JPS6147266B2 - - Google Patents
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- JPS6147266B2 JPS6147266B2 JP11511281A JP11511281A JPS6147266B2 JP S6147266 B2 JPS6147266 B2 JP S6147266B2 JP 11511281 A JP11511281 A JP 11511281A JP 11511281 A JP11511281 A JP 11511281A JP S6147266 B2 JPS6147266 B2 JP S6147266B2
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- JP
- Japan
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- striker
- push
- latch
- lever
- lock body
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車のドア、バツクドア又はフー
ド等の開閉体のロツク装置に関し、特に開閉体の
閉止時のがたを防止するようにしたロツク装置に
関する。
ド等の開閉体のロツク装置に関し、特に開閉体の
閉止時のがたを防止するようにしたロツク装置に
関する。
従来の自動車のバツクドアのロツク装置におい
ては、バツクドアに閉止時のがたを防止するた
め、例えば、第1図に示すように、バツクドア側
に固着されたストライカaが、車体側に固着され
たロツク本体bのストライカ進入口c内に進入し
て、ラツチdと係合し、かつこのラツチdがロツ
キングプレートeにより係止されたフルラツチ状
態において、ストライカaが、ロツク本体bに固
定されたゴム等の弾性部材fに押圧するように
し、この弾性部材fの反力により、ストライカa
をラツチdに押しつけて、ストライカaを拘束す
るようにしていた。
ては、バツクドアに閉止時のがたを防止するた
め、例えば、第1図に示すように、バツクドア側
に固着されたストライカaが、車体側に固着され
たロツク本体bのストライカ進入口c内に進入し
て、ラツチdと係合し、かつこのラツチdがロツ
キングプレートeにより係止されたフルラツチ状
態において、ストライカaが、ロツク本体bに固
定されたゴム等の弾性部材fに押圧するように
し、この弾性部材fの反力により、ストライカa
をラツチdに押しつけて、ストライカaを拘束す
るようにしていた。
しかし、従来のこのような構成では、弾性部材
fの反力が小さいと、バツクドアのがたを確実に
防止できず、逆にこの反力が大きいと、バツクド
アを強く勢いよく閉めなければ閉らず、この場
合、大きな閉止音が出て不快であるとともに、ロ
ツク装置の破損や故障の原因にもなりやすい等の
欠点がある。
fの反力が小さいと、バツクドアのがたを確実に
防止できず、逆にこの反力が大きいと、バツクド
アを強く勢いよく閉めなければ閉らず、この場
合、大きな閉止音が出て不快であるとともに、ロ
ツク装置の破損や故障の原因にもなりやすい等の
欠点がある。
また、低温時には、弾性部材fが硬化し、その
反力が大となつて、バツクドアが閉りにくくなる
という欠点もある。
反力が大となつて、バツクドアが閉りにくくなる
という欠点もある。
本発明は、かかる従来の欠点を解消するために
なされたもので、開閉体の閉止操作時には、押し
戻しレバーの付勢力がストライカにほとんどかか
らず、フルラツチ状態となつた後に、押し戻しレ
バーによる強力な押し戻し力がストライカに加え
られ、この押し戻し力により、ストライカをラツ
チに押しつけてストライカのがたを確実に防止す
ることができ、しかも開閉体の開放操作時に、押
し戻しレバーは、フルラツチ状態前の状態に復帰
するようにしたがた防止機構を備えるロツク装置
を提供することを目的とする。
なされたもので、開閉体の閉止操作時には、押し
戻しレバーの付勢力がストライカにほとんどかか
らず、フルラツチ状態となつた後に、押し戻しレ
バーによる強力な押し戻し力がストライカに加え
られ、この押し戻し力により、ストライカをラツ
チに押しつけてストライカのがたを確実に防止す
ることができ、しかも開閉体の開放操作時に、押
し戻しレバーは、フルラツチ状態前の状態に復帰
するようにしたがた防止機構を備えるロツク装置
を提供することを目的とする。
以下本発明を、第2図乃至第6図に示す実施例
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
1は、開閉体をなすバツクドアに固着されたス
トライカで、側面形が状を呈し、バツクドアの
遊端より垂下している。
トライカで、側面形が状を呈し、バツクドアの
遊端より垂下している。
2はロツク本体で、ストライカ1に対向する車
体側に固着され、バツクドアの開閉に伴つて、ス
トライカ1と離脱、係合する。
体側に固着され、バツクドアの開閉に伴つて、ス
トライカ1と離脱、係合する。
ロツク本体2は、基板3を備え、この基板3
は、垂直な基部3aと、その上縁より前向きに折
曲形成された上片3bと、基部3aの両側部より
前向きに折曲形成された側片3cと、両側片3c
の前端より外側方に向けて折曲形成され、車体に
直接固着される取付片3dとからなつている。
は、垂直な基部3aと、その上縁より前向きに折
曲形成された上片3bと、基部3aの両側部より
前向きに折曲形成された側片3cと、両側片3c
の前端より外側方に向けて折曲形成され、車体に
直接固着される取付片3dとからなつている。
基板3の上片3bと基部3aとの中央には、ス
トライカ1が進入するためのストライカ進入口4
が穿設されている。
トライカ1が進入するためのストライカ進入口4
が穿設されている。
ストライカ進入口4の左方における基部3aの
前面には、軸5をもつて、ラツチ6が、またスト
ライカ進入口4の右方における基部3aの前面に
は、軸7をもつて、ロツキングプレート8がそれ
ぞれ枢着され、ストライカ進入口4内に進入して
きたストライカ1がラツチ6と係合した状態で、
ラツチ6をロツキングプレート8により係止した
り(この状態を第3図に示し、この状態にあると
きのストライカ1及びラツチ6の位置を、以下フ
ルラツチ位置と呼ぶ)、その係止を解いて、スト
ライカ1をラツチ6から解放し、ストライカ1を
ストライカ進入口4から離脱させたりし得るよう
にしてある。
前面には、軸5をもつて、ラツチ6が、またスト
ライカ進入口4の右方における基部3aの前面に
は、軸7をもつて、ロツキングプレート8がそれ
ぞれ枢着され、ストライカ進入口4内に進入して
きたストライカ1がラツチ6と係合した状態で、
ラツチ6をロツキングプレート8により係止した
り(この状態を第3図に示し、この状態にあると
きのストライカ1及びラツチ6の位置を、以下フ
ルラツチ位置と呼ぶ)、その係止を解いて、スト
ライカ1をラツチ6から解放し、ストライカ1を
ストライカ進入口4から離脱させたりし得るよう
にしてある。
9は、軸5まわりに巻回された巻きばねで、そ
の一方の延出端部9aはラツチ6に、かつ他方の
延出端部9bは、左方の側片3cにそれぞれ係止
され、ラツチ6をストライカ1と離脱する方向、
すなわち、第2図における反時計方向に常時付勢
している。
の一方の延出端部9aはラツチ6に、かつ他方の
延出端部9bは、左方の側片3cにそれぞれ係止
され、ラツチ6をストライカ1と離脱する方向、
すなわち、第2図における反時計方向に常時付勢
している。
10は、軸7まわりに巻回された巻きばねで、
その一方の延出端部10aはロツキングプレート
8に、かつ他方の延出端部10bは右方の側片3
cに、それぞれ係止され、ロツキングプレート8
をラツチ6と係合する方向、すなわち第2図にお
ける時計方向に常時付勢している。
その一方の延出端部10aはロツキングプレート
8に、かつ他方の延出端部10bは右方の側片3
cに、それぞれ係止され、ロツキングプレート8
をラツチ6と係合する方向、すなわち第2図にお
ける時計方向に常時付勢している。
軸5の前端部には、解除手段をなす解除レバー
11が枢着されている。この解除レバー11は、
ストライカ進入口4に側方より突入する右側方を
向くアーム11aと、下方を向くストツパ片11
bと、左方を向き、かつ左方の側片3cに穿設さ
れた上下方向の窓孔12内に突入する突片11c
とを備えている。突片11cと、左方の側片3c
の下端より内方に向けて折曲形成された折曲片3
eとには、上下方向をなす比較的弱い引張りコイ
ルばね13の各端部が係止され、このばね13に
より、解除レバー11は、第2図における反時計
方向に常時付勢されている。開扉時には、解除レ
バー11は、ばね13により付勢されて、突片1
1cが窓孔12の下端に当接した第2図に示す位
置で停止している。
11が枢着されている。この解除レバー11は、
ストライカ進入口4に側方より突入する右側方を
向くアーム11aと、下方を向くストツパ片11
bと、左方を向き、かつ左方の側片3cに穿設さ
れた上下方向の窓孔12内に突入する突片11c
とを備えている。突片11cと、左方の側片3c
の下端より内方に向けて折曲形成された折曲片3
eとには、上下方向をなす比較的弱い引張りコイ
ルばね13の各端部が係止され、このばね13に
より、解除レバー11は、第2図における反時計
方向に常時付勢されている。開扉時には、解除レ
バー11は、ばね13により付勢されて、突片1
1cが窓孔12の下端に当接した第2図に示す位
置で停止している。
14は押し戻しレバーで、軸7の下方における
基板3の基部3aの後面に、軸15をもつて枢着
され、この軸15から左方に延びる腕部14a
と、軸15から下方に延びる腕部14bとを備え
ている。腕部14aの中間部は、ストライカ進入
口4に下方より突入している。腕部14aの遊端
には、前方を向くピン16が突設され、このピン
16は、基部3aの要所に穿設された軸15を中
心とする弧状の窓孔17を貫通して、基部3aの
前方に突出している。ピン16にはローラ18が
嵌設され、ローラ18より前方に突出するピン1
6の先端には、偏平としたほぼ水平な突片16a
が形成されている。
基板3の基部3aの後面に、軸15をもつて枢着
され、この軸15から左方に延びる腕部14a
と、軸15から下方に延びる腕部14bとを備え
ている。腕部14aの中間部は、ストライカ進入
口4に下方より突入している。腕部14aの遊端
には、前方を向くピン16が突設され、このピン
16は、基部3aの要所に穿設された軸15を中
心とする弧状の窓孔17を貫通して、基部3aの
前方に突出している。ピン16にはローラ18が
嵌設され、ローラ18より前方に突出するピン1
6の先端には、偏平としたほぼ水平な突片16a
が形成されている。
腕部14bの下端部と、基部3aの左下部より
垂下する垂下片3fとには、左右方向をなす比較
的強い引張りコイルばね19の各端部が係止さ
れ、このばね19により、押し戻しレバー14
は、腕部14aの中間部をもつて、ストライカ1
をストライカ進入口4より押し戻す方向、すなわ
ち、第2図における時計方向に常時付勢されてい
る。
垂下する垂下片3fとには、左右方向をなす比較
的強い引張りコイルばね19の各端部が係止さ
れ、このばね19により、押し戻しレバー14
は、腕部14aの中間部をもつて、ストライカ1
をストライカ進入口4より押し戻す方向、すなわ
ち、第2図における時計方向に常時付勢されてい
る。
しかして、第2図に示すように、開扉時等にお
いて、解除レバー11の突片11cが窓孔12の
下端に当接しているときは、解除レバー11のス
トツパ片11bが、突片16aの軸15を中心と
する回動軌跡内に突入し、突片16aがストツパ
片11bの下縁に当接して、押し戻しレバー14
のそれ以上の押し戻し方向への回動が阻止され、
ストライカ1がストライカ進入口4内に進入し、
フルラツチ位置よりさらに若干深く進入したと
き、ストライカ1により解除レバー11のアーム
11aが下方に押されて、解除レバー11が第2
図における時計方向に回動し、そのストツパ片1
1bが、突片16aの回動軌跡から外れるように
してある。これによつて、押し戻しレバー14
は、第2図における時計方向に回動し、その腕部
14aの中間部上縁でストライカ1を押し戻し方
向に強力に押圧し、ストライカ1をフルラツチ位
置で強力に拘束する。(第3図)。
いて、解除レバー11の突片11cが窓孔12の
下端に当接しているときは、解除レバー11のス
トツパ片11bが、突片16aの軸15を中心と
する回動軌跡内に突入し、突片16aがストツパ
片11bの下縁に当接して、押し戻しレバー14
のそれ以上の押し戻し方向への回動が阻止され、
ストライカ1がストライカ進入口4内に進入し、
フルラツチ位置よりさらに若干深く進入したと
き、ストライカ1により解除レバー11のアーム
11aが下方に押されて、解除レバー11が第2
図における時計方向に回動し、そのストツパ片1
1bが、突片16aの回動軌跡から外れるように
してある。これによつて、押し戻しレバー14
は、第2図における時計方向に回動し、その腕部
14aの中間部上縁でストライカ1を押し戻し方
向に強力に押圧し、ストライカ1をフルラツチ位
置で強力に拘束する。(第3図)。
なお、解除レバー11のストツパ片11bは、
突片16aの軸15まわりの回動軌跡より外れた
後は、突片16aの左側面に当接し、今度は、突
片16aにより、解除レバー11の反時計方向の
回動が阻止される。したがつて、第3図に示す状
態から、ラツチ6とロツキングプレート8との係
合が解除され、押し戻しレバー14がストライカ
を押し戻す方向に回動しても、ストツパ片11b
は突片16aの左側面に当接したままで、第2図
に示す状態に復帰できないこととなる。
突片16aの軸15まわりの回動軌跡より外れた
後は、突片16aの左側面に当接し、今度は、突
片16aにより、解除レバー11の反時計方向の
回動が阻止される。したがつて、第3図に示す状
態から、ラツチ6とロツキングプレート8との係
合が解除され、押し戻しレバー14がストライカ
を押し戻す方向に回動しても、ストツパ片11b
は突片16aの左側面に当接したままで、第2図
に示す状態に復帰できないこととなる。
そこで、押し戻しレバー14を第3図において
反時計方向に回動させ、突片16aをストツパ片
11bの回動軌跡から外して、解除レバー11を
第2図に示す状態に復帰させるため、ラツチ6に
カム手段を設けてある。この実施例においては、
カム手段は、ラツチ6の下部周縁に形成した膨出
カム面20とし、この膨出カム面20により、ス
トライカ1がフルラツチ位置から離脱する際に、
第6図に示すように、ローラ18及びその軸であ
るピン16を押し下げ、突片16aをストツパ片
11bの回動軌跡から外すようにしてある。これ
によつて、解除レバー11は、第2図に示す状態
に復帰でき、押し戻しレバー14も、膨出カム面
20がローラ18を通過した後は、第2図に示す
状態に復帰する。
反時計方向に回動させ、突片16aをストツパ片
11bの回動軌跡から外して、解除レバー11を
第2図に示す状態に復帰させるため、ラツチ6に
カム手段を設けてある。この実施例においては、
カム手段は、ラツチ6の下部周縁に形成した膨出
カム面20とし、この膨出カム面20により、ス
トライカ1がフルラツチ位置から離脱する際に、
第6図に示すように、ローラ18及びその軸であ
るピン16を押し下げ、突片16aをストツパ片
11bの回動軌跡から外すようにしてある。これ
によつて、解除レバー11は、第2図に示す状態
に復帰でき、押し戻しレバー14も、膨出カム面
20がローラ18を通過した後は、第2図に示す
状態に復帰する。
第4図に想像線で示す符号21は、カバープレ
ート、22はウエツジバンパである。これらの部
材は、本発明に直接関係しないため、詳細な説明
は省略する。なお、これらの部材は、第2図、第
3図及び第6図においては、図示を省略してあ
る。
ート、22はウエツジバンパである。これらの部
材は、本発明に直接関係しないため、詳細な説明
は省略する。なお、これらの部材は、第2図、第
3図及び第6図においては、図示を省略してあ
る。
次に本発明の装置の作動について説明する。
第2図に示す状態から、バツクドアを閉じる
と、ストライカ1がストライカ進入口4内に進入
し、ストライカ1はまず、ラツチ6と当接し、次
いで、解除レバー11のアーム11aと当接し
て、それらを第2図における時計方向に回動させ
る。
と、ストライカ1がストライカ進入口4内に進入
し、ストライカ1はまず、ラツチ6と当接し、次
いで、解除レバー11のアーム11aと当接し
て、それらを第2図における時計方向に回動させ
る。
ストライカ1がフルラツチ位置まで進入する
と、ラツチ6はロツキングプレート8により係止
され、それ以後はストライカ1は、別途解除操作
をするまで、ロツク本体2から離脱不能となる。
と、ラツチ6はロツキングプレート8により係止
され、それ以後はストライカ1は、別途解除操作
をするまで、ロツク本体2から離脱不能となる。
閉扉時の勢いにより、ストライカ1がフルラツ
チ位置よりさらにわずかだけストライカ進入口4
の奥部に進入すると、解除レバー11のストツパ
片11bが、突片16aの回動軌跡から外れ、そ
れまでストツパ片11bにより停止されていた押
し戻しレバー14が、軸15を中心に第2図にお
ける時計方向に回動し、腕部14aの中間上縁を
もつてストライカ1を押し戻し、ストライカ1は
フルラツチ位置で完全に拘束される。このときの
状態を第3図に示す。
チ位置よりさらにわずかだけストライカ進入口4
の奥部に進入すると、解除レバー11のストツパ
片11bが、突片16aの回動軌跡から外れ、そ
れまでストツパ片11bにより停止されていた押
し戻しレバー14が、軸15を中心に第2図にお
ける時計方向に回動し、腕部14aの中間上縁を
もつてストライカ1を押し戻し、ストライカ1は
フルラツチ位置で完全に拘束される。このときの
状態を第3図に示す。
車内からのハンドル操作又は車外からのキー操
作により、ロツキングプレート8を第3図におけ
る反時計方向に回動させて、ラツチ6の係止を解
除すると、巻きばね9によるラツチ6の回動付勢
力と、ばね9による押し戻しレバー14の強力な
回動付勢力とにより、ストライカ1はストライカ
進入口4から離脱し始める。
作により、ロツキングプレート8を第3図におけ
る反時計方向に回動させて、ラツチ6の係止を解
除すると、巻きばね9によるラツチ6の回動付勢
力と、ばね9による押し戻しレバー14の強力な
回動付勢力とにより、ストライカ1はストライカ
進入口4から離脱し始める。
この離脱の初期において、ローラ18が膨出カ
ム面20近傍のラツチ6の周縁に当接し、押し戻
しレバー14の回動は停止し、押し戻しレバー1
4による押し戻し力はストライカ1に伝わらなく
なる。
ム面20近傍のラツチ6の周縁に当接し、押し戻
しレバー14の回動は停止し、押し戻しレバー1
4による押し戻し力はストライカ1に伝わらなく
なる。
バツクドアの開放に伴なうストライカ1の離脱
が進むにつれて、ラツチ6は巻きばね9の付勢力
により、第3図における反時計方向に回動される
ので、それに伴つて、膨出カム面20も同一方向
に回動し、この膨出カム面20により、ローラ1
8及びピン16は押し下げられ、押し戻しレバー
14は、ばね19に抗して、第6図に示すように
反時計方向に押し戻される。
が進むにつれて、ラツチ6は巻きばね9の付勢力
により、第3図における反時計方向に回動される
ので、それに伴つて、膨出カム面20も同一方向
に回動し、この膨出カム面20により、ローラ1
8及びピン16は押し下げられ、押し戻しレバー
14は、ばね19に抗して、第6図に示すように
反時計方向に押し戻される。
この膨出カム面20の作動により、突片16a
がストツパ片11bの回動軌跡より下方に外れる
と、解除レバー11はばね13の付勢力により、
第3図における反時計方向に回動させられ、突片
11cが窓孔12の下端に当接した状態で停止す
る(第6図)。
がストツパ片11bの回動軌跡より下方に外れる
と、解除レバー11はばね13の付勢力により、
第3図における反時計方向に回動させられ、突片
11cが窓孔12の下端に当接した状態で停止す
る(第6図)。
このとき、ストツパ片11bは、突片16aの
回動軌跡内に突入するので、膨出カム面20がロ
ーラ18を通過した後は、突片16aがストツパ
片11bに当接した状態で、押し戻しレバー14
は回動を阻止される。
回動軌跡内に突入するので、膨出カム面20がロ
ーラ18を通過した後は、突片16aがストツパ
片11bに当接した状態で、押し戻しレバー14
は回動を阻止される。
しかして、ストライカ1がストライカ進入口4
から完全に離脱したとき、すべて第2図の状態に
復帰する。
から完全に離脱したとき、すべて第2図の状態に
復帰する。
なお、前述した実施例においては、ストライカ
1がフルラツチ位置よりさらに深く進入したと
き、解除レバー11はストライカ1と当接して回
動させられるようにしてあるが、本発明はそれに
限定されるものではなく、例えば、解除レバー1
1にラツチ6と当接可能な当接部を設けて、ラツ
チ6の回動により回動させられるようにしても可
能である。
1がフルラツチ位置よりさらに深く進入したと
き、解除レバー11はストライカ1と当接して回
動させられるようにしてあるが、本発明はそれに
限定されるものではなく、例えば、解除レバー1
1にラツチ6と当接可能な当接部を設けて、ラツ
チ6の回動により回動させられるようにしても可
能である。
以上から明らかなように、本発明によると、バ
ツクドア等の開閉体を閉止操作するときには、押
し戻しレバーの押し戻し力がストライカに全く伝
わらず、小さな力で楽に開閉体を閉止することが
できるとともに、ストライカがフルラツチ状態と
なつた後に、押し戻しレバーによる強力な押し戻
し力により、ストライカはフルラツチ位置に確実
に拘束され、がたは完全に防止される。
ツクドア等の開閉体を閉止操作するときには、押
し戻しレバーの押し戻し力がストライカに全く伝
わらず、小さな力で楽に開閉体を閉止することが
できるとともに、ストライカがフルラツチ状態と
なつた後に、押し戻しレバーによる強力な押し戻
し力により、ストライカはフルラツチ位置に確実
に拘束され、がたは完全に防止される。
しかも、開閉体の開放作動時に、押し戻しレバ
ーは、自動的にもとの状態に復帰するので、別途
復帰操作をする必要がなく、極めて有意義であ
る。
ーは、自動的にもとの状態に復帰するので、別途
復帰操作をする必要がなく、極めて有意義であ
る。
また、本発明においては、ゴム等の弾性体を使
用しないので、低温時にストライカの押し戻し力
が高くなり、開閉体が閉りにくくなる等の恐れは
ない。
用しないので、低温時にストライカの押し戻し力
が高くなり、開閉体が閉りにくくなる等の恐れは
ない。
なお、上述の実施例においては、本発明をバツ
クドアのロツク装置に適用した場合のものとして
あるが、本発明は、ドアロツクやフードロツク等
のロツク装置にも適用可能であることはいうまで
もない。
クドアのロツク装置に適用した場合のものとして
あるが、本発明は、ドアロツクやフードロツク等
のロツク装置にも適用可能であることはいうまで
もない。
第1図は、従来のバツクドアのロツク装置の一
例を示す要部の縦断面図、第2図は、本発明の一
実施例の開放時の状態を示す正面図、第3図は、
同じくフルラツチ状態を示す正面図、第4図は、
第3図のX−X線横断面図、第5図は、第3図の
Y−Y線縦断面図、第6図は、フルラツチ状態よ
り開放する途中の状態を示す第3図と同様な正面
図である。 1…ストライカ、2…ロツク本体、3…基板、
6…ラツチ、8…ロツキングプレート、11…解
除レバー、11a…アーム、11b…ストツパ
片、13…ばね、14…押し戻しレバー、16…
ピン、16a…突片、19…ばね、20…膨出カ
ム面。
例を示す要部の縦断面図、第2図は、本発明の一
実施例の開放時の状態を示す正面図、第3図は、
同じくフルラツチ状態を示す正面図、第4図は、
第3図のX−X線横断面図、第5図は、第3図の
Y−Y線縦断面図、第6図は、フルラツチ状態よ
り開放する途中の状態を示す第3図と同様な正面
図である。 1…ストライカ、2…ロツク本体、3…基板、
6…ラツチ、8…ロツキングプレート、11…解
除レバー、11a…アーム、11b…ストツパ
片、13…ばね、14…押し戻しレバー、16…
ピン、16a…突片、19…ばね、20…膨出カ
ム面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 自動車の車体と開閉体とのいずれか一方に、
ストライカを、かつ他方にロツク本体を設け、開
閉体の閉止時に、前記ストライカがロツク本体に
進入し、ロツク本体の基板に枢着されたラツチと
係合して、前記ラツチが、ロツク本体内に設けら
れたロツキングプレートにより係止されるフルラ
ツチ位置となるようにしたロツク装置において、
前記ロツク本体に、 前記ストライカを押し戻す方向に付勢する押し
戻しレバーと、 該押し戻しレバーを前記ストライカのフルラツ
チ位置より深い位置で停止させるストツパ片を備
えるとともに、前記ストライカのフルラツチ位置
よりも深い進入に伴ない、前記ストツパ片が、押
し戻しレバーの移動軌跡から外れるようにした解
除手段と、 前記ラツチがフルラツチ位置より、ストライカ
をロツク本体より離脱させる位置まで回動する際
のラツチの運動に連動して、前記押し戻しレバー
を、前記解除手段のストツパ片に係止される位置
まで押し戻すようにしたカム手段 とを設けたことを特徴とするがた防止機構を備え
るロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56115112A JPS5817979A (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | がた防止機構を備えるロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56115112A JPS5817979A (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | がた防止機構を備えるロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5817979A JPS5817979A (ja) | 1983-02-02 |
JPS6147266B2 true JPS6147266B2 (ja) | 1986-10-18 |
Family
ID=14654529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56115112A Granted JPS5817979A (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | がた防止機構を備えるロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817979A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6159755U (ja) * | 1984-09-08 | 1986-04-22 | ||
JP3980251B2 (ja) * | 2000-06-16 | 2007-09-26 | 株式会社アンセイ | 車両用ラッチ装置 |
CA2864454A1 (en) * | 2012-02-17 | 2013-08-22 | Magna Closures Inc. | Overslam bumper for vehicle door latch |
-
1981
- 1981-07-24 JP JP56115112A patent/JPS5817979A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5817979A (ja) | 1983-02-02 |
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