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JPS6086130A - 塩化ビニル系樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂発泡体の製造方法

Info

Publication number
JPS6086130A
JPS6086130A JP58194372A JP19437283A JPS6086130A JP S6086130 A JPS6086130 A JP S6086130A JP 58194372 A JP58194372 A JP 58194372A JP 19437283 A JP19437283 A JP 19437283A JP S6086130 A JPS6086130 A JP S6086130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
vinyl chloride
blowing agent
foam
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58194372A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Shinjo
新庄 裕司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP58194372A priority Critical patent/JPS6086130A/ja
Publication of JPS6086130A publication Critical patent/JPS6086130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩化ビニル系樹脂発泡体の製造方法、特に均一
で独立なセル構造を有する高発泡倍率の塩化ビニル系樹
脂発泡体で、寸法安定性、圧縮強度、水蒸気透過率、9
消難燃性が極めて優れた大断面積の発泡体を製造する方
法を提供するものである。
従来高発泡倍率の硬質塩化ビニル系樹脂発泡体の押出発
泡による製造方法としては、ベルギー特許647.34
5、特開昭5s−s、1Ili32、特開昭58−87
135等が知られている。しかしながら、ベルギー特許
647.345に示されている製造方法によシ得られる
発泡体は本発明者の追試によれば、独立気泡率の低い発
泡体であるか、独立気泡率の高い場合でも、長期間に亘
り寸法の変化するものである。
長期間に亘り寸法が変化する発泡体は、製品寸法が安定
するまで長期間保存する必要があり、また、独立気泡率
の低い発泡体は圧縮強度、水蒸気透過率等が劣り、好ま
しい発泡体ではない。
また、特開昭58−84832、特開昭58−8713
5に示されている方法は、通常の発泡剤以外に芳香族系
、あるいはエーテル系、ケトン系、エステル系の有機溶
剤を添加することにより、押出機内の樹脂中に有機発泡
剤を圧入する際の注入圧の低下および安定化と、有機発
泡剤の分散効率の向上をはかることを目的としたもので
ある。すなわち、塩化ビニル系樹脂を芳香族系等の有機
溶剤にて可塑化膨潤させることによシ、発泡剤の樹脂へ
の分散溶解を容易になしえたのである。
しかしながら、このようにして得られた発泡体は圧縮強
度や耐熱温度が低下する等の問題があシ、また、有機溶
剤の不快な臭気を発するので好ましいものではない。
本発明者は均一で独立なセル構造を有し、寸法安定性、
圧縮強度、水蒸気透過率等の優れた高発泡倍率の塩化ビ
ニル系樹脂発泡体を製造できないかと鋭意検討を重ねた
結果、スチレン系樹脂および(または)アクリル系樹脂
を混合した塩化ビニル系樹脂に通常使用される発泡剤同
志を巧みに選択組み合わせることにより、上記課題を解
決し本発明を成し遂げた。
す々わち、本発明は塩化ビニル系樹脂とスチレン系およ
び(または)アクリル系樹脂に、沸点60℃以下の脂肪
族炭化水素および脂肪族ハロゲン化炭化水素の中から選
ばれる2種以上の成分からなる混合発泡剤を加え、加熱
押出しする押出発泡に於て、(1)該基材樹脂は塩化ビ
ニル系樹脂85〜30重量%、スチレン系樹脂および(
または)アクリル系樹脂15〜70重量%よりなり、(
2)該混合発泡剤は(イ)該混合発泡剤のモル平均分子
量が120以下で、(ロ)該混合発泡剤のモル平均溶解
度係数(sp値)が7.6以上で、f−’3該樹脂に対
するガス透過速度が空気より速い発泡剤成分の使用量が
該混合発泡剤中40モルチ以下で、かつ、に)該混合発
泡剤中沸点40℃以上の発泡剤成分が40モルチ以下で
あることを特徴とする塩化ビニル系樹脂発泡体の製造方
法である。
本発明の方法によれば、押出機内の加熱された樹脂組成
物中に上記混合有機系発泡剤の必要量を有機系の溶剤を
併用すること無く、容易に均一分散溶解させることがで
き、結果として均一で独立なセル構造を有し、且つ、寸
法変化率、圧縮強度、水蒸気透過率等の極めて優れた高
発泡倍率の塩化ビニル系樹脂発泡体を製造することがで
きる。また、得られる発泡体の断面積が大きく、大断面
積の発泡体を製造する際に極めて有利である。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明に使用される塩化ビニル系樹脂としては熱安定性
、引張強度、耐熱性、更には廉価性に優れたホモ塩化ビ
ニル樹脂が望ましいが、少量のコモノマーを共重合させ
た塩化ビニルを主体とする塩化ビニル系共重合体、グラ
フト共重合体、さらには塩化ビニル系樹脂と相溶性の良
い樹脂、例えば塩化ビニリデン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、塩素化ポリエチレン等を少量含むブレン(9
ポリマーでも差し支えない。更に、これらの混合物も有
用である。
スチレン系樹脂とはスチレンを主成分とし、これと共重
合可能なアクリロニトリル、メタクリロニトリルまたは
アクリル酸、メタクリル酸、及びそれらのエステル、さ
らにはマレイン酸、フマル醜のエステル、無水マレイン
酸等のコモノマー群から選ばれる1種又は2種以上の成
分との共重合体であり、これ等にゴム分を含ませたもの
も含む。
また、これらの混合物も有用である。アクリル系樹脂と
はメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等のメタク
リル酸エステル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル
等のアクリル酸エステルを主R分としてなる樹脂である
。これらスチレン系樹脂とアクリル系樹脂は併用しても
伺ら差し支えない。
塩化ビニル樹脂のゲル化を均一に促進すると共に押出機
内のゲルの流動を容易にし、しかも発泡時における気泡
の成長、安定化を助ける効果が発揮されず、得られる発
泡体の独立気泡率は低いものと々ってしまうからであシ
、また、70重量%を越えて使用しても、多量添加によ
る特別の効果は得られず、むしろ、得られる発泡体の塩
化ビニルとしての特長、例えば自消性が失なわれてしま
うからである。
本発明に使用するスチレン系樹脂および(または)アク
リル系樹脂の使用量が15〜70重量%である理由は、
15重量%未満では、スチレン系樹脂および(または)
アクリル系樹脂の塩化ビニル樹脂に対する流動改質効果
、すなわち、上記樹脂に必要に応じて安定剤、滑剤、可
塑剤、難燃剤、気泡調製剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤
、滞電防止剤、顔料等を適宜使用することは伺ら差し支
えない。
本発明において使用される発泡剤は沸点60℃以下の脂
肪族炭化水素、および沸点60℃以下の脂肪族ハロゲン
化炭化水素から選ばれる。例えば脂肪族炭化水素として
は、プロパン(s、p値=6.4 )ブタン(6,s 
)、イソブタン(6,s )、1−ブテン(6,7)、
2−ブテン、シス(7,2)、1,3−ブタジェン(7
,1)、ペンタン(7,0)、イソペンタン(6,7)
、ネオペンタン(63)、1−゛ペンテン(7,1)、
2−ペンテン、シス(7,a )、2−ペンテン、トラ
ンス(7,3)、ハロゲン化炭化水素としては塩化メチ
ル(9,7)、塩化エチル(9,2)、塩化プロピル(
8,s )、塩化イソプロピル(s、 i )、塩化メ
チレン(9,7)、塩化エチリデン(8,9)、塩化ビ
ニル(7,8)、トリクロロフル:to)エタン(7,
6)、ジクロロジフルオロメタン(S、S)、ジクロロ
フルオロメタン(aa)、クロロジフルオロメタン(c
t、s)、フロモトリフルオロメタン(4,8)、トリ
クロロトリフルオロエタン(7,3)、ジクロロテトラ
フルオロエタン(6,2)、クロロジフルオロエタン(
6,8)、ジフルオロエタン(7,0)、ジブロモテト
ラフルオロエタン(7,0)等が例示される。
()中に記した溶解度係数(sp(Ij)はPolym
erHand Book 8econd Bditio
n 、J、13RANDRUP and BJLIMM
EROUT著(1974年刊)に記載された値を記入し
たものであり、上記文献に記載されていない場合には、
他の文献値を使用するか、下式により算出した25℃の
値を使用した。
△H:蒸発潜数 ca//imo/ R=ガス定数 cal/mo! ・0に絶対温度 °に 本発明で言うモル平均溶解度係数(sp値)とは混合発
泡剤のそれぞれの成分のsp値とそのモルチを掛は合わ
せ、その積を合計し、小数点以下2桁目を4捨5人する
とと゛によシ得られた値を言う。
本発明で言うモル平均分子量とは、混合発泡剤のそれぞ
れの成分の分子量とそのモルチを掛は合わせ、その積を
合計し、小数点以下を4捨5人することにより得られた
値を言う。
本発明に使用する発泡剤は、沸点60℃以下の脂肪族炭
化水素、および脂肪族ノ・ロゲン化炭化水素の中から選
ばれる各々1種以上の成分の混合物であシ、沸点が60
℃を越える発泡剤を使用した場合には、製造直後の発泡
体の収縮が著しく、また圧縮強度も低下し望ましいもの
ではない。
本発明において、これらの発泡剤の組み合わせかたの必
須条件としては、 (イ)発泡剤のモル平均分子量が120以下で(ロ)発
泡剤のモル平均溶解度・ξラメーター(8P値)が7.
6以上で r−t 空気よりガス透過速度の速い発泡剤の使用量が
40モルチ以下であり、かつ に)沸点40℃以上の発泡剤の使用量が40モルチ以下
であることが必要である。
発泡剤のモル平均分子量が120を越える場合は、低密
度の発泡体を得ようとすると多量の発泡剤を注入する必
要があシ、そうした場合、独立気泡率が低下したシ、発
泡体の表皮から中心部に達する孔が発生し、良好な発泡
体が得にくくなる。
したがって、本発明において使用する発泡剤のモル平均
分子量は120以下であることが必要である。
次に発泡剤のモル平均sp値が7.6以上でなければな
らない理由としては、モル平均sp値が7.6未満の混
合発泡剤を使用すると、得られた発泡体の気泡径は0.
1 m以下の極めて微細ではあるが不拘−々分布となシ
、独立気泡率は低下し表皮はざらざらしたものとなるか
らであり、さらに大きな理由として、この発泡体の押出
方向に対して垂直に切断した面の面積(以後、断面積と
略す)がモル平均sp値7.6以上の混合発泡剤を使用
した場合の発泡体の断面積に比較し、半分以下となるか
らである。
このことは、断面積の大きな発泡体をM造する場合に、
小型の押出機で十分製造できることを示し、装置上非常
に有利であることを意味する。
モル平均sp値が7.6未満の混合発泡剤を使用すると
、上記現象を示す理由はよくわからないが、塩化ビニル
系樹脂は極性の強い樹脂であり、モル平均SP値7.6
未満の混合発泡剤は、高圧下で樹脂中に均一に分散溶解
されていても、樹脂との相溶性が劣るため、ひとたび圧
力が低下すると急激な発泡をおこし、気泡が十分大きく
成長できないからではないかと考えられる。
該樹脂に対するガス透過速度が空気より速い発泡剤の使
用量が40モルチ以下でなければならない理由としては
、空気よりガス透過速度の速い発泡剤を40モルチを越
えて使用すると、発泡体の寸法変化率が大きいからであ
り、また、寸法が安定するまでに要する時間が長いから
である。(図1参照) さらに望ましくは、空気より透過の速い発泡剤の使用量
を30モルチ以下とすることであシ、この場合には、寸
法変化率はさらに少なく、寸法もよシ短時間で安定する
空気よりガス透過速度の速い発泡剤としては、例えば塩
化メチル、塩化エチル、塩化メチレンのような脂肪族塩
素化炭化水素である。
沸点40℃以上の発泡剤成分の使用量が40モルチ以下
でなければならない理由としては40モル係を越えて使
用した場合には、ダイスから押出された発泡体が押出直
後に異常な収縮をおこすからである。
この有機系混合発泡剤の使用量は発泡剤のモル平均分子
量と得ようとする発泡体の密度を勘案し適宜法められる
本発明の構成要件を満足するより実用的な有機系混合発
泡剤の組成を例示すれば、第1成分として脂肪族塩素化
炭化水素、例えば塩化メチル、塩化エチル、塩化メチレ
ン等であシ、その使用量は10〜40モルチである。第
2成分としてトリクロロフルオロメタンを使用するのが
好ましく、この第2成分の使用量y(モルチ)は本発明
者の研究によれば下式に従かうものである。
(柳−20)≦y≦(too −x )X:脂肪族塩素
化炭化水素の使用量 (モル%)yニトリクロロフルオ
ロメタンの使用量(モルチ)100モルチよシ上記第1
成分、第2成分の使用モルチを減した残りが第3成分で
あり、第3成分としては、脂肪族炭化水素、例えばプロ
・ξン、ブタン、ペンタン等、あるいは脂肪族ハロゲン
化炭化水素例えばジクロロジフルオロメタン、クロロジ
フルオロメタンである。
本発明の方法は押出発泡法がより好適であシ、塩化ビニ
ル系樹脂とスチレン系および(または)アクリル系樹脂
を押出機に供給し、ついでこの押出機内で加熱ゲル化さ
れた該樹脂中に有機系混合発泡剤を圧入し、混練するこ
とによシ有機系混合発泡剤を該樹脂中に均一に分散溶解
させ、つづいて該樹脂を発泡に適した温度まで均一に冷
却した後、任意の形状をしたダイスより大気中、あるい
け減圧下に押出すものである。
本発明の方法、すなわち塩化ビニル系樹脂とスチレン系
および(まだは)アクリル系樹脂に有機系混合発泡剤を
絹み合わせて使用する方法では、発泡剤の注入圧は低く
、圧力変動も少なく、さらに発泡剤を樹脂中に容易に溶
解させることができる効果も有する。
この理由はおそらく、スチレン系樹脂やアクリル系樹脂
により該樹脂の流動性が改良されていることに加え、発
泡剤を巧みに選択組み合わせることにより、発泡剤自身
の該樹脂に対する溶解性が著しく向上しているためでは
ないがと考えている。
以下に本発明を実施例、比較例にて具体的に説明するが
、その前に本発明で発泡体の評価に使用する方法、及び
判定基準について以下、説明する。
1、発泡体密度 JI8 A9511に準じて測定した。
2独立気泡率 ASTM D2856に記載のエアービクノメーター法
で測定した。
3、発泡体断面積 押出方向に垂直に切断した発泡体断面をインクで着色し
5晒間隔の方眼紙に押しっけ、断面形状を方眼紙に写し
取り、インクで着色された升目を数えることにより、発
泡体断面積を算出した。ただし、全部着色された升目の
面積は0.25c++7一部着色された升目の面積は0
.125Jとして計算した。
4、圧縮強度 JIS A9514に準じて測定した。
5、水蒸気透過率 ASTM E−96E法に準じて測定した。
64燃焼性(自消難燃性) JI8 A9511に準じて測定、評価した。
7、発泡体の寸法 押出直後の発泡体から長さ1200m+、幅100+m
n、厚さ25.の試験片を切り出し幅方向に等間隔に3
ケ所で1000+w+の長さを測定し、印をっけた。
上記発泡体を20℃の恒温室に放置し、その長さを測定
し、3ケ所の測定値の平均値をもって発泡体の長さとし
た。
8気泡形状その他 A : 1.0−tpan以下の均一な気泡形状であり
、表皮もなめらかである。
B:1.0mm以下の気泡ではあるが、ところどころに
表皮まで貫通する大穴がおいている。
0:0.1mm以下の非常に微細ではあるが不均一な分
布の気泡となり、表皮はざらざらである。
実施例1〜5、比較例6.7 第1の押出機は供給部、圧縮部、計量部、混合部の4セ
クシヨンからなる直径50 mm L/D = 28の
スクリューを装備し、かつ、そのシリンダーの計量部と
混合部の間の位置には、発泡剤注入孔が設けられている
。さらに゛、この押出様は連結管でもってもう一台の6
5φ押出機に接続されており2台めの押出機の出口には
、:2+g+X50wnの長方形の開口部を有するダイ
か設けられている。
表1に実験に用いた樹脂(A−F)を示す。又、表2に
は用いた発泡剤(1〜10)及びそれらの分子量、沸点
、sp値及びガス透過速度の空気との比較について記す
まず、表1に記載された塩化ビニル樹脂100重量部に
対し、すす系安定剤2nZf部、ステアリン酸カルシウ
ム0.5重量部、パラフィン系ワックス05重量部を加
え、・ヘンシェルミキサーにて混合した。
次に、上記塩化ビニル系樹脂と同じく表1に記載された
スチレン系あるいはアクリル系樹脂を加えたもの100
重量部に対して、タルク0.2重量部を加えヘンシェル
ミキサーにて混合し、そののちホラ・ξ−よシ押出機に
投入し、押出しながら表2より選ばれる下記組成の混合
発泡剤を発泡剤注入口よシ注入し、十分に混練した後、
均一に冷却し、グイより押出、発泡した。押出条件は以
下に記す。
(発泡剤) モル平均分子i#95 モル平均sp値 8.1 (押出条件) 供給部 140〜150℃ 圧縮部 160〜180℃ 計量部 170〜190℃ 混合部 160〜180℃ グ イ 115〜125℃ ダイ部での樹脂温度 116〜120℃押出量 35に
9/h r 上記条件にて押出発泡し、得られた発泡体について密度
、独立気泡率、圧縮強度、水蒸気透過率、燃焼性を測定
し表3に示した。
実施例1.4と比較例6.8の比較より、スチレン系樹
脂あるいはアクリル系樹脂の使用虻が15重量%未満に
なれば得られる発泡体の独立気泡率、圧縮強度、水蒸気
透過率が悪くなるのが認められ、また、実施例3と比較
例7の比較より塩化ビニル系樹脂の使用蓋が300重量
部満に々れば、得られる発泡体の燃焼性が悪化するのが
認められる。
実施例9〜15、比較例16〜23 使用する押出機、押出条件等は前述のものと同じである
使用する樹脂は表1よシ選ばれた下記の物である0 上記樹脂に前述の方法で同じ添加剤を混合した。
使用する発泡剤は表2に記載された発泡剤を適宜組み合
わせて使用した。
上記条件にて押出発泡し得られた発泡体について密度、
独立気泡率、断面積、圧縮強度、水蒸気透過率、寸法変
化を測定し結果をまとめて表4に示した。
比較例16よシ沸点が60℃を越える発泡剤を使用する
と押出発泡直後に発泡体は異常な収縮(座屈)をおこす
ことが認められる。
実施例9と比較例22.23の比較より使用する発泡剤
のモル平均分子量が120を越えると、得られる発泡体
の独立気泡率、圧縮強度、水蒸気透過率等が低下するこ
とが認められる。
表4より必要部分を抜粋すると、 実施例14と比較例20.21の比較より使用する発泡
剤のモル平均sP値が7.6未満になると得られる発泡
体の独立気泡率、水蒸気透過率等が低下し、断面積が小
さくなるのが認められる。
表4よシ必要部分を抜粋すると、 実施例12.14.15と比較例18.19の比較よシ
該樹脂に対するガス透過速度が空気より速い発泡剤(こ
の場合は塩化メチル)の使用量が40モルチ以下、さら
に望ましくは30モルチ以下であると得られる発泡体の
寸法変化率が小さく、また、寸法が安定するまでに要す
る日数が短かいのは第1図からも明らかである。
表4より套壁部分を抜粋すると 実施例13と比較例17の比較より、沸点40℃以上の
発泡剤を40モルチを越えて使用すると、押出直後に発
泡体は異常な収縮(座屈)が発生する。
以上実施例、比較例から判明する様に、本発明の方法は
、発泡後の発泡体収縮が少く、大断面積の発泡体が得ら
れ易く、得られた発泡体は高発泡体であって独立気泡率
に富み、圧縮強度特性、水蒸気透過特性、難燃性等賭特
性全てに優れ、工業的価値の高い両全的方法である。
以下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によって得られた発泡体の経時寸
法変化率を示す。 特許出願人 旭化成工業株式会社 手続補正書(自発) 昭和59年1 月7.5 日 特許庁長官基 杉 和 夫 殿 1 事件の表示 昭和58年特許願第194372 号
2 発明の名称 塩化ビニル系樹脂発泡体の製造方法 a 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び[発明の5、補正の内
容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2)同第2頁第6行「許647.645」を1許64
7.345 Jと訂正する。 (3)同第2負第8行「特許647.645」を[特許
647,345 jと訂正する。 (4)同第4頁第1行「および脂肪族」を1および沸点
60°C以下の脂肪族」と訂正する。 (5) 同第6頁第8〜16行「塩化ビニル樹脂のデル
化−−−−一−−例えば自消性が失なわれてしまうから
である。」を削除する。 (6) 同第7頁第1行「すなわち、」の後に次の文を
挿入する。 「塩化ビニル樹脂のデル化を均一に促進すると共に押出
機内のデルの流動を容易にし、しかも発泡時における気
泡の成長、安定化を助ける効果が発揮されず、得られる
発泡体の独立気泡率は低いものとなってしまうからであ
り、また、70重量%を越えて使用しでも、多量添加に
よる特別の効果は得られず、むしろ、得られる発泡体の
塩化ビニルとして、の特長、例えば自消性が失なわれて
しまうからである。」(力 同第8負下から第4行「絶
対温度」を「T:絶対温度」と訂正する。 (8)同第9頁第8行「選ばれる各々1種以上」を「選
ばれる2種以上」と訂正する。 (9) 同第9頁第15行「パラメーター」を「係数」
と訂正する。 Q〔同第16頁第5行「減した」を「減じた」と訂正す
る。 (11) 同第17頁第17行「塩メチル」を「塩化メ
チル」と訂正する。 az 同第20頁第4行「16」を「9」と訂正する。 u′5 同第20頁第4行r 2.8 Jをr2.7J
と訂正する。 I 同第21頁第11行412の欄、(%)の項[0,
7JをI’ 0.6 Jと訂正する。 (1つ 同第24頁表2番号5の欄、沸点の項r8.9
Jを[−29,8jと訂正するつ αQ 同第26頁表4実施チ16の欄、モル平均分子量
の項「95」を[100Jと訂正する。 以上 特許請求の範囲 塩化ビニル系樹脂85〜60重量%とスチレン系樹脂お
よびまたはアクリル系樹脂15〜70重量%とからなる
基材樹脂と、沸点60℃以下の脂肪族炭化水素および沸
点60℃以下の脂肪族)・ロケ9ン化炭化水素から選ば
れるえ種以上の成分の混合物であり、モル平均分子量が
120以下で、モル平均溶解度係数(SP値)が7.6
以上で、該基材樹脂に対するガス透過速度が空気より速
い発泡剤成分が40モルチ以下で、沸点40℃以上の発
泡剤成分が40モルチ以下である混合発泡剤とを、均一
に混合し押出発泡させることを特徴とする塩化ビニル系
樹脂独立気泡発泡体の製造方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩化ビニル系樹脂85〜30重量%とスチレン系樹脂お
    よびまたはアクリル系樹脂15〜70重量%とからなる
    基材樹脂と、沸点60℃以下の脂肪族炭化水素および沸
    点60℃以下の脂肪族ノ・ロゲン化炭化水素から選ばれ
    る各々1種以上の成分の混合物であり、モル平均分子量
    が120以下で、モル溶解度係数(8P値)が7.6以
    上で、該基材樹脂に対するガス透過速度が空気より速い
    発泡剤成分が40モルチ以下で、沸点40℃以上の発泡
    剤成分が40モルチ以下である混合発泡剤とを、均一混
    合押出発泡させることを特徴とする塩化ビニル系樹脂独
    立気泡発泡体の製造方法。
JP58194372A 1983-10-19 1983-10-19 塩化ビニル系樹脂発泡体の製造方法 Pending JPS6086130A (ja)

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JP58194372A JPS6086130A (ja) 1983-10-19 1983-10-19 塩化ビニル系樹脂発泡体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009504896A (ja) * 2005-08-22 2009-02-05 オウェンス コーニング インテレクチュアル キャピタル リミテッド ライアビリティ カンパニー 変形可能な硬質ポルスチレン発泡体ボード

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US8314161B2 (en) 2005-08-22 2012-11-20 Owens Corning Intellectual Capital, Llc Deformable, rigid polystyrene foam board
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