JPS6211964Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211964Y2 JPS6211964Y2 JP3028683U JP3028683U JPS6211964Y2 JP S6211964 Y2 JPS6211964 Y2 JP S6211964Y2 JP 3028683 U JP3028683 U JP 3028683U JP 3028683 U JP3028683 U JP 3028683U JP S6211964 Y2 JPS6211964 Y2 JP S6211964Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- tank
- strip material
- liquid receiving
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は帯条材の連続表面処理装置、例えば連
続メツキ装置の改良に関するものである。
続メツキ装置の改良に関するものである。
帯条材の連続メツキ装置においては、アルカリ
脱脂液槽部、水洗液槽部、酸洗液槽部、水洗液槽
部、メツキ液槽部、並びに水洗液槽部が帯条材の
供給側から引取側に向けて順次に設けられてお
り、各槽部の両側には第1図に示すように、各槽
部1′,10′,…の前後壁21′,22′,…の帯
条材通過用スリツトs′,…から流出する液を受け
るための受液部31′,32′,…が設けられてい
る。この受液部31′,32′,…に流出せる液は
ポンプp′,…により槽部1′,…に戻される。
4′,…は受液部間31′,320′,…の仕切壁
である。
脱脂液槽部、水洗液槽部、酸洗液槽部、水洗液槽
部、メツキ液槽部、並びに水洗液槽部が帯条材の
供給側から引取側に向けて順次に設けられてお
り、各槽部の両側には第1図に示すように、各槽
部1′,10′,…の前後壁21′,22′,…の帯
条材通過用スリツトs′,…から流出する液を受け
るための受液部31′,32′,…が設けられてい
る。この受液部31′,32′,…に流出せる液は
ポンプp′,…により槽部1′,…に戻される。
4′,…は受液部間31′,320′,…の仕切壁
である。
上記において、受液部間の仕切壁4′を液が越
流するようなことがあれば、異種の液の混合によ
る液汚損が発生するから、仕切壁における液面
は、上記越流に対する安全度を見込んで充分に低
く保持しなければならない。而るに、被メツキ材
が図のような縦巾の高い帯条材a′である場合は、
槽部の液面高さh′を相当に高くしなければならず
(被メツキ材である帯条材の上端よりも高い位
置)、その結果、槽壁の帯条材通過用スリツト
s′からの液の流出速度乃至はエネルギーが大とな
り、上記仕切壁での液面を、上記越流を防止し得
るに足る低液面にするには、受液部の長さ′を
かなり長くしなければならない。しかしながら、
受液部の長さを長くすれば、装置全体の長ライン
化の不利が避けられない。
流するようなことがあれば、異種の液の混合によ
る液汚損が発生するから、仕切壁における液面
は、上記越流に対する安全度を見込んで充分に低
く保持しなければならない。而るに、被メツキ材
が図のような縦巾の高い帯条材a′である場合は、
槽部の液面高さh′を相当に高くしなければならず
(被メツキ材である帯条材の上端よりも高い位
置)、その結果、槽壁の帯条材通過用スリツト
s′からの液の流出速度乃至はエネルギーが大とな
り、上記仕切壁での液面を、上記越流を防止し得
るに足る低液面にするには、受液部の長さ′を
かなり長くしなければならない。しかしながら、
受液部の長さを長くすれば、装置全体の長ライン
化の不利が避けられない。
本考案に係る帯条材の連続表面処理装置は、上
述の不利を解消し得る構成であり、複数の処理槽
部をタンデムに有し、各処理槽部の前後には受液
部を有し、各処理槽部の前後壁には帯条材を通す
縦方向スリツト設けた装置において、帯条材通過
用の縦方向スロツトを有するじやま板を上記の各
受液部に設け、上記スロツトの上端辺を斜線又は
非直線としたことを特徴とするものである。
述の不利を解消し得る構成であり、複数の処理槽
部をタンデムに有し、各処理槽部の前後には受液
部を有し、各処理槽部の前後壁には帯条材を通す
縦方向スリツト設けた装置において、帯条材通過
用の縦方向スロツトを有するじやま板を上記の各
受液部に設け、上記スロツトの上端辺を斜線又は
非直線としたことを特徴とするものである。
以下、図面により本考案を説明する。
第2図Aは本考案装置を示す縦断面説明図を、
第2図Bは第2図Aにおけるb−b断面説面図を
それぞれ示している。
第2図Bは第2図Aにおけるb−b断面説面図を
それぞれ示している。
第2図A並びに第2図Bにおいて、1,10,
…はタンデム配置の処理槽部であり、図において
は1番目並びに2番目のもののみが示されてい
る。21,22,210,220,…は各槽部
1,10,…の前後壁であり、被メツキ材である
帯条材aを通す縦方向スリツトs,…が設けられ
ている。31,32,310,320,…は各槽
部1,10,…の両側に設けた受液部、4,…は
仕切壁である。5,…は各受液部に設けたじやま
板であり、槽壁に支持されている(第3図)。g
はじやま板5に設けた帯条材通過用の縦方向スロ
ツトであり、該スロツトgの上端辺は斜線又は非
直線にされている。例えば、第2図Bに示すよう
な山形又は第4図に示すような円弧形とされてい
る。
…はタンデム配置の処理槽部であり、図において
は1番目並びに2番目のもののみが示されてい
る。21,22,210,220,…は各槽部
1,10,…の前後壁であり、被メツキ材である
帯条材aを通す縦方向スリツトs,…が設けられ
ている。31,32,310,320,…は各槽
部1,10,…の両側に設けた受液部、4,…は
仕切壁である。5,…は各受液部に設けたじやま
板であり、槽壁に支持されている(第3図)。g
はじやま板5に設けた帯条材通過用の縦方向スロ
ツトであり、該スロツトgの上端辺は斜線又は非
直線にされている。例えば、第2図Bに示すよう
な山形又は第4図に示すような円弧形とされてい
る。
第2図Aにおいて、6,…は液戻し配管、P,
…はポンプである。l1,l10,…は各槽部
1,10,…の液面である。
…はポンプである。l1,l10,…は各槽部
1,10,…の液面である。
上記において、各槽部1,10,…の前後壁の
縦方向スリツトsからは、各槽部の液面高さに対
応する流速で液が流出する。而るに、じやま板
5,…には、帯条材aを通過させるための通路が
設けてあるが、その通路を帯条材の通過に最小限
必要な孔、つまりスロツトgにより構成してある
から、上記の流出液をじやま板5,…に多くの面
積で衝突させ得、その流出エネルギーを効果的に
減じ得る。従つて、各槽部の液面高さが高くて
も、上記流出液の流速を充分に低速化でき、仕切
壁での越流防止に必要な受液部の長さをよく短縮
できる。又、じやま板5のスロツトgの上端に帯
条材aの上端が接触しても、スロツト上端辺が帯
条材の上辺に非平行な斜線又は非直線とされてい
るから、その接触の面積を小さくでき、帯条材a
の摩耗損傷、金属粉による液汚損等をよく回避で
きる。
縦方向スリツトsからは、各槽部の液面高さに対
応する流速で液が流出する。而るに、じやま板
5,…には、帯条材aを通過させるための通路が
設けてあるが、その通路を帯条材の通過に最小限
必要な孔、つまりスロツトgにより構成してある
から、上記の流出液をじやま板5,…に多くの面
積で衝突させ得、その流出エネルギーを効果的に
減じ得る。従つて、各槽部の液面高さが高くて
も、上記流出液の流速を充分に低速化でき、仕切
壁での越流防止に必要な受液部の長さをよく短縮
できる。又、じやま板5のスロツトgの上端に帯
条材aの上端が接触しても、スロツト上端辺が帯
条材の上辺に非平行な斜線又は非直線とされてい
るから、その接触の面積を小さくでき、帯条材a
の摩耗損傷、金属粉による液汚損等をよく回避で
きる。
上述した通り、本考案によれば、多数の処理槽
部を有し、処理槽部間には受液部を設けてなる連
続表面処理装置における受液部の長さを短くで
き、装置全体の長さを短絡し得る。
部を有し、処理槽部間には受液部を設けてなる連
続表面処理装置における受液部の長さを短くで
き、装置全体の長さを短絡し得る。
第1図は従来の帯条材の連続表面処理装置を示
す説明図、第2図Aは本考案に係る帯条材の連続
表面処理装置を示す縦断面説明図、第2図Bは第
2図Aにおけるb−b断面説明図、第3図は本考
案装置におけるじやま板を示す説明図、第4図は
本考案装置におけるじやま板の別例を示す説明図
である。 図において、1,10,…は処理槽部、21,
22,210,220,…は前後壁、aは帯条
材、s,…はスリツト、5,…はじやま板、g,
…はスロツトである。
す説明図、第2図Aは本考案に係る帯条材の連続
表面処理装置を示す縦断面説明図、第2図Bは第
2図Aにおけるb−b断面説明図、第3図は本考
案装置におけるじやま板を示す説明図、第4図は
本考案装置におけるじやま板の別例を示す説明図
である。 図において、1,10,…は処理槽部、21,
22,210,220,…は前後壁、aは帯条
材、s,…はスリツト、5,…はじやま板、g,
…はスロツトである。
Claims (1)
- 複数の処理槽部をタンデムに有し、各処理槽部
の前後には受液部を有し、各処理槽部の前後壁に
は帯条材を通す縦方向スリツトを設けた装置にお
いて、帯条材通過用の縦方向スロツトを有するじ
やま板を上記の各受液部に設け、上記スロツトの
上端辺を斜線又は非直線としたことを特徴とする
帯条材の連続表面処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3028683U JPS59137972U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 帯条材の連続表面処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3028683U JPS59137972U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 帯条材の連続表面処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59137972U JPS59137972U (ja) | 1984-09-14 |
JPS6211964Y2 true JPS6211964Y2 (ja) | 1987-03-24 |
Family
ID=30161152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3028683U Granted JPS59137972U (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 帯条材の連続表面処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59137972U (ja) |
-
1983
- 1983-03-01 JP JP3028683U patent/JPS59137972U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59137972U (ja) | 1984-09-14 |
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