JPS6140281Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6140281Y2 JPS6140281Y2 JP1978129714U JP12971478U JPS6140281Y2 JP S6140281 Y2 JPS6140281 Y2 JP S6140281Y2 JP 1978129714 U JP1978129714 U JP 1978129714U JP 12971478 U JP12971478 U JP 12971478U JP S6140281 Y2 JPS6140281 Y2 JP S6140281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- water
- metal plate
- cleaning tank
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は食器洗い機に関するもので、特にヒー
ターの空炊きを防止しようとすることを目的とす
る。
ターの空炊きを防止しようとすることを目的とす
る。
従来食器洗い機で、投入ヒーターを使用したも
のでヒーターの空炊きを防ぐ必要のあるものにあ
つては、ステンレスパイプ中に線材膨張を利用し
たサーモスタツトを入れ金具によりヒーターをだ
き合わせておき、ヒーターが異常に熱を発生する
とサーモが切れヒーターの電源を切るようにした
ものであつた。この方法では、サーモスタツトの
温度設定がむずかしくコストも高くつく。と同時
に、性能上ヒーターが冷却された後サーモスタツ
トがOFF状態からON状態に復帰してしまいヒー
ターの空炊き状態が繰り返し行なわれてヒーター
寿命を短かくしてしまう。
のでヒーターの空炊きを防ぐ必要のあるものにあ
つては、ステンレスパイプ中に線材膨張を利用し
たサーモスタツトを入れ金具によりヒーターをだ
き合わせておき、ヒーターが異常に熱を発生する
とサーモが切れヒーターの電源を切るようにした
ものであつた。この方法では、サーモスタツトの
温度設定がむずかしくコストも高くつく。と同時
に、性能上ヒーターが冷却された後サーモスタツ
トがOFF状態からON状態に復帰してしまいヒー
ターの空炊き状態が繰り返し行なわれてヒーター
寿命を短かくしてしまう。
本考案は上述問誕点を解消しようとするもの
で、以下図示した一実施例に従つて詳細に説明す
る。
で、以下図示した一実施例に従つて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の食器洗い機の一実施例概略構
成図であり、 図において、1は食器洗い機の本体、2は開閉
自在な扉3を備えた洗浄槽、4は洗浄槽2の底部
に配置した多数の噴出口5,5……を有する噴射
ノズル、6は本体1と上記洗浄槽2間に配設され
た循環用ポンプである。この循環ポンプ6と排水
ポンプ8はフイルター9を介して連結接続されて
おり、排水弁10を通つて外部へ排出するように
なつている。
成図であり、 図において、1は食器洗い機の本体、2は開閉
自在な扉3を備えた洗浄槽、4は洗浄槽2の底部
に配置した多数の噴出口5,5……を有する噴射
ノズル、6は本体1と上記洗浄槽2間に配設され
た循環用ポンプである。この循環ポンプ6と排水
ポンプ8はフイルター9を介して連結接続されて
おり、排水弁10を通つて外部へ排出するように
なつている。
上記噴射ノズル4の下部、洗浄槽2の底部には
スチーム洗浄用のヒーター11を内蔵しスチーム
カバー12に被覆されてスチーム発生室13が形
成されている。
スチーム洗浄用のヒーター11を内蔵しスチーム
カバー12に被覆されてスチーム発生室13が形
成されている。
上記ヒーター11は、第2図に示す如く合成樹
脂で一体成形した食器洗い機の洗浄槽2の底部一
部に配設された金属板14に端部を固定して上方
に立設している。一方、金属板14はその一部を
上方に膨出して、ヒーター11の端部(固定部)
より離間した部分に接触しており、このヒーター
11との接触部裏面に手動復帰型サーモスタツト
15を設けている。
脂で一体成形した食器洗い機の洗浄槽2の底部一
部に配設された金属板14に端部を固定して上方
に立設している。一方、金属板14はその一部を
上方に膨出して、ヒーター11の端部(固定部)
より離間した部分に接触しており、このヒーター
11との接触部裏面に手動復帰型サーモスタツト
15を設けている。
上記スチームカバー12の適宜位置にスチーム
を噴出するスチーム発生口16を形成している。
を噴出するスチーム発生口16を形成している。
上記洗浄槽2に並設して洗剤投入箱17を配設
し使用状態に応じて洗浄槽2内に供給している。
し使用状態に応じて洗浄槽2内に供給している。
上記排水ポンプ8の反対側よりプーリー、ベル
ト等の伝達手段161によつて送風装置18を駆
動するようにしている。
ト等の伝達手段161によつて送風装置18を駆
動するようにしている。
上記送風装置18と洗浄槽2は送風ダクト19
を介して連結接続している。
を介して連結接続している。
この送風ダクト19内の適宜位置に乾燥専用ヒ
ーター20を設けている。
ーター20を設けている。
21は噴射ノズル4の上方にて洗浄槽2に出入
自在に装備される食器篭で食器類を載置してい
る。
自在に装備される食器篭で食器類を載置してい
る。
22は洗浄槽2の側壁上部に開口してシヤワー
状等に給水する給水口である。
状等に給水する給水口である。
23は電磁式の給水弁で水源よりの送水パイプ
241に接続している。
241に接続している。
24は洗浄槽2の水位を検出して動作するよう
にして水位制御装置であり、この水位制御装置2
4によつてスチーム及び洗浄水位を例えばスチー
ムの場合の水量を4とすれば洗浄の場合の水量
も4として制御するようにしている。
にして水位制御装置であり、この水位制御装置2
4によつてスチーム及び洗浄水位を例えばスチー
ムの場合の水量を4とすれば洗浄の場合の水量
も4として制御するようにしている。
25は洗浄槽2の水位を検知して制御する水位
制御装置24と相俟つて循環ポンプ6、排水弁1
0、給水弁23及び熱源等を所定の洗浄サイクル
に従つて制御し、各工程を順次行なわせるプログ
ラムタイマーである。
制御装置24と相俟つて循環ポンプ6、排水弁1
0、給水弁23及び熱源等を所定の洗浄サイクル
に従つて制御し、各工程を順次行なわせるプログ
ラムタイマーである。
次に上記構成の動作について説明する。
まず食器類を載置した食器篭21を洗浄槽2内
に挿設し、プログラムタイマー25をセツトする
と下記の工程が順次行なわれる。
に挿設し、プログラムタイマー25をセツトする
と下記の工程が順次行なわれる。
(前洗浄工程)
給水弁23が動作すると給水口22より洗浄槽
2内にシヤワー状に給水し、洗浄槽2内の水位が
所定水位に達した時点で給水弁23が閉じ給水が
停止する。しかる後に循環ポンプ6が駆動され
る。すると洗浄槽2内の水は回転する噴射ノズル
4の噴出口5,5,5……から噴出され食器類に
付着した残滓を洗い流すと同時に、落ち難い飯粒
等のデンプン質を湿潤状態にする。そして所定時
間が経過すると排水弁10を開放して排水ポンプ
8により強制的に外部に排出し、これらの終了に
より次工程に移行する。
2内にシヤワー状に給水し、洗浄槽2内の水位が
所定水位に達した時点で給水弁23が閉じ給水が
停止する。しかる後に循環ポンプ6が駆動され
る。すると洗浄槽2内の水は回転する噴射ノズル
4の噴出口5,5,5……から噴出され食器類に
付着した残滓を洗い流すと同時に、落ち難い飯粒
等のデンプン質を湿潤状態にする。そして所定時
間が経過すると排水弁10を開放して排水ポンプ
8により強制的に外部に排出し、これらの終了に
より次工程に移行する。
(スチーム洗浄浄工程)
前工程と同様に洗浄槽2内に給水がなされ、所
定水位に達した時点で熱源に通電する。すると、
この熱源によつて洗浄槽2内の水を加熱し得ると
共にスチーム発生室13の水が集中的に加熱され
スチーム発生口16よりスチーム発生が行なわれ
る。そしてこのスチームが洗浄槽2内の食器類に
接触し、前工程で湿潤状態になつたデンプン質を
溶かすことになる。
定水位に達した時点で熱源に通電する。すると、
この熱源によつて洗浄槽2内の水を加熱し得ると
共にスチーム発生室13の水が集中的に加熱され
スチーム発生口16よりスチーム発生が行なわれ
る。そしてこのスチームが洗浄槽2内の食器類に
接触し、前工程で湿潤状態になつたデンプン質を
溶かすことになる。
このスチーム洗浄工程において、仮にスチーム
の発生によつて水位が一段と低下してヒーター1
1が空焼き状態に陥つた場合、ヒーター11の異
常温度上昇を金属板14のヒーター接触部を介し
て手動復帰型サーモスタツト15が速やかに感知
し、直ちにヒーター11への通電を断つて安全を
保つ。
の発生によつて水位が一段と低下してヒーター1
1が空焼き状態に陥つた場合、ヒーター11の異
常温度上昇を金属板14のヒーター接触部を介し
て手動復帰型サーモスタツト15が速やかに感知
し、直ちにヒーター11への通電を断つて安全を
保つ。
(本洗浄工程)
所定時間が経過して本工程に移行すると、先ず
洗浄槽2内に給水を行つてその不足分を補う。そ
して、その後循環ポンプ6及び熱源に通電され、
洗剤を洗剤投入箱17より洗浄槽2内に投入する
と共に回転する噴射ノズル4の噴出口5,5……
から温水を噴射して、食器類の洗浄が行なわれ
る。この場合、洗浄水として温水を用いる上に、
前段のスチーム洗浄工程においてデンプン質が溶
解状態におかれているため、落ち難い飯粒等のデ
ンプン質も簡単に洗い流されることになる。従つ
て本洗浄工程は短時間で初期の目的を達成でき
る。そして、所定時間が経過すると排水弁10が
開いて排水ポンプ8により強制的に排水動作が行
なわれ、その後次工程に移行する。
洗浄槽2内に給水を行つてその不足分を補う。そ
して、その後循環ポンプ6及び熱源に通電され、
洗剤を洗剤投入箱17より洗浄槽2内に投入する
と共に回転する噴射ノズル4の噴出口5,5……
から温水を噴射して、食器類の洗浄が行なわれ
る。この場合、洗浄水として温水を用いる上に、
前段のスチーム洗浄工程においてデンプン質が溶
解状態におかれているため、落ち難い飯粒等のデ
ンプン質も簡単に洗い流されることになる。従つ
て本洗浄工程は短時間で初期の目的を達成でき
る。そして、所定時間が経過すると排水弁10が
開いて排水ポンプ8により強制的に排水動作が行
なわれ、その後次工程に移行する。
(濯ぎ工程)
先に述べた前洗浄工程と同じような動作が3回
返し行なわれ、食器類を清浄な水により濯ぎ洗剤
等を洗い流す。
返し行なわれ、食器類を清浄な水により濯ぎ洗剤
等を洗い流す。
(乾燥工程)
この乾燥工程に入ると同時に排水ポンプ8を駆
動し排水弁10を開いて水を外部に排出する。こ
の水を排水した後熱源に通電することにより乾燥
が行なわれる。
動し排水弁10を開いて水を外部に排出する。こ
の水を排水した後熱源に通電することにより乾燥
が行なわれる。
そして排水ポンプ8を回転すると同時に送風装
置18が駆動され、送風ダクト19より洗浄槽2
内に供給し熱源部に送風することによつて熱風乾
燥が行なわれる。
置18が駆動され、送風ダクト19より洗浄槽2
内に供給し熱源部に送風することによつて熱風乾
燥が行なわれる。
以上のように本考案は、合成樹脂製洗浄槽の底
部に金属板を配設し、この金属板にヒーターを固
定して該ヒーターを洗浄槽内に立設位置させ、こ
のヒーターにより洗浄水の加温、スチームの発生
等を行なうものにおいて、金属板の一部をヒータ
ーの固定部より離間して部分に接触させ、金属板
のヒーター接触部裏面に手動復帰型サーモスタツ
トを設けたことにより、ヒーターの異常温度上昇
時にサーモスタツトが速やかに応答しヒーターへ
の通電を直ちに断つて確実に安全状態を保つこと
ができ、しかもヒーターの加熱は勿論、従前の如
きヒーターへの断続通電も行なわれない為ヒータ
ーの寿命面からも優れたものになる。又、ヒータ
ーと手動復帰型サーモスタツト間の伝熱手段とし
てヒーター取付用の金属板を利用することにより
別途伝熱部品を設ける必要がなく、構造的に簡単
であり、その上手動復帰型サーモスタツトを用い
たことによつて、温度ヒユーズのように一々部品
交換を行なう必要もなく、経済的である。
部に金属板を配設し、この金属板にヒーターを固
定して該ヒーターを洗浄槽内に立設位置させ、こ
のヒーターにより洗浄水の加温、スチームの発生
等を行なうものにおいて、金属板の一部をヒータ
ーの固定部より離間して部分に接触させ、金属板
のヒーター接触部裏面に手動復帰型サーモスタツ
トを設けたことにより、ヒーターの異常温度上昇
時にサーモスタツトが速やかに応答しヒーターへ
の通電を直ちに断つて確実に安全状態を保つこと
ができ、しかもヒーターの加熱は勿論、従前の如
きヒーターへの断続通電も行なわれない為ヒータ
ーの寿命面からも優れたものになる。又、ヒータ
ーと手動復帰型サーモスタツト間の伝熱手段とし
てヒーター取付用の金属板を利用することにより
別途伝熱部品を設ける必要がなく、構造的に簡単
であり、その上手動復帰型サーモスタツトを用い
たことによつて、温度ヒユーズのように一々部品
交換を行なう必要もなく、経済的である。
第1図は本考案の食器洗い機の一実施例概略構
成図、第2図は本考案の一実施例要部概略構成
図。 2……洗浄槽、11……ヒーター、14……金
属板、15……手動復帰型サーモスタツト。
成図、第2図は本考案の一実施例要部概略構成
図。 2……洗浄槽、11……ヒーター、14……金
属板、15……手動復帰型サーモスタツト。
Claims (1)
- 合成樹脂製洗浄槽の底部に金属板を配設し、こ
の金属板にヒーターを固定して該ヒーターを洗浄
槽内に立設位置させ、このヒーターにより洗浄水
の加温、スチーム発生等を行なうものにおいて、
上記金属板の一部をヒーターの固定部より離間し
た部分にヒーターを接触させると共に、該金属板
のヒーター接触部裏面にはヒーターの空焼き時該
ヒーターへの通電を断つ手動復帰型サーモスタツ
トを設けたことを特徴とする食器洗い機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978129714U JPS6140281Y2 (ja) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | |
DE2927097A DE2927097C2 (de) | 1978-07-05 | 1979-07-04 | Geschirrspülmaschine |
US06/054,919 US4279384A (en) | 1978-07-05 | 1979-07-05 | Steam generation in a dishwasher |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978129714U JPS6140281Y2 (ja) | 1978-09-20 | 1978-09-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5545945U JPS5545945U (ja) | 1980-03-26 |
JPS6140281Y2 true JPS6140281Y2 (ja) | 1986-11-18 |
Family
ID=29094639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978129714U Expired JPS6140281Y2 (ja) | 1978-07-05 | 1978-09-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140281Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61173871U (ja) * | 1985-04-19 | 1986-10-29 | ||
JPS61194788U (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-04 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48102866U (ja) * | 1972-03-02 | 1973-12-03 | ||
JPS52124066U (ja) * | 1976-10-14 | 1977-09-21 |
-
1978
- 1978-09-20 JP JP1978129714U patent/JPS6140281Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5545945U (ja) | 1980-03-26 |
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