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JPS6214820B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6214820B2
JPS6214820B2 JP11106878A JP11106878A JPS6214820B2 JP S6214820 B2 JPS6214820 B2 JP S6214820B2 JP 11106878 A JP11106878 A JP 11106878A JP 11106878 A JP11106878 A JP 11106878A JP S6214820 B2 JPS6214820 B2 JP S6214820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
motor
switch
strobe
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11106878A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5536884A (en
Inventor
Mutsuhide Matsuda
Hideo Tamamura
Tetsuya Taguchi
Tadashi Okino
Mutsunobu Yazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11106878A priority Critical patent/JPS5536884A/ja
Priority to US06/071,544 priority patent/US4273432A/en
Publication of JPS5536884A publication Critical patent/JPS5536884A/ja
Publication of JPS6214820B2 publication Critical patent/JPS6214820B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モータの駆動及び閃光装置への充電
を単一の電源により行うようにしたカメラの制御
回路に関し、特に、簡単な回路構成によりモータ
の駆動と閃光装置への充電を同時に行わないよう
にすることのできるカメラの制御回路に関するも
のである。
<従来技術> 従来より、モーターを内蔵し、このモーターに
より撮影の都度、フイルムの巻上げ並びにシヤツ
ターのチヤージを行うことが可能な電動カメラは
種々提案されているが、いづれも、モーターの電
源としてカメラ本体内に収納した電池を使用する
ところから、種々の問題点が生じていた。その最
も大きい問題点は、斯るカメラにおいてはカメラ
のスペース的な制約から、電池収納空間をカメラ
内に充分採れないため、小容量の電池しか使え
ず、電池を頻繁に交換せずを得ないという点であ
る。
この問題点は、更に、斯る電池をモーターのみ
ならず、他の用途に使用した場合顕著である。例
えば、斯る電池をストロボ装置の電源として使用
する場合である。
通常、ストロボ装置は、主コンデンサー充電時
に、数秒間にわたつて1〜2A程度の大電流を必
要とするので、上記電動カメラにストロボ装置を
内蔵し、同一電池によりモーターとストロボ装置
への給電を同時に行うと、瞬時に大電流が流れる
ため、電池を僅かの時間内に消費してしまうこと
になる。
近時、電池の性能が向上し、アルカリマンガン
電池、ニツケルカドミウム電池等、大電流を流し
得る高性能電池が出現して来ている。しかし、こ
れらの電池を用いても、上述の場合には、満足で
きる使用時間を確保することは困難である。
ところで、斯る問題点を解決するために、モー
ター給電状態を検出する手段と、シヤツター制御
用磁石への給電を検出する手段を設け、モーター
と電磁石への給電が行われていない時のみ、スト
ロボ装置の充電を行うようなしたカメラが、特開
昭50−97327号公報(対応米国特許3846812号)で
提案されている。
確かに、斯る発明のカメラによれば、モーター
とストロボ装置に同時に給電が行われることがな
く、前述したような不都合は生じない。しかし、
斯かるカメラは、その為の回路構成が複雑な為、
コストが高くなり、回路規模も大型化するといつ
た欠点があつた。
<発明の目的> 本発明は、上記従来の欠点を解決する為になさ
れたもので、モータの駆動及び閃光装置への充電
を単一の電源により行うようにしたカメラの制御
回路に於て、上記電源に対して上記モータの駆動
端子及び上記閃光装置の充電端子を直列に接続
し、上記モータの駆動端子間を短絡する第1の短
絡回路と、上記閃光装置の充電端子間を短絡する
第2の短絡回路と、上記モータ動作中は上記第1
の短絡回路を開放すると共に上記第2の短絡回路
を閉成し上記第2の短絡回路を介して流れる上記
電源からの電流で上記閃光装置の充電動作を行わ
せずに上記モータを作動させ、上記モータの動作
完了に応答して上記第1の短絡回路を閉成すると
共に上記第2の短絡回路を開放し上記第1の短絡
回路を介して流れる上記電源からの電流によつて
上記モータを作動させずに上記閃光装置を充電動
作させるスイツチとを設け、極めて簡単な構成
で、モータの駆動と閃光装置への充電を同時に行
わせないようにすることのできるカメラの制御回
路を提供しようとするものである。
<実施例> 以下、本発明を図示した一実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図に於いて、101は本発明を適用したス
トロボ装置内蔵カメラ、21はカメラのレリーズ
ボタン、22はフイルム巻戻し起動ボタン、23
はストロボ装置を示す。図では、ストロボ装置2
3がカメラ内に収納された状態を示して居り、ホ
ツプアツプボタン27の押圧によりストロボ装置
23の発光部分(後述)が作動位置に飛び出す様
に構成されている。36は撮影レンズ、58はフ
アインダーを夫々示している。
第2図に於いて、Moはフイルム巻上げ、巻戻
し用モータにして、減速機構が内蔵されている。
1はモータMoの減速出力軸に固着されたギヤ
ー、2はギヤー1と噛み合う被動ギヤー、3はギ
ヤー2の軸と同軸に固定されたギヤー、4はギヤ
ー3と噛合うスプロケツト駆動ギヤー、5はスプ
ロケツト軸、6はスプロケツト軸に嵌入されてい
るキー棒、7はスプロケツトである。なお、5a
はカメラの底面から突出し、巻戻しボタンとして
適用されるスプロケツト軸先端部を示して居り、
巻戻し時、スプロケツト軸5の先端部5aをカメ
ラ内に押し上げることにより、キー棒6とスプロ
ケツトの嵌入溝との係合を解除しスプロケツト7
の回転をフリーにする。なお、ギヤー4は軸方向
に所定厚の歯状部を有して居り、その軸先端に後
述のスイツチ接近46・47が配置されている。
9は巻上げモード時ギヤー4の歯状部の下部分に
て噛合うギヤー、9aはギヤー9と同軸に固定さ
れたフイルム計尺用カム、10は巻取りスプール
13の回転軸10の先端に固定された被動ギヤー
であり、ギヤー9と常時噛合している。軸10a
とスプール13との間は公知の巻取り機構と同様
にフリクシヨン結合されて居り、ギヤー10が駆
動される際、スプール13上にフイルムを巻装し
ていくものである。11はギヤー4と噛合うギヤ
ー3に駆動されて回動されるギヤーにして、該ギ
ヤー11上にはチヤージカム12が固定されてい
る。また、該カム周縁に不図示のバネのバネ力で
圧接されるピン14aにより、レバー14は軸1
4cを中心として揺動し、該レバー14の先端1
4bにより公知のシヤツターチヤージ機構を作動
させる。16は軸15を揺動中心とする検知レバ
ーにして、バネ16cにより反時計方向に付勢さ
れ、その突部16bがカム9aの切欠に落ち込む
ことにより、後述のスイツチ接片44を切換え
る。17乃至20は、巻戻し伝動ギヤー群にし
て、ギヤー17は、巻戻しモード時、スプロケツ
ト軸5の押し上げに応じたギヤー4の軸方向の移
動により、ギヤー4と噛合い、モータMoの駆動
力をギヤー20の軸先端に固定された巻戻しフオ
ーク20aに伝達する。
22は巻戻しモード切換えボタンにして、その
矢印方向への押圧によりスイツチ接片49に圧接
し、スイツチ接片48・50との接触関係を切換
える。23はカメラ本体に内蔵されるストロボ装
置にして、発光部のキセノン管24は後述の発光
回路により発光せられる。なおストロボ装置23
はバネ23aにより図示上方向に付勢されて居
り、ポツプアツプボタン27を押圧すると、レバ
ー25の先端と突起部23bとの係合が解除さ
れ、ストロボ装置23がカメラ内から上昇し、使
用位置に設定される。51〜53は突起部23b
との係合により切換えられるスイツチを形成する
接片である。
21は前述したレリーズボタン、S1はレリーズ
ボタン21の先端部にて、閉動作が行われるスイ
ツチ、54・55はレリーズボタン21の段部に
て開動作が行われる常閉スイツチ、28はレリー
ズボタン21により、バネ59の付勢力に抗し
て、シヤツタ駆動レバー29との係合が解除され
るシヤツター緊定レバー、30・31はシヤツタ
ー羽根にして夫々シヤツター開口O1,O2を有し
て居り、各開口O1,O2のくさび形部分により半
開式シヤツターの絞り羽根としての機能も有して
いる。駆動レバー29はシヤツター開き用バネ3
5が懸架されると共に、レバー29上に植設した
ピン29a,29bにより、各シヤツタ羽根3
0・31の一端と遊動関係に結合され、シヤツタ
ー羽根30・31は、レバー29が軸32を中心
として時計方向に揺動することにより、羽根3
0・31は夫々図示右、左方向に移動し、各開口
O1,O2が接近し、両者の重畳量により、開口径
が決定される。37はシヤツター復帰レバーにし
て、その先端突起部37aは電磁石41のアマー
チヤ40の係止部40bに係止されることによ
り、バネ39の付勢力に抗してレバー37を図示
位置に係止する。38a,38bは直線ガイドピ
ンでレバー37に穿設された直線溝に嵌合され
る。なおレバー37にはレバー29の側縁に係合
可能な突出部37bが形成され、シヤツター羽根
30・31の閉じ動作をレバー37の図示左方向
への移動により行わせる。また、この時には、折
曲部37dはレバー16の先端16aを押圧し
て、時計方向に回動させ、スイツチ接片44・4
5をシヤツタが閉じた時(チヤージ未了状態)、
閉じさせる。レバー37の後端折曲部37eはチ
ヤージレバー14と係合して、チヤージ時、レバ
ー37を右方向に移動させ、バネ39のチヤージ
を行う。
第3図は第2図示カメラに適用される電気回路
を示す。同図に於いて、Eは電源電池、200は
スイツチS1を介して給電されるシヤツタ制御回路
にして、電磁石41は同回路200により制御さ
れる。Pは制御回路200に接続されるシリコン
フオトダイオード等の測光用の受光素子である。
モータMoと電池Eとの間には、直列に前述レリ
ーズボタン21の押圧により開かれるスイツチ接
片54・55が接続されると共に、モード切換え
ボタン22に連動するスイツチ接片48〜50、
並びにレバー16により、フイルム計尺に連動す
るスイツチ接片43〜45が接続され、ストロボ
電源回路300はスイツチ接片43・44、4
8・49を介して給電路が形成されている。又、
ストロボ電源回路の給電路中には、スイツチ接片
51〜53が介挿されている。
上述の番号43〜45、48〜50、50〜5
3、46〜47は、夫々スイツチ接片であるが、
便宜的に以後スイツチと指称して説明する。なお
上述のストロボ電源回路300は、昇圧用DC―
DCコンバータ、主コンデンサー等の回路を有す
る公知のストロボ回路であり、又、シヤツタ制御
回路200は、通常は受光素子Pの出力で、ま
た、閉光撮影時は被写体距離に相応して抵抗値が
変化する可変抵抗器(不図示)により決定される
出力で、シヤツター羽根30によりカウントスイ
ツチ56・57が閉じた時から電磁石41に通電
される迄の時間が制御される公知のものであるの
で、その詳細は省略する。
以上の構成に於いて、次にその各モードについ
ての動作を説明する。
(1) 自然光撮影モード 自然光撮影をする際、被写体に向けて、レリー
ズボタン21を押圧すると、第2図示のチヤージ
完了状態から、レリーズボタン21の第1段階の
押圧により、スイツチ54・55が開、スイツチ
S1が閉状態となる。この結果、モータMoの給電
回路は遮断されると共に、シヤツター制御回路2
00への給電が開始される。
なお、この時には、ストロボ電源回路300は
スイツチ51・52が開状態なので、給電路は常
時開かれている。
第2段押圧により、レリーズボタン21がレバ
ー28によるレバー29の緊定を解除すると、レ
バー29はバネ35の付勢力により時計方向に回
動する。これにより、シヤツター羽根30・31
の相対移動が起り、開口部O1,O2が漸次重畳
し、レンズ36を通して被写体像がフイルムF上
に投影され、露光が開始される。被写体輝度に相
応した所定時間後、電磁石41への通電が行われ
ると、アマーチヤ40の端部40aが電磁石41
に吸着され、アマーチヤ40はバネ60に抗して
反時計方向に回動し、レバー37との係合を解除
する。このため、レバー37は、この時、バネ3
9の付勢力により図示左方向に移動し、その突出
部37bにより、レバー29の側縁を介してレバ
ー29を反時計方向に復帰動させ、シヤツタ羽根
30・31をシヤツタ開口を閉じる様に駆動する
と共に、突出部37dによりレバー16を時計方
向に回動させて、スイツチ44・45を閉じる。
この間レリーズボタン21は押圧されたままの状
態であるため、モータMoは駆動されることはな
い。然かる後、ボタン21を離すと、スイツチS1
が開となりシヤツタ制御回路200への給電が阻
止されると共に、スイツチ54・55が閉となる
ためモータMoは電池E―スイツチ54・55―
モータMo―スイツチ48・49―スイツチ4
4・45―電池Eの閉回路により給電され、回動
を開始する。
この結果ギヤー1〜4を介してスプロケツト7
が駆動され、フイルムfのパーフオレーシヨンと
の係合によりフイルム送りが行われる。また、こ
の間ギヤー11の回転によりレバー14がカム1
2に基づいて往動し、その先端14bによりレバ
ー37を図示右方向に移動させ、バネ39のチヤ
ージを行う。
チヤージ完了によりレバー37はアマーチヤ4
0の係止部40bに係合され、図示位置に係止さ
れる。レバー37のチヤージ完により、折曲部3
7dはレバー16の側縁16aから離脱されるた
め、レバー16の突部16bはバネ16cによ
り、カム9aに随動するようになるが、カム9a
の切欠外に突部16bがある時には、スイツチ4
4・45は閉状態となる様、レバー16の中心軸
15からの長さが適宜定められているため、レバ
ー37のチヤージ完了後もモータMoは回転を継
続する。この間、スプロケツト7と巻取りスプー
ル13も回動し、フイルムを巻取つて行く。フイ
ルムfが一駒分給送され、ギヤー9が一回転する
と、カム9aの切欠きも一回転し、突部16bと
係合可能な位置に復帰するので、レバー16はバ
ネ16cの付勢力により反時計方向に回動し、そ
の先端によりスイツチ44・45を開くと共に、
44・43を閉じる。
この結果モータMo―スイツチ48・49―4
3・44―モータMoの短絡回路が形成され、モ
ータMoにはブレーキがかかり、モータMoは急停
止される。この状態で巻上げは完了し、次の撮影
準備が完了する(第2図示の状態)。
(2) 閃光撮影モード 閃光撮影を行うには、ホツプアツプボタン27
を押圧し、ストロボ装置23をバネ23aにより
使用位置に移動させる。この操作により、スイツ
チが開となると共に、スイツチ51・52が閉と
なる。
上述1の自然光撮影モードと同様にレリーズボ
タン21の押圧により、シヤツタ制御回路200
がスイツチS1により給電状態となり、スイツチ5
4・55の開により、モータMoとストロボ電源
回路300への給電が阻止された状態で、上述し
た如く、シヤツター羽根30・31が開閉し、ス
トロボ装置23の発光に基づいた露光動作が行わ
れる。然かる後、ボタン21の解除によりスイツ
チS1は開、スイツチ54・55が閉となるので、
モータMoは前述と同じ接続により閉回路が形成
されて、巻上げが開始される。巻上げの間ストロ
ボ回路300はスイツチ43・44が開かれてい
るため給電は行われない。巻上げが完了してスイ
ツチ43・44が閉じ、モータの短絡回路が形成
される段階にて、電池E―スイツチ54・55―
スイツチ43・44―スイツチ48・49―スト
ロボ回路300―スイツチ51・52―電池Eの
給電回路が形成され、ストロボ回路内の主コンデ
ンサー(不図示)へのチヤージが開始される。ス
トロボ回路300のチヤージ完了は公知のネオン
管等をフアインダー58の光学系内に配置するこ
とにより、撮影者に予知することが可能である。
ストロボ回路300が発光準備完了状態となつ
た後、再びレリーズボタン21を押圧すれば、再
びスイツチ54・55が開くため、モータMoス
トロボ回路300への給電は禁止されると共に、
閃光撮影が行われることになる。
即ち、シヤツタ制御回路200作動中、電池E
は斯る回路への給電しか行わない。
以上の様に、電池Eからの給電は、レリーズ動
作に同期してシヤツタ制御回路200へ、レリー
ズ復帰動作に同期して、巻上げ動作のためのモー
タMoへ、巻上げが完了するとストロボ回路30
0へのチヤージと、各回路へ時分割的に順次行わ
れることになり、同時に大電流が電池から流失さ
れることがない。
(3) 巻戻しモード フイルムの巻戻しを行う際には、通常のカメラ
と同様、まず復帰ボタン5aを押圧し、スプロケ
ツト7とキー溝6との係合を解除し、スプロケツ
ト7の回転をフリーにする。ボタン5aの押上げ
によりギヤー4とギヤー9との噛合いははづれ、
ギヤー4はギヤー17と噛合う。又、この動作に
よりスイツチ46・47は軸5の先端により閉状
態となる。次いでボタン22を押圧しスイツチ4
9・50を閉じると、モータMoは電池E―モー
タMo―スイツチ49・50―スイツチ46・4
7―電池E閉回路が形成されるため駆動を開始
し、ギヤー17〜20を介して不図示のフイルム
パトローネ内のフイルム巻芯と係合するフオーク
20aを回動させる。この結果、フイルムの巻戻
しが開始される。なお、フイルム先端部がパトロ
ネ内に巻込まれない様に、スプロケツト7の回転
が停止すると、これを検知するスイツチを別に設
け、このスイツチによりモータMoの回転を停止
する様にしてもよいが、斯る付加的構成について
は直接本発明と関連がないので省略する。
上述の巻戻しはボタン22を復帰することによ
り停止することが出来るが、巻戻し中はスイツチ
48・49が開かれるためストロボ回路300へ
の給電は禁止され、又シヤツター制御回路200
はスイツチS1開により、同様に給電が禁止されて
いる。なお、この場合でも、スイツチ51・52
が閉じていれば、ストロボ回路300はモータ
Moを介して直列に給電路が形成されるが、モー
タ負荷が直列に接続されるため、ストロボ回路3
00への充電電流は制限され実質的には給電は行
われない。巻戻しが完了し、スイツチ48・49
が閉じると、ストロボ回路300への給電はスイ
ツチチ51・52が閉じていれば開始される。
従つて、フイルムパトローネを新たなものに交
換する時間内に於いて、ストロボ回路300への
給電が行われることになるため新しいフイルムを
装填した状態で、同回路のチヤージも完了し直ち
に次の撮影が可能となる。
以上、詳述した様に本発明に於いては、カメラ
の起動操作により露光制御用回路に給電を行うと
共に、他の巻上げ、閃光装置等の付加的な回路の
給電を禁止し、他方、起動操作の解除に応じて実
質的に巻上げモータのみに給電、巻上げ完了によ
りストロボ回路への給電を行う様にしたため、電
池から大電流が同時に消費されることは常にな
く、小容量の電池で長時間使用に耐えるカメラが
提供できる利点がある。
又これらの時分割的な給電がレリーズスイツ
チ、露光終了スイツチ、巻上げ完了スイツチと言
つた各動作の状態が完全に行われた時、切り換わ
るスイツチを介して行われるため、確実な給電動
作が可能となり、又その構成も比較的簡易とする
ことが可能である。
この結果、巻上げ、ストロボ装置等の付加的回
路の他にデート写し込み回路、表示回路等の他の
電池駆動回路を併用しても、実用上、耐用時間の
長いカメラを提供することが可能である。
なお上記実施例に於ては半開式シヤツタ制御回
路について例示したが、シヤツタ秒時優先の絞り
制御回路であつても差支えなく、上記露光量制御
回路としては必ずしも被写体輝度ないし被写体距
離に関連して露光量を決定するもの以外に、単に
シヤツタ、絞り等の露光制御機素を始動させるた
めの例えばマグネツトレリーズ回路程度の意義に
理解されたい。
又、各スイツチとして例示されるスイツチ手段
としては単に機械的に切換えられるスイツチだけ
でなく、各部材、例えばカメラレリーズ部材、シ
ヤツター部材等の動作を容量変化、磁気変化等電
気的に感知するスイツチ手段であつてもよいこと
は勿論であり、適宜選択することにより所望のも
のを得ることが可能であることは勿論である。
更に、上記実施例では、巻上げ・巻戻しモード
状態に於いて、モーター給電中、ストロボ回路は
電池に接続されるが、モータ負荷がストロボ給電
回路に直列に接続されるため実質的には給電は阻
止されている。従つて、モーター給電中にはスト
ロボ回路への給電は実質的に行われないため電池
から同時に多量の電流が流出されることはなく、
電池の耐用性は損われることはない。
上記説明に於いて実質的に給電阻止とは、電池
から完全に給電は阻止されることはないが、電池
からの漏洩電流が、急激に電池を消耗させること
はない程度の微小な値であることを意味してい
る。
更に、前述実施例に於けるレリーズボタンに連
動して閉状態となるスイツチをモータ給電回路と
ストロボ給電回路との間に接続し、モータはシヤ
ツタの露光終了信号で巻上げ開始し、巻上げ完了
でモータへの給電が阻止されストロボ回路への給
電が開始される様にしてもよい。但し、この場合
はモーター並びにストロボ回路給電中はレリーズ
ボタンを押し続ける必要があるが、レリーズボタ
ンロツク機構を設け、ストロボ回路充電完了信号
によりロツク動作を解除し、レリーズボタンが復
帰する様なせばよい。
<発明の効果> 以上説明た様に、本発明によれば、モータの駆
動及び閃光装置への充電を単一の電源により行う
ようにしたカメラの制御回路に於て、上記電源に
対して上記モータの駆動端子及び上記閃光装置の
充電端子を直列に接続し、上記モータの駆動端子
間を短絡する第1の短絡回路と、上記閃光装置の
充電端子間を短絡する第2の短絡回路と、上記モ
ータ動作中は上記第1の短絡回路を開放すると共
に上記第2の短絡回路を閉成し上記第2の短絡回
路を介して流れる上記電源からの電流で上記閃光
装置の充電動作を行わせずに上記モータを作動さ
せ、上記モータの動作完了に応答して上記第1の
短絡回路を閉成すると共に上記第2の短絡回路を
開放し上記第1の短絡回路を介して流れる上記電
源からの電流によつて上記モータを作動させずに
上記閃光装置を充電動作させるスイツチとを設け
たものであるから、モータの駆動及び閃光装置へ
の充電を同時に行わせない為の回路構成が極めて
簡単に提供でき、コスト面、スペース面に於て、
その有効性は非常に高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するカメラの全体斜視
図、第2図は本発明の一実施例を示す斜視図、第
3図は第2図示の実施例に適用する電気回路図で
ある。 101……カメラ、21……レリーズボタン、
Mo……モータ、54・55……レリーズボタン
連動スイツチ、43〜45……露光完了並びに巻
上げ完了検出スイツチ、23……ストロボ装置、
200……露光制御回路、300……ストロボ電
源回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータの駆動及び閃光装置への充電を単一の
    電源により行うようにしたカメラの制御回路に於
    て、上記電源に対して上記モータの駆動端子及び
    上記閃光装置の充電端子を直列に接続し、上記モ
    ータの駆動端子間を短絡する第1の短絡回路と、
    上記閃光装置の充電端子間を短絡する第2の短絡
    回路と、上記モータ動作中は上記第1の短絡回路
    を開放すると共に上記第2の短絡回路を閉成し上
    記第2の短絡回路を介して流れる上記電源からの
    電流で上記閃光装置の充電動作を行わせずに上記
    モータを作動させ、上記モータの動作完了に応答
    して上記第1の短絡回路を閉成すると共に上記第
    2の短絡回路を開放し上記第1の短絡回路を介し
    て流れる上記電源からの電流によつて上記モータ
    を作動させずに上記閃光装置を充電動作させるス
    イツチとを設けたことを特徴とするカメラの制御
    回路。
JP11106878A 1978-09-08 1978-09-08 Motor-driven camera Granted JPS5536884A (en)

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