[go: up one dir, main page]

JPS61200960A - N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農業用殺菌剤 - Google Patents

N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農業用殺菌剤

Info

Publication number
JPS61200960A
JPS61200960A JP60038793A JP3879385A JPS61200960A JP S61200960 A JPS61200960 A JP S61200960A JP 60038793 A JP60038793 A JP 60038793A JP 3879385 A JP3879385 A JP 3879385A JP S61200960 A JPS61200960 A JP S61200960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
weight
formulas
tables
disease
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60038793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0655707B2 (ja
Inventor
Takeo Yoshimoto
吉本 武雄
Mitsumasa Umemoto
梅本 光政
Keiichi Igarashi
五十嵐 桂一
Yutaka Kubota
豊 久保田
Hideo Yamazaki
秀雄 山崎
Yuji Enomoto
榎本 祐司
Hirohisa Yanagida
柳田 弘久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP3879385A priority Critical patent/JPH0655707B2/ja
Priority to NZ215272A priority patent/NZ215272A/xx
Priority to PL1986262205A priority patent/PL145918B1/pl
Priority to PL1986258123A priority patent/PL144333B1/pl
Priority to CA000502664A priority patent/CA1282076C/en
Priority to AU54048/86A priority patent/AU577181B2/en
Priority to ES552436A priority patent/ES8704888A1/es
Priority to DE8686301366T priority patent/DE3661266D1/de
Priority to EP86301366A priority patent/EP0199433B1/en
Priority to CS861347A priority patent/CS256396B2/cs
Priority to KR1019860001385A priority patent/KR870002071B1/ko
Priority to DK090886A priority patent/DK171889B1/da
Priority to NO860732A priority patent/NO163450C/no
Publication of JPS61200960A publication Critical patent/JPS61200960A/ja
Priority to US07/105,735 priority patent/US4870107A/en
Priority to US07/154,010 priority patent/US4918106A/en
Priority to US07/212,127 priority patent/US4851445A/en
Publication of JPH0655707B2 publication Critical patent/JPH0655707B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(1) (式中、X、 YおよびZはそれぞれ水素、塩素原子ま
たはメチル基を表わし、Aは水素または塩素原子を表わ
す] テ表b サレルN −’(2−クロロ−4−ニトロフェ
ニルクーベンゼンスルホンアミド誘導体及ヒソれらを含
有することを特徴とする農業用殺菌剤に関する。
本発明化合物は土壌殺菌剤として農業上有用である。
〔従来の技術〕
従来より作物栽培上の大きな障害の一つとして作物の病
害がある。病害の中でも特に土壌病原菌によってひき起
こされる土壌病害は最も難問題の一つになっている。最
近、我国においては野菜の栽培地が団地化し、商品作物
を連作する傾向が強くなり、ますます土壌病害の防除が
重要になっている。しかし、元来、土壌病害の防除は極
めて困難であり、現在では被害はますます増大する傾向
にある。たとえば、アブラナ科野菜の根こぶ病に対シテ
はPONB (ペンタクロロニトロベンゼン)が特効薬
として使用されているが、その施用量は肥料なみと言わ
れる程多く使用されている。更にアブラナ科野菜を連作
している畑では、すでに標準施用量では効果不足で、よ
り多くの量を使用することが常識となっている。折しも
農業の環境汚染は社会問題化しており、このように多量
に使用される薬剤が放置される訳はなく、これにとって
代わるべきより低薬量で効果的な薬剤の要望は極めて強
い。その他の土壌病害、例えば、ジャガイモそうか病、
ジャガイモ粉状そうか病、テンサイそう根病、ムギしま
萎縮病、ダイコン亀裂褐変症、カブ根くびれ病、エント
ウ根腐病、レタスのビックペイン病等に対してはほとん
ど薬剤による完全な病害防除は困難とされている。
スルホンアミド系化合物は古くから数多くの化合物が合
成され、その生理活性について多くの研究がなされてい
る。農業分野においては、除草剤、殺菌剤はもちろんの
こと殺虫剤についても研究がなされている。例えば除草
剤としては、日本国特許公告公報昭39−2957号、
40−19199号があり、殺菌剤としては、日本国特
許公告公報昭44−9 !104号、45−6836号
、46−6797号、47−15119号、公開公報昭
57−31655号、58−118558号、58−2
19159号等があげられる。
また、殺虫剤としては、米国特許3.054.955 
(1962)があげられる。
上記日本国特許公開公報昭58−118558号および
58−219159号においては、アブラナ科野菜の根
こぶ病に対する防除作用が開示されているものの、その
スルホンアミド誘導体は、3−ニトロベンゼンスルホン
アミド誘導体に限定サレテイる。また、その他の前記先
行技術にはいずれも土壌殺菌剤への適用については記載
も示唆もない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は従来より知られた土壌病害用殺菌剤より広範囲
なスペクトルを有し、かつ、高活性で低薬量で効果のあ
る環境への影響のより少ない土壌病害殺菌性化合物およ
び土壌病害用殺菌組成物を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明者らは
、前記課題を解決するためにスルホンアミド誘導体が種
々の生理活性を有することに着目し、スルホンアミド誘
導体について鋭意検討した結果、各種植物病害、特に現
在まで優れた防除薬剤のない土壌病害に対して、公知文
献からは全く予想できない広範なスペクトルを有し、か
つ高活性な土壌殺菌性を有する化合物を見出し、本発明
を完成した。
すなわち、本発明に係る化合物は一般式(1)(式中、
X、 Yおよび2はそれぞれ水素、塩素原子子またはメ
チル基を表わし、人は水素または塩素原子を表わすン で示さh6N−(2−’rクロロ−−二トロフェニル〕
−ベンゼンスルホンアミド訴導体で新規化合物である。
本発明化合物は、日本特許公開公報昭58−11855
8号および昭58−219159号に開示された化合物
とは明らかに構造を異にする。上に述べた先行技術から
も明らかなように、その構造の差異によりスルホンアミ
ド誘導体は種々異なった生理活性を発想するものであり
、本発明化合物が土壌病害に対し、広範なスペクトルお
よび高活性な防除作用を有することは前記先行技術から
は側底予測することができないものである。
本発明化合物(1)は下式によって示される反応で合成
される。
原子またはメチル基を表わし、Aは水素または塩素原子
を表わす〕 その反応に際して用いる塩基は、ピリジン、トリエチル
アミン、トリメチルアミン、水素化ナトリウム、金属ナ
トリウム等がよいが、ピリジン、水素化ナトリウム及び
金属ナトリウムがより適している。
反応溶媒としては、トルエン、キシレン、クロロベンゼ
ン、ジクロロベンゼン、ジメチルホルムアミド、1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が使用可能である
が、沸点110℃以上のものが適している。
反応温度および反応時間は使用する溶媒によって異なる
が、反応温度は110〜180℃、反応時間は5〜15
時間が望ましい。
本発明化合物は、各種植物病原菌に対して抗菌力または
増殖阻止力を示し、広範囲にわたる植物病害に適用でき
るが、特にこれまで有効な防除薬剤のない各種作物の土
壌病害に対して卓効を示す。
例えば、アブラナ科野菜の根こぶ病、ジャガイモの粉状
そうか病、テンサイのそう根病、ムギのしま萎縮病、テ
ンサイの立枯病、テンサイの根腐病、ダイコンの亀裂褐
変症、カブの根くびれ病、エントウの根腐病、レタスの
ビックベイン病、各種苗立枯病等に対して優れた防除効
果を示す。また、細菌類に対しては、ダラム陽性菌に対
して抗菌活性を示す。
本発明化合物を土壌処理剤として使用する場合、その施
用量は対象病害の種類、各種条件たとえば土壌条件(p
H,水分、有機物含量等)や気象条件によって異なるが
、標準的にはへクタール当り0.2〜40に9の範囲で
有効であり、好ましくはヘクタール当り0.5〜20k
gである。
本発明化合物は原体をそのまま使用してもよいが、通常
は担体および必要に応じて他の補助剤を添加混合し、製
剤形態たとえば、粉剤、水利剤、粒剤、フロアブル剤等
に調製して使用する。担体としては、クレー類、タルク
、ベントナイト、炭酸カルシウム、ケインウ士、ゼオラ
イト、無水ケイ酸等の無機物質、小麦粉、大豆粉、デン
プン、結晶セルロース等の植物性有機質、石油樹脂、ポ
リ塩化ビニル、ポリアルキレングリコール等の高分子化
合物、尿素、ワックス類等があげられる。
また、液体担体としては、各種オイル類、有機溶媒およ
び水等があげられる。
更に製剤上必要とされる補助剤、たとえば湿潤剤、分散
剤、固着剤、展着剤等を必要に応じて適宜単独または組
合わせて使用できる。
湿潤、分散、拡展、成分安定化、物性安定化、防錆等の
目的で使用される補助剤としては、各種界面活性剤やゼ
ラチン、アルブミン、アルギン酸ソーダ、メチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコ
ール、キサンゲンガム等の高分子化合物やその他の補助
剤があげられる。また、フロアブル剤の場合には、防菌
防カビのために場合によっては工業用殺菌剤を添加する
界面活性剤としては、アルキルフェノール、高級アルコ
ール、アルキルナフトール、高級脂肪酸、脂肪酸エステ
ル、ジアルキルリン酸アミン等に工チレンオキサイドを
重合させたものや、エチレンオキサイドとプロピオンオ
キサイドを重合させたもの等の非イオン性界面活性剤、
ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩、2−エチ
ルヘキセンスルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン
酸塩、リグニンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム等のアリールスルホン酸塩等の
陰イオン性界面活性剤および種々の陽イオン性、両性イ
オン性界面活性剤があげられる。
また、本発明化合物を殺菌剤として使用する時に、同時
に他の農薬、たとえば殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤、殺線
虫剤、抗ウィルス剤、除草剤、植物調節剤、誘引剤等、
石灰等の土壌改良剤または肥効性物質と併用することは
もちろん、これらとの混合製剤も可能である。
本発明の化合物を含有する種々の展剤または散布用調製
物は、通常一般に行われる施用方法により施用すること
ができる。すなわち、散布(たとえば散粉、散粒、液剤
散布)、土壌表面施用、土壌混和施用、表面施用(たと
えば塗布、粉衣、被覆)、種子浸漬、苗の根部粉衣、根
部浸漬等によって施用することができる。
各種製剤形態の有効成分は、通常粉剤では0.1〜10
重量%、水和剤では20〜90重量%、粒剤では0.1
〜10重量%、フロアブル剤では20〜90重量%が望
ましい。
〔実施例〕
次に合成例をもって、本発明化合物の合成法を具体的に
説明する。
合成例1 N−(2−クロロ−4−二トロフェニル)−
2,5−ジメチルベンゼンスルホンアミド(化合物−4
)の合成 400−フラスコ内にオルソジクロロベンゼン200m
/、ピリジン1.69 (0,02モルノ及び2−クロ
ロ−4−ニトロアニリンi、 7 g(0,01モルを
装入し、この混合物にかきまぜなから2,5−ジメチル
ベンゼンスルホクロリド2.05,9(0,011モル
ノ室温下、10分間かげて加えた。その後加温し、還流
下(175〜180℃)に10時間かきまぜて反応を終
えた。室温まで冷却後、反応液を希塩酸、ついで水で十
分洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水後減圧下にオルソ
ジクロロベンゼンを留去した。その残分をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開液:ベンゼン/酢酸エチ
ル=471)により目的の化合物−4を単離した。
m、 p、 125〜127℃、収量:t4g、収率:
4t2チ 合成例2N−(2,<S−ジクロロ−4−二トロフェニ
ル]−ベンゼンスルホンアミド(化合物−9)の合成 200dフラスコ内に1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノン100mA’、  2.6−ジクロロ−4−二
トロアニリン4.11i (0,02モル)を装入し、
この混合物にかきまぜながら室温下、60%水素化ナト
リウム117 (0,0025モル〕を徐々に加えた。
1時間そのままかきまぜ、その後ベンゼンスルホクロリ
ド3.59 (0,02モルノを徐々に加え、120℃
で6時間かきまぜ反応を行った。冷却後反応液を冷水2
00mJ中に注入し、しばらく放置した。沈澱した油状
物を酢酸エチル2001nl!で抽出後、希塩酸、つい
で水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下に
溶媒を留去した。その残分なシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開液:ベンゼン/酢酸エチル=5/1)
により目的の化合物9を単離した。
m、p、156〜157℃、収量:2.El、収率:4
0% なお、他の化合物も上記合成例1.2のいづれかに準拠
して合成できる。
つぎの表−1に本発明化合物(I)の代表例および物性
値を示す。
次に、本発明化合物(1)を有効成分として含有する殺
菌剤の製剤例を示すが、添加剤の種類や混合比はこれら
に限定されるものではない。
製剤例1 粉 剤 化合物(2)3重量部、カープレックス+80(塩野義
裂薬(株)裂ホワイトカーボン〕10重量部、クレー8
7重量部を混合粉砕し、有効成分として化合物(2)を
5重量%含む粉剤を得た。
製剤例2 粉 剤 化合物(5) 0.5重量部、炭酸カルシウム495重
量部、クレー50重量部を混合粉砕し、有効成分として
化合物(5)を0.5重量%含む粉剤を得た。
製剤例3 粉 剤 化合物(6)1重量部、アゾカニストールEX−150
5(旭電化(株)製)5重量部、炭酸カルシウム44重
量部、クレー50重量部を混合粉砕し、有効成分として
化合物(6)を1重量%含む粉剤を得た。
製剤例4 水和剤 化合物(7)50重量部、ツルポール(東邦化学(株)
型、界面活性剤35重量部、ラジオライト(昭和化学(
株)型、焼成ケイソウ土)45重量部を均一に粉砕混合
し、有効成分として化合物(力を50重量%含む水利剤
を得た。
製剤例5 水和剤 化合物(1)80重量部、カープレックス+80(塩野
義製薬(株)製、ホワイトカーボッ35重量部、エマー
ル10(花王(株)製、界面活性剤)3重量部、クレー
12重量部を均一に混合粉砕し、有効成分として化合物
(1)を80重量%含む水和剤を得た。
製剤例6 粒 剤 化合物(4)10重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム2重量部、リグニンスルホン酸ナトリウム1
重量部、タルク25重量部、ベントナイト62重量部を
均一に混合し、加水混練した後押し出し造粒機を用いて
造粒し、乾燥後、有効成分として化合物(4)を10重
量%含む粒剤を得た。
製剤例7 粒 剤 粒状炭酸カルシウム96重量部とアゾカニストールFi
X−1303(旭電化(株)裂)1重量部を均−混合し
、これに化合物(3)の粉砕品3重1部を添加混合し、
有効成分として化合物(3)を3重量%含む粒剤を得た
製剤例8 肥料との混合粒剤 2重量部を添加混合し、有効成分として化合物(2)を
2重量%含む肥料との混合粒剤を得た。
製剤例9 肥料との混合粒剤 粒状の化成肥料92重量部とアゾカニストールEX−1
303(加電化(株)製ノ2重量部を均一混合し、これ
に化合物(1)6重量部を添加混合し、有効成分として
化合物(1)を6重量%含む肥料との混合粒剤を得た。
製剤例1070アブル剤 化合物(10) 40重量部、リグニンスルホン酸ナト
リウム9重量部、アラビアゴム1重量部、水むフロアブ
ル剤を得た。
試験例1 ハクサイ根こぶ病防除試験 アブラナ科野菜こぶ病菌(pJA訳σdLerp&槌4
amiiirc、cL4)に汚染された土壌1Jc9に
製剤例1に準じて調製した粉剤の所定量を添加し、よく
混合した後直径15cmの素焼鉢につめる。これにハク
サイ(品種:無双〕の種子20粒を播種した。これを温
室内で生育し、播種後6週目に根部の発病の有無を調査
した。防除効果は以下の式より防除率を求め表わした。
結果を表−2に示す。
表−2 ※1 ペンタクロロニトロベンゼン(市ffi剤)※2
N−(2−クロ0−4−ニトロフェニルツー4−メfル
ー3−ニトロベンゼンスルホンアミド(特開昭58−1
18558号公報〕殺菌±11C9に製剤例2の方法に
準じて調製した粉剤の所定量を添加し、土壌全量とよく
混合した後直径15cmの素焼鉢につめ、コマツナ(品
種:新晩生コマツナ〕の種子20粒を播種した。播種5
日後、あらかじめ調製したhpムnfWL7Q4A−シ
ーの遊走子浮遊液(50ケ/1視野、150倍〕を鉢当
り50dづつ土壌潅注し接種した。これを温室内で更に
30日間生育し、発病の有無を1株づつ観察評価した。
防除効果は、試験例1と同様に防除率で表わした。試験
は3反復で行った。
結果を6反復の平均値で表−3に示した。
表−3 ※1 ペンタクロロニトロベンゼン(市販剤)試験例3
 エントウ根腐病防除試験 エントウ根腐病菌Apljanampc、<iシscJ
<L cムAに汚染された土壌1に9に製剤例6に準じ
て調製した粉剤の所定量を添加し、土壌全量とよ(混合
し、これを直径15cmの素焼鉢につめ、エントウの種
子10粒を播種した。これを温室内で生育し、播種後3
0日目に株を抜きとり、発病の程度を観察評価した。防
除効果は発病程度を0〜304段階法で表示し、これを
下式により発病度として表わした。試験は5反復にて行
った。
結果を表−4に平均値で示す。
発病程度指数 0:発病なし 1:地際部の褐変少 2:多 5=枯死または枯死直前 表−4 ※3 ヒドロキシイソキサゾール(市販剤〕試験例4 
テンサイ立枯病防除試験 殺菌±11C9に製剤例2の方法に準じて調製した粉剤
の所定量を添加し、十分に混合した後直径15備の素焼
鉢につめ、テンサイ(品種:モノヒル〕の種子20粒を
播種した。3日後にあらかじめ調製したテンサイ立枯病
菌A〆nnemla<r crttGJuJμtird
翻の遊走子浮遊液(50ケ/1視野、150倍)を鉢当
り50dづつ接種した。これを温室内で生育し、接種後
10日目に幼植物の生育状態を観察評価し、下式で防除
率を求めた。
結果を表−5に示す。
表−5 ※3 ヒドロキシイソキサゾール(市販剤)試験例5 
ジャガイモそうか病防除試験あらかじめオートミール液
体培地で培養したジャガイモそうか病菌を土壌に混和し
汚染土壌を作る。この土壌8kgに製剤例2の方法に準
じて調製した粉剤の所定量を添加し、十分混合した後、
1/2.[lOOアールの樹脂製ポットにつめ、ジャガ
イモ(品種:男シャク〕を播種した。これを屋外で生育
し、播種後800日目塊茎を堀りおこし、発病状態を調
査した。調査は1ヶ約20g以上の塊茎について「0」
〜「4」の5段階の観察評価を行い、下式より発病塵を
求め、防除効果を検定した。
表−6に結果を示す。
発病程度指数 0:病斑なし 1:1〜3ケの病斑または病斑部の面積 3チ以下2:
4〜10ケ I4〜13チ 3:11〜20ケ  I         14〜25
%4:21グ収上  1        26%以上表
−6 ※l ペンタクロミニトロベンゼン(市f剤)そうか病
に罹病した種イモを、病斑部位が少なくとも1ヶ以上含
まれるように切断し、製剤例1の方法に準じて調製した
粉剤100Iを種イモ1〜に粉衣した。畑土壌をつめた
1 /2.000アールの樹脂製ポットにこの種イモを
植えつけ、屋外で生育した。植えつげ後8日目に塊茎を
堀り起こし発病状態を調査した。調査方法は試験例5に
準じて行い、結果を表−7に示した。
表−7 −1−修廁宝田倚萌釦膚給で木ること番士明ち力)であ
る。
〔発明の効果〕
上記試験例の結果より明らかなように、本発明化合物は
アブラナ科野菜の根こぶ病、ジャガイモのそうか病、粉
状そうか病および各種アクアノマイセス菌による土壌病
害に対して優れた防除効果を示す。難防除病害として問
題視されているこれらの土壌病害に対しては、いずれに
対しても優れた防除薬剤がない。一部市販されている薬
剤もあるが、本発明化合物は明らかにこ曜番勝り、土壌
殺菌剤として極めて有用である。
また、本発明化合物はこれらの各種土壌病害の病原菌に
近似した菌によって引き起こされる土壌病害−たとえば
テンサイのそう根病、麦のしま萎しゆ(病等に対しても
充分な防除効果が期待できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、X、YおよびZはそれぞれ水素、塩素原子また
    はメチル基を表わし、Aは水素または塩素原子を表わす
    ) で示されるN−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−
    ベンゼンスルホンアミド誘導体。
  2. (2)一般式( I )において、Aが水素原子であり、
    ▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼ または▲数式、化学式、表等があります▼である前記特
    許請求の範囲 第1項記載のN−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)
    −ベンゼンスルホンアミド誘導体。
  3. (3)一般式( I )において、Aが塩素原子であり、
    ▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化学式、
    表等があります▼または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼である 前記特許請求の範囲第1項記載のN−(2−クロロ−4
    −ニトロフェニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体。
  4. (4)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、X、YおよびZはそれぞれ水素、塩素原子また
    はメチル基を表わし、Aは水素または塩素原子を表わす
    ) で示されるN−(2−クロロ−4−ニトロフェニル)−
    ベンゼンスルホンアミド誘導体を含有することを特徴と
    する農業用殺菌剤。
JP3879385A 1985-02-27 1985-03-01 N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農業用殺菌剤 Expired - Fee Related JPH0655707B2 (ja)

Priority Applications (16)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3879385A JPH0655707B2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01 N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農業用殺菌剤
NZ215272A NZ215272A (en) 1985-02-27 1986-02-24 Fungicidal n-(2-chloro-4-nitrophenyl)-benzenesulphonamide derivatives and compositions thereof
PL1986262205A PL145918B1 (en) 1985-02-27 1986-02-25 Method of obtaining derivatives of n-/2-chloro-4-nitrophenyl-/-benzenosulfonamides
PL1986258123A PL144333B1 (en) 1985-02-27 1986-02-25 Fungicide
CA000502664A CA1282076C (en) 1985-02-27 1986-02-25 N-(2-chloro-4-nitrophenyl)-benzenesulfonamide derivative, its preparation process and agricultural fungicide containing same
AU54048/86A AU577181B2 (en) 1985-02-27 1986-02-25 Fungicidal n-(2-chloro-4-nitrophenyl)-benzene sulphonamide derivatives
ES552436A ES8704888A1 (es) 1985-02-27 1986-02-26 Procedimiento para preparar un derivado fungicida de n-(2-cloro-4-nitrofenil)-bencenosulfonamida
DE8686301366T DE3661266D1 (en) 1985-02-27 1986-02-26 An n-(2-chloro-4-nitrophenyl)-benzenesulfonamide derivative, process of preparing it and agricultural fungicide containing it
EP86301366A EP0199433B1 (en) 1985-02-27 1986-02-26 An n-(2-chloro-4-nitrophenyl)-benzenesulfonamide derivative, process of preparing it and agricultural fungicide containing it
CS861347A CS256396B2 (en) 1985-02-27 1986-02-27 Fungicide for utilization in agriculture and method of its active component production
KR1019860001385A KR870002071B1 (ko) 1985-02-27 1986-02-27 N-(2-클로로-4-니트로페닐)-벤젠술폰 아미드 유도체의 제조방법
DK090886A DK171889B1 (da) 1985-02-27 1986-02-27 N-(2-chlor-4-nitrophenyl)-benzensulfonamidderivater, fremgangsmåde til fremstilling heraf og jordbrugsfungicider indeholdende samme.
NO860732A NO163450C (no) 1985-02-27 1986-02-27 N-(2-klor-4-nitrofenyl)-benzensulfonamid-derivater og landbruksfungicid inneholdende disse.
US07/105,735 US4870107A (en) 1985-02-27 1987-10-07 N-(2-chloro-4-nitrophenyl)-(benzenesulfonamide derivative and agricultural fungicide containing same
US07/154,010 US4918106A (en) 1985-02-27 1988-02-09 N-(2-chloro-4-nitrophenyl)-3-trifluoromethyl-benzenesulfonamide derivative and agricultural fungicide containing same
US07/212,127 US4851445A (en) 1985-02-27 1988-06-28 N-(2-Chloro-4-nitrophenyl)-benezene-sulfonamide derivative and agricultural fungicide containing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3879385A JPH0655707B2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01 N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農業用殺菌剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61200960A true JPS61200960A (ja) 1986-09-05
JPH0655707B2 JPH0655707B2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=12535183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3879385A Expired - Fee Related JPH0655707B2 (ja) 1985-02-27 1985-03-01 N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農業用殺菌剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0655707B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0655707B2 (ja) 1994-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR870002071B1 (ko) N-(2-클로로-4-니트로페닐)-벤젠술폰 아미드 유도체의 제조방법
KR870002072B1 (ko) N-(2-클로로-4-트리플루오로메틸페닐)-3-트리플루오로메틸벤젠술폰 아미드 유도체의 제조방법
JPH0333701B2 (ja)
JPS62249975A (ja) アニリド誘導体およびそれを有効成分とする殺菌剤
JPS61257960A (ja) スルホンアミド系化合物及び農業用殺菌剤
JPS61197553A (ja) N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
JPS61200960A (ja) N−(2−クロロ−4−ニトロフエニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農業用殺菌剤
JPS6220992B2 (ja)
JPS61233660A (ja) N−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフエニル)−スルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
JPS6254281B2 (ja)
JPS599521B2 (ja) 除草剤
JPS61200958A (ja) ナフタレンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
KR920002793B1 (ko) 벤질우레아 유도체의 제조방법
JPS61205248A (ja) N−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフエニル)−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農業用殺菌剤
JPS61200959A (ja) N−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミドおよび農業用殺菌剤
JPS61271270A (ja) N−(2−メチル−4−ニトロフエニル)ベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
JPS61205247A (ja) N−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフエニル)−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミド化合物及び農業用殺菌剤
JPS5911561B2 (ja) 農園芸用土壌殺菌剤
JPS62106093A (ja) N−(α−シアノフルフリル)ニコチン酸アミド誘導体、その製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤
JPS6345268A (ja) ピリダジン誘導体、その製造方法及び除草剤
JPH01254653A (ja) 尿素誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPH0256467A (ja) アミド誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤
JPS62209056A (ja) ベンズアミド誘導体、その製造法およびそれらを含有する除草剤および農園芸用殺菌剤
JPS6227070B2 (ja)
JPS5912081B2 (ja) ジヨソウサツキンザイ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees