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JPS6155451A - 車輌用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

車輌用自動変速機の変速制御装置

Info

Publication number
JPS6155451A
JPS6155451A JP59176299A JP17629984A JPS6155451A JP S6155451 A JPS6155451 A JP S6155451A JP 59176299 A JP59176299 A JP 59176299A JP 17629984 A JP17629984 A JP 17629984A JP S6155451 A JPS6155451 A JP S6155451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
gear
controlling
gear stage
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59176299A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0531713B2 (ja
Inventor
Masanori Kubo
政徳 久保
Yutaka Taga
豊 多賀
Shinya Nakamura
信也 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP59176299A priority Critical patent/JPS6155451A/ja
Priority to AU45911/85A priority patent/AU577882B2/en
Priority to EP85110043A priority patent/EP0171770B1/en
Priority to US06/764,175 priority patent/US4733580A/en
Priority to CA000488431A priority patent/CA1241278A/en
Priority to DE8585110043T priority patent/DE3577067D1/de
Publication of JPS6155451A publication Critical patent/JPS6155451A/ja
Publication of JPH0531713B2 publication Critical patent/JPH0531713B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車輌に用いられる自動変速機の制
御方法に係り、特に前進三段を得るための制御方法に係
る。
従来の技術 自動車等の車輌に用いられる自動変速機は、−5一 般に、流体式トルクコンバータと複数個の変速段の間に
切換わる歯車式の変速装置とを有している。
実用化されている車輌用自動変速機の前記変速装置は、
多くの場合、二組の遊星歯車機構により構成されて前進
三段を達成するようになっており、そして最近は、前記
二組の遊星歯車機構、即ち主変速装置とは別のもう一組
の遊星歯車機構よりなり直結段と増速段との間に切換わ
る副変速装置を備え、前記主変速装置の変速段が最高速
変速段である時にのみ前記副変速装置が直結段より増速
段へ切換えられることによりオーバドライブ段を含む前
進四段を達成するよう構成されたものが一般化しており
、この自動変速機は四速型自動変速機と称されている。
上述の如き主変速装置と副変速装置とを有する車輌用自
動変速機に於ては、前記副変速装置が主変速装置の前進
三段の全ての変速段に於て直結段と増速段との間に切換
えられると、全体として前進式段が得られることは自明
のことであり、前進変速段の段数が多いほど変速特性(
駆動カー車速特性)が適当な機関回転数の下に適当な駆
動ノコ(駆動車輪の駆動1〜ルク)と車速を1りるIC
めの理想特性に近づぎ、動力性能が向上するということ
は既によく知られていることである。
上述の如く前進三段を達成する主変速装置と前進二段を
達成する副変速装置とを用いて全体として前進大股が得
られるよう構成された車輌用自動変速機は本願出願人と
同一の出願人による特願昭4−0−26604舅(特開
昭47−39861号)に於て既に提案されている。
発明が解決しようとする問題点 車輌用自動変速機の歯車式変速装置の前進変速段の段数
が多いことは動力性能の向上のためには好ましいことで
あるが、しかし変速段数が多いことは必然的に車輌の前
進走行中に於ける変速段の切換え頻度が増大し、この切
換頻度の増大に伴って変速ショックが生じる回数が多く
なり、車輌の乗り心地性が悪化する虞れがある。
動力性能を重視した自動車に使用される手動式変速機と
して、前進五速型のものが、k <知られており、この
前進五速型の手動式変速機に比して現在自動車に多く用
いられている三速型或いは四速型の自動変速機が動力性
能について劣っているのは各変速段の変速比の差が上述
の如き手動式変速機のそれに比して大きく、特に第二速
段或いは第三速段の何れかの変速段の変速比が上述の如
き手動式変速機のそれに比して小さく、第一速段と第二
速段或いは第二速段と第三速段の何れかの変速比の差が
大きいからである。
本発明は、三速型或いは四速型の自動変速機に比して変
速段の切換え頻度が増大づ−ることを極力抑え、現在の
一般的な自動車に於て必要最少限度の変速段の間に切換
えられ、前進五速型手動変速機と同程度の動力性能が得
られるようにする車輌用自動変速機の制御方法を提供す
ることを目的どしている。
また従来のオーバドライブ段を含む前進四速型の自動変
速機に於ては、第四速段であるオーバドライブ段は運転
者により操作されるスイッチが操作された時にのみ成立
し得るようになっており、これにより変速モードが前進
三速モードと前進四速モードとに切換えられる。しかし
、この前進四速型自動変速機に於ては、三速モード時に
於ける1−2速及び2−3速の機関出力(スロットル開
度)と車速どに応じた変速特性は四速モード時に於(プ
るぞれと同一であってこれら変速特性が四速モード時と
三速モード時とで変化することはなく、三速モード時に
はオーバドライブ段ヘアツブジフトされないだけであり
、このため三速モード時には四速モード時に比して高速
走行時に於ける駆動力が増大するが、燃料経済性は悪化
することがある。
本発明のもう一つの目的は、燃料経済性が重視される時
には加速時に車速に対して早期にアップシフトが行なわ
れて早めに高速段が成立するように、第二速段或いは第
三速段の如き中間変速段が成立することを選択的に禁止
し、即ち二段飛びの変速制御を、運転者により操作され
るスイッチ、或いは車輌の運転状況に応じて選択的に行
なう車輌用自動変速機の制御方法を提供することである
問題点を解決するための手段 本発明による車輌用自動変速機の制御方法は、流体式ト
ルクコンバータと二つの変速段の間に切換わる第一の変
速装置(副変速装置)と三つの変速段の間に切換わる第
二の変速装置(主変速装置)と互いに直列に有する車輌
用自動変速機に於て、前記第二の変速装置の変速段の切
換えを予め定められた制御特性に従って機関出力と車速
とに応じて行ない、前記第二の変速装置の変速段が最高
速変速段である時とその他の一つの変速段である時に前
記第一の変速装置を予め定められた機関出力と車速とに
応じて二つの変速段の間で切換え、全体として五つの変
速段を選択的に達成することを特徴としており、更にま
た前記第二の変速装置の変速段が前記他の一つの変速段
である時に前記第一の変速装置が切換え作動することを
選択的に禁止して前記第一の変速装置の変速段を選択的
に所定の一方の変速段に固定して第二速段或いは第三速
段の如き中間変速段が成立することを選択的に禁止し、
二段飛びの変速制御を選択的に行なうこ−10= とを特徴としている。
この二段飛びの変速制御が行われる時、即ち中間変速段
を省略された四段変速制御時には前記中間変速段を含む
五段変速制御時に比して低車速にてアップシフ1へが行
われてよい、これにより四段変速制御時には五段変速制
御時に比して機関回転数が(f(い値に保たれ、動力性
能が若干低下するものの燃料経済性が向上づ゛る。
上述の如く、前記第二の変速装置の変速段が前記他の一
つの変速段である時に前記第一の変速装置が切換作動す
ることを禁止するのは、マニュアル操作にJ:り特定の
変速パターン、例えば経済走行パターンが選ばれている
時であってよく、或いはさほど(夏れた動力性能を必要
としない運転時、例えば機関出力の時間変化率が所定時
下の緩加速時或いは走行高度が所定値以下であって高地
走行ではない時に行なわれればよい。又、選択的に一部
の気筒のみを用いた運転が行なわれる可変気筒型内燃機
関を原動機とする車輌に於ては、全気筒運転時には部分
気筒運転時に比して内燃機関の出力性能が改善され、中
間変速段の成立が禁止されて二段飛びの変速制御が行な
われても動力性能か著しく低下することがないというこ
とに着目し、前記第二の変速装置の変速段が前記他の一
つ変速段である時に前記第一の変速装置が切換作動を禁
止するのは全気筒運転時であってよい。
また機関出力が所定値以下である時にはさほど優れた動
力性能を必要としないから、この時にも前記第二の変速
装置の変速段が前記他の一つの変速段である時に前記第
一の変速装置が切換え作動することを禁止してよい。
上述の如き四段変速制御時には五段変速制御時に比して
機関回転数が低下するから、機関の暖機向上或いは車輌
用電源であるバッテリの充放電収支の改善のために四段
変速制御は機関冷間時以外或いはバッテリの充放電収支
が所定値以下でない時に制限されてよい。
実施例 以下に添イ」の図を参照して本発明を実施例について詳
細に説明する。
第1図は本発明による制御方法を適用される車輌用自動
変速機の構成を前回的に示している。自動変速機1は、
ポンプ羽根車3とタービン羽根車4とステータ羽根車5
と直結クラッチ6とを右する三要索一段二相型の一般的
な直結クラッチ付流体式1〜ルクコンバータ2と、補助
変速装置としての歯車変速装置7とを有し、流体式トル
クコンバータ2の入力部材であるポンプ羽根車3は内燃
)実間100の出力軸101に駆動連結され、流体式ト
ルクコンバータ2の出力部材であるタービン羽根車4は
歯車変速装置7の入力軸9に駆動連結され、歯車変速装
置7の出力軸8は車輌の図示されていない駆動車輪に差
動歯車装置を経て駆動連結されている。
歯車変速装置7は副歯車変速装置10と主歯車変速装置
11とを互いに直列に右している。
副歯車変速装置10は、従来の第4速型自動変速機に於
けるオーバドライブ用歯車変速装置であり、サンギア1
2と、サンギア12と間怠に設けられたリングギア13
と、サンギア12とリングギア13との間にあって該両
者に噛合したプラネタリビニオン14と、プラネタリビ
ニオン14を回転可能に支持したキャリア15と、サン
ギア12に対するキャリア15の左回転を阻止するワン
ウェイクラッチ(Fo)16と、サンギア12とキャリ
ア15とを選択的に連結するODクラッチ(Go > 
17と、サンギア12をトランスミッションケースに対
し選択的に固定するODブレーキ(Bo)18とを含ん
でおり、キャリア15を入力@9に駆動連結され、○D
クラッツブ7とODブレーキ18との選択的な係合によ
って二つの変速段の間に切換えられるようになっている
主歯車変速装置11は、中間軸19によって互いに連結
されたフロントサンギア20及びリアサンギア21と、
フロントサンギア20と同心に設けられたフロントリン
グギア22と、リアサンギア21と同心に設けられたリ
アリングギア23と、フロントサンギア20とフロント
リングギア22との間にあって該両者に噛合したフロン
トプラネタリビニオン24と、リアサンギア21とリア
リングギア23どの間にあって該両者に噛合したリアプ
ラネタリピニオン25と、フロントプラネタリピニオン
24を回転可能に支持したフロン1〜キヤリア26と、
リアプラネタリピニオン25を回転可能に支持したリア
キャリア27と、主歯車変速装置11の前進走行用入力
部材であるフロントリングギア22を副歯車変速装置1
0の出力部材であるリングギア13に選択的にトルク伝
達関係に接続するフォワードクラッチ(C+)28と、
中間軸19とリングギア13とを選択的にトルク伝達関
係に接続ザるダイレクトクラッチ(C2)29と、中間
軸1つを1〜ランスミツシヨンケースに対し選択的に固
定するシフ1〜用ブレーキ(B1)30と、リアキャリ
ア27をトランスミッションケースに対し選択的に固定
するもう一つのシフト用ブレーキ(82)31と、リア
キャリア27の左回転をロックするワンウェイクラッチ
(「I)32とを有しており、フロントキャリア2G及
びリアリングギア23を出力軸8に駆動連結され、前記
複数個のクラッチと前記複数個のブレーキとが所定の組
合せにて係合及び解放されることにJ:り前進三段と後
進一段の複数個の変速段の間に切換えられるようになっ
ている。
歯車変速装置7は副歯車変速装置10と主歯車変速装置
11の複数個のクラッチと複数個のブレーキとが次に示
された表に従って係合及び解放されることにより副歯車
変速装置10と主歯車変速装置11との共働作用によっ
てオーバドライブ段を含む前進三段と後進一段の複数個
の変速段を選択的に達成する。
第−速     ○×O×××△△ D 第二速     ○××××OΔ×し 第三速  
   0xOO×××△ン 第四速     ○○○×
××X△ジ 第五速%    ○O×××○××第−速
     OxO×××△△ S 第二速     O×××○OΔ×〜 第三速  
   0XOOxxx△L 第−速     0xOx
OX△△′今 第二速     □xxxoo△×この
表に於て、○印は当該クラツブ或いはブレーキが係合さ
れていることを示し、X印は当該クラッチ又はブレーキ
が解放されていることを示し、Δ印は当該ワンウェイク
ラッチが内燃機関側より=17− 駆動車輪を駆動するエンジンドライブ時には係合(ロッ
ク)され、駆動車輪側より内燃機関が駆動されるエンジ
ンブレーキ時には解放(フリー)されることを示してい
る。
尚、Lレンジに於ては、第二速段へのアップシフトは行
われず、第二速段より第一速段へのダウンシフトのみが
行われる。
副歯車変速装置10は、ODブレーキ18が解放されて
ODクラッチ17が係合してサンギア12とキャリア1
5とが接続されている時には直結段を達成し、これに対
しODクラッツブ7が解放されてODブレーキ1,8が
係合してサンギア12が1−ランスミッションケースに
対し固定されている時には増速段を達成する。副歯車変
速装置10は上述の表からも明らかな如く、フォワード
クラッチ28とダイレクトクラッチ29とが共に係合し
て主歯車変速装置11の変速段が最高速変速段(直結段
)である時とフォワードクラッチ28が係合して主歯車
変速装置11の変速段が最低速変速段(第一速段)であ
る時に直結段との増速段との間に切換えられ、主歯車変
速装置11の変速段が第二速段及び第三速段である時に
は前記直結段に固定され、これにより第五速段であるオ
ーバドライブ段に加えて主歯車変速装置の最低速変速段
とそれよりもう一つ高速側の変速段(従来の第二速段)
との間にもう一つの変速段が新に成立し、これによって
全体として前進石段が成立するようになる。
主歯車変速装置11の最低速変速段の変速比を2.82
6、中間変速段の変速比を1.532、最高速変速段の
変速比を1.000とし、副歯車変速装置10の増速段
の変速比を0.705とした場合、前記第二速段の変速
比は1.992となる。第2図は各変速段の変速比が上
述の如く定められた場合の各変速段に於ける駆動力と車
速との関係を示している。
このグラフから前進変速段が五つの変速段の間に切換え
られることににり駆動ノコと車速との関係が第2図に於
て二点鎖線にで示されている如き理想特性に近付くこと
が理解されよう。
流体式トルクコンバータ2に組込まれた直結クラッチ6
と副歯車変速装置10ど主歯車変速装置1のクラッチ1
7.28.29と、ブレーキ18.30.31は各々油
圧サーボ装置により駆動されて選択的に係合作動する油
圧作動式のものであり、前記油圧サーボ装置に対する油
圧の給排を制御する油圧制御装置と該油圧制御装置の油
路の切換を指示するマイクロコンピュータを含んだ電子
制御装置による制御によって各マニュアルシフトレンジ
毎に車速とスロットル開度とに応じて予め定められた変
速パターンに従って前記クラッチと前記ブレーキの係合
と解放が上述の如き絹合せにて行われることにより歯車
変速装置7の変速段が切換設定され、また直結クラッチ
6の係合と解放が行われる。
第3図は本発明にJ:る制御方法の実施に使用される車
輌用自動変速機の制御装置の一つの実施例を示している
。第3図に於て、40は油圧制御装置を、60は電子制
御装置を各々示している。
油圧制御装置40は、流体式トルクコンバータ2のポン
プ羽根車3に駆動連結された内燃機関100ににり駆動
されるオイルポンプ41と、オイルポンプ41より油圧
を供給され、デユーティ比制御ににって内燃機関100
の出力状態に応じて定められたライン油圧を発生するラ
イン油圧用ソレノイド弁42と、マニュアルシフトレバ
−43にJ:って手動操作されマニュアルシフトレンジ
を設定するマニュアルシフト弁44と、直結クラッチ6
の係合と解放を行う直結クラッチ制御弁45及び直結ク
ラッチ制御弁45の切換を制御する直結クラッチ用ソレ
ノイド弁46と、副歯車変速装置10の○Dクラッチ1
7とODブレーキ18の何れか一方に選択的に油圧を供
給して副歯車変速装置10の変速段を切換える副変速機
用変速弁47及び副変速機用変速弁47の切換制御を行
う副変速機用ソレノイド弁48と、主歯車変速装置11
のファース1〜クラッチ28とダイレク]−クラツブ2
つとシフ[・用ブレーキ30及び31に対する油圧の給
排を制御する第一変速弁49及び第二変速弁50と、第
一変速弁49及び第二変速弁60の切換制御を行う主変
速装置用ソレノイド弁51とを含んでいる。
副変速機用変速弁47は、スプール弁により構成され、
その制御ポートに所定の制御油圧を供給されているか否
かにより切換わるにうになっており、その制御ポートに
対する前記制御油圧の供給が副変速装置用ソレノイド弁
48によりオン−A)式に行われるようになっている。
例えばソレノイド弁48に通電が行われている時には副
変速機用変速弁47の前記制御ポートに前記制御油圧が
供給されて該変速弁が増速段達成位置に切換わり、これ
により副歯車変速装置10の変速段が増速段になり、こ
れに対しソレノイド弁48に通電が行われていない時に
は副変速機用制御弁47の前記制御ポートの前記制御油
圧が排出され該変速弁が直結段達成位置に切換わり、こ
の時には副歯車変速装置10が直結段を達成するように
なっている。
第一変速弁49と第二変速弁50は各々制御ポートに供
給される制御油圧の高さに応じて各々個別に切換わるよ
う構成されており、例えば第一の変速弁49はその制御
ポートに第一所定値P+の制御油圧を供給されているか
否かによって切換わり、第二変速弁50はその制御ポー
トに前記第一の所定値P+より高い第二の所定値P2の
制御油圧が供給されてるか否かによって切換わるように
なっている。主変速装置用ソレノイド弁51はデユーテ
ィ比制御によって第一変速弁49及び第二変速弁50の
制御ポートに供給する制御油圧を発生するものであり、
該ソレノイド弁は、第4図に示されている如く、第一の
値R+によるデユーディ比のパルス信号によって駆動さ
れている時には第一の所定値P+の油圧を発生し、第二
の値R2のデユーティ比のパルス信号によって駆動され
る時には前記第二の所定値P2の油圧を発生するように
なっている。
尚、上述の如き変速弁及びその制御装置は実願昭55−
26596号〈実公昭58−38186号)及び特願昭
55−107260号(特開昭56−242’46号)
に於て既に提案されており、このことについてより詳細
な説明が必要であるならば、これら出願の公報を参照さ
れたい。
電子制御装置60は、直結クラツブ用ソレノイド弁46
と副変速機用ソレノイド弁48にオン−オフ信号を出力
し、ライン油圧用ソレノイド弁42と主変速機用ソレノ
イド弁51とに所定のデユーティ比のパルス信号を出力
するようになっており、それらの制御は、スロットル間
度センザ61より与えられる内燃機関100のスロワ1
ヘル開度に関する情報と、車速センサ62より与えられ
る車速に関する情報と、パターンセレクトスイッチ63
より与えられる選択パターンに関する情報と、シフトポ
ジションセンサ64より与えられるマニュアルシフトレ
ンジに関する情報と、高度センサ65より与えられる走
行高度に関する情報と、ブレーキスイッチ66より与え
られる車輌走行制動用ブレーキの作動状態に関する情報
と、水温センサ67より内燃機関100の冷却水温度に
関する情報と、充放電収支検出手段68よりバッテリの
充放電収支に関する情報と、図には示されていない内燃
機関運転制御用の制御装置より与えられる部分気筒運転
判別信号とに応じて第5図に示されている如きフローチ
ャートに従って行われるようになっている。尚、スロッ
トル開度は機関出力を代表する情報として用いられ、こ
れはアクセルペダルの踏込量、機関出力軸のトルクであ
っても良い。また冷却水温度は機関の暖機状態を示す情
報として用いられ、これは油温であっても良い。
次に第5図に示されたフローチャート及び第6図乃至第
10図に示された変速パターンのグラフを参照して本発
明による車輌用自動変速機の制御方法の実施要領の一例
について説明する。尚、第6図乃至第10に図に示され
た変速パターンに於て、実線は各変速段に於けるアップ
シフトラインを、破線は各変速段に於けるダウンシフト
ラインを、一点鎖線は各変速段に於て直結クラッチが係
合される係合ラインを、二点鎖線は各変速段に於て直結
クラッチが解放される解放ラインを各々示している。
第5図に示されたフローチャートのルーチンは所定時間
毎或いは所定クランク角毎に繰返し実行されるものであ
り、最初のステップ1に於ては、各種センサ及びスイッ
チより制御情報を入力することが行われる。ステップ1
に次はステップ2へ進む。
ステップ2に於ては、マニュアルシフトレンジがしレン
ジであるか否かの判別が行われる。しレンジである時に
はステップ3へ進み、これに対ししレンジでない時にス
テップ4へ進む。
ステップ3に於ては、第6図に示されている如きLレン
ジパターンが選択される。ステップ3の次はステップ2
0へ進む。
ステップ4に於ては、マニュアルシフトレンジがSレン
ジであるか否かの判別が行われる。Sレンジである時に
ステップ5へ進み、これに対しSレンジでない時にはス
テップ8へ進む。
ステップ5に於ては、パターンセレクトスイッチ63に
より設定された変速パターンが出力走行パターンである
か否かの判別が行われる。出力走行パターンである時に
はステップ6へ進み、これに対し出力走行パターンでな
い時、即ち経済走行パターンである時にはステップ7へ
進む。
ステップ6に於ては、第7図に示されている如きSレン
ジPパターン(出力走行パターン)の選択が行われる。
SレンジPパターンに於ては、第一速段と第二速段と第
三速段との間で変速段の切換が行われ、また第三速段に
於てのみ直結クラッチ6の係合が行われる。
ステップ7に於ては、第8図に示されている如きSレン
ジドパターン(経済走行パターン)が選択される。この
Sレンジドパターンに於ては、第二速段は達成されず、
第一速段と第三速段との二つの変速段の間で変速段の切
換が行われ、また第三速段に於てのみ直結クラッチ6の
係合が行われる。Sレンジドパターンに於ける1→3シ
フトアツプ線はSレンジPパターンに於ける1→2シフ
トアツプ線より低車速側、にあり、Sレンジドパターン
に於ては、SレンジPパターンの比して第3速段領域が
拡大されている。これによりSレンジドパターンに於て
は、SレンジPパターンに比して燃料経済性が向上する
ステップ8に於ては、マニュアルシフトレンジがDレン
ジであるか否かの判別が行われる。Dレンジである場合
にはステップ9へ進み、これに対しDレンジでない時に
はステップ17へ進む。
ステップ9に於ては、パターンセレクトスイッチ63に
より選択された変速パターンが出力走行パターンである
か否かの判別が行われる。出力走行パターンである場合
にはステップ10へ進み、これに対し出力走行パターン
でない時、即ち経済走行パターンである時にはステップ
11へ進む。
ステップ1oに於ては、第9図に示されている如きDレ
ンジPパターン(出力走行パターン)が選択される。D
レンジPパターンに於ては、第一速段と第二速段と第三
速段と第四速段と第五速段の全ての変速段の間に変速段
の切換が行われ、前進石段による変速が行われる。また
DレンジPパターンに於ては、第三速段と第四速段と第
五速段の各々に於て直結クラッチ6の係合が行われる。
ステップ11に於ては、機関出力を代表するスロットル
開度の時間変化率Δθ/Δtが所定値Aより大ぎいか否
かの判別が行われる。△θ/Δt≧Aである時、即ち急
加速時にはステップ10へ進み、これに対しΔθ/Δt
≧八でない時にはステップ12へ進む。即ち、経済走行
パターンが選択されていてもスロットル開度の時間変化
率が所定値以上である急加速時には優れた動力性能が得
られるようにDレンジPパターンが選択される。
ステップ12に於ては、走行高度Hが所定値Hsetよ
り高いか否かの判別が行われる。H≧H8etである時
、即ち高地走行時にはステップ10へ進み、これに対し
H≧Hsetでない時にはステップ13へ進む。即ち、
高地走行時には空気の希薄化に伴って機関出力が低下す
るので、この場合には経済走行パターンが選択されてい
ても機関出力の低下を補償すべくDレンジに於ける出力
走行パターンであるDレンジPパターンが選択される。
ステップ13に於ては、内燃機関が部分気筒運転されて
いるか否かの判別が行われる。内燃機関が部分気筒運転
されている時にはステップ10へ進み、これに対し内燃
機関が部分気筒運転されていない時、即ち全気筒運転さ
れている時にはステップ14へ進む。即ち、経済走行パ
ターンが選択されていても全気筒運転時にして機関出力
が低下する部分気筒運転時にはその機関出力の低下を補
償すべ(Dレンジに於ける出力走行パターンであるDレ
ンジPパターンが選択される。
ステップ14に於ては、冷却水温度Tが所定値Tset
より小さいか否かの判別が行われる。T≦Tsetであ
る時、−即ち機関冷間時にはステップ10へ進み、これ
に対しT≦T setでない時、即ち暖機完了後に於て
はステップ15へ進む。即ち、機関冷間時には経済走行
パターンが選択されていても機関の暖機促進のためにD
レンジPパターンが選択される。
ステップ15に於ては、バッテリの充放電収支Wが所定
値wsetより小さいか否かの判別が行われる。W≦W
 setである時、即ちバッテリの充放電収支が悪化し
ている時にはステップ10へ進み、W≦W setでな
い時にはステップ16へ進む。即ち、バッテリの充放電
収支が悪化している時には経済走行パターンが選択され
ていても内燃機関10oにより駆動される発電機の発電
最を増大すべくDレンジPパターンが選択される。
ステップ16に於ては、Dレンジに於ける経済走行パタ
ーンである第10図に示されている如きDレンジEパタ
ーンが選択される。このDレンジEパターンに於ては、
第二速段を除き第一速段と第三速段と第四速段と第五速
段との四つの変速段の間で変速段の切換が行われ、前進
四段による変速制御が行われる。またDレンジEパター
ンに於ては、第三速段と第四速段と第五速段の各々に於
て直結クラッチ6の係合が行われる。DレンジEパター
ンに於ける1→3シフトアツプ線と3→4シフ1〜アツ
プ線と4→5シフトアツプ線はDレンジPパターンに於
ける1→2シフ1−アップ線と3→4シフトアツプ線と
4→5シフトアツプ線の各々より低車速側にあり、Dレ
ンジEパターンに於ては、DレンジPパターンに比して
低車速にてアップシフトが行われ、これに応じて燃料経
済性が良くなる。
ステップ17に於ては、Nレンジであるか否かの判別が
行われる。Nレンジである時にはステップ18へ進み、
これに対しNレンジでない時、即ちNレンジか或いはP
レンジである時にはステップ19へ進む。
ステップ18に於ては、直結クラッチの解放と後進段へ
の切換が行われる。
ステップ19に於ては、直結クラッチの解放と中立段へ
の切換が行われる。
ステップ3、ステップ6、ステップ7、ステップ10及
びステップ16の次はそれぞれステップ20へ進み、こ
のステップ20に於ては、現在の車速Vが現在のスロッ
トル開度に対する現在の変速段より低速の変速段へのシ
フトダウン車速Vd。
wnより小さいか否かの判別が行われる。V≦vd。
wnである時はシフトダウンを行う必要がある時であり
、この時にはステップ21へ進み、これに対しV≦V 
dOWnでない時にはステップ24へ進む。
ステップ21に於ては、直結クラッチ16の解放が行わ
れ、次にステップ22へ進む。
ステップ22に於ては、直結クラッチ19の解放が開始
されてから所定時間が経過したか否かの判別が行われる
。直結クラッチの解放が開始されてから所定時間が経過
していない時にはステップ28へ進み、これに対し直結
クラッチの解放が開始されてから所定時間が経過すると
ステップ23へ進む。
ステップ23に於ては、変速段を所定の変速段へ切換え
るダウンシフトが実行される。
ステップ24に於ては、現在の車速Vが現在のスロット
ル開度に対する現在の変速段より高速の変速段へのアッ
プシフ1〜車速Vupより大きいか否かの判別が行われ
る。V≧Vupである場合はアップシフトを行う必要が
ある時であり、この時にはステップ25へ進み、これに
対し■≧Vupである時はダウンシフトでもアップシフ
トも行う必要がない時であってステップ28へ進む。
ステップ25に於ては、直結クラッチ6を解放すること
が行われる。ステップ25の次はステップ26へ進む。
ステップ26に於ては、直結クラッチ6の解放が開始さ
れてから所定時間が経過したか否かの判別が行われる。
直結クラッチ6の解放が開始されてから所定時間経過し
ていない時にはステップ28へ進み、これに対し直結ク
ラッチ6の解放が開始されてから所定時間が経過した後
にはステップ27へ進む。
ステップ27に於ては、変速段を所定の高速変速段へ切
換えるアップシフトが行われる。
尚、ダウンシフトもアップシフ1−も直結クラッチの解
放が開始されてから所定時間経過後に実行されるのは、
直結クラッチの解放にはある程度の時間を必要とし、直
結クラッチの解放が完了していない時にシフトダウン或
いはシフトアップが行われると、大きい変速ショックが
生じる虞れがあるからである。
ステップ28に於ては、車輌の制動が行われているか否
かの判別が行われる。車輌制動中は内燃機関がストール
することを回避すべく直結クラッチの解放が行われるよ
うステップ2つへ進み、これに対し車輌制動中でない時
にはステップ30へ進む。
ステップ29に於ては、直結クラッチ6の解放が行われ
る。
ステップ30に於ては、スロットル弁が全開、即ちアイ
ドル開度位置にある時か否かの判別が行われる。スロッ
トル弁が全開である時にはアイドル振動及び車輌発進時
のショックを低減するために直結クラッチ6を解放すべ
くステップ2つへ進む。スロットル弁が全開でない時に
はステップ31へ進む。
ステップ31に於ては、現在の車速が現在の変速段に於
ける直結クラッチ解放車速VrOff、l:り小ざいか
否かの判別が行われる。V≦V roffである時には
ステップ2つへ進み、これに対しV≦vrOffでない
時にはステップ32へ進む。
ステップ32に於ては、現在の車速が現在の変速段に於
ける直結クラッチ係合車速VrOnJ:り大きいか否か
の判別が行われる。V≧V ronである時にはステッ
プ33へ進み、これに対しV≧rOnでない時にはリセ
ットされる。
ステップ33に於ては、シフト後に所定時間が経過した
かの判別が行われる。シフト後に所定時間が経過してい
ない時にはリセットされ、これに対しシフト後に所定時
間が経過した時にはステップ34へ進む。
ステップ34に於ては、直結クラッチ6の係合が行われ
る。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、
例えば車速とスロットル開度とに応じた変速制御は第1
1図に示されている如き変速パターンに従って行われて
もよい。この場合には、スロットル開度が所定値以下で
ある時には第二速段が達成されずに四つの変速段の間で
変速段の切換が行われ、スロワ1〜ル開度が所定値以上
である時にのみ第二速段が達成され、五つの変速段の間
で変速段の切換が行われる。この場合には、一つの変速
パターンによってスロットル開度に応じて前進四段と前
進万般とが使い分けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による制御方法の実施に使用される車輌
用自動変速機の一つの実施例を示す概略構成図、第2図
は五速型車輌用自動変速機の各変速段に於ける駆動力と
車速との関係を示すグラフ、第3図は本発明による制御
方法の実施に使用される油圧制御装置及び電子制御装置
の一つの実施例を示す概略構成図、第4図は第3図に示
された速度制御装置に於けるデユーティ比と第−変速弁
及び第二変速弁の制御ボー1−に供給する制御油圧との
関係を示すグラフ、第5図は本発明による車輌用自動変
速機の制御方法の実施要領の一例を示すフローチャー1
〜、第6図はLレンジパターンの一例を示す変速線図、
第7図はSレンジPパターンの一例を示す変速線図、第
8図はSレンジEパターンの一例を示す変速線図、第9
図はDレンジPパターンの一例を示す変速線図、第10
図はDレンジEパターンの一例を示す変速線図、第11
図はDレンジパターンの他の一つの一例を示す変速線図
である。 1・・・車輌用自動変速機、2・・・流体式トルクコン
バータ、3・・・ポンプ羽根車、4・・・タービン羽根
車。 5・・・ステータ羽根車、6・・・直結クラッチ、7・
・・歯車変速装置、8・・・出力軸、9・・・入力軸、
10・・・副歯車変速装置、11・・・主歯車変速装置
、12・・・ザンギア、13・・・リングギア、14・
・・プラネタリビニオン、15・・・キャリア、16・
・・ワンウェイクラッチ、17・・・ODクラッチ、1
8・・・ODブレーキ。 19・・・中間軸、20・・・フロントサンギア、21
・・・リアサンギア、22・・・フロントリングギア、
23・・・リアリングギア、24・・・フロントプラネ
タリビニオン、25・・・リアプラネタリビニオン、2
6・・・フロントキャリア、27・・・リアキャリア、
28・・・フォワードクラッチ、29・・・ダイレクト
クラツブ。 30.31・・・シフト用ブレーキ、32・・・ワンウ
ェイクラッチ、40・・・油圧制御l装置、41・・・
オイルポンプ、42・・・ライン油圧用ソレノイド弁、
43・・・マニュアルシフトレバ−244・・・マニュ
アルシフト弁、45・・・直結クラッチ制御弁、46・
・・直結クラッチ用ソレノイド弁、47・・・副変速機
用変速弁、48・・・副変速機用ソレノイド弁、4つ・
・・第一変速弁、50・・・第二変速弁、51・・・主
変速装置用ンレノイド弁、60・・・電子制御装置、6
1・・・スロットル開度センサ、62・・・車速センサ
、63・・・パターンセレク1〜スイッヂ、64・・・
シフトポジションセンサ、65・・・高度センサ、66
・・・ブレーキスイツブ、67・・・水温センサ、68
・・・充放電収支検出手段、100・・・内燃機関、1
01・・・出力軸持 許 出 願 人  トヨタ自動車
株式会社代   理   人  弁理士  明石 昌毅
−−11’+只− 〜      − LQ− 届尽用田 □ベロ訃二→囲穂 □に0訃り安F郵 一一区口〉L÷1(ボ KO≧L仝E屈 −K O≧L全i■ □ ベロクLさ区部 (自 発) 手続補正書 昭和59年10月3日 1、事件の表示 昭和59年特許願第176299号2
、発明の名称 車輌用自動変速機の制御方法3、補正を
する者 事件との関係  特許出願人 住 所  愛知県豊田市トヨタ町1番地名 称  (3
20)トヨタ自動車株式会社4、代理人 居 所  の104東京都中央区新川1丁目5番19号
  。 茅場町長岡ビル3階、電話551−4.1716、補正
により増加する発明の数   0(1)第19頁第4行
のF主歯車変速駅間」をr主歯車変速装置11」と訂正
する。 (2)第20頁第12行の「第10に図」を「第10図
」と訂正する。 (3)第37頁第19行の「Dレンジパターン」を「D
レンジPパターン」と訂正する。 (4)第3図、第9図及び第11図を各々添付の図面の
如く訂正する。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二つの変速段の間に切換わる第一の変速装置と三
    つの変速段の間に切換わる第二の変速装置とを互いに直
    列に有する車輌用自動変速機の制御方法に於て、前記第
    二の変速装置の変速段の切換を予め定められた制御特性
    に従って行い、前記第二の変速装置の変速段が最高速変
    速段である時とその他の一つの変速段である時に前記第
    一の変速装置を予め定められた制御特性に従って二つの
    変速段の間で切換え、五つの変速段を選択的に達成する
    ことを特徴とする車輌用自動変速機の制御方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項の車輌用自動変速機の制御
    方法に於て、前記第一の変速装置と前記第二の変速装置
    は各々油圧作動式の摩擦係合装置の係合と解放により変
    速段の切換を行うように構成され、前記第一の変速装置
    の摩擦係合装置に対する油圧の給排は第一の変速弁によ
    り行い、前記第二の変速装置の摩擦係合装置に対する油
    圧の給排は第二の変速弁により行い、前記第一の変速弁
    と前記第二の変速弁を各々個別に切換制御することを特
    徴とする車輌用自動変速機の制御方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項の車輌用自動
    変速機の制御方法に於て、前記第一の変速装置と前記第
    二の変速装置は各々油圧作動式の摩擦係合装置の係合と
    解放により変速段の切換を行うよう構成され、前記第一
    の変速装置の摩擦係合装置に対する油圧の給排は制御ポ
    ートに所定の制御油圧が供給されているか否かにより切
    換わる一つの変速弁により行い、前記第二の変速装置の
    摩擦係合装置に対する油圧の給排は制御ポートに供給さ
    れる制御油圧の高さに応じて各々個別に切換わる二つの
    変速制御弁により行うことを特徴とする車輌用自動変速
    機の制御方法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかの車
    輌用自動変速機の制御方法に於て、前記第二の変速装置
    の変速段が前記他の一つの変速段である時に前記第一の
    変速装置が切換作動することを選択的に禁止して前記第
    一の変速装置の変速段を選択的に所定の一方の変速段に
    固定することを特徴とする車輌用自動変速機の制御方法
  5. (5)特許請求の範囲第4項の車輌用自動変速機の制御
    方法に於て、前記第二の変速装置の変速段が前記他の一
    つの変速段である時に前記第一の変速装置が切換作動す
    ることが禁止された時と禁止されていない時とで前記第
    一及び第二の変速装置の変速段の切換を予め互いに異な
    った制御特性に従って行い、アップシフトは前記第一の
    変速装置が切換作動することが禁止されていない時に比
    して禁止されている時のほうが低い車速にて行うことを
    特徴とする車輌用自動変速機の制御方法。
  6. (6)特許請求の範囲第4項又は第5項の車輌用自動変
    速機の制御方法に於て、前記第二の変速装置の変速段が
    前記他の一つの変速段である時に前記第一の変速装置が
    切換作動することを禁止するのはマニュアル操作により
    特定の変速パターンが選ばれている時であることを特徴
    とする制御方法。
  7. (7)特許請求の範囲第5項の車輌用自動変速機の制御
    方法に於て、前記第二の変速装置の変速段が前記他の一
    つの変速段である時に前記第一の変速装置が切換作動す
    ることを禁止するのは機関出力の時間変化率が所定値以
    下の時であることを特徴とする制御方法。
  8. (8)特許請求の範囲第5項の車輌用自動変速機の制御
    方法に於て、前記第二の変速装置の変速段が前記他の一
    つの変速段である時に前記第一の変速装置が切換作動す
    ることを禁止するのは走行高度が所定値以下の時である
    ことを特徴とする制御方法。
  9. (9)特許請求の範囲第5項の車輌用自動変速機の制御
    方法に於て、前記第二の変速装置の変速段が前記他の一
    つの変速段である時に前記第一の変速装置が切換作動を
    禁止するのは可変気筒型内燃機関の全気筒が出力作動し
    ている時であることを特徴とする制御方法。
  10. (10)特許請求の範囲第5項の車輌用自動変速機の制
    御方法に於て、前記第一の変速装置が切換作動すること
    を禁止するのは機関出力が所定値以下の時であることを
    特徴とする制御方法。
  11. (11)特許請求の範囲第5項の車輌用自動変速機の制
    御方法に於て、前記第二の変速装置の変速段が前記他の
    一つの変速段である時に前記第一の変速装置が切換作動
    することを禁止するのは機関冷間時以外であることを特
    徴とする制御方法。
  12. (12)特許請求の範囲第5項の車輌用自動変速機の制
    御方法に於て、前記第二の変速装置の変速段が前記他の
    一つの変速段である時に前記第一の変速装置が切換作動
    することを禁止するのは車輌用電源であるバッテリの充
    放電収支が所定値以下でない時であることを特徴とする
    制御方法。
JP59176299A 1984-08-10 1984-08-24 車輌用自動変速機の変速制御装置 Granted JPS6155451A (ja)

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AU45911/85A AU577882B2 (en) 1984-08-10 1985-08-08 Vehicle transmission control in power and economy modes
EP85110043A EP0171770B1 (en) 1984-08-10 1985-08-09 A method of controlling a transmission of a vehicle
US06/764,175 US4733580A (en) 1984-08-10 1985-08-09 Method of controlling a transmission of a vehicle in two different modes according to requirements for power and economy
CA000488431A CA1241278A (en) 1984-08-10 1985-08-09 Method of controlling a transmission of a vehicle in two different modes according to requirements for power and economy
DE8585110043T DE3577067D1 (de) 1984-08-10 1985-08-09 Verfahren zum steuern eines kraftfahrzeuggetriebes.

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