JPS61136542A - パウダ−スラツシユ成形用ポリ塩化ビニ−ル組成物 - Google Patents
パウダ−スラツシユ成形用ポリ塩化ビニ−ル組成物Info
- Publication number
- JPS61136542A JPS61136542A JP25881284A JP25881284A JPS61136542A JP S61136542 A JPS61136542 A JP S61136542A JP 25881284 A JP25881284 A JP 25881284A JP 25881284 A JP25881284 A JP 25881284A JP S61136542 A JPS61136542 A JP S61136542A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slush molding
- powder slush
- chloride composition
- polyvinyl chloride
- weight
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、特に発泡ポリウレタンとの密着性の優れたパ
ウダースラッシュ成形用ポリ塩化ビニール組成物に関す
るものである。
ウダースラッシュ成形用ポリ塩化ビニール組成物に関す
るものである。
従来において公知であるパウダースラッジ−成形法(樹
脂粉体成形法)は、ガス又はオイル等を燃料とするバー
ナにより /4’ウダースラッジ、成形金型を加熱し、
この金型に揺動回転を与えながらこの金型面に樹脂粉体
、即ち、・4ウダースラツシユ成形用の、je IJ塩
化ビエビニール組成物熱溶融付着させることによシ成形
品を形成するものであって、このようにして成形された
製品は、例えば自動車用軟物部品の表皮として広く使用
されている。
脂粉体成形法)は、ガス又はオイル等を燃料とするバー
ナにより /4’ウダースラッジ、成形金型を加熱し、
この金型に揺動回転を与えながらこの金型面に樹脂粉体
、即ち、・4ウダースラツシユ成形用の、je IJ塩
化ビエビニール組成物熱溶融付着させることによシ成形
品を形成するものであって、このようにして成形された
製品は、例えば自動車用軟物部品の表皮として広く使用
されている。
ところでこのようなパウダースラッシュ成形時に使用さ
れている従来の樹脂粉体、即ちツクウダー状の−り塩化
ビニール組成物は1例えば4す塩化ビニール100重量
部に対して、フタレート系可塑剤50〜70重量部と、
熱安定剤1〜3重量部と、顔料2〜7重量部を混和せし
めてなるものであるが、このポリ塩化ビニール組成物を
パウダースラッシュ成形時に使用すると、成形品の裏面
に、例えばフタレート系可塑剤等がブリードしやすいた
めに、この成形品の裏面に、後工程により発泡ポリウレ
タン溶液を注入発泡させて発泡ポリウレタン層を形成す
る場合に、上記のポリ塩化ビニールを主成分とする成形
品と、発泡ポリウレタン層との密着性が悪く、その発泡
ポリウレタン層が成形品より剥離しやすいという問題点
があった。
れている従来の樹脂粉体、即ちツクウダー状の−り塩化
ビニール組成物は1例えば4す塩化ビニール100重量
部に対して、フタレート系可塑剤50〜70重量部と、
熱安定剤1〜3重量部と、顔料2〜7重量部を混和せし
めてなるものであるが、このポリ塩化ビニール組成物を
パウダースラッシュ成形時に使用すると、成形品の裏面
に、例えばフタレート系可塑剤等がブリードしやすいた
めに、この成形品の裏面に、後工程により発泡ポリウレ
タン溶液を注入発泡させて発泡ポリウレタン層を形成す
る場合に、上記のポリ塩化ビニールを主成分とする成形
品と、発泡ポリウレタン層との密着性が悪く、その発泡
ポリウレタン層が成形品より剥離しやすいという問題点
があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものであって、前記配合のノナウダー状ポリ塩化ビニー
ル組成物に、水酸基を1個以上有する有機化合物を、1
〜10重量部添加せしめることによシ、発泡ポリ9レタ
ン層との密着耐久性を向上せしめることのできるノ9ウ
ダースラッシュ成形用塩化ビニール組成物を提供するこ
とを目的とするものである。
ものであって、前記配合のノナウダー状ポリ塩化ビニー
ル組成物に、水酸基を1個以上有する有機化合物を、1
〜10重量部添加せしめることによシ、発泡ポリ9レタ
ン層との密着耐久性を向上せしめることのできるノ9ウ
ダースラッシュ成形用塩化ビニール組成物を提供するこ
とを目的とするものである。
以下に本発明の実施例を具体的に説明する。本実施例よ
シなるパウダースラッシュ成形用塩化ビニール組成物は
、ポリ塩化ビニール、可塑剤、熱安定剤、顔料、及び有
機化合物を混和せしめたものであるが、その可塑剤には
、酸とアルコールから生成するエステルを用い、熱安定
剤には金属石けんや酸化防止剤が用いられる。また有機
化合物には水酸基を1個以上有するものを使用する。こ
のように、本発明よシなるi4ウダースラッシュ成形用
のポリ塩化ビニール組成物は、従来使用されているポリ
塩化ビニール組成物、即ちポリ塩化ビニールに可塑剤、
熱安定剤、顔料を混和してなるポリ塩化ビニール組成物
に、水酸基を1個以上有する有機化合物を添加したもの
である。この有機化合物は、例えばポリプロピレングリ
コールや、これを変成して調造した?リエーテル、ポリ
オールが適用できる。
シなるパウダースラッシュ成形用塩化ビニール組成物は
、ポリ塩化ビニール、可塑剤、熱安定剤、顔料、及び有
機化合物を混和せしめたものであるが、その可塑剤には
、酸とアルコールから生成するエステルを用い、熱安定
剤には金属石けんや酸化防止剤が用いられる。また有機
化合物には水酸基を1個以上有するものを使用する。こ
のように、本発明よシなるi4ウダースラッシュ成形用
のポリ塩化ビニール組成物は、従来使用されているポリ
塩化ビニール組成物、即ちポリ塩化ビニールに可塑剤、
熱安定剤、顔料を混和してなるポリ塩化ビニール組成物
に、水酸基を1個以上有する有機化合物を添加したもの
である。この有機化合物は、例えばポリプロピレングリ
コールや、これを変成して調造した?リエーテル、ポリ
オールが適用できる。
このように有機化合物を添加したポリ塩化ビニール組成
物を、/’Pウダースラッシュ成形用の成形原料として
使用することにより、この成形原料で成形された成形品
面に、液状発泡ウレタンによる発泡ポリウレタン層を形
成しても、その液状発泡ポリウレタン中のイソシアネー
ト基と成形品からブリードされる有機化合物との反応作
用によりて、成形品と発泡ポリウレタン層との密着性が
高められる効果がある。
物を、/’Pウダースラッシュ成形用の成形原料として
使用することにより、この成形原料で成形された成形品
面に、液状発泡ウレタンによる発泡ポリウレタン層を形
成しても、その液状発泡ポリウレタン中のイソシアネー
ト基と成形品からブリードされる有機化合物との反応作
用によりて、成形品と発泡ポリウレタン層との密着性が
高められる効果がある。
実施例 I
パウダースラッジ−成形用のポリ塩化ビニール(住友化
学株式会社の登録商標であるスミリットPLX −C)
100重量部に対して、ポリウレタン用ポリオール(
三洋化成株式会社の登録商標であるサンニツクスFA−
703)である有機化合物を、1.3.5,7,10.
15重量部添加した各種のパウダースラッシュ材料を作
成した。次いでこれら各種の74ウダースラッジ−材料
を、加熱した金型内に散布して各種のポリ塩化ビニール
成形品を成形した。その後これら各種成形品の夫々表面
に、表−1に示す配合処方による液状発泡ウレタンを注
入発泡させてなる発泡ポリウレタン層ヲ形成して製品と
なした。
学株式会社の登録商標であるスミリットPLX −C)
100重量部に対して、ポリウレタン用ポリオール(
三洋化成株式会社の登録商標であるサンニツクスFA−
703)である有機化合物を、1.3.5,7,10.
15重量部添加した各種のパウダースラッシュ材料を作
成した。次いでこれら各種の74ウダースラッジ−材料
を、加熱した金型内に散布して各種のポリ塩化ビニール
成形品を成形した。その後これら各種成形品の夫々表面
に、表−1に示す配合処方による液状発泡ウレタンを注
入発泡させてなる発泡ポリウレタン層ヲ形成して製品と
なした。
表−1yjeリウレタンの配合処方
かぐして得た製品を、常温室内で48時間自然放置した
後、該製品表面の発泡ポリウレタン層を手で剥がし、そ
の密着性を、従来品と比較した結果、有機化合物を1重
量部添加したものではやや効果が認められた。また3重
量部、5重量部添加したものでは明らかに効果が認めら
れたが7重量部添加のものでは、密着性は良くなるが、
その反面に、ポリ塩化ビニール成形品の表面にぺと付き
が少し認められてきた。最高の15重量部の添加のもの
では、べと付きがさらに著しくなっている。
後、該製品表面の発泡ポリウレタン層を手で剥がし、そ
の密着性を、従来品と比較した結果、有機化合物を1重
量部添加したものではやや効果が認められた。また3重
量部、5重量部添加したものでは明らかに効果が認めら
れたが7重量部添加のものでは、密着性は良くなるが、
その反面に、ポリ塩化ビニール成形品の表面にぺと付き
が少し認められてきた。最高の15重量部の添加のもの
では、べと付きがさらに著しくなっている。
これらの試験結果から、パウダースラッシュ成形用の、
/ +7塩化ビニール材料に添加する有機化合物の添加
量は1〜10重量部であることが望ましい。中でもその
有機化合物の添加量を3〜5重量部に設定することが最
適である。
/ +7塩化ビニール材料に添加する有機化合物の添加
量は1〜10重量部であることが望ましい。中でもその
有機化合物の添加量を3〜5重量部に設定することが最
適である。
実施例 n
実施例rで使用したパウダースラッシュ成形用のポリ塩
化ビニール100重量部に対して、ポリプロピレングリ
コール(平均分子量1000ジオールの試薬)f!−1
,5,10,15重量部添加した各種パウダースラッジ
−材料を作成し、これを用いて、実施例■と同様の試験
を行なった。その結果、実施例Iと同様の成果が得られ
、そのポリプロピレンゲルコールの添加量が1〜10重
量部であることが望ましい。
化ビニール100重量部に対して、ポリプロピレングリ
コール(平均分子量1000ジオールの試薬)f!−1
,5,10,15重量部添加した各種パウダースラッジ
−材料を作成し、これを用いて、実施例■と同様の試験
を行なった。その結果、実施例Iと同様の成果が得られ
、そのポリプロピレンゲルコールの添加量が1〜10重
量部であることが望ましい。
以上のように本発明は、可塑性、顔料、安定剤が添加配
合されたパウダースラッシュ成形用ポリ塩化ビニール組
成物100重量部に対して、水酸基を1個以上有してい
る有機化合物が1乃至10重量部添加されていることを
特徴とする/’Pウダースラッシュ成形用ポリ塩化ビニ
ール組成物である。
合されたパウダースラッシュ成形用ポリ塩化ビニール組
成物100重量部に対して、水酸基を1個以上有してい
る有機化合物が1乃至10重量部添加されていることを
特徴とする/’Pウダースラッシュ成形用ポリ塩化ビニ
ール組成物である。
従うてこのポリ塩化ビニール組成物によれば、該ポリ塩
化ビニール組成物を使用して形成した成形物と、発泡性
ポリウレタン樹脂層との密着性が高められ、耐久性に優
れたポリ塩化ビニール成形物表面発泡性ポリウレタン樹
脂層を一体形成せしめてなる製品が得られる効果がある
。
化ビニール組成物を使用して形成した成形物と、発泡性
ポリウレタン樹脂層との密着性が高められ、耐久性に優
れたポリ塩化ビニール成形物表面発泡性ポリウレタン樹
脂層を一体形成せしめてなる製品が得られる効果がある
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、可塑剤、顔料、安定剤等が添加配合されたパウダー
スラッシュ成形用ポリ塩化ビニール組成物100重量部
に対して、水酸基を1個以上有している有機化合物が、
1乃至10重量部添加されていることを特徴とするパウ
ダースラッシュ成形用ポリ塩化ビニール組成物。 2、水酸基を1個以上有している有機化合物が、ポリプ
ロピレングリコール又はこれを変成して製造したポリエ
ーテルポリオールであることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のパウダースラッシュ成形用ポリ塩化ビニ
ール組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25881284A JPS61136542A (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | パウダ−スラツシユ成形用ポリ塩化ビニ−ル組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25881284A JPS61136542A (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | パウダ−スラツシユ成形用ポリ塩化ビニ−ル組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61136542A true JPS61136542A (ja) | 1986-06-24 |
Family
ID=17325384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25881284A Pending JPS61136542A (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | パウダ−スラツシユ成形用ポリ塩化ビニ−ル組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61136542A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5321090A (en) * | 1991-11-08 | 1994-06-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polyvinyl chloride resin powder composition and production thereof |
US5376707A (en) * | 1991-10-16 | 1994-12-27 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polyvinyl chloride resin composition for powder molding and production thereof |
JP2010138306A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Nippon Zeon Co Ltd | 粉体成形用塩化ビニル系樹脂組成物、塩化ビニル系樹脂成形体及び積層体 |
WO2016098344A1 (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 日本ゼオン株式会社 | 塩化ビニル樹脂組成物及びその製造方法、塩化ビニル樹脂成形体及びその製造方法、並びに、積層体 |
-
1984
- 1984-12-07 JP JP25881284A patent/JPS61136542A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5376707A (en) * | 1991-10-16 | 1994-12-27 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polyvinyl chloride resin composition for powder molding and production thereof |
US5321090A (en) * | 1991-11-08 | 1994-06-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Polyvinyl chloride resin powder composition and production thereof |
JP2010138306A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Nippon Zeon Co Ltd | 粉体成形用塩化ビニル系樹脂組成物、塩化ビニル系樹脂成形体及び積層体 |
WO2016098344A1 (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 日本ゼオン株式会社 | 塩化ビニル樹脂組成物及びその製造方法、塩化ビニル樹脂成形体及びその製造方法、並びに、積層体 |
CN107001750A (zh) * | 2014-12-17 | 2017-08-01 | 日本瑞翁株式会社 | 氯乙烯树脂组合物及其制造方法、氯乙烯树脂成型体及其制造方法以及层叠体 |
JPWO2016098344A1 (ja) * | 2014-12-17 | 2017-09-28 | 日本ゼオン株式会社 | 塩化ビニル樹脂組成物及びその製造方法、塩化ビニル樹脂成形体及びその製造方法、並びに、積層体 |
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