JPS6185327A - 発癌遺伝子生成物に対する抗体 - Google Patents
発癌遺伝子生成物に対する抗体Info
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- JPS6185327A JPS6185327A JP60205462A JP20546285A JPS6185327A JP S6185327 A JPS6185327 A JP S6185327A JP 60205462 A JP60205462 A JP 60205462A JP 20546285 A JP20546285 A JP 20546285A JP S6185327 A JPS6185327 A JP S6185327A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は免疫学並びに癌の診断及び治療的用途に関す
る。さらに詳しくは、この発明は天然のプロト−発癌遺
伝子ではなく変異体発癌遺伝子の生成物に特異的な抗体
、これらの抗体から作られる免疫化学薬剤、並びにこれ
らの免疫化学薬剤を用いる診断及び治療方法に関する。 〔従来の技術〕 発癌遺伝子は細胞の新生物性形質転換に寄!jする細胞
性遺伝子である。一般にWeinbery, R. 、
リイエンティフィソク・アメリカン( Scient
ific−American )、 zliL: 12
6−142(+983)を参照のこと。 これらは正常な細胞性遺伝子の変化した形であり、そし
て広範囲のヒト腫瘍及び腫瘍セルラインにおいて検出さ
れている。発癌遺伝子は、ヒト腫瘍又は腫瘍セルライン
からのDNAをNl11/3T3細胞として知られてい
るセルラインに1ヘランスフエクトするごとに検出され
た。トランスフェクトされたDNAからの発癌遺伝子を
取り込めそして発現する細胞は形態学的に変化し、そし
て厚密なソオーカスとして増殖し始める。これらのフォ
ーカスからの細胞は、マウスにおいて増殖する場合、腫
瘍を形成することができる。(Lane.M,A, 、
Saiten 、^.及びCooper 、 G.M
. 、プロシーディンゲス・オブ・ザ・ナショナル・ア
カデミ−・オブ・勺イエンシス・オブ・す′・ユリーイ
テソ1゛・ステイク・オブ・アメリカ(4jr−oc,
j4at↓.−Acad,−Sci,り達〉。 刊: 5185−51119(b981) ;並びに
Shilo,B.及びWeinhery, liA.ネ
イチゴ,アー(NptuHe)、?E19 ; 607
609(b98+) )。 rjlsプロ1−一発癌遣IIk ’f−族の構成員に
よりコードされるp21(tf白質は、細胞質変異に、
1、り活14化され培養中のある神の細胞の新生物t’
l形質転換を生じさせ、そり、 ’(ili々のヒ1癌
の発生に関与する。 ras遺伝γ−がヒl− IIIii&中で活Pl化さ
れる<it度は20%又はそれより高いであろう。ra
s発癌遺伝子の構造の比較により、これらは、遺伝子x
1−成物であるP21蛋白質のアミノ酸配列がその12
位又(、161位において変化する点変異により、それ
らの非形質転換性正常対応物と異ることが明らかになっ
た(Parada、 L、F、等、ネイチュアー(Na
ture) +297;474−479(b982)
; 5antos、IE、等、ネイチュアー(Natu
re)298;343−347(b982) ;−1ア
サ、Vo等、ネイチュアー(Nature) 、303
; 775−779(b982) )。 r+21蛋白質の発癌性活性化を導く最もしばしば観察
される変異は、該蛋白質の位置12におけるアミノ酸残
基の他の幾つかのアミノ酸残基のいずれかへの変化をも
たらす。MarshalL C,T、等、キャンサー・
→」′−へイス(ハ些肛S壓−!9y声・)・主;18
3−214 (b984)。 p21蛋白質はGTPに特異的に結合しそしてGTPを
GDPと無機リン酸とに加水分解することが知られてい
る。5hih、T、Y、等、ネイチュアー(Na Lu
re) 、 28’し、 681−691 (b980
) ;McGrath、J、P等、ネイチュアー(勘勺
皿)、ato、544−6J9oq8o);及びSwe
l、R,W、等、ネイチュア−(Nature)311
;273−275(b984)。位置59にスレオニ
ン残基を含有するp21蛋白質の形において、前記のリ
ン酸は自動リン酸化反応に、j;ってこのスレオニ残基
に移行する。McGra th等、0;]出;Gibb
s 、 J、11.等、プロシーデインダス・オシ・ザ
・ナショナル・アカデミ−・オシ・サイエンシス・オシ
・ヂ・ユナイテッド・ステイク・オシ・アメリカ(Il
、N4」」sA)、財、2674−267Fl(b98
4) ;及び5hih、T、’/、等ネイチュアー(ハ
判り) (じ1ンドン)飢7 ;686−69](b9
81)。 活性化されたr+21の形質転換能力にお&Jるごれら
の活性の役割はまだ知られていない。しかしながら、位
W12を包囲するp21蛋白質の部分がp2+蛋白質と
GTPとの相■作用に関与するであろうことが示唆され
ている。Gay、N、J、等、ネイチュアー回urc)
1,304 ;262−264(+983);及びWe
irenga、R,に、等、ネイチュアーリl阿朋)、
302;842−844(b983) 、 Fartt
+、M、等、ジャー −J−)Lt ・オシ・ヒロロジ
−(J、Virol、)、43;294−304(b9
82)ば、種々のp21決定基に対して向Uられたポリ
クローナル血清及びモノクローナル抗体の両者がGTP
結合を許容することを開示している。モノクローナル抗
体Y]3−259は正常P21蛋白質と活性化されたp
21蛋白質を識別しない。 C11ns等のヨーロッパ特許出願公開No 108,
564は、悪性物の存在についての診断において、ra
s発癌遺伝子を包含するc −On c、遺伝子の発現
生成物を検出するために抗体のごときプローブを使用す
る方法を開示している。この公開された方法はポリペプ
チドの野性タイプと変異形を区別しない。 T、Papas等のヒト新生物細胞におけるレトロウィ
ルス性myc遺伝子の発現(Expression o
f Ratro−ν1ral myc Genes i
n Hu+man Neoplastic (:ell
s)と題する1982年4月1日に出願された米国特許
出願No 369,517は、ヒト腫瘍細胞を検出する
ための鳥類骨随球腫症ウィルス株(MC29)のlll
yc発癌遺伝子配列を含有する32pブラヘルされたり
、ローン化組撰DNAプローブの使用を開示している。 種々の血液細胞がMC29のmyc遺伝子配列に相同な
RNAの増加した量を生産することが見出された。 検討される蛋白質の注目の領域のアミノ酸配列に正確に
対応するペプチドセグメントを化学合成することができ
、そしてこのペプチドを担体蛋白質に連結し゛(適当な
宿主に注射して抗体を得ることができることが知られて
いる。 Alexandar等、ネイチノアー(棟!!
!些)、別(,697−69り (+ 983)は、1
個のアミノ酸のみを異にする2種類の白血球蛋白質(T
by−1)、iRjびこの蛋白質に欠Iして特異的な抗
血清であって、前記配列が異る領域を含む短い化学合成
されたペプチドにより誘導されたものを記載している。 タムラT1等、セル(!;蛙! )、34.5117−
596(b9B3)は、pρ60srcの一次構造に対
応する合成オリゴペプチドに対する抗体の生成、及び、
、6oSrcを免疫沈澱せしめるための該抗体の使用を
開示している。1.erner等、ブロンーデインダス
・オシ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブザ・サイエ
ンシス・オシ・ザ・ユナイテソド・ステイク・オシ・ア
メリカ(Proc、 Natl、^cad、 Sci。 [ISA、)、78.3403−3407(b981)
は、肝炎8表面抗原のごとき蛋白質のヌクレオチド配列
から予想されるアミノ酸配列に対応するペプチドのワク
チンとしての使用を開示している。さらに、WalLe
r、G。 等、プlコシ−ディンゲス・オシ・ザ・ナショナル・ア
カデミ−・オプ・サイエンシス・オブ・ザ・ユナイテソ
L ステイク・オブ・アメリカ(Il、N、^。 S、USA、)77−; 5197−5200(b98
0);及び1、erner、 R,A、。 不イチュア−(勘↓倶」)、?γ] ; 592−5
96(b982)を参+10のこと。p2+蛋白質に関
し、Weinbery等の1984年47112日に公
開された+1 C1’騙0/114101389はヒト
膀胱癌細胞からfit #[された11 N Aの発癌
遺伝子とその対応するプロト−発癌遺伝子との間の相違
を開示している。1つのターfブのγノセイにおいて、
血清学的試薬、例えば、発癌の検出のために使用するこ
とができるプロト−発癌111i/又は発癌遺伝子から
発現されたp21蛋白質に対し°(特異的な抗体・が記
載されている。検ま・1される1「常な又は変化したペ
プチド配列の?i: 11の領域のアミノ酸配列に対応
する化学合成されたペプーy用セグメントを使用するご
とにより抗体を/lじさ口るごとができる。 11and、111等、プロシーデインダス・オブ・ザ
・す〜ショナル・アカデミ−・オブ・す・Cエンシス・
オブ・ザ・ユナイテソト・ステイク・オブ・アメリカ
(P、N、八、≦、 osn、)8L5227−523
1(b984)は、flu ras ”’ ill伝
子イL成物載物ミノ酸荀WlO−17を反映する合成ペ
プチ]′を用いるモノクローナル抗体の生成を開示して
いる9この抗体はras jl伝子生成載物21と反応
することが示されたが、しかし正常p2+蛋白質ではな
く活性化されたp21(旬間12におい゛(変化してい
る)に対して特異的であることは示されなかった。 G311ick、[;4.告口、19F+3年9月4[
]に、ネズミ肉腫ウィルスの/!!度感受1ノ[変異株
により感染されたセルラインにおりる、合成νIIIo
sペプナ1に幻し7て)I成U7た(b°Lti11
?へ′から精製された1gにの細胞質へのマイクロン1
人に、Lる形質転換1引害についでの講演の要約を公表
し7k。細胞の形質転換はp85v=’+−−−ゝ融合
蛋白質により誘導された。このIん体が粘1’l化され
た(変異体)発癌遺(I、f’1成吻に対し−(特異的
であるごとは小さ、?+(いない64− ヤンリー・レ
ターO:ancar !、(! t (er)νo19
において、鳥類及び咄乳頽し1・11ウイルスの発癌遺
伝子/1−載物に対する士ツク[I−ナル抗体に月4る
研究についてのNrll RFPの促案の通知が存在す
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 p21蛋白質の位置12における1個のアミノ酸の相違
に対して特異的な抗体を製造する場合の1つの困難性は
、所望の特定のアミノ酸エピトープ部位に抗体が結合す
ることを許容しない蛋白質の複雑な構造によるものであ
った。このような抗体を製造する場合の他の困難性は、
所与のペプチド断片が必要な抗体を生成せしめる際の免
疫原として有効であるか否かをあらかじめ予想すること
ができないことである。従って、適当な抗体を生しさせ
るために有効なペプチド免疫原の必要性、及び露出した
エピトープを有する変形されゆるめられた蛋白¥t(こ
の露出したエピトープに抗体が結合することができその
結果1個のアミノ酸の相違を検出することができる)を
得る方法の必要性が当業界に存在する。さらに、p21
蛋白質の活性化の機作を決定して、該蛋白質の発癌効果
に対抗するために有効な療法剤を開発する必要性が存在
す〔問題点を解決するだめの手段〕 この発明は特に、発癌遺伝子生成物が、この発癌遺伝子
生成物の発癌活性に必要な細胞成分に結合するのを]用
害する方法に関し、この方法は、該発癌遺伝子生成物を
、該発癌遺伝子4L成物の特徴的マーカーエピ1−−プ
(このエピトープは対応するプロト−発癌遺伝7−11
成物中には存在しない)を含有する該発癌遺伝子生成物
の領域に選択的に結合する阻害剤(この阻害剤は、発癌
遺伝子生成物と前記細1抱成分との結合に対して直接的
効果を有する)と接触せしめることを含んで成る。好ま
しい態様におい”ζは・、前記細胞成分はGTPであり
、前記阻害剤は抗体であり、前記発癌遺伝子7L成物は
p21蛋白質の活性化された形であり、そして前記エピ
トープは該p21蛋白質の位置12を含む。組成物とし
ての阻害剤もまたこの発明の範囲に含まれる。 この発明の他の態様は癌の処置方法であって、(+4) この方法は、少なくとも部分的に癌のために機能する発
癌遺伝子生成物の特徴的マーカーエピトープ(このエピ
トープは対応するプr+トー発癌遺伝子生成物中には存
在しない)に選択的に結合する抗体を含んで成る組成物
に、l又は複数の癌性細胞を接触ゼしめることを含んで
成る。 この発明に従う1つの特定の具体例としての、ヒト細胞
中のRAS発癌遺伝子の生成物の検出は、1個のアミノ
酸を異にする蛋白質問を識別する幾つかの抗体の能力に
基礎を置いている。ras遺伝子の正常な蛋白質(p2
1蛋白質)と位置12又は61における1個のアミノ酸
の相異による変異体活性化形との間を識別することがで
きる抗体を用いて、免疫螢光法、免疫パーオキシダーゼ
染色法、免疫沈澱法、ELISA法又はウェスタンプロ
ット法のごとき標準的方法により、ras発癌遺伝子生
成物を検出することができよう。 この明細書において使用する”エピI・−プ”なる語は
、この発明の抗体を認識する発癌遺伝子生成物の結合部
位を意味する。 この明細書におい゛ζ使用する“抗体“なるmA +、
+、ボリン1」−ノ′ル抗体及びモノクローナル抗体の
両者を意味する。さらに、この用詰番、l全免疫グ1:
Jゾリン、及びその抗原結合性断片を包含する。ポリク
ローナル抗体1.I、宿主動物、例えばラビッ1、ラッ
ト、ヤギ、マウス、等に、天然蛋白質から変異体蛋白質
を区別するアミノ酸を1u持する、発癌遺伝子により二
l−ドされるペプチ]′セグメン1を注射することによ
って製造することができる。宿主動物から血l#を抽出
し、これをスクリーニングしてペプチド免疫原に特異的
なポリクローナル抗体を得る。モノクロ−ナル抗体は、
例えばマウスを上記のペプチドで免疫することにより製
造することができる。免疫原として有効な世のベプチ1
′をマウスにIli腔内接種し、そして次に同様な量の
免疫原ペプチドにより追加免疫する。最終追加免疫の数
[1後に、免疫されたマウスから肺臓を集め、これから
細胞懸?r:J?&を工j!製し、そして融合のために
使用する。 ハイブリドーマは、肺細胞とネズミ腫瘍バー1、ナーと
から、Kohler、口、及びMilstp、in、C
,、ネイチュアー(メ部旦皿> (b975)λ5飢
;495−4417の一般的体細胞ハイブリダイゼーシ
ョン技法を用いて調製することができる。このハイブリ
ダ・イゼーションにおいて4;1、人手可能なネズミ骨
髄腫セルライン、例えばツークイシスティテユ−1・、
セルディストリビューションセンター、ザンジェゴ、カ
リポルニア、米国から入手できるセルラインを使用する
ことができる。基本的に、この技法はポリエチレングリ
コールのごとき融合剤を用いて腫瘍細胞と肺細胞を融合
ゼしめることを含む。融合の後、融合媒体から細胞を分
離し、そして選択増殖培地、例えばl−I A T培地
中で増殖−〇しめて未融合の親細胞を除去する。所望に
よりハイブリドーマを拡げ、そして抗原として免疫原を
使用する常用のイムノアッセイ法(例えば、ラジオイム
ノアッセイ、エンザイムイムノアソセイ、又は螢光イム
ノアッセイ)により上清液を測定することができる。陽
性クローンをさらに特徴付けてこれらがこの発明の抗体
の基準に合致するか否かを法定することかできる。 このような抗体を4L産するハイブリ1−マを公知の方
法を用いてインービI・口又はインービボで増殖−1し
める、二とができる。千ツクI+−ナル抗体を、場合に
応して培地又は体液から、所望にJ、り常用の免疫グ■
ゾリン精製法、例えば硫酸アンモニラJ、ン尤澱、ゲル
゛市気泳動、透析、クロマ1グラフイー、及び限夕1濾
過により単N1することができる。 この明細iuにおい”(、“部分的に変性されにパ蛋白
質と番、1、特徴的な未変性蛋白質中では露出していな
い特徴的Z(−7−カーニビト−プ含有し、そしてこの
発明の抗体に対してエピI・−ブ部(b)を露出するの
には十分であるがしかし同時に溶7合中で該抗体を!岬
(傷で月つ粘性に維持しそして抗ll1tIij体結合
を実質り、 lll’l害しない程度に部分的に変性さ
れ又口ゆるめられ°(いる蛋白質を意味する。この「1
的のために使用′4ることができる蛋白百度(’l剤の
例には、尿素、デλ=1−シコレーI−、グアニジン塩
酸塩、ドデシル硫酸すIリウム、及びごれらに類(以す
るものが含まれる。 蛋白質への抗体の結合は、十分に高い濃度のアフィニテ
ィー精製された抗体を使用する場合に増強され得る。ア
フィニティー精製は当業界においてよく知られた技法で
あり、この方法においては免疫化のために使用されたの
とは異る石片ペプチドが担体に結合され、そして抗体が
精製のためにこの担体を通される。 p21に幻する抗体を血清学的に得るために使用されそ
し°ζそれ故に免疫原として有用なペプチドは、位置1
2における可変アミノ酸、抗体がそれに選択的に結合す
る特徴的マーカーエピトープを規定するのに十分な量の
フラン;1−ング残基、及び該ペプチドのC−末端へ2
番目の位置にあるシスティン残基を含有する。このペプ
チドは、宿主に注射するO;1に、前記システィン残基
を介して!μ体体内白質例えばキーホールリンペットヘ
モシーf−ン又はウシ血清アルブミンに接合され得る。 ペプチド断片は、検出される蛋白質セグメントのエピト
ープであるものを規定するために十分なアミノ酸残基を
有しな+Jわばならないが、しかし検出される蛋白¥r
0じ1ンホーメーシヨンと異る限定されたコンボーメ−
ジョンを有するほど大きくてはならない。ペプチド断片
が短か過ぎる場合、この断片は無関係の他の蛋白質の中
に存在することになろうし、そしてこれは免疫用1j体
蛋白質中に物理的に埋没してしまうかもしれない。C−
末端へ2番「1に位置するシスティン残基は、ペプチド
断片にll1体蛋白質を連結するために使用される。 第1図は、p21蛋白質のための1つの有用な断J1を
示す。 この発明においで使用される発癌遺伝子生成物は、プロ
ト−発癌遺伝子生成物とは異る構造的に変形された(変
異体)発癌遺伝子生成物である。 このような発癌遺伝子生成物の例には、ras発癌遺伝
子生成物(p21(−II−rag及びp2+’−”−
””)から成る細胞性遺伝子生成物、myc発癌遺伝子
イト成物載物58cffly’ ) 、sis発癌遺伝
子41:放物(PIIGF II−鎖)、及びこれら
に類偵するものが含まれる。lirましく k+、この
発明にお+−Jる発癌遺伝7−4L成物は活性化された
形のp21蛋白質である。 蛋白質について適用される“活性化”なる語はDNAに
おける変化を意味し、今度はこの変化が発癌形質転換を
生しさせるように蛋白質を変化せしめる。 この発明の抗体を代表するp21蛋白質に対するペプチ
ド抗血清は次の方法により調製することができる。天然
p21蛋白質の位置12に存在する正常なアミノ酸グリ
シンを、この位置のコドン中の1つの塩基の変化から生
ずることができる各可能性あるアミノ酸により置き換え
ることによって、p21F?As遺伝子生成物のアミノ
酸5−17に対応する6種類のペプチドを調製する。こ
れらのアミノ酸はセリン、アルギニン、システィン、バ
リン、−?ラニン、及びアスパラギン酸である。第1図
は、p21蛋白質の位置5−17に対応する部分のアミ
ノ酸配列を示す。調製されるペプチドは、C−末端のセ
リンへ2番目の位置にある追加のシスティン残基を含有
しなければならないテトラデ力ペプチトであり、このシ
スティン残基はll1体蛋白質に結(2I) 合するであろう。持直12における各アミノ酸の変化の
効果は右側の欄に示されている。このペプチドは、当業
界において知られておりそし0Merrifieldに
より記載された同和合成法により合成することができ、
自動SAMペプチ1′シンセサイザー及び手動同相合成
装置“ペプチダー”を用いる合成を例1に示す。液体浅
化水素により合成に使用した樹脂からペプチ1゛を切断
し、そしてカラムクr1マドグラフィーにより精製する
。合成の後、ペブチ1を、C−末端のシスティン残基を
介して担体蛋白質、例えばキーホールリンベ・2トヘモ
シアニン(Kl、11)又はウシ血清アルブミン(O5
^)に共有結合により連結し、そしてラビノi・に注射
する。 抗体価はlEl、ls八へによ測定する。この方法にお
いては、イムロンプレーI・を、免疫用ベブチ]におい
て使用された担体蛋白質とは異る担体蛋白質に共有結合
により連結された各ペプチIによりコートシ、こうして
抗体のスクリーニングができるようにする。位i12に
特異的な抗体の非特異的抗体からの分離は、ペプチドB
S A 71(合体が共有結合により結合されたアフ
ィニティーカラムに血清を通ずことにより達成される。 位置12にセリンを有するペプチFに対して化した1)
°シ血清の場合には、この位置にグリシンを有するアフ
ィニティーカラムを用いる。このアフィニティーカラム
に結合しない抗体が、ELISAにより判定した場合位
置12のセリンに対する特異性を有する。 p21蛋白質の部分的変性条件下での免疫沈澱を用いて
、全体蛋白質(Whole protain)中の位置
12におりるアミノ酸置換を識別するその能力について
、生成された抗−ペプチド抗体を試験する。 すなわち、抗体と蛋白質を混合し、そしてS l) S
及び/又はデオキシコレートを含有する蛋白質変性剤緩
衝液の存在下でp117.5〜8.0にて0.5〜1時
間時間インキュトート。さらに−1ln的に番J、蛋白
質変性条件はよく知られているが、この発明の目的のた
めには生理的pl+、例えばp21については約7.5
〜9、好ましくは8のpHにおいて、約0.05〜0.
10重量%のSDS及び/又は約0.1〜1重量%、々
工ましくは0.5〜1重量%のチオ−1−シコレートの
IN度を用いて、0.5〜1時間にわたって行う。 これらの条(’lのすべては、例えば使用される特定の
発癌遺伝r生載物及び抗体の純度に依存するであろう。 免疫沈澱の後、免疫初合体をプロティンAセファロース
上に築め、洗浄し、そして511S−11AGI4によ
り分析する。 この発明におい゛(は、抗体を、治療及び診断の両目的
のための免疫化学物質として使用することができる。治
療的用途のためには、lj体に結合した抗体を腫瘍に導
入しその悪性効果を転換することができよう。 遺伝子」二載物(p21蛋白質)中の1個のアミノ酸の
相違によりRA S発癌遺伝子をその正常対応物から識
別することができる抗体は、多くの臨床的状況においで
悪性細胞の診断的検出のために通用することができる。 例えば、RA S発癌遺伝子の存在は、特定のタイプの
癌の治療の方側の決定において予測的意義を有する。他
の状況において、悪性細胞中のRA S発癌遺伝子の1
★出は、多数の正常細胞中の悪性細胞の検出を促進する
ことができ、そしてそれ故に疾患の経過を監視するため
及びその早期検出のための有用な手段である。抗−p2
1抗体の一次的診断的用途は、c−ras変異が関与す
る癌を検出するために、又は血清マーカーとして免疫組
織化学的である。 最も重要なこの発明の抗体の免疫化学的誘導体はラベル
された(例えば放射性ラベル、酵素ラベル、又は螢光色
素ラベルされた)誘導体であり、この場合ラベルはラベ
ルされた抗体を含む免疫複合体の同定手段を提供する。 抗体がイムノI・キシンのごとき療法剤方式において機
能するか否かは抗原である蛋白質が何であるかに依存づ
゛る。 抗体のラベル部分を形成するために使用されるラベルに
は、直接検出することができる成分、例えば螢光色素及
び放射性ラベル、並びに検出のために反応するか又は誘
導体化しなIJればならない成分、例えば、酵素が含ま
れる。このようなラベルの例には:12p、 +2J
、3o、+4c、フルオレソセイン及びそのBAR体、
ローダミン及びその誘導体、ダンシル、ウンベリフェロ
ン(umbe l I i rp、rone)、ルシフ
ェリン、2.3−ジヒドロフタラジンジオン、ボースラ
ブイソシュバーオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ
、β−ガラクトンダーゼ、リゾチーム、及びグルコース
−6−ボスフニトデヒビ「1ゲナーゼが含まれる。抗体
は、これらのラベルにより、公知の方法を用いて標識す
ることができる。例えば、前記の螢光ラベル、化学ルミ
ネッセントラベル及び酵素ラベルにより抗体を標識する
ためにカンブリング剤、例えばジアルデヒ1゛、カルボ
ジイミド、シマレイミド、ビス−イミデート、ビスージ
アヅ化ヘンジジン及びごれらにtf141Jするものを
使用することができる。 抗体及びラベルされたIii体は、種々のイムノアッセ
イ法におい°C、ヒトの患者において癌の存在を検出す
るため、又4Jずでに癌を有すると診断された患者にお
いて癌の状態を監視するために使用することができる。 このように監視ムごおいて番:I、定期的に一7ノセイ
が行われ、そしてその結果を比較するごとによって宿主
のIfimの重荷が増加したか減少したかが決定される
。使用し得る一般的アノセ・イ法には直接アッセイ及び
間接アッセイが含まれる。直接アッセイには、宿主から
の組織サンプル又は細胞を1又は複数のラベルされた抗
体と共にインービボ又はイン−ビトロでインキュベート
することを含む。サンプルが癌細胞を含んでいれば、ラ
ベルされた抗体がそれらの細胞に結合するであろう。組
織又は細胞を洗浄して未結合抗体を除去した後、kJJ
織サンプルをラベルされた免疫複合体の存在について読
み取る。間接アッセイにおいては、組織又は細胞サンプ
ルを1又は複数のノ1ラベル抗体と共にインキュへ−1
する。次にこのサンプルを前記抗体に対するラベルされ
た抗体(例えば、ラベルされた抗−ラビット抗体で処理
し、洗浄し、そしてラベルされた3元複合体の存在につ
いて読み取る。 体液リーンプルにおいて癌を検出4゛るためのインービ
]・し1アツセイにおいては、′リンプルを、好ましく
は個体支持体に固定化されているラベルされていない1
jシ体(蛋白質にえ1して向春漬られている)とイン4
−ユヘ−1・する。このインキ1.ヘーシJンの前、イ
ンキュヘーシジン中又はその後に、リンプルをラベルさ
れた他の抗体とイン、トヨ、・\−1する。洗浄した後
、→ノンプルをラベルされた複合体について読み取る。 使用する2つの1iL体は両あともp21(異なるエピ
トープ)にえ1して向+)られたものでもよく、又は第
2tiL体が第1抗体に対して向し」られてい′(も、
1、い。 さらに、競争的1?IA方式において抗体を使用するこ
ともできる。 診断的使用におい−(は、抗体は典型的には十ノドの形
で分配されるであろう。これらの−1’ 〕lは典型的
には、適当な容器中ラベルされた形又はラベルされてい
ない形の1種類又は複数種類の抗体、変性緩衝液、所望
によりインキュ・\−ジョン用及び洗浄用試薬、並びに
ラベルの性質に依存して基質又は誘導体化剤を含んで成
るであろう。ヒ]癌抗原対1j(b及び指示書を含める
こともできる。さらに、キ、(−中のjiL原はアフィ
ニティー精製され°((2日) いてもよい。 特定の発癌遺伝子生成物に対するこの発明の抗体の高い
特異性は、発癌遺伝子生成物の生化学的活性を調節する
その能力と相まって、これらの抗体を、発癌遺伝子生成
物の構造並びにインービI・口及びインービボの両方で
の発癌におけるその役割の研究のために非常に有用なプ
ローブにしている。潜在的には、これらの抗体は、イン
−ビトロ系において複合体中の発癌遺伝子生成物の活性
を制御するため及び発癌遺伝子生成物と他の細胞性成分
との相互作用を検知するために使用することができよう
。 この発明の抗体はまた、癌治療において使用することも
できる。例えば、これらは他の適当な医薬製剤又は薬剤
と同様に、発癌遺伝子生成物の発癌活性のために必要な
細胞性成分の発癌遺伝子生成物への結合を阻害する過程
における1徂害剤として使用することができる。このよ
うな過程において、前記のごとき発癌遺伝子生成物が阻
害剤と接触し、これが細胞性成分への発癌遺伝子生成物
の結合を阻害することができるにちがいない。使用され
る4)定の1111害剤&、1、例えば発癌遺伝r−1
成物及び関1jする細胞+’l成分に依存するであろう
。発癌遺伝子ノ1−載物がゾ111・−発癌遺伝子41
−酸物の変異的であれば、阻害剤は月応するプu l−
発癌遺伝子η酸物中には存在しない発癌遺伝−r7I成
物の特異的マーカーエピトープに選IJe的に結合する
であろう。この111害剤はまた、発癌遺伝子生成物へ
の細胞1/1成分の結合にえIして直接的効果を発揮す
るにらがいない。この直接的効果は、細胞P[成分が発
癌遺伝子)1成物に結合する部位の少なくとも部分をエ
ピI・−ブが含むごとであるか、あるいは阻害剤がエピ
1−プから割れて結合又は作用しそして発癌遺伝r11
成物の3次構造を撹乱するごとにより結合性を変化−1
しめることであろう。この発明は、1徂害削が結合に対
していかに作用するかに関するある特定の理論に限定さ
れるものではない。 発癌遺伝Yη−成物載物能するために必要な細胞性成分
は例えば、蛋白質、脂質、炭水化物、核酸、代謝物、例
えばヌクレオチド、例えばATP 、 CTII、GT
P 、llT11 、及びこれらに類するものであろう
。 発癌遺伝子生成物が機能するために必要な細胞の特定の
成分は関与するその生成物に依存するであろう。例えば
、活性化されたp21蛋白質については、細胞性成分は
GTPであってこれが活性化されたp21蛋白質に結合
してそれを発癌性にするであろう。他の蛋白質は同一の
又番J異る細胞性成分に対して特異性を有するであろう
。 好ましくは、阻害剤は抗体であり、この抗体はアフィニ
ティー精製されたボリクI′I−ナル抗体であってよく
、そして発癌遺伝子生成物はその蛋白質の位置12を含
む特異的マーカーエピトープを有する活性化されたp2
1i白雪である。 この発明の抗体は癌を有する患、Hの処置方法のために
特に使用することができ、この方法においては、患者の
1又は複数の癌性細胞が癌のために少なくとも部分的に
機能する発癌遺伝r生成物の特異的マーカーエピトープ
(このエピトープは対応するブ1:21・−発癌遺伝子
生成物中には存在しない)に」X沢的に結合する抗体を
含んで成る組成物と接触する。抗体をマイクロ注入によ
って細胞と接触せしめることができ、あるいは注入を必
要としないで抗体が自由に細胞膜を通過するごとを可能
にするであろう担体分子に連結することができる。この
目的のためのlrJ体分子は疎水性であること力(でき
、そして細胞11情を通してリジンの7h 111八−
鎖を引き付けるリジンのB−鎖と類似しており、又はお
そらく同一であろう。好ましくは、この目的のための発
癌遺伝子生成物は、蛋白質の位置12を含むマーカー:
[ヒト−ブを有するp21(ff白質の活性化形である
。 次に、例に、1、りこの発明をさらに詳細に説明する。 特にことわらない限り、%は重量%であり、jべ°(の
温度番、1℃で示す。 例−1 A、てくブチI′合J戊 第11ス1の1・゛部εこ小ずう一1フデカペブチド(
式中、X IJ:Bly +val 、 ser 、
t+rB 、 cys 、 asp又iJ’、 、1
l +1であり、そし′(0未☆jQj S (! r
へ2番目に追加のンスティン残基を含有する)を、自動
化SAMベブチドシンセ・リイザー(ビオサーチ社)、
及び手動同相合成装置“ベプタイダー”を用いて同相合
成法により合成した。 この発明において使用した同相合成法は、Mirr−i
f+eld、、R,B、、アドバンス・イン・エンチモ
ロジー;アンド・リレーテッド・エレアス・オプ・モレ
キュラー・バイオロジー(Adv−坤zy−1llo
l 、 Re l a↓。 紅組」娃ユ胆1ユ)、井: 221−296(b969
) 、及び“ザ・ケミストリー・オブ・ポリペブチトス
(The Chem−stryor Po1ypept
ides)”(P、G、Katsoyannis [)
、336−361頁、プレナム、ニューヨーク(b97
3)に記載されている。この方法の実験室的観点はSL
ewarL、J、M、等、“ソリド・フェーズ・ペプチ
ド・シンセシス(Solid Phase Pepti
de 5ynthesis)”、フリーマン、ジンフラ
ンシスコ、カリホルニア(b9(T9)に記載されてい
る。 この合成は、C−末端アミノ酸として、ベンジルエステ
ルによりポリスチレン樹脂に共有結合により連結されて
いるN−L−プチルオ;1−シカルボニルー■2−セリ
ン(0−ベンジルエーテル)(商業的に人手できる)を
用いて行った。この合成(,1、トリフルオ「l酢酸に
よるα−アミノ基からの保護基の除去、シイツブ1゛l
ピルエチルアミンによるトリフルオし1酢酸1!!の中
和及びカルボジイミ1′による次のN−1−ブヂルオキ
シ力ルボニル保護アミノ酸のカップリングから成る反復
循環法である。 すべてのアミノ酸誘導体及びすべての試薬は商業的に人
手可能である。 合成中、ずなわら各反応(脱保護、中和及びカップリン
グ)の後に、樹脂を十分に洗浄する必要があった。樹脂
を適当な有機ン容削、例えばジク110メタン、ジオル
(J・ン及びジメチルホルム了ミドにより洗浄した。 システィンはp21蛋白質のアミノ末端から処置16又
は17位には天然には存在しないが、次にペブチ1を免
疫のためにa・要な蛋白¥r1!L体に連結することが
できるようにこれらの位置の間にシスティンを導入した
。 少量のアニソールと共に液体弗化水素にまり樹脂からペ
プチドを切断した。切断されたペプチドを、+fil
l1iiから2N水性酢酸中に抽出し、そして凍結乾燥
した。1gの空気乾燥ペプチド−樹脂から339mgの
ネ11ペプチドが得られた。 精製のため、ペプチド(b00mB)を5mlの2NI
Iil酸中ジチオスレイトール(30町)の溶液で処理
し、そし゛(2N酢酸中で150m7!のヘノトボリウ
J、のl、11セファデックスカラム−1=でり[1マ
ドグラフ処理した。ペプチドの大部分を含有する両分を
一緒にし、そして凍結乾燥した。合計5611Igのペ
プチドが回収された。 アミノ酸の均一性を逆相11PLcにより、及びペプチ
ドの加水分解物のアミノ酸組成により試験した。 これらのペプチドのキーボールリンベットヘモシアニン
(Kl、11)への又はウシ血清アルジミン(IiSA
)への接合番、Iシスティン残基中のスルヒ]リル基を
介して行った。へテロ2官能架橋剤1−ヒト1」キシ−
2−二トに1ヘンゼン−4−スルホン酸り゛トリウム塩
のN−マレイミド−6−アミノカブl:l 4ルエステ
ルを、次の方法により調製した。 l;[ル当kri (2,24g)の4 ヒ111=l
−ノ 3 ニトロヘンビンスルボン酸(IINsA)−
ノ°1リウlJムを、25m1のジメチルホルJ、アミ
F([1り中1モルゝl1bt (2,0[ig)のノ
ックII−\キシルカルボジイミI及びJモル当−(2
,file)のN ゛ンレイミ1−67ミノカプロン酸
と室温において一夜混合した。シシクr1へ−1−シル
LN索の白色沈澱物が41成した。沈澱を濾過し、イし
−’(3[10m eのジエチルエーテルを母液に加え
た。約10分間〜4時間の後、IIJ Mからガム状固
形物が沈澱)1−成した。この固形物
る。さらに詳しくは、この発明は天然のプロト−発癌遺
伝子ではなく変異体発癌遺伝子の生成物に特異的な抗体
、これらの抗体から作られる免疫化学薬剤、並びにこれ
らの免疫化学薬剤を用いる診断及び治療方法に関する。 〔従来の技術〕 発癌遺伝子は細胞の新生物性形質転換に寄!jする細胞
性遺伝子である。一般にWeinbery, R. 、
リイエンティフィソク・アメリカン( Scient
ific−American )、 zliL: 12
6−142(+983)を参照のこと。 これらは正常な細胞性遺伝子の変化した形であり、そし
て広範囲のヒト腫瘍及び腫瘍セルラインにおいて検出さ
れている。発癌遺伝子は、ヒト腫瘍又は腫瘍セルライン
からのDNAをNl11/3T3細胞として知られてい
るセルラインに1ヘランスフエクトするごとに検出され
た。トランスフェクトされたDNAからの発癌遺伝子を
取り込めそして発現する細胞は形態学的に変化し、そし
て厚密なソオーカスとして増殖し始める。これらのフォ
ーカスからの細胞は、マウスにおいて増殖する場合、腫
瘍を形成することができる。(Lane.M,A, 、
Saiten 、^.及びCooper 、 G.M
. 、プロシーディンゲス・オブ・ザ・ナショナル・ア
カデミ−・オブ・勺イエンシス・オブ・す′・ユリーイ
テソ1゛・ステイク・オブ・アメリカ(4jr−oc,
j4at↓.−Acad,−Sci,り達〉。 刊: 5185−51119(b981) ;並びに
Shilo,B.及びWeinhery, liA.ネ
イチゴ,アー(NptuHe)、?E19 ; 607
609(b98+) )。 rjlsプロ1−一発癌遣IIk ’f−族の構成員に
よりコードされるp21(tf白質は、細胞質変異に、
1、り活14化され培養中のある神の細胞の新生物t’
l形質転換を生じさせ、そり、 ’(ili々のヒ1癌
の発生に関与する。 ras遺伝γ−がヒl− IIIii&中で活Pl化さ
れる<it度は20%又はそれより高いであろう。ra
s発癌遺伝子の構造の比較により、これらは、遺伝子x
1−成物であるP21蛋白質のアミノ酸配列がその12
位又(、161位において変化する点変異により、それ
らの非形質転換性正常対応物と異ることが明らかになっ
た(Parada、 L、F、等、ネイチュアー(Na
ture) +297;474−479(b982)
; 5antos、IE、等、ネイチュアー(Natu
re)298;343−347(b982) ;−1ア
サ、Vo等、ネイチュアー(Nature) 、303
; 775−779(b982) )。 r+21蛋白質の発癌性活性化を導く最もしばしば観察
される変異は、該蛋白質の位置12におけるアミノ酸残
基の他の幾つかのアミノ酸残基のいずれかへの変化をも
たらす。MarshalL C,T、等、キャンサー・
→」′−へイス(ハ些肛S壓−!9y声・)・主;18
3−214 (b984)。 p21蛋白質はGTPに特異的に結合しそしてGTPを
GDPと無機リン酸とに加水分解することが知られてい
る。5hih、T、Y、等、ネイチュアー(Na Lu
re) 、 28’し、 681−691 (b980
) ;McGrath、J、P等、ネイチュアー(勘勺
皿)、ato、544−6J9oq8o);及びSwe
l、R,W、等、ネイチュア−(Nature)311
;273−275(b984)。位置59にスレオニ
ン残基を含有するp21蛋白質の形において、前記のリ
ン酸は自動リン酸化反応に、j;ってこのスレオニ残基
に移行する。McGra th等、0;]出;Gibb
s 、 J、11.等、プロシーデインダス・オシ・ザ
・ナショナル・アカデミ−・オシ・サイエンシス・オシ
・ヂ・ユナイテッド・ステイク・オシ・アメリカ(Il
、N4」」sA)、財、2674−267Fl(b98
4) ;及び5hih、T、’/、等ネイチュアー(ハ
判り) (じ1ンドン)飢7 ;686−69](b9
81)。 活性化されたr+21の形質転換能力にお&Jるごれら
の活性の役割はまだ知られていない。しかしながら、位
W12を包囲するp21蛋白質の部分がp2+蛋白質と
GTPとの相■作用に関与するであろうことが示唆され
ている。Gay、N、J、等、ネイチュアー回urc)
1,304 ;262−264(+983);及びWe
irenga、R,に、等、ネイチュアーリl阿朋)、
302;842−844(b983) 、 Fartt
+、M、等、ジャー −J−)Lt ・オシ・ヒロロジ
−(J、Virol、)、43;294−304(b9
82)ば、種々のp21決定基に対して向Uられたポリ
クローナル血清及びモノクローナル抗体の両者がGTP
結合を許容することを開示している。モノクローナル抗
体Y]3−259は正常P21蛋白質と活性化されたp
21蛋白質を識別しない。 C11ns等のヨーロッパ特許出願公開No 108,
564は、悪性物の存在についての診断において、ra
s発癌遺伝子を包含するc −On c、遺伝子の発現
生成物を検出するために抗体のごときプローブを使用す
る方法を開示している。この公開された方法はポリペプ
チドの野性タイプと変異形を区別しない。 T、Papas等のヒト新生物細胞におけるレトロウィ
ルス性myc遺伝子の発現(Expression o
f Ratro−ν1ral myc Genes i
n Hu+man Neoplastic (:ell
s)と題する1982年4月1日に出願された米国特許
出願No 369,517は、ヒト腫瘍細胞を検出する
ための鳥類骨随球腫症ウィルス株(MC29)のlll
yc発癌遺伝子配列を含有する32pブラヘルされたり
、ローン化組撰DNAプローブの使用を開示している。 種々の血液細胞がMC29のmyc遺伝子配列に相同な
RNAの増加した量を生産することが見出された。 検討される蛋白質の注目の領域のアミノ酸配列に正確に
対応するペプチドセグメントを化学合成することができ
、そしてこのペプチドを担体蛋白質に連結し゛(適当な
宿主に注射して抗体を得ることができることが知られて
いる。 Alexandar等、ネイチノアー(棟!!
!些)、別(,697−69り (+ 983)は、1
個のアミノ酸のみを異にする2種類の白血球蛋白質(T
by−1)、iRjびこの蛋白質に欠Iして特異的な抗
血清であって、前記配列が異る領域を含む短い化学合成
されたペプチドにより誘導されたものを記載している。 タムラT1等、セル(!;蛙! )、34.5117−
596(b9B3)は、pρ60srcの一次構造に対
応する合成オリゴペプチドに対する抗体の生成、及び、
、6oSrcを免疫沈澱せしめるための該抗体の使用を
開示している。1.erner等、ブロンーデインダス
・オシ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブザ・サイエ
ンシス・オシ・ザ・ユナイテソド・ステイク・オシ・ア
メリカ(Proc、 Natl、^cad、 Sci。 [ISA、)、78.3403−3407(b981)
は、肝炎8表面抗原のごとき蛋白質のヌクレオチド配列
から予想されるアミノ酸配列に対応するペプチドのワク
チンとしての使用を開示している。さらに、WalLe
r、G。 等、プlコシ−ディンゲス・オシ・ザ・ナショナル・ア
カデミ−・オプ・サイエンシス・オブ・ザ・ユナイテソ
L ステイク・オブ・アメリカ(Il、N、^。 S、USA、)77−; 5197−5200(b98
0);及び1、erner、 R,A、。 不イチュア−(勘↓倶」)、?γ] ; 592−5
96(b982)を参+10のこと。p2+蛋白質に関
し、Weinbery等の1984年47112日に公
開された+1 C1’騙0/114101389はヒト
膀胱癌細胞からfit #[された11 N Aの発癌
遺伝子とその対応するプロト−発癌遺伝子との間の相違
を開示している。1つのターfブのγノセイにおいて、
血清学的試薬、例えば、発癌の検出のために使用するこ
とができるプロト−発癌111i/又は発癌遺伝子から
発現されたp21蛋白質に対し°(特異的な抗体・が記
載されている。検ま・1される1「常な又は変化したペ
プチド配列の?i: 11の領域のアミノ酸配列に対応
する化学合成されたペプーy用セグメントを使用するご
とにより抗体を/lじさ口るごとができる。 11and、111等、プロシーデインダス・オブ・ザ
・す〜ショナル・アカデミ−・オブ・す・Cエンシス・
オブ・ザ・ユナイテソト・ステイク・オブ・アメリカ
(P、N、八、≦、 osn、)8L5227−523
1(b984)は、flu ras ”’ ill伝
子イL成物載物ミノ酸荀WlO−17を反映する合成ペ
プチ]′を用いるモノクローナル抗体の生成を開示して
いる9この抗体はras jl伝子生成載物21と反応
することが示されたが、しかし正常p2+蛋白質ではな
く活性化されたp21(旬間12におい゛(変化してい
る)に対して特異的であることは示されなかった。 G311ick、[;4.告口、19F+3年9月4[
]に、ネズミ肉腫ウィルスの/!!度感受1ノ[変異株
により感染されたセルラインにおりる、合成νIIIo
sペプナ1に幻し7て)I成U7た(b°Lti11
?へ′から精製された1gにの細胞質へのマイクロン1
人に、Lる形質転換1引害についでの講演の要約を公表
し7k。細胞の形質転換はp85v=’+−−−ゝ融合
蛋白質により誘導された。このIん体が粘1’l化され
た(変異体)発癌遺(I、f’1成吻に対し−(特異的
であるごとは小さ、?+(いない64− ヤンリー・レ
ターO:ancar !、(! t (er)νo19
において、鳥類及び咄乳頽し1・11ウイルスの発癌遺
伝子/1−載物に対する士ツク[I−ナル抗体に月4る
研究についてのNrll RFPの促案の通知が存在す
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 p21蛋白質の位置12における1個のアミノ酸の相違
に対して特異的な抗体を製造する場合の1つの困難性は
、所望の特定のアミノ酸エピトープ部位に抗体が結合す
ることを許容しない蛋白質の複雑な構造によるものであ
った。このような抗体を製造する場合の他の困難性は、
所与のペプチド断片が必要な抗体を生成せしめる際の免
疫原として有効であるか否かをあらかじめ予想すること
ができないことである。従って、適当な抗体を生しさせ
るために有効なペプチド免疫原の必要性、及び露出した
エピトープを有する変形されゆるめられた蛋白¥t(こ
の露出したエピトープに抗体が結合することができその
結果1個のアミノ酸の相違を検出することができる)を
得る方法の必要性が当業界に存在する。さらに、p21
蛋白質の活性化の機作を決定して、該蛋白質の発癌効果
に対抗するために有効な療法剤を開発する必要性が存在
す〔問題点を解決するだめの手段〕 この発明は特に、発癌遺伝子生成物が、この発癌遺伝子
生成物の発癌活性に必要な細胞成分に結合するのを]用
害する方法に関し、この方法は、該発癌遺伝子生成物を
、該発癌遺伝子4L成物の特徴的マーカーエピ1−−プ
(このエピトープは対応するプロト−発癌遺伝7−11
成物中には存在しない)を含有する該発癌遺伝子生成物
の領域に選択的に結合する阻害剤(この阻害剤は、発癌
遺伝子生成物と前記細1抱成分との結合に対して直接的
効果を有する)と接触せしめることを含んで成る。好ま
しい態様におい”ζは・、前記細胞成分はGTPであり
、前記阻害剤は抗体であり、前記発癌遺伝子7L成物は
p21蛋白質の活性化された形であり、そして前記エピ
トープは該p21蛋白質の位置12を含む。組成物とし
ての阻害剤もまたこの発明の範囲に含まれる。 この発明の他の態様は癌の処置方法であって、(+4) この方法は、少なくとも部分的に癌のために機能する発
癌遺伝子生成物の特徴的マーカーエピトープ(このエピ
トープは対応するプr+トー発癌遺伝子生成物中には存
在しない)に選択的に結合する抗体を含んで成る組成物
に、l又は複数の癌性細胞を接触ゼしめることを含んで
成る。 この発明に従う1つの特定の具体例としての、ヒト細胞
中のRAS発癌遺伝子の生成物の検出は、1個のアミノ
酸を異にする蛋白質問を識別する幾つかの抗体の能力に
基礎を置いている。ras遺伝子の正常な蛋白質(p2
1蛋白質)と位置12又は61における1個のアミノ酸
の相異による変異体活性化形との間を識別することがで
きる抗体を用いて、免疫螢光法、免疫パーオキシダーゼ
染色法、免疫沈澱法、ELISA法又はウェスタンプロ
ット法のごとき標準的方法により、ras発癌遺伝子生
成物を検出することができよう。 この明細書において使用する”エピI・−プ”なる語は
、この発明の抗体を認識する発癌遺伝子生成物の結合部
位を意味する。 この明細書におい゛ζ使用する“抗体“なるmA +、
+、ボリン1」−ノ′ル抗体及びモノクローナル抗体の
両者を意味する。さらに、この用詰番、l全免疫グ1:
Jゾリン、及びその抗原結合性断片を包含する。ポリク
ローナル抗体1.I、宿主動物、例えばラビッ1、ラッ
ト、ヤギ、マウス、等に、天然蛋白質から変異体蛋白質
を区別するアミノ酸を1u持する、発癌遺伝子により二
l−ドされるペプチ]′セグメン1を注射することによ
って製造することができる。宿主動物から血l#を抽出
し、これをスクリーニングしてペプチド免疫原に特異的
なポリクローナル抗体を得る。モノクロ−ナル抗体は、
例えばマウスを上記のペプチドで免疫することにより製
造することができる。免疫原として有効な世のベプチ1
′をマウスにIli腔内接種し、そして次に同様な量の
免疫原ペプチドにより追加免疫する。最終追加免疫の数
[1後に、免疫されたマウスから肺臓を集め、これから
細胞懸?r:J?&を工j!製し、そして融合のために
使用する。 ハイブリドーマは、肺細胞とネズミ腫瘍バー1、ナーと
から、Kohler、口、及びMilstp、in、C
,、ネイチュアー(メ部旦皿> (b975)λ5飢
;495−4417の一般的体細胞ハイブリダイゼーシ
ョン技法を用いて調製することができる。このハイブリ
ダ・イゼーションにおいて4;1、人手可能なネズミ骨
髄腫セルライン、例えばツークイシスティテユ−1・、
セルディストリビューションセンター、ザンジェゴ、カ
リポルニア、米国から入手できるセルラインを使用する
ことができる。基本的に、この技法はポリエチレングリ
コールのごとき融合剤を用いて腫瘍細胞と肺細胞を融合
ゼしめることを含む。融合の後、融合媒体から細胞を分
離し、そして選択増殖培地、例えばl−I A T培地
中で増殖−〇しめて未融合の親細胞を除去する。所望に
よりハイブリドーマを拡げ、そして抗原として免疫原を
使用する常用のイムノアッセイ法(例えば、ラジオイム
ノアッセイ、エンザイムイムノアソセイ、又は螢光イム
ノアッセイ)により上清液を測定することができる。陽
性クローンをさらに特徴付けてこれらがこの発明の抗体
の基準に合致するか否かを法定することかできる。 このような抗体を4L産するハイブリ1−マを公知の方
法を用いてインービI・口又はインービボで増殖−1し
める、二とができる。千ツクI+−ナル抗体を、場合に
応して培地又は体液から、所望にJ、り常用の免疫グ■
ゾリン精製法、例えば硫酸アンモニラJ、ン尤澱、ゲル
゛市気泳動、透析、クロマ1グラフイー、及び限夕1濾
過により単N1することができる。 この明細iuにおい”(、“部分的に変性されにパ蛋白
質と番、1、特徴的な未変性蛋白質中では露出していな
い特徴的Z(−7−カーニビト−プ含有し、そしてこの
発明の抗体に対してエピI・−ブ部(b)を露出するの
には十分であるがしかし同時に溶7合中で該抗体を!岬
(傷で月つ粘性に維持しそして抗ll1tIij体結合
を実質り、 lll’l害しない程度に部分的に変性さ
れ又口ゆるめられ°(いる蛋白質を意味する。この「1
的のために使用′4ることができる蛋白百度(’l剤の
例には、尿素、デλ=1−シコレーI−、グアニジン塩
酸塩、ドデシル硫酸すIリウム、及びごれらに類(以す
るものが含まれる。 蛋白質への抗体の結合は、十分に高い濃度のアフィニテ
ィー精製された抗体を使用する場合に増強され得る。ア
フィニティー精製は当業界においてよく知られた技法で
あり、この方法においては免疫化のために使用されたの
とは異る石片ペプチドが担体に結合され、そして抗体が
精製のためにこの担体を通される。 p21に幻する抗体を血清学的に得るために使用されそ
し°ζそれ故に免疫原として有用なペプチドは、位置1
2における可変アミノ酸、抗体がそれに選択的に結合す
る特徴的マーカーエピトープを規定するのに十分な量の
フラン;1−ング残基、及び該ペプチドのC−末端へ2
番目の位置にあるシスティン残基を含有する。このペプ
チドは、宿主に注射するO;1に、前記システィン残基
を介して!μ体体内白質例えばキーホールリンペットヘ
モシーf−ン又はウシ血清アルブミンに接合され得る。 ペプチド断片は、検出される蛋白質セグメントのエピト
ープであるものを規定するために十分なアミノ酸残基を
有しな+Jわばならないが、しかし検出される蛋白¥r
0じ1ンホーメーシヨンと異る限定されたコンボーメ−
ジョンを有するほど大きくてはならない。ペプチド断片
が短か過ぎる場合、この断片は無関係の他の蛋白質の中
に存在することになろうし、そしてこれは免疫用1j体
蛋白質中に物理的に埋没してしまうかもしれない。C−
末端へ2番「1に位置するシスティン残基は、ペプチド
断片にll1体蛋白質を連結するために使用される。 第1図は、p21蛋白質のための1つの有用な断J1を
示す。 この発明においで使用される発癌遺伝子生成物は、プロ
ト−発癌遺伝子生成物とは異る構造的に変形された(変
異体)発癌遺伝子生成物である。 このような発癌遺伝子生成物の例には、ras発癌遺伝
子生成物(p21(−II−rag及びp2+’−”−
””)から成る細胞性遺伝子生成物、myc発癌遺伝子
イト成物載物58cffly’ ) 、sis発癌遺伝
子41:放物(PIIGF II−鎖)、及びこれら
に類偵するものが含まれる。lirましく k+、この
発明にお+−Jる発癌遺伝7−4L成物は活性化された
形のp21蛋白質である。 蛋白質について適用される“活性化”なる語はDNAに
おける変化を意味し、今度はこの変化が発癌形質転換を
生しさせるように蛋白質を変化せしめる。 この発明の抗体を代表するp21蛋白質に対するペプチ
ド抗血清は次の方法により調製することができる。天然
p21蛋白質の位置12に存在する正常なアミノ酸グリ
シンを、この位置のコドン中の1つの塩基の変化から生
ずることができる各可能性あるアミノ酸により置き換え
ることによって、p21F?As遺伝子生成物のアミノ
酸5−17に対応する6種類のペプチドを調製する。こ
れらのアミノ酸はセリン、アルギニン、システィン、バ
リン、−?ラニン、及びアスパラギン酸である。第1図
は、p21蛋白質の位置5−17に対応する部分のアミ
ノ酸配列を示す。調製されるペプチドは、C−末端のセ
リンへ2番目の位置にある追加のシスティン残基を含有
しなければならないテトラデ力ペプチトであり、このシ
スティン残基はll1体蛋白質に結(2I) 合するであろう。持直12における各アミノ酸の変化の
効果は右側の欄に示されている。このペプチドは、当業
界において知られておりそし0Merrifieldに
より記載された同和合成法により合成することができ、
自動SAMペプチ1′シンセサイザー及び手動同相合成
装置“ペプチダー”を用いる合成を例1に示す。液体浅
化水素により合成に使用した樹脂からペプチ1゛を切断
し、そしてカラムクr1マドグラフィーにより精製する
。合成の後、ペブチ1を、C−末端のシスティン残基を
介して担体蛋白質、例えばキーホールリンベ・2トヘモ
シアニン(Kl、11)又はウシ血清アルブミン(O5
^)に共有結合により連結し、そしてラビノi・に注射
する。 抗体価はlEl、ls八へによ測定する。この方法にお
いては、イムロンプレーI・を、免疫用ベブチ]におい
て使用された担体蛋白質とは異る担体蛋白質に共有結合
により連結された各ペプチIによりコートシ、こうして
抗体のスクリーニングができるようにする。位i12に
特異的な抗体の非特異的抗体からの分離は、ペプチドB
S A 71(合体が共有結合により結合されたアフ
ィニティーカラムに血清を通ずことにより達成される。 位置12にセリンを有するペプチFに対して化した1)
°シ血清の場合には、この位置にグリシンを有するアフ
ィニティーカラムを用いる。このアフィニティーカラム
に結合しない抗体が、ELISAにより判定した場合位
置12のセリンに対する特異性を有する。 p21蛋白質の部分的変性条件下での免疫沈澱を用いて
、全体蛋白質(Whole protain)中の位置
12におりるアミノ酸置換を識別するその能力について
、生成された抗−ペプチド抗体を試験する。 すなわち、抗体と蛋白質を混合し、そしてS l) S
及び/又はデオキシコレートを含有する蛋白質変性剤緩
衝液の存在下でp117.5〜8.0にて0.5〜1時
間時間インキュトート。さらに−1ln的に番J、蛋白
質変性条件はよく知られているが、この発明の目的のた
めには生理的pl+、例えばp21については約7.5
〜9、好ましくは8のpHにおいて、約0.05〜0.
10重量%のSDS及び/又は約0.1〜1重量%、々
工ましくは0.5〜1重量%のチオ−1−シコレートの
IN度を用いて、0.5〜1時間にわたって行う。 これらの条(’lのすべては、例えば使用される特定の
発癌遺伝r生載物及び抗体の純度に依存するであろう。 免疫沈澱の後、免疫初合体をプロティンAセファロース
上に築め、洗浄し、そして511S−11AGI4によ
り分析する。 この発明におい゛(は、抗体を、治療及び診断の両目的
のための免疫化学物質として使用することができる。治
療的用途のためには、lj体に結合した抗体を腫瘍に導
入しその悪性効果を転換することができよう。 遺伝子」二載物(p21蛋白質)中の1個のアミノ酸の
相違によりRA S発癌遺伝子をその正常対応物から識
別することができる抗体は、多くの臨床的状況においで
悪性細胞の診断的検出のために通用することができる。 例えば、RA S発癌遺伝子の存在は、特定のタイプの
癌の治療の方側の決定において予測的意義を有する。他
の状況において、悪性細胞中のRA S発癌遺伝子の1
★出は、多数の正常細胞中の悪性細胞の検出を促進する
ことができ、そしてそれ故に疾患の経過を監視するため
及びその早期検出のための有用な手段である。抗−p2
1抗体の一次的診断的用途は、c−ras変異が関与す
る癌を検出するために、又は血清マーカーとして免疫組
織化学的である。 最も重要なこの発明の抗体の免疫化学的誘導体はラベル
された(例えば放射性ラベル、酵素ラベル、又は螢光色
素ラベルされた)誘導体であり、この場合ラベルはラベ
ルされた抗体を含む免疫複合体の同定手段を提供する。 抗体がイムノI・キシンのごとき療法剤方式において機
能するか否かは抗原である蛋白質が何であるかに依存づ
゛る。 抗体のラベル部分を形成するために使用されるラベルに
は、直接検出することができる成分、例えば螢光色素及
び放射性ラベル、並びに検出のために反応するか又は誘
導体化しなIJればならない成分、例えば、酵素が含ま
れる。このようなラベルの例には:12p、 +2J
、3o、+4c、フルオレソセイン及びそのBAR体、
ローダミン及びその誘導体、ダンシル、ウンベリフェロ
ン(umbe l I i rp、rone)、ルシフ
ェリン、2.3−ジヒドロフタラジンジオン、ボースラ
ブイソシュバーオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ
、β−ガラクトンダーゼ、リゾチーム、及びグルコース
−6−ボスフニトデヒビ「1ゲナーゼが含まれる。抗体
は、これらのラベルにより、公知の方法を用いて標識す
ることができる。例えば、前記の螢光ラベル、化学ルミ
ネッセントラベル及び酵素ラベルにより抗体を標識する
ためにカンブリング剤、例えばジアルデヒ1゛、カルボ
ジイミド、シマレイミド、ビス−イミデート、ビスージ
アヅ化ヘンジジン及びごれらにtf141Jするものを
使用することができる。 抗体及びラベルされたIii体は、種々のイムノアッセ
イ法におい°C、ヒトの患者において癌の存在を検出す
るため、又4Jずでに癌を有すると診断された患者にお
いて癌の状態を監視するために使用することができる。 このように監視ムごおいて番:I、定期的に一7ノセイ
が行われ、そしてその結果を比較するごとによって宿主
のIfimの重荷が増加したか減少したかが決定される
。使用し得る一般的アノセ・イ法には直接アッセイ及び
間接アッセイが含まれる。直接アッセイには、宿主から
の組織サンプル又は細胞を1又は複数のラベルされた抗
体と共にインービボ又はイン−ビトロでインキュベート
することを含む。サンプルが癌細胞を含んでいれば、ラ
ベルされた抗体がそれらの細胞に結合するであろう。組
織又は細胞を洗浄して未結合抗体を除去した後、kJJ
織サンプルをラベルされた免疫複合体の存在について読
み取る。間接アッセイにおいては、組織又は細胞サンプ
ルを1又は複数のノ1ラベル抗体と共にインキュへ−1
する。次にこのサンプルを前記抗体に対するラベルされ
た抗体(例えば、ラベルされた抗−ラビット抗体で処理
し、洗浄し、そしてラベルされた3元複合体の存在につ
いて読み取る。 体液リーンプルにおいて癌を検出4゛るためのインービ
]・し1アツセイにおいては、′リンプルを、好ましく
は個体支持体に固定化されているラベルされていない1
jシ体(蛋白質にえ1して向春漬られている)とイン4
−ユヘ−1・する。このインキ1.ヘーシJンの前、イ
ンキュヘーシジン中又はその後に、リンプルをラベルさ
れた他の抗体とイン、トヨ、・\−1する。洗浄した後
、→ノンプルをラベルされた複合体について読み取る。 使用する2つの1iL体は両あともp21(異なるエピ
トープ)にえ1して向+)られたものでもよく、又は第
2tiL体が第1抗体に対して向し」られてい′(も、
1、い。 さらに、競争的1?IA方式において抗体を使用するこ
ともできる。 診断的使用におい−(は、抗体は典型的には十ノドの形
で分配されるであろう。これらの−1’ 〕lは典型的
には、適当な容器中ラベルされた形又はラベルされてい
ない形の1種類又は複数種類の抗体、変性緩衝液、所望
によりインキュ・\−ジョン用及び洗浄用試薬、並びに
ラベルの性質に依存して基質又は誘導体化剤を含んで成
るであろう。ヒ]癌抗原対1j(b及び指示書を含める
こともできる。さらに、キ、(−中のjiL原はアフィ
ニティー精製され°((2日) いてもよい。 特定の発癌遺伝子生成物に対するこの発明の抗体の高い
特異性は、発癌遺伝子生成物の生化学的活性を調節する
その能力と相まって、これらの抗体を、発癌遺伝子生成
物の構造並びにインービI・口及びインービボの両方で
の発癌におけるその役割の研究のために非常に有用なプ
ローブにしている。潜在的には、これらの抗体は、イン
−ビトロ系において複合体中の発癌遺伝子生成物の活性
を制御するため及び発癌遺伝子生成物と他の細胞性成分
との相互作用を検知するために使用することができよう
。 この発明の抗体はまた、癌治療において使用することも
できる。例えば、これらは他の適当な医薬製剤又は薬剤
と同様に、発癌遺伝子生成物の発癌活性のために必要な
細胞性成分の発癌遺伝子生成物への結合を阻害する過程
における1徂害剤として使用することができる。このよ
うな過程において、前記のごとき発癌遺伝子生成物が阻
害剤と接触し、これが細胞性成分への発癌遺伝子生成物
の結合を阻害することができるにちがいない。使用され
る4)定の1111害剤&、1、例えば発癌遺伝r−1
成物及び関1jする細胞+’l成分に依存するであろう
。発癌遺伝子ノ1−載物がゾ111・−発癌遺伝子41
−酸物の変異的であれば、阻害剤は月応するプu l−
発癌遺伝子η酸物中には存在しない発癌遺伝−r7I成
物の特異的マーカーエピトープに選IJe的に結合する
であろう。この111害剤はまた、発癌遺伝子生成物へ
の細胞1/1成分の結合にえIして直接的効果を発揮す
るにらがいない。この直接的効果は、細胞P[成分が発
癌遺伝子)1成物に結合する部位の少なくとも部分をエ
ピI・−ブが含むごとであるか、あるいは阻害剤がエピ
1−プから割れて結合又は作用しそして発癌遺伝r11
成物の3次構造を撹乱するごとにより結合性を変化−1
しめることであろう。この発明は、1徂害削が結合に対
していかに作用するかに関するある特定の理論に限定さ
れるものではない。 発癌遺伝Yη−成物載物能するために必要な細胞性成分
は例えば、蛋白質、脂質、炭水化物、核酸、代謝物、例
えばヌクレオチド、例えばATP 、 CTII、GT
P 、llT11 、及びこれらに類するものであろう
。 発癌遺伝子生成物が機能するために必要な細胞の特定の
成分は関与するその生成物に依存するであろう。例えば
、活性化されたp21蛋白質については、細胞性成分は
GTPであってこれが活性化されたp21蛋白質に結合
してそれを発癌性にするであろう。他の蛋白質は同一の
又番J異る細胞性成分に対して特異性を有するであろう
。 好ましくは、阻害剤は抗体であり、この抗体はアフィニ
ティー精製されたボリクI′I−ナル抗体であってよく
、そして発癌遺伝子生成物はその蛋白質の位置12を含
む特異的マーカーエピトープを有する活性化されたp2
1i白雪である。 この発明の抗体は癌を有する患、Hの処置方法のために
特に使用することができ、この方法においては、患者の
1又は複数の癌性細胞が癌のために少なくとも部分的に
機能する発癌遺伝r生成物の特異的マーカーエピトープ
(このエピトープは対応するブ1:21・−発癌遺伝子
生成物中には存在しない)に」X沢的に結合する抗体を
含んで成る組成物と接触する。抗体をマイクロ注入によ
って細胞と接触せしめることができ、あるいは注入を必
要としないで抗体が自由に細胞膜を通過するごとを可能
にするであろう担体分子に連結することができる。この
目的のためのlrJ体分子は疎水性であること力(でき
、そして細胞11情を通してリジンの7h 111八−
鎖を引き付けるリジンのB−鎖と類似しており、又はお
そらく同一であろう。好ましくは、この目的のための発
癌遺伝子生成物は、蛋白質の位置12を含むマーカー:
[ヒト−ブを有するp21(ff白質の活性化形である
。 次に、例に、1、りこの発明をさらに詳細に説明する。 特にことわらない限り、%は重量%であり、jべ°(の
温度番、1℃で示す。 例−1 A、てくブチI′合J戊 第11ス1の1・゛部εこ小ずう一1フデカペブチド(
式中、X IJ:Bly +val 、 ser 、
t+rB 、 cys 、 asp又iJ’、 、1
l +1であり、そし′(0未☆jQj S (! r
へ2番目に追加のンスティン残基を含有する)を、自動
化SAMベブチドシンセ・リイザー(ビオサーチ社)、
及び手動同相合成装置“ベプタイダー”を用いて同相合
成法により合成した。 この発明において使用した同相合成法は、Mirr−i
f+eld、、R,B、、アドバンス・イン・エンチモ
ロジー;アンド・リレーテッド・エレアス・オプ・モレ
キュラー・バイオロジー(Adv−坤zy−1llo
l 、 Re l a↓。 紅組」娃ユ胆1ユ)、井: 221−296(b969
) 、及び“ザ・ケミストリー・オブ・ポリペブチトス
(The Chem−stryor Po1ypept
ides)”(P、G、Katsoyannis [)
、336−361頁、プレナム、ニューヨーク(b97
3)に記載されている。この方法の実験室的観点はSL
ewarL、J、M、等、“ソリド・フェーズ・ペプチ
ド・シンセシス(Solid Phase Pepti
de 5ynthesis)”、フリーマン、ジンフラ
ンシスコ、カリホルニア(b9(T9)に記載されてい
る。 この合成は、C−末端アミノ酸として、ベンジルエステ
ルによりポリスチレン樹脂に共有結合により連結されて
いるN−L−プチルオ;1−シカルボニルー■2−セリ
ン(0−ベンジルエーテル)(商業的に人手できる)を
用いて行った。この合成(,1、トリフルオ「l酢酸に
よるα−アミノ基からの保護基の除去、シイツブ1゛l
ピルエチルアミンによるトリフルオし1酢酸1!!の中
和及びカルボジイミ1′による次のN−1−ブヂルオキ
シ力ルボニル保護アミノ酸のカップリングから成る反復
循環法である。 すべてのアミノ酸誘導体及びすべての試薬は商業的に人
手可能である。 合成中、ずなわら各反応(脱保護、中和及びカップリン
グ)の後に、樹脂を十分に洗浄する必要があった。樹脂
を適当な有機ン容削、例えばジク110メタン、ジオル
(J・ン及びジメチルホルム了ミドにより洗浄した。 システィンはp21蛋白質のアミノ末端から処置16又
は17位には天然には存在しないが、次にペブチ1を免
疫のためにa・要な蛋白¥r1!L体に連結することが
できるようにこれらの位置の間にシスティンを導入した
。 少量のアニソールと共に液体弗化水素にまり樹脂からペ
プチドを切断した。切断されたペプチドを、+fil
l1iiから2N水性酢酸中に抽出し、そして凍結乾燥
した。1gの空気乾燥ペプチド−樹脂から339mgの
ネ11ペプチドが得られた。 精製のため、ペプチド(b00mB)を5mlの2NI
Iil酸中ジチオスレイトール(30町)の溶液で処理
し、そし゛(2N酢酸中で150m7!のヘノトボリウ
J、のl、11セファデックスカラム−1=でり[1マ
ドグラフ処理した。ペプチドの大部分を含有する両分を
一緒にし、そして凍結乾燥した。合計5611Igのペ
プチドが回収された。 アミノ酸の均一性を逆相11PLcにより、及びペプチ
ドの加水分解物のアミノ酸組成により試験した。 これらのペプチドのキーボールリンベットヘモシアニン
(Kl、11)への又はウシ血清アルジミン(IiSA
)への接合番、Iシスティン残基中のスルヒ]リル基を
介して行った。へテロ2官能架橋剤1−ヒト1」キシ−
2−二トに1ヘンゼン−4−スルホン酸り゛トリウム塩
のN−マレイミド−6−アミノカブl:l 4ルエステ
ルを、次の方法により調製した。 l;[ル当kri (2,24g)の4 ヒ111=l
−ノ 3 ニトロヘンビンスルボン酸(IINsA)−
ノ°1リウlJムを、25m1のジメチルホルJ、アミ
F([1り中1モルゝl1bt (2,0[ig)のノ
ックII−\キシルカルボジイミI及びJモル当−(2
,file)のN ゛ンレイミ1−67ミノカプロン酸
と室温において一夜混合した。シシクr1へ−1−シル
LN索の白色沈澱物が41成した。沈澱を濾過し、イし
−’(3[10m eのジエチルエーテルを母液に加え
た。約10分間〜4時間の後、IIJ Mからガム状固
形物が沈澱)1−成した。この固形物
【158%のン占
性II N S Aエステル及び42%の)¥[1IN
S八を含イ1することが見出さ才′また。 分析は、少1j1Q)7J:帷をリン酸緩衝液(pl+
7.0 >に溶解しそして40 [i n mにおi
Jる吸収を測定することから成り、この読めか+1 N
S Aエステル欅晶中のlli染物質である未反λ1
−1遊1alllNsAviをもたらす。+1常に少量
の1強塩ノル(例えば5N Na0ll)が形成された
エステルを激しく加水分解し、そして第2の読みが得ら
れる。第2の読ゐから第1の読みを引いたものが最初の
物質中のエステルの量をIIえる。次に、固形物をDM
Fに溶解し、そしてL 1120セフアデツクスカラ1
、−1−に置き、そし’CD M Fで溶出して7’i
染遊jllllNsAからエステルを分AI[する。精
製の進行を、りし10ホルム、アセトン及び耐酸(6:
3:IV/V)から成る溶出剤を用イルeV I(i
りt:+7トグラフイーにより監視した。?1成物を、
それとアミンとの反応により…al−sac llN5
Aエステルきしで陽性同定した。純粋なエステルの収・
litま理1余Mの約30%であると算定され、精製さ
れた物質は99%のエステルから成っζいた。 ごう+7て得られたエステルは水に十分に溶解すること
が見出され、そして親核性物質が14−えられなければ
数時間にわたって水中で安定であることが見出された。 INアンモニアに入れた場合、エステルは対応するアミ
ドを生成し、一部分は遊離酸に加水分解する。精製され
たエステルばデシケータ貯蔵した場合延長された期間に
わたっ゛(安定であることが見出された。 約0.5mgの精製されたma l −5ac−llN
5Aエステルを1mlの蒸留水に溶解した。この溶液の
1oitI!のアリニ1−トを1m7!の10mMリン
酸緩衝液(p117.0)中に溶解した。406nmに
お番」る吸収を用い°ζ、1−記の、1−うにして1H
1lusAの?74度を蟲1算した。 5(l II lの4.8 N水酸化すI・リウム溶液
をエステルの稀釈されたアリコートに加えそして撹拌し
た場合、40[inmにおける溶液の吸収が有意に増加
し、水酸化物親核物質がエステルを構成酸と1nlii
llllNsA陰イJン上に急速に加水分解したことが
示された。 J工!基で処理した後の遊^旧lN5A澹1度と最初の
遊離11NsA流度との差がzl−ステルの濃度を示す
。 エステルとilf白′aアミノ基との実際の流度から、
所望の程度の:6換を達成するために蛋白質溶液に加え
るべきエステルmをd1算することができる。 次に、精製さ相だII N S Aエステルを次のよう
にし’(II S八と反応−〇しめた(Klllとの反
応はこのツノ法と同様Cあった)。 合1fi22m(H(20!7+1101(+) (7
)t3sA (分子量66.29(i) を2. O
rn lの001hリンM緩f+i?(l rpl+
75)Gこ溶解してlh、Rjアミン淵濃度1. OX
10 ′mol+!/ e(a1]リジン/ r3
S A分子と仮定Jる)とした。 1算されたfft (Ilmg、2.35 X 10−
5mole)の粉末状の上記のようにして調製されたm
at−sac llN5Aエステル(97,7%純度)
を2、QmAの前記BAS溶液に溶解した。室温にて反
応を行った。時間的間隔をおいて溶液からlOμlのア
リコートを取り出し、そしてそれぞれをl、Qm7!の
O,01Mリン酸緩衝液(pl+ 7.0 > に稀釈
した。各稀釈されたアリコートのスペクトルを、ヒユー
レット−パラカード分光光度計を用いて記録し、そして
406nmにおける吸収を測定した。次に、合i+50
p 1の4.8N Na01lを各了りコートに力l
え、各7リコートを混合し、そしてそのスペクトルを再
録し、そして406nmにおける吸収を測定した。結果
を第1表に示す。 反応混合物について、塩基の添加の曲後の406++I
11における吸収から、残括エステルの濃度及び反応し
たエステルのパーセン1−を決定した。このLlは、反
応速度が15分間にわたって実質」−直線的であること
示している。 反応時間の15分間において、0.1 Mリン酸緩衝W
E (pH6,(b)により平衡化したpnto脱塩セ
ファデックスG−25カラJ、(ファルマシア社)に反
応混合物を適用することにより反応を停市した。 2.6XIO−〜ole/j!のエステルが反応してそ
してBSAの25.9%のC−7ミノ基がおそら<置換
されたことが見出された。 0.1Mリン酸緩衝液(b+ll 6.0 )により平
衡化されたpolo脱塩セファデンクスに−25カラJ
、に反応混合物を適用することにより、第1反応の71
E成物mal−sac−RAS(又はmoi−sac−
Kill)を単離した。カラムを0. I M IJン
酸緩衝液(pH6,0)に、1、り溶出し、1、Qm/
ずつの両分を11だ。カラム溶出に続き吸収スペクトル
を監視し、そしてmol−sac IIs^を含有する
ビーク画分をプールした。上記のようにしく40) て合成されたシステイン含有テトラデカペプチド18m
gを加え、そしてプールされた混合物を室温にて一夜攪
拌した。接合体を蒸留水に対して十分に透析しそして凍
結乾燥し、そしである場合にはアミノ酸kJl成の変化
について分+Rした。 B、抜血虚■里製 ニュージ−ランドホワイトラビットを、フロイント完全
アジュバント中ペプチドの1< 1.、 I+誘導体1
/2mgの末梢リンパ節注射、及びそれに続く2週間後
のフロインド不完全アジュバント[旧72mgの皮下注
射(sub、q、)により免疫した。3週間の間隔で3
回の追加の1/2B sub、q、注射を行った。1箇
月後に1/2mgずつの3回の静脈内追加免疫を40間
隔で行い、そしてこれらの研究に使用する血INサンプ
ルを11日後に採取した。 C0坑体価を測足工A人竺■胚1鍾アノ詔並96ウエル
イムロン■プレートを4℃にて、適切なT3SA−ペプ
チド接合体の2501’g/rr+2溶液50μp (
ウェル当り)をコートした。ウェルをP r3 S −
)ウィーンで洗浄した後、試験すべき抗血清の稀釈物を
添加し、そしてイン4” j−ヘーンヨンを室温にて2
〜3時間行った。さらにPBS−トウィーン洗浄を行っ
た後、I/+000(吊釈のヤギ抗−ラビットl1(G
(パーオキシダーゼ接合体)をJJllえ、そし”(室
温Gこ″C1時間インニドj、へ−1した。 15 r3 S −1ウイーンでさらに洗浄した後、パ
ーオキシダ−ゼジ、v’<c^II ’r S、シグマ
)をJ川え、そして30分間後によゾt177IflI
った。 1)、抗体の7?−イ子ディ=槓製 ペプチドIIsへ接合体が共有結合的に連結され′ζい
るリアクチ−ゲル(lleacti−Get)アフィニ
ティーカラムに血清を通ずごとにより位置12 特異的
b’c体で非特異的抗体から分離した。(0置12にセ
リンを有するベプチ1に対して生成した抗血l^“の場
合には、この位置にグリシノを有するペゾチ1゛をアフ
ィニティーカラムによ1いて使用した。このアフィニテ
ィーカラムに結合し41′い抗体が4+7 :R12の
セリンに幻する特異性を有′4るごとがIil、ISA
に、Lり判定された。このカラムからの’/k Jl!
I ’l勿を、位置12にセリンを有するペプチlが共
有結合的に連結されている第2カラJ、に通した。この
カラJ、に結合した抗体を5011IMグリシン・If
CI!(pH2,5)で溶出し、I/20Xリン酸緩衝
化塩溶液(PBs)に対して透析し、そして真空下での
遠心によりl) I’3 S中10mg/m/の最終濃
度に濃縮した。 E、jk四鹸走洟−phi蛋口賢q免咬沈澱r+21蛋
白質を沈澱−〇しめるIJ)−ペプチド抗1f1【清の
能力を第2図に示す。この図は5rlS−PAGEゲル
のオートラジオダラムである。 この例においては、位置12にセリンを含有することが
知られている形のpal蛋白質を免疫沈澱・uしめるた
めに抗体を用いた。この蛋白質は[)。 :トリ (旺colj)発現v4i−ras p 2+
蛋白質であり、この蛋白質はM、 lnouge、す′
ニー、スト−ニーブローク、ニューヨークにより造成さ
れそしてここから人T’−したプラスミドplN II
I−rasを用いてjlAI!!された。このプラスミ
ドにおいては転′りが1−〇プロモーターに、しり指令
される〔マツイ、Y8等、エクスペリメンタル・マニピ
ュ1)−ソヨン・オシ・ジーン・エクスプレッション(
lix1+arimenLal Manipulati
on or Gene l1xpression)、M
、 InougelJj、アカデミツク・プレス、ニュ
ーヨーク、+5−3211(b983)) 、 2 m
Mイソブ「Jピルチオガラク1シ1により培養物を処理
することによりこの蛋白質の発現を誘導jる。細胞ペレ
ットを、50IIIMグル:J−ス、25mM Tri
s ・1lc1(pH8,o) 、I 0mMl0T
A、2 mg/m7!リヅチーム及び0.01%アゾ[
1チニンを含む溶液中に再懸濁し、そして4°ににて3
0分間インキュへ−lした。トリトン に5分間にわたり1%濃度に加えた。10分間15、
00(l x (Hで回転した後、1−清をさらに2時
間150、000x gで回転して透明な細胞7容解物
を調製した。透明な細胞溶解物の10μ!の1ノンプル
を、40μCi”I’ r−ラベルグアノンン1ーリポ
スフェ−L (GTll)と」(に37°Cにて30分
間イア ’F x ヘ−1・した。ご49らの抽出物の
25μpのアリ−1−1を、0. 2 11 gのドに
記載する対照モノク+:r −−J”ル抗体Y13−2
59、I(b/Ifの抗p21”’ 、I O pl!
θ月J’l: p21”’ 、又はI O /7 7
!(!IIIIJLp 2pi+ y( i多りのfi
ll ン/;はそれぞれ×がバリン又はグリシンである
第1図のペプチドと同一のペプチドに対して41.、成
したものである)とインキュへ一部シた。 このインキュベーションは、0.05%SDS、2mM
ジチオスレイトール、0.5%NP40、50ff1M
Tris・It(b (pl+8.0)、及び120
mM NaCIlから成る部分的変性緩衝液の存在下
で行った。1時間後、免疫複合体を10μlのプロティ
ンAセファロースビーズ−にに集めた。このビーズはY
]3−259及びラソ1− 1 g Gを用いる反応に
おいては、フプイニティー精製したヤギ抗ーラソトIg
Gでプレコートしておいた。免疫複合体を0.5%NP
40、IM I、jCl、5 0mM Tris ・
11 Cl (pH8.0)及び+20mM Na
CIlを含む溶液で洗浄し、そしてSOS−PAGEに
より分析した。こうして得られたゲルを紙J.+1−.
で乾燥し、そして標準的オートラジオグラフ法によりフ
ィルムハ」二に置いて第2図を得た。この図はこれらの
分析の結果を示す。左側の対照は、この特定の形のp2
1蛋白質を免疫沈澱することが知られているモノクロー
ナル抗体y+3−259 (スローン・ケソタリンゲイ
システィテユート、ファーストアベ、二ュ−”l−り、
N. V (J) Mark I’ur Lhから送ら
れたもの)に関する。Purlb 、 M.等、ジャー
ナル・オシ・ビロロギーリュ■’H7q1.)、 43
: 294 304(b982)。第2図は、3種の試
験した血t#の内、この形のp2目H白質と反応するの
はセリン含有ペプチドに対して生成した血清のめであっ
た。従って、この抗体(J蛋白質の1個のアミノ酸の変
化を識別するごとができる。 免疫沈澱についての他の実験において、バーヘイ(Il
arvay)肉腫ウィルスDNA(v−11a−ras
)又は−トルステン(KirsLen)肉腫ウィルスD
NA (vにi ras)により形質転換された咄乳動
物細胞をp21抗原の入手源とし°ζ使用した。前者の
細胞(KP6と称するRat−2線維4細胞系)はフメ
ックスーチュージキャン勺ーイシスティテユ−1・、7
701ハーポルムアへ、フィラデルフィア、PA 19
111のMike Kreiglcr博士から贈られた
ものである。後者の細胞(にhalb)はアメリカン・
タイプ・カルチュアー・二ルクソヨン、+2301パー
クラウン1′ライブ、〔1ツクビル、M1120852
−111Gから八TCC−CC1. 163.3(K
234)としく46) て人手したものであり、そしてクリステン不ズミ肉腫ウ
ィルス形質転換Ba1b/3T3、非生産株として記載
されている。後者のljZ養物にネズミ白血病ウィルス
のエコトロープ株を感染さ−lてシーK i −ras
p21の発現を増加した。これらの形質転換された細1
抱の車面を、50mmのプレーI−当り2μCIの無担
体無機リン酸により37℃にて4時間代謝的にラベルし
、そして抽出物を、界面活性剤としての1%トリトン シ:J I/ − ト及びプロテアーゼIffl害剤と
しての0.01%アプロチニンを含むPBS中に調製し
た。v−11a−ras p21 (位置12にアルギ
ニンを有する)又はシーKi−νasp21(位置12
にセリンを有する)を含有するこれらの抽出物の了りニ
+−1・を、室温にて1時間、0.25μgのうy L
l l; (J、5ttgの免疫Ai■ラビット血?
N、又は5μgのアフィニティー精製抗−p21″″′
抗血清〔ずなわら、位置12にセリンを有するペプチド
に対してη−成しそして」二記のアフィニティークロマ
1グラソイ−(ここで、アフィニティーカラムに使用さ
れるペプチドはp2+蛋白質の位;612に対応するア
ミノ酸としてグリシンを有する)により精製した抗−p
2+2′抗体〕と反応−lしめた。反応は、1;記と同
し部分的変性条件下で行ったが、SF)Sの使用量は0
.05重量%では4fく0凹%とした。免疫複合体をプ
ロティンAセファロース上に集め、洗浄し、そして第2
図に関してに記した標準的オートラジオグラフ法を用い
てSOS−PAGEにより分析した。オートラジオダラ
ムである第3図において、最右レーン上の対照(b分子
量標準であり、その次の対照レーンは免疫i;iのラビ
ット血清に関するものであり、そして各群の左側の2本
のレーンはそれぞれ1−記のモノク1コーノール抗体Y
]3−259及び対照としてのRat IgGに関する
。第3図はセリン含有ペブチl′に対して生じた血清+
1位置12にセリンを有するキルステン肉腫ウィルスの
p21を免疫沈澱せしめることができるが、この位置に
アルギニン残基を有するバー−・イ肉腫ウィルスのp2
1を免疫沈澱−〇しめることができないことを示してい
る。同しIA血清が位置12にグリシンを含有するp2
1蛋白質と反応することが見出されなかった。SDS又
はデオキシコレートによる部分変性の非存在下では免疫
沈澱が生じなかった。 この結果は、位置12のアミノ酸残基(セリン)がfj
’c−p21”’エピトープ中に含まれることを示して
いる。さらに、抗−p21serは、ユアツ、Y等、ネ
イヂュアー(NaLure)、3侃−、775−779
(b983)により記載されたセルラインhs 24
2からの、位置】2にグリシンを含有するp21(正常
p21)と反応しなかった。 抗−p2+so’抗体はまた、インーヒトI−1実験に
おいてシーKi−ras発癌遺伝子生成物のオートホス
ホリレーシシンを阻害することが見出され、位置12を
含むr.21蛋白質の部分がp21蛋白質とGTPとの
相互作用に関与することが示された。 E.コリ発現v−Ki−ras p 21の抽出物を、
」二記0:)bcp21sllr抗体、又はY 13−
259モ/クロ一ナル抗体により免疫沈澱セしめ、そし
て得られた免疫複合体を10μCi”P γーラベルG
TPと共に37°Cにて30分間インキュへ一部シた。 免疫複合体をプロティンAセファロース上に集め、洗浄
し、S 11 S − II A G Iシで分析し、
そして−1−記の標準的オートラジオグラフ法にかLJ
た。この結果、t+’L p21”’免疫複合体におい
てはオートホスホリレーシジンが生しなかった。これに
対して、Y 13−259モノクロ一ナル抗体により免
疫沈澱したE.コリ生産p2+は活発にリン酸化された
。両物質のオートクジオグラフである第4図へを参照の
こと。あらかしめラベルされたp 21 Ll使用され
た条件ドで効率的に免疫沈澱した。すなわIハオーI・
ホスホリレーシジンの欠7k 1;l酵素活1’Jのl
ull害及び血清がp21に結合したごとの結果ごあっ
た。 ■う.コリ発現V K1−rnsからの合ij1257
!eの抽出物をまずIoomM Naf:I! 、5m
M MgC/! 、及び5 (] mM Tris
・IICi2 (pl目(、0)に調整し、そして得
られた免疫複合体をIn,uCiのT−ラベル(’,
”Fl)と共に37℃にて30分間イン−1−ユヘ−1
した。 次に、抗−p2Is″′又4.1. Y I 3 25
9モノクl二r−リール抗体との免疫沈澱を、上記と同
し条件下で行った。 この免疫沈澱物を5O5−PAGE上で移動せしめ、そ
し゛ζ上記のようにしてオートラジオグラフィーに力)
り第4図Bを得た。 第4図Aは、E、コリにより生産されたp21”’抗体
のGTP−依存オートホスホリレーションがJjC−p
21″″′抗体による免疫沈澱後に完全に除去されたこ
とを示している。これに対して、p2+蛋白質は、p2
1蛋白質によるG T l)の加水分解を阻害しないこ
とが知られている対照モノクローナル抗体Y 13−2
59による免疫性&i後に効率的にオートホスホリレー
トされた。しかしながら、免疫沈澱に先立ってp21が
リン酸化された場合、両抗体はラベルされたp21蛋白
質を効率的に沈澱−υしめることが認められた(第4図
B)。 従って、v4i−ras p 21への抗−p21se
rの結合がp21オーlボスホリレーションのIMI害
をもたらした。この結果のほとんど確実であると越えら
れる説明は、抗体が同し部位での結合に関してG T
Pと競争することである。 G、 坑ニーP−?」で!乏 免役−り!−7こり一ン
−(4髪擾9丁I゛粘合Φ111賓 l1記の結果をf6認し、そして抗体が位置59のスレ
オニンへのリン酸の移動ではなくむしろG′UPの結合
をブロックすることを決定するために、発明者はモノク
[I−リ′ル抗体すンクドイムノアブヅープションアソ
セイにおいて、p2+蛋白質へのα−”PdGTPの結
合を直接ブロックする抗−r+21”’抗体の能力を試
験した。 E、コリ中で生産されたv Ki−ras p21を、
ピースケミカル社から111られるリアクチゲルビーズ
に連結された千ツク1−1−ナル抗体YI3.2592
μlにより免疫沈澱−ロしめた。免疫複合体を、0.5
%N 1140.50 mMTris −lIC1(p
H8,0)、IMI、iC/及び120mM NaC
7!の溶液により洗浄した。この洗浄された摺合体を、
0.5%トす[・ンX−100,0,5%デオキシコレ
−1・、150mM Na(J! 、50mM Tr
is ・11cL! (pH7,5)、5 mM
MB(V z 、0.1mM A T P及び2mMD
TTを含む溶液中で、4°Cにて1時間、抗−p21s
a′抗体又は非免疫正常ラビノ1−免疫グ■プリンの添
加を伴ってインキュベートした。これらの免疫複合体を
洗浄し、そして]000mMNaC1,20mM Tr
is ・II(J (pH7,2)、5mM Mg
C1! z 、1%トリトンX−100及びO,]mM
A T Pから成るGTP結合緩衝液中に、4〜]0
xICiのα−ラベル32pdGTP (0,2〜0.
52.17M 、800Ci/mmol)の添加を伴っ
て4℃にて30分間再懸濁した。次に、免疫複合体をG
TP結合緩衝液中で洗浄し、そして液体シンチレーショ
ンカウンター中で1赦した。結果を第5図に示す。この
図は、各タイプの抗体対照(抗体無添加)について、p
21蛋白質へのGTPの結合%を、各抗体の濃度の関数
として示したグラフである。データ点は、抗体を添加し
ない対照に対する5個の測定の平均を示す。 抗−p21″″′抗体で処理した後、免疫沈澱したp2
1蛋白質に結合するGTPは5分の1に減少し、他方、
対照非免疫抗体については減少は見られなかった。これ
らの結果から、p21蛋白質上の抗−p 21”’結合
部位がGTP結合部位とオーハーラソプしているようで
ある。これに代る説明は、抗体4.1. G ’l”
I’結合部(☆から幾らか餡れて結合するが、1■白質
の3次構成を撹乱するごとに、LってG i’ l)結
合を変化−1しめることである。第1の説明の力が確か
らしい。なぜなら、fil Pu5h等、前掲、は、種
々のp21決定基に対して向けら、?1だボリクI’l
−ナル血清及びモノクI+ −−ノ°ル抗体の両刃が
G TI1結合を許容することを見出しており、そして
l+1本発明者等は、Ai QN度(b(bmM)のG
Tl)(LかしA TI)ではない)がρ21蛋白質へ
の)九 p21 &or抗体の結合を実?J、LJl害
するごとを見出したからである。この発明はこれらの説
明のいかんにより限定されない。 これらの結果は、(装置12のアミノ酸の変化がいかに
してp21蛋白質を発癌的に活1/1化することができ
るかという問題に答えている。f0置12を認識すると
抗体によるG T P結合のブロックが、このアミノ酸
がp21とGTPとの相互作用に関1)すること、及び
この相互作用の変化が蛋白質の発癌能力に直接的に寄り
−するであろうことを強く示唆している。 (aイ) (+!!−−−ぺ− 」1記のように^TCCからNo ATCCCC1,1
6:(,3として得られたキルステン肉腫ウィルスによ
り形質転換された正常ラット腎(NRK)細胞(K−2
34)に、抗、21sarを、アフィニティー精製した
抗体5mg/+ni!?8液としてマイクロ注入した。 −1−ルステン肉腫ウィルスは、位置12にセリンを有
するp21の生産によって細胞を形質転換する。注入し
て12時間後、注入された細胞は形態学的に変化し、そ
して今や正常な非形質転1#!NRK細11(すに類似
することが認められた。30時間後、細胞はその1−分
に形質転換された状態に復帰した。対照とし゛この非免
疫正常ラビット抗体は効果を有しなかった。 位置12にアルギニンを有するp21により形質転換さ
れた細胞への抗−p21”’抗体の11人4)また効果
を有しなかった。このことは、抗−r、21′″″rが
、形質転換された表現型、ずなわら蛋白質の既知の生化
学的性質を1徂害し、他方、非免疫正常抗体はそうしな
いことを示している。 」1記のマイクロ注入実験を反復した。この新たな実験
においては、注入された細胞は注入後24時間(第6図
b)で形態学的に変化することが認められた(第6図a
は0時間における細胞を示す)。 注入後36時間において、注入された細胞はなお一層変
化し、正常な非形質転換フラノ)、 N RK細胞に類
偵した。対照としての正常非免疫ラビット抗体は、第6
図d−fに示すように、形質転換された細胞に影響を及
ぼさないことが見出された(dは0時間の状態を示し、
eは24時間の状態を示し、そしてrは36時間の状態
を示す)。最後に、細11:q c、+その1−分に形
質転換された状態にtM帰したが、それら番Jなお生存
していた。 要約4′れば、この発明は、蛋白質の1個のアミノ酸荀
;dにお番jるアミノ酸の置I負を識>1ll−dるご
とかできる11°L ベゾチ1抗而清(抗体)を提供す
る。 従ってこの抗体は、ヒ1の癌をlj当する発癌遺伝子イ
1ニ載物の存7Iを検出′4るため、又番、■診断的用
途のために使用することができる。例えば抗 p2+I
J’l: 1111清中に抗体を41.成するであろう
幾つかのペプチドを合成することにより抗体が調製され
、この<5fi) ペプチドは正常p21蛋白質のアミノ酸5−17を含有
し、但し位置12のグリシンがバリン、セリン、アルギ
ニン、システィン、アスパラギン酸又はアラニンにより
置き換えられており、そしてC−末端へ2番目の位置に
システィン残基が挿入されている。前記の抗体を生成せ
しめるためには他のペプチドが必要であろう。抗体によ
り免疫沈澱されるべき蛋白質は一般に蛋白質のエピトー
プが露出するように部分的に変性されている。この蛋白
質と接触した抗体はp21蛋白質へのその結合を強化す
るためにアフィニティー精製することができる。 抗−p21”’抗体は位置12にセリンを有するr+2
1蛋白質を免疫沈澱することが見出された。さらに、抗
体は、モノクローナル抗体イノ、ノアブゾープションア
ソセイにおいて、GTPを結合するp21シーKi−r
asの能力を非常に低下せしめる。従って、位置12に
おける抗−p21”’結合部位はG T P結合部位の
部分を含むであろう。これらの結果は、p21のGTP
結合及び加水分解活性が発癌性活性化の過程で必須の役
割を演するとする概念を強く支持する。従って、抗−p
21Ser抗体(41、インービボ及びインービl−I
Iにおりるp21蛋白質の機能のωI究のための強力l
r手段として機能するであろう。 4、 図面の籠11ム゛説明 第1図は、Xで示ず位置12を包囲するp2+蛋白質の
アミノ酸配列の略図である。この蛋白質の位置12はペ
プチI゛の位W8に相当する。アミノ酸5〜17のベプ
チ1゛(位置16と17の間にシスティン残基が挿入さ
れている)を、この明細書の例の抗体を製造するために
免疫原として使用した。 第2図は、位置12におけるgly、 Ser 、又は
νa1 に対して向りられたアフィニティー精製された
抗p21血lRとE、コリ。(b4−cojj)により
発現されたセリン成分を含有するv4i−ras p
21蛋白質との免疫複合体の511S−1”AGE分析
のオー1−ラジオグラムである。左のレーンは対照を示
す。 第3図は、位置12にser及びargアミノ酸置換を
有する形質転換された吐乳類細胞由来の2種類のp21
蛋白質であって、抗−r)21”″抗体に、1、り免疫
沈澱したものの5DS−11AにE分析のオートラジオ
グラムである。各群の左の2つのレーンは対照であり、
そして最右側のレーンは分子¥標準である。免疫O;1
と表示された右から2番l」のシー〉′は、注射11;
1のラビット血清を免疫沈澱−〇しめたものである。 第4図は、E、コリ発現v−Xi−ras p21と抗
−p21”’又はp2+蛋白質によるG T l)の加
水分解を1徂害しないことが知られているモノクローナ
ル抗体Y13−259 (図中、1元−p21M/!l
として示されている)のいずれかとの、Tラベルされた
GTI)によりラベルされた免疫複合体の5118−1
1AGIE分析のオートラジオグラムである。Aと表示
されたレーンはリン酸化前の免疫沈澱を表わし、そして
Bと表示されたレーンはリン酸化後の免疫沈澱を示す。 第5図は、p21蛋白質に結合するG ′FPを対+1
Q(抗体を添加しない)に対する%として、J1′免疫
正常ラビット免疫グロブリン又は抗−p21s′’抗体
(これらはY 13−259と共に免疫沈澱したシーK
i−ras p21に加えら相る)の−に対してゾII
Iノ1したものである。
性II N S Aエステル及び42%の)¥[1IN
S八を含イ1することが見出さ才′また。 分析は、少1j1Q)7J:帷をリン酸緩衝液(pl+
7.0 >に溶解しそして40 [i n mにおi
Jる吸収を測定することから成り、この読めか+1 N
S Aエステル欅晶中のlli染物質である未反λ1
−1遊1alllNsAviをもたらす。+1常に少量
の1強塩ノル(例えば5N Na0ll)が形成された
エステルを激しく加水分解し、そして第2の読みが得ら
れる。第2の読ゐから第1の読みを引いたものが最初の
物質中のエステルの量をIIえる。次に、固形物をDM
Fに溶解し、そしてL 1120セフアデツクスカラ1
、−1−に置き、そし’CD M Fで溶出して7’i
染遊jllllNsAからエステルを分AI[する。精
製の進行を、りし10ホルム、アセトン及び耐酸(6:
3:IV/V)から成る溶出剤を用イルeV I(i
りt:+7トグラフイーにより監視した。?1成物を、
それとアミンとの反応により…al−sac llN5
Aエステルきしで陽性同定した。純粋なエステルの収・
litま理1余Mの約30%であると算定され、精製さ
れた物質は99%のエステルから成っζいた。 ごう+7て得られたエステルは水に十分に溶解すること
が見出され、そして親核性物質が14−えられなければ
数時間にわたって水中で安定であることが見出された。 INアンモニアに入れた場合、エステルは対応するアミ
ドを生成し、一部分は遊離酸に加水分解する。精製され
たエステルばデシケータ貯蔵した場合延長された期間に
わたっ゛(安定であることが見出された。 約0.5mgの精製されたma l −5ac−llN
5Aエステルを1mlの蒸留水に溶解した。この溶液の
1oitI!のアリニ1−トを1m7!の10mMリン
酸緩衝液(p117.0)中に溶解した。406nmに
お番」る吸収を用い°ζ、1−記の、1−うにして1H
1lusAの?74度を蟲1算した。 5(l II lの4.8 N水酸化すI・リウム溶液
をエステルの稀釈されたアリコートに加えそして撹拌し
た場合、40[inmにおける溶液の吸収が有意に増加
し、水酸化物親核物質がエステルを構成酸と1nlii
llllNsA陰イJン上に急速に加水分解したことが
示された。 J工!基で処理した後の遊^旧lN5A澹1度と最初の
遊離11NsA流度との差がzl−ステルの濃度を示す
。 エステルとilf白′aアミノ基との実際の流度から、
所望の程度の:6換を達成するために蛋白質溶液に加え
るべきエステルmをd1算することができる。 次に、精製さ相だII N S Aエステルを次のよう
にし’(II S八と反応−〇しめた(Klllとの反
応はこのツノ法と同様Cあった)。 合1fi22m(H(20!7+1101(+) (7
)t3sA (分子量66.29(i) を2. O
rn lの001hリンM緩f+i?(l rpl+
75)Gこ溶解してlh、Rjアミン淵濃度1. OX
10 ′mol+!/ e(a1]リジン/ r3
S A分子と仮定Jる)とした。 1算されたfft (Ilmg、2.35 X 10−
5mole)の粉末状の上記のようにして調製されたm
at−sac llN5Aエステル(97,7%純度)
を2、QmAの前記BAS溶液に溶解した。室温にて反
応を行った。時間的間隔をおいて溶液からlOμlのア
リコートを取り出し、そしてそれぞれをl、Qm7!の
O,01Mリン酸緩衝液(pl+ 7.0 > に稀釈
した。各稀釈されたアリコートのスペクトルを、ヒユー
レット−パラカード分光光度計を用いて記録し、そして
406nmにおける吸収を測定した。次に、合i+50
p 1の4.8N Na01lを各了りコートに力l
え、各7リコートを混合し、そしてそのスペクトルを再
録し、そして406nmにおける吸収を測定した。結果
を第1表に示す。 反応混合物について、塩基の添加の曲後の406++I
11における吸収から、残括エステルの濃度及び反応し
たエステルのパーセン1−を決定した。このLlは、反
応速度が15分間にわたって実質」−直線的であること
示している。 反応時間の15分間において、0.1 Mリン酸緩衝W
E (pH6,(b)により平衡化したpnto脱塩セ
ファデックスG−25カラJ、(ファルマシア社)に反
応混合物を適用することにより反応を停市した。 2.6XIO−〜ole/j!のエステルが反応してそ
してBSAの25.9%のC−7ミノ基がおそら<置換
されたことが見出された。 0.1Mリン酸緩衝液(b+ll 6.0 )により平
衡化されたpolo脱塩セファデンクスに−25カラJ
、に反応混合物を適用することにより、第1反応の71
E成物mal−sac−RAS(又はmoi−sac−
Kill)を単離した。カラムを0. I M IJン
酸緩衝液(pH6,0)に、1、り溶出し、1、Qm/
ずつの両分を11だ。カラム溶出に続き吸収スペクトル
を監視し、そしてmol−sac IIs^を含有する
ビーク画分をプールした。上記のようにしく40) て合成されたシステイン含有テトラデカペプチド18m
gを加え、そしてプールされた混合物を室温にて一夜攪
拌した。接合体を蒸留水に対して十分に透析しそして凍
結乾燥し、そしである場合にはアミノ酸kJl成の変化
について分+Rした。 B、抜血虚■里製 ニュージ−ランドホワイトラビットを、フロイント完全
アジュバント中ペプチドの1< 1.、 I+誘導体1
/2mgの末梢リンパ節注射、及びそれに続く2週間後
のフロインド不完全アジュバント[旧72mgの皮下注
射(sub、q、)により免疫した。3週間の間隔で3
回の追加の1/2B sub、q、注射を行った。1箇
月後に1/2mgずつの3回の静脈内追加免疫を40間
隔で行い、そしてこれらの研究に使用する血INサンプ
ルを11日後に採取した。 C0坑体価を測足工A人竺■胚1鍾アノ詔並96ウエル
イムロン■プレートを4℃にて、適切なT3SA−ペプ
チド接合体の2501’g/rr+2溶液50μp (
ウェル当り)をコートした。ウェルをP r3 S −
)ウィーンで洗浄した後、試験すべき抗血清の稀釈物を
添加し、そしてイン4” j−ヘーンヨンを室温にて2
〜3時間行った。さらにPBS−トウィーン洗浄を行っ
た後、I/+000(吊釈のヤギ抗−ラビットl1(G
(パーオキシダーゼ接合体)をJJllえ、そし”(室
温Gこ″C1時間インニドj、へ−1した。 15 r3 S −1ウイーンでさらに洗浄した後、パ
ーオキシダ−ゼジ、v’<c^II ’r S、シグマ
)をJ川え、そして30分間後によゾt177IflI
った。 1)、抗体の7?−イ子ディ=槓製 ペプチドIIsへ接合体が共有結合的に連結され′ζい
るリアクチ−ゲル(lleacti−Get)アフィニ
ティーカラムに血清を通ずごとにより位置12 特異的
b’c体で非特異的抗体から分離した。(0置12にセ
リンを有するベプチ1に対して生成した抗血l^“の場
合には、この位置にグリシノを有するペゾチ1゛をアフ
ィニティーカラムによ1いて使用した。このアフィニテ
ィーカラムに結合し41′い抗体が4+7 :R12の
セリンに幻する特異性を有′4るごとがIil、ISA
に、Lり判定された。このカラムからの’/k Jl!
I ’l勿を、位置12にセリンを有するペプチlが共
有結合的に連結されている第2カラJ、に通した。この
カラJ、に結合した抗体を5011IMグリシン・If
CI!(pH2,5)で溶出し、I/20Xリン酸緩衝
化塩溶液(PBs)に対して透析し、そして真空下での
遠心によりl) I’3 S中10mg/m/の最終濃
度に濃縮した。 E、jk四鹸走洟−phi蛋口賢q免咬沈澱r+21蛋
白質を沈澱−〇しめるIJ)−ペプチド抗1f1【清の
能力を第2図に示す。この図は5rlS−PAGEゲル
のオートラジオダラムである。 この例においては、位置12にセリンを含有することが
知られている形のpal蛋白質を免疫沈澱・uしめるた
めに抗体を用いた。この蛋白質は[)。 :トリ (旺colj)発現v4i−ras p 2+
蛋白質であり、この蛋白質はM、 lnouge、す′
ニー、スト−ニーブローク、ニューヨークにより造成さ
れそしてここから人T’−したプラスミドplN II
I−rasを用いてjlAI!!された。このプラスミ
ドにおいては転′りが1−〇プロモーターに、しり指令
される〔マツイ、Y8等、エクスペリメンタル・マニピ
ュ1)−ソヨン・オシ・ジーン・エクスプレッション(
lix1+arimenLal Manipulati
on or Gene l1xpression)、M
、 InougelJj、アカデミツク・プレス、ニュ
ーヨーク、+5−3211(b983)) 、 2 m
Mイソブ「Jピルチオガラク1シ1により培養物を処理
することによりこの蛋白質の発現を誘導jる。細胞ペレ
ットを、50IIIMグル:J−ス、25mM Tri
s ・1lc1(pH8,o) 、I 0mMl0T
A、2 mg/m7!リヅチーム及び0.01%アゾ[
1チニンを含む溶液中に再懸濁し、そして4°ににて3
0分間インキュへ−lした。トリトン に5分間にわたり1%濃度に加えた。10分間15、
00(l x (Hで回転した後、1−清をさらに2時
間150、000x gで回転して透明な細胞7容解物
を調製した。透明な細胞溶解物の10μ!の1ノンプル
を、40μCi”I’ r−ラベルグアノンン1ーリポ
スフェ−L (GTll)と」(に37°Cにて30分
間イア ’F x ヘ−1・した。ご49らの抽出物の
25μpのアリ−1−1を、0. 2 11 gのドに
記載する対照モノク+:r −−J”ル抗体Y13−2
59、I(b/Ifの抗p21”’ 、I O pl!
θ月J’l: p21”’ 、又はI O /7 7
!(!IIIIJLp 2pi+ y( i多りのfi
ll ン/;はそれぞれ×がバリン又はグリシンである
第1図のペプチドと同一のペプチドに対して41.、成
したものである)とインキュへ一部シた。 このインキュベーションは、0.05%SDS、2mM
ジチオスレイトール、0.5%NP40、50ff1M
Tris・It(b (pl+8.0)、及び120
mM NaCIlから成る部分的変性緩衝液の存在下
で行った。1時間後、免疫複合体を10μlのプロティ
ンAセファロースビーズ−にに集めた。このビーズはY
]3−259及びラソ1− 1 g Gを用いる反応に
おいては、フプイニティー精製したヤギ抗ーラソトIg
Gでプレコートしておいた。免疫複合体を0.5%NP
40、IM I、jCl、5 0mM Tris ・
11 Cl (pH8.0)及び+20mM Na
CIlを含む溶液で洗浄し、そしてSOS−PAGEに
より分析した。こうして得られたゲルを紙J.+1−.
で乾燥し、そして標準的オートラジオグラフ法によりフ
ィルムハ」二に置いて第2図を得た。この図はこれらの
分析の結果を示す。左側の対照は、この特定の形のp2
1蛋白質を免疫沈澱することが知られているモノクロー
ナル抗体y+3−259 (スローン・ケソタリンゲイ
システィテユート、ファーストアベ、二ュ−”l−り、
N. V (J) Mark I’ur Lhから送ら
れたもの)に関する。Purlb 、 M.等、ジャー
ナル・オシ・ビロロギーリュ■’H7q1.)、 43
: 294 304(b982)。第2図は、3種の試
験した血t#の内、この形のp2目H白質と反応するの
はセリン含有ペプチドに対して生成した血清のめであっ
た。従って、この抗体(J蛋白質の1個のアミノ酸の変
化を識別するごとができる。 免疫沈澱についての他の実験において、バーヘイ(Il
arvay)肉腫ウィルスDNA(v−11a−ras
)又は−トルステン(KirsLen)肉腫ウィルスD
NA (vにi ras)により形質転換された咄乳動
物細胞をp21抗原の入手源とし°ζ使用した。前者の
細胞(KP6と称するRat−2線維4細胞系)はフメ
ックスーチュージキャン勺ーイシスティテユ−1・、7
701ハーポルムアへ、フィラデルフィア、PA 19
111のMike Kreiglcr博士から贈られた
ものである。後者の細胞(にhalb)はアメリカン・
タイプ・カルチュアー・二ルクソヨン、+2301パー
クラウン1′ライブ、〔1ツクビル、M1120852
−111Gから八TCC−CC1. 163.3(K
234)としく46) て人手したものであり、そしてクリステン不ズミ肉腫ウ
ィルス形質転換Ba1b/3T3、非生産株として記載
されている。後者のljZ養物にネズミ白血病ウィルス
のエコトロープ株を感染さ−lてシーK i −ras
p21の発現を増加した。これらの形質転換された細1
抱の車面を、50mmのプレーI−当り2μCIの無担
体無機リン酸により37℃にて4時間代謝的にラベルし
、そして抽出物を、界面活性剤としての1%トリトン シ:J I/ − ト及びプロテアーゼIffl害剤と
しての0.01%アプロチニンを含むPBS中に調製し
た。v−11a−ras p21 (位置12にアルギ
ニンを有する)又はシーKi−νasp21(位置12
にセリンを有する)を含有するこれらの抽出物の了りニ
+−1・を、室温にて1時間、0.25μgのうy L
l l; (J、5ttgの免疫Ai■ラビット血?
N、又は5μgのアフィニティー精製抗−p21″″′
抗血清〔ずなわら、位置12にセリンを有するペプチド
に対してη−成しそして」二記のアフィニティークロマ
1グラソイ−(ここで、アフィニティーカラムに使用さ
れるペプチドはp2+蛋白質の位;612に対応するア
ミノ酸としてグリシンを有する)により精製した抗−p
2+2′抗体〕と反応−lしめた。反応は、1;記と同
し部分的変性条件下で行ったが、SF)Sの使用量は0
.05重量%では4fく0凹%とした。免疫複合体をプ
ロティンAセファロース上に集め、洗浄し、そして第2
図に関してに記した標準的オートラジオグラフ法を用い
てSOS−PAGEにより分析した。オートラジオダラ
ムである第3図において、最右レーン上の対照(b分子
量標準であり、その次の対照レーンは免疫i;iのラビ
ット血清に関するものであり、そして各群の左側の2本
のレーンはそれぞれ1−記のモノク1コーノール抗体Y
]3−259及び対照としてのRat IgGに関する
。第3図はセリン含有ペブチl′に対して生じた血清+
1位置12にセリンを有するキルステン肉腫ウィルスの
p21を免疫沈澱せしめることができるが、この位置に
アルギニン残基を有するバー−・イ肉腫ウィルスのp2
1を免疫沈澱−〇しめることができないことを示してい
る。同しIA血清が位置12にグリシンを含有するp2
1蛋白質と反応することが見出されなかった。SDS又
はデオキシコレートによる部分変性の非存在下では免疫
沈澱が生じなかった。 この結果は、位置12のアミノ酸残基(セリン)がfj
’c−p21”’エピトープ中に含まれることを示して
いる。さらに、抗−p21serは、ユアツ、Y等、ネ
イヂュアー(NaLure)、3侃−、775−779
(b983)により記載されたセルラインhs 24
2からの、位置】2にグリシンを含有するp21(正常
p21)と反応しなかった。 抗−p2+so’抗体はまた、インーヒトI−1実験に
おいてシーKi−ras発癌遺伝子生成物のオートホス
ホリレーシシンを阻害することが見出され、位置12を
含むr.21蛋白質の部分がp21蛋白質とGTPとの
相互作用に関与することが示された。 E.コリ発現v−Ki−ras p 21の抽出物を、
」二記0:)bcp21sllr抗体、又はY 13−
259モ/クロ一ナル抗体により免疫沈澱セしめ、そし
て得られた免疫複合体を10μCi”P γーラベルG
TPと共に37°Cにて30分間インキュへ一部シた。 免疫複合体をプロティンAセファロース上に集め、洗浄
し、S 11 S − II A G Iシで分析し、
そして−1−記の標準的オートラジオグラフ法にかLJ
た。この結果、t+’L p21”’免疫複合体におい
てはオートホスホリレーシジンが生しなかった。これに
対して、Y 13−259モノクロ一ナル抗体により免
疫沈澱したE.コリ生産p2+は活発にリン酸化された
。両物質のオートクジオグラフである第4図へを参照の
こと。あらかしめラベルされたp 21 Ll使用され
た条件ドで効率的に免疫沈澱した。すなわIハオーI・
ホスホリレーシジンの欠7k 1;l酵素活1’Jのl
ull害及び血清がp21に結合したごとの結果ごあっ
た。 ■う.コリ発現V K1−rnsからの合ij1257
!eの抽出物をまずIoomM Naf:I! 、5m
M MgC/! 、及び5 (] mM Tris
・IICi2 (pl目(、0)に調整し、そして得
られた免疫複合体をIn,uCiのT−ラベル(’,
”Fl)と共に37℃にて30分間イン−1−ユヘ−1
した。 次に、抗−p2Is″′又4.1. Y I 3 25
9モノクl二r−リール抗体との免疫沈澱を、上記と同
し条件下で行った。 この免疫沈澱物を5O5−PAGE上で移動せしめ、そ
し゛ζ上記のようにしてオートラジオグラフィーに力)
り第4図Bを得た。 第4図Aは、E、コリにより生産されたp21”’抗体
のGTP−依存オートホスホリレーションがJjC−p
21″″′抗体による免疫沈澱後に完全に除去されたこ
とを示している。これに対して、p2+蛋白質は、p2
1蛋白質によるG T l)の加水分解を阻害しないこ
とが知られている対照モノクローナル抗体Y 13−2
59による免疫性&i後に効率的にオートホスホリレー
トされた。しかしながら、免疫沈澱に先立ってp21が
リン酸化された場合、両抗体はラベルされたp21蛋白
質を効率的に沈澱−υしめることが認められた(第4図
B)。 従って、v4i−ras p 21への抗−p21se
rの結合がp21オーlボスホリレーションのIMI害
をもたらした。この結果のほとんど確実であると越えら
れる説明は、抗体が同し部位での結合に関してG T
Pと競争することである。 G、 坑ニーP−?」で!乏 免役−り!−7こり一ン
−(4髪擾9丁I゛粘合Φ111賓 l1記の結果をf6認し、そして抗体が位置59のスレ
オニンへのリン酸の移動ではなくむしろG′UPの結合
をブロックすることを決定するために、発明者はモノク
[I−リ′ル抗体すンクドイムノアブヅープションアソ
セイにおいて、p2+蛋白質へのα−”PdGTPの結
合を直接ブロックする抗−r+21”’抗体の能力を試
験した。 E、コリ中で生産されたv Ki−ras p21を、
ピースケミカル社から111られるリアクチゲルビーズ
に連結された千ツク1−1−ナル抗体YI3.2592
μlにより免疫沈澱−ロしめた。免疫複合体を、0.5
%N 1140.50 mMTris −lIC1(p
H8,0)、IMI、iC/及び120mM NaC
7!の溶液により洗浄した。この洗浄された摺合体を、
0.5%トす[・ンX−100,0,5%デオキシコレ
−1・、150mM Na(J! 、50mM Tr
is ・11cL! (pH7,5)、5 mM
MB(V z 、0.1mM A T P及び2mMD
TTを含む溶液中で、4°Cにて1時間、抗−p21s
a′抗体又は非免疫正常ラビノ1−免疫グ■プリンの添
加を伴ってインキュベートした。これらの免疫複合体を
洗浄し、そして]000mMNaC1,20mM Tr
is ・II(J (pH7,2)、5mM Mg
C1! z 、1%トリトンX−100及びO,]mM
A T Pから成るGTP結合緩衝液中に、4〜]0
xICiのα−ラベル32pdGTP (0,2〜0.
52.17M 、800Ci/mmol)の添加を伴っ
て4℃にて30分間再懸濁した。次に、免疫複合体をG
TP結合緩衝液中で洗浄し、そして液体シンチレーショ
ンカウンター中で1赦した。結果を第5図に示す。この
図は、各タイプの抗体対照(抗体無添加)について、p
21蛋白質へのGTPの結合%を、各抗体の濃度の関数
として示したグラフである。データ点は、抗体を添加し
ない対照に対する5個の測定の平均を示す。 抗−p21″″′抗体で処理した後、免疫沈澱したp2
1蛋白質に結合するGTPは5分の1に減少し、他方、
対照非免疫抗体については減少は見られなかった。これ
らの結果から、p21蛋白質上の抗−p 21”’結合
部位がGTP結合部位とオーハーラソプしているようで
ある。これに代る説明は、抗体4.1. G ’l”
I’結合部(☆から幾らか餡れて結合するが、1■白質
の3次構成を撹乱するごとに、LってG i’ l)結
合を変化−1しめることである。第1の説明の力が確か
らしい。なぜなら、fil Pu5h等、前掲、は、種
々のp21決定基に対して向けら、?1だボリクI’l
−ナル血清及びモノクI+ −−ノ°ル抗体の両刃が
G TI1結合を許容することを見出しており、そして
l+1本発明者等は、Ai QN度(b(bmM)のG
Tl)(LかしA TI)ではない)がρ21蛋白質へ
の)九 p21 &or抗体の結合を実?J、LJl害
するごとを見出したからである。この発明はこれらの説
明のいかんにより限定されない。 これらの結果は、(装置12のアミノ酸の変化がいかに
してp21蛋白質を発癌的に活1/1化することができ
るかという問題に答えている。f0置12を認識すると
抗体によるG T P結合のブロックが、このアミノ酸
がp21とGTPとの相互作用に関1)すること、及び
この相互作用の変化が蛋白質の発癌能力に直接的に寄り
−するであろうことを強く示唆している。 (aイ) (+!!−−−ぺ− 」1記のように^TCCからNo ATCCCC1,1
6:(,3として得られたキルステン肉腫ウィルスによ
り形質転換された正常ラット腎(NRK)細胞(K−2
34)に、抗、21sarを、アフィニティー精製した
抗体5mg/+ni!?8液としてマイクロ注入した。 −1−ルステン肉腫ウィルスは、位置12にセリンを有
するp21の生産によって細胞を形質転換する。注入し
て12時間後、注入された細胞は形態学的に変化し、そ
して今や正常な非形質転1#!NRK細11(すに類似
することが認められた。30時間後、細胞はその1−分
に形質転換された状態に復帰した。対照とし゛この非免
疫正常ラビット抗体は効果を有しなかった。 位置12にアルギニンを有するp21により形質転換さ
れた細胞への抗−p21”’抗体の11人4)また効果
を有しなかった。このことは、抗−r、21′″″rが
、形質転換された表現型、ずなわら蛋白質の既知の生化
学的性質を1徂害し、他方、非免疫正常抗体はそうしな
いことを示している。 」1記のマイクロ注入実験を反復した。この新たな実験
においては、注入された細胞は注入後24時間(第6図
b)で形態学的に変化することが認められた(第6図a
は0時間における細胞を示す)。 注入後36時間において、注入された細胞はなお一層変
化し、正常な非形質転換フラノ)、 N RK細胞に類
偵した。対照としての正常非免疫ラビット抗体は、第6
図d−fに示すように、形質転換された細胞に影響を及
ぼさないことが見出された(dは0時間の状態を示し、
eは24時間の状態を示し、そしてrは36時間の状態
を示す)。最後に、細11:q c、+その1−分に形
質転換された状態にtM帰したが、それら番Jなお生存
していた。 要約4′れば、この発明は、蛋白質の1個のアミノ酸荀
;dにお番jるアミノ酸の置I負を識>1ll−dるご
とかできる11°L ベゾチ1抗而清(抗体)を提供す
る。 従ってこの抗体は、ヒ1の癌をlj当する発癌遺伝子イ
1ニ載物の存7Iを検出′4るため、又番、■診断的用
途のために使用することができる。例えば抗 p2+I
J’l: 1111清中に抗体を41.成するであろう
幾つかのペプチドを合成することにより抗体が調製され
、この<5fi) ペプチドは正常p21蛋白質のアミノ酸5−17を含有
し、但し位置12のグリシンがバリン、セリン、アルギ
ニン、システィン、アスパラギン酸又はアラニンにより
置き換えられており、そしてC−末端へ2番目の位置に
システィン残基が挿入されている。前記の抗体を生成せ
しめるためには他のペプチドが必要であろう。抗体によ
り免疫沈澱されるべき蛋白質は一般に蛋白質のエピトー
プが露出するように部分的に変性されている。この蛋白
質と接触した抗体はp21蛋白質へのその結合を強化す
るためにアフィニティー精製することができる。 抗−p21”’抗体は位置12にセリンを有するr+2
1蛋白質を免疫沈澱することが見出された。さらに、抗
体は、モノクローナル抗体イノ、ノアブゾープションア
ソセイにおいて、GTPを結合するp21シーKi−r
asの能力を非常に低下せしめる。従って、位置12に
おける抗−p21”’結合部位はG T P結合部位の
部分を含むであろう。これらの結果は、p21のGTP
結合及び加水分解活性が発癌性活性化の過程で必須の役
割を演するとする概念を強く支持する。従って、抗−p
21Ser抗体(41、インービボ及びインービl−I
Iにおりるp21蛋白質の機能のωI究のための強力l
r手段として機能するであろう。 4、 図面の籠11ム゛説明 第1図は、Xで示ず位置12を包囲するp2+蛋白質の
アミノ酸配列の略図である。この蛋白質の位置12はペ
プチI゛の位W8に相当する。アミノ酸5〜17のベプ
チ1゛(位置16と17の間にシスティン残基が挿入さ
れている)を、この明細書の例の抗体を製造するために
免疫原として使用した。 第2図は、位置12におけるgly、 Ser 、又は
νa1 に対して向りられたアフィニティー精製された
抗p21血lRとE、コリ。(b4−cojj)により
発現されたセリン成分を含有するv4i−ras p
21蛋白質との免疫複合体の511S−1”AGE分析
のオー1−ラジオグラムである。左のレーンは対照を示
す。 第3図は、位置12にser及びargアミノ酸置換を
有する形質転換された吐乳類細胞由来の2種類のp21
蛋白質であって、抗−r)21”″抗体に、1、り免疫
沈澱したものの5DS−11AにE分析のオートラジオ
グラムである。各群の左の2つのレーンは対照であり、
そして最右側のレーンは分子¥標準である。免疫O;1
と表示された右から2番l」のシー〉′は、注射11;
1のラビット血清を免疫沈澱−〇しめたものである。 第4図は、E、コリ発現v−Xi−ras p21と抗
−p21”’又はp2+蛋白質によるG T l)の加
水分解を1徂害しないことが知られているモノクローナ
ル抗体Y13−259 (図中、1元−p21M/!l
として示されている)のいずれかとの、Tラベルされた
GTI)によりラベルされた免疫複合体の5118−1
1AGIE分析のオートラジオグラムである。Aと表示
されたレーンはリン酸化前の免疫沈澱を表わし、そして
Bと表示されたレーンはリン酸化後の免疫沈澱を示す。 第5図は、p21蛋白質に結合するG ′FPを対+1
Q(抗体を添加しない)に対する%として、J1′免疫
正常ラビット免疫グロブリン又は抗−p21s′’抗体
(これらはY 13−259と共に免疫沈澱したシーK
i−ras p21に加えら相る)の−に対してゾII
Iノ1したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、発癌遺伝子生成物の特徴的マーカーエピトープ(こ
のエピトープは対応するプロト−発癌遺伝子生成物中に
は存在しない)に選択的に結合する抗体。 2、前記発癌遺伝子生成物がp21蛋白質の活性化形で
ありそして前記エピトープがその位置12を包含するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の抗体。 3、位置12のアミノ酸がバリン、セリン、アルギニン
、システイン、アスパラギン酸又はアラニンであること
を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の抗体。 4、免疫原として有用なペプチド断片であって、位置1
2の可変アミノ酸、エピトープを規定するのに十分な量
のフランキング残基、及び該断片のC−末端へ2番目の
位置にあるシステイン残基を有することを特徴とするペ
プチド断片。 5、担体蛋白質と接合している特許請求の範囲第4項記
載のペプチド断片。 6、患者の細胞性サンプル中のポリペプチド又は発癌遺
伝子生成物の検出方法であって、該ポリペプチドが特徴
的マーカーエピトープ(このエピトープは未変性ポリペ
プチド中では露出していない)を有し、該発癌遺伝子生
成物が特徴的マーカーエピトープ(このエピトープはプ
ロト−発癌遺伝子生成物中には存在せずそして未変性蛋
白質中では露出していない)を有し、そして該方法が:
(a)前記ポリペプチド又はサンプルを蛋白質変性剤(
この蛋白質変性剤は前記エピトープを露出せしめそして
抗原−抗体結合を実質上阻害しない)によって処理し; (b)該ポリペプチド又はサンプルを抗体(この抗体は
、前記エピトープへの該抗体の結合を許容する条件下で
該エピトープに選択的に結合する)と共にインキュベー
トし、そして(c)前記インキュベート混合物中での前
記エピトープと抗体との免疫複合体の存在を検出する; ことを特徴とする方法。 7、発癌遺伝子生成物の特徴的マーカーエピトープ(こ
のエピトープは対応するプロト−発癌遺伝子生成物中に
は存在しない)に選択的に結合する抗体の製造方法であ
って、 (a)位置12の可変アミノ酸、エピトープを規定する
のに十分な量のフランキング残基及びこの断片のC−末
端へ2番目の位置に挿入されたシステイン残基を含んで
成るペプチド断片により宿主動物を免疫し; (b)血清を採取し;そして (c)採取された血清を前記抗体についてスクリーニン
グする;ことを特徴とする方法。 8、特徴的未変性蛋白質中では露出していない特徴的マ
ーカーエピトープを有する部分的に変性された蛋白質で
あって、該エピトープを露出するのに十分な程度に変性
されていることを特徴とする部分変性蛋白質。 9、特徴的未変性蛋白質中では露出していない特徴的マ
ーカーエピトープを有し、該エピトープを露出するのに
十分な程度に変性されている部分変性蛋白質の製造方法
であって、該エピトープを十分に露出せしめるがしかし
抗原−抗体結合を実質上阻害しない条件下で前記未変性
蛋白質を蛋白質変性剤と接触せしめることを特徴とする
方法。 10、次の要素 (a)発癌遺伝子生成物の特徴的マーカーエピトープ(
このエピトープは対応するプロト−発癌遺伝子生成物中
には存在しない)に選択的に結合する抗体であって、検
出可能なラベルによりラベルされたもの、 又はラベルされた抗体と結合するもの; (b)変性緩衝剤;及び (c)(a)における前記抗体がラベルされていない場
合には、(a)における該抗体と結合するラベルされた
抗体;を含むことを特徴とするキット。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US65275284A | 1984-09-19 | 1984-09-19 | |
US652752 | 1984-09-19 | ||
US661909 | 1984-10-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6185327A true JPS6185327A (ja) | 1986-04-30 |
Family
ID=24618015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60205462A Pending JPS6185327A (ja) | 1984-09-19 | 1985-09-19 | 発癌遺伝子生成物に対する抗体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6185327A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0816679B2 (ja) * | 1988-04-22 | 1996-02-21 | オンコジーン・サイエンス・インコーポレーテッド | 体液および組織におけるrasタンパクの検出、定量および分類 |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP60205462A patent/JPS6185327A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0816679B2 (ja) * | 1988-04-22 | 1996-02-21 | オンコジーン・サイエンス・インコーポレーテッド | 体液および組織におけるrasタンパクの検出、定量および分類 |
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