望ましくは60重量部以上加えることが好ま
しい。このような混合比率で乾燥塗膜中フッ化ビニリデ
ン樹脂又はその共重合体は30重量%、望ましくは45
重量%以上含有されることが好ましい。なお、塗料の適
度な流動性を保つために種々な可塑剤を添加することも
できる。
また、上記のフッ素樹脂塗料は一部溶剤に溶解させたも
の、これに上記アクリル樹脂等を混合したものも使用で
きるが、一般的には溶剤型ディスパージョンオルガノゾ
ル塗料として供給され、この場合に溶剤を加えるときは
、この溶剤組成は塗装適性を決めるフッ素樹脂の分散、
塗料の粘度、流動特性や、塗料の長期保存性を示す塗料
の貯蔵安定性(樹脂の粒子が分散媒に安定に分散してい
て凝集しない性質)及び造膜性能を示す塗膜形成能等に
与える影響が大きい。一般には、ケトン系あるいはエス
テル系溶剤のような極性基を持った溶剤と芳香族炭化水
素系溶剤が併用される。
また、上記のフン素樹脂塗料に加えることができる着色
剤については、あらゆる顔料の使用が可能であるが、フ
ッ素樹脂の耐熱性、耐薬品性、屋外耐候性等の特性を活
かすためにはこれらと同じ特性を有する顔料を使用する
ことが好ましく、その使用に当たっては例えばポリフッ
化ビニリデン100重量部に対して5〜240重量部加
えることができる。またアルミニューム粉、銅粉のよう
な金属粉も用いられる。この金属粉が用いられる場合に
はその酸化を防止するために、トップコートが施される
ことが好ましい。
トップコート層を設ける場合には上記のフン素樹脂塗料
から着色剤を除いた全てのものが使用できる。この際ワ
ックス類、オレフィン系合成樹脂、紫外線防止剤、シリ
コーン系ハジキ剤等を含有させることもできる。
トップコート要用塗料等は、ロール塗装方式、カーテン
塗装方式、スプレー塗装方式等が使用される。
本発明のフッ素樹脂被覆アルミニューム材を形成するに
は、上記それぞれの塗料を塗布し、それぞれにフッ化ビ
ニリデン樹脂又はその共重合体の融点を越える温度で十
分に造膜するまで保持され焼付けられる。
このようにして上記フッ素樹脂層の塗膜を焼きつけると
、塗膜中のフッ素樹脂はこれに含有させた例えばジメチ
ルフタレート等により熔解又は膨潤され、これによりフ
ン素樹脂の粒子が融着して均一な塗膜になり、一方ジメ
チルフタレートは揮発して塗膜からなくなる。このよう
に均一なフッ素樹脂の被Wj、膜が形成されると、フッ
素樹脂が持つ、撥水性、耐蝕性、耐候性、非粘着性、耐
汚染性等の特長が活かされる。この結果、フッ素樹脂塗
膜を形成したアルミニューム材が使用される雰囲気中に
含まれる化学物質や水分等を基材から遮断してこの基材
表面に形成した酸化膜の防蝕性が長(維持されるととも
に、フン素樹脂塗膜もその接着の基盤を堅固に維持され
るのでその機能を長く維持することができる。このよう
に、両者が相乗的に作用し、これらの単独の効果を加え
併せて予想できる効果以上の顕著な効果を発揮すること
ができる。
発明の効果 本発明は以上説明したように、アルミニューム材に90
tmg/ rrr以上のクロム酸塩処理層を形成し、こ
のクロム酸塩処理層にフッ素樹脂を主成分にするフッ素
樹脂層を有する被覆層を直接設けたので、従来のエポキ
シ樹脂プライマーを必要としたフッ素樹脂被覆アルミニ
ューム材のようにエポキシ樹脂プライマーが紫外線に劣
化するために耐久性が低下し、これを避けようとしてと
フッ素樹脂塗料に紫外線を吸収する顔料を用いると、そ
の種類と混合量に制約を受け、原色に近い鮮やかな色調
や半透明の色調の塗装ができないというようなことがな
く、このフッ素樹脂塗膜の特長を活かした長期メンテナ
ンスフリーの建材を提供することができる。また、この
ようにエポキシ樹脂プライマーを設けないから、従来の
ように可撓性に劣るエポキシプライマーのためにフッ素
樹脂塗膜の加工性が制限されるというようなこともなく
、また、そのプライマー塗布の工程を省くことができる
ため生産性を向上できるとともに、このプライマーの焼
付は工程に伴う加熱、冷却による特にサツシ等の成形物
のアルミニューム材の歪みの発生も少なくできる。この
ようにしてエポキシ樹脂プライマーを設けないことによ
るメリットとともに、クロム酸塩処理層はそのアルミニ
ューム材との密IIも良いので、その基材としての耐久
性を向上することができ、そのため被5!膜としての耐
久性も向上し、これらを組み合わせた全体としての耐久
性も格段と向上させることができる。これにより、建材
としての耐用期間を従来のものに比べ、一段と長くでき
るという画期的な材料を提供でき、例えば高層ビルのメ
ンテナンスフリーの期間を長くしてその効用を一段と高
め、最近の要求を満たすことができる。
実施例 以下本発明を実施例により詳細に説明する。
まず、以下の例に示す表面処理を行い、以下の配合のプ
ライマー塗料、フッ化ビニリデン塗料を調製しておく。
表面処理例I JIS A 1100 Xによるアルミニューム板をフ
ァインクリーナー315(日本パーカライジング■製)
(ホウ酸塩、リン酸、界面活性剤からなる)脱脂剤に5
分浸漬して脱脂し、さらにカセイソーダ20%水溶液に
1分浸漬してエツチングを行い、稀硝酸で洗浄した後、
ボンデライト713(日本パーカラ2.5)に30秒浸
漬し乾燥する。処理層の厚さはクロム換算で30 lI
g/ cdであった。
表面処理例2 JIS A 1100 Xによるアルミニューム板を上
記ファインクリーナー315脱脂剤に5分浸漬して脱脂
し、さらにカセイソーダ20%水溶液に1分浸漬してエ
ッチグを行い、稀硝酸で洗浄した後、上記ボンデライト
713処理剤に3分浸漬し乾燥する。処理層の厚さはク
ロム換算で100mg/ tdであった。
配合例1(プライマー塗料) エポキシ樹脂(不揮発分40%トルエン溶液) 51.
0(エピコート1009: シェル化学社製)チタン白 (タイピュアR960:デュポン社製>      1
2.0クロム酸ストロンチウム          2
.0以上練肉する。これに、 メラミン樹脂(不揮発分60%キシレン溶液)8.0(
スーパーベッカミンL105:大日本インキ化学工業■
製) セロソルブアセテート           7.0シ
クロヘキサノン            1O10トル
エン                5.0メチルエ
チルケトン           5.0以上を攪拌し
て100(重量部)の塗料とする。
配合例2(フッ化ビニリデン塗料(エナメル))チタン
白                 10.0(タイ
ピュアーR960+デュポン社製)NiO−SbO−T
iO系焼成顔料          2.0(ゴールデ
ンイエロー井28: シェフアート)FeO−CrO−
ZnO系焼成顔料          1.0(マホガ
ニ・ブラウン井12: シェフアート)アクリル樹脂(
不揮発分40% トルエン溶液)25.0(パラロイド
B44:ローム&ハース社!!り以上を練肉する。
フッ化ビニリデン樹脂           23.0
(ライナー500:ベンウオルト社製)フタル酸ジメチ
ル              2.0イソホロン  
              7.0セロソルブアセテ
ート           10.0ジアセトンアルコ
ール            7.0キシレン    
             13.0以上を攪拌して1
100(壁部)の塗料とする。
配合例3(フッ化ビニリデン塗料(メタリックエナメル
) アクリル樹脂(不揮発分40%トルエン溶液’)  2
7.0(パラロイドロ44:ローム&ハース社製)フン
化ビニリデン樹脂           32.0(ラ
イナー500:ペンウオルト社製)フタル酸ジメチル 
             3.0イソホロン    
            6.0セロソルブアセテート
            6.0ジアセトンアルコール
           11.0キシレン      
           15.0アルミペースト(不揮
発分75%)9.0(ミラグロー1000:東洋アルミ
ニューム)以上を攪拌し100(重量部)の塗料とする
配合例4(フン化ビニリデン塗料(トップコート塗料)
)アクリル樹脂(不揮発分40%トルエン溶液)31.
0(パラロイドB44:ローム&ハース社製)フッ化ビ
ニリデン樹脂           32.0(カイチ
ー500=ペンウオルト社製)フタル酸ジメチル   
           4.0イソホロン      
          7.0セロソルブアセテート  
          9.0ジアセトンアルコール  
         13.0キシレン        
         4.0以上を攪拌して100(重量
部)の塗料とする。
実施例1 表面処理例2により処理したアルミニューム板に配合例
2のフン化ビニリデン塗料(エナメル)をスプレーによ
り塗布して250℃、15分間焼付け、膜厚25μの塗
膜を形成する。これらをまとめて表1に示す。
実施例2 実施例1に準じて表1に示す条件に従って処理し、配合
例4のエナメルとトップコートを併用したフン素樹脂被
覆アルミニューム板を得た。
比較例1〜3 表1に示す条件に従って実施例1に準じて、それぞれ表
面処理層の薄いもの、これにプライマーを併用したもの
、さらにこれにトップコートを併用した上記実施例に対
応するフン素樹脂被覆アルミニューム板を得た。
上記のフン素樹脂被覆アルミニューム板に対し以下の試
験を行い、表2に示す結果を得た。
試験項目及び試験方法 鉛筆硬度 JISDO202に従い、試験片の塗面上を先端を平ら
に研磨した鉛筆で擦る。このとき鉛筆は塗面と45°の
角度をなし、筆圧は芯がつぶれない範囲で最大とする。
塗面に傷を付けない最高の硬さの鉛筆をもってその塗面
の鉛筆硬度とする。
コインスクラッチ 未使用の10円硬貨を45°の角度で試験片の塗面に当
て、下地金属に傷を付けない最大の力を加えて塗面を擦
る。そのとき、下地金属が全く見えない場合を◎、全面
剥離した場合を×、その中間をその程度に応じてO1△
とした。
Ml!にラビング メチルエチルケトン(Mt!K)を十分に含浸させたガ
ーゼを人差し指に巻きつけ指の先に15Kgの荷重をか
けて試験片の塗面を擦る。下地金属が現れるまで擦った
往復回数で示す。
ゴバン目セロテープ剥離 JISDO202に従い、試験片の塗面上にカミソリ等
で下地に達する幅1mのゴバン目100個(10×10
)を作る。このゴバン目の上にJISZ1522による
幅12鶴のセロハンテープを完全に密着させ、直ちにこ
のセロハンテープを塗膜面に垂直に保ち、瞬間的に引き
離し、剥離しないで残ったゴバン目の数を数える。
折曲げ加工 厚さ2.0鶴の塗装アルミ板を塗面での曲率半径が2.
Olになるよう180 ″に折り曲げることをOT前加
工曲率半径が4.0 *■になるよう180  。
に折り曲げることを2T加工と称する。すなわち、前者
は試験片の塗装板を2つ折りにした状態、後者は2.0
寵の試験片の塗装板を2枚挟んで2つ折りにした状態に
相当する。加工部分にJISZ1522による幅12鶴
のセロハンテープを完全に密着させ、直ちに瞬間的に引
き離す。全く剥離がない場合を◎、全面剥離した場合を
×、その中間をその程度に応じて0、△とした。
煮沸試験 JISI[5400に従い、試験片を沸騰水中に8時間
保持する。試験片を取り出した後、直ちに表面のブリス
タの判定と、ゴバン目セロテープ剥離を行う。ブリスタ
の判定については全くブリスタを生じていないものを◎
、ブリスタが全面積の10%以上に及ぶものを×とした
。ゴバン目剥離の方法と評価については上記と同様であ
る。
キャス試験 JISDO201に従い、試験片を5%食塩水および塩
化第二銅酢酸溶液のミスト中、500時間保持して平面
においては全く損傷の見られないものを◎、ブリスタ等
の損傷が全面積の10%以上に及ぶものを×、その中間
をその程度に応じて○、△とした。カント部においては
全く損傷のみられないものを◎、損傷がカント部の片輪
2N未満のものを0,2〜51層のものを△、片輪5n
以上に及ぶものを×とした。
塩水噴霧試験 JISZ2351に従い、塩水のミスト中に試験片を3
000時間保持した。評価項目および基準はキャス試験
の場合と同様である。
デユーサイクル試験 JISA1415ニ従い、光源とじ750V 、  6
0A(7)カーボンアークランプが装着されたデユーサ
イクル試験機に試験片を並べ、相対湿度50%明時を1
時間、相対湿度95%の暗時を1時間経て1サイクルと
し、それを250サイクル、すなわち、500時間行な
った。500時間経過後の試験片にゴバン目セロテープ
剥離試験を行なった。
紫外線照射試験 光源として15Wの殺菌灯を用い、光源より25〔の距
離に試験片を置いて500時間保持した。
その後ゴバン目セテープ剥離試験を行なった。
耐薬品性試験 試験片を各々5%NaOH,5%HC1,5%HCOO
Hに10日間浸漬保持した。取り出した後水洗して直ち
に評価を行なった。塗欣に全<tiiがみられないもの
を◎、全面にわたりブリスタが発生したものを×とし、
その中間をその程度に応じて01Δとした。
以上の試験結果から、クロム酸塩処理層の薄い比較例1
はコインスフランチが悪く、この薄いクロム酸塩処理層
の上にエポキシプライマーを設け、その上にフッ素樹脂
塗膜を設けた比較例2.3は加工性が悪く、耐候性(デ
ユーサイクル試験、紫外線照射試験)も悪いことがわか
る。これに比べ、実施例1.2はいずれも良好である。
(この頁以下余白) 表1 割趣] なお、#f1.ICIBは1コート1ベーク(1回塗装
置枦m寸番す)を示す。
表2試−課

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニューム材にクロム酸塩処理層を金属クロ
    ム換算で90mg/m^2以上形成し、このクロム酸塩
    処理層上にフッ素樹脂を主成分として含有するフッ素樹
    脂層を有する被覆層を設けたことを特徴とするフッ素樹
    脂被覆アルミニューム材。
JP11613286A 1986-05-22 1986-05-22 フツ素樹脂被覆アルミニユ−ム材 Pending JPS62273846A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04290743A (ja) * 1990-11-14 1992-10-15 Titeflex Corp フルオロポリマー−アルミニウム積層品
JP2005103890A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Furukawa Sky Kk 防汚性に優れるフッ素系樹脂被覆プレコート金属板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5401334A (en) * 1990-11-14 1995-03-28 Titeflex Corporation Fluoropolymer aluminum laminate
JP2005103890A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Furukawa Sky Kk 防汚性に優れるフッ素系樹脂被覆プレコート金属板

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