JPS61115089A - 複合水酸化物、その製造法及び塩素含有重合体用安定剤 - Google Patents
複合水酸化物、その製造法及び塩素含有重合体用安定剤Info
- Publication number
- JPS61115089A JPS61115089A JP23515784A JP23515784A JPS61115089A JP S61115089 A JPS61115089 A JP S61115089A JP 23515784 A JP23515784 A JP 23515784A JP 23515784 A JP23515784 A JP 23515784A JP S61115089 A JPS61115089 A JP S61115089A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chlorine
- polyhydric alcohol
- composite hydroxide
- partial ester
- ion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、アニオンとしてノ10ゲン酸素酸イオンを含
むと共に、層間に組込まれた多価アルコール又はその部
分エステルを含むハイドロタルサイト型の複合水酸化物
及びその製造方法に関する。
むと共に、層間に組込まれた多価アルコール又はその部
分エステルを含むハイドロタルサイト型の複合水酸化物
及びその製造方法に関する。
更に、本発明はこの複合水酸化物を含有しで成る塩素含
有重合体用安定剤に関する。
有重合体用安定剤に関する。
従来の技術及び発明の技術的課題
塩化ビニル重合体の如き塩素含有重合体は、加熱成形加
工或いはその後の熱履歴において、脱塩化水素等の熱分
解反応により着色し或いは機械的性質の低下を生じ易く
、これを防止するため安定剤の配合が一般に必要となる
。
工或いはその後の熱履歴において、脱塩化水素等の熱分
解反応により着色し或いは機械的性質の低下を生じ易く
、これを防止するため安定剤の配合が一般に必要となる
。
この安定剤としては、三塩基性硫酸鉛等の鉛系安定剤が
性能に特に優れたものであり、また鉛分を含有しない無
毒性安定剤としても、アルカリ土類、亜鉛又はアルミニ
ウムの水酸化物、複合水酸化物、塩基性塩或いはケイ酸
塩等の無機系安定剤や、多価アルコール系、フェノール
系、窒素化合物系、イオウ化合物系、有機リン酸化合物
系、有機錫系、金属石ケン系等の有機系安定剤が知られ
ている。
性能に特に優れたものであり、また鉛分を含有しない無
毒性安定剤としても、アルカリ土類、亜鉛又はアルミニ
ウムの水酸化物、複合水酸化物、塩基性塩或いはケイ酸
塩等の無機系安定剤や、多価アルコール系、フェノール
系、窒素化合物系、イオウ化合物系、有機リン酸化合物
系、有機錫系、金属石ケン系等の有機系安定剤が知られ
ている。
しかしながら、これら公知の安定剤を配合した塩素含有
重合体組成物を、発泡ポリウレタンの上張りシート等と
して、いす、座席等の用途に使用すると、塩素含有重合
体組成物のシートが、望ましくない色相に変色するとい
う現象を生ずることがわかった。この原因は、発泡ポリ
ウレタンには、鎖伸長剤として使用した未反応のアミン
類が含有されており、このアもン類が経時と共に揮散す
る合体の脱塩素反応を促すためと思われる。
重合体組成物を、発泡ポリウレタンの上張りシート等と
して、いす、座席等の用途に使用すると、塩素含有重合
体組成物のシートが、望ましくない色相に変色するとい
う現象を生ずることがわかった。この原因は、発泡ポリ
ウレタンには、鎖伸長剤として使用した未反応のアミン
類が含有されており、このアもン類が経時と共に揮散す
る合体の脱塩素反応を促すためと思われる。
このアミン類による塩素含有重合体の分解・着色傾向に
対しても優れた抑制作用を有する安定剤は未だ見出され
るに至っていない。
対しても優れた抑制作用を有する安定剤は未だ見出され
るに至っていない。
近年、ハイドロタルサイト類が塩素含有重合体に対する
熱安定剤として注目を集めているが、ノ・イドロタルナ
イト類は優れた塩素捕捉性能を有し、且つその屈折率が
塩素含有重合体のそれに近い等の優れた適性を有するに
もかかわらず、塩素含有重合体に配合したときに、その
配合初期から塩素含有重合体を着色する;配合塩素含有
重合体の成形時に著しく発泡する;等の問題があり、未
だ十分な成果をおさめるに至っていない。
熱安定剤として注目を集めているが、ノ・イドロタルナ
イト類は優れた塩素捕捉性能を有し、且つその屈折率が
塩素含有重合体のそれに近い等の優れた適性を有するに
もかかわらず、塩素含有重合体に配合したときに、その
配合初期から塩素含有重合体を着色する;配合塩素含有
重合体の成形時に著しく発泡する;等の問題があり、未
だ十分な成果をおさめるに至っていない。
殉貝−p骨子
本発明者等は、−・イドロタルナイト類を、ノ・ロゲン
酸素酸及び多価アルコール乃至はその部分エステルと接
触させるときには、ノ・イドロタルサイトのアニオンの
ハロゲン酸素酸イオンによるイオン交換と同時に、多価
アルコール乃至その部分エステルの結晶層構造への組込
みが可能となること、及びこの文献未載の複合水酸化物
は、単なるノ・イドロタルサイトのイオン交換体と多価
アルコール乃至その部分エステルとの混合物からは予想
外に優れた塩素含有重合体への熱安定化効果を示すと共
に、塩素含有重合体の初期着色防止効果及び発泡抑制効
果を有することを見出した。
酸素酸及び多価アルコール乃至はその部分エステルと接
触させるときには、ノ・イドロタルサイトのアニオンの
ハロゲン酸素酸イオンによるイオン交換と同時に、多価
アルコール乃至その部分エステルの結晶層構造への組込
みが可能となること、及びこの文献未載の複合水酸化物
は、単なるノ・イドロタルサイトのイオン交換体と多価
アルコール乃至その部分エステルとの混合物からは予想
外に優れた塩素含有重合体への熱安定化効果を示すと共
に、塩素含有重合体の初期着色防止効果及び発泡抑制効
果を有することを見出した。
本発明者等は更に、この新規複合水酸化物は、アミン類
による塩素含有重合体の分解・着色傾向に対しても顕著
に優れた抑制効果を有することを見出した。
による塩素含有重合体の分解・着色傾向に対しても顕著
に優れた抑制効果を有することを見出した。
発明の目的
本発明の目的は、アニオン成分としてノーロゲン酸素酸
イオンを含有すると共に、多価アルコール乃至その部分
エステルを結晶層間に組込んだ−・イドロタルサイト型
の複合水酸化物を提供するにある0 本発明の他の目的は、上記複合水酸化物を簡便な操作で
効率よく製造し得る方法を提供するにある。
イオンを含有すると共に、多価アルコール乃至その部分
エステルを結晶層間に組込んだ−・イドロタルサイト型
の複合水酸化物を提供するにある0 本発明の他の目的は、上記複合水酸化物を簡便な操作で
効率よく製造し得る方法を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、アミン類による分解・着色傾
向に対して顕著な抑制作用を有する塩素含有重合体用安
定剤を提供するにある。
向に対して顕著な抑制作用を有する塩素含有重合体用安
定剤を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、上記特性を有すると共に、熱
安定化作用、初期着色防止性能及び発泡抑制作用にも優
れた塩素含有重合体用安定剤を提供するにある。
安定化作用、初期着色防止性能及び発泡抑制作用にも優
れた塩素含有重合体用安定剤を提供するにある。
発明の構成
本発明によれば、一般式
%式%)
式中、A はCO8″″等の2価アニオン、A″″はハ
ロゲン酸素酸イオン、Zは多価アルコール又はその部分
エステル、x 、 y及び2は x = 2p + q 8≧sr/y≧1 及び を満足する正数であって、 P及びqは を満足する数であり、 α及びbは、 及び x十y の化学組成を有し、且つ 下記X−線回折像 1’0.1−8.3 20−908.2−7.
0 0−’2005.6−4.1
1004.0−3.5 0
−150を有することを特徴とする複合水酸化物が提供
される。
ロゲン酸素酸イオン、Zは多価アルコール又はその部分
エステル、x 、 y及び2は x = 2p + q 8≧sr/y≧1 及び を満足する正数であって、 P及びqは を満足する数であり、 α及びbは、 及び x十y の化学組成を有し、且つ 下記X−線回折像 1’0.1−8.3 20−908.2−7.
0 0−’2005.6−4.1
1004.0−3.5 0
−150を有することを特徴とする複合水酸化物が提供
される。
本発明によれば、また、MW−At−2価アニオン型ハ
イドロタルサイト類と、ハロゲン酸素酸とを、水分及び
多価アルコール又はその部分エステルの存在下に接触さ
せて、ハイドロタルサイト類の2価アニオンの20乃至
80%を過ハロゲン酸素酸イオンで交換すると共に、多
価アルコール又はその部分エステルを結晶層構造中に組
込むことを特徴とする複合水酸化物の製法が提供される
。
イドロタルサイト類と、ハロゲン酸素酸とを、水分及び
多価アルコール又はその部分エステルの存在下に接触さ
せて、ハイドロタルサイト類の2価アニオンの20乃至
80%を過ハロゲン酸素酸イオンで交換すると共に、多
価アルコール又はその部分エステルを結晶層構造中に組
込むことを特徴とする複合水酸化物の製法が提供される
。
本発明によれば更に、上記複合水酸化物酸いはその乾燥
乃至焼成物を含有してなる塩素含有重合体用安定剤が提
供される。
乃至焼成物を含有してなる塩素含有重合体用安定剤が提
供される。
発明の好適態様
本発明を以下に詳細に説明するが、先ず発明の理解が容
易なように、製造法から順を追って説明する。
易なように、製造法から順を追って説明する。
原料
本発明方法では、Mf−At−2価アニオン型ハイドロ
タルサイト、ハロゲン酸素酸及び多価アルコール乃至そ
の部分エステルを原料として使用する。
タルサイト、ハロゲン酸素酸及び多価アルコール乃至そ
の部分エステルを原料として使用する。
原料ハイドロタルサイトとしては、一般式%式%(2)
式中、A IdCO5=等の2価アニオン、x、y及
び2は を満足する正数であり、 kは を満足する数である を有する複合金属水酸化物である。
び2は を満足する正数であり、 kは を満足する数である を有する複合金属水酸化物である。
これらの複合金属水酸化物の内、式
%式%(3)
で表わされる化合物は、ハイドロタルサイトとして知ら
れる天然鉱物であり、この鉱物及び同族類は、協和化学
工業株式会社の出願に係る特公昭47−32198号、
48−29477号及び48−29478号公報記載の
方法等により合成点れるものである。
れる天然鉱物であり、この鉱物及び同族類は、協和化学
工業株式会社の出願に係る特公昭47−32198号、
48−29477号及び48−29478号公報記載の
方法等により合成点れるものである。
これらのハイドロタルサイト類、特に弐Mt+、sAt
*C0EI)+5COs・6H,0−−−(4)で示さ
れる化合物が塩素イオンの捕捉性能に優れていること4
既に知られており、このものを塩素含有重合体に対する
安定剤として用いることも知られて込る。
*C0EI)+5COs・6H,0−−−(4)で示さ
れる化合物が塩素イオンの捕捉性能に優れていること4
既に知られており、このものを塩素含有重合体に対する
安定剤として用いることも知られて込る。
しかしながら、ハイドロタルサイト類を実際に塩素含有
重合体く配合した結果では、得られる熱安定化効果はさ
ほど大きくはなく、また塩素含有重合体を配合初期にお
いて既に着色し、1+配合物の加工に際して発泡すると
いう欠点を有している0 本発明においては、これらのハイドロタルサイト類が容
易にイオン交換されるという特性、即ち炭酸イオンが他
のアニオンでイオン交換されるという性質を利用して、
一定範囲内の量の−・ロゲン酸素酸イオンを導入すると
共に、ノ〜aゲy酸素酸イオンの導入により、結晶の基
本となる単位層間距離が増大し、また多価アルコールが
ハロゲン酸素酸によ(なじみ易いということにも関連し
て、距離の増大した層間に多価アルコールが組込まれる
という現象を利用するのである。
重合体く配合した結果では、得られる熱安定化効果はさ
ほど大きくはなく、また塩素含有重合体を配合初期にお
いて既に着色し、1+配合物の加工に際して発泡すると
いう欠点を有している0 本発明においては、これらのハイドロタルサイト類が容
易にイオン交換されるという特性、即ち炭酸イオンが他
のアニオンでイオン交換されるという性質を利用して、
一定範囲内の量の−・ロゲン酸素酸イオンを導入すると
共に、ノ〜aゲy酸素酸イオンの導入により、結晶の基
本となる単位層間距離が増大し、また多価アルコールが
ハロゲン酸素酸によ(なじみ易いということにも関連し
て、距離の増大した層間に多価アルコールが組込まれる
という現象を利用するのである。
原料として用いるハイドロタルサイト類は、A2−がc
o、”であるものが好適であり、一般式(4)の本のが
最も好適である。この本のは協和化学株式会社からDH
T−4Aの商品名で容易に入手し得る。
o、”であるものが好適であり、一般式(4)の本のが
最も好適である。この本のは協和化学株式会社からDH
T−4Aの商品名で容易に入手し得る。
本発明において、用いる他方の原料は、過ハロゲン酸素
酸又は水溶性ハロゲン酸素酸塩である。
酸又は水溶性ハロゲン酸素酸塩である。
ハロゲン酸素酸としては、過塩素酸、塩素酸、亜塩素酸
、次亜塩素酸、臭素酸、過ヨウ素酸、ヨウ素酸等を挙げ
ることができるが、合成の容易さ、生成物自体の安定性
や、耐アミン性の点では、過ハロゲン酸、特に過塩素酸
が最も好ましい0これらのハロゲン酸素酸は遊離の酸の
形で反応に用いることが望ましいが、水溶性塩、例えば
アルカリ金屑塩やアルカリ土類金属塩の形でも反応に用
いることができる。
、次亜塩素酸、臭素酸、過ヨウ素酸、ヨウ素酸等を挙げ
ることができるが、合成の容易さ、生成物自体の安定性
や、耐アミン性の点では、過ハロゲン酸、特に過塩素酸
が最も好ましい0これらのハロゲン酸素酸は遊離の酸の
形で反応に用いることが望ましいが、水溶性塩、例えば
アルカリ金屑塩やアルカリ土類金属塩の形でも反応に用
いることができる。
ル、特に半固体乃至固体の多価アルコールが有利に使用
される。適当な多価アルコールは、これに制限されるも
のではないが、 モノ及びジペンタエリスIJ)−ル その他のポリペンタエリスリトール マンニトール ソルビトール グルコース フラクトース トリメチロールプロパン ポリエチレングリコール 例えば分子量200〜9,500のものポリプロピレン
グリコール 例えば分子量i、o o o以上のものポリオキシプロ
ピレン−ポリオΦジエチレンーブロック重合体 例えば分子量1.900〜9.000のものグリセリン
、ペンタエリスリトール、ンルビトール等の多価アルコ
ールとエチレンオキシド又はプロピレンオキシドとの付
加物 等の固体多価アルコールを挙げることができる。
される。適当な多価アルコールは、これに制限されるも
のではないが、 モノ及びジペンタエリスIJ)−ル その他のポリペンタエリスリトール マンニトール ソルビトール グルコース フラクトース トリメチロールプロパン ポリエチレングリコール 例えば分子量200〜9,500のものポリプロピレン
グリコール 例えば分子量i、o o o以上のものポリオキシプロ
ピレン−ポリオΦジエチレンーブロック重合体 例えば分子量1.900〜9.000のものグリセリン
、ペンタエリスリトール、ンルビトール等の多価アルコ
ールとエチレンオキシド又はプロピレンオキシドとの付
加物 等の固体多価アルコールを挙げることができる。
多価アルコールの代りに、多価アルコールの部分エステ
ルをも用いることができる。即ち、上述した多価アルコ
ールを、−塩基性或いは多塩基性のカルボン酸で水酸基
の一部をエステル化した化合物乃至はこれを含む組成物
を用いることができる。好適な部分エステルは、モノ又
はジペンタエリスリトールのモノ−又はジ−アセテート
、七ノー又ハシヘンゾエート、モノ−マレエート、七ノ
ーフマレート、モノ−アジペート、モノ−セバケート、
モノ−サクシネート等である。勿論、多価アルコールと
部分エステルとの混合物を用いることもできる。
ルをも用いることができる。即ち、上述した多価アルコ
ールを、−塩基性或いは多塩基性のカルボン酸で水酸基
の一部をエステル化した化合物乃至はこれを含む組成物
を用いることができる。好適な部分エステルは、モノ又
はジペンタエリスリトールのモノ−又はジ−アセテート
、七ノー又ハシヘンゾエート、モノ−マレエート、七ノ
ーフマレート、モノ−アジペート、モノ−セバケート、
モノ−サクシネート等である。勿論、多価アルコールと
部分エステルとの混合物を用いることもできる。
反応
本発明においては、ハイドロタルサイト類とハロゲン酸
素酸とを水分及び多価アルコール又はその部分エステル
の存在下に接触させて、イオン交換を行わせるが、この
際炭酸イオン等の2価アニオンの少なくとも10%、好
適には20乃至80チ、特(30乃至60’lAをハロ
ゲン酸素酸イオンで交換させることが、本発明の目的に
対して一般に重要である。即ち、本発明によれば、ハイ
ドロタルサイト結晶中にハロゲン憧素酸イオン及び多価
アルコール乃至その部分エステルを導入することにより
、ハイドロタルサイト類には全く認められなかった特性
を付与でき、例えば塩素含有重合体用安定剤として耐ア
ミン性を付与することができると共に、熱安定性を向上
させ且つ初期着色傾向を防止することができる。
素酸とを水分及び多価アルコール又はその部分エステル
の存在下に接触させて、イオン交換を行わせるが、この
際炭酸イオン等の2価アニオンの少なくとも10%、好
適には20乃至80チ、特(30乃至60’lAをハロ
ゲン酸素酸イオンで交換させることが、本発明の目的に
対して一般に重要である。即ち、本発明によれば、ハイ
ドロタルサイト結晶中にハロゲン憧素酸イオン及び多価
アルコール乃至その部分エステルを導入することにより
、ハイドロタルサイト類には全く認められなかった特性
を付与でき、例えば塩素含有重合体用安定剤として耐ア
ミン性を付与することができると共に、熱安定性を向上
させ且つ初期着色傾向を防止することができる。
導入するハロゲン酸素酸イオンの量が上記範囲よりも少
ない場合には、多価アルコール乃至その部分エステルの
十分な量を構造中に組込むことができず、塩素含有重合
体用安定剤としても、後述する例に示す通り、耐アミン
性が満足すべきレベル迄改良されず、熱安定作用も不満
足で、初期着色傾向も認められる。一方、ハロゲン酸素
酸イオンでの置換を完全に行うこともできるが、置換/
’%イドロタルサイト類その本のが塩素含有重合体を劣
化(分解・着色〕させる傾向があるので完全に置換しな
いことが望ましい。
ない場合には、多価アルコール乃至その部分エステルの
十分な量を構造中に組込むことができず、塩素含有重合
体用安定剤としても、後述する例に示す通り、耐アミン
性が満足すべきレベル迄改良されず、熱安定作用も不満
足で、初期着色傾向も認められる。一方、ハロゲン酸素
酸イオンでの置換を完全に行うこともできるが、置換/
’%イドロタルサイト類その本のが塩素含有重合体を劣
化(分解・着色〕させる傾向があるので完全に置換しな
いことが望ましい。
イオン交換処理操作は、上述した制限を除けば、それ自
体公知の手段で行い得る。例えば所定量、即ち前述した
交換率に対応する量のノーロゲン酸素酸の水溶液とハイ
ドロタルサイトとを、スラリー状で混合してイオン交換
を行わせる。イオン交換の終点は、スラリーのpHが高
くなることにより容易に確認できる。反応温度は室温で
十分であるが、反応を促進するために加温して4何等差
支えない。反応時間は、一般的に言って、60乃至30
0分間で十分である。
体公知の手段で行い得る。例えば所定量、即ち前述した
交換率に対応する量のノーロゲン酸素酸の水溶液とハイ
ドロタルサイトとを、スラリー状で混合してイオン交換
を行わせる。イオン交換の終点は、スラリーのpHが高
くなることにより容易に確認できる。反応温度は室温で
十分であるが、反応を促進するために加温して4何等差
支えない。反応時間は、一般的に言って、60乃至30
0分間で十分である。
尚、多価アルコール乃至その部分エステルは、ハイドロ
タルサイト類100重景部当り10乃至100重量部、
特に65乃至85重量部の量で存在させることが望まし
い。多価アルコール乃至その部分エステルは、ハロゲン
酸素酸水溶液に溶解した状態で反応系に供給するのがよ
い。この溶液は、一般に高粘度の液体である。この高粘
性溶液と原料ハイドロタルサイト類或いはその水乃至有
機溶剤分散体とを混合することが望ましい。この場合、
メタノールのような低級アルコール類やケトン類、エー
テル類の如き水混和性有機溶媒を用いると、多価アルコ
ール類の眉間への組込みを能率よく行うことができる。
タルサイト類100重景部当り10乃至100重量部、
特に65乃至85重量部の量で存在させることが望まし
い。多価アルコール乃至その部分エステルは、ハロゲン
酸素酸水溶液に溶解した状態で反応系に供給するのがよ
い。この溶液は、一般に高粘度の液体である。この高粘
性溶液と原料ハイドロタルサイト類或いはその水乃至有
機溶剤分散体とを混合することが望ましい。この場合、
メタノールのような低級アルコール類やケトン類、エー
テル類の如き水混和性有機溶媒を用いると、多価アルコ
ール類の眉間への組込みを能率よく行うことができる。
複合水酸化物
本発明による複合水酸化物は、一般式
%式%)
式中、A2−はCO3−等の2価アニオン、A−は過ハ
ロゲン酸素酸イオン、Zは多価アルコール又はその部分
エステル、 ! + 91及び2は z = 21 十q 8≧z/y≧1 及び を満足する正数であって、 p及びqは・ を満足する数であり、 α及びbは、 の化学組成を有し、且つ 下記X−線回折像 面間隔Cd−、() 相対強度(1/In)10
.1−8.3 20−908、2−7.0
0−2005.6−4.1 10
0 4.0−3.5 0−150を有することが
顕著な特徴である。
ロゲン酸素酸イオン、Zは多価アルコール又はその部分
エステル、 ! + 91及び2は z = 21 十q 8≧z/y≧1 及び を満足する正数であって、 p及びqは・ を満足する数であり、 α及びbは、 の化学組成を有し、且つ 下記X−線回折像 面間隔Cd−、() 相対強度(1/In)10
.1−8.3 20−908、2−7.0
0−2005.6−4.1 10
0 4.0−3.5 0−150を有することが
顕著な特徴である。
ハイドロタルサイトは、MW(OH,)の6配位の8面
体とAtC0H)s の6配位の8面体とから成り、こ
の8面体とほぼ垂直に配位アニオンAがある基本層構造
が積層したものから成っており、この配位子の大きさに
相轟して、眉間の距離が変化し、また層間結晶水の量も
変化することが知られている。本発明においては、配位
アニオンAとして、二価アニオンの一部乃至は大部分を
、イオン半径の大きなハロゲン酸素酸イオンで置換する
ことにより、眉間の距離が大となり、この層間に多価ア
ルコール乃至はその部分エステルの導入が行われるので
ある。ジペンタエリスリトール等の固体多価アルコール
は水やメタノール等に対して微量溶解するにすぎないが
、これらの多価アルコール類は、過塩素酸のような/S
ロゲン酸素酸溶液には容易に溶解する性質を有しており
、ノ・ロゲン酸素酸に非常になじみ易い性質を有してい
る。かくして、多価アルコールはノ10ゲン酸素酸に伴
なって眉間距離の増大した眉間に導入され、本発明の化
合物が合成されるものと推定される0 これらの推定は、X−線回折や赤外吸収スペクトルの結
果から事実であることが確認される0添付図面第1図は
、未置換又は置換処理後のノ1イドロタルサイトのX−
線回折像であり、曲線Aは一般式(4)の原料ハイドロ
タルサイト類のX−線回折像、曲線Bはハイドロタルサ
イト類のアニオンを過塩素酸で完全てイオン交換したも
ののX−線回折像、曲線Cはハイドロタルサイト類の2
価アニオンの62.5%を過塩素酸でイオン交換したも
ののX−線回折像である。
体とAtC0H)s の6配位の8面体とから成り、こ
の8面体とほぼ垂直に配位アニオンAがある基本層構造
が積層したものから成っており、この配位子の大きさに
相轟して、眉間の距離が変化し、また層間結晶水の量も
変化することが知られている。本発明においては、配位
アニオンAとして、二価アニオンの一部乃至は大部分を
、イオン半径の大きなハロゲン酸素酸イオンで置換する
ことにより、眉間の距離が大となり、この層間に多価ア
ルコール乃至はその部分エステルの導入が行われるので
ある。ジペンタエリスリトール等の固体多価アルコール
は水やメタノール等に対して微量溶解するにすぎないが
、これらの多価アルコール類は、過塩素酸のような/S
ロゲン酸素酸溶液には容易に溶解する性質を有しており
、ノ・ロゲン酸素酸に非常になじみ易い性質を有してい
る。かくして、多価アルコールはノ10ゲン酸素酸に伴
なって眉間距離の増大した眉間に導入され、本発明の化
合物が合成されるものと推定される0 これらの推定は、X−線回折や赤外吸収スペクトルの結
果から事実であることが確認される0添付図面第1図は
、未置換又は置換処理後のノ1イドロタルサイトのX−
線回折像であり、曲線Aは一般式(4)の原料ハイドロ
タルサイト類のX−線回折像、曲線Bはハイドロタルサ
イト類のアニオンを過塩素酸で完全てイオン交換したも
ののX−線回折像、曲線Cはハイドロタルサイト類の2
価アニオンの62.5%を過塩素酸でイオン交換したも
ののX−線回折像である。
また、第2図の曲線Eは第1図曲線Aのイオン交換体と
ジ−ペンタエリスリトールのモノアジペートとの混合物
のX−線回折像であり、第2図の曲線りは第1図曲線C
のもののイオン交換時に同lのジ−ペンタエリスリトー
ルのモノアジペートを共存させて得られる本発明の化合
物のX−線回折像である。
ジ−ペンタエリスリトールのモノアジペートとの混合物
のX−線回折像であり、第2図の曲線りは第1図曲線C
のもののイオン交換時に同lのジ−ペンタエリスリトー
ルのモノアジペートを共存させて得られる本発明の化合
物のX−線回折像である。
更に、第3−A図は前記原料ハイドロタルサイト類の赤
外線吸収スペクトル、第3−8図はノーイドロタルナイ
ト類のアニオンを過塩素酸で完全にイオン交換したもの
の赤外線吸収スペクトルであり、第5−C図はアニオン
の62.5%を過塩素酸でイオン交換したもの(第1・
図の曲線Cのもの)の赤外線吸収スペクトルであり、!
3−D図は、過塩素酸によるイオン交換と共にジペンタ
エリスリトール・モノアジペートの組込みが行われたも
の(f82図の曲線りの本の〕の赤外線吸収スペクトル
である。
外線吸収スペクトル、第3−8図はノーイドロタルナイ
ト類のアニオンを過塩素酸で完全にイオン交換したもの
の赤外線吸収スペクトルであり、第5−C図はアニオン
の62.5%を過塩素酸でイオン交換したもの(第1・
図の曲線Cのもの)の赤外線吸収スペクトルであり、!
3−D図は、過塩素酸によるイオン交換と共にジペンタ
エリスリトール・モノアジペートの組込みが行われたも
の(f82図の曲線りの本の〕の赤外線吸収スペクトル
である。
これらの結果によると、炭酸イオンを塩素酸イオンで完
全に交換したものでは、原料ハイドロタルサイトに特有
の20=11.57°及び2!1.28°の回折ピーク
が消失し、その代りに面間隔の大きい2θ=968°及
び19.16°に新しい回折ピークが生じるのに対して
、本発明による交換体では両者のピークが存在すること
が明らかである。また、赤外吸収スペクトルでも、完全
イオン交換体では、炭 −酸根に特有の波数167
0〜80cW1 の吸収ピークが実質上消失し、代り
に過塩素酸根に特有の波数1090〜1150crn−
’の吸収ピークが表われているのに対して、本発明によ
る交換体は両者の吸収ピークを兼ね備えていることがわ
かる。
全に交換したものでは、原料ハイドロタルサイトに特有
の20=11.57°及び2!1.28°の回折ピーク
が消失し、その代りに面間隔の大きい2θ=968°及
び19.16°に新しい回折ピークが生じるのに対して
、本発明による交換体では両者のピークが存在すること
が明らかである。また、赤外吸収スペクトルでも、完全
イオン交換体では、炭 −酸根に特有の波数167
0〜80cW1 の吸収ピークが実質上消失し、代り
に過塩素酸根に特有の波数1090〜1150crn−
’の吸収ピークが表われているのに対して、本発明によ
る交換体は両者の吸収ピークを兼ね備えていることがわ
かる。
更に驚くべきことに、第2図の曲線Eと曲線りとを対比
すると、本発明による化合物では、第2図の曲線Eにみ
られるジベンタエリスリトールアジペートに特有の18
.25°の回折ピークが完全に消失しているが、第3−
D図によると、この化合物はジペンタエリスリトールア
ジペートに特有の波数1735crn−’及び1470
〜1380crn’に特性吸収を有することがわかる0
このことは、本発明による複合水酸化物では、ジペンタ
エリスリトールアジペートの如き多価アルコール乃至は
その部分エステルは結晶の形では存在し得す、分子サイ
ズに結晶の眉間に組込まれていることを物語っている。
すると、本発明による化合物では、第2図の曲線Eにみ
られるジベンタエリスリトールアジペートに特有の18
.25°の回折ピークが完全に消失しているが、第3−
D図によると、この化合物はジペンタエリスリトールア
ジペートに特有の波数1735crn−’及び1470
〜1380crn’に特性吸収を有することがわかる0
このことは、本発明による複合水酸化物では、ジペンタ
エリスリトールアジペートの如き多価アルコール乃至は
その部分エステルは結晶の形では存在し得す、分子サイ
ズに結晶の眉間に組込まれていることを物語っている。
更にまた、第2図の曲線りを参照すると、単なる過塩素
酸イオン交換体に比して、本発明の化合物では面指数(
OOS)面の回折ピークが面間隔が大きくなる側に幾分
移行していると共に、面間隔がより大きくなった位置に
も副次的な回折ピークが生じる場合があることを示して
いる。
酸イオン交換体に比して、本発明の化合物では面指数(
OOS)面の回折ピークが面間隔が大きくなる側に幾分
移行していると共に、面間隔がより大きくなった位置に
も副次的な回折ピークが生じる場合があることを示して
いる。
効果及び用途
本発明による多価アルコール含有ハロゲン酸素酸交換ハ
イドロタルサイト類は、塩素含有重合体に配合したとき
、優れた熱安定化作用と初期着色防止能とを示すばかり
ではなく、この配合物がアミン類に触れた場合にも、分
解・着色する傾向が著しく抑制されるという新規な作用
効果を示す。
イドロタルサイト類は、塩素含有重合体に配合したとき
、優れた熱安定化作用と初期着色防止能とを示すばかり
ではなく、この配合物がアミン類に触れた場合にも、分
解・着色する傾向が著しく抑制されるという新規な作用
効果を示す。
しかも、この生成物は、熱、光、湿分等の存在下でも極
めて安定であり、粉体としての取扱い本容易であるとい
う顕著な付加的利点を有する。
めて安定であり、粉体としての取扱い本容易であるとい
う顕著な付加的利点を有する。
従来、ハロゲン酸素酸塩を塩素含有重合体に対する安定
剤成分として用いることは既に知られているが、このよ
うな塩類は例外なしに潮解性が強く、粉体として安定な
取扱いが困難であり、また配合組成物も湿度の影響を受
は易いという欠点があるが、本発明によれば、このよう
な欠点も極めて有効に解消される。しかも、本発明によ
る生成物は、耐アミン性及び熱安定化作用が公知のハロ
ゲン酸素酸塩、例えば過塩素酸バリウムに比して優れて
いるという利点がある。
剤成分として用いることは既に知られているが、このよ
うな塩類は例外なしに潮解性が強く、粉体として安定な
取扱いが困難であり、また配合組成物も湿度の影響を受
は易いという欠点があるが、本発明によれば、このよう
な欠点も極めて有効に解消される。しかも、本発明によ
る生成物は、耐アミン性及び熱安定化作用が公知のハロ
ゲン酸素酸塩、例えば過塩素酸バリウムに比して優れて
いるという利点がある。
更にこの生成物は、多価アルコールの非共存下にハロゲ
ン酸素酸でイオン交換して得られる生成物に比して、耐
アミン性及び熱安定化作用に一層顕著に優れており、し
かもイオン交換体と多価アルコールとの単なる混合物力
島らは列置予測し得ない性能を示す。
ン酸素酸でイオン交換して得られる生成物に比して、耐
アミン性及び熱安定化作用に一層顕著に優れており、し
かもイオン交換体と多価アルコールとの単なる混合物力
島らは列置予測し得ない性能を示す。
本発明による生成物は、塩素含有重合体に、該重合体1
00重量部当り0.005乃至10重量部、特に0.5
乃至1.0重量部の量で配合して用いるのがよい。
00重量部当り0.005乃至10重量部、特に0.5
乃至1.0重量部の量で配合して用いるのがよい。
塩素含有重合体としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチレ/、塩素化ポリプ
ロピレン、塩化ゴム、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−プロピ
レン共重合体、塩化ビニル−スチレン共重合体、塩化ビ
ニル−インブチレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリ
デン共重合体、塩化ビニル−スチレン−無水マレイン酸
三元共重合体、塩化ビニル−スチレン−アクリロニトリ
ル共重合体、塩化ビニル−ブタジェン共重合体、塩化ビ
ニル−イソプレン共重合体、塩化ビニル−塩素化プロピ
レン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン−酢酸ビニ
ル三元共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共重
合体、塩化ビニル−マレイン酸エステル共重合体、塩化
ビニル−メタクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−
アクリロニトリル共重合体、内部可塑化ポリ塩化ビニル
等の重合体、及びこれらの塩素含有重合体とポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ−6−メチルブ
テンなどのα−オレフィン重合体又はエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体などのポ
リオレフィン及びこれらの共重合体、ポリスチレン、ア
クリル樹脂、スチレンと他の単量体(例えば無水マレイ
ン酸、ブタジェン、アクリロニトリルなど)との共重合
体、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体
、アクリル酸エステル−ブタジェン−スチレン共重合体
、メタクリル酸エステル−ブタジェン−スチレン共重合
体とのブレンド品、などをあげることができる。
リ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチレ/、塩素化ポリプ
ロピレン、塩化ゴム、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−プロピ
レン共重合体、塩化ビニル−スチレン共重合体、塩化ビ
ニル−インブチレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリ
デン共重合体、塩化ビニル−スチレン−無水マレイン酸
三元共重合体、塩化ビニル−スチレン−アクリロニトリ
ル共重合体、塩化ビニル−ブタジェン共重合体、塩化ビ
ニル−イソプレン共重合体、塩化ビニル−塩素化プロピ
レン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン−酢酸ビニ
ル三元共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共重
合体、塩化ビニル−マレイン酸エステル共重合体、塩化
ビニル−メタクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−
アクリロニトリル共重合体、内部可塑化ポリ塩化ビニル
等の重合体、及びこれらの塩素含有重合体とポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ−6−メチルブ
テンなどのα−オレフィン重合体又はエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体などのポ
リオレフィン及びこれらの共重合体、ポリスチレン、ア
クリル樹脂、スチレンと他の単量体(例えば無水マレイ
ン酸、ブタジェン、アクリロニトリルなど)との共重合
体、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体
、アクリル酸エステル−ブタジェン−スチレン共重合体
、メタクリル酸エステル−ブタジェン−スチレン共重合
体とのブレンド品、などをあげることができる。
勿論、本発明による塩素含有重合体用安定剤は、それ自
体公知の各種添加剤、例えば非金属系安定剤、有機錫系
安定剤、塩基性無機酸塩等の他の安定剤乃至は安定助剤
、可塑剤、酸化防止剤、光安定則、造核剤、充填剤、エ
ポキシ安定剤、有機キレータ、顔料、帯電防止剤、防曇
剤、プレートアウト防止剤、表面処理剤、滑剤、難燃剤
、螢光剤、防カビ剤、殺菌剤、光劣化剤、加工助剤、離
型剤等と共に配合することができる。
体公知の各種添加剤、例えば非金属系安定剤、有機錫系
安定剤、塩基性無機酸塩等の他の安定剤乃至は安定助剤
、可塑剤、酸化防止剤、光安定則、造核剤、充填剤、エ
ポキシ安定剤、有機キレータ、顔料、帯電防止剤、防曇
剤、プレートアウト防止剤、表面処理剤、滑剤、難燃剤
、螢光剤、防カビ剤、殺菌剤、光劣化剤、加工助剤、離
型剤等と共に配合することができる。
実施例
本発明を次の例で説明する。尚、X−線回折及び赤外吸
収は次の方法で測定したO X−線回折 本試験においては、理学電機■製X線回折装置(ガイガ
ーフレックス4026A1)を用い、下記の条件で回折
した。
収は次の方法で測定したO X−線回折 本試験においては、理学電機■製X線回折装置(ガイガ
ーフレックス4026A1)を用い、下記の条件で回折
した。
ターゲット Cu2θ=5°−65”フィ
ルター Mi 、電 圧 5QKV 電流 i5mA カウント・フルスケール 1.500 C/JF
タイム・コンスタント 0.5式スセニング
速度 467m照射角 1
゜ スリット巾 0.3m 赤外吸収 本試験においては、■日立製作所製赤外分光光度計(2
95型〕を用い、下記の条件で測定した。
ルター Mi 、電 圧 5QKV 電流 i5mA カウント・フルスケール 1.500 C/JF
タイム・コンスタント 0.5式スセニング
速度 467m照射角 1
゜ スリット巾 0.3m 赤外吸収 本試験においては、■日立製作所製赤外分光光度計(2
95型〕を用い、下記の条件で測定した。
サンプリング方法:KBr錠剤法
濃度 : 1 ”P/ 1501151KBrスキャ
ニング速度: 4000cm−=250cWL″/A5
一実施例1゜ 合成 市販品合成ハイドロタルサイトDHT−4A(協和化学
展)0.591モルを水3を中に強弱攪拌下分散させA
液スラリーをつくる。
ニング速度: 4000cm−=250cWL″/A5
一実施例1゜ 合成 市販品合成ハイドロタルサイトDHT−4A(協和化学
展)0.591モルを水3を中に強弱攪拌下分散させA
液スラリーをつくる。
一方、ジペンタエリスリトール(広栄化学製)0.39
4モルを水1を中に加え、高速攪拌してスラリーをつく
る。これに70%水溶液の過塩素酸0.518モルを高
速攪拌下にて添加し室温にて60分間混合を経続する。
4モルを水1を中に加え、高速攪拌してスラリーをつく
る。これに70%水溶液の過塩素酸0.518モルを高
速攪拌下にて添加し室温にて60分間混合を経続する。
pH2〜6のスラリーが形成される(B液)O
A液にB液を高速攪拌下線々に添加し、A−8混合液の
pHが4.5〜6.5になるまで攪拌を続ける。その後
、混合液を蒸発乾固するか、又は減圧−過しそのケーキ
を110tZ’、3時間乾燥しハイドロタルサイトイオ
ン交換体−ポリナール複合水酸化物を得る。収率は殆ん
ど100チであった。
pHが4.5〜6.5になるまで攪拌を続ける。その後
、混合液を蒸発乾固するか、又は減圧−過しそのケーキ
を110tZ’、3時間乾燥しハイドロタルサイトイオ
ン交換体−ポリナール複合水酸化物を得る。収率は殆ん
ど100チであった。
生成物
この複合水酸化物を元素分析に付したところ、下記組成
Mfy、5A& (OH) 15CCOs)Q、、7c
cLO4)。、4.・0.35 D、ρ・2H,0 式中、D、PはジペンタエリスIJ)−ルである の複合水酸化物であった。
cLO4)。、4.・0.35 D、ρ・2H,0 式中、D、PはジペンタエリスIJ)−ルである の複合水酸化物であった。
また、この複合水酸化物は、下記第1表に示すX−線回
折像及びtIIJB表に示す赤外吸収スペクトルを示し
た。
折像及びtIIJB表に示す赤外吸収スペクトルを示し
た。
第7表
第8表
3400 0H基 極大1620
Hlo ブ。−ド大1380
CO3−極大 尚、面間隔4.76 Aの回折ピークは未反応°の状態
で混在するジペンタエリスリトールの回折ピークと思わ
れる。
Hlo ブ。−ド大1380
CO3−極大 尚、面間隔4.76 Aの回折ピークは未反応°の状態
で混在するジペンタエリスリトールの回折ピークと思わ
れる。
用途
上記イオン交換体−ポリオール複合水酸化物500f及
びステアリン酸亜鉛200fをサンプルミル(東京アト
マイザ−製〕にて粉砕し、減圧、加熱、高速攪拌が可能
なミキサーにて、80C減圧度100 wrgH9以下
で15分間攪拌し乍ら複合体及びステアリン酸亜鉛の吸
着ガスを除去した後同減圧下で160〜200Cに昇温
し、60分間攪拌し複合体結晶の層間水を除去せしめ同
時に同複合水酸化物の溶融ステアリン酸亜鉛被覆粉体を
形成させる。
びステアリン酸亜鉛200fをサンプルミル(東京アト
マイザ−製〕にて粉砕し、減圧、加熱、高速攪拌が可能
なミキサーにて、80C減圧度100 wrgH9以下
で15分間攪拌し乍ら複合体及びステアリン酸亜鉛の吸
着ガスを除去した後同減圧下で160〜200Cに昇温
し、60分間攪拌し複合体結晶の層間水を除去せしめ同
時に同複合水酸化物の溶融ステアリン酸亜鉛被覆粉体を
形成させる。
これを試料1とし、塩素含有樹脂組成物に配合1−初期
発色性、耐熱性、発泡性などの試験に供した。その基本
配合は下記の通りである。
発色性、耐熱性、発泡性などの試験に供した。その基本
配合は下記の通りである。
pVC樹脂
(三井東圧ビニクロン4000M) 100PlfR
D () 7’
5 o PHRステアリン酸バリウム
o、5PHRステアリン酸亜鉛
1.0pHR試料S−10,5PBR 上記配合混合物を4インチロールにて150C。
D () 7’
5 o PHRステアリン酸バリウム
o、5PHRステアリン酸亜鉛
1.0pHR試料S−10,5PBR 上記配合混合物を4インチロールにて150C。
7分間混線後1rHR厚の塩ビ軟質シートをとりだし1
50 K9/i、170C,5分間プレス成型後、19
0Cのギヤオープン中にて成型シートを加熱し、初期着
色性、経時耐熱性を検討した。
50 K9/i、170C,5分間プレス成型後、19
0Cのギヤオープン中にて成型シートを加熱し、初期着
色性、経時耐熱性を検討した。
又、同成型シートをペンタメチルジエチレントリアミン
5%溶液に10分間浸漬後、同液より取り出し120C
のギヤオープン中にて低温熱老化試験に供し、耐アミン
性を測定した。
5%溶液に10分間浸漬後、同液より取り出し120C
のギヤオープン中にて低温熱老化試験に供し、耐アミン
性を測定した。
又同様にプレス成型したシートを、150に4/120
0rで10分間プレスしてシートの発泡状態を肉眼判定
した。
0rで10分間プレスしてシートの発泡状態を肉眼判定
した。
発泡評価:○ 発泡しない
Δ 稍々発泡している
× 発泡が著しい
その結果を表−1に載せる。
実施例2゜
製法
市販品合成ハイドロタル、サイトDHT−4AO,59
1モルをメタノール3を中に攪拌下分散させる。A液 一方、ジペンタエリスリトールモノアジペート0.39
4モルを70−過塩素酸水溶液0.518モルに溶解せ
しめB液をつくった。
1モルをメタノール3を中に攪拌下分散させる。A液 一方、ジペンタエリスリトールモノアジペート0.39
4モルを70−過塩素酸水溶液0.518モルに溶解せ
しめB液をつくった。
A液にB液を除々に添加し、攪拌を続け、炭酸ガスの発
生が止むまで攪拌を経続させた。炭酸ガスの発生の確認
は任意の方法に依るが、例えば反応槽からの細管を水中
に導入し、管からの発泡停止をもってイオン交換終了と
みなすことが出来る0その後母液を留去しつつ乾燥し、
イオン交換体−ジペンタエリスリトールアジペート複合
水酸化物を得た。
生が止むまで攪拌を経続させた。炭酸ガスの発生の確認
は任意の方法に依るが、例えば反応槽からの細管を水中
に導入し、管からの発泡停止をもってイオン交換終了と
みなすことが出来る0その後母液を留去しつつ乾燥し、
イオン交換体−ジペンタエリスリトールアジペート複合
水酸化物を得た。
生成物
この複合水酸化物を元素分析に付したところ、下記組成
Mf 、、 AtfCOH) 1.((’03 )、、
7CC1O&)。1.・0.67DIA・’1.5H,
0 式中、DIAはジペンタエリスリトールモノアジペート
である、 であった。
7CC1O&)。1.・0.67DIA・’1.5H,
0 式中、DIAはジペンタエリスリトールモノアジペート
である、 であった。
この複合水酸化物のX−線回折像は第2図曲線りであり
、赤外吸収スペクトルは第3−D図に示す。
、赤外吸収スペクトルは第3−D図に示す。
用途
得られた複合水酸化物を実施例−1と同様に溶融ステア
リン酸亜鉛を被覆させた粉体(試料5−2)をつくり諸
性能を検討した。その結果を表−1に併せ載せる。
リン酸亜鉛を被覆させた粉体(試料5−2)をつくり諸
性能を検討した。その結果を表−1に併せ載せる。
表−1に見られる如く諸性能に優れた塩素含有樹脂組成
物が得られた。
物が得られた。
比較例
比較試料として合成ハイドロタルサイト(協和化学製D
HT−4A)単独使用(試料ff−1)L。
HT−4A)単独使用(試料ff−1)L。
比較試験に供し念〇
合成ハイドロタルサイトCDET−4A)とジペンタエ
リスリトールとを混合モル比3/2の割合で乾式混合し
たもの(試料H−2)を試験に供した。
リスリトールとを混合モル比3/2の割合で乾式混合し
たもの(試料H−2)を試験に供した。
次いで合成ハイドロタルサイトの過塩素酸イオンによる
イオン交換体(イオン交換比率40.5%)(試料H−
3)及びこのイオン交換体とポリオールとの乾式混合体
(混合モル比3/2)(試料H−4)を実施例同様に塩
素含有樹脂組成物に配合し初期着色性、耐熱性、耐アミ
ン性、及び発泡性の試験に供しその結果を表−1に併せ
載せた。
イオン交換体(イオン交換比率40.5%)(試料H−
3)及びこのイオン交換体とポリオールとの乾式混合体
(混合モル比3/2)(試料H−4)を実施例同様に塩
素含有樹脂組成物に配合し初期着色性、耐熱性、耐アミ
ン性、及び発泡性の試験に供しその結果を表−1に併せ
載せた。
なお、イオン交換比率は、アルカリメーターにより、イ
オン交換体、複合水酸化物の残留炭酸ガス発生量を測定
し下式により算出した。
オン交換体、複合水酸化物の残留炭酸ガス発生量を測定
し下式により算出した。
イオン交換比率=(α−h)/αX100[:チ〕α;
イオン交換前のノ1イドロタルサイト中の炭酸根モル数
。
イオン交換前のノ1イドロタルサイト中の炭酸根モル数
。
b;イオン交換体の残留炭酸根モル数
実施例66
合成ハイドロタルサイトイオン交換体−ポリオール複合
水酸化物を塩素含有樹脂組成物に配合した場合、その初
期着色性、耐熱持続性、耐アミン性及び発泡性はハイド
ロタルサイトの交換陰イオン種とイオン交換比率に大き
く左右される。特に過塩素酸イオンは過酸の中で最も初
期着色性、及び耐アミン性に寄与する。
水酸化物を塩素含有樹脂組成物に配合した場合、その初
期着色性、耐熱持続性、耐アミン性及び発泡性はハイド
ロタルサイトの交換陰イオン種とイオン交換比率に大き
く左右される。特に過塩素酸イオンは過酸の中で最も初
期着色性、及び耐アミン性に寄与する。
実施例−1と同様の操作によりつくった複合水酸化物の
ステアリン酸亜鉛被覆処理物を過塩素酸イオンによるイ
オン交換比率を変化させてっくり(試料5−3−1 、
3−2 、5−5 、3−4 、5−5.3−6)、イ
オン交換比率の変化と諸性能との関連性を検討した。そ
の結果を表−2に示す。
ステアリン酸亜鉛被覆処理物を過塩素酸イオンによるイ
オン交換比率を変化させてっくり(試料5−3−1 、
3−2 、5−5 、3−4 、5−5.3−6)、イ
オン交換比率の変化と諸性能との関連性を検討した。そ
の結果を表−2に示す。
表−2よねポリオールによる耐熱性、耐アミン性相乗作
用が複合水酸化物をつくることにより増強することも併
せ理解される。
用が複合水酸化物をつくることにより増強することも併
せ理解される。
実施例4゜
実施例−1〜−3では合成ノ1イドロタルサイトのイオ
ン交換を過塩素酸イオンで行ったが、本実施例では過沃
素酸イオン(試料5−4−I L塩素酸イオン(試料S
−4−2)、臭素酸イオン(試料5−4−3)、過マン
ガン酸イオン(試料S−4−4)を用い、実施例−1と
同様の操作でイオン交換比率40〜509gでイオン交
換体ポリオール複合水酸化物の溶融ステアリン酸亜鉛被
覆粉体を得た。
ン交換を過塩素酸イオンで行ったが、本実施例では過沃
素酸イオン(試料5−4−I L塩素酸イオン(試料S
−4−2)、臭素酸イオン(試料5−4−3)、過マン
ガン酸イオン(試料S−4−4)を用い、実施例−1と
同様の操作でイオン交換比率40〜509gでイオン交
換体ポリオール複合水酸化物の溶融ステアリン酸亜鉛被
覆粉体を得た。
その結果を表−3に載せる。表−6から諸性能に優れた
塩素含有樹脂組成物が得られていることが理解される。
塩素含有樹脂組成物が得られていることが理解される。
実施例5゜
実施例4ではイオン交換体の各種陰イオンの効果を検討
したが、本実施例では実施例−1のB液のジペンタエリ
スリトールの代りに、他のポリオールであるペンタエリ
スIJトール(試料S−5−1)、トリメチロールプロ
パン(試料5−5−2)、ジペンタエリスリトールアジ
ベート(試料S−5−3)、グリセリンモノステアレー
ト(試料S−5−4)、トリメチロールエタン(試料、
59−5−5)、マ′ンニット(試料5−5−6)及び
ンルビット(試料5−5−7)を原料に用い実施例1と
同様に試験に供した。
したが、本実施例では実施例−1のB液のジペンタエリ
スリトールの代りに、他のポリオールであるペンタエリ
スIJトール(試料S−5−1)、トリメチロールプロ
パン(試料5−5−2)、ジペンタエリスリトールアジ
ベート(試料S−5−3)、グリセリンモノステアレー
ト(試料S−5−4)、トリメチロールエタン(試料、
59−5−5)、マ′ンニット(試料5−5−6)及び
ンルビット(試料5−5−7)を原料に用い実施例1と
同様に試験に供した。
その結果を表−3に載せる。表−6に見られる様に諸性
能に優れた塩素含有樹脂組成物が得られたO
能に優れた塩素含有樹脂組成物が得られたO
第1図は未置換及び過塩素酸置換処理後のハイドロタル
サイトのX−線回折像を示す図であって、曲線Aは原料
ハイドロタルサイト、曲線Bは完全置換体、曲線Cは部
分置換体を示し、 第2図はX−線回折像を示す図であって、曲線りは本発
明による複合水酸化物、曲線Eは過塩素酸置換ハイドロ
タルサイトとジペンタエリスリトールモノアジペートと
の混合物を示し、第3−A図は原料ハイドロタルサイト
の赤外線吸収スペクトルであり、 第3−8図は過塩素酸で完全にアニオン交換したものの
赤外線吸収スペクトルであり、第3−C図は過塩素酸で
部分アニオン交換したものの赤外線吸収スペクトルであ
り、 第3−D図は過塩素酸によるアニオン交換とジペンタエ
リスリトールモノアジペートの層間への組込みを行った
もの(本発明)の赤外線吸収スペクトルである。 手続補正書印釦 昭和60年 7月16日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願235157号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人〒105 5、補正命令の日付 な し 6、補正の対象 10発明の詳細な説明の欄 (1) 明細書第16頁下から6行乃至第14頁1行
の記載を削除する。 (2)仝第26頁下から6行乃至2行に、「非金属系安
定剤」とあるな、 r窒素等含有の非金属系安定剤」 と訂正する。 (3)仝第27頁4行に、「光劣化剤Jとあるを、「光
劣化防止剤」 と訂正する。 (4) 仝第27頁5行に、「等と共に配合すること
ができる。」とあるを、 「及びβ−ジケント類等とともに配合することができる
。」 と訂正する。 (5ン 仝第28頁11行乃至12行に、「強剥攪拌
下」とあるを、 「強制攪拌下」 と訂正する。 (6ン 仝第29頁8行乃至11行の記載を次の通り
訂正する。 r M!I4.s”*(OH)ssccら烏、 ((’
l、04 )am・0,24αP・2Ht。 式中、D8Pはジペンタエリスリトールである」 (7)仝第30頁下から2行乃至第141行K、「60
分間攪拌し複合体・・・・・・・・・複合水酸化物の」
とあるな、 「60分間攪拌し同複合水酸化物の」 と訂正する。 (8)仝第66頁7行乃至10行の記載を次の通り訂正
する。 r M!に、sAら(Off)ts ((’偽)IバC
tO,丸い・0.67DiA・1.5属O 式中、DiAはジペンタエリスリトールモノアジペート
である、」 (9)仝第67頁7行に「過酸」とあるな、「ハロゲン
酸素酸」 と訂正する。 α〔仝第68頁の表−2中、試料番号S−6−6の発泡
性の欄に、「Δ」とあるな、 OJ と訂正する。 αυ 仝第41頁の表−6の次に、次の記載を加入する
。 「実施例& 市販品合成ハイドロタルサイト(協和化学JllDHT
−4A) 0.591モルをメタノール3を中に攪拌下
分散せしめ、これをA液とする。 一方モノペンタエリスリトール0.137モルを70−
過塩素酸水溶液1.182モルに溶解させB液をつくっ
た。 A液にB液を室温にて徐々に添加し、1時間攪拌を続け
た。 その後、母液を留去しつつ乾燥し、イオン交換体−モノ
ペンタエリスリトール複合水酸化物(S−6−1)を得
た。 次いでペンタエリスリトールを用いない以外は上記と同
様にして比較のイオン交換体(f−6−1)を得た。 まず試料(S−6−1)、(6−H−1)について元素
分析を行なったところ、次の様な結果を得た。 試料(5−6−1) ; 踊&s Ab (Of)sm ((”へ入・0.23#
−0,1属0式中、MPはモノペンタエリスリト ールである 試料(H−6−1); MIav4’* (OjQss((’Z 04 )!
・0.5 HaO更に比較試料(f−+5−1)とモノ
ペンタエリスリトールとをモル比で1:cL2!1の割
合で乾式混合し、比較試料(f−6−2)とした。 試料(5−6−1)についての赤外吸収スペクトルを第
5−E図に示す。 また試料(S−6−1)及び比較試料(f−6−2)K
ついてX線回折を行な〜1、そのチャートをそれぞれ第
4−.4図及び第4−B図に示す。 ゛ 第4−E図において、ピーク2θ= 20.25’は、
複合化していないモノペンタエリスリトールのピークで
あり、2θ= 9.68”及び1916°は過塩素酸イ
オンに依るピークである。 第4−A図においては、2θ=20.25゜の部分だけ
消失しており、またこの試料(S−6−1)の赤外吸収
スペクトル(第5−E図)においては、285 、ff
〜29501−1にモノペンタエリスリトールの一〇
H,−伸縮振動によるピーク、及び1680〜1480
C1l にモノペンタエリスリトールの−C鳥憧角振
動が特性ピークとして発現している。即ち毎ノペンタエ
リスリトールの複合化が示されている。 更に試料(S−6−1) 、 (ff−6−2)及び前
記合成ハイドロタルサイト単独試料(H−1)について
、熱天秤によりTGA曲線、第5−A図、第5−B図及
び第5−0図を得た。 尚、このrGA*lIjは、理学電機(i#J製、熱天
秤TG装置<850526AI7)を使用し、下記条件
で測定した。 標準サンプル α−At、03 雰囲気 azr 熱電対 プラチネル 重量変化表示法式 重量百分率 タイム二ンスタント ル コード・フルスケール 201量%、200℃測定
温度範囲 110℃〜350℃昇温速度
5℃/7ILi路チャートスピード 2.5
txtlWLin本発明の複合水酸化物(,5−+5−
1)のTGA曲線(第5−A図)で示された加熱減量は
、110℃〜220℃において2.4重量−であるのに
対し、乾式混合による比較試料(4−6−2)のTGA
曲線(第5−B図)において同温度範囲での加熱減量は
4.6重量%に達している。このことから、本発明によ
る複合水酸化物の方が熱的に安定化されていることが理
解される。 また本発明による複合水酸化物(S−6−1)の原料で
ある合成ハイドロタルサイ) (ff−1)のTGA曲
線において、同温度範囲での結晶水揮散による加熱減量
は8.0重量%を示している。 即ちこの結果からも本発明の複合水酸化物が熱的に安定
化されていることが理解されよう。 以上の実験結果により、本発明によれば、ポリオール複
合水酸化物がイオン交換によって熱的に安定化し、また
加熱昇華性を有する不安定な多価アルコールであるモノ
ペンタエリスリトールが複合化処理により熱安定化され
ることが判る。 また本発明の製造法により得られる複合水酸化物がpV
C加工温度範囲(160〜240℃)Kおい【発泡、昇
華等による重量減少を生じないこと、及びpVC用の安
定剤として使用可能であることが理解される。」 4、図面の簡単な説明 (1) 仝[42頁の末行く次の記載を加入する。 「 第5−8図は、実施例6におけるイオン交換体−モ
ノペンタエリスリトール複合水酸化物(S−5−1)の
赤外線吸収スペクトルである。 第4−A図は、実施例6における上記複合水酸化物(S
−6−1)のX−線回折像であり、 第4−A図は、実施例6における比較試料(f−6−2
)のX−線回折像である。 第5−A図は、実施例6における複合水酸化物(5−6
−1)のTGA曲線であり第5−A図は、実施例6にお
ける比較試料(f−6−2)のTGA曲線であり、第5
−c図は、原料ハイドロタルナイトのTGA曲線である
。」 1図 面 (1) 第5−A図乃至第5−D図を別紙の通り訂正
する。 (2)第5−8図、第4−A図、第4−A図、第5−A
図、第5−A図及び第5−c図を別紙の通り追加する。 以上 第5−A図 第5−B図
サイトのX−線回折像を示す図であって、曲線Aは原料
ハイドロタルサイト、曲線Bは完全置換体、曲線Cは部
分置換体を示し、 第2図はX−線回折像を示す図であって、曲線りは本発
明による複合水酸化物、曲線Eは過塩素酸置換ハイドロ
タルサイトとジペンタエリスリトールモノアジペートと
の混合物を示し、第3−A図は原料ハイドロタルサイト
の赤外線吸収スペクトルであり、 第3−8図は過塩素酸で完全にアニオン交換したものの
赤外線吸収スペクトルであり、第3−C図は過塩素酸で
部分アニオン交換したものの赤外線吸収スペクトルであ
り、 第3−D図は過塩素酸によるアニオン交換とジペンタエ
リスリトールモノアジペートの層間への組込みを行った
もの(本発明)の赤外線吸収スペクトルである。 手続補正書印釦 昭和60年 7月16日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願235157号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人〒105 5、補正命令の日付 な し 6、補正の対象 10発明の詳細な説明の欄 (1) 明細書第16頁下から6行乃至第14頁1行
の記載を削除する。 (2)仝第26頁下から6行乃至2行に、「非金属系安
定剤」とあるな、 r窒素等含有の非金属系安定剤」 と訂正する。 (3)仝第27頁4行に、「光劣化剤Jとあるを、「光
劣化防止剤」 と訂正する。 (4) 仝第27頁5行に、「等と共に配合すること
ができる。」とあるを、 「及びβ−ジケント類等とともに配合することができる
。」 と訂正する。 (5ン 仝第28頁11行乃至12行に、「強剥攪拌
下」とあるを、 「強制攪拌下」 と訂正する。 (6ン 仝第29頁8行乃至11行の記載を次の通り
訂正する。 r M!I4.s”*(OH)ssccら烏、 ((’
l、04 )am・0,24αP・2Ht。 式中、D8Pはジペンタエリスリトールである」 (7)仝第30頁下から2行乃至第141行K、「60
分間攪拌し複合体・・・・・・・・・複合水酸化物の」
とあるな、 「60分間攪拌し同複合水酸化物の」 と訂正する。 (8)仝第66頁7行乃至10行の記載を次の通り訂正
する。 r M!に、sAら(Off)ts ((’偽)IバC
tO,丸い・0.67DiA・1.5属O 式中、DiAはジペンタエリスリトールモノアジペート
である、」 (9)仝第67頁7行に「過酸」とあるな、「ハロゲン
酸素酸」 と訂正する。 α〔仝第68頁の表−2中、試料番号S−6−6の発泡
性の欄に、「Δ」とあるな、 OJ と訂正する。 αυ 仝第41頁の表−6の次に、次の記載を加入する
。 「実施例& 市販品合成ハイドロタルサイト(協和化学JllDHT
−4A) 0.591モルをメタノール3を中に攪拌下
分散せしめ、これをA液とする。 一方モノペンタエリスリトール0.137モルを70−
過塩素酸水溶液1.182モルに溶解させB液をつくっ
た。 A液にB液を室温にて徐々に添加し、1時間攪拌を続け
た。 その後、母液を留去しつつ乾燥し、イオン交換体−モノ
ペンタエリスリトール複合水酸化物(S−6−1)を得
た。 次いでペンタエリスリトールを用いない以外は上記と同
様にして比較のイオン交換体(f−6−1)を得た。 まず試料(S−6−1)、(6−H−1)について元素
分析を行なったところ、次の様な結果を得た。 試料(5−6−1) ; 踊&s Ab (Of)sm ((”へ入・0.23#
−0,1属0式中、MPはモノペンタエリスリト ールである 試料(H−6−1); MIav4’* (OjQss((’Z 04 )!
・0.5 HaO更に比較試料(f−+5−1)とモノ
ペンタエリスリトールとをモル比で1:cL2!1の割
合で乾式混合し、比較試料(f−6−2)とした。 試料(5−6−1)についての赤外吸収スペクトルを第
5−E図に示す。 また試料(S−6−1)及び比較試料(f−6−2)K
ついてX線回折を行な〜1、そのチャートをそれぞれ第
4−.4図及び第4−B図に示す。 ゛ 第4−E図において、ピーク2θ= 20.25’は、
複合化していないモノペンタエリスリトールのピークで
あり、2θ= 9.68”及び1916°は過塩素酸イ
オンに依るピークである。 第4−A図においては、2θ=20.25゜の部分だけ
消失しており、またこの試料(S−6−1)の赤外吸収
スペクトル(第5−E図)においては、285 、ff
〜29501−1にモノペンタエリスリトールの一〇
H,−伸縮振動によるピーク、及び1680〜1480
C1l にモノペンタエリスリトールの−C鳥憧角振
動が特性ピークとして発現している。即ち毎ノペンタエ
リスリトールの複合化が示されている。 更に試料(S−6−1) 、 (ff−6−2)及び前
記合成ハイドロタルサイト単独試料(H−1)について
、熱天秤によりTGA曲線、第5−A図、第5−B図及
び第5−0図を得た。 尚、このrGA*lIjは、理学電機(i#J製、熱天
秤TG装置<850526AI7)を使用し、下記条件
で測定した。 標準サンプル α−At、03 雰囲気 azr 熱電対 プラチネル 重量変化表示法式 重量百分率 タイム二ンスタント ル コード・フルスケール 201量%、200℃測定
温度範囲 110℃〜350℃昇温速度
5℃/7ILi路チャートスピード 2.5
txtlWLin本発明の複合水酸化物(,5−+5−
1)のTGA曲線(第5−A図)で示された加熱減量は
、110℃〜220℃において2.4重量−であるのに
対し、乾式混合による比較試料(4−6−2)のTGA
曲線(第5−B図)において同温度範囲での加熱減量は
4.6重量%に達している。このことから、本発明によ
る複合水酸化物の方が熱的に安定化されていることが理
解される。 また本発明による複合水酸化物(S−6−1)の原料で
ある合成ハイドロタルサイ) (ff−1)のTGA曲
線において、同温度範囲での結晶水揮散による加熱減量
は8.0重量%を示している。 即ちこの結果からも本発明の複合水酸化物が熱的に安定
化されていることが理解されよう。 以上の実験結果により、本発明によれば、ポリオール複
合水酸化物がイオン交換によって熱的に安定化し、また
加熱昇華性を有する不安定な多価アルコールであるモノ
ペンタエリスリトールが複合化処理により熱安定化され
ることが判る。 また本発明の製造法により得られる複合水酸化物がpV
C加工温度範囲(160〜240℃)Kおい【発泡、昇
華等による重量減少を生じないこと、及びpVC用の安
定剤として使用可能であることが理解される。」 4、図面の簡単な説明 (1) 仝[42頁の末行く次の記載を加入する。 「 第5−8図は、実施例6におけるイオン交換体−モ
ノペンタエリスリトール複合水酸化物(S−5−1)の
赤外線吸収スペクトルである。 第4−A図は、実施例6における上記複合水酸化物(S
−6−1)のX−線回折像であり、 第4−A図は、実施例6における比較試料(f−6−2
)のX−線回折像である。 第5−A図は、実施例6における複合水酸化物(5−6
−1)のTGA曲線であり第5−A図は、実施例6にお
ける比較試料(f−6−2)のTGA曲線であり、第5
−c図は、原料ハイドロタルナイトのTGA曲線である
。」 1図 面 (1) 第5−A図乃至第5−D図を別紙の通り訂正
する。 (2)第5−8図、第4−A図、第4−A図、第5−A
図、第5−A図及び第5−c図を別紙の通り追加する。 以上 第5−A図 第5−B図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)一般式 MgxAly(OH)_2_x_+_3_y_−_z(
A^2^−)p(A^−)q・aZ・bH_2O 式中、A^2^−はCO_3^=等の2価アニオン、A
^−はハロゲン酸素酸イオン、Zは多 価アルコール又はその部分エステル、 x、y及びzは z=2p+q 8≧x/y≧1/4 及び z/(x+y)>1/20 を満足する正数であつて、 P及びqは 1≧q/(2p+q)≧1/10 を満足する数であり、 a及びbは、 0.01≦a/(x+y)≦1.0 及び 0≦b/(x+y)≦1.0 の化学組成を有し、且つ 下記X−線回折像 面間隔(d) 相対強度(I/I_o)10.1−
8.3 20−90 8.2−7.0 0−200 5.6−4.1 100 4.0−3.5 0−150 を有することを特徴とする複合水酸化物。 (2)Mg−Al−2価アニオン型ハイドロタルサイト
類と、ハロゲン酸素酸とを、水分及び多価アルコール又
はその部分エステルの存在下に接触させて、ハイドロタ
ルサイト類の2価アニオンの20乃至80%をハロゲン
酸素酸イオンで交換すると共に、多価アルコール又はそ
の部分エステルを結晶層構造中に組込むことを特徴とす
る複合水酸化物の製法。 (3)一般式 MgxAly(OH)_2_x_+_3_y_−_z(
A^2^−)p(A^−)q・aZ・bH_2O 式中、A^2^−はCO_3^=等の2価アニオン、A
^−はハロゲン酸素酸イオン、Zは多 価アルコール又はその部分エステル、 x、y及びzは z=2p+q 8≧x/y≧1/4 及び z/(x+y)>1/20 を満足する正数であつて、 P及びqは 1≧q/(2p+q)≧1/10 を満足する数であり、 a及びbは、 0.01≦a/(x+y)≦1.0 及び 0≦b/(x+y)≦1.0 の化学組成を有し、且つ 下記X−線回折像 面間隔(d) 相対強度(I/I_o)10.1−
8.3 20−90 8.2−7.0 0−200 5.6−4.1 100 4.0−3.5 0−150 を有する複合水酸化物或いはその乾燥乃至焼成物を含有
して成ることを特徴とする塩素含有重合体用安定剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23515784A JPS61115089A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 複合水酸化物、その製造法及び塩素含有重合体用安定剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23515784A JPS61115089A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 複合水酸化物、その製造法及び塩素含有重合体用安定剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61115089A true JPS61115089A (ja) | 1986-06-02 |
JPH0336839B2 JPH0336839B2 (ja) | 1991-06-03 |
Family
ID=16981891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23515784A Granted JPS61115089A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 複合水酸化物、その製造法及び塩素含有重合体用安定剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61115089A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62277455A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-02 | Nissan Fuero Yuki Kagaku Kk | 含ハロゲン樹脂組成物 |
JPS6377959A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-08 | Nitto Kasei Kk | 安定化された難燃性スチレン系樹脂組成物 |
JP2009045523A (ja) * | 2007-08-16 | 2009-03-05 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 臭素酸イオン用吸着剤 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008031192A (ja) | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Adeka Corp | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
JP5094109B2 (ja) | 2006-12-22 | 2012-12-12 | 株式会社Adeka | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
JP5078401B2 (ja) | 2007-03-27 | 2012-11-21 | 株式会社Adeka | 防水シート |
JP5511147B2 (ja) | 2008-03-17 | 2014-06-04 | 株式会社Adeka | 難燃性塩素含有樹脂組成物 |
KR101874488B1 (ko) | 2010-03-29 | 2018-07-04 | 가부시키가이샤 아데카 | 솔비톨 화합물을 함유하는 투명화제 조성물 및 이 솔비톨 화합물을 사용한 폴리프로필렌계 수지 조성물의 제조 방법 |
JP5722002B2 (ja) | 2010-11-10 | 2015-05-20 | 株式会社Adeka | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
EP2862883B1 (en) | 2012-06-14 | 2019-09-25 | Adeka Corporation | Method for producing nucleator masterbatch |
CN104428350B (zh) | 2012-07-10 | 2017-05-31 | 株式会社Adeka | 混合粒料 |
US20150232626A1 (en) | 2012-10-11 | 2015-08-20 | Adeka Corporation | Resin composition for printing film and printing film |
EP3075815B1 (en) | 2013-11-26 | 2019-10-09 | Adeka Corporation | Light stabilizer composition and resin composition containing same |
JP6177672B2 (ja) | 2013-11-26 | 2017-08-09 | 株式会社Adeka | マスターバッチの製造方法 |
TWI787175B (zh) | 2016-03-02 | 2022-12-21 | 日商Adeka股份有限公司 | 樹脂添加劑組成物、熱塑性樹脂組成物、及其成形體 |
EP4079802A4 (en) | 2019-12-18 | 2024-01-03 | Adeka Corporation | RESIN COMPOSITION, CORRESPONDING MOLDED ARTICLE AND METHOD FOR PRODUCING SAID RESIN COMPOSITION |
CN115175965A (zh) | 2020-03-31 | 2022-10-11 | 株式会社Adeka | 阻燃剂组合物、阻燃性合成树脂组合物和成型体 |
EP4190850A4 (en) | 2020-07-31 | 2024-09-04 | Adeka Corporation | ADDITIVE COMPOSITION, RESIN COMPOSITION, METHOD FOR PRODUCING THE RESIN COMPOSITION AND MOLDED BODIES |
US20240010763A1 (en) | 2020-10-08 | 2024-01-11 | Adeka Corporation | Polyolefin-based resin composition, molded article using same, and production method for polyolefin-based resin composition |
CN116390974A (zh) | 2020-10-08 | 2023-07-04 | 株式会社艾迪科 | 光稳定剂母料和使用其的聚丙烯系树脂组合物的制造方法 |
CN116323782A (zh) | 2020-10-08 | 2023-06-23 | 株式会社艾迪科 | 聚烯烃系树脂组合物、使用其的成型品、及聚烯烃系树脂组合物的制造方法 |
WO2022265042A1 (ja) | 2021-06-16 | 2022-12-22 | 株式会社Adeka | 核剤組成物、樹脂組成物、その成形品および樹脂組成物の製造方法 |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP23515784A patent/JPS61115089A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62277455A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-02 | Nissan Fuero Yuki Kagaku Kk | 含ハロゲン樹脂組成物 |
JPS6377959A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-08 | Nitto Kasei Kk | 安定化された難燃性スチレン系樹脂組成物 |
JP2009045523A (ja) * | 2007-08-16 | 2009-03-05 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 臭素酸イオン用吸着剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0336839B2 (ja) | 1991-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61115089A (ja) | 複合水酸化物、その製造法及び塩素含有重合体用安定剤 | |
KR100607429B1 (ko) | 수산화마그네슘 입자, 그 제조방법 및 그 입자를 함유하는수지조성물 | |
KR101228880B1 (ko) | 나트륨의 함량이 극미량으로 제어된 하이드로탈사이트, 그의 제조방법 및 이를 함유하는 합성수지 조성물 | |
JP3390976B2 (ja) | 塩基性ヒドロキシ亜リン酸カルシウムアルミニウム類、それらの製造方法およびそれらの使用 | |
JPH0641441A (ja) | 複合金属水酸化物およびその使用 | |
EP3210940A1 (en) | Process for the preparation of high-aspect-ratio magnesium hydroxide | |
JPH01252525A (ja) | 沈降炭酸カルシウムの製造方法及び沈降炭酸カルシウム含有ポリマー組成物 | |
RU2163564C2 (ru) | Сложный гидроксид металлов, способ получения сложных гидроксидов металлов и пламезамедляющее вещество для высокомолекулярных соединений, полученное этим способом с использованием этого гидроксида | |
EP2366666B1 (en) | Process for producing a calcium hydroxide compound | |
WO1989003855A1 (fr) | Preparation a base de resine | |
US20110031454A1 (en) | Smoke suppressants | |
EP1026702B1 (en) | Mg-Al-based hydrotalcite-type particles, chlorine-containing resin composition and process for producing the particles | |
JP2826973B2 (ja) | 複合金属水酸化物 | |
JPS61113630A (ja) | 塩素含有重合体用安定剤の製造方法 | |
JP4106508B2 (ja) | 塩素含有樹脂組成物 | |
JP4041907B2 (ja) | 安定化された含ハロゲン樹脂組成物 | |
EP1311605A1 (de) | Verwendung von amphiphilen polymeren oder copolymeren zur oberflächenmodifikation von reaktiven anorganischen füllstoffen | |
JPH0564174B2 (ja) | ||
JP7620697B2 (ja) | ハイドロタルサイト類化合物、樹脂組成物および樹脂成形体 | |
EP0868480B1 (en) | Organo-tin-containing complex stabiliser for synthetic resin compositions | |
JP2003313441A (ja) | 安定化された含ハロゲン樹脂組成物 | |
JP2001525312A (ja) | カチオン性層状化合物およびその製造方法と用途 | |
JPH058218B2 (ja) | ||
JPH07144919A (ja) | 水酸化マグネシウム系固溶体、その製造法および使用 | |
JP4892419B2 (ja) | 水酸化カルシウム系化合物及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |