JPS61114506A - 希土類永久磁石の製造方法 - Google Patents
希土類永久磁石の製造方法Info
- Publication number
- JPS61114506A JPS61114506A JP59236353A JP23635384A JPS61114506A JP S61114506 A JPS61114506 A JP S61114506A JP 59236353 A JP59236353 A JP 59236353A JP 23635384 A JP23635384 A JP 23635384A JP S61114506 A JPS61114506 A JP S61114506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- permanent magnet
- earth permanent
- rare earth
- aging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は希土類永久磁石、特にはR(希土類元素)%
Co、Fe、Cu1M(Mはlr 、 Hr、Ti 、
Nb 、Ni 、Vの少くも一種以上)からなるQu置
換型R2C017系の永久磁石の製造方法に関するもの
である。
Co、Fe、Cu1M(Mはlr 、 Hr、Ti 、
Nb 、Ni 、Vの少くも一種以上)からなるQu置
換型R2C017系の永久磁石の製造方法に関するもの
である。
従来の技術
従来R−Go −Fe−Quなる合金系にM(MはZr
1Hr 、T+ 、Nb 、、N+ 、V内の少くと
も一種以上)を添加することにより優れた磁気特性を有
する希土類永久磁石が得られることが知られており、特
にSa+ −Co −Fe −M系においては、最大エ
ネルギー積30M G O6以上の特性が報告されてい
る。(特公昭55−50100号公報参照)この種希土
類永久磁石は、所定の組成を有するうに原料を配合し、
溶解して得た合金を粉砕するか、もしくは還元拡散法に
より準備した合金粉末を磁場中で加圧成形し、1100
〜1230℃の範囲でかつ焼結濃度よりも20℃以上低
い温度で溶体化処理を施しついで時効処理を施して製造
されるのが一般的である。従来、この時効処理は、60
0〜950℃を開始温度として、その温度に24〜10
0時間保持後0,3〜3℃/分の速度で徐冷するという
条件で行われていた。
1Hr 、T+ 、Nb 、、N+ 、V内の少くと
も一種以上)を添加することにより優れた磁気特性を有
する希土類永久磁石が得られることが知られており、特
にSa+ −Co −Fe −M系においては、最大エ
ネルギー積30M G O6以上の特性が報告されてい
る。(特公昭55−50100号公報参照)この種希土
類永久磁石は、所定の組成を有するうに原料を配合し、
溶解して得た合金を粉砕するか、もしくは還元拡散法に
より準備した合金粉末を磁場中で加圧成形し、1100
〜1230℃の範囲でかつ焼結濃度よりも20℃以上低
い温度で溶体化処理を施しついで時効処理を施して製造
されるのが一般的である。従来、この時効処理は、60
0〜950℃を開始温度として、その温度に24〜10
0時間保持後0,3〜3℃/分の速度で徐冷するという
条件で行われていた。
発明の解決しようとする問題点
上述の如く、従来の時効処理では600〜950℃を開
始温度として24〜100時間後、0.3〜b分の冷却
速度で徐冷を行っていたが、量産設備においては1℃/
分以上の冷却速度で処理することは容易でなく、ざらに
この徐冷法ではヒステリシス曲線の角形性に難があり、
その目的とする磁気特性を得るための時効処理条件及び
組成が限られた狭い範囲であった。
始温度として24〜100時間後、0.3〜b分の冷却
速度で徐冷を行っていたが、量産設備においては1℃/
分以上の冷却速度で処理することは容易でなく、ざらに
この徐冷法ではヒステリシス曲線の角形性に難があり、
その目的とする磁気特性を得るための時効処理条件及び
組成が限られた狭い範囲であった。
本発明の目的は、そうした従来の問題点に対して、ヒス
テリシス曲線の角形性を改善することにより最大エネル
ギー積の大きい永久磁石を安定して得ることのできる製
造方法を提供することである。
テリシス曲線の角形性を改善することにより最大エネル
ギー積の大きい永久磁石を安定して得ることのできる製
造方法を提供することである。
問題点を解決するための手段
本発明の希土類永久磁石の製造方法は重量比で22≦R
≦28%(ただし、Rはイツトリウム及び希土類元素の
少くとも一種以上)、5≦Fe≦30%、1≦CLI≦
12%、0.2≦M≦1%(MはZr、Hf、Ti、N
b、Ni、■の少くとも一種以上)残部が実質的にCO
からなる合金粉末の成形体を1100〜1230℃の温
度で焼結した後、焼結温度よりも20℃以上低い温度で
あってかつ1050〜1200℃の温度で溶体化処理を
行い、その後、600〜950℃を開始温度とし、この
温度で少くとも10分以上保持した後500℃以下まで
段階的に冷却し、かつこの熱処理サイクルを少くとも2
回以上繰返すことを特徴とするものである。
≦28%(ただし、Rはイツトリウム及び希土類元素の
少くとも一種以上)、5≦Fe≦30%、1≦CLI≦
12%、0.2≦M≦1%(MはZr、Hf、Ti、N
b、Ni、■の少くとも一種以上)残部が実質的にCO
からなる合金粉末の成形体を1100〜1230℃の温
度で焼結した後、焼結温度よりも20℃以上低い温度で
あってかつ1050〜1200℃の温度で溶体化処理を
行い、その後、600〜950℃を開始温度とし、この
温度で少くとも10分以上保持した後500℃以下まで
段階的に冷却し、かつこの熱処理サイクルを少くとも2
回以上繰返すことを特徴とするものである。
まず本発明における組成の限定理由を説明すると、R−
Coを主体とする永久磁石合金はR(イツトリウム及び
他の希土類元素の一種以上)は、それが22%未満では
保磁力(zHc)が低下し、それが28%を越えると残
留磁化(Br)が低下するので、これは22〜28%の
範囲とし、銅(Cu ’)は、それが1%未満では保磁
力(IHC)が低下し、12%を越えると残留磁化(S
r)が低下するのでこれは1〜12%の範囲とし、鉄(
Fe )については、保磁力(IHC)を実用範囲に保
つ目的から5〜30%トスル。またM (Zr 、 H
r 、 Ti 。
Coを主体とする永久磁石合金はR(イツトリウム及び
他の希土類元素の一種以上)は、それが22%未満では
保磁力(zHc)が低下し、それが28%を越えると残
留磁化(Br)が低下するので、これは22〜28%の
範囲とし、銅(Cu ’)は、それが1%未満では保磁
力(IHC)が低下し、12%を越えると残留磁化(S
r)が低下するのでこれは1〜12%の範囲とし、鉄(
Fe )については、保磁力(IHC)を実用範囲に保
つ目的から5〜30%トスル。またM (Zr 、 H
r 、 Ti 。
Nil 、 Nr 、vの一種以上)は、それが0.2
%未満では最大エネルギー積[(BH)+1axlが小
ざく、7%を越えると残留磁化(Br)が低下するので
0.2〜7%の範囲とする。
%未満では最大エネルギー積[(BH)+1axlが小
ざく、7%を越えると残留磁化(Br)が低下するので
0.2〜7%の範囲とする。
次にこのような組成を有する希土類永久磁石の製造方法
について説明すると、この製造方法は磁場中で加圧成形
した成形体を焼結、溶体化処理を施し、さらに行う時効
処理工程に特色をもつものである。すなわち希土類永久
磁石はまず合金を構成する各成分を配合溶解して合金化
した後粉砕し、ついでこれを磁場中で加圧成形する。こ
のようにして得られた成形体は1100〜1230℃の
温度で不活性ガス中で焼結が行われ、さらにこの焼結体
に1050〜1200℃の温度であってかつ焼結温度よ
り20℃以上低い温度で溶体化が施される。これまでの
工程は従来法に準じて行えばよい。そしてこのようにし
て得られた磁石材料を時効処理するのであるが、本発明
では600〜950℃を開始温度として、この温度で少
くとも10分以上保持した後500℃以下に段階的に冷
却し、さらにこの時効パターンを少くとも2回以上繰返
すため、優れた磁気特性を有する希土類永久磁石を安定
して得ることができる。
について説明すると、この製造方法は磁場中で加圧成形
した成形体を焼結、溶体化処理を施し、さらに行う時効
処理工程に特色をもつものである。すなわち希土類永久
磁石はまず合金を構成する各成分を配合溶解して合金化
した後粉砕し、ついでこれを磁場中で加圧成形する。こ
のようにして得られた成形体は1100〜1230℃の
温度で不活性ガス中で焼結が行われ、さらにこの焼結体
に1050〜1200℃の温度であってかつ焼結温度よ
り20℃以上低い温度で溶体化が施される。これまでの
工程は従来法に準じて行えばよい。そしてこのようにし
て得られた磁石材料を時効処理するのであるが、本発明
では600〜950℃を開始温度として、この温度で少
くとも10分以上保持した後500℃以下に段階的に冷
却し、さらにこの時効パターンを少くとも2回以上繰返
すため、優れた磁気特性を有する希土類永久磁石を安定
して得ることができる。
以下本発明の詳細を実施例により説明する。
実施例1
3m25.3重量%、Fe15.5重量%、CLl
4.8重量%、zr 2.3重量%、残部COからな
る合金粉末を磁場中で成形したのちこれをアルゴン気流
中において、1185℃で2時間焼結し、ついで116
0℃で4時間保持しオイル中へ急冷する溶体化処理を施
した試料を、160℃で24時間保持した後1.3℃/
分の速度で徐冷して永久磁石(No、1)を得た。
4.8重量%、zr 2.3重量%、残部COからな
る合金粉末を磁場中で成形したのちこれをアルゴン気流
中において、1185℃で2時間焼結し、ついで116
0℃で4時間保持しオイル中へ急冷する溶体化処理を施
した試料を、160℃で24時間保持した後1.3℃/
分の速度で徐冷して永久磁石(No、1)を得た。
また溶体化処理までは上記と同様の条件で得た試料を用
いて、多段時効処理を行って3種類の永久磁石(N o
、2〜No、4)を得た。ここでN002の永久磁石は
、時効開始温度を780℃とし、その温度に4時間保持
後0.6℃/分の速度で700℃まで徐冷し、700℃
に2時間保持後0.6℃/分の速度で600℃まで徐冷
し、ついで600℃に2時間保持してから300℃まで
、100℃毎に上記と同じ条件徐冷と保持を繰返す多段
時効を施したものである。
いて、多段時効処理を行って3種類の永久磁石(N o
、2〜No、4)を得た。ここでN002の永久磁石は
、時効開始温度を780℃とし、その温度に4時間保持
後0.6℃/分の速度で700℃まで徐冷し、700℃
に2時間保持後0.6℃/分の速度で600℃まで徐冷
し、ついで600℃に2時間保持してから300℃まで
、100℃毎に上記と同じ条件徐冷と保持を繰返す多段
時効を施したものである。
N013とN014の永久磁石は、それぞれN002と
同様の時効パターンを2回および3回繰返したものであ
る。
同様の時効パターンを2回および3回繰返したものであ
る。
このようにして得られた永久磁石の磁気特性を測定した
ところ、第1表に示す結果が得られた。
ところ、第1表に示す結果が得られた。
(注)8III定値は、10ケの試料の最大値と最小値
を示す。
を示す。
第1表から、本発明法によって得られた永久、磁石(N
o、3、No、4 >は、従来法によって得られた永久
磁石(No、1 、No、2 )よりも高い(BH)I
aXを有することがわかる。
o、3、No、4 >は、従来法によって得られた永久
磁石(No、1 、No、2 )よりも高い(BH)I
aXを有することがわかる。
実施例2
SII125.3重量%、l:e15.5重量%、Qu
4.8重量%、Zr 2.3重量%、残部がGo
からなる合金粉末を磁場中で成形した後、これをアルゴ
ン気流中において、1185℃で2時間焼結し、ついで
1160℃で4時間保持しオイル中へ急冷する溶体化処
理を施した試料を800℃×2@rの処理後0.6℃/
分の速度で700℃まで冷却しついでその温度に2時間
保持し、以下この条件で300℃まで、100℃毎に徐
冷と保持を繰返した。この時各保持温度毎に試料の工H
Cを測定だ。測定結果は第2表に示す・通りである。
4.8重量%、Zr 2.3重量%、残部がGo
からなる合金粉末を磁場中で成形した後、これをアルゴ
ン気流中において、1185℃で2時間焼結し、ついで
1160℃で4時間保持しオイル中へ急冷する溶体化処
理を施した試料を800℃×2@rの処理後0.6℃/
分の速度で700℃まで冷却しついでその温度に2時間
保持し、以下この条件で300℃まで、100℃毎に徐
冷と保持を繰返した。この時各保持温度毎に試料の工H
Cを測定だ。測定結果は第2表に示す・通りである。
また時効処理における保持時間を4時間に変えた以外は
上記と同様の条件で熱処理を施し、また同様に各温度毎
にIHCを測定した。測定結果は同じく第2表に示す。
上記と同様の条件で熱処理を施し、また同様に各温度毎
にIHCを測定した。測定結果は同じく第2表に示す。
第2表
第2表から、800℃での保持後500℃以下まで徐冷
することによりrflが大幅に向上すること、及び保持
時間が長いほどIHCが向上することがわかる。
することによりrflが大幅に向上すること、及び保持
時間が長いほどIHCが向上することがわかる。
実施例3
3i15.3重量%、Ce 9.5重量%、l:e15
.6重世%、Cu 4.9重量%、M (MG、tZ
r 、 Nb 、 Hfの内の1種)2.3重量%、残
部がCOからなる3種類の合金粉末を準備し、各合金粉
末を用いて実施例1と同様の条件で成形、焼結および溶
体化処理を行い、ついで780℃を開始温度として、こ
の温度で4時間保持した後、0.6℃/分の速度で70
0℃まで徐冷し、その温度に2時間保持し、以下この条
件で300℃まで、100℃毎に徐冷と保持を繰返して
、3種類の永久磁石(N O,5〜1)を得た。
.6重世%、Cu 4.9重量%、M (MG、tZ
r 、 Nb 、 Hfの内の1種)2.3重量%、残
部がCOからなる3種類の合金粉末を準備し、各合金粉
末を用いて実施例1と同様の条件で成形、焼結および溶
体化処理を行い、ついで780℃を開始温度として、こ
の温度で4時間保持した後、0.6℃/分の速度で70
0℃まで徐冷し、その温度に2時間保持し、以下この条
件で300℃まで、100℃毎に徐冷と保持を繰返して
、3種類の永久磁石(N O,5〜1)を得た。
また時効パターンを2回繰返した以外は、上記と同様の
条件で3種類の永久磁石(N O,8〜10)を得た。
条件で3種類の永久磁石(N O,8〜10)を得た。
これらの永久磁石の磁気特性の測定結果を第3表に示す
。
。
第3表
第3表から、時効処理を2回行って得られた永久磁石(
N o、8〜10)は、時効処理を1回だけ行なって得
られたもの(No、5〜7)より磁気特性が向上してい
ることがわかる。特にMとしてzr又はH「を用いた場
合は、希土類元素として特性は劣るが、安価なCeを含
むのにもかかわらず、従来のもの(実施例1のNo、1
)より高い(Bl−()IaXが得られることがわかる
。
N o、8〜10)は、時効処理を1回だけ行なって得
られたもの(No、5〜7)より磁気特性が向上してい
ることがわかる。特にMとしてzr又はH「を用いた場
合は、希土類元素として特性は劣るが、安価なCeを含
むのにもかかわらず、従来のもの(実施例1のNo、1
)より高い(Bl−()IaXが得られることがわかる
。
発明の効果
以上に記述の如く、本発明によれば、特定の時効処理を
行うことにより、ヒステリシス曲線の角形性が改善され
た、最大エネルギー積の高い希土類永久磁石を得ること
ができる。
行うことにより、ヒステリシス曲線の角形性が改善され
た、最大エネルギー積の高い希土類永久磁石を得ること
ができる。
手続補正書(方剤
=trsr 6Qg 3・J 8e
持許庁長官殿
i& 明)名h 希土類永久磁石の@遣方法補正
をする者 に 体 −釦8) 日立金属株式会社代表者河野
典夫 代 理 人 してから300℃まで、100℃毎に上記と同じ条件徐
冷と保持を繰返す多段時効を施したものである。
をする者 に 体 −釦8) 日立金属株式会社代表者河野
典夫 代 理 人 してから300℃まで、100℃毎に上記と同じ条件徐
冷と保持を繰返す多段時効を施したものである。
No、3 トNo、4 (7)永久磁石は、それぞれN
O,2と同様の時効パターンを2回および3回繰返し
たものである。
O,2と同様の時効パターンを2回および3回繰返し
たものである。
このようにして得られた永久磁石の磁気特性を測定した
ところ、第1表に示す結果が得られた。
ところ、第1表に示す結果が得られた。
第1表
(注)測定値は、10ケの試料の最大値と最小値を示す
。
。
第1表から、本発明法によって得られた永久磁石(No
、3 、No、4 )は、従来法によって得られた永久
磁石(NO,1、No、2 >よりも高い(BH)Wa
Xを有することがわかる。
、3 、No、4 )は、従来法によって得られた永久
磁石(NO,1、No、2 >よりも高い(BH)Wa
Xを有することがわかる。
第2表
第2表から、800℃での保持後500℃以下まで徐冷
することによりXHCが大幅に向上すること、及び保持
時間が長いほどzHCが向上することがわかる。
することによりXHCが大幅に向上すること、及び保持
時間が長いほどzHCが向上することがわかる。
実施例3
3i+15.3重量%、(:、e 9,5重量%、l
:e15.6重量%、Cu 4.9重量%、M(Mは
Zr 、Nb 、 Hfの内の1種)2.3重量%、残
部がCOからなる3種類の合金粉末を準備し、各合金粉
末を用いて実施例1と同様の条件で成形、焼結および溶
体化処理を行い、ついで780℃を開始温度として、こ
の温度で4時間保持した後、0.6℃/分の速度で70
0℃まで徐冷し、その温度に2時間保持し、以下この条
件で300℃まで、100℃毎に徐冷と保持を繰返して
、3種類の永久磁石(N O05〜7)を得た。
:e15.6重量%、Cu 4.9重量%、M(Mは
Zr 、Nb 、 Hfの内の1種)2.3重量%、残
部がCOからなる3種類の合金粉末を準備し、各合金粉
末を用いて実施例1と同様の条件で成形、焼結および溶
体化処理を行い、ついで780℃を開始温度として、こ
の温度で4時間保持した後、0.6℃/分の速度で70
0℃まで徐冷し、その温度に2時間保持し、以下この条
件で300℃まで、100℃毎に徐冷と保持を繰返して
、3種類の永久磁石(N O05〜7)を得た。
また時効パターンを2回繰返した以外は、上記と同様の
条件で3種類の永久磁石< N O,8〜10)を得た
。
条件で3種類の永久磁石< N O,8〜10)を得た
。
これらの永久磁石の磁気特性の測定結果を第3表に示す
。
。
第3表から、時効処理を2回行って得られた永久磁石(
N o、8〜10)は、時効処理を1回だけ行なって得
られたもの(No、5〜7)より磁気特性が向上してい
ることがわかる。特にMとしてZr又はHfを用いた場
合は、希土類元素として特性27一
N o、8〜10)は、時効処理を1回だけ行なって得
られたもの(No、5〜7)より磁気特性が向上してい
ることがわかる。特にMとしてZr又はHfを用いた場
合は、希土類元素として特性27一
Claims (1)
- 1、重量百分率で22≦R≦28%(RはYを含む希土
類元素の少くとも1種)、5≦Fe≦30%、1≦Cu
≦12%、0.2≦M≦7(MはZr、Hf、Ti、N
b、Ni、Vの内の少くとも1種)、残部が実質的にC
oからなる合金粉末を磁場中で加圧成形し、1100〜
1230℃の温度で焼結し、1050〜1200℃の範
囲の温度でかつ前記焼結温度よりも20℃以上低い温度
で溶体化処理を施しついで時効処理を施す希土類永久磁
石の製造方法において、前記時効処理を、600〜95
0℃を開始温度としてこの温度に少くとも10分保持し
た後500℃以下の温度まで段階的に冷却するサイクル
を少くとも2回繰返すことにより行うことを特徴とする
希土類永久磁石の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59236353A JPS61114506A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 希土類永久磁石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59236353A JPS61114506A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 希土類永久磁石の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61114506A true JPS61114506A (ja) | 1986-06-02 |
Family
ID=16999543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59236353A Pending JPS61114506A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 希土類永久磁石の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61114506A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61260610A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-18 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 永久磁石の製造方法 |
JPH02128403A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-16 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 希土類永久磁石材料 |
WO2015140829A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | 株式会社 東芝 | 永久磁石、モータ、および発電機 |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP59236353A patent/JPS61114506A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61260610A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-18 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 永久磁石の製造方法 |
JPH02128403A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-16 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 希土類永久磁石材料 |
WO2015140829A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | 株式会社 東芝 | 永久磁石、モータ、および発電機 |
JP6039058B2 (ja) * | 2014-03-18 | 2016-12-07 | 株式会社東芝 | 永久磁石、モータ、および発電機 |
US10770208B2 (en) | 2014-03-18 | 2020-09-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Permanent magnet, motor, and generator |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0898778B1 (en) | Bonded magnet with low losses and easy saturation | |
JPH01219143A (ja) | 焼結永久磁石材料とその製造方法 | |
JPH04506093A (ja) | 磁性合金組成物および永久磁石 | |
JPS61114506A (ja) | 希土類永久磁石の製造方法 | |
JPH0354805A (ja) | 希土類永久磁石およびその製造方法 | |
JPH08181009A (ja) | 永久磁石とその製造方法 | |
JPS62229803A (ja) | プラスチツク磁石用Nd−Fe−B系合金粉末 | |
JPS6181605A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JPS6181607A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JPS60257107A (ja) | 永久磁石用粉末および永久磁石の製造方法 | |
JPS59179703A (ja) | 2相分離型保磁力発生機構をもつ希土類コバルト合金紛末の製造方法 | |
JPH0146574B2 (ja) | ||
JPS6180805A (ja) | 永久磁石材料 | |
JPH07240307A (ja) | 含窒素希土類磁石及びその製造方法 | |
JPS60255941A (ja) | 希土類元素−遷移金属元素−亜金属合金磁石の製造方法 | |
JPH02192102A (ja) | 永久磁石の製造方法 | |
EP0480722A2 (en) | Method of making a Nd-Fe type permanent magnetic material | |
JPS61260610A (ja) | 永久磁石の製造方法 | |
JPS61272330A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JPS6334606B2 (ja) | ||
JPS58147537A (ja) | 永久磁石合金およびその製造方法 | |
JPS62274045A (ja) | 磁石製造方法 | |
JPS6134241B2 (ja) | ||
JPH0247534B2 (ja) | ||
KR20040036962A (ko) | Pr-Fe-B계 자성분말 조성물 및 그 제조방법 |