JPS6143667A - 撥水撥油性塗料 - Google Patents
撥水撥油性塗料Info
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- JPS6143667A JPS6143667A JP16478284A JP16478284A JPS6143667A JP S6143667 A JPS6143667 A JP S6143667A JP 16478284 A JP16478284 A JP 16478284A JP 16478284 A JP16478284 A JP 16478284A JP S6143667 A JPS6143667 A JP S6143667A
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- Japan
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- polymer
- graft
- acrylate
- graft polymer
- polyurethane
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[I]発明の目的
本発明は撥水性および撥油性がすぐれた塗料に関する。
さらにくわしくは、(A)グラフトffi合体および(
B)ポリウレタンを含有する溶剤型の塗料であり、該グ
ラフト屯合体は、アルキルアクリレートまたはメタクリ
レートを主成分とする重合体にパーフルオロフルキル基
を有するアクリレートまたはメタクリレートをグラフト
重合させることによって得られる重合体であるこtを特
徴とする撥水性および撥油性がきわめてすぐれた塗料を
提供することを目的とするものである。
B)ポリウレタンを含有する溶剤型の塗料であり、該グ
ラフト屯合体は、アルキルアクリレートまたはメタクリ
レートを主成分とする重合体にパーフルオロフルキル基
を有するアクリレートまたはメタクリレートをグラフト
重合させることによって得られる重合体であるこtを特
徴とする撥水性および撥油性がきわめてすぐれた塗料を
提供することを目的とするものである。
[H]発明の背景
船舶の船底、タンク、ブイ、火力発電所の水路導水管な
どの海中構築物はフジッボ、カキ、セルプラ、アオノリ
、7オサなどの多数の動植物が付着生育してこれらにい
ろいろな被害をもたらしている。たとえば、船舶の場合
、フジッボや7オサが船底に付着生γTすることによっ
て船舶の抵抗が増加し、そのために就航時の燃料使用量
が増大する。従来、これらの被害を防止する方法として
は人畜にも有害な亜酩化銅、有機錫化合物などを配合し
た防汚塗料が使われてきた。このような防汚塗料中の有
毒物質が海水中へ拡散ないし溶出することによって被塗
物への動植物の付着を防止することができる。しかし、
このような防汚塗料の防汚有効期間はせいぜい2年間が
限度であって、通常 1年位しかなく、海水中の動植物
による被害を防止するためにはその都度塗りかえる必要
がある。また、この防汚塗料中には前記の有毒物質を含
有するために塗装時において安全衛生の点で問題がある
。
どの海中構築物はフジッボ、カキ、セルプラ、アオノリ
、7オサなどの多数の動植物が付着生育してこれらにい
ろいろな被害をもたらしている。たとえば、船舶の場合
、フジッボや7オサが船底に付着生γTすることによっ
て船舶の抵抗が増加し、そのために就航時の燃料使用量
が増大する。従来、これらの被害を防止する方法として
は人畜にも有害な亜酩化銅、有機錫化合物などを配合し
た防汚塗料が使われてきた。このような防汚塗料中の有
毒物質が海水中へ拡散ないし溶出することによって被塗
物への動植物の付着を防止することができる。しかし、
このような防汚塗料の防汚有効期間はせいぜい2年間が
限度であって、通常 1年位しかなく、海水中の動植物
による被害を防止するためにはその都度塗りかえる必要
がある。また、この防汚塗料中には前記の有毒物質を含
有するために塗装時において安全衛生の点で問題がある
。
海水中の付着動植物は粘着性の分泌物を出し、これが接
着剤の働きをして船底などの前記海中構築物の表面に付
着し、生育すると云われている。
着剤の働きをして船底などの前記海中構築物の表面に付
着し、生育すると云われている。
したがって、前記の有毒物質を使用する方法以外にも防
汚しようとする海中構築物の表面を動植物から分泌され
る物質の付着しない面で被覆すれば基本的にはこれらの
動植物が付着しないと考えられる。この点1分子中にパ
ーフルオロアルキル基を有する化合物は極めて低い表面
エネルギーを有し、表面エネルギーの低い化合物による
表面は、付着性がよくないので防汚塗料に使用すること
ができる。また、パーフルオロアルキル基による表面が
低い表面エネルギーを有すという性質を利用して、パー
フルオロアルキル基含有側鎖を持つ含フツ素重合体が繊
M[織物などの撥水撥油剤として使われている。また、
パーフルオロアルキル基含有の塗膜形成材どして、パー
フルオロアルキル基含有側鎖とカルボキシル基、メチロ
ール基、ヒドロキシル基、エポキシ基およびアミド−ア
ルデヒド反応基のごとき官能基を含有する熱硬4ヒ性の
樹脂が提案されている。さらに、他の樹脂との相溶性を
もたらすため、芳香族を有する共重合成分をランンム共
重合させたパーフルオロアルキル基含有側鎖を持つ含フ
ツ素重合体を塗料、コーテイング材などの塗膜形成材へ
混合し、塗膜に撥水撥油性を付与し、#紙性を向上させ
得ることが知られている。このようなことから、パーフ
ルオロアルキル基を有するフッ素含有重合体を防汚塗料
として使用することができると考えられる。このような
パーフルオロアルキル基を有する含フツ素重合体を撥水
撥油性、防汚性を要する塗膜形成物中に含有させること
は有効であるが、すでに提案されているごときパーフル
オロアルキル基含有側鎖と他のランダム共重合体の場合
には、塗膜形成樹脂基調との相溶性についてはいまだ解
決されたとは云えない、また、従来提案されているパー
フルオロアルキル基含有側鎖を持つフッ素含有共重合体
はフッ素の含有を多くしなければ、その効果がみられな
い。
汚しようとする海中構築物の表面を動植物から分泌され
る物質の付着しない面で被覆すれば基本的にはこれらの
動植物が付着しないと考えられる。この点1分子中にパ
ーフルオロアルキル基を有する化合物は極めて低い表面
エネルギーを有し、表面エネルギーの低い化合物による
表面は、付着性がよくないので防汚塗料に使用すること
ができる。また、パーフルオロアルキル基による表面が
低い表面エネルギーを有すという性質を利用して、パー
フルオロアルキル基含有側鎖を持つ含フツ素重合体が繊
M[織物などの撥水撥油剤として使われている。また、
パーフルオロアルキル基含有の塗膜形成材どして、パー
フルオロアルキル基含有側鎖とカルボキシル基、メチロ
ール基、ヒドロキシル基、エポキシ基およびアミド−ア
ルデヒド反応基のごとき官能基を含有する熱硬4ヒ性の
樹脂が提案されている。さらに、他の樹脂との相溶性を
もたらすため、芳香族を有する共重合成分をランンム共
重合させたパーフルオロアルキル基含有側鎖を持つ含フ
ツ素重合体を塗料、コーテイング材などの塗膜形成材へ
混合し、塗膜に撥水撥油性を付与し、#紙性を向上させ
得ることが知られている。このようなことから、パーフ
ルオロアルキル基を有するフッ素含有重合体を防汚塗料
として使用することができると考えられる。このような
パーフルオロアルキル基を有する含フツ素重合体を撥水
撥油性、防汚性を要する塗膜形成物中に含有させること
は有効であるが、すでに提案されているごときパーフル
オロアルキル基含有側鎖と他のランダム共重合体の場合
には、塗膜形成樹脂基調との相溶性についてはいまだ解
決されたとは云えない、また、従来提案されているパー
フルオロアルキル基含有側鎖を持つフッ素含有共重合体
はフッ素の含有を多くしなければ、その効果がみられな
い。
[I11]発明の構成
以上のことから1本発明者らは、撥水撥油性がすぐれて
いるばかりでなく、塗膜形成樹脂基材との相溶性、防汚
性、衛生性、持続性についてもすぐれた塗料の原料とし
て有望な樹脂(重合体)を得ることについて種々検索し
た結果、 (A)グラフト重合体 および (B)ポリウレタン を含有する溶剤型の塗料であり、該グラフト重合体は、
「アルキル基の炭素数が多くとも16個であるアルキル
アクリレートまたはメタクリレートを主成分とする重合
体」[以下「(メタ )アクリレート重合体」と云う]
100重量部に対して0.O1〜50屯7;I′部の
「パーフルオロアルキル基を有するアクリレートまたは
メタクリレート」[以下「弗素含有モノマー」と云う
]をグラフト重合させることによって得られる重合体で
あり、グラフト重合体とポリウレタンとの合計最中に占
めるグラフ)ill!合体の割合は0.005〜80重
五1%であることを特徴とする撥水撥油性塗料が、 前記のごとき欠点もなく、撥水性および撥油性が良好で
あるのみならず、防汚性についてもすぐれた塗料である
ことを見出し、本発明に到達した。
いるばかりでなく、塗膜形成樹脂基材との相溶性、防汚
性、衛生性、持続性についてもすぐれた塗料の原料とし
て有望な樹脂(重合体)を得ることについて種々検索し
た結果、 (A)グラフト重合体 および (B)ポリウレタン を含有する溶剤型の塗料であり、該グラフト重合体は、
「アルキル基の炭素数が多くとも16個であるアルキル
アクリレートまたはメタクリレートを主成分とする重合
体」[以下「(メタ )アクリレート重合体」と云う]
100重量部に対して0.O1〜50屯7;I′部の
「パーフルオロアルキル基を有するアクリレートまたは
メタクリレート」[以下「弗素含有モノマー」と云う
]をグラフト重合させることによって得られる重合体で
あり、グラフト重合体とポリウレタンとの合計最中に占
めるグラフ)ill!合体の割合は0.005〜80重
五1%であることを特徴とする撥水撥油性塗料が、 前記のごとき欠点もなく、撥水性および撥油性が良好で
あるのみならず、防汚性についてもすぐれた塗料である
ことを見出し、本発明に到達した。
[IV]発明の効果
本発明によって撥水撥油性塗料は下記のごとき効果を発
揮する。
揮する。
(1)本発明の塗料を用いることによって塗膜の表面を
低表面エネルギー化させることができるために撥水性、
撥油性をもたらすことができる。
低表面エネルギー化させることができるために撥水性、
撥油性をもたらすことができる。
したがって、金属製物品、船舶、タンク、ブイ、火力発
電所の水路導水管用塗料として有効である。
電所の水路導水管用塗料として有効である。
(2)水に長時間浸漬したとしても、水にグラフト重合
体が溶出することなく、効果を長時間保持させることが
できる。
体が溶出することなく、効果を長時間保持させることが
できる。
(3)環境汚染性がない。
(4)衛生的である。
(5)エアースプレー法、エアーレススプレー法、静電
塗装法、フローコート法、浸漬法、ロールコート法によ
って簡易に塗装させることができる。
塗装法、フローコート法、浸漬法、ロールコート法によ
って簡易に塗装させることができる。
[V]発明の詳細な説明
(A)(メタ)アクリレート重合体
本発明のグラフト重合体を製造するために使われる(メ
タ)アクリレートm合体はアルキル基の炭素数が多くと
も1θ個のフルキルアクリレートまたはメタクリレート
を主成分とする重合体である。該アルキル基は直鎖状で
も分岐状でもX・よく、炭素数が12g1以下のものが
好ましく、特に8個以下のものが好適である。好適なア
ルキル基としては、メチルジ(、プロピル基、n−また
はインブチル基、ヘキシルノ、(およびオクチル基があ
げられる0本発明においては、これらの(メタ)アクリ
レート重合体のうち、メチルアクリレート、メチルメタ
アクリレ−I・、エチルアクリレート、エチルメタアク
リレート、プロピルアクリレート、プロピルメタアクリ
レート、ブチルアクリレートまたは2−エチルへキシル
アクリレートを主成分(50モル%以上)とする重合体
が好適である。これらの(メタ)アクリレ−1−III
合体は工業的に生産され、多方面にわたって利用されて
いるものであり、それらの特性についても広く知られて
いるものである。とりわけ、40%トルエン溶液の30
℃においての粘度が200〜2000センチポアズのも
のが望ましい。
タ)アクリレートm合体はアルキル基の炭素数が多くと
も1θ個のフルキルアクリレートまたはメタクリレート
を主成分とする重合体である。該アルキル基は直鎖状で
も分岐状でもX・よく、炭素数が12g1以下のものが
好ましく、特に8個以下のものが好適である。好適なア
ルキル基としては、メチルジ(、プロピル基、n−また
はインブチル基、ヘキシルノ、(およびオクチル基があ
げられる0本発明においては、これらの(メタ)アクリ
レート重合体のうち、メチルアクリレート、メチルメタ
アクリレ−I・、エチルアクリレート、エチルメタアク
リレート、プロピルアクリレート、プロピルメタアクリ
レート、ブチルアクリレートまたは2−エチルへキシル
アクリレートを主成分(50モル%以上)とする重合体
が好適である。これらの(メタ)アクリレ−1−III
合体は工業的に生産され、多方面にわたって利用されて
いるものであり、それらの特性についても広く知られて
いるものである。とりわけ、40%トルエン溶液の30
℃においての粘度が200〜2000センチポアズのも
のが望ましい。
(B)弗素含有モノマー
また、本発明のグラフト重合体の製造に使用される弗素
含有上ツマ−はパーフルオロアルキル基を有するアクリ
レートまたはメタクリレートであり、末端基に一般式と
してRfQG)I2−を有する側鎖を持つことが重要で
ある。 Rfは炭素数が4〜20個のパーフルオロアル
キル基を示し1分岐状でも直鎖状でもよい、 Rfが3
以下では、得られるグラフト重合体の撥水性が充分でな
い、一方、炭素数が21以上では、該モノマーを入手す
ることが困難であるばかりでなく、グラフト重合体を製
造する点で問題となる。特に、炭素数が6〜12個のも
のが好適である。QはCnH2n−であり、nが5個以
下のものが望ましい、したがって、本発明において使用
される弗素含有上ツマ−は下式〔(1)式1で示される
ものが望ましい。
含有上ツマ−はパーフルオロアルキル基を有するアクリ
レートまたはメタクリレートであり、末端基に一般式と
してRfQG)I2−を有する側鎖を持つことが重要で
ある。 Rfは炭素数が4〜20個のパーフルオロアル
キル基を示し1分岐状でも直鎖状でもよい、 Rfが3
以下では、得られるグラフト重合体の撥水性が充分でな
い、一方、炭素数が21以上では、該モノマーを入手す
ることが困難であるばかりでなく、グラフト重合体を製
造する点で問題となる。特に、炭素数が6〜12個のも
のが好適である。QはCnH2n−であり、nが5個以
下のものが望ましい、したがって、本発明において使用
される弗素含有上ツマ−は下式〔(1)式1で示される
ものが望ましい。
CH2=占−〇〇〇CH2QRf (I )
CI)式において、RfおよびQは前記と同様であり、
Rは水素原子またはメチル基を表わす。
CI)式において、RfおよびQは前記と同様であり、
Rは水素原子またはメチル基を表わす。
本発明において使われる弗素含有上ツマ−のうち、好ま
しいものの代表例としては、3,3,4,4,5゜5.
8,8,7,7,8,8.11.1.9−ヘプタデカフ
ロロノニル−2−メチル−2−プロペノエイト、 3,
3,4,4,5,5,8,8゜?、?、8,8,9,1
1,10,10,11,11,12,12.12−ヘネ
イコサフロロドデシルー2−プロペノエイト、3,3,
4,4,5゜5.6,8,7,7,8,8,9,0.t
o、10.10−ヘプタデカフロロデシル−2−プロペ
ノエイト、 3,3,4,4,5,5,8,8.?。
しいものの代表例としては、3,3,4,4,5゜5.
8,8,7,7,8,8.11.1.9−ヘプタデカフ
ロロノニル−2−メチル−2−プロペノエイト、 3,
3,4,4,5,5,8,8゜?、?、8,8,9,1
1,10,10,11,11,12,12.12−ヘネ
イコサフロロドデシルー2−プロペノエイト、3,3,
4,4,5゜5.6,8,7,7,8,8,9,0.t
o、10.10−ヘプタデカフロロデシル−2−プロペ
ノエイト、 3,3,4,4,5,5,8,8.?。
?、8.8,9,9.10.10,11.11,12,
12,13,13,14.14.14−ペンタコサフロ
ロテトラデシル− トおよび3 + 3 + 4 t 4 + 5 + 5
+ 6+ 6 + 7 + 7 + 8 + 8 +
8 − Fリデカフロロブチル−2−プロペノエイト
があげられる。
12,13,13,14.14.14−ペンタコサフロ
ロテトラデシル− トおよび3 + 3 + 4 t 4 + 5 + 5
+ 6+ 6 + 7 + 7 + 8 + 8 +
8 − Fリデカフロロブチル−2−プロペノエイト
があげられる。
CC)重合条件
本発明のグラフト重合体を製造するにあたり、前記の(
メタ)アクリレート重合体および弗素含有モノマーはそ
れぞれ一種のみを用いてもよく、二種以上を併用しても
よい。
メタ)アクリレート重合体および弗素含有モノマーはそ
れぞれ一種のみを用いてもよく、二種以上を併用しても
よい。
重合温度は通常50”140°Cであり,50〜120
°Cが望ましく、とりわけ60〜120℃が好適である
。
°Cが望ましく、とりわけ60〜120℃が好適である
。
50℃未満でグラフト重合を行なうと、グラフト重合体
を製造するために長11が;81を必要とし,工業上好
ましくない.−・方、140℃を越えて重合を行なうと
,比較的短時間で重合を完成することができるが、得ら
れるグラフト重合体の物性がよくないために望ましくな
い。
を製造するために長11が;81を必要とし,工業上好
ましくない.−・方、140℃を越えて重合を行なうと
,比較的短時間で重合を完成することができるが、得ら
れるグラフト重合体の物性がよくないために望ましくな
い。
また、重合時間は通常15分ないし6時間であり、 3
0分ないし5時間が好ましく、特に30分ないし4時間
が好適である。15分未満で重合を完成するように試み
ると、重合温度を高くする必要があり、重合をコントロ
ールすることが難しくなる。
0分ないし5時間が好ましく、特に30分ないし4時間
が好適である。15分未満で重合を完成するように試み
ると、重合温度を高くする必要があり、重合をコントロ
ールすることが難しくなる。
一方、6時間を越えると、重合をコントロールすること
は容易であるが、重合時間が長いために工業上得策では
ない。
は容易であるが、重合時間が長いために工業上得策では
ない。
loo 重量部の前記(メタ)アクリレ−) ff1合
体に対する弗素含有モノマーの使用割合は0.01〜5
0重量部であり、0.02〜50重量部が望ましく、と
りわけ0.1−40′ijL量部が好適である。 1
00重量部の(メタ)アクリレート重合体に対する弗素
含有モノマーの使用割合が0.01重量部未満では、得
られるグラフト重合体の撥水性が低いために好ましくな
い、一方、50重重量を越えると、グラフト反応性が低
下し、また得られたグラフト重合物はアクリル系樹脂と
の相溶性が低下する。
体に対する弗素含有モノマーの使用割合は0.01〜5
0重量部であり、0.02〜50重量部が望ましく、と
りわけ0.1−40′ijL量部が好適である。 1
00重量部の(メタ)アクリレート重合体に対する弗素
含有モノマーの使用割合が0.01重量部未満では、得
られるグラフト重合体の撥水性が低いために好ましくな
い、一方、50重重量を越えると、グラフト反応性が低
下し、また得られたグラフト重合物はアクリル系樹脂と
の相溶性が低下する。
本発明のグラフトffi合体を製造するにあたり。
グラフト重合は重合開始剤の存在下で不活性有機溶媒中
で実施される0重合開始剤は、半減期が温度60〜12
0℃において0.5〜2時間のものが好ましい、該重合
開始剤の代表例としては、アゾビスイソブチロニトリル
、ベンゾイルパーオキシド、ジー第三級−ブチルパーオ
キシド、ラウリルパーオキシドおよびクメンヒドロパー
オキシドがあげられる。100重!11部の前記(メタ
)アクリレート重合体に対する重合開始剤の使用割合は
、一般には0.005〜5.0重J−1部であり、0.
01〜540重i部が好ましく、 0.O1〜3,0重
量部が好適である。また、不活性有機溶媒は前記(メタ
)アクリレート重合体、弗素含有モノマーおよび重合開
始剤を溶解するものであり、かつ不活性のものである。
で実施される0重合開始剤は、半減期が温度60〜12
0℃において0.5〜2時間のものが好ましい、該重合
開始剤の代表例としては、アゾビスイソブチロニトリル
、ベンゾイルパーオキシド、ジー第三級−ブチルパーオ
キシド、ラウリルパーオキシドおよびクメンヒドロパー
オキシドがあげられる。100重!11部の前記(メタ
)アクリレート重合体に対する重合開始剤の使用割合は
、一般には0.005〜5.0重J−1部であり、0.
01〜540重i部が好ましく、 0.O1〜3,0重
量部が好適である。また、不活性有機溶媒は前記(メタ
)アクリレート重合体、弗素含有モノマーおよび重合開
始剤を溶解するものであり、かつ不活性のものである。
該不活性有機溶媒は常温常圧においては液体であるが、
沸点が50℃ないし300℃のものが好適である。この
不活性有機溶媒の代表的なものとしては、脂肪族または
脂肪族炭化水素(たとえば、ペンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタン、シクロヘキサン)、芳香族炭化水素(
ベンゼン、トルエン、キシレン)、石油エーテル、テト
ラヒドロフラン、1.トジオキサン、メチルエチルケト
ン、メチルクロロホルム、トリクロロエチレン、テトラ
クロロエチレン、テトラクロロジフルオロエタン、トリ
クロロトリフルオロエタンなどがあげられる。これらの
不活性有機溶媒は100gの前記(メタ)7クリレ一ト
重合体に対して25層見なり)し1文が一般的であり、
60m見ないし0.2又が好ましい、 100gの(メ
タ)7クリレ一ト重合体に対して不活性*sa#媒の使
用割合が25IlfL未満では、(メタ)7クリレ一ト
重合体の溶解に長い時間を必要とするので好ましくない
ばがりでなく、また高粘度となりグラフト重合するさい
に撹拌などを行なうさいに難しくなる。一方、 If
を越えて使用したとしても溶液中の撥水性および撥油性
成分の濃度が低下するので問題がある。
沸点が50℃ないし300℃のものが好適である。この
不活性有機溶媒の代表的なものとしては、脂肪族または
脂肪族炭化水素(たとえば、ペンタン、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタン、シクロヘキサン)、芳香族炭化水素(
ベンゼン、トルエン、キシレン)、石油エーテル、テト
ラヒドロフラン、1.トジオキサン、メチルエチルケト
ン、メチルクロロホルム、トリクロロエチレン、テトラ
クロロエチレン、テトラクロロジフルオロエタン、トリ
クロロトリフルオロエタンなどがあげられる。これらの
不活性有機溶媒は100gの前記(メタ)7クリレ一ト
重合体に対して25層見なり)し1文が一般的であり、
60m見ないし0.2又が好ましい、 100gの(メ
タ)7クリレ一ト重合体に対して不活性*sa#媒の使
用割合が25IlfL未満では、(メタ)7クリレ一ト
重合体の溶解に長い時間を必要とするので好ましくない
ばがりでなく、また高粘度となりグラフト重合するさい
に撹拌などを行なうさいに難しくなる。一方、 If
を越えて使用したとしても溶液中の撥水性および撥油性
成分の濃度が低下するので問題がある。
重合方法としては、他に乳化重合法、懸濁重合法がある
が、これらの方法によって製造されるグラフト重合体は
期待される効果が得られない。
が、これらの方法によって製造されるグラフト重合体は
期待される効果が得られない。
(D)ポリウレタン
本発明において用いられるポリウレタンは。
その組成中に(−NH−Go−0−)で表わされるウレ
タン結合を多数含む樹脂である。塗料用ポリウレタンに
は、ポリエステルまたはポリエーテルとインシアネ−1
す^を持つ化合物とを組合せたもの、ポリオールとジイ
ソシアネート類との末端に−NCO基を持つプレマーを
空気中の湿気によって硬化することができる湿気硬化型
ポリウレタンおよび乾性油誘導体とジイソシアネートと
を反応させることによって得られるウレタン化油とがあ
る。これらのポリウレタンは通常よく知られている触媒
によって硬化し、塗膜を形成する。
タン結合を多数含む樹脂である。塗料用ポリウレタンに
は、ポリエステルまたはポリエーテルとインシアネ−1
す^を持つ化合物とを組合せたもの、ポリオールとジイ
ソシアネート類との末端に−NCO基を持つプレマーを
空気中の湿気によって硬化することができる湿気硬化型
ポリウレタンおよび乾性油誘導体とジイソシアネートと
を反応させることによって得られるウレタン化油とがあ
る。これらのポリウレタンは通常よく知られている触媒
によって硬化し、塗膜を形成する。
これらのポリウレタンは、いずれも重版されており、三
原−幸編“解説 塗料学゛′(昭和54年、理工出版社
発行)などによってよく知られているものである。
原−幸編“解説 塗料学゛′(昭和54年、理工出版社
発行)などによってよく知られているものである。
(E)混合割合
前記のようにして得られたグラフト重合体とポリウレタ
ンとの合計量中に占めるグラフト重合体の混合割合は0
.005〜80重量%であり、 0.05〜Bθ ″重
量%が好ましく、とりわけ0.1〜5offi量%が好
適である。グラフト重合体とポリウレタンとの合計量中
に占めるグラフトffi合体の混合割合が0.005重
量%未満では、得られる塗料の撥水性および撥油性が劣
る。一方、80重量%を越えると、塗膜の強度などの物
性がよくない。
ンとの合計量中に占めるグラフト重合体の混合割合は0
.005〜80重量%であり、 0.05〜Bθ ″重
量%が好ましく、とりわけ0.1〜5offi量%が好
適である。グラフト重合体とポリウレタンとの合計量中
に占めるグラフトffi合体の混合割合が0.005重
量%未満では、得られる塗料の撥水性および撥油性が劣
る。一方、80重量%を越えると、塗膜の強度などの物
性がよくない。
(F)混合方法、使用方法
本発明の塗料は前記グラフト重合体とポリウレタンとを
少なくとも含有するものである。この塗料にはこれらの
グラフト重合体およびポリウレタンのほかに、一般にポ
リウレタン塗料の分野において配合(添加)されている
顔料、光、酸素および熱に対する安定剤、可塑剤のごと
き添加剤を添加される。この塗料を製造するKはポリウ
レタン塗料の分野において溶剤として使用されている有
機溶媒に均一になるように混合して用いられる。
少なくとも含有するものである。この塗料にはこれらの
グラフト重合体およびポリウレタンのほかに、一般にポ
リウレタン塗料の分野において配合(添加)されている
顔料、光、酸素および熱に対する安定剤、可塑剤のごと
き添加剤を添加される。この塗料を製造するKはポリウ
レタン塗料の分野において溶剤として使用されている有
機溶媒に均一になるように混合して用いられる。
また、グラフト重合体とポリウレタンまたはこれらと前
記添加剤とをボールミル、サンドミル。
記添加剤とをボールミル、サンドミル。
アトライター、ロールミルおよび高速インペラー分散機
のごとき混合機を使って有機溶媒に溶解させてもよい、
また、塗料が二液型の場合では、別々にグラフト手合体
とポリウレタンとを溶解し、混合させてもよく1両方を
いずれかの溶媒に溶解させ、他の溶媒を添加させてもよ
い。以上のいずれの混合方法の場合でも、最終的に塗料
として使用するさいには、グラフト重合物およびポリウ
レタンを前記の1]シ合割合になるようにする必要があ
る。
のごとき混合機を使って有機溶媒に溶解させてもよい、
また、塗料が二液型の場合では、別々にグラフト手合体
とポリウレタンとを溶解し、混合させてもよく1両方を
いずれかの溶媒に溶解させ、他の溶媒を添加させてもよ
い。以上のいずれの混合方法の場合でも、最終的に塗料
として使用するさいには、グラフト重合物およびポリウ
レタンを前記の1]シ合割合になるようにする必要があ
る。
さらに、有機溶媒に対するポリウレタンおよびグラフト
重合体の割合はこれらの溶解時の粘度によって異なるが
、ポリウレタン塗料の分野において通常実施されている
ようにすればよい。
重合体の割合はこれらの溶解時の粘度によって異なるが
、ポリウレタン塗料の分野において通常実施されている
ようにすればよい。
[VI]実施例および比較例
以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
。
。
なお、実施例および比較例において、撥水性は得られた
塗料を冷間圧延鋼板上に塗布し、得られた塗膜の水の接
触角によって表わす、また、撥油性は上記と同様に塗布
し、得られた塗膜のn−ヘキサデカンの接触角によって
示した。いずれも、接触角が大きいものほど大きな撥水
性または撥油性を示している。さらに、″/!、着性は
基盤日剥離試験によって測定した。また、塗膜硬度は鉛
篭硬度によって測定した。
塗料を冷間圧延鋼板上に塗布し、得られた塗膜の水の接
触角によって表わす、また、撥油性は上記と同様に塗布
し、得られた塗膜のn−ヘキサデカンの接触角によって
示した。いずれも、接触角が大きいものほど大きな撥水
性または撥油性を示している。さらに、″/!、着性は
基盤日剥離試験によって測定した。また、塗膜硬度は鉛
篭硬度によって測定した。
なお、実施例および比較例においてグラフト重合体とし
て下記のようしてに製造したものを用いた。
て下記のようしてに製造したものを用いた。
47.5 gのポリメチルメタクリレート【40%トル
エン溶液の30℃における粘度(以下同様)400セン
チポアズ、以下「重合体(A)」と云う] 、 2.5
g17) CH2−CHG00CH2にH2C8F17
[以下「化合物(1)」と云う] 、 0.5gのベン
ゾイルパーオキシドおよび60gを300ccのフラス
コ中に入れ、撹拌しながら窒素雰囲気下で80°Cの温
度で3時間グラフト重合を行なった。得られたグラフ1
合体[以下「グラフト重合体(I)」と云う]のグラフ
ト率は4.1%であった。
エン溶液の30℃における粘度(以下同様)400セン
チポアズ、以下「重合体(A)」と云う] 、 2.5
g17) CH2−CHG00CH2にH2C8F17
[以下「化合物(1)」と云う] 、 0.5gのベン
ゾイルパーオキシドおよび60gを300ccのフラス
コ中に入れ、撹拌しながら窒素雰囲気下で80°Cの温
度で3時間グラフト重合を行なった。得られたグラフ1
合体[以下「グラフト重合体(I)」と云う]のグラフ
ト率は4.1%であった。
グラフト重合体CI)の製造において使った重合体(A
)の使用量を45.0 gおよび化合物(1)の使用量
を5.0gにかえたほかは、グラフト重合体(I)と同
じ条件でグラフ)2][i合を行なった。得られたグラ
フト重合体[以下「グラフト重合体(II)Jと云う]
のグラフト化率は8.4%であった。
)の使用量を45.0 gおよび化合物(1)の使用量
を5.0gにかえたほかは、グラフト重合体(I)と同
じ条件でグラフ)2][i合を行なった。得られたグラ
フト重合体[以下「グラフト重合体(II)Jと云う]
のグラフト化率は8.4%であった。
グラフト重合体(II )の製造において使った重合体
(A)のかわりに前記の粘度が390であるポリエチル
アクリレ−I・(使用量はグラフトm合体(II )の
製造と同じ)を使ったほかは、グラフト重合体(I)の
製造と同様にグラフト重合を行なった。得られたグラフ
トm合体[以下「グラフト重合体(■)」と云う]のグ
ラフト化率は7.8%であった。
(A)のかわりに前記の粘度が390であるポリエチル
アクリレ−I・(使用量はグラフトm合体(II )の
製造と同じ)を使ったほかは、グラフト重合体(I)の
製造と同様にグラフト重合を行なった。得られたグラフ
トm合体[以下「グラフト重合体(■)」と云う]のグ
ラフト化率は7.8%であった。
グラフトffi合体(II )の製造において使った重
合体(A)のかわりにメチルメタクリレートの共重合割
合が60モル%であるメチルメタクリレートとエチルア
クリレートとの共重合体(前記の粘度81Oセンチポア
ズ、使用にはグラフトm合体(II )の製造と同じ)
を使用したほかは、グラフトffi合体(II )の製
造と同じ条件でグラフト重合を行なった。得られたグラ
フト13合体[以下「グラフト重合体(■)」と云う]
のグラフト化率は7.5%であった。
合体(A)のかわりにメチルメタクリレートの共重合割
合が60モル%であるメチルメタクリレートとエチルア
クリレートとの共重合体(前記の粘度81Oセンチポア
ズ、使用にはグラフトm合体(II )の製造と同じ)
を使用したほかは、グラフトffi合体(II )の製
造と同じ条件でグラフト重合を行なった。得られたグラ
フト13合体[以下「グラフト重合体(■)」と云う]
のグラフト化率は7.5%であった。
グラフト重合体(I)の製造において用いた重合体(A
)の使用量を30gおよび化合物(1)の使用量を20
gにかえたほかは、グラフト重合体(I)の製造と同様
にグラフト重合を行なった。得られたグラフ11合体[
以下「グラフト重合体(V)J と云う]のグラフト化
率は32%であった。
)の使用量を30gおよび化合物(1)の使用量を20
gにかえたほかは、グラフト重合体(I)の製造と同様
にグラフト重合を行なった。得られたグラフ11合体[
以下「グラフト重合体(V)J と云う]のグラフト化
率は32%であった。
グラフト重合体(I)の製造において使った重合体(A
)の使用量を49.f39gおよび化合物(1)の使用
量を0.01gにかえたほかは、グラフト重合体(I)
の製造と同じ条件でグラフト重合を行なった。得られた
グラフト重合体[以下[グラフト重合体(■)」と云う
]のグラフト化率は0.015%であった・ グラフト重合体(I)の製造において使った化合物(1
)のかわりに5.0gのCH2”C:HCOOCH2C
H2C1aF37を使用したほかはグラフト重合体(I
)の製造と同様にグラフ)1合を行なった。得られたグ
ラフトffi合体[以下「グラフト重合体(■)」と云
う]のグラフト化率は3.2%であった。
)の使用量を49.f39gおよび化合物(1)の使用
量を0.01gにかえたほかは、グラフト重合体(I)
の製造と同じ条件でグラフト重合を行なった。得られた
グラフト重合体[以下[グラフト重合体(■)」と云う
]のグラフト化率は0.015%であった・ グラフト重合体(I)の製造において使った化合物(1
)のかわりに5.0gのCH2”C:HCOOCH2C
H2C1aF37を使用したほかはグラフト重合体(I
)の製造と同様にグラフ)1合を行なった。得られたグ
ラフトffi合体[以下「グラフト重合体(■)」と云
う]のグラフト化率は3.2%であった。
実施例 1〜16、比較例 1〜6
75.0重量部のアマニ油、6.5重量部のグリセリン
、14 、81 量gBの2.4− トルエンジイソシ
アネート、3.7重量部の2.0− トルエンジイソシ
アネートおよび0.2重量部のナフテン酸カルシウム(
4z)からあらかじめ製造したアマニ油変性ポリウレタ
ン(油長 GO$) 71.8E1重量%、ルチル型
酸化チタン 23.07 重%%、メチルセルンルプア
セテート、3.57重量%、6%ナフテン酸コバル)
0.04重量%、24%ナフテン酸鉛 0640重量
%、6%ナフテン酸マンガン 0.09fi量%および
皮張り防止剤 0.07fi1%からなるポリウレタン
塗料ならびに前記のようにして得られるグラフト重合体
(各グラフト重合体の種類ならびにポリウレタンおよび
グラフl−Q合体との合計量中に占める割合を第1表に
示す)を高速インペラー分散機を用いて15〜GO分間
均一になるように混合した。
、14 、81 量gBの2.4− トルエンジイソシ
アネート、3.7重量部の2.0− トルエンジイソシ
アネートおよび0.2重量部のナフテン酸カルシウム(
4z)からあらかじめ製造したアマニ油変性ポリウレタ
ン(油長 GO$) 71.8E1重量%、ルチル型
酸化チタン 23.07 重%%、メチルセルンルプア
セテート、3.57重量%、6%ナフテン酸コバル)
0.04重量%、24%ナフテン酸鉛 0640重量
%、6%ナフテン酸マンガン 0.09fi量%および
皮張り防止剤 0.07fi1%からなるポリウレタン
塗料ならびに前記のようにして得られるグラフト重合体
(各グラフト重合体の種類ならびにポリウレタンおよび
グラフl−Q合体との合計量中に占める割合を第1表に
示す)を高速インペラー分散機を用いて15〜GO分間
均一になるように混合した。
得られた各混合物を冷間圧延鋼板上にエアースプレーを
使ってコーチ、fングした後、約24時間室温にて放置
させた。それぞれの塗膜の撥水性および撥油性4密着性
ならびに硬度を測定した。それらの結果を第1表に示す
。
使ってコーチ、fングした後、約24時間室温にて放置
させた。それぞれの塗膜の撥水性および撥油性4密着性
ならびに硬度を測定した。それらの結果を第1表に示す
。
(以下余白)
なお、以上の実施例および比較例によって得られる塗料
の塗膜の密着性試験を行なったが、いずれも塗膜が剥離
しなかった。また、比較例4および6では、いずれも相
分離を生じた(それぞれのグラフト重合体が沈澱)。
の塗膜の密着性試験を行なったが、いずれも塗膜が剥離
しなかった。また、比較例4および6では、いずれも相
分離を生じた(それぞれのグラフト重合体が沈澱)。
以上の実施例および比較例の結果から、本発明によって
得られる塗料はポリウレタン塗料に比べ、撥水性および
撥油性がきわめてすぐれおり、さらにポリウレタン塗料
が有する密着性をグラフト重合体を配合させても低下さ
せないことが明らかである。
得られる塗料はポリウレタン塗料に比べ、撥水性および
撥油性がきわめてすぐれおり、さらにポリウレタン塗料
が有する密着性をグラフト重合体を配合させても低下さ
せないことが明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (A)グラフト重合体 および (B)ポリウレタン を含有する溶剤型の塗料であり、該グラフト重合体は、
アルキル基の炭素数が多くとも16個であるアルキルア
クリレートまたはメタクリレートを主成分とする重合体
100重量部に対して0.01〜50重量部のパーフル
オロアルキル基を有するアクリレートまたはメタクリレ
ートをグラフト重合させることによって得られる重合体
であり、グラフト重合体とポリウレタンとの合計量中に
占めるグラフト重合体の割合は0.005〜80重量%
であることを特徴とする撥水撥油性塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16478284A JPS6143667A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 撥水撥油性塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16478284A JPS6143667A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 撥水撥油性塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6143667A true JPS6143667A (ja) | 1986-03-03 |
Family
ID=15799843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16478284A Pending JPS6143667A (ja) | 1984-08-08 | 1984-08-08 | 撥水撥油性塗料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143667A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6166141A (en) * | 1996-06-11 | 2000-12-26 | Central Glass Company, Limited | Fluorine-containing resin for preparing paint |
FR2823757A1 (fr) * | 2001-04-23 | 2002-10-25 | Atofina | Materiau polymere methacrylique anticalcaire, composition methacrylique polymerisable pour l'obtenir et articles faconnes anticalcaires obtenus a partir de ce materiau |
JP2013531708A (ja) * | 2010-05-27 | 2013-08-08 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | コーティング用のフルオロポリマー添加剤 |
JP2013533331A (ja) * | 2010-05-27 | 2013-08-22 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 溶剤系フルオロポリマー添加剤及びコーティング組成物におけるそれらの使用 |
-
1984
- 1984-08-08 JP JP16478284A patent/JPS6143667A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6166141A (en) * | 1996-06-11 | 2000-12-26 | Central Glass Company, Limited | Fluorine-containing resin for preparing paint |
FR2823757A1 (fr) * | 2001-04-23 | 2002-10-25 | Atofina | Materiau polymere methacrylique anticalcaire, composition methacrylique polymerisable pour l'obtenir et articles faconnes anticalcaires obtenus a partir de ce materiau |
WO2002085961A1 (fr) * | 2001-04-23 | 2002-10-31 | Atofina | Materiau polymere methacrylique anticalcaire et articles faconnes correspondants |
JP2013531708A (ja) * | 2010-05-27 | 2013-08-08 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | コーティング用のフルオロポリマー添加剤 |
JP2013533331A (ja) * | 2010-05-27 | 2013-08-22 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 溶剤系フルオロポリマー添加剤及びコーティング組成物におけるそれらの使用 |
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