JPS61214655A - 定電流ライン回路 - Google Patents
定電流ライン回路Info
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- JPS61214655A JPS61214655A JP60196842A JP19684285A JPS61214655A JP S61214655 A JPS61214655 A JP S61214655A JP 60196842 A JP60196842 A JP 60196842A JP 19684285 A JP19684285 A JP 19684285A JP S61214655 A JPS61214655 A JP S61214655A
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- signal
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M19/00—Current supply arrangements for telephone systems
- H04M19/001—Current supply source at the exchanger providing current to substations
- H04M19/005—Feeding arrangements without the use of line transformers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電話のライン回路、特に音声信号を双方向に変
換を行い加入音線に供給される給電電流を調整するため
のライン回路に関する。
換を行い加入音線に供給される給電電流を調整するため
のライン回路に関する。
[従来の技術]
近年、自動式構内交換機(以下PABXという)は通常
加入者線のチップ・リング線に印加される動作電力を典
型的には一48Vで供給している。
加入者線のチップ・リング線に印加される動作電力を典
型的には一48Vで供給している。
種々の加入者線又は加入者ループは典型的にはループの
長さに依存した異なる抵抗値をもっている。
長さに依存した異なる抵抗値をもっている。
従って、長い加入者ループに流れる電流は短い加入者ル
ープに流れる電流よりおおよそ小さい。
ープに流れる電流よりおおよそ小さい。
従来技術のライン回路は典型的には異なるループの長さ
の補償を行わず、通常チップ・リング線に、一定電圧の
電源供給を行っている。典型的に約20mAの最小ルー
プ電流が、加入者ループに接続される電話機を動作させ
るために加入者ループに供給されることが要求される。
の補償を行わず、通常チップ・リング線に、一定電圧の
電源供給を行っている。典型的に約20mAの最小ルー
プ電流が、加入者ループに接続される電話機を動作させ
るために加入者ループに供給されることが要求される。
従って、長いループに対しては最小20mAの電流を発
生させるためにより高い電圧が要求される。しかしなが
ら、もし加入者ループが短い時、例えば、−48V。
生させるためにより高い電圧が要求される。しかしなが
ら、もし加入者ループが短い時、例えば、−48V。
−96Vなどの不必要な高電圧で加入者線を駆動すると
、かなりの電力が浪費される。
、かなりの電力が浪費される。
従来技術のライン回路の電力調整の問題は、直流給電電
流をループに通過させるための大きな磁気コアを含む公
知の変成器ハイブリッドによって例示されている。この
コアは大きな直流給電電流が流れるときに飽和させない
ようにするために大きく作られていた。従来技術の変成
器ハイブリッドはたいへん大きく高価であり、このよう
に近年のPABXの小型化の要求に適合していなかった
。
流をループに通過させるための大きな磁気コアを含む公
知の変成器ハイブリッドによって例示されている。この
コアは大きな直流給電電流が流れるときに飽和させない
ようにするために大きく作られていた。従来技術の変成
器ハイブリッドはたいへん大きく高価であり、このよう
に近年のPABXの小型化の要求に適合していなかった
。
他の多くの従来技術の回路は、種々の長さをもつ加入者
ループに供給される動作電力を調整する問題を解くこと
に努力が注がれていた。
ループに供給される動作電力を調整する問題を解くこと
に努力が注がれていた。
このような従来技術の回路の1つが1981年6541
8号に記述されている。この英国特許の出願によれば、
種々の電圧を供給することを制御するために、加入者線
における線路電流を検出し線路長に比例して直流電圧を
発生させるだめの回路か記述されている。種々の電圧供
給は印加される直流電圧に応答して直流給電電流を発生
する痕雑なスイッチング電力供給回路装置を備えている
。
8号に記述されている。この英国特許の出願によれば、
種々の電圧を供給することを制御するために、加入者線
における線路電流を検出し線路長に比例して直流電圧を
発生させるだめの回路か記述されている。種々の電圧供
給は印加される直流電圧に応答して直流給電電流を発生
する痕雑なスイッチング電力供給回路装置を備えている
。
発生された給電電流は上述の変成器ハイブリッドと同様
の作用を有する大きなコアの変成器コイルを介して加入
者線に給電され、従って、直流の大電流が流れるときに
変成器コアが飽和されないためにその変成器コアの大き
なものが要求されるという欠点がある。
の作用を有する大きなコアの変成器コイルを介して加入
者線に給電され、従って、直流の大電流が流れるときに
変成器コアが飽和されないためにその変成器コアの大き
なものが要求されるという欠点がある。
他の従来技術のライン回路が、カナダ特許第11571
75号に記述されており、この特許は1983年11月
15日にミテル・コーポレーションに特許の付与が行な
われている。従来技術のミテルの回路は、動作中ある予
め決められた限界値以上に高電圧の電力源から加入者線
に流れた動作常、lf九隔山I エバ鈴山シー古欠)プ
レhtギ11當丁の電力源を加入者線に接続し、加入者
線に流れる電流を減少させる。もし、加入者線に流れ検
出された電流が第2のより低い限界電流以下になったと
き、高電圧の電力源が再び接続される。
75号に記述されており、この特許は1983年11月
15日にミテル・コーポレーションに特許の付与が行な
われている。従来技術のミテルの回路は、動作中ある予
め決められた限界値以上に高電圧の電力源から加入者線
に流れた動作常、lf九隔山I エバ鈴山シー古欠)プ
レhtギ11當丁の電力源を加入者線に接続し、加入者
線に流れる電流を減少させる。もし、加入者線に流れ検
出された電流が第2のより低い限界電流以下になったと
き、高電圧の電力源が再び接続される。
この従来技術のミテルの装置は2つの異なる電力供給電
圧を切り替え、もし線路長が短いが予め決められた第1
の限界電流以上に電流が流れるのに上置に短くない時、
加入者線に供給される電力が浪費される。
圧を切り替え、もし線路長が短いが予め決められた第1
の限界電流以上に電流が流れるのに上置に短くない時、
加入者線に供給される電力が浪費される。
英国特許の出願又はカナダ特許に記述された従来技術の
回路のどちらも加入者線に及び加入者線から音声信号を
伝送する場合に適用することはない。従って、従来技術
の回路においてそのような音声信号の伝送を行うのに付
加回路が必要とされていた。
回路のどちらも加入者線に及び加入者線から音声信号を
伝送する場合に適用することはない。従って、従来技術
の回路においてそのような音声信号の伝送を行うのに付
加回路が必要とされていた。
[発明の目的]
本発明の目的は、以上の問題点を解決し、異な、)た長
さの種々の加入者ループに対して印加される直流給電電
圧を自動的に調整し加入者線への一定の給電電流を維持
することができるとともに、付加回路を付加することな
く音声信号を伝送でき、しかも大きな磁気コアである変
成器ハイブリッドを必要とせず小型化が可能な平衡チッ
プ・リング線及び不平衡送受信線に接続するための定電
流ライン回路を提供することにある。
さの種々の加入者ループに対して印加される直流給電電
圧を自動的に調整し加入者線への一定の給電電流を維持
することができるとともに、付加回路を付加することな
く音声信号を伝送でき、しかも大きな磁気コアである変
成器ハイブリッドを必要とせず小型化が可能な平衡チッ
プ・リング線及び不平衡送受信線に接続するための定電
流ライン回路を提供することにある。
[発明の構成]
本発明は、加入者ループに流れる給電電流量を検出する
とともに加入者ループに又は加入者ループから音声信号
を伝送するための差動増幅器を利用する。この差動増幅
器は、前述の一定電流を確立するため検出された給電電
流をある限界値と比較し、ループ抵抗の変化から生じる
ループに流れる給電電流量の変化に応答して振幅が変化
する直流電圧信号を発生させる。直流信号は、その信号
から音声信号成分を取り除くために積分回路を通過させ
1.一定の給電電流を維持するためにループに流れる給
電電流における減少又は増加に応答してループに印加さ
れる給電電圧をそれぞれ増加又は減少させるための電圧
制御直流電力装置にその直流信号が印加される。差動増
幅器によって発生される直流信号は個々に直流を阻止す
る信号変換回路を必要とすることなしに加入者ループか
ら受信される音声信号がPABXに接続された不平衡送
信線に直接に印加できるように、積分回路によって約0
Vの静止電圧値に調整される。
とともに加入者ループに又は加入者ループから音声信号
を伝送するための差動増幅器を利用する。この差動増幅
器は、前述の一定電流を確立するため検出された給電電
流をある限界値と比較し、ループ抵抗の変化から生じる
ループに流れる給電電流量の変化に応答して振幅が変化
する直流電圧信号を発生させる。直流信号は、その信号
から音声信号成分を取り除くために積分回路を通過させ
1.一定の給電電流を維持するためにループに流れる給
電電流における減少又は増加に応答してループに印加さ
れる給電電圧をそれぞれ増加又は減少させるための電圧
制御直流電力装置にその直流信号が印加される。差動増
幅器によって発生される直流信号は個々に直流を阻止す
る信号変換回路を必要とすることなしに加入者ループか
ら受信される音声信号がPABXに接続された不平衡送
信線に直接に印加できるように、積分回路によって約0
Vの静止電圧値に調整される。
このように、本発明のライン回路は、一定の給電電流を
維持するために、異なった長さの種々の加入者ループを
駆動し、しかもそれぞれの加入者線ループに対して印加
される直流給電電圧を自動的に調整することが可能であ
る。
維持するために、異なった長さの種々の加入者ループを
駆動し、しかもそれぞれの加入者線ループに対して印加
される直流給電電圧を自動的に調整することが可能であ
る。
さらに電力消費を減少させるために電力供給電圧が約−
28Vの最大値に制御され、小さな給電抵抗を介して加
入者ループに印加される。
28Vの最大値に制御され、小さな給電抵抗を介して加
入者ループに印加される。
適当な交流インピーダンス整合を維持するために、加入
者ループから受信される音声信号の一部が給電抵抗を介
してそのループにインピーダンス整合を助長させる位相
で帰還される。給電抵抗の抵抗値だけによって決定され
る整合インピーダンスよりも大きい交流信号に対する整
合皮相インピーダンスが上記のように決定される。
者ループから受信される音声信号の一部が給電抵抗を介
してそのループにインピーダンス整合を助長させる位相
で帰還される。給電抵抗の抵抗値だけによって決定され
る整合インピーダンスよりも大きい交流信号に対する整
合皮相インピーダンスが上記のように決定される。
一般に、本発明は平衡チップ・リング線及び不平衡送受
信線に接続するだめの定電流ライン回路であり、給電電
流を平衡チップ・リング線に流すために直流給電電圧を
発生させ平衡チップ・リング線に印加するための第1の
回路と、平衡線によって伝送された着信音声信号を不平
衡送信線に送信し平衡チップ・リング線に流れる前述の
給電電流を検出しある予め決められた限界信号と比較す
るとともにその比較結果に応答して直流信号を発生する
ための第2の回路と、不平衡受信線によって伝送された
発信音声信号を平衡チップ・リング線に送信するための
第3の回路とを備えている。本発明はさらに直流信号に
おけるレベル変化を検出し、その検出結果に応答して発
生された給電電圧を変化し、それによって一定の給電電
流を維持するための第1及び第2の回路に接続される第
5の回路を備えている。このように、音声信号は、平衡
チップ・リング線に供給される一定の給電電流と同時に
平衡及び不平衡線間で双方向で変換されろ、 さらに、本発明は、平衡チップ・リング線及び不平衡送
受信線に接続するための定電流ライン回路であり、チッ
プ・リング線によって伝送される着信音声信号を差動的
に受信し、チップ・リング線を流れる直流ループ電流を
検出しその検出に応答して変調された直流信号を発生さ
せ送信線に印加するための増幅器と、変調された直流信
号をろ波し約Ovの静止振幅に調整するための増幅器と
供給回路との間に接続される第1の回路と、ろ波された
直流信号を受信しそれに応答して一定電流の直流電圧を
チップ・リング線に印加するための第!の回路に接続さ
れる供給回路と、受信線から発信音声信号を受信し受信
された発信信号をチップ・リング線に差動的に印加する
ための第2の回路とを備え、この定電流ライン回路にお
いて、音声信号が平衡線及び不平衡線の間で双方向で変
換され一定の電流が同時に平衡チップ・リング線に供給
される。
信線に接続するだめの定電流ライン回路であり、給電電
流を平衡チップ・リング線に流すために直流給電電圧を
発生させ平衡チップ・リング線に印加するための第1の
回路と、平衡線によって伝送された着信音声信号を不平
衡送信線に送信し平衡チップ・リング線に流れる前述の
給電電流を検出しある予め決められた限界信号と比較す
るとともにその比較結果に応答して直流信号を発生する
ための第2の回路と、不平衡受信線によって伝送された
発信音声信号を平衡チップ・リング線に送信するための
第3の回路とを備えている。本発明はさらに直流信号に
おけるレベル変化を検出し、その検出結果に応答して発
生された給電電圧を変化し、それによって一定の給電電
流を維持するための第1及び第2の回路に接続される第
5の回路を備えている。このように、音声信号は、平衡
チップ・リング線に供給される一定の給電電流と同時に
平衡及び不平衡線間で双方向で変換されろ、 さらに、本発明は、平衡チップ・リング線及び不平衡送
受信線に接続するための定電流ライン回路であり、チッ
プ・リング線によって伝送される着信音声信号を差動的
に受信し、チップ・リング線を流れる直流ループ電流を
検出しその検出に応答して変調された直流信号を発生さ
せ送信線に印加するための増幅器と、変調された直流信
号をろ波し約Ovの静止振幅に調整するための増幅器と
供給回路との間に接続される第1の回路と、ろ波された
直流信号を受信しそれに応答して一定電流の直流電圧を
チップ・リング線に印加するための第!の回路に接続さ
れる供給回路と、受信線から発信音声信号を受信し受信
された発信信号をチップ・リング線に差動的に印加する
ための第2の回路とを備え、この定電流ライン回路にお
いて、音声信号が平衡線及び不平衡線の間で双方向で変
換され一定の電流が同時に平衡チップ・リング線に供給
される。
さらに、本発明は、平衡チップ・リング線及び不平衡送
信線に接続するための定電流ライン回路であり、平衡チ
ップ・リング線に接続するためのデツプ・リング端子と
、チップ・リング端子によって伝送される着信音声信号
を送信線に変換しチップ・リング線を流れろ直流ループ
電流を検出しその検出に応答して直流信号を発生させる
ためのチップ・リング端子と不平衡送信線に接続される
第1の差動増幅器と、着信音声信号をろ波し直流信号を
約Ovのある静止電圧値に調整するための第1の差動増
幅器の出力に接続される積分回路とを備えている。加え
て、本発明は、積分回路から調整された直流信号を受信
するのに応答して直流ループ電流を発生させチップ・リ
ング端子に印加するための積分回路の出力に接続される
レベルシフト回路と、受信線によって伝送された発信信
号を受信り、受信された信号をチップ・リング端子に差
動的に印加するための不平衡受信線に接続される入力と
チップ・リング端子に1つの回路内で接続される出力を
有する第2の差動増幅器と、受信線によって伝送される
発信信号が送信線に印加されることを相殺するための回
路とを備え、音声信号が平衡線と不平衡線との間で双方
向で変換され、第1の差動増幅器が平衡チップ・リング
線に流れる直流ループ電流を検出することに応答して同
時に一定の直流ループ電流が平衡チップ・リング線に印
加される。
信線に接続するための定電流ライン回路であり、平衡チ
ップ・リング線に接続するためのデツプ・リング端子と
、チップ・リング端子によって伝送される着信音声信号
を送信線に変換しチップ・リング線を流れろ直流ループ
電流を検出しその検出に応答して直流信号を発生させる
ためのチップ・リング端子と不平衡送信線に接続される
第1の差動増幅器と、着信音声信号をろ波し直流信号を
約Ovのある静止電圧値に調整するための第1の差動増
幅器の出力に接続される積分回路とを備えている。加え
て、本発明は、積分回路から調整された直流信号を受信
するのに応答して直流ループ電流を発生させチップ・リ
ング端子に印加するための積分回路の出力に接続される
レベルシフト回路と、受信線によって伝送された発信信
号を受信り、受信された信号をチップ・リング端子に差
動的に印加するための不平衡受信線に接続される入力と
チップ・リング端子に1つの回路内で接続される出力を
有する第2の差動増幅器と、受信線によって伝送される
発信信号が送信線に印加されることを相殺するための回
路とを備え、音声信号が平衡線と不平衡線との間で双方
向で変換され、第1の差動増幅器が平衡チップ・リング
線に流れる直流ループ電流を検出することに応答して同
時に一定の直流ループ電流が平衡チップ・リング線に印
加される。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例を示す定電流回路の回路図で
ある。
ある。
第1図において、給電抵抗l及び2にそれぞれ接続され
たチップ端子T及びリング端子Rが示されている。この
チップ端子T及びリング端子Rはまた、典型的にはそれ
ぞれあるリモート電話機に接続された加入者線のチップ
線及びリング線に接続される。差動増幅器3の反転入力
及び非反転入力は、それぞれ入力抵抗4及び5を介して
チップ端子T及びリング端子Rに接続されるとともに、
平衡抵抗RBI及びRB2を介してアースに接続される
。差動増幅器3の出力は帰還抵抗6を介して差動増幅器
3の反転入力に接続される。
たチップ端子T及びリング端子Rが示されている。この
チップ端子T及びリング端子Rはまた、典型的にはそれ
ぞれあるリモート電話機に接続された加入者線のチップ
線及びリング線に接続される。差動増幅器3の反転入力
及び非反転入力は、それぞれ入力抵抗4及び5を介して
チップ端子T及びリング端子Rに接続されるとともに、
平衡抵抗RBI及びRB2を介してアースに接続される
。差動増幅器3の出力は帰還抵抗6を介して差動増幅器
3の反転入力に接続される。
差動増幅器3の反転入力及び非反転入力はまた、それぞ
れ電流検出抵抗7及び8を介して、給電抵抗2及びlに
接続される。増幅器3の非反転入力は、抵抗9を介して
基準電圧源REFに接続される。
れ電流検出抵抗7及び8を介して、給電抵抗2及びlに
接続される。増幅器3の非反転入力は、抵抗9を介して
基準電圧源REFに接続される。
差動増幅器3の出力は、抵抗11を介して、差動増幅器
10の反転入力に接続される。差動増幅器10の非反転
入力は、アースに接続され、差動増幅器lOの出力は、
コンデンサ12を介してその差動増幅器10の反転入力
に接続される。従って、差動増幅器10は、公知の方法
により積分回路を形成している。
10の反転入力に接続される。差動増幅器10の非反転
入力は、アースに接続され、差動増幅器lOの出力は、
コンデンサ12を介してその差動増幅器10の反転入力
に接続される。従って、差動増幅器10は、公知の方法
により積分回路を形成している。
差動増幅310の出力はまた、抵抗13を介して、差動
増幅器14の反転入力に接続される。差動増幅器14の
非反転入力はアースに接続される。
増幅器14の反転入力に接続される。差動増幅器14の
非反転入力はアースに接続される。
差動増幅器14の出力はPNPトランジスタ15のヘー
ス入力に接続され、そのPNPトランジスタ15のエミ
ッタ端子はプルアップ抵抗16を介して好ましくは5v
である電圧源子Vに接続される。トランジスタI5のコ
レクタ端子はNPNトランジスタ!7のベース端子に接
続される。トランノスタ17のベース端子は1つの回路
内で抵抗18を介してそのトランジスタ17のエミッタ
端子と電池の電圧源−28Vに接続される。トランジス
タ17のコレクタ端子は1つの回路内で抵抗19を介し
てそのトランジスタ17のベース端子に接続されるとと
もに、帰還抵抗20を介して差動増幅器14の反転入力
に接続される。
ス入力に接続され、そのPNPトランジスタ15のエミ
ッタ端子はプルアップ抵抗16を介して好ましくは5v
である電圧源子Vに接続される。トランジスタI5のコ
レクタ端子はNPNトランジスタ!7のベース端子に接
続される。トランノスタ17のベース端子は1つの回路
内で抵抗18を介してそのトランジスタ17のエミッタ
端子と電池の電圧源−28Vに接続される。トランジス
タ17のコレクタ端子は1つの回路内で抵抗19を介し
てそのトランジスタ17のベース端子に接続されるとと
もに、帰還抵抗20を介して差動増幅器14の反転入力
に接続される。
差動増幅器14、トランジスタ15及び17、抵抗13
,16,18.19及び20は、レベルシフト回路を形
成しており、点線で示されたブロック21で示されてい
る。種々のレベルシフト回路2!は、従来技術において
自動零位回路として知られている。差動増幅器10から
の出力電圧が約0■の静止振幅を維持させるために、レ
ベルシフト回路21は予め決められた電圧を発生させリ
ング給電点RFに供給する。なお、詳細については後述
する。
,16,18.19及び20は、レベルシフト回路を形
成しており、点線で示されたブロック21で示されてい
る。種々のレベルシフト回路2!は、従来技術において
自動零位回路として知られている。差動増幅器10から
の出力電圧が約0■の静止振幅を維持させるために、レ
ベルシフト回路21は予め決められた電圧を発生させリ
ング給電点RFに供給する。なお、詳細については後述
する。
トランジスタ17のコレクタ端子は、給電抵抗2及び電
流検出抵抗7と接続されリング給電点RFとして示され
ている接続点に接続される。
流検出抵抗7と接続されリング給電点RFとして示され
ている接続点に接続される。
差動増幅器3の出力はまた、送信音声信号端子VXに接
続される。
続される。
受信音声信号端子VRは抵抗23を介して増幅器3の非
反転入力に接続されるとともに、入力抵抗25を介して
差動増幅器24の反転入力に接続される。差動増幅器2
4の非反転入力はアースに接続される。差動増幅器24
0出力はNPN)ランジスタ28のベース端子に接続さ
れる。差動増幅器24の反転入力はまた、抵抗29を介
して差動増幅器3の出力に接続される。
反転入力に接続されるとともに、入力抵抗25を介して
差動増幅器24の反転入力に接続される。差動増幅器2
4の非反転入力はアースに接続される。差動増幅器24
0出力はNPN)ランジスタ28のベース端子に接続さ
れる。差動増幅器24の反転入力はまた、抵抗29を介
して差動増幅器3の出力に接続される。
トランジスタ28のコレクタ端子は電圧源子Vに接続さ
れ、トランジスタ28のエミッタ端子は抵抗27に接続
されるとともに、チップ給電点TFと示されている接続
点に接続される。チップ給電点TFはまた、抵抗30を
介してレベルシフト回路21の帰還抵抗20に接続され
る。
れ、トランジスタ28のエミッタ端子は抵抗27に接続
されるとともに、チップ給電点TFと示されている接続
点に接続される。チップ給電点TFはまた、抵抗30を
介してレベルシフト回路21の帰還抵抗20に接続され
る。
抵抗25.27及び29の抵抗値は増幅器24の利得を
決定する。
決定する。
入力抵抗32を介してリング端子Rに接続される反転入
力と、人力抵抗33を介してリング給電点RFに接続さ
れる非反転入力とを有する差動増幅器31が示されてい
る。増幅器31の反転及び非反転入力はまた、それぞれ
平衡抵抗RB3及びRB4を介して、アースに接続され
る。差動増幅器31の出力は抵抗34を介して差動増幅
器3の反転入力に接続され、差動増幅器31の反転入力
は抵抗35を介してREF端子に接続される。適。
力と、人力抵抗33を介してリング給電点RFに接続さ
れる非反転入力とを有する差動増幅器31が示されてい
る。増幅器31の反転及び非反転入力はまた、それぞれ
平衡抵抗RB3及びRB4を介して、アースに接続され
る。差動増幅器31の出力は抵抗34を介して差動増幅
器3の反転入力に接続され、差動増幅器31の反転入力
は抵抗35を介してREF端子に接続される。適。
当な縦方向の平衡状態を確立させるために、平衡抵抗R
B4の抵抗値は好ましくは抵抗35とRB3の並列接続
の抵抗値に等しくされる。
B4の抵抗値は好ましくは抵抗35とRB3の並列接続
の抵抗値に等しくされる。
一定の給電電流を供給するための回路動作を考慮して、
差動増幅器3はほぼ等しい抵抗値をもつ入力抵抗5及び
7を介して給電抵抗2の両端の電圧を検出することによ
って給電抵抗2を流れる電流を検出する。給電抵抗lの
両端の電圧は、はぼ等しい抵抗値をもつ入力抵抗4及び
8を介して検出される。本発明の好ましい実施例におい
ては、抵抗4,5.7及び8はそれぞれ約80にΩであ
る。
差動増幅器3はほぼ等しい抵抗値をもつ入力抵抗5及び
7を介して給電抵抗2の両端の電圧を検出することによ
って給電抵抗2を流れる電流を検出する。給電抵抗lの
両端の電圧は、はぼ等しい抵抗値をもつ入力抵抗4及び
8を介して検出される。本発明の好ましい実施例におい
ては、抵抗4,5.7及び8はそれぞれ約80にΩであ
る。
給電抵抗I及び2の両端の電圧は、差動増幅器3におい
て加え合わされ、抵抗9を介してREF瑞子に印加され
る基準電圧と比較される。この基準電圧は例えばこのラ
イン回路に接続されるPARXによって発生される。
て加え合わされ、抵抗9を介してREF瑞子に印加され
る基準電圧と比較される。この基準電圧は例えばこのラ
イン回路に接続されるPARXによって発生される。
ループ電流における突然の変化が生じた時、すなわち加
入者線ループにおいて電話機がオフ・フックとなること
により変化が生じた時、差動増幅器31は検出されたル
ープ電流と所望のループ電流とを比較することによって
直流電圧を発生させる。
入者線ループにおいて電話機がオフ・フックとなること
により変化が生じた時、差動増幅器31は検出されたル
ープ電流と所望のループ電流とを比較することによって
直流電圧を発生させる。
ここで、所望のループ電流は、REF’端子に印加され
る基準電圧によって決定される。給電抵抗2を介してリ
ング端子に印加される電圧を変化させ、それによって所
望の電流で一定の電流給電を供給するために、直流電圧
が積分回路を介してレベルシフト回路21に印加される
。レベルシフト回路21の出力電圧は、レベルシフト回
路21に印加される直流電圧の振幅に対応して連続的に
変化する。この動作はOvの静止振幅が差動増幅器3に
よって発生され、一定の電流供給が所望の一定のループ
電流に等しくなるまで行なわれる。
る基準電圧によって決定される。給電抵抗2を介してリ
ング端子に印加される電圧を変化させ、それによって所
望の電流で一定の電流給電を供給するために、直流電圧
が積分回路を介してレベルシフト回路21に印加される
。レベルシフト回路21の出力電圧は、レベルシフト回
路21に印加される直流電圧の振幅に対応して連続的に
変化する。この動作はOvの静止振幅が差動増幅器3に
よって発生され、一定の電流供給が所望の一定のループ
電流に等しくなるまで行なわれる。
差動増幅器10はコンデンサ12と抵抗11とともに、
差動増幅器3によって受信されたチップ・リング線にお
ける交流音声信号成分を除去するための前述の積分回路
を形成している。なぜなら、差動増幅器IOの非反転入
力はアースに接続され、差動増幅器IOの反転入力にお
ける直流電圧が0■に向かって近づく。従って、差動増
幅器3の出力電圧は約0Vの静止電圧値に調整される。
差動増幅器3によって受信されたチップ・リング線にお
ける交流音声信号成分を除去するための前述の積分回路
を形成している。なぜなら、差動増幅器IOの非反転入
力はアースに接続され、差動増幅器IOの反転入力にお
ける直流電圧が0■に向かって近づく。従って、差動増
幅器3の出力電圧は約0Vの静止電圧値に調整される。
抵抗11はコンデンサ12とともに、ループ電流におけ
る変化に応答して前述の0Vの静止振幅に近づけるため
に必要な設定時間を決定する。ここで、本発明の好まし
い実施例においては、この設定時間は約30m5ecで
ある。
る変化に応答して前述の0Vの静止振幅に近づけるため
に必要な設定時間を決定する。ここで、本発明の好まし
い実施例においては、この設定時間は約30m5ecで
ある。
差動増幅器10からの電圧出力は増幅器14によって受
信され、それに応答してPNPトランジスタ15のベー
ス端子を駆動する。ベース端子に印加される電圧が変化
すると、それに応答してトランジスタ15を流れるコレ
クタ電流は変化する。
信され、それに応答してPNPトランジスタ15のベー
ス端子を駆動する。ベース端子に印加される電圧が変化
すると、それに応答してトランジスタ15を流れるコレ
クタ電流は変化する。
トランジスタ15のコレクタ電圧は、トランジスタ17
のベース・エミッタ間電圧である一28Vよりも高い約
0.7vである。このように、トランジスタ15を流れ
るコレクタ電流は、約0.7■を抵抗18の抵抗値で割
った値とトランジスタ17のベース端子に流れ込む電流
値の和である。
のベース・エミッタ間電圧である一28Vよりも高い約
0.7vである。このように、トランジスタ15を流れ
るコレクタ電流は、約0.7■を抵抗18の抵抗値で割
った値とトランジスタ17のベース端子に流れ込む電流
値の和である。
トランジスタ17のベース端子に流れ込む電流量はトラ
ンジスタ17を流れるコレクタ電流の電流量をトランジ
スタの直流電流利得で割った値に等しい。
ンジスタ17を流れるコレクタ電流の電流量をトランジ
スタの直流電流利得で割った値に等しい。
トランジスタ15を流れるコレクタ電流は、トランジス
タ17を駆動するために十分な抵抗18の両端の電圧で
あるベース・エミッタ間電圧を供給する。抵抗16は、
トランジスタ17のベースに十分な電流を供給するため
に、十分に小さな抵抗値をもつ。ここで、好ましい実施
例においてこの抵抗値は3にΩである。
タ17を駆動するために十分な抵抗18の両端の電圧で
あるベース・エミッタ間電圧を供給する。抵抗16は、
トランジスタ17のベースに十分な電流を供給するため
に、十分に小さな抵抗値をもつ。ここで、好ましい実施
例においてこの抵抗値は3にΩである。
抵抗19に対する抵抗18の抵抗値の比は、トランジス
タ15を流れる十分に小さいコレクタ電流に応答して、
トランジスタ17をターン・オフさせることができるよ
うに選ばれる。特に、もしトランジスタ15が十分に小
さいコレクタ電流を出力する時、トランジスタ17のベ
ース・エミッタ間の電圧がその限界値以下に低下する。
タ15を流れる十分に小さいコレクタ電流に応答して、
トランジスタ17をターン・オフさせることができるよ
うに選ばれる。特に、もしトランジスタ15が十分に小
さいコレクタ電流を出力する時、トランジスタ17のベ
ース・エミッタ間の電圧がその限界値以下に低下する。
従って、抵抗18に対する抵抗16の抵抗値の比はトラ
ンジスタ17がターン・オフするためのトランジスタ1
5を流れるコレクタ電流の電流量を決定する。
ンジスタ17がターン・オフするためのトランジスタ1
5を流れるコレクタ電流の電流量を決定する。
抵抗19は、トランジスタ17を安定に動作させるため
にトランジスタ17のコレクタ端子からそのトランジス
タ17のベース端子への負帰還を形成している。増幅器
10の出力からレベルシフト回路21のリング給電点R
Fまでの利得が約1であるように、抵抗16に対する抵
抗19の抵抗値の比はトランジスタ15のベース端子か
らリング給電点RFまでの利得を決定する。
にトランジスタ17のコレクタ端子からそのトランジス
タ17のベース端子への負帰還を形成している。増幅器
10の出力からレベルシフト回路21のリング給電点R
Fまでの利得が約1であるように、抵抗16に対する抵
抗19の抵抗値の比はトランジスタ15のベース端子か
らリング給電点RFまでの利得を決定する。
トランジスタ17のコレクタ端子に現れるレベルソフト
回路21の出力電圧は、(増幅器10に非反転入力がア
ースに接続されているので)増幅器IOの出力、すなわ
ちレベルシフト回路21の入力が、約0Vとなるような
振幅にシフトされる。
回路21の出力電圧は、(増幅器10に非反転入力がア
ースに接続されているので)増幅器IOの出力、すなわ
ちレベルシフト回路21の入力が、約0Vとなるような
振幅にシフトされる。
検出された加入者のループ電流と基準電圧REFとの関
係は次式で表現することができる。このとき、差動増幅
器3の出力は0■の静止電圧値に設定されている。
係は次式で表現することができる。このとき、差動増幅
器3の出力は0■の静止電圧値に設定されている。
ここで、Iはループ電流であり、R1,R2,R4、r
16.R7及びR9はそれぞれ抵抗1,2,4゜6.7
及び9の抵抗値である。従って、加入者のループ電流■
は基準電圧REFによって直接的に制御されることがで
きるということがわかる。
16.R7及びR9はそれぞれ抵抗1,2,4゜6.7
及び9の抵抗値である。従って、加入者のループ電流■
は基準電圧REFによって直接的に制御されることがで
きるということがわかる。
好ましい実施例において、差動増幅器3の非反転入力に
印加されている約−11Vの基準電圧REFに応答して
約26mAの一定の給電電流が発生される。
印加されている約−11Vの基準電圧REFに応答して
約26mAの一定の給電電流が発生される。
もし、リング端子がアースに短絡される時、給電抵抗l
を電流は流れない。従って、差動増幅器3は電話機がオ
フ・フックされた時に検出される電圧の約1/2の電圧
に等しい電圧を検出する。
を電流は流れない。従って、差動増幅器3は電話機がオ
フ・フックされた時に検出される電圧の約1/2の電圧
に等しい電圧を検出する。
結果として、レベルシフト回路2Iは、差動増幅器3の
出力が0Vの静止電圧値にもどるように、付加電流を供
給するようになっている。このように、レベルシフト回
路21がアースされたリング端子Rに付加電流を供給す
るので、かなりの電力が浪費される。
出力が0Vの静止電圧値にもどるように、付加電流を供
給するようになっている。このように、レベルシフト回
路21がアースされたリング端子Rに付加電流を供給す
るので、かなりの電力が浪費される。
アースされたリング端子Rと関連した電力浪費の問題を
解決するために、差動増幅器31は給電抵抗2に流れる
電流を検出する。もし、検出された電流がある予め決め
られた限界値以上であるとき、増幅器31は増幅器31
から発生される直流信号の振幅を減少させ、それによっ
てレベルシフト回路21によって供給される電流を制限
するために、差動増幅器3の反転入力に印加するための
付加基準電圧を発生する。
解決するために、差動増幅器31は給電抵抗2に流れる
電流を検出する。もし、検出された電流がある予め決め
られた限界値以上であるとき、増幅器31は増幅器31
から発生される直流信号の振幅を減少させ、それによっ
てレベルシフト回路21によって供給される電流を制限
するために、差動増幅器3の反転入力に印加するための
付加基準電圧を発生する。
好ましい実施例においては、抵抗32及び33はそれぞ
れ約400にΩであり、抵抗35は約2MΩである。そ
の結果、限界電流値が約33mAである。従って、もし
給電抵抗2を流れる電流が約33mAよりも大きくなっ
た時、差動増幅器31は約−5vの負の電圧を発生する
。差動増幅器3の出力が微小の正の直流静止電圧に設定
され、また差動増幅器IOの出力が微小の負の直流静止
電圧に設定され、これによって、レベルシフト回路21
の電流出力を約36mAに制限されるように、約−5■
の出力が抵抗34を介して、差動増幅器3の反転入力に
印加される。ここで、好ましい実施例において、この抵
抗34は約470にΩである。もしこの電流値を33m
Aに制限すると発振が生じる可能性があるので、この電
流値は回路21を発振させないために、(33mAに対
して)約36mAに制限している。
れ約400にΩであり、抵抗35は約2MΩである。そ
の結果、限界電流値が約33mAである。従って、もし
給電抵抗2を流れる電流が約33mAよりも大きくなっ
た時、差動増幅器31は約−5vの負の電圧を発生する
。差動増幅器3の出力が微小の正の直流静止電圧に設定
され、また差動増幅器IOの出力が微小の負の直流静止
電圧に設定され、これによって、レベルシフト回路21
の電流出力を約36mAに制限されるように、約−5■
の出力が抵抗34を介して、差動増幅器3の反転入力に
印加される。ここで、好ましい実施例において、この抵
抗34は約470にΩである。もしこの電流値を33m
Aに制限すると発振が生じる可能性があるので、この電
流値は回路21を発振させないために、(33mAに対
して)約36mAに制限している。
差動増幅器31は好ましくは出力インピーダンスが無限
大であるオーブンコレクタ出力をもつ。
大であるオーブンコレクタ出力をもつ。
このように、通常の動作中、給電抵抗2を流れる電流は
約33mAの限界値よりも小さく、差動増幅器31の出
力は高いインピーダンス状態となっている。
約33mAの限界値よりも小さく、差動増幅器31の出
力は高いインピーダンス状態となっている。
以下、音声信号伝送を実行するための本発明の動作につ
いて説明する。加入者ループから受信されチップ端子T
及びリング端子Rを介して伝送された音声信号は、入力
抵抗4及び5を介して差動増幅器3に印加される。音声
信号は、差動増幅器3の電力供給特性によって定まる電
圧範囲内にするために、平衡抵抗RBI及びRB2によ
って減衰される。増幅器3における平衡状態を確立する
ため増幅器3の反転及び非反転入力間の等価インピーダ
ンスが存在するように、帰還抵抗6及びRBlの並列接
続に抵抗値は好ましくは抵抗RB2.23及び9の並列
接続の抵抗値に等しくされる。
いて説明する。加入者ループから受信されチップ端子T
及びリング端子Rを介して伝送された音声信号は、入力
抵抗4及び5を介して差動増幅器3に印加される。音声
信号は、差動増幅器3の電力供給特性によって定まる電
圧範囲内にするために、平衡抵抗RBI及びRB2によ
って減衰される。増幅器3における平衡状態を確立する
ため増幅器3の反転及び非反転入力間の等価インピーダ
ンスが存在するように、帰還抵抗6及びRBlの並列接
続に抵抗値は好ましくは抵抗RB2.23及び9の並列
接続の抵抗値に等しくされる。
チップ端子Tとリング端子Rとの間の人力インピーダン
スは存在すべきであり、標準600Ωに調整される。こ
れについて以下に記述される。
スは存在すべきであり、標準600Ωに調整される。こ
れについて以下に記述される。
差動増幅器3の交流利得は入力抵抗4に対する帰還抵抗
6の抵抗値の比によって決定される。好ましい実施例に
おいては、抵抗l及び2はそれぞれ50Ω、帰還抵抗6
は521にΩであり、入力抵抗4は約80にΩである。
6の抵抗値の比によって決定される。好ましい実施例に
おいては、抵抗l及び2はそれぞれ50Ω、帰還抵抗6
は521にΩであり、入力抵抗4は約80にΩである。
従って、差動増幅器3の交流利得は約0.71dBであ
る。
る。
受信音声信号端子VRにおいてPABXから受信される
信号は差動増幅器24に印加され、その差動増幅器24
から、給電点TFとRF及び抵抗1.2を介して、チッ
プ端子T及びリング端子Rに印加される。
信号は差動増幅器24に印加され、その差動増幅器24
から、給電点TFとRF及び抵抗1.2を介して、チッ
プ端子T及びリング端子Rに印加される。
特に、給電点TFにおける電圧VTFは次式によって表
すことができる。
すことができる。
また給電点RFにおける電圧VRFは次式によって表わ
すことができる。
すことができる。
ここで、R27,R25,R20及びR30はそれぞれ
抵抗27.25.20及び30の抵抗値である。
抵抗27.25.20及び30の抵抗値である。
抵抗20及び30は、交流信号に対して−1の利得を確
立するために、好ましくはともに等しい抵抗値をもつ。
立するために、好ましくはともに等しい抵抗値をもつ。
ここで、好ましい実施例において、抵抗20及び30は
80にΩである。抵抗25及び27はそれぞれ約296
にΩ及び約80にΩである。
80にΩである。抵抗25及び27はそれぞれ約296
にΩ及び約80にΩである。
チップ給電点TFに現われる信号は抵抗30を介してレ
ベルシフト回路21に伝送され、レベルシフト回路21
において−1の利得で反転増幅される。VR端子に現れ
る信号は差動的にチップ端子T及びリング端子Rに印加
される。従って、チツプ端子T及びリング端子Rの両端
に600Ωの負荷を接続すると、 Vtip−Vring=−0,463xVR又は、 上述のように、チップ端子とリング端子の間の入力イン
ピーダンスは標準600Ωにすべきである。、、50Ω
の給電抵抗1及び2を用いて、600Ωの入力(ンピー
ダンスを実現させるために、チップ端子Tとリング端子
Rによって伝送され差動増幅器3によって受信された信
号の一部が、抵抗29及び差動増幅器24を介してチッ
プ端子T及びリング端子Rに入力信号を助長させる位相
で帰還される。受信信号の一部を給電点、TF及びRF
に印加することによって、受信された信号と同一位相で
、給電抵抗1及び2の皮相インピーダンスが50Ωより
も大きくなるようにされる。本発明の好ましい実施例に
おいては、600Ωの皮相人力インピーダンスを実現す
るために、抵抗29が208にΩである。
ベルシフト回路21に伝送され、レベルシフト回路21
において−1の利得で反転増幅される。VR端子に現れ
る信号は差動的にチップ端子T及びリング端子Rに印加
される。従って、チツプ端子T及びリング端子Rの両端
に600Ωの負荷を接続すると、 Vtip−Vring=−0,463xVR又は、 上述のように、チップ端子とリング端子の間の入力イン
ピーダンスは標準600Ωにすべきである。、、50Ω
の給電抵抗1及び2を用いて、600Ωの入力(ンピー
ダンスを実現させるために、チップ端子Tとリング端子
Rによって伝送され差動増幅器3によって受信された信
号の一部が、抵抗29及び差動増幅器24を介してチッ
プ端子T及びリング端子Rに入力信号を助長させる位相
で帰還される。受信信号の一部を給電点、TF及びRF
に印加することによって、受信された信号と同一位相で
、給電抵抗1及び2の皮相インピーダンスが50Ωより
も大きくなるようにされる。本発明の好ましい実施例に
おいては、600Ωの皮相人力インピーダンスを実現す
るために、抵抗29が208にΩである。
PABXからVR端子に受信されチップ端子T及びリン
グ端子Rに印加される信号は、差動増幅器3によって受
信されないようにするため相殺されることが要求され、
vX端子に印加される。このように、VR端子に受信さ
れた信号の一部が抵抗23を介して差動増幅器3の非反
転入力間に印加され、その結果、増幅器24を介して増
幅器3の反転入力に印加される反転受信された信号の相
殺が行なわれる。
グ端子Rに印加される信号は、差動増幅器3によって受
信されないようにするため相殺されることが要求され、
vX端子に印加される。このように、VR端子に受信さ
れた信号の一部が抵抗23を介して差動増幅器3の非反
転入力間に印加され、その結果、増幅器24を介して増
幅器3の反転入力に印加される反転受信された信号の相
殺が行なわれる。
本発明のライン回路は、加入者ループに一定の電流給電
を供給する電圧制御された電力供給を制御するために、
負帰還回路によって加入者の電話機がオフ・フックする
時、出力が直流Ovに調整される差動増幅器を利用する
。差動増幅器はまた、加入者ループから不平衡端子を介
して直接PABXに受信される音声信号を送信する。
を供給する電圧制御された電力供給を制御するために、
負帰還回路によって加入者の電話機がオフ・フックする
時、出力が直流Ovに調整される差動増幅器を利用する
。差動増幅器はまた、加入者ループから不平衡端子を介
して直接PABXに受信される音声信号を送信する。
種々の素子が複数の機能を実行し、その結果、素子の数
に対して十分に経済的であるということが本発明の重要
な特徴である。例えば、レベルシフト回路21は一定の
直流給電電流をループに供給し、一方、同時にチップ給
電点にTFから受信された平衡音声信号とともにリング
給電点RFを駆動する。差動増幅器24は音声信号を不
平衡受信線からチップ・リング給電点に伝送し、一方、
同時に約600Ωの公称交流インピーダンスと整合させ
るために、受信された音声信号の一部をチップ端子T及
びリング端子Rから給電点に帰還を行う。差動増幅器3
は加入者ループから受信された交流信号をVX端子を介
してPABXに伝送し、一方、同時に給電抵抗l及び2
に流れるループ電流を検出し、レベルシフト回路21を
制御するための直流電圧を発生させるとともに、VR端
子から受信された信号が■x端子に印加されることを相
殺される。
に対して十分に経済的であるということが本発明の重要
な特徴である。例えば、レベルシフト回路21は一定の
直流給電電流をループに供給し、一方、同時にチップ給
電点にTFから受信された平衡音声信号とともにリング
給電点RFを駆動する。差動増幅器24は音声信号を不
平衡受信線からチップ・リング給電点に伝送し、一方、
同時に約600Ωの公称交流インピーダンスと整合させ
るために、受信された音声信号の一部をチップ端子T及
びリング端子Rから給電点に帰還を行う。差動増幅器3
は加入者ループから受信された交流信号をVX端子を介
してPABXに伝送し、一方、同時に給電抵抗l及び2
に流れるループ電流を検出し、レベルシフト回路21を
制御するための直流電圧を発生させるとともに、VR端
子から受信された信号が■x端子に印加されることを相
殺される。
差動増幅器3の出力電圧が0Vで調整されると、受信さ
れた音声信号は、VX端子を介してPABXに設けられ
ている符復号器又はA−D変換器に直接印加される。も
し、直流信号が増幅器3から直接的に符復号器はA−r
)窪漁週に印加六わ、Aと、その符復号器又はA−D変
換器は典型的には誤動作する。
れた音声信号は、VX端子を介してPABXに設けられ
ている符復号器又はA−D変換器に直接印加される。も
し、直流信号が増幅器3から直接的に符復号器はA−r
)窪漁週に印加六わ、Aと、その符復号器又はA−D変
換器は典型的には誤動作する。
さらに、電池の低電圧源−28Vから十分なループ電流
を供給するために、本発明の給電抵抗l及び2を小さく
することができる。しかしながら、人力インピーダンス
は、受信される信号の一部をチップ給電点TF及びリン
グ給電点RF’に印加するための帰還回路によって、6
00Ωの公称値に推持されている。
を供給するために、本発明の給電抵抗l及び2を小さく
することができる。しかしながら、人力インピーダンス
は、受信される信号の一部をチップ給電点TF及びリン
グ給電点RF’に印加するための帰還回路によって、6
00Ωの公称値に推持されている。
従って、本発明は、集積化された交流信号変換回路と一
定の電流給電回路であり、比較的少ない素子でしかも安
価な素子を要求している。
定の電流給電回路であり、比較的少ない素子でしかも安
価な素子を要求している。
前述の通り、600Ωの入力インピーダンスを実現する
ために、チップ端子T及びリング端子Rに伝送され差動
増幅器3によって受信される信号の一部が、抵抗29及
び増幅器24を介して、チップ端子T及びリング端子R
にそれを助長させる位相で帰還される。また、VR端子
に受信された信号の一部が抵抗23を介して差動増幅器
3の非反転入力に印加され、その結果、増幅器24を介
して増幅器3の反転入力に印加される信号が相殺される
。ヨーロッパの国々では、複素人力インピーダンスが整
合することが要求されている。従って、もしこのライン
回路がそのような国々で利用される時、抵抗29及び2
3は複素帰還回路網によってとってかわることが可能で
ある。
ために、チップ端子T及びリング端子Rに伝送され差動
増幅器3によって受信される信号の一部が、抵抗29及
び増幅器24を介して、チップ端子T及びリング端子R
にそれを助長させる位相で帰還される。また、VR端子
に受信された信号の一部が抵抗23を介して差動増幅器
3の非反転入力に印加され、その結果、増幅器24を介
して増幅器3の反転入力に印加される信号が相殺される
。ヨーロッパの国々では、複素人力インピーダンスが整
合することが要求されている。従って、もしこのライン
回路がそのような国々で利用される時、抵抗29及び2
3は複素帰還回路網によってとってかわることが可能で
ある。
本発明を理解し当該技術分野の専門家は他の実施例や変
形例を考えることができる。
形例を考えることができる。
例えば、もし差動増幅器14及び24がリング給電点R
F及びチップ給電点TFを直接に駆動するのに十分な電
流や電圧を供給できる時、トランジスタ15.17及び
28は、取り除くことが可能である。
F及びチップ給電点TFを直接に駆動するのに十分な電
流や電圧を供給できる時、トランジスタ15.17及び
28は、取り除くことが可能である。
さらに、信号帯域幅を広くさせるために、差動増幅器3
は2つの等価な差動増幅器によってとってかわることが
可能である。
は2つの等価な差動増幅器によってとってかわることが
可能である。
すべてのそのような実施例や変形例が特許請求の範囲で
定義されるような本発明の範囲で考えられる。
定義されるような本発明の範囲で考えられる。
[発明の効果コ
以上詳述したように、本発明によれば、異なった長さの
種々の加入者ループに対して印加される直流給電電圧を
自動的に調整し加入者線の一定の給電電流を維持するこ
とができるので、加入音線への給電電力を浪費すること
はない。また、付加回路を付加することなく音声信号を
伝送でき、しかも大きな磁気コアである変成器ハイブリ
ッドを必要とせず小型化が可能であるという利点がある
。
種々の加入者ループに対して印加される直流給電電圧を
自動的に調整し加入者線の一定の給電電流を維持するこ
とができるので、加入音線への給電電力を浪費すること
はない。また、付加回路を付加することなく音声信号を
伝送でき、しかも大きな磁気コアである変成器ハイブリ
ッドを必要とせず小型化が可能であるという利点がある
。
第1図は本発明の一実施例を示す定電流ライン回路の回
路図である。 1.2・・・給電抵抗、 3・・・差動増幅器、 4.5・・・入力抵抗、 6・・・帰還抵抗、 7.8・・・電流検出抵抗、 9・・・抵抗、 IO・・・差動増幅器、 11・・・抵抗、 12・・・コンデンサ、 13・・・抵抗、 14・・・差動増幅器、 15・・・PNP )ランジスタ、 16・・・プルアップ抵抗、 17・・・PNP)ランジスタ、 18.19・・・抵抗、 20・・・帰還抵抗、 21・・・レベルシフト回路、 23・・・抵抗、 24・・・差動増幅器、 25・・・入力抵抗、 27・・・抵抗、 28・・・NPN)−ランジスタ、 29.30・・・抵抗、 31・・・差動増幅器、 32.33・・・人力抵抗、 34.35・・・抵抗、 RB l 、RB 2 、RB 3 、RB 4・・・
平衡抵抗、TF・・・チップ給電点、 RF・・・リング給電点、 T・・・チップ端子、 R・・・リング端子。
路図である。 1.2・・・給電抵抗、 3・・・差動増幅器、 4.5・・・入力抵抗、 6・・・帰還抵抗、 7.8・・・電流検出抵抗、 9・・・抵抗、 IO・・・差動増幅器、 11・・・抵抗、 12・・・コンデンサ、 13・・・抵抗、 14・・・差動増幅器、 15・・・PNP )ランジスタ、 16・・・プルアップ抵抗、 17・・・PNP)ランジスタ、 18.19・・・抵抗、 20・・・帰還抵抗、 21・・・レベルシフト回路、 23・・・抵抗、 24・・・差動増幅器、 25・・・入力抵抗、 27・・・抵抗、 28・・・NPN)−ランジスタ、 29.30・・・抵抗、 31・・・差動増幅器、 32.33・・・人力抵抗、 34.35・・・抵抗、 RB l 、RB 2 、RB 3 、RB 4・・・
平衡抵抗、TF・・・チップ給電点、 RF・・・リング給電点、 T・・・チップ端子、 R・・・リング端子。
Claims (12)
- (1)チップ・リング線によって伝送された着信音声信
号を差動的に受信し、上記チップ・リング線に流れる直
流ループ電流を検出し、その直流ループ電流に応答して
変調された直流信号を発生させ不平衡送信線に印加する
ための増幅手段と、上記変調された直流信号をろ波し約
0Vの静止振幅に調整するための上記増幅手段に接続さ
れる第一の手段と、上記ろ波された直流信号を受信し上
記直流信号に応答して一定電流である直流電圧を上記チ
ップ・リング線に印加するための上記第一の手段に接続
される供給手段と、上記受信線によって伝送された発信
音声信号を受信し上記受信された発信信号を上記チップ
・リング線に差動的に印加するための第二の手段とを備
え、音声信号が上記平衡線と不平衡線の間で双方向で変
換され、同時に一定電流が上記平衡チップ・リング線に
供給されることを特徴とする平衡チップ・リング線と不
平衡送受信線に接続するための定電流ライン回路。 - (2)上記リング線におけるアース電位を検出しそのア
ース電位の検出に応答して上記直流ループ電流が減少さ
れるように上記チップ・リング線に印加される上記直流
電圧を降下させるための上記供給手段に接続される手段
をさらに備えた特許請求の範囲第1項記載の定電流ライ
ン回路。 - (3)上記チップ・リング線と上記供給手段との間に接
続され発信音声信号と受信するための上記第2の手段の
出力に接続される小さな抵抗値をもつ給電抵抗の手段と
、上記受信された着信信号の一部を上記第2の手段の入
力に印加するための上記増幅手段の出力と着信音声信号
を受信するための上記第2の手段の入力と接続される手
段とをさらに備え、上記小さな抵抗値以上に上記給電抵
抗の手段の皮相抵抗値を上昇させるために、上記信号の
一部が上記給電抵抗の手段に印加されることを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載の定電流ライン回路。 - (4)上記増幅手段が、予め決められた基準電圧を受信
し上記給電抵抗の手段の両端の電圧を加算し上記予め決
められた基準電圧と上記加算された電圧とを比較しその
比較結果に応答して上記直流信号を発生するための手段
を備えた特許請求の範囲第3項記載の定電流ライン回路
。 - (5)上記供給手段が、上記チップ・リング線への定電
流供給を維持するため上記直流信号の受信に応答して上
記定電流の電圧を変化するためレベルシフト回路を備え
た特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の定電
流ライン回路。 - (6)上記第1の手段が、コンデンサを介して差動増幅
器の出力と入力抵抗を介して増幅手段の出力に接続され
る反転入力とアースに接続される非反転入力と供給手段
の電圧制御入力に接続される出力とを有する差動増幅器
を備えた特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載
の定電流ライン回路。 - (7)発信音声信号を受信するための上記第2の手段が
、上記受信された発信信号を上記チップ線に印加し上記
発信信号を反転して供給手段を介して上記リング線に印
加するための、不平衡受信線と接続される入力と上記チ
ップ線と上記供給手段の入力と接続される出力を有する
差動増幅器を備えた特許請求の範囲第1項、第2項又は
第3項記載の定電流ライン回路。 - (8)上記受信された発信信号が上記不平衡送信線に印
加されることを相殺するための手段をさらに備えた特許
請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の定電流ライ
ン回路。 - (9)平衡チップ・リング線に接続するためのチップ端
子とリング端子と、チップ端子とリング端子によって伝
送される着信音声信号を上記送信線に変換しチップ・リ
ング線に流れる直流ループ電流を検出し、その直流ルー
プ電流の検出に応答して直流信号を発生させるための上
記チップ端子及びリング端子に接続された第1の差動増
幅器と、上記着信音声信号をろ波し上記直流信号を約0
Vの静止振幅に調整するための上記第1の差動増幅器の
出力に接続される積分回路と、上記調整された直流信号
を上記積分回路から受信することに応答して上記直流ル
ープ電流を発生させ上記チップ端子とリング端子に印加
するための上記積分回路の出力に接続されるレベルシフ
ト回路と、上記受信線によって伝送された発信信号を受
信し上記受信された信号をチップ端子及びリング端子に
印加するための上記不平衡受信線に接続される入力と上
記チップ端子及びリング端子に接続される出力とを有す
る第2の差動増幅器と、受信線によって伝送された上記
発信信号が上記送信線に印加されることを相殺させるた
めの手段とを備え、音声信号が上記平衡及び不平衡線の
間で双方向に変換され、同時に上記平衡チップ・リング
線に流れる上記直流ループの電流の検出に応答して、一
定の直流ループ電流が上記平衡チップ・リング線に印加
されることを特徴とする平衡チップ・リング線及び不平
衡送受信線に接続するための定電流ライン回路。 - (10)上記発生された直流ループ電流をリング端子に
通過させるための上記レベルシフト回路の出力と上記リ
ング端子との間に接続される小さな抵抗値をもつ第1の
給電抵抗と、上記直流ループ電流を上記チップ端子から
アースへ通過させるための上記チップ端子に接続される
小さな抵抗値をもつ第2の給電抵抗と、上記小さな抵抗
値をもつ第1及び第2の給電抵抗の皮相インピーダンス
が上昇するように上記受信された着信信号の一部が上記
第1及び第2の給電抵抗を介して上記チップ・リング線
の端子に再び印加されるために上記受信された着信信号
の一部を上記第1の差動増幅器の出力から上記第2の差
動増幅器の入力へ通過させるための手段とをさらに備え
た特許請求の範囲第9項記載の定電流ライン回路。 - (11)上記積分回路からの調整された直流信号の電圧
が低下され上記チップ・リング線に印加される直流ルー
プ電流が減少されるように直流信号の上記静止振幅をあ
る正の電圧に上昇させるため上記第1の給電抵抗を流れ
る電流がアースされている上記リング端子の第1の限界
値を越えることを検出し上記の検出に応答して上記第1
の差動増幅器に印加するための信号を発生するための上
記第1の給電抵抗の両端に接続される第1と第2の入力
を有する第3の差動増幅器をさらに備えた特許請求の範
囲第10項記載の定電流ライン回路。 - (12)給電電流を上記平衡チップ・リング線に流すた
めに直流給電電圧を発生させ上記平衡チップ・リング線
に印加させるための第1の手段と、上記平衡線によって
伝送される着信音声信号を上記不平衡送信線に送信し上
記平衡チップ・リング線に流れる上記給電電流を検出し
予め決められた限界信号と比較しその比較結果に応答し
て直流信号を発生するための第2の手段と、上記不平衡
受信線によって伝送された発信音声信号を上記平衡チッ
プ・リング線に送信するための第3の手段と、上記直流
信号のレベル変化を検出しその検出に応答して上記発生
された給電電圧を変化させそれによって上記給電電流を
一定に維持するための上記第1及び第2の手段に接続さ
れる第4の手段とを備え、上記音声信号が平衡チップ・
リング線に供給される上記一定の給電電流と同時に上記
平衡線と不平衡線との間で双方向で変換されることを特
徴とする平衡チップ・リング線及び不平衡送受信線に接
続するための定電流ライン回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CA000476683A CA1231480A (en) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | Constant current line circuit |
CA476683 | 1985-03-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61214655A true JPS61214655A (ja) | 1986-09-24 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS61214655A (ja) |
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CA (1) | CA1231480A (ja) |
DE (1) | DE3531260A1 (ja) |
FR (1) | FR2579048A1 (ja) |
GB (1) | GB2172472B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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CA1257027A (en) * | 1987-03-10 | 1989-07-04 | Rolf Meier | Compensation circuit for use with an integrating amplifier |
JPH0671295B2 (ja) * | 1987-04-06 | 1994-09-07 | 沖電気工業株式会社 | 加入者線給電回路 |
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-
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- 1985-06-24 US US06/747,705 patent/US4723280A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-07-17 GB GB08518066A patent/GB2172472B/en not_active Expired
- 1985-07-26 IT IT21729/85A patent/IT1185313B/it active
- 1985-08-31 DE DE19853531260 patent/DE3531260A1/de active Granted
- 1985-09-04 JP JP60196842A patent/JPS61214655A/ja active Pending
- 1985-11-02 CN CN85108019.7A patent/CN1004961B/zh not_active Expired
- 1985-12-24 FR FR8519368A patent/FR2579048A1/fr not_active Withdrawn
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