[go: up one dir, main page]

JPS61228064A - 光硬化性シリコ−ンエマルジヨン組成物 - Google Patents

光硬化性シリコ−ンエマルジヨン組成物

Info

Publication number
JPS61228064A
JPS61228064A JP60070544A JP7054485A JPS61228064A JP S61228064 A JPS61228064 A JP S61228064A JP 60070544 A JP60070544 A JP 60070544A JP 7054485 A JP7054485 A JP 7054485A JP S61228064 A JPS61228064 A JP S61228064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulsion composition
silicone emulsion
parts
group
polyvinyl alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60070544A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH039944B2 (ja
Inventor
Hisashi Aoki
青木 寿
Morizo Nakazato
中里 森三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP60070544A priority Critical patent/JPS61228064A/ja
Publication of JPS61228064A publication Critical patent/JPS61228064A/ja
Publication of JPH039944B2 publication Critical patent/JPH039944B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光硬化性シリコーンエマルジョン組成物、特に
は無溶剤型、低粘度で塗工処理が容易であり、ポットラ
イフも長く、紫外線照射による硬化時間が短かくて耐水
性、耐熱性のすぐれた塗膜を与える光硬化性のシリコー
ンエマルジョン組成物g二関するものである。
(従来の技術) 各種基材の表面処理剤としてのシリコーンエマルジョン
組成物は通常1μ以下の薄M塗工を容易なものとするた
めに有機溶剤を添加した溶剤型とされているが、これは
一般シ:塗膜硬化時に加熱を要する熱硬化タイプのもの
とされているためにその塗布基材に制限があるし、ポッ
トライフが短かく処理浴のくり返し使用もむづかしく、
また経時変化により硬化不良になるという問題もあり、
さらC;この処理基材が溶液の滲透し易い紙であるとき
にはこれをポリビニルアルコールまたはセルロース誘導
体で予じめ目止めすることが必要とされる。なお、この
種の組成物1:ついてはポリビニルアルコールを添加し
たエマルジョン組成物も知ら゛れている(特開昭51−
14273号公報参照)が、このものは硬化速度が遅く
、加熱時の水分蒸発、熱劣化で基材がいためられ易いと
いう不利があり、ビニル基含有シロキチンとけい素原子
に結合した水素原子をもつりロキサンとの付加反応によ
る光硬化性のエマルジョン組成物(特開昭53−542
38号公報参照)にはすぐれた離型性表面の形成がむづ
かしく、この塗膜が耐水性、耐熱性に欠けたものになる
という不利がある。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決した光硬化性シリコーン
エマルジョン組成物に関するものであり、これは1)1
分子中に少なくとも1個宛の一般式基、I は非置換ま
たは置換の1価炭化水素基、aは0.1やたけ2)で示
されるシロキチン単位と一般式(OH、、=:CH)。
Rb8104−b−0(コ一にRは非置換または置換1
価炭化水素基、bは0.1または2.0は1.2または
3)で示されるりロキチン単位とを含有するオルガノポ
リシロ$4F−799〜1flt&RS、2)ポリビニ
ルアルコールおよび/またはセルロース誘導体1〜99
重量部、3)増感剤0.005〜Io!’11部、4)
水とからなる組成物をエマルジョン化してなることを特
徴とするものである。
すなわち、本発明者らは塗工処理が容易でポットライフ
も長く、耐水性、耐熱性のすぐれた塗膜を与える、光硬
化性のシリコーンエマルジョン組成物について種々検討
した結果、このオルガノポリシロキサンを一般式   
  Ra H8−R” −810s −a 二「 (R”、R”、aは前記のとおり)で示されるシロキチ
ン単位と一般式(OK=○H)。Rb8104−b−0
(R”、b、oは前記の通り) で示されるシロキチン
単位を少なくとも1個宛含有するものとし、これにポリ
ビニルアルコールまたはセルロース誘導体と増感剤を添
加した組成物をエマルジョン化すると、このシリコーン
エマルジョン組成物は基材C:対する塗工性がよく、こ
の塗膜は紫外線照射などで極めて短時間C二硬化するこ
と、またこの硬化塗膜は特に耐水性、耐熱性のすぐれた
ものになるということを見出し、これについてさらに研
究を進めた結果、このシリコーンエマルジョン組成物は
ポットライフも長く、処理浴の経時変化もないのでくり
返しの使用ができ、これから得られた塗膜にはキュアー
性、硬化皮膜の性能にバラツキがないので、テープ、ラ
ベルなどの背面処理剤、粘着剤の粘着防止剤、感熱紙な
どへの塗布剤、また硬化物表面への筆記性のある背面処
理剤として、さらには各種基材に離型性、撥水性、すべ
り性なyル什ムナスト訊の肌褐客1ン1イ宥田シ六にス
ごとを確認して本発明を完成させた。
本発明の光硬化性シリコーンエマルジョン組成物を構成
する第1成分としてのオルガノポリシロキチンは、その
分子中tニ一般式 H8−R” −810s−aで示され、このR1はメチ
レン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン墓などの
アルキレン基、Rはメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基などのアルキル基、ビニル基、アリル基lどの
アルケニル基、フェニル基、トリル基などのアリール基
、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、あるいは
これらの基の炭素原子C二結合した水素原子の一部また
は全部をノ10ゲン原子、シアノ基πどで置換したグロ
ロメチル基、トリフルオロピロピル基、シアノメチル基
などから構成される非置換または置換1価炭化水素基、
aは0,1または2とされるメルカプトアルキル基含有
シロキチン単位と、一般式%式% は上記Rと同じ非置換または置換1価炭化水素基、bは
0.1または2.0は1.2または3とされるビニル基
含有シロキチン単位とを、少なくとも1個宛台むものと
する必要がある。このオルガノポリシロキチンは通常直
鎖状のものとされるが、これは分校状、環状であっても
よく、この粘度)t 10〜1,000,000 o8
 の範囲のものとすればよい。なお、このものは上記し
たようにメルカプトアルキル基含有シロキチン単位とビ
ニルシロキチン単位の両者を含むものとされるが、この
1分子中ζ二おけるメルカプトアルキル基とビニル基と
のモル比は1/100〜100/1の範囲とすればよく
、この好ましい範囲は1710〜1/2とされる。
本発明の組成物の第2成分とされるポリビニルアルコー
ル、セルロース誘導体は本組成物の乳化とこれを造膜剤
とするという目的C:おいて添加されるものであるが、
このポリビニルアルコール(二ついては加水分解されて
いない酢酸ビニルを約12%含有する部分加水分解物、
加水分解されていない酢酸ビニルを約3〜4%含有する
中間加水分解物、加水分解されていない酢酸ビニルが約
1%以下である完全加水分解物があげられるが、これら
の中では部分加水分解物とすることがよい。
またこのセルロース誘導体についてはメチルセルロース
、ソジウムカルボキシメテルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、セチルセルロース、ステアリルセルロ
ースなどが例示されるが、これらの中では乳化力がすぐ
れているということからメチルセルロースが好ましいも
のとされる。なお、このgJ2成分の第1成分ζ二対す
る配合量はこの組成物から得られる塗膜の硬化後におけ
る表面特性を制御する目的では広い範囲で変えることが
できX偽t P栖礒τ小かナイスシー小捺匍!−トハイ
六へれるエマルジョンが不安定となるほかこの塗膜の筆
記性が劣るようI:すり、多すぎるとエマルジョンが高
粘度化して塗工しづらくなり、塗膜の耐水性も劣るよう
になるので、第1成分99〜1重量部C二対し1〜99
重量部とする必要があるが、この好ましい範囲は1〜2
0重量部とされる。
つぎに本発明の組成物を構成する第3成分としての増感
剤は本発明の組成物を光硬化性とするための必須成分と
されるものであるが、これは従来公知のものでよく、こ
れにはアセトフェノン、3−メチルアセトフェノン、プ
ロピオニフェノン、ペンツフェノン、4−グロロペソソ
フエノン、4−エチルベンゾフェノン、4−ヒドロキシ
ベンゾフェノン、ベンゾイン、キサントーン、フルオレ
ノン、フルオレン、ベンズアルデヒド、アンスラキノン
、トリフェニルアミン、カルバソール、ベンゾインエテ
ルエーテルなどが例示される。なお、この増感剤の配合
量はその種類、この組成物(二要求される硬化速度など
の条件に応じて定めればよく、したがつ、て特に限定さ
れるものではないが、第1成分としてのオルガノポリシ
ロキサン99〜1重量部C;対応して0.005〜10
重竜部の範囲とすればよい。
また、本発明の組成物(=おける第4成分としての水の
量は前記した第1成分としてのオルガノポリシロキチン
と第2成分としてのポリビニルアルコールまたはセルロ
ース誘導体の均質混合を可能とする量とすればよく、し
たがってこの配合量は臨界的なものではなく、この組成
物中の固形分を所望の範囲C:調整する量で添加すれば
よい。
本発明のシリコーンエマルジョン組成物は上記した第1
〜第4成分の所定量を均−C:混合したのち、ホモジナ
イザーなどで乳化することC:よって得られる。なお、
この組成物には必要1;応じてポットライフ延長剤とし
てのハイドロキノンなどのような酸化防止剤を例えば5
0〜1.OOOppmの範囲で添加してもよく、またこ
の組成物の特徴を損なわない範囲でその使用目的に応じ
て通常のジオルガノポリシロキチン、充填剤、着色剤、
その他の添加剤を加えてもよい。
このようにして得られた本発明のシリコーンエマルジョ
ン組成物の塗布面は1秒以下のような短時間の紫外線照
射で完全C二硬化した皮膜とすることができるが、この
塗布時において上記の水分は紫外線照射(:先立って蒸
発してもよく、これは紫外線ランプによる温和な加熱に
役立つ。この光源としては紫外部の波長に富む水素放電
ランプ、水銀アークおよび水銀放電ランプ、螢光灯、閉
じた炭素アーク、キセノン放電ランプ、注入炭素また金
属の電極をもつ開いたアークまたはスパーク(:よる光
源などを使用することができる。
この組成物の基材に対する塗布は任意の便宜の方法、例
えばロール塗布、グラビア、エアーナイフ、ワイヤード
クター、ブラシ塗布なとで行えばよい。
本発明のシリコーンエマルジョン組成物は水性エマルジ
ョンタイプの一液型のものであることからポットライフ
にすぐれており、3ケ月以上も安定に保持することがで
き、処理すべき基材に対するレベリング性もすぐれてい
るので、基材に対して1μ以下の塗膜として塗工するこ
とができる。
この塗膜を紫外線照射などで硬化させて得た硬化膜はす
ぐれた耐水性、耐熱性を示すし、また離型性、撥水性、
すべり性をもっているので、これは剥離紙用離型剤、粘
着剤の粘着防止剤、プラスチックその他の基材面へのコ
ーティング剤、感熱紙へのコーティングによって表面の
すべり性、耐熱性向上をはかるためのテープの背面処理
剤として有用とされるが、この塗膜はまた筆記性を与え
るものでもある。
つぎ(二本発明の実施例をあげるが、例中の部は重量部
を御粘9は25℃での油1定砧云りか本のであり、その
ブロッキング性、剥離抵抗値、残留接着率、ラブ−オフ
はつぎの方法による測定結果を示したものである。
〔ブロッキング性〕
シリコーンエマルジョン1lli成物!巾1 sm、 
長さ5011111の市販のビニルテープの両側面にス
ポンジロールな用いて2μの厚さに塗布し、硬化させて
から、このテープ2個を30℃X15KPの条件で圧着
してそのブロッキング性をしらべ、下記の基準で評価し
た。
O・・・・・・テープ相互が容易に剥れる、O〜Δ・・
・・・・剥れるが若干の力を要する、△・・・・・・剥
れるが力を要する、 ×・・・・・・剥れない。
〔剥離抵抗値〕
シリコーンエマルジョン組成物ヲホリエテレンラミネー
ト紙に塗布して硬化させたのち、これを温度23℃、相
対湿度65%の雰囲気中ζ二24時間装置してから、そ
の硬化皮膜面シー 粘着剤1:オリパインBPS−2411(ゴム系、溶剤
型、東洋インキ社製商品名) 粘着剤2:オリバインBP8−8170  (アクリル
系、溶剤型、東洋インキ社製商 品名) 粘着剤3:オリバインBPW−3110H(アクリル系
、エマルジョン型、東洋イン キ社製商品名) のいずれかの粘着剤を130μの厚さに塗工し、粘着剤
1.2の場合は100℃で3分間、粘着剤3の場合は1
00℃で3分間熱風乾燥機中で乾燥し、室温に冷却後こ
の面C二表面紙を貼り合わせ、2KPのテープローラー
で圧着し、温度23℃、相対湿度65%で3時間放置し
たのちテンシロンで180°方向に3001111/分
の速度で引張ってそれらの剥離に要する力を調べ、これ
を剥離抵抗値とした。
〔残留接着率〕
■ 上記で得た硬化皮膜を有するポリエチレンラミネー
ト、紙を温度23℃、相対湿度65%の雰囲気下に24
時間放置してから、この硬化皮膜面に巾2.51の市販
の粘着テープ・ルミラー31B(日東電工社製商品名)
を貼着し、温度70℃、圧力20KP/crlの条件下
で熱圧後、温度23℃、相対湿度65%の雰囲気に4時
間放置し、ついでこの粘着テープを剥がし、これをステ
ンレス板に貼着して荷重2KPのローラーを1往復させ
て圧着したのち、上記と同じ雰囲気中−二30分間放置
してからこの粘着テープを180方向に3001111
/分の速度で引張って、このときの剥離(=要する力を
調べ、これを剥離抵抗値■とした。
■ また、これ゛とは別Iニフッ素樹脂板に上記で使用
したものと同じ粘着テープ・ルミラー31Bを貼着し、
温度70℃、圧力20KP/carの5条件で20時間
加圧し、ついで温度23℃、相対湿度65%の雰囲気中
に3時間放置してから粘着テープを剥がし、これをステ
ンレス板に貼着し荷]i2 KPcDローラーを1往復
させて圧着したのち上記と同じ雰囲気中に30分間放置
し、っぎ(二この粘着テープを180°の方向に300
fi/分の速度で引張り、このときの剥離に要する力を
しらべて、これを剥離抵抗値■とした。
■ つぎC:この剥離抵抗値■と剥離抵抗値■の比(百
分率)を計算で求め、これを残留接着率とした。
〔ラブ−オフ〕
シリコーンエマルジョン組成物を基材C二塗工し、硬化
させて得た硬化皮膜を指で10往復して擦り、摩擦後の
硬化皮膜の状態を肉眼で観察し、下記の基準で評価した
○・・・全く変化なし。
(:<ずれた。
×・・・摩擦部およびその近辺で硬化皮膜が剥離したり
、ぼろぼろC二くずれた。
実施例1〜2、比較例1〜2 分子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖された、
ジメチルシロキチン単位96モル%、メルカプトプロピ
ル(メチル)シロキサン単位4モル%からなる粘度が1
.500oSのジメf/l/ポリシロキチン30部に、
鹸化度88モル%のポリビニルアルコール・PA−18
(信越化学工業(株)整向品名〕の10%水溶液20部
と水50部とを加え、ホモジナイザーで充分攪拌して安
定したエマルジョンを調製し、ついでこれに光増感剤と
してのエテルベンゾフェノン1,2部を加えてホモジナ
イザーで充分攪拌してシリコーンエマルジョン組成物−
1を作った。
ついで、これとは別に上記におけるジメチルポリシロキ
チン30部に−ノドキシ盾称号が1,61〜1.75で
ヒドロキシプロポキシ置換度が0.17〜0.3である
メチルセルロース・f’10sH−59〔信越化学工業
(株ン製商品名〕の5%水溶液40部と水30部を加え
ホモジナイザーで充分攪拌して安定したエマルジョンを
調製し、ついでこれに、  エチルベンゾフェノン1.
2部を加えホモジナイザーで充分攪拌してシリコーンエ
マルジョン組成物−■を作った。
また、比較のために分子鎖両末端がジメチルヒドロキシ
シリル基で封鎖された粘度700 asのジメチルポリ
シロキサン29部に、式 で示される粘度が4008のメチルへイドロジエンボリ
シロキチン1部、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル3部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1
部および水66部を加えホモジナイザーで充分攪拌して
シリコーンエマルジョン組成物−Iを作ると共に、分子
鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖された粘度が35
0 asのジメチルポリシロキサン30部に、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル3部、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル1部および水66部を加えホ
モジナイザーで充分攪拌してシリコーンエマルジョン組
成物■を作った。
つぎにこのシリコーンエマルジョン組成e r 。
■を巾151EII、長さ50mの市販のビニルテープ
の両側面にスポンジロールを用いて厚さ2μで塗布し、
これに高圧水銀ランプ−Hl−2ON型80W(日本電
池社製商品名)からの紫外線を8二の距離から1.2秒
照射して硬化させ、このテープ2個を30℃で1ケ月、
15KPの圧力で圧着してブロッキングテストしたとこ
ろ、第1表に示したとおりの結果が得られ、このシリコ
ーンエマルジョン組成物璽、■については同様のビニル
テープに厚さ2声に塗布したのち、これを70’Cで5
分間加熱乾燥して硬化させてから、同じ条件でのブロッ
キングテストをしたところ、第1表(二併記したとおり
の結果が得られた。
第   1   表 実施例3.4 分子鎖両末端がトリビニルシリル基で封鎖された、ジメ
チルシロキチン単位95モル%、メルカプトプロピル(
メチル)シロキチン単位5モル%からなる粘度が1.2
00 asであるジメチルポリシロ車チン30部ξ二 
ktvWaz Q 7 z n、oy−rr+ JF 
II L/−11,−F s、m−ル・MA−23(信
越化学工業(株J社製商品名〕の10%水溶液5部と水
65部とを加えホモジナイザーで充分攪拌して安定なエ
マルジョンを調製し、ついでこれに光増感剤ダロキュア
1173(メルク社製商品名)0.6部を加えホモジナ
イザーで充分攪拌してシリコーンエマルジョン組成物V
を作った。
また、これとは別に分子鎖両末端がジメチル(メルカプ
トプロピル)シリル基で封鎖された、ジメチルシロキサ
ン単位96モル%、メチルビニルシロキチン単位4モル
%からなる粘度が450o8のジメチルポリシロキチン
30部にメトキシ置換度が1.61〜1.75、ヒドロ
キシプロポキシ置換度が0.17〜0.3のメチルセル
ロース・608H−50〔信越化学工業(株〕社製商品
名〕の5%水溶液10部と水60部とを加えホモジナイ
ザーで充分攪拌して安定したエマルジョンを調製し、つ
いでこれにダロキュア1173(前出)0.6部を加え
ホモジナイザーで充分攪拌してシリコーンエマルジョン
組成物■を作った。
つぎにこのシリコーンエマルジョン組成物V〜■をグラ
ミン紙(坪@6011/d)i二塗膜厚さが1.0μと
なるよう2:均一に塗布したのち、これに2 KWの高
圧水銀灯(80W/cIL)を2本使用してこれからの
紫外線を8cIfLの距離から0.6秒間照射したとこ
ろ、硬化皮膜が得られたので、この剥離抵抗値、残留接
着率、ラブ−オフをしろべたところ、第2表C二示した
とおりの結果が得られた。
第   2   表 なお、こ\で得られた硬化皮膜はマジックインキ、ボー
ルペンで筆記することができるのですぐれた背面処理剤
となり得るものであるし、これらの組成物をグラシン紙
に代えて厚さ65μ、坪量58I/−のプリンター用感
熱紙とし、これg二塗装置が0.51/dとなるように
塗布し、上記と同じ方法で硬化させて得た硬化皮膜は、
未処理紙C二くらべてすべり性にすぐれていて、サーマ
ルヘッドの摩耗が全くすく、カス付着あるいはサーマル
ヘッドへのスティッキングもすぐれており、耐油性も大
巾に向上していた。
実施例5 分子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖された、
ジメチルシロキチン単位92モル%、メルカプトプロピ
ル(メチル)シロキチン単位5モル°%、メチルビニル
シロキサン単位3モル%からなる粘度1.050o8の
ツメデルポリシロキチン15部1:、鹸化度が88モル
%のポリビニルアルコール・FA−05(信越化学工業
(株2整向品名〕の30%水溶液50部と水45部を加
えホモジナイザーで充分攪拌してエマルジョンを作り、
つし)でこれにダロキュア1t73(前出)0.6部を
加えホモジナイザーで攪拌してシリコーンエマルジョン
組成物■を作った。
つぎにこの組成物■を実施例3.4と同様Cニグラシン
紙(二塗布し、紫外線照射して硬化させ、このものの物
性をしろべたところ、下記のとおりの結果が得られ、こ
のものは重剥離グレードで筆記性のすぐれたものである
ことが確認された。
剥離抵抗値(,915cIL) 粘着剤1 450 tt3  250 残留接着率   95% ラブ−オフ   Q

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1)1分子中に少なくとも1個宛の一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼(こゝにR^1はアルキレ ン基、R^2は非置換または置換の1価炭化水素基、a
    は0、1または2)で示されるシロキサン単位と一般式 (CH_2=CH)_cR^3_bSiO_4_−_b
    _−_c_/_2(こゝにR^3は非置換または置換の
    1価炭化水素基、bは0、1または2、cは1、2また
    は3)で示されるシロキサン単位を含有するオルガノポ
    リシロキサン99〜1重量部 2)ポリビニルアルコールおよび/またはセルロース誘
    導体1〜99重量部 3)増感剤0.005〜10重量部 4)水 とからなる組成物をエマルジョン化してなることを特徴
    とする光硬化性シリコーンエマルジョン組成物。 2、セルロース誘導体がメチルセルロース、ソジウムカ
    ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
    ス、セチルセルロース、ステアリルセルロースから選択
    されたものである特許請求の範囲第1項記載の光硬化性
    シリコーンエマルジョン組成物。
JP60070544A 1985-04-03 1985-04-03 光硬化性シリコ−ンエマルジヨン組成物 Granted JPS61228064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60070544A JPS61228064A (ja) 1985-04-03 1985-04-03 光硬化性シリコ−ンエマルジヨン組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60070544A JPS61228064A (ja) 1985-04-03 1985-04-03 光硬化性シリコ−ンエマルジヨン組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61228064A true JPS61228064A (ja) 1986-10-11
JPH039944B2 JPH039944B2 (ja) 1991-02-12

Family

ID=13434565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60070544A Granted JPS61228064A (ja) 1985-04-03 1985-04-03 光硬化性シリコ−ンエマルジヨン組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61228064A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02153983A (ja) * 1988-12-06 1990-06-13 Toshiba Silicone Co Ltd シリコーンコーティング材
JPH04130173A (ja) * 1990-09-19 1992-05-01 Okamoto Ind Inc クラフト粘着テープ
JPH0522539U (ja) * 1991-09-02 1993-03-23 リンテツク株式会社 紙粘着テープ
JPH0522538U (ja) * 1991-09-02 1993-03-23 リンテツク株式会社 粘着シート及び剥離紙
JPH0545047U (ja) * 1991-11-18 1993-06-18 リンテツク株式会社 紙粘着テープ
US5449716A (en) * 1994-06-30 1995-09-12 Dow Corning Corporation Functional polyorganosiloxane emulsions from dihydrolyzable silanes and photocurable compositions therefrom
JP2003053896A (ja) * 2001-08-14 2003-02-26 Fujimori Kogyo Co Ltd 離型フィルム
JP2006144214A (ja) * 2004-10-22 2006-06-08 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーン紙処理剤
WO2019107334A1 (ja) * 2017-12-01 2019-06-06 ダウ・東レ株式会社 感熱紙用硬化性オルガノポリシロキサン剥離剤組成物、感熱紙および感熱記録ラベルシ-ト

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02153983A (ja) * 1988-12-06 1990-06-13 Toshiba Silicone Co Ltd シリコーンコーティング材
JPH04130173A (ja) * 1990-09-19 1992-05-01 Okamoto Ind Inc クラフト粘着テープ
JPH0522539U (ja) * 1991-09-02 1993-03-23 リンテツク株式会社 紙粘着テープ
JPH0522538U (ja) * 1991-09-02 1993-03-23 リンテツク株式会社 粘着シート及び剥離紙
JPH0545047U (ja) * 1991-11-18 1993-06-18 リンテツク株式会社 紙粘着テープ
US5449716A (en) * 1994-06-30 1995-09-12 Dow Corning Corporation Functional polyorganosiloxane emulsions from dihydrolyzable silanes and photocurable compositions therefrom
JP2003053896A (ja) * 2001-08-14 2003-02-26 Fujimori Kogyo Co Ltd 離型フィルム
JP2006144214A (ja) * 2004-10-22 2006-06-08 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーン紙処理剤
US7964062B2 (en) 2004-10-22 2011-06-21 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Paper treating agent comprising a silicone composition
JP4743757B2 (ja) * 2004-10-22 2011-08-10 信越化学工業株式会社 シリコーン紙処理剤
WO2019107334A1 (ja) * 2017-12-01 2019-06-06 ダウ・東レ株式会社 感熱紙用硬化性オルガノポリシロキサン剥離剤組成物、感熱紙および感熱記録ラベルシ-ト
JPWO2019107334A1 (ja) * 2017-12-01 2020-12-17 ダウ・東レ株式会社 感熱紙用硬化性オルガノポリシロキサン剥離剤組成物、感熱紙および感熱記録ラベルシ−ト
US12091595B2 (en) 2017-12-01 2024-09-17 Dow Toray Co., Ltd. Curable organopolysiloxane release agent composition for thermal paper, thermal paper, and thermal recording label sheet

Also Published As

Publication number Publication date
JPH039944B2 (ja) 1991-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4052529A (en) Radiation-curable mercaptoalkyl vinyl polydiorganosiloxanes, method of coating there with and coated article
EP0662995B1 (en) Cationically co-curable polysiloxane release coatings
US4107390A (en) Radiation-curable organopolysiloxane coating composition comprising mercaptoalkyl and silacyclopentenyl radicals, method of coating and article therefrom
US4133939A (en) Method for applying a silicone release coating and coated article therefrom
US4340647A (en) Vinyl gum cure accelerators for addition-cure silicone
GB2123842A (en) Ultraviolet curable silicon coating compositions and methods for use
JPS60206877A (ja) シリコーン被覆組成物
JPH06228501A (ja) シリコーン紙剥離被覆材の剥離力を増す組成物
JP2007203588A (ja) 剥離フィルム及びその製造方法
US4587136A (en) Curable organopolysiloxane compositions
JPH02166163A (ja) 離型紙用組成物
EP0103639B1 (en) Vinyl gum cure accelerators for condensation-cure silicone
JPS61228064A (ja) 光硬化性シリコ−ンエマルジヨン組成物
US4961963A (en) Silicone release coatings containing rhodium
US4447499A (en) Method of coating substrates with polydiorganosiloxanes having lower alkyl substituents to provide release coatings
JPH0112786B2 (ja)
JPS61264052A (ja) 離型紙用シリコ−ン組成物
JPH01215857A (ja) 剥離紙用オルガノポリシロキサン組成物
JPH0253859A (ja) 離型紙用シリコーン組成物
JPH0672207B2 (ja) 剥離紙用シリコーン組成物
JPH04272959A (ja) 剥離用シリコーン組成物
JP2007517090A (ja) 熱付加硬化性無溶剤シリコーン剥離コーティングシステムにおける摩擦係数の減少
JP3060868B2 (ja) 剥離性紫外線硬化シリコーン組成物及び剥離紙
JPS62225581A (ja) 剥離剤組成物
JP3553111B2 (ja) 剥離紙用シリコーン組成物