JPS6140229A - 2,3‐ジクロロブタンから2‐クロロブテンを製造する方法 - Google Patents
2,3‐ジクロロブタンから2‐クロロブテンを製造する方法Info
- Publication number
- JPS6140229A JPS6140229A JP15534285A JP15534285A JPS6140229A JP S6140229 A JPS6140229 A JP S6140229A JP 15534285 A JP15534285 A JP 15534285A JP 15534285 A JP15534285 A JP 15534285A JP S6140229 A JPS6140229 A JP S6140229A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- butene
- chloro
- alumina
- dcba
- dichlorobutane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/25—Preparation of halogenated hydrocarbons by splitting-off hydrogen halides from halogenated hydrocarbons
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
2−クロロブテンはネオプレン・エラストマーをつくる
のに使用される重要な単量体である2−クロロ−1,3
−ブタジェン(またはクロロプレン)製造の中間体とし
て知られている。2−クロロブテンは例えば2,3−ジ
クロロブタンまたは2.2−ジクロロブタンを水酸化ナ
トリウムまたは水酸化カルシウムのようなアルカリで脱
塩酸することによりつくることができる。或いはまた例
えばクナップザック・アーーゲー(Knapsack
A、 G、)の英国特許第1,067.785号記載の
ような担持されたアルカリ上類塩化物、塩化第二鉄、及
び塩化鋼の存在下において2.2−ジクロロブタンを接
触的に脱塩酸することによりつくることができる。鉄化
合物及び含酸素ガスの存在下において2.3−ジクロロ
ブタンを接触的に脱塩酸する方法は電気化学に、に、の
英国特許第1゜288,472号に記載されている。
のに使用される重要な単量体である2−クロロ−1,3
−ブタジェン(またはクロロプレン)製造の中間体とし
て知られている。2−クロロブテンは例えば2,3−ジ
クロロブタンまたは2.2−ジクロロブタンを水酸化ナ
トリウムまたは水酸化カルシウムのようなアルカリで脱
塩酸することによりつくることができる。或いはまた例
えばクナップザック・アーーゲー(Knapsack
A、 G、)の英国特許第1,067.785号記載の
ような担持されたアルカリ上類塩化物、塩化第二鉄、及
び塩化鋼の存在下において2.2−ジクロロブタンを接
触的に脱塩酸することによりつくることができる。鉄化
合物及び含酸素ガスの存在下において2.3−ジクロロ
ブタンを接触的に脱塩酸する方法は電気化学に、に、の
英国特許第1゜288,472号に記載されている。
本明細書において「2−クロロブテン」及び「2−クロ
ロブテン類」という言葉は2−クロロ−1−ブテン、2
−クロロ−2−ブテン、またはそれらの混合物を意味す
るものとする。
ロブテン類」という言葉は2−クロロ−1−ブテン、2
−クロロ−2−ブテン、またはそれらの混合物を意味す
るものとする。
大部分の従来法は実施するのが困難な種々の欠点をもっ
ている。アルカリ脱塩酸の方法は化学量論的な量のアル
カリを必要とし、これが対応する塩化物に変化するから
、廃棄するかまたは例えば電解のような高価な再生法を
行わなければならないという明白な欠点を有している。
ている。アルカリ脱塩酸の方法は化学量論的な量のアル
カリを必要とし、これが対応する塩化物に変化するから
、廃棄するかまたは例えば電解のような高価な再生法を
行わなければならないという明白な欠点を有している。
従来の接触的方法は所望の生成物の収率が低く、或いは
いくつかの生成物の複雑な混合物を生じる。
いくつかの生成物の複雑な混合物を生じる。
従って2,3−ジクロロブタンから2−クロロブテンを
製造する実用的な接触的方法が望まれている。
製造する実用的な接触的方法が望まれている。
本発明に従えば、2.3−ジクロロブタンを温度約20
0〜400℃において、アルミナ・ゲル、アルミナ、及
びアルミナ上に相持された酸化クロム(Chromia
)から成る群から選ばれた固体触媒と接触させ、反応生
成ガスから生成物の2−クロロ−1−ブテン及び2−ク
ロロ−2−ブテンを回収することを特徴とする2、3−
ジクロロブタンを連続的に接触脱塩酸し2−クロロ−1
−ブテン及び2−クロロ−2−ブテンの混合物を製造す
る方法が提供される。
0〜400℃において、アルミナ・ゲル、アルミナ、及
びアルミナ上に相持された酸化クロム(Chromia
)から成る群から選ばれた固体触媒と接触させ、反応生
成ガスから生成物の2−クロロ−1−ブテン及び2−ク
ロロ−2−ブテンを回収することを特徴とする2、3−
ジクロロブタンを連続的に接触脱塩酸し2−クロロ−1
−ブテン及び2−クロロ−2−ブテンの混合物を製造す
る方法が提供される。
本発明方法に使用される好適な触媒は部分的に不活性化
したアルミナのゲルである。このような部分的な不活性
化は活性アルミナ・ゲルを本発明に使用する場合に起り
、その結果変化率は減少するが、初期高活性が部分的に
減少するにつれて収率が改善される。最良の結果は8/
14メツシユのアルコア(Alcoa)社製の活性アク
ミナ・ゲルH−51を用いた時に得られ、これは2,3
−ジクロロブタンの脱ハロゲン化水素に使用することに
より部分的に不活性化される。
したアルミナのゲルである。このような部分的な不活性
化は活性アルミナ・ゲルを本発明に使用する場合に起り
、その結果変化率は減少するが、初期高活性が部分的に
減少するにつれて収率が改善される。最良の結果は8/
14メツシユのアルコア(Alcoa)社製の活性アク
ミナ・ゲルH−51を用いた時に得られ、これは2,3
−ジクロロブタンの脱ハロゲン化水素に使用することに
より部分的に不活性化される。
他の適当なアルミナの種類と品質には例えばウエルム(
Woelm)社製の活性アルミナN(中性)、及びバー
ショウ(Harshow) Al−1404Tが含まれ
る。
Woelm)社製の活性アルミナN(中性)、及びバー
ショウ(Harshow) Al−1404Tが含まれ
る。
活性アルミナは高度に多孔質のアルミナであり、水分を
吸着し保持する。アルコア社のアルミナ・ゲルはアルコ
ア社の活性アルミナよりも高い能力をもったゼラチン状
のアルミナであ葛。
吸着し保持する。アルコア社のアルミナ・ゲルはアルコ
ア社の活性アルミナよりも高い能力をもったゼラチン状
のアルミナであ葛。
アルミナ拳ゲルの部分的不活性化は或種の非常に活性を
もった(及び非選択性の)触媒部位を除去し、全体とし
ての反応収率を減少させるが、選択性を増加させるもの
と信じられる。このことは触媒を焼結させその表面積を
減少させるような物理的処理か、または化学的な方法に
より達成される。種々の化学的方法が可能であるが、そ
の中には2.3−ジクロロブタンとの予備反応、成る部
位を破壊する薬品、例えば塩酸または水による処理、ま
たは炭化により分解する薬品による処理が含まれる。
もった(及び非選択性の)触媒部位を除去し、全体とし
ての反応収率を減少させるが、選択性を増加させるもの
と信じられる。このことは触媒を焼結させその表面積を
減少させるような物理的処理か、または化学的な方法に
より達成される。種々の化学的方法が可能であるが、そ
の中には2.3−ジクロロブタンとの予備反応、成る部
位を破壊する薬品、例えば塩酸または水による処理、ま
たは炭化により分解する薬品による処理が含まれる。
アルミナに担持された酸化クロムは例えばユナイテッド
・カタリスツ(United Catalysts)社
の公称クロム含量7.5zのガードラー(Girdle
r) G−41であることができる。
・カタリスツ(United Catalysts)社
の公称クロム含量7.5zのガードラー(Girdle
r) G−41であることができる。
原料の2,3−ジクロロブタンは市販品を用いるか、ま
たは任意の通常の方法で2−ブテンまたはl。
たは任意の通常の方法で2−ブテンまたはl。
3−ブタジェンからつくることができる。d、Iまたは
メン異性体、或いは両者の混合物であることができる。
メン異性体、或いは両者の混合物であることができる。
原料を任意の便利な圧力において触媒と接触させる。圧
力は大気圧、低圧、または高圧であることができる。便
利な温度範囲は約180〜330℃である。 ・ 反応生成物は約0℃以下に冷却することにより便利に回
収することができる。2−クロロブテン−2及び2−ク
ロロブテン−1は両方接触酸化によりクロロプレンに変
るから、2−クロロブテン混合物を個々の異性体に分離
する必要はない。
力は大気圧、低圧、または高圧であることができる。便
利な温度範囲は約180〜330℃である。 ・ 反応生成物は約0℃以下に冷却することにより便利に回
収することができる。2−クロロブテン−2及び2−ク
ロロブテン−1は両方接触酸化によりクロロプレンに変
るから、2−クロロブテン混合物を個々の異性体に分離
する必要はない。
本発明方法では、再生または循環ができないために望ま
しくない副成物である2−クロロブタンを大量に生成す
ることはない。
しくない副成物である2−クロロブタンを大量に生成す
ることはない。
一般にたとえ変化率が低くても高選択性と高収率を得る
方が、変化率が高く選択性が低い場合よりも望ましい。
方が、変化率が高く選択性が低い場合よりも望ましい。
本発明の代表的な具体化例を示す下記の実施例により本
発明を例示する。これらの実施例において特記しない限
りすべての割合は重量による。
発明を例示する。これらの実施例において特記しない限
りすべての割合は重量による。
実施例1〜 対照例
石英管(33c+o X 2.7cmの内径)の中に底
から石英ウールの薄い層、シリカ[フィッシャー(Fi
sher)社製微粒状の砂]を長さIQc組石英ウール
、シリカを5cm、さらに石英ウールを充填する。管の
頂部には熱浴、窒素導入用のガス入口、及び液体原料導
入用の血清キャップで被覆した入口を備えたヘッドがあ
る。20cmの電熱マツフル炉中で管を加熱し、反応原
料区域の中心において熱浴の中に置かれた熱電対により
反応器内部の温度を監視する。注入部が201の注入ポ
ンプ及び皮下注射針を使用して液体の2.3−ジクロロ
ブタン(2,3−DCBa)を反応管の上層部に送る。
から石英ウールの薄い層、シリカ[フィッシャー(Fi
sher)社製微粒状の砂]を長さIQc組石英ウール
、シリカを5cm、さらに石英ウールを充填する。管の
頂部には熱浴、窒素導入用のガス入口、及び液体原料導
入用の血清キャップで被覆した入口を備えたヘッドがあ
る。20cmの電熱マツフル炉中で管を加熱し、反応原
料区域の中心において熱浴の中に置かれた熱電対により
反応器内部の温度を監視する。注入部が201の注入ポ
ンプ及び皮下注射針を使用して液体の2.3−ジクロロ
ブタン(2,3−DCBa)を反応管の上層部に送る。
反応器の底はドライアイス−ア七トン混合物で冷却され
た一連の3gIの小さいタールで密閉したトラップと乾
燥管とに連結されている。
た一連の3gIの小さいタールで密閉したトラップと乾
燥管とに連結されている。
反応器を第1表記載の温度に加熱する。注入器に約10
m1の2.3−DCBaを加え、注入部を秤量する。
m1の2.3−DCBaを加え、注入部を秤量する。
2.3−DCBaノ流速を0.5ml 7分にし、窒素
稀釈剤の流速を300m17分として、DCBaがほと
んど全部消費されるまで反応を続ける。消費されたlI
CBaの量は注入部を再秤量することにより、また回収
された原料の量はトラップを再秤量することにより決定
した。ガスクロマトグラフ(CC)による分析のために
、各トラップにクロロフォルム(内部基準)及びジクロ
ロメタンを加えた。
稀釈剤の流速を300m17分として、DCBaがほと
んど全部消費されるまで反応を続ける。消費されたlI
CBaの量は注入部を再秤量することにより、また回収
された原料の量はトラップを再秤量することにより決定
した。ガスクロマトグラフ(CC)による分析のために
、各トラップにクロロフォルム(内部基準)及びジクロ
ロメタンを加えた。
GCの分析によれば原料だけが回収されたことが示され
た。GC及び重量測定の結果、反応温度が高いぼど回収
率が高いことが示された。 GCの結果と重量測定の結
果を比較し、この反応系に固有の最小の機械的損失は2
駕と見積られた。
た。GC及び重量測定の結果、反応温度が高いぼど回収
率が高いことが示された。 GCの結果と重量測定の結
果を比較し、この反応系に固有の最小の機械的損失は2
駕と見積られた。
一−1
反応温度 仄虹y 剣0”02’、
3−DCBa 消費量(g)13.01 12.44
2.3−DCBa 回収量(g) 第1のトラップ 11.50 11.75第2
のトラップ 0.1ft 0.14第3
のトラップ 0.0+3 0.09合計
11.72 11’、98回収さ
れたDCBaのGC分析値(g) (a)第1のトラッ
プ 12.05 12.2B第2のトラップ
0.15 0.10合計
12.20 12.36回収率(z) 重量法(3個のトラップ) 90.1 !38
.30G分析(2個のトラップ) 93.8 9
9.4固有機械的損失率(%) 重量法 9.9 3.7−躾公
8.2 0.8−(a)カラム
は30.5X外径0−32c腸。カーポワックス(Ca
rbowax)@ [ユ=オフeカーバイド(Unio
n Carbido)社製]のポリエチレングリコール
及びテレフタル酸誘導体[スペル:I (Superc
a)社製5P−1000として市販されている特殊な混
合物] 10%が酸洗いした珪藻土の支持体[ジヨツブ
・マンヴイルJohns−Manville)社製]に
担持されている。キャリアー・ガスはヘリウム、30m
1/分。昇熱温度プログラム、80℃/分、加熱速度+
32℃1分、140℃で保持。
3−DCBa 消費量(g)13.01 12.44
2.3−DCBa 回収量(g) 第1のトラップ 11.50 11.75第2
のトラップ 0.1ft 0.14第3
のトラップ 0.0+3 0.09合計
11.72 11’、98回収さ
れたDCBaのGC分析値(g) (a)第1のトラッ
プ 12.05 12.2B第2のトラップ
0.15 0.10合計
12.20 12.36回収率(z) 重量法(3個のトラップ) 90.1 !38
.30G分析(2個のトラップ) 93.8 9
9.4固有機械的損失率(%) 重量法 9.9 3.7−躾公
8.2 0.8−(a)カラム
は30.5X外径0−32c腸。カーポワックス(Ca
rbowax)@ [ユ=オフeカーバイド(Unio
n Carbido)社製]のポリエチレングリコール
及びテレフタル酸誘導体[スペル:I (Superc
a)社製5P−1000として市販されている特殊な混
合物] 10%が酸洗いした珪藻土の支持体[ジヨツブ
・マンヴイルJohns−Manville)社製]に
担持されている。キャリアー・ガスはヘリウム、30m
1/分。昇熱温度プログラム、80℃/分、加熱速度+
32℃1分、140℃で保持。
実施例2
アルコア社のアルミナ1ゲル及び部分的不活性化実施例
1記載の反応器に実施例1記載のように充填を行ったが
、10cmのシリカ層を8114メツシユのアルコア社
の活性アルミナやゲルH−51から成る10cmの触媒
区域で置換えた0反応器を500m1/分の窒素流中で
300℃で1時間焙焼する0次に2個のドライアイスで
冷却したトラップ及び乾燥管に直列に連結する。
1記載の反応器に実施例1記載のように充填を行ったが
、10cmのシリカ層を8114メツシユのアルコア社
の活性アルミナやゲルH−51から成る10cmの触媒
区域で置換えた0反応器を500m1/分の窒素流中で
300℃で1時間焙焼する0次に2個のドライアイスで
冷却したトラップ及び乾燥管に直列に連結する。
2a、反応器の温度を250℃に低下させ、0.5ml
/分の速度で2.3−DCBa約10m1を30(1w
l/分の窒素流と共に導入する。最初の3分間約15℃
の発熱が起るが、温度は迅速に250℃に戻る0次に1
0分間50011分の窒素流をフラッシュさせる。消費
されたDCBaの重量は10.45gであり、回収され
た生成物の重量は13.1?gであった。GC分析の結
果第2表記載の組成が得られた。第1表記載のカラム上
における主生成物はシス−及びトランス−2−クロロ−
2−ブテンと少量の2−クロP−1−ブテンであった。
/分の速度で2.3−DCBa約10m1を30(1w
l/分の窒素流と共に導入する。最初の3分間約15℃
の発熱が起るが、温度は迅速に250℃に戻る0次に1
0分間50011分の窒素流をフラッシュさせる。消費
されたDCBaの重量は10.45gであり、回収され
た生成物の重量は13.1?gであった。GC分析の結
果第2表記載の組成が得られた。第1表記載のカラム上
における主生成物はシス−及びトランス−2−クロロ−
2−ブテンと少量の2−クロP−1−ブテンであった。
第2のカラム[30,5X外径Q、32c■、グラファ
イト化させた炭素の上に5zのパーフルオロアルキルポ
リエーテル(デュポン社製)と11の燐酸を担持]の結
果望ましくない2−クロロブタンはほとんどまたは全く
生成していないことが示された。
イト化させた炭素の上に5zのパーフルオロアルキルポ
リエーテル(デュポン社製)と11の燐酸を担持]の結
果望ましくない2−クロロブタンはほとんどまたは全く
生成していないことが示された。
この反応系に固有なりCBaの機械的損失を2zと仮定
すれば、送られたDGBaの実際の量は10.24gと
計算される。機械的損失に対する補正を行うと、lIC
Baの変化率は88% 、 2−クロロ−2−ブテン及
び2−クロロ−1−ブテンの収率は48%と計算される
。
すれば、送られたDGBaの実際の量は10.24gと
計算される。機械的損失に対する補正を行うと、lIC
Baの変化率は88% 、 2−クロロ−2−ブテン及
び2−クロロ−1−ブテンの収率は48%と計算される
。
2b、反応器を200℃に冷却し、反応を繰返した0発
熱は観測されなかった。消費されたDCBaの量は10
.57gであり、生成物の量は10.55gであった。
熱は観測されなかった。消費されたDCBaの量は10
.57gであり、生成物の量は10.55gであった。
GC分析の結果を第2表に示す0機械的損失に対する
補正を行うと、変化率は18z、収率は118%と計算
される。
補正を行うと、変化率は18z、収率は118%と計算
される。
操作の最初において起る触媒の部分的不活性化のために
、変化率は著しく減少するが1反応の選択性は著しく増
加し、2−クロロブテンの収率は増加することがわかる
。
、変化率は著しく減少するが1反応の選択性は著しく増
加し、2−クロロブテンの収率は増加することがわかる
。
実施例3
アルコア社のアルミナ−ゲル及び部分的不活性化3a、
実施例2記載の方法で約10m1の2.3−DCBaの
脱塩酸を行った。アルコア社のアルミナ・ゲルH−51
から成る同じような10cmの区域を使用した0反応器
の温度は200℃であり、反応開始時に直ちに発熱が起
った。約8分間で218℃に達したり後、さらに6分後
に温度は200℃に戻った0次に窒素をフラッシュさせ
て操作を続ける* DCBaの消費量は11.82g、
生成物の量は8.17gであった。 GO分析の結果を
第2表に示す、パーフルオロアルキルポリエーテル上に
おけるGC分析によれば、2−クロロブタンの生成は示
されなかった。2駕の機械的損失を補正し、DCBaの
変化率は55% 、 2−クロロ−2−ブテン及び2−
クロロ−1−ブテンのの収率は111%と計算された。
実施例2記載の方法で約10m1の2.3−DCBaの
脱塩酸を行った。アルコア社のアルミナ・ゲルH−51
から成る同じような10cmの区域を使用した0反応器
の温度は200℃であり、反応開始時に直ちに発熱が起
った。約8分間で218℃に達したり後、さらに6分後
に温度は200℃に戻った0次に窒素をフラッシュさせ
て操作を続ける* DCBaの消費量は11.82g、
生成物の量は8.17gであった。 GO分析の結果を
第2表に示す、パーフルオロアルキルポリエーテル上に
おけるGC分析によれば、2−クロロブタンの生成は示
されなかった。2駕の機械的損失を補正し、DCBaの
変化率は55% 、 2−クロロ−2−ブテン及び2−
クロロ−1−ブテンのの収率は111%と計算された。
3b、 200℃において反応を繰返したが、3℃の発
熱が観測された。 DCBaの消費量は11.47g、
生成物の量はL4?gであった。GC分析の結果を第2
表に示す、補正した変化率は2oz、収率は87駕であ
った。
熱が観測された。 DCBaの消費量は11.47g、
生成物の量はL4?gであった。GC分析の結果を第2
表に示す、補正した変化率は2oz、収率は87駕であ
った。
本実施例において実験3aにおいては変化率も収率もそ
れほど優れてはいない1.実験8bにおいては変化率は
かなり低下するが、収率は著しく増加する。
れほど優れてはいない1.実験8bにおいては変化率は
かなり低下するが、収率は著しく増加する。
実施例4− ウエルム・アルミナ
4a、実施例2記載の方法で約101の2.3−DCB
aノ脱塩酸を行った* 10cmの触媒区域はウエルム
社の活性アルミナNを含んでいた0反応器の温度は25
0℃であり、発熱は起らなかった0次に窒素をフラー、
シュさせて操作を続ける* DCBaの消費量は11.
25g、生成物の量は5.80gであった。 GC分析
の結果を第2表に示す、パーフルオロアルキルポリエー
テル上におけるGC分析によれば、非常に少量の2−ク
ロロブタンの生成が示された。 2%の機械的損失を補
正し、DCBaの変化率は97% 、 2−クロロ−2
−ブテン及び2−クロロ−1−ブテンのの収率は47%
と計算された。
aノ脱塩酸を行った* 10cmの触媒区域はウエルム
社の活性アルミナNを含んでいた0反応器の温度は25
0℃であり、発熱は起らなかった0次に窒素をフラー、
シュさせて操作を続ける* DCBaの消費量は11.
25g、生成物の量は5.80gであった。 GC分析
の結果を第2表に示す、パーフルオロアルキルポリエー
テル上におけるGC分析によれば、非常に少量の2−ク
ロロブタンの生成が示された。 2%の機械的損失を補
正し、DCBaの変化率は97% 、 2−クロロ−2
−ブテン及び2−クロロ−1−ブテンのの収率は47%
と計算された。
4b、 200℃において反応を繰返したが、発熱は観
測されなかった。 DCBaの消費量は11.15g、
生成物の量は7.33gであった。GC分析の結果を第
2表に示す、変化率は8鴎、収率は3B駕であった。
測されなかった。 DCBaの消費量は11.15g、
生成物の量は7.33gであった。GC分析の結果を第
2表に示す、変化率は8鴎、収率は3B駕であった。
本実施例によれば、アルミナ・ゲル以外の活性アルミナ
は、この反応において非常に活性をもっているが選択性
がないことが示される(変化率及び収率で夫々示される
ように)、実施例2においてアルミナ・ゲルの選択性を
改善した予備反応もこの場合にはあまり効果を示さない
。
は、この反応において非常に活性をもっているが選択性
がないことが示される(変化率及び収率で夫々示される
ように)、実施例2においてアルミナ・ゲルの選択性を
改善した予備反応もこの場合にはあまり効果を示さない
。
実施例5− シリカ・ゲル
本実施例はシリカ・ゲルでは悪い結果が出られることを
示す。
示す。
5a、実施例2記載の方法で約101の2.3−DCB
aの脱塩酸を行った。100■の触媒区域はシリカ参ゲ
ル(フィッシャー社、28/200メツシユ)を含んで
いた。反応器の温度は250℃であり、発熱は起らなか
った0次に窒素をフラッシュさせて操作を続けるa D
CBaの消費量は11.09g、生成物の量は9.83
gであった。GC分析の結果を第2表に示す、パーフル
オロアルキルポリエーテル上におけるGC分析によれば
、はとんどまたは全く2−クロロブタンは生成しないこ
とが示された。 2%の機械的損失を補正し、DCBa
の変化率は15$ 、 2−クロロブテンの収率は35
%と計算された。
aの脱塩酸を行った。100■の触媒区域はシリカ参ゲ
ル(フィッシャー社、28/200メツシユ)を含んで
いた。反応器の温度は250℃であり、発熱は起らなか
った0次に窒素をフラッシュさせて操作を続けるa D
CBaの消費量は11.09g、生成物の量は9.83
gであった。GC分析の結果を第2表に示す、パーフル
オロアルキルポリエーテル上におけるGC分析によれば
、はとんどまたは全く2−クロロブタンは生成しないこ
とが示された。 2%の機械的損失を補正し、DCBa
の変化率は15$ 、 2−クロロブテンの収率は35
%と計算された。
5b、 300℃において反応を繰返したが、発熱は観
測されなかった。 DCBaの消費量はlIJ5g、生
成物の量は8.83gであった。GC分析の結果を第2
表に示す、補正した変化率は58z、収率は35%であ
った。
測されなかった。 DCBaの消費量はlIJ5g、生
成物の量は8.83gであった。GC分析の結果を第2
表に示す、補正した変化率は58z、収率は35%であ
った。
シリカ争ゲルはアルミナに比べて効果が少なく、非常に
活性の低い触媒であることが判る。実験5bは実験5a
よりも高い変化率を与えるが、これは高温(250℃に
対し300℃)で行われた反応でノ)る。
活性の低い触媒であることが判る。実験5bは実験5a
よりも高い変化率を与えるが、これは高温(250℃に
対し300℃)で行われた反応でノ)る。
実施例8− ガードラー〇−41
実施例2記載の方法で約10m1の2..3−DCBa
の脱塩酸を行った。locmの触媒区域はCr20 s
/Al 2Oa(ガードラー社G−41、?、5$t
7)Cr、ユナイテッド・カタリスツ社製)を含んでい
た0反応器の温度は200℃であり、50℃の迅速な発
熱が起ったが、2〜3分で温度は低下した。次に窒素を
フラッシュさせて操作を続ける。 DCBaの消費量は
11.80g、生成物の量は8.Ohであった。GO分
析の結果を第2表に示す、パーフルオロアルキルポリエ
ーテル上におけるGC分析によれば、はとんどまたは全
く2−クロロブタンは生成しないことが示された。2z
の機械的損失を補正し、DGBaの変化率は54% 、
2−クロロ−2−ブテン及び2−クロロ−1−ブテン
の収率は52%と計算された。
の脱塩酸を行った。locmの触媒区域はCr20 s
/Al 2Oa(ガードラー社G−41、?、5$t
7)Cr、ユナイテッド・カタリスツ社製)を含んでい
た0反応器の温度は200℃であり、50℃の迅速な発
熱が起ったが、2〜3分で温度は低下した。次に窒素を
フラッシュさせて操作を続ける。 DCBaの消費量は
11.80g、生成物の量は8.Ohであった。GO分
析の結果を第2表に示す、パーフルオロアルキルポリエ
ーテル上におけるGC分析によれば、はとんどまたは全
く2−クロロブタンは生成しないことが示された。2z
の機械的損失を補正し、DGBaの変化率は54% 、
2−クロロ−2−ブテン及び2−クロロ−1−ブテン
の収率は52%と計算された。
実施例2〜6の結果を纏めて第2表に示す。
実施例7− ガードラー〇−41
Cr203 /AI 20 g (ガードラー社G−
41、ユナイテッド・カタリスツ社製)を700℃でl
O分間力焼した。約3751の触媒を反応管中で250
〜285℃に加熱し、この中に2 、3−DCBaを1
.0g/分の割合で通した。GC分析の結果によれば、
DCBaの変化率は89% 、 2−クロロ−2−ブテ
ンの収率は98%であった。沸点(81〜2℃)及び赤
外スペクトルを市販品と比較し、生成物を同定した。
41、ユナイテッド・カタリスツ社製)を700℃でl
O分間力焼した。約3751の触媒を反応管中で250
〜285℃に加熱し、この中に2 、3−DCBaを1
.0g/分の割合で通した。GC分析の結果によれば、
DCBaの変化率は89% 、 2−クロロ−2−ブテ
ンの収率は98%であった。沸点(81〜2℃)及び赤
外スペクトルを市販品と比較し、生成物を同定した。
特許出願人 イー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・ア
ンド・カンパニー
ンド・カンパニー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、2,3−ジクロロブタンを温度約125〜400℃
において、アルミナ・ゲル、アルミナ、及びアルミナ上
に担持された酸化クロムから成る群から選ばれた固体触
媒と接触させ、反応生成ガスから生成物の2−クロロ−
1−ブテン及び2−クロロ−2−ブテンを回収すること
を特徴とする2,3−ジクロロブタンを連続的に接触脱
塩酸し2−クロロ−1−ブテン及び2−クロロ−2−ブ
テンの混合物を製造する方法。 2、反応温度が約180〜330℃である特許請求の範
囲第1項記載の方法。 3、触媒がアルミナ。ゲルである特許請求の範囲第1項
記載の方法。 4、アルミナ・ゲルが部分的に不活性化されている特許
請求の範囲第3項記載の方法。 5、触媒がアルミナに担持された酸化クロムである特許
請求の範囲第1項記載の方法。 8、反応の前に触媒を約700℃の温度でカ焼する特許
請求の範囲第5項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US63228584A | 1984-07-19 | 1984-07-19 | |
US632285 | 1984-07-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140229A true JPS6140229A (ja) | 1986-02-26 |
Family
ID=24534889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15534285A Pending JPS6140229A (ja) | 1984-07-19 | 1985-07-16 | 2,3‐ジクロロブタンから2‐クロロブテンを製造する方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0169711A3 (ja) |
JP (1) | JPS6140229A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5075308A (en) * | 1989-08-31 | 1991-12-24 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | Method for treating urinary obstruction |
US5145851A (en) * | 1989-09-06 | 1992-09-08 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | Method for treating urinary obstruction |
JP2015515973A (ja) * | 2012-05-02 | 2015-06-04 | メキシケム、アマンコ、ホールディング、ソシエダッド、アノニマ、デ、カピタル、バリアブレMexichem Amanco Holding S.A. De C.V. | 脱ハロゲン化水素によるc3−c7(ヒドロ)フルオロアルケンを製造する方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101397113B1 (ko) | 2006-10-03 | 2014-05-19 | 멕시켐 아만코 홀딩 에스.에이. 데 씨.브이. | 탄소수 3-6의 (하이드로)플루오로알켄의 생성을 위한 탈수소할로겐화 방법 |
GB0706978D0 (en) | 2007-04-11 | 2007-05-16 | Ineos Fluor Holdings Ltd | Process |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB535585A (en) * | 1938-10-12 | 1941-04-15 | Du Pont | Improvements in or relating to the manufacture of chlorobutene |
GB549799A (en) * | 1941-06-04 | 1942-12-08 | Du Pont | Manufacture of organic halogen-containing compounds |
NL289642A (ja) * | 1962-03-02 | 1900-01-01 | ||
CA949982A (en) * | 1969-07-16 | 1974-06-25 | Shoji Kimura | Method of producing 2-chlorobutenes |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP15534285A patent/JPS6140229A/ja active Pending
- 1985-07-18 EP EP85305135A patent/EP0169711A3/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5075308A (en) * | 1989-08-31 | 1991-12-24 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | Method for treating urinary obstruction |
US5145851A (en) * | 1989-09-06 | 1992-09-08 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | Method for treating urinary obstruction |
JP2015515973A (ja) * | 2012-05-02 | 2015-06-04 | メキシケム、アマンコ、ホールディング、ソシエダッド、アノニマ、デ、カピタル、バリアブレMexichem Amanco Holding S.A. De C.V. | 脱ハロゲン化水素によるc3−c7(ヒドロ)フルオロアルケンを製造する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0169711A2 (en) | 1986-01-29 |
EP0169711A3 (en) | 1986-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103946198A (zh) | 反式-1-氯-3,3,3-三氟丙烯的制造方法 | |
US2504919A (en) | Preparation of olefinic compounds | |
US5545774A (en) | Process for the manufacture of 1,1,1,3,3,3-hexafluoropropane | |
JPS6140229A (ja) | 2,3‐ジクロロブタンから2‐クロロブテンを製造する方法 | |
US6291729B1 (en) | Halofluorocarbon hydrogenolysis | |
JPS632939B2 (ja) | ||
US6281395B1 (en) | 1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropane manufacturing process | |
US4003984A (en) | Production of sulfuryl fluoride | |
JPS6069047A (ja) | 1.1.1.3.3.3−ヘキサフルオロプロパン−2−オ−ルの製造法 | |
US4055579A (en) | Process for the production of ethylene oxide | |
JPS62242633A (ja) | 1,5,9−テトラデカトリエン | |
JPS6038388B2 (ja) | ヘキサフルオロプロペンエポキシドの製法 | |
US2379708A (en) | Production of diolefins | |
JPS5955837A (ja) | 第3級オレフインの製造方法 | |
JPH0237329B2 (ja) | ||
US3330876A (en) | Process for hydrofluorinating acetylenic hydrocarbons | |
JPS5924984B2 (ja) | 4−ブチロラクトンの製法 | |
US2031228A (en) | Process for the production of alkyl halides | |
US2094064A (en) | Production of ethyl chloride | |
JP2020125271A (ja) | 1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレンの製造方法 | |
SU642282A1 (ru) | Способ получени хлористого металлила и диметилвинилхлорида | |
JP3989598B2 (ja) | アリル型アルコールの製造方法 | |
JPS5917087B2 (ja) | ヘキサフルオロプロピレンエポキシドノセイホウ | |
JPS58146562A (ja) | インドリンの製造方法 | |
JPS5849527B2 (ja) | 3,3,3−トリフルオロプロペンの製法 |