JPS6154596A - 自火報システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明は自火報システムに関するものである。

［背景技術］ 従来、少なくとも一般型感知器とポイントアドレス型感
知器を併用したこの種の自火報システムにあっては、一
般型感知器が動作すると信号口＃ａ４の回線電圧が降下
するため、他の感知器では電源電圧が確保出来ず不動作
状態になっていた。

ポイントアドレス型感知器は一般型感知器にポイントア
ドレスデータを送出する伝送部を設けたものであるから
、複数のポイントアドレス型感知器の動作検出は上述の
理由のため不可能であった。

また動作電流を軽減する回路構成を各感知器に用ぃて複
数のポイントアドレス型感知器３の動作を可能としても
、そのときの連続動作電流が大きなものとなりバッテリ
によるバッファ・たプを考慮したシステムでは実現不可
能であった。

［発明の目的］ 本発明は上述の問題７代に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは他の感知器の動作後も複数のポイン
トアドレス型感知器の動作が可能で且つ低消費電流の自
火報システムを提供するにある。

［発明の開示１ 以下本発明を実施例によって説明する。第１図は自火報
システムの基本的な概略構成図を示しており、受信機１
から導出した信号同＃Ｘ１にはインテリジェンス型感知
器２と一般型煙感知器等や熱感知器等の一般型感知器３
とポイントアドレス型感知器４とを混在させて接続しで
ある。受信機１は各インテリジェンス型感知器２に対し
て個別に割り当てたアドレスデータを含むパルスコード
信号よりなる伝送信号を信号回線１の回線電圧（又は電
流）に重畳させてサイクリックに順次送出して、呼び出
した各インテリジェンス型感知器２カ・ら返送１３号と
して送られてくる情報の判定を行なうと共に、信号回線
１の回線電圧や回線電流のレベルを監視することによっ
て一般型感知器３及びポイントアドレス型感知器４から
のレベル信号の受信及びポイントアドレスデータの受信
検出を行なう等の各種制御動作を行なうものであり、伝
送（ｉ号の伝送時間帯と、−紋型感知器３及びポイント
アドレス型感知器４の監視の時間帯及び信号回線Ｉの線
路監視の時間帯に時分割して上述の制御動作を行う。イ
ンテリジェンス型感知器２は各別にアドレスが設定でき
るもので、受信機１から送出される伝送信号に含まれる
アドレスデータが自己の設定アドレスと一致したとき、
伝送信号中の制御データを取り込んだり伝送信号の後部
に設けられた返送期間中に各種情報をパルスコード信号
からなる返送信号として受信機１へ重畳返送するように
なっている。−紋型感知器３は所定の（ｆｆｉ濃度又は
温度を検出すると、内蔵感知部がオン動作して適当な抵
抗を介して信号回線１を短絡し回線電流又は回線電圧等
のレベルを変え、レベル信号として受信機１へ火災検出
信号を伝送するようになっている。またポイントアドレ
ス型感知器４は一般型感知器３と同様な感知動作を行う
とともに予め設定されているポイントアドレスのデータ
を感知動作時に信号回線１に重畳伝送するようになって
いる。そして受信機１側には信号回線１の電圧が一般型
感知器３が動作するに必要な最低電圧を確保するための
ツェナーダイオードからなる定電圧回路６を設けである
。該定電圧回路６に並列に接続しである抵抗Ｒは一般型
感知器３の動作検知用抵抗で、この抵抗Ｒの両端電圧で
受信機１は動作検知を行う。また定電圧回路６は抵抗Ｒ
に流れる電流が増大してもその両端電圧が一定以上に成
らないように制限し、信号回線【の回線電圧が一般型感
他層下阪動作電圧以下とならないようにする。　さて第
２図は一般型感知器３の実施例回路を示し、信号回線１
にはダイオードブリッジＤＢを介して接続され、ダイオ
ードブリッジＤＢの出力端にはＰＮＰ型のトランジスタ
Ｑ、と抵抗Ｒ１、Ｒ２とを介して感知部５を接続しであ
る。またトランジスタＱ１のベースは抵抗Ｒ４とツェナ
ーダイオードＺＤとの直列回路を接続し、該直列回路に
は抵抗Ｒ１とトランジスタＱ２と感知部５との直列回路
を並列に接続し、更にトランジスタＱ２のべ一入・エミ
ッタを上記抵抗Ｒ２とコンデンサＣ１との並列回路に並
列接続しである。

１３図はポイントアドレス型感知器の実施例回路を示し
、かかる回路はトランジスタＱ２に並列に抵抗Ｒ２を接
続した点と、感知部５に並列に感知部５が動作したとき
にポイントアドレスデータを伝送する伝送部７を接続し
た点において一般型感知器３と相違する。

しかして−紋型感知器３では他の一般型感知器３及びポ
イントアドレス型感知器４が不動作中であればトランジ
スタＱ１がオンした状態であるが、回線電圧の降下は少
ない状態にあり、感知部５は正常に動作する状態にある
。そして当該感知器３の感知部５が感知動作すると抵抗
Ｒ２に電圧降下が生じてトランジスタＱ２のベース電流
が流れトランジスタＱ２がオンする。従ってトランジス
タＱ、のオン状態は維持されダイオードブリッジＤＢと
トランジスタＱ、と抵抗Ｒ，，Ｒｉと感知部５と信号回
線１とを介して火災検知信号が電流信号として受信機１
へ送られることになる。また先に他の一般型感知器３又
はポイントアドレス型感知器４が動作した場合、信号回
線１の回線電圧がツェナーダイオードＺＤのツェナー電
圧より低くなり、トランジスタＱ、はオフし、その結果
感知部５と信号回線１との間には高インピーダンス要素
たるオフ状態のトランジスタＱ、が挿入された状態とな
り、感知部５は不動作状態になる。

ところで一方ポインドアドレス型感知器４は他の他の一
般型感知器３及びポイントアドレス型感知器４が不動作
中であれば一般型感知器３と同様にトランジスタＱ、が
オン状態１こある。そして自己の感知部５が動作すると
やはり一般型感知器３と同様にトランジスタＱ２がオン
して、トランジスタＱ、のオン状態を維持し、火災検知
信号を送るとともに、伝送部７からポイントアドレスデ
ータを信号回線１を介して受信（幾１へ送出する。

ところで他の一般型感知器３又はポイントアドレス型感
知器４が先に動作した場合、トランジスタＱ、が一般型
感知器３と同様１こオフするが抵抗Ｒ１を介して感知部
５へ動作するに最低必要な電流が流れる回路が切換接続
される。そして当該感知器４の感知部５が動作すると伝
送部７からポイントアドレスデータを送出する。この時
当該感知器４では抵抗１１−　、、Ｒ１、Ｒ２を通じて
極めて少ない電流が保持電流として流れるため消費電流
は少ないのである。また感知器３．４が動作しても信号
回線１の電圧は定電圧回路６で最低動作電圧が保障され
るから複数のポイントアドレス型感知器４が動作゛して
夫々からポイントアドレスデータを送出させ、受信機１
でこれらのデータを判別することができることになる。

従ってポイントアドレス型感知器４を防排煙連動に使用
することが可能となる。又インテリジェンス型感知器２
の動作電圧も保障されインテリジェンス型感知器２に対
する受信機ｌのアクセスも可能となる。

［発明の効果］ 本発明は上述のように構成し受信比価に信号回線の回線
電圧が感知器の動作下限電圧以下になるのを防止する定
電圧回路を設けるとともに、信号回線の回線電圧が他の
感知器の動作により一定レベル以下に降下すると感知部
と信号回線との間に挿入され感知部を不動作とする高イ
ンピーダンス要素を一般型感知器に設け、信号回線の回
線電圧が他の感知器の動作により一定レベル以下に降下
すると動作に最低必要な回路電流を確保させる通電切換
手段をポイントアドレス型感知器に設けであるから一般
型感知器では他の感知器が動作した場合不動作状態とな
り、しかも高インピーダンス要素が感知部と信号回線と
の間に挿入されるため回線電流の増加がなく、またポイ
ントアドレス型感知器では他の感知器が動作しても最低
必要な回路電流が確保されるから他の感知器の動作の影
響を受けることがな（ポイントアドレスデータの送出が
でき、しかも定電圧回路により複数の感知器が動作して
も残りのポイントアドレス型感知器の動作が保障される
ものであり、従って受信機では複数のポイントアドレス
型感知器の感知動作の検知が行え、また連続に複数のポ
イントアドレス型感知器が動作しても回線電流を最低限
に抑えることができるからバッテリバックアップを考慮
してもシステムの実現が可能であるという効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の全体回路構成図、第２図は同
上使用の一般型感知器の回路図、第３図は同上使用のポ
イントアドレス型感知器の回路図であり、１は受信機、
３は一般型感知器、４はポイントアドレス型感知器、５
は感知部、ゴは伝送部、１は信号回線、Ｑ、、Ｑ２はト
ランジスタ、Ｒ９は抵抗である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第１１ ６　　第２図 第３因 手続補正書（自発） 昭和５９年１１月１２日 昭和５９年特許願第１７７００５号 ２、発　明の名称 自火報システム ３、補正をする者 事件との関係　　　　　　　特許出願人性　　所　　大
阪府門真市大字門真１０４８番地名　称　（５８３）松
下電工株式会社 代表者小　林　　郁 ４、代理人 郵便番号　５３０ ５、補正命令の日付 自　　　　発 ７、補正の対象　　　　　　　　　　　　、゛マ斤訂正
書 Ｍ書番号　特願昭５９−１７７００５号１、本願明細書
第３頁第１８行の「各インテリジェンス型感知器」の前
に１通常時には」を挿入する。 ２、同上第４頁第７行乃至第８行の全文を下記のように
訂正する。 ［受信を行うものであり、伝送」 ３、同上第５頁第６行乃至第７行の全文を下記のように
訂正する。 ［インテリジェンス型感知器４と同様に受信機１からの
呼出しがあれば、感知動作したものであれば予め設定さ
れているポイントアドレスのデータを返送信として伝送
するようになっ」４、同上同頁第１１行乃至第１２行の
全文を下記のように訂正する。 ［圧回路６を設けるとともに該定電圧回路６に並列に抵
抗Ｒを接続しており、一般型感知器３及びポイントアド
レス型感知器４の動作検知］５、同上同頁第１８行の「
さて］のｍｆに次の文を挿入する。 「しかして通常時にはインテリジェンス型感知器２を順
次呼び出して各インテリジェンス型感知器２の監視情報
を返送させる。そしてポイントアドレス型感知器４また
は一般型感知器３が動作して回線電流が増加し、抵抗Ｒ
でこれを検出した受信機１はインテリジェンス型感知器
２にポイントアドレス型感知器４を加えて順次これら感
知器２゜３を呼び出すのである。そしてポイントアドレ
ス型感知器４から返送信号がなければ一般型感知器３の
動作と見なし、もしポイントアドレス型感知器４からの
呼び出しがあればその返送データ、つまりポイントアド
レスデータを判別して感知動作ｌしたポイントアドレス
型感知器４を見付けだすのである。 さらに本発明の自火報システムを第２図、第３図にて詳
説する。」

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）信号回線を感知動作時に適宜インピーダンスを介し
   て短絡する感知部を備えた一般型感知器と、信号回線を
   感知動作時に適宜インピーダンスを介して短絡する感知
   部を備えるとともに感知動作時に予め設定されているポ
   イントアドレスデータを送出する伝送部を備えたポイン
   トアドレス型感知器とを少なくとも同一信号回線に接続
   し、信号回線の回線電圧若しくは回線電流のレベルを監
   視することにより一般型感知器の感知動作を検出し、か
   つポイントアドレスデータの受信によりポイントアドレ
   ス型感知器を監視する受信機を設けてなる自火報システ
   ムにおいて、受信機側に信号回線の回線電圧が感知器の
   動作下限電圧以下になるのを防止する定電圧回路を設け
   るとともに、信号回線の回線電圧が他の感知器の動作に
   より一定レベル以下に降下すると感知部と信号回線との
   間に挿入され感知部を不動作とする高インピーダンス要
   素を一般型感知器に設け、信号回線の回線電圧が他の感
   知器の動作により一定レベル以下に降下すると動作に最
   低必要な回路電流を確保させる通電切換手段をポイント
   アドレス型感知器に設けて成ることを特徴とする自火報
   システム。