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JPS61123650A - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

Info

Publication number
JPS61123650A
JPS61123650A JP59244780A JP24478084A JPS61123650A JP S61123650 A JPS61123650 A JP S61123650A JP 59244780 A JP59244780 A JP 59244780A JP 24478084 A JP24478084 A JP 24478084A JP S61123650 A JPS61123650 A JP S61123650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diene polymer
resin composition
acrylate
hydrogenated
optical fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59244780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0588256B2 (ja
Inventor
Takao Kimura
隆男 木村
Shinzo Yamakawa
山川 進三
Ryotaro Ono
大野 亮太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP59244780A priority Critical patent/JPS61123650A/ja
Publication of JPS61123650A publication Critical patent/JPS61123650A/ja
Publication of JPH0588256B2 publication Critical patent/JPH0588256B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、硬化性樹脂組成物および該樹脂組成物の硬化
物からなる被覆層を有する被覆光ファイバに関する。
〔従来の技術〕
光ファイバの強度および伝送損失特性の向上のために通
常プラスチック、ゴム等による被覆が施される。この種
の被覆材料の1つとして重合性不飽和基を含有するジエ
ン重合体1例えばポリブタジェン・アクリレートの硬化
物が提案されている。
このジエン重合体の硬化物は他の被覆材料、例えばポリ
ウレタンアクリレートの硬化物等に比較して耐加水分解
性および抗張水性に優れ、低弾性率を有する等の点にお
いて光ファイバの一次被覆材として好適な特性を有する
。しかし、ジエン重合体は、主鎖に含まれる二重結合が
酸素の存在下で架橋反応を起す傾向があり、特に高温に
おいてこの傾向が顕著であるために熱安定性が低いとい
う欠点を有する。またジエン重合体の硬化物を被覆材料
とした場合、このような架橋反応は弾性率の増加と伸び
の減少をもたらし、ひいては被覆した光ファイバの伝送
損失の増加および強度特性の悪化をもたらす。
特開昭59−21544号には、ジエン重合体の上記欠
点を解消するために、1分子中に2個以上の官能基を有
する水素添加1,4−ボリブタジエンから誘導されるポ
リブタジェン・アクリレートが提案されている。しかし
このポリブタジェン・アクリレートの硬化物は、熱安定
性は改良されるものの、1,4−ポリブタジェンの主鎖
に存在した炭素−炭素二重結合が水素添加されるために
得られる硬化物の弾性率が高まり、特に、−30〜−4
0℃程度の低温での弾性率が非常に高くなり、このもの
で被覆した光ファイバは伝送損失が顕著に大きくなると
いう欠点を有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように、従来のジエン重合体の硬化物からなる被
覆材料は、熱安定性が低いために経時的に弾性率の増加
と伸びの減少をもたらし、その結果光ファイバの伝送損
失を増加させ、保護被覆された光ファイバの強度が低下
する等の欠点を有する。また、熱安定性が改良されたジ
エン重合体の硬化物からなる被覆材料は低温において非
常に高い弾性率を有するため光ファイバの伝送損失が大
きくなってしまう欠点を有している。
本発明の目的は、硬化物が光ファイバの被覆材料として
適切な機械的性質、特に適度の弾性率を有し、しかも高
い熱安定性を有する硬化性樹脂組成物を提供することに
ある。
本発明の他の目的は、このような樹脂組成物の硬化物か
らなる被覆層を有する光ファイバを提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明によると、1分子中に1以上2未満の
官能基を有しかつ水素添加率が20%以上50%未満で
ある水素添加ジエン重合体から誘導される変性ジエン重
合体であって、前記水素添加ジエン重合体が主鎖に有す
る炭素−炭素二重結合とは異なる重合性二重結合が導入
されている変性ジエン重合体を主成分とする樹脂組成物
が提供される。
また1本発明によると、上記樹脂組成物の硬化物からな
る被覆層を有する光ファイバが提供される。
本発明の組成物の製造に用いられる1分子中に1以上2
未満の官能基を有しかつ水素添加率が20%以上50%
未満である水素添加ジエン重合体は。
1分子中に1以上2未満の官能基を有するジエン重合体
に水素添加を行なうことにより製造することができるが
、1分子中に2以上の官能基を有するジエン重合体でも
水素添加等によって官能基が切断され、1分子中に1以
上2未満の官能基を有するようになった水素添加ジエン
重合体であれば本発明に用いることができる。
ここでジエン重合体としては例えば、ポリブタジェン、
ポリイソプレン、ポリクロロプレン等を挙げることがで
き、官能基としては1例えば水酸基、アミノ基、イミノ
基、カルボキシル基等の活性水素を含有する官能基(以
下「活性水素含有基」という)およびエポキシ基等を挙
げることができる。
これらのジエン重合体においては、得られる樹脂組成物
の硬化物の低温での弾性率をさらに低く保持することが
できることおよび工業的生産性の面から、相互溶剤の存
在下でジエン類を過酸化水素水を触媒として重合するこ
とにより得られる水酸基を有するジエン重合体が好まし
い。ここにおける相互溶剤は、過酸化水素ならびにジエ
ン類を如何なる割合で混合しても単一相系を形成するこ
とのできる溶剤である。かくのごとき溶剤としては、水
とすべての割合で混合するアルコール、ケトン、エーテ
ル等を例示することができ、具体例としては、メタノー
ル、エタノール、n−プロパツール、イソプロパツール
、アセトン、メチルエチルケトン、メチルセロソルブ、
ジオキサン等が挙げられる。これらの相互溶剤は、通常
、過酸化水素水と同容量またはそれ以上の割合で用いら
れる。また過酸化水素は1通常16〜80重量%、好ま
しくは30〜60重量%の過酸化水素水として用いられ
る。過酸化水素水の使用量は、過酸化水素として、ジエ
ン類100重量部に対して0.5〜10重量部、好まし
くは3〜8重量部である。このような重合方法における
重合温度は、一般には90〜150℃、好ましくは10
0〜130℃であり、オートクレーブ中で実施される。
官能基を有するジエン重合体に対する水素添加はニッケ
ル、パラジウム、ルテニウム等の通常の水素添加触媒を
用いて通常の方法で行なうことができ、こうして得られ
る水素添加ジエン重合体は。
1分子中に1以上2未満の官能基を有し、水素添加率(
ジエン重合体に含まれる二重結合のうち水素添加された
二重結合の割合)が20%以上50%未満、好ましくは
25〜45%であることが必要である。
′1分子中の官能基の数が1未満であると得られる樹脂
組成物の硬化速度が遅く、光ファイバの生産性が低く、
また官能基の数が2以上であると得られる変性ジエン重
合体の粘度が高くて光ファイバへの塗布性が悪く、その
上樹脂組成物の硬化物の弾性率が高まる。また、水素添
加ジエン重合体の水素添加率が20%未満であると、得
られる樹脂組成物の硬化物の熱安定性が不十分であり、
50%以上であると硬化物の弾性率が高くなり過ぎる上
に、変性ジエン重合体が高粘度となる結果、樹脂組成物
の光ファイバ等の基材への塗布性が低下するようになる
さらに、水素添加ジエン重合体は、数平均分子量が30
0〜s 、 oooであることが好ましく、特に500
〜3 、500であることが好ましい、この数平均分子
量が300未満であると、得られる樹脂組成物の硬化物
の弾性率が高くなり、また数平均分子量が。
5 、000を超えると得られる変性ジエン重合体の粘
度が高く、光ファイバへの塗布性が悪く、その上樹脂組
成物の硬化速度が遅くなる傾向がある。
水素添加ジエン重合体に導入される重合性二重結合とし
ては、例えばアクリロイル基、メタクリロイル基、アリ
ル基等を挙げることができる。これらのうち得られる樹
脂組成物の硬化速度等の点からアクリロイル基が特に好
ましい。
上記の重合性二重結合を水素添加ジエン重合体に導入す
る方法は特に限定されるものではなく、次の方法を例示
することができる。
1)活性水素含有基を有する水素添加ジエン重合体にア
クリル酸あるいはメタクリル酸(以下これらを「(メタ
)アクリル酸」という)を反応させる方法。
2)活性水素含有基を有する水素添加ジエン重合体にグ
リシジルアクリレートあるいはグリシジルメタクリレー
ト(以下これらを「グリシジル(メタ)アクリレート」
という)を反応させる方法。
3)エポキシ基を有する水素添加ジエン重合体に(メタ
)アクリル酸を反応させる方法。
4)活性水素含有基を有する水素添加ジエン重合体にジ
イソシアネートとヒドロキシアルキルアクリレートある
いはヒドロキシアルキルメタクリレート(以下これらを
「ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート」という)
を反応させる方法。
上記例示の1)および2)の方法において、反応成分の
割合は、水素添加ジエン重合体が有する官能基1当量に
対し、(メタ)アクリル酸、またはグリシジル(メタ)
アクリレートを1/3〜100モル、特に172〜10
モルの範囲が好ましい。
また上記l)の方法においては、通常、水素添加ジエン
重合体の官能基がアミノ基、イミノ基等の場合は、無触
媒で0〜100℃、好ましくは20〜50℃で反応を行
い、水素添加ジエン重合体の官能基が水酸基等の場合は
、硫酸、P−トルエンスルホン酸等の触媒を水素添加ジ
エン重合体1モルに対してo、oos〜0.2モル、好
ましくは0.01〜0.05モル程度用い、80〜13
0℃好ましくは90〜100℃で反応を行う。
上記2)の方法においては、通常、水素添加ジエン重合
体の官能基が水酸基等の場合は、三フッ化ホウ素エチラ
ート、塩化アルミニウム等の触媒を水素添加ジエン重合
体1モルに対して0.001〜0.01モル、好ましく
は0.005〜0.02モル程度用い、−30〜70℃
、好ましくは0〜10℃で反応を行い、水素添加ジエン
重合体の官能基がアミノ基、イミノ基等の場合は、無触
媒で0〜100℃、好ましくは20〜50℃で反応を行
い、水素添加ジエン重合体の官能基がカルボキシル基等
の場合は、硫酸、第4級アンモニウム塩等の触媒を水素
添加ジエン重体1モルに対してo、oos〜0.1モル
、好ましくは0.01〜0.05モル程度用い70〜1
30℃、好ましくは90〜110℃で反応を行う。
上記3)の方法においては1通常、硫酸、第4級アンモ
ニウム塩等の触媒を水素添加ジエン重合体1モルに対し
て0.04〜0.2モル、好ましくは0.05〜0.1
モル程度用い、70〜130℃、好ましくは90〜11
0℃で反応を行う。
上記例示の4)の方法は、特に好ましい方法である。こ
の方法に用いるジイソシアネートとしては。
例えば2,4−トリレンジイソシアネート、2゜6−ト
リレンジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソシ
アネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、3.
3’−ジメチル−4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、4.4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、3.3’−ジメチルフェニレンジイソシアネート、
4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、イソフオロンジイソシアネート
、メチレンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)
等を挙げることができる。また、ヒドロキシアルキル(
メタ)アクリレートとしては、例えば2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(
メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシオクチルアクリレート等を
挙げることができる。
上記の方法は水酸基とイソシアネート基の反応によりウ
レタン結合を生ずるものであるが、通常ナフテン酸鋼、
ナフテン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛、ラウリン酸n−
ブチルすず等の触媒を用いてこの反応を行なう。
この反応においては、水素添加ジエン重合体とジイソシ
アネートを反応させた後にその生成物にヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートを反応させる方法;ジイソシ
アネートとヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを
先に反応させ、その生成物を水素添加ジエン重合体と反
応させる方法;あるいはこれら3種の反応成分を同時に
反応系に置いて反応させる方法のいずれの方法も採用す
ることができる。この場合、反応成分の割合は、用いる
反応成分の種類により一般的には言うことができないが
、例えば水素添加ジエン重合体1モルに対してジイソシ
アネート1〜3モルとヒドロキシアルキル(メタ)アク
リレート0.04〜3モルとを。
変性ジエン重合体が目的とする分子量になるように適宜
調整使用する。この場合の触媒の使用量は、水素添加ジ
エン重体1モルに対、して0.005〜0.05モル程
度であり、反応温度は30〜80℃程度である。
これらの方法における反応においては、溶媒を用いるこ
とが必ずしも必要ではないが1例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素。
ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素、シ
クロヘキサン等の脂環式炭化水素を用いることもできる
上記のようにして得られる変性ジエン重合体は、数平均
分子量が1 、000〜7,000であることが好まし
く、特に好ましくはz、soo〜6,500の範囲であ
る。
数平均分子量がi 、 ooo未満であると樹脂組成物
の硬化物が過度に高い弾性率を有するため好ましくない
、またこの数平均分子量が7,000より大きいと、樹
脂組成物の硬化速度が小さくなる上に、変性ジエン重合
体の粘度が高くなり過ぎる結果、樹脂組成物の光ファイ
バへの塗布性が低下する。
本発明の樹脂組成物には、上記変性ジエン重合体のほか
に光重合開始剤または熱重合触媒を配合し、好ましくは
さらに反応性希釈剤を配合する。
また必要に応じて各種のポリマー、オリゴマー、その他
各種の添加剤等を配合することができる。
本発明の樹脂組成物を光重合により硬化させる場合に配
合される光重合開始剤は、特に限定するものではなく、
公知の光重合開始剤が用いられ、次にようなものを例示
することができる。
2.2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ア
セトフェノン、ベンゾフェノン、キサントン、フルオレ
ノン、ベンズアルデヒド、フルオレン、アントラキノン
、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセ
トフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4.4’−ジ
メトキシベンゾフェノン、4.4’−ジアミノベンゾフ
ェノン、ミヒラーケトン、ヘンゾインプロビルエーテル
、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケタ−
ル、1− (4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロ
キシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−ヒドロキシ
−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、チ
オキサントン系化合物等、これらの光重合開始剤は1種
または2種以上を組合せて用いられ、また必要に応じて
アミン系化合物等の増感剤(光重合促進剤)が併用して
用いられる。
本発明の樹脂組成物を熱重合により硬化させる場合に配
合される熱重合触媒としては各種の過酸化物、アゾ化合
物を挙げることができ、例えばベンゾイルパーオキサイ
ド、t−ブチルパーオキシベンゾエート、アゾビスイソ
ブチロニトリル等を挙げることができる。
これらの光重合開始剤や熱重合触媒は1本発明の樹脂組
成物に通常0.1〜5重量%の範囲で配合される。
反応性希釈剤は、樹脂組成物の粘度および硬化度の力学
的特性を調節する上で重要である。この反応性希釈剤と
しては、単官能性化合物および多官能性化合物のいずれ
も用いられる。比較的弾性率の低い硬化物を所望する場
合には主として単官能性化合物が用いられるが、多官能
性化合物を適当な割合で併用することにより硬化物の弾
性率を調節することもできる。これら単官能性化合物お
よび多官能性化合物は特に限定するものでなく。
次のようなものを例示することができる。
単官能性化合物=2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシプロピルアクリレート、テトラヒドロフ
ルフリルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、
エチルジエチレングリコールアクリレート、2−エチル
へキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、
フェノキシエチルアクリレート、ジシクロペンタジェン
アクリレート、ポリエチレングリコールアクリレート。
ポリプロピレングリコールアクリレート、メチルトリエ
チレングリコールアクリレート、ジエチルアミノエチル
アクリレート、7−アミノ−3,7−シメチルオクチル
アクリレート等のアクリレート系化合物、2−とドロキ
シエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ポリプロピレングリコールメタクリレート
、ジエチルアミノエチルメタクリレート等のメタクリル
系化合物、ビニルピロリドン、ビニルフェノール。
アクリルアミド、酢酸ビニル、ビニルエーテル。
スチレン。
多官能性化合物ニトリメチロールプロパントリアクリレ
ート、エチレングリコールジアクリレート、テトラエチ
レングリコールジアクリレート。
ポリエチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタ
ンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオール
ジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、ポリエステルジアクリレート、ジアリルアジペート
、ジアリルフタレート。
トリアリルイソシアヌレート。
これらのうち好ましいものは、硬化速度、相溶性の点か
ら官能基がアクリロイル基であるアクリレート類である
本発明においては、必要に応じて各種のポリマー、オリ
ゴマー等が例えばエポキシ樹脂、ポリアミドイミド、ポ
リアミド、ポリウレタン、ポリエーテル、ポリイミド、
シリコーン、フェノール樹脂、エポキシアクリレート、
”ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、
ポリエステルアクリレート、ポリブタジェンアクリレー
ト、ポリエステル系エラストマー、SBS (スチレン
/ブタジェン/スチレンブロック共重合体)および水添
物の5EBS、SIS (スチレン/イソプレン/スチ
レンブロック共重合体)等のポリマーまたはオリゴマー
を配合することができる。また1本発明においては上記
以外の各種の添加剤1例えば酸化防止剤1着色剤、紫外
線吸収剤、シランカップリング剤、フィラー、溶媒、滑
剤、可塑剤、老化防止剤等を必要に応じて配合すること
ができる。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により更に具体的に説明するが本発
明はこれら実施例に限定されるものではない。
なお以下において数平均分子量は、氷点降下法を用いて
測定した。
実施例1 1,3−ブタジェン110重i部、イソプロパツール7
0重量部および35重量%過酸化水素水20重量部をオ
ートクレーブに仕込み、110℃で重合することにより
得られた末端に水酸基を有するポリブタジェン(数平均
分子量2,800、水酸基含量0.83ミリ当量/g)
2,000g、トルエン1円および5重量%のルテニウ
ムを含有するカーボン触媒100gを5mオートクレー
ブに仕込み、水素圧50kg/c■21反応温度130
℃で水素添加反応を行ない、水素添加率20%の水素添
加ポリブタジェン(水酸基含量0.65ミリ当量/g=
1分子中に水酸基を1.8の割合で含有)2,000g
を得た。
一方、1ffiフラスコにトリレンジイソシアネート3
48gとラウリン酸ジブチルすず2gを仕込み、これに
35℃で2−ヒドロキシエチルアクリレート232gを
2時間にわたって滴下し、さらに50℃で1時間反応さ
せて真北合物の付加体565gを得た。
次いでIQフラスコに上記で得られた水素添加ポリブタ
ジェン500g  とラウリン酸ジブチルすず2gを仕
込み、これに35℃で上記で得られたトリレンジイソシ
アネートと2−ヒドロキシエチルアクリレートの付加体
94gを5時間にわたって滴下し、さらに50℃で1時
間反応させ、数平均分子量3 、500の水素添加ポリ
ブタジェン・アクリレ−h590gを得た。
上記により得られた水素添加ポリブタジェン・アクリレ
ート70重量部、2−ブトキシエチルアクリレート27
重量部およびベンジルジメチルケタール3重量部を配合
して樹脂組成物を調製した。
実施例2 実施例1と同じポリブタジェンを用い、実施例1と同様
に水素添加反応を行ない、水素添加率45%の水素添加
ポリブタジェン(水酸基含量0.65ミリ当量/g=1
分子中に水酸基を1.8の割合で含有)1.900gを
得た。
次いで上記で得られた水素添加ポリブタジェン500g
と実施例1で調製したトリレンジイソシアネートと2−
ヒドロキシエチルアクリレートの付加体94gをラウリ
ン酸ジブチルすず2gの存在下で反応させ、数平均分子
量3 、500の水素添加ポリブタジェン・アクリレー
ト590gを得た。
上記により得られた水素添加ポリブタジェン・アクリレ
ート70重量部、2−ブトキシエチルアクリレート27
重量部およびベンジルジメチルケタール3重量部を配合
して樹脂組成物を調製した。
実施例3 末端に水酸基を有するポリブタジェン(数平均分子量2
 、800.水酸基含有量0.55ミリ当量/g)2.
000g、トルエンHaおよび5重量%のルテニウムを
含有するカーボン触媒100gを用い、水素圧50kg
/ad、反応温度130℃で水素添加反応を行ない、水
素添加率30%の水素添加ポリブタジェン(水酸基含量
0.55ミリ当量/g=1分子中に水酸基を1.5の割
合で含有)1980gを得た。
次いでIQフラスコに上記で得た水素添加ポリブタジェ
ン500gとラウリン酸ジブチルすず3gを仕込み、こ
れにヘキサメチレンジイソシアネート46gを35℃で
1時間にわたって滴下し、さらに50℃で1時間反応さ
せた。この反応混合物にさらに35℃でとドロキシエチ
ルアクリレート32gを1時間にわたって滴下し、その
後、50℃で1時間反応を続けて数平均分子量3,30
0の水素添加ポリブタジェン・アクリレート575gを
得た。
上記により得られた水素添加ポリブタジェン・アクリレ
ート70重量部、2−エチルヘキシル・アクリレート2
7重量部およびベンジルジメチルケタール3重量部を配
合して樹脂組成物を調製した。
比較例1 実施例1と同じポリブタジェン2,000g、  トル
エンIQおよび5重量%のルテニウムを含有するカーボ
ン触媒100gを5Qオートクレーブに仕込み、水素圧
50kg/aJ、反応温度100℃で水素添加反応を行
ない、水素添加率30%の水素添加ポリブタジェン(水
酸基含量0.83ミリ当量/g=1分子中に水酸基を2
.3の割合で含有) 1,900gを得た。
上記で得られた水素添加ポリブタジェン500gと実施
例1で調製したトリレンジイソシアネートと2−ヒドロ
キシエチルアクリレートの付加体120gをラウリン酸
ジブチルすず2gの存在下で反応させ、数平均分子量3
 、300の水素添加ポリブタジェン・アクリレート6
10gを得た。
上記により得られた水素添加ポリブタジェン・アクリレ
ート70重量部、2−ブトキシエチルアクリレート27
重量部およびベンジルジメチルケタール3重量部を配合
して樹脂組成物を調製した。
比較例2 実施例1と同じポリブタジェンを用い、実施例1と同様
に水素添加反応を行ない、水素添加率80%の水素添加
ポリブタジェン(水酸基含量0.65ミリ当量/g=1
分子中に水酸基を1.8の割合で含有) 1,950g
を得た。
上記で得られた水素添加ポリブタジェン500gと実施
例1で調製したトリレンジイソシアネートと2−ヒドロ
キシエチルアクリレート付加体94gをラウリン酸ジブ
チルすず2gの存在下で反応させ数平均分子量3,30
0の水素添加ポリブタジェン・アクリレート590gを
得た。
上記により得られた水素添加ポリブタジェン・アクリレ
ート70重量部、2−ブトキシエチルアクリレート27
重量部およびベンジルジメチルケタール3重量部を配合
して樹脂組成物Eを作製した。
実施例4 実施例1〜3および比較例1〜2で調製した樹脂組成物
について次の評価を行なった。結果を表1にまとめて示
す。
1)弾性率 樹脂組成物に80tll/cmの高圧水銀灯を用いて2
J/aJの紫外線を照射し、厚さ250μ−の硬化シー
トを作製し、該硬化シートを100℃に設定された熱風
乾燥器中で168時間二一レージング試験前後の硬化シ
ートの20℃および一40℃における弾性率を測定した
2)伝送損失 60■/分の速度で紡糸した外径125μ腸のVADグ
レーデッド型光ファイバに樹脂組成物を60μmの厚さ
に被覆し、8011/c−の高圧水銀灯を硬化させた。
該被覆光ファイバを100℃に設定された熱風乾燥器中
で168時間エージングし、試験前後の被覆ファイバの
20℃および一40℃における波長0.85μ閣での伝
送損失を測定した。
3)樹脂液粘度 樹脂組成物の粘度を40℃にてB型粘度計にて測定した
4)硬化速度 樹脂組成物の塗膜に801/c■の高圧水銀灯を用いて
照射量を変えて紫外線を照射し、厚さ250μ閣のシー
トを数種類作製し、次いでこのシートをトルエンを用い
てソックスレー抽出器で抽出し、抽出残率を測定し、抽
出残率が一定値になるに必要な最少紫外線照射量を求め
た。
〔発明の効果〕
以上の実施例および比較例より明らかなように、本発明
の樹脂組成物の硬化物は常温および低温における弾性率
が小さく、光ファイバの被覆層として用いた場合にはそ
の伝送損失を小さいものとすることができる。しかも熱
安定性が高いためにこれら特性の経時安定性を優れたも
のとすることができる。また、樹脂組成物液は無溶媒で
ありながら粘度が比較的低いため塗布性が良く、また硬
化速度が大きいので高い作業性を有するものである。
さらにこの硬化物は、低温特性、高温特性、電気特性、
耐加水分解性、抗張水性、耐薬品性、可とう性にも優れ
たものである。
それ故、本発明の硬化性樹脂組成物は光ファイバの被覆
材料を始めとする各種のコーティング剤、塗料、接着剤
、インキ、含浸材、電気絶縁剤等に幅広く、かつ有効に
利用することができる。具体的には光学ガラス繊維の硬
化被膜、プラスチック光ファイバの被膜、ガラス瓶等の
破損防止被覆剤、プリント基板用含浸剤、コンデンサー
素子等の電気部品の被覆剤に使用するのに好適なもので
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1分子中に1以上2未満の官能基を有しかつ水素添
    加率が20%以上50%未満である水素添加ジエン重合
    体から誘導される変性ジエン重合体であって、前記水素
    添加ジエン重合体が主鎖に有する炭素−炭素二重結合と
    は異なる重合性二重結合が導入されている変性ジエン重
    合体を主成分とする硬化性樹脂組成物。 2、特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物の硬化物か
    らなる被覆層を有する被覆光ファイバ。
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