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JPS6115242B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6115242B2
JPS6115242B2 JP9353480A JP9353480A JPS6115242B2 JP S6115242 B2 JPS6115242 B2 JP S6115242B2 JP 9353480 A JP9353480 A JP 9353480A JP 9353480 A JP9353480 A JP 9353480A JP S6115242 B2 JPS6115242 B2 JP S6115242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
cylinder
air
air supply
circumferential surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9353480A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5718401A (en
Inventor
Mitsuo Nishikawa
Hideo Hosaka
Atsushi Maemori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP9353480A priority Critical patent/JPS5718401A/ja
Publication of JPS5718401A publication Critical patent/JPS5718401A/ja
Publication of JPS6115242B2 publication Critical patent/JPS6115242B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エアドリル等の駆動部に用いられる
エアモータに関し、特にロータの回転能力を最大
限に発揮し得るエアモータに関するものである。
従来より、シリンダ内に作動エアを供給し、該
作動エアのエア圧をロータ内から放射状に突出す
るロータ羽根に作用させることにより、該ロータ
を回転駆動させるエアモータはエアドリル等のエ
ア圧工具に広く用いられている。
ところで、上記従来のエアモータにおいては、
作動エアを給気孔を介してシリンダ内に供給し、
ロータを回転駆動させた際に、給気孔と排気孔間
においてシリンダ内周面とロータ外周面との間隙
が両者の組付け時に所定以上離隔した場合、給気
孔手前のロータ羽根は、ロータ外周面より突出し
ているため、この部分に給気孔からのエア圧が作
用し、ロータに逆方向の力を加えてしまう。ま
た、給気孔を挿通し給気孔からエア圧を受けてい
るロータ羽根は、そのロータ外周面からの突出量
が離隔分だけずれて小さくなつており、ロータに
回転力を与える力はその分だけ少なく、従つて回
転数も減少してしまうという欠点があつた。
そして、シリンダ内周面の給気孔と排気孔間に
て、ロータ羽根が突出してロータ外周面より出な
いように所定の間隙でシリンダに対してロータを
偏心組付けすることは部品の仕上がり精度を高め
なければならず非常に困難であつた。
そこで、本発明は上記従来の欠点を解消するた
めに提案されたものであり、ロータ回転時に作動
エアが給気孔手前のロータ羽根部分に作用してロ
ータに逆転方向の力が加わることがないようにシ
リンダ内周面とロータ外周面との間の間隙を調整
することによつて、ロータの回転能力を最大限に
発揮し得るようにすることを目的とする。
また、本発明はロータをシリンダ内に組付けた
際の組付誤差の補正をも行ない得るようにするこ
とを目的とする。
そして、本考案の要旨とするところは、回転軸
がシリンダの中心に対して偏心するロータと、こ
のロータの回動時に外側縁が該ロータ内から放射
状に突出し上記シリンダの内周面に摺接する複数
のロータ羽根と、上記シリンダ内への作動エア供
給口となる給気孔と、上記シリンダ内のエアを大
気に排出する排気孔とを備えたものにおいて、上
記給気孔と上記排気孔との間におけるシリンダの
内周面を上記ロータの外周面と同心の円弧面に形
成するとともに、上記シリンダにおいて上記円弧
面が形成されている部分を外方から内径方向に押
圧することによつて上記シリンダの内周面と上記
ロータの外周面との間の微小間隙をロータ羽根が
ロータの外周面より突出しない様に可変調整自在
なクリアランス調整装置を設けてなることを特徴
とするものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき具体的
に説明する。
第1図及び第2図に示すように、本発明に係る
エアモータ1のシリンダ2は該シリンダ2の両端
2a,2bがモータ本体3内の嵌挿孔4内の一端
側に環状パツキン5を介して嵌着されている環状
の第1のエンドプレート6と上記嵌挿孔4内の入
口側に嵌着されている環状の第2のエンドプレー
ト7とによつて挾持された状態で上記本体3の嵌
挿孔4内に配装されている。また、上記シリンダ
2の下端には、該シリンダ2内と上記嵌挿孔4の
内周に形成されている環状排気室8とを連通する
複数(第2図中においては4個)の作動エア排出
用の小径連通孔9,9,………がシリンダ2の長
手方向に所定間隔を置いて並列するように形成さ
れている。上記排気室8は本体3の上端側に形成
されている大径連通孔10及びこの連通孔10に
螺着されている消音器11を介して大気中と連通
している。
上記シリンダ2内には回動軸12が該シリンダ
2の中心に対して偏心するロータ13が配装され
ている。このロータ13の回動軸12の後端部1
2aは前記第1のエンドプレート6の内周部6a
を介して、該第1のエンドプレート6の外側方側
(第2図中左側)に配されている第1のベアリン
グ14によつて回動自在に支持されるとともに、
前端部12bは前記第2のエンドプレート7の内
周部7aを介して、該第2のエンドプレート7内
に嵌着保持された第2のベアリング15によつて
回動自在に支持されている。
上記ロータ13には深さ方向が該ロータ3の中
心方向となる複数(図中では5個)のロータ羽根
嵌合用の凹状溝部16,16,16,16,16
が該ロータの周方向に所定間隔を置いて形成され
ている。そして、この凹状溝部16,16,……
…内には外側縁17aがストレート状をなすとと
もに内側縁17bが弓状をなす第1、第2、第
3、第4及び第5のロータ羽根17A,17B,
17C,17D,17Eが該溝部16,16,…
……の両側面16A,16B,………に接し、該
ロータ13の半径方向に摺動自在となるように配
装されている。これら各羽根17A,17B,1
7C,17D,17Eは上記ロータ13が回動し
た際の遠心力によつて、第3図に示すように上記
溝部16,16,………内から放射状に突出し、
外側縁17a,17a,………は上記シリンダ2
の内周面2Aに沿つて摺動する。
上記シリンダ2内への作動エアの供給口となる
給気孔18は第1図及び第3図に示すように本体
3の前端部側に形成され、この給気孔18から供
給される作動エアは前記第2のエンドプレート7
に開設されている第1の給気用エア通路19及び
上記シリンダ2の長手方向に開設されている第2
の給気用エア通路20,20を介するとともに上
記シリンダ2の内周面2Aに形成されている断面
半球状の給気ポート21を経てシリンダ2内に流
入する。
一方、上記シリンダ2内の圧縮エアの排出口と
なる排気孔22は、上記給気孔18と隣合うよう
に本体3の前端部側に形成され、ロータ13が回
転することによつてシリンダ2内の排気孔22側
に発生する圧縮エアはシリンダ2の内周面2Aに
形成されている断面半球状の排気ポート23から
シリンダ2の長手方向に開設されている第1の排
気用エア通路24,24及び前記第2のエンドプ
レート7に開設されている第2の排気用エア通路
25を介するとともに該排気孔22を経て大気中
に放出される。
上記給気孔18と上記排気孔22との間におけ
るシリンダ2の内周面は上記ロータ13の外周面
13Aと同心の円弧面26に形成されており、該
円弧面26と上記ロータ13の外周面13Aとは
微小間隔Aを間に置き対向している。
そして、上記円弧面26が形成されている部分
のシリンダ2の外周部(第2図及び第3図中上
部)には上記該シリンダ2の長手方向に延びる凹
状部27が形成されている。この凹状部27内に
は、上記シリンダ2の径方向に螺進螺退調整自在
となるように本体3に螺合配設されたイモネジ2
8,28の先端28a,28a側が貫入する(第
2図参照)。
このイモネジ28,28は上記シリンダ2の円
弧面26が形成されている部分を外方から内径方
向に押圧する役目のものであり、該イモネジ2
8,28を螺進(シリンダの中心方向への移動)
させることによつて、シリンダ2を外方から内径
方向に押圧するとシリンダ2の円弧面26は歪ま
せられ、該円弧面26とロータ13の外周面13
Aとの間の微小間隔Aをさらに小さくすることが
できる。なお、上記微小間隔Aを元に戻す場合に
は上記イモネジ28,28を螺退操作すれば良
い。
なお、本体3の前端面3Aには該本体3を図示
しないエア工具ボデーへ組付ける際の位置決め作
用をなす平行ピン29,29が配されている。
次に、第3図に従い、上記イモネジ28,28
による作用効果をエアモータ1の動作と合せて説
明する。
図示しない圧縮機から作動エア(圧縮エア)を
給気孔18、第1及び第2の給気用エア通路1
9,20及び給気ポート21を介しシリンダ2内
に供給する。すると、作動エアは第1のロータ羽
根17Aの一側面に作用し、ロータ13は第3図
中矢印A方向に回転して行く。なお、上記ロータ
13が回転すると残りの第2、第3、第4及び第
5のロータ羽根17B,17C,17D,17E
の外側縁17a,17a,17a,17aは遠心
力によつてシリンダ2の内周面2Aに当接し、該
内周面2Aに沿つて摺動する。そして、上記第1
のロータ羽根17Aの外側縁17aがシリンダ2
の内周面2Aに摺接しながら、小径連通孔9,
9,………の位置を通過すると、該シリンダ2内
の作動エアは該連通孔9,9,………から排気室
8内に流入する。そして、この排気室8内に流入
した作動エアは第2図に示す大径連通孔10及び
消音器11を経て大気中に放出させられる。
なお、上記ロータ13が回転することにより、
すなわち第3及び第4のロータ羽根17C,17
Dが摺動することにより圧縮されたシリンダ2内
のエアは排気ポート23、第1及び第2の排気用
エア通路24,25、及び排気孔22を経て大気
中に放出される。
そして、上記ロータ13が回転することによつ
て第5のロータ羽根17Eが給気ポート21と排
気ポート23との間の位置に来た場合において、
もし、上記給気ポート21と排気ポート23間に
ロータ13とシリンダ2間の空隙が大きすぎる
と、給気ポート21から流入されたエア圧が第5
のロータ羽根17Eに作用して第5図に示すごと
くロータ13を逆転方向に回転させるような力が
加えられてしまう。しかし、この流出は前記イモ
ネジ28,28を螺進操作し、シリンダ2を外方
から内径方向に押圧することによつて上記微小間
隔Aをさらに小さくすることによつて防止され
る。すなわち、上記ロータ13を一旦回転させ、
ロータ13の回転数をタコメータ等で計測しなが
ら上記イモネジ28,28を徐々に螺進操作し、
上記ロータ13の回転数が最上限になつた位置で
イモネジ28,28の螺進を停止すれば、ロータ
13の外周面13Aが第4図に略示するごとくシ
リンダ2の円弧面26に摺接しない状態であり、
且つ上記第5のロータ羽根17Eへのロータ逆転
方向へのエアの作用を防止する状態を得ることが
できる。
したがつて、ロータ13は回転数が最大値の状
態で回転するのでエアモータ1の回転トルク等の
性能を最大限に発揮することができる。
また、シリンダ2及びロータ13の加工精度、
あるいはシリンダ2に対するロータ13の組付精
度が悪く、ロータ13の回転能力が低下しても上
記イモネジ28,28の螺進螺退操作によつてそ
の誤差を補正することができ、ロータ13の回転
数を最大値に持つて行くことができる。
なお、上記実施例において、イモネジ28,2
8を使用したものであるが、ボルト等であつても
よく、シリンダを外方から内径方向に押圧するも
のであればよい。
以上のように、本発明によればエアモータのロ
ータの回転数が最大値になるように調整すること
ができるので、エアモータの回転トルク等の性能
を最大限に発揮することができる。
また、本発明によればシリンダ及びロータ等の
部品の加工精度をラフにすることができ、コスト
ダウン化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すエアモータの
分解斜視図、第2図はエアモータの概略縦断面
図、第3図は上記エアモータの動作を説明する概
略正面図である。第4図及び第5図及びはシリン
ダとロータ間の空隙の調整状態を略示するための
図であり、第4図は調整後の状態を、第5図は調
整前の状態を示す。 1……エアモータ、2……シリンダ、2A……
シリンダの内周面、12……回転軸、13……ロ
ータ、13A……ロータの外周面、17A,17
B,17C,17D,17E……ロータ羽根、1
7a……ロータ羽根の外側縁、18……給気孔、
22……排気孔、26……円弧面、28,28…
…イモネジ、A……微小間隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転軸がシリンダの中心に対して偏心するロ
    ータと、このロータの回転時に外側縁が該ロータ
    内から放射状に突出し上記シリンダの内周面に摺
    接する複数のロータ羽根と、上記シリンダ内への
    作動エア供給口となる給気孔と、上記シリンダ内
    のエアを大気に排出する排気孔とを備えたものに
    おいて、上記給気孔と上記排気孔との間における
    シリンダの内周面を上記ロータの外周面と同心の
    円弧面に形成するとともに、上記シリンダにおい
    て上記円弧面が形成されている部分を外方から内
    径方向に押圧することによつて上記シリンダの内
    周面と上記ロータの外周面との間の微小間隙をロ
    ータ羽根がロータの外周面より突出しない様に可
    変調整自在なクリアランス調整装置を設けてなる
    ことを特徴とするエアモータ。
JP9353480A 1980-07-09 1980-07-09 Air motor Granted JPS5718401A (en)

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JP9353480A JPS5718401A (en) 1980-07-09 1980-07-09 Air motor

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JP9353480A JPS5718401A (en) 1980-07-09 1980-07-09 Air motor

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Publication Number Publication Date
JPS5718401A JPS5718401A (en) 1982-01-30
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JPS6211832U (ja) * 1985-07-09 1987-01-24

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JPS6211832U (ja) * 1985-07-09 1987-01-24

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