JPS6118291Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6118291Y2 JPS6118291Y2 JP17095377U JP17095377U JPS6118291Y2 JP S6118291 Y2 JPS6118291 Y2 JP S6118291Y2 JP 17095377 U JP17095377 U JP 17095377U JP 17095377 U JP17095377 U JP 17095377U JP S6118291 Y2 JPS6118291 Y2 JP S6118291Y2
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- JP
- Japan
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- spool
- valve
- plunger
- solenoid
- valve device
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は弁装置においてその内部に備えさせ
たスプールを弁装置に連結したソレノイドにより
移動させて、油路の切換、開閉を行なうようにし
ているソレノイドバルブに関するものである。
たスプールを弁装置に連結したソレノイドにより
移動させて、油路の切換、開閉を行なうようにし
ているソレノイドバルブに関するものである。
単一のバルブボデイ内に、液体の制御用のスプ
ールと、そのスプールに連結したプランジヤに磁
束を及ぼす為のコイルとを内蔵させた構成のもの
(例えば特開昭50−12625号公報参照)は、液体の
微細な制御を図る為の弁の製作(精密な機械加
工)技術と、これとは全く異なる、磁気的に微細
な性能を発揮させる為のプランジヤやコイル等の
の製作という電気、磁気的に高度な技術とが同時
に要求され、現代の分業性になじまない問題点が
あつた。即ち現代においては、バルブボデイには
前記精密加工を要するスプール関係機構のみを備
えさせ、一方、電気、磁気的な高度技術を必要と
するプランジヤやコイル部分(ソレノイド)は、
上記バルブボデイやスプールから成る弁装置は別
体にして電気の専門工場にて製作なさしめ、その
後、第1図に示す如く弁装置1にソレノイド2を
連結して電磁弁を構成することがなされている。
このようにすることにより、スプールによる制御
機能は高度化し、ソレノイドの電磁気特性も向上
し、それらを合体することにより、上記従来例と
は比較できない高度のものの提供を可能にしてい
る。
ールと、そのスプールに連結したプランジヤに磁
束を及ぼす為のコイルとを内蔵させた構成のもの
(例えば特開昭50−12625号公報参照)は、液体の
微細な制御を図る為の弁の製作(精密な機械加
工)技術と、これとは全く異なる、磁気的に微細
な性能を発揮させる為のプランジヤやコイル等の
の製作という電気、磁気的に高度な技術とが同時
に要求され、現代の分業性になじまない問題点が
あつた。即ち現代においては、バルブボデイには
前記精密加工を要するスプール関係機構のみを備
えさせ、一方、電気、磁気的な高度技術を必要と
するプランジヤやコイル部分(ソレノイド)は、
上記バルブボデイやスプールから成る弁装置は別
体にして電気の専門工場にて製作なさしめ、その
後、第1図に示す如く弁装置1にソレノイド2を
連結して電磁弁を構成することがなされている。
このようにすることにより、スプールによる制御
機能は高度化し、ソレノイドの電磁気特性も向上
し、それらを合体することにより、上記従来例と
は比較できない高度のものの提供を可能にしてい
る。
上記のように弁装置1とソレノイド2とを別体
形成し、その後両者を連結する形式のものにおい
ては、プランジヤ19でもつてそれとは別体のバ
ルブピン31を押す形式が採用される。(プラン
ジヤ19でもつてバルブピン31を引く構成は、
両者の連結に困難を伴なう為、採用され難い。)
しかしそのような形式のソレノイドバルブにおい
ては、運転開始時など弁装置内部の油路に油が充
分に入つていない状態においてソレノイドに通電
し弁装置を作動させると、弁が切換不良を起こす
問題点がある。即ち上記の状態でソレノイドに通
電すると、プランジヤが急激に固定鉄心に吸引さ
れ、そ動きがそのままスプールに伝わつて第4図
Aに示されるようにこのスプール5が矢印41方
向に必要以上の所まで(符号41′で示す所まで)
慣性により押し動かされる。するとスプール5は
その後スプール戻しばね7により逆方向に押し戻
されて第4図Bの矢印42方向に移動する為、そ
の矢印42方向の慣性力によつて第4図Bに示さ
れるように今度はプランジヤ19を固定鉄心16
の吸着面16aから押し離す。プランジヤが吸着
面から押し離されると再び上記と同様に吸引力に
よつて引から、スプール5を第4図Aの状態に近
い置まで移動させる。以後このような動作を数回
にわたつて繰り返す。この為スプールは第3図B
に示されるように変位して、弁の切換が不良とな
る問題点がある。
形成し、その後両者を連結する形式のものにおい
ては、プランジヤ19でもつてそれとは別体のバ
ルブピン31を押す形式が採用される。(プラン
ジヤ19でもつてバルブピン31を引く構成は、
両者の連結に困難を伴なう為、採用され難い。)
しかしそのような形式のソレノイドバルブにおい
ては、運転開始時など弁装置内部の油路に油が充
分に入つていない状態においてソレノイドに通電
し弁装置を作動させると、弁が切換不良を起こす
問題点がある。即ち上記の状態でソレノイドに通
電すると、プランジヤが急激に固定鉄心に吸引さ
れ、そ動きがそのままスプールに伝わつて第4図
Aに示されるようにこのスプール5が矢印41方
向に必要以上の所まで(符号41′で示す所まで)
慣性により押し動かされる。するとスプール5は
その後スプール戻しばね7により逆方向に押し戻
されて第4図Bの矢印42方向に移動する為、そ
の矢印42方向の慣性力によつて第4図Bに示さ
れるように今度はプランジヤ19を固定鉄心16
の吸着面16aから押し離す。プランジヤが吸着
面から押し離されると再び上記と同様に吸引力に
よつて引から、スプール5を第4図Aの状態に近
い置まで移動させる。以後このような動作を数回
にわたつて繰り返す。この為スプールは第3図B
に示されるように変位して、弁の切換が不良とな
る問題点がある。
そこで本考案は上記のような問題点を除去すべ
くなされたもので、上記のような条件のもとで作
動が行なわれても確実な切換がなされるようにし
たソレノイドバルブを提供しようとするものであ
る。
くなされたもので、上記のような条件のもとで作
動が行なわれても確実な切換がなされるようにし
たソレノイドバルブを提供しようとするものであ
る。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。1は弁装置、2はソレノイドで、夫々周知の
切替弁及びウエツトアーマチユアソレノイドの一
例を示すものである。弁装置1において、3はバ
ルブボデイで、内部には油路4が形成されてお
り、またこのの油路4には周知のように被制御装
置に接続されるポートA,B、圧力ボートP、タ
ンクポートTなどが連通させてある。5はスプー
ルで、矢印方向へ進退自在に備えられている。
6,6′はばね座、7,7′はスプール戻しばね
で、ばね座6,6′を介してスプール5を押圧す
るよう構成されている。尚ダツシユ「′」を付し
た符号で示した部材は、弁装置1に対し第1図に
おいてその左側にソレノイド2と対称に取付けら
れるソレノイドに対応して設けられたものであ
る。このことは後述のストツパについても同様で
ある。次に8はバルブボデイ3に形成された凹
部、9はコネクタで、周知乃至は公知のようにケ
ース10内に接続金具11を備えさせて後述のプ
ラグピンを接続し得るように構成されており、ま
た接続金具11には外部から電源供給を受ける為
のリード線を接続し得るようにした止付ねじ12
を螺合させてある。次にソレノイド2において、
15は中空管を示し、磁性材料で形成されかつ上
記バルブボデイ3に螺合させた固定鉄心16と、
固定鉄心16に溶接した筒体17と、筒体17に
溶接した部材18とにより中空状に形成されてい
る。尚16aは固定鉄心16における吸着面を示
す。19はプランジヤで、中空管15の内部に形
成された作動室21内に矢印方向への進退を可能
に配設されている。20は油流通用のスリツトを
示す。22は部材18に穿設された透孔、23は
透孔22に作動室21内への押込を可能に備えら
れた手動操作用のプツシユピンを示す。次に24
は中空管15の外周側に配設されたコイル、25
はヨークで、コイル24で発生された磁束が自体
を介して固定鉄心16及びプランジヤ19を通る
よう、その磁路を形成すべく構成されている。2
6はプラグピンで、コイル24のリード線24a
が接続されている。27はソレノイド2の外郭部
材で、コイル24、ヨーク25、プラグピン26
を埋め込んだ状態でのプラスチツクのモールドに
よつて形成されている。尚これは通常のように金
属で形成し、その内部にコイル24等の各部材を
装入するようにしてもよい。28は中空管15に
おける部材18に螺合させた固定具で、ソレノイ
ド2を弁装置1に固定する場合において、プラン
ジヤ19の収められた中空管15を先にバルブボ
デイ3に固定し、次にコイル24等の部材が固定
された外郭部材27を中空管15の外周側に被せ
つけたときに、その外郭部材27を押えつけるよ
うにしたものである。尚29は嵌合凹部で、バル
ブボデイ3から突設させた突片30を嵌合させる
ことによつて弁装置1とソレノイド2との相互位
置の適正化が図られるようにしたものである。次
に31はバルブピンで、ソレノイド2における固
定鉄心16に穿設した透孔32に対し矢印方向へ
の進退動を自在に挿通されている。次に35,3
5′はストツパで、バルブボデイ3に螺合された
固定鉄心に当接してバルブボデイ3に対しスプー
ル5の移動方向の位置が固定されるようにしてあ
る。尚これは一般に充分な強度を有する材料例え
ば任意の金属材料をもつて形成されるが、エネル
ギーを吸収し易い材料例えば鉛で形成してもよい
い。またこのストツパ35の長さは、固定鉄心1
6における吸着面16aから自体における受止端
35aまでの距離L1が、バルブピン31におけ
るプランジヤ19との当接端面31aからスプー
ル5においてストツパ35と対接する端面5aま
での距離L2と実質的に等しくなる長さにしてあ
る。尚この実質的に等しくとは、後述のような動
作によりスプール5がストツパ35の側へ押し動
かされたときに、このスプール5が過度にオーバ
ーランをしたりあるいはその後スプール戻しばね
7により押し戻されたりしてスプールがばたつ
き、不快な騒音を発したり弁の切換が不良になつ
たりすることをストツパ35により防止できる程
度になつていることを示すものであり、両寸法の
差の限度は、プランジヤ19の吸引速度、スプー
ル戻しばねの強さ、スプール5の移動距離、ある
いはプランジヤ19、バルブピン31、スプール
5の慣性質量等に応じて限定される。尚第2図の
L2の説明に当つてはばね座6の厚みを実質的に
ないものとして説明したが、厚みが大きい場合に
はその厚みも加えた長さをL2とすればよい。
る。1は弁装置、2はソレノイドで、夫々周知の
切替弁及びウエツトアーマチユアソレノイドの一
例を示すものである。弁装置1において、3はバ
ルブボデイで、内部には油路4が形成されてお
り、またこのの油路4には周知のように被制御装
置に接続されるポートA,B、圧力ボートP、タ
ンクポートTなどが連通させてある。5はスプー
ルで、矢印方向へ進退自在に備えられている。
6,6′はばね座、7,7′はスプール戻しばね
で、ばね座6,6′を介してスプール5を押圧す
るよう構成されている。尚ダツシユ「′」を付し
た符号で示した部材は、弁装置1に対し第1図に
おいてその左側にソレノイド2と対称に取付けら
れるソレノイドに対応して設けられたものであ
る。このことは後述のストツパについても同様で
ある。次に8はバルブボデイ3に形成された凹
部、9はコネクタで、周知乃至は公知のようにケ
ース10内に接続金具11を備えさせて後述のプ
ラグピンを接続し得るように構成されており、ま
た接続金具11には外部から電源供給を受ける為
のリード線を接続し得るようにした止付ねじ12
を螺合させてある。次にソレノイド2において、
15は中空管を示し、磁性材料で形成されかつ上
記バルブボデイ3に螺合させた固定鉄心16と、
固定鉄心16に溶接した筒体17と、筒体17に
溶接した部材18とにより中空状に形成されてい
る。尚16aは固定鉄心16における吸着面を示
す。19はプランジヤで、中空管15の内部に形
成された作動室21内に矢印方向への進退を可能
に配設されている。20は油流通用のスリツトを
示す。22は部材18に穿設された透孔、23は
透孔22に作動室21内への押込を可能に備えら
れた手動操作用のプツシユピンを示す。次に24
は中空管15の外周側に配設されたコイル、25
はヨークで、コイル24で発生された磁束が自体
を介して固定鉄心16及びプランジヤ19を通る
よう、その磁路を形成すべく構成されている。2
6はプラグピンで、コイル24のリード線24a
が接続されている。27はソレノイド2の外郭部
材で、コイル24、ヨーク25、プラグピン26
を埋め込んだ状態でのプラスチツクのモールドに
よつて形成されている。尚これは通常のように金
属で形成し、その内部にコイル24等の各部材を
装入するようにしてもよい。28は中空管15に
おける部材18に螺合させた固定具で、ソレノイ
ド2を弁装置1に固定する場合において、プラン
ジヤ19の収められた中空管15を先にバルブボ
デイ3に固定し、次にコイル24等の部材が固定
された外郭部材27を中空管15の外周側に被せ
つけたときに、その外郭部材27を押えつけるよ
うにしたものである。尚29は嵌合凹部で、バル
ブボデイ3から突設させた突片30を嵌合させる
ことによつて弁装置1とソレノイド2との相互位
置の適正化が図られるようにしたものである。次
に31はバルブピンで、ソレノイド2における固
定鉄心16に穿設した透孔32に対し矢印方向へ
の進退動を自在に挿通されている。次に35,3
5′はストツパで、バルブボデイ3に螺合された
固定鉄心に当接してバルブボデイ3に対しスプー
ル5の移動方向の位置が固定されるようにしてあ
る。尚これは一般に充分な強度を有する材料例え
ば任意の金属材料をもつて形成されるが、エネル
ギーを吸収し易い材料例えば鉛で形成してもよい
い。またこのストツパ35の長さは、固定鉄心1
6における吸着面16aから自体における受止端
35aまでの距離L1が、バルブピン31におけ
るプランジヤ19との当接端面31aからスプー
ル5においてストツパ35と対接する端面5aま
での距離L2と実質的に等しくなる長さにしてあ
る。尚この実質的に等しくとは、後述のような動
作によりスプール5がストツパ35の側へ押し動
かされたときに、このスプール5が過度にオーバ
ーランをしたりあるいはその後スプール戻しばね
7により押し戻されたりしてスプールがばたつ
き、不快な騒音を発したり弁の切換が不良になつ
たりすることをストツパ35により防止できる程
度になつていることを示すものであり、両寸法の
差の限度は、プランジヤ19の吸引速度、スプー
ル戻しばねの強さ、スプール5の移動距離、ある
いはプランジヤ19、バルブピン31、スプール
5の慣性質量等に応じて限定される。尚第2図の
L2の説明に当つてはばね座6の厚みを実質的に
ないものとして説明したが、厚みが大きい場合に
はその厚みも加えた長さをL2とすればよい。
上記構成のものにあつては、コネクタ9を介し
てコイル24に電流を供給するとプランジヤ19
は第1図において左方に吸引される。この動きは
バルブピン31を介してスプール5に伝達され、
スプール5は同様に左方へ押し動かされて第2図
に示される位置に至る。この場合、油路4に油が
充満されていなくても、前記のようなストツパ3
5が配設されている為、スプール5の過度のオー
バーランは端面5aが弁座6′を介してストツパ
35の受止端35aに当接することによつて阻止
され、スプール5の変位は第3図Aに示されるよ
うにばたつきなく行なわれて、確実に油路の切換
が行なわれる。尚この場合、第3図Aに破線で示
される程度のスプールのオーバーランは正常な範
囲である。
てコイル24に電流を供給するとプランジヤ19
は第1図において左方に吸引される。この動きは
バルブピン31を介してスプール5に伝達され、
スプール5は同様に左方へ押し動かされて第2図
に示される位置に至る。この場合、油路4に油が
充満されていなくても、前記のようなストツパ3
5が配設されている為、スプール5の過度のオー
バーランは端面5aが弁座6′を介してストツパ
35の受止端35aに当接することによつて阻止
され、スプール5の変位は第3図Aに示されるよ
うにばたつきなく行なわれて、確実に油路の切換
が行なわれる。尚この場合、第3図Aに破線で示
される程度のスプールのオーバーランは正常な範
囲である。
以上のようにこの考案にあつては、弁装置1と
ソレノイド2とが別体構成で、ソレノイド2のプ
ランジヤ19によりバルブピン31を介して弁装
置1のスプール5を押す形式だから、ソレノイド
バルブの製造の場合、弁装置1とソレノイド2と
を夫々の専門工場で夫々量産性高く(夫々安く)
製造できる構造上の特長がある。その上、各々の
個別の製造の後は、両者を連結するだけでもつ
て、機械的にもまた電磁気的にも高度な品質のソ
レノイドバルブを完成させられる特長がある。
ソレノイド2とが別体構成で、ソレノイド2のプ
ランジヤ19によりバルブピン31を介して弁装
置1のスプール5を押す形式だから、ソレノイド
バルブの製造の場合、弁装置1とソレノイド2と
を夫々の専門工場で夫々量産性高く(夫々安く)
製造できる構造上の特長がある。その上、各々の
個別の製造の後は、両者を連結するだけでもつ
て、機械的にもまた電磁気的にも高度な品質のソ
レノイドバルブを完成させられる特長がある。
しかも上記のような構成のソレノイドバルブ
は、弁装置1又はソレノイド2の一方が壊れた場
合、その壊れた側を取替えるのみの軽い負坦で、
再びソレノイドバルブとして稼動できる状態にす
ることのできる効果もある。
は、弁装置1又はソレノイド2の一方が壊れた場
合、その壊れた側を取替えるのみの軽い負坦で、
再びソレノイドバルブとして稼動できる状態にす
ることのできる効果もある。
更に本考案は上記のような構成のソレノイドバ
ルブであつても、ストツパ35を備えさせると共
に、固定鉄心16における吸着面16aからスト
ツパ35における受止端35aまでの距離を、バ
ルブピン31におけるプランジヤ19との当接端
面31aからスプール5において受止端35aと
対接する端面5aまでの距離と実質的に等しくし
ているから、弁装置1の油路4に油が充満されて
いない状態においてソレノイドに通電しても、ス
プール5の過度のオーバーランは上記のストツパ
35により阻止され、切換が確実になされる効果
がある。
ルブであつても、ストツパ35を備えさせると共
に、固定鉄心16における吸着面16aからスト
ツパ35における受止端35aまでの距離を、バ
ルブピン31におけるプランジヤ19との当接端
面31aからスプール5において受止端35aと
対接する端面5aまでの距離と実質的に等しくし
ているから、弁装置1の油路4に油が充満されて
いない状態においてソレノイドに通電しても、ス
プール5の過度のオーバーランは上記のストツパ
35により阻止され、切換が確実になされる効果
がある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は縦
断面図、第2図はスプールが押動された状態を示
す部分図、第3図はスプールの変位の状態を示す
グラフ、第4図A,Bは従来構成のソレノイドバ
ルブの作動を説明する為の略示図。 1……弁装置、2……ソレノイド、5……スプ
ール、16……固定鉄心、19……プランジヤ、
31……バルブピン、35……ストツパ。
断面図、第2図はスプールが押動された状態を示
す部分図、第3図はスプールの変位の状態を示す
グラフ、第4図A,Bは従来構成のソレノイドバ
ルブの作動を説明する為の略示図。 1……弁装置、2……ソレノイド、5……スプ
ール、16……固定鉄心、19……プランジヤ、
31……バルブピン、35……ストツパ。
Claims (1)
- 弁装置と、弁装置に連結した弁装置とは別体の
ソレノイドとから成り、上記弁装置においてはバ
ルブボデイ内に油路を穿設し、更に該油路には、
複数のボートを連通させると共にスプールを進退
自在に配設し、一方上記ソレノイドにおいては、
吸着面を有する固定鉄心及び上記吸着面に吸着さ
れ得るよう進退を自在にしたプランジヤを配設
し、更に上記スプールと上記プランジヤとの間に
はプランジヤの動きをスプールに伝えるようにし
たプランジヤとは別体のバルブピンを介設させ
て、上記プランジヤが吸着面に吸着されることに
より上記スプールを移動させて上記ボートの切換
開閉を行なうようにしているソレノイドバルブに
おいて、上記弁装置には、上記プランジヤが吸着
されたときに上記スプールが押し動かされてくる
側の位置に、スプールを受け止めるようにしたス
トツパをバルブボデイに対する置を固定的に備え
させ、更に、上記固定鉄心における吸着面から上
記ストツパにおけるスプールの受止端までの距離
は、上記バルブピンにおいて上記プランジヤに当
接する端面から上記スプールにおいて上記ストツ
パと対接する端面までの距離と実質的に等しくし
ていることを特徴とするソレノイドバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17095377U JPS6118291Y2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17095377U JPS6118291Y2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54103644U JPS54103644U (ja) | 1979-07-21 |
JPS6118291Y2 true JPS6118291Y2 (ja) | 1986-06-03 |
Family
ID=29174411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17095377U Expired JPS6118291Y2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6118291Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012132532A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Sanmei Electric Co Ltd | ソレノイドバルブ |
-
1977
- 1977-12-19 JP JP17095377U patent/JPS6118291Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012132532A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Sanmei Electric Co Ltd | ソレノイドバルブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54103644U (ja) | 1979-07-21 |
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