JPH0578456B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0578456B2 JPH0578456B2 JP59254783A JP25478384A JPH0578456B2 JP H0578456 B2 JPH0578456 B2 JP H0578456B2 JP 59254783 A JP59254783 A JP 59254783A JP 25478384 A JP25478384 A JP 25478384A JP H0578456 B2 JPH0578456 B2 JP H0578456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- engine
- vehicle
- acceleration
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両のエンジンから駆動輪に至る動
力伝達経路に設けられた無段変速機構における変
速比の制御とともに、エンジンの負荷を変化させ
る制御を行う車両用パワートレーンの制御装置に
関する。
力伝達経路に設けられた無段変速機構における変
速比の制御とともに、エンジンの負荷を変化させ
る制御を行う車両用パワートレーンの制御装置に
関する。
(従来技術)
車両においては、エンジンの出力を被駆動体で
ある車輪に効率的に伝達すべく、エンジンと車輪
との間に変速機構を配してエンジンの出力を変速
機構を介して車輪に伝達するようにされるが、こ
の変速機構として、変速比を所定の範囲で連続的
に変化することができる無段変速機構を採用した
ものが知られている。このような車両に搭載され
る無段変速機構は、例えば、特開昭55−76709号
公報にも記載されている如く、車速もしくはエン
ジン回転数と、アクセルペダル等のアクセル調整
部の操作により調整されるスロツトルバルブ開度
とに基づいての変速比制御を受けるものとされ
る。斯かる場合、通常、無段変速機構の変速比
は、スロツトルバルブ開度に対してエンジン回転
数、従つて、無段変速機構の入力回転数が一義的
に定められるものとなるように制御される。即
ち、各スロツトルバルブ開度の値に対して、一定
のエンジン回転数が得られ、従つて、一定のエン
ジン出力が得られるように、変速比が制御される
のである。
ある車輪に効率的に伝達すべく、エンジンと車輪
との間に変速機構を配してエンジンの出力を変速
機構を介して車輪に伝達するようにされるが、こ
の変速機構として、変速比を所定の範囲で連続的
に変化することができる無段変速機構を採用した
ものが知られている。このような車両に搭載され
る無段変速機構は、例えば、特開昭55−76709号
公報にも記載されている如く、車速もしくはエン
ジン回転数と、アクセルペダル等のアクセル調整
部の操作により調整されるスロツトルバルブ開度
とに基づいての変速比制御を受けるものとされ
る。斯かる場合、通常、無段変速機構の変速比
は、スロツトルバルブ開度に対してエンジン回転
数、従つて、無段変速機構の入力回転数が一義的
に定められるものとなるように制御される。即
ち、各スロツトルバルブ開度の値に対して、一定
のエンジン回転数が得られ、従つて、一定のエン
ジン出力が得られるように、変速比が制御される
のである。
ところで、車両の運転者は、走行中、アクセル
ペダルを踏込みスロツトルバルブ開度を増して加
速を行い、所望する速度への移行をはかるが、斯
かる場合の加速度は、アクセルペダルの一定の踏
込み、即ち、スロツトルバルブ開度の一定の増加
に対して、所定の大きさで継続的に得られること
が、加速感を持続させるうえで望まれる。
ペダルを踏込みスロツトルバルブ開度を増して加
速を行い、所望する速度への移行をはかるが、斯
かる場合の加速度は、アクセルペダルの一定の踏
込み、即ち、スロツトルバルブ開度の一定の増加
に対して、所定の大きさで継続的に得られること
が、加速感を持続させるうえで望まれる。
しかしながら、上述の如くの無段変速機構が搭
載された車両の場合には、無段変速機構が、各ス
ロツトルバルブ開度の値に対してエンジン回転数
が一定に保たれるようになる変速比制御が行われ
るものとなるので、アクセルペダルが踏込まれた
直後にエンジン回転数が所定の値にまで上昇し、
それに伴つてエンジン出力が増加した後には、そ
の増加せしめられたエンジン出力が継続的に保た
れて、定エンジン出力での走行が行われることに
なる。そして、この加速後の定エンジン出力での
走行中に、車速は上昇し、これに伴つて走行抵抗
が増加する。斯かる車速の上昇に伴う走行抵抗の
増加にもかかわらず、エンジン出力は一定に維持
されるので、運転者によるアクセルペダルの一定
の踏込みが継続されていても、車両の走行駆動力
が低下していき加速度は次第に低減してしまう。
従つて、運転者は加速感に不満をもつことにな
る。さらにまた、加減速時に、直ちに、エンジン
回転数が一定になるような無段変速機構の変速比
制御が行われるので、エンジン音がダイナミツク
な変化をせず、運転者は聴感上の不満をも感じる
ことになる。
載された車両の場合には、無段変速機構が、各ス
ロツトルバルブ開度の値に対してエンジン回転数
が一定に保たれるようになる変速比制御が行われ
るものとなるので、アクセルペダルが踏込まれた
直後にエンジン回転数が所定の値にまで上昇し、
それに伴つてエンジン出力が増加した後には、そ
の増加せしめられたエンジン出力が継続的に保た
れて、定エンジン出力での走行が行われることに
なる。そして、この加速後の定エンジン出力での
走行中に、車速は上昇し、これに伴つて走行抵抗
が増加する。斯かる車速の上昇に伴う走行抵抗の
増加にもかかわらず、エンジン出力は一定に維持
されるので、運転者によるアクセルペダルの一定
の踏込みが継続されていても、車両の走行駆動力
が低下していき加速度は次第に低減してしまう。
従つて、運転者は加速感に不満をもつことにな
る。さらにまた、加減速時に、直ちに、エンジン
回転数が一定になるような無段変速機構の変速比
制御が行われるので、エンジン音がダイナミツク
な変化をせず、運転者は聴感上の不満をも感じる
ことになる。
そこで、本出願人は、上述の如くの問題を解消
すべく、先に、特願昭58−205043号において、ア
クセルペダル等のアクセル調整部の操作に応じて
目標車両加速度を設定し、この設定された目標車
両加速度を継続的に達成すべく、無段変速機構の
変速比の制御を行うようにされた電子制御式無段
変速装置を、さらに、特願昭58−205051号におい
て、上述の目標車両加速度を最小燃料消費量で達
成すべく、無段変速機構の変速比を制御するに加
えてスロツトルバルブの開度を制御するようにし
た車両用パワートレーンの制御装置を提案した。
すべく、先に、特願昭58−205043号において、ア
クセルペダル等のアクセル調整部の操作に応じて
目標車両加速度を設定し、この設定された目標車
両加速度を継続的に達成すべく、無段変速機構の
変速比の制御を行うようにされた電子制御式無段
変速装置を、さらに、特願昭58−205051号におい
て、上述の目標車両加速度を最小燃料消費量で達
成すべく、無段変速機構の変速比を制御するに加
えてスロツトルバルブの開度を制御するようにし
た車両用パワートレーンの制御装置を提案した。
斯かる、電子制御式無段変速装置及び車両用パ
ワートレーンの制御装置によれば、加速期間中、
車速の上昇による走行抵抗の増加に伴つて走行駆
動力が増大せしめられ、しかも、その走行駆動力
の増大が最適燃料消費状態のもとで得られるの
で、要求される一定の車両加速度を必要最小限の
燃料で継続的に達成できることにより、車両の運
転者に、加速のためのアクセル踏込時において充
分に満足し得る加速感をもたらすことができると
ともに、燃料を効果的に節約できる。
ワートレーンの制御装置によれば、加速期間中、
車速の上昇による走行抵抗の増加に伴つて走行駆
動力が増大せしめられ、しかも、その走行駆動力
の増大が最適燃料消費状態のもとで得られるの
で、要求される一定の車両加速度を必要最小限の
燃料で継続的に達成できることにより、車両の運
転者に、加速のためのアクセル踏込時において充
分に満足し得る加速感をもたらすことができると
ともに、燃料を効果的に節約できる。
ところで、通常、車両の運転者は、車速を増大
させたいときにはアクセルペダルを踏込み、その
踏込量に応じた加速度で車速が増大することを期
待し、また、所望の車速に達するとアクセルペダ
ルを戻し、その後は車両が一定の車速で走行する
ことを望むことが多い。従つて、上述した如くの
無段変速機構を搭載した車両においても、最適燃
料消費状態のもとで、アクセルペダルの踏込操作
(加速操作)状態及びその後の保持状態において
は、車両がそのときのアクセルペダルの踏込操作
に応じて加速され、かつ、アクセルペダルの戻し
操作状態及びその後の保持状態においては、加速
が停止されて、車両が定車速で走行する状態がと
られることが望ましい。
させたいときにはアクセルペダルを踏込み、その
踏込量に応じた加速度で車速が増大することを期
待し、また、所望の車速に達するとアクセルペダ
ルを戻し、その後は車両が一定の車速で走行する
ことを望むことが多い。従つて、上述した如くの
無段変速機構を搭載した車両においても、最適燃
料消費状態のもとで、アクセルペダルの踏込操作
(加速操作)状態及びその後の保持状態において
は、車両がそのときのアクセルペダルの踏込操作
に応じて加速され、かつ、アクセルペダルの戻し
操作状態及びその後の保持状態においては、加速
が停止されて、車両が定車速で走行する状態がと
られることが望ましい。
(発明の目的)
斯かる点に鑑み本発明は、アクセルペダルの踏
込操作の如くの、要求エンジン出力設定手段のそ
の操作量を増加させる操作がなされる状態及びそ
の後の保持状態では、そのときの要求エンジン出
力設定手段の操作に応じた一定の車両加速度を最
小燃料消費量で継続的に達成でき、かつ、アクセ
ルペダルの戻し操作の如くの、要求エンジン出力
設定手段のその操作量を減少させる操作がなされ
る状態及びその後と保持状態では、一定の車速を
最小燃料消費量で維持できるように、車両の動力
伝達経路に配された無段変速機構及びエンジン出
力調整手段を制御する車両用パワートレーンの制
御装置を提供することを目的とする。
込操作の如くの、要求エンジン出力設定手段のそ
の操作量を増加させる操作がなされる状態及びそ
の後の保持状態では、そのときの要求エンジン出
力設定手段の操作に応じた一定の車両加速度を最
小燃料消費量で継続的に達成でき、かつ、アクセ
ルペダルの戻し操作の如くの、要求エンジン出力
設定手段のその操作量を減少させる操作がなされ
る状態及びその後と保持状態では、一定の車速を
最小燃料消費量で維持できるように、車両の動力
伝達経路に配された無段変速機構及びエンジン出
力調整手段を制御する車両用パワートレーンの制
御装置を提供することを目的とする。
(発明の構成)
本発明に係る車両用パワートレーンの制御装置
は、第1図にその基本構成が示される如く、車両
のエンジンから車輪に至る動力伝達経路に設けら
れた無段変速機構の変速比を変化させる変速比調
整部と、スロツトルバルブの開度を変化させるス
ロツトルバルブ駆動部の如くの、エンジンの負荷
を変化させるエンジン出力調整手段と、アクセル
ペダルの操作量に応じてスロツトルバルブ駆動部
に駆動信号を送出するアクセル調整部の如くの、
エンジン出力調整手段を作動させる要求エンジン
出力設定手段と、この要求エンジン出力設定手段
の操作状態を検出する検出部と、変速比調整部を
制御して無段変速機構の変速比変化を生ぜしめる
とともに、エンジンの負荷の変化を生ぜしめる制
御部とを備えて構成され、制御部が、検出部によ
り検出された要求エンジン出力設定手段の操作
が、要求エンジン出力設定手段の操作量を増加さ
せるべくなされたものであるとき、この操作に応
じて目標車両加速度を設定する目標車両加速度設
定手段と、同じく検出部により検出された要求エ
ンジン出力設定手段の操作が、要求エンジン出力
設定手段の操作量を減少させるべくなされたもの
であるとき、所定の目標車速を設定する目標車速
設定手段と、車両に上述の目標車両加速度が継続
的に達成される定加速度走行状態もしくは上述の
目標車速が継続的に達成される定車速走行状態を
最適燃料消費状態のもとにとらせるべく、変速比
調整部及びエンジン出力調整手段に制御信号を送
出して、無段変速機構の変速比及びエンジンの負
荷を変化せしめる制御信号供給手段を含むものと
なされる。
は、第1図にその基本構成が示される如く、車両
のエンジンから車輪に至る動力伝達経路に設けら
れた無段変速機構の変速比を変化させる変速比調
整部と、スロツトルバルブの開度を変化させるス
ロツトルバルブ駆動部の如くの、エンジンの負荷
を変化させるエンジン出力調整手段と、アクセル
ペダルの操作量に応じてスロツトルバルブ駆動部
に駆動信号を送出するアクセル調整部の如くの、
エンジン出力調整手段を作動させる要求エンジン
出力設定手段と、この要求エンジン出力設定手段
の操作状態を検出する検出部と、変速比調整部を
制御して無段変速機構の変速比変化を生ぜしめる
とともに、エンジンの負荷の変化を生ぜしめる制
御部とを備えて構成され、制御部が、検出部によ
り検出された要求エンジン出力設定手段の操作
が、要求エンジン出力設定手段の操作量を増加さ
せるべくなされたものであるとき、この操作に応
じて目標車両加速度を設定する目標車両加速度設
定手段と、同じく検出部により検出された要求エ
ンジン出力設定手段の操作が、要求エンジン出力
設定手段の操作量を減少させるべくなされたもの
であるとき、所定の目標車速を設定する目標車速
設定手段と、車両に上述の目標車両加速度が継続
的に達成される定加速度走行状態もしくは上述の
目標車速が継続的に達成される定車速走行状態を
最適燃料消費状態のもとにとらせるべく、変速比
調整部及びエンジン出力調整手段に制御信号を送
出して、無段変速機構の変速比及びエンジンの負
荷を変化せしめる制御信号供給手段を含むものと
なされる。
このように構成されることにより、車両の運転
者のアクセル調整部等の要求エンジン出力設定手
段に対する制御操作に応じて、車両に運転者が望
む定加速走行状態及び定車速走行状態を最小燃料
消費量をもつてとらせることができる。
者のアクセル調整部等の要求エンジン出力設定手
段に対する制御操作に応じて、車両に運転者が望
む定加速走行状態及び定車速走行状態を最小燃料
消費量をもつてとらせることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第2図は本発明に係る車両用パワートレーンの
制御装置の一例が適用される車両の駆動制御部の
概要を示す。第2図において、エンジン1の吸気
通路2にはエンジン1の負荷を変化させるスロツ
トルバルブ3が配設されている。このスロツトル
バルブ3はスロツトルアクチユエータ4により開
閉駆動され、その開度はスロツトルポジシヨンセ
ンサ5で検出されるようになされている。なお、
吸気通路2のスロツトルバルブ3下流側の末部
は、分岐路2a,2b,2c,2dとなつて各気
筒に連通するようにされており、これら各分岐路
2a,2b,2c,2dには、図示されていない
燃料噴射弁が配設されている。
制御装置の一例が適用される車両の駆動制御部の
概要を示す。第2図において、エンジン1の吸気
通路2にはエンジン1の負荷を変化させるスロツ
トルバルブ3が配設されている。このスロツトル
バルブ3はスロツトルアクチユエータ4により開
閉駆動され、その開度はスロツトルポジシヨンセ
ンサ5で検出されるようになされている。なお、
吸気通路2のスロツトルバルブ3下流側の末部
は、分岐路2a,2b,2c,2dとなつて各気
筒に連通するようにされており、これら各分岐路
2a,2b,2c,2dには、図示されていない
燃料噴射弁が配設されている。
エンジン1の出力軸6はクラツチ7及び切換歯
車列8を介して無段変速機9に接続され、この無
段変速機9の出力軸10はデイフアレンシヤルギ
ア11を介して駆動輪12に接続されている。
車列8を介して無段変速機9に接続され、この無
段変速機9の出力軸10はデイフアレンシヤルギ
ア11を介して駆動輪12に接続されている。
また、エンジン1の出力軸6の回転数を検出す
るエンジン回転数検出センサ13、クラツチ7の
出力軸14の回転数を検出するクラツチ出力軸回
転数検出センサ15、無段変速機9の入力軸16
の回転数を検出する変速機入力回転数検出センサ
17、さらに無段変速機9の出力軸10の回転
数、従つて、車速を検出する変速機出力軸回転数
検出センサ18が、夫々、所定の位置に設置され
ている。そして、前述のスロツトルポジシヨンセ
ンサ5からのスロツトルポジシヨン信号P5、上
述のエンジン回転数検出センサ13からのエンジ
ン回転数信号P2、クラツチ出力軸回転数検出セ
ンサ15からのクラツチ出力軸回転数信号P4、
変速機入力軸回転数検出センサ17からの変速機
入力軸回転数信号P6、変速機出力軸回転数検出
センサ18からの変送機出力軸回転数信号P8の
夫々は、インターフエース部19とCPU20と
メモリ21とを主要構成要素として構成される電
子制御回路部22に入力される。
るエンジン回転数検出センサ13、クラツチ7の
出力軸14の回転数を検出するクラツチ出力軸回
転数検出センサ15、無段変速機9の入力軸16
の回転数を検出する変速機入力回転数検出センサ
17、さらに無段変速機9の出力軸10の回転
数、従つて、車速を検出する変速機出力軸回転数
検出センサ18が、夫々、所定の位置に設置され
ている。そして、前述のスロツトルポジシヨンセ
ンサ5からのスロツトルポジシヨン信号P5、上
述のエンジン回転数検出センサ13からのエンジ
ン回転数信号P2、クラツチ出力軸回転数検出セ
ンサ15からのクラツチ出力軸回転数信号P4、
変速機入力軸回転数検出センサ17からの変速機
入力軸回転数信号P6、変速機出力軸回転数検出
センサ18からの変送機出力軸回転数信号P8の
夫々は、インターフエース部19とCPU20と
メモリ21とを主要構成要素として構成される電
子制御回路部22に入力される。
さらに、運転者により操作されるアクセルペダ
ル23の踏込量、即ち、アクセル開度がアクセル
開度検出センサ24により検出され、ブレーキペ
ダル25の踏込状態がブレーキ作動検出センサ2
6により検出され、さらに、シフトレバー27の
変速位置がシフトレバーポジシヨン検出センサ2
8により検出され、またさらに走行路面の勾配が
勾配センサ55により検出されて、アクセルペダ
ル23の踏込量に応じたアクセル開度信号P1、
ブレーキペダル25が踏込まれることによつて得
られるブレーキ作動信号P3、シフトレバー27
のポジシヨンに応じたシフトレバーポジシヨン信
号P7及び路面勾配に応じた勾配信号P9が、
夫々、電子制御回路部22に入力される。
ル23の踏込量、即ち、アクセル開度がアクセル
開度検出センサ24により検出され、ブレーキペ
ダル25の踏込状態がブレーキ作動検出センサ2
6により検出され、さらに、シフトレバー27の
変速位置がシフトレバーポジシヨン検出センサ2
8により検出され、またさらに走行路面の勾配が
勾配センサ55により検出されて、アクセルペダ
ル23の踏込量に応じたアクセル開度信号P1、
ブレーキペダル25が踏込まれることによつて得
られるブレーキ作動信号P3、シフトレバー27
のポジシヨンに応じたシフトレバーポジシヨン信
号P7及び路面勾配に応じた勾配信号P9が、
夫々、電子制御回路部22に入力される。
そして、電子制御回路部22からは、各センサ
から得られて入力される信号P1〜P9に基づい
て、諸制御信号S1,S2,S3,S4,S5及
びS6が送出される。
から得られて入力される信号P1〜P9に基づい
て、諸制御信号S1,S2,S3,S4,S5及
びS6が送出される。
第3図は、上述のクラツチ7、切換歯車列8、
無段変速機9及び電子制御回路部22等を含んで
構成される本発明に係る車両用パワートレーンの
制御装置の一例を概略的に示す。
無段変速機9及び電子制御回路部22等を含んで
構成される本発明に係る車両用パワートレーンの
制御装置の一例を概略的に示す。
ここで、電子制御回路部22からの諸制御信号
S1〜S6は、クラツチ接続制御信号S1がクラ
ツチ制御弁29の接続ソレノイド30にこれを励
磁すべく、クラツチ遮断制御信号S2がクラツチ
制御弁29の遮断ソレノイド31にこれを励磁す
べく、シフトアツプ制御信号S3が変速制御弁3
2の増速ソレノイド33にこれを所定のデユーテ
イで励磁すべく、シフトダウン制御信号S4が変
速制御弁32の減速ソレノイド34にこれを所定
のデユーテイで励磁すべく、ライン圧制御信号S
5がライン圧制御弁37にこれを後述する如くに
作動させるべく、そして、スロツトル制御信号S
6がスロツトルアクチルエータ4にこれを作動さ
せてスロツトルバルブ3の開度を調整すべく、
夫々、供給されるものとされている。
S1〜S6は、クラツチ接続制御信号S1がクラ
ツチ制御弁29の接続ソレノイド30にこれを励
磁すべく、クラツチ遮断制御信号S2がクラツチ
制御弁29の遮断ソレノイド31にこれを励磁す
べく、シフトアツプ制御信号S3が変速制御弁3
2の増速ソレノイド33にこれを所定のデユーテ
イで励磁すべく、シフトダウン制御信号S4が変
速制御弁32の減速ソレノイド34にこれを所定
のデユーテイで励磁すべく、ライン圧制御信号S
5がライン圧制御弁37にこれを後述する如くに
作動させるべく、そして、スロツトル制御信号S
6がスロツトルアクチルエータ4にこれを作動さ
せてスロツトルバルブ3の開度を調整すべく、
夫々、供給されるものとされている。
そして、クラツチアクチユエータ41、無段変
速機9及びシフトアクチユエータ44には、上述
のクラツチ制御弁29、変速制御弁32及び運転
者のマニユアル操作によつてシフトレバー27が
リバースR、ニユートラルN、ドライブD、ロー
Lの各変速位置に切換えられて制御されるシフト
制御弁43の各々を介して、オイルポンプ36に
よりオイルタンクからフイルタ35を介して吸引
されて吐出される作動圧油が各油路を通じて供給
される。
速機9及びシフトアクチユエータ44には、上述
のクラツチ制御弁29、変速制御弁32及び運転
者のマニユアル操作によつてシフトレバー27が
リバースR、ニユートラルN、ドライブD、ロー
Lの各変速位置に切換えられて制御されるシフト
制御弁43の各々を介して、オイルポンプ36に
よりオイルタンクからフイルタ35を介して吸引
されて吐出される作動圧油が各油路を通じて供給
される。
このように作動圧油が供給されて制御される無
段変速装置は、以下に述べるようにして、エンジ
ン1の出力の駆動輪12への伝達及びそれに関す
る制御を行うことができるように構成されてい
る。
段変速装置は、以下に述べるようにして、エンジ
ン1の出力の駆動輪12への伝達及びそれに関す
る制御を行うことができるように構成されてい
る。
即ち、エンジン1の出力軸6の回転は、先ず、
出力軸6の端部に設けられたフライホイール38
に継続的に圧接結合し、出力軸6と同軸的に回動
するクラツチ7に伝達される。このクラツチ7は
フライホイール38に圧接する摩擦板39と、こ
の摩擦板39を押圧する押圧板が固着されたダイ
アフラム状のクラツチスプリング40とを有して
おり、クラツチ接続制御信号S1がクラツチ制御
弁29の接続ソレノイド30に送出されるときに
は、接続ソレノイド30が励磁されてオン状態と
なり、これにより、作動圧油が開口ポートからク
ラツチアクチユエータ41に供給されて、その内
部でピストンがスプリングの弾力に抗して移動
し、レバー42を反時計回りに回動せしめる。こ
の結果、開状態のクラツチスプリング40が閉じ
る状態に動かされて、摩擦板39を押圧し、クラ
ツチ7が接続状態とされる。これにより、エンジ
ン1の出力軸6の回転がクラツチ7の出力側に伝
達される。
出力軸6の端部に設けられたフライホイール38
に継続的に圧接結合し、出力軸6と同軸的に回動
するクラツチ7に伝達される。このクラツチ7は
フライホイール38に圧接する摩擦板39と、こ
の摩擦板39を押圧する押圧板が固着されたダイ
アフラム状のクラツチスプリング40とを有して
おり、クラツチ接続制御信号S1がクラツチ制御
弁29の接続ソレノイド30に送出されるときに
は、接続ソレノイド30が励磁されてオン状態と
なり、これにより、作動圧油が開口ポートからク
ラツチアクチユエータ41に供給されて、その内
部でピストンがスプリングの弾力に抗して移動
し、レバー42を反時計回りに回動せしめる。こ
の結果、開状態のクラツチスプリング40が閉じ
る状態に動かされて、摩擦板39を押圧し、クラ
ツチ7が接続状態とされる。これにより、エンジ
ン1の出力軸6の回転がクラツチ7の出力側に伝
達される。
また、クラツチ遮断制御信号S2がクラツチ制
御弁29の遮断ソレノイド31に送出されるとき
には、遮断ソレノイド31が励磁されてオンとさ
れ、クラツチアクチエータ41から作動圧油が排
出されるとともに、その内部でスプリングの弾力
によりピストンが戻されて、クラツチスプリング
40が開く状態となる。これにより、摩擦板39
のフライホイール38に対する押圧状態が解除さ
れて、クラツチ7が切断状態とされる。この状態
では、エンジン1の出力軸6の回転はクラツチ7
の出力側に伝達されない。
御弁29の遮断ソレノイド31に送出されるとき
には、遮断ソレノイド31が励磁されてオンとさ
れ、クラツチアクチエータ41から作動圧油が排
出されるとともに、その内部でスプリングの弾力
によりピストンが戻されて、クラツチスプリング
40が開く状態となる。これにより、摩擦板39
のフライホイール38に対する押圧状態が解除さ
れて、クラツチ7が切断状態とされる。この状態
では、エンジン1の出力軸6の回転はクラツチ7
の出力側に伝達されない。
さらに、クラツチ制御弁29の接続ソレノイド
30及び遮断ソレノイド31に対して、クラツチ
接続制御信号S1及びクラツチ遮断制御信号S2
のいずれも送出されないときには、クラツチ制御
弁29の開口ポートが閉ざされ、クラツチアクチ
ユエータ41内のピストンはその直前の状態に維
持され、従つて、摩擦板39のフライホイール3
8に対する押圧状態が保持される。
30及び遮断ソレノイド31に対して、クラツチ
接続制御信号S1及びクラツチ遮断制御信号S2
のいずれも送出されないときには、クラツチ制御
弁29の開口ポートが閉ざされ、クラツチアクチ
ユエータ41内のピストンはその直前の状態に維
持され、従つて、摩擦板39のフライホイール3
8に対する押圧状態が保持される。
このように作動するクラツチ7の出力側には、
無段変速機9の入力軸16へ、シフトレバー27
の前述した各変速位置に応じて、エンジン1の出
力軸6の回転が伝達されるように切換歯車列8が
設けられている。この切換歯車列8は、シフトレ
バー27がドライブDもしくはローLに位置され
ると、シフトアクチユエータ44のピストンが図
のD方向に移動し、クラツチ7の出力軸14に固
着された前進用の歯車45に無段変速機9の入力
軸16に設けられた歯車46が係合して、無段変
速機9の入力軸16をクラツチ7の出力軸14と
逆方向に回転せしめる。一方、シフトレバー27
がリバースRの位置にされると、シフトアクチユ
エータ44のピストンが図のR方向に移動し、無
段変速機9の入力軸16に設けられた歯車47が
クラツチ7の出力軸14に固着された後退用の歯
車48に係合している遊び歯車49と係合して、
無段変速機9の入力軸16を上述のドライブDの
場合とは、逆方向、即ち、クラツチ7の出力軸1
4と同方向に回動せしめる。さらに、シフトレバ
ー27がニユートラルNの位置にされるときに
は、シフトアクチユエータ44のピストンがシリ
ンダの中央部に保持され、クラツチ7の出力軸1
4の回転が無段変速機9の入力軸16に伝達され
ないようになされる。
無段変速機9の入力軸16へ、シフトレバー27
の前述した各変速位置に応じて、エンジン1の出
力軸6の回転が伝達されるように切換歯車列8が
設けられている。この切換歯車列8は、シフトレ
バー27がドライブDもしくはローLに位置され
ると、シフトアクチユエータ44のピストンが図
のD方向に移動し、クラツチ7の出力軸14に固
着された前進用の歯車45に無段変速機9の入力
軸16に設けられた歯車46が係合して、無段変
速機9の入力軸16をクラツチ7の出力軸14と
逆方向に回転せしめる。一方、シフトレバー27
がリバースRの位置にされると、シフトアクチユ
エータ44のピストンが図のR方向に移動し、無
段変速機9の入力軸16に設けられた歯車47が
クラツチ7の出力軸14に固着された後退用の歯
車48に係合している遊び歯車49と係合して、
無段変速機9の入力軸16を上述のドライブDの
場合とは、逆方向、即ち、クラツチ7の出力軸1
4と同方向に回動せしめる。さらに、シフトレバ
ー27がニユートラルNの位置にされるときに
は、シフトアクチユエータ44のピストンがシリ
ンダの中央部に保持され、クラツチ7の出力軸1
4の回転が無段変速機9の入力軸16に伝達され
ないようになされる。
クラツチ7の出力軸14の回転が伝達される無
段変速機9は、切換歯車列8の出力軸と同軸的に
回転する入力軸16と、この入力軸16と一体的
に回転駆動される駆動プーリ50と、この駆動プ
ーリ50の回転がVベルト51を介して伝達され
る従動プーリ52と、この従動プーリ52と一体
的に回動する出力軸10とを有している。
段変速機9は、切換歯車列8の出力軸と同軸的に
回転する入力軸16と、この入力軸16と一体的
に回転駆動される駆動プーリ50と、この駆動プ
ーリ50の回転がVベルト51を介して伝達され
る従動プーリ52と、この従動プーリ52と一体
的に回動する出力軸10とを有している。
駆動プーリ50は、可動円錐板50aと固定円
錐板50bとを有しており、これら可動円錐板5
0aと固定円錐板50bとは、互いにその円錐状
の面を対向してV字状のプーリ溝を形成してい
る。可動円錐板50aは、その背後にシリンダ室
50cが設けられており、このシリンダ室50c
への作動圧油の供給状態により固定円錐板50b
と近接もしくは離隔するように軸方向に摺動可能
であり、また、固定円錐板50bは入力軸16に
固着されている。一方、従動プーリ52も上述の
駆動プーリ50と同様な構成であつて、可動円錐
板52aと固定円錐板52bによりV字状にプー
リ溝を形成しており、可動円錐板52a、その背
後に設けられたシリンダ室52cへの作動圧油の
供給状態により固定円錐板52bと近接するよう
に軸方向に摺動可能であり、また、固定円錐板5
2bは出力軸10に固着されている。
錐板50bとを有しており、これら可動円錐板5
0aと固定円錐板50bとは、互いにその円錐状
の面を対向してV字状のプーリ溝を形成してい
る。可動円錐板50aは、その背後にシリンダ室
50cが設けられており、このシリンダ室50c
への作動圧油の供給状態により固定円錐板50b
と近接もしくは離隔するように軸方向に摺動可能
であり、また、固定円錐板50bは入力軸16に
固着されている。一方、従動プーリ52も上述の
駆動プーリ50と同様な構成であつて、可動円錐
板52aと固定円錐板52bによりV字状にプー
リ溝を形成しており、可動円錐板52a、その背
後に設けられたシリンダ室52cへの作動圧油の
供給状態により固定円錐板52bと近接するよう
に軸方向に摺動可能であり、また、固定円錐板5
2bは出力軸10に固着されている。
これら、駆動プーリ50と従動プーリ52に形
成された各プーリ溝に対してVベルト51が張架
され、これにより、駆動プーリ50の回転が従動
プーリ52に伝達される。そして、駆動プーリ5
0の回転を従動プーリ52へ伝達する際には、駆
動プーリ50のプーリ溝の幅で定まるVベルト5
1の駆動プーリ50側における回転半径と、従動
プーリ52のプーリ溝の幅で定まるVベルト51
の従動プーリ52側における回転半径とを変更す
ることにより駆動プーリ50と従動プーリ52と
の回転比を変えることができるものとなつてい
る。
成された各プーリ溝に対してVベルト51が張架
され、これにより、駆動プーリ50の回転が従動
プーリ52に伝達される。そして、駆動プーリ5
0の回転を従動プーリ52へ伝達する際には、駆
動プーリ50のプーリ溝の幅で定まるVベルト5
1の駆動プーリ50側における回転半径と、従動
プーリ52のプーリ溝の幅で定まるVベルト51
の従動プーリ52側における回転半径とを変更す
ることにより駆動プーリ50と従動プーリ52と
の回転比を変えることができるものとなつてい
る。
駆動プーリ50及び従動プーリ52の夫々のプ
ーリ溝の幅の変更は、夫々の可動円錐板50a及
び52を軸方向に摺動させることにより行われ、
斯かる可動円錐板50及び52の摺動制御が、前
述した電子制御回路部22からのシフトアツプ制
御信号S3及びシフトダウン制御信号S4を受け
る変速制御弁32により行われる。即ち、電子制
御回路部22からのシフトアツプ制御信号S3が
変速制御弁32の増速ソレノイド33に供給され
たときには、増速ソレノイド33が間歇的に通電
励磁されてオン・オフ状態にされ、これによりシ
フトアツプ制御信号S3の制御デユーテイに応じ
て駆動プーリ50のシリンダ室50cに作動圧油
が供給されるとともに従動プーリ52のシリンダ
室52cから作動圧油が排除され、一方、シフト
ダウン制御信号S4が減速ソレノイド34に供給
されたときには、減速ソレノイド34が間歇的に
励磁されてオン・オフ状態にされ、これにより、
シフトダウン制御信号S4の制御デユーテイに応
じて従動プーリ52のシリンダ室52cに作動圧
油が供給されるとともに駆動プーリ50のシリン
ダ室50cから作動圧油が排除される。また、増
速ソレノイド33及び減速ソレノイド34が共に
オフ状態とされたときには、駆動プーリ50及び
従動プーリ52の夫々のシリンダ室50c及び5
2cに対する作動圧油の供給及び排除が停止され
る。
ーリ溝の幅の変更は、夫々の可動円錐板50a及
び52を軸方向に摺動させることにより行われ、
斯かる可動円錐板50及び52の摺動制御が、前
述した電子制御回路部22からのシフトアツプ制
御信号S3及びシフトダウン制御信号S4を受け
る変速制御弁32により行われる。即ち、電子制
御回路部22からのシフトアツプ制御信号S3が
変速制御弁32の増速ソレノイド33に供給され
たときには、増速ソレノイド33が間歇的に通電
励磁されてオン・オフ状態にされ、これによりシ
フトアツプ制御信号S3の制御デユーテイに応じ
て駆動プーリ50のシリンダ室50cに作動圧油
が供給されるとともに従動プーリ52のシリンダ
室52cから作動圧油が排除され、一方、シフト
ダウン制御信号S4が減速ソレノイド34に供給
されたときには、減速ソレノイド34が間歇的に
励磁されてオン・オフ状態にされ、これにより、
シフトダウン制御信号S4の制御デユーテイに応
じて従動プーリ52のシリンダ室52cに作動圧
油が供給されるとともに駆動プーリ50のシリン
ダ室50cから作動圧油が排除される。また、増
速ソレノイド33及び減速ソレノイド34が共に
オフ状態とされたときには、駆動プーリ50及び
従動プーリ52の夫々のシリンダ室50c及び5
2cに対する作動圧油の供給及び排除が停止され
る。
従つて、増速ソレノイド33がシフトアツプ制
御信号S3によりオン・オフ状態とされる場合に
は、可動円錐板50aが固定円錐板50bに近接
する方向に移動せしめられて、可動円錐板50と
固定円錐板50bとで形成されるプーリ溝の幅が
縮小され、Vベルト51の駆動プーリ50側にお
ける回転半径が拡大する。また、これと同時に、
可動円錐板52aが固定円錐板52bから離隔す
る方向に移動せしめられて、可動円錐板52aと
固定円錐板52bとで形成されるプーリ溝の幅が
拡大され、Vベルト51の従動プーリ52側にお
ける回転半径が縮小される。従つて、無段変速機
9における変速比が小となる。一方、減速ソレノ
イド34がシフトダウン制御信号S4によりオ
ン・オフ状態とされる場合には、上述の場合と逆
に、駆動プーリ50のプーリ溝の幅が拡大され
て、Vベルト51の駆動プーリ50側における回
転半径が縮小され、これと同時に、従動プーリ5
2のプーリ溝の幅が縮小されて、Vベルト51の
従動プーリ52側における回転半径が拡大され
る。従つて、この場合には、無断変速機9におけ
る変速比が大とされる。さらに、増速ソレノイド
33及び減速ソレノイド34に対して、シフトア
ツプ制御信号S3及びシフトダウン制御信号S4
のいずれもが送出されず、各ソレノイドがオフ状
態とされる場合には、駆動プーリ50及び従動プ
ーリ52の夫々のプーリ溝の幅は変化せしめられ
ずに維持され、従つて、Vベルト51の駆動プー
リ50側及び従動プーリ52側における夫々の回
転半径が維持されて、無段変速機9における変速
比が、増速ソレノイド33及び減速ソレノイド3
4がオフ状態とされた直前のものに保たれる。
御信号S3によりオン・オフ状態とされる場合に
は、可動円錐板50aが固定円錐板50bに近接
する方向に移動せしめられて、可動円錐板50と
固定円錐板50bとで形成されるプーリ溝の幅が
縮小され、Vベルト51の駆動プーリ50側にお
ける回転半径が拡大する。また、これと同時に、
可動円錐板52aが固定円錐板52bから離隔す
る方向に移動せしめられて、可動円錐板52aと
固定円錐板52bとで形成されるプーリ溝の幅が
拡大され、Vベルト51の従動プーリ52側にお
ける回転半径が縮小される。従つて、無段変速機
9における変速比が小となる。一方、減速ソレノ
イド34がシフトダウン制御信号S4によりオ
ン・オフ状態とされる場合には、上述の場合と逆
に、駆動プーリ50のプーリ溝の幅が拡大され
て、Vベルト51の駆動プーリ50側における回
転半径が縮小され、これと同時に、従動プーリ5
2のプーリ溝の幅が縮小されて、Vベルト51の
従動プーリ52側における回転半径が拡大され
る。従つて、この場合には、無断変速機9におけ
る変速比が大とされる。さらに、増速ソレノイド
33及び減速ソレノイド34に対して、シフトア
ツプ制御信号S3及びシフトダウン制御信号S4
のいずれもが送出されず、各ソレノイドがオフ状
態とされる場合には、駆動プーリ50及び従動プ
ーリ52の夫々のプーリ溝の幅は変化せしめられ
ずに維持され、従つて、Vベルト51の駆動プー
リ50側及び従動プーリ52側における夫々の回
転半径が維持されて、無段変速機9における変速
比が、増速ソレノイド33及び減速ソレノイド3
4がオフ状態とされた直前のものに保たれる。
このように、駆動プーリ50側及び従動プーリ
52の夫々のシリンダ室50c及び52に対する
作動圧油の供給状態が変化せしめられることによ
り、変速比を連続的に変え得るようにされた無段
変速機9において、要求される走行駆動力が大で
ある程、Vベルト51に対する可動円錐板50a
及び52の押圧力を増大させて、Vベルト51に
よるベルト伝達力(Vベルト51の伝達トルク容
量)を増加させる必要がある。このため本例にお
いては、オイルポンプ36から変速制御弁32を
介してシリンダ室50cもしくは52cに供給さ
れる作動圧油の油圧、即ち、ライン圧が、電子制
御回路部22からのライン圧制御信号S5を受け
るライン圧制御弁37によつて調整されるように
なされている。即ち、ライン圧制御弁37は、例
えば、ソレノイド37aに供給されるライン圧制
御信号S5のレベルの大小に応じて、そこを通過
して排出される油量を変化させることができるよ
うにされており、この場合、ライン圧制御信号S
5のレベルが大である程排出される油量が減少せ
しめられてライン圧が大とされる。
52の夫々のシリンダ室50c及び52に対する
作動圧油の供給状態が変化せしめられることによ
り、変速比を連続的に変え得るようにされた無段
変速機9において、要求される走行駆動力が大で
ある程、Vベルト51に対する可動円錐板50a
及び52の押圧力を増大させて、Vベルト51に
よるベルト伝達力(Vベルト51の伝達トルク容
量)を増加させる必要がある。このため本例にお
いては、オイルポンプ36から変速制御弁32を
介してシリンダ室50cもしくは52cに供給さ
れる作動圧油の油圧、即ち、ライン圧が、電子制
御回路部22からのライン圧制御信号S5を受け
るライン圧制御弁37によつて調整されるように
なされている。即ち、ライン圧制御弁37は、例
えば、ソレノイド37aに供給されるライン圧制
御信号S5のレベルの大小に応じて、そこを通過
して排出される油量を変化させることができるよ
うにされており、この場合、ライン圧制御信号S
5のレベルが大である程排出される油量が減少せ
しめられてライン圧が大とされる。
上述の如く本発明に係る車両用パワートレーン
の制御装置の一例においては、車両の加速時に、
アクセル開度検出センサ24により検出されるア
クセル開度αの変化から、加速のためアクセルペ
ダル23が踏込まれたことが検知される。そし
て、電子制御回路部22により、アクセル開度α
の変化分α′に基づいて、そのとき得られるべき車
両の加速度が目標車両加速度GTとして設定され、
この目標車両加速度GTが、アクセルペダル23
が加速のため踏込まれている期間中継続的に、し
かも、最小燃料消費量のもとに得られるようにな
るエンジン回転数Ne及びスロツトルバルブ開度
Thが、目標エンジン回転数TNe及び目標スロツ
トルバルブ開度TThとして夫々設定される。そ
して、斯かる目標エンジン回転数TNeが得られ
るように変速制御弁32にシフトアツプ制御信号
S3もしくはシフトダウン制御信号S4が供給さ
れて無段変速機9の変速比の制御が行われるとと
もに、斯かる目標スロツトルバルブ開度TThが
得られるようにスロツトルアクチユエータ4にス
ロツトル制御信号S6が供給されてスロツトルバ
ルブ3の制御が行われる。
の制御装置の一例においては、車両の加速時に、
アクセル開度検出センサ24により検出されるア
クセル開度αの変化から、加速のためアクセルペ
ダル23が踏込まれたことが検知される。そし
て、電子制御回路部22により、アクセル開度α
の変化分α′に基づいて、そのとき得られるべき車
両の加速度が目標車両加速度GTとして設定され、
この目標車両加速度GTが、アクセルペダル23
が加速のため踏込まれている期間中継続的に、し
かも、最小燃料消費量のもとに得られるようにな
るエンジン回転数Ne及びスロツトルバルブ開度
Thが、目標エンジン回転数TNe及び目標スロツ
トルバルブ開度TThとして夫々設定される。そ
して、斯かる目標エンジン回転数TNeが得られ
るように変速制御弁32にシフトアツプ制御信号
S3もしくはシフトダウン制御信号S4が供給さ
れて無段変速機9の変速比の制御が行われるとと
もに、斯かる目標スロツトルバルブ開度TThが
得られるようにスロツトルアクチユエータ4にス
ロツトル制御信号S6が供給されてスロツトルバ
ルブ3の制御が行われる。
この場合、車両が走行中アクセルペダル23が
踏込まれて、加速状態に入り、例えば、第4図に
て横軸に車速Vをとり、縦軸に走行駆動力Feを
とつて示される走行駆動力特性において、カーブ
F1上の点d1からカーブF2上の点d2に移行したとす
ると、この点d2と点d1との間の駆動力の差に応じ
た加速度が目標車両加速度GTとされる。これら
の点d1及びd2、アクセル開度α、加速のためのア
クセルペダルが踏込まれたときのアクセル開度α
の変化分α′及び車速Vをあらわす無段変速機9の
出力軸回転数N0等から知ることができる。そし
て、この目標車両加速度GTを、車両の加速状態
が解除されて、再びカーブF1上の点d4に戻るまで
の間継続的に保つには、点d2を通る走行駆動力特
性カーブF2上を点d4に対応する点d3まで移送する
ことが必要となる。このためには、エンジン1
は、カーブF2上の点d2から点d3の間を横切るエン
ジン出力をパラメータとした走行駆動特性カーブ
Wに従つて、そのエンジン出力をω1→ω2→ω3→
ω4→ω5と順次変化せしめていくことが要求され
る。そして、本例においては、斯かるエンジン出
力のω1→ω2→ω3→ω4→ω5という変化が最小燃料
消費量のもとに得られるようにエンジン回転数
Ne及びスロツトルバルブ開度Thが制御される。
踏込まれて、加速状態に入り、例えば、第4図に
て横軸に車速Vをとり、縦軸に走行駆動力Feを
とつて示される走行駆動力特性において、カーブ
F1上の点d1からカーブF2上の点d2に移行したとす
ると、この点d2と点d1との間の駆動力の差に応じ
た加速度が目標車両加速度GTとされる。これら
の点d1及びd2、アクセル開度α、加速のためのア
クセルペダルが踏込まれたときのアクセル開度α
の変化分α′及び車速Vをあらわす無段変速機9の
出力軸回転数N0等から知ることができる。そし
て、この目標車両加速度GTを、車両の加速状態
が解除されて、再びカーブF1上の点d4に戻るまで
の間継続的に保つには、点d2を通る走行駆動力特
性カーブF2上を点d4に対応する点d3まで移送する
ことが必要となる。このためには、エンジン1
は、カーブF2上の点d2から点d3の間を横切るエン
ジン出力をパラメータとした走行駆動特性カーブ
Wに従つて、そのエンジン出力をω1→ω2→ω3→
ω4→ω5と順次変化せしめていくことが要求され
る。そして、本例においては、斯かるエンジン出
力のω1→ω2→ω3→ω4→ω5という変化が最小燃料
消費量のもとに得られるようにエンジン回転数
Ne及びスロツトルバルブ開度Thが制御される。
ところで、第5図に示される如く、横軸にエン
ジン回転数Neをとり、縦軸にエンジントルクT
をとつて示すエンジン1の動力源特性には最適燃
料消費ゾーンZが存在するが、上述の制御にあた
つては、このゾーンZをエンジン出力をパラメー
タとする動力源特性カーブW′のうちのエンジン
出力がω1,ω2,ω3,ω4,ω5であるものが横切る
点e1,e2,e3,e4,e5におけるエンジン回転数
Ne1,Ne2,Ne3,Ne4,Ne5が夫々目標エンジン
回転数TNeとされ、また、スロツトルバルブ開
度Thをパラメータとする動力源特性カーブTH
のうちの、点e1,e2,e3,e4,e5を通るもののス
ロツトルバルブ開度Th1,Th2,Th3,Th4,Th5
が夫々目標スロツトルバルブ開度TThとされる。
そして、電子制御回路部22からのシフトアツプ
制御信号S3及びシフトダウン制御信号S4が、
所定の態様で変速制御弁32の増速ソレノイド3
3及び減速ソレノイド34に供給され、これによ
り、目標エンジン回転数TNeが順次達成されて
いくような無段変速機9の変速比制御が行われる
とともに、電子制御回路部22からのスロツトル
制御信号S6が所定の態様でスロツトルアクチユ
エータ4に供給され、上述の目標スロツトルバル
ブ開度TThが順次達成されるようなスロツトル
バルブ3の開度制御が行われる。これにより、車
両の加速時、エンジン1は的燃料消費状態でその
エンジン出力がω1→ω2→ω3→ω4→ω5と順次変化
するものとなり、その結果、アクセルペダル23
が加速のため踏込まれている期間中、設定された
目標車両加速度GTが最適燃料消費状態で継続し
て得られることになる。
ジン回転数Neをとり、縦軸にエンジントルクT
をとつて示すエンジン1の動力源特性には最適燃
料消費ゾーンZが存在するが、上述の制御にあた
つては、このゾーンZをエンジン出力をパラメー
タとする動力源特性カーブW′のうちのエンジン
出力がω1,ω2,ω3,ω4,ω5であるものが横切る
点e1,e2,e3,e4,e5におけるエンジン回転数
Ne1,Ne2,Ne3,Ne4,Ne5が夫々目標エンジン
回転数TNeとされ、また、スロツトルバルブ開
度Thをパラメータとする動力源特性カーブTH
のうちの、点e1,e2,e3,e4,e5を通るもののス
ロツトルバルブ開度Th1,Th2,Th3,Th4,Th5
が夫々目標スロツトルバルブ開度TThとされる。
そして、電子制御回路部22からのシフトアツプ
制御信号S3及びシフトダウン制御信号S4が、
所定の態様で変速制御弁32の増速ソレノイド3
3及び減速ソレノイド34に供給され、これによ
り、目標エンジン回転数TNeが順次達成されて
いくような無段変速機9の変速比制御が行われる
とともに、電子制御回路部22からのスロツトル
制御信号S6が所定の態様でスロツトルアクチユ
エータ4に供給され、上述の目標スロツトルバル
ブ開度TThが順次達成されるようなスロツトル
バルブ3の開度制御が行われる。これにより、車
両の加速時、エンジン1は的燃料消費状態でその
エンジン出力がω1→ω2→ω3→ω4→ω5と順次変化
するものとなり、その結果、アクセルペダル23
が加速のため踏込まれている期間中、設定された
目標車両加速度GTが最適燃料消費状態で継続し
て得られることになる。
一方、上述の如くにアクセルペダル23の踏込
操作がなされる加速時とは逆に、アクセルペダル
23の戻し操作がなされるときには、シフトレバ
ーポジシヨン検出センサ28によつて検出される
シフトレバー27の位置がドライブレンジDであ
れば、アクセルペダル23の戻し操作開始時点に
おける車速が継続的に維持される定車速走行状態
とすべく、前述した目標車両加速度GTが新たに
0に設定され、これが達成されるようになされ
る。
操作がなされる加速時とは逆に、アクセルペダル
23の戻し操作がなされるときには、シフトレバ
ーポジシヨン検出センサ28によつて検出される
シフトレバー27の位置がドライブレンジDであ
れば、アクセルペダル23の戻し操作開始時点に
おける車速が継続的に維持される定車速走行状態
とすべく、前述した目標車両加速度GTが新たに
0に設定され、これが達成されるようになされ
る。
このため、アクセルペダル23の戻し操作がな
されるときには、0に設定された目標車両加速度
GTを達成する、即ち、実際の車両加速度Gを0
とするためのエンジン回転数Ne及びスロツトル
バルブ開度Thが、夫々、目標エンジン回転数
TNe及び目標スロツトルバルブ開度TThとして
夫々設定され、斯かる目標エンジン回転数TNe
が得られるように変速制御弁32にシフトアツプ
制御信号S3及びシフトダウン制御信号S4が供
給されて無段変速機9の変速比の制御が行われる
とともに、斯かる目標スロツトルバルブ開度
TThが得られるようにスロツトルアクチユエー
タ4にスロツトル制御信号S6が供給されてスロ
ツトルバルブ開度Thの制御が行われる。
されるときには、0に設定された目標車両加速度
GTを達成する、即ち、実際の車両加速度Gを0
とするためのエンジン回転数Ne及びスロツトル
バルブ開度Thが、夫々、目標エンジン回転数
TNe及び目標スロツトルバルブ開度TThとして
夫々設定され、斯かる目標エンジン回転数TNe
が得られるように変速制御弁32にシフトアツプ
制御信号S3及びシフトダウン制御信号S4が供
給されて無段変速機9の変速比の制御が行われる
とともに、斯かる目標スロツトルバルブ開度
TThが得られるようにスロツトルアクチユエー
タ4にスロツトル制御信号S6が供給されてスロ
ツトルバルブ開度Thの制御が行われる。
この場合、前述した第4図におけるカーブF2
上の点d3に対応する車速が得られているときアク
セルペダル23の戻し操作がなされたとして、カ
ーブF2上の点d3からカーブF1上の点d4まで移行す
ることが必要となる。このためには、エンジン1
は、カーブF2上の点d3からd4の間を横切るエンジ
ン出力をパラメータとした走行駆動特性カーブW
に従つて、その出力をω5からω3まで順次変化せ
しめていくことが要求される。
上の点d3に対応する車速が得られているときアク
セルペダル23の戻し操作がなされたとして、カ
ーブF2上の点d3からカーブF1上の点d4まで移行す
ることが必要となる。このためには、エンジン1
は、カーブF2上の点d3からd4の間を横切るエンジ
ン出力をパラメータとした走行駆動特性カーブW
に従つて、その出力をω5からω3まで順次変化せ
しめていくことが要求される。
そして、斯かるエンジン出力の変化も、最小燃
料消費量のもとに得られるように、エンジン回転
数Ne及びスロツトルバルブ開度Thが制御され
る。即ち、前述した第5図において、ゾーンZを
エンジン出力をパラメータとする動力源特性カー
ブW′のうちのエンジン出力がω5であるものが横
切る点e5におけるエンジン回転数Ne5及びスロツ
トルバルブ開度Th4がアクセルペダル23の戻し
操作開始時点におけるものであり、このエンジン
回転数Ne5及びスロツトルバルブ開度Th5から、
夫々、動力源特性カーブW′のうちのエンジン出
力がω3であるものが横切る点e3におけるエンジ
ン回転数Ne3及びスロツトル開度Th3になるべ
く、ゾーンZに沿いエンジン回転数数Ne4及びス
ロツトル開度Th4を経て減少せしめられるように
目標エンジン回転数TNe及び目標スロツトルバ
ルブ開度TThが順次設定され、これらの目標エ
ンジン回転数TNe及び目標スロツトルバルブ開
度TThが達成されていくように無段変速機9の
変速比制御及び目標スロツトルバルブ開度Thの
制御が行われる。
料消費量のもとに得られるように、エンジン回転
数Ne及びスロツトルバルブ開度Thが制御され
る。即ち、前述した第5図において、ゾーンZを
エンジン出力をパラメータとする動力源特性カー
ブW′のうちのエンジン出力がω5であるものが横
切る点e5におけるエンジン回転数Ne5及びスロツ
トルバルブ開度Th4がアクセルペダル23の戻し
操作開始時点におけるものであり、このエンジン
回転数Ne5及びスロツトルバルブ開度Th5から、
夫々、動力源特性カーブW′のうちのエンジン出
力がω3であるものが横切る点e3におけるエンジ
ン回転数Ne3及びスロツトル開度Th3になるべ
く、ゾーンZに沿いエンジン回転数数Ne4及びス
ロツトル開度Th4を経て減少せしめられるように
目標エンジン回転数TNe及び目標スロツトルバ
ルブ開度TThが順次設定され、これらの目標エ
ンジン回転数TNe及び目標スロツトルバルブ開
度TThが達成されていくように無段変速機9の
変速比制御及び目標スロツトルバルブ開度Thの
制御が行われる。
これにより、シフトレバー27がドライブレン
ジDにあるときアクセルペダル23の戻し操作が
行われると、エンジン1は、最適燃料消費状態で
その出力が変化するものとなり、実際の車両加速
度Gが0にされて、アクセルペダル23の戻し操
作開始時点の車速が維持される定車速走行状態と
される。
ジDにあるときアクセルペダル23の戻し操作が
行われると、エンジン1は、最適燃料消費状態で
その出力が変化するものとなり、実際の車両加速
度Gが0にされて、アクセルペダル23の戻し操
作開始時点の車速が維持される定車速走行状態と
される。
以上の如くの定加速度走行状態から定車速走行
状態に至る変化状態を、第6図Aにおいて、縦軸
にアクセル開度αをとり、横軸に時間をとつて表
したグラフで、また、第6図Bにおいて、縦軸に
車速Vをとり、横軸に時間をとつて表したグラフ
で示す。ここでは、アクセルペダル23の踏込操
作量、従つて、アクセル開度αの変化量が大であ
る場合が第6図Aにおいて実線で示され、それに
対応する車速Vの変化が第6図Bにおいて実線で
示されており、また、アクセルペダル23の踏込
操作量、従つて、アクセル開度αの変化量が小で
ある場合が第6図Aにおいて鎖線で示され、それ
に対応する車速Vの変化が第6図Bにおいて鎖線
で示されている。これらのグラフから明らかな如
く、アクセルペダル23の踏込操作開始の時点t0
から踏込み後の保持状態に入る時点t1までの期間
t0〜t1が同一であるとすると、アクセルペダル2
3の変化量が大である場合の方が小である場合よ
り目標車両加速度GTが大とされ、従つて、車速
Vの上昇が迅速になり、いずれの場合にも、アク
セスペダル23の踏込操作開始の時点t0からアク
セルペダル23が保持状態に入る時点t1を経てア
クセルペダル23の戻し操作開始の時点t2に至る
までの期間t0〜t2においては、一定の加速度が継
続的に得られて車速Vが増大し続けることにな
る。そして、アクセルペダル23の変化量が大で
ある場合の方が小である場合より時点t2での車速
の増大分が大となり、時点t2でアクセルペダル2
3の戻し操作がなされると、それ以後は、時点t2
における車速が維持され、定車速走行状態がとら
れる。
状態に至る変化状態を、第6図Aにおいて、縦軸
にアクセル開度αをとり、横軸に時間をとつて表
したグラフで、また、第6図Bにおいて、縦軸に
車速Vをとり、横軸に時間をとつて表したグラフ
で示す。ここでは、アクセルペダル23の踏込操
作量、従つて、アクセル開度αの変化量が大であ
る場合が第6図Aにおいて実線で示され、それに
対応する車速Vの変化が第6図Bにおいて実線で
示されており、また、アクセルペダル23の踏込
操作量、従つて、アクセル開度αの変化量が小で
ある場合が第6図Aにおいて鎖線で示され、それ
に対応する車速Vの変化が第6図Bにおいて鎖線
で示されている。これらのグラフから明らかな如
く、アクセルペダル23の踏込操作開始の時点t0
から踏込み後の保持状態に入る時点t1までの期間
t0〜t1が同一であるとすると、アクセルペダル2
3の変化量が大である場合の方が小である場合よ
り目標車両加速度GTが大とされ、従つて、車速
Vの上昇が迅速になり、いずれの場合にも、アク
セスペダル23の踏込操作開始の時点t0からアク
セルペダル23が保持状態に入る時点t1を経てア
クセルペダル23の戻し操作開始の時点t2に至る
までの期間t0〜t2においては、一定の加速度が継
続的に得られて車速Vが増大し続けることにな
る。そして、アクセルペダル23の変化量が大で
ある場合の方が小である場合より時点t2での車速
の増大分が大となり、時点t2でアクセルペダル2
3の戻し操作がなされると、それ以後は、時点t2
における車速が維持され、定車速走行状態がとら
れる。
上述の如くの車両の加速時における一連の制御
は、電子制御回路部22のCPU20の動作に基
づいて行われるが、斯かるCPU20が実行する
プログラムの一例を第7図、第8図及び第9図A
及びBのフローチヤートを参照して説明する。
は、電子制御回路部22のCPU20の動作に基
づいて行われるが、斯かるCPU20が実行する
プログラムの一例を第7図、第8図及び第9図A
及びBのフローチヤートを参照して説明する。
まず、第7図に示される如く、スタート後、プ
ロセス60で各部の初期設定を行い、次に、プロ
セス61でまず各センサから得られる信号に基づ
いて得られるデータを入力してプロセス62に進
み、プロセス62でクラツチ制御のためのプログ
ラムを実行し、続いて、プロセス63で変速比及
びスロツトルバルブ開度制御のためのプログラム
を実行してプロセス61に戻る。
ロセス60で各部の初期設定を行い、次に、プロ
セス61でまず各センサから得られる信号に基づ
いて得られるデータを入力してプロセス62に進
み、プロセス62でクラツチ制御のためのプログ
ラムを実行し、続いて、プロセス63で変速比及
びスロツトルバルブ開度制御のためのプログラム
を実行してプロセス61に戻る。
上述のプロセス62において実行されるクラツ
チ制御のためのプログラムの一例は、第8図に示
される如くのものとされる。ここでは、スタート
後、デイシジヨン70で、現在、シフトレバー2
7がニユートラルレンジ(Nレンジ)の位置に置
かれている状態であるか否かを判断し、シフトレ
バー27がニユートラルレンジの位置に置かれて
いる状態である場合には、プロセス71で車速フ
ラグをリセツト状態にして、続くプロセス72で
クラツチ制御弁29の遮断ソレノイド31にクラ
ツチ遮断制御信号S2を送出し、遮断ソレノイド
31をオン状態にするとともに接続ソレノイド3
0をオフ状態とする。これにより、クラツチ7
は、遮断状態とされる。
チ制御のためのプログラムの一例は、第8図に示
される如くのものとされる。ここでは、スタート
後、デイシジヨン70で、現在、シフトレバー2
7がニユートラルレンジ(Nレンジ)の位置に置
かれている状態であるか否かを判断し、シフトレ
バー27がニユートラルレンジの位置に置かれて
いる状態である場合には、プロセス71で車速フ
ラグをリセツト状態にして、続くプロセス72で
クラツチ制御弁29の遮断ソレノイド31にクラ
ツチ遮断制御信号S2を送出し、遮断ソレノイド
31をオン状態にするとともに接続ソレノイド3
0をオフ状態とする。これにより、クラツチ7
は、遮断状態とされる。
デイシジヨン70で、シフトレバー27がニユ
ートラルレンジの位置に置かれている状態でない
と判断された場合には、デイシジヨン73で、現
在の車速Vが、予め設定された所定の車速Vaよ
り大であるか否かを判断する。ここで、車速Va
は、エンジン停止を起こす虞れが大である車速に
設定されており、車速Vが斯かる車速Vaより大
であると判断された場合には、続くプロセス74
で車速フラグをセツトしてデイシジヨン75に進
む。
ートラルレンジの位置に置かれている状態でない
と判断された場合には、デイシジヨン73で、現
在の車速Vが、予め設定された所定の車速Vaよ
り大であるか否かを判断する。ここで、車速Va
は、エンジン停止を起こす虞れが大である車速に
設定されており、車速Vが斯かる車速Vaより大
であると判断された場合には、続くプロセス74
で車速フラグをセツトしてデイシジヨン75に進
む。
デイシジヨン75においては、エンジン回転数
Neの変化分Ne′が正か負かを判断し、エンジン
回転数Neの変化分Ne′が正である場合には、デ
イシジヨン76でエンジン回転数Neがクラツチ
出力軸回転数Ncより大であるか否かを判断する。
エンジン回転数Neがクラツチ出力軸回転数Ncよ
り大であると判断された場合には、プロセス77
でクラツチ制御弁29の接続ソレノイド30にク
ラツチ接続制御信号S1を送出し、接続ソレノイ
ド30をオン状態とするとともに遮断ソレノイド
31をオフ状態にする。これにより、クラツチ7
の摩擦板39がフライホイール38を押圧する状
態にせしめられ、クラツチ7の伝達トルク容量が
漸増していく。また、デイシジヨン76で、エン
ジン回転数Neがクラツチ出力軸回転数Ncより小
であると判断された場合にはプロセス79に進
み、プロセス79でクラツチ接続制御信号S1及
クラツチ遮断制御信号S2がいずれも送出されな
いようにされ、接続ソレノイド30及び遮断ソレ
ノイド31の両者がオフ状態にされる。これによ
り、クラツチ7の摩擦板39のフライホイール3
8に対する押圧状態が現状維持され、従つて、ク
ラツチ7の伝達トルク容量が現状維持される。
Neの変化分Ne′が正か負かを判断し、エンジン
回転数Neの変化分Ne′が正である場合には、デ
イシジヨン76でエンジン回転数Neがクラツチ
出力軸回転数Ncより大であるか否かを判断する。
エンジン回転数Neがクラツチ出力軸回転数Ncよ
り大であると判断された場合には、プロセス77
でクラツチ制御弁29の接続ソレノイド30にク
ラツチ接続制御信号S1を送出し、接続ソレノイ
ド30をオン状態とするとともに遮断ソレノイド
31をオフ状態にする。これにより、クラツチ7
の摩擦板39がフライホイール38を押圧する状
態にせしめられ、クラツチ7の伝達トルク容量が
漸増していく。また、デイシジヨン76で、エン
ジン回転数Neがクラツチ出力軸回転数Ncより小
であると判断された場合にはプロセス79に進
み、プロセス79でクラツチ接続制御信号S1及
クラツチ遮断制御信号S2がいずれも送出されな
いようにされ、接続ソレノイド30及び遮断ソレ
ノイド31の両者がオフ状態にされる。これによ
り、クラツチ7の摩擦板39のフライホイール3
8に対する押圧状態が現状維持され、従つて、ク
ラツチ7の伝達トルク容量が現状維持される。
一方、デイシジヨン75において、エンジン回
転数Neの変化分Ne′が負であると判断された場
合には、デイシジヨン78に進み、そこで、エン
ジン回転数Neがクラツチ出力軸回転数Ncより小
であるか否かを判断し、エンジン回転数Neがク
ラツチ出力軸回転数Ncより小である場合には、
プロセス77に進む。これにより、上述同様にク
ラツチ7の伝達トルク容量が漸増していく。デイ
シジヨン78において、エンジン回転数Neがク
ラツチ出力軸回転数Ncより小でないと判断され
た場合には、プロセス79に進み、上述した如く
に、接続ソレノイド30及び遮断ソレノイド31
の両者がオフ状態にされる。
転数Neの変化分Ne′が負であると判断された場
合には、デイシジヨン78に進み、そこで、エン
ジン回転数Neがクラツチ出力軸回転数Ncより小
であるか否かを判断し、エンジン回転数Neがク
ラツチ出力軸回転数Ncより小である場合には、
プロセス77に進む。これにより、上述同様にク
ラツチ7の伝達トルク容量が漸増していく。デイ
シジヨン78において、エンジン回転数Neがク
ラツチ出力軸回転数Ncより小でないと判断され
た場合には、プロセス79に進み、上述した如く
に、接続ソレノイド30及び遮断ソレノイド31
の両者がオフ状態にされる。
前述のデイシジヨン73で、現在の所定の車速
Vが車速Vaより大でないと判断された場合には、
デイシジヨン80に進み、そこでアクセルペダル
23がオン状態、即ち、アクセルペダル23が踏
込まれているか否かを判断し、アクセルペダル2
3がオン状態であると判断された場合には、デイ
シジヨン75に進み、以下、上述の如くのフロー
で進む。
Vが車速Vaより大でないと判断された場合には、
デイシジヨン80に進み、そこでアクセルペダル
23がオン状態、即ち、アクセルペダル23が踏
込まれているか否かを判断し、アクセルペダル2
3がオン状態であると判断された場合には、デイ
シジヨン75に進み、以下、上述の如くのフロー
で進む。
一方、デイシジヨン80でアクセルペダル23
がオン状態でないと判断された場合には、デイシ
ジヨン81で車速フラグがセツト状態であるか否
かを判断し、車速フラグがセツト状態である場合
には、デイシジヨン82でブレーキペダル25が
オン状態、即ち、ブレーキペダル25が踏込まれ
ているか否かを判断して、ブレーキペダル25が
オン状態であると判断された場合には、デイシジ
ヨン83へ進む。また、デイシジヨン81におい
て、車速フラグがセツト状態にないと判断された
場合にはプロセス72に進み、上述した如くに遮
断ソレノイド31をオン状態にするとともに接続
ソレノイド30をオフ状態とする。
がオン状態でないと判断された場合には、デイシ
ジヨン81で車速フラグがセツト状態であるか否
かを判断し、車速フラグがセツト状態である場合
には、デイシジヨン82でブレーキペダル25が
オン状態、即ち、ブレーキペダル25が踏込まれ
ているか否かを判断して、ブレーキペダル25が
オン状態であると判断された場合には、デイシジ
ヨン83へ進む。また、デイシジヨン81におい
て、車速フラグがセツト状態にないと判断された
場合にはプロセス72に進み、上述した如くに遮
断ソレノイド31をオン状態にするとともに接続
ソレノイド30をオフ状態とする。
そして、デイシジヨン83において、エンジン
回転数Neが所定の値、例えば1500rpm以下であ
るか否かが判断される。ここで、エンジン回転数
1500rpmは、ブレーキペダル25のオン状態にお
いて、エンジン停止を起こす虞れがある回転数で
あり、エンジン回転数Neが斯かる1500rpm以下
でない場合には、デイシジヨン75へ進み、以
下、上述の如くフローで進む。そして、エンジン
回転数Neが1500rpm以下である場合には、プロ
セス71に進み、以下、上述の如くのフローで進
む。
回転数Neが所定の値、例えば1500rpm以下であ
るか否かが判断される。ここで、エンジン回転数
1500rpmは、ブレーキペダル25のオン状態にお
いて、エンジン停止を起こす虞れがある回転数で
あり、エンジン回転数Neが斯かる1500rpm以下
でない場合には、デイシジヨン75へ進み、以
下、上述の如くフローで進む。そして、エンジン
回転数Neが1500rpm以下である場合には、プロ
セス71に進み、以下、上述の如くのフローで進
む。
デイシジヨン82による判断の結果、ブレーキ
ペダル25がオン状態でないと判断された場合に
は、デイシジヨン84に進み、そこで、エンジン
回転数Neが所定の値、例えば1000rpm以下であ
るか否かを判断する。ここで、エンジン回転数
1000rpmは、ブレーキペダル25のオフ状態にお
いて、エンジン停止を起こす虞れのある回転数で
あり、エンジン回転数Neが斯かる1000rpm以下
でない場合には、デイシジヨン75へ進み、以
下、上述の如くのフローで進む。一方、エンジン
回転数Neが1000rpm以下である場合には、プロ
セス71に進み、以下、上述の如くのフローで進
む。
ペダル25がオン状態でないと判断された場合に
は、デイシジヨン84に進み、そこで、エンジン
回転数Neが所定の値、例えば1000rpm以下であ
るか否かを判断する。ここで、エンジン回転数
1000rpmは、ブレーキペダル25のオフ状態にお
いて、エンジン停止を起こす虞れのある回転数で
あり、エンジン回転数Neが斯かる1000rpm以下
でない場合には、デイシジヨン75へ進み、以
下、上述の如くのフローで進む。一方、エンジン
回転数Neが1000rpm以下である場合には、プロ
セス71に進み、以下、上述の如くのフローで進
む。
次に、第7図に示されるプログラムのプロセス
63において実行される変速比及びスロツトルバ
ルブ開度制御のためのプログラムの一例は、第9
図A及びBに示される如くのものとされる。ここ
では、まず、第9A図に示される如く、スタート
後、デイシジヨン101でアクセル開度信号P1
に基づいてアクセル開度αの変化状況を判断し、
アクセル開度αが増加したと判断された場合に
は、プロセス102に進み、また、アクセル開度
αが変化していないと判断された場合にはデイシ
ジヨン103に進む。
63において実行される変速比及びスロツトルバ
ルブ開度制御のためのプログラムの一例は、第9
図A及びBに示される如くのものとされる。ここ
では、まず、第9A図に示される如く、スタート
後、デイシジヨン101でアクセル開度信号P1
に基づいてアクセル開度αの変化状況を判断し、
アクセル開度αが増加したと判断された場合に
は、プロセス102に進み、また、アクセル開度
αが変化していないと判断された場合にはデイシ
ジヨン103に進む。
そして、アクセル開度αが増加したと判断され
た場合に進むプロセス102で加速要求を示す変
速フラグをセツトし、プロセス104に進む。一
方、アクセル開度αが変化していないと判断され
た場合に進むデイシジヨン103で変速フラグが
セツト状態にあるか否かを判断し、セツト状態に
あると判断された場合にはプロセス104に進
む。プロセス104では、デイシジヨン101に
おいて用いられたアクセル開度αからその変化分
α′を得、この変化分α′に基づき、第10図に示さ
れる如くの変化分α′と目標車両加速度GTとの対
応関係を表わすマツプから目標車両加速度GTを
設定する。続くプロセス105で、車速Vとして
その時の実際の車速VCを読み込み、続くプロセ
ス106で、勾配信号P9から得られる路面勾配
Kとプロセス105で読み込まれた実際の車速
VCとに基づいて、その時の車両の走行抵抗FLを
算出する。なお、この走行抵抗FLは、勾配抵抗
RKところがり抵抗Rrと空気抵抗Riとから算出さ
れる。
た場合に進むプロセス102で加速要求を示す変
速フラグをセツトし、プロセス104に進む。一
方、アクセル開度αが変化していないと判断され
た場合に進むデイシジヨン103で変速フラグが
セツト状態にあるか否かを判断し、セツト状態に
あると判断された場合にはプロセス104に進
む。プロセス104では、デイシジヨン101に
おいて用いられたアクセル開度αからその変化分
α′を得、この変化分α′に基づき、第10図に示さ
れる如くの変化分α′と目標車両加速度GTとの対
応関係を表わすマツプから目標車両加速度GTを
設定する。続くプロセス105で、車速Vとして
その時の実際の車速VCを読み込み、続くプロセ
ス106で、勾配信号P9から得られる路面勾配
Kとプロセス105で読み込まれた実際の車速
VCとに基づいて、その時の車両の走行抵抗FLを
算出する。なお、この走行抵抗FLは、勾配抵抗
RKところがり抵抗Rrと空気抵抗Riとから算出さ
れる。
続いて、第9図Bに示される如く、プロセス1
07に進み、プロセス104で設定された目標車
両加速度GTを達成するための走行駆動力Feを、
プロセス106で得られた走行抵抗FLに加速抵
抗Raを加算することにより算出する。そして、
続くプロセス108において、プロセス107で
算出した走行駆動力Feを最小燃料消費量で達成
するために必要とされるエンジン出力Pe、即ち、
前述した第4図に示される如くのエンジン出力
ω1,ω2,ω3,ω4,ω5を算出し、プロセス109
に進む。プロセス109では、第5図に示される
如くの点e1,e2,e3,e4,e5においてプロセス1
08で算出されたエンジン出力Peを発生させる
に必要とされる。前述した第5図においてエンジ
ン回転数Ne1,Ne2,Ne3,Ne4,Ne5で示される
如くの目標エンジン回転数TNe及び同じく第5
図においてスロツトルバルブ開度Th1,Th2,
Th3,Th4,Th5で示される如くの目標スロツト
ルバルブ開度TThを算出する。
07に進み、プロセス104で設定された目標車
両加速度GTを達成するための走行駆動力Feを、
プロセス106で得られた走行抵抗FLに加速抵
抗Raを加算することにより算出する。そして、
続くプロセス108において、プロセス107で
算出した走行駆動力Feを最小燃料消費量で達成
するために必要とされるエンジン出力Pe、即ち、
前述した第4図に示される如くのエンジン出力
ω1,ω2,ω3,ω4,ω5を算出し、プロセス109
に進む。プロセス109では、第5図に示される
如くの点e1,e2,e3,e4,e5においてプロセス1
08で算出されたエンジン出力Peを発生させる
に必要とされる。前述した第5図においてエンジ
ン回転数Ne1,Ne2,Ne3,Ne4,Ne5で示される
如くの目標エンジン回転数TNe及び同じく第5
図においてスロツトルバルブ開度Th1,Th2,
Th3,Th4,Th5で示される如くの目標スロツト
ルバルブ開度TThを算出する。
そして、デイシジヨン110でそのときの実際
のエンジン回転数Neがプロセス109で算出さ
れた目標エンジン回転数TNeより高いか否かを
判断する。この判断の結果、実際のエンジン回転
数Neが目標エンジン回転数TNeより高い場合に
は、プロセス111で、シフトアツプ制御信号S
3を変速制御弁32の増速ソレノイド33に送出
して増速ソレノイド33をオン・オフ状態とし、
減速ソレノイド34をオフ状態とする。これによ
り、無段変速機9における変速比が小とされ、そ
の結果、無段変速機9の入力軸回転数Npが低下
せしめられ、このとき、クラツチ7は接続状態に
あるのでエンジン回転数Neも低下せしめられる。
のエンジン回転数Neがプロセス109で算出さ
れた目標エンジン回転数TNeより高いか否かを
判断する。この判断の結果、実際のエンジン回転
数Neが目標エンジン回転数TNeより高い場合に
は、プロセス111で、シフトアツプ制御信号S
3を変速制御弁32の増速ソレノイド33に送出
して増速ソレノイド33をオン・オフ状態とし、
減速ソレノイド34をオフ状態とする。これによ
り、無段変速機9における変速比が小とされ、そ
の結果、無段変速機9の入力軸回転数Npが低下
せしめられ、このとき、クラツチ7は接続状態に
あるのでエンジン回転数Neも低下せしめられる。
一方、デイシジヨン110での判断の結果、エ
ンジン回転数Neが目標エンジン回転数TNeより
低い場合には、プロセス112で、変速制御弁3
2の減速ソレノイド34にシフトダウン制御信号
S4を送出して減速ソレノイド34をオン・オフ
状態とし、増速ソレノイド33をオフ状態とす
る。これにより無段変速機9における変速比が大
とされ、その結果、無段変速機9の入力軸回転数
Np、従つて、エンジン回転数Neは上昇せしめら
れる。このようにして、プロセス111もしくは
112の動作により、実際のエンジン回転数Ne
も目標エンジン回転数TNeに一致せしめるよう
にする。
ンジン回転数Neが目標エンジン回転数TNeより
低い場合には、プロセス112で、変速制御弁3
2の減速ソレノイド34にシフトダウン制御信号
S4を送出して減速ソレノイド34をオン・オフ
状態とし、増速ソレノイド33をオフ状態とす
る。これにより無段変速機9における変速比が大
とされ、その結果、無段変速機9の入力軸回転数
Np、従つて、エンジン回転数Neは上昇せしめら
れる。このようにして、プロセス111もしくは
112の動作により、実際のエンジン回転数Ne
も目標エンジン回転数TNeに一致せしめるよう
にする。
続いて、デンシジヨン113に進み、その時の
実際のスロツトルバルブ開度Thがプロセス10
9で算出された目標スロツトルバルブ開度TTh
より大であるか否かを判断し、大である場合に
は、プロセス114でスロツトルアクチユエータ
4にスロツトルバルブ開度を減少させるスロツト
ル制御信号S6を送出して、スロツトルバルブ開
度Thを減少せしめ、また、小である場合には、
プロセス115でスロツトルアクチユエータ4に
スロツトルバルブ開度を増加させるスロツトル制
御信号S6を送出して、スロツトルルブ開度Th
を増加せしめる。斯かるプロセス114もしくは
115の動作により、実際のスロツトルバルブ開
度Thを目標スロツトルバルブ開度TThに一致せ
しめる。
実際のスロツトルバルブ開度Thがプロセス10
9で算出された目標スロツトルバルブ開度TTh
より大であるか否かを判断し、大である場合に
は、プロセス114でスロツトルアクチユエータ
4にスロツトルバルブ開度を減少させるスロツト
ル制御信号S6を送出して、スロツトルバルブ開
度Thを減少せしめ、また、小である場合には、
プロセス115でスロツトルアクチユエータ4に
スロツトルバルブ開度を増加させるスロツトル制
御信号S6を送出して、スロツトルルブ開度Th
を増加せしめる。斯かるプロセス114もしくは
115の動作により、実際のスロツトルバルブ開
度Thを目標スロツトルバルブ開度TThに一致せ
しめる。
このようにしてデイシジヨン101からプロセ
ス115に至るフローではアクセル踏込み中ある
いはその後の踏込保持期間中、最小燃料消費量で
所定の目標車両加速度GTを得るべく変速比nと
スロツトルバルブ開度Thの制御がなされる。
ス115に至るフローではアクセル踏込み中ある
いはその後の踏込保持期間中、最小燃料消費量で
所定の目標車両加速度GTを得るべく変速比nと
スロツトルバルブ開度Thの制御がなされる。
一方、第9図Aに示される前述したデイシジヨ
ン101においてアクセル開度αが減少している
と判断された場合には、プロセス116に進んで
変速フラグをリセツトした後、プロセス117に
進み、定車速走行を要求していることを示す車速
フラグをリセツトし、続いて、前述したデイシジ
ヨン103において変速フラグがセツト状態でな
いと判断された場合とともにデイシジヨン118
に進む。デイシジヨン118では、シフトレバー
ポジシヨン信号P7から判別されるシフトレバー
27の位置がローレンジ(Lレンジ)か否かを判
断し、ローレンジ(Lレンジ)でないと判断され
た場合、即ち、ドライブレンジ(Dレンジ)にあ
る場合には続くデンシジヨン119で車速フラグ
がセツト状態か否かを判断する。ここで、車速フ
ラグがセツト状態でないと判断された場合にはプ
ロセス120に進み、前述したプロセス105と
同様に車速Vとしてその時の実際の車速VCを読
込み、続くプロセス121で車速フラグをセツト
してプロセス122に進む。一方、デイシジヨン
119において車速フラグがセツト状態にあると
判断された場合には直接プロセス122に進む。
そして、プロセス122で目標車両加速度GTを
0に設定してプロセス106に進み、以下、前述
したと同様に、プロセス106〜プロセス115
を順次実行する。この場合目標車両加速度GTが
0に設定されるので加速抵抗Raが0とされ、プ
ロセス107で算出される車両の走行駆動力Fe
が走行抵抗FLと等しくなつて、車両は定車速で
走行し、さらに、この定車速走行時においても最
適燃料消費状態が維持される。
ン101においてアクセル開度αが減少している
と判断された場合には、プロセス116に進んで
変速フラグをリセツトした後、プロセス117に
進み、定車速走行を要求していることを示す車速
フラグをリセツトし、続いて、前述したデイシジ
ヨン103において変速フラグがセツト状態でな
いと判断された場合とともにデイシジヨン118
に進む。デイシジヨン118では、シフトレバー
ポジシヨン信号P7から判別されるシフトレバー
27の位置がローレンジ(Lレンジ)か否かを判
断し、ローレンジ(Lレンジ)でないと判断され
た場合、即ち、ドライブレンジ(Dレンジ)にあ
る場合には続くデンシジヨン119で車速フラグ
がセツト状態か否かを判断する。ここで、車速フ
ラグがセツト状態でないと判断された場合にはプ
ロセス120に進み、前述したプロセス105と
同様に車速Vとしてその時の実際の車速VCを読
込み、続くプロセス121で車速フラグをセツト
してプロセス122に進む。一方、デイシジヨン
119において車速フラグがセツト状態にあると
判断された場合には直接プロセス122に進む。
そして、プロセス122で目標車両加速度GTを
0に設定してプロセス106に進み、以下、前述
したと同様に、プロセス106〜プロセス115
を順次実行する。この場合目標車両加速度GTが
0に設定されるので加速抵抗Raが0とされ、プ
ロセス107で算出される車両の走行駆動力Fe
が走行抵抗FLと等しくなつて、車両は定車速で
走行し、さらに、この定車速走行時においても最
適燃料消費状態が維持される。
また、前述したデイシジヨン118においてロ
ーレンジLであると判断された場合には、プロセ
ス123に進み、ここで、車速Vに応じた目標変
速比nTを設定する。次にデイシジヨン124に進
んで、そのときの入力軸回転数Npと出力軸回転
数Nsとの比Np/Ns、即ち、そのときの実際の変速 比nがプロセス123で設定された目標変速比nT
より大であるか否かを判断し、大である場合には
プロセス125に進んで、変速比nを小となすべ
く、シフトアツプ制御信号S3を増速ソレノイド
33に送出し、一方、小である場合にはプロセス
126に進んで、変速比nを大とすべくシフトダ
ウン制御信号S4を減速ソレノイド34に送出し
て変速比の制御を行う。
ーレンジLであると判断された場合には、プロセ
ス123に進み、ここで、車速Vに応じた目標変
速比nTを設定する。次にデイシジヨン124に進
んで、そのときの入力軸回転数Npと出力軸回転
数Nsとの比Np/Ns、即ち、そのときの実際の変速 比nがプロセス123で設定された目標変速比nT
より大であるか否かを判断し、大である場合には
プロセス125に進んで、変速比nを小となすべ
く、シフトアツプ制御信号S3を増速ソレノイド
33に送出し、一方、小である場合にはプロセス
126に進んで、変速比nを大とすべくシフトダ
ウン制御信号S4を減速ソレノイド34に送出し
て変速比の制御を行う。
そして、続くプロセス127においてスロツト
ルバルブ開度Thを減少せしめるべく所定の態様
でスロツトル制御信号S6をスロツトルアクチユ
エータ4に供給し、これを閉方向に作動させる。
ルバルブ開度Thを減少せしめるべく所定の態様
でスロツトル制御信号S6をスロツトルアクチユ
エータ4に供給し、これを閉方向に作動させる。
このように、プロセス123〜プロセス127
においては、車速Vに応じて目標変速比nTが設定
され、この目標変速比nTを達成するように変速比
制御が行われるので、車両に効果的なエンジンブ
レーキが作用して、減速がスムーズに行われる。
においては、車速Vに応じて目標変速比nTが設定
され、この目標変速比nTを達成するように変速比
制御が行われるので、車両に効果的なエンジンブ
レーキが作用して、減速がスムーズに行われる。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明に係る車
両用パワートレーンの制御装置によれば、車両の
エンジンの出力が無段変速機構を介して被駆動部
である車両に効率的に伝達され、また、アクセル
ペダルの踏込み操作の如くの、要求エンジン出力
設定手段のその操作量が増大せしめられる操作が
行われる場合には、要求エンジン出力設定手段の
操作状態及びその後の保持状態において、車速の
上昇による走行抵抗の増加に伴つて走行駆動力が
増大せしめられ、しかも、この走行駆動力の増大
が最適燃料消費状態のもとに得られるので、要求
エンジン出力設定手段の操作量に応じた一定の車
両加速度が最小燃料消費量をもつて継続的に達成
され、一方、アクセルペダルの戻し操作の如く
の、要求エンジン出力設定手段のその操作量が減
少せしめられる操作が行われる場合には、要求エ
ンジン出力設定手段の操作状態及びその後の保持
状態において、要求エンジン出力設定手段の操作
が開始された時点の車速が最小燃料消費量をもつ
て継続的に維持されることになる。従つて、本発
明に係る車両用パワートレーンの制御装置は、こ
れが搭載された車両の運転者に、最適燃料消費状
態のもとに、加速時において充分な加速感を与え
ることができ、また、加速後において安定した定
車速走行を行わせることができる。
両用パワートレーンの制御装置によれば、車両の
エンジンの出力が無段変速機構を介して被駆動部
である車両に効率的に伝達され、また、アクセル
ペダルの踏込み操作の如くの、要求エンジン出力
設定手段のその操作量が増大せしめられる操作が
行われる場合には、要求エンジン出力設定手段の
操作状態及びその後の保持状態において、車速の
上昇による走行抵抗の増加に伴つて走行駆動力が
増大せしめられ、しかも、この走行駆動力の増大
が最適燃料消費状態のもとに得られるので、要求
エンジン出力設定手段の操作量に応じた一定の車
両加速度が最小燃料消費量をもつて継続的に達成
され、一方、アクセルペダルの戻し操作の如く
の、要求エンジン出力設定手段のその操作量が減
少せしめられる操作が行われる場合には、要求エ
ンジン出力設定手段の操作状態及びその後の保持
状態において、要求エンジン出力設定手段の操作
が開始された時点の車速が最小燃料消費量をもつ
て継続的に維持されることになる。従つて、本発
明に係る車両用パワートレーンの制御装置は、こ
れが搭載された車両の運転者に、最適燃料消費状
態のもとに、加速時において充分な加速感を与え
ることができ、また、加速後において安定した定
車速走行を行わせることができる。
第1図は本発明に係る車両用パワートレーンの
制御装置の基本構成図、第2図は本発明に係る車
両用パワートレーンの制御装置の一例が適用され
る車両の駆動制御部を示す概略構成図、第3図は
本発明に係る車両用パワートレーンの制御装置の
一例を示す概略構成図、第4図、第5図、第6図
A及びB、及び、第10図は第3図に示される例
の動作説明に供される特性図、第7図、第8図及
び第9図A及びBは第3図に示される例に用いら
れる電子制御回路部における動作プログラムの一
例を示すフローチヤートである。 図中、1はエンジン、3はスロツトルバルブ、
4はスロツトルアクチユエータ、7はクラツチ、
9は無段変速機構、22は電子制御回路部、23
はアクセルペダル、24はアクセル開度検出セン
サ、32は変速制御弁である。
制御装置の基本構成図、第2図は本発明に係る車
両用パワートレーンの制御装置の一例が適用され
る車両の駆動制御部を示す概略構成図、第3図は
本発明に係る車両用パワートレーンの制御装置の
一例を示す概略構成図、第4図、第5図、第6図
A及びB、及び、第10図は第3図に示される例
の動作説明に供される特性図、第7図、第8図及
び第9図A及びBは第3図に示される例に用いら
れる電子制御回路部における動作プログラムの一
例を示すフローチヤートである。 図中、1はエンジン、3はスロツトルバルブ、
4はスロツトルアクチユエータ、7はクラツチ、
9は無段変速機構、22は電子制御回路部、23
はアクセルペダル、24はアクセル開度検出セン
サ、32は変速制御弁である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車両のエンジンから車輪に至る動力伝達経路
に設けられた無段変速機構の変速比を変化させる
変速比調整部と、 上記エンジンの負荷を変化させるエンジン出力
調整手段と、 該エンジン出力調整手段を作動させる要求エン
ジン出力設定手段と、 該要求エンジン出力設定手段の操作状態を検出
する検出部と、 該検出部により検出された上記要求エンジン出
力設定手段の操作が上記要求エンジン出力設定手
段の操作量を増加させるべくなされたものである
とき、上記操作に応じて目標車両加速度を設定す
る手段、上記検出部により検出された上記要求エ
ンジン出力設定手段の操作が上記要求エンジン出
力設定手段の操作量を減少させるべくなされたも
のであるとき、所定の目標車速を設定する手段、
及び、上記車両に上記目標車両加速度が継続的に
達成される定加速度走行状態もしくは上記目標車
速が継続的に達成される定車速走行状態を最適燃
料消費状態のもとにとらせるべく、上記変速比調
整部及び上記エンジン出力調整手段に制御信号を
送出して、上記変速比及び上記エンジンの負荷を
変化せしめる手段を含む制御部と、 を具備して構成される車両用パワートレーンの制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59254783A JPS61132422A (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 | 車両用パワ−トレ−ンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59254783A JPS61132422A (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 | 車両用パワ−トレ−ンの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61132422A JPS61132422A (ja) | 1986-06-19 |
JPH0578456B2 true JPH0578456B2 (ja) | 1993-10-28 |
Family
ID=17269816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59254783A Granted JPS61132422A (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 | 車両用パワ−トレ−ンの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61132422A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2727632B2 (ja) * | 1989-03-16 | 1998-03-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車両駆動系の制御装置 |
JP2854426B2 (ja) * | 1991-02-08 | 1999-02-03 | 日立建機株式会社 | 油圧走行作業車両の油圧駆動装置 |
JP5263140B2 (ja) * | 2009-12-17 | 2013-08-14 | トヨタ自動車株式会社 | 車両制御システムおよび車両制御方法 |
-
1984
- 1984-12-01 JP JP59254783A patent/JPS61132422A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61132422A (ja) | 1986-06-19 |
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