JPS6098256A - 電子制御式無段変速装置 - Google Patents
電子制御式無段変速装置Info
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- JPS6098256A JPS6098256A JP20504683A JP20504683A JPS6098256A JP S6098256 A JPS6098256 A JP S6098256A JP 20504683 A JP20504683 A JP 20504683A JP 20504683 A JP20504683 A JP 20504683A JP S6098256 A JPS6098256 A JP S6098256A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66254—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンとエンジンからの駆動力を受ける被
駆動体との間に介在されたクラッチ機構と無段変速機構
とを備え、これらをエンジンの作動状態等を検出して得
られる検出信号にもとすいて制御信号を発生する電子制
御手段により制御するようにされた電子制御式無段変速
装置に関する。
駆動体との間に介在されたクラッチ機構と無段変速機構
とを備え、これらをエンジンの作動状態等を検出して得
られる検出信号にもとすいて制御信号を発生する電子制
御手段により制御するようにされた電子制御式無段変速
装置に関する。
(従来技術)
一般にエンジンの出力を無段変速機構を介して被駆動体
である車輪に伝達し、この無段変速機構を電子制御手段
を用いて制御ずにようにした電子制御式無段変速装置を
採用した自動車においては、運転者はクラッチ操作の煩
わしさから開放される。
である車輪に伝達し、この無段変速機構を電子制御手段
を用いて制御ずにようにした電子制御式無段変速装置を
採用した自動車においては、運転者はクラッチ操作の煩
わしさから開放される。
しかし、斯かる場合においても、クラッチ機構が不必要
とされるわけではなく、自動車の発進時や停止時、さら
には、運転者によるシフトレバ−のニュートラルレンジ
からドライブレンジ、もしくは、リバースレンジへの切
り換え時等には、クラッチ機構によるエンジンの出力の
無段変速機構への伝達について断続制御が要求されるこ
とになり、電子制御式無段変速装置内で、クラッチ機構
の制御も自動的に行われているのである。斯かる無段変
速機構に伴うクラッチa構の制御については、例えば、
特開昭52−981162号公報に記載されている如く
、■ベル1−プーリ式無段変速機構に伴うクラッチ機構
において、無段変速機構のVヘルドの張力を検出し、■
ベルトの張力が充分に高まった状態でクラッチ機構を接
続状態にするようになす等の提案がなされている。しか
しながら、従来のクラッチ機構における接続手法は、結
局、クラッチ機構における伝達トルクを、自動車の発進
時においては、エンジンの回転数やアクセル開度に比例
的に応じて変化させるように制御し、また、走行時にb
cノる運転者の操作によるシフトレバ−のニュートラル
レンジからドライブレンジもしくはリバースレンジへの
切り換え時においては、車速やアクセル開度に応じて予
め設定された、いわゆる半クラツチ状態をとるように制
御することになり、クラッチ機構の入力側及び出力側の
トルク状態に対応しての制御は行われない。このため、
クラッチ機構の伝達トルクがエンジン側に起因する温度
変化等の影響を受け易くなる、半クラツチ状態の時間が
長くなり、クラッチ機構でのエネルギ吸収が大となって
、クラッチ機構の寿命が短縮される、チョーク作動時に
ショックが発生する等々の欠点が伴われている。
とされるわけではなく、自動車の発進時や停止時、さら
には、運転者によるシフトレバ−のニュートラルレンジ
からドライブレンジ、もしくは、リバースレンジへの切
り換え時等には、クラッチ機構によるエンジンの出力の
無段変速機構への伝達について断続制御が要求されるこ
とになり、電子制御式無段変速装置内で、クラッチ機構
の制御も自動的に行われているのである。斯かる無段変
速機構に伴うクラッチa構の制御については、例えば、
特開昭52−981162号公報に記載されている如く
、■ベル1−プーリ式無段変速機構に伴うクラッチ機構
において、無段変速機構のVヘルドの張力を検出し、■
ベルトの張力が充分に高まった状態でクラッチ機構を接
続状態にするようになす等の提案がなされている。しか
しながら、従来のクラッチ機構における接続手法は、結
局、クラッチ機構における伝達トルクを、自動車の発進
時においては、エンジンの回転数やアクセル開度に比例
的に応じて変化させるように制御し、また、走行時にb
cノる運転者の操作によるシフトレバ−のニュートラル
レンジからドライブレンジもしくはリバースレンジへの
切り換え時においては、車速やアクセル開度に応じて予
め設定された、いわゆる半クラツチ状態をとるように制
御することになり、クラッチ機構の入力側及び出力側の
トルク状態に対応しての制御は行われない。このため、
クラッチ機構の伝達トルクがエンジン側に起因する温度
変化等の影響を受け易くなる、半クラツチ状態の時間が
長くなり、クラッチ機構でのエネルギ吸収が大となって
、クラッチ機構の寿命が短縮される、チョーク作動時に
ショックが発生する等々の欠点が伴われている。
(発明の目的)
本発明は、斯かる点に鑑み、エンジンからの駆動力の被
駆動体への伝達をクラッチ機構と無段変速機構とをもっ
て行い、これらクラッチ機構及び無段変速機構を電子制
御手段から送出される制御信号にもとすいて制御するよ
うにし、特に、クラッチ機構の制御において、種々の状
況下で、クラッチ機構における接続が長時間の半クラツ
チ状態を伴うことなく円滑に行われるように、クラッチ
機構の伝達トルク容量をクラッチ機構の入力側及び出力
側のトルク状態に応して制御するようにした電子制御式
無段変速装置を提供することを目的とする。
駆動体への伝達をクラッチ機構と無段変速機構とをもっ
て行い、これらクラッチ機構及び無段変速機構を電子制
御手段から送出される制御信号にもとすいて制御するよ
うにし、特に、クラッチ機構の制御において、種々の状
況下で、クラッチ機構における接続が長時間の半クラツ
チ状態を伴うことなく円滑に行われるように、クラッチ
機構の伝達トルク容量をクラッチ機構の入力側及び出力
側のトルク状態に応して制御するようにした電子制御式
無段変速装置を提供することを目的とする。
(発明の構成)
本発明に係る電子制御式無段変速装置は、エンジンと被
駆動体との間に介在せしめられた無段変速機構と、この
無段変速機構の変速比4変化せしめる変速調整手段と、
人力軸がエンジンの出力部に係合され、出力軸が無段変
速機構に連結されて、エンジンの出力部と無段変速機構
の入力部とを選択的に連結するクラッチ機構と、このク
ラッチ機構の伝達I・ルク容晴を変化せしめるクラッチ
調整手段と、変速調整手段及びクラッチ調整手段とに対
する電子制御手段とを其(## シて構成され、電子制
御手段は、エンジン負4’+’+fやエンジン回転数等
に関する検出信−号を受りて予め定められた変速制御特
性にもとすく無段変速機構の変速比制御を行うべく制御
部V)を送出するとともに、クラッチ機構の人力軸回転
数と出力軸回転数との間の大小関係及びクラッチ機構の
入力軸回転加速度にもとすいてクラッチ機構の伝達トル
ク容型の制御を行うべく制御信号を送出するようにされ
る。このようにされることにより、種々の状況下におい
て、クラッチ機構によるエンジンの出力部から無段変速
機構の入力部への駆動力伝達接続が円滑に行われる。
駆動体との間に介在せしめられた無段変速機構と、この
無段変速機構の変速比4変化せしめる変速調整手段と、
人力軸がエンジンの出力部に係合され、出力軸が無段変
速機構に連結されて、エンジンの出力部と無段変速機構
の入力部とを選択的に連結するクラッチ機構と、このク
ラッチ機構の伝達I・ルク容晴を変化せしめるクラッチ
調整手段と、変速調整手段及びクラッチ調整手段とに対
する電子制御手段とを其(## シて構成され、電子制
御手段は、エンジン負4’+’+fやエンジン回転数等
に関する検出信−号を受りて予め定められた変速制御特
性にもとすく無段変速機構の変速比制御を行うべく制御
部V)を送出するとともに、クラッチ機構の人力軸回転
数と出力軸回転数との間の大小関係及びクラッチ機構の
入力軸回転加速度にもとすいてクラッチ機構の伝達トル
ク容型の制御を行うべく制御信号を送出するようにされ
る。このようにされることにより、種々の状況下におい
て、クラッチ機構によるエンジンの出力部から無段変速
機構の入力部への駆動力伝達接続が円滑に行われる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る電子制御式無段変速装置の一例が
適用される自動車の駆動制御部の概要を示す。図におい
て、■は往復ピストン式のエンジンであって、その吸気
通路2には燃料供給制御を行うスロットルバルブ3が配
設されており、このスロットルバルブ3はスロットルア
クチユニーク4により開閉駆動され、その開度はスロッ
トルポジションセンザ5で検出されるようになされてい
る。なお、吸気通路2のスロットルバルブ3下流側の束
部は、分岐路2a、2b、2c、2dとなって各気筒に
連通ずるようにされており、これら各分岐路2a。
適用される自動車の駆動制御部の概要を示す。図におい
て、■は往復ピストン式のエンジンであって、その吸気
通路2には燃料供給制御を行うスロットルバルブ3が配
設されており、このスロットルバルブ3はスロットルア
クチユニーク4により開閉駆動され、その開度はスロッ
トルポジションセンザ5で検出されるようになされてい
る。なお、吸気通路2のスロットルバルブ3下流側の束
部は、分岐路2a、2b、2c、2dとなって各気筒に
連通ずるようにされており、これら各分岐路2a。
2b、2c、2dには、燃料噴射弁が配設されている。
エンジン1の出力軸6はクラッチ7及び切換歯車列8を
介して無段変速a9に接続され、この無段変速機9の出
力軸lOはディファレンシャルギア11を介して駆動輪
12に接続されている。
介して無段変速a9に接続され、この無段変速機9の出
力軸lOはディファレンシャルギア11を介して駆動輪
12に接続されている。
また、エンジン1の出力軸6の回転数を検出するエンジ
ン回転数検出センサ13.クラツチ7の出力軸14の回
転数を検出するクラッチ出力軸回転数検出センサ15、
無段変速機9の入力軸16の回転数を検出する変速機入
力軸回転数検出センサ17、さらに無段変速4Ii9の
出力軸10の回転数、従って、車速を検出する変速機出
力軸回転数検出センサ18が、人々、所定の位置に設置
されている。そして、前tのスロットルポジションセン
サ5からのスロットルポジション信号F)1.上述のエ
ンジン回転数検出センサ13からのエンジン出力軸回転
数信号P2、クラッチ出力軸回転数検出センサ15から
のクラッチ出力軸回転数信号■)4.変速機入力軸回転
数検出センサ17からの変速機入力軸回転数信号P6.
変速機出力軸回転数検出センサ18からの変速機出力軸
回転数信号1)llの夫々は、インターフェース部19
とCPU20とメモリ21とを主要構成要素とじて構成
される電子制御回路部22に入力される。
ン回転数検出センサ13.クラツチ7の出力軸14の回
転数を検出するクラッチ出力軸回転数検出センサ15、
無段変速機9の入力軸16の回転数を検出する変速機入
力軸回転数検出センサ17、さらに無段変速4Ii9の
出力軸10の回転数、従って、車速を検出する変速機出
力軸回転数検出センサ18が、人々、所定の位置に設置
されている。そして、前tのスロットルポジションセン
サ5からのスロットルポジション信号F)1.上述のエ
ンジン回転数検出センサ13からのエンジン出力軸回転
数信号P2、クラッチ出力軸回転数検出センサ15から
のクラッチ出力軸回転数信号■)4.変速機入力軸回転
数検出センサ17からの変速機入力軸回転数信号P6.
変速機出力軸回転数検出センサ18からの変速機出力軸
回転数信号1)llの夫々は、インターフェース部19
とCPU20とメモリ21とを主要構成要素とじて構成
される電子制御回路部22に入力される。
さらに、運転者により操作されるアクセルペダル23の
踏込量、即ち、アクセル開度がアクセル開度検出センサ
24により検出され、ブレーキペダル25の踏込状態が
ブレーキ作動検出センサ26により検出され、さらに、
シフトレバ−27の変速位置がシフトレバ−ポジション
検出センサ28により検出されて、アクセルペダル23
の踏込量に応したアクセル開度信号P+、ブレーキペダ
ル25が踏込まれることによって得られるブレーキ作動
信号P3.及びシフトレバ−27のポジションに応した
シフトレバ−ポジション信号P、が、夫々、電子制御回
路部22に人力される。
踏込量、即ち、アクセル開度がアクセル開度検出センサ
24により検出され、ブレーキペダル25の踏込状態が
ブレーキ作動検出センサ26により検出され、さらに、
シフトレバ−27の変速位置がシフトレバ−ポジション
検出センサ28により検出されて、アクセルペダル23
の踏込量に応したアクセル開度信号P+、ブレーキペダ
ル25が踏込まれることによって得られるブレーキ作動
信号P3.及びシフトレバ−27のポジションに応した
シフトレバ−ポジション信号P、が、夫々、電子制御回
路部22に人力される。
そして、電子制御回路部22からは、各センサから得ら
れて人力される信号P、〜PIlにもとすいて、諸制御
信号S+、St、So1.S4.SS、Sbが出力され
る。
れて人力される信号P、〜PIlにもとすいて、諸制御
信号S+、St、So1.S4.SS、Sbが出力され
る。
第2図は、上述のクラノヂ7.切換歯車列8゜無段変速
機9及び電子制御回路部22を含んで構成される本発明
に係る電子制御式無段変速装置の一例の概略を示す。こ
こで、電子制御回路部22からの諸制御信号S、〜S6
のうちの、クラッチ制御信号S、を受けてクラッチ制御
弁29のAソレノイド30が、クラッチ制御信号S2を
受けてクラッチ制御弁29の【3ソレノイド31が、夫
々、励磁され、クラッチ7への作動圧油の供給状態が制
御される。
機9及び電子制御回路部22を含んで構成される本発明
に係る電子制御式無段変速装置の一例の概略を示す。こ
こで、電子制御回路部22からの諸制御信号S、〜S6
のうちの、クラッチ制御信号S、を受けてクラッチ制御
弁29のAソレノイド30が、クラッチ制御信号S2を
受けてクラッチ制御弁29の【3ソレノイド31が、夫
々、励磁され、クラッチ7への作動圧油の供給状態が制
御される。
また、変速制御信号S、を受けて変速制御弁32のCソ
レノイド33が、変速制御信号S4を受けて変速制御弁
32(JN)ソレノイド34が、夫々、励磁され、無段
変速機9への作動圧油の供給状態が制iflされ、その
変速比が制御される。
レノイド33が、変速制御信号S4を受けて変速制御弁
32(JN)ソレノイド34が、夫々、励磁され、無段
変速機9への作動圧油の供給状態が制iflされ、その
変速比が制御される。
また、運転者のマニュアル操作によりシフトレバ−27
が前進1〕、二1−トラルN及び後退Rの各変速位置に
切換えられることにより制御されるシフト制御弁43と
、上述のクラッチ制御弁29及び変速制御弁32とには
、オイルタンクからフィルタ35及び油圧ポンプ36を
介して作動圧油が供給される。
が前進1〕、二1−トラルN及び後退Rの各変速位置に
切換えられることにより制御されるシフト制御弁43と
、上述のクラッチ制御弁29及び変速制御弁32とには
、オイルタンクからフィルタ35及び油圧ポンプ36を
介して作動圧油が供給される。
そして、油圧ポンプ36から供給されるライン圧は、電
子制御回路部22からライン圧制御信号S、を受ける減
圧弁37により調整される。
子制御回路部22からライン圧制御信号S、を受ける減
圧弁37により調整される。
さらに、スロットル制御信号S6を受けてスロットルア
クチュエータ4が作動し、それによって、スロットルバ
ルブ3の開度が調整される。
クチュエータ4が作動し、それによって、スロットルバ
ルブ3の開度が調整される。
このように作動圧油が供給されて制御される無段変速装
置は、以下に述べるようにして、エンジン1の出力の駆
動輪12への伝達及びそれに関する制御を行うことがで
きるように構成されている。
置は、以下に述べるようにして、エンジン1の出力の駆
動輪12への伝達及びそれに関する制御を行うことがで
きるように構成されている。
即ち、エンジン1の出力軸6の回転は、先ず、出力軸6
の端部に設けられたフライホイール3日に断続的に圧接
結合し、出力軸6と同軸的に回動するクラッチ7に伝達
される。このクラッチ7はフライホイール38に圧接す
る摩擦板39と、この摩擦板39を押圧する押圧板が固
着されたダイアフラム状のクラッチスプリング40とを
有しており、クラッチ制御信号S1がクラッチ制御弁2
9のAソレノイド30に送出されるときには、Aソレノ
イド30が励磁されてオン状!序となり、これにより、
作動圧油が開口ボートからタラノチアクチj−エータ4
1に供給されて、その内部でピストンがスプリングの弾
力に抗して移動し、レバー42を反時計回りに回動せし
める。この結果、開状態のクラッチスプリング40が閉
じる状態に動かされて、摩擦板39を押圧し、クラッチ
7が接続状態とされる。これにより、エンジン■の出力
軸6の回転がクラッチ7の出力側に伝達される。
の端部に設けられたフライホイール3日に断続的に圧接
結合し、出力軸6と同軸的に回動するクラッチ7に伝達
される。このクラッチ7はフライホイール38に圧接す
る摩擦板39と、この摩擦板39を押圧する押圧板が固
着されたダイアフラム状のクラッチスプリング40とを
有しており、クラッチ制御信号S1がクラッチ制御弁2
9のAソレノイド30に送出されるときには、Aソレノ
イド30が励磁されてオン状!序となり、これにより、
作動圧油が開口ボートからタラノチアクチj−エータ4
1に供給されて、その内部でピストンがスプリングの弾
力に抗して移動し、レバー42を反時計回りに回動せし
める。この結果、開状態のクラッチスプリング40が閉
じる状態に動かされて、摩擦板39を押圧し、クラッチ
7が接続状態とされる。これにより、エンジン■の出力
軸6の回転がクラッチ7の出力側に伝達される。
また、クラッチ制御信号S2がクラッチ制御弁290B
ソレノイド31に送出されるときには、Bソレノイド3
1が励磁されてONとされ、クラッチアクチュエータ4
Iから作動圧油が排出されるとともに、その内部でスプ
リングの弾力によりピストンがもどされて、クラッチス
プリング40が開く状態となる。これにより、摩擦板3
9のフライホイール38に対する押圧状態が解除されて
、クラッチ7が切断状態とされる。この状態では、エン
ジン1の出力軸6の回転はクラッチ7の出力側に伝達さ
れない。
ソレノイド31に送出されるときには、Bソレノイド3
1が励磁されてONとされ、クラッチアクチュエータ4
Iから作動圧油が排出されるとともに、その内部でスプ
リングの弾力によりピストンがもどされて、クラッチス
プリング40が開く状態となる。これにより、摩擦板3
9のフライホイール38に対する押圧状態が解除されて
、クラッチ7が切断状態とされる。この状態では、エン
ジン1の出力軸6の回転はクラッチ7の出力側に伝達さ
れない。
さらに、クラノヂ制御弁29のAソレノイド30及びB
ソレノイド31に対して、クラッチ制御信号S3.S2
のいずれも送出されないときには、クラッチ11.4御
井29の開口ボー1〜がとざされ、クラッチアクチュエ
ータ41内のピストンはその直前の状態に維持され、従
って、摩擦板39のフライホイール38に対する押圧状
態が保持される。
ソレノイド31に対して、クラッチ制御信号S3.S2
のいずれも送出されないときには、クラッチ11.4御
井29の開口ボー1〜がとざされ、クラッチアクチュエ
ータ41内のピストンはその直前の状態に維持され、従
って、摩擦板39のフライホイール38に対する押圧状
態が保持される。
このように作動するクラッチ7の出力側には、無段変速
機9の入力軸16へ、シフトレバ−27の前進り、ニュ
ートラルN及び後退Rの各変速位置に応して、エンジン
1の出力軸6の回転が伝達されるように切換歯車列8が
設けられている。この切換歯車列8は、シフトレバ−2
7が前進りの位置にされると、シフトアクチュエータ4
4のピストンが図のD方向に移動し、クラッチ7の出力
軸14に固着された前進用の歯車45に無段変速機9の
入力軸16に設けられた歯車46が係合して、無段変速
機9の入力軸16をクラッチ7の出力軸14と逆方向に
回転せしめる。一方、シフトレバ−27が後退Rの位置
にされると、シフトアクチュエータ44のピストンが図
のR方向に移動し、無段変速機9の入力軸16に設けら
れた歯車47がクラッチ7の出力軸14に固着された後
退用の歯車48に係合している遊び歯車49と係合して
、無段変速機9の人力軸16、上述の前進りの場合とは
、逆方向、即ち、クラッチ7の出力軸14と同方向に回
動せしめる。さらに、シフトレバ−27がニュートラル
Nの位置にされるときには、シフトアクチュエータ44
のピストンがシリンダの中央部に保持され、クラッチ7
の出力軸14の回転が無段変速機9の入力軸16に伝達
されないようになされる。
機9の入力軸16へ、シフトレバ−27の前進り、ニュ
ートラルN及び後退Rの各変速位置に応して、エンジン
1の出力軸6の回転が伝達されるように切換歯車列8が
設けられている。この切換歯車列8は、シフトレバ−2
7が前進りの位置にされると、シフトアクチュエータ4
4のピストンが図のD方向に移動し、クラッチ7の出力
軸14に固着された前進用の歯車45に無段変速機9の
入力軸16に設けられた歯車46が係合して、無段変速
機9の入力軸16をクラッチ7の出力軸14と逆方向に
回転せしめる。一方、シフトレバ−27が後退Rの位置
にされると、シフトアクチュエータ44のピストンが図
のR方向に移動し、無段変速機9の入力軸16に設けら
れた歯車47がクラッチ7の出力軸14に固着された後
退用の歯車48に係合している遊び歯車49と係合して
、無段変速機9の人力軸16、上述の前進りの場合とは
、逆方向、即ち、クラッチ7の出力軸14と同方向に回
動せしめる。さらに、シフトレバ−27がニュートラル
Nの位置にされるときには、シフトアクチュエータ44
のピストンがシリンダの中央部に保持され、クラッチ7
の出力軸14の回転が無段変速機9の入力軸16に伝達
されないようになされる。
クラッチ7の出力軸I4の回転が伝達される無段変速a
9は、切換歯車列8の出力軸と同軸的に回転する入力軸
16と、この入力軸16と一体的に回転駆動される駆動
プーリ50と、この駆動プーリ50の回転がVベルト5
1を介して伝達される従動プーリ52と、この従動プー
リ52と一体的に回動する出力軸10とを11している
。
9は、切換歯車列8の出力軸と同軸的に回転する入力軸
16と、この入力軸16と一体的に回転駆動される駆動
プーリ50と、この駆動プーリ50の回転がVベルト5
1を介して伝達される従動プーリ52と、この従動プー
リ52と一体的に回動する出力軸10とを11している
。
駆動プーリ50は、可動円錐板50aと固定円1f〔仮
50bとを有しており、これら可動円錐板50a と固
定円錐板501+とは、互いにその円錐状の面を対向し
てV字状のプーリ溝を形成している。可動円錐板50a
は、その背後にシリンダ室50cが設けられており、こ
のシリンダ室50cへの作動圧油の供給状態により固定
円錐板50bと近接もしくは離隔するように軸方向に摺
動可能であり、また、固定円錐板50bは入力軸16に
固着されている。一方、従動プーリ52も上述の駆動ブ
ーIJ50と同様な構成であって、可動円錐板52aと
固定円錐板52bによりV字状のプーリ溝を形成してお
り、可動円錐板52aは、その背後に設けられたシリン
ダ室52cへの作動圧油の供給状態により固定円錐板5
2bと近接するように軸方向に摺動可能であり、また、
固定円錐板52bは出力軸10に固着されている。
50bとを有しており、これら可動円錐板50a と固
定円錐板501+とは、互いにその円錐状の面を対向し
てV字状のプーリ溝を形成している。可動円錐板50a
は、その背後にシリンダ室50cが設けられており、こ
のシリンダ室50cへの作動圧油の供給状態により固定
円錐板50bと近接もしくは離隔するように軸方向に摺
動可能であり、また、固定円錐板50bは入力軸16に
固着されている。一方、従動プーリ52も上述の駆動ブ
ーIJ50と同様な構成であって、可動円錐板52aと
固定円錐板52bによりV字状のプーリ溝を形成してお
り、可動円錐板52aは、その背後に設けられたシリン
ダ室52cへの作動圧油の供給状態により固定円錐板5
2bと近接するように軸方向に摺動可能であり、また、
固定円錐板52bは出力軸10に固着されている。
これら、駆動プーリ50と従動プーリ52に形成された
各プーリ溝に対してVベルト51が張架され、これによ
り、駆動ブーIJ50の回転が従動プーリ52に伝達さ
れる。そして、駆動プーリ50の回転を従動プーリ52
へ伝達する際には、駆動ブーIJ50のプーリ溝の幅で
定まるVヘルドの駆動プーリ50側における回転半径と
、従動プーリ52のプーリ溝の幅で定まるVヘルドの従
動プーリ52側における回転半径とを変更することによ
り駆動プーリ50と従動プーリ52との回転比を変える
ことができるものとなっている。
各プーリ溝に対してVベルト51が張架され、これによ
り、駆動ブーIJ50の回転が従動プーリ52に伝達さ
れる。そして、駆動プーリ50の回転を従動プーリ52
へ伝達する際には、駆動ブーIJ50のプーリ溝の幅で
定まるVヘルドの駆動プーリ50側における回転半径と
、従動プーリ52のプーリ溝の幅で定まるVヘルドの従
動プーリ52側における回転半径とを変更することによ
り駆動プーリ50と従動プーリ52との回転比を変える
ことができるものとなっている。
駆動プーリ50及び従動プーリ52の夫々のプーリ溝の
幅の変更は、夫々′の可動円錐板50a及び52aを軸
方向にIW動さ−1るごとにより行われ、斯がる可動円
錐板50a及び52aの摺動を行わせるべく、変速制御
弁32が設りられている。この変速制御弁32は、電子
制御回路部22からの変速制御信号s3によりオン、オ
フされるCソレノイド33と変速制御信号S4によりオ
ン、オフされるDソレノイド34とが設りられており、
Cソレノイド33がオン状態とされたときには、駆動プ
ーリ5oのシリンダ室50cに作動圧油を供給するとと
もに従動プーリ52のシリンダ室52cから作動圧油を
排除し、そして、Dソレノイ1′34がオン状態とされ
たときには、従動プーリ52のシリンダ室52cに作動
圧油を供給するとともに駆動プーリ50のシリンダ室5
0cがら作動圧油を1ノ1除する。また、Cソレノイド
33及び1〕ソレノイド34が共にオフ状態とされたと
きには、駆動プーリ50及び従動プーリ52の夫々のシ
リンダ室50c、52cへの作動圧油の供給及び排除を
停止する。
幅の変更は、夫々′の可動円錐板50a及び52aを軸
方向にIW動さ−1るごとにより行われ、斯がる可動円
錐板50a及び52aの摺動を行わせるべく、変速制御
弁32が設りられている。この変速制御弁32は、電子
制御回路部22からの変速制御信号s3によりオン、オ
フされるCソレノイド33と変速制御信号S4によりオ
ン、オフされるDソレノイド34とが設りられており、
Cソレノイド33がオン状態とされたときには、駆動プ
ーリ5oのシリンダ室50cに作動圧油を供給するとと
もに従動プーリ52のシリンダ室52cから作動圧油を
排除し、そして、Dソレノイ1′34がオン状態とされ
たときには、従動プーリ52のシリンダ室52cに作動
圧油を供給するとともに駆動プーリ50のシリンダ室5
0cがら作動圧油を1ノ1除する。また、Cソレノイド
33及び1〕ソレノイド34が共にオフ状態とされたと
きには、駆動プーリ50及び従動プーリ52の夫々のシ
リンダ室50c、52cへの作動圧油の供給及び排除を
停止する。
上述の如くの役目をもつ変速制御弁32において、Cソ
レノイド33が変速制御信号s3によりオン状態とされ
た場合には、油圧ポンプ36がらの作動圧油が供給ボー
トがら駆動プーリ5oのシリンダ室50Cに供給され、
これにより、可動円錐板50aが固定円錐板50bへ近
接する方向に移動せしめられて、固定円錐板50bとで
形成するプーリ溝の幅が縮小され、■ベルト51の駆動
ブーIJ50側における回転半径が拡大する。また、こ
れと同時に、従動ブーIJ52のシリンダ室52cに充
填されている作動圧油が排出ポートから排除され、これ
により、可動円錐板52aが固定円錐板52bと離隔す
る方向に移動せしめられて、固定円錐板52bとで形成
するプーリ溝の幅が拡大され、■ベル1〜51の従動プ
ーリ52側における回転半径が縮小される。従って、無
段変速機9におりる変速比が小となる。一方、Dソレノ
イド34が変速制御信号s4によりオン状態とされた場
合には、上述の場合と逆に、油圧ポンプ36からの作動
圧油が供給ボートがら従動プーリ52のシリンダ室52
cに供給されるとともに駆動プーリ50のシリンダ室5
0cから作動圧油が排除され、駆動プーリ50のプーリ
溝の幅が拡大されて、■ヘルド51の駆動プーリ50側
における回転半径が縮小され、これとともに、従動プー
リ52のプーリ溝の幅が縮小されて、■ベル1〜51の
従動プーリ52側における回転半径が拡大される。従っ
て、この場合には、無段変速a9における変速比が大と
される。
レノイド33が変速制御信号s3によりオン状態とされ
た場合には、油圧ポンプ36がらの作動圧油が供給ボー
トがら駆動プーリ5oのシリンダ室50Cに供給され、
これにより、可動円錐板50aが固定円錐板50bへ近
接する方向に移動せしめられて、固定円錐板50bとで
形成するプーリ溝の幅が縮小され、■ベルト51の駆動
ブーIJ50側における回転半径が拡大する。また、こ
れと同時に、従動ブーIJ52のシリンダ室52cに充
填されている作動圧油が排出ポートから排除され、これ
により、可動円錐板52aが固定円錐板52bと離隔す
る方向に移動せしめられて、固定円錐板52bとで形成
するプーリ溝の幅が拡大され、■ベル1〜51の従動プ
ーリ52側における回転半径が縮小される。従って、無
段変速機9におりる変速比が小となる。一方、Dソレノ
イド34が変速制御信号s4によりオン状態とされた場
合には、上述の場合と逆に、油圧ポンプ36からの作動
圧油が供給ボートがら従動プーリ52のシリンダ室52
cに供給されるとともに駆動プーリ50のシリンダ室5
0cから作動圧油が排除され、駆動プーリ50のプーリ
溝の幅が拡大されて、■ヘルド51の駆動プーリ50側
における回転半径が縮小され、これとともに、従動プー
リ52のプーリ溝の幅が縮小されて、■ベル1〜51の
従動プーリ52側における回転半径が拡大される。従っ
て、この場合には、無段変速a9における変速比が大と
される。
さらに、Cソレノイド33及びDソレノイド34に対し
て、変速制御信号S3及びS4のいずれも送出されず、
各ソレノイ1′がオフ状態とされた場合には、駆動プー
リ50及び従動プーリ52の夫々のプーリ溝の幅は、そ
の直前の幅に維持され、従って、■ベル)51の駆動ブ
ーIJ50の駆動プーリ50側及び従動ブーIJ52側
における人々の回転半径が維持されて、無段変速機9に
おりる変速比が、Cソレノイド33及びDソレノイド3
4がオフ状態とされた直前のものに保たれる。
て、変速制御信号S3及びS4のいずれも送出されず、
各ソレノイ1′がオフ状態とされた場合には、駆動プー
リ50及び従動プーリ52の夫々のプーリ溝の幅は、そ
の直前の幅に維持され、従って、■ベル)51の駆動ブ
ーIJ50の駆動プーリ50側及び従動ブーIJ52側
における人々の回転半径が維持されて、無段変速機9に
おりる変速比が、Cソレノイド33及びDソレノイド3
4がオフ状態とされた直前のものに保たれる。
以上の如く、本発明に係る電子制御式無段変速装置の−
・例においては、無段変速機9におL−する変速比及び
クラッチ7の断続が、電子制御回路部22からの制御(
3号にもとすいて制御されるが、特に、クラッチ7の伝
達トルク容量がクラッチ7の入力軸回転数と出力軸回転
数との間の大小関係及びクラッチ7の入力軸回転加速度
に応じて制fallされることが特徴的な事柄であり、
斯かるクラッチ7の伝達トルク容量の制御は次の如くに
なされる。
・例においては、無段変速機9におL−する変速比及び
クラッチ7の断続が、電子制御回路部22からの制御(
3号にもとすいて制御されるが、特に、クラッチ7の伝
達トルク容量がクラッチ7の入力軸回転数と出力軸回転
数との間の大小関係及びクラッチ7の入力軸回転加速度
に応じて制fallされることが特徴的な事柄であり、
斯かるクラッチ7の伝達トルク容量の制御は次の如くに
なされる。
まず、エンジン回転数検出セン4月3により検出される
エンジン出力軸回転数Neが上昇中、即ち、クラッチ7
の人力軸回転数が上昇中であるとき、換言すれば、エン
ジン出力軸回転13(Neの変化分であるエンジン出力
軸回転加速度Ne’、即ち、クラ、チアあ入力軸回転加
速度が正である場合には、クラッチ人力軸回転数がクラ
ッチ出力軸回転数検出センザ15によって検出されるク
ラッチ出力軸回転数Ncより大であるときクラッチ7の
伝達トルク容量が増大せしめられ、クラッチ入力軸回転
数がクラッチ出力軸回転数Neに等しいかもしくはより
小であるときクラッチ7の伝達トルク各型が現状維持さ
れるように制御される。
エンジン出力軸回転数Neが上昇中、即ち、クラッチ7
の人力軸回転数が上昇中であるとき、換言すれば、エン
ジン出力軸回転13(Neの変化分であるエンジン出力
軸回転加速度Ne’、即ち、クラ、チアあ入力軸回転加
速度が正である場合には、クラッチ人力軸回転数がクラ
ッチ出力軸回転数検出センザ15によって検出されるク
ラッチ出力軸回転数Ncより大であるときクラッチ7の
伝達トルク容量が増大せしめられ、クラッチ入力軸回転
数がクラッチ出力軸回転数Neに等しいかもしくはより
小であるときクラッチ7の伝達トルク各型が現状維持さ
れるように制御される。
一方、エンジン出力軸回転数Neが一定値を保持中、も
しくは、降下中、即も、クラッチ7の入力軸回転数が一
定値を保持中、もしくは、降下中であるとき、換言すれ
ば、エンジン出力軸回転加速度Ne’、即ち、クラッチ
入力軸回転加速度がOもしくは、負である場合には、ク
ラッチ人力軸回転数がクラッチ出力軸回転数Ncにり小
であるときクラッチ7の伝達トルク容量が増大せしめら
れ、クラッチ入力軸回転数がクラッチ出力軸回転数NC
に等しいかもしくはより人であるときクラッチ7の伝達
トルク容■が現状維持されるように制御される。
しくは、降下中、即も、クラッチ7の入力軸回転数が一
定値を保持中、もしくは、降下中であるとき、換言すれ
ば、エンジン出力軸回転加速度Ne’、即ち、クラッチ
入力軸回転加速度がOもしくは、負である場合には、ク
ラッチ人力軸回転数がクラッチ出力軸回転数Ncにり小
であるときクラッチ7の伝達トルク容量が増大せしめら
れ、クラッチ入力軸回転数がクラッチ出力軸回転数NC
に等しいかもしくはより人であるときクラッチ7の伝達
トルク容■が現状維持されるように制御される。
このように制御されることにより、クラッチ7の入力軸
回転数き出力軸回転数との差が大になろうとしていると
きにはクラッチ7の伝達1〜ルク容量が増大され、また
、−この差が0であるかもしくは小になろうとしている
ときにはクラッチ7の伝達トルク容■が現状維持される
ことなり、クラッチ7に才りする接続が行われる場合に
、ショックが低減された円満な動力伝達が行われること
になる。
回転数き出力軸回転数との差が大になろうとしていると
きにはクラッチ7の伝達1〜ルク容量が増大され、また
、−この差が0であるかもしくは小になろうとしている
ときにはクラッチ7の伝達トルク容■が現状維持される
ことなり、クラッチ7に才りする接続が行われる場合に
、ショックが低減された円満な動力伝達が行われること
になる。
斯かる制御は、上述の各状況に応じて電子制御回路部2
2からクラッチ制御弁29に、クラッチ制御信号SS1
及びS2が送出されることにより行われる。即ち、クラ
ッチ入力軸回転加速度が正であり、クラッチ入力軸回転
数がクラッチ出力軸回転数Ncより大であると、電子制
御回路部22において判定されたときには、クラッチ制
御信号Slがクラッチ制御弁29のAソレノイド30に
送出される。
2からクラッチ制御弁29に、クラッチ制御信号SS1
及びS2が送出されることにより行われる。即ち、クラ
ッチ入力軸回転加速度が正であり、クラッチ入力軸回転
数がクラッチ出力軸回転数Ncより大であると、電子制
御回路部22において判定されたときには、クラッチ制
御信号Slがクラッチ制御弁29のAソレノイド30に
送出される。
これにより、前述した如く、クラッチアクチュエータ4
1内に作動圧油が供給されてピストンが移動・けしめら
れ、この結果、クラッチ7の摩擦板39がフライホイー
ル38を押圧する。この場合、摩擦板39のフライホイ
ール38に対する押圧力、従って、クラッチ7の伝達ト
ルク容量は、タラノチアクチ−1、エータ41内の作動
圧油の早、即し、クラッチアクチュエータ41内のピス
トンの移動量に応したものとでなり、クラッチ制御信号
S1が送出されることにより、伝達トルク容甲は増大さ
れる状態となる。また、クラッチ入力軸回転加速度が正
であり、クラッチ7人力軸回転数がクラッチ出力軸回転
数Ncに等しいかもしくはより小であると、電子制御回
路部δ部22において判定されたときには、クラッチ制
御信号S1及びS2のいずれも送出されない。これによ
り、クラッチアクチュエータ41内への作動圧油の供給
及び排除が停止され、この結果、ソラッチアクチュエー
タ41内のピストンが、その直前の−に保持される。従
って、クラッチ7の伝達トルク容計は、一定値に保持さ
れる状態となる。
1内に作動圧油が供給されてピストンが移動・けしめら
れ、この結果、クラッチ7の摩擦板39がフライホイー
ル38を押圧する。この場合、摩擦板39のフライホイ
ール38に対する押圧力、従って、クラッチ7の伝達ト
ルク容量は、タラノチアクチ−1、エータ41内の作動
圧油の早、即し、クラッチアクチュエータ41内のピス
トンの移動量に応したものとでなり、クラッチ制御信号
S1が送出されることにより、伝達トルク容甲は増大さ
れる状態となる。また、クラッチ入力軸回転加速度が正
であり、クラッチ7人力軸回転数がクラッチ出力軸回転
数Ncに等しいかもしくはより小であると、電子制御回
路部δ部22において判定されたときには、クラッチ制
御信号S1及びS2のいずれも送出されない。これによ
り、クラッチアクチュエータ41内への作動圧油の供給
及び排除が停止され、この結果、ソラッチアクチュエー
タ41内のピストンが、その直前の−に保持される。従
って、クラッチ7の伝達トルク容計は、一定値に保持さ
れる状態となる。
一方、クラッチ入力軸回転加速度が0もしくは負であり
、クラッチ入力軸回転数がクラッチ出力軸回転数Ncよ
り人であると、電子制御回路部22において判定された
ときには、クラッチ制御信号SI及びS2のいずれも送
出されず、これにより、上述同様にして、クラッチ7の
伝達トルク容置が一定値に維持される状態となる。また
、クラッチ入力軸回転加速度が0もしくは負であり、ク
ラッチ人力軸回転数がクラッチ出力軸回転数NCと等し
いかもしくはより小であると、電子制御回路部22にお
いて判定されたときには、クラッチ制御信号S、がクラ
ッチ制御弁29のAソレノイド30に送出される。これ
により、前述同様にしてクラッチ7の伝達トルク容量が
増大される状態となる。
、クラッチ入力軸回転数がクラッチ出力軸回転数Ncよ
り人であると、電子制御回路部22において判定された
ときには、クラッチ制御信号SI及びS2のいずれも送
出されず、これにより、上述同様にして、クラッチ7の
伝達トルク容置が一定値に維持される状態となる。また
、クラッチ入力軸回転加速度が0もしくは負であり、ク
ラッチ人力軸回転数がクラッチ出力軸回転数NCと等し
いかもしくはより小であると、電子制御回路部22にお
いて判定されたときには、クラッチ制御信号S、がクラ
ッチ制御弁29のAソレノイド30に送出される。これ
により、前述同様にしてクラッチ7の伝達トルク容量が
増大される状態となる。
なお、クラッチ7を遮断すべき状況、例えば、シフトレ
バ−27がニュートラルレンジに位置せしめられたとき
、あるいは、エンジン出力軸回転数Neが、エンジン停
止を起こす虞れのある回転数であるとき等にあっては、
電子制御回路部22でそれが判定され、クラッチ制御信
号S2がクラッチ制御弁29のBソレノイド31に送出
される。これにより、クラッチアクチュエータ41内の
作動圧油が排除されて、クラッチアクチュエータ41内
のピストンが戻され、この結果、クラッチ7が遮断状態
となる。
バ−27がニュートラルレンジに位置せしめられたとき
、あるいは、エンジン出力軸回転数Neが、エンジン停
止を起こす虞れのある回転数であるとき等にあっては、
電子制御回路部22でそれが判定され、クラッチ制御信
号S2がクラッチ制御弁29のBソレノイド31に送出
される。これにより、クラッチアクチュエータ41内の
作動圧油が排除されて、クラッチアクチュエータ41内
のピストンが戻され、この結果、クラッチ7が遮断状態
となる。
上述の如くの一連の制御は、電子制御回路部220CP
tJ20の動作にもとすいて行われるが、斯かるCPU
20が実行するプログラムの一例を第3図。
tJ20の動作にもとすいて行われるが、斯かるCPU
20が実行するプログラムの一例を第3図。
第4図及び第5図のフローチャートを参照して説明する
。
。
まず、第3図に示される如く、スタート後、プロセス6
0で各部の初!!Jl設定を行い、次に、プロセス61
でまずクラッチ制御のためのプログラムを実行し、続い
て、プロセス62で変速比及びスロットルバルブ開度制
御のためのプログラムを実行して、プロセス61に戻る
。
0で各部の初!!Jl設定を行い、次に、プロセス61
でまずクラッチ制御のためのプログラムを実行し、続い
て、プロセス62で変速比及びスロットルバルブ開度制
御のためのプログラムを実行して、プロセス61に戻る
。
上述のプIコセス61において実行されるクラッチ制御
のためのプロゲラ1、の−例は、第4図に示される如く
のものとされる。ここでは、スタート後、ディンジョン
70で現在、シフトレバ−27がニュートラルレンジ(
Nレンジ)の位置に置かれている状態であるか否かを判
断し、シフトレバ−27がニュートラルレンジの位置に
置かれている状態である場合には、プロセス71で車速
フラッグFVをリセット状態にして、続くプロセス72
でクラッチ制御弁29のI(ソレノイド31にクラッチ
制御信号S2を送出し、Bソレノイド31をオン状態に
するとともにAソレノイド30をオフ状態とする。これ
により、クラッチ7は、遮断状態止される。
のためのプロゲラ1、の−例は、第4図に示される如く
のものとされる。ここでは、スタート後、ディンジョン
70で現在、シフトレバ−27がニュートラルレンジ(
Nレンジ)の位置に置かれている状態であるか否かを判
断し、シフトレバ−27がニュートラルレンジの位置に
置かれている状態である場合には、プロセス71で車速
フラッグFVをリセット状態にして、続くプロセス72
でクラッチ制御弁29のI(ソレノイド31にクラッチ
制御信号S2を送出し、Bソレノイド31をオン状態に
するとともにAソレノイド30をオフ状態とする。これ
により、クラッチ7は、遮断状態止される。
ディシジョン70で、シフトレバ−27がニュートラル
レンジの位置に置かれている状態でないと判断された場
合には、ディシジョン73で、現在の車速Vが、予め設
定された所定の車速Vaより大であるか否かを判断する
。ここで、車速Vaは、エンジン停止を起こす虞れが大
である車速に設定されており、車速Vが斯かる車速Va
より大であると判断された場合には、続くプロセス74
で車速フラッグFVをセットしてディシジョン75に進
む。
レンジの位置に置かれている状態でないと判断された場
合には、ディシジョン73で、現在の車速Vが、予め設
定された所定の車速Vaより大であるか否かを判断する
。ここで、車速Vaは、エンジン停止を起こす虞れが大
である車速に設定されており、車速Vが斯かる車速Va
より大であると判断された場合には、続くプロセス74
で車速フラッグFVをセットしてディシジョン75に進
む。
ディシジョン75においては、エンジン出力軸回転数N
eの変化分Ne’が正か負かを判断し、エンジン出力軸
回転数Neの変化分Ne’が正である場合には、ディシ
ジョン76でエンジン出力軸回転数Neがクラッチ出力
軸回転数NCより大であるか否かを判断する。エンジン
出力軸回転数Neがクラッチ出力軸回転数Ncより大で
あると判断された場合には、プロセス77でクラッチ制
御弁29のAソレノイド30にクラッチ制御信号S1を
送出し、Aソレノイド30をオン状態とするとともにB
ソレノイド31をオフ状態にする。これにより、クラッ
チ7の摩擦板39がフライホイール38を押圧する状態
にせしめられ、クラッチ7の伝達トルク容量が漸増して
ゆく。
eの変化分Ne’が正か負かを判断し、エンジン出力軸
回転数Neの変化分Ne’が正である場合には、ディシ
ジョン76でエンジン出力軸回転数Neがクラッチ出力
軸回転数NCより大であるか否かを判断する。エンジン
出力軸回転数Neがクラッチ出力軸回転数Ncより大で
あると判断された場合には、プロセス77でクラッチ制
御弁29のAソレノイド30にクラッチ制御信号S1を
送出し、Aソレノイド30をオン状態とするとともにB
ソレノイド31をオフ状態にする。これにより、クラッ
チ7の摩擦板39がフライホイール38を押圧する状態
にせしめられ、クラッチ7の伝達トルク容量が漸増して
ゆく。
一方、ディジシコン75において、エンジン出力軸回転
vi、N t+の変化分Ne’が負であると判断され。
vi、N t+の変化分Ne’が負であると判断され。
た場合には、ディシジョン7Bに進み、そこで、エンジ
ン出力軸回転数Neがクラ・ノチ出力軸回転数NCより
小であるか否かを判1勇し、エンジン出力軸回転数NO
がクラッチ出力軸回転数Ncより小である場合にシ、1
1、ブl’1−j5スフ7に進む。これにより、上述同
様にクラッチ7、の伝達トルク容量がイli増してゆく
。ディンジョン7)(において、エンジン出力軸回転数
N(!がクラッチ出力軸回転数NCより小でないと判断
された場合には、プロセス79に進み、プロセス7りで
クラッチ制御信号S1及びS2がし)ずれもi′!i出
さh、ないにようにされ、これにより、クラッチ7の1
?: I? Ui、 Xl 9のフライホイール3F(
に用4−る押圧状態が曳状糾′持され、従って、フラノ
・ドアの伝達トルク容)■が現状維持される。
ン出力軸回転数Neがクラ・ノチ出力軸回転数NCより
小であるか否かを判1勇し、エンジン出力軸回転数NO
がクラッチ出力軸回転数Ncより小である場合にシ、1
1、ブl’1−j5スフ7に進む。これにより、上述同
様にクラッチ7、の伝達トルク容量がイli増してゆく
。ディンジョン7)(において、エンジン出力軸回転数
N(!がクラッチ出力軸回転数NCより小でないと判断
された場合には、プロセス79に進み、プロセス7りで
クラッチ制御信号S1及びS2がし)ずれもi′!i出
さh、ないにようにされ、これにより、クラッチ7の1
?: I? Ui、 Xl 9のフライホイール3F(
に用4−る押圧状態が曳状糾′持され、従って、フラノ
・ドアの伝達トルク容)■が現状維持される。
前述のディシジ・1ン73で、現在の車速Vが屯辿Va
より人でないと判1す1された場合には、ディシジョン
をI()に進み、そこで−7クセルベダル23がメ′ン
状態、即ち、アクセルペダル23が踏込まれているか否
かを判tjli シ、アクセルペダル23がオン状態で
あると判断された場合には、ディジシコン75に進み、
以下、−13Uの如くのフローで進む。
より人でないと判1す1された場合には、ディシジョン
をI()に進み、そこで−7クセルベダル23がメ′ン
状態、即ち、アクセルペダル23が踏込まれているか否
かを判tjli シ、アクセルペダル23がオン状態で
あると判断された場合には、ディジシコン75に進み、
以下、−13Uの如くのフローで進む。
一方、ディシジョン80てアクセルペダル23がオン状
態でないと判断された場合には、ディシジョン81で車
速フラッグFVが七ノド状態であるか否かを判断し、車
速フラッグli” Vが七ノド状態である場合には、デ
ィシジョン82でブレーキペダル25がメン状態、即ら
、ブレーキペダル25か踏込まれているか否かを判断し
て、ブレーキペダル25がオン状態であると判断された
場合には、ディシジョン83へ進む。
態でないと判断された場合には、ディシジョン81で車
速フラッグFVが七ノド状態であるか否かを判断し、車
速フラッグli” Vが七ノド状態である場合には、デ
ィシジョン82でブレーキペダル25がメン状態、即ら
、ブレーキペダル25か踏込まれているか否かを判断し
て、ブレーキペダル25がオン状態であると判断された
場合には、ディシジョン83へ進む。
そして、ディシジョン83において、エンジン出力軸回
クーム数N eが所定のイ11′1、例えば150(l
rpm以下であるか否かか判断される。ここで、エンジ
ン出力軸回転数1500rpmは、ブレーキペダル25
のオン状態において、エンジン停止を起こすJRれがあ
る回転数てあり、上ンシン出力軸回転数N(!が断かる
150Orpm以下でない場合には、ディシジョン75
へ進み、以下、上述の如くのフローで進む。そして、エ
ンジン出力軸回転数Neが11000rp以下である場
合には、プロセス71に進み、以下、上述の如くのフロ
ーで進む。
クーム数N eが所定のイ11′1、例えば150(l
rpm以下であるか否かか判断される。ここで、エンジ
ン出力軸回転数1500rpmは、ブレーキペダル25
のオン状態において、エンジン停止を起こすJRれがあ
る回転数てあり、上ンシン出力軸回転数N(!が断かる
150Orpm以下でない場合には、ディシジョン75
へ進み、以下、上述の如くのフローで進む。そして、エ
ンジン出力軸回転数Neが11000rp以下である場
合には、プロセス71に進み、以下、上述の如くのフロ
ーで進む。
ディシジョン82による判断の結果、ブレーキペダル2
5がオン状態でないと判断された場合には、ディシジョ
ン84に進み、そこで、エンジン出力軸回転数Neが所
定の値、例えば1500rpm以下であるか否かを判断
する。ここで、エンジン出力軸回転数150 +l r
p mは、ブレーキペダル25のオフ状態において、
エンジン停車を起こす虞れのある回転数であり、エンジ
ン出力軸回転数Neが斯かる1500rpg1以下でな
い場合には、ディシジョン75へ進み、以下、」―述の
如くのフローで進む。一方、エンジン出力軸回転数Ne
が1500rpm以下である場合には、ブI−トセス7
1に進み、以下、上述の如くのフローで進む。
5がオン状態でないと判断された場合には、ディシジョ
ン84に進み、そこで、エンジン出力軸回転数Neが所
定の値、例えば1500rpm以下であるか否かを判断
する。ここで、エンジン出力軸回転数150 +l r
p mは、ブレーキペダル25のオフ状態において、
エンジン停車を起こす虞れのある回転数であり、エンジ
ン出力軸回転数Neが斯かる1500rpg1以下でな
い場合には、ディシジョン75へ進み、以下、」―述の
如くのフローで進む。一方、エンジン出力軸回転数Ne
が1500rpm以下である場合には、ブI−トセス7
1に進み、以下、上述の如くのフローで進む。
次に、第3図に示されるプログラムのプロセス62にお
いて実行される変速制御のためのプログラムの一例は、
第5図に示される如くである。ここで、スタート後、プ
ロセス100でアクセル開度信号P+ にもとすいてア
クセル開度αを読み取り、統(ディシジョン101で、
シフトレバ−27がローレンジ(Lレンジ)の位置に置
かれているか否かを判断する。なお、第2図においては
、シフトレバ−27がローレンジの位置をとることが示
されていないが、シフトレバ−27はローレンジの位置
をとり得るようにされている。そして、シフトレバ−2
7がローレンジの位置に置かれていない場合には、プロ
セス103に進み、シフトレバ−27がローレンジの位
置に置かれている場合には、プロセス102を経てプロ
セス103に進む。プロセス102では、プロセス10
0で読み取られたアクセル開度αに、予め設定された補
充開度Cを加算してアクセル開度αlを得る。
いて実行される変速制御のためのプログラムの一例は、
第5図に示される如くである。ここで、スタート後、プ
ロセス100でアクセル開度信号P+ にもとすいてア
クセル開度αを読み取り、統(ディシジョン101で、
シフトレバ−27がローレンジ(Lレンジ)の位置に置
かれているか否かを判断する。なお、第2図においては
、シフトレバ−27がローレンジの位置をとることが示
されていないが、シフトレバ−27はローレンジの位置
をとり得るようにされている。そして、シフトレバ−2
7がローレンジの位置に置かれていない場合には、プロ
セス103に進み、シフトレバ−27がローレンジの位
置に置かれている場合には、プロセス102を経てプロ
セス103に進む。プロセス102では、プロセス10
0で読み取られたアクセル開度αに、予め設定された補
充開度Cを加算してアクセル開度αlを得る。
次に、プロセス103で、このようにされて得られたア
クセル開度αlもしくはαに対する無段変速a9の目標
入力軸回転EI T N pを算出する。そして、次の
、プロセス104で、変速機入力軸回転数信号P6にも
とすいて無段変速機9の現在の入力軸回転数Npを読み
取り、続くディシジョン105で、ブ1′Jセス104
で読み取られた現在の入力軸回転数Nρが目標人力軸回
転数TNpより大であるか否かを判断する。この判断の
結果、大である場合には、プロセス106で変速制御弁
32のCソレノイド33に変速制御信号S3を送出して
Cソレノイド33をオン状態とし、Dソレノイド34は
オフ状態とする。これにより、変速制御弁32は、無段
変速機9におりる変速比を小とするように制御し、その
結果、無段変速機9の人力軸回転数Nρは低下せしめら
れる。一方、ディシジョン105での判断の結果、人力
軸回転数Npが目標入力軸回転数TNpより低い場合に
は、プロセス107が変速制御弁32のDソレノイl゛
34に変速制御信号S4を送出してDソレノイド34を
オン状!虚とし、Cソレノイド33はオフ状態とする。
クセル開度αlもしくはαに対する無段変速a9の目標
入力軸回転EI T N pを算出する。そして、次の
、プロセス104で、変速機入力軸回転数信号P6にも
とすいて無段変速機9の現在の入力軸回転数Npを読み
取り、続くディシジョン105で、ブ1′Jセス104
で読み取られた現在の入力軸回転数Nρが目標人力軸回
転数TNpより大であるか否かを判断する。この判断の
結果、大である場合には、プロセス106で変速制御弁
32のCソレノイド33に変速制御信号S3を送出して
Cソレノイド33をオン状態とし、Dソレノイド34は
オフ状態とする。これにより、変速制御弁32は、無段
変速機9におりる変速比を小とするように制御し、その
結果、無段変速機9の人力軸回転数Nρは低下せしめら
れる。一方、ディシジョン105での判断の結果、人力
軸回転数Npが目標入力軸回転数TNpより低い場合に
は、プロセス107が変速制御弁32のDソレノイl゛
34に変速制御信号S4を送出してDソレノイド34を
オン状!虚とし、Cソレノイド33はオフ状態とする。
これにより、変速制御弁32は無段変速m、9における
変速比を大とするように制御し、その結果、無段変速機
9の入力軸回転数Npは」−昇一ししめられる。このよ
うにして、プロセス106もしくは107の動作により
、実際の無段変速機9の入力軸回転数Npを目標入力軸
回転数TNpに一致せしめるようにし、変速比制御のた
めのプログラムを終了して、クラッチ制御を行うプロセ
ス61に戻る。
変速比を大とするように制御し、その結果、無段変速機
9の入力軸回転数Npは」−昇一ししめられる。このよ
うにして、プロセス106もしくは107の動作により
、実際の無段変速機9の入力軸回転数Npを目標入力軸
回転数TNpに一致せしめるようにし、変速比制御のた
めのプログラムを終了して、クラッチ制御を行うプロセ
ス61に戻る。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明に係る電子制御式
無段変速装置によれば、エンジンの出力が無段変速機構
を介して被駆動部である車輌に効率的に伝達されるとと
もに、クラッチ機構の伝達トルク容贋がクラッチ機構の
入力軸回転数と出力軸回転数との大小関係及び入力軸回
転加速度の状態に応じて制御される結果、種々の状況下
においてクラッチ接続が円滑に行われるようにすること
ができ、また、クラッチ機構での接続において、いわゆ
る半クラツチ状態となる時間が比較的短くて済むのでク
ラッチ機構の寿命を延ばすことができる。さらに、クラ
ッチ機構において、チョーク作動時にショックを発生し
ない、温度変化等のエンジン側の影響を受り難くなる等
の利点も得られる。
無段変速装置によれば、エンジンの出力が無段変速機構
を介して被駆動部である車輌に効率的に伝達されるとと
もに、クラッチ機構の伝達トルク容贋がクラッチ機構の
入力軸回転数と出力軸回転数との大小関係及び入力軸回
転加速度の状態に応じて制御される結果、種々の状況下
においてクラッチ接続が円滑に行われるようにすること
ができ、また、クラッチ機構での接続において、いわゆ
る半クラツチ状態となる時間が比較的短くて済むのでク
ラッチ機構の寿命を延ばすことができる。さらに、クラ
ッチ機構において、チョーク作動時にショックを発生し
ない、温度変化等のエンジン側の影響を受り難くなる等
の利点も得られる。
第1図は本発明に係る電子制御式無段変速装置の一例が
適用された自動車の駆動制御部を示す概略構成図、第2
図は本発明に係る電子制御式無段変速装置の一例を示す
概略構成図、第3図、第4図及び第5図は、第2図に示
される例に用いられる電子制御回路における動作プログ
ラムの一例を示すフローチャー1・である。 図中、1はエンジン、7はクラッチ、9ば無段変速機、
22は電子制御回路部、29はクラッチ制御弁、39は
摩擦板、40はクラッチスプリング、41はクラッチア
クチフ、エータである。 特 許 出願人 東洋工業株式会社
適用された自動車の駆動制御部を示す概略構成図、第2
図は本発明に係る電子制御式無段変速装置の一例を示す
概略構成図、第3図、第4図及び第5図は、第2図に示
される例に用いられる電子制御回路における動作プログ
ラムの一例を示すフローチャー1・である。 図中、1はエンジン、7はクラッチ、9ば無段変速機、
22は電子制御回路部、29はクラッチ制御弁、39は
摩擦板、40はクラッチスプリング、41はクラッチア
クチフ、エータである。 特 許 出願人 東洋工業株式会社
Claims (1)
- エンジンの駆動力を被駆動部に伝達するための無段変速
機構と、該無段変速機構の変速比を変化させる変速調整
手段と、上記エンジンの出力部に係合された入力軸と上
記無段変速機構の入力部に連結された出力軸とを有し、
上記エンジンの出力部と上記無段変速機構の入力部とを
選択的に連結するクラッチ機構と、該クラッチ機構の伝
達トルク容量を変化させるクラッチ調整手段と、上記エ
ンジンの作動状態を検出して得られる検出信号を受けて
、予め定められた変速制御特性にもとすく上記無段変速
機構の変速比の制御を行うべく」二記変速調整手段に制
御信号を送出するとともに、上記クラッチ機構の人力軸
回転数と出力軸回転数との間の大小関係及び上記クラッ
チ機構の人力軸回転加速度にもとすいて、上記クラッチ
機構の伝達トルク容量を制御すべく上記クラッチ調整手
段に制御信号を送出する電子制御手段を具備した電子制
御式無段変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20504683A JPS6098256A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電子制御式無段変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20504683A JPS6098256A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電子制御式無段変速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6098256A true JPS6098256A (ja) | 1985-06-01 |
Family
ID=16500547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20504683A Pending JPS6098256A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電子制御式無段変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6098256A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535000B2 (ja) * | 1973-08-31 | 1980-09-10 | ||
JPS57160724A (en) * | 1981-03-27 | 1982-10-04 | Aisin Seiki Co Ltd | Automatic clutch controlling device |
JPS58657A (ja) * | 1981-06-23 | 1983-01-05 | Mitsubishi Motors Corp | 車両用動力伝達装置 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP20504683A patent/JPS6098256A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535000B2 (ja) * | 1973-08-31 | 1980-09-10 | ||
JPS57160724A (en) * | 1981-03-27 | 1982-10-04 | Aisin Seiki Co Ltd | Automatic clutch controlling device |
JPS58657A (ja) * | 1981-06-23 | 1983-01-05 | Mitsubishi Motors Corp | 車両用動力伝達装置 |
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