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JPH049820Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH049820Y2
JPH049820Y2 JP4577385U JP4577385U JPH049820Y2 JP H049820 Y2 JPH049820 Y2 JP H049820Y2 JP 4577385 U JP4577385 U JP 4577385U JP 4577385 U JP4577385 U JP 4577385U JP H049820 Y2 JPH049820 Y2 JP H049820Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
striker
auxiliary latch
latch member
hood
engaging piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4577385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61161366U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4577385U priority Critical patent/JPH049820Y2/ja
Publication of JPS61161366U publication Critical patent/JPS61161366U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH049820Y2 publication Critical patent/JPH049820Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車室内から操作可能な主ラツチ機構
に加え、装着場所にて操作可能な補助ラツチ機構
を備えた自動車用フードロツク装置に関する。
「従来の技術」 従来の自動車用フードロツク装置としては、実
公昭58−44219号公報あるいは実開昭53−98412号
公報に開示されたものがある。
これら公報に開示されたフードロツク装置は、
いずれも補助ラツチ機構を備えているが、その構
成は第5図に示すように、車体側に枢着した単体
の補助ラツチ部材1の取手1aを操作することに
より揺動させ、フード側に設けたストライカ部2
に係脱させ、フードを閉じたとき、ストライカ部
2が補助ラツチ部材1の係合端1bの案内面1c
に摺接して補助ラツチ部材1全体を回動させて逃
がし、完全に係合してから係合端1bが復帰する
ことによりフードを拘束するものであつた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の自動車用フー
ドロツク装置では、補助ラツチ部材1の係合端1
bがストライカ部2に噛合するとき案内面1cが
ストライカ部2に押されて補助ラツチ部材1全体
が回動しなければならず、噛合の完全性のため補
助ラツチ部材1の枢支軸と係合端1bの案内面1
cとはストライカ部2の進入方向に一直線に連な
るため、補助ラツチ部材1を回動させるための回
動力がでにくく、前記噛合時の抵抗が大きいため
初期の噛合性が悪くてフードを閉じにくく、また
ストライカ部2が補助ラツチ部材1の案内面1c
に強く衝突するので、衝突部位が摩耗して発錆し
たり、動作不良を起すおそれがあるという問題点
があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、噛合性がよく軽快に動作させる
ことができる自動車用フードロツク装置を提供す
ることを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、車室内から操作可能な主ラツチ機構
に加えて装着場所にて操作可能な補助ラツチ機構
を備えた自動車用フードロツク装置において、 前記補助ラツチ機構は、車体側またはフード側
のいずれか一方に補助ラツチ部材を揺動可能に枢
着し、他方にストライカ部を設けて構成され、 前記補助ラツチ部材は、該ストライカ部の進入
方向線上に枢軸を有し、手動操作取手を一端に有
すとともに、該ストライカ部の進入方向線とは偏
位して並行に延びる係合アームの先端にストライ
カ係合片を枢着して成り、 前記補助ラツチ部材を付勢ばねによつて該スト
ライカ係合片が前記ストライカ部に係合する方向
に付勢し、更に前記ストライカ係合片は、前記ス
トライカ部の進入方向線に対してほぼ直交する方
向に突出して該ストライカ部を係止する係止爪部
を有し、 前記係止爪部が突出するよう前記ストライカ係
合片を付勢ばねによつて係合方向に付勢するとと
もに、該ストライカ係合片の枢着軸を前記ストラ
イカ部の進入方向線に対して偏位させて配設した
ことを特徴とする自動車用フードロツク装置に存
する。
「作用」 しかして、フードを閉じる際にストライカが補
助ラツチ部材に噛合するとき、ストライカ係合片
のみが揺動して噛合するので動作抵抗が小さく、
慣性も小さいので軽快に作動するとともに、摺接
部位の摩耗も最少限に抑えることができるように
したものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第4図に示すように、自動車10のエンジンル
ーム11の前端部にフードロツク装置20は装着
され、フード12に主ラツチ機構用の主ストライ
カ13が固設されている。
第1図に示すように、フードロツク装置20は
ハウジング21に形成された主ストライカ13の
進入口21aを臨み、主ラツチ部材22と主ラツ
チ部材22を拘束するロツキング部材23とがハ
ウジング21に枢着されている。ロツキング部材
23には車室に延ばされる操作ケーブル24が連
結されている。
ハウジング21の片側には補助ラツチ部材30
が枢軸31を介して枢着されており、フード12
には補助ラツチ部材30が係脱するストライカ部
14(第2図に図示)が形成されている。補助ラ
ツチ部材30の枢軸31はストライカ部14の進
入方向線上に位置している。
補助ラツチ部材30は、付勢ばね30aにより
図において時計方向に付勢され、常時はハウジン
グ21に突設されたストツパ15に当接されてい
る。補助ラツチ部材30は略水平に延ばされた操
作アーム32の先に手動操作取手33を有し、ス
トライカ部14の進入方向線とは偏位して上方に
係合アーム34が延ばされ、その先にストライカ
係合片35がピン35aを介して枢着されてい
る。
ストライカ係合片35は係止爪部36とストツ
パ片37とより成り、係止爪部36にはフード1
2のストライカ部14が当接する案内傾斜面38
が形成されている。ストライカ係合片35は係合
アーム34の基部との間に張設された付勢ばね3
9により第1図において反時計方向に付勢され、
常時はストツパ片37が係合アーム34に当接し
て係止爪部36が係合アーム34の先端側方のス
トライカ部14の進入方向線に対してほぼ直交す
る方向に突出した姿勢に保持されている。また、
ストライカ係合片35の枢着軸であるピン35a
はストライカ部14の進入方向線に対して偏位し
ている。なお、付勢ばね39の付勢力は、付勢ば
ね30aの付勢力より小さく設定してある。
次に作用を説明する。
フード12を閉じるばあい、補助ラツチ部材3
0は常時は第1図に示すように係合アーム34が
ほぼ直立していて係止爪部36が係合アーム34
の先端側方に突出した姿勢に保持されている。フ
ード12が全閉近くなるとストライカ部14がス
トライカ係合片35の係止爪部36の案内傾斜面
38に当接してそれを押す、するとストライカ係
合片35はそれのみが付勢ばね39の付勢力に抗
して時計方向に回動され、第2図に示すように係
止爪部36が係合アーム34の側方から引つ込
み、ストライカ部14は抵抗なく進入する。スト
ライカ部14が係止爪部36の先端をかわすと、
付勢ばね39の付勢力により第1図の状態に復帰
し、ストライカ部14が抜け出ないように拘束さ
れる。
ストライカ部14が抜け出そうとした場合、ス
トライカ係合片35の係止爪部36に係合して回
転させようとするが、ストライカ係合片35は回
動することはなく、また、補助ラツチ部材30の
枢軸31はストライカ部14の進入方向線上に位
置しているので補助ラツチ部材30には回転力が
発生せず、ストライカ部14は確実に拘束され
る。
ストライカ係合片35にストライカ部14が係
止されるのに前後して、主ストライカ13が主ラ
ツチ部材22を押し、主ラツチ部材22は主スト
ライカ13を拘束して回動し、ロツキング部材2
3に係止されフード12は全閉する。
フード12を開くときは、車室内から操作ケー
ブル24を引いてロツキング部材23を作動さ
せ、主ラツチ部材22を解除する。主ラツチ部材
22が解除されると図示省略したばねの弾撥力に
より時計方向に回動し、主ストライカ13を押し
上げて開放する。
主ストライカ13が開放されてもストライカ部
14は補助ラツチ部材30のストライカ係合片3
5に拘束されているので、フード12は少し開く
だけで全開することはできない。そこで、手動操
作取手33に指を掛け、付勢ばね30aの付勢力
に抗して補助ラツチ部材30を反時計方向に回動
させると、ストライカ係合片35もともに回動
し、第3図に示すように二点鎖線の位置から実線
で示す位置に移動しストライカ部14の拘束を解
く、その後フード12を持ち上げれば大きく開く
ことができる。補助ラツチ部材30は手動操作取
手33から指を離せば補助ラツチ部材30は第1
図に示す姿勢に復帰する。
なお、補助ラツチ部材はフード側または車体側
のいずれに設けてもよく、主ラツチ機構とは別体
にし独立させてもよい。
「考案の効果」 本考案に係る自動車用フードロツク装置によれ
ば、補助ラツチ部材にストライカ係合片を枢着
し、フードを閉じるときはストライカ係合片のみ
が揺動してストライカを係止するようにしたか
ら、係止時の抵抗が小さく軽快に作動させること
ができ、かつ衝撃が小さいので摩耗したり発錆す
ることもない。
ストライカ部が抜け出そうとしても補助ラツチ
部材には回転力が発生しないので、ストライカ部
は確実に拘束され、安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示してお
り、第1図は自動車用フードロツク装置の正面
図、第2図および第3図は動作説明図、第4図は
自動車前部の斜視図、第5図は従来の補助ラツチ
部材の正面図である。 12……フード、14……ストライカ部、20
……フードロツク装置、30……補助ラツチ部
材、35……ストライカ係合片、38……案内傾
斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車室内から操作可能な主ラツチ機構に加えて装
    着場所にて操作可能な補助ラツチ機構を備えた自
    動車用フードロツク装置において、 前記補助ラツチ機構は、車体側またはフード側
    のいずれか一方に補助ラツチ部材を揺動可能に枢
    着し、他方にストライカ部を設けて構成され、 前記補助ラツチ部材は、該ストライカ部の進入
    方向線上に枢軸を有し、手動操作取手を一端に有
    すとともに、該ストライカ部の進入方向線とは偏
    位して並行に延びる係合アームの先端にストライ
    カ係合片を枢着して成り、 前記補助ラツチ部材を付勢ばねによつて該スト
    ライカ係合片が前記ストライカ部に係合する方向
    に付勢し、更に前記ストライカ係合片は、前記ス
    トライカ部の進入方向線に対してほぼ直交する方
    向に突出して該ストライカ部を係止する係止爪部
    を有し、 前記係止爪部が突出するよう前記ストライカ係
    合片を付勢ばねによつて係合方向に付勢するとと
    もに、該ストライカ係合片の枢着軸を前記ストラ
    イカ部の進入方向線に対して偏位させて配設した
    ことを特徴とする自動車用フードロツク装置。
JP4577385U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH049820Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4577385U JPH049820Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4577385U JPH049820Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61161366U JPS61161366U (ja) 1986-10-06
JPH049820Y2 true JPH049820Y2 (ja) 1992-03-11

Family

ID=30559560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4577385U Expired JPH049820Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Country Status (1)

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JP (1) JPH049820Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7058619B2 (ja) * 2019-02-05 2022-04-22 株式会社クボタ 圃場作業機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825154A (ja) * 1981-08-06 1983-02-15 三菱電機株式会社 2光源レ−ザメス用ハンドピ−ス
JPS5840201U (ja) * 1981-09-11 1983-03-16 株式会社クラレ 中空糸ユニツト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5825154A (ja) * 1981-08-06 1983-02-15 三菱電機株式会社 2光源レ−ザメス用ハンドピ−ス
JPS5840201U (ja) * 1981-09-11 1983-03-16 株式会社クラレ 中空糸ユニツト

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JPS61161366U (ja) 1986-10-06

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