JPS62230804A - 含フツ素共重合体 - Google Patents
含フツ素共重合体Info
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- JPS62230804A JPS62230804A JP29492886A JP29492886A JPS62230804A JP S62230804 A JPS62230804 A JP S62230804A JP 29492886 A JP29492886 A JP 29492886A JP 29492886 A JP29492886 A JP 29492886A JP S62230804 A JPS62230804 A JP S62230804A
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- Japan
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- copolymer
- pfave
- branched fluoroalkyl
- perfluorovinyl ether
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、良成形性を有する高耐熱性の含フツ素共重合
体に関し、更に詳しく言えば、テトラフルオロエチレン
と特定の末端分岐フルオロアルキルパーフルオロビニル
エーテルとの新規な共重合体に関するものである。
体に関し、更に詳しく言えば、テトラフルオロエチレン
と特定の末端分岐フルオロアルキルパーフルオロビニル
エーテルとの新規な共重合体に関するものである。
[従来の技術]
従来テトラフルオロエチレン(以下、TFEと略記する
)とフルオロアルキルパーフルオロビニルエーテル(以
下、PFAVEと略記する)からなる共重合体において
、PFAVEとシテ、CF2−0F(OCF2CFX)
10CF2CFzX (n ≧1.X=F。
)とフルオロアルキルパーフルオロビニルエーテル(以
下、PFAVEと略記する)からなる共重合体において
、PFAVEとシテ、CF2−0F(OCF2CFX)
10CF2CFzX (n ≧1.X=F。
CI、H,CF3.CF2X)、 CF25lCFO(
CF2)ncF2X (n= O〜?、 X=F、H)
、 CF2=(1:FOCF20F2(OCF2)nO
CF3(n=1〜5)などが知られている(特公昭42
−18340 。
CF2)ncF2X (n= O〜?、 X=F、H)
、 CF2=(1:FOCF20F2(OCF2)nO
CF3(n=1〜5)などが知られている(特公昭42
−18340 。
特公昭48−2223. 特開昭49−53984
、特開昭58−189210などを参照)。
、特開昭58−189210などを参照)。
而して、PFAVEは高価であり、目的の特は、より少
量が望ましい。しかしながら、従来技術において最も一
般的に採用されているPFAVEであるパーフルオロプ
ロピルパーフルオロビニルエーテル(以下、PPVEと
略記する)では、その含有量が1〜2モル%程度の少量
の場合には、例えば100kg/ cm2程度というよ
うな高温強度の達成が困難であった。
量が望ましい。しかしながら、従来技術において最も一
般的に採用されているPFAVEであるパーフルオロプ
ロピルパーフルオロビニルエーテル(以下、PPVEと
略記する)では、その含有量が1〜2モル%程度の少量
の場合には、例えば100kg/ cm2程度というよ
うな高温強度の達成が困難であった。
一方、TFEとPFAVEの共重合体は、その特性を生
かして、電子部品など高精度の射出あるいは押出し成形
品の素材として使用される場合には、適当な分子量範囲
などに甚くより優れた成形性が必要とされる。しかしな
がら、従来技術におけるPPVEでは、成形性を高める
ための適当な分子量範囲の共重合体とすると、一般的に
は高温特性がさらに低下してしまう傾向が認められる。
かして、電子部品など高精度の射出あるいは押出し成形
品の素材として使用される場合には、適当な分子量範囲
などに甚くより優れた成形性が必要とされる。しかしな
がら、従来技術におけるPPVEでは、成形性を高める
ための適当な分子量範囲の共重合体とすると、一般的に
は高温特性がさらに低下してしまう傾向が認められる。
以上ノ如く、従来のTFE/PFAVE共重合体におい
ては、成形性と高温特性の両面について満足し得るもの
は見出されていない。
ては、成形性と高温特性の両面について満足し得るもの
は見出されていない。
[発明の解決しようとする問題点]
本発明の目的は、前記のごとき従来技術における問題点
を解消しようとするものであり、少量のPFAVEで目
的の物性を持つ共重合体を与え、さらに優れた成形性と
高温特性を共有する共重合体を提供することにある。
を解消しようとするものであり、少量のPFAVEで目
的の物性を持つ共重合体を与え、さらに優れた成形性と
高温特性を共有する共重合体を提供することにある。
[発明を解決するための手段]
本発明者は、前述の目的のもとに、TFEと各種PFA
VEとの共重合体について、種々の研究、検討を重ねた
結果、次の如き興味深い知見を得るに至った。すなわち
、PFAVEについては米国特許第3,321,532
号明細書などに、またTFE/PFAVE共重合体につ
いては同米国特許明細書や前記の特公昭42−1834
0 。
VEとの共重合体について、種々の研究、検討を重ねた
結果、次の如き興味深い知見を得るに至った。すなわち
、PFAVEについては米国特許第3,321,532
号明細書などに、またTFE/PFAVE共重合体につ
いては同米国特許明細書や前記の特公昭42−1834
0 。
同48−2223号公報などに、それぞれ種々のものが
開示されているが、具体的に挙げられたTFE/PPV
E共重合体などには、前述の如き問題点が認められる。
開示されているが、具体的に挙げられたTFE/PPV
E共重合体などには、前述の如き問題点が認められる。
而して、本発明者は、P F A V E 、!: L
テCF2=CFOCF2CF−CF3 (1)如き八F
3 末端分岐フルオロアルキル基を持ったパーフルオロビニ
ルエーテルを採用することにより、比較的少量の使用で
優れた高温強度を達成可能であるという事実を見出した
ものである。さらに、上記の如き特定の末端分岐PFA
VEを採用すると、成形性のより好適な分子量範囲にし
ても、良好な高温強度を保持し得るという事実をも見出
したものである。
テCF2=CFOCF2CF−CF3 (1)如き八F
3 末端分岐フルオロアルキル基を持ったパーフルオロビニ
ルエーテルを採用することにより、比較的少量の使用で
優れた高温強度を達成可能であるという事実を見出した
ものである。さらに、上記の如き特定の末端分岐PFA
VEを採用すると、成形性のより好適な分子量範囲にし
ても、良好な高温強度を保持し得るという事実をも見出
したものである。
なお、後述の比較例からも明らかなように、末端でない
部分に分岐を有する CF2 =CFOCF20FOC3F? (以下、P
HVEと略記す占F3 る)の如きPFAVEの場合には、本発明における効果
は認められない。
部分に分岐を有する CF2 =CFOCF20FOC3F? (以下、P
HVEと略記す占F3 る)の如きPFAVEの場合には、本発明における効果
は認められない。
かくして、本発明は、上記知見に基いて完成されたもの
であり、テトラフルオロエチレンと中のnは0又は 1
〜3の整数を示す)で表わされる末端分岐フルオロアル
キルパーフルオロビニルエーテルとの共重合体であり、
上記末端分岐フルオロアルキルパーフルオロビニルエー
テルの含有量が0.5〜3モル%であり、後記に定義す
る容量流速が0.5+am3/秒以上であることを特徴
とする含フツ素共重合体を新規に提供するものである。
であり、テトラフルオロエチレンと中のnは0又は 1
〜3の整数を示す)で表わされる末端分岐フルオロアル
キルパーフルオロビニルエーテルとの共重合体であり、
上記末端分岐フルオロアルキルパーフルオロビニルエー
テルの含有量が0.5〜3モル%であり、後記に定義す
る容量流速が0.5+am3/秒以上であることを特徴
とする含フツ素共重合体を新規に提供するものである。
本発明においては、PFAVEとして、末(n=0〜3
)を使用することが重要であり、特に高温強度の保持の
理由で、n=0のパーフルオロイソブチルパーフルオロ
ビニルエーテルCF2 = CFOC;F2CF−CF
3(以下、PIBVE、!−略記晶 する)を使用することが好ましい。
)を使用することが重要であり、特に高温強度の保持の
理由で、n=0のパーフルオロイソブチルパーフルオロ
ビニルエーテルCF2 = CFOC;F2CF−CF
3(以下、PIBVE、!−略記晶 する)を使用することが好ましい。
本発明において、特定の末端分岐PFAVEの含有量は
、0.5〜3モル%、特に 1〜2モル%とすることが
、高温強度の保持及び製造コストの低減の理由で望まし
い。
、0.5〜3モル%、特に 1〜2モル%とすることが
、高温強度の保持及び製造コストの低減の理由で望まし
い。
而して本発明のTFE/特定の末端分岐PFAVE共重
合体は、良好な成形性の理由で、適当な分子量範囲にあ
ることが望ましく、通常は容量流速0.5mm3/秒以
上、好ましくは1〜50ml113/秒、特に2〜30
mta3/秒程度を有することが望ましい。容量流速
が余りに小さすぎると、射出成形や押出成形などの加熱
溶融成形性に難点が生じ、また余りに大きな容量流速で
は、耐熱性などに難点を生ずると共に、高温強度につい
ても不利となる。
合体は、良好な成形性の理由で、適当な分子量範囲にあ
ることが望ましく、通常は容量流速0.5mm3/秒以
上、好ましくは1〜50ml113/秒、特に2〜30
mta3/秒程度を有することが望ましい。容量流速
が余りに小さすぎると、射出成形や押出成形などの加熱
溶融成形性に難点が生じ、また余りに大きな容量流速で
は、耐熱性などに難点を生ずると共に、高温強度につい
ても不利となる。
本発明において、共重合体の重合方法としては、特に限
定されることなく、従来より公知乃至周知の方法が種々
採用可能であり、例えば、溶液重合、懸濁重合、乳化重
合のいずれの方法も使用出来るが、木共重合体の主要用
途において重金属の混入をさける必要から、溶液重合及
び懸濁重合が望ましい。溶液重合における溶剤は、七ツ
マ−及び重合体との親和性を高める必要から、フルオロ
炭化水素またはクロロフルオロ炭化水素が望ましい。か
かる好適な溶剤としては、 CCl2 FCGIF2
(R−113) 、CGIhCCIh (R−114)
。
定されることなく、従来より公知乃至周知の方法が種々
採用可能であり、例えば、溶液重合、懸濁重合、乳化重
合のいずれの方法も使用出来るが、木共重合体の主要用
途において重金属の混入をさける必要から、溶液重合及
び懸濁重合が望ましい。溶液重合における溶剤は、七ツ
マ−及び重合体との親和性を高める必要から、フルオロ
炭化水素またはクロロフルオロ炭化水素が望ましい。か
かる好適な溶剤としては、 CCl2 FCGIF2
(R−113) 、CGIhCCIh (R−114)
。
CG13F(R−11)等が例示される。また、懸濁重
合における媒体は、水と有機溶剤の混合媒体とすること
が望ましく、有機溶剤の割合は5〜90玉量%程度、特
にlO〜70g1量%が好ましい。ここにおける有機溶
剤としては、前述のR−113゜R−114,R−11
3が例示される。
合における媒体は、水と有機溶剤の混合媒体とすること
が望ましく、有機溶剤の割合は5〜90玉量%程度、特
にlO〜70g1量%が好ましい。ここにおける有機溶
剤としては、前述のR−113゜R−114,R−11
3が例示される。
好適な重合方法における重合開始剤としては、油溶性の
パーオキサイドが広範囲にわたって使用出来るが、耐熱
性の保持の理由から、水素を含まないあるいは少量含む
フルオロアルキル基含有パーオキサイドの使用が好まし
い。
パーオキサイドが広範囲にわたって使用出来るが、耐熱
性の保持の理由から、水素を含まないあるいは少量含む
フルオロアルキル基含有パーオキサイドの使用が好まし
い。
好適なパーオキサイドとしては、[C3F7 C00)
2゜[CICF2CFzCOO)2などが例示される。
2゜[CICF2CFzCOO)2などが例示される。
また、分子量調節のための連鎖移動剤の添加も採用可能
であり、例えば四塩化炭素、n−ペンタン、n−ヘキサ
ン、インペンタン、トリクロロフルオロメタン、メタノ
ールの如き連鎖移動剤を使用することができる。
であり、例えば四塩化炭素、n−ペンタン、n−ヘキサ
ン、インペンタン、トリクロロフルオロメタン、メタノ
ールの如き連鎖移動剤を使用することができる。
上記の如き重合方法の操作1条件などについても、特に
限定がなく、広範囲にわたって採用され得るが、好適な
実施態様については、後述の具体例において例示される
。
限定がなく、広範囲にわたって採用され得るが、好適な
実施態様については、後述の具体例において例示される
。
[作用]
定のPFAVEを用いた共重合体が、従来のPFAVE
の場合より高温特性が優れている作用機構は必ずしも明
確でないが、末端が分岐したバルキーな側鎖の導入によ
り剛性が高められ、高温特性の向上の効果をもたらして
いると考えられる。かかる説明は、本発明の理解の助け
に役立てるものであり、本発明を何ら限定するものでな
いことは勿論である。
の場合より高温特性が優れている作用機構は必ずしも明
確でないが、末端が分岐したバルキーな側鎖の導入によ
り剛性が高められ、高温特性の向上の効果をもたらして
いると考えられる。かかる説明は、本発明の理解の助け
に役立てるものであり、本発明を何ら限定するものでな
いことは勿論である。
[実施例]
次に試験例、実施例および比較例を示し、本発明をさら
に具体的に説明する。なお、融点、共重合体組成、容量
流速および高温(250°C)での引張破断強度、伸度
の測定は、次の方法で行なった。
に具体的に説明する。なお、融点、共重合体組成、容量
流速および高温(250°C)での引張破断強度、伸度
の測定は、次の方法で行なった。
融点:
島律製作所製DT−30型を用い、昇温速度lO°C/
分で室温から昇温し、融解曲線の最大イl/jを融点と
した。
分で室温から昇温し、融解曲線の最大イl/jを融点と
した。
共重合体組成:
TFEとPPVEの共重合体における
PPVEの含有量の測定法は、特公昭48−2223に
知られており、IR分析の結果から下記の式で算出する
。
知られており、IR分析の結果から下記の式で算出する
。
本発明においても、TFE/PPVE共重合体はこの方
法で定量し、またTEE/PIBVE共重合体及びTF
E/PHVE共重合体については、この方法に帛拠する
方法で測定した。
法で定量し、またTEE/PIBVE共重合体及びTF
E/PHVE共重合体については、この方法に帛拠する
方法で測定した。
容量流速:
本明細ど中において、容量流速は共重合体の分子量の目
安となる値であり、以下の通り定義される。
安となる値であり、以下の通り定義される。
島律製作所製高化式フローテスターを用い、共重合体を
内径9.5m+aのシリンダーに入れ、温度380°C
で5分間保った後、7kgのピストン荷重下に内径2.
1mm、長さ 8層層のオリフィスを通して押し出し、
このときの押出速度(m層3/秒)を求めた。
内径9.5m+aのシリンダーに入れ、温度380°C
で5分間保った後、7kgのピストン荷重下に内径2.
1mm、長さ 8層層のオリフィスを通して押し出し、
このときの押出速度(m層3/秒)を求めた。
高温(250℃)での引張破断強度・伸度:A S T
M −1457−82Tに従い、ミクロダンヘルヲ用
いて厚み0.5鵬層のサンプルをつくり、250°Cで
3回引張試験を行ない、引張破断強度及び伸度を求めた
。
M −1457−82Tに従い、ミクロダンヘルヲ用
いて厚み0.5鵬層のサンプルをつくり、250°Cで
3回引張試験を行ない、引張破断強度及び伸度を求めた
。
参考例1
[パーフルオロイソブチリルフロリドの合成]パーフル
オロイソブチリルフロリドは既知の方法(J、Am、C
hem、Soc、、 84.4275.(19B2))
により合成した。すなわち、ヘキサフルオロプロピレン
95gとカルボニルフロリド75gをアセトニトリル中
、CsF存在下に100℃で5時間反応させ、蒸留によ
りパーフルオロイソブチリルフロリド150g(80%
)を得た。
オロイソブチリルフロリドは既知の方法(J、Am、C
hem、Soc、、 84.4275.(19B2))
により合成した。すなわち、ヘキサフルオロプロピレン
95gとカルボニルフロリド75gをアセトニトリル中
、CsF存在下に100℃で5時間反応させ、蒸留によ
りパーフルオロイソブチリルフロリド150g(80%
)を得た。
[パーフルオロ−2,5−ジメチル−3−オキサヘキサ
ノイルフロリドの合成] パーフルオロイソブチリルフロリド147g、CsF
8.9g、ジグライム82gの混合物中に、ヘキ’t−
yル才ロプロ“ピレンオキシドを内圧がIkg/cm2
になるように0〜5℃で加え(全体で170g) 、反
応終了後、蒸留によりパーフルオロ−2,5−ジメチル
−3−オキサヘキサノイルフロリド104g(40%)
及びパーフルオロ−2,5,8−トリメチル−3,8−
ジオキサノナノイルフロリド77g(2tg)を得た。
ノイルフロリドの合成] パーフルオロイソブチリルフロリド147g、CsF
8.9g、ジグライム82gの混合物中に、ヘキ’t−
yル才ロプロ“ピレンオキシドを内圧がIkg/cm2
になるように0〜5℃で加え(全体で170g) 、反
応終了後、蒸留によりパーフルオロ−2,5−ジメチル
−3−オキサヘキサノイルフロリド104g(40%)
及びパーフルオロ−2,5,8−トリメチル−3,8−
ジオキサノナノイルフロリド77g(2tg)を得た。
[パーフルオロイソブチルビニルエーテル(PI BY
E)の合成] パーフルオロ−2,5−ジメチル−3−オキサノイルフ
ロリドを対応するカリウム塩にし、しかる後、200℃
で熱分解を行い、パーフルオロイソブチルビニルエーテ
ルを得た。
E)の合成] パーフルオロ−2,5−ジメチル−3−オキサノイルフ
ロリドを対応するカリウム塩にし、しかる後、200℃
で熱分解を行い、パーフルオロイソブチルビニルエーテ
ルを得た。
(bp 82℃、85%)
実施例1
脱気した容量260IIQ及び攪拌機を有するステンレ
ス酸の圧力容器に、1,2.24リクロロ−1,1,2
−トリフルオロエタン(R−113) 348g、パー
フルオロイソブチルパーフルオロビニルエーテ/l/
(P I BVE) 5.1g及びメタ/ −ル0.0
85gを仕込んだ、この混合物を50°Cまで加熱し、
圧力が3.15kg/cm2Gになるまでテトラブルオ
ロエチレン(T F E)を添加した0次いで、パーフ
ルオロブチリルパーオキサイド開始剤0.034gをR
−113の約1%溶液としてオートクレーブ中に圧入し
た。TFEを逐次添加することによって操作圧力を維持
し、反応時間60分後にTFHの供給を停止し1反応容
器より重合溶液を取り出した6次いで、グラスフィルタ
ーで濾過し、洗浄後150°Cで16時間乾燥した。こ
の乾燥共重合体は25.3gであった。共重合体の物性
測定結果を下記の表−1に示す。
ス酸の圧力容器に、1,2.24リクロロ−1,1,2
−トリフルオロエタン(R−113) 348g、パー
フルオロイソブチルパーフルオロビニルエーテ/l/
(P I BVE) 5.1g及びメタ/ −ル0.0
85gを仕込んだ、この混合物を50°Cまで加熱し、
圧力が3.15kg/cm2Gになるまでテトラブルオ
ロエチレン(T F E)を添加した0次いで、パーフ
ルオロブチリルパーオキサイド開始剤0.034gをR
−113の約1%溶液としてオートクレーブ中に圧入し
た。TFEを逐次添加することによって操作圧力を維持
し、反応時間60分後にTFHの供給を停止し1反応容
器より重合溶液を取り出した6次いで、グラスフィルタ
ーで濾過し、洗浄後150°Cで16時間乾燥した。こ
の乾燥共重合体は25.3gであった。共重合体の物性
測定結果を下記の表−1に示す。
実施例2
メタノール0.17gを仕込む以外は、実施例1と同様
な手順を繰返して、共重合体24.8gを得た。結果を
下記の表−1に示す。
な手順を繰返して、共重合体24.8gを得た。結果を
下記の表−1に示す。
実施例3
実施例1で用いた圧力容器に、脱酸素脱ミネラル水11
2g、 1,2.2−トリクロロ−1,1,2−トリフ
ルオロエタン(R−113) 89g、パーフルオロイ
ソブチルパーフルオロビニルエーテル(PIBVE)
8.8g及びメタノール113.5gを仕込み、この混
合物を50″Cまで昇温し、圧力が13.4kg/cm
2Gになるまでテトラフルオロエチレン(TFE)を仕
込んだ。
2g、 1,2.2−トリクロロ−1,1,2−トリフ
ルオロエタン(R−113) 89g、パーフルオロイ
ソブチルパーフルオロビニルエーテル(PIBVE)
8.8g及びメタノール113.5gを仕込み、この混
合物を50″Cまで昇温し、圧力が13.4kg/cm
2Gになるまでテトラフルオロエチレン(TFE)を仕
込んだ。
次いで、重合開始剤パーフルオロブチリルパーオキサイ
ドCG3 F7 C00)25重量%R−113溶液を
IIIQ添加した0反応の進行と共に圧力が降下するの
でTFEを追加供給して重合圧力を維持した。途中、開
始剤溶液4tsQを4回にわけて添加した0重合時間1
80分後にTFEの供給を停止し、未反応上ツマ−をパ
ージし圧力容器から重合溶液を取り出した。次いで水洗
、濾過、乾燥して共重合体28.8gを得た。共重合体
の物性測定結果を下記の表−1に示す。
ドCG3 F7 C00)25重量%R−113溶液を
IIIQ添加した0反応の進行と共に圧力が降下するの
でTFEを追加供給して重合圧力を維持した。途中、開
始剤溶液4tsQを4回にわけて添加した0重合時間1
80分後にTFEの供給を停止し、未反応上ツマ−をパ
ージし圧力容器から重合溶液を取り出した。次いで水洗
、濾過、乾燥して共重合体28.8gを得た。共重合体
の物性測定結果を下記の表−1に示す。
比較例1
ビニルエーテルとしてパーフルオロプロピルビニルX−
−フル(PPVE)4.29gを用い、メタノール0.
12gを用いる以外は、実施例1と同様な手順を繰返し
て共重合体28.9gを得た。結果を下記の表−1に示
す。
−フル(PPVE)4.29gを用い、メタノール0.
12gを用いる以外は、実施例1と同様な手順を繰返し
て共重合体28.9gを得た。結果を下記の表−1に示
す。
比較例2
メタノール0. tagを仕込む以外は、比較例1と同
様な手順を繰返して共重合体28.0gを得た。結果を
下記の表−1に示す。
様な手順を繰返して共重合体28.0gを得た。結果を
下記の表−1に示す。
比較例3
ビニルエーテルとしてパーフルオロ−2−n−プロポキ
シプロビルパーフルオロビニルエーテル(PHVE)7
.0gを用い、メタノール0.12gを用いる以外は、
実施例1と同様な手順を繰返して共重合体24.8gを
得た。結果を下記の表−1に示す。
シプロビルパーフルオロビニルエーテル(PHVE)7
.0gを用い、メタノール0.12gを用いる以外は、
実施例1と同様な手順を繰返して共重合体24.8gを
得た。結果を下記の表−1に示す。
[発明の効果]
本発明の含フツ素共重合体は、従来知られているPPV
Eなどの場合より少ない量で、目標の100kg/cm
2近い強度を達成することが出来る。さらに本共重合体
の用途から要求される良成形領域(容量流速13mm3
/秒以上)においても、従来のPPVEなどの場合より
高い強度を保持する。
Eなどの場合より少ない量で、目標の100kg/cm
2近い強度を達成することが出来る。さらに本共重合体
の用途から要求される良成形領域(容量流速13mm3
/秒以上)においても、従来のPPVEなどの場合より
高い強度を保持する。
従って、電子機器部品、電気機器部品、電線、化学工業
用部品等の高耐熱、高耐久性の要求される広範囲の用途
において有用である。
用部品等の高耐熱、高耐久性の要求される広範囲の用途
において有用である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、テトラフルオロエチレンと式 ▲数式、化学式、表等があります▼(ただし、式 中のnは0又は1〜3の整数を示す)で表わされる末端
分岐フルオロアルキルパーフルオロビニルエーテルとの
共重合体であり、上記末端分岐フルオロアルキルパーフ
ルオロビニルエーテルの含有量が0.5〜3モル%であ
り、本文中に定義する容量流速が0.5mm^3/秒以
上であることを特徴とする含フッ素共重合体。 2、末端分岐フルオロアルキルパーフルオロビニルエー
テルが▲数式、化学式、表等があります▼である特 許請求の範囲第1項記載の含フッ素共重合体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60-282773 | 1985-12-18 | ||
JP28277385 | 1985-12-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62230804A true JPS62230804A (ja) | 1987-10-09 |
Family
ID=17656885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29492886A Pending JPS62230804A (ja) | 1985-12-18 | 1986-12-12 | 含フツ素共重合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62230804A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4931511A (en) * | 1987-09-17 | 1990-06-05 | Daikin Industries, Ltd. | Cross-linkable coating composition |
US5576402A (en) * | 1993-09-25 | 1996-11-19 | Hoechst Aktiengesellschaft | Process for the preparation of a modified polytetrafluoroethylene and its use |
JP2013060412A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-04-04 | Unimatec Co Ltd | パーフルオロアルキルビニルエーテルの製造法 |
JP2013177574A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-09-09 | Daikin Industries Ltd | 封止材料 |
JP2015193615A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-11-05 | 株式会社豊田中央研究所 | パーフルオロビニルエーテルモノマ |
WO2018221518A1 (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-06 | Agc株式会社 | 変性ポリテトラフルオロエチレンおよびその製造方法 |
-
1986
- 1986-12-12 JP JP29492886A patent/JPS62230804A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4931511A (en) * | 1987-09-17 | 1990-06-05 | Daikin Industries, Ltd. | Cross-linkable coating composition |
US5576402A (en) * | 1993-09-25 | 1996-11-19 | Hoechst Aktiengesellschaft | Process for the preparation of a modified polytetrafluoroethylene and its use |
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JP2013177574A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-09-09 | Daikin Industries Ltd | 封止材料 |
JP2015193615A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-11-05 | 株式会社豊田中央研究所 | パーフルオロビニルエーテルモノマ |
WO2018221518A1 (ja) * | 2017-06-02 | 2018-12-06 | Agc株式会社 | 変性ポリテトラフルオロエチレンおよびその製造方法 |
CN110662778A (zh) * | 2017-06-02 | 2020-01-07 | Agc株式会社 | 改性聚四氟乙烯及其制造方法 |
CN110662778B (zh) * | 2017-06-02 | 2021-08-17 | Agc株式会社 | 改性聚四氟乙烯及其制造方法 |
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