JPS62239104A - 光学部品 - Google Patents
光学部品Info
- Publication number
- JPS62239104A JPS62239104A JP61082269A JP8226986A JPS62239104A JP S62239104 A JPS62239104 A JP S62239104A JP 61082269 A JP61082269 A JP 61082269A JP 8226986 A JP8226986 A JP 8226986A JP S62239104 A JPS62239104 A JP S62239104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasma
- polymerized film
- monomer
- film
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 37
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims abstract description 35
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims abstract description 34
- 239000000178 monomer Substances 0.000 claims abstract description 14
- 150000002902 organometallic compounds Chemical class 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 9
- 230000035699 permeability Effects 0.000 abstract description 9
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract description 8
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 7
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 abstract description 6
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 5
- 125000002524 organometallic group Chemical group 0.000 abstract 2
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 12
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- VXKWYPOMXBVZSJ-UHFFFAOYSA-N tetramethyltin Chemical compound C[Sn](C)(C)C VXKWYPOMXBVZSJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 5
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 5
- 229920003229 poly(methyl methacrylate) Polymers 0.000 description 5
- 239000004926 polymethyl methacrylate Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N Silane Chemical compound [SiH4] BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229920002125 Sokalan® Polymers 0.000 description 3
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910001882 dioxygen Inorganic materials 0.000 description 3
- 150000002148 esters Chemical class 0.000 description 3
- 239000004584 polyacrylic acid Substances 0.000 description 3
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 3
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 3
- 229910000077 silane Inorganic materials 0.000 description 3
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 150000002736 metal compounds Chemical class 0.000 description 2
- ZRLCXMPFXYVHGS-UHFFFAOYSA-N tetramethylgermane Chemical compound C[Ge](C)(C)C ZRLCXMPFXYVHGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- WSJULBMCKQTTIG-OWOJBTEDSA-N (e)-1,1,1,2,3,4,4,4-octafluorobut-2-ene Chemical compound FC(F)(F)C(/F)=C(\F)C(F)(F)F WSJULBMCKQTTIG-OWOJBTEDSA-N 0.000 description 1
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 125000005396 acrylic acid ester group Chemical group 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- -1 acrylic ester Chemical class 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 239000003085 diluting agent Substances 0.000 description 1
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000012634 fragment Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 150000001282 organosilanes Chemical class 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- IEQIEDJGQAUEQZ-UHFFFAOYSA-N phthalocyanine Chemical class N1C(N=C2C3=CC=CC=C3C(N=C3C4=CC=CC=C4C(=N4)N3)=N2)=C(C=CC=C2)C2=C1N=C1C2=CC=CC=C2C4=N1 IEQIEDJGQAUEQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920005990 polystyrene resin Polymers 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は光学部品に関し、特に少なくともその一面にプ
ラズマ重合膜を設けたプラスチック光学部品に関するも
のである。
ラズマ重合膜を設けたプラスチック光学部品に関するも
のである。
[従来の技術]
従来、光学部品はガラス材料が主流として用いられてい
た。
た。
しかし、ガラス材料は光学的には優れた透明性を示すが
、(1)われる、(2)その破片か人を傷つける、(3
)重い 等の欠点を有する為にプラスチック材料への代
替が検討されている。
、(1)われる、(2)その破片か人を傷つける、(3
)重い 等の欠点を有する為にプラスチック材料への代
替が検討されている。
プラスチック材料では、所謂有機ガラスとして、ポリア
クリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビ
ニル樹脂、スチロール樹脂、CR−:19の透明樹脂等
が知られている。
クリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビ
ニル樹脂、スチロール樹脂、CR−:19の透明樹脂等
が知られている。
しかしながら、塩化ビニル樹脂やボッスチレン樹脂ては
その透明性に問題があり、またCR−:19はその生産
性に、ポリアクリル酸エステル樹脂は吸水性、ポリカー
ボネート樹脂では複屈折に問題がある。したかってガラ
ス材料にとって代る硬度かあり、透明性、光学的性質に
優れた全べての特性を満足するものはいまた見つかって
いない現状である。
その透明性に問題があり、またCR−:19はその生産
性に、ポリアクリル酸エステル樹脂は吸水性、ポリカー
ボネート樹脂では複屈折に問題がある。したかってガラ
ス材料にとって代る硬度かあり、透明性、光学的性質に
優れた全べての特性を満足するものはいまた見つかって
いない現状である。
例えばプラスチック光学部品として結像用のレンズを例
にとると、その要求される透明性や屈折率の均一性を満
足するものはポリアクリル酸エステル樹脂であるか、こ
れは先に述べた様に他のプラスチック材料に比べ吸水性
か高く、その結果膨潤による変形を起こし、レンズ形状
の曲率か変化して結像焦点を移動させ、レンズの特性を
低下させる。
にとると、その要求される透明性や屈折率の均一性を満
足するものはポリアクリル酸エステル樹脂であるか、こ
れは先に述べた様に他のプラスチック材料に比べ吸水性
か高く、その結果膨潤による変形を起こし、レンズ形状
の曲率か変化して結像焦点を移動させ、レンズの特性を
低下させる。
又、水分の吸収は、その屈折率をも変化させ、吸水の不
均一性は屈折率のゆらぎや不均一と結びついて、先の膨
潤と同様にレンズの結像特性を損う原因となる。
均一性は屈折率のゆらぎや不均一と結びついて、先の膨
潤と同様にレンズの結像特性を損う原因となる。
また、プラスチック光学部品の、もう一つの問題点はそ
の表面の硬さである。ガラスの場合その表面は鉛筆硬度
で7日以上の値であるが、プラスチックの場合、最も硬
いアクリル酸エステル樹脂(PMMA)でも、たかだか
3H以下の値であり、その取扱いにおいて傷か付きやす
い欠点は、プラスチック光学部品の宿命的な問題点の−
っである。
の表面の硬さである。ガラスの場合その表面は鉛筆硬度
で7日以上の値であるが、プラスチックの場合、最も硬
いアクリル酸エステル樹脂(PMMA)でも、たかだか
3H以下の値であり、その取扱いにおいて傷か付きやす
い欠点は、プラスチック光学部品の宿命的な問題点の−
っである。
最近、プラスチックの表面を有機シラン系やアクリル系
皮膜による硬膜処理をする技術か開発されているか、こ
れらはいずれも樹脂表面にディッピング等の湿式で皮膜
をコートし、その膜を硬化するものである。
皮膜による硬膜処理をする技術か開発されているか、こ
れらはいずれも樹脂表面にディッピング等の湿式で皮膜
をコートし、その膜を硬化するものである。
この様な硬膜処理は、複雑な形状や曲率表面を持った光
学部品に均一な厚みの被膜を形成する事は困難であり、
プラスチック光学部品には適当な処理方法とは云えない
。
学部品に均一な厚みの被膜を形成する事は困難であり、
プラスチック光学部品には適当な処理方法とは云えない
。
他方、従来、プラスチック光学部品の表面にプラズマ重
合被膜を設けることに関しては、例えば有機シラン系モ
ノマーを使って硬い表面を作る方法(特開昭52−50
739号公報、特開昭53−137259号公報)、パ
ーフルオロブテン−2をモノマーとした反射防止膜を形
成する方法(#開閉52−65575号公報)、疎水性
の被膜を作る方法(特開昭58−1629旧号公報)等
が知られている。
合被膜を設けることに関しては、例えば有機シラン系モ
ノマーを使って硬い表面を作る方法(特開昭52−50
739号公報、特開昭53−137259号公報)、パ
ーフルオロブテン−2をモノマーとした反射防止膜を形
成する方法(#開閉52−65575号公報)、疎水性
の被膜を作る方法(特開昭58−1629旧号公報)等
が知られている。
しかしながら、これらのうち第1の有機シラン系モア1
マーて被膜を形成する方法は、上述したようにプラスチ
ック光学部品の結像特性と表面硬度の問題の2つの内硬
い表面を形成する1つのみしか解決せず、また第2の特
開昭52−65575号公報は直接問題を解決するもの
ではない。さらに、第3の特開昭58−162901号
公報は、一応前記の2つの問題点を解決するものてはあ
る。即ち、一つのモノマーで疎水性と硬い被膜を作る事
によって目的を達成しようとするものであるか、しかし
、この様な従来のプラズマ重合膜では透湿率と膜硬度か
同時に満足される領域は、極めて狭い範囲てあり、その
製造条件も沢山のノウハウか必要とされていた。
マーて被膜を形成する方法は、上述したようにプラスチ
ック光学部品の結像特性と表面硬度の問題の2つの内硬
い表面を形成する1つのみしか解決せず、また第2の特
開昭52−65575号公報は直接問題を解決するもの
ではない。さらに、第3の特開昭58−162901号
公報は、一応前記の2つの問題点を解決するものてはあ
る。即ち、一つのモノマーで疎水性と硬い被膜を作る事
によって目的を達成しようとするものであるか、しかし
、この様な従来のプラズマ重合膜では透湿率と膜硬度か
同時に満足される領域は、極めて狭い範囲てあり、その
製造条件も沢山のノウハウか必要とされていた。
[発明か解決しようとする問題点]
本発明者等は、従来のプラスチック材料の欠点を解決し
、ガラスに代る光学部品を提供することを目的として研
究を行りた結果、プラスチック光学部品の表面に有機金
属化合物のプラズマ重合膜を設ける事により透湿の小さ
い防湿性の硬い被膜を設けた光学部品を得ることができ
ることを知見し、本発明の完成に到ったものである。
、ガラスに代る光学部品を提供することを目的として研
究を行りた結果、プラスチック光学部品の表面に有機金
属化合物のプラズマ重合膜を設ける事により透湿の小さ
い防湿性の硬い被膜を設けた光学部品を得ることができ
ることを知見し、本発明の完成に到ったものである。
[問題点を解決するための手段]
即ち、本発明は、プラスチック光学部品の表面の少なく
とも一面に有機金属化合物をモノマーとしたプラズマ重
合膜を設けたことを特徴とする光学部品である。
とも一面に有機金属化合物をモノマーとしたプラズマ重
合膜を設けたことを特徴とする光学部品である。
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の光学部品の一実施態様を示す説明図で
ある。同第1図において、本発明の光学部品はプラスチ
ック光学部品8の表面に有機金属化合物をモノマーとし
たプラズマ重合膜9を設けたものである。
ある。同第1図において、本発明の光学部品はプラスチ
ック光学部品8の表面に有機金属化合物をモノマーとし
たプラズマ重合膜9を設けたものである。
本発明において、プラスチック光学部品は、例えばプラ
スチック製のレンズ、プリズム、ファイバー、先導波路
などで、アクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹
脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹[1,CR−39
などの透明プラスチ、yり材料で製造されたものが用い
られる。
スチック製のレンズ、プリズム、ファイバー、先導波路
などで、アクリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹
脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹[1,CR−39
などの透明プラスチ、yり材料で製造されたものが用い
られる。
本発明において、有機金属化合物をモノマーとしたプラ
ズマ重合膜は有機金属化合物の七ツマ−が低温プラズマ
状態の中でその高い速度エネルギーを持つ分子、イオン
、電子の衝突によって励起され高分子化する重合方法に
よって成膜されたもので、一般には低圧に保った真空系
内の基板であるプラスチック光学部品上に被膜される。
ズマ重合膜は有機金属化合物の七ツマ−が低温プラズマ
状態の中でその高い速度エネルギーを持つ分子、イオン
、電子の衝突によって励起され高分子化する重合方法に
よって成膜されたもので、一般には低圧に保った真空系
内の基板であるプラスチック光学部品上に被膜される。
次に、プラズマ重合膜を形成する方法の1例を示す。第
2図はプラズマ重合装置の説明図であり、まず同第2図
に示すように基板1を、プラズマ重合を行う反応槽2内
に設置されている平行平板電極のアノード電極3に設置
し、反応槽2を一度高真空域I X 10−’Torr
以下まで排気した後、有機全屈化合物のモノマーをモノ
マーガス取り入れ口5.5′より導入し、反応系内の圧
力を数10mTorr〜数Torrの圧力で平衡に保つ
。次に、反応槽2内に設けたアノード電極3およびカソ
ード電極4にて放電を行い、厚さ数n1〜数千nmのプ
ラズマ重合膜を作製する。その後、反応槽2内をI X
10−’Torr以下まで排気することによりプラズ
マ重合膜の成膜を行うことかてきる。
2図はプラズマ重合装置の説明図であり、まず同第2図
に示すように基板1を、プラズマ重合を行う反応槽2内
に設置されている平行平板電極のアノード電極3に設置
し、反応槽2を一度高真空域I X 10−’Torr
以下まで排気した後、有機全屈化合物のモノマーをモノ
マーガス取り入れ口5.5′より導入し、反応系内の圧
力を数10mTorr〜数Torrの圧力で平衡に保つ
。次に、反応槽2内に設けたアノード電極3およびカソ
ード電極4にて放電を行い、厚さ数n1〜数千nmのプ
ラズマ重合膜を作製する。その後、反応槽2内をI X
10−’Torr以下まで排気することによりプラズ
マ重合膜の成膜を行うことかてきる。
有機金属化合物の七ツマ−としては、透湿率の小さい防
湿性被膜を与え、しかも硬い被膜を作る有機金属化合物
の七ツマ−か好ましく、例えばテトラメチルスズ、テト
ラメチルゲルマニウム、メタロセン、フタロシアニン化
合物等から選ばれた少なくとも1種以上か挙げられる。
湿性被膜を与え、しかも硬い被膜を作る有機金属化合物
の七ツマ−か好ましく、例えばテトラメチルスズ、テト
ラメチルゲルマニウム、メタロセン、フタロシアニン化
合物等から選ばれた少なくとも1種以上か挙げられる。
尚、本発明においてプラズマ重合膜を形成する場合、有
機金属化合物のモノマーに稀釈ガスとしてH2O,0□
、 GO□、 N、、 Ar等を混合してプラズマ重合
を行ってもよく、特に02を使用すると高硬度の被膜を
形成することがてきる。
機金属化合物のモノマーに稀釈ガスとしてH2O,0□
、 GO□、 N、、 Ar等を混合してプラズマ重合
を行ってもよく、特に02を使用すると高硬度の被膜を
形成することがてきる。
また、プラズマ重合膜の厚さは、プラスチック光学部品
の種類により異なるか、通常数〜数千nmて、好ましく
は、数オヶ〜数百nmか望ましく、数nll1未満ては
硬い透湿率の小さい防湿性被膜を形成することかてきず
、数千nmをこえると膜ゎれを起したり、面かあれたり
する。
の種類により異なるか、通常数〜数千nmて、好ましく
は、数オヶ〜数百nmか望ましく、数nll1未満ては
硬い透湿率の小さい防湿性被膜を形成することかてきず
、数千nmをこえると膜ゎれを起したり、面かあれたり
する。
さらに、プラズマ重合膜はプラスチック光学部品の表面
の少なくとも一面に設けられていればよく、使用目的に
応じて片面又は多面に設けることかてきる。
の少なくとも一面に設けられていればよく、使用目的に
応じて片面又は多面に設けることかてきる。
この様にして得られた本発明の光学部分、例えば、プラ
スチックレンズは、その表面か鉛筆硬度〜7Hの硬度で
、しかも極めて高い耐湿性を示し、従来のプラスチック
レンズの欠点を大幅に改良することか出来る。
スチックレンズは、その表面か鉛筆硬度〜7Hの硬度で
、しかも極めて高い耐湿性を示し、従来のプラスチック
レンズの欠点を大幅に改良することか出来る。
〔作用]
本発明の光学部品は、プラスチック光学部品の表面の少
なくとも一面に有機金属化合物を七ツマ−とした透湿率
の小さい高硬度のプラズマ重合膜か設けられているのて
、水分の吸収による屈折率の変化かほとんどなく、また
高硬度で強度に優れた特性を有するものと推定される。
なくとも一面に有機金属化合物を七ツマ−とした透湿率
の小さい高硬度のプラズマ重合膜か設けられているのて
、水分の吸収による屈折率の変化かほとんどなく、また
高硬度で強度に優れた特性を有するものと推定される。
[実施例]
以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1
第2図に示される様な装置を用いてプラズマ重合膜を成
膜した。
膜した。
基板1の被処理プラスチックとして、直径50mo+て
厚さ2■の円状のポリメチルメタクリレート(PMMA
)を用い、第2図のアノード電極3に装着した。
厚さ2■の円状のポリメチルメタクリレート(PMMA
)を用い、第2図のアノード電極3に装着した。
次に、反応系内をIO−→Torrまて排気し、テトラ
メチルスズの千ツマーガスを流l O,5CI’/l1
llnて反応系内に導入し、反応系内の圧力を0.05
Torrに保ちなから放電電力5owでI:1.56
MHzの高周波放電を10分間行い、上記プラスチック
基板上にテトラメチルスズのプラズマ重合膜を成膜した
。プラズマ重合膜の膜厚は2000Aであった。
メチルスズの千ツマーガスを流l O,5CI’/l1
llnて反応系内に導入し、反応系内の圧力を0.05
Torrに保ちなから放電電力5owでI:1.56
MHzの高周波放電を10分間行い、上記プラスチック
基板上にテトラメチルスズのプラズマ重合膜を成膜した
。プラズマ重合膜の膜厚は2000Aであった。
テトラメチルスズのプラズマ重合膜の透湿率は2 x
10−” (g−cm/cm”−5ec cwt(g)
てあり、この値は従来の有機シラン系プラズマ重合膜の
硬化膜と比較して約1000分の1になり、十分に防湿
性かあることかわかった。
10−” (g−cm/cm”−5ec cwt(g)
てあり、この値は従来の有機シラン系プラズマ重合膜の
硬化膜と比較して約1000分の1になり、十分に防湿
性かあることかわかった。
また、テトラメチルスズのプラズマ重合膜をコーティン
グしたPMMAの硬度は鉛筆硬度で5Hであった。コー
ティング未処理においては2Hてあった。
グしたPMMAの硬度は鉛筆硬度で5Hであった。コー
ティング未処理においては2Hてあった。
実施例2
実施例1のテトラメチルスズの代りにテトラメチルゲル
マニウムを用いても、実施例1と同様な性質を持つプラ
ズマ重合膜か成膜てきた。
マニウムを用いても、実施例1と同様な性質を持つプラ
ズマ重合膜か成膜てきた。
実施例3
実施例1て用いたテトラメチルスズに、さらに酸素ガス
を混合することによって、プラズマ重合膜を成膜した。
を混合することによって、プラズマ重合膜を成膜した。
テトラメチルスズのRNは0.3ci2/a+in 、
酸素ガスの流量は20ci2/+in、反応系内の圧力
は0.1Torr、放電時間10分の諸条件でプラズマ
重合膜を直径50nmて厚さ2mmの円形のPMMAの
プラスチック基板の上に成膜した。
酸素ガスの流量は20ci2/+in、反応系内の圧力
は0.1Torr、放電時間10分の諸条件でプラズマ
重合膜を直径50nmて厚さ2mmの円形のPMMAの
プラスチック基板の上に成膜した。
成膜されたプラズマ重合膜の透湿率は
1.5X10−” (g−cm/c[112・sec−
cmHg)であった。
cmHg)であった。
プラズマ重合膜をコーティングしたPMMΔの硬度は6
11てあった。コーチインク未処理では2]1てあった
。
11てあった。コーチインク未処理では2]1てあった
。
酸素ガスをモノマーガスに混合することによって、より
硬度の高いプラズマ重合膜か得られることか認められた
。
硬度の高いプラズマ重合膜か得られることか認められた
。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によるプラズマ重合膜を設
ける事により、プラスチック光学部品は(1)表面の硬
度か増大し、耐傷性に優れる(2)結像特性において湿
度の影響か少なくなる (3)耐久性が向上する 等の利点かある。
ける事により、プラスチック光学部品は(1)表面の硬
度か増大し、耐傷性に優れる(2)結像特性において湿
度の影響か少なくなる (3)耐久性が向上する 等の利点かある。
第1図は本発明の光学部品の一実施態様を示す説明図、
第2図は、本発明の光学部品の製造に使用されるプラズ
マ重合装置の説明図。 ■・・・基板 2・・・反応槽 3・・・アノード電極 4・・・カソード電極 5.5′・・・千ツマーガス取り入れ口6・・・高周波
電源 7・・・排気口 8・・・プラスチック光学部品 9・・・プラズマ重合膜
第2図は、本発明の光学部品の製造に使用されるプラズ
マ重合装置の説明図。 ■・・・基板 2・・・反応槽 3・・・アノード電極 4・・・カソード電極 5.5′・・・千ツマーガス取り入れ口6・・・高周波
電源 7・・・排気口 8・・・プラスチック光学部品 9・・・プラズマ重合膜
Claims (1)
- プラスチック光学部品の表面の少なくとも一面に、有機
金属化合物をモノマーとしたプラズマ重合膜を設けたこ
とを特徴とする光学部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61082269A JPS62239104A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 光学部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61082269A JPS62239104A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 光学部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62239104A true JPS62239104A (ja) | 1987-10-20 |
Family
ID=13769763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61082269A Pending JPS62239104A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 光学部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62239104A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337201A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-12-07 | Konica Corp | 光学用フィルム及び液晶ディスプレイ |
JP2006099094A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-04-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | プラスチック製光学部品、これを用いた光学ユニット |
US8226793B2 (en) | 2004-05-07 | 2012-07-24 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | Process and device for producing an analytical tape for liquid samples |
CN110606955A (zh) * | 2019-08-12 | 2019-12-24 | 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 | 一种改进的硬化层聚合物薄膜和制备方法 |
-
1986
- 1986-04-11 JP JP61082269A patent/JPS62239104A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337201A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-12-07 | Konica Corp | 光学用フィルム及び液晶ディスプレイ |
US8226793B2 (en) | 2004-05-07 | 2012-07-24 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | Process and device for producing an analytical tape for liquid samples |
JP2006099094A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-04-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | プラスチック製光学部品、これを用いた光学ユニット |
CN110606955A (zh) * | 2019-08-12 | 2019-12-24 | 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 | 一种改进的硬化层聚合物薄膜和制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100237255B1 (ko) | 광학 기능성 재료 및 그의 제조 방법 | |
JP3245895B2 (ja) | プラスチックレンズの製造法 | |
US4137365A (en) | Oxygen post-treatment of plastic surfaces coated with plasma polymerized silicon-containing monomers | |
JP3085570B2 (ja) | 重合性組成物 | |
JP2010102157A (ja) | 光学物品およびその製造方法 | |
JPH07333404A (ja) | 光学機能性膜、光学機能性フィルム、防眩性反射防止フィルム、その製造方法、偏光板および液晶表示装置 | |
CN103079821A (zh) | 抗静电性硬涂膜、其制造方法、偏振片和图像显示装置 | |
DE102011009129A1 (de) | Verfahren zur Herstellung eines Polarisationselements | |
WO2002093236A1 (fr) | Lentilles photochromiques plastiques pour lunettes et procede de production desdites lentilles | |
JPS62239104A (ja) | 光学部品 | |
JP2016071338A (ja) | 光学要素及びその製造方法 | |
US20080150177A1 (en) | Surface treatment of fluorinated ophthalmic devices | |
JP2001294812A (ja) | コーティング用組成物および合成樹脂製レンズ | |
JPH06337303A (ja) | 反射防止性プラスチック光学部品 | |
WO1995025968A1 (fr) | Lentille en matiere plastique et composition pour couche de base | |
JPH09234817A (ja) | 積層フィルム | |
JPS59151112A (ja) | 偏光板 | |
JP2011017949A (ja) | 光学物品の製造方法およびその方法により製造された光学物品 | |
JPS62239105A (ja) | 光学部品 | |
JPH0228267A (ja) | コーティング用組成物 | |
JP3549108B2 (ja) | 反射防止用多孔質光学材料 | |
JP2005084320A (ja) | 反射防止フィルム | |
JPS6042441B2 (ja) | プラスチツクレンズ | |
JPS60188906A (ja) | 合成樹脂光伝送体の製造方法 | |
JPH02257101A (ja) | プラスチック光学素子 |