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JPS6223544A - 二サイクルエンジンの燃料噴射方法とこの方法を実施するための装置 - Google Patents

二サイクルエンジンの燃料噴射方法とこの方法を実施するための装置

Info

Publication number
JPS6223544A
JPS6223544A JP61132899A JP13289986A JPS6223544A JP S6223544 A JPS6223544 A JP S6223544A JP 61132899 A JP61132899 A JP 61132899A JP 13289986 A JP13289986 A JP 13289986A JP S6223544 A JPS6223544 A JP S6223544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
pressure
crankcase
injection
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61132899A
Other languages
English (en)
Inventor
ローランド シールリング
ガイヤー ヴェルナー
ミヒャエル ヴィスマン
ニッケル ハンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Andreas Stihl AG and Co KG
Original Assignee
Andreas Stihl AG and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Andreas Stihl AG and Co KG filed Critical Andreas Stihl AG and Co KG
Publication of JPS6223544A publication Critical patent/JPS6223544A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/02Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type
    • F02M59/10Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type characterised by the piston-drive
    • F02M59/107Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type characterised by the piston-drive pneumatic drive, e.g. crankcase pressure drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、噴射ポンプがクランクケース内のそ)  の
都度の圧力によって付勢され、エンジン内での噴射およ
び燃焼のために、噴射ポンプか前記圧力に依存して燃料
を供給する、特にチェーンソー等のような手動制御され
る作業機器のためのニサイ)  クルエンジンの燃料噴
射方法と、この方法を実施するための装置に関する。
〔従来の技術〕
手動制御されるチェーンソーは、例えば枝おろしのため
に、約9000〜12000回転/分の高回転数で運転
され、伐採のときには約6000〜9000回転1分の
回転数の最大切断出方で運転される。アイドリング回転
数は約2000〜3000回転/分である。公知のニサ
イクルエンジンの場合には、クランクケース内の圧力が
増大するときに燃料が噴射ポンプによって吸い込まれ、
クランクケース圧力が上昇するときに噴射のために燃料
が燃焼室に供給される。この場合、噴射時期をその都度
の回転数に満足せるように適合させることができない。
実際の噴射は好ましくは、エンノンのピストンがほぼ下
死点範囲にあるときに行われるべきである。しかし、エ
ンジン回転数が高い場合には、遅れが生じる。なぜなら
、空気圧力がクランクケースから噴射ポンプに達するた
めにある程度の時間がかかるからである。更に、噴射ポ
ンプの中でポンプピストンを方向変換または移動させる
ために、ある程度の時間がかかる。更に、燃料の供給路
程によって遅れが生じる。これらの遅れは高回転数のと
きに重大であり、噴射過程を下死点の範囲で解放しても
、実際の噴射はピストンの上死点の直前で初めて開始さ
れる。噴射過程の終わりは更に遅れる。
これにより、噴射の終わりが上死点を超えて既に進行し
ている燃焼行程に移行することになり、効率が悪くなる
。従って、高回転数のときに生ずる遅れにより、最適な
燃焼がもはや達成されないので、個々の燃焼が完全に中
止され、結果的にいろいろな回転数でニサイクルエンジ
ンの作動サイクルが乱れる。
〔発明の目的〕
本発明の課題は、エンジン回転数の高さとは無関係に、
その都度の運転回転数に依存して、供給された量の燃料
がその都度圧しい時期に噴射されるように、冒頭に述べ
た種の方法を改良することである。
〔発明の構成〕
この課題は本発明に従い、噴射過程の解放と燃焼室への
噴射の開始がクランクケース圧力上昇時に行われ、クラ
ンクケースから噴射ポンプに導かれる圧力が、ニサイク
ルエンジンの回転数と負荷状態の少なくとも一方に依存
して、調整可能であることによって解決される。
〔実施例〕 本発明の好ましい実施形と発展および他の効果と重要な
詳細は、特許請求の範囲実施態様項、以下の記載および
図から推察することができる。図は好ましい実施例を例
示的に示している。
本発明による噴射装置1はニサイクルエンジン2のため
のものである。このニサイクルエンジン2は特に、チェ
ーンソー等のような手動制御される作業機器に用いられ
、シリンダ3、ピストン4、燃焼室5、噴射ノズル6、
クランクケース7、クランク軸8およびピストン4用の
連接棒9を備えている。ニサイクルエンジン2を運転す
る場合、ピストン4の昇降時にクランクケース7内の圧
力が第6図に示すように変化する。ピストン4の下降時
に前記圧力が上死点(OT)からほぼ下死点(UT)ま
で上昇するので、クランクケース7内には正圧が発生す
る。そしてピストン4の上昇時には、クランクケース7
内に負圧が発生するほど圧力が再び低下する。第7図は
、クランク軸が360度回転する時にニサイクルエンジ
ン2の吸込孔、排出孔および掃気孔がどのようにして制
御されるかを示している。
噴射装置1は噴射ポンプIO1前置弁11および接続管
12を備えている。接続管12はクランクケース7に接
続され、そこの圧力を噴射ポンプ10に導く。噴射ポン
プ10には更に、燃料供給管13が接続されている。燃
料は予備供給ポンプ151ごよってタンク14から品λ
−猷討イ款沁筈1qを通って、逆上弁として形成された
吸込弁16に供給される。
吸込弁16は、噴射ポンプIOのケーシング17内に形
成されたポンプ室18の一方の側に設けられている。他
方の側には、同様に逆止弁として形成された排出弁19
が設けられている。この排出弁19から噴射管20がニ
サイクルエンジン2の噴射ノズル6まで案内されている
クランクケース7から出ている接続管12は、噴射ポン
プlOの圧力室2Iに達している。圧力室21はダイア
フラム22によって、対向する室23から分離されてい
る。第1,2図の実施例の場合、室23は開口24によ
って大気と連通している。
ダイアフラム22の中央にはポンプピストン25か固定
されている。ポンプピストン25はケーシング17の案
内孔26内に軸方向に往復移動可能に支承されている。
特に第4図から判るように、ポンプピストン25は差動
ピストンとして形成され、そのために軸方向の延長部分
に、ピストン部分28よりも直径が小さなピストンロッ
ド27を備えている。ピストン部分28はポンプ室18
の範囲のポンプピストン段差部に、円環状のピストン面
29を備えている。横断面が小さなピストンロッド27
はポンプ室18を通過し、その端部分においてばね30
の力によって付勢されている。
このばねは本実施例ではコイル圧縮ばねとして形成され
、ポンプピストン25の軸方向でダイアフラム22に対
して作用している。
更に、第1〜4図に示すように、ポンプピストン25は
その外周面のところで、環状パツキン32によって案内
孔26に対してシールされている。
環状パツキン32はエラストマーによって構成し、例え
ばO−リングまたはリップパツキンとして形成すること
ができる。一方の環状パツキン32は大径のピストン部
分28に付設され、他方の環状パツキン32′は小径の
ピストンロッド27に付属している。
本発明に係る噴射装置1に所属する前置弁2は、ニサイ
クルエンジン2の回転数と負荷状態のうちの少なくとも
一方に依存して、クランクケース7から噴射ポンプ10
に導かれる圧力を自動的に制御する働きをする。そのた
めに、前置弁はクランクケース7と噴射ポンプIOの間
の範囲において接続管12に設けられている。前置弁1
1は入口33と出口34を備えている。入口33には、
クランクケース7から来る接続管12の部分が接続され
、出口34には噴射ポンプIOに案内される接続管12
の部分が設けられている。
前置弁ll内には、密封ダイアフラム37によって互い
に分離された環状室35と他の室36が設けられている
。密封ダイアフラム37は室36の側のその背面38が
ばね要素39の力によって付勢されている。このばね要
素はここではコイル圧縮ばねとして形成され、ボルト4
0によって無段調整可能である。第1図の実施例では、
室36が貫通孔41によって大気と連通している。
背面38と反対の密封ダイアフラム37の側には、密封
板42が設けられている。この密封板は弁座43に離隔
可能に接触している。弁座43はほぼ円錐状に形成され
、かつ環状室35の中へ突出している。環状室35は出
口34と連通している。
前置弁11内には、入口33につながっている前室44
が設けられている。この前室は弁座43に至る流入室4
5の一部である。第1.2図から判るように、環状室3
5と前室44の間にある壁46には貫通孔47が形成さ
れている。環状室35と反対のi通孔47の側、すなわ
ち壁46の前室44側には、逆止フラップ48が設けら
れている。この逆上フラップは好ましくはゴム弾性の材
料からなり、材料固有の弾性力に基づき環状室35の方
向において貫通孔47を閉鎖する。一方、環状室35に
正圧すなわち過圧が発生すると、逆上フラップ48は前
室44の方向において貫通孔47を開放する。従って、
前置弁11内に逆止弁49が形成されている。この逆止
弁は環状室35内に正圧が発生したときに流入室45の
方向に開く。
このバイパスは、前置弁11の人口33の手前で接続管
12から分岐し、かつ前置弁IIの出口34から出る管
部分51に接続されている。従って、クランクケース7
から導かれる圧力がバイパス50を通って噴射ポンプI
Oに達するので、前置弁11が迂回される。バイパス5
0には絞り52が設けられている。エンジン回転数が高
いときに、この絞りがクランクケース圧力を実質的に遮
断するので、圧力は主として前置弁を通って導かれる。
ニサイクルエンジン2のアイドリング回転数のときにク
ランクケース7に発生する非常に低くかつゆっくりと上
昇する圧力は、絞り52を通過する。
従って、アイドリング回転数の場合、クランクケース圧
力は前置弁11を迂回して噴射ポンプ10の圧力室21
に直接的に導かれる。更に、クランクケース7から出る
接続管】2の部分には、前置弁11の入口33の手前お
よびバイパス50の分岐部の手前に、人口絞り53が設
けられている。
この入口絞り53はエンジン高回転数範囲で、り下させ
る。従って、最高回転数範囲において過多の燃料が供給
されることが回避される。
本発明による噴射方法の場合には、噴射過程の解放すな
わちリリースと、ニサイクルエンジン2の燃焼室55へ
の噴射の開始は、クランクケース圧力が上昇するとき、
すなわちピストン4が上死点から下方へ動くときに行わ
れる。クランクケース圧力が0”を超えると −これは
上死点からほぼ60度進んだときに起こる− 、噴射過
程が解放される。この解放は、クランクケース圧力が噴
射ポンプlO内のばね30の力に抗してダイアフラム2
2を押圧し、ポンプピストン25を軸方向に摺動させる
ことによって行われる。このポンプピストンの摺動によ
り、ピストン面29がポンプ室18内にある燃料を、排
出弁19、噴射管20および噴射ノズル6を経て燃焼室
5に押し込む。
燃料が噴射ノズル6から燃焼室5へ供給される実際の噴
射過程は、ピストンのほぼ下死点で行われる。その後ピ
ストンが下死点から上死点へ上昇するときに、クランク
ケース7内の圧力が下がる。
はぼ240度のクランク角度の後でクランクケース圧力
“0”を超えると、クランクケース7内に負圧が発生ず
る。この負圧により、ダイアフラム22は図示の位置の
方へ移動し、図示のごとくポンプピストン25を後退さ
せる。ポンプピストン25の後退運動のときに、ポンプ
室18に負圧が発生するので、吸込弁16が開放し、燃
料がポンプ室18に流入することができる。従って、燃
料の吸い込みはクランクケース7の負圧相で行われ一方
、噴射過程の解放と噴射は、クランクケース圧力が上昇
した時でも行われる。
回転数が上昇するにつれて、クランク軸回転のための絶
対時間が短くなるが、噴射過程の解放から実際の噴射ま
での遅延時間は変わらない。これは、この遅延時間内に
ピストン4が大きなりランク角度範囲にわたって進むこ
とを意味する。すなわち、先行技術に係るニサイクルエ
ンジンの場合には、高回転数時にこの遅れが不利に作用
するが、本発明に係る方法の場合には回転数に自動的に
依存する制御に基づいて、高回転数時に上死点OT後約
90度で噴射過程を解放することにより上記欠点が除去
される。本実施例では、上死点後70度で差動ピストン
25のピストン面かはポンプ室18に浸漬し、排出弁1
9を経て燃料を噴射ノズル6に供給する。そして、構造
的な原因による噴射系の遅れのために、9000回転/
回転止の高回転数では、燃焼室5への燃料の実際の噴射
は、ピストンがほぼ下死点にあるときに行われる。下死
点から上死点の手前約30度までのビストンストローク
は、混合気生成および圧縮のために供される。
上死点OTの手前約30度で燃料混合物の点火が行われ
るので、この実施形の場合には燃料空気混合物の最適な
圧縮、乱流形成および気化が最高回転数のときにも保証
される。
更に、ポンプピストン25を差動ピストンとして形成す
ることにより、噴射すべき燃料量の正確な配量が保証さ
れる。
回転数が低い場合には、ピストン速度が遅いので、ピス
トン4が単位時間当たりに進むストロ−々?+ 京闇鮮
IN!小十Rへ)IQI、紹!1 伜−ザ 1もはそれ
ほど大きくない。下死点の前で実際の噴射過程が行われ
、それによって既に進行している燃焼過程とその後に続
く噴射過程が重なることを回避するために、前置弁11
が設けられ、制御が自動的に行われる。この前置弁は回
転数に依存して噴射ポンプlOへのクランクケース圧力
の伝達を遮断する。この遮断は、クランクケース圧力が
あらかじめ定められた所定の閾値に達するまで行われる
。それによって、解放過程、または噴射過程の開始、す
なわちポンプ室18内へのピストン面29の浸漬が、上
死点OT後90度ではなく、それよりも遅い時点、例え
ば上死点OT後110度で初めて行われる。従って、こ
の回転数のときの噴射系の遅れにも拘わらず、実際の噴
射が下死点の範囲において最適に行われる。
噴射過程の解放のための閾値は、ボルト40を回転させ
ることにより、前置弁lI内のばね要素39の力を介し
て正確に設定することができる。
クランクケース7から導かれた、前置弁11の流入室4
5の圧力が、調整された閾値を上回ると、密封ダイアフ
ラム37が弁座43から離れ、圧力が環状室35に達す
る。その際、この圧力が直ちに密封ダイアフラム37の
全面積を付勢するので、作用面積が大きく、弁座43が
迅速に開放される。
調整された限界圧力値を超えるときの迅速な開放の後で
、圧力は出口34の管51を経て再び接続管12に導か
れ、更に噴射ポンプlOの圧力室21に導かれる。すな
わち、前記の前置弁11により、所定の圧力閾値に達し
て初めて、密封ダイアフラム37が弁座から離れ、圧力
伝達のための通路を開放することが達成される。従って
、燃料を噴射するためのポンプピストン25の作動スト
ロークの解放が約20度のクランク回転角度だけ遅れる
ので、噴射過程の解放は上死点OT後約11O度で行わ
れ、噴射は所望されるごとく下死点の範囲で行われる。
いろいろな回転数に適合させるために、逆止弁49が前
置弁11の中に設けられている。逆止弁49の貫通孔4
7は小さな横断面積を有し、従って絞りとして働く。ク
ランクケース7内に負圧が発生すると、11力置弁11
の環状室35が逆止弁49を経て排気される。クランク
ケース圧力が再び上昇しても、環状室35は真空すなわ
ち負圧のままである。なぜなら、逆止フラップ48がこ
の方向で貫通孔47を遮断しているからである。環状室
35内の負圧がばね要素39を助勢するので、密封ダイ
アフラム37は弁座43に対して強く押し付けられる。
従って、密封板42は高いクランクケース圧力のときに
初めて弁座43から離れ、噴射過程が大幅に遅れる。逆
止弁49の貫通孔47が絞りとして形成されていること
により、環状室35に発生する負圧はすべての回転数で
同じではなく異なる。高回転数では、貫通孔47の絞り
作用が非常に強力である。すなわち、高回転数では環状
室35に、弱い負圧しか発生しないかまたは負圧が全く
発生しない。それによって、ばね要素39が少しだけし
か助勢されないかまたは全く助勢されないので、密封ダ
イアフラム37はかなり早く弁座43から離れ、貫通孔
を開放する。回転数が低い場合には、環状室35を排気
するために、かなり長い時間がかかる。従って、強い負
圧が発生する。この負圧がばね要素39を強<助勢する
ので、密封板42は弁座43に対してしっかりと押し付
けられ、高いクランクケース圧力が発生して初めて遅い
時期に弁座43から離れる。それによって、ニサイクル
エンジン2のいろいろな回転数に対する噴射系の実際の
自動的な適合が達成される。ばね要素39自体は実際に
は、回転数に依存するある種の予備調整部材にすぎない
。回転数に対する依存性は、回転数によって異なる環状
室35の圧力低下または負圧増大によって達成される。
ニザイクルエンジン2のアイドリング運転時にはクラン
クケース7内の圧力が非常に低いので、前置弁IIを通
る圧力伝達のための通路は閉鎖されている。しかしアイ
ドリング時にも噴射できるようにするために、本発明の
他の実施形では、バイパス50に絞り52が設けられて
いる。この絞り52は次のように調整されている。すな
わち、て導かれ一方、低回転数時には、圧力上昇がゆっ
くりでクランクケース圧力が低いために、このクランク
ケース圧力が絞り52を経て噴射ポンプ10の圧力室2
Iに直接的に導かれるように調整されている。それによ
って、アイドリング時に充分な燃料供給が達成される。
クランクケース7から来る管部分に設けた入口絞り53
は、最高回転数範囲のためのものである。
管橋断面積は通常は、充分な空気と圧力が噴射ポンプI
Oに達するように、定められている。しかし、高い回転
数のときには、過多の燃料が供給され得る。これは入口
絞り53によって阻止される。
この人口絞り53は、約10000回転/分以上で接続
管12内の空気圧力の絞りが達成され、従って噴射ポン
プ10の供給量が絞りの無いときよりも少なくなるよう
に、調整されている。それによって、ニサイクルエンジ
ン2は運転時に燃料消費が一段と多くなることがない。
第2図の実施例の場合には、密封ダイアフラム11の室
36が、大気に開放しないで閉じていることにより、噴
射系の自動的な制御が一層改善される。更に、付加的な
管54が設けられている。
この管は入口絞り53の後方で接続管12から分岐し、
室36に案内されている。しかし、管54は点線部分5
5によって示すように、人口絞り53の手前で接続管1
2から分岐させてもよい。室36の方へ分岐した管54
には、調整絞り56が設けられている。
この構成により、前置弁11が中間のクランクケース圧
力に依存して開放される。なぜなら、室36に大気圧が
達しないで、クランクケース7内に生ずる中間圧力が室
36内に導かれるからである。これは、高負荷の際、す
なわちニサイクルエンジン2のスロットルバルブの完全
開放または完全負荷の際に、密封ダイアフラム37を背
面38から付勢するために高い圧力が供されるという利
点がある。従って、密封ダイアフラム37が弁座から遅
く離れ、それによって噴射過程の解放が相応して遅く行
われるようにすることができる。負荷が減少するときま
たは負荷が小さい場合には、クランクケース7内の中間
圧力も低下する。従って、密封ダイアフラム37はもは
や強く保持されなくなるので、再び早く開くことができ
る。それによって、負荷に依存する噴射ポンプ10の制
御が可能である。調整絞り56は、クランクケース7か
ら来る圧力の中間の圧力を発生または通過させて、この
圧力が密封ダイアフラム37の背面38に達し得るよう
に調整されている。
ニサイクルエンジン2のスロットルバルブが完全に開放
し、エンジンが全負荷で作動するときには、クランクケ
ース7内に高い圧力が生ずる。この圧力は接続管12、
管部分55および調整絞り56を通って室36に達する
。それによって、全負荷時に密封ダイアフラム37が高
い圧力で付勢されるので、ばね要素39の閉鎖力がこの
正圧によって助勢される。従って、高い圧力がクランク
ケース7から流入室45を通って密封ダイアフラム37
の密封板42に作用するときに初めて、密封ダイアフラ
ム37が弁座43から離れる。すなわち、ニサイクルエ
ンジン2が負荷下で作動すると、比較的に高い圧力のと
きに初めて前置弁11が開放する。室36内の比較的に
高い圧力は勿論、クランクケース7内に発生するピーク
圧力よりも常に低い。ニサイクルエンジン2のスロット
ルバルブが閉じて出力が下がると、クランクケース7内
の中間圧力ひいては前置弁11の室36内の圧力も同様
に下がり、従って密封ダイアフラム37の前後の圧力の
関係、ひいてはニサイクルエンジン2の低出力時の密封
ダイアフラム37の開放が保証される。
第3図の実施例の場合には、接続管12と密封ダイアフ
ラム37の背面38側の室36との間に、逆止弁60を
備えた付加的な管59または59′が設けられている。
室36から周囲圧力に至る貫通孔41を絞り61として
形成してもよいし、また図示のように管部分に絞り61
を備えていてもよい。ニサイクルエンジン2の圧縮行程
において、すなわちピストン4の上昇時に、クランクケ
ース7内に負圧か発生する。それによって、接続管12
、付加的な管59または59′および逆止弁60を介し
て、前置弁11の室36が排気され、そこにも同様に負
圧が発生する。この負圧は調整ばね39のばね力に抗し
て密封ダイアフラム37に作用する。それによって、弁
座43が小さな力で閉鎖され、従って流入室45の低い
過圧によって開放する。すなわち、前置弁11の室36
の負圧は、高回転数時の噴射時期の調整を部分的に相殺
する。
回転数が低い場合、作動行程のときに上昇するクランク
ケース圧力によって逆止弁60が閉じるや否や、絞り6
1と貫通孔41を経て周囲空気が前置弁11の室36に
再び充填される。それによって、室36の負圧が再び完
全に弱まるかまたは部分的に弱まるので、密封ダイアフ
ラム37の背面38に対して実質的に調整ばねだけが作
用する。
従って、低回転数のときには噴射時期に対する調整ばね
39の調整作用は影響を受けない。すなわち、噴射過程
の解放が遅れる。
この構成により、密封板42の開放圧力が回転数に依存
して影響を受けるので、噴射時期が回転数に依存して制
御される。
第4図の実施例では、前置弁11’が噴射ポンプ10に
統合されている。すなわち、一つの装置部分が形成され
るように、前置弁が噴射ポンプと構造的に一体化されて
いる。従って、構造がきわめて簡単である。この場合、
噴射ポンプlOのダイアフラム22が前置弁11′の密
封ダイアフラムとして働くことが非常に好都合である。
第4図から判るように、噴射ポンプ10の環状圧力室2
1の底57に、弁座43、流入室45、絞り作用を有す
る逆止弁49の貫通孔47および一体化された前置弁I
I′の絞り作用を有するバイパス50が形成されている
。噴射ポンプ10の底57には、前置弁11′の弁ケー
シング58カ(接続されている。この弁ケーシングは前
室44を形成し、この前室内には貫通孔47を遮断する
逆止フラップ48が設けられている。弁ケーシング58
には、前室44の平面に人口33が設けられている。こ
の人口には、クランクケース7から来る接続管12の部
分が接続されている。接続管12から分岐された付加的
な管54内には、調整絞り56が設けられている。この
管54は室23に達している。室23はダイアフラム2
2によって噴射ポンプ10の圧力室21から分離され、
そして本実施例の場合には大気に通じる開口を備えてい
ない。
第4図の実施例の作用を詳しく説明すると、次の通りで
ある。クランクケース7から来る圧力は人口33と前室
44を通って流入室45に達し、そこで弁座43の範囲
において、パツキン42に基づいて密閉当接しているダ
イアフラム22を付勢する。流入室45の圧力がポンプ
ピストン25に作用する噴射ポンプIOのばね30の押
圧力よりも大きい場合には、ダイアフラム22が弁座4
3から離れる。そのときクランクケース圧力は圧力室2
1に達し、ダイアフラム22の全面積を付勢する。その
結果、このダイアフラム22に接続されたポンプピスト
ン25がばね30の力に抗して軸方向に摺動し、供給ス
トローク運動を行う。
この場合、差動ピストンのピストン面29により、ポン
プ室18内の燃料が、排出弁19と噴射ノズル6に至る
噴射管20とを通って、ニサイクルエンジン2の燃焼室
5に押し込まれる。
クランクケース圧力が低下すると、先ずダイアフラム2
2が弁座43に当たるまで後退する。クランクケース圧
力が更に低下すると、逆止フラップ48が離れることに
よって貫通孔47が開放するので、圧力室21内の圧力
が低下し、負圧が生じ得る。この負圧はばね30の力と
共にダイアフラム22を弁座43に押し付ける。クラン
クケース圧力か再び上昇すると、ダイアフラム22はば
 ・ね30の力と圧力室2I内の負圧によって弁座43
に強く押し付けられる。従って、前置弁11’の開放ひ
いては噴射過程のリリースは、適切な遅い時期に初めて
行われる。孔として形成されたバイパス50は同時に、
校り52の機能を発揮する。
この絞りは前記の実施例の場合のように、クランクケー
ス圧力が低いアイドリング運転のために設点は、構造ユ
ニットがコンパクトであるということにある。この場合
、噴射ポンプIOと前置弁■l′が一つの装置にまとめ
られ、そして噴射ポンプ10のダイアフラム22が前置
弁11′の密封ダイアフラムの機能を同時に発揮するこ
とによって、一方の密封ダイアフラムが節約される。第
4図の実施例の場合には、第2図の実施例の場合と同様
に、クランクケース7の中間圧力を介して噴射系の制御
が行われる。そのために、接続管12から分岐されて室
23に達し、かつ調整絞り56を備えた付加的な管54
が設けられている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、断面を示した噴射ポンプと前置弁を有する本
発明に係る噴射装置の全体図、第2図は、前置弁がクラ
ンクケース中間圧力によって付加的に制御される、本発
明に係る他の噴射装置の第1図と同様な図、第3図は本
発明に係る他の噴射装置の第2図と同様な図、第4図は
、前置弁を一体化した本発明に係る他の噴射ポンプの断
面図、第5図は、第1〜3図の噴射ポンプの逆止弁を示
す、差動ピストンとポンプ室の拡大部分断面図、第6図
は、ニサイクルエンジンのクランクケース内の圧力の経
過を示すグラフ、第7図はニサイクルエンジンのクラン
ク回転の円形グラフである。 1・・・噴射装置、  2・・・ニサイクルエンジン、
  3・・・シリンダ、  4・・・ピストン、  5
・・・燃焼室、  6・・・噴射ノズル、7・・・クラ
ンクケース、  8・・・クランク軸、  9・・・連
接棒、  IO・・・噴射ポンプ、  11.II’ 
 ・・・前置弁、  12・・・接続管、  I3・・
・燃料供給管、  14・・・タンク、  15・・・
予備供給ポンプ、  16・・・吸込弁、  17・・
・ケーシング、  18・・・ポンプ室、  1つ・・
・排出弁、  20・・・噴射管、 21・・・圧力室
、  22・・・ダイアフラム、  23・・・室、2
4・・・開口、  25・・・ポンプピストン、  2
6・、。 案内孔、  27・・・ピストンロッド、  28・・
・ピストン部分、  29・・・ピストン面、30・・
・ばね、  3I・・・ねじ、  32.32′ ・・
・環状パツキン、  33・・・人口、34・・・出口
、 35・・・環状室、 36・・・室、  37・・
・密封ダイアフラム、38・・・背面、 39・・・ば
ね要素、 40・・・ボルト、 41・・・貫通孔、 
42・・・密封板、 43・・・弁座、 44・・・部
室、 45・・・流入室、 46・・・壁、47・・・
貫通孔、 48・・・逆止フラップ、49・・・逆止弁
、 50・・・バイパス、5I・・・管部分、 52・
・・絞り、 53・・・人口絞り、 54・・・管、 
55・・・管部分、  56・・・調整絞り、 57・
・・底、  58・・・弁ケーシング、   59.5
9′ ・・・管、  60・・・逆止弁、  61・・
・絞り

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、噴射ポンプがクランクケース内のその都度の圧力に
    よって付勢され、エンジン内での噴射および燃焼のため
    に、噴射ポンプが前記圧力に依存して燃料を供給する、
    特にチェーンソー等のような手動制御される作業機器の
    ための二サイクルエンジンの燃料噴射方法において、噴
    射過程の解放と燃焼室への噴射の開始がクランクケース
    圧力上昇時に行われ、クランクケースから噴射ポンプに
    導かれる圧力が、二サイクルエンジンの回転数と負荷状
    態の少なくとも一方に依存して、調整可能であることを
    特徴とする方法。 2、クランクケース(7)から導かれる上昇圧力が、あ
    らかじめ設定可能な閾値を超えた後で初めて噴射ポンプ
    (10)の方へ導かれることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3、噴射過程の解放と噴射の開始が中間のクランクケー
    ス圧力によって制御されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の方法。 4、噴射ポンプがクランクケース内のその都度の圧力に
    よって付勢され、エンジン内での噴射および燃焼のため
    に、噴射ポンプが前記圧力に依存して燃料を供給し、噴
    射過程の解放と燃焼室への噴射の開始がクランクケース
    圧力上昇時に行われ、クランクケースから噴射ポンプに
    導かれる圧力が、二サイクルエンジンの回転数と負荷状
    態の少なくとも一方に依存して、調整可能である、特に
    チェーンソー等のような手動制御される作業機器のため
    の二サイクルエンジンの燃料噴射方法を実施するための
    装置において、二サイクルエンジンのクランクケースか
    ら案内された接続管が噴射ポンプの圧力室に接続され、
    この圧力室がダイアフラムによって他の室に対して分離
    され、圧力室と反対の側において、ダイアフラムにポン
    プピストンが付属しており、ダイアフラムに作用する圧
    力を自動的に制御するための手段が、クランクケースと
    噴射ポンプの間の接続管に設けられていることを特徴と
    する装置。 5、噴射ポンプ(10)のポンプピストン(25)が差
    動ピストンとして形成され、このピストンがピストン部
    分(28)に、ポンプ室(18)の方へ向いた円環状の
    ピストン面(29)を有し、かつ軸方向の延長部分に、
    ポンプ室(18)を貫通するピストンロッド(27)を
    備え、ピストンロッドの横断面積がピストン部分(28
    )の横断面積よりも小さいことを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載の装置。 6、少なくとも一つの環状パッキン(32)が、噴射ポ
    ンプ(10)のケーシング(17)の案内孔(26)に
    軸方向に摺動可能に支承されたポンプピストン(25)
    に付設されていることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項または第5項記載の装置。 7、環状パッキン(32)がポンプピストン(25)の
    ピストン部分(28)とピストンロッド(27)の少な
    くとも一方に付設されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項から第6項までのいずれか一つに記載の装
    置。 8、ポンプピストン(25)が、ダイアフラム(22)
    から離れたピストンロッド(27)の端部分において、
    ばね(30)の力によって付勢され、このばねがダイア
    フラム(22)に逆らう方向に作用し、かつ好ましくは
    スリーブ状のねじ(31)によって調整可能であること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項から第7項までのい
    ずれか一つに記載の装置。 9、前置弁(11、11′)が、ダイアフラム(22)
    に作用する圧力を制御するための手段として、クランク
    ケース(7)と噴射ポンプ(10)の圧力室(21)の
    間の接続管(12)に設けられていることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項から第8項までのいずれか一つに
    記載の装置。 10、前置弁(11)が、クランクケース(7)から案
    内された接続管(12)のための入口(33)と、噴射
    ポンプ(10)に案内される接続管(12)のための出
    口(34)を備え、前置弁が密封ダイアフラム(37)
    を備え、圧力閾値を超えたときにこの密封ダイアフラム
    が調整可能なばね要素(39)の力に抗して、弁座(4
    3)から離れることができ、弁座の縁側が流入室(45
    )を画成し、弁座がそれと密封ダイアフラム(37)に
    よって画成された環状室(35)に開口し、この環状室
    が出口(34)を備えていることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項から第9項までのいずれか一つに記載の装
    置。 11、環状室(35)が正圧のときに流入室(45)の
    方へ開放する逆止弁(49)が、前置弁(11、11′
    )内に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第4項から第10項までのいずれか一つに記載の装置。 12、環状室(35)と流入室(45)の間の壁(46
    )に貫通孔(47)が形成され、環状室(35)に対向
    する壁(46)の側で前室(44)内において、好まし
    くはゴム弾性の逆止フラップ(48)が貫通孔(47)
    に付設されていることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項から第11項までのいずれか一つに記載の装置。 13、室(36)が、環状室(35)と対向する密封ダ
    イアフラム(37)の側で、貫通孔(41)によって大
    気と連通していることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項から第12項までのいずれか一つに記載の装置。 14、エンジン高回転数時にクランクケース圧力を実質
    的に遮断しかつアイドリング回転数時に噴射ポンプ(1
    0)の圧力室(21)の方へ実質的に通過させる絞り(
    52)が、接続管(12)のバイパス(50)に設けら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第4項から第
    13項までのいずれか一つに記載の装置。 15、エンジン高回転数範囲においてクランクケース圧
    力を低下させる入口絞り(53)が、前置弁(11、1
    1′)の入口(33)の手前において、クランクケース
    (7)から案内された接続管(12)に設けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項から第14項ま
    でのいずれか一つに記載の装置。 16、密封ダイアフラム(37)の他の側で環状室(3
    5)に対向する室(36)が、大気に対して閉鎖され、
    かつ付加的な管(54)を介してクランクケース(7)
    の中間圧力によって付勢され、この管が前置弁(11)
    の入口(33)の手前で接続管(12)から分岐されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第4項から第15
    項までのいずれか一つに記載の装置。 17、分岐されて前置弁(11)の室(36)に案内さ
    れた付加的な管(54、59)が、入口絞り(53)の
    前または後ろで、接続管(12)に接続されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項から第16項までの
    いずれか一つに記載の装置。 18、クランクケース(7)の中間圧力を通過させる調
    整絞り(56)が、室(36)と前置弁(11)の密封
    ダイアフラム(37)の背面(38)に通じる付加的な
    管(54)に設けられていることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項から第17項までのいずれか一つに記載の
    装置。 19、自動的に制御される前置弁(11′)が噴射ポン
    プ(10)に統合され、この噴射ポンプと共に一つの構
    造ユニットとして形成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第4項から第18項までのいずれか一つに記
    載の装置。 20、噴射ポンプ(10)のダイアフラム(22)が同
    時に前置弁(11′)の密封ダイアフラムであることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項から第18項までのい
    ずれか一つに記載の装置。 21、弁座(43)、流入室(45)、逆止弁(49)
    の貫通孔(47)および一体化された前置弁(11′)
    の絞り作用を行うバイパス(50)が、噴射ポンプ(1
    0)の環状圧力室(21)の底(57)に形成され、逆
    止弁(48)を備えた前置弁(11′)の前室(44)
    が、弁ケーシング(58)によって画成され、この弁ケ
    ーシング(58)がクランクケース(7)から案内され
    た接続管(12)のための入口(33)を有し、かつ底
    (57)に接続され、接続管(12)から分岐された、
    クランクケース中間圧力を供給するための付加的な管(
    54)が、ダイアフラム(22)の他の側で圧力室(2
    1)に対向する噴射ポンプ(10)の室(23)に案内
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第19項ま
    たは第20項記載の装置。 22、絞り(61)が、室(36)と大気を連通する貫
    通孔(41)に付設され、クランクケース(7)内に負
    圧が発生したときに開放しかつ正圧時に閉じる逆止弁(
    60)が、前置弁(11)の入口(33)の手前で接続
    管(12)から分岐されて室(36)に案内された管(
    59)に設けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項から第21項までのいずれか一つに記載の装置
JP61132899A 1985-06-19 1986-06-10 二サイクルエンジンの燃料噴射方法とこの方法を実施するための装置 Pending JPS6223544A (ja)

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