JPS6084783A - 摺動接点装置 - Google Patents
摺動接点装置Info
- Publication number
- JPS6084783A JPS6084783A JP19365683A JP19365683A JPS6084783A JP S6084783 A JPS6084783 A JP S6084783A JP 19365683 A JP19365683 A JP 19365683A JP 19365683 A JP19365683 A JP 19365683A JP S6084783 A JPS6084783 A JP S6084783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- alloy material
- brush
- sliding
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 19
- 229910017944 Ag—Cu Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 4
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910002482 Cu–Ni Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、摺動接点装置に係り、特にそれを構成するブ
ラシとコンミテータ又はスリップリングの材料の改良に
関する。
ラシとコンミテータ又はスリップリングの材料の改良に
関する。
従来の摺動接点装置は、A u 68〜72重量%、P
t3〜7重量%、Ag8〜12重量%、Cu12〜16
重量%、 N、i 0.1〜2重量%の合金材料にて構
成したブラシと、A g −Cd O,5〜15重量%
の合金材料にて構成したコンミテータ又はブラシとを組
合わせて成るものである。
t3〜7重量%、Ag8〜12重量%、Cu12〜16
重量%、 N、i 0.1〜2重量%の合金材料にて構
成したブラシと、A g −Cd O,5〜15重量%
の合金材料にて構成したコンミテータ又はブラシとを組
合わせて成るものである。
ところで、この摺動接点装置のブラシは、前述の如き合
金材料より構成されているので、コンミテータ又はスリ
ップリングとの摺動時に軟化して凝着しやすいため、耐
摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く接触抵抗が不安定とな
っていた。
金材料より構成されているので、コンミテータ又はスリ
ップリングとの摺動時に軟化して凝着しやすいため、耐
摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く接触抵抗が不安定とな
っていた。
一方、コンミテータ又はスリップリングは、Ag−Cd
0.’5〜15重量%の合金材料により構成され、ブラ
シとの摺動時、粘着性が高く耐摩耗性に劣るものであっ
た。
0.’5〜15重量%の合金材料により構成され、ブラ
シとの摺動時、粘着性が高く耐摩耗性に劣るものであっ
た。
本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたものであり
、ブラシの耐摩耗性及び接触抵抗特性を向上させ、コン
ミテータ又はスリップリングの耐摩耗性を向上させた摺
動接点装置を提供せんとするものである。
、ブラシの耐摩耗性及び接触抵抗特性を向上させ、コン
ミテータ又はスリップリングの耐摩耗性を向上させた摺
動接点装置を提供せんとするものである。
本発明の摺動接点装置は、A u 68〜72重量%。
Pt3〜7重量%、Ag8〜12重量%、Cu12〜1
6重量%、NiO,1〜2重量%の合金材料に、その組
成比に変更を加えずにW、V、T7aの少なくとも1種
を0.5〜10重量%添加して成る合金材料にて構成し
たブラシと、Ag−Cu3〜12重量%又はAg−Cu
3〜12重量%−Cd5重量%以下の合金材料にて構成
したコンミテータ又はスリップリングとを組合わせて成
るものである。
6重量%、NiO,1〜2重量%の合金材料に、その組
成比に変更を加えずにW、V、T7aの少なくとも1種
を0.5〜10重量%添加して成る合金材料にて構成し
たブラシと、Ag−Cu3〜12重量%又はAg−Cu
3〜12重量%−Cd5重量%以下の合金材料にて構成
したコンミテータ又はスリップリングとを組合わせて成
るものである。
本発明の摺動接点装置に於いて、ブラシをAu68〜7
2重量%、Pt3〜7重量%、Ag8〜12重量%、C
u12〜16重量%、Ni0.1〜2重量%の合金材料
に、その組成比に変更を加えずにW、 V。
2重量%、Pt3〜7重量%、Ag8〜12重量%、C
u12〜16重量%、Ni0.1〜2重量%の合金材料
に、その組成比に変更を加えずにW、 V。
Taの少なくとも1種を0.5〜10重量%添加して成
る合金材料にて構成した理由は、前記A u −P L
−Ag−Cu−Niの合金材料の接触抵抗特性及び耐摩
耗性を向上すべく軟化温度を高めて摺動時の凝着を抑制
する為で、0.5重量%未満ではその効果を発揮できず
、10重量%を超えると酸化物の発生量が多くなり、接
触抵抗が高くなり、その上不安定となるものである。
る合金材料にて構成した理由は、前記A u −P L
−Ag−Cu−Niの合金材料の接触抵抗特性及び耐摩
耗性を向上すべく軟化温度を高めて摺動時の凝着を抑制
する為で、0.5重量%未満ではその効果を発揮できず
、10重量%を超えると酸化物の発生量が多くなり、接
触抵抗が高くなり、その上不安定となるものである。
コンミテータ又はスリップリングを、Ag−Cv3〜1
2重量%又はAg−Cu3〜12重量%−Cd5重量%
以下の合金材料にて構成した理由は、ブラシとの摺動時
の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上させる為で、Cuの含
有量が3重量%未満ではその効果が得られず、12重量
%を超えると摺動時に発生する酸化物の量が多くなりす
ぎて接触抵抗が高く不安定になり、Cdの含有量が5重
量%を超えるとこれが酸化Cdとなった際、接触抵抗が
高くなり、耐摩耗性が劣下するものである。従って、C
uの含有量は3〜12重量%、Cdの含有量は5重量%
を超えないようにしたものである。
2重量%又はAg−Cu3〜12重量%−Cd5重量%
以下の合金材料にて構成した理由は、ブラシとの摺動時
の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上させる為で、Cuの含
有量が3重量%未満ではその効果が得られず、12重量
%を超えると摺動時に発生する酸化物の量が多くなりす
ぎて接触抵抗が高く不安定になり、Cdの含有量が5重
量%を超えるとこれが酸化Cdとなった際、接触抵抗が
高くなり、耐摩耗性が劣下するものである。従って、C
uの含有量は3〜12重量%、Cdの含有量は5重量%
を超えないようにしたものである。
次に本発明による摺動接点装置の具体的な実施例と従来
例について説明する。
例について説明する。
下記の表−1の左欄に示す成分組成の実施例及び従来例
の合金材料より成る線径Q、7mmのブラシ線材を各々
長さ8龍に切断し、2本並列させて一端を幅IQmm、
長さ13龍、厚さ0.2鰭の台材に溶接し、他端に2R
の円弧状の接触部を曲成してブラシを作った。一方下記
の表−1の右欄に示す成分組成の実施例及び従来例の合
金材料により成る厚さ0.5龍の板材を打抜いて直径5
0m11のスリップリングを作った。然してこれらブラ
シ及びスリップリングを夫々組合せて摺動接点装置を作
り、夫々ブラシをスリップリングに接触させ、スリップ
リングを正逆回転させて下記の試験条件にて摺動試験を
行い、ブラシ及びスリップリングの摩耗量と接触抵抗を
測定した処、下記の表−2に示すような結果を得た。
の合金材料より成る線径Q、7mmのブラシ線材を各々
長さ8龍に切断し、2本並列させて一端を幅IQmm、
長さ13龍、厚さ0.2鰭の台材に溶接し、他端に2R
の円弧状の接触部を曲成してブラシを作った。一方下記
の表−1の右欄に示す成分組成の実施例及び従来例の合
金材料により成る厚さ0.5龍の板材を打抜いて直径5
0m11のスリップリングを作った。然してこれらブラ
シ及びスリップリングを夫々組合せて摺動接点装置を作
り、夫々ブラシをスリップリングに接触させ、スリップ
リングを正逆回転させて下記の試験条件にて摺動試験を
行い、ブラシ及びスリップリングの摩耗量と接触抵抗を
測定した処、下記の表−2に示すような結果を得た。
試験条件
電 流 :o、e A
電 圧 =12v
負 荷 : 抵抗負荷
回転数 : 11000rp
周 速 : 13o〜 12Qm / m i n接触
圧 :100g 接触時間 ニアH (以下余白) 表−2 上記の表−2で明らかなように実施例1〜3の摺動接点
装置のブラシとスリップリングは、夫々従来例1.2の
摺動接点のブラシとスリップリングに比し摩耗量が著し
く少なく、接触抵抗は一段と低く安定していることが判
る。こればひとえに実施例1〜3の摺動接点装置のブラ
シを構成している合金材料が、W、V、Taの添加によ
って軟化温度が高くなり摺動時の凝着が抑制され、耐摩
耗性が向上し、接触抵抗が一段と低く安定するからに他
ならない。また実施例1〜3の摺動接点装置のスリップ
リングを構成している合金材料のCUによって摺動時の
粘着性が高くなるのが抑えられて耐摩耗性が向上してい
るからに他ならない。
圧 :100g 接触時間 ニアH (以下余白) 表−2 上記の表−2で明らかなように実施例1〜3の摺動接点
装置のブラシとスリップリングは、夫々従来例1.2の
摺動接点のブラシとスリップリングに比し摩耗量が著し
く少なく、接触抵抗は一段と低く安定していることが判
る。こればひとえに実施例1〜3の摺動接点装置のブラ
シを構成している合金材料が、W、V、Taの添加によ
って軟化温度が高くなり摺動時の凝着が抑制され、耐摩
耗性が向上し、接触抵抗が一段と低く安定するからに他
ならない。また実施例1〜3の摺動接点装置のスリップ
リングを構成している合金材料のCUによって摺動時の
粘着性が高くなるのが抑えられて耐摩耗性が向上してい
るからに他ならない。
以上詳記した通り本発明の摺動接点装置は、従来の摺動
接点装置に比ベブラシとコンミテータ又はスリップリン
グの耐摩耗性が著しく優れていて、摩耗粉の発生量が極
めて少なく、また接触抵抗についても一段と低く安定し
ているので、従来の摺動接点装置にとって代わることの
できる画期的なものと云える。
接点装置に比ベブラシとコンミテータ又はスリップリン
グの耐摩耗性が著しく優れていて、摩耗粉の発生量が極
めて少なく、また接触抵抗についても一段と低く安定し
ているので、従来の摺動接点装置にとって代わることの
できる画期的なものと云える。
出願人 田中貴金属工業株式会社
Claims (1)
- A u 68〜72重量%、Pt3〜7重量%、Ag8
〜12重量%、 Cu 12〜16重量%、 N i
O,1〜2ili量%の合金材料に、その組成比に変更
を加えずにW、V、Taの少なくとも1種を0.5〜1
0重量%添加して成る合金材料にて構成したブラシと、
Ag−Cu3〜12重量%又はAg−Cu3〜12重量
%−Cd 5重量%以下の合金材料にて構成したコンミ
テータ又はスリップリングとを組合わせて成る摺動接点
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19365683A JPS6084783A (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 摺動接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19365683A JPS6084783A (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 摺動接点装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6084783A true JPS6084783A (ja) | 1985-05-14 |
JPH0332865B2 JPH0332865B2 (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=16311573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19365683A Granted JPS6084783A (ja) | 1983-10-17 | 1983-10-17 | 摺動接点装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6084783A (ja) |
-
1983
- 1983-10-17 JP JP19365683A patent/JPS6084783A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0332865B2 (ja) | 1991-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6084783A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS6084785A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS6084778A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS6084782A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS6084784A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS6084779A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS60121626A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS60115187A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS6084781A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPH0332871B2 (ja) | ||
JPH0354809B2 (ja) | ||
JPS60133610A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS6056049A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS60133609A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS60138876A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS6084780A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS60138863A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS60138864A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPH0332869B2 (ja) | ||
JPS6056047A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS60138878A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS61109283A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS6093789A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS61109282A (ja) | 摺動接点装置 | |
JPS6093782A (ja) | 摺動接点装置 |