JPS6154328A - 車両用自動変速機 - Google Patents
車両用自動変速機Info
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- JPS6154328A JPS6154328A JP59174755A JP17475584A JPS6154328A JP S6154328 A JPS6154328 A JP S6154328A JP 59174755 A JP59174755 A JP 59174755A JP 17475584 A JP17475584 A JP 17475584A JP S6154328 A JPS6154328 A JP S6154328A
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高速段から低速段への切換を、表示装置によ
り運転者に知らせる車両用自動変速機に関する。 [従来の技術] 従来、車両用自動変速機は、フリユイドカップリングま
たはトルクコンバータなどの流体伝動装置、複数の変速
段を有する歯車変速機構、前記流体伝動装置と歯車変速
機構を制御する制御装置からなる主変速機と、高速段と
低速段を切換可能な副変速機とからなり、自動変速され
る主変速機と手動により変速されるn1変速機により必
要とされる駆動力に応じて変速段を設定していた。 [発明が解決しようとする問題点コ しかるにこのような車両用自動変速機において、登坂路
走行中、駆動ノコが不足した時、まず主変速■が低速段
に順次自動変速され、主変速機の最低変速段において、
なお駆動力が不足する場合、運転者の操作により副変速
機が低速段に設定され最大の駆動力を発生するが、運転
者が副変速機の低速段への操作を行わなかった場合、駆
動力不足を生じ、前記流体伝動装置のポンプとタービン
の間に多大なすべりを生じる。 特に流体伝動装置としてトルクコンバータを用いた場合
、多大なすべりを生じながらもすべりによるトルク増大
が生じるため、車両は走行可能であり、運転者が副変速
機を低速段に操作しない場合がある。 このように流体伝動装置に多大なすべりを生じながら走
行することは極めて効率が悪いだけでなく、流体伝動装
置にすべりにより生じる熱により変速段の油温が上昇し
、部品に悪影響を及ぼし、変速機の耐久性を低下させる
危険がある。また伝達効率の低下によりエンジンが必要
以上の負荷を受ける。 本発明の目的は、適切な駆動状態に操作するように運転
者に指示し、動力伝達ロスを防止できる車両用自動変速
機の提供を目的どする。 [問題点を解決するための手段] 本発明の車両用自動変速機は、主変速機と、高速段と低
速段とを切換可能なnJ変速機を備える車両用自動変速
機において、前記副変速費の高速段と低速段との切換を
行うよう表示する表示装置を設け、該表示装置は機関温
度を検出する手段または主変速機の作動油温を検出する
手段を備え、検出した温度に応じて前記表示を切換える
ことを構成とし、さらに主変速機と、高速段と低速段と
を切換可能な副変速機を備える車両用自動変速機におい
て、前記副変速機の高速段と低速段との切換を行うよう
表示する表示装置を設け、該表示装置は1幾関温度を検
出する手段または主変速機の作動油温を検出する手段お
よび車速を検出する手段を備え、検出した温度および車
速に応じて前記表示を切換えることを構成とする。 [発明の効果] 以上の構成により本発明の車両用自動変速数は次の効果
を奏する。 イ)駆動力不足である車両の走行状態を流体伝動装置の
ずべりによる作動油の温度上昇、またはエンジンの多大
な負荷による機関)晶度上昇により検出し、副変速機の
切換を行うよう表示することにより、運転者は副変速機
を適切に操作することができるので、適切な駆動力を得
ることができ、動力伝達効率が向上する。 口)駆動力不足である車両の走行状態を流体伝動装置の
すべりによる作動油の温度上昇、またはエンジンの多大
な負荷による機関温度上昇により検出すると共に車速を
検出し、副変速機の切換を行うよう表示することにより
運転者(ま副変速機を変速ショックを生ずることなく変
速操作することができ、適切な駆動力が得られ、動力伝
達効率が向上する。 [実施例] つぎに本発明を図に示す実施例に基づぎ説明する。 第1図は4輪駆動式自動変速機、第2図はそのギアトレ
インを示ず。 10は主変速機である自動変速機、40は該自動変速1
幾10の遊星歯車変速装置の出力軸32に連結されたn
1変速機である4輪駆動用トランスファを示す。 3速自動変速纏10は、流体式トルクコンバータT、お
よび前進3段後進1段の遊星歯車変速機構10△をhv
える。トルクコンバータTは、エンジンの出力軸に連結
されたポンプ11、トルクコンバータTの出力軸12に
連結されたタービン13、一方向クラッチ14を介して
固定部分に連結されたステータ15からなり、トルクコ
ンバータTの出力軸12は、′ir1準歯車変速機構1
0Aの入力軸となっている。 M星歯車変速#IA構10Aは、摩擦係合要素である多
板クラッチC1,11jよびC2と、多板ブレーキB1
、B2およびB3と、一方向クラッチF1およびF2と
、前段プラネタリギアセットP1と、後段プラネタリギ
アセットP2とからなる。 後段プラネタリギアセットP2は、クラッチC1を介し
て前記入力軸り12)に連結されたリングギア31と、
遊星歯車変速機構10Aの出力軸32に連結されたキャ
リア33と、クラッチC2を介して前記入力軸(12)
に連結されると共に、ブレーキB1、該ブレーキB1と
並&lIされたブレーキB2およびブレーキB2と直列
された一方向りラッチF1を介して変速機ケースに固定
されるサンギア34と、前記キャリア33に回転自在に
支持されると共にサンギア34およびリングギア31に
歯合したプラネタリピニオン35とからなる。 前段プラネタリギアセットP1は、ブレーキB3および
該ブレーキB3と並列された一方向クラッチF2を介し
て変速機ケースに固定されるギヤリア36と、前記後段
プラネタリギアセラ1〜P2のサンギア34と一体的に
形成されたり”ンギア37と、出力@32に連結された
リングギア38と、キャリア36に回転自在に支持され
ると共にサンギア37およびリングギア38に歯合した
プラネタリピニオン39とからなる。 この4輪駆動自動変速機は第4図に示す自動変速機10
の油圧制御装置100によりエンジンのスロットル開度
、車両の車速など車両走行条件に応じて摩擦係合要素で
ある各クラッチおよびブレーキの選択的係合または解放
が行われ、オーバードライブ(0/D)を含む前進3段
の自動変速と、手動変速のみによる後進1段の変速とが
なされる。 油圧制御2D装置100のマニュアル弁駆動のため運転
席に設けられたシフトレバ−(図示せず)は、P(パー
キング)、R(リバース)、Nにュートラル)、D(ド
ライブ)、S(セカンド)、[(ロー)の各レンジのシ
フトポジションSPを有し、このシフトポジションSP
と変速段第3速(3)、第2速(2)、第1速(1)と
、クラッチおよびブレーキの作動関係を表1に示す。 表1において、Oは摩擦係合要素の係合、×は解放を示
し、F(フリー)は一方向クラッチの自由回転、L(ロ
ック)は一方向クラッチの係合を示寸。 表1 第2図は、車両用自動変速機の4輪駆動用トランスフ1
40を示す。 Pfは、トランスファ40のプラネタリギアゼットであ
り、入力軸(32)の後部にスプライン嵌合されたサン
ギア44、該サンギア44と歯合するプラネタリギア4
5、該プラネタリギア45と1ψI合するリングギア4
7、および該プラネタリギア45を回転自在に保持する
とともに前記トランスファ40の第1出力軸41の先端
に連結されたキャリア46からなる。 B4はリングギア47をトランスファケース94に係合
するためのI!J擦ブシブレーキ−4は1〜ランスフ7
ケース94内に形成されたシリンダ5と該シリンダ5内
に装着されたピストン5Aとで構成されるブレーキB4
の油圧サーボである。C3はギヤリア46に連結された
シリンダ6と該シリンダ6内に装着されたピストン6A
とで構成される油圧サーボC−3により作動される摩擦
クラッチであり、プラネタリギアセットPfの歯車変速
装置側に配置され、サンギア44とキャリア46との断
続を行なうものである。C4はキャリア46に連結した
第1出力軸41と後記するトランスファ40の他方の出
力軸を駆動するためのリンクTITS成の一方のスプロ
ケット71に連結したスリーブ72とを断続するための
rg擦ツクラッチC−4はトランスファケース94内に
回転自在に保持されたスリーブ72に溶接されたシリン
ダ7と該シリンダ7内に装着されたピストン7Aとで構
成される油圧サーボである。42は前記第1出力軸41
と平行的に配されたトランスファ40の第2出力軸、1
3はスリーブ72とスプライン嵌合されたスプロケット
71、第2出力軸42にスプライン嵌合されたスプロケ
ット75およびこれらスプロケット71.75間に張設
されたチェーン76からなるリンク機構である。 摩擦クラッチC3のシリンダ6の外周側には、パーキン
グギア61が周設されており、自動変速機のシフトレバ
−をパーキング位置に選択したとき歯止め62がパーキ
ングギア61に噛み合い第1出力軸41を固定する。
110は入力軸(32)に固着されたガバナ弁、90は
自動変速機のオイルパン、200は4輪駆動用トランス
ファ40のクラッチC3、C4およびブレーキB4の油
圧サーボC−3、C−46よびB−4に油圧を給排する
油圧制御2[+装置、92は該油圧制御装置200のオ
イルパン、601はスピードメータドライブギアである
。クラッチC3,04およびブレーキB4の油圧サーボ
C−3、C−,4およびB−4に供給される圧油は、オ
イルパン90より自動変速鵬のケース93とトランスフ
ァケース94に取付けられたバイブ95を介して油圧制
御装置200を通して導かれる。 このトランスファ40は第3図に示すAの如く車両のエ
ンジンEに装着された自動変速機10に取付けられ、第
1出力軸41は後輪駆動用プロペラシャフトCに連結さ
れ、他方の出力軸である第2出力軸42は前輪駆動用プ
ロペラシャフトBに連結されて使用される。通常走行時
には油圧サーボC−3に自動変速機10の油圧制御装置
100に供給されるライン圧を供給してクラッチC3を
係合せしめ、油圧サーボ13−4およびC−4を排圧し
てブレーキB4J5よびクラッチC4を解放せしめる。 これによりプラネタリギアセットPfの4ノンギア44
とキレリア46とは′&結され、動力は入力軸(32)
から後輪駆動用第1出力軸41に減速比1で伝達され後
輪2輪駆動走行が得られる。このとき入力軸(32)か
らの動力は、サンギア44、リングギア47、キャリア
46を介さずにクラッチC3を介してキャリア46より
第1出力軸41に伝達されるので、各ギアの南面に負荷
がかからず、ギアの寿命が増加する。この2輪駆動走行
中4輪駆動走行が必要となったときは運転席等に設けた
切換レバーまたは切換スイッチ等の手動シフトを操作し
、I・ランスファ40の油圧制御装置200を作用せし
め、油圧サーボC−4にライン圧を徐々に供給しクラッ
チC4を円滑に係合せしめると、第1出力@41とスリ
ーブ72とが連結され、リンク機構73、第2出力軸4
2および前輪駆動用ブロベラシャプhBを経て前幅にも
動力が伝達され、入力軸(32)から後輪駆動用第1出
力軸41および前輪駆動用第2出力軸42に減速比1で
動力伝達がなされる4輪駆動走行が得られる。この4輪
駆動走行中急坂路ld−ど出力トルクの増大が必要なと
きは、油圧サーボへの油圧はインヒビタ弁240および
ダウンシフ1〜タイミング弁260を作用せしめ油圧サ
ーボB−4へライン圧を徐々に供給するとともに適切な
タイミングで油圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレー
キB4を徐々に係合せしめるとともにクラッチC3を円
滑に解放させる。これによりサンギア44とキャリア4
Gとは解放されるとともにリングギア47は固定され、
動力は入力IIIIll(32)からサンギア44、プ
ラネタリギア45、キャリア46を介して減速され第1
出力軸41および第2出力軸42に伝達され、トルクの
大きな4輪駆動走行状態が得られる。表2にトランスフ
ァ40の手動シフトの設定レンジとブレーキB4、クラ
ッチC3およびC4の係合および解放と車両の走行状態
を示す。 表2 表2において○は摩擦係合要素の係合状態を示し、×は
解放状態を示す。減速比のλは、プラネタリギアセット
Pfのサンギア44とリングギア47との歯数比であり
、減速比の値はλを0.5とした場合の減速比=(1+
λ)/λ=3.0で算出したものである。 次に4輪駆動用トランスファを車両用前進3段後進1段
の自動変速機に適用した場合のその油圧制御装置につい
て第4図により説明する。 図中100は公知の前進3段後進1段の自動変速機の油
圧制御装置の1例であり、油溜め101より油ポンプ1
02により吸い上げられた油は、油圧制御弁103によ
り所定の油圧(ライン圧)に調圧され油路104に導か
れる。油路104に導かれた圧油はマニュアル弁105
を介して1−2シフト弁106および2−3シフト弁1
07に導か札る。 108はスロットル弁であり、ス[1ットル間度に応じ
た油圧(スロットル圧)を油路109に発生している。 110はガバフ弁であり、車速に応じた油圧(ガバナ圧
)を油路111に発生している。 1−2シフト弁106および2−3シフト弁107は、
油路109および油路111から供給されるスロットル
圧およびガバナ圧の大きさに関連して油路112.11
3 、114の開閉を制御し、クラッチおよびブレーキ
の油圧サーボC−1、C−2、B−1、B−2、B−3
への圧油の給!Jlを制t21uている。 この実施例においては、前進第1速時には油圧サーボC
−1に圧油が供給され、前進第2速時には油圧サーボC
−1、B−2に圧油が供給され、前進第3速時には油圧
サーボC−1、C−2、B−2に圧油が供給され、後進
時には油圧サーボC−2、B−3に圧油が供給される。 トランスファ40の油圧制御装置200は、第1ソレノ
イド弁210と、第2ソレノイド弁220と、ライン圧
を4輪駆動用係合圧として給tllする切換弁230と
、直結用係合圧と減速用係合圧を切換える高低切換弁す
なわち本実施例ではインヒビタ弁240と、該インヒビ
タ弁240を介した直結用係合圧の排油路207に設け
たダウンシフトタイミング弁260と、以上複数の弁体
およびブレーキおよびクラッチの油圧サーボB−4、C
−3、C−4等を連絡する諸々の油路すなわち、直結用
摩擦係合要素すなわちクラッチC3の油圧力−ボC−3
に連絡する直結用油路201、減速用摩擦係合要素すな
わちブレーキB4の油圧サーボB−4に連絡する減速用
油路202.4輪駆動用摩擦係合要素すなわちクラッチ
C4の油圧サーボC−4に連絡する4輪駆動用油路20
3、ライン圧油路104、ガバナ圧油路111、切換弁
230を介したライン圧をインヒビタ弁240の所定油
室に連絡する油路204、ライン圧油路とオリフィス3
40 、350を介した第1ソレノイド圧の油路205
および第2ソレノイド圧の油路206、前記直結用油路
201、減速用油路202.4輪駆動用油路203にそ
れぞれ設けられたチェック弁310.320.330か
ら構成される。 第1.2ソレノイド弁210 、220はそれぞれムー
ビングコア211.221、ソレノイド212.222
、スプリング213.223、間口214.224 、
排油口215.225からなり、ソレノイド212.2
22が通電したときムービングコア211.221を図
示上方に移動させ開口214.224を聞き、オリフィ
ス340.350によりライン圧油路104と仕切られ
た油路205.206の圧油を排油口215.225よ
り排出する。ソレノイド212.222が非通電のとき
は、ムービングコア211 、221はスプリング21
3.223により図示下方に移動され開口214.22
4を閉ざし、油路207.208にハイレベルのソレノ
イド油圧(ライン圧)を発生する。 インヒビタ弁240は、図示1・方から3個の第1、第
2、第3の順のスプール241.242.243を有し
、第1スプール241は下端にスプリング244を前設
したスリーブ状ランド245と2つのランド246.2
47を有し、下端油室248、スリーブ状ランド245
とランド246と247の間の第1.2巾間油室249
.250、第1スプール241と第2スプール242の
間の第3中間油苗251、第2スプール242と第3ス
プール243の間の油室252、下端油室253が形成
されている。前記インヒビタ弁240は、第1スプール
241が図示上方に設定されたときには、下端油室24
8はスリーブ状ランド245の通口245Aを介してガ
バナ圧油路111 と連通し、第1中間油室249はラ
イン圧油路104と減速用油路20゜2を連絡し、第2
中間油室250は直結用dh路201と排油路207を
連絡し、第1スプール241が図示下方に設定されたと
きは下※ん油室248はスリーブ状ランド245の通口
245Aを介して排油口254と連通し、第1中間油室
249は減速用;111路202と排油口255を連絡
し、第2中間油至250はライン圧油路104と直結用
油路201を連絡し、また第3中間油至251は常時ガ
バナロー油路111と連絡し、油室252は小時油路2
04と連絡し、下端油室253は常時第2ソレノイド圧
の油路206と連絡している。 切換弁230は、図示下方にスプリング232を前設し
、3周のランドを設けたスプール231を有し、図示下
方から下端hl+〒233 、第1中間油室234、第
2中間浦字235 、上9ん油室236が形成されてい
る。該切換弁230は、第1ソレノイド圧の油路205
が連絡されjζ上喘浦空236にハイレベルのソレノイ
ド圧が印加されるとスプール231は図示下方に移f)
+ L、第2中間浦室235を介してライン圧油路10
4と4輪駆動用油路203とが連絡されてクラッチC4
の油圧!ナーボC−4にラインD−が供給され、第1巾
間油室234を介して油路204とオリフィス239を
備える排油口237とが連通されてインヒビタ弁240
の油室252は排圧され、また上Gi:油室236に印
加されるソレノイド圧がローレベルに転すると、スプリ
ング232によりスプール231は図示上方に移動し、
第1中間油室234を介してライン圧油路104とが連
絡されてインじビタ弁240の油室252にライン圧が
供給され、第2中間油苗235を介して4輪駆動用油路
203と排油口238とが連通されて油圧サーボC−4
はill正圧れる1゜ダウンシフトタイミング弁260
は、図示下方にスプリング262を前設し、2つのラン
ドが設けられたスプール261を有し、図示子方から下
仝X:浦室2θ3、中間の油室26A、上)X:油室2
65が形成されている。前記ダウンシフトタイミング弁
260は、下端油室263が常時減速用油路202ど連
絡し、上端1ilI至265が常時ライン圧油路104
と連絡し、中間の油室264は常時排油路207おJ、
σ刺すフイス261を設けたゆっくり+Jl圧するため
のit、110266と連絡するとともに、スプール2
61が図示上刃に設定されるとすみやかにIJI’ [
−するためのり1浦ロ268とも連絡する。なおスプー
ル261が図示上方に設定されるのは、上端油室265
に印加されるライン圧か設定値以下〈すなわちスロット
ル111度が小さい〉でスプリング262のばね荷重よ
り弱いとき、または下9i:浦室263にブレーキB4
の係合圧l)員暮入されるときである。 運転席の手りJシフト(本実施例の場合切換スイッチ)
を操作して、1−12.1−14、またはL4レンジを
設定すると表3に示す如く第1.2ソレノイド弁210
.220が011、OFF tlJhl+され、トラン
スファ40の油圧制御装置200から各油圧サーボB−
4、C−3、C−4に選択的に送られる作動圧油によつ
各摩r!A係合要素B4 、C3、C4が働いて、トラ
ンスファ40は各変速状1ぶ(H2、H4またはL4)
に変速される。 第1、第2ソレノイド弁210.220の作動は表3に
示すとおりである。ON(ま通電、OFFは非通電であ
り、Oはライン圧レベルの作動油圧による係合、×は解
放の状態を示す。 表3 自動変速機マニュアル弁がり、S、し、Rレンジ自動変
速機のマニュアル弁105の設定レンジ(P、R,N、
D、S、L)およびトランスファ40の手動シフトの設
定レンジ(1−(2、H4、L4 )に応じて第1、第
2ソレノイド弁210.220を表3に示す如く開閉作
動する。 自動変速礪のマニュアル弁105 iよびトランスファ
40の手動シフトの各設定レンジにおける作動を31明
する。 1)マニュアル弁がり、S、L、Rのいずれかのレンジ
に設定されている場合、すなわちガバナ圧がi11両速
度に応じて出力する揚台1゜a)手υJシフトがH2レ
ンジで、トランスファ40がH2(2輪駆動直結状態)
のときは第1ソレノイド弁210→ON 第2ソレノイド弁220→OFF であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路205に導かれるが、
通電されている第1ソレノイド弁210によりドレーン
され、上端油室236に出力しないので、切換弁230
はスプール231がスプリング232により図示上方に
設定され、ライン圧は油路104、第1中間油室234
、油路204を通り油室252に印加され、インヒビタ
弁240の第2スプール242および第1スプール24
1を図示下方に設定する1、シたがってライン圧は油路
104、第2中間idl挙250、直結用油路201お
よびチェック弁310を介してクラッチC3の油圧サー
ボC−3に導入さ札る。また油圧サーボC−4およびB
−4の油圧はそれぞれ排油口238および255からド
レーンされる。したがってトランスファ40はl−12
(2輪駆動直結状態)になる。 b)手動シフトがト14レンジで−、トランスフア40
がH4(4輪駆動直結状態)のとぎは、第4図において 第1ソレノイド弁210→叶F 第2ソレノイド弁220→叶[ であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路205に4かれるが、
PiSiソレノイド弁210が非通電であるので、上端
油室236に出力し、切換弁230はスプール231が
図示下方に設定される。したがってライン圧は油路10
4、第2巾間浦室235、チェック弁330を設【プた
4輪駆動用油路203を介してクラッチC4の油圧サー
ボC−4に導入される。−hライン圧は油路104より
オリフィス350を通り第2ソレノイド圧の油路206
にも導かれるが、第2ソレノイド弁220が非通電であ
るので、上9i;油室253に出力し、インヒビタ弁2
40は第3、第2、第1スプール243 、242.2
41が図示下方に設定される。。 したがってクラッチC3の油圧サーボC−3にライン圧
が)9人される。また油圧サーボ3−4の油圧は排油口
255からドレーンされる。したがってトランスファ4
0はH4(4輪駆動直結状fm)になる。 C)手動シフトがL4レンジで、車速が設定値以上で、
H4(4輪駆動直結状態)のとき、第1ソレノイド弁2
10→OFF 第2ソレノイド弁220→ON であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路205に導かれるが、
第1ソレノイド弁210が非通電であるので、上端油室
236に入力し、切換弁230はスプール231が図示
下方に設定される。したがってライン圧はクラッチC4
の油圧サーボC−4に導入される3、一方ライン圧は油
路104よりオリフィス350を通り第2ソレノイド圧
の油路206にも導かれるが、通電されている第2ソレ
ノイド弁220によりドレーンされ、インヒビタ弁24
0の上端油室253に入力しない。また油室252にも
ライン圧は入力していない。ここで第3中間曲室251
にガバナ圧が入力しているので、第2.3スプール24
2.243は図示上方に移動し、またガバナ圧が設定値
以上であるのでスプリング244のばね荷重に打勝って
第1スプール241は図示下方に設定される。したがっ
てライン圧はクラッチC3の?1IIFf+j−ボC−
3に導入される。また油圧サーボ3−4の油圧は排油口
255からドレーンされる。したがってトランスファ4
0はH4(4輪駆動直結状態)になる。 d)手動シフトがL4レンジで、車速が設定値以下で、
L4 (4輪駆i1’J]減速状態)のとき第1ソレノ
イド弁210→叶F 第2ソレノイド弁220→ON であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路205に導かれるが、
第1ソレノイド弁210が非通電であるので、下端油室
236に入力し、切換弁230はスプール231が図示
下方に設定される。したがってライン圧はクラッチC4
の油圧サーボC−4に導入される。 一方ライン圧は油路104よりオリフィス350を通り
第2ソレノイド汁の油路206にも導かれるが、通電さ
れている第2ソレノイド弁220によりドレーンされ、
インヒビタ弁240の上E?ll]’J253に入力し
ない。また油室252にもライン圧は入力しない。ここ
で第3中間油室251にガバナ圧が入力しているので一
第2.3スプール242.243は図示上方に移OIL
、またガバナ圧が設定1直以]・であるのでスプリング
244のはね荷重に負tづて第1スプール241は図示
上方に設定され、スリーブ状ランド245の通口245
Aを介してゴ・喘油室248にガバナ圧が入力する。し
たがってライン圧は油路104、第1中間油至249、
減速用油路202およびチェック弁320を介してブレ
ーキB4の油圧サーボB−4に導入される。また油圧サ
ーボC−3のill圧(よ直結用油路201、第2中間
油室250、排油路207、ダウンシフ1〜タイミング
弁260の中間の油室264を介して排油口266.2
68からドレーンされる1、したがってトランスファ4
0はL4 (4輪駆すノ減速状態)になる。 またインヒビタ弁240の第1スプール241は第3中
間油室251と下※i:浦室油室8とに面する上下9ん
面の面積が同じであるので、図示上方に移動して第3中
間油室251と下端油室248の両方にガバナ圧が導入
されると、ガバナ圧(車速)が大ぎくなっても図示下方
に移動せず、手動シフトをH2レンジまたはH4レンジ
に設定して油室252あるいは上端油室253にライン
圧が導入されないかぎり、スプリング244のばね荷重
で図示上方に設定されたままである。したがって手動シ
フトが14レンジに設定され、一旦車速(ガバナ圧〉が
所定11(i以下になってし4になると、車速(カバナ
圧)が大さくなってもL4が維持される。 2)マニュアル弁105がNまたはPレンジに設定され
た場合、すなわちガバナ圧が出力しない場合、 e)手動シフトが[4レンジのとき f)手動シフトがH2レンジのとき g)手動シフトがH4レンジのとき 第1ソレノイド弁210→ON 第2ソレノイド弁220→OFF であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路205に導かれるが、
ia!電されている第1ソレノイド弁210によりドレ
ーンされ、上端油室236に出力しないので、切換弁2
30はスプール231がスプリング232により図示上
方に設定され、ライン圧は油路104、第1中間油室2
34、油路204を通り油室252に印加され、インヒ
ビタ弁240の第2スプール242および第1スプール
241を図示下方に設定する1、シたがってライン圧は
油路104、第2中間曲室250、直結用油路201お
よびヂJツク弁310を介してクラッチC3の油圧サー
ボC−3に導入される。また油圧サーボC−4およびB
−4の油圧はそれぞれ排油口238および255からド
レーンされる。したがってトランスファ40はH2(2
輪駆動直結状態)になる。 車両走行条件に応じて表示装置および第1、第2のソレ
ノイド弁210.220へ出力する電子制御装置(コン
ピュータ) eooは、第5図に示す如く車速(V)を
第1出力軸41に取イ」けたスピードメータドライブギ
ア601(第2図)より検出する中速センサ602、自
動変速機10の作動油の油温(シ×”C)を検出する自
動変速■油温センサ603、エンジンEの冷却水を冷却
する型室外熱交換器であるラジェータ604に取付けら
れ、エンジン水ンU(ty”C)を検出するエンジン水
温セン4ノロ05、自動変速機10のシフトレバ−の設
定位置を検出する自動変速)幾シフトポジションセン+
J606、トランスファ40のシフ1〜レバーの設定レ
ンジを検出するトランスファシフ1〜レンジセンサ60
7、これらからの入力ボートG10、重宝内のフロント
パネル上に設けられたH4→L4切換を運転者へ注意を
促す表示装置であるウオーニングランプ620および第
1、第2ソレノイド弁210.220への出力ポートロ
11、中央演算処理装置CPU、予め設定した車速(V
)、自動変速機油温(Tx″C)、エンジン水温(「y
’c)を記憶するリードオンリメモリROM(以下RO
Mと略す)、ランダムアクセスメモリRAMからなる。 つぎに第6図に示すフローチャートに阜づき本発明にか
かる電子制御装置600の作用を説明する。 スターターキーをONI、、、エンジンEを始動させ(
7011、車速センサ602より車速()、自動変速)
幾油温しン量す603より自動変速)幾10の作動油の
i山m(tX’c)、エンジン水温センサ605よりエ
ンジン水4(ty℃)、自動変速機シフトポジションセ
ンサ606より自動変速機10のシフトレバ−の設定位
置、トランスラアシフトレンジセンツ607よりトラン
スファ40のシフトレバ−の設定レンジを検出し、各種
データを入力しく702)、自助゛変速数10のシフト
レバ−の設定位置がニュー1−ラル(N)またはパーキ
ングCP)か否かを判断しく703)、(N)または(
P)ではない時、トランスファ40のシフトレバ−の設
定レンジが14レンジに設定されているか否かを判断し
く 704 )、L4レンジに設定されている時、 第1ソレノイド弁210→0「[ 第2ソレノイド弁220→ON となるよう出力してトランスファ40をし4 (4輪駆
動減速状態)に設定するし4変速制御を行い(705)
、その復(702)へ帰遷する。、 (703)におい
て、(N)または(P)である時、 第1ソレノイド弁210−)ON 第2ソレノイド弁220→0「[ となるよう出力してトランスファ4oをH2(21Q駆
動直結状態)に設定するH2変速制御を行い(706)
、つぎにROfvlより予め設定されて記憶した車速(
たとえばV = 20kmとする)、自動変速機油温(
たとえばTx=100°Cとする)、エンジン水?B(
たとえばTy=85℃とする)を読込み、V<V、tx
>Tx、tたハtl/>Tyか否が判断L(707)、
v<y、tX>7Xまたはty>Tyではない時、(7
02)へ帰還する。■〈v、tX>TXまたはty>T
yの時、車室内のH4→し4の切換を運転者に;主意を
促すウオーニングランプ620を点灯させ(708)
、その後(702)へ帰還する。、 (704)にお
いて、L4レンジではない時、トランスファ4oのシフ
トレバ−の設定レンジがH4に設定されているか否かを
判断しく709)、H4レンジではない時、(706)
へ進み、H4レンジの時、 第1ソレノイド弁210−)OFF 第2ソレノイド弁220→OFF となるよう出力してトランスファ40をH4(4eQ駆
動直結状態)に設定する1」4変速制御を行い(710
)、その後(707)へ進む。 本実施例では表示装百につA−ニングランプを使用した
が、その他の視覚表示装置でも良い。またブザー、音声
などの音声表示装置でも良い。
り運転者に知らせる車両用自動変速機に関する。 [従来の技術] 従来、車両用自動変速機は、フリユイドカップリングま
たはトルクコンバータなどの流体伝動装置、複数の変速
段を有する歯車変速機構、前記流体伝動装置と歯車変速
機構を制御する制御装置からなる主変速機と、高速段と
低速段を切換可能な副変速機とからなり、自動変速され
る主変速機と手動により変速されるn1変速機により必
要とされる駆動力に応じて変速段を設定していた。 [発明が解決しようとする問題点コ しかるにこのような車両用自動変速機において、登坂路
走行中、駆動ノコが不足した時、まず主変速■が低速段
に順次自動変速され、主変速機の最低変速段において、
なお駆動力が不足する場合、運転者の操作により副変速
機が低速段に設定され最大の駆動力を発生するが、運転
者が副変速機の低速段への操作を行わなかった場合、駆
動力不足を生じ、前記流体伝動装置のポンプとタービン
の間に多大なすべりを生じる。 特に流体伝動装置としてトルクコンバータを用いた場合
、多大なすべりを生じながらもすべりによるトルク増大
が生じるため、車両は走行可能であり、運転者が副変速
機を低速段に操作しない場合がある。 このように流体伝動装置に多大なすべりを生じながら走
行することは極めて効率が悪いだけでなく、流体伝動装
置にすべりにより生じる熱により変速段の油温が上昇し
、部品に悪影響を及ぼし、変速機の耐久性を低下させる
危険がある。また伝達効率の低下によりエンジンが必要
以上の負荷を受ける。 本発明の目的は、適切な駆動状態に操作するように運転
者に指示し、動力伝達ロスを防止できる車両用自動変速
機の提供を目的どする。 [問題点を解決するための手段] 本発明の車両用自動変速機は、主変速機と、高速段と低
速段とを切換可能なnJ変速機を備える車両用自動変速
機において、前記副変速費の高速段と低速段との切換を
行うよう表示する表示装置を設け、該表示装置は機関温
度を検出する手段または主変速機の作動油温を検出する
手段を備え、検出した温度に応じて前記表示を切換える
ことを構成とし、さらに主変速機と、高速段と低速段と
を切換可能な副変速機を備える車両用自動変速機におい
て、前記副変速機の高速段と低速段との切換を行うよう
表示する表示装置を設け、該表示装置は1幾関温度を検
出する手段または主変速機の作動油温を検出する手段お
よび車速を検出する手段を備え、検出した温度および車
速に応じて前記表示を切換えることを構成とする。 [発明の効果] 以上の構成により本発明の車両用自動変速数は次の効果
を奏する。 イ)駆動力不足である車両の走行状態を流体伝動装置の
ずべりによる作動油の温度上昇、またはエンジンの多大
な負荷による機関)晶度上昇により検出し、副変速機の
切換を行うよう表示することにより、運転者は副変速機
を適切に操作することができるので、適切な駆動力を得
ることができ、動力伝達効率が向上する。 口)駆動力不足である車両の走行状態を流体伝動装置の
すべりによる作動油の温度上昇、またはエンジンの多大
な負荷による機関温度上昇により検出すると共に車速を
検出し、副変速機の切換を行うよう表示することにより
運転者(ま副変速機を変速ショックを生ずることなく変
速操作することができ、適切な駆動力が得られ、動力伝
達効率が向上する。 [実施例] つぎに本発明を図に示す実施例に基づぎ説明する。 第1図は4輪駆動式自動変速機、第2図はそのギアトレ
インを示ず。 10は主変速機である自動変速機、40は該自動変速1
幾10の遊星歯車変速装置の出力軸32に連結されたn
1変速機である4輪駆動用トランスファを示す。 3速自動変速纏10は、流体式トルクコンバータT、お
よび前進3段後進1段の遊星歯車変速機構10△をhv
える。トルクコンバータTは、エンジンの出力軸に連結
されたポンプ11、トルクコンバータTの出力軸12に
連結されたタービン13、一方向クラッチ14を介して
固定部分に連結されたステータ15からなり、トルクコ
ンバータTの出力軸12は、′ir1準歯車変速機構1
0Aの入力軸となっている。 M星歯車変速#IA構10Aは、摩擦係合要素である多
板クラッチC1,11jよびC2と、多板ブレーキB1
、B2およびB3と、一方向クラッチF1およびF2と
、前段プラネタリギアセットP1と、後段プラネタリギ
アセットP2とからなる。 後段プラネタリギアセットP2は、クラッチC1を介し
て前記入力軸り12)に連結されたリングギア31と、
遊星歯車変速機構10Aの出力軸32に連結されたキャ
リア33と、クラッチC2を介して前記入力軸(12)
に連結されると共に、ブレーキB1、該ブレーキB1と
並&lIされたブレーキB2およびブレーキB2と直列
された一方向りラッチF1を介して変速機ケースに固定
されるサンギア34と、前記キャリア33に回転自在に
支持されると共にサンギア34およびリングギア31に
歯合したプラネタリピニオン35とからなる。 前段プラネタリギアセットP1は、ブレーキB3および
該ブレーキB3と並列された一方向クラッチF2を介し
て変速機ケースに固定されるギヤリア36と、前記後段
プラネタリギアセラ1〜P2のサンギア34と一体的に
形成されたり”ンギア37と、出力@32に連結された
リングギア38と、キャリア36に回転自在に支持され
ると共にサンギア37およびリングギア38に歯合した
プラネタリピニオン39とからなる。 この4輪駆動自動変速機は第4図に示す自動変速機10
の油圧制御装置100によりエンジンのスロットル開度
、車両の車速など車両走行条件に応じて摩擦係合要素で
ある各クラッチおよびブレーキの選択的係合または解放
が行われ、オーバードライブ(0/D)を含む前進3段
の自動変速と、手動変速のみによる後進1段の変速とが
なされる。 油圧制御2D装置100のマニュアル弁駆動のため運転
席に設けられたシフトレバ−(図示せず)は、P(パー
キング)、R(リバース)、Nにュートラル)、D(ド
ライブ)、S(セカンド)、[(ロー)の各レンジのシ
フトポジションSPを有し、このシフトポジションSP
と変速段第3速(3)、第2速(2)、第1速(1)と
、クラッチおよびブレーキの作動関係を表1に示す。 表1において、Oは摩擦係合要素の係合、×は解放を示
し、F(フリー)は一方向クラッチの自由回転、L(ロ
ック)は一方向クラッチの係合を示寸。 表1 第2図は、車両用自動変速機の4輪駆動用トランスフ1
40を示す。 Pfは、トランスファ40のプラネタリギアゼットであ
り、入力軸(32)の後部にスプライン嵌合されたサン
ギア44、該サンギア44と歯合するプラネタリギア4
5、該プラネタリギア45と1ψI合するリングギア4
7、および該プラネタリギア45を回転自在に保持する
とともに前記トランスファ40の第1出力軸41の先端
に連結されたキャリア46からなる。 B4はリングギア47をトランスファケース94に係合
するためのI!J擦ブシブレーキ−4は1〜ランスフ7
ケース94内に形成されたシリンダ5と該シリンダ5内
に装着されたピストン5Aとで構成されるブレーキB4
の油圧サーボである。C3はギヤリア46に連結された
シリンダ6と該シリンダ6内に装着されたピストン6A
とで構成される油圧サーボC−3により作動される摩擦
クラッチであり、プラネタリギアセットPfの歯車変速
装置側に配置され、サンギア44とキャリア46との断
続を行なうものである。C4はキャリア46に連結した
第1出力軸41と後記するトランスファ40の他方の出
力軸を駆動するためのリンクTITS成の一方のスプロ
ケット71に連結したスリーブ72とを断続するための
rg擦ツクラッチC−4はトランスファケース94内に
回転自在に保持されたスリーブ72に溶接されたシリン
ダ7と該シリンダ7内に装着されたピストン7Aとで構
成される油圧サーボである。42は前記第1出力軸41
と平行的に配されたトランスファ40の第2出力軸、1
3はスリーブ72とスプライン嵌合されたスプロケット
71、第2出力軸42にスプライン嵌合されたスプロケ
ット75およびこれらスプロケット71.75間に張設
されたチェーン76からなるリンク機構である。 摩擦クラッチC3のシリンダ6の外周側には、パーキン
グギア61が周設されており、自動変速機のシフトレバ
−をパーキング位置に選択したとき歯止め62がパーキ
ングギア61に噛み合い第1出力軸41を固定する。
110は入力軸(32)に固着されたガバナ弁、90は
自動変速機のオイルパン、200は4輪駆動用トランス
ファ40のクラッチC3、C4およびブレーキB4の油
圧サーボC−3、C−46よびB−4に油圧を給排する
油圧制御2[+装置、92は該油圧制御装置200のオ
イルパン、601はスピードメータドライブギアである
。クラッチC3,04およびブレーキB4の油圧サーボ
C−3、C−,4およびB−4に供給される圧油は、オ
イルパン90より自動変速鵬のケース93とトランスフ
ァケース94に取付けられたバイブ95を介して油圧制
御装置200を通して導かれる。 このトランスファ40は第3図に示すAの如く車両のエ
ンジンEに装着された自動変速機10に取付けられ、第
1出力軸41は後輪駆動用プロペラシャフトCに連結さ
れ、他方の出力軸である第2出力軸42は前輪駆動用プ
ロペラシャフトBに連結されて使用される。通常走行時
には油圧サーボC−3に自動変速機10の油圧制御装置
100に供給されるライン圧を供給してクラッチC3を
係合せしめ、油圧サーボ13−4およびC−4を排圧し
てブレーキB4J5よびクラッチC4を解放せしめる。 これによりプラネタリギアセットPfの4ノンギア44
とキレリア46とは′&結され、動力は入力軸(32)
から後輪駆動用第1出力軸41に減速比1で伝達され後
輪2輪駆動走行が得られる。このとき入力軸(32)か
らの動力は、サンギア44、リングギア47、キャリア
46を介さずにクラッチC3を介してキャリア46より
第1出力軸41に伝達されるので、各ギアの南面に負荷
がかからず、ギアの寿命が増加する。この2輪駆動走行
中4輪駆動走行が必要となったときは運転席等に設けた
切換レバーまたは切換スイッチ等の手動シフトを操作し
、I・ランスファ40の油圧制御装置200を作用せし
め、油圧サーボC−4にライン圧を徐々に供給しクラッ
チC4を円滑に係合せしめると、第1出力@41とスリ
ーブ72とが連結され、リンク機構73、第2出力軸4
2および前輪駆動用ブロベラシャプhBを経て前幅にも
動力が伝達され、入力軸(32)から後輪駆動用第1出
力軸41および前輪駆動用第2出力軸42に減速比1で
動力伝達がなされる4輪駆動走行が得られる。この4輪
駆動走行中急坂路ld−ど出力トルクの増大が必要なと
きは、油圧サーボへの油圧はインヒビタ弁240および
ダウンシフ1〜タイミング弁260を作用せしめ油圧サ
ーボB−4へライン圧を徐々に供給するとともに適切な
タイミングで油圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレー
キB4を徐々に係合せしめるとともにクラッチC3を円
滑に解放させる。これによりサンギア44とキャリア4
Gとは解放されるとともにリングギア47は固定され、
動力は入力IIIIll(32)からサンギア44、プ
ラネタリギア45、キャリア46を介して減速され第1
出力軸41および第2出力軸42に伝達され、トルクの
大きな4輪駆動走行状態が得られる。表2にトランスフ
ァ40の手動シフトの設定レンジとブレーキB4、クラ
ッチC3およびC4の係合および解放と車両の走行状態
を示す。 表2 表2において○は摩擦係合要素の係合状態を示し、×は
解放状態を示す。減速比のλは、プラネタリギアセット
Pfのサンギア44とリングギア47との歯数比であり
、減速比の値はλを0.5とした場合の減速比=(1+
λ)/λ=3.0で算出したものである。 次に4輪駆動用トランスファを車両用前進3段後進1段
の自動変速機に適用した場合のその油圧制御装置につい
て第4図により説明する。 図中100は公知の前進3段後進1段の自動変速機の油
圧制御装置の1例であり、油溜め101より油ポンプ1
02により吸い上げられた油は、油圧制御弁103によ
り所定の油圧(ライン圧)に調圧され油路104に導か
れる。油路104に導かれた圧油はマニュアル弁105
を介して1−2シフト弁106および2−3シフト弁1
07に導か札る。 108はスロットル弁であり、ス[1ットル間度に応じ
た油圧(スロットル圧)を油路109に発生している。 110はガバフ弁であり、車速に応じた油圧(ガバナ圧
)を油路111に発生している。 1−2シフト弁106および2−3シフト弁107は、
油路109および油路111から供給されるスロットル
圧およびガバナ圧の大きさに関連して油路112.11
3 、114の開閉を制御し、クラッチおよびブレーキ
の油圧サーボC−1、C−2、B−1、B−2、B−3
への圧油の給!Jlを制t21uている。 この実施例においては、前進第1速時には油圧サーボC
−1に圧油が供給され、前進第2速時には油圧サーボC
−1、B−2に圧油が供給され、前進第3速時には油圧
サーボC−1、C−2、B−2に圧油が供給され、後進
時には油圧サーボC−2、B−3に圧油が供給される。 トランスファ40の油圧制御装置200は、第1ソレノ
イド弁210と、第2ソレノイド弁220と、ライン圧
を4輪駆動用係合圧として給tllする切換弁230と
、直結用係合圧と減速用係合圧を切換える高低切換弁す
なわち本実施例ではインヒビタ弁240と、該インヒビ
タ弁240を介した直結用係合圧の排油路207に設け
たダウンシフトタイミング弁260と、以上複数の弁体
およびブレーキおよびクラッチの油圧サーボB−4、C
−3、C−4等を連絡する諸々の油路すなわち、直結用
摩擦係合要素すなわちクラッチC3の油圧力−ボC−3
に連絡する直結用油路201、減速用摩擦係合要素すな
わちブレーキB4の油圧サーボB−4に連絡する減速用
油路202.4輪駆動用摩擦係合要素すなわちクラッチ
C4の油圧サーボC−4に連絡する4輪駆動用油路20
3、ライン圧油路104、ガバナ圧油路111、切換弁
230を介したライン圧をインヒビタ弁240の所定油
室に連絡する油路204、ライン圧油路とオリフィス3
40 、350を介した第1ソレノイド圧の油路205
および第2ソレノイド圧の油路206、前記直結用油路
201、減速用油路202.4輪駆動用油路203にそ
れぞれ設けられたチェック弁310.320.330か
ら構成される。 第1.2ソレノイド弁210 、220はそれぞれムー
ビングコア211.221、ソレノイド212.222
、スプリング213.223、間口214.224 、
排油口215.225からなり、ソレノイド212.2
22が通電したときムービングコア211.221を図
示上方に移動させ開口214.224を聞き、オリフィ
ス340.350によりライン圧油路104と仕切られ
た油路205.206の圧油を排油口215.225よ
り排出する。ソレノイド212.222が非通電のとき
は、ムービングコア211 、221はスプリング21
3.223により図示下方に移動され開口214.22
4を閉ざし、油路207.208にハイレベルのソレノ
イド油圧(ライン圧)を発生する。 インヒビタ弁240は、図示1・方から3個の第1、第
2、第3の順のスプール241.242.243を有し
、第1スプール241は下端にスプリング244を前設
したスリーブ状ランド245と2つのランド246.2
47を有し、下端油室248、スリーブ状ランド245
とランド246と247の間の第1.2巾間油室249
.250、第1スプール241と第2スプール242の
間の第3中間油苗251、第2スプール242と第3ス
プール243の間の油室252、下端油室253が形成
されている。前記インヒビタ弁240は、第1スプール
241が図示上方に設定されたときには、下端油室24
8はスリーブ状ランド245の通口245Aを介してガ
バナ圧油路111 と連通し、第1中間油室249はラ
イン圧油路104と減速用油路20゜2を連絡し、第2
中間油室250は直結用dh路201と排油路207を
連絡し、第1スプール241が図示下方に設定されたと
きは下※ん油室248はスリーブ状ランド245の通口
245Aを介して排油口254と連通し、第1中間油室
249は減速用;111路202と排油口255を連絡
し、第2中間油至250はライン圧油路104と直結用
油路201を連絡し、また第3中間油至251は常時ガ
バナロー油路111と連絡し、油室252は小時油路2
04と連絡し、下端油室253は常時第2ソレノイド圧
の油路206と連絡している。 切換弁230は、図示下方にスプリング232を前設し
、3周のランドを設けたスプール231を有し、図示下
方から下端hl+〒233 、第1中間油室234、第
2中間浦字235 、上9ん油室236が形成されてい
る。該切換弁230は、第1ソレノイド圧の油路205
が連絡されjζ上喘浦空236にハイレベルのソレノイ
ド圧が印加されるとスプール231は図示下方に移f)
+ L、第2中間浦室235を介してライン圧油路10
4と4輪駆動用油路203とが連絡されてクラッチC4
の油圧!ナーボC−4にラインD−が供給され、第1巾
間油室234を介して油路204とオリフィス239を
備える排油口237とが連通されてインヒビタ弁240
の油室252は排圧され、また上Gi:油室236に印
加されるソレノイド圧がローレベルに転すると、スプリ
ング232によりスプール231は図示上方に移動し、
第1中間油室234を介してライン圧油路104とが連
絡されてインじビタ弁240の油室252にライン圧が
供給され、第2中間油苗235を介して4輪駆動用油路
203と排油口238とが連通されて油圧サーボC−4
はill正圧れる1゜ダウンシフトタイミング弁260
は、図示下方にスプリング262を前設し、2つのラン
ドが設けられたスプール261を有し、図示子方から下
仝X:浦室2θ3、中間の油室26A、上)X:油室2
65が形成されている。前記ダウンシフトタイミング弁
260は、下端油室263が常時減速用油路202ど連
絡し、上端1ilI至265が常時ライン圧油路104
と連絡し、中間の油室264は常時排油路207おJ、
σ刺すフイス261を設けたゆっくり+Jl圧するため
のit、110266と連絡するとともに、スプール2
61が図示上刃に設定されるとすみやかにIJI’ [
−するためのり1浦ロ268とも連絡する。なおスプー
ル261が図示上方に設定されるのは、上端油室265
に印加されるライン圧か設定値以下〈すなわちスロット
ル111度が小さい〉でスプリング262のばね荷重よ
り弱いとき、または下9i:浦室263にブレーキB4
の係合圧l)員暮入されるときである。 運転席の手りJシフト(本実施例の場合切換スイッチ)
を操作して、1−12.1−14、またはL4レンジを
設定すると表3に示す如く第1.2ソレノイド弁210
.220が011、OFF tlJhl+され、トラン
スファ40の油圧制御装置200から各油圧サーボB−
4、C−3、C−4に選択的に送られる作動圧油によつ
各摩r!A係合要素B4 、C3、C4が働いて、トラ
ンスファ40は各変速状1ぶ(H2、H4またはL4)
に変速される。 第1、第2ソレノイド弁210.220の作動は表3に
示すとおりである。ON(ま通電、OFFは非通電であ
り、Oはライン圧レベルの作動油圧による係合、×は解
放の状態を示す。 表3 自動変速機マニュアル弁がり、S、し、Rレンジ自動変
速機のマニュアル弁105の設定レンジ(P、R,N、
D、S、L)およびトランスファ40の手動シフトの設
定レンジ(1−(2、H4、L4 )に応じて第1、第
2ソレノイド弁210.220を表3に示す如く開閉作
動する。 自動変速礪のマニュアル弁105 iよびトランスファ
40の手動シフトの各設定レンジにおける作動を31明
する。 1)マニュアル弁がり、S、L、Rのいずれかのレンジ
に設定されている場合、すなわちガバナ圧がi11両速
度に応じて出力する揚台1゜a)手υJシフトがH2レ
ンジで、トランスファ40がH2(2輪駆動直結状態)
のときは第1ソレノイド弁210→ON 第2ソレノイド弁220→OFF であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路205に導かれるが、
通電されている第1ソレノイド弁210によりドレーン
され、上端油室236に出力しないので、切換弁230
はスプール231がスプリング232により図示上方に
設定され、ライン圧は油路104、第1中間油室234
、油路204を通り油室252に印加され、インヒビタ
弁240の第2スプール242および第1スプール24
1を図示下方に設定する1、シたがってライン圧は油路
104、第2中間idl挙250、直結用油路201お
よびチェック弁310を介してクラッチC3の油圧サー
ボC−3に導入さ札る。また油圧サーボC−4およびB
−4の油圧はそれぞれ排油口238および255からド
レーンされる。したがってトランスファ40はl−12
(2輪駆動直結状態)になる。 b)手動シフトがト14レンジで−、トランスフア40
がH4(4輪駆動直結状態)のとぎは、第4図において 第1ソレノイド弁210→叶F 第2ソレノイド弁220→叶[ であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路205に4かれるが、
PiSiソレノイド弁210が非通電であるので、上端
油室236に出力し、切換弁230はスプール231が
図示下方に設定される。したがってライン圧は油路10
4、第2巾間浦室235、チェック弁330を設【プた
4輪駆動用油路203を介してクラッチC4の油圧サー
ボC−4に導入される。−hライン圧は油路104より
オリフィス350を通り第2ソレノイド圧の油路206
にも導かれるが、第2ソレノイド弁220が非通電であ
るので、上9i;油室253に出力し、インヒビタ弁2
40は第3、第2、第1スプール243 、242.2
41が図示下方に設定される。。 したがってクラッチC3の油圧サーボC−3にライン圧
が)9人される。また油圧サーボ3−4の油圧は排油口
255からドレーンされる。したがってトランスファ4
0はH4(4輪駆動直結状fm)になる。 C)手動シフトがL4レンジで、車速が設定値以上で、
H4(4輪駆動直結状態)のとき、第1ソレノイド弁2
10→OFF 第2ソレノイド弁220→ON であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路205に導かれるが、
第1ソレノイド弁210が非通電であるので、上端油室
236に入力し、切換弁230はスプール231が図示
下方に設定される。したがってライン圧はクラッチC4
の油圧サーボC−4に導入される3、一方ライン圧は油
路104よりオリフィス350を通り第2ソレノイド圧
の油路206にも導かれるが、通電されている第2ソレ
ノイド弁220によりドレーンされ、インヒビタ弁24
0の上端油室253に入力しない。また油室252にも
ライン圧は入力していない。ここで第3中間曲室251
にガバナ圧が入力しているので、第2.3スプール24
2.243は図示上方に移動し、またガバナ圧が設定値
以上であるのでスプリング244のばね荷重に打勝って
第1スプール241は図示下方に設定される。したがっ
てライン圧はクラッチC3の?1IIFf+j−ボC−
3に導入される。また油圧サーボ3−4の油圧は排油口
255からドレーンされる。したがってトランスファ4
0はH4(4輪駆動直結状態)になる。 d)手動シフトがL4レンジで、車速が設定値以下で、
L4 (4輪駆i1’J]減速状態)のとき第1ソレノ
イド弁210→叶F 第2ソレノイド弁220→ON であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路205に導かれるが、
第1ソレノイド弁210が非通電であるので、下端油室
236に入力し、切換弁230はスプール231が図示
下方に設定される。したがってライン圧はクラッチC4
の油圧サーボC−4に導入される。 一方ライン圧は油路104よりオリフィス350を通り
第2ソレノイド汁の油路206にも導かれるが、通電さ
れている第2ソレノイド弁220によりドレーンされ、
インヒビタ弁240の上E?ll]’J253に入力し
ない。また油室252にもライン圧は入力しない。ここ
で第3中間油室251にガバナ圧が入力しているので一
第2.3スプール242.243は図示上方に移OIL
、またガバナ圧が設定1直以]・であるのでスプリング
244のはね荷重に負tづて第1スプール241は図示
上方に設定され、スリーブ状ランド245の通口245
Aを介してゴ・喘油室248にガバナ圧が入力する。し
たがってライン圧は油路104、第1中間油至249、
減速用油路202およびチェック弁320を介してブレ
ーキB4の油圧サーボB−4に導入される。また油圧サ
ーボC−3のill圧(よ直結用油路201、第2中間
油室250、排油路207、ダウンシフ1〜タイミング
弁260の中間の油室264を介して排油口266.2
68からドレーンされる1、したがってトランスファ4
0はL4 (4輪駆すノ減速状態)になる。 またインヒビタ弁240の第1スプール241は第3中
間油室251と下※i:浦室油室8とに面する上下9ん
面の面積が同じであるので、図示上方に移動して第3中
間油室251と下端油室248の両方にガバナ圧が導入
されると、ガバナ圧(車速)が大ぎくなっても図示下方
に移動せず、手動シフトをH2レンジまたはH4レンジ
に設定して油室252あるいは上端油室253にライン
圧が導入されないかぎり、スプリング244のばね荷重
で図示上方に設定されたままである。したがって手動シ
フトが14レンジに設定され、一旦車速(ガバナ圧〉が
所定11(i以下になってし4になると、車速(カバナ
圧)が大さくなってもL4が維持される。 2)マニュアル弁105がNまたはPレンジに設定され
た場合、すなわちガバナ圧が出力しない場合、 e)手動シフトが[4レンジのとき f)手動シフトがH2レンジのとき g)手動シフトがH4レンジのとき 第1ソレノイド弁210→ON 第2ソレノイド弁220→OFF であるので、ライン圧は油路104よりオリフィス34
0を通り第1ソレノイド圧の油路205に導かれるが、
ia!電されている第1ソレノイド弁210によりドレ
ーンされ、上端油室236に出力しないので、切換弁2
30はスプール231がスプリング232により図示上
方に設定され、ライン圧は油路104、第1中間油室2
34、油路204を通り油室252に印加され、インヒ
ビタ弁240の第2スプール242および第1スプール
241を図示下方に設定する1、シたがってライン圧は
油路104、第2中間曲室250、直結用油路201お
よびヂJツク弁310を介してクラッチC3の油圧サー
ボC−3に導入される。また油圧サーボC−4およびB
−4の油圧はそれぞれ排油口238および255からド
レーンされる。したがってトランスファ40はH2(2
輪駆動直結状態)になる。 車両走行条件に応じて表示装置および第1、第2のソレ
ノイド弁210.220へ出力する電子制御装置(コン
ピュータ) eooは、第5図に示す如く車速(V)を
第1出力軸41に取イ」けたスピードメータドライブギ
ア601(第2図)より検出する中速センサ602、自
動変速機10の作動油の油温(シ×”C)を検出する自
動変速■油温センサ603、エンジンEの冷却水を冷却
する型室外熱交換器であるラジェータ604に取付けら
れ、エンジン水ンU(ty”C)を検出するエンジン水
温セン4ノロ05、自動変速機10のシフトレバ−の設
定位置を検出する自動変速)幾シフトポジションセン+
J606、トランスファ40のシフ1〜レバーの設定レ
ンジを検出するトランスファシフ1〜レンジセンサ60
7、これらからの入力ボートG10、重宝内のフロント
パネル上に設けられたH4→L4切換を運転者へ注意を
促す表示装置であるウオーニングランプ620および第
1、第2ソレノイド弁210.220への出力ポートロ
11、中央演算処理装置CPU、予め設定した車速(V
)、自動変速機油温(Tx″C)、エンジン水温(「y
’c)を記憶するリードオンリメモリROM(以下RO
Mと略す)、ランダムアクセスメモリRAMからなる。 つぎに第6図に示すフローチャートに阜づき本発明にか
かる電子制御装置600の作用を説明する。 スターターキーをONI、、、エンジンEを始動させ(
7011、車速センサ602より車速()、自動変速)
幾油温しン量す603より自動変速)幾10の作動油の
i山m(tX’c)、エンジン水温センサ605よりエ
ンジン水4(ty℃)、自動変速機シフトポジションセ
ンサ606より自動変速機10のシフトレバ−の設定位
置、トランスラアシフトレンジセンツ607よりトラン
スファ40のシフトレバ−の設定レンジを検出し、各種
データを入力しく702)、自助゛変速数10のシフト
レバ−の設定位置がニュー1−ラル(N)またはパーキ
ングCP)か否かを判断しく703)、(N)または(
P)ではない時、トランスファ40のシフトレバ−の設
定レンジが14レンジに設定されているか否かを判断し
く 704 )、L4レンジに設定されている時、 第1ソレノイド弁210→0「[ 第2ソレノイド弁220→ON となるよう出力してトランスファ40をし4 (4輪駆
動減速状態)に設定するし4変速制御を行い(705)
、その復(702)へ帰遷する。、 (703)におい
て、(N)または(P)である時、 第1ソレノイド弁210−)ON 第2ソレノイド弁220→0「[ となるよう出力してトランスファ4oをH2(21Q駆
動直結状態)に設定するH2変速制御を行い(706)
、つぎにROfvlより予め設定されて記憶した車速(
たとえばV = 20kmとする)、自動変速機油温(
たとえばTx=100°Cとする)、エンジン水?B(
たとえばTy=85℃とする)を読込み、V<V、tx
>Tx、tたハtl/>Tyか否が判断L(707)、
v<y、tX>7Xまたはty>Tyではない時、(7
02)へ帰還する。■〈v、tX>TXまたはty>T
yの時、車室内のH4→し4の切換を運転者に;主意を
促すウオーニングランプ620を点灯させ(708)
、その後(702)へ帰還する。、 (704)にお
いて、L4レンジではない時、トランスファ4oのシフ
トレバ−の設定レンジがH4に設定されているか否かを
判断しく709)、H4レンジではない時、(706)
へ進み、H4レンジの時、 第1ソレノイド弁210−)OFF 第2ソレノイド弁220→OFF となるよう出力してトランスファ40をH4(4eQ駆
動直結状態)に設定する1」4変速制御を行い(710
)、その後(707)へ進む。 本実施例では表示装百につA−ニングランプを使用した
が、その他の視覚表示装置でも良い。またブザー、音声
などの音声表示装置でも良い。
第1図は車両用自動変速機の骨格図、第2図はその4輪
駆動用トランスファの断面図、第3図は4輪駆動自動車
の駆動機構の概略図、第4図は4輪駆動用自動トランス
ファの油圧制御Il装置の油圧制御回路図、第5図は本
発明の車両用自動変速機の一実施例にかかるブロック図
、第6図は本発明の車両用自動変速機の一実施例にかか
る電子制御装置のフローヂャートである。
駆動用トランスファの断面図、第3図は4輪駆動自動車
の駆動機構の概略図、第4図は4輪駆動用自動トランス
ファの油圧制御Il装置の油圧制御回路図、第5図は本
発明の車両用自動変速機の一実施例にかかるブロック図
、第6図は本発明の車両用自動変速機の一実施例にかか
る電子制御装置のフローヂャートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)主変速機と、高速段と低速段とを切換可能な副変速
機を備える車両用自動変速機において、前記副変速機の
高速段と低速段との切換を行うよう表示する表示装置を
設け、該表示装置は機関温度を検出する手段または主変
速機の作動油温を検出する手段を備え、検出した温度に
応じて前記表示を切換えることを特徴とする車両用自動
変速機。 2)前記表示装置は、ランプなどの視覚表示装置または
ブザーなどの音声表示装置であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の車両用自動変速機。 3)前記主変速機は、流体伝動装置を備えることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の車両用自動変速機。 4)主変速機と、高速段と低速段とを切換可能な副変速
機を備える車両用自動変速機において、前記副変速機の
高速段と低速段との切換を行うよう表示する表示装置を
設け、該表示装置は機関温度を検出する手段または主変
速機の作動油温を検出する手段および車速を検出する手
段を備え、検出した温度および車速に応じて前記表示を
切換えることを特徴とする車両用自動変速機。 5)前記主変速機は、流体伝動装置を備えることを特徴
とする特許請求の範囲第4項記載の車両用自動変速機。 6)前記主変速機は、流体伝動装置を備えることを特徴
とする特許請求の範囲第4項記載の車両用自動変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59174755A JPS6154328A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 車両用自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59174755A JPS6154328A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 車両用自動変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6154328A true JPS6154328A (ja) | 1986-03-18 |
Family
ID=15984113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59174755A Pending JPS6154328A (ja) | 1984-08-21 | 1984-08-21 | 車両用自動変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6154328A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62194231U (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-10 | ||
JP2009023447A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Toyota Motor Corp | 車両用動力伝達装置の制御装置 |
JP2016510386A (ja) * | 2013-01-17 | 2016-04-07 | ジャガー・ランド・ローバー・リミテッドJaguar Land Rover Limited | 制御システム及び方法 |
US9376099B2 (en) | 2013-07-12 | 2016-06-28 | Ford Global Technologies, Llc | Smart transmission shift delay method and system for climate control for a vehicle |
-
1984
- 1984-08-21 JP JP59174755A patent/JPS6154328A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62194231U (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-10 | ||
JP2009023447A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Toyota Motor Corp | 車両用動力伝達装置の制御装置 |
JP2016510386A (ja) * | 2013-01-17 | 2016-04-07 | ジャガー・ランド・ローバー・リミテッドJaguar Land Rover Limited | 制御システム及び方法 |
JP2017198346A (ja) * | 2013-01-17 | 2017-11-02 | ジャガー・ランド・ローバー・リミテッドJaguar Land Rover Limited | 制御システム及び方法 |
US9919709B2 (en) | 2013-01-17 | 2018-03-20 | Jaguar Land Rover Limited | Control system and method |
US9376099B2 (en) | 2013-07-12 | 2016-06-28 | Ford Global Technologies, Llc | Smart transmission shift delay method and system for climate control for a vehicle |
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