JPS61177781A - 電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents
電界効果トランジスタの製造方法Info
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- JPS61177781A JPS61177781A JP60018909A JP1890985A JPS61177781A JP S61177781 A JPS61177781 A JP S61177781A JP 60018909 A JP60018909 A JP 60018909A JP 1890985 A JP1890985 A JP 1890985A JP S61177781 A JPS61177781 A JP S61177781A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D64/00—Electrodes of devices having potential barriers
- H10D64/20—Electrodes characterised by their shapes, relative sizes or dispositions
- H10D64/27—Electrodes not carrying the current to be rectified, amplified, oscillated or switched, e.g. gates
- H10D64/311—Gate electrodes for field-effect devices
- H10D64/411—Gate electrodes for field-effect devices for FETs
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電界効果トランジスタに関するものであって、
高電子移動度トランジスタ(high elec−t
ron mobility transistor
、HEMT)やGaAsME S F ETにおいて短
ゲート長化を実現するのに適用して最適なものである。
高電子移動度トランジスタ(high elec−t
ron mobility transistor
、HEMT)やGaAsME S F ETにおいて短
ゲート長化を実現するのに適用して最適なものである。
本発明は、ショットキーゲート電極を有する電界効果ト
ランジスタにおいて、半導体層上に開口を有する絶縁層
を設け、この開口に露出する半導体層上にこの開口の内
壁と接するようにショットキーゲート電極を設けること
により、寄生ゲート容量を増加することなく実効ゲート
長の短縮を可能とすると共に、ゲート抵抗の低減を可能
としたものである。
ランジスタにおいて、半導体層上に開口を有する絶縁層
を設け、この開口に露出する半導体層上にこの開口の内
壁と接するようにショットキーゲート電極を設けること
により、寄生ゲート容量を増加することなく実効ゲート
長の短縮を可能とすると共に、ゲート抵抗の低減を可能
としたものである。
ゲート長の短縮及びゲート抵抗の低減は、HEMTにお
いてもGaAs M E S F E Tにおけると
同様に重要な課題である。GaAs ME S F
ETにおいては、その改善のための一つの方法として次
のような方法が知られている。すなわち、第4図に示す
ように、半絶縁性GaAs基板1上に設けられた厚さ0
.6μm程度のn−GaAs層2に逆台形の断面形状を
有する溝2aを設け、次いでこのn −GaAs層2上
に溝2aに対応して開口を有する一点鎖線で示すような
フォトレジストを設けた後、所定のショットキー金属を
斜め蒸着(角度付き蒸着)する。次にリフトオフ法によ
りこのフォトレジストを除去して、溝2aに基板表面の
法線から所定角度傾斜する方向に延びるショットキーゲ
ート電極3を形成する。なお厚さの大きい部分のn −
GaAs層2上にはソース電極4及びドレイン電極5が
形成されている。
いてもGaAs M E S F E Tにおけると
同様に重要な課題である。GaAs ME S F
ETにおいては、その改善のための一つの方法として次
のような方法が知られている。すなわち、第4図に示す
ように、半絶縁性GaAs基板1上に設けられた厚さ0
.6μm程度のn−GaAs層2に逆台形の断面形状を
有する溝2aを設け、次いでこのn −GaAs層2上
に溝2aに対応して開口を有する一点鎖線で示すような
フォトレジストを設けた後、所定のショットキー金属を
斜め蒸着(角度付き蒸着)する。次にリフトオフ法によ
りこのフォトレジストを除去して、溝2aに基板表面の
法線から所定角度傾斜する方向に延びるショットキーゲ
ート電極3を形成する。なお厚さの大きい部分のn −
GaAs層2上にはソース電極4及びドレイン電極5が
形成されている。
この第4図に示す方法によれば、一点鎖線で示すフォト
レジストの開口の径よりも小さい実効ゲート長を得るこ
とができると共に、上述のリフトオフ時のスペーサとし
てn−GaAs層2が用いられているので、n−GaA
s層2は全体として有効に機能している。しかしながら
、ショットキーゲート電極3のうち、n−GaAs層2
の溝2aの側壁にかかる部分は、むだな入力容量(ゲー
ト容量)が生ずる原因となるのみならず、このゲート容
量の大きさは、エツチングにより形成される溝2aの側
壁の傾斜角度及びn−GaAs層2の厚さによって左右
されるという欠点がある。
レジストの開口の径よりも小さい実効ゲート長を得るこ
とができると共に、上述のリフトオフ時のスペーサとし
てn−GaAs層2が用いられているので、n−GaA
s層2は全体として有効に機能している。しかしながら
、ショットキーゲート電極3のうち、n−GaAs層2
の溝2aの側壁にかかる部分は、むだな入力容量(ゲー
ト容量)が生ずる原因となるのみならず、このゲート容
量の大きさは、エツチングにより形成される溝2aの側
壁の傾斜角度及びn−GaAs層2の厚さによって左右
されるという欠点がある。
次に上述のようなGaAs MESFETにおける改
善方法をHEMTに適用した場合を考える。この場合に
は、第5図に示すように、半絶縁性GaAs基板1上に
アンドープのGaAs層6及びn−^2XGat−XA
s層7を形成し、このn A II X Ga+−I
f As層7に上述の溝2aと同様な溝7aを形成した
後、この溝7aに第4図に関連して述べたと同様な方法
によりショットキーゲート電極3を形成することになる
。ところが、この場合、溝7a以外ではn −AlXG
a1−w As層7の厚さが大きいため、このn −A
II X Ga+−x As層層上上形成されたソー
ス電極4及びドレイン電極5をn −AlXGap−X
As層7と合金化させることにより、GaAs層6のう
ちのこのGaAs層6とn −A11.Ga1−、 A
s層7とのへテロ接合8に隣接する部分に誘起される二
次元電子ガス層9に達するようにソース領域10及びド
レイン領域11 (二点鎖線で示す)を形成するのが困
難であるという欠点がある。
善方法をHEMTに適用した場合を考える。この場合に
は、第5図に示すように、半絶縁性GaAs基板1上に
アンドープのGaAs層6及びn−^2XGat−XA
s層7を形成し、このn A II X Ga+−I
f As層7に上述の溝2aと同様な溝7aを形成した
後、この溝7aに第4図に関連して述べたと同様な方法
によりショットキーゲート電極3を形成することになる
。ところが、この場合、溝7a以外ではn −AlXG
a1−w As層7の厚さが大きいため、このn −A
II X Ga+−x As層層上上形成されたソー
ス電極4及びドレイン電極5をn −AlXGap−X
As層7と合金化させることにより、GaAs層6のう
ちのこのGaAs層6とn −A11.Ga1−、 A
s層7とのへテロ接合8に隣接する部分に誘起される二
次元電子ガス層9に達するようにソース領域10及びド
レイン領域11 (二点鎖線で示す)を形成するのが困
難であるという欠点がある。
本発明は、上述の問題にかんがみ、従来のHEMTまた
はGaAs ME S F ET等の電界効果トラン
ジスタにおいて短ゲート長化を実現しようとした場合に
生ずる上述のような欠点を是正した電界効果トランジス
タを提供することを目的とする。
はGaAs ME S F ET等の電界効果トラン
ジスタにおいて短ゲート長化を実現しようとした場合に
生ずる上述のような欠点を是正した電界効果トランジス
タを提供することを目的とする。
本発明に係る電界効果トランジスタは、半導体層(例え
ば半絶縁性GaAs基板1上にアンドープのGaAs層
6を介して設けられているn −A I XGa+−x
As層7)と、この半導体層上に設けられているソース
電極及びドレイ、ン電極(例えばAuGe/Niから成
るソース電極4及びドレイン電極5)と、これらのソー
ス電極及びドレイン電極間における上記半導体層上に設
けられかつ開口を有する絶Si層(例えば開口12aを
有する5isNi膜12)と、この絶縁層の上記開口に
露出する上記半導体層の表面の一部とこの開口の内壁と
に接して設けられているショットキーゲート電極(例え
ばAlから成るショットキーゲート電極3)とをそれぞ
れ具備している。
ば半絶縁性GaAs基板1上にアンドープのGaAs層
6を介して設けられているn −A I XGa+−x
As層7)と、この半導体層上に設けられているソース
電極及びドレイ、ン電極(例えばAuGe/Niから成
るソース電極4及びドレイン電極5)と、これらのソー
ス電極及びドレイン電極間における上記半導体層上に設
けられかつ開口を有する絶Si層(例えば開口12aを
有する5isNi膜12)と、この絶縁層の上記開口に
露出する上記半導体層の表面の一部とこの開口の内壁と
に接して設けられているショットキーゲート電極(例え
ばAlから成るショットキーゲート電極3)とをそれぞ
れ具備している。
以下本発明に係る電界効果トランジスタをHEMTに適
用した一実施例を図面に基づき説明する。
用した一実施例を図面に基づき説明する。
まず本実施例によるHEMTの製造方法につき説′明す
る。
る。
第1A図に示すように、まず半絶縁性GaAs基板1上
に例えば厚さ5000人程度O7ンドープのGaAs層
6及び2000Å以下程度の厚さ、例えば厚さ1000
人程度人程 −Al、 Ga、−xAs層7をMBE法
またはMOCVD法等により順次エピタキシャル成長さ
せ、次いでこのn −Al、 Gas、 As層層上上
例えばCVD法により厚さ5000人程度O7iJ4膜
12を被着形成する。この後、この5isNa膜12上
に例えば厚さ1μm程度で所定形状を有するフォトレジ
スト13を形成する。なお上記GaAs層6とn A
I X Ga+−X As層7とでヘテロ接合8が形
成され、GaAs層6のうちのこのヘテロ接合8に隣接
する部分に二次元電子ガス層9が形成されている。
に例えば厚さ5000人程度O7ンドープのGaAs層
6及び2000Å以下程度の厚さ、例えば厚さ1000
人程度人程 −Al、 Ga、−xAs層7をMBE法
またはMOCVD法等により順次エピタキシャル成長さ
せ、次いでこのn −Al、 Gas、 As層層上上
例えばCVD法により厚さ5000人程度O7iJ4膜
12を被着形成する。この後、この5isNa膜12上
に例えば厚さ1μm程度で所定形状を有するフォトレジ
スト13を形成する。なお上記GaAs層6とn A
I X Ga+−X As層7とでヘテロ接合8が形
成され、GaAs層6のうちのこのヘテロ接合8に隣接
する部分に二次元電子ガス層9が形成されている。
次に上記フォトレジスト13をマスクとして5i2N、
膜12を基板表面と垂直な方向に異方性エツチングする
ことにより、第1B図に示すように開口12aを形成す
る。
膜12を基板表面と垂直な方向に異方性エツチングする
ことにより、第1B図に示すように開口12aを形成す
る。
次に等方性エツチング法により5i3Nn膜12を所定
量サイドエツチングして、第1C図に示すように開口1
2aの径を大きくする。なおエツチング後の開口12a
の内壁は基板表面と実質的に垂直とすることが可能であ
る。この後、この間口12aを通じてn −Af、1G
at−、As層7をエツチングして、逆台形の断面形状
、すなわち順テーパ状の内壁を有する溝7aを形成する
(順メサエツチング)。なおこの溝7aの深さ、従って
この溝7aにおけるn−^1zGat−XAs層7の厚
さによってHEMTのしきい値電圧が決定される。
量サイドエツチングして、第1C図に示すように開口1
2aの径を大きくする。なおエツチング後の開口12a
の内壁は基板表面と実質的に垂直とすることが可能であ
る。この後、この間口12aを通じてn −Af、1G
at−、As層7をエツチングして、逆台形の断面形状
、すなわち順テーパ状の内壁を有する溝7aを形成する
(順メサエツチング)。なおこの溝7aの深さ、従って
この溝7aにおけるn−^1zGat−XAs層7の厚
さによってHEMTのしきい値電圧が決定される。
次に例えばAfを厚さ4000人程度になるように所定
角度方向から斜め蒸着することにより、第1D図に示す
ように、5iJ4膜12の開口12aの内壁とn−Al
xGa、−xAsAsO27aの内壁及び底面の一部と
に接しかつ基板の法線から所定角度傾斜した方向に延び
るショットキーゲート電極3を形成する。
角度方向から斜め蒸着することにより、第1D図に示す
ように、5iJ4膜12の開口12aの内壁とn−Al
xGa、−xAsAsO27aの内壁及び底面の一部と
に接しかつ基板の法線から所定角度傾斜した方向に延び
るショットキーゲート電極3を形成する。
次にリフトオフ法によりフォトレジスト13を上記蒸着
時にその上に形成されたAI膜14と共に除去して、第
1E図に示す状態とする。なお斜め蒸着を行っている結
果、A1膜14とショットキーゲート電極3とはフォト
レジスト13の開口13a(第1D図参照)の内壁の近
傍において互いに接する場合があるが、この接触部分は
他の部分に比べて物理的に極めて弱いので、この場合に
省いても上記リフトオフ時に問題が生ずることはない。
時にその上に形成されたAI膜14と共に除去して、第
1E図に示す状態とする。なお斜め蒸着を行っている結
果、A1膜14とショットキーゲート電極3とはフォト
レジスト13の開口13a(第1D図参照)の内壁の近
傍において互いに接する場合があるが、この接触部分は
他の部分に比べて物理的に極めて弱いので、この場合に
省いても上記リフトオフ時に問題が生ずることはない。
次に所定形状のフォトレジストマスク(図示せず)を用
いて5i2N、膜12をエツチングすることにより第1
F図に示すように所定形状とした後、上記フォトレジス
トマスクを用いてn −AIXGap−、As層7及び
GaAs層6にSi等のn型不純物を高濃度にイオン注
入することにより、00層から成るソース領域10及び
ドレイン領域11を形成する。この後、全面にオーミ7
り金属、例えばAuGe/Niを蒸着し、次いでリフト
オフを行うことにより、ソース電極4及びドレイン電極
5を形成して、目的とするHEMTを完成させる。
いて5i2N、膜12をエツチングすることにより第1
F図に示すように所定形状とした後、上記フォトレジス
トマスクを用いてn −AIXGap−、As層7及び
GaAs層6にSi等のn型不純物を高濃度にイオン注
入することにより、00層から成るソース領域10及び
ドレイン領域11を形成する。この後、全面にオーミ7
り金属、例えばAuGe/Niを蒸着し、次いでリフト
オフを行うことにより、ソース電極4及びドレイン電極
5を形成して、目的とするHEMTを完成させる。
上述の実施例によれば次のような種々の利点がある。第
1に、フォトレジスト13をマスクとして用いて斜め蒸
着によりショットキーゲート電極3を形成しているので
、第1D図に示すように、実効ゲート長L offをフ
ォトレジスト13の開口13aの径に比べて短くするこ
とができ、従って短ゲート長化が可能である。第2に、
ショットキーゲート電極3はSi3N4膜12の開口1
2aの内壁に接触した構造となっているが、この部分は
ゲート容量を殆ど増加させることなくゲート抵抗を低減
する役割を果たすことができる。第3に、リフトオフ用
のスペーサとなっているSi3N4膜12のエツチング
技術及び成長技術は現在では確立されており、エツチン
グによる加工精度及び膜厚の制御性は極めて良好である
ので、開口12aを形成するためのエツチング時や成長
膜厚のばらつきによるゲート容量のばらつきが防止され
るのみならず、L offの制御性も良好である。第3
に、第1A図に示す工程においてn −A I X G
a、−、As層層上上SiJ、膜12を形成しているの
で、以後の製造工程においてはこのsi山腹膜12表面
保護膜として機能し、このためn−AらGa、−、As
層7の表面の損傷及び汚染等を効果的に防止することが
できる。第4に、n −Af2.Gap−、As層7に
設けた溝7a及び5iJn膜12の開口12aの内部に
ショットキーゲート電極3が設けられているので、ショ
ットキーゲート電極3を機械的損傷に強くすることがで
きる。第5に、既述のようにショットキーゲート電極3
をリフトオフで形成する際のフベーサとしてSi3N4
膜12を用いているので、リフトオフのためにn−Aら
Ga、−、lAsAsO2さを大きくする必要がなく、
このため二次元電子ガス層9と接触するようにソース領
域10及びドレイン領域11を形成するのが容易である
。
1に、フォトレジスト13をマスクとして用いて斜め蒸
着によりショットキーゲート電極3を形成しているので
、第1D図に示すように、実効ゲート長L offをフ
ォトレジスト13の開口13aの径に比べて短くするこ
とができ、従って短ゲート長化が可能である。第2に、
ショットキーゲート電極3はSi3N4膜12の開口1
2aの内壁に接触した構造となっているが、この部分は
ゲート容量を殆ど増加させることなくゲート抵抗を低減
する役割を果たすことができる。第3に、リフトオフ用
のスペーサとなっているSi3N4膜12のエツチング
技術及び成長技術は現在では確立されており、エツチン
グによる加工精度及び膜厚の制御性は極めて良好である
ので、開口12aを形成するためのエツチング時や成長
膜厚のばらつきによるゲート容量のばらつきが防止され
るのみならず、L offの制御性も良好である。第3
に、第1A図に示す工程においてn −A I X G
a、−、As層層上上SiJ、膜12を形成しているの
で、以後の製造工程においてはこのsi山腹膜12表面
保護膜として機能し、このためn−AらGa、−、As
層7の表面の損傷及び汚染等を効果的に防止することが
できる。第4に、n −Af2.Gap−、As層7に
設けた溝7a及び5iJn膜12の開口12aの内部に
ショットキーゲート電極3が設けられているので、ショ
ットキーゲート電極3を機械的損傷に強くすることがで
きる。第5に、既述のようにショットキーゲート電極3
をリフトオフで形成する際のフベーサとしてSi3N4
膜12を用いているので、リフトオフのためにn−Aら
Ga、−、lAsAsO2さを大きくする必要がなく、
このため二次元電子ガス層9と接触するようにソース領
域10及びドレイン領域11を形成するのが容易である
。
2以上本発明を実施例につき説明したが、本発明は上述
の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思
想に基づく種々の変形が可能である。
の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思
想に基づく種々の変形が可能である。
例えば、上述の実施例において用いた各数値(膜厚)と
は異なる数値を用いることが可能である。
は異なる数値を用いることが可能である。
また必要に応じてn −AIXGap−、As層7及び
GaAs層6の代わりに他の種類の半導体層を用いるこ
とも可能であり、5iJ4膜12の代わりに他の種類の
絶縁膜を用いることも可能である。さらに、必要に応じ
てn −A/xGa、−、As層7と5iJa膜12と
の間にGaAsから成るキャップ層を設けることも可能
である。さらにまた、ソース領域10及びドレイン領域
11は、不純物のイオン注入ではなく、例えばソース電
極4及びドレイン電極5をn −AIXGap−、As
層7及びGaAs層6と合金化させることにより形成す
ることが可能である。なお上述の実施例においては、n
−AI、 Ga+−x As層7に溝7aを設け、こ
の溝7aにショットキーゲート電極3を設けたが、この
溝7aは必ずしも設ける必要はなく、平坦なn −Aj
?、 Ga、−xAsAs上に直接ショットキーゲート
電極3を設けてもよい。
GaAs層6の代わりに他の種類の半導体層を用いるこ
とも可能であり、5iJ4膜12の代わりに他の種類の
絶縁膜を用いることも可能である。さらに、必要に応じ
てn −A/xGa、−、As層7と5iJa膜12と
の間にGaAsから成るキャップ層を設けることも可能
である。さらにまた、ソース領域10及びドレイン領域
11は、不純物のイオン注入ではなく、例えばソース電
極4及びドレイン電極5をn −AIXGap−、As
層7及びGaAs層6と合金化させることにより形成す
ることが可能である。なお上述の実施例においては、n
−AI、 Ga+−x As層7に溝7aを設け、こ
の溝7aにショットキーゲート電極3を設けたが、この
溝7aは必ずしも設ける必要はなく、平坦なn −Aj
?、 Ga、−xAsAs上に直接ショットキーゲート
電極3を設けてもよい。
なお上述の実施例においては、本発明をHEMTに適用
した場合につき説明したが、GaAs MESFET
にも本発明を適用することが可能である。
した場合につき説明したが、GaAs MESFET
にも本発明を適用することが可能である。
この場合には、第2図に示すように、半絶縁性GaAs
基板1上にn−GaAs層2を設け、このn−GaAs
層2上に上述の実施例と同様にしてSi、N4膜12及
びショットキーゲート電極3を設けたり、第3図に示す
ように、n−GaAs層2に溝2aを設け、この溝2a
にショットキーゲート電極3を設ければよい。
基板1上にn−GaAs層2を設け、このn−GaAs
層2上に上述の実施例と同様にしてSi、N4膜12及
びショットキーゲート電極3を設けたり、第3図に示す
ように、n−GaAs層2に溝2aを設け、この溝2a
にショットキーゲート電極3を設ければよい。
本発明に係る電界効果トランジスタによれば、特にゲー
ト電極が半導体層上に設けられている絶縁膜の開口に露
出するこの半導体層の表面の一部とこの開口の内壁とに
接して設けられているので、ゲート容量を増加すること
なく実効ゲート長の短縮が可能であると共に、ゲート抵
抗の低減が可能である。また絶縁層の加工技術及び成長
技術は現在では確立されており、加工精度及び膜厚の制
御性は良好であるので、ゲート容量がばらつくことがな
い。さらに絶縁層により半導体層の表面の損傷及び汚染
を効果的に防止することが可能である。
ト電極が半導体層上に設けられている絶縁膜の開口に露
出するこの半導体層の表面の一部とこの開口の内壁とに
接して設けられているので、ゲート容量を増加すること
なく実効ゲート長の短縮が可能であると共に、ゲート抵
抗の低減が可能である。また絶縁層の加工技術及び成長
技術は現在では確立されており、加工精度及び膜厚の制
御性は良好であるので、ゲート容量がばらつくことがな
い。さらに絶縁層により半導体層の表面の損傷及び汚染
を効果的に防止することが可能である。
第1A図〜第1F図は本発明の一実施例によるHEMT
の製造方法の一例を工程順に示す断面図、第2図及び第
3図はそれぞれ本発明の変形例を示す断面図、第4図は
従来のGaAs MESFETを示す断面図、第5図
は第4図に示す構造をHEMTに適用した場合の従来例
を示す断面図である。 なお図面に用いた符号において、 1−・−・−・−−−−−−−−−−・半絶縁性GaA
s基板3−−−−−−−−−−−−−−−−−・−・シ
ョットキーゲート電極4−・−・−・−・−・−・・−
ソース電極5・−−−−m−−−−−・−−−−−−−
−・ドレイン電極6−−−−−−・・−・−−−−−−
−G a A s層7−・−−−−−−−−−−−−−
−−n −A l x Ga1−g As層8−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−ヘテロ接合9・・−・
−・−・−−−−−・・−二次元電子ガス層12・−・
−−−−−−−−・−・Si3N4膜である。
の製造方法の一例を工程順に示す断面図、第2図及び第
3図はそれぞれ本発明の変形例を示す断面図、第4図は
従来のGaAs MESFETを示す断面図、第5図
は第4図に示す構造をHEMTに適用した場合の従来例
を示す断面図である。 なお図面に用いた符号において、 1−・−・−・−−−−−−−−−−・半絶縁性GaA
s基板3−−−−−−−−−−−−−−−−−・−・シ
ョットキーゲート電極4−・−・−・−・−・−・・−
ソース電極5・−−−−m−−−−−・−−−−−−−
−・ドレイン電極6−−−−−−・・−・−−−−−−
−G a A s層7−・−−−−−−−−−−−−−
−−n −A l x Ga1−g As層8−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−ヘテロ接合9・・−・
−・−・−−−−−・・−二次元電子ガス層12・−・
−−−−−−−−・−・Si3N4膜である。
Claims (1)
- 半導体層と、この半導体層上に設けられているソース
電極及びドレイン電極と、これらのソース電極及びドレ
イン電極間における上記半導体層上に設けられかつ開口
を有する絶縁層と、この絶縁層の上記開口に露出する上
記半導体層の表面の一部とこの開口の内壁とに接して設
けられているショットキーゲート電極とをそれぞれ具備
することを特徴とする電界効果トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60018909A JPS61177781A (ja) | 1985-02-02 | 1985-02-02 | 電界効果トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60018909A JPS61177781A (ja) | 1985-02-02 | 1985-02-02 | 電界効果トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61177781A true JPS61177781A (ja) | 1986-08-09 |
Family
ID=11984727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60018909A Pending JPS61177781A (ja) | 1985-02-02 | 1985-02-02 | 電界効果トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61177781A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006202862A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Sony Corp | ヘテロ接合半導体装置及びその製造方法 |
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JP2010109117A (ja) * | 2008-10-30 | 2010-05-13 | New Japan Radio Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012985A (ja) * | 1973-06-01 | 1975-02-10 | ||
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JPS5673474A (en) * | 1979-11-20 | 1981-06-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Manufacture of semiconductor device |
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JPS58178571A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-19 | Nec Corp | 半導体装置 |
-
1985
- 1985-02-02 JP JP60018909A patent/JPS61177781A/ja active Pending
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