JPS62117535A - 超音波ドプラ装置 - Google Patents
超音波ドプラ装置Info
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- JPS62117535A JPS62117535A JP25670085A JP25670085A JPS62117535A JP S62117535 A JPS62117535 A JP S62117535A JP 25670085 A JP25670085 A JP 25670085A JP 25670085 A JP25670085 A JP 25670085A JP S62117535 A JPS62117535 A JP S62117535A
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- wave
- waves
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は超音波ドプラ装置、特に形(ぶ的な断層画像だ
けでなく、生体内運動部の速度を正確に画像表示するこ
とのできる超音波ドプラ装置に関づる。
けでなく、生体内運動部の速度を正確に画像表示するこ
とのできる超音波ドプラ装置に関づる。
[従来の技術]
生体内の種々の情報を得るために、診断部位の断層像を
Bモード表示(イメージング)するだけでなく、移動物
体、例えば心臓内あるいは血管内の血流速度、その速度
状況などをドプラ効果を受けたドプラ受信信号を解析し
て画像表示することが行われている。
Bモード表示(イメージング)するだけでなく、移動物
体、例えば心臓内あるいは血管内の血流速度、その速度
状況などをドプラ効果を受けたドプラ受信信号を解析し
て画像表示することが行われている。
従来において、この種のドプラ装置に用いられる超音波
には、一定の繰返し周波数で放射されるパルス波(PW
波)又は連続的に放射される連続波(CW波)が用いら
れ、受信キt・リアの周波数偏移から移動物体の速度を
検出している。
には、一定の繰返し周波数で放射されるパルス波(PW
波)又は連続的に放射される連続波(CW波)が用いら
れ、受信キt・リアの周波数偏移から移動物体の速度を
検出している。
しかしながら、前記パルス波では移i@J物体の位置判
定を覆ることは可能であるが、検出速度に限界があると
いう問題がある。すなわち、検出速度はパルス繰返し周
波数に依存しており、繰返し周波数が低いほど検出速度
が小さくなり、断層像をB′Uニード表示するために使
用される一定繰返し周波数では、心臓内における血液の
ジェット流のような高速流の測定は困難であった。
定を覆ることは可能であるが、検出速度に限界があると
いう問題がある。すなわち、検出速度はパルス繰返し周
波数に依存しており、繰返し周波数が低いほど検出速度
が小さくなり、断層像をB′Uニード表示するために使
用される一定繰返し周波数では、心臓内における血液の
ジェット流のような高速流の測定は困難であった。
従来では、このような速度の限界をなくすために連続波
による測定が行われており、これによれば検出速度の限
界をなくして正確な移動物体の速度を知ることができる
が、連続波の場合には移動物体の位置の判定が不可能で
あり、測定する移動物体以外からの反射エコーを同時に
取り込むなどの欠点がある。また、常に送受信を行うこ
とからトランスデユーサが2個必要であるなどの多くの
問題を残してJ3す、連続波を用いた装置の実現が困難
である。
による測定が行われており、これによれば検出速度の限
界をなくして正確な移動物体の速度を知ることができる
が、連続波の場合には移動物体の位置の判定が不可能で
あり、測定する移動物体以外からの反射エコーを同時に
取り込むなどの欠点がある。また、常に送受信を行うこ
とからトランスデユーサが2個必要であるなどの多くの
問題を残してJ3す、連続波を用いた装置の実現が困難
である。
そこで、高速流の測定を可能とするため、繰返し周波数
の高いパルス(tligh Pu1se Repeti
on[requency )波を用いることが提案され
r i3す、このHP RF波によれば2F)W波に比
べ′C高くした繰返し周波数分だG−ノ速度の限界が広
がり、高速度の移動物体を良好に画像表示JることがC
,!る。
の高いパルス(tligh Pu1se Repeti
on[requency )波を用いることが提案され
r i3す、このHP RF波によれば2F)W波に比
べ′C高くした繰返し周波数分だG−ノ速度の限界が広
がり、高速度の移動物体を良好に画像表示JることがC
,!る。
[発明が解決しようとづる問題点1
しかしながら、上記FIPRF波ではパルス波を送信す
る繰返し周波数を高くづるために、1回目に送信したパ
ルス波が戻ってくる前ニ二次のパルス波を送信しており
、このようにすると、複数個のパルス波の反射丁]−が
混在した状態で受信され、所定位置、つまり所定深さ距
離からの反φ1丁D −であるか否かの判定が困難どな
る。
る繰返し周波数を高くづるために、1回目に送信したパ
ルス波が戻ってくる前ニ二次のパルス波を送信しており
、このようにすると、複数個のパルス波の反射丁]−が
混在した状態で受信され、所定位置、つまり所定深さ距
離からの反φ1丁D −であるか否かの判定が困難どな
る。
これは、一般にアンビギ7.イティといわれ、所定深さ
距離からの反射エコーを特定できず、1f!1合波送受
波距離が遠くなればなるほどアンじギュイテイが大きい
という問題があった。
距離からの反射エコーを特定できず、1f!1合波送受
波距離が遠くなればなるほどアンじギュイテイが大きい
という問題があった。
発明の目的
本発明は前記問題点に鑑みなされたものであり、その目
的は、アンビギュイディを除去してl(P RF波によ
り移動物体の速度を正確に検出し、高速度の移動物体を
画像表示することのできる超音波ドプラ装置を提供する
ことにある。
的は、アンビギュイディを除去してl(P RF波によ
り移動物体の速度を正確に検出し、高速度の移動物体を
画像表示することのできる超音波ドプラ装置を提供する
ことにある。
[問題点を解決するだめの手段]
前記目的を達成するために、本発明は、パルス超音波を
送受信しドプラ効果を受けた反射エコー信号の周波数偏
移から移動物体の速度を検出する超音波ドプラ装置にお
いて、繰返し周波数の高いパルス波を発生させる高繰返
しパルス波発生器と、パルス波を送信順に識別しかつ相
互に関係の低い複数のコード波を発生させるコード波発
生器と、パルス波を識別するため前記パルス波にコード
波をのせる(iff相変調器と、識別コード化された超
音波を生体内に放射して得られたドプラ受信信号を送信
時に用いたコード波で復調する復調器と、を婦えたこと
を特徴とする。
送受信しドプラ効果を受けた反射エコー信号の周波数偏
移から移動物体の速度を検出する超音波ドプラ装置にお
いて、繰返し周波数の高いパルス波を発生させる高繰返
しパルス波発生器と、パルス波を送信順に識別しかつ相
互に関係の低い複数のコード波を発生させるコード波発
生器と、パルス波を識別するため前記パルス波にコード
波をのせる(iff相変調器と、識別コード化された超
音波を生体内に放射して得られたドプラ受信信号を送信
時に用いたコード波で復調する復調器と、を婦えたこと
を特徴とする。
[作用]
以上の構成によれば、Bモード画像用の断層像を得るた
めに用いられるPW波よりも高い繰返し周波数のI−I
P RF波の超音波が発生し、このHPRl:波は、
例Aば同一方向に送信される超音波の送信順にコード波
で・位相変調されるので、!!返し周期ごとに識別符号
が付された超音波が発と1.することになる。そして、
識別コード化された超音波の反射工]−信号に対して送
信時に用いたのと同じコード波で復調することにより、
所定深さ距離のドプラ受信信号のみが取り出される。
めに用いられるPW波よりも高い繰返し周波数のI−I
P RF波の超音波が発生し、このHPRl:波は、
例Aば同一方向に送信される超音波の送信順にコード波
で・位相変調されるので、!!返し周期ごとに識別符号
が付された超音波が発と1.することになる。そして、
識別コード化された超音波の反射工]−信号に対して送
信時に用いたのと同じコード波で復調することにより、
所定深さ距離のドプラ受信信号のみが取り出される。
すなわら、ドプラ受信信号に複数個の信号が混在してい
ない場合には、周波数偏移を受け1.−所定深さ距離か
らの信号のみが容易に11すられる。一方、ドプラ受信
信号に異なる深さ距離からの信号が混在している場合に
は、コード波には相nに関係の低いもの、例えば振幅の
正負が異なるような波形を用いているので、所定深さか
らの必要<f信号のみが復調され、他の信号は復調する
ときのコード波によって振幅の弱い信号に変換されるこ
とになる。
ない場合には、周波数偏移を受け1.−所定深さ距離か
らの信号のみが容易に11すられる。一方、ドプラ受信
信号に異なる深さ距離からの信号が混在している場合に
は、コード波には相nに関係の低いもの、例えば振幅の
正負が異なるような波形を用いているので、所定深さか
らの必要<f信号のみが復調され、他の信号は復調する
ときのコード波によって振幅の弱い信号に変換されるこ
とになる。
[実施例1
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。
。
第1図には、本発明に係る超音波ドプラ装置の回路構成
が示されており、発振器10から出力された発振信号(
よl−I P R1発生器12に供給され、この1−1
t”RF光生器12にて繰返し周波数の高い+1P R
F波を発生させる。このHPRF波は、超音波プローブ
から送信された超音波が反射して返ってくる時間よりも
早い時間サイクルにて繰返し送信されるパルス波であり
、かつBモード画像表示において断層像を形成するパル
ス波よりも高い繰返し周波数のパルス波である。
が示されており、発振器10から出力された発振信号(
よl−I P R1発生器12に供給され、この1−1
t”RF光生器12にて繰返し周波数の高い+1P R
F波を発生させる。このHPRF波は、超音波プローブ
から送信された超音波が反射して返ってくる時間よりも
早い時間サイクルにて繰返し送信されるパルス波であり
、かつBモード画像表示において断層像を形成するパル
ス波よりも高い繰返し周波数のパルス波である。
本発明において特徴的なことは、このHPRF波を相互
関係の低い]−F波により識別コード化したことであり
、識別のためコード波を発生させるコード波発生器14
が設けられ、HPRF発生器12の出力を受けてコード
波が設定される。
関係の低い]−F波により識別コード化したことであり
、識別のためコード波を発生させるコード波発生器14
が設けられ、HPRF発生器12の出力を受けてコード
波が設定される。
また、HP RF波にコー・F波をのせる位相変調器1
6が設けられており、高繰返し周波数にて発生する)−
+ P RF波をその発生順に識別するため、異なるコ
ード波で位相変調している。従って、ドライバ18を介
してプローブ20に供給されるHF’−) RF波【よ
二]−ド波がのVられ識別〕−ド化さ1tたものであり
、この位相変調されtc 11P RF波の超音波が生
体内に放射されることになる。
6が設けられており、高繰返し周波数にて発生する)−
+ P RF波をその発生順に識別するため、異なるコ
ード波で位相変調している。従って、ドライバ18を介
してプローブ20に供給されるHF’−) RF波【よ
二]−ド波がのVられ識別〕−ド化さ1tたものであり
、この位相変調されtc 11P RF波の超音波が生
体内に放射されることになる。
この=1−F波は、実施例どして、]−ドA < 1−
=11 l−1−1−1)及びコードB(−1−11〜
111−1>の識別コードを持つものが用いられており
、それぞれの」−F波が〃いにできるだけ相関性の弱い
波形にて構成Aる。こうづ−れば、他コ・−ドを持つ信
号は完全には復調されず、検出しようする識別二]−ド
を持つ信号のみが完全に復調され、取り出される。
=11 l−1−1−1)及びコードB(−1−11〜
111−1>の識別コードを持つものが用いられており
、それぞれの」−F波が〃いにできるだけ相関性の弱い
波形にて構成Aる。こうづ−れば、他コ・−ドを持つ信
号は完全には復調されず、検出しようする識別二]−ド
を持つ信号のみが完全に復調され、取り出される。
従って、本発明装置には変調した送信波を復調するため
の復調器24が設けられおり、生体内から反射されブr
コープ20にて受13されたドプラ受信信号は、プリア
ンプ22を介して復調器24に供給され、このドプラ受
(3信号は送信時に用いられたコード波で復調される。
の復調器24が設けられおり、生体内から反射されブr
コープ20にて受13されたドプラ受信信号は、プリア
ンプ22を介して復調器24に供給され、このドプラ受
(3信号は送信時に用いられたコード波で復調される。
、なJ′−)、復調に用いられるコード波はディレー器
26にてコード波発生器14の出力を所定時間涯延させ
ることにより得られる。
26にてコード波発生器14の出力を所定時間涯延させ
ることにより得られる。
本発明は基本的には以上のような構成からなるが、必要
とするドプラ信号のみを取り出して周波数解析するため
にドプラ受信信号を直交検波した後に積分し、積分後の
信号をサンプルホールドしている。このために、実施例
では、直交検波のための乗算器28.30及びπ/4移
相器32と、ローパスフィルタ(LPF)34,36、
積分器38.40、サンプルホールド器42,44、そ
して更には、バイパスフィルタ(HPF)46゜48、
ローパスフィルタ(LPF)50.52が設けられ、L
PF50.52の出力はスペクトルアナライザ54に供
給される。
とするドプラ信号のみを取り出して周波数解析するため
にドプラ受信信号を直交検波した後に積分し、積分後の
信号をサンプルホールドしている。このために、実施例
では、直交検波のための乗算器28.30及びπ/4移
相器32と、ローパスフィルタ(LPF)34,36、
積分器38.40、サンプルホールド器42,44、そ
して更には、バイパスフィルタ(HPF)46゜48、
ローパスフィルタ(LPF)50.52が設けられ、L
PF50.52の出力はスペクトルアナライザ54に供
給される。
本発明は以上のような構成からなり、第2図から第5図
に基づいてその作用を説明する。
に基づいてその作用を説明する。
第2図には、位相変調する場合の信号処理が示されてお
り、(a)はHPRF波であり、(b)は2周のコード
波、すなわちコード△及びコードBのコード波である。
り、(a)はHPRF波であり、(b)は2周のコード
波、すなわちコード△及びコードBのコード波である。
このl(P RF波と]−ドA及びBのコード波(ま位
相変調器16にて位相変調され、(C)に示されるよう
に、+1の場合はそのままのパルス波となり、−1の場
合は反転したパルス波となって出力される。実施例で(
,1,2種類のコードに変調された超音波にて送受信が
行われており、(d)に示されるにうに、位■1変調淵
16からは変調波が△、B、Aの順に出力される。
相変調器16にて位相変調され、(C)に示されるよう
に、+1の場合はそのままのパルス波となり、−1の場
合は反転したパルス波となって出力される。実施例で(
,1,2種類のコードに変調された超音波にて送受信が
行われており、(d)に示されるにうに、位■1変調淵
16からは変調波が△、B、Aの順に出力される。
第3図には、生体内から17られたドプラ受信信号を復
調する場合の信号処理が示されており、(a)に示され
るようにコードA及びBにて識別コード化された超音波
の反射工〕−が交互に受信されると、周波数偏移を受け
たドプラ受信信号は(b)に示されるような信号となる
。そして、]−ドAのコード波にて変調した超音波のド
プラ受信信号に対しては、(C)に示されるように、送
信時と同じコードAのコード波を復調器24にて更に掛
は合わせ、コードBにて変調された超音波のドプラ受信
信号に対してはコードBのコード波を掛は合わせている
。
調する場合の信号処理が示されており、(a)に示され
るようにコードA及びBにて識別コード化された超音波
の反射工〕−が交互に受信されると、周波数偏移を受け
たドプラ受信信号は(b)に示されるような信号となる
。そして、]−ドAのコード波にて変調した超音波のド
プラ受信信号に対しては、(C)に示されるように、送
信時と同じコードAのコード波を復調器24にて更に掛
は合わせ、コードBにて変調された超音波のドプラ受信
信号に対してはコードBのコード波を掛は合わせている
。
この結果、復調器24の出力は、(d)に示されるよう
に、コード波が除去された信号どなり、送信時に」−1
のコード波が計けらだ場合には更に+1のコード波が1
1)け合わされ、一方、−1のコード波が掛Gノられた
場合には更に−1のコード波が1赴は合わされ、変調が
解除された状態に戻ることとなる。
に、コード波が除去された信号どなり、送信時に」−1
のコード波が計けらだ場合には更に+1のコード波が1
1)け合わされ、一方、−1のコード波が掛Gノられた
場合には更に−1のコード波が1赴は合わされ、変調が
解除された状態に戻ることとなる。
このように、コード波によって位相変調された送信超音
波は超音波受信信号に更に同一のコード波を掛【プ合わ
せることにより復調させることができる。この場合、変
調前のHPRF波とドプラ効果を受けた受信波との間で
復調の際に多少の位相ずれが生じるが、超音波周波数f
。は2MH2〜10MHz程度であり、検出しようとす
るドプラ周波数は1kHz〜20k)−1zであるため
、この位相ずれはドプラ周波数偏移の100分の1程度
であり、問題になることはない。
波は超音波受信信号に更に同一のコード波を掛【プ合わ
せることにより復調させることができる。この場合、変
調前のHPRF波とドプラ効果を受けた受信波との間で
復調の際に多少の位相ずれが生じるが、超音波周波数f
。は2MH2〜10MHz程度であり、検出しようとす
るドプラ周波数は1kHz〜20k)−1zであるため
、この位相ずれはドプラ周波数偏移の100分の1程度
であり、問題になることはない。
次に、第4図には、2個の反射エコーが重なった場合の
処理が示されており、例えば深い距離にある移動物体を
検出する場合に浅い距離からの反射エコーが混入プるこ
とがある。
処理が示されており、例えば深い距離にある移動物体を
検出する場合に浅い距離からの反射エコーが混入プるこ
とがある。
この場合には、コードAのコード波にて復調すると、コ
ードAにて識別されているドプラ受信信号は綺麗な形で
復調され、コードBにて識別されているドプラ受信信号
は」−ドBのコード波により変調した信号に更にコード
Aのコード波を掛は合わせることになり、コードAと8
との両者のコード波の相関性が弱いので、乗算器出力は
正確な復調波とならず、後段のLPF及び積分回路て゛
減衰してしまう。
ードAにて識別されているドプラ受信信号は綺麗な形で
復調され、コードBにて識別されているドプラ受信信号
は」−ドBのコード波により変調した信号に更にコード
Aのコード波を掛は合わせることになり、コードAと8
との両者のコード波の相関性が弱いので、乗算器出力は
正確な復調波とならず、後段のLPF及び積分回路て゛
減衰してしまう。
このようにして、他の移動物体から得られた反射エコー
信号を小さくして、識別コードにて選択されたドプラ受
信信号のみ取り出されることとなり、パルス波を送信順
に識別しかつ互いに相互関係の小さいコード波を用いる
ことによって、混在したドプラ受信信号から所定深さ距
離のドプラ受信信号のみを有効に取り出すことができる
。
信号を小さくして、識別コードにて選択されたドプラ受
信信号のみ取り出されることとなり、パルス波を送信順
に識別しかつ互いに相互関係の小さいコード波を用いる
ことによって、混在したドプラ受信信号から所定深さ距
離のドプラ受信信号のみを有効に取り出すことができる
。
また、実施例では、他の移動物体からのドプラ受信信号
を更に効率良く除去づるため、復調器24から得られた
ドプラ受信信号を直交検波して積分している。寸なわら
、目標とする移動物体からのドプラ受信信号のみを取り
出すには、所定帯域のフィルタにこのドプラ受信信号を
通すことによっても行うことができるが、実施例では、
参照波によりドプラ受信信号を直交検波して積分し、更
にサンプルホールドすることにより周波数偏移に応じた
ドプラ信号を得るようにしている。
を更に効率良く除去づるため、復調器24から得られた
ドプラ受信信号を直交検波して積分している。寸なわら
、目標とする移動物体からのドプラ受信信号のみを取り
出すには、所定帯域のフィルタにこのドプラ受信信号を
通すことによっても行うことができるが、実施例では、
参照波によりドプラ受信信号を直交検波して積分し、更
にサンプルホールドすることにより周波数偏移に応じた
ドプラ信号を得るようにしている。
第5図には、コードAのコード波によって復調された信
号が(a)に示されており、コードAのドプラ受信信号
A1とコードBのドプラ受信信号B1は直交検波され、
(b)に示されるような検波信号A、B2どなる。そし
て、この直交検波信号A 、B を積分各38.4
0にて積分すると、(C)に示されるように、コードへ
のドプラ受信信号は殉めて大きなパルス出力A3となり
、コードBのドプラ受信信号は無視できるほどの極めで
小さなパルス出力B3となる。
号が(a)に示されており、コードAのドプラ受信信号
A1とコードBのドプラ受信信号B1は直交検波され、
(b)に示されるような検波信号A、B2どなる。そし
て、この直交検波信号A 、B を積分各38.4
0にて積分すると、(C)に示されるように、コードへ
のドプラ受信信号は殉めて大きなパルス出力A3となり
、コードBのドプラ受信信号は無視できるほどの極めで
小さなパルス出力B3となる。
第6図には、このような直交検波からドプラ周波数の偏
移信号を得るまでの処理波形が示されており、乗算器2
8.30では、ドプラ受信信号100、参照波信号10
1が乗算されLPF34゜36を通過すると、検波出力
信号102が畳られ、この信号102はドプラ効果であ
る周波数偏移に応じた出力信号となる。
移信号を得るまでの処理波形が示されており、乗算器2
8.30では、ドプラ受信信号100、参照波信号10
1が乗算されLPF34゜36を通過すると、検波出力
信号102が畳られ、この信号102はドプラ効果であ
る周波数偏移に応じた出力信号となる。
従って、この検波出力信号102を積分すると、積分出
力信号103が得られ、更にこれをサンプルホールドす
ることによりS/]」出力信号104を得ることができ
る。このS/(」出力は図示されるように凹凸のある信
号となるため、周波数解析を容易とするため、)(PF
46,48及びl−P F2O,52を通過さけてなだ
らかなフィルタ出力信号105に変換する。
力信号103が得られ、更にこれをサンプルホールドす
ることによりS/]」出力信号104を得ることができ
る。このS/(」出力は図示されるように凹凸のある信
号となるため、周波数解析を容易とするため、)(PF
46,48及びl−P F2O,52を通過さけてなだ
らかなフィルタ出力信号105に変換する。
このフィルタ出力信号105はドプラ周波数偏移の変化
を示すものであり、これによって移動物体の速度の変化
を検出することができる。
を示すものであり、これによって移動物体の速度の変化
を検出することができる。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明は相互関係の小さい複数の
コード波によりパルス超音波を識別コード化したので、
所定深さ距離からのドプラ受信信号のみを正確に特定す
ることができ、HP RF波による送受信によって生じ
るアンビギュイティを軽減することが可能となる。
コード波によりパルス超音波を識別コード化したので、
所定深さ距離からのドプラ受信信号のみを正確に特定す
ることができ、HP RF波による送受信によって生じ
るアンビギュイティを軽減することが可能となる。
この結果、移動物体の速度検出の限界をなくして高速波
、例えば心臓自流におけるジェット流などを正確に検出
して画像表示することができ、画像診断に極めて有益な
情報を提供することかできる。
、例えば心臓自流におけるジェット流などを正確に検出
して画像表示することができ、画像診断に極めて有益な
情報を提供することかできる。
第1図は本発明に係る超音波ドプラ装置の好適な実施例
を示す回路ブロック図、 第2図はHPRF波の位相変調を説明する波形図、 第3図は生体内から得られたドプラ受信信号の復調を説
明する波形図、 第4図は2種類のドプラ受信信号が混在する場合の処理
状態を示す説明図、 第5図は直交検波して積分するまでの信号処理を示す波
形図、 第6図は復調したドプラ受信信号から周波数偏移を得る
までの動作を説明する波形図である。 10 ・・・ 発振器 12 ・・・ HP RF波発生器 14 ・・・ コード波発生湿 16 ・・・ 位相変調器 20 ・・・ プローブ 24 ・・・ 復調器 28.30 ・・・ 乗淳器 32 ・・・ π/4移相器 38.40 ・・・ 積分器。
を示す回路ブロック図、 第2図はHPRF波の位相変調を説明する波形図、 第3図は生体内から得られたドプラ受信信号の復調を説
明する波形図、 第4図は2種類のドプラ受信信号が混在する場合の処理
状態を示す説明図、 第5図は直交検波して積分するまでの信号処理を示す波
形図、 第6図は復調したドプラ受信信号から周波数偏移を得る
までの動作を説明する波形図である。 10 ・・・ 発振器 12 ・・・ HP RF波発生器 14 ・・・ コード波発生湿 16 ・・・ 位相変調器 20 ・・・ プローブ 24 ・・・ 復調器 28.30 ・・・ 乗淳器 32 ・・・ π/4移相器 38.40 ・・・ 積分器。
Claims (2)
- (1)パルス超音波を送受信しドプラ効果を受けた反射
エコー信号の周波数偏移から移動物体の速度を検出する
超音波ドプラ装置において、繰返し周波数の高いパルス
波を発生させる高繰返しパルス波発生器と、パルス波を
送信順に識別しかつ相互に関係の低い複数のコード波を
発生させるコード波発生器と、パルス波を識別するため
前記パルス波にコード波をのせる位相変調器と、識別コ
ード化された超音波を生体内に放射して得られたドプラ
受信信号を送信時に用いたコード波で復調する復調器と
、を備えたことを特徴とする超音波ドプラ装置。 - (2)特許請求の範囲(1)記載の装置において、前記
復調器から出力されたドプラ受信信号を直交検波する直
交検波器と、直交検波器出力を積分する積分器と、を備
え、復調器の出力信号において任意の識別コードを持つ
ドプラ受信信号を他の識別コードを持つドプラ受信信号
と分離して取り出すことを特徴とする超音波ドプラ装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25670085A JPS62117535A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 超音波ドプラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25670085A JPS62117535A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 超音波ドプラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62117535A true JPS62117535A (ja) | 1987-05-29 |
JPH0226971B2 JPH0226971B2 (ja) | 1990-06-13 |
Family
ID=17296260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25670085A Granted JPS62117535A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 超音波ドプラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS62117535A (ja) |
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