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JPS61250012A - 電子受容性基を有する共重合体 - Google Patents

電子受容性基を有する共重合体

Info

Publication number
JPS61250012A
JPS61250012A JP9111885A JP9111885A JPS61250012A JP S61250012 A JPS61250012 A JP S61250012A JP 9111885 A JP9111885 A JP 9111885A JP 9111885 A JP9111885 A JP 9111885A JP S61250012 A JPS61250012 A JP S61250012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
bond
copolymer
formula
tables
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9111885A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohide Matsui
松井 清英
Kazuhiko Ishihara
一彦 石原
Riiko Tajima
田島 利衣子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sagami Chemical Research Institute filed Critical Sagami Chemical Research Institute
Priority to JP9111885A priority Critical patent/JPS61250012A/ja
Priority to US06/822,765 priority patent/US4758348A/en
Priority to EP86101116A priority patent/EP0190647A3/en
Publication of JPS61250012A publication Critical patent/JPS61250012A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、芳香族化合物を含む液体混合物の分離膜の膜
素材として有用な電子受容性基を有する新規な共重合体
に関する。
〔従来技術〕
本発明の共重合体は文献未載の新規化合物であシ、製膜
することKよシ効率の良い芳香族化合物を含む液体混合
物の分離膜として用いることができる。
非多孔性で均一な高分子膜を用いて液体混合物を分離す
る代表的方法として、浸透気化法が知られている。この
膜分離法は通常の蒸留法では分離できないような有機液
体混合物、例えば共沸混合物、近沸点混合物、構造異性
体、熱変性し中すい上多くJ*を抱えている。
例えば石油精製の08留分として得られるキシレン異性
体及びエチルベンゼンの分離には、高度の精密蒸留、分
別結晶並びに化学反応を組合せた一連の方法もしくは対
象物質を特異的に錯体化して抽出分離するという極めて
繁雑な操作を繰返す必要がToシ、効率的な分離法の開
発が強く望まれている。この分離に上記浸透気化法を適
用する試みも行なわれており、分離膜としては、結晶性
ポリエチレン膜、セルロースs導体g、シクロデ平スト
リン含有高分子膜が公知でるるか、前二者は選択性が低
く、又後者は膜透過性が著しく悪く実用化は困難である
。又最近、これらの核置換異性体に対して特異的に包接
化合物を形成するWerner錯体を膜中に担持し、分
離能を高める方法が提案されているが、膜を作成する際
の条件、操作が複雑であるばかpでなく、透過性が低く
実用化には不適である。
以上のように現在に至るまで芳香族化合物を含む液体混
合物               を効率良く分離す
る高分子膜は知られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
不発開拡、芳香族化合物を含む液体混合物、とシわけ無
置換あるいは電子供与性の核置換基を有する芳香族化合
物を含む液体混合物を効率的に分離することのできる高
分子分離膜素材を提供するものでアシ、上記高分子膜の
欠点を解決するととができる。
〔発明の詳細な説明〕
一般に電子供与性化合物と電子受容性化合物と0間には
電荷移動錯体を形成することが知られて訃いても、錯体
形成能は異なる場合が多い(Organic Char
ge−Transfer Complexes。
Academic Press、 1969 )o本発
明はこの点に着目し、分子間の電荷移動錯体形成を巧妙
に利用した効率の良い膜分離を実現する分離膜素材とな
シうる新規な電子受容性基を有する共重合体を提供する
ものである。
すなわち、本発明は一般式(I) で示される繰返し単位と一般式 イ で示される繰返し単位とからなる分子−1に1万以上の
共重合体に関する(式中、a’、六nF及びR4は水素
原子、ハロゲン原子又は炭素数1ないし4の炭化水素基
、XLIi酸素原子、イオウ原子、エステル結合、アミ
ド結合、ウレタン結合、イミン結合、イミノエーテル結
合、ジスルフィド結合、スルホニル結合又は炭X数1か
ら4のメチレン鎖、Yはイオウ原子、酸素原子、エステ
ル結合、アミド結合、ウレタン結合、イミン結合、イミ
ノエーテル結合、ンスルフイド結合、又は構造式 で示される結合を表わす。2は同種又は真鍮イなくとも
一個のニトロ基、シアノ基、カルボニル基、スルホニル
基もしくはハロゲン原子で核置換された芳香族基又はキ
ノニル基を表わす(但し、ニトロ基のみで置換され九場
合は除く。)。人は水素原子、シアノ基、水酸基、カル
ボ午シル基、アミくけ一αコ0ビで示される基を表わす
、(式中、gは炭素数1から15の炭化水素基又は構造
式びIはそれぞれ独立に炭素数1ないし4の炭化水素基
、♂及びtは炭素数1ないし6の炭化水素p本発明のこ
れらの共重合体は、例えば一般式(2)(式中、R,X
は前記と同一であシ、gFi−OH2C)I20f(。
−CH2CH2C1、−CH2CH2Br 、 −(?
H2CH2I  、−COOH,−α℃1、−N■、−
qす、−〇H1−NH2、−CH2C(OH,)280
3H、−8H、−0H2CH7H。
υ 1を示す。但し、必要に応じて重合に際してアセチル基
等で保護しても良b0)で表わされる反応性基を有する
モノマーの単独重合または一般式(2)で示されるモノ
マーと一般式■ 八 (式中、W及び人は上記と同一である。)で示されるモ
ノマーとの共重合によ〕得られる重合体に一種類以上の
ニトロ基、シアノ基、カルボニル基、スルホニル基eロ
グン原子等の電子受容性基で核置換された芳香族基ある
いは芳香族キノニル基を\ンl 置換基として有するアミ≠諌導体、アルコール誘導体、
カルボン酸誘導体、あるいはチオール誘導体などを反応
させるととによ)得ることができる(但し、ニトロ基の
みで核置換された誘導体は除く。)。
一般式(至)で表わされるモノ!−としては、アクリル
酸2−ヒドロキシエチル、メタクリルd2−ヒドロ午ジ
エチル、メタクリル酸2−ヒドロ午ジプロピル、メタク
リル酸グリシジル、アクリル酸p−ニトロフェニル、メ
タクリル酸p−ニトロフx=sp、7/すkW12−ク
ロロエテル、N−(2−クロロエテル)アクリルアミド
、2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、アクリル酸2
−ブロモエテル、メタクリル酸2−′M−ドエテル、ア
リルアミン、アリルアルコール、N−(2−ヒドロキシ
エチル)アクリルアミド、アクリル酸チオグリシジル、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸クロリド、メタ
クリル酸クロリド、ビニルイソシアネート、アクロレイ
ン、ビニルアルコール、N−(2−メチル−2−スルホ
プロピル)アクリルアミド、メタクリル酸2−メルカプ
トエチル、アクリル酸2.3−?)ヒトcI−?ジプロ
ピル、アクリル酸ペンタクロロフェニル、ビニルチオイ
ックアネート、アクリル酸ヒドラジド、アクリルヒドロ
+tA11’、7/!jル酸2−クロロスルホニルエチ
ルなどを例示することができる。
また、一般式面で示されるモノマーとしては、エチレン
、プロ、ピレン、アクリロニトリル、ビニルアルコール
(重合に際してはアセチル基で保護する。)、アクリル
酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド
、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル#t−ブチ
ル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸シクロヘキク
ル、メタクリル酸ステアリル、アクリル酸2−とドロ中
りエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタク
リル酸2−ヒドロキシプロピル、N、N−ジメチルアク
リルアミド、N、N−ジエチルメタクリルアミド、エチ
ルビニルエーテル、n−へ中シルビニルエーテル、及び
酢酸ビニルなどを例示することができる。
これらのモノマー〇共重合反応にはラジカル共重合、イ
オン重合、レドックス重合及び光重合など公知の方法を
用いることができる。ラジカル共重合反応に際しては、
バルク重合、溶液重合、乳化重合などいずれも用いるこ
とができるが、溶媒中で行なうことが均一反応にて共重
合でき、高分子量体が得られる点で望ましい・ 反応に用いるラジカル開始剤としては、過酸化ベンゾイ
ル、過酸化ジ−t−ブチル、過酸化ラウロイルなどの有
機過酸化物、アゾイソブチロニトリル、アゾビスシクロ
へ中テニトリルなどのアゾ化合物等を例示することがで
きるが、特にこれらに限定されるものではない。反応に
用いる溶媒としては、各七ツマ−が均一に溶解するもの
ならば適(しこれを用いることができ、例えばN、N−
ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド
、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホ中シト、ナト
2ヒドロフラン、酢酸エチル、酢酸ブチル、クロロホル
ム、アセトン、メタノール、エタノール、ジオ午サン等
を例示することができる。
を走、重合反応は40℃から200℃の範囲で行なうこ
とが効率よく反応を進行させる上で望ましい。
tたアニオン重合、又はグル−ブト2ンスフアー重合に
よる場合は各々塩基、又はアニオン性触媒もしくはルイ
ス酸を触媒として用い、一般に一110℃〜60℃の範
囲で反応を行なう。この際溶媒中で行うことが好ましく
、溶媒としてはナト2ヒドロフラン、ジメトキシエタン
、ジオdPサン、アセトニトリル、N、N−ジメチルホ
ルムアミド、芳香族炭化水素等を用いることができる。
塩基としてはプチルリテクム、リチウムジイソプロピル
アミド、リチウム、ビス(トリメチルシリル)アミド、
フェニルリチウム、臭化フェニルマグネククム、カリク
ムtert−ブトキシド、ナトリウムtert−アミル
オ中シト等を例示することができる。
アニオン性触媒としては7フ化カリウム、7ツ化セシウ
ム、フッ化テト2ブチルアンモニウム、Ji7フ化カリ
クム、重7り化トリアルキルスル示ニウム、シアン化カ
リウム、アジ化ナトリウム等を例示することができる。
また、ルイス酸としては臭化亜鉛、塩化亜鉛、ヨウ化亜
鉛、−塩化ジメチルアルミニウム等を挙げることができ
、この触媒を用いる場合には特に溶媒として芳香族炭化
水素あるいはジクロロエタン、ジクロロエタン等のハロ
ゲン化炭化水素を使用することが好ましい。
本発明の共重合体の分子量は、1万以上であシ、特に5
万以上でらることが分離膜として該共重合体を利用する
上で望ましい。また、共重合体中の一般式(1)で示さ
れる電子受容性基を有する繰返し単位のそル組成は1か
ら95モルチの範囲、より好ましくは5から60モル−
〇範囲であることが望ましい。一般式(I)の繰返し単
位を95モルチより多く含有する場合は、分離膜とした
時の力学強度に劣9、また含有率が1モルチより少ない
場合には選択性が低下する。
〔発明の効果〕
本発明の共重合体は例えば溶媒に溶解したのちキャスト
法によシ製膜することができる。得られる高分子膜は分
離膜として充分な機械的強度を有する。又、例えば命シ
レノ異性体の分離において従来技術を起えた選択性及び
透過性を示し、芳香族化合物を含む液体混合物の分離膜
として有用でめるO 以下、本発明を実施例、参考例によりさらに詳しく説明
する〇 実施例1 7/IJル酸2−ヒドロ午ジエチル(HEA)15.8
gをガラス製重合管に仕込み、希釈剤としてN。
N−ジメチルホルムアミド(DMF)を97m及び重合
開始剤として2.2−アゾビスイソプテロニトyル(人
IBN)0.1Ogを加え常法にょシ脱気後高真空下(
10mrnl1g以下)にて封管した。これを60℃に
て2時間振シまぜ重合反応を行なった。
反応混合物を大量のジエチルエーテル中に投じ、18.
6−の収率でHEAの単独重合体(PHEA)を得た。
この重合体の平均重量分子量はDMF中GPC測定によ
シボリスチレンー算で4.lX10’でめった。
1.1gのPHEAを50−のDMFに溶解し、充分に
、 アルゴン置換した後、ペンタツルオロ安息香酸クロ
リド1.5gを含む201のDMF溶液を0℃にて滴下
し、−晩アルゴン気流下で攪拌した。次いで温度を50
℃に上げさらに1.5時間攪拌を続けた。
反応混合物を大量のジエチルエーテル中に投じ、重合体
を沈殿させた。これを濾別し、再びDMFに溶解、ジエ
チルエーテルに沈殿することにより精製を行ない収量1
.8g、収率69.2 %で重合体を得た。IR,NM
几、元素分析にょシ重合体がペンタフルオロ2エニル基
を側鎖1c27.1モルチ含有することを確認し、また
GPC測定の結果分子量は4、OXI O’ (ポリス
チレン換算)であった。
IR(cs+  ):3400(−α()、2800(
−CH2−)。
1730(C==0)、1650(六置換ベンゼン環)
 、 1140(−C−F) 元素分析(チ):C,46,9;H,4,9実施例2 の合成 アクリロニトリル(AN)3.7g及びp−ニトロフェ
ニルアクリレート(PNP人) 5.8 gをガラス製
重合管に仕込み、DMF40−及びAIBNo、034
gを加え、常法によシ脱気後、高真空下(10mmHg
以下)にて封管し良。これを60℃にて4時間振シまぜ
重合反応を行なった。反応混合物を大量の水−メタノー
ル混合液(1:9体積比)中に投じ、14.2−の収ぶ
てAN−PNPA共重合体を得大。共重合体中のPNP
A含量は元素分析値よla9,9−w−でめり分子量は
1,6X]0’(GPC)であった。
1几(3):3100(二置換ペン−try@)。
2250(C!!!N)、1760(C=0)、153
0(N−0) 元素分析(%):C,59,2;H,4,3;N、13
.0得られたパーPNP人共重合体0.61 gをDM
F 20111ZKI解し、これに2−ペンタクロロフ
ェニルチオエテルアミン(POP)1.28gを溶解し
たDMFm液20−を室温にて滴下し、−晩攪拌後温度
を60’OKLさらに4時間反応した。反応混合液を大
量のメタノール中に注ぎ、重合体を沈殿させ、これを濾
別、真空乾燥することによfiO,60gの重合体を得
た。I几測定の結果、PCPが定量的にPNP人部位と
エステル−アミド交換して重合体中に導入されAN−N
−(2−ペンタクロロフェニルチオエチル)アクリルア
ミド(PeAm)共重合体が生成していることを確認し
た。
AN−PCAm共重合体中のPCAm組成は39.5モ
ル−1分子量は1,6X10’でめった。
IR(cm ’ ) : 2800 (−〇)Iz )
 、 2200 (C思N)。
1760(C==O)、1440(−8−)、105L
)〜x1oo(C−CI)、87u(六置換ベンゼン環
) 元素分析(%):C,40,1;H,2,7;N、7,
6;8.7,0;C1,37,4 実施例3 AN4.8g及び酢酸に’−ル(VAc)5.2gt”
ガ2ス製孟合管に仕込みDMF40賦AIBN0.03
4gを加え常法により脱気後高真空下(10mmHg以
下)にて封管した。これを60℃にて17時間振9まぜ
重合反応を行なった。反応混合物を大量のメタノール中
に投じ、収量3,61 g、収率36.3チで品−VA
c共重合体を得々。共重合体の構造はエルにニジ確認し
、元素分析値よ〕算出したVAc組成は16.0モルチ
であった。また分子量i2.lXIO3でめった。
IR(es) : 2800 (−C)12−) 、 
2200 (C3iN ) 。
1740(C=0) 元素分析(チ):C,63,9;f(,5,9;N、2
0.12 g (F) AN −vAc 共重合体をD
MF−水混合i(2:1体積比)Kll解し、これに水
酸化ナトリウム0.36 gを含む水溶液15m1を加
え室温にて5時間攪拌した。反応混合物を大量のメタノ
ール中に注ぎ重合体を沈殿させた。収量は1.6g、収
率80チであった。
この重合体のIR測測定結果、AN−VAc共重合体で
認められた1740α のC=0の吸収が完全に消失し
、新たに3400cm 附近に一〇H基由来の吸収が現
われ、これよシVAc部位が全てケン化されたポリビニ
ルアルコール(MA)の構造を有するAN−VA共重合
体であることを確認した。
元素分析(%):C,66,1;H,6,2;N、23
.0得られたAN −V人共重合体0.8gをDtvi
Fに溶解し、充分にアルゴン置換した後、ペンタフルオ
ロ安息香酸クロリド】、Ogを含む20dのDMF’溶
液を0℃にて滴下し、−晩アルゴン気流下で攪拌した。
次いで温度を50℃に上げさらに1.5時間攪拌を続け
た。反応混合物を大量のメタノール中に投じ、重合体を
沈殿させた。収量1.4g、収率77.8−でめった。
重合体のIR測測定結果、AN−VA共重合葦某酸基が
ペンタフルオロ安息香酸エステルに置換された構造を有
するAN−ペンタフルオロ安息香酸ビニル(PFBV)
共重合体であることを確認した。
元素分析の結果、共重合体中のPFBV部位の組成は1
5.8チでありた。
IR(CI+  ) : 2800 (CH2) 、 
2200 (C:iN) 。
1730(e:0)、1650(六置換ベンゼンfi)
、1140(C−F) 元素分析(チ) :C,57,6;)I、 1,3 ;
N、 14.2分子量:l、7X105(GPC) 実施例4 AN 4.25 g及びメタクリル酸グリシジル(GM
A)1.42gをガラス製重合管に仕込み、THF43
,8 id及びAIBNo、034gを加え常法によシ
脱気後高真空下(10mmHg以下)にて封管した。こ
れを6O−OKて24時間振シまぜ重合反応を行なった
。反応混合物を大量のメタノール中に投じ、II、8q
6の収率で、l−ω仏共重合体を得た。共重合体中。
GMA含量は元素分析値より26.3七→でめシ、分子
量は4.1X10であった。
IR(m  ):2B00〜29’UO(−CH2+、
 −(J(、)。
2250(CEN)、1735(C=0)、1260゜
910.760(エポ午り環) 元素分析(チ):e、63.4;H,6,4;N、13
.4λN−GMA共重合体0.6gを15−のジメチル
スルホキクド(DJK溶解し、これに0.2gの2.4
−ジシアノフェノールを含む401のDM80溶液及び
0.07 gの水酸化ナトリウムを加え60℃にて一晩
攪拌した。反応終了後、DM80を真空留去しこれにD
MF15−を加え再び均一溶液とした。これを大量のメ
タノール中に投じ重合体を沈殿させた。
沈殿を濾別#、乾燥しIR測測定行なったところ、エポ
キシ環に由来する1260cm 、 91Uac 、及
び760am の吸収が消失し新たに3400cm  
に水酸基、1600α及び8501 附近に三置換ベン
ゼン環に由来する吸収が現われた。これよりエポキシ基
に2.4−ジシアノフェノールが反応したバーメタクリ
ル酸3−(2,4−ジシアノ7エ二ル)オ中シー2−ヒ
ドロ中ジプロピル(DCPM)共重合体であることを確
認した。共重合体中のDCPM含量は25.9%/→で
あシ、分子量は3.2X] 0’ (GPC)テロ ’
:) &。
I几(α ):3400(−α()、2800〜290
0(−CH2−、−CH,) 、2200〜2250(
C−N)。
1735(C=O)、 16oO及び85G(、Efl
換ベンゼン環) 元素分析(%) : C,64,7;1(、5,16;
N、 15.5実施例5 実施例2で得たAN−PNPA共重合体0.88をDM
SO20i1に溶解し、これに2.3−ジシアノ−5−
クロロ−6−(2−アミノエテル)チオ−1゜4−ベン
ゾ午ノン(DCQ)0.6gを含むDMF溶液201を
加え室温にて一晩攪拌した。反応混合液を大量のメタ/
−ルーアセトニトリル混合液(3:1体積比)中に投じ
、重合体を沈殿させ、これを亀別、真空乾燥することに
よF)IJJgの重合体を得た。I几測定の結果、DC
Qが定量的にPNP人部位とエステル−アミド交換して
重合体中に導入されすなわちAN−N−(2−(2,3
−ジシアノ−5−クロロ−1,4−ベンゾ中ノニルチオ
)エチルコアクリルアミド(DCAm)共重合体である
ことを確認した。AN −D CAm共重合体中のDC
Ati1組成は38.44/n、分子量ハ1.I XI
 O’ (GPC)テロ 2 f5゜I几(C1l  
): 2900(−C)Iz−) 、 2250 (c
=N) 。
1740(C===0)、10513〜1100(C−
CI)元素分析(%) : C,52,6;H,3,1
;Ns 15,9 ;8.7,87;C1,8,7 参考例1 実施例1で得たHg人−PPP共重合体1gをl。
gのDMFに溶解し、これを50傷のテフロン板上に流
延、40℃にてDMPを留去した。さらに真空下、60
℃にて一晩真空乾燥することにょ〕均一、透明な渾名6
5睡の膜を得た。この膜をステンレス製浸透気化法用セ
ル(パーベーパレージ璽ンセル)にはさみ込み、透過側
を0.5mmHgの減圧にしてベンゼン(Bz)−シク
ロへ午サン(ah)混合物の透過を行なりた。膜を透過
した混合液組成はTCD−ガスクロマトグラフによシ検
出し、透過速度P (g −m/m’ −h )及び選
択性αを下記式によル求めた。
その結果供給液組成りz/Ch=33.08766.9
2においてP=1,58X10  g−m/m’−h、
 a=4.83の値を得た。
参考例2〜9 実施例2から5で得られた共重合体0.5gをDMF5
mに溶解し、との溶液をガラス板上に流延50℃にて4
時間溶媒を留去した。次にこれをガラス板ごと水中に浸
漬し、膜をはく離した。得られた膜はすべて均一、透明
であった。これらの膜を用いて参考例】の方法と同様に
液体混合物の透過測定を行なった。結果を表IK示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼−( I ) で示される繰返し単位と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼−(II) で示される繰返し単位とからなる分子量1万以上の共重
    合体〔式中、R^1、R^2、R^3を及びR^4は水
    素原子、ハロゲン原子又は炭素数1ないし4の炭化水素
    基、Xは酸素原子、イオウ原子、エステル結合、アミド
    結合、ウレタン結合、イミン結合、イミノエーテル結合
    、ジスルフィド結合、スルホニル結合又は炭素数1から
    4のメチレン鎖、Yはイオウ原子、酸素原子、エステル
    結合、アミド結合、ウレタン結合、イミン結合、イミノ
    エーテル結合、ジスルフィド結合又は構造式▲数式、化
    学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼、▲数式、化学式、表等があります▼ で示される結合を表わす。Zは同種又は異種の少なくと
    も一個のニトロ基、シアノ基、カルボニル基、スルホニ
    ル基もしくはハロゲン原子で核置換された芳香族基又は
    キノニル基を表わす(但し、ニトロ基のみで置換された
    場合は除く。)。 Aは水素原子、シアノ基、水酸基、カルボキシル基、ア
    ミド基又は一般式−COOR^5、▲数式、化学式、表
    等があります▼、−OR^8もしくは−OCOR^9を
    で示される基を表わす(式中、R^5は炭素数1から1
    5の炭化水素基又は構造式−CH_2CH_2OH、▲
    数式、化学式、表等があります▼、で示される基、R^
    6及びR^7は炭素数1ないし4の炭化水素基、R^8
    及びR^9は炭素数1ないし6の炭化水素基を表わす。 )。nは0または正の整数、l及びmは0または1を表
    わす。但し、少なくともl、m及びnは同時に0となる
    ことはできない。〕(2)該共重合体において一般式(
    I )の繰返し単位を1ないし95モル%含有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の共重合体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63260908A (ja) * 1987-04-03 1988-10-27 アクゾ・ナームローゼ・フェンノートシャップ 過分極性側基を有する線状付加ポリマー
JP2012515839A (ja) * 2009-01-23 2012-07-12 株式会社ブリヂストン ポリシアノ化合物で官能化されたポリマー

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