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JPS6223274Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6223274Y2
JPS6223274Y2 JP1983077076U JP7707683U JPS6223274Y2 JP S6223274 Y2 JPS6223274 Y2 JP S6223274Y2 JP 1983077076 U JP1983077076 U JP 1983077076U JP 7707683 U JP7707683 U JP 7707683U JP S6223274 Y2 JPS6223274 Y2 JP S6223274Y2
Authority
JP
Japan
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phase
current
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positive
voltage
Prior art date
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Application number
JP1983077076U
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English (en)
Other versions
JPS5918583U (ja
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Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JPS5918583U publication Critical patent/JPS5918583U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6223274Y2 publication Critical patent/JPS6223274Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/04Starting of engines by means of electric motors the motors being associated with current generators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P9/08Control of generator circuit during starting or stopping of driving means, e.g. for initiating excitation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2101/00Special adaptation of control arrangements for generators
    • H02P2101/30Special adaptation of control arrangements for generators for aircraft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、電動機モードにおいてブラシ無し直
流電動機として機械電気変換機を動作し、発電機
モードにおいて一定の周波数出力を供給するよう
に機械電気変換機を制御する始動機−発電機とし
て動作しうる機械電気変換機を含む電気的装置に
関するもので、特に、周波数変換器を使用する制
御回路が電動機モードにおいてブラシ無し直流電
動機として機械電気変換機を駆動するように操作
され、発電機モードにおいては機械電気変換機の
出力周波数を変化している周波数から一定の周波
数に変換して供給するように操作する電動機−発
電機として動作しうる機械電気変換機を含む電気
的装置に関するものである。 この機械電気変換機は、後述では主変換機を考
慮している。この変換機に加えて、本考案の装置
では、2つの機械電気変換機が使用され、それら
3つの変換機は一般に同期機と呼ばれ、普通はジ
エツトエンジンや内燃機関のような“動力負荷”
と共通の軸に装着される。この3つの機械電気変
換機の特徴は、次のように簡単に説明される。 主変換機(第1図10を参照)あるいは簡単に
“変換機”は同期機として構成される。即ち、直
流励磁を備えている。“電動機モード”では、こ
の“変換機”は最初の停止位置から運転速度へジ
エツトエンジンを駆動する。その後は、この変換
機は、“発電機モード”において、ジエツトエン
ジンによつて駆動され、交流発電機として動作
し、その発電機の出力はこのシステムから離れて
変えることができる。 第2の機械電気変換機(第1図装置12を参
照)は、この後で時として励磁機となり、電動機
モードでは回転変圧器として動作し、また発電機
モードでは、“インサイドアウト同期励磁機”と
呼ばれるように動作する。即ち、その直流励磁界
は固定子であり、その電機子は回転子である。簡
単に述べると、この励磁機は主変換機の界磁電流
源であるが、詳細な説明で述べるように他の機能
も持つている。 第3の機械電気変換機(第1図の装置14を参
照)は、発電機モードにおいて永久磁石発電機
(PMG)としての機能を有し、また、その時に第
2変換機の界磁電流源となる。電動機モードにお
ける機能は詳細な説明で述べる。 従来から知られている始動機−発電機方式は、
普通、内燃機関やジエツトエンジンのような動力
負荷を始動するために電動機として動作される機
械電気変換機を含んでいる。例えば、ジエツトエ
ンジンがいつたん運転速度になると、始動電動機
が切離され、一定速度の交流発電方式の動作に切
換えられ、ジエツトエンジンによつて駆動され、
ジエツトエンジンの場合には飛行機のようなシス
テムに動力を供給する。 また、1つの直流機械電気変換機が使用され、
一方の場合では電動機として、他方の場合では発
電機として操作するように巻線が切換えられる方
式がよく知られている。それらの良く知られた先
行技術では、エンジンがいつたん速度を上げた場
合に切離される別個の始動機が使用されるか、巻
線が切離された場合、発電機の出力が直流から所
望の周波数の交流に変換される始動機が使用され
ねばならない。従つて、これらの従来方式は、別
個の始動機と発電機が使用され、これらの機械の
切換えと、あるいはそれらの機械の主要素が必要
となることにおいて、やつかいで、複雑で、価格
の高いものとなる。それ故に、それらの装置はさ
らに大きくなるため、やつかいで複雑になり、ま
た回転機械電気変換機の主要素を切換えたり、再
接続する必要があるため、信頼性の点から望まし
くない。そのために、1つの機械電気変換機がジ
エツトエンジンのようなエンジンを始動するため
に電動機として、またこの機械電気変換機の主切
換をすることなくエンジン速度を変化して、一定
の出力周波数を生ずる交流発電機に転換すること
が必要である。従つて、両動作モードが高く望ま
れることは、電動機モードと発電機モードの制御
回路を全て使用するという見地からである。 我々は、主機械電気変換機が電動段階中ではブ
ラシ無し直流電動機として動作し、発電段階中で
は同期発電機として動作する同期電動機である始
動機−発電機装置が提供され、この高く望んだ結
集が達成されたことを見出した。位相制御整流器
のバンクを使用する周波数変換器は、位置検出手
段によつてそれぞれ制御され、主変換機の適当な
巻線に電流を供給する。供給電圧の各位相で動作
する整流器のバンクは、制御された導通と位相で
選択駆動され、供給電圧の位相と回転子の位置の
函数として、変換機の適当な電機子巻線に適当な
電流を加え、またその電機子から取り出す。回転
子の位置検出器と共に動作する適当な論理回路
は、異つた整流器バンクの各々の位相制御整流器
の点弧を決定し、界磁密度が高い任意の巻線に電
流を供給する。同様に、供給電圧で動作する適当
な論理回路は、異つた整流器バンクに動作信号を
発生し、任意の位相を有する供給電圧で動作する
整流器だけが付勢されるようにする。従つて、位
相制御整流器バンクを使用する周波数変換器は、
発電機モードにおいて、位置検出素子に応じて電
機子巻線の中の電流を変換または切換える機能を
与え、また発電機モードでは、同じ周波数変換器
の位相制御整流器バンクは、基準電圧に応じて制
御され、一定の周波数出力を与えるために、その
バンクの中の選択された1つの整流器を点弧す
る。 従つて、同じ主変換機と同じ周波数変換器が両
方の動作モードで使われ、電動機モード中に選択
された電機子巻線に流す電流およびこの電機子巻
線から流れる電流を制御する。また発電機モード
中に整流機能すなわち逆機能を与え、同期発電機
として動作する主変換機によつて変化する周波数
出力から一定周波数の出力を供給する。電機子の
位置と位相の論理回路(電機子巻線の中の電流を
変換し、切換える)だけは接続されておらず、モ
ード変更では励磁器の構成を取り、主変換機に直
流界磁を与え、この主変換機をブラシ無し直流電
動機から同期発電機に変換する。 従つて、本考案の目的は、1つの機械電気変換
機を電動機と発電機の両方に使い、電動機モード
および発電機モードにおいて、この変換機の制御
素子として周波数変換器を使用する始動機−発電
機として動作する機械電気変換機を含む電気的装
置を提供するものである。 本考案の他の目的は、両モード作動中に素子共
通性を有する単一の機械電気変換機を使用する始
動機−発電機として動作する機械電気変換機を含
む電気的装置を提供するものである。 本考案の利点および目的はこの後の記載で明確
になるであろう。 本考案の他の利点は、電動機モードではブラシ
無し直流電動機として動作し、発電機モードでは
同期発電機として動作する同期タイプの主変換機
を提供することによつて実現する。この主変換機
は多数の周波数変換器によつて制御され、この周
波数変換器は半導体制御整流器(SCR)から構
成された多数の位相制御整流器バンクを有してお
り、この整流器(SCR)は電動機モード中に変
換または切換え素子として動作する。電動機モー
ドにおいて、主変換機の回転子位置のそれぞれの
信号は、任意の論理回路で処理され、整流器バン
クの各々の整流器を制御する信号を発生し、主変
換機の任意の電機子巻線へ向ける電流を切換え
る。電動機モード中に、整流器は一定周波数(例
えば飛行機に使用する場合は400Hz)の供給電圧
で付勢され、論理的に選択制御された位置検出器
は、任意の位相バンクの整流器を点弧し、トルク
を生ずるように選択された巻線に流れる電流およ
びこの巻線から流れ出る電流を制御する。ジエツ
トエンジンが速度を上げた後では、このシステム
は発電機モードに切換えられるので、主変換機は
同期発電機として動作し、この発電機からの変化
する周波数出力は、周波数を変換する機能を有す
る周波数変換器に供給され、変動する周波数発電
機の出力から一定の周波数(例えば400Hz)の出
力を生ずる。電動モードと発電モードの間の切換
えに関しては、一定の周波数供給電圧によつて制
御される位置応答論理回路および点弧と空白論理
回路は両方とも付勢されず、電圧は供給されな
い。基準波発生器は、ライン電圧対ライン電圧の
機能を有するごとく個々のSCRを導通制御する
ように動作され、また、その基準波信号は発電機
からの変動する周波数出力を一定の周波数出力に
するように使われる。本考案は添付図面を参照し
てなされた次の記載によつてよく理解されるだろ
う。 第1図は、本考案の全体的なブロツク線図を示
し、図示の機械電気変換機はジエツトエンジンの
ような動負荷を駆動するための直流ブラシ無し電
動機として、また、ジエツトエンジンが点弧され
て速度が速くなつた後は該ジエツトエンジンによ
つて駆動される同期発電機として使用される。本
考案は4つのサブシステムから成つている。第1
のサブシステムは参照数字1によつて示される主
パワーチエーンで、該主パワーチエーンは機械電
気変換機およびその励磁要素を包含している。第
2のサブシステムは参照数字2によつて示される
周波数変換器で、該周波数変換器は、電動機モー
ド期間中は主変換機の巻線に流れる電流を選択的
に変化し、発電機モード期間中は、発電機からの
変動周波数出力を一定周波数に変換する。第3の
サブシステムは参照数字3によつて示される電流
制御系で、該電流制御系は電動機動作中に入力電
流および変換機電流を検知して該変換機の電流レ
ベルを制御するために設けられたものであつて、
電動機モード期間中、周波数変換器の整流器の点
弧角を制御して電機子電流を制御する。この電流
制御系は電流を所望のレベルに維持するために変
換機の電流レベルを検知するための手段を包含す
ると共に、電動機モードにおいて、予定の速度に
維持するために主変換機の磁界を弱めるための手
段をも包含している。第4のサブシステムは適切
な順序で周波数変換器の整流器を点弧するための
制御回路を包含し、該制御回路は電動機モード期
間中は回転子位置の関数に従つて電機子巻線に流
れる電流を変化して供給し、発電機モード期間中
は前記整流器の位相の進遅を制御して変動周波数
入力から一定周波数の出力を発生する。 主パワーチエーンは軸11に装着された主変換
機10から成り、該主変換機は、好ましくは、回
転子に直流界磁巻線が装着され、固定子に6相電
機子が装着されている同期機である。主変換機1
0の軸と同一の軸には回転子に電機子巻線を有
し、固定子に界磁巻線を有する励磁発電機12が
装着されている。この励磁機の界磁巻線は本考案
の装置において電動機モードと発電機モード間で
切り換えられる唯一の要素である。この励磁機の
界磁は、電動機モード期間中は、三相Y結線さ
れ、交流電源から励磁および界磁巻線接線制御回
路13に付勢され、発電機モード期間中は直列接
続され、直流電源から励磁されてインサイドアウ
ト同期発電機として働く。 励磁機12の回転子巻線に誘導された電圧は、
軸に装置されたあるいは軸内の整流器ブリツジ
(図示せず)によつて整流され、主変換機を励磁
するための直流電流を供給する。また、軸11に
は多数の永久磁石極対から成る回転子と固定子に
装着された電機子巻線を有する永久磁石発電機
(PMG)14が装着されている。このPMGは発電
機モード期間中は励磁機12に対する直流励磁を
与え、電動機モード期間中は周波数変換器システ
ム2によつて電機子巻線に対する電流を制御する
ために使用され、その回転子位置で主変換機の回
転子位置を決定するための装置を提供している。
このため、PMGの空隙には3つのホール発電器
15,16,17が永久磁石極対に関して120゜
の電気角をもつてかつ回転子の永久磁石の磁束を
感知するように装着されている。このホール発電
器は直流電源18からその一対の面に電圧を供給
することによつて付勢される。ホール素子に発生
された電圧は該ホール素子に印加された磁束密度
に比例する。従つて、PMG14の回転子が回転
すると、各ホール発電器の発生電圧は0から最高
まで磁束密度の関数として変化し、それ故、電気
角で120゜離れた3つの台形波電圧を発生する。
即ち、ホール感知器からの出力はPMG回転子の
位置を表わしている。もし、PMGの回転子が主
変換機の磁極対と同数の磁極対を持ち、かつ
PMGの磁極が主変換機の磁極と同一線上にある
ように製作されているものとすれば、PMGの回
転子位置を知れば主変換機の回転子位置を知るこ
とができる。従つて、ホール素子15〜17から
の出力信号は周波数変換器のゲート素子のスイツ
チングを制御して主変換機の電機子巻線の電流を
変えるように使用することができる。 このために、ホール感知器からの3つの出力信
号は、変動ホール電圧を120゜の持続時間を有す
る6つの信号に変換され各バンクの6個の整流器
の導電期間を制御する回転子位置論理回路20に
供給される。これらの回転子位置論理信号は適当
なリード線を通して周波数変換器システム2の一
部を形成している各周波数変換器に供給される。 周波数変換器システム2は3個の周波数変換器
21,22,23および該周波数変換器と関連し
た出力フイルターとから成り、該出力フイルター
はリード線25,26,27を通して速度制御ス
イツチに接続されている。このスイツチは、説明
を簡明にするために、3つの単極双投スイツチ2
8,29,30として示されているが、端子31
における400サイクル供給電源の電圧あるいは端
子32に接続された電気的出力負荷に交互に接続
される。これらの単極双投スイツチは、本装置が
始動モードにある時に、周波数変換器を400Hz供
給電圧電源に接続するように単極双投スイツチを
位置付ける供給遮断回路網33によつて制御され
る。主変換機10がジエツトエンジンをアイドリ
ング速度にまで上げると、供給遮断回路網33は
単極双投スイツチを周波数変換器から定周波数供
給源を遮断する位置にし、発電機モード期間中、
周波数変換器からの出力を定周波数出力信号を受
ける電気的負荷に結合する。 前述のごとく、また後程詳細に説明されるよう
に、各周波数変換器21〜23は、2バンクの反
対極性のシリコン制御整流器から成り、これらは
選択的にゲートされてその導電期間が制御される
ようになつている。各バンクは6個の整流器から
成り、その1つが6相電機子の6巻線の各々に対
応して接続されている。また、逆極性の整流器バ
ンクは、電動機モード期間中は、各供給相に対し
て夫々の巻線に入出力電流を流し、発電機モード
で作動している時は、変換器の整流および反転期
間中に電流を供給する。 従つて、周波数変換器の入力は、実際には6相
の変換器であるけれども3相出力で示されてお
り、各出力が変換器の電機子巻線の相当する対か
らの巻線対である主変換機の電機子巻線からのリ
ード線35〜37によつて供給される。すなわ
ち、6相変換器においては、相補巻線対の電圧は
位相が180゜離れている。換言すれば、6相変換
器の相1と相4は位相が180゜ずれていて、周波
数変換器の正および負のバンクの対応する整流器
がいつでも同時に導通し、巻線対の一方の巻線に
電流が流れ込み、該巻線対の他方の巻線から流れ
出るようになつている。また、周波数変換器には
回転子位置論理回路網からの出力が供給され、所
定のバンク中のどのSCRを点弧し、どの電機子
巻線に電流を供給するかを決定する。同時に、各
周波数変換器には点弧および空白波回路40から
の点弧および空白波が供給され、任意所定のバン
クのSCRを横切る電圧の極正が適切な時にのみ
該所定のバンクのSCRに点弧あるいは空白パル
スが与えられる。このため、点弧および空白波回
路40には400Hzの供給電圧が供給され、該供給
電圧の位相に応じて各周波数変換器に適した空白
波を発生する。この点弧および空白波回路40は
主変換機が電動機モード期間の時にのみ点弧およ
び空白信号を発生するように作動する。本装置が
発電機モードに切り換わる時はいつでも、点弧お
よび空白回路40は無能化端子41および基準波
発生器42に印加される速度制御信号によつて無
能にされる。同時に前記基準波発生回路42は電
動機モード期間中通常は制御回路43によつて無
能にされているが、発電機モード期間中は周波数
変換器に結合され、基準波信号を供給する。基準
波発生回路42からの信号は周波数変換器におい
て主変換機の線対線電圧の積分と比較され、主変
換機の変動周波数入力信号から一定周波数の出力
信号を発生するように導電期間を制御する各整流
器に対して点弧パルスを発生する。通常は基準波
発生器42を無能にする制御回路43は、主変換
機がある速度、すなわち、主変換機が電動機モー
ドから発電機モードに切り換わる速度に達した時
に、点弧および空白波発生回路40が無能にさ
れ、定周波数発生器42が周波数変換器の制御を
引き継ぐように速度信号によつて制御される。 また、周波数変換器の整流器バンクの各整流器
の点弧順序は、電動機モード期間中主変換機の電
流の関数として点弧点、すなわち、バンク中の整
流器の位相角を変化する第4の信号によつて制御
される。このために、参照数字3によつて概略的
に示される電流感知および制御チエーンは、最初
は供給源から周波数変換器への入力電流の関数と
して電流レベルを調節し、その後、始動機の速度
が上ると、主変換機の固定電流レベルおよび主変
換機速度の両方に応答して電流レベルを制御す
る。主変換機の速度が速くなるとそれに従つて主
変換器の固定子巻線に発生される逆起電力が大き
くなり、ついには、逆起電力が供給電圧と等しく
なり、通常の状態においては電機子電流が流れな
い点に達する。この点に達すると、電流制御回路
3は界磁を弱め始め、すなわち、主変換機の界磁
の大きさを減少し、それによつて、逆起電力を減
少して通常の場合よりもより高速度において供給
源から電機子電流を流すようにする。更にまた、
電流制御源は過熱を避けるため、速度が上つた時
に、励磁機12の励磁を制御して励磁機の電流を
一定に維持するように作動する。主変換機が停止
あるいは非常に低速の時は、(1)主変換機の電流を
測定すること、および(2)周波数変換器の導通を制
御することによつて、所望の電流値を保持するこ
とは困難である。それ故に主変換機が停止してい
る時は、主変換機の巻線電流は直流であり、従つ
て測定が困難である。低速の時は交流電流が非常
に低周波数であるのでこれもまた測定が困難であ
る。これらの困難を避けるために、変流器45に
よつて供給源からの400Hz電流を感知し、該電流
を基準電流と比較して変換機電機子電流制御回路
網47に供給する誤差信号を提供する始動電流制
御回路網44が設けられている。この回路網47
は周波数変換器に供給されて該周波数変換器の電
流レベルを変える制御電圧を提供する。変換機電
機子電流制御回路網47はまた、主変換機の電機
子電流および主変換機の速度を感知し、該電機子
電流および主変換機速度が予定値に達した時に始
動電流制御回路網44からの影響を無能にするよ
うに電機子電流/速度制御回路網48に応答して
制御される。始動電流制御回路網47が無能にさ
れると、変換機電機子回路制御回路網47は、変
換機電機子電流および変換機速度に応答して周波
数変換器用の制御信号を発生する。このために、
適当な電機子電流変流器45によつて検出された
変換機電機子電流は主変換機の出力線の1つに結
合され、回路網48に入力として供給される。図
面には単一の電流変成器しか示されていないが、
調整要素に平均電機子電流を与えるために全ての
電機子巻線から電機子電流を表わす信号が取り出
されることが理解されよう。 電機子電流/速度制御回路網48の他の入力
は、PMG発電器と関連したホール素子の1つに
接続されている回転子位置−速度変換器49から
供給されている。すなわち、PMG回転子の位置
を表わすホール発電器からの電圧が供給される。
これらの位置信号を、例えば微分する等して、適
当に処理することによつて、回転子の速度が検知
され、その速度信号は電機子電流レベルを制御す
るために使用されると共に、主変換機の速度が十
分に高く始動モードから発電機モードに切り換え
操作する時に各論理回路網を無能にするために使
用される。 始動モードにおいて主変換機の速度が増すと、
ブラシ無し直流電動機として作動する主変換機1
0の電機子巻線に発生される逆起電力は、供給電
圧と等しくなるか、あるいはそれより高くなるま
で上昇する。その結果、電機子巻線には出力軸を
正トルクに維持するための電流が流れない。この
時、変換機電機子電流制御回路網47からの出力
が通常は界磁弱め回路51を無能状態に維持する
界磁弱め制御回路50に制御信号を供給する。 従つて、今や、界磁弱め制御回路50は界磁弱
め回路51を作動状態にし、励磁回路網13に対
する励磁電圧を変化する界磁制御回路52に供給
される出力信号を発生する。励磁回路13に対す
る電圧を減少することによつて、励磁機12に対
する励磁が減少され、励磁機からの整流出力も減
少する。これは主変換機の界磁に対する励磁を減
少して主変換機の逆起電力を減少すると共に電機
子巻線に電流を流すようにして、ジエツトエンジ
ンを駆動する軸11に対して正トルクを発生し続
ける。 また、界磁制御回路52は界磁弱めがない時に
励磁機12の励磁を一定に維持するように制御さ
れる。すなわち、界磁制御回路52の電流変成器
53からの入力は励磁機の界磁巻線に結合され、
励磁機に供給される電流を検知する。界磁制御回
路52は励磁機12に対する界磁電流を一定に維
持することによつて励磁を一定に維持している。
界磁電流を調整する理由は、励磁機の速度が増す
と、該励磁機の実効インピーダンスが低下するこ
とである。もし、界磁巻線に一定電圧が印加され
るものとすれば、界磁電流が増大し、励磁機の出
力を増加し、主回転子に印加される励磁を増大す
る。主回転子磁界は既に飽和しているから、励磁
機は単に主変換機の界磁に更に電流を流すだけで
あり、主変換機を加熱する結果となる。斯様に、
主変換機の速度が増大してそのインピーダンスが
低下すると、流れる電流が増大する傾向にあるの
で、励磁機に流れる電流を検知し、主変換機が停
止状態からの作動速度に速度上昇する時に電流を
一定に維持するように界磁制御回路は励磁を減少
する制御信号を発生する。 概略的には、第1図にブロツク線図で全体的に
示されているごとく、始動機発電機回路は同期構
造の主変換機と、該主変換機に励磁を与えるため
の励磁機発電機と、発電機モード期間中励磁機に
対して直流励磁を供給し、かつ主変換機の回転子
の位置を検出するために使用される永久磁石発電
機とから成つている。主変換機の回転子位置の検
出は適当に配置されたホール発電器によつて行な
われ、該ホール発電器の発生電圧は周波数変換器
21〜23の整流器を制御するために適当な論理
に変換され、主変換機の電機子巻線に対する電流
を変化する。本実施例においては、主変換機は、
PMGと関連したホール素子によつて検出された
時に回転子位置に応答して電機子巻線に電流を供
給する整流あるいはスイツチング装置として作動
する周波数変換器整流器バンクを有するブラシ無
し直流発電機として作動される。従つて、電動機
モード期間中は、周波数変換器は主変換機の電機
子巻線に流れる電流を発生するためのスイツチン
グあるいは整流要素として作用して電動機モード
を支持し、出力軸にジエツトエンジンを駆動する
ための正トルクを与える。また、電動機モード期
間中、主変換機の電流レベルは、最初は流入供給
電流に応答して主変換機の電流レベルを制御し、
その後の電流レベルの制御は主変換機の速度のみ
ならず主変換機の電機子に実際に流れる電流を検
知する回路によつて継続される電流制御ループ装
置によつて制御される。主変換機の速度が増すと
主変換機に発生される逆起電力が電機子電流を減
少するレベルに達し、トルクが零になる。この
時、界磁を弱め始めて逆起電力を減少し、ジエツ
トエンジンに正のトルクを供給し続ける。更に、
主変換機の界磁巻線に励磁を与える励磁機に対す
る励磁が主界磁巻線の過熱を避ける速度で一定の
励磁を維持するように制御される。 主変換機が予定の速度、すなわち始動(電動
機)モードから発電機モードに切り換えなければ
ならない時に、周波数変換器を制御する論理回路
網を無能にする信号が発生され、回転子位置の関
数として電機子巻線の電流を変える。定周波数供
給電圧が周波数変換器から遮断され、励磁機の界
磁巻線が再度接続される。励磁機には直流励磁が
与えられ、該励磁機は励磁機−発電機として作動
する。今や、周波数変換器として作用する周波数
変換器がジエツトエンジンによつて駆動されてい
る主変換機からの変動周波数出力を定周波数出力
に変換するように基準波発生器に結合される。 第2図は、第1図にブロツク線図で示されてい
る電流制御回路網を示し、電流制御ループに発生
される誤差信号に応答して周波数変換器の整流器
の点弧を制御することによつて主変換機の電流レ
ベルを制御している。第2図において同様な回路
素子は第1図で使用された参照数字と同じ参照数
字によつて示されている。すなわち、始動電流制
御回路網44はその入力端子54に周波数変換器
の入力電流に比例する入力信号が供給される。こ
の入力信号は電位差計55からの基準信号と比較
され、これら2つの信号が代数的に加算されて演
算増幅器56の一方の入力として加えられ、400
Hz入力電流レベルと基準電流レベルの差に比例す
る出力すなわち誤差信号を発生する。この実際の
電流と基準電流の差に比例する誤差信号は整流器
57を通して変換機電機子電流制御回路網47の
一方の入力に供給される。この変換機電機子電流
制御回路網47はその入力端子に前記誤差信号が
供給され、出力端子が周波数変換器の点弧および
空白論理回路網に結合されている演算増幅器58
を包含している。すなわち、前記誤差信号は点弧
および空白回路において点弧波と比較されるか、
あるいは変調器において基準波と比較されるかし
て所望の電流レベルを発生するのに適した角度で
SCRを点弧するトリガーパルスを発生する。 始動および低速度時においては、主変換機に発
生される逆起電力が非常に低く、従つて最高電流
が流れ、これがSCRによつて整流される。それ
故、始動電流制御回路網44からの出力は最初高
レベルの電流を発生するように設定され、電位差
計55は周波数変換器から大電流出力が発生され
るように設定されている。しかしながら、回路網
44は電機子電流レベルの間接的な尺度を与える
に過ぎず、(供給電流が測定されているのである
から)できるだけ早く周波数変換器の電流制御を
電機子電流の実際の測定に切り換えるのが望まし
い。それ故、始動電流制御回路網44の影響は主
変換機の速度が増すにつれて無能にされ、主変換
機の電機子電流を直接検知する回路網に応答する
変換機電機子電流制御回路網47の制御に切り換
えられる。電機子電流/速度制御回路網48はダ
イオード57と回路網47の接続点に結合され、
以下に説明されるようにして、電機子電流と変換
機速度との組合せが予定のレベルに達した時に回
路網44の作動を無能にする。電機子電流/速度
制御回路網48は電機子電流および主変換機の速
度に比例する信号に応答して制御される。すなわ
ち、回転子位置−速度変換器回路網49が回路網
48の一方の入力を構成し、測定された電機子電
流に比例する信号が基準信号と比較されて始動電
流制御回路網45を無能にする信号を発生する他
方の入力を構成している。電機子電流に比例する
信号は回路網48の演算増幅器59の反転入力端
子に一方の入力として供給される。また、演算増
幅器59の入力には基準電機子電流レベルを表わ
す基準電位差計60からの基準信号が結合されて
いる。主変換機の速度を表わす信号は回転子位置
−速度変換器49から供給され、3つの信号が代
数的に加算され、演算増幅器59から始動電流制
御回路網44の作動を無能にしかつ該回路網に代
つて使用される出力信号を発生する。ホール検知
器からの回転子位置信号はR−C微分回路網61
に供給され、電位差計62からの負基準電圧と共
に演算増幅器63の反転入力に結合される。停止
あるいは低速時においては、基準信号は微分回路
網61からの速度信号に比較して大きく、増幅器
の出力は正方向に高い電圧となつている。この正
方向に高い電圧が回路網48の演算増幅器59の
反転端子に供給されると、増幅器59の出力は負
方向に高い電圧となる。主変換機の速度が増す
と、回転子位置−速度変換器回路網49からの速
度信号はより正でなくなる。すなわち、速度が増
加して微分信号がより正になる。従つて、電位差
計62からの負基準電圧および演算増幅器63の
出力はより正でなくなる。電機子電流/速度制御
回路網48の演算増幅器59に対する正速度信号
が減少されると、演算増幅器59の反転入力に供
給される速度信号、電機子電流信号および電位差
計60からの基準信号の代数和が相対的により負
になり、増幅器59の出力がより正になる。速度
と電機子電流のある組合せに対しては、電機子電
流/速度制御回路の出力が始動電流制御回路網4
4の出力よりもより正になり、ダイオード57を
逆バイアスし、それによつて、回路網44を変換
機電機子電流制御回路網47から切り離す。斯様
にして、周波数変換器の電流レベル制御は供給電
流レベルに応答する始動電流制御回路網から電機
子電流/速度制御回路網に切り換えられる。その
後、周波数変換器によつて電機子巻線に供給され
る電流レベルは変換機電機子の電流レベルと主変
換機速度の両方の関数として制御される。 主変換機の速度が増すと、主変換機の逆起電力
がある程度(ジエツトエンジンのアイドリング速
度よりも更に低い速度)まで増加して、電源電圧
を越える。このようにして主変換機の逆起電力が
電源電圧を越えると、電源電圧はもはや制御ルー
プの要求を満たす程の電流を電機子巻線に流すこ
とができなくなる。換言すれば、加速トルクはエ
ンジンを更に加速するには不十分なトルクにまで
減少される。従つて、励磁機12に対する励磁を
減少することによつて主変換機に対する界磁を弱
め始める必要がある。回転変成器として作動して
いる励磁機に対する励磁を減少することによつ
て、主界磁に供給される整流出力が減少され、こ
れが主変換機の逆起電力を電源電圧より十分に低
くなるまで減少させる。斯様にして電機子巻線に
再度電流が供給され、ジエツトエンジンを駆動す
る出力幅に正トルクが供給され続ける。このため
には、界磁弱め回路網51は入力端子77からの
の界磁基準電圧を修正して調整界磁電流を減少し
始めなければならない。 通常は回路網50を無能状態に維持している界
磁弱め制御回路はダイオード66を通して変換機
電機子制御回路網47の演算増幅器58の出力に
接続されているゼナーダイオード65から成つて
いる。演算増幅器58からの出力は通常はゼナー
ダイオード65がブレイクダウンせずかつ導電し
ない極性およびレベルになつている。従つて、端
子67の負電圧が抵抗器68およびダイオード6
9を通して界磁弱め回路51の演算増幅器70の
反転入力端子に供給されている。ダイオード69
は端子67の電圧によつて順方向バイアスされる
ような極性となつていて端子67の負電圧を演算
増幅器70の反転端子に供給する。 また電位差計72からの正の界磁弱め基準電圧
は演算増幅器70の入力に加えられる。しかしな
がら、正常な状態では、界磁弱め制御回路50か
ら供給された負電圧は、十分に基準電圧を越える
ので、演算増幅器70の出力は、高い正電圧にな
る。この演算増幅器70の正出力で、界磁弱め回
路網51の出力は、正の電圧を阻止するような極
性に接続されるダイオード71によつて阻止され
る。従つて、界磁制御回路52から界磁弱め回路
網51を切り離す。 主変換機の速度が増すと逆起電力が高くなるの
で電機子電流は低下し、回路網47からの出力は
電機子電流を増加するように増加する。主変換機
の逆起電力が供給された電圧にほぼ等しいか、そ
れより大きくなり、電機子電流が所望の調整値よ
り低くなると、変換機電機子電流制御回路網の演
算増幅器58の出力はその最高正電圧となる。演
算増幅器58からの出力電圧はゼナーダイオード
65をブレイクダウンするのに十分な大きさの正
電圧であり、ダイオード69に正電圧を供給す
る。この電圧はダイオード69を非導通にするの
に十分な大きさの正電圧であり、それによつて、
演算増幅器70の入力を負電圧にクランプしてい
る端子67の負電圧を遮断している。従つて、今
や、演算増幅器70に対する入力は電位差計72
からの基準信号と電機子電流を表わす信号との代
数和となる。この電機子電流は前記基準電圧と比
較され、ダイオード71を通して界磁制御回路5
2の演算増幅器74の反転入力に結合される出力
信号を発生する。この信号は励磁機の励磁回路を
主変換機の励磁を弱めるように制御して逆起電力
を制御し、主変換機に電機子電流を流すようにす
る。 また、演算増幅器74の入力には励磁機の励磁
を速度と共に一定に維持するための回路が結合さ
れている。前述のごとく、主変換機の速度が増す
と、励磁機のインピーダンスが低下し、もし、励
磁機に一定電圧が供給されるものとすれば、その
出力が増加し、主変換機の電流を増加する。主変
換機の界磁は通常は飽和されているので、余分な
電流は単に余分な熱を発生するにすぎない。従つ
て、励磁機発電機の界磁電流を表わす信号が電流
変成器75から供給され、ダイオード76を通し
て演算増幅器74の反転および非反転入力に供給
される。また、演算増幅器74の反転入力には単
極双投スイツチ78および抵抗器79を通して非
反転端子に接続されている端子77から直流基準
電圧が結合されている。この直流基準電圧は所望
の電流レベルを確立し、もし、励磁機12の界磁
巻線に実際に流れる電流がこの電流レベルを越え
ると、励磁機に対する励磁を速度と共に一定の電
流に維持するように減少する誤差信号が発生され
る。更に、逆起電力が供給電圧に接近しかつ電機
子電流が低い値に低下する値にその速度が達する
と、界磁弱め回路51を通して主変換機の界磁お
よび電機子巻線の逆起電力を減少するように界磁
が弱め始められ、それによつて主変換機は正トル
クを発生し続ける。 この実施例においては、電流制御装置は主変換
機が停止および低速度の時に周波数変換器の給電
線に流れる電流に応答して電機子電流を制御する
ように作用する。その後、主変換機の速度が増し
た時は、この主変換機の電機子電流および主変換
機の速度に応答して電流制御が行なわれる。最後
に、主変換機の速度が逆起電力が供給電圧に等し
いかあるいは供給電圧を越える速度に達した時
に、逆起電力を減少しかつ主変換機を発電機モー
ドに維持するように界磁が弱め始められ、主変換
機が通常ならばトルクの発生を停止するような速
度において正トルクを発生する。 位相制御周波数変換器整流器バンク 第3図には、始動モード期間中は電機子巻線に
出入する電流の流れを制御する周波数変換器を構
成し、発電機モード期間中は周波数変換を行なう
位相制御整流器バンクが示されている。すなわ
ち、主変換機10は6相巻線W1〜W6を有する6
相変換機として示されている。これらの巻線は電
機子50のまわりに巻線1と4、3と6および2
と5が180゜位相の離れた相補巻線を構成するよ
うに配列されている。すなわち、電源から巻線
W1に電流が流れると、同時に、巻線W4から電源
に電流が流れる。巻線対3−6および2−5も同
様に作動し、電流が相補対の一方の巻線に流れる
と、同時に、他方の巻線から電流が流れ出る。そ
の逆も同様である。更に説明を深めるために、変
換機の巻線に出入する電流の流れおよび電流を制
御する整流器および整流器バンクの説明に次のよ
うな慣用例が使用される。すなわち、発電機巻線
から電源に電流が流れる時の電流の流れを正Pと
考え、SCRスイツチは正すなわちPスイツチと
して表わされ、整流器バンクはPバンクとして表
わされるものとする。一方、電源から発電機への
電流の流れは負Nと考えられ、SCRスイツチは
負すなわちNスイツチとして表わされ、整流器バ
ンクはNバンクとして表わされる。従つて始動モ
ード期間中、機械電気変換機がブラシ無し直流電
動機として作動されている時は、電動機からトル
クを発生するように、磁束密度が高い電機子巻線
に電流を供給するように適当な順序で各巻線に電
流が供給される。すなわち、任意の時間におい
て、主変換機の電機子と関連した巻線の1つに、
巻線対の相補巻線が該巻線から前に導通していた
位相に対して負である供給源の位相に電流を流し
ている間に、供給位相の1つ、すなわち前に導通
していた位相に対して正である供給位相から電流
が供給される。 電機子巻線W1〜W6の電流の出入は入力供給位
相A,BおよびCと関連した周波数変換器21,
22および23を構成する位相制御シリコン整流
器SCRのバンクによつて制御されている。各電
流制御周波数変換器21〜23は正P整流器バン
クと負整流器バンクとから成り、フイルター(例
えば相間変成器90と分路コンデンサ91とから
成つている)を通して供給電圧A,BおよびCの
一位相が結合されている入力端子に結合されてい
る。正および負整流器バンクは各々n個(nは機
械の相数)の整流器を包含している。すなわち、
本例においては、各バンクは6個のSCRを包含
し、これらはフイルターと電機子巻線の間に接続
され、電機子巻線W1〜W6に選択的に電流を供給
する。位相Aと関連した周波数変換器21におい
ては、正整流器バンクPは6個のSCR1AP〜6AP
を包含し、これらのSCRは電流が電機子巻線か
ら該整流器を通して入力供給端子に流れるような
極性に接続されている。また、負整流器バンクN
も6個のSCR1AN〜6ANから成り、これらの
SCRは反対方向に電流が流れるような、すなわ
ち、入力供給源から該整流器を通して電機子巻線
に電流が流れるような極性に接続されている。各
バンクにおけるSCR1〜6は該SCRが接続され
ている巻線を表わす参照数字を有し、該参照数字
に合わせて電機子巻線の1つに接続されている。
すなわち、SCR1APは、該SCRがA位相、正バン
クでかつ電機子巻線W1に接続されていることを
意味する。従つて、SCR1APは、該SCRがゲート
し始める時にA相が先行の相すなわちC相よりも
負であり、位置回転子の論理が回転子極従つて巻
線W1の近くの磁束が高い時にのみ巻線W1から電
源端子に電流を流し、前に導通していたSCRを
遮断する。正バンク中の残りの整流器も全て、回
転子位置の論理が特定の巻線の近くの磁束が高い
時に、選択的にトリガされて残りの電機子巻線か
ら電流を流し出す。 周波数変換器21の負バンク中のSCRは、関
連した相電圧が先行の位相に対して正である時に
のみトリガされて導通するように前記正バンクと
は反対方向の極性に接続されている。すなわち、
周波数変換器21の負バンク中のSCR1ANは、
A相がC相よりも正であり、回転子論理が巻線
W1の磁束が高いことを示した時にのみ導通して
巻線W1に電流を供給する。BおよびC相に夫々
接続されている周波数変換器22および23と関
連した正および負整流器バンクも同様に、これら
2つの周波数変換器の正整流器バンク用の1BP〜
6BPおよび1CP〜6CPとして示される整流器およ
び負整流器バンク用の1BN〜6BNおよび1CN〜
6CNとして示される整流器とを包含している。 参照数字1によつて示されたSCRが全て、正
あるいは負バンクであつても、また、A相、B相
あるいはC相であつても、全て電機子巻線W1
接続され、電機子巻線W1は電源から電流が供給
されるようになつている。斯様にして、同じ参照
数字1によつて示された整流器は全て主機械電気
変換器の同じ参照番号の巻線に接続され、任意所
定の巻線に対する導電が電源電圧の位相から位相
へ容易に切り換えられるようになつている。 また、負バンクから巻線の1つに電流が流れる
時は、該電流はその相補巻線から正バンクを通し
て流れ出なければならないことが理解されよう。
例えば、電流が位相Aの負バンク中の1SCR
(SCR1AN)を通して巻線W1に流れる時は、該電
流は他の位相の1つと関連した正バンクの参照番
号4のSCRを通して巻線W4から流れ出なければ
ならない。ある巻線に出入する電流の流れは供給
電圧のある1つの相、あるいは主変換機の速度に
依存する供給電圧の全ての相から供給される。後
で詳述されるように、主変換機の速度が非常に遅
く、回転速度が供給周波数に比較して低ければ、
供給電圧が単一の電機子巻線に流れる電流の時間
間隔の数倍変化するように、主変換機の回転子極
のそれぞれ数度の回転に対して新しい相が生じ
る。その結果、全ての相から各整流器バンクを通
して巻線に電流が供給される。一方、主変換機の
速度が供給周波数に比較して高い時は、たとえま
だ電動機として作動していても、電機子の単一の
巻線に電流が供給されなければならない時間間隔
は供給相のほんの数度にすぎず、その時、単一の
供給相は単一の巻線ではなくいくつかの巻線に電
流を供給する。すなわち、本装置は全ての速度に
対して非常に融通性があり、各供給相と関連した
正および負バンクの各整流器の点弧は巻線に電流
を供給するように制御され、機械電気変換機は、
始動機モードにおいて、ブラシ無し電動機として
作動する。 この変換機が動負荷を予定の速度(例えばジエ
ツトエンジンに対するアイドリング速度)に駆動
する時は、回転子位置の関数として周波数変換器
の整流器を点弧する点弧および制御回路が無能に
される。その後、主変換機は発電機として作動
し、周波数変換器は速度の関数としてその周波数
が変化する主変換機の出力電圧を一定周波数の出
力に変換する周波数変換器として作用する。この
ために、位相および回転子位置および発生回路が
無能にされ、基準波発生器が作動される。次い
で、基準波発生器信号が発電機からの線電圧の積
分と比較され、位相の進遅の度合に応じて各整流
器を点弧するトリガパルスを発生し、変動入力か
ら一定周波数の出力を発生する。変動速度一定周
波数の電気的発生装置用周波数変換器として作動
された時、供給電圧は、第1図の説明で述べたよ
うに、遮断され、主変換機の巻線W1〜W6からの
出力電圧は端子92を介して点弧数がこれらの出
力電圧から取り出される発電機の線対線電圧の積
分である回路網に接続される。点弧波は適当な変
調回路で基準波信号と比較されてトリガ信号を発
生し、各相と関連した正および負バンクは定周波
数出力を発生する整流および反転バンクとして
夫々作動する。点弧波を発生する方法および整流
器をトリガして一定周波数の出力を発生する方法
については、本出願人に譲渡された多数の米国特
許に記載されている。また、発電機からの変動周
波数入力信号から一定周波数の出力を発生するた
めの周波数変換回路およびトリガ手段については
米国特許第3400321号、3431483号、3593106号等
を参照されたい。 SCR点弧回路 各相の負および正SCRバンクに対する点弧回
路は第4図にブロツク線図で示されている。すな
わち、第4図は、相Aの正バンク点弧回路93、
該回路に相当する相Aの負バンク点弧回路94お
よびB相およびC相用の同様の正および負バンク
点弧回路95,96および97,98を示す。こ
れらの点弧回路は全て同様なものであるので、相
Aの正および負バンク点弧回路のみが詳細に示さ
れている。すなわち、相Aの正バンク点弧回路9
3は多数の変調器M1〜M6から成り、これらの変
調器は夫々相Aの正整流器バンクのSCR1AP〜
6APのゲート電極に接続されている。これらの変
調器は該変調器の入力が正になる時にその出力に
トリガパルスを発生する形式のものである。その
詳細については前記米国特許第3400321号の第3
図に示されている。変調器の入力は、以下に詳細
に説明されるように、始動モードにある時は、回
転子位置論理回路網20および位相制御空白回路
網40から供給され発電モードにある時は点弧波
および基準波発生器41から供給される。始動モ
ードにおいては、各変調器M1〜M6の入力はAND
ゲート100およびANDゲート101〜106
から供給される。ANDゲート101〜106は
全て位相制御回路40から“A相正バンク作動化
信号”として示される一方の入力端子を有し、こ
れらのゲートは供給位相Aが先行の相、すなわち
相Cに対して負である時にのみ作動されるように
なつている。換言すれば、相Aの正バンク中の
SCRは相Aが先行の相に対して負である時にの
みトリガされて主変換機の巻線から電流が流れ出
るようにしている。各ANDゲート101〜10
6は回転子位置論理回路網20からの他の入力を
有し、該SCRと関連した巻線に電流が供給され
た時に、各ゲートを選択的に作動する。すなわ
ち、各ANDゲート101〜106はある特定の
巻線に電流が供給されるかあるいは該巻線から電
流が引き出された時にのみ作動される。図示の接
続においては、ANDゲート101は、巻線W1
付勢された時にのみ回転子位置論理回路網から作
動化信号を受け取り、ANDゲート102は巻線
W3が付勢された時に、ANDゲート103は巻線
W5が付勢された時に、ANDゲート104,10
5および106は巻線W2,W4およびW6が付勢さ
れた時に作動化信号を受け取る。斯様に、巻線
W1が巻線W1から相Aに電流を流すように制御さ
れている時は、ANDゲート101は、その一方
の入力における正作動化信号の相の極性が適正で
あることを示し、他方の入力に対する回転子位置
論理信号が巻線W1の近くの磁束が高いことを示
す時にのみ正出力信号を発生する。この正出力信
号は変調器M1に接続されているANDゲート10
0にその一方の入力として供給される。ANDゲ
ート100の他方の入力は主変換機が始動モード
にある時にのみ付勢される制御信号が供給され
る。すなわち、ANDゲート100は本装置が始
動モードにある時にのみ作動される。本装置が発
電機モードに切り換えられると、ANDゲート1
00に対する正作動化信号が取り除かれ、該ゲー
トが無能状態にされ、それによつて、供給電圧お
よび回転子位置論理に応答する信号が変調器から
取り除かれる。この状態で、線対線発電機電圧の
積分および基準電圧を表わす信号が入力端子10
7を通して変調器に供給されて該変調器をトリガ
し、適当な相順で各SCRを点弧して変動周波数
発電機電圧を一定周波数の出力電圧に変換する。 しかしながら、始動モードにおいては、各
ANDゲートは相バンク作動信号および回転子位
置論理信号によつて作動されて出力信号を発生
し、次いで該信号がANDゲート100を通して
変調器に伝達され、正バンク中の各SCRを、相
順電圧が適正でかつ回転子の位置がその巻線から
電流が流れ出すことを示す時に点弧する。同様
に、相Aの負バンク点弧回路49は負点弧バンク
中の1AN〜6ANに対する1組の変調器M1〜M6
包含している。この変調器は、本装置が発電モー
ドにある時は、発電機の線対線電圧および基準電
圧の積分を表わす端子107の入力信号、あるい
は、ANDゲート100を通して変調器に結合さ
れているANDゲート108〜113からの出力
に応答して制御される。ANDゲート108〜1
13は、負バンクの整流器が適正な順序で点弧さ
れて相Aの電源から電機子巻線に電流を流すよう
に、相Aの供給電圧がその先行の相に対して正で
ある時はいつでも、その一方の入力に供給される
相Aの負バンク作動信号によつて作動される。各
ANDゲート108〜113に対する他方の入力
信号は、電流を受け取る電機子巻線を決定し、次
いで出力トリガパルスを発生するゲートおよび変
調器を決定して適正なSCRを導通させる回転子
位置論理回路網20から供給される。 相Bおよび相Cの回路における負および正バン
クに対する他の点弧回路は全て前記と同様な構成
を有し、かつ、始動(あるいは電動)モードにお
いて、相作動信号および回転子位置論理回路網か
らの信号によつて選択的に作動されて各バンク中
のSCRを適正な順序で点弧して電機子巻線の選
択された対に電流を出入れする。すなわち、前述
のごとく、巻線W1が電源から該巻線に電流を流
す時は、該巻線W1と180゜位相が離れている巻線
W4は該巻線W4から電源に電流を流さなければな
らない。同様に、巻線W3が該巻線に電流を流す
時は、巻線W6は該巻線から電流を流し出さなけ
ればならず、巻線W5が該巻線に電流を流す時
は、巻線W2は該巻線から電流を流し出さなけれ
ばならない。その逆も同様である。本装置は対で
作動し、しかも3相であるから、回転子位置論理
回路網からの各制御信号は同時に6個のANDゲ
ートを作動する。しかしながら、負および正
SCRの適正な対が点弧されるようにするために
は6個のANDゲートのうちの2個のみが相制御
作動信号によつて作動される。従つて、次の組合
わせが可能である。 巻線番号 電流の流れる方向 W1 P W4 N W1 N W4 P W3 P W6 N W3 N W6 P W5 P W2 N W5 N W2 P 従つて、負バンク中の参照数字1のSCRと関
連したANDゲートは全て論理制御からの共通入
力を有している。正バンク中の参照数字4の
SCRは負バンク中の参照数字1のSCRと同時に
点弧されなければならないから、正Pバンク中の
参照数字4のSCRに対するANDゲートおよび負
Nバンク中の参照数字1のSCRに対するANDゲ
ートは全て回転子位置論理回路網から共通の作動
信号を受け取る。各相バンクのいずれかのSCR
が実際にトリガされ、次いで相制御電圧および供
給電圧の相の極性によつて制御される。同様に、
正バンク中の参照数字1のSCRに対するANDゲ
ートは全て負バンク中の参照数字4のSCRと関
連したANDゲートの全てと結合される。 正バンク中の参照数字3のSCRと関連した
ANDゲートは負バンク中の参照数字6のSCRの
ANDゲートと結合され、負バンク中の参照数字
3のSCRのANDゲートは正バンク中の参照数字
6のSCRに対するANDゲートに結合されてい
る。同様に、正バンク中の参照数字5のSCRに
対するANDゲートは負バンク中の参照数字2の
SCRに対するANDゲートに結合され、負バンク
中の参照数字5のSCRに対するANDゲートは正
バンク中の参照数字2のSCRに対するANDゲー
トに結合されている。 また、回転子位置論理回路網からの信号を受け
るために多数の入力端子114が設けられてい
る。図示のごとく、一番上の端子は全ての相の負
バンク中の参照数字1のSCRおよび全ての相の
正バンク中の参照数字4のSCRと関連した全て
のANDゲートを作動する信号を受け取る。第2
番目の端子は正バンク中の参照数字1のSCR全
てを負バンク中の参照数字4のSCR全てと関連
したANDゲートに対する作動信号を受け取る。
第3番目の端子は正バンク中の参照数字3の
SCRおよび負バンク中の参照数字6のSCRの全
てと関連したANDゲートに接続されている。第
4番目の端子は正バンク中の参照数字6のSCR
および負バンク中の参照数字3のSCRの全てと
関連したANDゲートに対する作動信号を受け取
る。第5番目の端子は全ての正バンク中の参照数
字2のSCRおよび負バンク中の参照数字5の
SCRの全てに対する作動信号を受け取る。第6
番目の最後の端子は正バンク中の参照数字5の
SCRおよび負バンク中の参照数字2のSCRの全
てと関連したANDゲートに対する作動信号を受
け取る。 位相制御空白(Blanking)回路 位相制御回路網は供給位相の極性が適正の時に
のみ、ある1つの供給位相から次の位相に電流の
転移を可能にする空白すなわち作動信号を発生す
るための手段を提供する。すなわち、もし、電流
の流れが負、すなわち電流が巻線に流れ込んでい
るものとすれば、供給位相間の電流の転移はその
位相が導電している相に対して正になる時にのみ
行なわれる。電流の流れが正である場合、すなわ
ち巻線から電流が流れ出る場合には、供給位相間
の電流の転移はその相が先行の導電している相に
対して負になる時にのみ行なわれる。すなわち、
相Aが相Cに対して正になる時は、相順をA,
B,Cとすれば、空白すなわち作動信号は相Aが
相Cに対して正である期間の間にA相の周波数変
換器中の負整流器バンクに対して発生される。ま
た、相Cが相Bに対して負になる前記と同じ時間
間隔の間に、相Cの周波数変換器の正整流器バン
クに対する作動信号が発生されて正バンク中の選
択された整流器をトリガして電機子巻線から電流
が流れ出るようにする。同様に、該回路は相Bお
よびCが他の相に対して正になる時に空白信号を
発生してこれらの相中の負整流器バンクを作動す
ると共に、正整流器バンクを作動して適正な電流
の流れを提供する。更に、相A、相Bおよび相C
の空白信号レベルの持続時間を変える点弧あるい
はトリガ信号として作用する線対線供給電圧の積
分が発生され、電機子巻線の電流レベルを制御す
る。ある導電相から次の相へ電流を転移すること
を示す相空白信号の発生は相電圧から直接行なわ
れる。しかしながら、線対線電圧の積分はSCR
の点弧角を変化して主変換機の電流レベルを制御
するためにはどうしても発生されなければならな
いものであるから、この線対線電圧の積分を空白
電圧を発生するために使用してもよい。すなわ
ち、相Cの相Bに対する線電圧の積分は供給相A
と同じ相であり、相Cの相Aに対する線電圧の積
分は供給相Bと同じ相であり、供給相Bの相Aに
対する線対線電圧の積分は相Cと同じ相である。
従つて、C−Bの積分からB−Aの積分を差し引
くと、相Aが相Cに対して正である期間と同じ期
間正である空白信号を発生することができる。同
様に、A−Cの積分からC−Bの積分を差し引く
ことにより、また、B−Aの積分からA−Cの積
分を差し引くことにより、BがAよりも正であ
り、CがBよりも正である期間と同じ期間正であ
る空白信号を発生することができる。特定のある
相が先行の相よりも正になる時に、主変換機への
電流の流入は前記先行の相から転移される。同様
に、これらの電圧が先行の相よりも負になる時
に、電機子巻線から流れ出る相電流は前記先行の
相から負になつた相に転移される。従つて、空白
電圧は正あるいは負いずれの相バンク中における
SCRを点弧するために使用することができる。 線対線供給電圧の積分を相互に差し引いて、
A,BおよびC相に対する空白電圧を発生するた
めの方法は、第5a〜第5c図に示されている供
給電圧等の波形を参照することにより容易に理解
されよう。すなわち、第5a図においては、縦軸
に電圧を、横軸に時間をもち、相順がA,B,C
の三相供給電圧が示されている。すなわち、第5
a図には三相供給電圧A,BおよびCが示されて
いる。第5b図は、各供給電圧相を積分し、それ
らを差し引くことによつて得られる線対線供給電
圧の積分を示す。すなわち、第5b図には、相A
の相Cに対する線対線電圧の積分(∫A−C)が
∫A−Cで示される曲線によつて示されている。
同様に、他の線対線電圧の積分が∫B−Aおよび
∫C−Bによつて示されている。第5a図および
第5b図から、時刻t0において、相電圧Aは先行
の相電圧Cよりも正になり、相電圧Cが再度相電
圧Aよりも正になる時刻t2まで正であることが理
解されよう。また、第5b図から、時刻t0におい
て、∫C−Bは供給線対線電圧の積分∫B−Aよ
りも正となり、時刻t2まで正であることが理解さ
れよう。従つて、相Cの相Bに対する線対線電圧
の積分が相Bの相Aに対する線対線電圧の積分よ
りも正になる時を検出することによつて、空白す
なわち作動電圧を発生する時期を知ることがで
き、∫B−Aが再度∫C−Bより正になる時刻t2
に空白電圧を終結させることができる。第5c図
は、時刻t0において正になり、∫C−Bが∫B−
Aよりも負になる時刻t2において負になるような
空白電圧を示している。これら2つの線対線電圧
の積分は相Aが相Bよりも正である間の間隔の尺
度を提供する。同様に、相Bの空白電圧は、時刻
t1において∫A−Cが∫C−Bよりも正となり、
これが時刻t4まで続くから、A−Cの積分からC
−Bの積分を差し引くことによつて発生されるこ
とが分ろう。また、t1〜t4の期間は相Bは相Aよ
り正であるから、第5d図に示された相Bの空白
電圧は時刻t1に発生され時刻t4まで続くことが分
ろう。相Cの空白電圧はB−A電圧の積分からA
−C電圧の積分を差し引くことによつて発生され
る。∫B−A電圧は時刻t3において∫A−Cより
も正となり、第5a図からも分るように、相Cが
相Bよりも正になる時間に相当する時間t5まで正
となつている。すなわち、第5e図に示すよう
に、C相空白電圧は時刻t3に発生されて時刻t5
で続く。斯様にして、供給相のある相がその先行
の相よりも正になる間の時間間隔を表わしかつ負
整流器バンクを作動して電機子巻線に電流を流す
ために使用される3つの空白電圧A,BおよびC
が発生される。これらの空白電圧を反転処理する
ことによつて、任意のある相がその先行の相より
も負になる間の時間間隔を表わし、従つて、電機
子巻線から電流が流れるように周波数変換器の正
整流器バンクを制御するために使用することがで
きる正空白電圧を発生することができる。 第6図は、周波数変換器の正および負バンクの
点弧回路に対して適正な時刻に、適正な持続時間
の作動電圧を発生するために、供給電圧の極性お
よび主変換機電流のレベルの関数として空白電圧
を発生する相および空白制御回路を示す。 第6図において、3相の供給電圧A,Bおよび
Cが相制御および空白回路の各入力端子120,
121および122に供給されている。この3相
供給電圧は抵抗器123,125,127および
コンデンサ124,126,128から夫々成る
3個のR−C積分回路網に接続されている。これ
らのRC積分回路網は相電圧A,BおよびCの積
分に比例する電圧を発生し、これらの積分された
電圧は参照数字129,130および131によ
つて示される多数の演算増幅器に供給される。積
分された供給電圧は該演算増幅器129〜131
において組合わされかつ差し引かれて、その出力
に線対線電圧の積分に比例する電圧を夫々発生す
る。すなわち、積分された相Aの電圧が演算増幅
器129の非反転端子に供給されると共に、積分
された相Cの供給電圧が演算増幅器129の反転
端子に供給される。従つて、増幅器129の出力
は相Aの積分引く相C電圧の積分となり、従つ
て、相AとC間の線対線電圧の積分(∫A−C)
を表わす。演算増幅器130の入力は、その非反
転端子に供給される積分された相Bの電圧と反転
端子に供給される積分された相Aの電圧である。
従つて、その出力はこの電圧の差となり、相Bの
相Aに対する線対線電圧の積分(∫B−A)に等
しい。演算増幅器131に対する入力は、その非
反転端子に供給される相Cの線電圧の積分と反転
端子に供給される相Bの電圧の積分であり、従つ
て、その出力には供給電圧の相C,B間の線対線
電圧の積分に比例する出力電圧を発生する。 前述のごとく、線対線電圧の積分は、相A,B
およびCの空白波を発生するために使用されるだ
けでなく、点弧波と変換機電機子制御回路網47
(第1図参照)から得られる誤差信号とを比較す
ることによつて電機子巻線に供給される電流の大
きさを制御するためにも使用される。このため
に、線対線電圧の積分は、位相空白信号を発生す
るための手段を構成する第2の組の演算増幅器1
33〜135に供給される。演算増幅器133は
∫C−Bから∫B−Aを差し引いて相Aの空白電
圧である出力信号を発生する。第5図の波形と関
連して説明したように、相Cと相B間の線対線電
圧の積分は供給電圧の相Aと同じ相であり、相B
と相A間の線対線電圧の積分は供給電圧の相Cと
同じ相である。2つの積分を引算することによつ
て、∫C−B相電圧が∫B−A電圧よりも正にな
る時間に空白波が発生される。すなわち、相Cの
相Bに対する線対線電圧の積分が演算増幅器13
3の反転入力に供給され、相Bの相Aに対する線
対線電圧の積分が増幅器の反転入力に供給され
る。すなわち、第5b図に示すように、∫C−B
が∫B−Aより正になる時刻t0において演算増幅
器の出力は正になり、∫B−Aが∫C−Bよりも
大きくなる時刻t2になるまで前記正を維持する。
すなわち、演算増幅器133の出力は、供給電圧
の相Aが相Cよりも正である期間と同じ期間正で
ある正空白電圧である。 同様に、演算増幅器134はその非反転入力に
∫A−Cが供給され、反転入力に∫B−Cが供給
される。その結果、演算増幅器134の出力は相
Bが相Aよりも正である期間と同じ期間正である
空白電圧を発生する。演算増幅器135は∫A−
Cから∫B−Aを引算してその出力に、相Cが相
Bよりも正である期間と同じ期間正である空白電
圧を発生する。 演算増幅器133〜135の出力に現われる空
白電圧は、ある相がその先行の相よりも正になる
と同時に回路網のSCRが点弧され、直ちに導電
がその相に転移されるものとすれば、所定の相を
導電するのに使用し得る最大の時間間隔を表わし
ている。電機子電流をその予定のレベルに維持す
るように制御するためには、空白波の持続時間を
主変換機の電流レベルの予定レベルからの離脱度
合の関数として修正することが望ましい。相空白
波の持続時間を変えることによつて、導通角、従
つて、主変換機に出入する電流が変えられる。こ
のために、空白電圧を発生するために使用された
積分点弧電圧が比較回路網に供給され、該回路網
において、点弧波すなわち積分された線対線電圧
が実際の電機子電流あるいは供給源から周波数変
換器に流れる電流を表わす誤差信号と比較され
る。すなわち、位相制御整流器からの出力は前に
導通していた相と制御されている相との間の電圧
の積分に比例して減少する。線対線電圧を積分す
ることによつて得られる点弧波を使用することに
よつて直線制御特性が得られる。すなわち、例え
ば、誤差信号が1〜2まで変化すれば、出力もま
た1〜2まで変化する。第1図の説明で説明した
ように、主変換機の変更すなわち供給電流を所望
レベルから変更することを検知するための手段が
設けられていて、この変更の大きさおよび方向の
両方を表わす誤差信号を発生する。この誤差信号
と点弧電圧とを比較することによつて、任意所望
の相のSCRが導通できる時に該SCRを通して前
記誤差信号の関数として制御されている巻線にあ
るいは該巻線から電流を流すように、空白電圧の
持続時間を修正する制御信号が発生される。電流
レベル修正制御信号は演算増幅器129〜131
からの点弧電圧を多数の演算増幅器136〜14
1の1入力として供給することによつて得られ
る。演算増幅器136および137はA相空白信
号発生通路中に設けられ、増幅器138および1
39はB相空白信号発生通路中に設けられ、増幅
器140および141はC相空白信号発生通路中
に設けられている。線対線電圧の積分が各対の増
幅器の一方の増幅器の反転端子と他方の増幅器の
非反転端子に供給されている。入力端子142に
おける、第1図および第2図の変換器電機子電流
制御回路網47からの誤差信号が各演算増幅器の
残りの入力に供給されている。すなわち、誤差信
号は点弧波と比較されて演算増幅器から、その持
続時間が誤差信号の関数である矩形波出力信号を
発生する。 演算増幅器対からの電流レベル制御信号は、各
A,B,C相空白通路中のNANDゲート対143
−144,145−146、および147−14
8の一方の入力として供給される。また、NAND
ゲートの他方の入力は、NANDゲート143,1
45および147の場合には、演算増幅器133
〜135からの空白信号であり、NANDゲート1
44,146および148の場合には空白信号の
反転信号である。演算増幅器133〜135から
の空白信号はリード線149,150および15
1を通してNANDゲート143,145および1
47の一方の入力端子に供給されている。また、
演算増幅器からの空白信号はNANDゲート152
〜154に夫々1入力として供給され、ここで空
白信号は反転される。すなわち、NANDゲートは
該ゲートに対する両入力が正である時にのみ該ゲ
ートの出力が負になることを特徴とするものであ
る。入力の他の全ての組合わせに対しては、
NANDゲートの出力は正である。すなわち、
NANDゲート152〜154は演算増幅器133
〜135の出力が正である時はいつでも、すなわ
ち、相A,BおよびCが先行の相よりも正である
時の空白間隔の期間中は負になる。一方、NAND
ゲート152〜154は、増幅器133〜135
が負になる時、すなわち相A,BおよびCが先行
の相よりも負になる時に正になる。その結果、
NANDゲート152〜154からの出力は夫々
NANDゲート144,146および148の1入
力として供給され、これらのNANDゲート14
4,146および148の出力を該NANDゲート
の相手のNANDゲート143,145および14
7の出力と常に反対になるように制御する。
NANDゲート143〜148の出力はNANDゲー
ト155〜160にその一方の入力として供給さ
れ、該NANDゲート155〜160の他方の入力
はリード線162を通して作動信号端子161に
接続されている。 前述の説明から、相Aの通路中のNANDゲート
143が演算増幅器133からの電流制御電圧に
よつて制御されることが分ろう。すなわち、
NANDゲート143の出力は空白波が正であり演
算増幅器136からの出力が正である全時間間隔
の間負である。演算増幅器136からの空白波の
持続時間は固定されているから、NANDゲートか
らの出力は電流誤差信号に応答して制御されてい
る演算増幅器からの出力信号の持続時間の関数と
して変化する。NANDゲート143からの出力は
NANDゲート155で反転され、相Aの空白波が
正でありかつ演算増幅器136からの電流レベル
制御信号が正である時の持続時間間隔の間相Aの
負整流器バンクに対して正出力作動信号を発生す
る。相Aの通路中の相補NANDゲート144から
の出力は、演算増幅器133からの作動波が
NANDゲート152によつてNANDゲート144
に供給される前に反転されるので、NANDゲート
143の出力の反転波となつている。供給電圧の
相Aが相Cよりも正である時間間隔の間に、相A
の負バンクに正作動信号を供給するためにNAND
ゲート155が正になる時は、NANDゲート15
6の出力が負になりそれによつて相Aの正点弧バ
ンクを作動する。相Aの負バンクに対する作動信
号が終結するや否や、すなわち、演算増幅器13
3からの作動信号が再度負になると、NANDゲー
ト144の入力が負になるようにNANDゲート1
52の出力が正になり、NANDゲート156の出
力は正となり、相Aの正点弧回路に作動信号が供
給されて正整流器バンクが作動される。従つて、
相Aの通路は、相Aが相Cよりも正である時はい
つでも相Aの負バンク整流器に対する作動信号を
発生し、相Aが相Cよりも負の時に正点弧バンク
に正作動信号を発生することが分ろう。 同様に、相Bの通路中のNANDゲート157お
よび158からの出力は、負整流器バンクに対し
ては相Bが相Aよりも正の時に、正整流器バンク
に対しては相Bが相Cよりも負の時に、相Bの正
および負整流器バンクに対する正作動信号を発生
する。C相の通路中のNANDゲート159および
160は、C相の負整流器バンクに対してはC相
がB相よりも正の時に、C相の正整流器バンクに
対しては相Cが相Bよりも負の時に作動信号を発
生する。 整流器バンクに対する空白信号の発生の仕方に
ついては、第6図の相Aの制御回路網を構成して
いる各回路に対する波形を示す第7図の波形を参
照すればより容易に理解されよう。すなわち、第
7a図は相Aの相Cに対する線電圧の積分すなわ
ち∫A−Cを表わす演算増幅器129からの点弧
波を示す。第5図の波形からも分るように、∫A
−Cは供給電圧の相Aよりも90゜遅れ、点弧波の
半周期を示すt0〜t3の期間、相Aは相Cに対して
正であり、正空白信号170が演算増幅器133
の出力に発生される。もちろん、このことは相A
の負整流器バンクがこの期間中の任意の時間に点
弧され、相Aの供給源から電機子巻線に電流が流
されることを意味する。空白電圧170はNAND
ゲート143およびNANDゲート152にその一
方の入力として供給される。NANDゲート152
の出力は空白波170を反転したものであり、第
7c図に波形171で示すようにNANDゲート1
52の出力は空白波170が正の期間負であり、
負の期間は正である。また、線対線電圧の積分1
68は演算増幅器136および137に供給さ
れ、そこで、第7a図に直流電圧波169で示さ
れる電流レベル誤差信号と比較される。演算増幅
器136の非反転端子には点弧電圧168が供給
され、反転端子には主変換機の電流レベルを表わ
す誤差信号すなわち供給源からの信号が供給され
るので、演算増幅器136の出力は点弧電圧が電
流誤差信号よりも正になるまでは負を維持する。
従つて第7d図に波形172で示される演算増幅
器136の出力は点弧電圧が電流レベル誤差信号
よりも正になる時刻t1まで負を維持する。時刻t1
において、演算増幅器の出力は正となり、該点弧
波168が再度誤差信号169よりも正でなくな
る時刻t5まで正を維持する。また、演算増幅器1
37の反転端子には点弧波168が供給され、非
反転入力端子には電流レベル誤差信号169が供
給される。従つて、演算増幅器137の出力は入
力点弧波168が誤差信号169よりも正になる
時刻t2まで正である。時刻t2において、演算増幅
器の出力は負になり、点弧波が誤差信号よりも正
でなくなつて増幅器の出力が正になる時刻t4まで
負を維持する。演算増幅器の出力は点弧波が再度
基準波よりも正になり、それによつて、点弧波が
反転端子に供給されて演算増幅器の出力を負に駆
動する時刻t8まで正を維持する。従つて、演算増
幅器136の出力は時刻t1に正となり、時刻t5
でこの正を維持し、時刻t5からt7までの期間負で
ある。一方、演算増幅器137の出力は前記波形
の位相が移動された矩形波となつている。 演算増幅器136の出力は時刻t1からt5までの
期間正であるが、NANDゲート143の出力は、
第7f図に波形183で示されるように、この時
刻t3で相Aの空白電圧170が負になるから、時
刻t3まで負になる。NANDゲート155の出力は
第7g図に波形174で示すように、時刻t1から
t3まで正である負相整流器バンク用の作動電圧で
ある。同様に、演算増幅器137の出力は時刻t4
からt8まで間正であるが、NANDゲート152の
出力に現われる反転空白波171は時刻t3からt6
の期間のみ正である。その結果、第7h図に波形
175で示されているNANDゲート144の出力
は第7i図に示されるように時刻t4からt6まで正
である。NANDゲート156の出力は時刻t4から
t6までの期間正であり、この期間の間に、A相の
正バンクが電機子巻線から供給源へ電流を流すよ
うに作動されることを示す。周波数変換器の正お
よび負に対する作動信号の持続時間は、所定の相
が先行の導電相に対して正あるいは負である期間
を表わす空白信号および空白信号の持続時間が電
流レベルの関数として変えられている主変換機の
電流レベルによつて制御されていることが理解さ
れよう。更に、電流レベル誤差信号が増加あるい
は減少すると、誤差信号と点弧波と交差点が変化
する。この変化は、増幅器136および137か
らの正出力パルスの幅を変化し、従つてNANDゲ
ート155および156からの相作動出力信号の
持続時間を変化する。他の相チヤンネルBおよび
Cも同様に作用してそれらの正および負点弧バン
クに対する作動信号を発生する。 第7j〜第7o図は三相全ての負および正バン
クに対する作動信号波形を示す。これらの波形か
ら、負整流器バンクに対する作動電圧は電流を相
から相へ転移させ得ることが理解されよう。ま
た、これらの波形から、電機子巻線の対に出入れ
する電流の流れは同じ相の負および正整流器バン
クからは決して行なわれないことも明らかであ
る。もし、ある相の負整流器バンクがある巻線に
電流を供給しているならば、その相補巻線から流
れ出る電流は他の2つの相からでなければならな
い。すなわち、A相の負作動電圧174が正であ
つて相Aから主変換機に電流が流れるものとすれ
ば、流れ出る電流は、相Bの正作動電圧178が
最初は正であるため、最初は相Bに流れ、次い
で、相Bの作動電圧178が負になり、相Cの正
作動電圧が正の時に相Cに転移される。同様に、
相Bが巻線に電流(すなわち負電流)を供給して
いる時は、巻線から流れ出る電流は最初は相Aに
流れる電流であり、次いで相Bの電流に転移され
る。 回転子位置論理 第9図は回転子位置論理回路網を示し、該回路
はホール発電器からの出力信号を処理して、電流
が流れる巻線を決定する出力信号を提供する。ホ
ールプローブを電気角で120゜離して配置するこ
とによつて、ある所定の巻線と関連した磁束が最
高値に達する時を決定することができる。このホ
ール発電器からの情報によつて、界磁極対の最高
磁束と関連した巻線に電流を出入れして正トルク
を発生する信号を発生することができる。更に、
この回転子位置論理は、次に電流が供給される電
機子巻線の相と関連したSCRが(次の電機子巻
線の相に同時に電流が流れるのを阻止するため
に)トリガされるべき状態にない時にのみ所定の
巻線と関連したSCRをトリガして電流を流すよ
うにする。たとえば、点弧順序は電流が巻線
W1,W3,W5と流れ、巻線W2,W4,W6から流れ
出るものと仮定する。ホールプローブが巻線W3
に電流が供給されるべきことを示す時は、論理回
路はホールプローブがまたW3の磁束が高いこと
を示し、巻線W5と関連した磁束が低いことを示
す期間のみ巻線W3と関連したSCRに対して作動
信号を発生しなければならない。このことは、あ
る一時間にある一つの巻線のみがターンオンされ
るのを保証する。すなわち、相順を1,3,5と
すれば、相1が導電している時には、相3の巻線
と関連した磁束が高く、相5と関連した磁束が高
くない時間間隔の間にのみ電流の流れを相3が導
通に切換えられる電流を有していることは明らか
である。同様に、主変換機の相3の巻線から主変
換機の相5の巻線に導電が転移される時は、相5
の巻線W5の磁束が高く、相1の巻線W1の磁束が
高くない時にのみ電流の転移が行なわれる。本実
施例においては、各巻線と関連したSCRは、電
流を流すべき次の相巻線と関連したSCRが正方
向に無能にされた時にトリガされる。この関係
は、相巻線W1,W3およびW5に発生される逆起電
力波形およびホールプローブの出力電力波形を示
す第8図の波形線図から容易に理解されよう。す
なわち、第8a図において、波形190,191
および192は電動機として駆動されている時の
主変換機巻線の逆起電力を示す。第8b図には、
相巻線W1(相1と180゜位相の異なる相4につい
ても同じ)と関連したホールプローブの増幅器の
出力が波形193によつて示され、第8c図およ
び8d図には、相巻線W3およびW5と関連したホ
ールプローブの出力が波形194および195に
よつて示されている。演算増幅器で処理されて矩
形波とされたホールブロープからの出力は電気角
で120゜離されており、逆起電力と関連するホー
ル発電器波形の位置は、ホールプローブの出力が
逆起電力に対して十分進んでいて電流が次の巻線
に転移される時に導電しているSCRを非導電状
態にする。すなわち、時刻t0に、電流が巻線W5
に導入されており、次に相巻線W5に転移されよ
うとしているものとすれば、電動機から最高トル
クを得るためには、理論的には、時刻t1まで巻線
W5に電流を流し、次いで該巻線W5からW1に導電
を切り換えるのが望ましい。すなわち、できる限
り参照番号5のSCRを導通して巻線W5に電流を
流し、時刻t1においてそれらをターンオフするの
が望ましい。しかしながら、導通しているSCR
を非導通状態にするのは困難であるから、次の
SCRの点弧を進ませて、ある時間十分な電圧を
かけて前に導通していたSCRをターンオフして
やるのが望ましい。従つて、ホールプローブは時
刻t1の前のある時刻t0においてホール電圧が最高
となるように配置されている。すなわち、ホール
発電器は、時刻t0において、相1のホールプロー
ブ電圧が正になつて参照数字1のSCRに対して
点弧電圧を発生するようになつており、参照数字
1のSCRの1つがターンオンされた時に、導電
している参照数字5のSCRが非導通にされる。 すなわち、もし、巻線W5の逆起電力がまだ巻
線W1の逆起電力よりも正である時刻t0におい
て、参照数字1のSCRが導通状態にトリガされ
るものとすれば、電流は巻線5から巻線1に流れ
る。このSCR間の内部電流ループは、波形19
1の時刻t0〜t1間の逆起電力電圧を参照数字5の
SCRを非導通にするために使用し得るので、時
刻t1の前に参照数字5のSCRをターンオフする。 また、ホールプローブの電圧から導き出される
各バンク中の参照数字1のSCRに対する作動電
圧がホールプローブ電圧とは同時に存在しないこ
とが分ろう。もし、これが同時に起こると巻線
W1から次の相巻線W3への電流の転移を誤まるか
不能にする。すなわち、時刻t2の後に、相3のホ
ールプローブ電圧は正になつて各バンク中の参照
数字3のSCRに対する作動信号が発生される。
従つて、参数数字1のSCRに対する作動電圧
は、参照数字3のSCRが作動される時、すなわ
ち、参照数字1のSCRがターンオフされ、参照
数字3のSCRがターンオンされる時刻に終結さ
れることが必要である。次に電流が転移される相
巻線と関連したSCRのみが無能にされるなら
ば、ある与えられた位相巻線と関連したSCRは
その巻線に電流を転移することができる。次の真
理値表は、巻線間の電流を同時にかつ適正に切り
換えるために、SCRに対して発生される作動電
圧の時間間隔の関係を示す。
【表】 第9図は回転子位置論理回路網の一例を示し、
該回路網は種々のSCRの組合せに対する作動電
圧を発生し、磁束が電機子巻線に対して正および
負方向に最高の時に、電機子巻線に適正な順序で
電流を出入れする。第9図において、φ,φ
,φホールプローブは参照数字200,20
1,202によつて概略的に示されている。これ
らのホールプローブは電気的に120゜離れて配置
され、かつ、その一対の面に正電圧源+Vから電
圧が供給されているホール材料の基板からなつて
いる。ホール電圧は該ホール素子に供給された磁
束に応答して他方の一対の面の間に発生される。
このホール電圧(一般的には台形波である)は多
数の演算増幅器203〜205に供給される。こ
れらの演算増幅器は非常に高い利得を有し、非常
に低い電圧レベルで飽和するようになつている。
その結果、演算増幅器の出力は実質的に矩形波と
なる。この演算増幅器からの矩形波出力電圧はホ
ール電圧と180゜位相が異なつているが、一連の
NANDゲート206〜209を通して反転され、
各ホール電圧と同じ位相の矩形波に変換される。
NANDゲート206〜208からの出力はNAND
ゲート209,211および213にその一方の
入力として供給される。またNANDゲート206
〜208の出力は反転NANDゲート214〜21
6にその一方の入力として供給される。NANDゲ
ート214〜216の出力は1組の3個のNAND
ゲート217〜219の一方の入力となつてい
る。 NANDゲート217〜219の他方の入力はφ
,φおよびφホール電圧を表わすNANDゲ
ート207,208および206から夫々供給さ
れる。 NANDゲート209,211および213の他
方の入力は夫々ホールプローブ電圧φ,φ
よびφの反転を表わすNANDゲート215,2
16および214から供給される。従つてNAND
ゲート215,216および214からの出力
は、巻線W3,W5およびW1の近傍の磁束が高い時
は負であり、磁束が低い時(すなわち3,5,
1)は正である。その結果、NANDゲート20
9,211および213は両入力が正の時、すな
わち磁束位置の組合せが1・3,3・5,および
5・1の時に負出力を発生する。NANDゲート2
17,218および219の出力は、NANDゲー
ト217の場合にはNANDゲート207および2
14からの出力が共に正の時に、NANDゲート2
18の場合にはNANDゲート208および215
が正の時に、NANDゲート219の場合には
NANDゲート206および216が正の時に、負
になる。すなわち、NANDゲート217,218
および219の出力は両入力が正の時、すなわ
ち、磁束位置の組合せが3−1,5−3、および
1−5の時に正になる。このNANDゲートの配列
からの出力はNANDゲート220〜226に供給
され、該NANDゲートと関連した例えばNANDゲ
ート209等が負になる時に正出力の作動信号を
発生する。すなわち、NANDゲート220の出力
は、電機子巻線W1の近傍の磁束が高く、電機子
巻線W3の近傍の磁束が高くないこと、すなわち
1−3をホールプローブ電圧が示す時には正であ
る。NANDゲート221は、巻線W3の近傍の磁
束密度が高く、巻線W1の近傍の磁束密度が高く
ないこと、すなわち3−1をホールプローブ電圧
が示す時に正である。従つて、NANDゲート22
0および221の出力は、NANDゲート220の
場合には正バンク中の参照数字4のSCRおよび
負バンク中の参照数字1のSCRをトリガするた
めに、また、NANDゲート221の場合には正バ
ンク中の参照数字1のSCRおよび負バンク中の
参照数字4のSCRをトリガするために夫々使用
される。 NANDゲート223および224は、NANDゲ
ート223の場合には巻線W3の近傍の磁束が高
く、巻線W5の近傍の磁束が高くないことすなわ
ち3−5をホールプローブが示す時に、また、
NANDゲート224の場合には巻線W5の近傍の
磁束が高く、磁束W3の近傍の磁束が高くないこ
とすなわち5−3をホールプローブが示す時に
夫々正である。NANDゲート223の出力は負バ
ンク中の参照数字3のSCRおよび正バンク中の
参照数字6のSCRを作動するために使用され、
NANDゲート224の出力は正バンク中の参照数
字3のSCRおよび負バンク中の参照数字6の
SCRを夫々作動するために使用される。 同様に、NANDゲート225および226の出
力は、NANDゲート225の場合には巻線W5
近傍の磁束が高く、巻線W1の近傍の磁束が高く
ないことすなわち5−1をホールプローブが示す
時に、また、NANDゲート226の場合には巻線
W1の近傍の磁束が高く、巻線W5の近傍の磁束が
高くないことすなわち1−5をホールプローブが
夫々示す時に正である。従つて、これら2つの
NANDゲートの出力は、NANDゲート225の場
合には正バンク中の参照数字2のSCRおよび負
バンク中の参照数字5のSCRを作動するため
に、また、NANDゲート226の場合には正バン
ク中の参照数字5のSCRおよび負バンク中の参
照数字2のSCRを作動するために夫々使用され
る。 個々の巻線に近い磁束密度が最大で、次に電流
が送られる巻線に近傍した磁束密度が低いことを
ホールプローブが検出した時はいつでも、回転子
位置論理回網は異つた整流器バンクのそれぞれの
SCRを選択付勢することは前文から分つたであ
ろう。その結果、電流が制御されるので、両方の
巻線の磁束が高い時、120゜の位相転換による間
隔があるにもかかわらず、ある時間に1つの巻線
に電流が流れ、ある時には巻線から電流が流れ
る。種々のSCRの付勢信号は、その巻線と関連
したSCRの全てに同時に加えられる。巻線に入
出力電流を供給するために点弧される個々の
SCRは、SCR付勢電圧ばかりでなく、位相付勢
電圧によつて制御される。例えば、正のバンクの
参照数字1のSCRと負のバンクの参照数字4の
SCRが点弧されることを、回転子位置検出回路
網からNANDゲートの1つの出力が示しているな
らば、正のバンクの参照数字1の全てのSCR
は、負のバンクの参照数字4の全てのSCRと同
様に付勢される。しかしながら、1つの供給電圧
の位相が正で、参照数字4の負のSCRを点弧さ
せ、また1つの供給電圧の位相が負で、参照数字
1の正のSCRを点弧させるから、正のバンクの
1個の参照数字1のSCRと負のバンクの1個の
参照数字4のSCRだけが点弧される。従つて、
電機子巻線の入出力電流は、与えられた時間に電
流が供給される各電機子巻線を制御する位相付勢
信号、電流レベル誤差信号、および回転子位置信
号によつて制御される。 機械電気変換機の各巻線に供給する電流は、供
給電圧の1つの位相あるいは多数の位相のいずれ
かから供給される。任意の与えられた期間中に単
一の位相あるいは複数の位相から電流が供給され
る方法は、主変換機の速度の函数である。主変換
機の低速での回転子の相対的運動と電機子巻線に
送られる電流の割合は、供給周波数と比較して低
いことが明らかである。例えば、14極対の主変
換機で、略々100rpmでは、電機子巻線間に約25
回/秒で電流が供給される。一方、供給周波数は
約400Hzである。従つて、1つの巻線から他の巻
線へ電流が送られる各回数では、供給電圧は約20
サイクルになる。この時間間隔中に与えられた巻
線に流れる電流は、全ての位相で供給される。す
なわち、位相Aが正のサイクルになるならば、負
のバンクの1つのSCRは巻線の1つに電流を供
給することができ、それから、その供給電流は位
相Bにシフトされ、それから位相Cにシフトさ
れ、次の巻線に電流が送られる迄に、位相Aに戻
る。主変換機Aの速度が増加すると、回転子の回
転速度と逆起電力の周波数が供給周波数に略近く
なり、またそれを越えさえすれば、1つの供給電
圧位相は多数の巻線に電流を供給する。 1つの機械電気変換機が構造および接続を何ら
変更しないで、始動モードにおいてはブラシ無し
直流電動機として動作し、発電機モードでは同期
交流発電機として動作する始動機−発電機システ
ムが記載されていることは前の記載から明らかで
ある。共通の位相制御整流器バンクは、電動機作
動中、主変換機の電機子巻線に電流を供給するた
めに使用され、発電機作動中、周波数変換回路網
として使用され、変動する周波数発電機出力を一
定の周波数出力に変換する。始動作動中に、整流
器バンクは、回転子検出論理回路網で制御され、
適当な順序で一定の周波数から異つた巻線へ電流
を切換える。発電機モードでは、整流器バンクは
供給発電機および基準波発生器で制御され、一定
の周波数出力を生ずるようにその点弧角が制御さ
れる。整流器バンクの制御回路網は、主変換機作
動モードの函数として選択的に動作されるので、
供給電圧と回転子位置回路網は始動モードに整流
器バンクに連結されたり、また切離されたりす
る。主変換機がある速度に達してこのシステムが
発電機モードに変換された時、基準発生器は整流
器バンクに接続される。従つて、それらの部品と
要素に共通性が多くあることは、同様に隔通性と
実用性があることである。 本考案の実施の態様を以下に列挙する。 1 回転子位置ゲート装置は、回転子極位置を検
知する装置と、極磁束に比例する多相信号を生
ずる装置と、前記多相信号を比較する装置と、
与えられた電機子巻線に近接した極磁束が高
く、次の電機子巻線に近接した磁束が低い時
に、ゲート信号を生ずる装置とを含んでいるこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲記載の
始動機−発電機として動作しうる機械電気変換
機を含む電気的装置。 2 周波数変換装置は、反対極性のゲートスイツ
チの2個のバンクをそれぞれ含み、この各バン
クが機械電気変換機の電機子の多数の巻線に等
しい数のスイツチを含む3個の周波数変換器
と、供給電圧の各位相が機械電気変換機の電動
機作動中、前記周波数変換器の異つた1つと連
結される3相供給電圧とを含んでいることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲記載の始動機
−発電機として動作しうる機械電気変換機を含
む電気的装置。 3 供給位相応答ゲート装置は、各位相が先行位
相に関して正である間隔に等しい持続期間を有
する各供給位相に応じて、ゲート信号の第1設
定を生ずる装置と、各位相が先行位相に関して
負である間隔に等しい持続期間を有するゲート
信号の第2の設定手段とを有し、前記第1、第
2設定のゲート信号が各周波数変換器の1つの
バンクに与えられ、他の設定のゲート信号が各
バンクのスイツチを付勢するように各周波数変
換器の反対極のバンクに加えられることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲記載の始動機−
発電機として動作しうる機械電気変換機を含む
電気的装置。 4 前記ゲート信号を発生する装置は、線対線供
給電圧の積分を生ずる装置と、各位相が先行位
相に関して正である間隔に等しい持続期間を有
する第1設定ゲート信号を生ずるように、線対
線電圧の積分を減ずる装置と、各位相が先行位
相に関して負である間隔と等しい持続期間を有
する第2設定ゲート信号を生ずるように、第1
設定ゲート信号を変換する装置とを含むことを
特徴とする実施の態様3記載の始動機−発電機
として動作しうる機械電気変換機を含む電気的
装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は単一の機械電気変換機を使用した始動
機−発電機装置の全体的なブロツク線図、第2図
は主変換機の電流レベルおよび装置の励磁を制御
する第1図の回路の部分的回路線図、第3図は主
変換機の電機子巻線と位相制御整流器バンクの回
路線図、第4図は各整流器バンクに対する点弧制
御回路を示す図、第5図は供給電圧および該電圧
から線対線電圧を示す図、第6図は供給電圧位相
制御論理回路、第7図は第6図の位相制御回路の
各部における波形図、第8図は電動機と作動する
時に主変換機に発生される電圧およびその位置検
出器との位相関係および位置検出器の出力を示す
図、第9図は周波数変換器整流器バンク中の位相
制御整流器の点弧を制御する論理を発生するため
に、位置検出器と関連された回路図である。 1……主パワーチエーン、2……周波数変換
器、3……電流制御系、4……点弧角制御回路、
10……主変換機(機械電気変換機)、12……
励磁機、13……励磁および界磁巻線接続制御回
路、14……永久磁石発電機、15〜17………
ホール発電器、21〜23……周波数変換器、3
3……供給源遮断回路、40……点弧および空白
波回路、41……基準波発生回路、43……制御
回路、44……始動電流制御回路、45……始動
電流制御回路、46……変流器、47……電機子
電流制御回路、48……電機子電流/速度制御回
路、49……回転子位置−速度変換器、50……
界磁弱め制御回路、51……界磁弱め回路、52
……界磁制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 a ブラシ無し直流電動機としておよび交流発電
    機として作動する機械電気変換機、 b 電動機作動中は前記機械電気変換機の電機子
    巻線に選択的に電流を供給し、発電機作動中は
    前記機械電気変換機から一定周波数の出力を供
    給するために該機械電気変換機からの出力周波
    数を変換する、前記機械電気変換機に結合され
    且つ反対極性の位相ゲートスイツチング装置の
    バンクを包含する周波数変換器装置、 c 前記機械電気変換機をブラシ無し直流電動機
    として作動させる以下を包含する装置、 (イ) 前記スイツチング装置のバンクに結合され
    た多相交流供給電圧源、 (ロ) 前記機械電気変換機の回転子位置を検知
    し、且つ順次前記スイツチング装置の選択さ
    れた1つをゲートして、電機子巻線に正トル
    クを発生するための高磁束を伴う電流が流れ
    るよう選択された電機子巻線に回転子位置の
    関数としての電流を流す装置、 (ハ) 多相の供給電圧のシーケンスにおける個々
    の供給位相に応答して、各位相が先行する位
    相に対して正となる期間に等しい期間を持つ
    第1のゲート信号群を発生する手段と、個々
    の供給位相に応答して各位相が先行する位相
    に対して負となる期間に等しい期間を持つ第
    2のゲート信号群を発生する手段とを有し、
    前記第1のゲート信号群は周波変換器装置の
    各々の1つのバンクに印加され、他のゲート
    信号群はそれぞれのバンクにあるスイツチを
    作動状態にするためそれぞれの周波数変換器
    装置にある反対極性のバンクに供給される位
    相応答ゲート装置と、 d 一定周波数の参照波源、 e 電動機モードから発電機モードに変換するた
    めの以下を包含する装置、 (イ) 前記機械電気変換機の速度に応答し、前記
    機械電気変換機が発電機として作動する予定
    の速度に達した時に、前記周波数変換器装置
    のスイツチング装置のバンクから、前記多相
    交流供給電圧源と、前記選択された電機子巻
    線に回転子位置の関数としての電流を流す装
    置とを切り離す装置、 (ロ) 前記機械電気変換機が発電機モードに変換
    されている時に該機械電気変換機から一定周
    波数の交流出力を供給するために、前記機械
    電気変換機の速度に応答し、前記予定の速度
    において前記参照波源の出力する参照波の位
    相と前記機械電気変換機からの出力の位相と
    を比較し、その比較結果を前記周波数変換器
    装置の前記スイツチング装置のバンクに結合
    し、前記機械電気変換機からの出力電圧と前
    記参照波信号との両方に応答してスイツチが
    導通する点である前記機械電気変換機からの
    出力電圧の位相における導通点を制御して前
    記スイツチング装置をゲートする装置、 とから成る始動機−発電機装置として動作しう
    る機械電気変換機を含む電気的装置。
JP1983077076U 1974-02-07 1983-05-24 始動機−発電機として動作しうる機械電気変換機を含む電気的装置 Granted JPS5918583U (ja)

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