JPS6058826B2 - ネフエロメトリ−法 - Google Patents
ネフエロメトリ−法Info
- Publication number
- JPS6058826B2 JPS6058826B2 JP11267577A JP11267577A JPS6058826B2 JP S6058826 B2 JPS6058826 B2 JP S6058826B2 JP 11267577 A JP11267577 A JP 11267577A JP 11267577 A JP11267577 A JP 11267577A JP S6058826 B2 JPS6058826 B2 JP S6058826B2
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- JP
- Japan
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- antigen
- light
- sample
- concentration
- wavelength
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- Expired
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/47—Scattering, i.e. diffuse reflection
- G01N21/49—Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid
- G01N21/51—Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid inside a container, e.g. in an ampoule
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、血液、尿等の体液中に含まれる諸成分を定量
する免疫学的測定法の一つであるネフエロメトリー法に
関するものである。
する免疫学的測定法の一つであるネフエロメトリー法に
関するものである。
抗原抗体結合物の形成を光散乱光度計により測定する免
疫学的測定用ネフエロメトリー法において、散乱光強度
と抗原量の間には概念的に第1図に示すような関係があ
り、一つの散乱光強度に対して二つの異なる抗原量が対
応する。
疫学的測定用ネフエロメトリー法において、散乱光強度
と抗原量の間には概念的に第1図に示すような関係があ
り、一つの散乱光強度に対して二つの異なる抗原量が対
応する。
従来の免疫学的測定用ネフエロメトリー法では試薬とし
て用いる抗血清の希釈倍率或いは被検体てある体液の希
釈倍率及び添加容量を適宜に設定することにより、第1
図の1の範囲で測定が実行されるように工夫されている
。しかし被検体中に予想外に高濃度の抗原が含まれてい
ることもあり、実際には第1図の抗原過剰域2の範囲て
測定が行われている恐れがある。そこで、より正確な測
定を期するためには、例えば一つの被検体から二つの異
なる希釈倍率の試料を作り、それぞれの試料について同
様の測定を行ない、散乱光強度と希釈倍率の比例関係を
検討することにより抗原過剰域か否かの判定をするなど
の繁雑な手順を経なければならない。また、それだけ一
つの被検体の測定に時間を要する。本発明は、一被検体
につき一試料だけの測定により、たとえその試料中の被
検成分濃度が抗原過剰域に入るものであつても正確かつ
容易に抗原量を定量する方法を提供することを目的とす
る。
て用いる抗血清の希釈倍率或いは被検体てある体液の希
釈倍率及び添加容量を適宜に設定することにより、第1
図の1の範囲で測定が実行されるように工夫されている
。しかし被検体中に予想外に高濃度の抗原が含まれてい
ることもあり、実際には第1図の抗原過剰域2の範囲て
測定が行われている恐れがある。そこで、より正確な測
定を期するためには、例えば一つの被検体から二つの異
なる希釈倍率の試料を作り、それぞれの試料について同
様の測定を行ない、散乱光強度と希釈倍率の比例関係を
検討することにより抗原過剰域か否かの判定をするなど
の繁雑な手順を経なければならない。また、それだけ一
つの被検体の測定に時間を要する。本発明は、一被検体
につき一試料だけの測定により、たとえその試料中の被
検成分濃度が抗原過剰域に入るものであつても正確かつ
容易に抗原量を定量する方法を提供することを目的とす
る。
より詳しくは、2つの異なる波長の光を同時もしくは順
次に同一の被検体に照射し、被検体からの散乱光強度を
それぞれの波長について検出することを特徴とする免疫
学的測定用ネフエロメトリー法およびこれを行なうネフ
エロメーターに関すJる。以下、本発明を実施例を参照
して詳細に説明する。
次に同一の被検体に照射し、被検体からの散乱光強度を
それぞれの波長について検出することを特徴とする免疫
学的測定用ネフエロメトリー法およびこれを行なうネフ
エロメーターに関すJる。以下、本発明を実施例を参照
して詳細に説明する。
実施例1
ヒト免疫グロブリンG(以下1gGとする)を測定対象
とし、日立分光螢光光度計(MPFC(1)を用いて二
波長における散乱光強度を測定することにより本発明を
実施した。
とし、日立分光螢光光度計(MPFC(1)を用いて二
波長における散乱光強度を測定することにより本発明を
実施した。
すなわち、まず抗1gG血清(ウサギ由来)16倍希釈
液2m1に各濃度の標準抗原(IgG)溶液20μ′を
添加し室温で1時間3インキユベーシヨンした後、1次
光波長を400nmおよび800nmとした場合のそれ
ぞれについて散乱光強度を測定し、1次光波長400r
1mおよび800I1mそれぞれについての検量線を求
めた。
液2m1に各濃度の標準抗原(IgG)溶液20μ′を
添加し室温で1時間3インキユベーシヨンした後、1次
光波長を400nmおよび800nmとした場合のそれ
ぞれについて散乱光強度を測定し、1次光波長400r
1mおよび800I1mそれぞれについての検量線を求
めた。
この検量線は第2図に示すとおりであるが、この図にお
いて散乱光強度は得られた散乱光強度から16倍希釈抗
1gG血清2m1に生理食塩水20μlを加えた試料の
散乱光強度(以下抗血清ブランクとする)を差引いた値
をさらに抗血清ブランクて割つた値(以下相対差散乱光
強度とする)として表示した。次に、生理食塩水で1@
に希釈した■GG濃度未知のヒト血清20Peを1皓希
釈抗1gG抗血清2m1に加え、同様の方法で一次光波
長400r1mおよび800r1mにおける相対差散乱
光強度を求め、第2図からこの血清中のIgG濃度の決
定を行つた。なお、濃度決定方法は以下のようにした。
第2図の一次光波長400r1mにおける検量線から、
上で求めた濃度未知試料の一次光波長400nmにおけ
る相対差散乱光強度に対する抗原量を2点読みとる(よ
り小さな値をCtOO、より大きな値をC3るOとする
)。一次光波長800nmについても同様に2点の抗原
量を読みとる(同じくC臂0およびC?0とする)。こ
こで、もしもCt(X)とC.?00が等しい楊合はこ
の値を10倍に希釈したヒト血清のIgG濃度とし、C
具00とC曇00が等しい場合にはこの値を1皓に希釈
したヒト血清のIgG濃度と決定する。なお、第2図か
らもわかるように、任意の試料についてCt″とC早0
0とが等しくかつC一AOOとCHOOとが等しくなる
ことはなく、この事実が本発明の原理的裏付けとなつて
いる。本実施例に示したように、従来のネフエロメトリ
ー法で試料の希釈倍率を変えて測光をしなければ定量し
えなかつた抗原を多量に含む試料でも容1易に定量しう
るという効果を本発明は有する。
いて散乱光強度は得られた散乱光強度から16倍希釈抗
1gG血清2m1に生理食塩水20μlを加えた試料の
散乱光強度(以下抗血清ブランクとする)を差引いた値
をさらに抗血清ブランクて割つた値(以下相対差散乱光
強度とする)として表示した。次に、生理食塩水で1@
に希釈した■GG濃度未知のヒト血清20Peを1皓希
釈抗1gG抗血清2m1に加え、同様の方法で一次光波
長400r1mおよび800r1mにおける相対差散乱
光強度を求め、第2図からこの血清中のIgG濃度の決
定を行つた。なお、濃度決定方法は以下のようにした。
第2図の一次光波長400r1mにおける検量線から、
上で求めた濃度未知試料の一次光波長400nmにおけ
る相対差散乱光強度に対する抗原量を2点読みとる(よ
り小さな値をCtOO、より大きな値をC3るOとする
)。一次光波長800nmについても同様に2点の抗原
量を読みとる(同じくC臂0およびC?0とする)。こ
こで、もしもCt(X)とC.?00が等しい楊合はこ
の値を10倍に希釈したヒト血清のIgG濃度とし、C
具00とC曇00が等しい場合にはこの値を1皓に希釈
したヒト血清のIgG濃度と決定する。なお、第2図か
らもわかるように、任意の試料についてCt″とC早0
0とが等しくかつC一AOOとCHOOとが等しくなる
ことはなく、この事実が本発明の原理的裏付けとなつて
いる。本実施例に示したように、従来のネフエロメトリ
ー法で試料の希釈倍率を変えて測光をしなければ定量し
えなかつた抗原を多量に含む試料でも容1易に定量しう
るという効果を本発明は有する。
実施例2第3図に示す装置を用いて、二波長同時測光法
により本発明を実施した。
により本発明を実施した。
光源12にはタングステン灯を用い、これからの光をレ
ンズ系13を通して一次光14とし試料セル15の中の
被測定試料16に当てた。試料セル15としては1cm
角の四面透明螢光セルを用いた。一次光に対し左右90
0方向への散乱光17及び18はそれぞれ干渉フィルタ
ーと吸収フィルターとを組み合わせることにより、波長
450r1m及び650nmの散乱光のみが選択的に透
過しうる単色光器19及び20を経て受光検出器21及
び22で検出されるようにした。)受光検出器21及び
22としては光電子増倍管を用い、それぞれの出力を前
置増巾器23及ひ24に導き、増巾器25及び26で増
巾し、記録計27で同時に記録した。なお、一次光1牡
散乱光17及び18はスリットを通して単色光器に導い
;た。上記の装置を用いて、IgGlヒト免疫グロブリ
ンA(以下1gAとする)、ヒト免疫グロブリンM(以
下1gMとする)及びヒト補体第三成分(以下C3とす
る)の二波長同時測光法によるイムノアツセイを行つた
。
ンズ系13を通して一次光14とし試料セル15の中の
被測定試料16に当てた。試料セル15としては1cm
角の四面透明螢光セルを用いた。一次光に対し左右90
0方向への散乱光17及び18はそれぞれ干渉フィルタ
ーと吸収フィルターとを組み合わせることにより、波長
450r1m及び650nmの散乱光のみが選択的に透
過しうる単色光器19及び20を経て受光検出器21及
び22で検出されるようにした。)受光検出器21及び
22としては光電子増倍管を用い、それぞれの出力を前
置増巾器23及ひ24に導き、増巾器25及び26で増
巾し、記録計27で同時に記録した。なお、一次光1牡
散乱光17及び18はスリットを通して単色光器に導い
;た。上記の装置を用いて、IgGlヒト免疫グロブリ
ンA(以下1gAとする)、ヒト免疫グロブリンM(以
下1gMとする)及びヒト補体第三成分(以下C3とす
る)の二波長同時測光法によるイムノアツセイを行つた
。
なお抗血清はすべて1皓希釈液とし、これの2m1に標
準抗原溶液或いは1皓に希釈した抗原濃度未知のヒト血
清を、IgGについては20μe1その他のIgA,I
gM,C3については50μe添加し、室温で1時間イ
ンキユベーシヨン後測定を行つた。また、抗原濃度未知
のヒト血清の抗原濃度決定は実施例1と同様にして行つ
た。この結果、本実施例で測定対象としたすべてのもの
についてたとえ抗原を過剰に含む試料であつても二波長
測光法により容易に定量可能であることが明らかになつ
た。実施例3第4図は本発明をそれぞれ一つの光源及ひ
受光検出器を用いて実施した装置の系統図てある。
準抗原溶液或いは1皓に希釈した抗原濃度未知のヒト血
清を、IgGについては20μe1その他のIgA,I
gM,C3については50μe添加し、室温で1時間イ
ンキユベーシヨン後測定を行つた。また、抗原濃度未知
のヒト血清の抗原濃度決定は実施例1と同様にして行つ
た。この結果、本実施例で測定対象としたすべてのもの
についてたとえ抗原を過剰に含む試料であつても二波長
測光法により容易に定量可能であることが明らかになつ
た。実施例3第4図は本発明をそれぞれ一つの光源及ひ
受光検出器を用いて実施した装置の系統図てある。
本実施例では光源28にタングステン灯、試料セル31
にはガラス製円筒セル、単色光器34には干渉フィルタ
ーと吸収フィルターとを組み合わせたもの、受光検出器
37には光電子増倍管を用いた。また単色光器として4
50nm或いは65Qr1mの光が透過するものを用意
し、これらを円板35の上に同心円状に配列し、この円
板をコンピューター40からの制御信号41を受けたモ
ータ36で回転させることにより散乱光路上にそれぞれ
の単色光器を遂次配置させるようにした。測定対象をI
gGとし、上記装置を用いて、二波長測光法により抗原
濃度未知試料の免疫学的測定を行つた。なお、被測定試
料の作成方法等は実施例1と同様にした。まず各濃度の
標準抗原溶液を添加した標準試料の各波長における散乱
光強度をコンピューター40に記憶させておき、これと
抗原濃度未知試料を添加した被測定試料の各波長におけ
る散乱光強度とから抗原濃度未知試料の抗原濃度決定を
コンピューター40による演算で行つた。
にはガラス製円筒セル、単色光器34には干渉フィルタ
ーと吸収フィルターとを組み合わせたもの、受光検出器
37には光電子増倍管を用いた。また単色光器として4
50nm或いは65Qr1mの光が透過するものを用意
し、これらを円板35の上に同心円状に配列し、この円
板をコンピューター40からの制御信号41を受けたモ
ータ36で回転させることにより散乱光路上にそれぞれ
の単色光器を遂次配置させるようにした。測定対象をI
gGとし、上記装置を用いて、二波長測光法により抗原
濃度未知試料の免疫学的測定を行つた。なお、被測定試
料の作成方法等は実施例1と同様にした。まず各濃度の
標準抗原溶液を添加した標準試料の各波長における散乱
光強度をコンピューター40に記憶させておき、これと
抗原濃度未知試料を添加した被測定試料の各波長におけ
る散乱光強度とから抗原濃度未知試料の抗原濃度決定を
コンピューター40による演算で行つた。
この演算方式は、実施例1の方法に準じた。本実施例で
も抗原を過剰に含む試料か否かにかかわらず容易にかつ
正確に免疫学的測定が行えた。なお本実施例では単色光
器を散乱光路上に配置したが、これを1次光路上に配置
しても同様な結果が得られた。また単色光器として干渉
フィルターと吸収フィルターを組み合わせたものを用い
たが、これを回折格子に代え同じく計算機からの制御信
号を受けたモーターて回折面を回転させても同様の結果
を得た。実施例4第5図は本発明を二つの光源及び一つ
の受光検出器を用いて実施した装置の系統図である。
も抗原を過剰に含む試料か否かにかかわらず容易にかつ
正確に免疫学的測定が行えた。なお本実施例では単色光
器を散乱光路上に配置したが、これを1次光路上に配置
しても同様な結果が得られた。また単色光器として干渉
フィルターと吸収フィルターを組み合わせたものを用い
たが、これを回折格子に代え同じく計算機からの制御信
号を受けたモーターて回折面を回転させても同様の結果
を得た。実施例4第5図は本発明を二つの光源及び一つ
の受光検出器を用いて実施した装置の系統図である。
本実施例では光源45及び46としてピーク波長の異な
る二個の発光ダイオード(それぞれのピーク波長は73
0nm及び830I1m)を用いた二波長測光法とした
。手動或いはコンピューター57からの信号58て動く
スイッチング回路44に電源42からの直流43を通す
ことによりこれらの二個の発光ダイオードを交互に発光
させるようにした。また試料セル51にはガラス製円筒
セル、受光検出器54には光電子増倍管を用いた。測定
対象をI禮とし、コンピューター57による演算処理方
式を実施例4と同様にして免疫学的測定を行つた。本実
施例でも抗原を過剰に含む試料か否かにかかわらず容易
に抗原濃度未知試料の抗原量を決定することができた。
なお本実施例では光源にピーク波長の異なる二個の発光
ダイオードを用いたが、これらの代りにタングステン灯
二個を用い、それぞれの一次光路上に透過光波長の異な
る(450r1m及び650r1m)干渉フィルターと
吸収フィルターとを組み合わせた単色光器を設置し、そ
れぞれの一次光路上にさらに設けたシャッターを交互に
開閉するという方式を採つても本実施例と同様の結果を
得た。本発明は上記実施例に限るものではないが、以上
説明したごとく本発明によれば、従来の免疫学的測定用
ネフエロメトリー法では被検体の希釈倍率を変えるなど
をしなければ定量不可能であつた抗原を過剰に含む試料
でも正確かつ容易に定量しうる。
る二個の発光ダイオード(それぞれのピーク波長は73
0nm及び830I1m)を用いた二波長測光法とした
。手動或いはコンピューター57からの信号58て動く
スイッチング回路44に電源42からの直流43を通す
ことによりこれらの二個の発光ダイオードを交互に発光
させるようにした。また試料セル51にはガラス製円筒
セル、受光検出器54には光電子増倍管を用いた。測定
対象をI禮とし、コンピューター57による演算処理方
式を実施例4と同様にして免疫学的測定を行つた。本実
施例でも抗原を過剰に含む試料か否かにかかわらず容易
に抗原濃度未知試料の抗原量を決定することができた。
なお本実施例では光源にピーク波長の異なる二個の発光
ダイオードを用いたが、これらの代りにタングステン灯
二個を用い、それぞれの一次光路上に透過光波長の異な
る(450r1m及び650r1m)干渉フィルターと
吸収フィルターとを組み合わせた単色光器を設置し、そ
れぞれの一次光路上にさらに設けたシャッターを交互に
開閉するという方式を採つても本実施例と同様の結果を
得た。本発明は上記実施例に限るものではないが、以上
説明したごとく本発明によれば、従来の免疫学的測定用
ネフエロメトリー法では被検体の希釈倍率を変えるなど
をしなければ定量不可能であつた抗原を過剰に含む試料
でも正確かつ容易に定量しうる。
また抗原過剰領域をも測定範囲にする本発明は、それだ
け試薬として用いる抗血清の希釈倍率を高くとることが
でき、一試料の定量に要する試薬のコストを低減させる
効果をも有する。なお本発明になる二波長測光法につい
てはその二波長の差が50r1m以上であれば、十分に
本発明を実施しうることが実験的に確認された。
け試薬として用いる抗血清の希釈倍率を高くとることが
でき、一試料の定量に要する試薬のコストを低減させる
効果をも有する。なお本発明になる二波長測光法につい
てはその二波長の差が50r1m以上であれば、十分に
本発明を実施しうることが実験的に確認された。
第1図はネフエロメトリー法による免疫学的測定の検量
線を示す図である。 この図において1は従来法の免疫学的測定に用いられる
測定範囲、2は抗原過剰域を表わす。第2図はIgGの
検量線を示す図である。 この図において3,4はそれぞれ一次光波長400nm
及ひ800r1mにおける検量線てある。第3図は実施
例2に記載した装置の系統図である。 この図において、12は光源、13はレンズ系、14は
一次光、15は試料セル、16は被測定試料、17及び
18は散乱光、19及ひ20は単色光器、21及び22
は受光検出器、23及び24は前置増巾器、25及び2
6は増巾器、27は記録計を表わす。第4図は実施例3
に記載した装置の系統図である。
線を示す図である。 この図において1は従来法の免疫学的測定に用いられる
測定範囲、2は抗原過剰域を表わす。第2図はIgGの
検量線を示す図である。 この図において3,4はそれぞれ一次光波長400nm
及ひ800r1mにおける検量線てある。第3図は実施
例2に記載した装置の系統図である。 この図において、12は光源、13はレンズ系、14は
一次光、15は試料セル、16は被測定試料、17及び
18は散乱光、19及ひ20は単色光器、21及び22
は受光検出器、23及び24は前置増巾器、25及び2
6は増巾器、27は記録計を表わす。第4図は実施例3
に記載した装置の系統図である。
Claims (1)
- 1 抗原抗体結合物を含む測定試料に二つの波長の一次
光を照射し、該一次光の散乱光強度を測定し、該散乱光
強度から得られる仮想的な抗原濃度を含む複数の抗原濃
度を求め、これら複数の抗原濃度を数値的に対比するこ
とにより真の抗原濃度を判別することを特徴とする免疫
学的測定用ネフエロメトリー法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11267577A JPS6058826B2 (ja) | 1977-09-21 | 1977-09-21 | ネフエロメトリ−法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11267577A JPS6058826B2 (ja) | 1977-09-21 | 1977-09-21 | ネフエロメトリ−法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5446829A JPS5446829A (en) | 1979-04-13 |
JPS6058826B2 true JPS6058826B2 (ja) | 1985-12-21 |
Family
ID=14592654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11267577A Expired JPS6058826B2 (ja) | 1977-09-21 | 1977-09-21 | ネフエロメトリ−法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058826B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576344A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-13 | Joko:Kk | Method for removing noise in immune nephelometric analyzing apparatus |
JPH0635980B2 (ja) * | 1985-06-05 | 1994-05-11 | 東亜医用電子株式会社 | 体液成分の測定方法 |
JPH076985B2 (ja) * | 1986-11-28 | 1995-01-30 | 株式会社島津製作所 | 抗原−抗体反応の測定法 |
WO1993003379A1 (en) * | 1991-07-26 | 1993-02-18 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | An assay with signal detection in the presence of a suspended solid support |
-
1977
- 1977-09-21 JP JP11267577A patent/JPS6058826B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5446829A (en) | 1979-04-13 |
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