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JPS62250094A - 芳香族成分の分離精製方法 - Google Patents

芳香族成分の分離精製方法

Info

Publication number
JPS62250094A
JPS62250094A JP9250886A JP9250886A JPS62250094A JP S62250094 A JPS62250094 A JP S62250094A JP 9250886 A JP9250886 A JP 9250886A JP 9250886 A JP9250886 A JP 9250886A JP S62250094 A JPS62250094 A JP S62250094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fraction
aromatic
distillation
cyclopentadiene
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9250886A
Other languages
English (en)
Inventor
Yatsuhiro Iwanami
岩波 八尋
Makoto Ishikawa
誠 石川
Yoshiro Nakano
中野 良郎
Shunji Katsuki
香月 俊二
Tatsuji Ishihara
石原 辰治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP9250886A priority Critical patent/JPS62250094A/ja
Publication of JPS62250094A publication Critical patent/JPS62250094A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は炭化水素油から芳香族成分を分離精製する方法
に関するものである。詳しくは本発明は石油系炭化水素
油、例えばナフサを熱分解λ してガセ状のオレフィン類を製造する際に副生する分解
ガソリン、から芳香族成分を分離精製する方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
近年、化学工業の驚異的発展によシ、その基礎原料とし
て、エチレン、プロピレンなどの低級オレフィンと共に
、ベンゼン、トルエン及ヒキシレン(以下、BTXとい
う)などの芳香族炭化水素の需要が増大した。また、B
TXの品質向上についての需要家の要望はますます厳し
く、例えばベンゼンについてみれば硫黄含有量が数pp
m以下、凝固点が、t、+℃以上という高純度製品が低
価格で供給されるよう要望されている。
既存のBTX製造技術についてみれば、一般にコークス
炉軽油、オイルガス軽油、分解ガソリン、改質油などの
各種の芳香族成分含有炭化水素油を原料とし、該炭化水
素油から芳香族成分を分離精製してBTXを取得するプ
ロセスであり、特殊なケースではBTX生産比率を調整
するだめの工程が付加される。既存のBTX製造技術の
典型的なプロセスとして、分解ガソリンからのBTX製
造について説明すると、分解ガソリンを予備蒸留に付し
て0.以下の留分および0゜以上の留分を分離しく芳香
族成分の濃縮)、06〜C8留分を2段水添精製に付し
て不飽和成分の水添と硫黄化合物などの水素化分解を行
ない(汚染物の除去)、ついで水添油を芳香族成分に対
して溶媒となるような溶剤(例えばスルホラン、NMP
等)を用いる溶媒抽出に付して芳香族成分のみを抽出し
く非芳香族成分の分離)、最後に抽出物を分留に付して
BTX各成分に分別することからなるプロセス(以下、
抽出プロセスという)である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては、上記分解ガソリン等を予備蒸
留して得た06〜C3留分、即ち芳香族成分に富む留分
を一段水添精製して、該留分中のジオレフィン類をモノ
オレフィン類、さラニ飽和炭化水素にまで水添処理して
いるが、該ジオレフィン類、特にシクロペンタジェン等
のジエン類は加熱または蒸発に際して重合して熱交換器
、加熱器または配管などにガム状物質またはコークス状
物質として沈積し、最終的にこれらの機器および配管な
どを閉塞させるという問題がある。また、上記水添精製
に際しては、上記ジオレフィンは多量の水素を消費する
上、ジエン価調節のため、運転操作が煩雑になるという
問題点を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、上記した分解ガソリン等の芳香族成分含
有炭化水素油の予備蒸留分の一段水添精製における従来
技術の問題点を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、上
記炭化水素油を予備蒸留して得た06〜C8留分をさら
に蒸留精製して06〜’s M 分中のシクロペンタジ
ェンを分離除去したのち、一段水臨精製処理することに
よシ、上記問題点が大幅に改善され、かつシクロペンタ
ジェンが萬純夏で回収できることを見出し、本発明を完
成するに至った。
即ち、本発明の要旨は、06〜C8の芳香族成分一 を含有する炭化水素油から0.以下の留分存びC0以上
の留分を蒸留分離して得た。 OL+、、JO,留分及
びシクロペンタジェンを含有する留分を蒸留し、シクロ
ペンタジェンを含有する留分を留出させて取得し、一方
、シクロペンタジェンの分離除去された06〜C,留分
を缶出させ、これを一段水添精製処理した後、芳香族成
分を分離するととを特徴とする芳香族成分の分離精製方
法、に存する。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明において原料として用いる炭化水素油はOe〜0
@の芳香族成分を含有する炭化水素油であシ、好ましく
は芳香族成分を30重重量以上含有する炭化水素油であ
る。具体的には分解ガソリン、改質油などの石油系軽油
、コークス炉軽油、オイルガス軽油などのタール系軽油
が挙げられるが、特に分解ガソリンが好適である。
分解ガソリンは石油系炭化水素油、例えばナフサの熱分
解又は接触分解に由来するものであシ、その組成、性状
は、製造プロセス、原料油、分解条件、分解プロセス、
分離条件などKよってかなシ異なる。代表的な分解ガソ
リンとしてはエチレン、プロピレンなどの低級オレフィ
ン製造プラントから副生ずる分解ガソリンがあげられる
以下、分解ガソリンを原料として用いた場合につきよシ
具体的に説明する。通常の低級オレフィン製造プラント
、例えばエチレンプラントでは、約230”C以下の終
留点を有する石油系炭化水素油、例えばナフサ、灯軽油
等を水蒸気ピレン等の低級オレフィン類と共に沸点範囲
が30−コ30℃にある分解ガソリン留分を含tr熱分
解生成物が得られる。核熱分解生成物からC6以下の留
分を分留して得られた011以上の留分を含有する分解
ガソリンは、通常、その沸点が30−230℃の範囲で
、芳香族成分含有量が約、? 0− f 、!を重量%
の範囲のものである。
この場合、まず、上記分解ガソリンを第1蒸留塔、即ち
軽沸分離塔に供給してC3以下の留分を蒸留分離し、塔
頂よプイソプレン及びシクロペンタジェン等のC1以下
の留分な留出させて分離し、一方塔底からジシクロペン
タジェン及ヒ06以上の留分を含有する缶出液を抜き出
す。該第1蒸留塔はC6以下の留分と06以上の留分が
蒸留分離できる条件下、即ち、理論段数10段以上の蒸
留塔を用いて、塔底温度1oo−iz。
℃、塔頂圧力がやや減圧〜やや加圧の条件下で操作され
る。
第1蒸留塔の缶出液を、次いで第コ蒸留塔、即ち高沸蒸
留塔に供給して、00以上の留分を蒸留分離し、塔頂よ
ジシクロペンタジェン及びo6〜Oa留分を含有する留
分を留出させ、一方、梧底から0゜以上の留分を含有す
る缶出液を抜き出す。該M、2蒸留塔はC6〜O,留分
と00以上の留分が蒸留分離できる条件下、すなわち、
理論段数10段以上の蒸留塔を用いて、かつ、ジシクロ
ペンタジェンがシクロベンタジエンニ優先的にi÷4”
C%4頂圧力がやや減圧〜加圧の条件下で操作される。
従来技術においてはこの第コ蒸留塔の留出液を2段水添
精製処理に付していたのであるが、本発明方法において
は該留出液を第3蒸留塔に供給して、シクロペンタジェ
ンを蒸留分離し、塔頂よp高純度のシクロペンタジェン
留分を留出させて取得し、一方、塔底よりC6〜O3留
分、王としてベンゼン、トルエン及びキシレン等の芳香
族炭化水素を含有する缶出液を抜き出す。
該第3然留塔れシクロペンタジェンと06〜0.留分と
が蒸留分離できる条件下、すなわち理論段数io段以上
の蒸留塔を用いて、塔底温度g。
〜/ 、20℃、塔頂圧力がやや減圧〜加圧の条件下で
操作される。
第3蒸留塔の留出液として得られるシクロペンタジェン
の純度は通常95重量%以上、特に蒸留条件の選択によ
っては99重量%以上のものが得られ、特に精製するこ
となくそのまま合成&4豚、医梨、私架等の原料として
使用することができる。
第3蒸留塔の缶出液は次いで、一段階の水添精製処理に
付して缶出液、即ち06〜08留分の芳香族成分を含有
する留分(以下、芳香族油という)中に含有される不飽
和分、例えばシクロペンタジェンを除くジエン化合物、
スチレン型化合物も含めたモノオレフィン化合物、硫黄
化合物、窒素化合物等を水添精製する処理を行々う。
上記芳香族油中の不飽和成分、特にジオレフィン類を含
有していると該芳香族油の加熱、蒸発、接触に際して、
ジオレフィン類が重合して熱交換器、蒸発器、加熱器、
反応器または配管内などにガム状物質、または炭素質と
して沈積し、最終的にこれらの機器、配管などを閉塞さ
せる。ジオレフィン類の除去法としては水添法、重合法
、白土処理法などが提案されているが、水添脱硫と同時
に行なうことができろ水添処理によってジオレフィン類
をモノオレフィン類へ転換させる方法が簡単である。
第1次の水添精製処理は、上記芳香族油中に含まれるジ
オレフィン類、即ち、ジエン化合物及びスチレン型化合
物をそれぞれモノオレフィン及び芳香族成分に水添処理
する。この反応は選択水添用高活性触媒を用い、ジエン
化合物及びスチレン化合物の重合、縮合等を極力最小に
押さえるような操作条件が採用される。
1次水添処理に使用する触媒としては、周期律表第■族
a1第■族a及び第■族に属する元素群から選ばれた少
なくとも1種の金属、金属酸化物または金属硫化物を基
本的活性成分として、これらをアルミナ、珪藻土、焼成
粘土などの担体に担持させたものがよい。例えば、パラ
ジウムは還元状態で優れた水添触媒であシ、ニッケル、
モリブデン、コバルト−モリブデン、ニッケルーモリブ
デンは酸化状態または硫化状態で優れた触媒である。特
に、コバルト−モリブデン触媒、ニッケルーモリブデン
触媒はelR化状態または硫化状態で選択性が優れてお
シ、しかも長時間の連続使用に耐える極めて良好な1次
水添触媒である。かかるコバルトまたはニッケルーモリ
ブデン触媒はアルミナ、珪藻土または焼成粘土などの担
体に、コバルトまたはニッケル対モリブデンのモル比が
/ : o、r〜3になるように、コバルト又はニッケ
ル及びモリブデンを担持させたものであ)、コバルト又
ハニッケル及びモリブデンの担持量の合計は金属として
最終触媒に対し、−〜20重量S、好ましくは3〜13
重量X重量る。
1次水添処理は反応温度230℃以下、好ましくはts
θ〜ココO℃、反応圧力1ONs:0kg7dlc+、
液空間速度(LIISV) / −/ Ohr″″11
水素の存在下で上記芳香族油を上記触媒に接触させるこ
とにより行なわれる。いずれにしても反応系が少まくと
も一部分液相を保ち得る反応温度及び反応圧力に設定す
るのがよい。1次水添処理に使用する水素源としては、
改質ガス、低級オレフィン製造プラントオフガス、又は
それらの水素濃縮物が、あるいは天然ガス、石油などの
炭化水素を水蒸気改質法又は部分酸化法で処理して得ら
れた水素ガスがあげられる。1次水添処理における水素
濃度は約gos以上、好ましくは10X以上がよい。1
次水添処理に硫化物系触媒を使用する場合には、水素の
予備精製は特に要求されないが、パラジウム系触媒を使
用する場合に紘該触媒の被毒性物質である一酸化炭素、
硫化水素などを水素から予め除去式 しておく必要がある。1次水添処理の反応形成は固定床
反応を採用するのが好ましい。固定床反応を液相ないし
気液混相で行なうには、降下流式又は上昇流式のいずれ
も採用できる。
上記1次水添処理によって得られる芳香族油中には、モ
ノオレフィン化合物、硫黄化合物、窒素化合物ガどの不
純物が含有されている。これらの不純物を水添精製によ
って除去するために、第2次の水添精製処理を行なう。
群から選ばれた少なくとも1種の金属、金属酸化物又は
金属硫化物であシ、これらをアルミナ、珪藻土、焼成粘
土などに担持させたものが好ましい。特にモリブデン−
アルミナ、コバル)−モリブデン−アルミナ、およびニ
ッケルーモリブデン−アルミナ触媒を硫化状態で使用す
るのが有利である。a次水添処理拡反応温度コ!O〜ダ
15℃、反応圧力t o Nt ojtg /dG 。
LH8V O,J −t hr−’、水素の存在下に実
質的に気相下で芳香族油を上記触媒に接触させるととK
よシ行われる。2次水添処理に必要な水素は1次水添処
理のそれと同様でよい。反応条件における1次水添処理
と一次水添処理の本質的な差異は反応温度にあるので、
1次水添処理で得られた生成物を気液分離することなく
、−次水添処理に必要な温度、すなわち2kO−1/、
1℃の温度に予熱して一次水添処理を行なうのが望まし
い。
一次水添処理によって、芳香族油中のモノオレフィン化
合・物は飽和炭化水素に、硫黄化合物は炭化水素及び硫
化水素に1窒素化合物はアンモニアにそれぞれ転換され
る。
上記二次水添処理後の芳香族油は次いでストリッパーへ
送入されて、硫化水素、アンモニア等の軽質ガスが分離
される。次いで、芳香族油を芳香族成分に対する選択的
溶剤(例えば、スルホラン、N−メチルピロリドン、グ
リコール糸溶剤、ジメチルスルホキシドなど)による溶
剤抽出操作に付して、芳香族成分のみを抽出し、得られ
た抽出物を抽出蒸留に付して芳香族成分を分離し、該芳
香族成分を所望によシ白土処理を施した後、これを分留
操作に付して、高品質のBTJI成分に分別する。この
分留操作は精密蒸留、共沸蒸留及び抽出蒸留などのいず
れも採用できるが、エネルギーが最も低順な精密蒸留に
よって高純度のBTX、例えば凝固点が、!l−1’C
以上の高純度ベンゼンを容易に収得しうるものである。
〔実施例」 次に本発明の具体的態様を実施例によシ更に詳細に説明
するが、本発明は、その要旨を越えない限シ、以下の実
施例によって限定されるものではない。
実施例! ナフサを水蒸気の存在下で熱分解して得られた熱分解生
成物からC3以下の留分を蒸留分離し、得られたC3以
上の留分を含有する分解ガソリンヲ使用した。該分解ガ
ソリン(シクロペンタジェン(OPD)i3X、ジシク
ロペンタジェン(DOPD)1./λを含む○、〜C,
留分の炭化水素)を約30段の軽沸分離塔のほぼ中央部
に送入して、塔底温度/、tO℃、還流比−で運転して
、塔頂からC6以下の留分を留出させ、塔底から06以
上の留分(シクロペンタジェンθ%及びジシクロペンタ
ジェン!、+%を含有する)を缶出させた。06以上の
留分を引続き30段の高沸分離塔のほぼ中央部に送入し
て、塔底温度iqo℃、還流比0.4で運転して、塔頂
からC6〜C畠留分及びシクロペンタジェン6−4tX
を含有する留分を留出させ、塔底から09以上の留分を
留出させた。
高沸分離塔の留出液を次いで30段の第3蒸留梧のほぼ
中央部に送入して、塔底温度90℃、還流比コOで運転
して、塔頂から91−3%の純度のシクロペンタジェン
を留出させて回収し、一方、塔底から06〜C8留分及
びジシクロペンタジェンO,t Xを含有する留分(「
芳香族油」)を缶出させた。該芳香族油の組成及び性状
を下記に示す。
(1)芳香族成分=りO−ざS重量X (II)  ジエン価 :、t−i。
GID  ブロム価 :to−t、。
(IV)  全イオウ分:so−コ00 ppm上記芳
香族油をコバルト−モリブデン−アルミナ触媒による2
段水添精製処理に付した。該Co阿Oへ 触媒は#拘東−ム1−3で表わされる一般式を有し、コ
バルト及びモリブデンの担持率は酸化物としてio重量
%である。
1次水添処理は反応温度199℃、水素分圧II !r
kQ/crlG 、液空間速度/、thr−”、水素/
芳香族油(モル比) t、0なる反応条件下で行なった
。2次水添処理は反応温度310℃、水素分圧J kk
g/allc+ 、水素/芳香族油(モル比)1.0な
る反応条件下で行なった。
上記芳香族油の2段水添精製処理はioo日間の連続運
転を行なったが、予熱器、反応器内にはコークス状物の
生成は認められなかった。
水添処理前後の芳香族油の組成、性状及び効果を第1表
に示す。
比較例1 実施例1において、水添処理に供する芳香族油として、
高沸分離塔の留出液(シクロペンタジェン6、q%を含
有する)を用いたこと以外は実施例1と同様にして行な
った。該水添処理はりO日間連続運転したところ、反応
器内の入口部ニおいてコークス状物の生成が認められた
水添処理後の芳香族油の組成、性状及び実施例1との効
果の比較を第1表に示す。
〔発明の効果〕
本発明方法によυC6〜0.の芳香族成分を含有する炭
化水素油から効率的かつ経済的に芳香族成分を分sag
することができる。本発明方法においては反応器内での
ガム状物質及びコークス状物質の生成が抑制され、また
水添精製処理に際しての水素消費量の低減が達成される
また水添負荷が下がるのでSTYの相対活性が向上する
。本発明方法においては触媒の劣化が抑制され、触媒の
再生頻度が下がる。また本発明方法においては合成原料
として有用なシクロペンタジェンを高い純度で回収する
ことができる。
特許出願人 三菱化成工業株式会社 代理人 弁理士 長谷用   − ほか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)C_6〜C_8の芳香族成分を含有する炭化水素
    油からC_5以下の留分及びC_9以上の留分を蒸留分
    離して得た、C_6〜C_8留分及びシクロペンタジエ
    ンを含有する留分を蒸留し、シクロペンタジエンを含有
    する留分を留出させて取得し、一方、シクロペンタジエ
    ンの分離除去されたC_6〜C_8留分を缶出させ、こ
    れを2段水添精製処理した後、芳香族成分を分離するこ
    とを特徴とする芳香族成分の分離精製方法。
JP9250886A 1986-04-22 1986-04-22 芳香族成分の分離精製方法 Pending JPS62250094A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256156A (ja) * 2010-05-12 2011-12-22 Mitsubishi Chemicals Corp 蒸留塔の温度制御方法
JP2012519716A (ja) * 2009-03-11 2012-08-30 ティッセンクルップ・ウーデ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 芳香族化合物を含有する炭化水素留分から純粋な芳香族化合物を取得する方法
JP2013091610A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Mitsubishi Chemicals Corp ジシクロペンタジエンの分離回収方法
JP2021113336A (ja) * 2014-07-01 2021-08-05 アネロテック・インコーポレイテッドAnellotech, Inc. 触媒急速熱分解プロセスによってバイオマスを低硫黄、低窒素、及び低オレフィン含有量のbtxに転換するためのプロセス

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